2012年度 プログラム近況報告(2011年10月1日∼2012年9月30日) この子を救う。未来を救う。 ルワンダ共和国 キラムルジ地域開発プログラム (RWA−187343) 活 動 を 通して 絆 が 深 まり 地 域 が 活 性 化して います ADPと地域が支える未来を担う子どもたち アフリカの中心部に位置する小国ルワンダ。 「 千の丘の国」と呼ばれ、バナナの木々に包まれたなだらかな丘が連なる美しい国 です。アフリカの国々の中では非常に治安がよく、温和で親切な人々に出会うと、一見、平和を取り戻したような印象を受けます。 しかし、18年前の1994年、100日間という短期間に約80万人もの人々が亡くなったジェノサイド(大 量 虐殺)による深い傷跡 は、今も人々の心の奥 底に深く刻まれています。ルワンダでは、心のケアに関する課 題のほか、不十 分な 教 育 環 境、保 健 衛 生に 関する知識の不足、子どもの栄養 不良をはじめ、多くの課 題を抱えています。キラムルジ地 域開発プログラム(以下、ADP)では 今 年度も地 方政 府や地 域住 民と一 体となって活動を行い、地 域内の 信 頼関係をより強固にすることによって、さまざまな分野 で住民生活の改善を目指し活動を行っています。 ① 平和再構築プロジェクト … 若い力を中心に地域住民同士の助け合いの絆を育んでいます ② 教育プロジェクト … すべての子どもたちが安心して学習できる環境整備が進んでいます ③ 保健衛生・HIV/エイズ対策プロジェクト … ヘルスワーカーの巡回とキッチンガーデンの普及により住民の健康と栄養状態が改善しました ④ 食糧増産プロジェクト … 農業指導と家畜支援により多様な栄養源を確保できるようになりました プロジェクト報告 Project report 第1段階 初期計画活動準備 2008 1 第2段階 第3段階 プログラム実施 終了準備 2 012 平和再構築 プロジェクト 2023 若い力を中心に地域住民同士の助け合いの絆を育んでいます 今 年度は、地 域内に組 織された8つの若 者グループ(平和クラブ)の活動を支 援しました。平和クラブ では、人と人との絆や助け合いの 精神を育む ため、歌や 伝 統 ダンスの 交 流 会、虐 殺 記 念 館の訪問、またキッチンガーデ ンの設 置や掃除を行いました。そ のほか、地 域内 の 特に貧しい家 庭 へ の支 援にも力を入れており、ADP や政 府が 提 供した 土 地や材料 を 使って、若 者たちが 家のない人のために家を 建 設したり、地 域の 建 物 の 修 復をしたりと地 域に大きく貢 献しました。グル ープメンバーは4歳 から21歳 の 子どもと若 者で構 成 され、活 動は大きな子が小さな子 の面 倒を見るなど協力し合って進めています。そのような 若 者の 姿を 通じて、地 域の人々へも助け 合いの 精神 が広められています。 ダンス大 会のようす。平和の歌に合わ せて子どもたちがダンスを披露してい ます 2 教育 プロジェクト 虐殺記念 館を訪問し、二度と繰り返し てはならない歴史を学びました 地 域グル ープの 子どもたち。A D P の 提供した資材を使い、家がなく貧しく 厳しい 状 況にあ る住 民 のために 家を つくりました 若者たちによって虐殺の被害にあい夫 を亡くした女性のために建設された家 すべての子どもたちが安心して学習できる環境整備が進んでいます 建 設 中の小 学 校 。校 舎 の 完 成を首を長くして待つ子ども たちがよく見学にきています 地 方 政 府が 学 校 へ 行くことを 義 務 付 け、全ての 子どもが 学 校 にいける よう厳しく 指 導 して い るた め 、地 域 内 の ほ と ん ど の 家 庭 の 子 ど も は 小 学 校 に 通うこと が で きて い ま す 。しかし 、早 朝 の 薄 暗 いうちに 家 を 出 発し 5 k m 以 上 の 山 道 を 歩 いて小 学 校 へ 通う子ど も も 多く 、ま た 教 室 でも 長さ1.5mも な い 長 机 を 6人で 使うな ど 厳しい 教 育 環 境 にあり ました。今 年度は小学 校の建 設、教 室の増築や机の支 援によって教育 環 境 を 整 えるとともに 、13 の 小 学 校 で 教 師 へ のトレ ーニ ングや 教 材 配 布 を 行 い、教 育 環 境 の 向 上を 図りました。今で は1つ の 机 を 2 人で 使 用 し、余 裕 をもって勉 強で きるようになりました。また 教 材の 改 訂も 行わ れ 、生 徒 の やる 気 が 向 上し 、より多くの 子ど もが 高 校 に 進 学 で きるよ うになりました。 