アンケートの詳細 - HSC日本語対策委員会

日本学術振興会
国際共同研究加速化基金
国際共同研究強化事業採択研究
調査チーム
舟木紳介
濱野健 福井県立大学看護福祉
北九州市立大学文学部人間
RUTH PHILLIPS
シドニー大学教育ソーシャ
学部社会福祉学科講師
関係学科准教授
ルワーク学部准教授
オーストラリアにおける日系コミュニティの社会的、
経済的、政治的つながりに関するアンケート調査
日本学術振興会国際共同研究強化事業採択研究
研究の趣旨 Research aim
︎ オーストラリアでは、これまで退職者、婚姻・配偶者呼び寄せ、技術移住による様々
な永住者が急増し、いまや米国、中国に次ぐ約48000人の日本人永住者がオーストラリ
アに居住しています。
本研究は、シドニー在住の日本人永住者コミュニティや日本にルーツを持つオースト
ラリア人を対象として、オーストラリアの地域社会との社会的、経済的、政治的、文化
的なつながりの状況をアンケート調査によって明らかにすることを目的としています。
調査結果は日系コミュニティ自身がコミュニティの現状を理解することに有効であり、
オーストラリアの日系コミュニティの教育・文化・福祉活動を支援するための基礎資料
を作ることが期待できます。さらに将来のエスニック(民族的)コミュニティの方向性
を予測し、新しい社会福祉実践の方法の開発に貢献します。
研究の方法と対象 Research method
本研究は、回答者本人またはその親が日本人であるか、日本にルーツを持つオースト
ラリア人で、かつ、オーストラリアに永住を目的として在住する人を対象としたアン
ケート調査を実施します。
対象年齢は18歳以上で、在留資格は問いません。本調査はHSC日本語委員会の協力
を得て、HSC日本語委員会に関係する各日本語補習校の保護者とその家族を中心にアン
ケートを回答希望者に直接または郵送によって配布します。
(アンケート回収の詳細は、アンケート配布時に説明します。) !1
日本学術振興会
国際共同研究加速化基金
国際共同研究強化事業採択研究
分析方法とデータの利用 Data analysis
アンケート調査では、回答者は無記名で回答し、調査結果はすべて統計的に処理し
ますので、個人のお名前等の個人情報が特定されることはありません。本調査は、日
系コミュニティの全体の傾向を把握するために行う調査です。調査結果は、HSC日本
語委員会を通じて回答者の皆様及び日系コミュニティに報告させていただくとともに、
社会福祉関係の国際学会等において発表する予定です。
アンケートに回答した方の中で、今後のインタビュー調査に協力するかどうかを伺い
います。もし協力に承諾いただいた方には研究者が、次のインタビュー調査の依頼の連
絡をします。
調査内容の秘密は厳守し、本研究以外に許可なく使用することはありません。アン
ケートの内容や調査結果についての質問等がございましたら、下記研究代表者連絡先
までご連絡ください。
調査予定 Research schedule
2016年 5月 HCS日本語委員会への調査協力依頼・説明
6月 シドニー大学調査倫理委員会へ申請・許可
8月・9月 アンケート用紙配布および回収(HCS日本語委員会から各日本語補習校へ依頼)
11月 HCS日本語委員会へ調査結果概要の報告
12月 国際学会The 11th Association for Cultural Studies Crossroads in Cultural
Studies (会場:シドニー大学)での調査報告発表
2017年以降の調査予定 ・シドニーにて調査に承諾いただいた方に対するインタビュー調査
・メルボルンなどの他都市においてのアンケート調査
連絡先
舟木紳介(シドニー大学客員研究員・福井県立大学)
電子メール [email protected] 電話番号 0401492070
住所:A35 - Education Building, The University of Sydney
NSW 2006 Australia
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