2016年8月9日リート市場リートのパフォーマンスは？ 2014年に総じて高いパフォーマンス（現地通貨ベース）となった世界のリート市場は、続く2015年はグローバルな金融市場の影響を受け、上昇率が低下したものの、堅調な業績と配当の持続的な成長を背景に底堅く推移しました。 2016年は7月末までの段階で、英国の欧州連合離脱選択により、不動産価格への影響が懸念される英国を含む欧州リートを除き、好調を維持しています。リートは、配当利回りが相対的に高く、安定しているため、日欧のマイナス金利政策が続く中で、魅力的な投資対象となっています。とりわけ、アジア・パシフィックリートは、世界のリート市場の中でも高い配当利回りや緩やかな経済成長を背景にした堅調な業績が魅力です。（％）世界のリートのパフォーマンス（現地通貨ベース） 35 グローバルリート 30.3 30 28.3 27.2 24.5 25 20.2 20 米国リート欧州リート 20.4 アジア・パシフィックリート Jリート 15 18.3 15.5 13.3 10 9.2 7.7 3.8 5 2.5 0.3 0 2016年7月末グローバルリート ▲5 ▲ 4.9 ▲ 10 2014 2015 配当利回り 3.66 米国リート 3.49 （単位：％）アジア・パ欧州シフィック Jリートリートリート 3.80 4.40 2.88 2016 （年）（注1）データ期間は2014年~2016年で各前年末比変化率。2016年は7月末で2015年末比。（注2）グローバルリートはS&Pグローバルリート、米国リートはS&P米国リート、欧州リートはS&P欧州リート、アジア・パシフィックリートは S&Pアジア・パシフィックリート（日本を除く）、JリートはS&P日本リート。いずれも配当込み、現地通貨ベース。配当利回りは各国・地域の配当利回り。（出所）FactSetのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨･勧誘するものではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■当資料にインデックス･統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。