机 が 支 援され 二 人で一つの 机を使えるようになりました スポンサーシップ・マネジメント・プロジェクト チャイルドの健やかな成長をともに喜ぶために 「スポンサーシップ・マネジメント・プロジェクト」は、チャイルドとの手紙の交流や毎年の 成長報告などを通して、チャイルドとスポンサーの皆さまが支援の成果を実感し、その 喜びを共 有していただくための活動です。具体的には、チャイルドの成長を定 期 的に モニタリングし、支 援事 業がチャイルドとその家 族、さらに、地 域の人々の生 活にどの ような変化をもたらしているかの確認を行っています。また、チャイルドの家族や地域 の人々が、ADPの目指す「子どもを中心とした開発」について理解し、さまざまな分野で 実施している支援活動において、一人一人がそれぞれの役割を理解し、将来的に活動を 担っていけるよう支援しています。 「 子どもを中心とした開発」の例として、子どもフォー ラムなど、子どもたち自身が自分たちの声を大人たちに届けていく活動も行っています。 ス ポ ン サー へ の 手紙に絵を 書 く子 ど も た ド・ビジョン・ ち と ワ ール スタッフ ル ワ ン ダ 共 和 国[ 3 保健衛生・HIV/エイズ対策 プロジェクト キ ラ ム ル ジ 地 域 開 発 プ ロ グ ラ ム ](RWA-187343) ヘルスワーカーの巡回とキッチンガーデンの普及により住民の健康と栄養状態が改善しました 52 人の ヘルスワーカーに対し、栄 養 教 育や 保 健 衛 生、妊 産 婦に関 するトレーニング を 行 いました。 トレーニング を 受けたヘルスワーカーは、各 家 庭を 巡 回し 手 洗 いやトイレを 利 用することの重 要 性 やバランスのよい食生活が健康には欠かせないということを伝えました。また、昨年に引き続きキッチン ガーデンを貧困世帯に広め、今年度新たに500世帯増え、全体で2,500世帯の家庭がキッチンガーデン を活用できるようになりました。このような取り組みにより、子どもの栄養状態や、保健衛生の環境が 改善されています。 各 家 庭 や 保 健 所を 巡 回するA D Pスタッフとヘルス ワーカー 4 食糧増産 プロジェクト タンクを使用して手を洗う子ども。 トイレを 使った後やご飯の前は必ず手 を洗います キッチンガーデンに果物の木を植えました 農業指導と家畜支援により多様な栄養源を確保できるようになりました 昨 年 度 地 域 で 立 ち上 がった5 5 の 協 同 組 合 に、農 業 技 術 研 修 や 他 地 域 の 農 家 の 視 察 研 修 を 行 いました。グル ープ 内、また 各 グル ープ 同 士 が協 力することにより、土 地 の 管 理 や農 業 技 術 が 改 善され、バナ ナやトウモロコシ、豆 類 の収 穫 量 が増 加し、十 分な 食 料 を確 保で きるようになりました。 また、地 域の中で 特に貧しい 450 世帯に牛やヤギ、豚 など家畜の支 援を行い、ミルクや家畜の肉によって子どもたちの栄 養状 態が 改善 されました。 支 援 さ れ た ヤ ギ が 大 好 きで 世 話 する子どもたち 会計報告 収支計算書 (自 2011年10月1日 至 2012年9月30日) 子ど もたち み ん な で 牛 の 世 話 を 行い、貧しい家庭にミルクを配り ます RWA-187343 (単位:円) プログラム支援額 チャイルド・スポンサーシップ 55,099,397 当期支援額 55,099,397 前期繰越金 プログラム支援額合計 食料増産プロジェクト 8,848,649 15,436,863 9,334,449 HIV/エイズ対策・保健衛生プロジェクト 16,400,378 教育プロジェクト 17,487,862 平和再構築プロジェクト 平和再構築プロジェクト(10%) スポンサーシップ・ マネジメント・ プロジェクト (24%) 63,948,046 プログラム支出額 スポンサーシップ・マネジメント・プロジェクト 支援分野内訳(RWA-187343) 教育 プロジェクト (27%) 6,308,217 プログラム支出額合計 64,967,769 次期繰越額 −1,019,723 HIV/エイズ対策・保健衛生 プロジェクト(25%) 食料増産 プロジェクト (14%) チャイルドストーリー 支援された牛が家族に恩恵をもたらしました アブドゥル君(6歳) ルワンダの文化では、雌牛は「神の恵み」を表します。ワールド・ビジョンのスポンサーシップ・プログラムに登 録 されたアブドゥル君の家族が受け取った雌牛は家族に恩恵をもたらしました。 