泌尿器がん診療のご案内

Ibaraki Prefectural Central Hospital & Cancer Center
泌尿器がん診療のご案内
レオナルドダヴィンチ作骨
作骨盤内
盤内臓器
盤内
臓器解
臓器
解剖図
剖図譜
譜
提供:赤座英之 筑波大学教授(解説11ページ)
茨城県 都道府県がん診療連携拠点病院
茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター
泌尿器科で扱う疾患
当科では、主に副腎、腎臓、腎盂尿管、膀胱、前立腺、精巣そして陰茎の、がん、
機能異常、感染症、結石などの診断治療を行っています。特に当院はがん診療連
携拠点病院に指定されていますので、がんの診療に重点をおいています。
乳頭壊死
正常腎臓
慢性腎盂腎炎
多発性腎結石
糸球体腎炎
急性腎不全
(急性尿細管壊死)
腎動脈狭窄症
腎血管性高血圧症
腎癌
腎盂の移行上皮癌
鹿角状結石
Ibaraki Prefectural
Central Hospital &
Cancer Center
尿管の移行上皮癌
水腎症
尿管水瘤
尿管嚢胞
尿管結石による
尿管閉鎖
膀胱炎
尿管狭窄
腺性膀胱炎
尿管の圧迫
膀胱の移行上皮癌
尿道癌
膀胱結石
膀胱憩室
神経因性膀胱
良性前立腺肥大
前立腺炎
前立腺癌
尿道癌
尿道狭窄
尿道炎
日本オルガノン株式会社 提供
2
泌尿器がんの診断治療の特色
がん診断をする場合、画像診断は専門の放射線診断医の協力を得て
行っています。また生検(細い針で病巣の一部を採取し顕微鏡で検査す
る)の場合は病理医の協力の下に行っています。このことにより、正確な
診断のもとに適切な治療法の選択が可能になります。すなわち当科では
腎臓がん術後の予後
がん特異5年生存率:113例
(1989年1月∼2006年11月まで)
病期 1
95.9%
病期 2
100%
それぞれのがんの治療にあたって、がんの性質(いわゆる悪性度や病気
病期 3
70.1%
の進展度)に合わせて、手術のみならず化学療法や放射線療治療医のも
病期 4
34.5%
とでの放射線療法を多角的に行っており、患者さんの病状に適した治療
法を提供しています。
例えば、浸潤性膀胱がんの標準治療は膀胱の摘出術ですが、放射線と
腎孟尿管がん術後の予後
がん特異5年生存率:52例
(1998年8月∼2006年12月まで)
病期 1
88.9%
病期 2
87.5%
法を行っています。また、手術中にがん組織の取り残しが無いかどうか、
病期 3
82.9%
病理医が迅速な診断を行い、より確実な切除を行っています。手術後は
病期 4
64.8%
抗がん剤の動脈内注入療法が適応可能な場合は、膀胱を保存する治療
患者さんの病状に合わせた看護が行われます。
前立腺がん術後の予後
また、積極的なクリニカルパスの導入により、ほとんどの泌尿器疾患
の治療は、前もって定めた治療計画に従って行われていて、その内容を
患者さんにお示し、十分な説明と納得のいく診療に努めています。
※なお、当科は筑波大学泌尿器科(赤座英之教授)との医療連携を密にとって
います。従って疾患によっては筑波大学へ紹介させて頂くことがあります。
がん特異5年生存率:171例
(1993年6月∼2006年12月まで)
病期 1
100%
病期 2
100%
病期 3
97.8%
病期 4
100%
膀胱がん術後の予後
(全摘)
経尿道的膀胱腫瘍
2007年
主な手術の件数
膀胱全摘術
前立腺全摘術
根治的腎摘出術
腎部分切除術
腎尿管全摘術
経尿道的膀胱腫瘍切除術
74
6
26
6
6
7
がん特異5年生存率:56例
(1993年9月∼2006年12月まで)
病期 1
88.9%
病期 2
61.6%
病期 3
65.3%
病期 4
0%
前立腺全摘術
3
膀胱がんとは
腎臓でつくられた尿は尿管を通って膀胱内にたまります。膀胱は尿をためる袋の役
