平成２７年度　中心市街地ストリート再生事業活動報告 № 1 補助対象事業名プロモーションプロジェクト企画提案事業名甲府中心商店街やまなし県産酒提供飲食店等紹介事業事業実績山梨県には甲州ワインをはじめ、豊富で、認知度も高い県産酒を甲府市中心市街地で飲めるお店を紹介するホームページを開設し、観光客だけでなく、市民、県民にも、県産酒の取扱店舗を知るツールとして、中心市街地に足を運んでもらうきっかけを作ることを目的に実施した。今回は観光客が気軽に検索できるスマートフォンに特化したホームページ（nomucaノムカ）を作製し、紹介することで、県産酒の普及促進を図るとともに、中心商店街へ足を運ぶきっかけ作りを行った。掲載店舗は当初最低目標の５０店舗と留まったが、問合せもあるため、今後も増えていくことが見込まれる。サイトの情報更新と継続的な運営に協賛企業の募集を行うなどして、継続していきたいと考える。実施期間：平成２７年１０月１日（木）～平成２８年３月２１日（月） 2 プロモーションプロジェクト商店街連動型甲府顔文字パネルプロジェクト甲府にゆかりのある題材で顔文字パネルを複数作成し、話題の創出で、県内外からの集客を図る目的で実施した。今回は中心市街地の11箇所の各店舗へ、イラストの顔部分のみくり抜かれているパネル（顔文字パネル）を設置し、店主と訪れた方のコミュニケーションツールや、パネルに顔を入れて写真を撮り、ネット上で共有し、話題性による、中心商店街へ足を運ぶきっかけ作りを行った。全店舗をめぐる若い親子や学生が見受けられ、顔文字パネルの設置店舗は若干名ではあるが、来店客が増えたとの報告があった。しかし、ネットへの写真投稿は、なかなか思ったより拡散せず、課題が残った。今後は、今回の事業を通して商店街店主との繋がりを大切にし、パネルを常設する店舗等を考えていきたい。実施期間：平成２８年２月２７日（土）～３月27日（日） 3 プロモーションプロジェクト＋リノベーションプロジェクト KOFU VILLAGE ART COMING 事業甲府のまちに視覚に働きかけるような見てで楽しめるものが少ない。機能的な建物も必要だが、まちなかにアイコンを作ることで、待ち合わせ場所、ビュースポットとして注目を集め、新たな観光アプローチで中心街に人を呼び込む目的で実施した。今回は山梨中央銀行本店の西側壁に世界的に有名なアーティストを招致し、壁画を制作してもらい、その様子を動画で撮影を行い、SNSなどのWebサイトで広く公開し、魅力発信を行った。当初、壁画制作に必要な壁面をアーティストさんと下見し、山梨中央銀行西壁への壁画制作の承諾や、制作に伴い周辺企業、地域住民への説明・同意を得るのに苦労したが、多くの方の協力を得て、アーティストさんが気持ちよく制作してもらうことができる環境作りができた。また、制作前には予告動画を作成・公開すると伴に、制作模様を週毎に15秒の動画をインスタグラムへの配信や、５分のインターネット閲覧用の動画撮影・編集等も行った。さらに、多くのメディアにも取り上げてもらい、中心市街地の新たな観光スポットとして周知できたと考える。制作期間：平成２７年３月１４日（月）～３月３１日（木） #kofumuralproject kofu-pv.com 本県は、地場産業としてのワイン産業が発展し、現在では甲府市内に4社、市外には７０社を超えるワイナリーが、それぞれ個性あるワインづくりを行い、県産ワインとして国内生産量の約４割を生産する、名実ともに日本一のワイン王国である。昨年度も好評であったこともあり、今年度も甲府のワインと中心市街地の飲食店のPRを兼ねて開催した。今回も甲府のワイン文化・歴史をより深く知っていただく講演会と共に、市内4社選りすぐりの自慢のワインを味わっていただく試飲会、中心市街地の飲食店等からのケータリングによる試食会を併せて、広く一般市民の方に、甲府のワインとワイン文化に親しみ、楽しんでいただけたと考える。 4 エンターテイメントプロジェクトワイン文化・歴史について学ぼう事業開催日：平成２８年２月２７日（土）開催場所：【講演会】市役所本庁舎１階「市民活動室」『ワイン文化・歴史について学ぼう』講　師：サドヤ　顧問　萩原健一氏【試飲会・試食会】オリオンスクエア（甲府市丸の内）市内ワイナリー：㈱サドヤ、信玄ワイン㈱、木下商事㈱、㈱甲府ワインポート中心飲食店：メゾン・ド・ルージュ、ガレットカフェすきまのじかん、 Cafe&Bar Tomodoll、甲州地どり市場、葡萄屋kofu 山梨県は、現在1,000社を超えるジュエリー関係の業者が存在し、国内に流通する貴金属製装身具出荷額の約3分の1を県内で生産している日本一のジュエリー産地である。しかし、この産業の中心地である甲府市のイメージの中には、「宝石の街」「甲府といえばジュエリー」などと思い浮かべる人は非常に少ない状況である。こうしたことから、ジュエリーに関する「ワークショップ」を開催し、「宝石のまち甲府」の魅力を再発見するきっかけ作りの目的で開催した。参加者は江戸時代から続く「山梨ジュエリー」の歴史を受け継いできた職人たちの卓越した技に触れ、中心市街地の魅力向上を図ることができた。 5 エンターテイメントプロジェクト甲府ジュエリーの歴史・技術について学ぼう事業開催日：平成２８年３月１３日（日）開催場所：【講演会】市役所本庁舎１階「市民活動室」『甲府ジュエリー歴史・技術について学ぼう』講　師：山梨県水晶宝飾協同組合　理事　水村勝氏【ワークショップ】・親子のワークショップ山梨ジュエリーミュージアム講　師：山梨ジュエリーミュージアム協会・大人のワークショップオリオンイースト(TO LABO) 講　師：大寄智彦（TO LABO）後藤晃一（有限会社 Glory Design代表取締役）