2011 年度 夏期セミナー CANADA 2011.7.31~2011.9.4 UNIVERSITY OF ALBERTA 目次 ●参加者氏名リスト ●留学日程 ●訪問先の授業内容 ・英語クラス ・IT クラス ●訪問先関係者の氏名と役職 ●個人留学報告書 ・五十嵐 光 ・磯部 拓哉 ・植木 都佳紗 ・西脇 賢吾 参加者氏名リスト 植木 五十嵐 光 Hikaru Ikarashi 磯部 拓哉 Takuya Isobe 植木 都佳紗 Tsukasa Ueki 西脇 賢吾 Kengo Nishiwaki 引率教員 山下 功 Isao Yamashita (7.31~8.5) 吉田 博 Hiroshi Yoshida (8.24~9.4) 場所:West Edmonton Mall 都佳紗 留学日程 西脇 July August 31 カナダ到着 1 Heritage Day(祝日) 2 英語クラス開始 3 英語クラス West Edmonton Mall 4 英語クラス Conversation Club 5 英語クラス Conversation Club 6,7 休日 8 英語クラス Conversation Club 9 英語クラス Conversation Club 10 英語クラス Faculty Social 11 英語クラス Company Visit(City TV) 12 英語クラス Conversation Club 13 休日 14 ホームステイスタート 15 英語クラス Conversation Club 16 英語クラス Conversation Club & Fort Edmonton 17 英語クラス Company Visit(大学研究室訪問) 18 英語クラス Golf 19~21 Canadian Rockies Trip 22 英語クラス Conversation Club 23 英語クラス Company Visit(CTV) 24 英語クラス Conversation Club 25 Outdoor Activity 26 英語クラス最終日(Final Evaluation) 27,28 September Scavenger Hunt Conversation Club 休日 29 ITクラス開始 Conversation Club 30 ITクラス 31 ITクラス 1 ITクラス Company Visit(CORUS Entertainment) 2 ITクラス Farewell 3 帰国 賢吾 訪問先の授業内容 五十嵐 光 英語クラス 去年までは国際情報の学生だけのクラスということでしたが、今年は留学する学生が少 なかったので、それぞれ別のクラスに振り分けられました。始めは誰も知り合いがいない ということもありとても緊張しました。 私のクラスでは Artem というロシア人の先生でした。そしてほかにも東京の大学生や、 中国、アラブ、メキシコなど様々な国の学生と一緒になりました。日本の学生はともかく、 他の国の学生とコミュニケーションをとるのはとても大変でした。けれど一週間もすると 互いに様々なことを話し合いいつの間にか仲良くなっていました。 授業内容 基本的には教科書を使用しますが、それよりも会話することに力を入れていました。毎 日の日記をつけ、金曜日に前にでて発表したり、それぞれ別の英語の本を渡され内容や感 想をお互いに発表しあい、どの本が一番面白そうか議論したりしました。他にもビデオを 見たりしてその感想を聞かれたりなど、とにかく英語での会話をさせられました。休憩中 でもできるだけ自国の言語は使用しないようにと言われ、ただの世間話をするだけでも大 変でした。授業の最後にはプレゼンテーションがあります。テーマは自由ですが時間が長 めのためなかなか決めるのが大変でした。 鍛えた力、身に着いた能力 英語のみである上に会話重視であることからリスニング力は上がったと思います。また 日本人は他の国の人に比べて、読み書きが得意であるものの、コミュニケーションの取り 方が下手であるという事がよくわかりました。それでも知らない人と会話をすることに自 信がつき積極的に話しかけることができるようになるなどとてもいい経験になったと思い ます。 