割をしており、膀胱の筋肉が収縮することにより排尿します。膀胱の表面は移行上皮
で覆われており、膀胱がんはこの移行上皮ががん化することにより引き起こされま
す。尿路がん(腎盂、尿管、膀胱)の死亡数は膀胱がんが最も多く70%以上を占めま
す。膀胱がんの最も重要な危険因子は喫煙であり、男性の50%以上、女性の約30%
の膀胱がんは喫煙が発生に関係しているといわれています。
膀胱がんの初発症状として最も多いのは肉眼的血尿です。一般的には排尿時の痛
みなどの症状を伴わないことが多いのが特徴です。数日で血尿が止まってしまう場合
もありますので注意が必要です。また、頻尿、排尿痛などの膀胱炎に似たような症状
で見つかることもあります。
診 断
Ibaraki Prefectural
Central Hospital &
Cancer Center
膀胱鏡
膀胱がんの大部分は膀胱鏡でほぼ診断できます。
腫瘍の形や数、場所などを確認します。
尿細胞診
尿の中にがん細胞がないかを顕微鏡検査で調べます。
有効な方法ですが尿細胞診だけでは診断ができないこともあります。
CT、MRIなどの画像検査
病気の広がりと転移がないか調べます。
排泄性腎盂造影検査
膀胱がんがみつかった場合、同じ移行上皮でおおわれている腎盂・尿管にもがんが見つかる
場合がありますので、腎盂・尿管の病変の有無をみるために行います。
膀胱がんの確定診断は、腰椎麻酔下においての
手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術)で、細胞を採取し
組織学的に診断することが必要です。
4
治 療
膀胱癌の治療の原則
膀胱がんには大きく分けて表在性膀胱がん(がん細胞が膀胱の筋層
まで浸潤していない)、浸潤性膀胱がん(膀胱の筋層まで浸潤してい
る)にわけられます。膀胱がんの約80%は表在性の膀胱がんです。表在
性膀胱がんの場合は内視鏡手術で大部分は済みますが、浸潤性膀胱が
んでは膀胱全摘除術や放射線併用動脈内注入化学療法、全身化学療法
などの追加治療が必要になることがあります。表在性膀胱がんの場合、
再発予防のためBCGや抗がん剤を膀胱内に注入することがあります。
表在性
TUR(経尿道的切除術)
上皮内癌
膀胱内注入療法
(CIS)
膀胱全摘術
浸潤性
(T2以上)
転移性
膀胱保存療法
化学療法
経尿道的膀胱腫瘍切除術
一般的には表在性の膀胱がんにこの術式が適応となりますが、浸潤性膀胱がんであっても診断のために必要
となります。腰椎麻酔下において内視鏡で確認しながら電気メスで腫瘍を切除する方法です。手術時間は30分
から1時間程度で終わります。手術後は膀胱内に尿道カテーテルを1∼3日いれて膀胱を安静にしておきます。
膀胱全摘除術
浸潤性膀胱がんの場合は必要となります。全身麻酔で膀胱を摘出します。膀胱と一緒に尿道、男性では前立
腺、精嚢、女性では子宮を摘出することがあります。膀胱を摘出すると尿をためることができなくなりますの
で、別に尿路を作る必要があります。これを尿路変更と呼び、大きく分けて尿管皮膚瘻、回腸導管、新膀胱とい
われる3つの方法があります。
膀胱温存療法(放射線併用動脈内注入化学療法)
浸潤性膀胱がんの標準的な治療方法は膀胱全摘除術ですが、膀胱を手術でとった場合には尿路変更が必要と
なりますので、膀胱を温存するための試みをしています。膀胱への動脈にカテーテルを留置して、その動脈内
に抗がん剤を注入します。それに放射線療法を追加する方法をとっています。症例によっては、膀胱全摘除術
と匹敵する治療成績を得ており、合併症も少なく行えています。(この治療方法は、筑波大学で開発されたものです。)
膀胱保存療法(動注のプロトコール)
1.
0
0.
9
0.
8
1週
3週
6週
9週
0.
8
生存率
0.
6
動注
動注
0.
5
動注
生検
0.
4
+
膀胱全摘
−
追加照射
0.
2
癌
照射
41.4Gy
0.
3
0.
1
0.
