先 生 本学に採用された教員の皆様へ ~はじめに知っておいて欲しいこと~ 平成 27年4月 北海道大学 はじめに このたび,本学の教員に着任された皆様に心より歓迎の意を表しますとともに,本学でのご活躍を期 待申し上げます。 着任されたばかりの皆様にとっては,これから本学で職務を行うに当たって,職務上気をつけなくて はいけないことは何か,必要なことはどこへ問い合わせたらよいのかなどについて,理解しにくい面も 多々あると思います。 そこで本書では,皆様方にはじめに知って欲しいこと,是非理解しておいていただきたいことを精選 し,コンパクトにまとめてみました。 もとより,本学の職員として必要な事柄は本書に記載されたことに尽きるわけではありませんが,ま ずはじめの参考資料として一読くださり,活用いただきますよう,お願いいたします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 目 次 Ⅰ 職務上注意すべきこと 1 職員の倫理について・・・・・・・・・・・・ 1 2 ハラスメントの防止・・・・・・・・・・・・ 2 3 研究活動において行ってはいけないこと ・・ 2 4 研究安全について・・・・・・・・・・・・・ 3 5 安全保障輸出管理について・・・・・・・・・ 5 6 研究室における非正規職員の雇用について・・ 6 7 情報セキュリティ対策,ソフトウェアの 適正使用等について・・・・・・・・・・・・ 6 8 化学物質・廃液等の管理等について・・・・・ 7 Ⅵ 9 個人情報の保護について・・・・・・・・・・ 9 10 researchmap の ID 取得及び学位や業績等 データの入力について・・・・・・・・・・・ 10 11 シンボルマーク・ロゴマーク等の 使用手続きについて・・・・・・・・・・・・11 Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 服務等について 1 勤務時間について・・・・・・・・・・・・ 12 2 他で本務以外の業務に従事する場合(兼業) の取扱い・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 3 定期健康診断について・・・・・・・・・・・13 Ⅶ 4 職員証について・・・・・・・・・・・・・・13 5 シラバス・成績などの入力(教務情報 Web) について・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 入試実施業務について・・・・・・・・・・・ 7 外国人留学生の受入れについて・・・・・・・ 8 ファカルティ・ディベロップメント(FD) について・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 21 21 23 研究・産学連携関係 1 競争的資金等の種類と手続き・・・・・・・・ 24 2 企業等との共同研究,受託研究について・・・ 25 3 研究から生まれた発明,特許出願,成果有体物 等について・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 4 プレスリリース(研究成果の発表)に ついて・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 5 科研費に係る研究成果報告書の提出遅延 行為について・・・・・・・・・・・・・・・ 26 6 ResearcherID の登録について・・・・・・・ 27 施設の利用 1 大学施設の利用について・・・・・・・・・・ 28 2 構内入構車両の抑制について・・・・・・・・ 29 財務・会計について 1 物品等の発注について・・・・・・・・・・・14 (参考1)その他知っておくと便利なこと 1 大型研究設備及びオープンラボの利用について・・ 2 単価契約物品の発注について・・・・・・・・14 2 中央キャンパス総合研究棟「レンタル 3 経費の立替について・・・・・・・・・・・・14 スペース」の利用について・・・・・・・・・ 4 出張申請(旅費の支給申請手続)について・・ 15 3 北海道大学東京オフィスについて・・・・・・ 5 謝金(謝礼)の支払いについて・・・・・・・ 15 4 名刺の作成について・・・・・・・・・・・・ 6 その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 32 32 32 33 (参考2)本学の運営組織等について 情報ネットワーク等について 1 国立大学法人制度のポイント・・・・・・・・ 34 1 本学の情報ネットワークについて・・・・・・ 17 2 本学の運営組織・意思決定等・・・・・・・・ 36 2 学内共通システムへのアクセス方法について・ 17 3 本学の教育研究組織・事務組織・・・・・・・ 38 4 北海道大学創基150年に向けた近未来戦略 ・41 教育・学生支援関係 1 北海道大学の教育における3つの方針・・・・19 2 教育倫理綱領について・・・・・・・・・・・19 3 成績評価について・・・・・・・・・・・・・ 19 4 全学教育及び総合教育への協力について・・・ 20 Ⅰ 1 職務上注意すべきこと 職員の倫理について 本学においては,勤務する役員及び職員の職務について国民の疑惑や不信を招く行為の防止を図り, 本学の業務に対する国民の信頼を確保する目的から,役職員倫理規程を定めています。 規程の内容については,下記URLからご覧になれますが,具体的には以下の行為が禁止されてい ます。 北海道大学HP→教職員向け→学内限定情報・システム→北海道大学規則集→第5編人事→第3章服務 →国立大学法人北海道大学役職員倫理規程 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000465.html 利害関係者との下記の行為を禁止 ① 金銭,物品又は不動産の贈与を受けること ② 金銭を借りること ③ 物品を許可なく無償で借りたり,不動産を無償で借りること ④ 無償で役務の提供を受けること ⑤ 未公開株式を譲り受けること ⑥ 供応接待を受けること ⑦ 共に飲食,遊技,ゴルフ,旅行を行うこと 【利害関係者とは】 ① 物品契約等を締結している事業者,契約の申込みをしようとしている事業者等 ② 本学への入学を志願する者,懲戒処分の対象となる学生及びその関係者 ③ 本学に職員として採用を希望する者及びその関係者 利害関係者以外の者との禁止行為 利害関係者に該当しない事業者等であっても,その者から供応接待を繰り返し受ける等,通常一般 の社交の程度を超えて供応接待又は財産上の利益の供与を受けることは禁止されています。 その他 学位審査委員となった場合は,審査等の対象となる者から供応接待又は財産上の利益の供与を受ける ことが禁止されています。(北海道大学学位規程第16条の2) 北海道大学HP→教職員向け→学内限定情報・システム→北海道大学規則集→第2編通則及び学位 →北海道大学学位規程 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000072.html ・国立大学法人の職員は,「みなし公務員」として,公務員と同様の刑法その他の罰則が適用されます のでご注意願います。(国立大学法人法第19条) 1 2 ハラスメントの防止 本学においては,ハラスメントの防止等のため,ハラスメント防止規程を定めています。 本学のハラスメント防止対策(相談員, 規程, ガイドライン等)は下記URLからご覧になれます。 北海道大学HP→教職員向け→ハラスメント防止対策 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/soumubu/jinjika/sekuhara/index.htm 【ハラスメントとは】 相手をその意思に反して不快,不安に陥れる言動(いじめ,嫌がらせ,辱め) セクシュアルハラスメント 職員による他の者を不快にさせる性的な言動(相手が不快に感じた場合にセクハラとなる。) 【2タイプに分類】 ・対価型:教育・研究上の地位を利用して性的な要求や誘いかけを行い,その対応によって利益ま たは不利益を与える。 ・環境型:相手の意に反する性的な言動や要求を行うことにより,就業・修学意欲を損なわせ,不 快感や不利益を与える。 アカデミックハラスメント 職員が本学の職務上・研究上の地位を不当に利用して,他の者の権利を侵害,又は人格を辱める言動 【具体的事例】 ①教育的指導の不当な拒否や放置など教育上の修学・権利の侵害 ②研究活動の不当な制限や要求など研究上の権利の侵害 ③業務上の著しく不公平・不当な評価など就業上の権利の侵害 ④職員又は学生等に対する脅迫・名誉毀損・侮辱・暴言など精神的な攻撃 3 研究活動において行ってはいけないこと 研究活動において,次に掲げるような不正行為及び不正使用が社会的に報じられることがあります。 ①研究・調査データのねつ造,改ざん,盗用等,研究活動上の不正行為 ②カラ発注(預け金),カラ給与,カラ謝金,カラ出張等,研究費の不正使用 本学では,上記の不正行為及び不正使用を防止するため,以下の取組を実施しています。 ・ 研究活動を行うすべての科学者の研究活動上の責任を明確にするため,「北海道大学における 科学者の行動規範」を制定 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究活動上の不正行為及び研究費の不正使用への対応)科学者の行動規範 http://www.hokudai.ac.jp/research/injustice/standards/kihan.pdf 2 ・ 競争的資金等の運営・管理に関わる教職員の責任を明確にするため,「国立大学法人北海道大 学における公的研究費の使用に関する行動規範」を制定 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究活動上の不正行為及び研究費の不正使用への対応)公的研究費の使用 に関する行動規範 http://www.hokudai.ac.jp/research/injustice/kenkyuhikihan/kenkyuhikihan.pdf ・ 研究費の不正使用を発生させる要因を減少させ,研究費の不正使用を防止するため,「国立大 学法人北海道大学研究費不正使用防止計画」を制定 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究活動上の不正行為及び研究費の不正使用への対応)研究費不正使用 防止計画 http://www.hokudai.ac.jp/research/injustice/plan/plan.pdf ・ 研究活動に関する複雑なルールをできるだけわかりやすく記載し,教職員の方々の理解を深め るため,「研究活動に関するハンドブック」を作成 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究活動上の不正行為及び研究費の不正使用への対応)研究活動に関す るハンドブック http://www.hokudai.ac.jp/research/injustice/handbook/kenkyu_handbook.pdf ・ 研究費等の不正・不適切な使用を防止するため,教職員等を対象に,インターネット上での 「研究費不正使用防止研修」を実施 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究活動上の不正行為及び研究費の不正使用への対応)研究費不正使用防 止研修 http://www.hokudai.ac.jp/research/injustice/kensyu/ ※ 研究活動上の不正行為及び研究費の不正使用が疑われる場合には,調査委員会において調査 を実施し,不正行為及び不正使用が存在したと認定された場合には,就業規則等の定めるとこ ろにより懲戒等の処分を受けることがあります。 なお,当該不正が競争的資金に係る場合には,当該資金の配分元から厳しいペナルティーを 受けることとなります。 例えば,代表的な競争的資金である科研費では,不正使用を行った場合,最大 10 年間,科 研費の応募資格が制限されます。 また,自ら不正使用に関与していない場合でも,研究資金の管理責任者としての責務を全う しなかった場合(「善管注意義務違反」)には,最大 2 年間応募資格が制限されます。 