s Let Read!

このリストは、図書館の職員が、中学生の
みなさんに読んでほしい本を選んだものです。
品川図書館
北品川2−32−3
☎ 3471-4667
二葉図書館
二葉1−4−25
☎ 3782-2036
荏原図書館
中延1−9−15
☎ 3784-2557
南大井図書館
南大井3−7−13
☎ 3761-6780
源氏前図書館
中延4−14−17
☎ 3781-6273
ゆたか図書館
豊町1−17−7
☎ 3785-6677
大井図書館
大井5−19−14
☎ 3777-7151
図書館サービスコーナー(五反田)
Let s Read!
ヤング・アダルト
☎ 3492-2131
西五反田7−22−17TOCビル地下1階
※ 五 反 田 図 書 館 は 、平 成 2 0 年 7 月 よ り 約 2 年 間 休 館 の た め 、上 記 の 臨 時 窓 口 を 開 設 し て い ま す 。
大崎図書館
大崎2−4−8
☎ 3495-0660
八潮図書館
八潮5−10−27
☎ 3799-1414
「 ア ヴ ァ ロン 」
メ グ・ キ ャ ボ ット 作
代田 亜香子 訳
理論 社
休館日、開館時間などは、各図書館におたずねください。
品川区立図書館
2008.10 発 行
「ローザ」
「エーディト、ここなら安全よ
ニ ッ キ ・ジ ョ ヴ ァ ン ニ 文
ブライアン・コリアー 絵
さくま ゆみこ 訳
光村教育図書
アラバマ州モンゴメリーでのバ
ス ・ボ イ コ ッ ト事 件 は 、 誠実 で 静 か
な ロー ザ ・ パ ーク ス の 勇 気あ る 「 ノ
ー 」か ら 始 ま った 。
1 95 5 年 1 2月 1 日 、 ロー ザ は
仕 事を 終 え バ スに 乗 っ た 。
こ の時 代 、 バ スの 前 は 白 人、 後 ろ
は 黒人 と 席 が 決ま っ て い た。 た だ 、
中 間の 席 は ど ちら で も よ かっ た は ず
だ った ・ ・ ・ 。
「ヒトラーのはじめたゲーム」
ア ン ド レ ア ・ウ ォ ー レ ン 著
林田 康一 訳
あすなろ書房
ポー ラ ン ド に住 む ジ ャ ック は 、
1 2歳 に な る まで 家 族 に かこ ま れ て 、
なに 不 自 由 なく 暮 ら し てい た 。
そ れが あ る 日 突然 、 ヒ ト ラー に よ っ
て奪 わ れ た 。
収容所での想像を超える過酷な
生活を、ヒトラーとのゲームと思い、
それに勝つことを信念に生き抜いた
ジ ャッ ク 少 年 の記 録 。
ユダヤ人迫害を生きのびた少女の物語 」
キ ャ シ ー ・ケ イ サ ー
著
石岡
史子
訳
ポプラ社
エ− デ ィ ト がや っ と の 思い で 逃 げ
て 来た 南 フ ラ ンス に も 、 ナチ ス 兵 が
や って 来 て 、 パパ は 連 れ てい か れ て
し まっ た 。
そんなエ−ディトを暖かくむか
え てく れ た の は、 モ ア サ ック の 町 の
人 々。
ユ ダヤ 人 迫 害 の嵐 が 吹 き 荒れ た 時
代 のヨ ー ロ ッ パを 舞 台 に 、懸 命 に 生
き たユ ダ ヤ 人 少女 エ ー デ ィト を か く
ま い 、命 を か けて 守 っ た 人々 の 物 語。
「人はなぜ立ったのか?
島
アイアイが教えてくれた人類の謎」
泰三
著
ふしぎな生 き物 がいっぱいいるマダ
カスガルの無 人 島 。そこにはアイアイと
いう特別なサルがいる。
アイアイは丸 いおメメに、長 いシッポ
だけでなく、ひらひらの耳 、伸 び続 ける
歯 、細 く長 い中 指 など、いくつかの動 物
の寄せ集めの不思 議なサルだ。
未 だ解 明 されていない、「なぜヒトは
立ったのか?」の謎を解 く旅に出かけて
みよう。
学習研究社
「ビッグ T と呼んでくれ」
「アヴァロン
恋 の 〈伝 説 学 園 〉へ よ う こ そ! 」
メグ・キャボット 作
代田 亜香子 訳
理論社
K.L.ゴ ー イ ン グ 作
浅尾 敦則 訳
徳間書店
ア ヴ ァ ロ ン校 に 転 入 する 事 に
なっ た エ レ イン は 、 引 っ越 し し
た町 の 公 園 にあ る 森 の 中の 深 い
谷に 立 っ て いる ≪ そ の 人≫ を 見
た。
『ア ー サ ー 王伝 説 』 に なぞ ら れ
た恋 の 伝 説 が今 始 ま る 。っ て そ
んな 事 あ り ?!