IT クラス 五十嵐 光 授業内容 IT クラスは最後の一週間に行われた授業です。担当してくれたのはマークという先生で す。そしてこの授業に関しては国情の学生のみで行われました。場所はダウンタウンにあ るので大学から電車に乗って移動します。 授業内容は Adobe Dreamweaver というソフトで、HTML や Javascript を使って自分 が作りたいホームページを作るというものです。 まずマークがスクリーンにプログラムを打ち込んでいき私たちはそれを同じように打ち 込み動作を確認します。それが一通り終わると自分たちのホームページ作りに取り掛かる といった感じです。作成にはインターネットから画像を引用したり、プログラムも引用し たりします。当然授業は英語で行われますが、コンピュータの授業ということで専門的な 用語が多く出てくるので集中していないと聞き逃してしまいます。けれどマークは一つ一 つの作業ごとに「分かった?」と尋ねてくれるので遅れてもあまり心配する必要はありま せん。ただ分からないところがあった時は聞くようにしていないと置いてかれてしまうの で気をつけましょう。 最後に自分が作ったホームページを提出しますが、最後まで完成していなくても提出す ることが出来るので大丈夫です。 この授業をより理解できるようにするために「情報処理演習 W」を履修しておくことを お勧めします。 お世話になった方々 磯部 拓哉 David William(ディビット) 僕達と一緒に行動してくれた学生。優しい。夢は先生になること。 Mark(マーク) ドライバー。やんちゃ。運転がクレイジー。ノリが良く、いつもくだ らない会話で盛り上がった。 Jeffrey Shalagan(ジェフ) 僕達よりも年下の少しだけ日本語が話せるクールな青年。近々、日本 の大学に来る。 Mark(マーク) パソコンの先生。熱心に教えてくれた。寒いのにいつも半袖短パンだ ったのが印象的。 Michael(マイケル) DJ Michael 彼の DJ でパーティーは盛り上がった。 留学報告 五十嵐 光 私は国際情報に入学し夏期セミナーを知った時、必ず参加しようと思っていました。英 語は特に好きというわけではないし、不安も多いけれど海外に行くという経験は何か得る ものがあると思い 7 月 31 日に出発しました。 到着してからの日々は毎日が大変でした。Heritage Festival というお祭りへ行ったり、 West Edmonton Mall へ行ったり、普通の買い物でも戸惑ってしまったりと楽しく、驚き、 疲れるという充実した日々でした。 寮生活はとても楽しいものでした。みんなと買い物へ行ったり、食事を作ったり、洗濯 をしたりなど一人暮らしの雰囲気を味わえました。また日本と違い湿気がほとんどなく乾 燥しているので、朝すごく寒い事を除けばとても過ごしやすい環境で過ごしやすかったで す。一週間たって慣れたころに、同じフロアに静岡、熊本の大学生も加わりとても賑やか になりました。一緒のフロアになれたおかげで仲良くなった友達と今でもメールのやり取 りをしています。 2 週間が過ぎたらホームステイの始まりで す。正直大学内で授業に楽に行けたり、せっ かく仲良くなれた静岡や熊本の学生の人達と あまり会えなくなってしまうため少し残念に 思ってしまいました。それでもホームステイ 先のサラはとてもいい人で、はじめ話すこと に戸惑っていた自分たちに積極的に話かけて くれるなどとても優しい方でした。2 週間ほ どすると私と西脇君の他にシーマスという学 生もホームステイに来ました。彼は自分たち よりも年下であったが、英語が苦手ということもありとても大人に感じた。彼もまた気さ くであり私が英語を苦手だと分かると分かりやすく説明してくれたりしてとてもありがた かったです。 英語クラスでは全員が別々のクラスに分けられました。今までの国際情報の英語クラス と違い自分一人だけであるため最初はとても不安でした。それでも担任である Artem や、 気さくな他の国の学生のおかげで、思いのほかすぐに慣れることが出来ました。お互いに 話すうちに仲良くなり昼食や、買い物を一緒にしたりもしました。