4 研究安全について (1)放射性同位元素(RI)の使用 RI を使用するためには,事前に取扱者として放射線施設(管理部局)に所属部局を通じて登録す る必要があります。 【登録の流れ】:登録の申請 → 全学教育訓練受講 → 健康診断受診で「判定:可」 → RI 施設が実施する教育訓練受講 新規登録後も,毎年更新の手続を行うことが必要であり,その際には改めて教育訓練を受講する とともに,健康診断を受診し,健康診断の結果の判定が「可」である必要があります。なお,RI は 承認を受けた放射線施設内でしか使用できないので注意してください。また,RI を新規に購入又は 3 譲り受ける場合などは所定の手続きが必要です。詳細は所属部局等の担当事務へご相談ください。 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究倫理・生命倫理)放射性同位元素等 http://www.hokudai.ac.jp/research/ethics/ri/ (2)X線装置の利用 X線を利用するためには,事前に取扱者として登録する必要があります。 (RI 取扱者としての登 録があれば不要) 【登録の流れ】:登録の申請 → 全学教育訓練受講 → 健康診断受診で「判定:可」 なお,X線装置を新たに設置又は移転する場合は,労働基準監督署へ届出が必要ですので,工事 着工日の 40 日前までに所属部局等の担当事務を経由して総務課安全衛生室へ書類を提出してくだ さい。詳細は所属部局等の担当事務へご相談ください。 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究倫理・生命倫理)エックス線装置等 http://www.hokudai.ac.jp/research/ethics/x-ray/ (3)国際規制物資の取扱い 国際規制物資を使用する場合は,「核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に 基づき原子力規制委員会の許可を受けなければなりません。ただし,ウランやトリウムについては, 数量によって許可の種類が異なります。なお,国際規制物資には,次のものが該当し,すべて国際 規制物資として登録して管理することが必要ですので注意してください。 酢酸ウラニル,硝酸ウラニル,酸化トリウム,硝酸トリウム,酸化ウラン,硝酸ウラン,八三酸化 ウラン,酢酸ウランナトリウム,塩化トリウム,二酸化ウラン,酢酸マグネシウムウラニル,ギ酸 ウラニル など 詳細は所属部局等の担当事務へご相談ください。 (4)麻薬の取扱い 研究遂行上,麻薬を取扱う場合は,麻薬研究者免許申請が必要です。詳細は下記 URL をご参照 の上,所属部局等の担当事務へご相談ください(「麻薬研究者に係る麻薬取扱いの手引き」掲載)。 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究倫理・生命倫理)麻薬研究 http://www.hokudai.ac.jp/research/ethics/narcotics/ (5)向精神薬の取扱い 研究遂行上,向精神薬を使用する場合は,以下の申請・届出が必要です。 ・向精神薬試験研究施設設置者登録申請書(所属部局等全体として新規に取扱う場合) ・向精神薬試験研究施設設置者変更届(所属部局等で登録済みの使用場所,保管場所に追加, 削除等の変更がある場合) 詳細は下記 URL を参照の上,所属部局等の担当事務へご相談ください(「向精神薬の取扱いにつ いて」掲載) 。 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究倫理・生命倫理)向精神薬 http://www.hokudai.ac.jp/research/ethics/psycho/ (6)特定動物又は特定外来生物の飼養に必要な手続 研究遂行上,特定動物(「動物の愛護及び管理に関する法律施行令第2条別表」参照)又は特定 外来生物(http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/index.html(環境省 HP))を飼 養する必要がある場合は,それぞれ飼養等の許可申請を行う必要があります。詳細の手続について 4 は,所属部局等の担当事務へご相談ください。 (7)病原体等の所持及び使用のための手続 研究遂行上,BSL(バイオセーフティレベル)2以上の病原体等を使用する場合は,所属部局等 の長へ申請し,部局委員会の審査を受けることが必要です。また,二種病原体等,三種病原体等, 家畜伝染病病原体又は届出伝染病等病原体を所持する場合には,事前の手続が必要です。なお,二 種病原体等には「ボツリヌス毒素」が,四種病原体等には「志賀毒素」が含まれます。手続の詳細 は下記 URL を参照の上,所属部局等の担当事務へご相談ください(「北海道大学病原体等安全管理 取扱マニュアル」掲載) 。 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究倫理・生命倫理)病原体等使用実験 http://www.hokudai.ac.jp/research/ethics/pathogen/ (8)動物実験を行う際の手続 動物実験を実施する場合は,事前に,実験を行おうとする施設の申請(紙媒体)と実験計画の申 請(電子申請システム)を行い,全学委員会の審査を経て総長の承認を受けることが必要です。詳 細は下記 URL を参照の上,所属部局等の担当事務へご相談ください(「北海道大学動物実験実施マ ニュアル」掲載)。 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究倫理・生命倫理)動物実験等 http://www.hokudai.ac.jp/research/ethics/animal/ (9)遺伝子組換え実験を行う際の手続 遺伝子組換え実験を実施する場合は,事前に,実験を行おうとする施設の申請と拡散防止措置承 認申請を行い,全学委員会の審査を経て総長の承認を受けることが必要です。なお,ゲノム編集に 関しては届出が必要な場合があります。詳細は下記 URL を参照の上,所属部局等の担当事務へご 相談ください。(「北海道大学遺伝子組換え実験等安全管理マニュアル」掲載) 北海道大学HP→研究・産学連携→(研究倫理・生命倫理)遺伝子組換え実験等 http://www.hokudai.ac.jp/research/ethics/gene/ 5 安全保障輸出管理について 国際的な平和及び安全の維持のため,武器そのものの他,高性能な工作機械や生物兵器の原料と なる細菌など,軍事的に転用されるおそれのある物及びその技術が,大量破壊兵器等の開発者やテ ロリスト集団などに渡ることを未然に防ぐために輸出等を管理することが法令上求められていま す。 これを受けて,外国へサンプルや研究資機材等を輸出(携行)する場合や,外国から留学生や研 究者等を受け入れる場合,海外共同研究者との研究交流,並びに海外での研究発表など,輸出する 物や技術,発表する技術内容,又は受け入れる相手や指導内容等が事前に経済産業省の許可を要す るものではないかを確認する必要があります。そのため,事前確認シートや該非判定・取引審査票 の提出が必要です。詳細は下記 URL を参照の上,所属部局等の担当事務へご相談ください。 北海道大学HP→研究・産学連携→(安全保障輸出管理)安全保障輸出管理 http://www.hokudai.ac.jp/research/export-control/ 5 6 研究室における非正規職員の雇用について 各研究室において研究室の運営上必要な場合には,外部資金その他の経費で,特任教員,契約職 員や短時間勤務職員などの非正規職員を公募の方法により雇用することができます。非正規職員を 雇用しようとする場合には,労働者との紛争を防止するため,雇用年限等の労働条件,雇用手続き 等について,あらかじめ所属部局等の担当事務にご相談ください。 また,研究室で実施する業務を他者に依頼する場合であって,かつ,依頼する相手方との間に使 用従属関係が存在するような場合には,季節的・一時的なものであっても,雇用契約を締結する必 要があり,その報酬については「給与」として支給しなければなりません。 (※謝金(謝礼)として支払うことはできません。謝金については15ページをご参照ください。) 7 情報セキュリティ対策,ソフトウェアの適正使用等について (1)情報セキュリティ対策について 本学では,安全安心な情報環境を保つため,情報セキュリティポリシーとして「情報セキュリテ ィの基本方針」及び「情報セキュリティ対策規程」を,またコンピュータに係る情報の取扱い方に ついては「情報倫理ガイドライン」を作成しています。 これらを遵守いただくとともに,学内でコンピュータを利用する学生,大学院生にも遵守するよ うご指導願います。 なお,「情報セキュリティの基本方針」,「情報セキュリティ対策規程」及び「情報倫理ガイドラ イン」の詳細については,次のウェブページをご覧ください。 ・ 「北海道大学における情報セキュリティの基本方針」 北海道大学HP→教職員向け→情報環境推進本部→情報セキュリティ→北海道大学情報セキュリティ基 本方針 http://ict.general.hokudai.ac.jp/hp-file/honbu/hoshin.pdf ・ 「北海道大学情報セキュリティ対策規程」 北海道大学HP→教職員向け→情報環境推進本部→情報セキュリティ→北海道大学情報セキュリティ対 策規程 http://ict.general.hokudai.ac.jp/hp-file/honbu/kitei.pdf ・ 「情報倫理ガイドライン」 北海道大学HP→教職員向け→情報環境推進本部→情報環境推進本部資料→情報倫理ガイドライン http://ict.general.hokudai.ac.jp/hp-file/sub1-6.pdf 【問い合わせ先】情報環境推進本部情報推進課 総務企画担当 E-Mail:[email protected] 内 線:2923 (2)コンピュータソフトウェアの使用について 本学では,ソフトウェアライセンスの適切な使用を推進するために,学内で利用されている全て のパソコン等を対象とした調査を実施しており,本学において新たにPCを使用する場合には「P C等管理台帳」の提出をお願いしております。 このため,本学に採用後30日以内にPC毎にソフトウェアライセンス証書(使用許諾書)等を 確認のうえ「PC等管理台帳」を作成し,証憑類を添付のうえご提出願います。 この「PC等管理台帳」の提出がない場合,ソフトウェア使用に係る一切の責任(外部からの遵 守状況確認のための調査経費,損害賠償を含む全請求額等)はご本人が負う点ご承知おきください。 なお,「PC等管理台帳」の作成・提出に関する詳細については,次のウェブページをご覧くだ さい。 6 ・ 「ソフトウェアライセンス調査(新規採用教員向け)」 北海道大学HP→教職員向け→情報環境推進本部→PC 等管理台帳の作成・提出 http://ict.general.hokudai.ac.jp/hp-file/honbu/sub16.html 【問い合わせ先】 情報環境推進本部情報推進課 業務システム運用担当 E-Mail: [email protected] 内 線:3206 (3)ソフトウェアの一括購入等について 本学では,学内ネットワークに接続されているPCのウィルス感染からの保護,ソフトウェアの 不適切な利用の防止並びに公費等(科研費等外部資金を含む)で購入するウィルス対策ソフト及び 主要オフィスソフト等の安価な調達のため,一括購入等を行っております。 なお,具体的な購入方法等に関する詳細については,次のウェブページをご覧ください。 ・ 「ソフトウェアの一括購入等について」 北海道大学HP→教職員向け→情報環境推進本部→ ソフトウェアの一括購入等について http://ict.general.hokudai.ac.jp/hp-file/sub10.html 【問い合わせ先】 情報環境推進本部情報推進課 業務システム運用担当 E-Mail:[email protected] 内 線:2164 (4)大学として包括契約を締結しているソフトウェアの使用について 本学では,以下のソフトウェア製品を使用することができる包括契約を締結しており,シングル サインオンシステムにログイン後,包括契約ソフトウェアユーザー申請システムにおいて利用登録 を行うことにより,別途購入手続きを行うことなく,ソフトウェアを使用することができます。 ・ Adobe Creative Cloud Enterprise ・ Microsoft Office 365 Pro Plus 使用可能なアプリケーションや使用条件,使用方法などの詳細については,同申請システムで説 明しておりますので,そちらをご確認ください。 【問い合わせ先】 8 情報環境推進本部情報推進課 業務システム運用担当 E-Mail: [email protected] 内 線:3206 化学物質・廃液等の管理等について 本学の化学物質管理体制については「国立大学法人北海道大学化学物質等管理規程」をご参照ください。 北海道大学 HP→広報・公開→北海道大学規則集→第 6 編 安全,衛生及び管理 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000778.html (1)化学物質の安全管理 ① 全般 ・ 「化学物質取扱の手引」を参照してください。この手引は毎年度更新されています。所属部局等の 担当事務を通じて最新版を入手してください。 ・総長が毎年実施する「化学物質取扱講習会」を受講してください。詳しい日程については所属部 局等の担当事務から別途案内があります。 ・法規制の有無に関わらず,危険有害性を有する化学物質は多く存在しますので,個別の化学物質 の安全情報については,安全データシート(SDS, Safety Data Sheet)を活用してください。 ・化学物質を入手・使用・廃棄する場合,北海道大学化学物質管理システム(HOCRIS)への登録が 必要になります。詳しい登録ルールは HOCRIS のトップページからご参照ください。 7 北海道大学 HP→教職員向け→学内限定情報・システム→化学物質管理システム ② 消防法に基づく危険物 ・危険物を扱う実験室内では直火は使用できません。 ・一防火区画あたり指定数量 0.2 倍の保管数量を厳守してください。特に可燃性有機溶媒は数量超 過が生じやすいので,18L 缶を実験室に複数本持ち込まないように努めてください。 ・禁水性物質を扱う際には数量に関わらず細心の注意を払ってください。 ・混触危険性のある化学物質同士が不用意に混合されないように,保管・使用・廃棄の際には充分 注意してください。 ③ 毒物および劇物 ・管理体制については「国立大学法人北海道大学毒物及び劇物管理内規」を参照してください。 北海道大学 HP→広報・公開→北海道大学規則集→第 6 編 安全,衛生及び管理 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000784.html ・毒物劇物使用責任者の選任が必要です。所属部局等の担当事務に確認してください。 ・毒物及び劇物は,それぞれ分けた上で,堅固な金属製等の専用の保管庫(ガラスやプラスチック の扉は不可)に保管して施錠管理してください。また鍵は教職員が厳重に管理してください。 ・保管庫には「医薬用外毒物」 ,「医薬用外劇物」の表示を決められたとおりに行ってください。 ・使用ごとに HOCRIS で重量を記録してください。また,定期的に在庫と照合してください。 ・盗難・紛失等が発覚した際には,所属部局等の担当事務に事故報告を行ってください。 ④ 有機溶剤・特定化学物質(労働安全衛生法) ・揮発性や飛散性を有する化学物質を扱う際には原則としてドラフトチャンバー等の局所排気装置 を用いて作業者のばく露防止と実験室の作業環境管理に努めてください。 北海道大学 HP→安全衛生本部→北海道大学の安全管理→局所排気装置 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/safety/2-03.html ・作業環境測定が必要です。対象箇所の調査の際に所属部局等の担当事務にお申し出ください。 北海道大学 HP→安全衛生本部→北海道大学の安全管理→作業環境測定 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/safety/2-06.html ・特殊健康診断を受診してください。なお,本学では教職員だけでなく,対象物質を扱う学生につ いても受診可能です。所属部局等の担当事務までお問い合わせください。 ・決められた安全表示を行ってください。 ⑤ 高圧ガス ・ガスボンベは立てて使用・保管しなければなりません。地震等の際も倒れないように鎖やベルト 等で上下2点支持をしてください。また,ボンベラック自体も床または壁に固定してください。 ・ガスボンベ保有量の縮減に努めてください。また,計画的に購入・使用して長期滞留することの ないように努めてください。 ・長期滞留されたガスボンベは危険です。特に着任前から実験室に放置されていたガスボンベを発 見したら触らずに所属部局等の担当事務を通して返却・処分するようにしてください。 ・液体ヘリウム・液体窒素の供給を受けたい場合は,所属部局等の担当事務へお問い合わせくださ い。 (2)化学物質の排出管理(「化学物質取扱の手引」(第3編 化学物質の排出)参照) ① 実験排水 8 ・有害物質を含む廃液を排水経路に流してはいけません。溶媒抽出の水層も廃液として回収します。 ・有害物質と接触した器具の洗浄液も廃液として回収しなければなりません。また,廃液回収が必 要な洗浄操作は流し台で行ってはいけません。 ・揮発した有機溶剤が排水に流出するので,有機溶媒の減圧に水流アスピレータは使えません。 ② 有害廃液 ・管理体制については「国立大学法人北海道大学有害廃液取扱規程」をご参照ください。 北海道大学 HP→広報・公開→北海道大学規則集→第 6 編 安全,衛生及び管理 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000290.html ・廃液容器は環境保全センターで配布しています。全学共通で使うので容器自体に所属等は記入し ないでください。なお,容器が不足するときは各部局の有害廃液管理補助者にご連絡ください。 ・廃液は廃液分類(「化学物質取扱の手引」付録 (6)廃液分類早見表)」参照)ごとに,内容物が判 るようにして分別貯留してください。 ・貯留する廃液量は容器側面の10Lの目盛り以下にしてください。また,有害蒸気による室内空 気の汚染を防ぐために,漏斗等を挿したままにせずフタをしっかり締めてください。 ・万が一,廃液容器にクラック等が生じて廃液が漏れた際に備えて,漏れた廃液全量を受け止めら れる容量(10L)のバット等に入れて貯留してください。 ・廃液収集の際には,HOCRIS にて必要事項を記載した表示札を作成して容器に付けてください。 ・部局ごとに,収集場所及び搬出日が指定されています。 ③ 不要試薬の処分 ・不要試薬や空容器の適正処分に努めてください。 ・着任時の実験室に不要試薬があった場合には,所属部局等の担当事務までご相談ください。 ④ PRTR 法指定物質 ・PRTR 法および札幌市環境確保条例に関する年間集計は HOCRIS で行っています。各実験室で の記録に誤りがあるとキャンパス全体の届出内容にも影響するので,対象物質についての日常の 記録に間違いがないように特にご注意ください。 【問い合わせ先】 化学物質の安全管理:安全衛生本部 内 線:4882 化学物質の排出管理:環境保全センター 内 線:5556 【資 料】 「安全の手引」(北海道大学安全衛生本部発行) 「化学物質取扱の手引」(北海道大学安全衛生本部・北海道大学サステイナブルキャンパス推進本 部環境保全センター発行) 9 個人情報の保護について 個人情報の取扱いが重要視される中,本学では「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する 法律(平成 15 年法律第 59 号)」等を踏まえて,本学の規程において,保有個人情報の漏えい,滅失 又はき損の防止その他の保有個人情報の適切な管理のために必要な措置を定めています。 (1)個人情報とは 生存する個人に関する情報であって,特定の個人を識別することができるもの 9 (2)個人情報の事例 ① 学生等の氏名,年齢,生年月日,住所,電話番号,受講科目,健康診断結果,成績表,指導要 録,内申書,入試の成績及び順位,人物評価,科目履修表など ② 教職員の氏名,生年月日,住所,電話番号など ③ 特定の個人を識別できるメールアドレス情報 (3)個人情報の取扱いに関する主な留意事項 ① 利用目的の特定・保有の制限 個人情報を保有するに当たっては,業務を遂行するため必要な場合に限り,かつ,その利用の 目的をできる限り特定しなければなりません。また,利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人 情報を保有してはなりません。 ② 利用目的の明示 本人から直接,書面(電磁的記録を含む)により個人情報を取得するときは,あらかじめ本人 に対して,その利用目的を明示しなければなりません。 ③ 利用及び提供の制限 法令に基づく場合を除き,利用目的以外の目的のために保有個人情報を自ら利用・提供しては いけません。 (4)適切な管理等 昨今,新聞報道等で,個人情報の漏えい事案が多く報じられています。個人情報の漏えいを防止 するため,当該情報パスワードを設定するなどの必要な措置を講じ,適切な管理に努めてください。 また,職場の秘密情報や個人情報等を扱うパソコンには,ファイル交換ソフト(Winny 等)をイン ストールしないでください。 万が一保有する個人情報が漏えいするなどの事案が発生した場合には,速やかに所属部局長に報 告してください。 (5)参考URL ①「個人情報保護の手引き-個人情報の適切な管理のために-(北海道大学)」 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/gakunai/hogo/ ②「行政機関と独立行政法人等の個人情報保護(パンフレット)(総務省)」 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/kanri/horei_kihon.html 10 researchmapのID取得及び学位や業績等データの入力について 大学は,学校教育法施行規則の規定により,各教員が有する学位及び業績を公表すること」が義務付 けられております。 本学では,これらの情報を,本学ホームページ「研究者総覧」において公表しておりますが,同ペー ジに掲載される情報のうち,学位や研究業績等の情報は,科学技術振興機構(JST)及び国立情報学研 究所(Nii)が共同運営する研究者データベース「researchmap」に登録されたデータを基に公表して おります。 ついては,本学に採用された教員(特任教員を含む。)の方々におかれましては, 「researchmap」 に,学位や業績等のデータを登録していただきますよう,ご協力をお願いいたします。 「researchmap」は,研究論文,科研費,特許等の情報を外部システムから容易に取り込むことが できることから,手入力が大幅に削減されているほか,研究教育活動を支援する便利な機能も利用でき 10 ますので,是非,積極的にご活用ください。 入力作業の概略は,以下のとおりです。 ①JST「researchmap」の ID を取得(未取得者のみ) ②JST「researchmap」へデータを登録 ③本学「研究者総覧」の表示確認(必要に応じ JST「researchmap」のデータを修正) (JST「researchmap」へ登録された研究業績等のうち,「公開」に設定したもののみが本学「研 究者総覧」においても公表されますので,「学位」の情報は,必ず「公開」に設定願います。) 入力作業の詳細は,下記 URL を参照願います。 北海道大学HP→教職員向け→「researchmap 利用手引き」 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/RandR/index.html 【問い合わせ先】総務企画部企画課業務分析担当 内 線:2062 E-Mail : [email protected] 11 シンボルマーク・ロゴマーク等の使用手続きについて 大学の業務及び教育・研究活動において使用する場合など,一定の使用範囲で本学のシンボルマー ク・ロゴマークを使用することができます。 