東一小だより 1月号

【1月号】
平成28年 1月 8日発行
http://academic2.plala.or.jp/hgcf1e/
心 機 一 転
校長
相川 哲也
新しい年を迎え、保護者の皆様、そして地域の皆様
には、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また、今年が皆様にとりまして、幸多き年となります
ことをご祈念申し上げます。
さて、今年は十二支でいうと「さる年」だというこ
とは、みなさんご存じだと思います。でも漢字で書く
と「猿年」ではなく、「申年」と書きます。不思議に
思ったことはありませんか?
そこで、「申(さる)」という漢字やその意味を調べ
てみました。すると、干支の十二支は、今から3000
年以上前の中国で作られ、それが、江戸時代頃に庶民の
間に広く知られるようになりました。実は、その干支
は、農業との関わりが強く、「申」には、草木が十分に
伸び、実が成熟して固い殻に覆われていくという意味が
あり、「申」の本当の読みは「さる」ではなく、本当は
「しん」と読むのです。ですから、十二支最初の「子」
は、新しい生命が種の中に芽生え始めるという意味であ
り、昨年の干支であった「未」は、果実が熟してきた状
大田区立東調布第一小学校
校長 相川 哲也
平成28年書き初め展
国語部
今久保
悠紀乃
書き初めは、新年に初めて毛筆で文字を書く
行事です。お正月のすがすがしい気分の中で墨
をすり、自分の心と向き合いながら、筆を手に
一年の計などをしたためるのは、身の引き締ま
る思いがします。今も残る日本のよい習わしの
一つですが残念なことに少しずつすたれてきて
いることも事実です。
学校では、書写の一環として書き初めを行っ
ています。書写学習のねらいは、「文字を正し
く整えて書き、身に付けた書写力を生活の中で
生かしていく」ことです。従って、昔から生活
の中に根ざした書き初めに取り組むことは、意
味あることだと思います。
今年の校内書き初め展は、1月15日(金)
~21日(木)に行われます。1・2年生は硬
筆、3年生以上は毛筆です。各教室の廊下に展
字の意味から動物の言葉を当てはめることになり、
示されます。新しい年を迎え、子供たちが気持
ちを新たにして取り組んだ力作をぜひご覧くだ
さい。尚、大田区連合書き初め展は、同期間に
池上会館展示ホールで行われます。詳細は、別
「申」は動物の(さる)になったのです。さらに申年
紙お知らせをご覧ください。
態を表しています。でも、昔は文字が読めない人も多か
ったため、干支を分かりやすく憶えるために、発音や漢
は、「申(さる)」という読み方から、「去る」という
意味を当てはめるようになり、「悪いことが去る」や
「病が去る」など、良いことや幸せがやって来るという
年だと世間に広まっていきました。
昨年本校では、保護者や地域の皆様からの信頼を著
しく失う出来事がありました。そして、多くの方々に
ご心配をおかけいたしました。改めてお詫びを申し上
げたいと思います。
今年は、申年にちなんで、悪いこ
とを取り去り、すべての子供たち
が安全に安心して、そして楽しく
学べる学校になるよう、教職員が
一丸となって努力していきたいと
考えております。今後とも皆様の
引き続きのご支援、ご協力をお願
いいたします。
1月の生活目標
寒さに負けずに活動しよう
生活指導委員会 遠藤 千恵
今年度も、大田スタジアムで「大田区小学
校駅伝大会」が行われました。5・6年生の
選手たちは、10月から練習を続けてきまし
た。26日には、力いっぱい走り、たすきを
つないでいました。
暖冬の冬休みでしたが、さすがに1月。寒
さも本格的になってきました。こんな時こそ
寒さに負けず、休み時間は外で元気よく身体
を動かしてほしいと思います。また、登下校
中や学校生活において、ポケットに手を入れ
ていたり、袖を伸ばして洋服を着ていたりす
ると大変危険です。ご家庭でも重ねて、声か
けをお願いします。また、12日から5年生
が、朝の寒さを吹き飛ばす、あいさつ、くつ
揃え運動をします。元気なあいさつで、福を
呼び込んでもらいましょう。
「東一小勝手に表彰隊!」
1月行事予定表
3年生担任 遠山 美登利
1
2
3
金
土
日
4
月
5
火
6
7
8
水
木
金
9
土
10
11
日
月
12
火
13
水
14
木
15
金
16
土
17
18
日
月
中村 昭夫