また知り合 いが誰もい ない状況であったということもありほぼ英語でしか会話が成り立たない為、英語の力がと ても上がりやすいと思い今では別々に分けられたことはとてもよかったと思っています。 ホームステイの間にロッキー山脈のツアーがあり静 岡、熊本の学生さんと再び一緒になりました。山の頂 上までゴンドラで行き、そこから見える風景に圧倒さ れました。他にも豪華なホテルでおいしい料理を食べ たり、カヌーをしたり、最終日には Suginoya という 日本料理店で和食を食べたり、たくさんのお土産を買 えたりなどとても楽しい日々を過ごすことが出来まし た。 最初の時は早く帰りたくて仕方ないと思っていましたが、いざ帰りの時になるともう帰 るのかと思いました。文化学科の留学に比べ 5 週間という短い期間でしたがこの留学を経 て得る者はたくさんありました。それでも悔いの残ることも多いですが、それよりも多く のことを学び体験することが出来とても充実した日々で良かったと思います。これからの 人生の中で海外に行く機会はもうないかもしれないから、いい経験のためにもぜひ行くこ とをオススメします。そしてこの貴重な経験をこれからの学園生活や将来のために生かせ ることが出来たらいいと思います。 留学報告 磯部 拓哉 留学に行く前に不安なんかなかった。英語なんて話せなくても何とかなると思っていた。 とにかくチャレンジすることが大切だと思っていた。 成田空港に着き、チャックインをするために並んで いるとジョンというカナダ人に話しかけられた。僕は すぐに彼とコミュニケーションを取ることができて自 信がついた。 カナダに着いた初日は疲れが溜まっていて、簡単な 説明を受けたあとすぐに寝た。13 時間も寝た。環境が 変わっても眠れる体質でよかった。 翌日、僕達の寮の目の前にある人工芝のサッカーコートでサッカーをしている人達がい た。一緒にやりたかったので頑張ってコミュニケーションを取り一緒にサッカーをするこ とができた。国籍によってプレースタイルが異なり、観察していて面白かった。様々な国 籍の人とサッカーが出来ていい思い出になった。 英語のクラスを案内してもらう時、僕はみんな同じクラスだと思っていたが、別々のク ラスだった。僕が案内されたクラスには日本 人は一人もいなかったので最初はとても緊張 した。しかし、後から他の大学の日本人が来 て日本人ばっかりになった、クラスメイトと も仲良くなれたので良かった。授業内容はグ ループで話し合うことが多かった。外国人は よく喋るのに対し、日本人はみんな控えめだ った。でも他の国籍の人と英語を使いコミュ ニケーションを取れた時は嬉しかった。 授業が終わると毎日の様にけんごと二人で探索に行っていた。大学内を探検したり、街 を歩いて回ったり、一ヶ月定期を買っていたので電車に乗り端の駅から端の駅まで行った り、バスに乗り田舎まで行って帰りのバスが来なくて焦ったり、チップの制度もよく理解 しないまま夕食を食べに行ったり、カジノに行ったり、 チャイナタウンに行ったりした。世界で 4 番目にでか いショッピングモールのウエストエドモントンモール には何回行ったか覚えてないくらい行った。東西南北 すべての方向に行った。とにかく行動し、チャレンジ した。わからない事があれば近くにいる人に聞いてい た。カナダ人はみんな優しいから何でも答えてくれる。 毎日新たな発見があったので毎日が新鮮だった。 夕食は毎日けんごと自炊していた。パスタが簡単で安かったので毎日のように食べてい た。カジノで勝って近所のスーパーで一番高い肉を買ってそのまま焼いて食べたあの日は 忘れないだろう。カナダの肉はとても厚くてジューシーだった。 日常生活で不便な事は何一つなかった。日本にいる時と同じような生活ができた。別に 英語がペラペラ話せなくてもある程度の単語を知っていれば意味は通じるし、行きたい所 があれば聞けば行けるし、アルコールが飲みたければパスポートを持ってバーに行くか酒 屋で買えば問題なかった。日本には無い種類の酒をたくさん飲んだし、酒屋の人にも顔覚 えられてパスポート無くても買えるようになったり、他の大学の人達と朝まで飲んだのも いい思い出。 2 週間の寮生活が終わると今度はホームステイが始まった。