使用範囲やマークのダウンロード等の使用手続きについては,下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→大学案内〈大学の紹介〉→シンボルマーク・スクールカラー・ロゴマーク http://www.hokudai.ac.jp/introduction/information/symbol/ 11 Ⅱ 1 服務等について 勤務時間について ① 本学職員の所定労働時間は,1日7時間45分,週38時間45分です。 基本の勤務時間等:(勤務時間 8:30~17:00,休憩時間 12:15~13:00) ② 教員は,裁量労働制が適用されており,始業・終業及び実労働時間は教員各自の裁量によります。 【裁量労働制とは】 業務の性質上,業務遂行の手段や方法,時間配分等を労働者の裁量に委ねる制度。 ③ 裁量労働制は,大学に出勤しなければ適用されないため,出張等を除き,出勤しない日は,休暇 の申請が必要ですのでご注意ください。 関連規程:「国立大学法人北海道大学職員労働時間,休憩,休日及び休暇規程」 (裁量労働制については同規程第 16 条に規定) 北海道大学HP→教職員向け→学内限定情報・システム→北海道大学規則集→第5編人事→第4章労働時間等 →国立大学法人北海道大学職員労働時間,休憩,休日及び休暇規程 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000453.html 2 他で本務以外の業務に従事する場合(兼業)の取扱い 本学職員は許可を受けなければ,兼業に従事することはできません。許可基準や勤務時間の取り扱い 等は以下のとおりです。兼業を行う場合には,所属部局等の担当事務へご相談ください。 関連規程:「国立大学法人北海道大学職員兼業規程」 北海道大学HP→教職員向け→学内限定情報・システム→北海道大学規則集→第5編人事→第3章服務 →国立大学法人北海道大学職員兼業規程 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000466.html (1)許可基準 ① 本務の遂行に支障が生じない。 ② 兼業先との間に利害関係がない。 ③ 本学における職務の責任と兼業先に対する職務の責任が相反しない。 ④ 職務の公正性及び信頼性の確保に支障が生じない。 (2)勤務時間の取扱い 兼業内容 従事する時間の取扱い 国,地方公共団体の委員等 職務に準ずるものとして従事 学外非常勤講師 職務専念義務免除により従事 勤務時間外に従事 年次有給休暇,休日等に従事 上記以外の兼業 (3)報酬の範囲 報酬額の上限については,社会的説明責任の範囲内。なお,報酬を得た場合には,個人で確定申告を 行う必要がありますので,ご注意ください。 12 (4)自営の兼業 不動産等の賃貸を行う場合,一定の基準を超えるものについては,兼業の許可が必要です。 3 定期健康診断について 本学教職員を対象として実施している職員定期健康診断については,労働安全衛生法第66条第5項 により受診が義務づけられております。 年間の実施予定は以下のとおりですので,期間内に必ず受診してください。 詳細については,所属部局等の庶務・人事担当へお問い合わせください。 医 系 部 局 4月・10月 札幌キャンパス 6~7月・12~1月 函館キャンパス 7月・12月 (※会場等の都合により実施月が変動することがあります。) 4 職員証について 職員証は,本学の役職員に発行される個人認証機能を有したICカードです。 職員証は,本学の役職員であることを証明する役割を持つとともに,学内施設等への入館証としての 機能を有しており,個人情報が記録されていますので,その取扱いについては以下の事項を遵守して正 しく使用してください。 (1)職員証は常に携帯してください。 (2)職員証を他人に貸与し,又は譲渡してはいけません。 (3)次の場合には速やかに所属部局等の担当事務に再発行の申請を行ってください。 ① 職員証を紛失,盗難等により失亡したとき。 ② 職員証が汚損,破損等により使用できなくなったとき。 ③ 職員証の記載事項に変更があったとき。 (4)次の場合には速やかに職員証を所属部局等の担当事務へ返還してださい。 ① 本学の職員としての身分を失ったとき。 ② 職員証の有効期限が満了したとき。 ③ (3)の理由により再発行の申請をしたとき。 13 Ⅲ 1 財務・会計について 物品等の発注について 物品を購入する場合は,本学が定めるルールにしたがって,必要な手続きを執る必要があります。 1件の契約金額が100万円未満で,かつ本学が指定する取引先(主要取引先)に対しては教員自ら発 注できます。それ以外については原則として所属部局等の担当事務を通じて発注することになりますの で,ご注意ください。他の発注方法として,北大Web購買サイト(電子購買システム)による発注も可 能となっており,SSOシステムからログインすることができます。 なお,教員が発注したものについて,納品検収センターを経由する納品物については,当該センター で確認(検収)を実施しますが,当該センターを経由しない納品物については,発注した当該教員自ら が納品物の確認(検収)をする必要があります。 また,納品検収センターを経由しない納品物品は,発注した教員と異なる第三者の教職員(学生は不 可)が現物を確認し,納品書に押印等をすることを義務付けています。 【問い合わせ先】大学病院 函館キャンパス その他の部局等 大学病院管理課用度第一係 内 線:7401 函館キャンパス事務部用度担当 内 線:5514 財務部調達課管理担当 内 線:4544 詳しくは,下記アドレスにアクセスしてご確認ください。 ・「教職員向け調達情報(学内限定) 教員等発注」 北海道大学HP → 教職員向け → 教職員向け調達情報 → 教員等発注 http://north.finance.hokudai.ac.jp/~chotatsu/gakunai/index02.html 2 単価契約物品の発注について 同一物品を繰り返し購入する場合に,あらかじめ取引先及び購入単価を取り決めた契約を「単価契約」 といいます。本学では,コピー用紙,アルコール,プラスチック手袋等20品目以上について単価契約 を結んでいます。 これらの物品については,教員自ら発注することができますが,品目ごとに発注方法等が定められて いますので,ご注意ください。 また,北大Web購買サイト(電子購買システム)に掲載されている単価契約物品については,原則と して同システムから発注するようお願いいたします。 【問い合わせ先】財務部調達課物品契約担当 内 線:4552 詳しくは,下記アドレスにアクセスしてご確認ください。 ・「教職員向け調達情報(学内限定) 単価契約」 北海道大学HP → 教職員向け → 教職員向け調達情報 → 単価契約 http://north.finance.hokudai.ac.jp/~chotatsu/gakunai/index02.html 3 経費の立替について 学会参加,海外出張時における急な支払い等により,立替払をしなければ教育研究等に支障がある場 合は,経費の立替払をすることができます。また,本学では,コーポレートカードを利用することによ 14 り,立替をすることなく経費を支払うこともできます。 立替払・コーポレートカードの利用については,教員等発注のルールに加え様々な制約がありますの で(例:ポイントカードは使用しない等),詳細をご確認のうえ利用願います。 【問い合わせ先】コーポレートカード申込 及び 立替払・コーポレートカードの精算 財務部調達課債務計上担当 内 線:4548 詳しくは,下記アドレスにアクセスしてご確認ください。 ・「教職員向け調達情報(学内限定) 立替払等」 北海道大学HP → 教職員向け → 教職員向け調達情報 → 立替払等 http://north.finance.hokudai.ac.jp/~chotatsu/gakunai/index02.html 4 出張申請(旅費の支給申請手続)について 職員が出張する場合は,事前に必要な手続きを執ることとされていますので,必ず事前に旅費システ ムを通じて,出張先等の必要事項を入力してください。なお,航空券等の手配も旅費システムで行うこ とができます。 【問い合わせ先】 財務部経理課旅費・謝金担当 内線:2134 詳しくは,下記アドレスにアクセスしてご確認ください。 ・「新旅費システム(bt-Ace)」※SSOシステムのメニューから接続してください。 北海道大学HP → 教職員向け → 学内限定情報・システム → SSOシステム(学内限定) → 新旅費システム(bt-Ace) https://enreiso.oicte.hokudai.ac.jp/ ・「国立大学法人北海道大学旅費規則」 北海道大学HP → 教職員向け → 学内限定情報・システム → 北海道大学規則集 → 第8編会計 → 国立大学法人北海道大学旅費規則 http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000482.html ・「国立大学法人北海道大学会計業務実施基準 6.その他 6-1旅費」 北海道大学HP → 教職員向け → 学内限定情報・システム → 共通事務処理マニュアル → マニュアル→ 会計 → 6-1旅費 http://north.finance.hokudai.ac.jp/~zaimu/manual/6/6-1.pdf 5 謝金(謝礼)の支払いについて 教育研究の遂行上必要とされる講演,原稿作成,翻訳等で労働者としての性質を有していない業務を 不継続かつ一時的に第三者に依頼する場合には,謝礼を支払うことができます。 なお,第三者に業務を依頼する場合には事前に必要な手続きがありますので,ご注意ください。 【問い合わせ先】 財務部経理課旅費・謝金担当 内線:2134 詳しくは,下記アドレスにアクセスしてご確認ください。 ・「国立大学法人北海道大学会計業務実施基準 6.その他 6-2謝金」 北海道大学HP → 教職員向け → 学内限定情報・システム → 共通事務処理マニュアル → マニュアル → 会計 → 6-2謝金 http://north.finance.hokudai.ac.jp/~zaimu/manual/6/6-2.pdf 15 6 その他 上記の他,本学の財務・会計に関する取扱い全般については,「国立大学法人北海道大学会計業務 実施基準(会計業務マニュアル)」でご確認いただくことができます。 【問い合わせ先】 財務部主計課財務法規担当 内線:2034 詳しくは,下記アドレスにアクセスしてご確認ください。 ・「国立大学法人北海道大学会計業務実施基準」 北海道大学HP → 教職員向け → 学内限定情報・システム → 共通事務処理マニュアル → マニュアル → 会計 http://north.finance.hokudai.ac.jp/~zaimu/ 16 Ⅳ 1 情報ネットワーク等について 本学の情報ネットワークについて 本学のネットワークは「北海道大学情報ネットワークシステム(Hokkaido university Information NEtwork System)」と言い,略称は HINES(ハイネス)です。 ネットワーク利用に関する基礎知識や利用手続きについては,最新版の「HINES-WORLD 大学情報ネットワーク利用案内」をご覧ください。 ・「HINES-WORLD 北海道 北海道大学情報ネットワーク利用案内」 北海道大学HP→教職員向け→HINES(北大キャンパスLAN)→HINES WORLD→日本語版(Japanese) http://www.hines.hokudai.ac.jp/HINESWORLD/ また,ネットワークに関するお知らせや手続きについては,次のウェブページをご覧ください。 ・「HINES ウェブサイト」 北海道大学HP→教職員向け→HINES(北大キャンパスLAN) http://www.hines.hokudai.ac.jp/ 各部局等には,HINES 部局担当者が配置されており,当該部局等のネットワーク管理,申請の受付, 通知等を行っています。 なお,ネットワークを利用するためには,次項目「2 学内共通システムへのアクセス方法について」 に記載のある「シングルサインオン(SSO)システム」にログインし,「情報基盤センターポータル」 を選択して, 「HINES 申請登録手続き」でメールアドレスや端末の申請を行う必要があります。 