第 1 章:システム要件 VirtualViewer® V13.5 Java コンテンツサーバのインストールガイド (注意) 本マニュアルのオンライン版には、 VirtualViewer の最新情報が含まれています。本マニュア ルの最新版を入手するには、 オンライン版のある www.virtualviewer.com にアクセスするか、 当社のサイト(www.snowbound.com/support/manuals.html から最新版をダウンロードしてく ださい。 DOC-0164-03 第 1 章:システム要件 著作権について Snowbound® Software は、この出版物に含まれる情報は出版日時点において正確な情報であると信じておりますが、こ の出版物に含まれる情報は予告なく変更されることがあります。 SNOWBOUND SOFTWARE 社の正当に権限が与えられた代表者が署名した契約書に明記されていない限り、当社は、本 書に含まれる情報に関しては、市場性や特定の目的への適合性に関する保証も含めいかなる保証表明をいたしません。 Snowbound Software 社は、本書に含まれる、または本書の提供・性能・利用に関連するいかなる誤謬に対しても、一切 の責任・義務を負いません Snowbound のドキュメントに記載されているソフトウェア(a)は、Snowbound Software 社または第三者の知的財産で あり、(b)は、ライセンス契約に基づいてのみ提供されるソフトウェアであり、(c)は、ライセンス契約に基づき明 示的に許可されている場合のみ、複写・利用が可能です このマニュアルの記載内容はすべて、Snowbound Software 社の著作権で保護されています。本書に記載されている情報 は、Snowbound Software 社の独占的な財産であり、Snowbound Software 社の書面による明示的許可なく、コピー、譲 渡、複製したり、または書面/フィルム/電子媒体・コンピュータで読取可能な形式などに転換したりといった、いかなる 複製行為も禁じます。 Microsoft、MS、MS-DOS、Windows、Windows NT、および SQL Server は、Microsoft 社の米国およびその他の国にお ける商標または登録商標です。 Adobe および Adobe ロゴ、Acrobat および Acrobat ロゴは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標 です。 Sun、Sun Microsystems、Sun ロゴ'および Java は、Sun Microsystems 社の米国およびその他の国における商標または 登録商標です。 iText (Original Code の初期開発者)は、Bruno Lowagie および Paolo Soares です。Bruno Lowagie が作成した箇所は、 本人の著作権(Copyright ©1999-2010)により保護されています。 Kakadu JPEG2000©は、Dr. David Taubman の著作権で保護されており、その所有権はオーストラリアの NewSouth Innovations, Pty. Ltd にあります。 I-NET JWebEngine© I-Net jwebengine© は、I-Net Software GmbH の所有財産であり、現在および将来において I-Net Software GmbH のみが独占的所有権を有するものとします。 「米国政府機関向け「制限付き権利」 本ソフトウェアは、「権利が制限された状態」で提供されます。米国政府機関による利用・複製・開示は必要に応じ、 DFARS 252.227-19 の「技術データおよびコンピュータソフトウェアに関する権限」条項の副段落「 (c)(1)(ii)」または 「(c)(i)」、および CFR 52.227 – 19 の 48 に定義される「商用コンピュータソフトウェアの制限付き権限」の(2)で 規定される制限事項の適用を受けます。製造元は、Snowbound Software 社(309 Waverley Oaks Rd., Suite 401, Waltham, MA 02452, USA)です。 本書に記載されるその他の商標・登録商標はすべて,それぞれの保有者の財産です。 マニュアル題名:Snowbound Software VirtualViewer® Java Content Server Installation Guide 部品番号: DOC-0163-03 版名:03 VirtualViewer® for Java リリース番号:13.5 VirtualViewer®リリース番号:13.5 印刷日:2014 年 1 月 出版元: Snowbound Software Corporation 309 Waverley Oaks Road, Suite 401 Waltham, MA 02452 USA phone:617-607-2000 fax:617-607-2002 ©1996 - 2014 by Snowbound Software Corporation. 無断複写・転載を禁じます 目次 第 1 章:システム要件 .................................................................................................... 4 システム要件 .................................................................................................................. 4 サーブレットコンテナ ................................................................................................ 4 Java バージョン ......................................................................................................... 4 クライアントブラウザのバージョン .......................................................................... 4 対応しているファイル形式およびプラットフォームに関する例外 ........................... 4 メモリ要件を決定する ................................................................................................... 