どんな人が迎えに来るかワ クワクした。僕のホームステイ先はジェリーの家だった。ジェリーはとても優しく、よく 喋る方だった。趣味は料理だったので毎日おいしい手作り料理を作ってくれた。また、息 子のエィデンとはチェスをしたり毎日一緒に皿洗いをしたりした。食後は、その日の出来 事を話したり、日本のことを話すことが多かった。 カナディアンロッキーにも行った。日本では絶対に見られない光景があった。まず、道 が広大な大地にひたすら真っ直ぐ作られており地平線が遥か彼方まで見える。そこら中に いる動物たち。見るものすべてが新鮮だった。ロープウェイに乗り頂上から見た景色は最 高だった。湖の色もエメラルドでかなり綺麗だった。イタリア語しか話せない方と少しサ ッカーネタで盛り上がれた時にサッカーの偉大さも知った。 最後の一週間はパソコンの授業だった。主に HTML、CSS、JavaScript を使いホームペ ージを作成するというものだった。正直この授業は日本でも出来ると思った。なので、あ まりカナダまで来てやる意味はないと思った。 その他にも高級なホテルで全ての大学や高校が集まるパーティーに参加したり、馬に乗 り 森 の 中 に 行 っ た り 、 ゴ ル フ を し た り 、 日 本 と 比 べ 物 に な ら な い く ら い で か い 肉 を 焼く BBQ をしたり、数多く企業に訪問させてもらい生放送のスタジオに入ることもできた。ち ょうど様々なフェスティバルが開催される時期であったのでいろんなフェスティバルにも 行った。 カナダに来て 4 週間くらいは毎日が新鮮で楽しかった。でも最後の一週間はもういろん な所に生き過ぎて行く所もなくなったし、パソコンの授業があんまり楽しくなくて帰りた い時もあった。 最後の休みは、夜一人でクラブに行った。これがカナダで一番緊張した。クラブの前に はセキュリティーの人達がたくさんいて雰囲気が怖かった。パスポートを見せて中に入っ たはいいが、音がうるさすぎてアルコール頼むのにも一苦労。中にいる人とも話すことが 出来ず、大変だったが最終的にはいい思い出になった。深夜にクラブから出るとリムジン がたくさん止まっていてビックリした。少し怖かったけど夜の街も楽しめた。 今回の留学で自分がしたかったことが全て出来たので良かった。 一つ目は、「自分の英語がどの程度の物なのかを試すことと、自分の能力でも英語圏で 過ごすことが出来るのか」ということだ。これについては更に英語の能力を身につけなく てはならないと思ったが、今の能力でも旅行とかは出来ると思った。でも、英語が話せれ ば出来ることも多くなるし、今より多くの人とコミュニケーションを取れるから今後も英 語の勉強を頑張りたい。 二つ目は、サッカーをすること。これはカナダにきてすぐに達成するとこが出来た。や はりサッカーはボールひとつで友達になれる最高のスポーツだと再認識した。 また、今回の留学で感じたことは、自分から行動しないとただただ時間だけが過ぎてい くこと。せっかくカナダまで来たから時間を無駄にしないように様々なことにチャレンジ したり、多くの場所に行った。また、多くの人に話しかけた。わからない事があれば自分 で調べるか聞いた。 今回の経験は日本でも活かせるし、今度海外に行った時にも活かせるだろう。 人生一度きりなので様々な国に行っていろんな体験をしたいと思った。もっと世界を知 りたくなった。 留学報告 植木 都佳紗 ◆英語クラス 今年は英語のクラスがみんな別々でした。私のクラスは Penny という女性の先生でした。 Penny は、私が英語を聞き取れない時はゆっくり話してくれ、うま く話せない時はじっと 聞いてくれました。とても優しい先生で本当によかったです。クラスメイトの恵さん、コ ーチン、ヤン、シャラファ、ジェシカ、アブ、ヒョンヒ、レイラ、さち、美由希、真友子、 香織、茉保、みんな年齢は様々だけど、優しくて親切で、とても楽しいクラスでした。香 織と茉保が帰る前に、各自でお菓子や料理などを持ち寄ってミニパーティーをしました。 とても楽しかったです。初めは 1 人で不安でしたが、英語の授業を通して、カナダに行く 前より、英語で他の人とコミュニケーションを取れるようになったと思います。