初版 2011/01/03 第3版 2013/06/10

Operation Knowhow
初版 2011/01/03
第3版 2013/06/10
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Copyright 2011 CYFLEX L.L.C.
Operation Knowhow
レベルチェックとは？
プログラム
ファイル作成
レベル識別コード
コンパイル
1010101
レコード様式レベル
識別コード
1010101
ファイル再作成
レベル識別コード
2020202
レベルチェック
エラー
実行時
プログラム
レコード様式レベル
識別コード
1010101
ファイルをオープンする時にレベル
識別コードをチェックする。
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レベルチェックとは？
外部記述ファイルを使用するプログラムをコンパイルするときは、高水準言語コンパイ
ラーによって、プログラムの中で指定されているファイルに関するレコード・レベル記述お
よびフィールド・レベル記述を抜き出し、それらの記述をコンパイルされたプログラムの一
部にします。プログラムをコンパイルしたときの記述が現在の記述と同じかどうかは、プ
ログラムを実行するときに確認検査することができます。
ログラムを実行するときに確認検査することができます
システムは対応するファイルの作成時に、各レコード様式ごとに固有のレベル識別コー
ドを割り当てます。システムでレベル識別コードを決めるのに使用する情報は、次のとお
りです。
りです
z レコード様式名
z フィールド名
z レコード様式の合計長
z レコード様式の中のフィールド数
z フィールド属性（たとえば、長さ、および小数点以下の桁数）
z レコード様式の中のフィールドの順序
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レベルチェックとは？
データベース、表示装置ファイル、印刷装置ファイル、ICFファイルをDDSを使用して作成し
た後で RPGをンパイルするとレ
た後で、RPGをコンパイルするとレコード様式レベル識別コードをプログラム内にコピーし
ド様式レベル識別
ドをプログラム内にピし
ます。
プログラム実行しファイルをオープンするときに、プログラムとファイルのレコード様式レベ
ル識別コードを比較します
ル識別コ
ドを比較します。一致しない場合はレベルチェックエラーとなります
致しない場合はレベルチェックエラとなります。
ファイル作成時に、LVLCHK(*NO)を指定した場合、あるいはOVRxxxF LVLCHK(*NO)
を指定した場合はレベルチェックは行われません
を指定した場合は、レベルチェックは行われません。
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エラーメッセージ
CPF4131
ESCAPE
CPF9999
ESCAPE
40 10/11/05 08:00:03.734344 QDMSIGNL
QSYS
0078
XXXXXX
XXXXXX
MESSAGE . . . . :
ライブラリー XXXXXX のファイル XXXXXX のメンバー
XXXXXX でレベル・チェックが起こった。
原因−−オープンするように要求されたファイルはファイル
原因
オプンするように要求されたファイルはファイル XXXXXXXXです。実際に
XXXXXXXXです実際に
オープンされたファイルはライブラリー XXXXX のファイル XXXXXXXです。実際
にオープンされたファイルについて，プログラムで指定されたレコード様式レベル
の識別コードが実際にオープンされたファイルと一致していません。回復手順−
−次の１つを実行して，その後で要求をやり直してください。 -- プログラムをコ
ンパイルし直す。
パイ
直す -- 適切な OVRDBF,
OVRDBF OVRDSPF
OVRDSPF, OVRICFF
OVRICFF, または OVRPRTF コマン
ドを使用して， LVLCHK パラメーターに一時変更として *NO の値を指定する。
40 10/11/05 08:00:03.737088 QMHUNMSG
*N
XXXXXX
XXXXXX
MESSAGE . . . . :
機能チェック。 CPF4131 は， XXXXXX によってステートメン
ト .OPEN 命令 X'0306' で監視されていません。
原因−−エスケープ例外メッセージが，そのメッセージをモニターしていないプログ
03
03
続く
...