4 第 2 章: インストール ................................................................................................ 6 VirtualViewer Java をインストールする ........................................................................ 6 VirtualViewer Java コンテンツサーバ・インストールをアップデートする .................. 6 ゼロフットプリントクライアントとアプレットクライアントの両方をインストールする ....................................................................................................................................... 9 第 3 章: 設定 .............................................................................................................. 10 iii 第 1 章:システム要件 第 1 章:システム要件 システム要件 サーブレットコンテナ VirtualViewer Java を使用するには、J2SE または J2EE サーブレットコンテナを稼働させる必要 があります。適合するサーブレットコンテナならどれでも使用できますが、奨励されるサーブレ ットコンテナは、Apache Tomcat 4.x 以上、IBM Websphere 5.1 以上、BEA Weblogic 8.1 以上 です。 Java バ ー ジ ョ ン VirtualViewer Java を使用するには、1.4.2_10 以上の JRE(Java Runtime Environment)が必要で す。推奨される JRE は JRE 1.5 です。 クライアントブラウザのバージョン 本製品が対応しているブラウザは、Internet Explorer 7、8、9、 Firefox 2~8、Safari 2~5 です。 他のブラウザ(Opera など)でも動作する場合がありますが、これらのブラウザとの互換性につ いては検証されていません。 対応しているファイル形式およびプラットフォームに関する例外 当社は、製品およびドキュメントの仕様規格をサポートし、共通プラットフォームの環境で作業 できるように最善を尽くしていますが、例外事象が発生することがございます。お客様が例外事 象を発見された場合は、 スノーバウンドサポート http://support.snowbound.com までご連絡くださ るようお願いします。 メモリ要件の確認 ドキュメントを表示するには、ディスクに保存されている状態のドキュメント容量を大幅に上回 るメモリが必要となります。保存されているドキュメントは、地図のように、折りたたまれ圧縮 されています。折りたたんだ地図を閲覧するには、元の大きさに開き(解凍)、地図全体が見え るように広げなければなりません。地図を広げると、それだけ場所をとります。オンライン・ド キュメントも同じです。ドキュメントを開き表示すると、モノクロのレターサイズ 1 ページ当た りおよそ 1MB のメモリが必要です。カラーの場合は 25MB 必要です。 ドキュメントを表示するために必要な メモリ容量は、処理するドキュメントのサイズ(容量) や、一度に処理するドキュメント件数により、異なります。以下の場合、必要なメモリ容量が増 加します。 4 • モノクロからグレースケールまたはカラーのドキュメントに変換する(1 ピクセル当たり のビット数が増加)。 • 圧縮ドキュメントから非圧縮ドキュメントに変換する{非可逆( 元に 戻らない)圧縮デ ータから生の画像データへ}。 第 1 章:システム要件 • 解像度が低いドキュメントから解像度が高いドキュメントに変換する(1 インチ当たりの ドット数/画質が上昇する)。 • インデックスカードなどの小サイズの画像からブループリントなど大サイズの画像に変換 する(画素数が増加する)。 一般的に、高品質のドキュメントを処理する時は、より多くのメモリを要します。顧客により、 ドキュメントの種類も出力品質の許容レベルも異なるため、スノーバウンドソフトウェアでは、 ひとつですべてをまかなえる(one-size-fits-all)推奨メモリ容量は設定しておりません。しかし、 利用できるメモリ容量を倍増していくことで、トラブルを解決することは可能です。よって、メ モリエラー発生時は、エラーが発生しなくなるまで、メモリ容量を増加してください。メモリ容 量が物理的にも金額的にも限界に達した場合は、以下の操作が役立つ可能性があります。 • 同時に開くドキュメント件数を減らす。 • 1 ピクセル当たりビット数(bpp)、解像度、または画像サイズを抑え、画質を落とす。 画像に必要なメモリ量を計算するには、ピクセル単位の画像サイズ(画素数)と、画像の 1 ピク セル当たりビット数(bpp)(モノクロ=1、グレースケール=8、カラー=24)を理解する必要 があります。縦(高さ)と横(幅)のサイズをピクセル(画素数)では把握していないが、画像 サイズをインチと dpi(1 インチあたりドット数)で把握している場合は、ピクセル(画素数) で画像サイズを算定することができます。 (インチ単位の幅 × インチ当たりドット数)=ピクセル単位での幅 (幅の画素数) メモリ容量(バイト数)を算定するには、「縦 × 横(in bytes) × 1 ピクセル当たりビット数」を 計算します。これを『8』で割り、ビットからバイトに変換します。以下の例を参照してくださ い。 (ピクセル縦 × ピクセル横 × ピクセル当たりビット数)÷ 8 = 画像サイズ(バイト数) 表 1.1:画像サイズに基づくメモリ要件 画像サイズ 必要メモリ ピクセル当たり 24 ビット、640 x 480 画像 640 X 480 X (24 / 8) = 921600 バイト ピクセル当たり 1 ビット、8.5 インチ X 11 インチの画 像、300 dpi (2550 ピクセル X 3300 ピクセル) 2550 X 3300 X (1 / 8) = 1051875 バイト ピクセル当たり 24 ビット、8.5 インチ X 11 インチの画 2550 X 3300 X (24 / 8) = 25245000 バイト 像、300 dpi (2550 ピクセル X 3300 ピクセル) (25 メガバイト) 次章「 第 2 章: インストール 」を参照してください。 5 第 2 章: インストール 第 2 章: インストール VirtualViewer Java をインストールする VirtualViewer Java は、 .war ファイルにパッケージされています。