特に、聞 く力は前よりも身についたと思います。 ◆Outdoor Activity 私たちは千葉大学と一緒でした。Outdoor Activity では初めて乗馬を体験しました。私 の乗った馬はとても落ち着いていたので、馬の上は意外と高かったけど恐怖感は全くあり ませんでした。乗馬が終わった後は千葉大学の人たちとバレーをして楽しかったです。同 じ大学に女の子がいなかったおかげか他の大学の女の子と仲良くなれてよかったです。お 昼はプラスチックのナイフで切れるくらい柔らかいステーキでおいしかったです。午後は カヌーにも乗りました。疲れたけど楽しかったです。 ◆ホームステイ 私は最初に言われていたホームステイ先ではなく、娘の Rain の家にホームステイする ことになりました。Rain の家は夫の Rav と子ども 2 人の 4 人家族で、Rain のお腹には赤 ちゃんがいました。子どもがいる家にホームステイするとは思っていなかったのでお土産 が不安でしたが、金平糖を気に入ってくれたのでよかったです。 Rain には男の子が 2 人いたので一緒にミニカーで遊んだり、パズ ルをしたりしました。元気いっぱいで可愛かったです。 Rain の家から大学まではバスと電車を使って行きました。初め は緊張したり道に迷ったりしましたが、バスの運転手さんに道を 尋ねて帰ることができました。Rain の家から駅までのバスは最終 バスが早く、何回か帰れなくなることもありました。その度に Rav が車で迎えに来てくれました。2 人には本当に感謝しています。 私に貸してくれた部屋やお風呂など、お家のどこもきれいでした。部屋のベッドはダブ ルベッドでとても寝心地がよかったです。Rain や Rav が作ってくれた料理はとてもおい しく、Rain の家にホームステイできて本当によかったと思います。 よく Rain のお姉さんの家でホームパーティーをしていて、Rain 家族と私は何回かお姉 さんの家に行って、夕食を食べました。日本ではしたことがなかったし、私のホームステ イ先はインド系の家みたいで本格的なカレーを食べることもできました。日本とは違い、 普段あまり野菜を食べることがない家だったので、ホームパーティーでは野菜も食べられ てよかったです。料理もどれもとてもおいしかったです。Rain のお姉さんの家には千葉大 学の静夏がホームステイをしていて一緒にしゃべったり、子ども達と一緒に遊んだりしま した。1 人で心細かったので静夏がいてくれて本当に助かりました。 ◆まとめ 留学する前は私以外に女の子がいなく、英語は好きだけど話せる自信がなかったので、 留学するのを何度もやめたいと思っていました。でも、留学してみて、初めの頃は全く英 語が聞き取れずどうしていいかわからなくて不安が多かったけど、時間が経つにつれて環 境にも慣れ、友達も増えて、不安は少しずつ減っていきました。一緒に行った五十嵐くん、 磯部くん、西脇くんも普通に話してくれたので安心できました。初めての英語での買い物 は緊張したけど途中からは普通に買えるようになりました。West Edmonton Mall での買 い物はとても楽しかったです。寮生活が終わる時はもう帰りたいと思っていた私も、留学 が終わる前にはまだカナダにいたいと思えるようになりました。初めての海外生活で、日 本ではできないことを経験することができたし、留学して本当によかったと思える 5 週間 になったと思います。今までとは違って人数が 4 人と少なかったおかげか、他の大学と一 緒になることが多かったので、逆によかったと思います。カナダで仲良くさせてもらった 一部の友達とは、今でも Facebook を通してつながっています。留学生活では、つらいこ とや苦しいことがありました。でも、それ以上に楽しいことがたくさんあって、多くの友 達を作ることができました。お世話になった David や Mark、Jeff、ホームステイ先の Rain や Rav、Penny や英語のクラスメイト、先生方、留学費用を出してくれた親、他にも留学 に関わってくれた多くの人に感謝しています。これからの生活でもいろいろなことに挑戦 していけたらいいと思います。 