【問い合わせ先】 2 情報環境推進本部情報推進課 情報ネットワークチーム 内 線:3456・2944 E-Mail:[email protected] 学内共通システムへのアクセス方法について 本学の教職員が学内の各情報システムを利用する際に,一つの ID/パスワードによる統一的な認証に より,それぞれのシステムにアクセスが可能な「シングルサインオン(SSO)システム」が稼働して おります。 当該システムの利用については,本学の教員として採用後,各部局の庶務担当を通じて,各教員宛に 「SSO ID 通知書」を発送していますが,未だ同通知書が届いていない場合は,所属部局の庶務担当者 に問い合わせ願います。 【SSOシステムの実行方法】 北海道大学HP→教職員向け→SSOシステム(学内限定) 【SSOシステムのマニュアル】 北海道大学HP→教職員向け→教職員関係 学内限定情報・システム→SSOユーザーマニュアル http://ict.general.hokudai.ac.jp/hp-file/honbu/sub7-4.pdf 17 また,現在,同システムにより利用可能な情報システムは,以下のとおりです。これらのシステムに 学外からアクセスするためには,ハイブリッド IC カードが必要になりますので,職員 IC カード申請時 には,ハイブリッド IC カードを選択願います。ただし,カードリーダ及び接続用ソフトウェアについ ては別途購入する必要がありますので北海道大学生協購買外売店(内線 2980)にお問い合わせくださ い。 【SSOシステムから選択できるメニュー(例)】 1.給与支給明細オンライン照会 2.電子届出システム 3.学校会計くん(財務会計システム) 4.デスクネッツ(事務用グループウェア)※ 事務職員のみ利用可能 5.新旅費システム(bt-Ace) 6.情報基盤センターポータル 7.教務情報システム/成績 Web 入力システム 8.ELMSポータル(教育情報システム) 9.図書館WEBサービス 10.就業管理システム ※ 事務職員のみ利用可能 11.学内会議資料閲覧システム 12.北大 WEB 購買サイト(電子購買システム) 13.包括契約ソフトウェアユーザー申請システム なお,各システムの利用マニュアル及び問合せ先については,次のウェブページをご覧ください。 ・「SSO入口から利用可能なシステムの利用マニュアル及び問合せ先」 http://ict.general.hokudai.ac.jp/hp-file/honbu/sub7-4.pdf 【問い合わせ先】 情報環境推進本部情報推進課 E-Mail: 業務システム運用担当 [email protected] 18 内 線:2133 Ⅴ 教育・学生支援関係 1 北海道大学の教育における3つの方針 本学では,「基本理念(フロンティア精神,国際性の涵養,全人教育,及び実学の重視)」を定めて おり,この基本理念に基づき,「教育における3つの方針(学位授与の方針,教育課程編成・実施の方 針及び入学者受け入れ方針)」を定めています。詳細は下記URLをご参照ください。 北海道大学HP→大学案内→大学の紹介→北海道大学の教育における3つの方針 http://www.hokudai.ac.jp/introduction/information/threehoushin/ 2 教育倫理綱領について 本学における教育の基本的目標を達成するため,教員が自らを律する規範を「北海道大学教育倫理綱 領」として定めています。詳細は下記URLをご参照ください。 北海道大学HP→大学案内→大学の紹介→教育倫理綱領 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/info-j/k_rinrikouryou.pdf 3 成績評価について 本学の成績評価は,平成26年度以前の学士課程入学者及び大学院生については,秀・優・良・可・ 不可の5段階とし,秀・優・良及び可を合格としています。また,学生の学習意欲の向上と適切な修学 指導に資することを目的としてGPA(グレード・ポイント・アベレージ)制度を導入しており,各々 の成績評価に対して以下のGPを付与しています。 成績評価 秀 優 良 可 不可 GP 4.0 3.0 2.0 1.0 0 素点の目安 90-100 80-89 70-79 60-69 0-59 平成27年度以降の学士課程入学者については,国際通用性の向上ときめ細やかな成績評価の実現を 目的として,以下のとおり成績評価を「A・B・C・D・F」の表記による11段階とし,「A+」~ 「C」を合格としています。 成績評価 A+ A AB+ B BC+ C D DF GP 4.3 4.0 3.7 3.3 3.0 2.7 2.3 2.0 1.0 0.7 0 素点の目安 95-100 90-94 85-89 80-84 75-79 70-74 65-69 60-64 50-59 0-49 評価無 19 4 全学教育及び総合教育への協力について 本学の「全学教育」は,教養科目と基礎科目からなっており,多様な学部を擁する総合大学としての メリットを生かし,各学部の専門教育担当教員は全学教育を担当しています。 平成7年度以降,本学の全学教育は責任部局(文学部,教育学部,法学部,経済学部,理学部,工学 部,外国語教育センター),準責任部局(薬学部,農学部),その他の学部(医学部,歯学部,獣医学 部,水産学部)及び研究所等,全学の協力により実施しています。 各教員におかれましては,全学教育の授業を担当することについて,協力をお願いいたします。 なお,本学1年次学生は,総合教育部にて,主に全学教育科目を履修してから,各学部2年次に進級 することになっており,クラス担任等学生の指導を全学の協力により行っています。 5 シラバス・成績などの入力(教務情報Web)について 本学では,シラバスや学生の成績評価等について,「北海道大学教務情報 Web 入力システム」により 入力することができます。各教員は,定められた期限までに同システムに必要な情報を入力することが 求められています。 本システムにより入力・確認できる事項 ① シラバスの入力・確認 ② 成績評価報告の入力・確認 学生からの成績評価に関する申し立て等に対応するため,成績評価報告後においても成績評価 の根拠となる資料(答案,レポート,授業への参加状況等)の保管が必要ですので,ご留意くだ さい。 なお,「全学教育科目」については 4 年間の保管をお願いしています。「専門科目」及び「大 学院の授業科目」については各部局で取扱いが異なりますので,ご確認ください。 ③ アンケートの回答 北海道大学教務情報 Web システムで行う「単位の実質化アンケート」に回答することができま すので,ご協力願います。 ④ 学生名簿の参照 ⑤ 履修者名簿の参照 ⑥ 科目権限の設定 ⑦ 出欠状況確認 全学教育科目のみ,担当する授業における学生の出欠状況を確認することができます。 なお,「北海道大学教務情報 Web 入力システム」の利用にあたっては,「教務情報 Web 入力シス テム利用申請書」の提出が必要ですので,各部局の教務担当にお問い合わせください。 「教務情報 Web 入力システム利用申請書」が提出された後,ID・パスワードが記載された書面を 送付いたします。 また,「北海道大学教務情報 Web 入力システム」の操作方法については,下記URLにアクセスし, ID・パスワードを入力した後,表示されるメニューの操作マニュアルにてご確認ください。 ※ 「北海道大学教務情報WEB入力システム」アドレス https://clotho.academic.hokudai.ac.jp/websys 20 6 入試実施業務について 入試業務は,教員の重要な責務であることを必ずご理解願います。 (1)本学学部学生の入学試験は,全教職員の協力のもと行う全学支援体制をとっており,所属学部の 入試だけに関与するという形態をとっていません。そのため,学部を持たない研究施設の教員も試 験監督等の業務が割り振られ,従事することになります。 従事することが求められる入学試験は次のとおりです。 ① 大学入試センター試験(1月中旬の土・日) ② 本学個別学力試験(前期日程2月25日,26日・後期日程試験3月12日) ③ AO入試(11月中旬)(実施しない学部がありますのでご確認ください。) ④ 帰国子女入試(11月中旬) ⑤ 私費外国人留学生試験(2月中旬) ※ ①の監督者は,リスニング説明会および監督者説明会,②の監督者は,監督者説明 会への参加が義務付けられます。説明会日時を確認のうえ,必ず試験当日の業務内容に ついて把握してください。 (2)本学個別学力試験に係る問題作成,問題点検採点業務についても全学の教員が協力して行う体制 としていますので,これらの業務に従事することになります。 (3)学部編入学試験及び大学院学生の入学試験は,各部局で試験を実施しています。所属する部局に おいてもこれらの入試に係る業務に従事することになります。 7 外国人留学生の受入れについて 外国人留学生(以下「留学生」という。)の受入れ及び受入れに関する基本的な手続きについて,簡 単に説明します。 (1)留学生の種類 留学生は,留学経費がどのようにまかなわれているかによって大きく2つの種類に分けられます。 ① 国費留学生:日本国政府(文部科学省)による奨学金を支給される者 ② 私費留学生:それ以外の者 ※① 国費留学生はさらにその選考方法により,次の 3 つの種類に分けられます。 a 大使館推薦:各国の日本大使館で応募し,国費留学生として採用された者 b大学推薦:海外在住者で受入大学からの推薦により国費留学生として採用された者 c 国内採用:在学している私費留学生のうち,学業成績が優秀でかつ経済的な援助を必要とする 者であって国費留学生として採用された者 このうち,a については,学生から教員あてに,事前に受入内諾に関する依頼があり,所属長名 での受入内諾書の発行が求められます。 その後,正式に文部科学省から本学あてに文書で受入依頼があり,国際教務課から,受入内諾 及び学生の専攻に応じ,各部局等の教務担当経由で指導教員の依頼を行います。 ※② 私費留学生は,学生自身が自分の専門にあった指導教員の情報を本学HP等で調べ,メール等 で指導教員に直接受入れの申込みを行います。メール等を受け取った指導教員は,当該部局等の 事務(教務担当)に確認の上,手続きを進めます。 本学への留学希望者に対する情報については,留学生センター・ホームページをご参照ください。 (2)留学生の受入れ支援制度 ① 在留資格認定証明書交付申請書類提出の取次について 国際教務課では,初めて来日する留学生が「留学」査証を取得するために必要な書類である「在 留資格認定証明書」交付申請書の入国管理局への取次を行っています。申請に際しては所属部局長 21 の公印が必要な書類がありますので,所属部局等の事務(教務担当等)にお問い合わせください。 ② 渡日時サポーター制度について 初めて来日する留学生が,札幌あるいは函館に到着後,スムーズに生活や勉学(研究)を始めること ができるように,学生が空港への出迎えから宿舎等への入居手続き,公的機関における手続きの補 助までサポートを行います。毎年2月及び8月に所属部局(教務担当者等),留学生センターを通じ てサポーターの募集を行っています。 ③ 外国人留学生用宿舎について 北海道大学には,留学生用の宿舎があり,毎年1月及び7月の下旬頃に所属部局(教務担当等) を通して入居者の募集を行っています。宿舎の概要等については, 「Handbook for International Students」及び下記 HP をご参照ください。 ④ 日本語の学習について 留学生センターでは,留学生のために 4 月及び 10 月に日本語コースを開講しています(初級 のみ年 4 回開講:4 月・6 月・10 月・12 月)。受講を希望する学生は,HP より定められた期限 内に申込み手続きを行います。詳細については,下記ハンドブック及び HP をご参照ください。 ⑤ 外国人留学生賃貸住宅連帯保証制度について この制度は,留学生がアパート等に入居する際,留学生住宅総合補償に加入していることを条件 に,大学として連帯保証を行うものです。申込みは,国際支援課で行います。詳細については,下 記ハンドブック及び HP をご参照ください。 ⑥ 大学を通して応募する民間団体等の各種奨学金について 留学生が翌年度の受給を希望する場合には,所定の登録期間に受給候補者として登録する必要が あり,登録していなければ各種奨学金に応募することができません。指導教員は,受給候補者とし て登録された留学生の成績等の評価を行います。奨学金応募の流れ及び選考手続きの詳細について は,下記ハンドブック及び HP をご参照ください。 ⑦ 国際本部相談室 バイリンガルのカウンセラーが,学業,進路,心の健康,人間関係や文化的適応等で悩んでいる 留学生の話しを聞き,問題の解決策を一緒に考えます。相談の方法等詳細については,下記ハンド ブック及び HP をご参照ください。 ⑧ 留学生サポート・デスクについて 留学生が何でも気軽に聞けるピア・サポートです。サポート・デスクの留学生スタッフは,日本 語と英語が話せ(スタッフにより中国語等その他の言語も対応可能),親切に対応してくれます。開 室時間は平日の午前 9 時~午後 6 時まで。詳細については,下記ハンドブック及び HP をご参照く ださい。 留学生センターHP 北海道大学HP→国際交流・留学→(国際交流>国際本部)留学生センター http://www.isc.hokudai.ac.jp/www_ISC/cms/cgi-bin/index.pl Handbook for International Students(外国人留学生ハンドブック) 北海道大学HP→国際交流・留学→(留学>北海道大学に在籍する留学生向け情報)外国人留学生ハンドブック http://www.hokudai.ac.jp/international3/handbook.pdf 22 【留学生 渡日前から帰国まで】 入学問い合わせ 受入れ決定 受入れ準備 関係者の連携・情報収集 在留資格認定証明書代理申請等準備 生活スタート準備支援 渡日前後 渡日 出迎え 各種手続き 入居 入学 住まい,サポーター 日本語コース受講登録 チューター制度の利用,生活支援等 入学時提出書類 新入生オリエンテーション 在学中 帰国前 留学生活支援 帰国時各種手続き 住居退去時のアドバイス 帰国 8 ファカルティ・ディベロップメント(FD)について (1)ファカルティ・ディベロップメント(FD)とは 教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称。具体例としては,教員 相互の授業参観,授業方法についての研究会,新任教員向けの研修会などがあります。大学設置 基準及び大学院設置基準により,大学はFDを実施することが義務づけられています。 (2)本学での取組 全ての部局等においてFDを実施しています。また,全学的な取組として,新任教員(採用後 5年以内)を対象に,ミニレクチャーとワークショップを組み合わせた体験型の合宿FD研修を 年2回開催しておりますので,必ず参加するようにしてください。 ・FDマニュアルは,下記URLをご参照ください。 北海道大学HP→研究所・施設→高等教育推進機構→教員とTAのための教育支援→北海道大学FDマニュアル http://socyo.high.hokudai.ac.jp/FD/toc.html ・基礎的な教育理論およびシラバスの書き方を学ぶ資料として,北海道大学教育ワークショップ (新任教員向けFD)の講義を整理した映像を公開しています。下記URLをご参照ください。 北海道大学HP→バナー「北海道大学オープンコースウェア」→教育・研究資料→教育能力を高めるために http://ocw.hokudai.ac.jp/Materials/HokudaiFD/ 23 Ⅵ 1 研究・産学連携関係 競争的資金等の種類と手続き (1)競争的資金等(公的研究費)とは 国・独立行政法人・地方公共団体から配分される,競争的資金を中心とした公募型の研究資金を 指します。 外部資金戦略課において,各機関よりそれらの公募情報を収集し,下記URLにて公開するとと もに各部局等へメール配信をしております。 また,そのほか民間団体等(企業・公益財団法人)による研究助成事業についても,同様に周知 しておりますので,ぜひご活用ください。 北海道大学 HP→研究・産学連携→(補助金・助成金)競争的研究資金等の公募一覧(国・政府系関係機関) http://www.hokudai.ac.jp/research/josei/kyososhikin/ 北海道大学 HP→研究・産学連携→(補助金・助成金)研究助成金の公募一覧(民間団体等) http://www.hokudai.ac.jp/research/josei/kenkyujosei/ 【競争的資金】 各省庁が広く研究開発課題等を募り,提案された課題の中から,専門家を含む複数の者による評 価に基づいて実施すべき課題を採択し,研究者等に配分する研究開発資金であり,科研費をはじめ とする 20~30 程度の制度が設けられています。詳細は下記 URL をご参照ください。 ※内閣府競争的資金制度の HP http://www8.cao.go.jp/cstp/compefund/index.html (2)競争的資金等への応募方法 競争的資金等への応募は,郵送あるいは E メールのほか,研究者本人が府省共通研究開発管理シ ステム,通称「e-Rad」を使用して行うものもあります。e-Rad を使用するには所属部局等での研 究者登録が必要となります。 ・手続の詳細は,下記 URL を参照の上,所属部局等の担当事務へご相談ください。 北海道大学 HP→研究・産学連携→(補助金・助成金)競争的資金(公的研究費)に関する相談窓口 http://www.hokudai.ac.jp/research/josei/soudan/ ・e-Rad の操作方法等については下記 URL をご参照ください。 ※府省共通研究開発管理システム(e-Rad)研究者向けページ http://www.e-rad.go.jp/kenkyu/index.html (3)競争的資金の使用ルール 競争的資金は,それぞれに使用ルールが定められていますので,そのルールを確認した上で使用 してください。なお,競争的資金の使い方で不明な点がある場合は, (2)で紹介した URL を参照 の上,所属部局等の担当事務へご相談ください。 なお,競争的資金の使用ルールに反した悪質な不正使用事案が判明した場合には,就業規則に基 づく学内処分に加え,当該資金の配分元から応募資格停止,加算金を含めた資金返還等の厳しいペ ナルティーを受けることとなりますので,くれぐれもご注意願います。 24 (4)財団法人等から職員が受領した研究助成金の取扱い 財団法人等から本学の職員個人に研究助成金等が助成された場合において,その目的が当該職員 の職務上の教育研究等を援助しようとするものであれば,私的に経理することなく当該職員が改め て本学に寄附することになっております。 なお,取扱い,事務手続き等の詳細は下記 URL をご参照ください。 北海道大学HP → 教職員向け → 学内限定情報・システム → 共通事務処理マニュアル →マニュアル → 会計 → 6-3寄附金 http://north.finance.hokudai.ac.jp/~zaimu/manual/6/6-3.pdf 2 企業等との共同研究,受託研究について (1)民間等との共同研究について 民間等との共同研究は,大学の研究者と企業等の研究者とが,契約に基づき,対等の立場で共通 の課題について研究に取り組む制度です。 共同研究を行う場合は,研究代表者が所属する教育研究施設等の長に所定の様式による申請書を 提出し,審議を経ることが必要です。詳細は下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→研究・産学連携→(産学連携)民間等との共同研究 http://www.hokudai.ac.jp/research/innovation/kyodo/ (2)受託研究について 受託研究は,大学の研究者が企業等からの委託を受けて,契約に基づき研究を行い,その成果を 委託者へ報告する制度です。 受託研究を行う場合は,研究代表者が所属する教育研究施設等の長に所定の様式による申請書を 提出し,審議を経ることが必要です。詳細は下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→研究・産学連携→(産学連携)受託研究 http://www.hokudai.ac.jp/research/innovation/jutaku/ 3 研究から生まれた発明,特許出願,成果有体物等について (1)研究から生まれた発明等の取扱い 大学の研究から発明等が生まれた場合は,産学・地域協働推進機構へご相談ください。詳しくは, 下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→研究・産学連携→(産学連携)産学・地域協働推進機構→(北海道大学産学・地域協働推進機構) 学内向けサポート http://www.mcip.hokudai.ac.jp/support.html (2)特許出願までの流れ 特許出願については,発明者(研究者)本人が産学・地域協働推進機構へ届け出てください。特 許出願までの流れや届け出,申請等については,下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP →研究・産学連携→(産学連携)産学・地域協働推進機構→(北海道大学産学・地域協働推進機構) 学内向けサポート→特許出願 http://www.mcip.hokudai.ac.jp/patent.html 25 (3)成果有体物(研究サンプル)の取扱い 研究サンプルを外部機関とやりとりする際には,発明者(研究者)本人が産学・地域協働推進機 構(外部機関へ提供時)又は各部局の担当事務(外部機関から受け入れ時) へ届け出てください。 手続きの流れや届出書フォームについては,下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→研究・産学連携→(産学連携)産学・地域協働推進機構→(北海道大学産学・地域協働推進機 構)学内向けサポート →成果有体物 http://www.mcip.hokudai.ac.jp/mta.html (4)産学連携に関わるポリシー,規程等について 大学として定めている研究活動をする上での産学連携ポリシー,職務発明規程等については,下 記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→研究・産学連携→(産学連携)産学・地域協働推進機構→(北海道大学産学・地域協働推進機 構)産学・地域協働推進機構について→パンフレット・規程等 http://www.mcip.hokudai.ac.jp/policy.html 北海道大学 HP→研究・産学連携→(産学連携)産学・地域協働推進機構→(北海道大学産学・地域協働推進機構) 学内向けサポート→各種規程集 http://www.mcip.hokudai.ac.jp/kitei.html 4 プレスリリース(研究成果の発表)について 本学ホームページのトップページに「プレスリリース」の項目を設け,報道機関へ研究成果を情報提 供するための記載フォームやプレスリリース方法をご案内しています。プレスリリースを希望する場合 には下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→プレスリリース方法(学内限定)→プレスリリースを希望される教職員の皆様へ(学内限定) http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/gakunai/pr/ 5 科研費に係る研究成果報告書の提出遅延行為について 科研費の交付を受ける研究者は,研究者使用ルール(補助条件(交付条件))に定められた義務を果 たさなければなりません。 当該義務の中でも,研究終了後に「研究成果報告書」を提出することは,国民から徴収された税金等 でまかなわれている科研費による研究の成果を広く社会・国民に知ってもらう上で重要な役割を担うも のです。 このため,科研費の配分元である文部科学省及び(独)日本学術振興会では,「研究成果報告書」の提出 遅延行為に対して,補助事業の停止,取消,補助金(助成金)の返還といった厳しいペナルティーを設 定しています。 