ファイル抽出プログラムを使 って、この .war ファイルからファイルを抽出します。.war ファイルを開くと、ウェブアプリケ ーションディレクトリ「 VirtualViewerJavaContentServer」が自動的に作成されます。 VirtualViewer Java を起動させるには、ご利用のウェブアプリケーションサーバに、 「VirtualViewerJavaContentServer」ディレクトリを直接コピーします。 あるいは、ウェブ管理者に「VirtualViewerJavaContentServer」ディレクトを使って.war ファイ ルを作成してもらい、そのファイルを展開してもらうことも可能です。 同一の実機上で VirtualViewer Java クライアント‐サーバと VirtualViewer HTML5 の両方をイン ストールする方法については、「 ゼロフットプリント・クライアントとアプレット・クライア ントの両方をインストールする」を参照してください。 VirtualViewer Java コンテンツサーバ・インストールをアッ プデートする VirtualViewer Java インストールをアップデート(更新)するには、以下の手順に従って行いま す。 1. 6 .war ファイルを任意のディレクトリに抽出します。 第 2 章: インストール 2. 3. 更新するウェブアプリケーション (webapps)のディレクトリを探します。 アプリケーションサーバをクリックします。例えば、「 Apache Tomcat」を選択し、 「 RF」または以下をクリックします。 C:\Tomcat 6.0\webapps\VirtualViewerJavaContentServer. Linux のオペレーティングシステム(OS)をご利用の場合は、以下のように入力してください。 /opt/tomcat/webapps/VirtualViewerJavaContentServer 4. 5. 6. ウェブアプリケーション(webapps)ディレクトリにあるファイルをすべて削除します。 .war から抽出したファイルをコピーし、webapps ディレクトリに移動します。 アプリケーションサーバ(Tomcat など)を再起動します。Windows の OS 上でアプリケ ーションサーバを再起動する場合は、以下の手順に従ってください。 1. コントロールパネル(Control Panel)を選択します。 2. 管理ツール( Administrative Tools)を選択します。 7 第 2 章: インストール Linux の OS の場合は、以下のコマンドを使って、アプリケーションサーバを再起動して ください。 sudo /etc/init.d/tomcat6 8 7. サービス( Services)を選択します。 8. アプリケーションサーバをクリックします。例えば、「 Apache Tomcat」を選択し、左 パネルにある再起動( Restart )のリンクをクリックします。 第 2 章: インストール ゼロフットプリント・クライアントとアプレット・クライ アントの両方をインストールする 同一の実機上で、VirtualViewer Java Client-Server と VirtualViewer HTML5 を同時に稼働させる ことができます。VirtualViewer Java Client-Server と VirtualViewer HTML5 はコンポーネットを 共有しているため、コンフリクト(相反する事象)が発生しないように、多少カスタマイズする 必要があります。まず、VirtualViewer JavaHTML5 .war ファイルをインストールし、その後で、 クライアントアプレットのファイルを追加します。以下の手順を参考にしてください。 1. 2. VirtualViewerJavaHTML5 フォルダを、webapps ディレクトリにダウンロードします。 VirtualViewerJavaContentServer フォルダを、ローカルの任意の場所にダウンロードし、 フォルダ内のファイルをいくつか抽出します。 (注意): VirtualViewer Java Content Server と Client Applet は、 完全に適合した一式でなければなりませ ん。そのため、VirtualViewer HTML5 のコンテンツサーバは、使用する VirtualViewerApplet.jar に適合していることを必ず確認してください。適合するバージョンの情報については、 Snowbound サポート( http://support.snowbound.com )にお問い合わせください。 3. 4. 次の 2 つのファイルをコピーし、 directory in your webapps ディレクトリにある VirtualViewerHTML5 ディレクトリに貼り付けます。 a. VirtualViewerApplet.jar b. applet.html 使用しているアプリケーションサーバを再起動し、以下の URL に接続してください。 http://localhost:8080/VirtualViewerJavaHTML5/applet.html これにより、VirtualViewer HTML5 のコンテンツサーバを使ったアプレットを稼働することがで きます。また、VirtualViewer HTML5 ビューアがインストールされ、正常に実行されます。これ ら 2 つのクライアントは同一のコンテンツサーバを利用するため、いずれも webapps ディレク トリに保管されます。 次章「第 3 章:設定」を参照してください。 9 第 3 章: 設定 第 3 章: 設定 設定の詳細については、「 VirtualViewer Java コンテンツサーバ管理者ガイド を参照してくださ い。 10 索引– 索引 め インストール:VirtualViewer クラ イア ントサーバ 9 インストール:カスタマイズ 9 メモリ 要件 4 か カスタマイズ:インストール 9 メモリ要件 4 し よ システム要件: サーブレットコンテナ 4 要件 メモリ 4 システム要件:Java バージョン 4 シ ふ システム要件 4 ファイル形式: 例外 4 V ブラウザ:対応 4 VirtualViewer Java コンテンツサーバ: アップデート, 6 VirtualViewer Java コンテンツサーバ: インストール, 6 漢字 対応: ファイル形式の例外 4 対応:ブラウザ 4 い 例外: サポートされるファイル形式 4 インストール:VirtualViewer HTML5 9 11 索引– 12
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