0
膀胱保存
0 20 40 60 80 100 120
期間
(月)
5年全生存率………58.3%
5年癌特異的生存率 76.4%
抗がん剤による全身化学療法
転移のある膀胱がんが対象となります。通常は、M-VAC療法といわれる方法で、メソトレキセート、ビンブラス
チン、アドリアマイシン、シスプラチンの4種類の抗がん剤を組み合わせて行います。副作用として、吐き気、食
欲不振、白血球減少、血小板減少、貧血、口内炎などが起こることがあります。
5
前立腺がんとは
主に精液を作る器官である前立腺より発生するがんです。近年急速に増加していて、
その原因として、人口の高齢化、食生活の欧米化(高タンパク、高脂肪食)や診断技術の
向上が考えられています。米国では男性が罹患するがんの第1位で40%を占めますが、
日本の罹患率(人口10万人あたり約12人)は米国の1/5∼1/10程度であるものの、前
述の理由で急増しています。
治療方法と当院の特徴
前立腺がんの治療は、患者さん自身のがんの性質(病期すなわち進行の程度や、悪性
度)に加え、年齢や合併症の有無などを総合的に判断して、治療方法を選択する必要が
あります。その治療方法の選択の原則は下記に示しました。当院の特徴は泌尿器専門
医、放射線診断、治療医そして病理医が常勤しているので、前立腺がんの状態を的確に
判断できることと、治療方法を幅広く選択可能であることです。
前立腺がんの治療方法の選択
Ibaraki Prefectural
Central Hospital &
Cancer Center
極めて早期
注意深い観察
局所に限局
手術
密封小線源
転移がある
外照射
ホルモン療法
放射線
開腹手術
基本的には腰椎麻酔と硬膜外麻酔を組み合わせ、下半身のみを痺れさせて、行います、お臍の下
を約10cm幅に正中に切開して、前立腺とその周囲のリンパ節を切除してから、膀胱と尿道の再
吻合を行い、切開創を閉じて手術終了です。手術の最中に切除断端にがんの取り残しの有無を、
迅速病理診断にて確認しています。ほとんどの方は2時間以内で終了し、前もって採っておいた
自己血以外の輸血はいたしません。手術後1晩のみ安静にしていただきますが、手術の翌日より
歩行可能で、食事も2日後には可能です。抜糸と尿道留置カテーテル抜去は術後7日目に行いま
す。退院はその1∼3日後になります。合併症として尿漏れはほとんどの方に術後に認められます
が、
6ヶ月以内に多くの方が軽快します。手術は最も確実な治療法ですが、体に負担がかかるの
で、心臓病等の合併症が無く、比較的若い方に適応です。なお、最近は腹腔鏡下での手術も他の
施設では行われています。
6
恥骨式の皮膚切開
開腹手術
バルーン
カテーテル
皮膚切開線
前立腺を摘除
したところ
術後の状態
前立腺手術の経路
恥骨後式
経恥骨式
直腸 仙骨
恥骨
膀胱
前立腺
留置カテーテル
会陰式
尿
放射線治療
外照射
体の外から放射線を当てる方法で、治療効果は手術とほぼ同等です。通常1.5ヶ月程度の期間が必要ですが、
1週間に5回で1回の治療時間は数分です。従って最初は入院して治療を開始しますが、その後外来通院で治
療を行う方がほとんどです。主な副作用は皮膚炎や
直腸出血、頻尿等がですが、大部分軽度なものです。
線源刺入 Seed Implant
密封小線源治療(県内では唯一当院のみが可能な治療方法)
放射線を出す金属片を前立腺に直接植え込んで、前
立腺がんの治療を行い、かつ周囲組織への障害を減
● 腰椎麻酔下に行う。
● TRUS画像と透視画像を見な
がら術前計画にあわせてプロ
ーペを設置。
● 約25本の針を刺入し、
ミック
アプリケーターを用いて予定
部位に線源を挿入留置する。
らす治療が可能です。治療は腰椎麻酔下に2時間程
度で済みます。入院は3日間ですので、忙しい方には
便利ですが、病期が極初期でかつ、がんの性質が比
較的良い場合のみが適応です。
ホルモン療法
全身に広がってしまったり、高齢や高度の合併症のある方に勧められ
る治療方法です。また手術後や放射線後の再発の方にも行われてい
ています。この治療は1∼3月に1回の皮下注射と毎日の飲み薬です。
副作用は比較的軽度で、突然の発汗やほてり、そして多くの方が食欲
が亢進して太りやすくなることです。治療のはじめは非常に効果があ
るのですが、
2∼5年後に効果がなくなってくることがあります。
その他の治療
通常はホルモン療法で効果のなくなってしまった場合に、抗がん剤による治療が行われますが、効果は確実
ではありません。抗がん剤の一部には保険がきかないものがあります。
7
腎細胞がんとは
腎臓は背部に存在するソラマメの形をした尿を生成する臓器で、通常2個存在しま
す。また血圧の調節、造血、ビタミンD活性化に関するホルモンの生成にも関与してい
ます。腎臓に発生する悪性腫瘍の80%は腎細胞がんです。腎細胞がんは40歳以上に発
生しやすく、日本人10万人あたりの発生率は男性で8.8人、女性で3.2人程度です。発生
