学校経営計画の骨格 - 広島県立御調高等学校

H26.4.30
平成26年度学校経営計画の骨格
1 ミッション
地域の教育力を結集して全人教育を実現し,地域の中でキラリと光り輝く学校
2 ビジョン
物事をグローバルな視野から自分自身の問題として捉え,日本人としてのアイデンティティを持って,地域や広島県,国際社会で主体
的に生きようとする生徒を育成する。
3 育てたい生徒像
(1)自らのキャリアアップを目指して,社会人としてのマナーの習得,生活規律・習慣の確立,授業,部活動等に意欲的に取り組むことの
できる生徒
(2)人の考えをしっかり聞き,自分の考えを深め,きちんと話すということを通して,よりよい人間関係を築くことのできる生徒
(3)自己肯定感を持ち,自信を持って発信・行動のできる活力ある生徒
(4)これまで身に付けてきた力を生かし,ボランティア活動や地域活動へ積極的に参加するなど,地域(広島県,国際社会)に貢献してい
こうとする意欲を持った生徒
4 学校経営目標,達成目標・目標達成手段(行動計画)等
学校経営目標
連携型中高一
貫教育を充実
させる。
生徒の教科学
達成目標(Z)
御調中学校からの安定し
た生徒確保ができてい
る。
対象
御調中
3年生
全ての生徒が,義務教育
段階の学習内容を定着さ
せている。
生徒が高い進路希望を実
現している。
①100%
②国語:
90%
数学:80%
外国語:
80%
9人
全体
100%
全ての生徒の三点固定が
できている。
全体
年間遅刻回数が5回以上の
生徒数
0人
全ての生徒が,高い美化
意識を身に付けている。
全体
生徒に対する学校評価アン
ケート結果で,
「真摯に清掃
活動を行っている」と回答
した生徒の割合
100%
一部
年間読書冊数が12冊以上
の生徒数
全体
部活動参加生徒の割合
本校
(17%)
生徒
本校
生徒が読書の楽しさや意
義を日常的に語ってい
る。
生徒
全ての生徒が,部活動と
勉学を両立させている。
自律的な行動
各学年 15
人以上
90%
本校
ができる生徒
育成を図る。
全体
共通学力テストにおける,
義務教育段階の問題の通過
率
①B問題が全教科60%以
上の生徒の割合
②各教科平均通過率
生徒に対する学校評価アン
ケート結果で,
「相手に聞こ
えるように姿勢を正して挨
拶を行っている」と回答し
た生徒の割合
全ての生徒が,社会人に
求められるマナーを習得
している。
豊かな人間性
教職員の人材
70%
国公立大学へ進学した生徒
の割合
識を確立させ
を育成する。
御調中学校卒業者に占める
本校入学者の割合
一部
習慣・規範意
を培う。
目標値
生徒
上を図る。
る。
評価指標
一部
本校
力の定着・向
基本的な生活
対象
範囲
生徒
生徒が,イノベーション
を巻き起こしている。
全ての教職員が,持続可
能な社会の形成者として
ふさわしい資質の育成に
向けて,質の高い授業づ
くりを行っている。
本校
教職員
一部
地域貢献,グローバル社会
への対応につながる行動計
画を,自ら提案し実践した
生徒の割合
全体
生徒に対する授業評価アン
ケート結果で,ESDに関
する項目の結果が,肯定的
と評価された教員の割合
30%
100%
目標達成手段(X+Y)
・御調中学校生徒に対する授業(準備も含む)の実施に当たり,
中学校教諭と指導方法等について常時密接な連携を図り,中学
生の知的好奇心を揺さぶるような魅力ある授業を実践する。
・部活動における,中高合同練習を,積極的に実施する。
・御調中学校・高等学校の6年間の継続した指導を視点に置い
た中高連携進路会議を,学期に1回の割合で実施する。
・授業規律の確立に向けて,授業開始前に姿勢を正させ,生徒
の授業へのレディネスを養う。
・国語・数学・外国語(英語)の各授業の冒頭で,生徒に義務
教育段階の問題に継続的に取り組ませる。
・全教員が,日常的に,言語活動を取り入れた授業を実践する
とともに,月に1回以上ICTを活用して,生徒の関心・意欲
を高める授業を行う。
・プロジェクトチームを組織して,模擬試験等から学力の推移を分析し,個
別指導等の対策を実施する。
・過去5年分の大学入試センター試験の分析をもとに,授業で,その分析を
踏まえた発展的な内容を取り扱う。
・生徒に対して,興味のある分野の研究の推進や啓発的経験活動の実施,高
大連携授業への積極的な参加を呼びかける。
・地域の有識者・卒業生・大学講師による出前授業を実施する。
・毎朝の校門指導の場面や日々の授業等を通じて,挨拶の大切
さを粘り強く伝えていく。その際,生徒が自ら,相手に聞こえ
るように姿勢を正して挨拶を行うよう指導する。
・朝の SHR で,担任・副担任が少なくとも週に2回は,お互い
に大きな声を出して挨拶をする指導を行う。
・基本的な生活習慣を身に付ける大切さを,集会等を利用して
繰り返し伝えていく。
・クラス担任と生徒指導部が連携を密にして生徒状況を的確に
把握し,全職員に「見える化」するとともに,遅刻が一定回数
を超えた生徒に対して,担任もしくは生徒指導部から保護者連
絡を行う。
・保健委員会の活動日を設け,年間の活動計画をスムーズに進
行させる。また,保健委員が,美化点検後に点検内容を検証し
て改善策を策定し,全体での実行につなげる。
・学校美化環境プロジェクト事業の実施を通して,生徒からト
イレ利用に関する標語を募集し,それらをトイレ内に掲示する。
・各クラスに,個人読書状況がわかるカードを常備し,担任に
よる啓発を行う。
・読書の大切さを図書だよりや集会等で指導していく。
・各学年1回,全体で1回,ビブリオバトル(
「私の読んだ一冊」
の発表会)を実施する。
・中学校時代に,部活動を積極的に行っていた生徒に対して,
当該競技の顧問が個別に勧誘を行う。
・生徒が部活動に入部しやすい環境づくりに向けて,1・2年
生を対象に部活動体験入部期間を1か月間設ける。
・火曜日と金曜日を部活動重点日とし,顧問が指導する。
・コンテスト(料理,英語スピーチ等)
,検定(全員受験以外のもの)
,ボラ
ンティア活動,国際交流セミナー,インターンシップのいずれかに,全員が必
ず1回以上参加するよう指導する。
・総合的な学習の時間「まなびのとびら」等を通して,地域を盛り上げる役
割を担っているミツギレンジャーの価値について考えさせ,ミツギレンジャ
ーを有効に活用した効果的な地域活性化プランを提案させ,当該プランに基
づき,地元の施設等と連携・協議を進めながら,様々な活動に取り組ませる。
・ミュージカル劇団「音楽座」から 5 名の俳優を招き,設定テーマを踏まえ
て生徒自らがシナリオを考え,シナリオに合わせてオリジナルの劇を演じる
(音楽に合わせて,言葉と体で表現する)というドラマクリエーションの研
修を実施する。
・姉妹校との交流内容や地域貢献活動の内容を,生徒が主体的に考え,具体
化できるように指導する。
・全教員が,ESDの視点を踏まえた授業が行える単元を整理
し,本校の実践研究テーマ「ESDの視点を踏まえた授業づく
り」に沿って,年間を通して計画的に授業を実施する。
・定例の教科会を通して,ESDを実施する上での課題を把握
するとともに,全教員が年1回以上,ESDの視点を取り入れ
た学習指導案を作成して,他者からの評価を受ける。