「 ワールド・ビジョンの支援には本当 に感謝しています。雌牛からは朝夕計6リットルの牛乳を得ることが できています。毎日3リットルをキラムルジ の町で売り、残りの3リットルを家で子どもたちに飲ませることができます。子どもたちの健 康が 私の幸せです。 毎日牛乳を飲むようになってから、栄養不良にはなっていません。」と父親は話します。学校に行くこととサッカー をすることが好きなアブドゥル君も「雌牛を くれたワールド・ビジョンに感謝しているよ。 毎日牛 乳を飲 んで、健 康 で 強くなったので、 サッカーをすることが で きるようになった ん だ! 」と 笑 顔 で 話 し ま す 。雌 牛 が 産 ん だ 子 牛 は すぐに他 の 家 族 に 渡 さ れるため 、他 の 家 族 も「神 の恵み」を 受けることが で き、 将 来的には地 域全 体が 変わることになるの です。 大好きな牛と一緒に写るアブドゥル君 プログラム担当者より 大江 景 ルワンダでは、毎月末の土曜日午前中は地域の掃除をする日と決まって います。都市部の人も支援地のような地方の人々も、政府や大統領に 至るまで国 中で掃 除 が 行われるそ うです。時 間になると、家の前 の 道を掃いたり草 刈りを行い、掃 除 後には 地 域をきれいに保つための ミー ティングが 開 かれる 場 合も あ るそ うで す。国 中どこへいっても ご みが 少 な い ことに 驚 か さ れ ま す が 、貧 富や立 場 に 関 わらず 国 民 全 員によって 美しい 国 づくりが 支 えられてい ることを思うと、まだ ま だ 厳し い 現 状 の 中 にも 、大 きな可 能 性と 未 来 へ の 明 るい 兆し を 感じさせられます。 支援地の子どもたちと大江スタッフ お問い合わせは 特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン 電話:03-5334-5351 FAX:03-5334-5359 e-mail:[email protected] ホームページ:www.worldvision.jp この子を救う。未来を救う。 ワールド・ビジョン・ジャパンの 活 動についての 最 新 情 報を掲 載しております。ホームページにぜ ひお立ち寄りください。 2012年度 プログラム近況報告(2011年10月1日∼2012年9月30日) この子を救う。未来を救う。 ルワンダ共和国 グウィザ地域開発プログラム (RWA−190768) 地方政府や地域組織との協力により 支援が拡大しています 水汲みに来た子どもたち。井戸ができたことにより、遠くの湖まで水を汲みに行く必要がなくなりました グウィザ地域開発プログラム(以下、ADP)では、今年度は地方政府や地域組織との協力体制を強化し活動を進めました。必要 な支援を行う上で支援地域における問題をより正確に把握することが大切です。そのため地域住民で組織された団体との協力が 活 動の成 果にもつながってきています。例えば、保 健 衛 生 分 野では、地 域 団 体や ヘルスワーカーが 衛 生 教 育の 研 修を 住 民に 行 いました。また、教 育分 野では、建 設した学 校へ の必 要な 教 師 数の 確 保は 地 方 政 府が 行なうことを取り決 め、小 学 生の 学 習 能 力の 測 定テストは、地 方 政 府とADP が協 力して実 施しました。 支 援地 域の各団体との協力により効果的な支 援が実現しました。また、地 域団体を巻き込むことで、地 域の人々自身が同地 域 の厳しい環境で暮らす住民への支援や自分たちの住む地域の発展について深く考え、行動を起こすようになってきています。 ① 保健衛生プロジェクト … 井戸の修復により子どもたちは勉強や遊びに使える時間が増えました ② 教育プロジェクト … 質の高い初等教育を多くの子どもたちに提供できるように取り組んでいます ③ 平和再構築プロジェクト … 若い力が活性化し地域に融和をもたらしています ④ 食糧増産プロジェクト … 乳牛の支援による助け合いの輪が広がっています プロジェクト報告 Project report 第1段階 初期計画活動準備 2009 1 第2段階 第3段階 プログラム実施 終了準備 2 012 保健衛生 プロジェクト 2025 井戸の修復により子どもたちは勉強や遊びに使える時間が増えました 地域が抱える大きな課題の1つが安全な水の入手です。今年度より、1990年代の内戦で破損 していた井戸の修復をし、900世帯以上が1km以内の距離で安全な水を取得することができ るようになりました。