F3= 終了
F12= 取消し
F19= 左
F20= 右
F24= キーの続き
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レベル識別コードの種類
レベル識別コードには、以下の種類があります。
●ファイルレベル識別コード
●メンバーレベル識別コード
●レコード様式レベル識別コード
レベ識別
レベル識別コード
ド
使用目的
ファイルレベル識別コードに
ついては、ノウハウ集の
「ファイルリストアー時の注
「ファイルリストア
時の注
意事項」を参照してください。
IDの情報
ファイルレベル識別コード
保管・復元で使用します
作成日時
メンバーレベル識別コード
識別
保管・復元で使用します
保管
復元使用ます
作成日時
作成
時
レコードレベル識別コード
レベルチェックで使用します
以下の情報が含まれています。
・フィールド名
・レコード様式の合計長
・レコード様式の中のフィールド数
・フィールド属性
・レコード様式の中のフィールドの順序
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レベル識別コードの種類
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レベル識別コードの調べ方
DSPFD
レコード様式リスト
レコ
ド様式リスト
ﾚｺｰﾄﾞ様式ﾚﾍﾞﾙ
様式
ﾌｨｰﾙﾄﾞ
FZKREC
33
長
識別ｺｰﾄﾞ
241 434E557361C08
テキスト . . . . . . . . . . . . . . . . :
在庫期限
様式の合計数 . . . . . . . . . . . . . . . :
1
フィールドの合計数 . . . . . . . . . . . . :
合計レコード長 . . . . . . . . . . . . . . :
33
241
メンバー・リスト
DSPPGMREF
ﾗｲﾌﾞﾗﾘｰ
ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ
参照
ﾗｲﾌﾞﾗﾘｰ
ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄ
000004 CYFLIB
ZAU31A
FZAIKGN
CYFLIB
ﾚｺｰﾄﾞﾌｧｲﾙ
ﾚｺｰﾄﾞ
様式レベル
様式
使用
様式
識別コード
の数
法
1
6
FZKREC
8
423F1315B10E5
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レベルチェックにならないケース
以下の DDS 情報はレ
情報はレベル識別コードに影響を及ぼさないので、ファイルを使用する
ル識別コドに影響を及ぼさないので、ファイルを使用する
プログラムをコンパイルし直さなくても、キーワードを変更できます。
zTEXT キーワード
zCOLHDG キーワード
キワド
zCHECK キーワード
zEDTCDE キーワード
zEDTWRD キーワード
zREFキーワード
zREFFLD キーワード
キワド
zCMP キーワード、RANGE キーワード、および VALUES キーワード
zTRNTBL キーワード
zREFSHIFT キーワード
zDFT キーワード
zCCSID キーワード
zALWNULL キーワード
z結合仕様および結合キーワード
zキー・フィールド
アクセス
スキワド
zアクセス・パス・キーワード
z選択 / 除外フィールド
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カラム見出しを変更する場合
プログラムおよびファイルのリコンパイルは、必要ありません。
①DDSソースのカラム見出しを変更
①DDSソ
スのカラム見出しを変更
②CHGPF
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新規フィールドを追加する場合
新規フィールドを追加する場合は、以下のように行うことにより、
影響範囲を局所化できます。
①新規フィルドをファイルの後ろに追加する。
①新規フィールドをファイルの後ろに追加する
②CRTPF LVLCHK(*NO)
③CRTLF LVLCHK(*NO)
④
④追加したフィールドを使用しているプログラムのコンパイル
プグ
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新規フィールドを追加する場合
RPG/400では、プログラム内でファイルのフィールドのアドレスをそのファイルのレコードの先頭から何バイト目という認識
をしています。
をしています
ファイル読み込みの際に使用される入力用バッファとファイル出力の際に使用される出力用バッファが用意されます。
このバッファーは、プログラムのコンパイル時に作成されます。
ファイルに項目が追加され、プログラムがリコンパイルされていない場合は、プログラムは、各フィールドのアドレスをファイ
ル修正前のものを使用します。
フィールドがファイルの最後に追加された場合でプログラムがそのフィールドを使用していない場合は、ファイル修正後でも
フィ
ルドがファイルの最後に追加された場合でプログラムがそのフィルドを使用していない場合は、ファイル修正後でも
、既存のフィールドのレコード内先頭アドレスは変化しませんからプログラムは正常に動作します。
フィールドがファイルの途中に追加された場合は、そのフィールド以降のアドレスが全てずれてしまうので、レコード単位の
処理で不具合が生じる可能性があります。
（例えば数値フィルドに文字デタが混入して10進デタエラを引き起こします）
（例えば、数値フィールドに文字データが混入して10進データエラーを引き起こします。）
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レベルチェックの確認
弊社のツールSystem Indexでは、レベルチェックを確認できます。
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レベルチェックの確認
LVLCHK(*NO)
で作成
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QUERYの場合レベルチェック
QUERY
の場合レベルチェック
NEW
QUERYの場合、フィルードの長さが変わったりするとエラーとなります。
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DFUの場合レベルチェック
DFU
の場合レベルチェック
NEW
DFUの場合、フィルードの長さが変わったりするとエラーとなります。
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CLコマンド作成のファイル
CL
コマンド作成のファイル
NEW
DSPFD、DSPOBJDなどで作成されるOUTFILEは、OSのバージョンによりサイズが変わる可能性
があります。
があります
そのファイルをRPGで使用している場合は、OSのバージョンアップのタイミングでリコンパイルが必
要になのではないかと思いますが、システムで提供しているファイルはレベルチェック「NO」で作成
され
されているためリコンパイルしなくてもレベルチェックエラーにはなりません。
る
リ
イ
なくも
チックラ
なりま
。
DSPFD TYPE(*MBR) QSYS/QAFDMBR
DSPOBJD
QSYS/QADSPOBD
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