また,これらペナルティーの対象となった研究者の所属機関に対しては,名称等の情報を公表する等 のペナルティーを課せられる場合があります。このような事態が本学で発生することは,本学に対する 社会・国民の信頼を裏切ることを意味し,かかる事態を招いた研究者は,本学の信用を失墜させたとし て懲戒等の処分対象となる可能性があることに留意し,「研究成果報告書」の提出遅延を発生させるこ とがないよう,計画的に科研費による研究を進めることを心がけてください。 26 6 ResearcherID の登録について トムソン・ロイター社が提供する「ResearcherID」を登録していただくよう協力をお願いして います。ResearcherIDを登録し,各自の「文献リスト」を作成しておくと,同社が提供する「W eb of Science」に掲載された自分の論文がいつ,誰によって,何件引用されたか等の情報を簡 単に把握できるようになります。また,所属機関が変わっても論文業績を一カ所にまとめておく ことができるという利点もあります。 登録方法等の詳細については,下記URLをご参照ください。 北海道大学 HP→研究・産学連携→(北大の研究)研究業績の国際比較 http://www.hokudai.ac.jp/research/ 27 Ⅶ 施設の利用 1 大学施設の利用について 1)講演会,研究会,会議開催等のために利用することができる施設 ※1 開館情報 施設名 申し込み方法 ※4 利用時間 土曜日,日 曜日,祝日 年末年始の 休館 申込開始日 申込締切日 申込先 9:00-20:00 × (閉) 12/29-1/3 使用日の1年前 から 使用予定日 の 14 日前 財務部 資産運用 管理課 9:00-17:00 ○ (開) 条件あり 12/29-1/3 使用日の 3 年 前から 使用予定日 の 14 日前 財務部 資産運用 管理課 9:00-20:00 × (閉) 12/29-1/3 使用日の1年前 から 使用予定日 の 14 日前 財務部 資産運用 管理課 使用日の1年前 から 使用予定日 の 7 日前 (ただし,有料 の場合は 14 日前) 学務部 学生支援課 使用日の2年前 から 使用予定日 の 7 日前 (ただし,有料 の場合は 14 日前) 学務部 学生支援課 百年記念会館 大会議室(1室) 小会議室(3室) レストラン ※2 学術交流会館 ※3 講堂(1室) 小講堂(1室) 会議室(6室) ファカルティハウス「エンレイソウ」 大会議室(1室) 中会議室(1室) 小会議室(1室) レストラン ※2 遠友学舎 談話ラウンジ(1室) 9:00-21:00 × (閉) 12/29-1/3 談話コーナー(4室) クラーク会館 講堂(1室) 大集会室(1室) 9:00-21:00 土曜日 ○ 日祝日 × 12/29-1/3 集会室(5室) ※1 : 使用者が学外者のみである場合,又は学外者が主催する会議等に使用する場合は別に定める使用料を徴収します。 ※2 : レストランを利用する場合には,事前にレストランに空き状況の確認をしてください。なお,レストランは貸切の場合のみ,土日も利用可 能です。 ※3 : 管理運営責任者が認めた場合は,利用時間の延長,土・日・祝日の利用が可能です。 ※4 : 各施設の概要,予約状況は,本学ホームページで確認できます(遠友学舎・クラーク会館を除く)。 施設の概要 : 北海道大学HP→大学案内→(キャンパス内の施設) http://www.hokudai.ac.jp/introduction/campus/ 予約状況 : 北海道大学HP→教職員向け→ 学内限定情報・システム→施設予約状況(試行) https://kikakufm01.facility.hokudai.ac.jp/spfcweb/hokudai/login/index.php 28 【問い合わせ先】 学術交流会館・百年記念会館・ファカルティハウス「エンレイソウ」 財務部資産運用管理課 内 線:2042 E-Mail:[email protected] 遠友学舎 学務部学生支援課 内 線:7469 E-Mail:[email protected] クラーク会館 学務部学生支援課 内 線:7467 E-Mail:[email protected] 2)学部・学科等のオリエンテーション,合宿等のために利用することができる施設 北海道地区国立大学大滝セミナーハウス 収容定員:100名 部屋名 定員等 大研修室(1室) 100名 中研修室(1室) 24名(宿泊16名) 小研修室(1室) 16名(宿泊12名) 体育館 860㎡ グラウンド 約3200㎡ 食堂 100名 宿泊室(8室) ※2段ベッド 1室8名 和室(2室) 1室4名 閉館日 申込開始日 申込締切日 申込先 12/29-1/3 使用日の1年前 から 使用予定日の 20 日前 ※申込内容の 変更は 7 日前 学務部 学生支援課 ※本学の団体の場合,施設使用料は無料ですが,食事料金・雑費等がかかります。 施設の概要 : 北海道大学HP→学生生活→学生関連施設→北海道地区国立大学大滝セミナーハウス http://www.hokudai.ac.jp/gakusei/campus-life/facility/seminar/ 【問い合わせ先】 2 学務部学生支援課 内 線:7469 E-Mail:[email protected] 構内入構車両の抑制について 環境負荷低減及び構内交通安全を目的として,入構車両を抑制するとともに,構内循環バスを運行し ています。(詳細は「国立大学法人北海道大学入構車両規程」をご一読ください。 ) (1) 構内交通安全 構内の交通安全に関して,次のことを守ってください。 ○ 構内走行制限速度 25Km/h ○ 歩行者優先 ○ 一時停止・徐行の励行 ○ 構内道路の駐車禁止 ○ 勤務先駐車場以外の駐車禁止 (2)車両による入構方法 車両による入構方法は次のとおりです。 ①車で通勤するなど,通年で車を利用する場合 ・ 事前に規程に基づく申請を行い,構内入構証及びICカードの交付を受けることが必要です。 ・ 職員証(北大ICカード)をお持ちの場合は,職員証がICカードを兼ねます。 ・ 構内においては,常に入構証を車外から確認しやすい場所に掲示してください。 ・ ICカードは,入出構門でゲートの認証機にかざすことにより,入出構が可能となります。 29 ②臨時で入構する車両の場合 業者や来客が臨時に入構する場合には,その都度臨時入構証の交付を受けることが必要です。 なお,観光目的での入構は,原則お断りしています。 ・臨時入構のできる門で発行される臨時入構証(有料又は無料)及び精算券を受け取り入構します。 ・入構後,臨時入構証に必要な事項を記入し,訪問先の確認印及び必要事項を記入の上,出構時に 警備員へ返却します。 ・臨時入構許可車両のうち,無料対象車両(大学業務車両・緊急車両等)以外については,臨時入 構料として300円/回の負担が必要です。 入出構門と入出構時間は次のとおりです。 エリア 入出構門※1 入 南エリア 正 門 中エリア 北13条門 北15条門 環状門 北エリア 北20条東門 構 入出構のできる時間 土曜日・日曜 平 日 日・祝日・年末 出 構 年始 7時~18時 7時~20時 (臨時入構可能) (臨時出構可能) 閉 門 24時間(臨時入出構可能) 24時間※2 24時間※2 24時間(臨時入出構可能) (有人対応時間:平日8時~19時) 北20条西門 24時間※2 北18条門 24時間(許可車両のみ) ※1 入出構門及び精算所の設置場所は,図 1 でご確認ください。 ※2 北15条門,環状門,北20条西門については,IC カードによる入出構のみ対応。 詳しくは,下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→大学案内→(キャンパス内の施設)事務局→施設部ホームページ→ 学内向け→教職員等構内入構証について http://www.facility.hokudai.ac.jp/modules/pico1/index.php?content_id=13 〔図1 構内入出構門位置図〕 30 ■構内循環バスの運行について 構内循環バスを事務局前から創成科学研究棟前まで運行しています。運行時間は,8 時 20 分から 20時 30 分まで,朝・夕は 10 分間隔,日中は 15 分間隔で運行しています。 運行経路図は図 2 でご確認ください。 なお,構内循環バスは,本学関係者以外又は本学用務以外の乗車は,お断りしております。 詳しくは,下記URLをご参照ください。 北海道大学 HP→大学案内→(キャンパス内の施設)事務局→施設部ホームページ→一般の皆様へ→構内循環バス http://www.facility.hokudai.ac.jp/modules/pico/index.php?content_id=9 〔図2 構内循環バス運行経路図〕 31 (参考1) 1 その他知っておくと便利なこと 大型研究設備及びオープンラボの利用について (1)大型研究設備の利用について 本学が所有する高度な研究機器のうち,学内外の研究者に開放するために登録されている機器を 使用することができます。使用できる機器の種類や手続き等の詳細は下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→教育・研究関連情報→北大研究機器利用の窓口 http://openfacility.cris.hokudai.ac.jp/facilities/ (2)創成研究機構のオープンラボの利用について 民間等との共同研究及び受託研究等を行う研究者に対して,創成研究機構で管理しているオープ ンラボスペース(創成科学研究棟,北キャンパス総合研究棟2号館,北キャンパス総合研究棟3号 館,北キャンパス総合研究棟 6 号館)を公募により貸し出しています。公募は,オープンラボスペ ースに空きが生じたときに,下記URLへの掲載等により実施します。なお,利用にあたっては, 利用内規に基づいた経費を負担いただきます。 北海道大学 HP→研究所・施設→創成研究機構→オープンラボラトリー情報 http://www.cris.hokudai.ac.jp/cris/lab/ 【問い合わせ先】研究推進部外部資金戦略課 研究支援担当 内 線:9571 E-Mail:[email protected] 2 中央キャンパス総合研究棟「レンタルスペース」の利用について 中央キャンパス総合研究棟1号館,2号館及び3号館のレンタルスペースは,プロジェクト研究 の実施又は教育研究スペースの狭隘化の解消を目的としています。利用申請書を総長に提出し許可 された場合,原則1年以内で貸し出します。利用者にはレンタルスペースの利用料(維持管理費を 含む。)のほか,当該レンタルスペースに係る光熱水料等の実費相当額を負担して頂きます。手続き 等の詳細は下記 URL をご参照ください。 北海道大学 HP→大学案内→(キャンパス内の施設)事務局→施設部ホームページ→学内向け http://www.facility.hokudai.ac.jp/modules/pico1/index.php?content_id=2 3 北海道大学東京オフィスについて 本学の東京圏における拠点として,東京駅日本橋口「サピアタワー」内に「北海道大学東京オフィス」 を設置しています。 パソコン,FAX,カラー複写機,液晶プロジェクター,テレビ会議システム,フリースペース,小会 議室(~8名程度),大会議室(~20名程度)などを備えており,次に掲げるとおり多目的に利用で きますので,ご活用ください。 32 ・教職員の活動拠点(ミーティング,資料整理,連絡調整,マスコミ取材等) ・大学情報の提供(大学広報誌,入試関係広報誌,各学部等紹介誌,大学紹介ビデオ等) ・学生の就職活動拠点 ・同窓生の交流 【所在地・連絡先】 〒100-0005 東京都千代田区丸の内 1 丁目 7-12 サピアタワー10 階 電話番号(fax 兼用) : 03-3211-2055 E-Mail:[email protected] アクセス・地図・利用方法等の詳細は,以下をご参照ください。 北海道大学HP→大学案内→(キャンパス外の施設)北海道大学東京オフィス http://www.hokudai.ac.jp/introduction/satellites/tokyo/ 4 名刺の作成について 大学の業務に使用する名刺については,学内統一のデザインの名刺の作成費用を大学で半額程度負 担しています。 