情報提供資料 リート・ウィークリーレポート (2015/3/3) マーケットデータ (2015/2/27) ※リート平均配当利回りは2015年1月末時点 リート指数 為替(対円) 終値 騰落率 リート平均 配当利回り (%) 金利 (%) 終値 騰落率 先進国(含日本) 926.97 +0.1% 3 .67 先進国(除日本) 926.67 -0.1% 3 .71 日本 386.91 +2.8% 米国 1097.47 -1.4% 米ドル 119.63 カ ナダ 870.89 +1.0% カ ナダドル 1126.12 +0.7% 英国 86.22 豪州 0.34 3 .16 +0.5% 1.99 3 .31 95.59 +0.6% 1.30 6 .17 ユーロ 133.94 -1.2% 0.33 5 .24 +1.6% 英ポンド 184.68 +0.8% 1.80 2 .59 576.69 +1.1% 豪ドル 93.41 +0.1% 2.46 5 .42 シ ンガポール 501.69 +0.3% シ ンガポール ドル 87.79 +0.3% 2.23 5 .47 香港 510.59 -0.6% 香港ドル 15.43 +0.5% 1.56 3 .81 欧州(除英国) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進 国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値 および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き (ポイント) 【直近3カ月間:2014/11/27~2015/2/27】 1,000 (ポイント) 1,200 920 800 840 400 760 11/27 【2004/3/31~2015/2/27】 0 12/27 1/27 2/27 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) (月/日) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) 14/3 (年/月) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 150303情報リートW-1 リート・ウィークリーレポート マーケット動向 (2015/2/23∼2015/2/27) 【日本】 2月20日のギリシャ金融支援合意を受けた米国株高や米国利上げ観測後退などの好材料が相次いだことや、国 内企業業績の改善期待などを背景とした先高期待が根強いことを受けて、株式市場に連動して上昇する展開とな りました。なお、日銀はJリートを2/25、26に各12億円買い入れました。 【米国】 FRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言において利上げに対して慎重な姿勢が示されたものの、セントル イス連銀総裁やダラス連銀総裁による利上げを支持する発言もあって、売りが先行する展開となりました。しかし27 日に、2014年10-12月期GDP(国内総生産)改定値が速報値から下方修正されたことなどを受けて利上げ観測がや や後退し上昇したことから下げ幅が縮小しました。 【欧州】 2月20日引け後にギリシャ金融支援の4カ月延長が合意されたことや、ギリシャが提出した金融支援延長に必要な 改革案が承認されたことなどが好感され上昇しましたが、その後は利益確定売りも入ったことから上昇幅は縮小し ました。英国では、セグロ(産業)が堅調な通期決算を発表したことも支援材料となりました。 【豪州】 ギリシャ金融支援の合意が好感されたことに加え、2014年10-12月期民間設備投資が市場予想を下回ったことか らRBA(豪州準備銀行)による追加利下げ期待が高まったことや、一部リートによる決算発表も支援材料となり上昇 しました。 【アジア】 引き続き国債利回りの上昇(価格の下落)が重石となったことや、米FRB議長発言を控えて様子見ムードとなったこ となどから週初に下落しました。FRB議長が利上げを急がない姿勢を示したことや国債利回りが低下(価格が上昇) に転じたことなどを受けて値を戻す局面もありましたが、翌週の全人代(全国人民代表大会)を見極めたいとの姿勢 から上値の重い展開となりました。 トピックス ■ ホテル関連リートの決算(日本) Jリート市場には、複合リートも含めホテルを保有するリートが主に3つ上場しています。その内2つのリートが2月 に決算発表を行いました。そこから、特殊要因で東京ディズニーランド30周年効果の終了の影響を受けたホテルを 除いて、販売可能客室1室あたりの売上が訪日観光客による需要増加や国内レジャー需要の取り込みから伸びて いることが確認されました。特に、客室単価が比較的低いホテルほど単価の上乗せによる売上増加率が高い傾向 があります。また売上に占める宿泊部門の割合が高いホテルほどホテル営業粗利益比率が高い傾向にあります。 実際に、決算内容からその営業粗利益率の増加率も好調な宿泊部門にけん引されて高い傾向がうかがえました。 ■ 豪州リートの運用形態とリスクプレミアム(豪州) 豪州リートの多くは内部運用を行っているそうです。内部運用は、特にマネジメントと投資家のメリットが同じベクト ルを向いているという点において評価できると思います。取得した資産のパフォーマンスが長期にわたって良好で あることが、評価、報酬の前提であるからです。一方、外部運用の場合は、マネジメントはスポンサー側から派遣さ れていることが多いようです。市場の評価にさらされていることもあり通常起きないこととは思いますが、受益者より もスポンサーのメリットが大きい投資行動を行うことが仕組み上可能であるともいえます。また、マネジメント収入が 運用資産に比例するため、不動産の投資サイクルからいえば本来取得するべきタイミングではない時期に、資産の 取得を続ける可能性もないとはいえません。このような運用形態の違いや、マネジメントの過去のトラックレコードは、 リスクプレミアムに影響を与えるため、個別銘柄選択においては重要なポイントといえます。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ (2014/11/27∼2015/2/27) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 (ポイント) 日本リート指数 420 390 360 330 11/27 12/27 1/27 《米国》 (ポイント) 2/27 (月/日) (円) 米国リート指数 1,250 125 1,150 120 1,050 115 950 11/27 12/27 1/27 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 2/27 110 11/27 154 1,070 145 960 136 1/27 《英国》 (ポイント) 2/27 127 11/27 ユーロ/円 12/27 1/27 (月/日) 英国リート指数 (円) 192 84 184 77 176 12/27 1/27 2/27 2/27 2/27 (月/日) 91 70 11/27 1/27 (月/日) (円) 欧州リート指数 12/27 12/27 (月/日) 1,180 850 11/27 米ドル/円 168 11/27 (月/日) 英ポンド/円 12/27 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 1/27 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 2/27 (月/日) リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 620 (円) 豪州リート指数 570 99 520 94 470 11/27 12/27 豪ドル/円 104 1/27 89 11/27 2/27 12/27 1/27 (月/日) 2/27 (月/日) 《シンガポール》 (ポイント) シンガポールリート指数 (円) 525 94 500 90 475 86 450 11/27 12/27 1/27 82 11/27 2/27 シンガポールドル/円 12/27 1/27 2/27 (月/日) (月/日) 《香港》 (ポイント) (円) 香港リート指数 550 16.5 510 15.5 470 14.5 430 11/27 12/27 1/27 2/27 13.5 11/27 香港ドル/円 12/27 1/27 2/27 (月/日) (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商 標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。 これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に 対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、 配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・ ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商 品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 5/5
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