19
火
五組は現在、1年生1名、2年生2名、3年生
6名、4年生2名、5年生4名、6年生3名の1
8名の学級です。課題の似ている 4 つのクラスに
分かれて学習しています。お互いに刺激し合いな
がら、できることを一つ一つ増やしています。遠
足や校外学習などの行事には、各学年の行事に参
加し、同じ学年の友達と一緒にいろいろな体験や
学習をしています。毎週木曜日は交流給食があり
ます。各クラスで五組の子供たちにやさしく接し
てくれています。また、体育や音楽の授業に参加
している子供もいます。廊下や休み時間や登下校
の時に声をかけてくれることもあります。とても
嬉しいことです。
また、区内の特別支援学級ともいろいろな行事
を通して交流しています。5月には連合移動教室
で伊豆高原に行き、10月には、小学校と中学校
が一緒に連合運動会を行いました。2月には、連
合展覧会もあります。
これからも、五組の子供たちがたくさんの友達
と一緒に活動しながら、自分の可能性を伸ばせる
ように、一日一日を大切にして、元気に楽しく学
校生活を送っていってほしいと思っています。
20
水
21
木
22
金
23
土
お話朝会 委員会活動
5年挨拶運動終 代表委員会
補習教室(3・5年)
児童集会(クラブ発表)
連合・校内書写展終 避難訓練
補習教室(4・6年)
読書活動・縦割事前活動
(1・2年▽)(4~6年▼)☆
補習教室
24
25
26
日
月
火
お話朝会 クラブ(3年見学)
補習教室(3・5年)
27
水
児童集会(クラブ発表)
28
木
補習教室(4・6年)
29
金
読書活動 研究授業(五組)
30
土
スタディールーム
31
日
3年生は、総合的な学習の時間で、自分たちの
住んでいる地域にしかないすてきな場所や地域の
ために頑張ってくれている人達を表彰したいとい
う思いから、一人一人が「東一小勝手に表彰!」
になり、学習を進めてきました。
地域やPTAの方々にインタビューしたり、町
探検でも、自分たちから積極的に声をかけたりし
て、この地域の良いところをたくさん見付けてく
ることができました。これらの活動を通して、地
域の方々と自分たちの生活の繋がりも感じること
ができた子供たちでした。たくさん見つけてきた
中から、表彰するところを絞る話し合いを何度も
重ねました。一人一人が「どうしてそこを表彰し
たいのか」自分の意見を伝え合いながら、自分た
ちで話し合いを進めることができる3年生です。
表彰状の名前も「いいことをしていることが分か
る名前がいいね。」と確認し、工夫した名前を考
えることができました。
3学期に、表彰する方々をご招待して、表彰式
を行う予定です。どんな表彰式になるのかとても
楽しみです。
「五組だより」
五組担任
元日
冬季休業日終
B時程 始業式
□☆
成人の日
C時程 5年挨拶運動始 給食開始
発育測定(5・6年)
▼☆
縦割班活動 発育測定(3・4年)
安全指導A時程 発育測定(1・2年)
補習教室(4・6年)
読書活動 連合・校内書写展始
昔遊び(おやじの会)
ものつくりフォーラム
☆
▽☆
☆の日は放課後遊びはありません。
□給食なし下校 ▽給食後下校 ▼5校時まで
縦割り班活動
片野
久美子
「楽しかったね。」「盛り上がって熱くなっちゃった。」水曜日の朝、1~4年生が嬉しそうに教室に戻っていきます。
縦割り班活動は、年間に9回、水曜日の朝の時間に行われています。1・4・6年生と2・3・5年生でグループが構成
され、各班15名前後で、5・6年生を中心に活動しています。
5・6年生は、リーダーとして、班の全員が楽しめるようにすることをめあてにしています。活動場所の割り当てに応じ
た遊びの内容と分担などを事前に相談し準備をして、当日の遊びをリードします。下級生のことを優先に考え行動す
る経験を通して、より高学年らしさを身に着けていくのです。自分たちが計画した遊びで下級生が楽しんでくれた時の
5・6年生の顔は輝いて見えます。
3・4年生は、より楽しい活動にするために自分たちに出来ることを考え行動しながら、5・6年生から上級生としての
態度や行動を学びます。1・2年生は、活動を思い切り楽しみながら、上級生のことを見本としていきます。
縦割り班活動を楽しく充実したものにするためには、一人一人がどのように活動に参加するかがとても大切です。
縦割りで他の学年と遊ぶことによって、様々なことを学んでほしいと考えています。