HD SDI UP-CONVERTER HDU402 本装置は、SDTV シリアルデジタル信号 SD-SDI(SMOTE-259M 4:2:2:i270Mbps)又は、NTSC アナログコンポジット信号から HDTV シリアルデジタル HD-SDI フォーマットに変換する高画質型 HDTV アップ・コンバーターです。 収納棚は、MPF3000「2U ラックマウントフルサイズ」、及び MPF3500「1U ラックマウントフルサイズ」 の多目的棚板になります。 【特 長】 ◆ 入力映像信号は、SDTV シリアルデジタル信号 SD-SDI 又は、NTSC アナログコンポジット入力が可能です。 ◆ NTSC アナログコンポジット入力レベルの微調可変が行えます。 ◆ 出力映像信号の HDTV シリアルデジタル信号は BTA-S004B(映像信号)/S006B(エンベデットオーディオの 同期音声・48KHz サンプリング)に対応しています。 ◆ 出力 HDTV シリアルデジタル信号に対して AES3-id フォーマットのデジタル音声信号を 2 系統多重する事が可能です。 (同期音声・48KHz サンプリングに対応) ◆ H 出力位相 前面のロータリースイッチにより水平方向に最大約 1H の遅延設定が出来ます。 ◆ V 出力位相 内部 DIP スイッチで処理最短遅延、入力信号 1 フレーム、-90H が選択出来ます。また各設定に対して H 単位で-8H∼+7H を別ロータリースイッチで遅延できます。 ◆ 映像信号無入力時は、内部発信回路でBLACK信号が出力されます。なお、音声信号は多重処理されません。 ◆ 画郭変換は、3種類可能です。1035I には対応していません。 モード 0:フルサイズ :4:3 の画面をそのまま 16:9 に表示。HV 共に拡大表示されます。 モード 1:12:9 :H 方向はサイドパネル、V 方向は上下ライン削除無しで 16:9 に表示。 モード 3:16:9 :H 方向は拡大、V 方向は上下ライン削除を行い 16:9 に表示。 【仕 様】 入力信号 SDTV シリアルデジタル信号 75Ω BNC×1(内部終端) SMPTE-259M 準拠 4:2:2i 270Mbps NTSCアナログ 75Ω BNC×2 ループスルー 入力レベル可変 約-1.5dB∼+1.5dB コンポジット信号 RS−170準拠 (A/D ビット精度 10Bit) 3次元 Y/C 分離対応 デジタル音声信号 75Ω BNC×2 内部終端 SMPTE-276M 準拠 AES3−id フォーマット 出力信号 HD-SDI 1920×1080/59.94 (BTA S-004B 準拠) BNC×2 (75Ω不平衡) HD アナログ Y 信号 簡易HDアナログY信号出力 75Ω1Vp−p (D/A ビット精度 10Bit) 出力映像 H 位相 最大+1H 遅延 74MHz ステップ 信号遅延 V 位相 DIP スイッチにて処理最短 1 フレーム、-90H 各設定に対して -8H ∼ +7H まで 1H 単位で可変 消費電流 DC12V 約 0.9A 以下 動作環境 連続動作温度 0℃∼+40℃(但し結露なきこと) 外形寸法 W:393.2mm/H:86mm/D:32mm (株)芙蓉ビデオエイジェンシー 図 1 前面視 POWER D13 電源ON時に点灯します。(緑) SDI-IN D14 NTSC SD-SDI 信号が入力有りの時点灯、消灯時は無入力を示す。(緑) D15 NTSC 信号が入力有りの時点灯、消灯時は無入力を示す。(緑) AES1/2 D16,17 AES 入力の AES-3id 信号のバリディティーフラグが有効時点灯(緑) DEB D18 デバック用 LED です。運用時は消灯しています。 MODE S6 画郭のモード設定するスイッチです。 M1 *SQUEEZ M2 *EDGE M3 *LETTER 前面からで UP に設定 CROP BOX 前面からで CENTER に設定 前面からで LOW に設定 S5 各種機能設定 BIT1 映像入力選択 OFF 映像入力 NTSC / ON 映像入力 SD-SDI BIT2 HD−SDI OUT エンベデットAUDIO選択 / OFF 外部 AES 入力 (ON SD-SDI エンベデット AUDIO(NTSC 入力時は、エンベデットされません) BIT3 外部入力AES同期/非同期選択 OFF AES 同期入力(レートコンバータスルー) ON AES 非同期入力(レートコンバート ON) BIT4 出力遅延設定 OFF BIT5 0フレーム設定 / ON −90H遅延設定 アナログレベル PRI/VARI 設定スイッチ OFF アナログレベルプリセット / ON アナログレベルバリアブル (ON 時、ANA-LEV のボリュームで映像レベル可変が行えます。) BIT6 ANA-LEV 未使用 アナログレベル調整 BIT5 スイッチ ON 時、アナログレベルを±2dB可変調整が行えます。 V V-PHASE H,M,L H-PHASE 出力の遅延設定に対して-8H∼+7H をライン単位で可変できます “0” −8H “8” 0H “F” +7H 出力遅延設定及び、V-PHASE 設定に対し±0.5Hまでの可変が出来ます。 -1100 クロック:H’3B3 ∼ 0 クロック:H’800 ∼ +1099 クロック:H’C4B (H”0∼3B3、H”C4C∼FFF は未使用 1ステップ 74.25/1.001 1 クロック約 13.48nS) 図 2 背面視 SD SDI IN SDTV シリアルデジタル信号入力です。 HD Y OUT HD アナログY信号出力です。 AES IN-1.2 外部AES入力です。(AES1→ch1/ch2 AES2→ch3/ch4) HD SDI OUT-1.2 HD-SDI 1080i/59.94Hz 出力です。 NTCS IN アナログコンポジットループスルー入力です。 (SMPTE-259M 準拠 4:2:2i 270Mbps 内部終端) 注意:外部に75Ωターミネイションが必要です。 製品の仕様及び外観等は、改善の為予告なく変更することがありますので予めご了承ください。 (株)芙蓉ビデオエイジェンシー
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