甲府市立大里小学校 『 学校だより 』 校長室通信 第23- 5号 H24年 9月 7日 文責 手 塚 徹 5年生体験活動 「田植え」「林間学校」 夏休み中の子どもたちの生活では,大き な事故や病気もなく,子どもらしく元気に 過ごせたようで安心しました。 1学期の行事で申し訳ありません。6月 7日(木),5年生が近所の水田所有者の 協力で,「田植え」の体験を行いました。 泥の中に入っての体験は,何物にも代え 難いものだったと思います。 また,10日・11日には,1泊2日 で「八ヶ岳少年自然の家」での林間学校 を行いました。冒険ハイク,野外炊事, ナイトハイク,絵図ハイクと自然の中で のアウトドア体験も,貴重な二日間だっ たと思います。 子どもたちの体験を実現するには,担 任教師は勿論のこと,水田所有者の方か らは,手植えのための用具準備や近所のお手伝いのご夫婦の協力がありました。 また,林間学校では,引率以外の教師も応援に駆けつけてくれていました。 お弁当など家族の準備を始め,いろいろな人の協力から貴重な体験をすることがで きていることも意識していってほしいところです。 なお,5年1組担任の網倉てる美教諭は,林間学校終了後の19日(火)から傷病 休に入りました。1組の担任は,教科担当で入っていた原喜代子教諭に努めてもらい, 担っていた学年主任は3組の岡林和香子教諭が務めます。こうした関係で,学年クラ スにより教科で関わる教師が一部変更になったり,時間が減ったりしましたが,子ど もたちへの影響が最小限となるよう配慮してきました。 なお,2学期となり,5年生の態勢も安定しています。代替教諭として「武藤はる か」教諭が勤務しています。一学期4月に,浅川教諭の代替で勤務していましたので 早速いろいろな仕事で活躍してくれています。 給食室の陣容 2学期になり,給食室の人員 も変わりました。 受託業者は変わらず(株)富 士フードサービスですが,働く 方が次のような方々です。 責任者 井澤とめ子 副責任者 後藤 理恵 調理担当 ・加藤 優・酒川 美保 ・高山 祐子・三井 由香子 ・野澤 知恵・宮本 広美 ・沼 美智子・田中 美希 裏面もあります 一学期の終わり頃,大津でのいじめが原因と思われる自殺問題が報道され,その不 幸な内容に心を痛めた方も多かったものと思います。本校でもいじめのアンケートや 聞き取りなどに取り組み,必要な指導をしてきています。詳細はここに書くことでは ありませんので控えますが,子どもたちの心を育てることが,何より大事なことと捉 えています。他人の痛みを感じ取れる,他人の感情を自分のこととして思いやれる, こういうことが育っていくことが大切だと思います。 そのためには,他人への感謝の気持ちが持てることが出発点ではないでしょうか。 他人との関わりに,思いを馳せることができないといけないからです。 「やまなし」心づくり推進事業校の指定を受けて3年目になります。今年は県内に 向けて研究公開も予定しています。地域の大人や中学生との関わりの中で,感謝の気 持ちを持って挨拶したり,感謝の気持ちを表す機会に参加したりする中で,心が育つ よう取り組んでいます。こうした取り組みは,指定がなくなっても継続していくこと が大切なこととして,一緒に指定を受けている他の2校ともども確認しているところ です。 また,日常活動でも清掃や委員会活動など,自分も含めた人のための活動がありま す。これらにも自分の感情を抑えて取り組 あ い さ つ 運 動 栽 培 委員会 掲示 委員会 む態度が育っていると,他人の気持ちに思い を馳せることができる子どもに育っていくも 「金星の太陽面通過」次は105年後 の と 思います。 最後に,音楽や美術等芸術的な取り組 みや,近いところでは金環日食などの自 然界からうける情操面での育ちも,欠か すことができない部分であります。美し いものに感動する心は,心の成長が不可 欠ですし,邪悪な心が洗われるようなこ とも期待できます。スポーツから受ける 感動と同じように,美しいものに感動す る心から芽生える「あこがれ」の気持ち も,大事にしたいものであるわけです。 裏面もあります 太陽の手前を、小さな黒い点のような金星がゆっくりと横切る「金星の太陽面通過」と 呼ばれる珍しい現象が6日朝、各地で見られた。山梨県内は各地で雲が広がったが、甲府 市内の一部では雲の隙間から太陽に金星が重なる様子が確認できた。 5月21日の金環日食に続く太陽を舞台にした天文ショー。金星が次に太陽を通過する のは、105年後の2117年となる。 裏面もあります
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