平成 27年度の個人負担額は 100 枚につき,片面印刷の場合 400 円,両面印刷の場合 550 円で す。発注方法等詳細は下記 URL をご参照ください。 北海道大学HP→教職員向け→学内限定情報・システム→統一デザイン名刺利用時のルール http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/gakunai/pdf/meishi.pdf 33 (参考2) 1 本学の運営組織等について 国立大学法人制度のポイント 北海道大学は, 国立大学法人として設置・運営されています。平成16年から導入された国立大学 法人制度は,国の行政組織の一部の位置づけであった従来の国立大学を,それぞれの大学が独立した 法人格を持つ組織に変更したもので, これにより次のような仕組が取り入れられました。 1 ・ 自主的・自律的な運営が可能となりました。 法人化前は,管理運営組織の編制や人員の配置の大きな部分は国によって管理されていましたが,法人化後は 大学の判断により柔軟かつ機動的な編制・配置が可能となりました。 ・ 予算についても,法人化前の国の予算配分は使途を特定した配分方式となっていたのに対し,法人化後は運営 費交付金として使途を特定しない渡しきりの予算で配分されるため,大学の判断で弾力的な使用が可能となり ました。 ・ 2 ・ このほか,独立の法人格を持つことにより,大学の責任と判断で行える事柄が増えました。 民間的発想や手法を取り入れるようにしました。 総長を補佐する理事を複数名置き,総長が主導するトップマネジメントを実現し,戦略的・機動的な大学運営 を実施できるようにしました。 ・ 経営に関する重要事項を審議する組織として学外者も参画する「経営協議会」を置き,学外からの意見を取り 入れる仕組を設けました。 3「学外者の参画」による開かれた運営システムとしました。 ・ 理事や監事の選任に当たっては,それぞれ学外出身者が含まれるようにしました。 ・ 経営協議会には,過半数の学外者が参画する仕組とされています。 ・ 総長選考を行う「総長選考会議」にも学外者が参画する仕組とされています。 4 ・ 大学運営の中期的な方針を定めるようになりました。 6年間にわたる大学運営の基本的な目標や方針を「中期目標」として設定し,これを達成するため同じく6年 間の「中期計画」及び各年度計画を作成・公表し,これに基づいて計画的な運営を進める仕組が取り入れられ ました。 ・ この6年間の目標の達成状況を事後に国に置かれた委員会が評価し,評価結果が次期の中期目標の策定や国か らの交付金(運営費交付金)の配分に反映する仕組となっています。 5 情報の公開と第三者による評価を徹底する仕組としました。 ・ 大学の教育研究実績について第三者機関により評価・チェックを受ける仕組を導入しました。 ・ 評価結果,財務内容,教育研究等の情報を広く公表するものとしました。 34 〈参考1〉 本学の収入・支出予算の状況について 本学の運営に必要な経費は,その約4割を国からの交 付金(運営費交付金)すなわち国民の税金により賄われ ています。私たちはそのことを十分認識して大学を運営 することが必要です。また,運営費交付金の額は年々減 少していますので,外部資金など運営費交付金以外の収 入(自己収入)の割合を高めるとともにムダを減らし効 率的な経費の支出に努める必要があります。 〈参考2〉 本学の中期目標・中期計画について 34ページの4で説明したように,各国立大学法人は, 6年間の中期目標に基づき,6年間の中期計画を定めて います。 本学の今中期計画期間(平成22年度~27年度)にお ける中期目標・中期計画等については,以下からみるこ とができます。大学の一員として,是非一読いただき, 大学がどのような中期的な計画の下に運営されているか ご理解願います。 北海道大学HP→広報・公開→ (情報公開)法令等に基づく公表事項→ 独立行政法人等情報公開法第22条に規定する情報→ 業務に関する情報→中期目標・中期計画及び年度計画→ 第2期中期目標期間→中期目標・中期計画(PDF) http://www.hokudai.ac.jp/pr/johokokai/pub/22jo/work/chuki.pdf 〈参考3〉大学が行う評価活動について 34ページの4及び5で説明した第三者機関による評価を含め,本学では以下の3つの評価活動が行われます。 (1)自己点検・評価 すべての大学は,その教育研究水準の向上に資するため,当該大学の教育及び研究,組織及び運営並びに施 設及び設備の状況について自ら点検及び評価を行い,その結果を公表することが求められています。 (学校教育法第109条第1項) (2)機関別認証評価 すべての大学は,その教育研究等の総合的な状況について7年ごとに,文部科学大臣の認証を受けた第三者 評価機関(認証評価機関)による評価を受けることが求められています。(同法第109条第2項) (3)中期目標期間評価(法人評価) 国立大学法人については,上記(1)(2)に加え,中期目標期間終了後に当該中期目標に定められた事項 ごとに,その実績を明らかにした報告書を国立大学法人評価委員会に提出し,評価を受けることが求められて います。(国立大学法人法第35条,独立行政法人通則法第34条第1項) (2)及び(3)の評価については,いずれもまず各大学が自ら点検評価した結果をもとに第三者が評価を行います。 35 2 本学の運営組織・意思決定等 本学では,総長が主導するトップマネジメントを実現し,戦略的・機動的な運営が可能となる運営組 織体制としています。 〔図1 運営組織図〕 36 ○ 法人を代表し,その業務を総理するのは,総長です。 ○ 重要事項の決定は,総長と7名の理事で構成する役員会の議を経て,総長が決定します。 ○ 総長の意思決定をサポートするために,副学長,副理事,総長補佐を置いています。 ○ 重要事項の企画・立案等を行うために,総長室を置いています。総長室には,「企画・経営室」「教 育改革室」「研究戦略室」「施設・環境計画室」の4室があります。各室は,総長が指名する理事及び 総長補佐,本学の専任教授または准教授のうちから若干名,事務局長,その他総長が必要と認めた者で 構成されます。 ○ 経営に関する重要事項については,経営協議会の審議を経て役員会で審議します。経営協議会は,学 内委員12名(総長,理事,総長が指名する教育研究組織の長)と学外委員13名(経済界,官界,教 育界,卒業生,その他の外部有識者)で構成されます。 ○ 教育研究に関する重要事項については,教育研究評議会の審議を経て役員会で審議します。教育研究 評議会は,総長,理事,教育研究組織の長や各学部の教授会が選出する当該学部の教授等で構成されま す。(平成27年4月 1 日現在は51名) ○ なお,全学的に重要な意思形成を行うに当たり事前に意見を聴取したり,全学的に重要な決定の執行 の連絡調整を行うための組織として,各部局等の長で構成される部局長等連絡会議を置いています。 ○ また,特定業務の実施・推進等を担当する国際本部をはじめとする各本部,アドミッションセンター, 創成研究機構等が置かれているほか,特定事項について審議・審査を行う委員会・審査会等が置かれて います。 ○ さらに法人の業務を監査するため,監事を2名置いています。監事は監査の結果に基づき,必要があ ると認めるときは,総長又は文部科学大臣に意見を提出することができます。 総長室や担当部局において企画・立案等 (全学的意思形成が必要な場合) 部局長等連絡会議で意見聴取等 (経営に関する重要事項) (教育研究に関する重要事項) 経営協議会で審議 教育研究評議会で審議 役員会で審議 総長が決定 〔図2 本学の重要事項の意思決定プロセス〕 37 3 本学の教育研究組織・事務組織 〔教育研究組織について〕 本学の教育研究組織は,39ページの図3のとおりですが,その主な特徴は次のとおりです。 ○ 大学院に重点を置いた組織編制 本学は先導的・学際的な研究と知識の教授を行い,主として高度の研究者を養成することを目的とし ており,大学院に重点を置いた組織編制(大学院重点化)をとっています。大部分の教員は原則大学院 に所属し,学部の教員を兼務するものとされています。 ○ 大学院について学院・研究院等を設置 学校教育法上,大学院に置くことが通例とされている「研究科」は,教育上及び研究上の基本組織(学 生所属組織でもあり,教員所属組織でもある。)ですが,本学では,研究科以外の基本組織として「学 院」「研究院」等を置いています。 これは,学生所属組織と教員所属組織を分離し,教員の所属組織として,研究上の目的に応じ,かつ 教育上の必要性を考慮して編制される研究院と,大学院学生の所属組織として,教育上の目的に応じて 編制される学院をそれぞれ設置するものです。 なお,公共政策学分野では「連携研究部」「教育部」を置いています。 ○ 附置研究所,研究センター,学内共同施設等の設置 本学では高度の研究を推進し本学にとどまらず全国の研究者の利用に供する3つの附置研究所と4つ の研究センター,さらに学内において共同して特定目的の教育・研究を行う15の学内共同施設を置い ています。 また研究科,研究院や学部,附置研究所に附属する教育研究施設もあります。 ○ 国際連携研究教育局(GI-CoRE)の設置 本学の強み・特色を活かし,国内外・学内の世界トップレベル研究者を結集し,教育研究に集中で きる環境を構築するための総長直轄の教員組織として国際連携研究教育局(Global institution for Collaborative Research and Education:通称 GI-CoRE(ジーコア))を設置しています。 〔事務組織について〕 本学の事務組織は,本部事務局等と部局の事務部で構成されています。本部事務局等の構成と主な職 務内容は40ページの図4のとおりです。 また,部局の事務部の区分は以下のとおりです。 文学研究科・文学部事務部,教育学事務部,法学研究科・法学部事務部,経済学研究科・経済学部事務 部,理学・生命科学事務部,医学系事務部,歯学研究科・歯学部事務部,薬学事務部,工学系事務部,農 学事務部,獣医学研究科・獣医学部事務部,函館キャンパス事務部,病院事務部,環境科学事務部,メデ ィア・観光学事務部,低温科学研究所事務部,附属図書館事務部,北キャンパス合同事務部,北方生物圏 フィールド科学センター事務部 38 〔図3 教育研究組織等図〕 39 〔図4 事務局等組織図〕 40 4 北海道大学創基150年に向けた近未来戦略 北海道大学の起源は,1876年,日本で最初に学士の学位を授与する近代的大学として設立された札 幌農学校に遡ります。その後の長い歴史の中で,本学は,「フロンティア精神」,「国際性の涵養」, 「全人教育」及び「実学の重視」という四つの基本理念を建学の精神として掲げ,培ってきました。 さらに,本学は,2026年に創基150年を迎えるにあたり,「世界の課題解決に貢献する北海 道大学へ」向けて,建学以来の基本理念と長期目標を踏まえた大学改革の具体的な戦略として,『北 海道大学近未来戦略150』を策定し,「5つの目標」と「25の計画骨子」を示しています。 詳細については,下記URLをご参照ください。 北海道大学HP→北海道大学近未来戦略150 http://www.hokudai.ac.jp/introduction/information/150150.html 【目標】 1.北海道大学は,次世代に持続可能な社会を残すため,様々な課題を解決する世界トップレベルの研究を推進する。 2.北海道大学は,専門的知識に裏づけられた総合的判断力と高い識見,並びに異文化理解能力と国際的コミュニケ ーション能力を有し,国際社会の発展に寄与する指導的・中核的な人材を育成する。 3.北海道大学は,学外との連携・協働により,知の発信と社会変革の提言を不断に行い,国内外の地域や社会にお ける課題解決,活性化及び新たな価値の創造に貢献する。 4.北海道大学は,総長のリーダーシップの下,組織及び人事・予算制度などの改革を行い,構成員が誇りと充実感 を持って使命を遂行できる基盤を整備し,持続的な発展を見据えた大学運営を行う。 5.北海道大学は,戦略的な広報活動を通じて,教育研究の成果を積極的に発信し,世界に存在感を示す。 41
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