留学報告 西脇 賢吾 カナダでの毎日はとても楽しく、あっという間の5週間でした。最初 は不安しかなくて 心配でしたが、自分の英語がカナダ人にも通じることがわかると、どんどん自信がついて いって、英語で話すことがどんどん楽しくなっていきました。初めての海外でしたが、ま た海外に行ってみたいと思えるような一生の思い出が作れました。 今年は例年と違って、人数が少なく4人しかいなかったので、英語クラスはみんなバラ バラにされました。正直不安ばかりでしたがクラスのみんなはとても優しく面白い人ばか りだったのでとても楽しかったです。クラスの友達とプールにいって、飯を食べに行った りしてとても仲良くしてくれました。 時間があって暇なときは、WestEdmontonMall(通称WEM)によく行 っていました。ここは日本のショッピングモールとは桁違いの大きさで初めて行ったとき はとても驚きました。中には、屋内プール、遊園地、アスレチック、パターゴルフ、アイ スリンクなどもあり、一日いれるような 空間でした。屋内プールに入りたかった のですが、水着なんて持ってきていなく、 水着をわざわざ買うのがめんどうくさか ったので入りませんでしたが、来年行く 人には是非水着をちゃんと持っていって、 屋内プールに入ってきてほしいです。W EMはおそらく5回くらいは行って買い 物したりプラプラしたりしました。とて もお気に入りの場所のひとつでした。 ほとんど一緒に行動していた磯部君とはよくでかけたり、バーに行ったりしました。そ の中でもアイスに瓶がぶっささっているのを街でみかけて、ものすごく気になったので行 ってみようということになり、2人で突入しました。メキシコ系のバーで、平日の夕方で も満席で人が外にあふれるくらい人気の店だったので、早めの時間に行きました。店員さ んに、どのメニューが瓶のささっているやつか聞いて頼むとでてきました!すごいテンシ ョンが上がったのを覚えています。しかし、味は微妙でした・・・。けど日本では見かけ ない物を飲むことができ、いい経験になりました。 吉田先生と磯辺君と夕飯を食べに行ったりもしました。とても高かったけどすごくおい しかったです。吉田先生にご馳走になりました! ホームステイでは、サラさんにお世話になりました。毎晩ご飯を作ってくださって、と ても優しくて、話をしていてとても楽しかったです。サラさんの孫が遊びに来て遊んであ げたりしました。孫は小さくてとても可愛かったです。 先生で一番お世話になったのは、 David です。すごく優しくて面白 くて、一緒にいて楽しかったし。 話しかけやすくてとても助けられ ました。常に私たちの大学の行事 などには付いてきてくれてサポー トしてくれました。 本当に感謝しています。日本語 が好きで意味もわかってないのに 使っていたのが印象的です。 カナダでの日常生活では、水が不可欠でした。日本のように水道水は飲めなくて、飲む ための水はわざわざ買わなくてはいけなくて、日本は便利だなぁと感じました。食事も日 本と違って野菜が少なく肉が多く、ピザやパン、パスタなどが多 く食べられていました。 コーヒーを飲んでいる人が多いのにも驚きました。ホームステイ先から大学に向うときの 電車の中では、ほとんどの人がTimというカナダで有名なコーヒーやドーナツが売って いるチェーン店のコーヒーのカップを手に持っていてビックリしました。 野生動物も多く、野生のリスやウサギがそこら中にいて最初は驚きましたが、最後のほ うは慣れました。 この留学で、私は様々なことを学ぶことができました。カナダ人は本当に優しくてフレ ンドリーで、人の温かさをとても感じました。また、多くの文化の違いも肌で感じること ができました。 日本では、英語で会話する機会なんてまったくないけど、英語を話さなければいけない 環境に行って、英語を話すことの難しさや、自分の気持ちが相手にちゃんと伝わったとき の嬉しさはとても新鮮でいい経験になりました。 カナダでお世話になった先生方、そしてホストマザーのサラさんに本当に感謝していま す。 とても楽しいカナダ留学でした!
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