また、川や湖、雨季にできた水場の水を利用している200世帯に浄水 フィルターを配布し、下痢などの病気の予防ができるようになりました。 水汲みは地域のどの家庭でも大変重要な家事の1つで、ほとんどの家庭では子どもの仕事と なっています。子どもたちの多くは1日の生活時間の約半分を学校で勉強し、残りの半分の多 くを水汲みに費やします。水を入れると重いものでは20キロにもなるポリタンクを小さな頭 にのせて足場の悪いデコボコの山道を長時間かけて運びます。ワールド・ビジョンが今年度建 設した井戸などの水設備により、安全な水の確保による衛生面の改善だけでなく、多くの子ど もたちの仕事が軽減され、家での勉強や子ども同士の遊びの時間も確保できるようになりま した。 一方、支援地域は広大で、まだ安全な水へのアクセスの改善や衛生教育など、 支援の必要 性は高く、今後も水衛生面での活動に加え、1994年に起こったジェノサイド(大量虐殺)後の 5 キロから10 キロの 水 が入った ポリタンクを 運 ぶ 子ども。途中で休 憩をとりながら頑 張って家に持ち 帰ります 混乱期に広まったHIV/エイズ対策にも力を入れていく予定です。 支援により修理された井戸できれい な水を汲み上げる子どもたち 浄水フィル ターを 使うようになった子どもの家 庭。 不 衛 生な 水による下痢や疾 病が減りました 2 教育 プロジェクト 質の高い初等教育を多くの子どもたちに提供できるように取り組んでいます 多くの子どもたちが質の高い初等 教育を受けられるようにするため、今 年度は小学 校2校 の 建 設と、教 育の 質 を高め るために 教 師 へ の 研 修 に力を 注ぎ ました 。これまで、山 道 が 多いこの地 域の 子どもたちの 平均的な通学距 離は6km以 上でしたが、小学 校2校 の建 設 により、2km程 度で通学できる生徒の割合が増えました。また、30人の 教 師の能 力強化 のため、各教科の学習内容指導のほか、どのように教えたら生徒の学習意欲を向上できる か、どうしたら、活発さや創造性が生徒に身に付くか、またどのように生徒に接したらよい かなどの 研 修を行い、子どもたちが 楽しく、意欲的に学べるような 環 境づくりを進めまし た。多くの 生 徒 が 小 学 校 を 好 きに なり、夢 を持って意 欲 的に学 習に 取り組 んで いくこと が 期 待されます。 学校の長期休み中に完成した校舎 子どもたちの受け入れ準備が整いました 建設中の学 校。完成を楽しみにしている子どもたち 学校に併設されたトイレ 学校の衛生を保つために非常に重要です 教育支援の一環で、校舎の壁に子どもたちが描いた ルワンダとアフリカの地図 ル ワ ン ダ 共 和 国[ 3 グ ウ ィ ザ 地 域 開 発 プ ロ グ ラ ム ](RWA-190768) 平和再構築 プロジェクト 若い力が活性化し地域に融和をもたらしています 今年度は、3回の平和再構築ワークショップを開催し、地域の若者、高校生に加えてジェノサイド 時の生存 者と刑務所から釈放された元加害者がお互いを理解し合い、助け合うことの大 切さを 学びました。また、10代の若者で構成されるグループを3つ組織し、伝統ダンスや歌、遠足などの レクリエーション活動を通して楽しみながら絆を深め、貧しい人々が住む90世帯の屋根の改修 作 業 などを 通して助け 合うことの 喜び や相互 理 解 の 促 進を行 いました。70人 以 上の 若 者が、 グループ活動を自主的に継続し人々の心を癒しています。 活気と好奇心に満ちている 若者グループのメンバー 4 食糧増産 プロジェクト 乳牛の支援による助け合いの輪が広がっています 地域内の最も厳しい生活環境にある34世帯へ牛を提 供しました。 食べていくのもままならない状況だった家庭が、牛のミルクにより 子どもたちの栄養摂取が可能になり、さらにミルクを販売すること で、収入を得ることができるようになりました。収入を得られるよう になり、病気の際の薬やより栄養価の高い食料の購入が可能になり ました。さらに、牛を与えられ た 家 庭は、ミルクを周 辺の 貧しい 家 庭にも分け与えるという習 慣が 定 着し、地 域内の協力 体 制が 強 化 牛の支援に喜ぶ家族 されています。 支 援された牛を大 切に世 話する子ども。ミルクの摂 取により栄養状 態が 改善し ました。周辺の貧しい家庭にもミルクを分け与えています スポンサーシップ・マネジメント・プロジェクト チャイルドの健やかな成長をともに喜ぶために 「スポンサーシップ・マネジメント・プロジェクト」は、チャイルドとの手紙の交流や毎年の 成長報告などを通して、チャイルドとスポンサーの皆さまが支援の成果を実感し、その 喜びを共 有していただくための活動です。