平成23年夏休みおすすめの本

平成 23年 7月 13日
発信:矢切小本読みボランティア
朝の読み聞かせボランティアグループ“ありんこ”から 夏休みの読書におすすめの本をご紹介します。
読書感想文コンクールの「自由図書」にもぴったり!長い休みに親子で童話を楽しんでみてはどうですか?
「もりのへなそうる」
「へんてこもりにいこうよ」
わたなべしげお/作 やまわきゆりこ/絵 福音館書店
てつたくん、みつやくんの兄弟は、くいしんぼうでおくびょう、でもとて
もやさしいへんなかいじゅう「へなそうる」と森の中で出会って、時の
たつのもわすれてあそびます。
たかどのほうこ/作・絵 偕成社
そらいろようちえんのうらには へんてこもりという小さな森があり
ます。ある日なかよし4人ぐみはその森でどうぶつしりとりをしてあ
そんでいました。するとへんてこなどうぶつがつぎつぎにあらわれ
低
学
年
「ごきげんなすてご」
いとうひろし/作・絵 徳間
書店
おかあさんはわたしのことはほったらかしで、おとうとばっかりかわ
いがる。それならわたしはすてごになろう。そしてすてきなおうちに
安房直子/作 いせひでこ/絵 小峰書店
おばあさんはグラタンが大好き。アヒルの絵のりっぱなグラタンざら
をもっています。そのアヒルは話をしたり、歌ったり、ふしぎな力があ
りました。ところがある日おさらをぬけだしたアヒルは…。
おのりえん/作 久本直子/絵 理論社
くまのダウンヒルさんのところへ、一匹のはりねずみが転がり込んで
きました。一人ぼっちのはりねずみでしたが、ふたつの名前をもって
いました。一つの体に二つの性格をもつ変わったはりねずみのゆか
「ぺちゃんこスタンレー」
「おいなり山のひみつ」
ジェフ・ブラウン/作 トミー・ウンゲラー/絵 あすなろ書房
ある日突然、体が紙みたいにペラペラになってしまったスタンレー。
ドアと床のすきまから出入りしたり、かべの絵になりすましたりいて
大かつやく。スタンレーはもとの体にもどることができるかな?
茂市久美子/作 菊池恭子/絵 講談社
夏休み、3年生のひろしに「お山ですごす一週間」が当たった。列
車に乗り駅に着くと、けんたという小さな男の子がむかえにきてい
た。実はお山に住むけんたの家族にはふしぎなひみつがあったん
富安陽子/作 ポプラ社
白狐堀に魚とりにいった帰り、まよいこんだふしぎな路地の奥の
病院で恭平が出会ったのは、世界でたった一人のオバケ科の名
医鬼灯京十郎先生だった…。シリーズが5巻あります。
マインダート=ディヤング/作 偕成社
犬ごやで7ばんめに生まれた、びりっかすの黒い子ねこ。せまい
箱から出た子ねこがすみかさがし、本当の幸せを見つけるまで
「グラタンおばあさんとまほうのアヒル」
「はりねずみイガー・カ・イジー」
「オバケだって、カゼをひく!」
「びりっかすの子ねこ」
中
学
年
「バナ天パーティー」
杉山亮/作 理論社
杉山さんの友だち品川さんがホテルで30万円をだまし取られた。
そのかわりに八ヶ岳のキツネから30万円取り返そうとするが、そ
の方法とは?小淵沢の動物たちが繰り広げる、不思議でおかし
「ニルスのふしぎな旅」
ラーゲルレーフ/作
講談社青い鳥文庫・偕成社文庫・岩波少年文庫
妖精にいたずらをして小人にされたニルスは、ガチョウのモルテン
やガンのアッカたちとスウェーデンの空へ旅立ちます。いたずら好
きで役立たずの男の子が、小鳥や動物たちに好かれ、仲間から
信頼される少年に成長する冒険物語。
「シュンタの「ぼくんち新聞」」
新沢としひこ/作 理論社
ちいさなことでも家族で会議! 空井家に今日はどんな事件がおこ
るのかな? 四人家族のほのぼのとした日々をあたたかく描く。
「霧のむこうのふしぎな町」
柏葉幸子/作 講談社
リナは傘に導かれて、霧の谷の「めちゃくちゃ通り」にやってきました。
なんとそこでは自分で働かなくてはならないふしぎなな決まりがありま
した。リナのふしぎな夏休みがはじまります。ジブリ映画「千と千尋の
「オオサンショウウオの夏」
阿部夏丸/作 佼成出版社
ゲーム好きな少年ユウは、夏休み父の田舎へ。ひまつぶしに行っ
た川で釣り好きな少年トモと出会う。二人の間に友情が生まれ、ユ
ウも自然で遊ぶ楽しさを知る。はたしてトモの正体とは?
「つくも神」
「リンゴの丘のベッツィー」
伊藤遊/作 岡本順/絵 ポプラ社
ほのかの住んでいるマンションのゴミ置き場で火事があってから
というもの、エレベーターでおかしな物を見たり、暗やみの中に連
れて行かれたりと、ほのかのまわりで不思議なことが起こりはじ
めました。それはどうやら、隣に住むおばあさんの家にある土蔵
に関係があるようです。長い時を経て魂を宿した古い道具たち
ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー/作 徳間書店
赤ちゃんのときに両親を亡くしたベッツィーは町に住むおばさん
に大切に育てられました。ところが9才になったとき、リンゴの丘
にある田舎の親戚の農場に行くことになります。それまで泣き虫
でおばさんにたよってばかりいたベッツィーはとまどってばかり…。
でも温かい人々に見守られ、強く優しく成長していきます。
「永遠の夏休み」
折原みと/作 ポプラ社
親友のタケルが山で死んだ。6年生の夏休み、祥太、アツシ、ノブ
の3人は、タケルとの約束を果たすために、親にはヒミツの旅に出
高
学
年
「ぼくだけの山の家」
ジーン・クレイグヘッド・ジョージ/作 偕成社
ニューヨークを離れ、かつて曾祖父が住んだ深い森へ向かったサム。
そこで、自分で家をつくり、狩った獲物や木の実を食料として、たった
ひとりで1年間暮らします。少年の森の生活を描いた、全米で読みつ
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