要因としては喫煙、肥満、腎不全などがあげられています。
症 状
早期のものでは症状はなく、人間ドックや他の疾患の検査により偶然発見される場合
がほとんどです。進行すると血尿・腹部腫瘤・疼痛が出現し、また全身症状として発熱・
体重減少などを伴うこともあります。
診 断
CT(造影剤使用が望ましい)を中心とした画像検
Ibaraki Prefectural
Central Hospital &
Cancer Center
査が行われます。血管造影検査はあまり行われなく
なってきています。血液検査は有用ではありません。
がん病巣(矢印で囲まれた部分)
腎がん診療のアルゴリズム
(腎癌診療ガイドライン2007年版 改)
StageⅠ
・Ⅱ
StageⅢ
StageⅣ
( ) ( ) ( )
リンパ節転移なし
遠隔転移なし
腎摘除術または
腎部分切除術
(開腹または内視鏡)
リンパ節転移1個以下、副腎・
腎静脈・下大静脈内に進展
腎摘除術
(+静脈内腫瘍血栓摘除術)
(+リンパ節郭清術)
遠隔転移あり
遠隔転移なし
腎摘除術
(+浸潤臓器合併切除術)
(+リンパ節郭清術)
腎摘除術
(+浸潤臓器合併切除術)
(+リンパ節郭清術)
転移巣
手術(転移巣切除術)
薬物療法
放射線治療(局所療法)
8
リンパ節転移2個以上、他臓器に
進展または遠隔転移あり
腎摘除術不能
薬物療法
治療と副作用
放射線や抗がん剤は効果に乏しく、手術療法が中心となります。
腎がん診療ガイドラインにそって科学的根拠にもとづいた治療が行われます。
手 術
転移のない腎細胞がんでは手術が第一選択となります。原則とし
て腎臓を周辺の脂肪組織とともに開腹手術により摘出(根治的腎
摘除術)する必要がありますが、サイズが小さく腎臓の辺縁に存
在する腫瘍の場合は、部分的に摘出(腎部分切除術)することも可
能です。肺などに転移を有する場合でも積極的な外科的切除が
推奨されます。近年では、身体への負担が少ない体腔鏡下手術が
がん病巣(矢印で示した黄色い部分)
腎臓手術でも普及してきていますが、当院では2007年12月現在
準備段階であり、今後導入を計画しています。
手術療法での副作用はほとんどなく、通常は一つの腎臓を摘出し
ても日常生活への影響はありません。腎部分切除術においては術
後の出血や腎周囲への尿漏れといった合併症がときにあります。
腰部斜切開による手術
腎動脈塞栓術
大腿動脈から細いカテーテルを用いて腎動脈を閉塞させ、がんへの血流(栄養)を遮断する方法で
す。切除が困難な場合や手術をうける体力がない場合などに行われます。
塞栓術後には一時的に発熱・疼痛を伴うことが予想されます。
放射線治療
転移巣(骨・脳など)に対する症状緩和を目的として行われます。
免疫療法
転移を有する場合に中心となる薬物治療です。インターフェロンやインターロイキン2といった薬剤
が用いられます。
インフルエンザ様症状とよばれる発熱・倦怠感が出現します。インターロイキン2においては、まれな
がら肺などに水が貯留する血管外漏出症候群とよばれる重篤な副作用も報告されています。
分子標的治療
腎がんに対する有効性が認められた新規薬剤ですが、本邦では近々承認発表の予定です。
9
相談支援センター
相談支援センターの役割
がんと診断されることで患者さまご本人とご家族は治療法や医療費、また治療後の生活など様々な不安
や悩みを抱えることとなります。当院では、がん患者さまとご家族の不安や悩みに対応するために「相談支
援センター」を平成19年1月9日に開設いたしました。
事務職員(1名)看護職の相談員(2名)及び医療ソーシャルワーカー(3名)が皆様のお話を伺い、一緒に考
え、問題解決のお手伝いをさせて頂きます。
相談支援センターの業務
1.医療福祉相談・セカンドオピニオン
診断や治療など医療に関する相談や医療費、福祉・介護サービス等に関しての相談をお受けしています。
「がんと診断されたがどんな治療法があるのか」、
「治療や手術に係る費用が心配なのだけれど」、
「訪問看
護を受けたいけどどうしたらいいの」等、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。他の医療機関で
治療中の患者さまの相談も電話や面談等でお受けいたします。
またセカンドオピニオンのご相談・申し込みについても相談支援センターでお受けしております。
●受付時間/午前9時∼午後4時
●電話相談/0296-78-5420(直通)
●場 所/1階
●F
相談支援センター
●対面相談/面談室での相談
A X / 0296-78-5421
● e-mail/
[email protected]
2.退院調整
主治医や病棟の担当看護師と協力連携しながら地元の医療機関(かかりつけ医、訪問看護等)や介護施
設等との調整を行い、退院後も継続して必要な医療が受けられるようお手伝いします。
医療機関の皆様へ
地域医療連携室
地域医療連携事業