具体的には、チャイルドの成長を定 期 的に モニタリングし、支 援事 業がチャイルドとその家 族、さらに、地 域の人々の生 活にどの ような変化をもたらしているかの確認を行っています。また、チャイルドの家族や地域 の人々が、ADPの目指す「子どもを中心とした開発」について理解し、さまざまな分野で 実施している支援活動において、一人一人がそれぞれの役割を理解し、将来的に活動を 担っていけるよう支援しています。 「 子どもを中心とした開発」の例として、子どもフォー ス ポ ン サー へ の 手紙に絵を 書 く子 ど も た ド・ビジョン・ ち と ワ ール スタッフ ラムなど、子どもたち自身が自分たちの声を大人たちに届けていく活動も行っています。 会計報告 収支計算書(自 2011年10月1日 至 2012年9月30日) RWA-190768 (単位:円) プログラム支援額 チャイルド・スポンサーシップ 52,820,265 当期支援額 52,820,265 前期繰越金 プログラム支援額合計 支援分野内訳(RWA-190768) 食糧安全保障プロジェクト(10%) スポンサーシップ・ マネジメント・ プロジェクト (15%) 17,476,196 70,296,461 プログラム支出額 スポンサーシップ・マネジメント・プロジェクト 10,893,147 教育プロジェクト 25,015,708 平和再構築プロジェクト 保健衛生プロジェクト 食糧安全保障プロジェクト 6,087,894 保健衛生 プロジェクト (31%) 22,355,800 7,318,415 プログラム支出額合計 71,670,964 次期繰越額 −1,374,503 平和再構築プロジェクト(9%) 教育プロジェクト (35%) チャイルドストーリー 牛1頭の支援により、家族が希望を持てるようになりました スティーブン君(5歳) 7人兄弟の末っ子であるスティーブン君とその家族はワールド・ビジョンから1頭の牛を受け取りました。牛はのちに 家族の生活を大きく変えました。 「 牛のふんを肥料として農作物を育てています。大家族には十分なくらい農作物 の収 穫 量 が増えたため、残った分は売っています」と父 親 は 話します。スティーブン 君と家 族 は、牛が出 産する 日、すなわち牛乳が得られる日を指折り数えています。 「 数リットルは家で飲み、数リットルは栄養問題のある近所 の人々にあげ、残りでお金を稼ぐので、生活状態が良くなることでしょう」とお母さんが言います。教育が成功の鍵 だということを理解している両親は子どもたち全員が確実に学校に通えることを願っています。家族の変化を見 て、これ以上ないほどの幸せを感じているスティーブン君は、 「 大きくなったらお父さんみたいな農夫になりたい! それか先生になって、小さな子どもたちと一緒に遊んだり教えたりしたいんだ」と恥ずかしそうに言いました。 ワールド・ビジョンから支 給された給 水タンク の前で笑顔を見せるスティーブン君 プログラム担当者より 大江 景 井戸が完成し、楽しそうに数人で水を汲み上げている子どもたちの姿が 印象的でした。大人で男性の私にとっても決して軽くない5kgのポリタ ンク、そしてズシリと腕を引く10kgのもの、持って少し歩くと息が切れ だす20kg、どのポリタンクも子どもたちや若い女性が腕にさげたり頭 に乗せたりして長い道のりを運んでいました。水汲みは現代日本ではほ ぼ見られない習慣ですが、ルワンダの子どもたちにとって日常であり、 当たり前のこと。楽しそうに仲間と歌い、笑い、ふざけ合いながら水を 持ち帰っていく子どもたちの姿に頭が下がりました。厳しい環境で一生 懸命に生きている子どもたちと地域住民をできる限り近くに寄り添い ながら応援していくという気持ちを新たにした8月の訪問でした。 お問い合わせは 完成した井戸から得られるきれいな水に喜ぶ子どもたちと大江スタッフ 特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン 電話:03-5334-5351 FAX:03-5334-5359 e-mail:[email protected] ホームページ:www.worldvision.jp この子を救う。未来を救う。 ワールド・ビジョン・ジャパンの 活 動についての 最 新 情 報を掲 載しております。ホームページにぜ ひお立ち寄りください。
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