「ビ ッ グ T、 お 前 は すご い ド ラ マ
ー にな る。」デ ブで さ え な い高 校 生 の
ト ロイ は 、 伝 説の 天 才 パ ンク ギ タ リ
ス ト 、カ ー ト から バ ン ド に誘 わ れ る。
音 楽を と お し て 、ト ロ イ とカ ー ト は、
真 の友 情 を は ぐく み 、 家 族と の 絆 や
取 り戻 し て い く。
「歩く」
ルイス・サッカー 作
金原 瑞人・西田 登 訳
講談社
高校を卒業する・仕事を見つけ
る ・貯 金 を す る・ け ん か の引 き 金 に
な りそ う な こ とは し な い ・ア ー ム ピ
ッ トと い う あ だ名 と は 、 おさ ら ば す
る 。グ リ ー ン ・レ イ ク 少 年矯 正 キ ャ
ン プを で て 、 新た な 生 活 をは じ め た
ア ーム ピ ッ ト 。そ こ に キ ャン プ で の
仲 間、 X ・ レ イ( X 線 ) が現 れ 、 う
ま い話 を も ち かけ て き た 。
「リバウンド」
小梨
直
E・ウォルターズ 作
訳
深川 直美 画
福音館書店
うし ろ か ら 押さ れ て 振 り返 っ た シ ョ
ー ンの 目 に 飛 び込 ん で き たの は 車 い
す に乗 っ た デ ーヴ ィ ッ ド だっ た 。 ば か
み たい に つ っ 立っ て る な 、そ う 言 わ れ
カ ッと し て 拳 を握 っ た シ ョー ン だ が
次 の瞬 間 、 殴 られ て い た のは 自 分 の 方
だ った 。
「兵士ピースフル」
「サクランボたちの幸せの丘」
マイケル・モーパーゴ
佐藤 見果夢 訳
著
評論社
アストリッド・リンドグレーン 作
石井 登志子 訳
徳間書店
い つで も 一 緒 だっ た 。 ぼ くら は 何 で
も 分か ち 合 っ てき た 。 女 性を 愛 す る こ
と も、 そ し て 戦場 へ 行 く こと も … 。
兄 のチ ャ ー リ ーは 、 ぼ く の最 高 の 親
友 。ぼ く ら は 歌う 。 大 好 きな 「 オ レ ン
ジ とレ モ ン 」の歌 を … 最 後の 時 ま で …。
サク ラ ン ボ とい う あ だ なの 、 バ ー
ブ ロと シ ャ ス ティ ン は 、16 歳 の 双 子
の 女の 子 。 父 さん の 故 郷 で、 自 然 豊
か な田 舎 で の 農場 暮 ら し をす る こ と
に なり ま し た 。
初め て の 農 作業 を 手 伝 いな が ら 、
近 所の 仲 間 た ちと ハ イ キ ング や パ ー
テ ィー に 行 っ たり 、 夏 至 祭り を 楽 し
ん だり 。 そ し て、 好 き な 人も で き る
の です が … 。
脱走 ・ 臆 病 行為 は 銃 殺 刑。 2 人 の
兵 士ピ ー ス フ ルが 選 ん だ 、そ れ ぞ れ の
道 とは … 。
「ぼくの父さんは、自殺した。−その一言を語れる今−」
今西
誰 にも 言 え な かっ た 。 何 て思 わ れ
る のか 、 怖 く て言 え な か った 。 中 学
二 年の あ の 日 から 、 ず っ と言 え な か
っ た事 実。
「 ぼ くの 父 親 は 、自 殺 し た」
と いう 事 実 を 。
初 めて の 告 白 を聞 い て く れた 仲 間
の 顔は 優 し か った 。 受 け 入れ ら れ た
と 、初 め て 思 えた 高 校 一 年の 夏 。
そ れか ら 、 ぼ くは 動 き 出 した 。
自 殺を な く す 社会 を 目 指 して 。
「リボン」
乃子 著
そうえん社
草野
「 リボ ン 下 さ い」亜 樹 が 言う と、
「い
い よ、 無 理 し なく て 」 と 池橋 先 輩 が 言
っ た。
3 年生 に な っ た亜 樹 に は 、部 活 や 家
族 、友 だ ち 、 進路 と 色 々 な悩 み が 生 ま
れ てい た 。 そ んな 時 、 生 き生 き と 高 校
生 活を 送 っ て いる 池 橋 先 輩に 再 会 。 亜
樹 は思 う 。 自 分の 心 に 素 直に 、 少 し ず
つ でい い か ら 私は 変 わ っ てい こ う 、と。
そ して 卒 業 式 の日 、 亜 樹 は後 輩 に 言
わ れる 。「 リ ボン 下 さ い 」と 。
たき 作
ポプラ社