当院では、地域の医療機関(かかりつけ医)から高度で専門的な治療や検査を必要とする患者さまをご
紹介いただき、治療や検査を行う医療連携事業に取り組んでいます。
医療連携を円滑に進めるため、地域医療連携室(専属スタッフ2名)を設置し、紹介患者さまの診察日・診
察時間等の調整および予約を行っています。ご紹介いただく際には所定の申込票によりFAXにて申し込み
ください。申込票は当院のホームページからダウンロード出来ます。
●受付時間/午前9時∼12時
午後1時∼4時
●電話相談/0296-77-1121(内線2703)
●F
A X / 0296-78-3589
●e-mail/
[email protected]
茨城県立中央病院 http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/hoken/cyubyo/index.html
10
泌尿器グループスタッフ
泌尿器科
放射線(治療)
大谷 幹伸
小峯 学
福原 喜春
奥村 敏之
日本泌尿器科学会専門医・指導医
米国泌尿器科学会
日本小児泌尿器科学会
日本科学療法学会
日本癌治療学会
日本不妊学会
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本癌治療学会
日本泌尿器科学会専門医
日本癌治療学会
Endourology・ESWL学会
老年泌尿器科学会
日本医学放射線学会専門医
日本放射線腫瘍学会認定医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
病理
放射線(診断)
塩山 靖和
佐藤 始広
飯嶋 達生
斉藤 仁昭
日本医学放射線学会専門医
日本IVR学会専門医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本医学放射線学会専門医
日本核医学会専門医
日本臨床検査医学会臨床検査専門医
日本病理学会専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本病理学会専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本臨床検査医学会臨床検査専門医
外来診療表
泌尿器科
月
火
水
木
金
大谷
小峯
福原
佐々木
大谷
福原
大谷
小峯
(非常勤)
第1・3木曜日 午後2:00∼
コンチネンス外来〈予約制〉
木曜日 午前
ストーマ外来〈予約制〉
[ 表 紙 の 写 真 ]レオナルドダヴィンチ作 骨盤内臓器解剖図譜
(右)正確に膀胱・尿管・尿道、精巣などが描かれているにも関わらず、なぜか前立腺が描かれていない(あるい
は非常に委縮した形で描かれている)。ダヴィンチは、雄牛を勉強台に解剖の訓練をしたとされる。当時、食肉
に供される雄牛は肉を軟らかくするために去勢されていたという。去勢により前立腺が著明に委縮することは
知られていなかった。去勢により進行した前立腺がんの病勢が著しく改善することを見出したハギンズ博士が
ノーベル賞を受賞したのは、ダヴィンチが没してから400年以上後のことである。
(解説:赤座 英之 筑波大学大学院男性機能科学・腎泌尿器科学教授・附属病院副院長・総合がん診療センター部長)
※この冊子は平成19年度厚生労働科学研究費補助金(がん臨床研究事業)
「相談内容の分析等を踏まえた相談
支援センターのあり方に関する研究」
(H18-がん臨床 - 一般-022)主任研究者 雨宮隆太により作成されたものです。
11
Ibaraki Prefectural Central Hospital & Cancer Center
至高萩・いわき
至桜川
上市原
市
水戸I.C
三軒屋
50
大塚池
内原バイパス
イオン
ローソン
常陽銀行
線
JR常磐
笠間
市役所
ココス
茨城銀行
52
ス
パ
イ
バ
駅
号
水戸
52
県立
中央病院
〒
0
至小山
JR
駅
5
友部
宍戸
至水戸
常磐
自動
車道
内原駅
30
水戸市役所
内原支所
105
セブン
イレブン
内原CC
おたる寿し
線
茨城町東I.C
茨城町西I.C
至水戸
岩
間
街
道
ラーメン
大黒屋
友部I.C
友部
Jct
道
自動車
北関東
6
355
至岩間駅
友部SA
スマートIC
至石岡
至土浦
大きな無料駐車場(約800台収容)があり、車での来院も大変便利です。
JR常磐線 友部駅より
(平成20年1月現在)
◎徒歩 15分 ◎バス 5分 片道160円 ◎タクシー 5分 片道660円
常磐自動車道
水戸ICより約20分/友部SAスマートIC(ETC専用)より約15分
北関東自動車道
友部ICより約15分
茨城県 都道府県がん診療連携拠点病院
茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター
〒309-1793 茨城県笠間市鯉淵6528 ☎0296-77-1121