学校、家庭、地域をつなぐ 玉川中学校 学校だより 第5号 2016.11.22 文責 校長 髙野裕子 -学校教育目標- 未来を切り拓く意欲と実践力のある心豊かな人間の育成 ~自律・友愛・創造~ 20世紀の予言 1901年(明治34年)1月2日と3日の2日にわたり「報知新聞」に『二十世紀の豫言 (よげん)』が掲載されました。その記事には、電気通信、運輸、軍事、医療、防災など の23項目について、20世紀に実現するであろう科学・技術の内容を予測して載せ られていました。 また、文部科学省が発行した2005年(平成17年)度版の『科学技術白書』では、 23項目すべてについて予測が的中しているか否かを検証し、12項目が実現、 5項目が一部実現、6項目が未実現と評価しています。 ここで23項目のなかの一部を紹介しましょう。 ◆無線電信及び電話 マルコニー氏發明【発明】の無線電信は一層進歩して只だに電信のみならず無線 電話は世界諸國【諸国】に聯絡【連絡】して東京に在るものが倫敦【ロンドン】紐育【ニューヨーク】にある 友人と自由に對話【対話】することを得べし →これは完全に携帯電話による国際電話として実現しました。 ◆十九世紀の末年に於て尠く【少なく】とも八十日間を要したりし世界一周は二十世紀末には七日を要すれば足ることなる べくまた世界文明國【国】の人民は男女を問はず必ず一回以上世界漫遊をなすに至らむ →海外旅行の一般化を含め、ほぼ実現しているといっていいでしょう。 ◆蚊及蚤の滅亡 衛生事業進歩する結果、蚊及び蚤の類は漸次滅亡すべし →滅亡まではいきませんが、殺虫剤の威力は凄いものがあります。衛生状態の進歩による害虫の減少ということであれば 半分くらい的中といえるでしょうか。 ◆暑寒知らず 新器械發明【発明】せられ暑寒を調和する爲【為】に適宜の空氣【空気】を送り出すことを得べし亞弗利加【アフリカ】の進 歩も此爲【為】なるべし →新器械自体はエアコンとして実現しました。アフリカの進歩について、方向性は予想通りといえるでしょう。 ◆寫眞【写真】電話 電話口には對話【対話】者の肖像現出するの裝置あるべし →ブロードバンドや小型カメラで 21 世紀に入ってようやく普及の端緒がついたと言ったところでしょうか。 22 世紀の予言 22世紀に私は生きていないはずなので少しだけ予想してみました。もし、この文面が22世紀に入 って残っていたら、どなたか実証してくださるでしょうか? さて、いくつ実現するでしょうか? □家事手伝い、学習支援用として簡単にロボットが購入できる。一家に1ロボットを導入。 □自動車の自動運転システムが通常になる。「空飛ぶ自動車」が開発されるがまだ自由に飛べない。 □臭いの出るテレビが誕生する。 □自分の遺伝子情報を持つことができる。→食事や健康、学習情報などの適正化をデータ分析でコ ントロール。 □「ありがとう」…感謝の気持ちは変わらない。(科学技術分野とは異なりますが…) ぜひ、あなたも想像してみてください! 受賞おめでとうございます この夏から秋にかけ、多くの生徒が自分の持ち味を生かし成果をあげました。学校の課題のみならず、自ら 取り組んだ結果、すばらしい評価を受けた生徒もいます。 <敬称略します> ■8月19日 「サイエンスJrチャレンジ滋賀」第4回科学の甲子園 ■8月20日 滋賀県第19回中学生 ジュニア全国大会予選(滋賀県教育委員会) 出場 岡本駿亮 小田美月 矢田歩夢 林 亜優 増田隆之介 石躍咲衣 理数科系の筆記と実技の競技で熱戦を繰り広げました。 ■11月5日 第23回よりよい水環境づくり 広場「私の思い2016」草津市大会 入賞 3年 二宮まどか ■10月20日 草津市読書感想文コンクール ポスターコンクール 入選 2年 福井美琴 (矢橋帰帆島公園) 佳作 3年 田中美帆 入選 3年 林 瑠璃果 第62回青少年読書感想文全国コンクール ■11月8日 平成28年度明るい選挙啓発用作品 湖西・湖南ブロック 入選 林 瑠璃果 ポスターの部 草津市選挙管理委員会 入選 3年 田中美帆 →滋賀県選挙管理委員会 優秀 ■10月21日 第54回草津市 青少年美術展覧会 ■11月1日 あいさつ運動啓発作品募集(草津市青少年育成市民会議) 絵葉書・写真部門(俳句標語あり) 特選 書写の部 1年 川勝 凛 絵葉書・写真部門(俳句標語あり) 特別賞 1年 中屋美咲 推奨 1年 杉藤希洸 俳句・標語部門(文書のみ) 特別賞 3年 瀧 りん 推奨 2年 海老根 充 絵葉書・写真部門(文書不要) 入選 推奨 3年 中瀬 葵 1年 奥居恵矢 県特選 1年 池藤花音 市特選 3年 福田竜己 ■11月2日 人権作品(草津市人権擁護推進協議会) 平面の部 詩 入選 1年 西村美咲 「幸せをつくる方法」 標語 入選 1年 小島拳斗 「つなげよう 笑顔と絆を どこまでも」 推奨 1年 佐野舞香 標語 佳作 3年 安原優菜 「変わりたい 見ているだけの 自分から」 推奨 1年 清水暖斗 ポスター 入選 3年 田中美帆 推奨 2年 今市拓斗 ポスター 佳作 2年 城戸恵利花 県特選 3年 瀧 りん 立体の部 作文 入選 3年 久保春香「戦争の足おと」 作文 佳作 1年 田中暖乃「皆同じ人権を持っているということ」 ■10月8日 第31回草津市児童生徒科学研究作品展 個人の部 優良 1年 藪内あゆみ 推奨 1年 薄田幸太 推奨 2年 池田萌愛 推奨 2年 鈴木日向 県特選 1年 岡本優斗 優良 2年 上村愛美→県学生科学賞県展 佳作 市特選 2年 城戸恵利花 佳作 1年 冨江遙菜 市特選 3年 田中美帆 佳作 1年 杉藤希洸 佳作 2年 細川ゆき→県学生科学賞県展 佳作 共同の部 優秀 科学部 中西涼花 ■11月11日 第66回社会を明るくする運動にかかる 作文コンテスト (市から県への推薦作品) 近藤百萌衣 西 紅葉 黄地弦希 小田嶋あか里 加藤雄星 川勝 凛 衣笠珠結 小嶋彩音 坂本彩音 清水優依 杉浦彩葉 「理想の社会に近づくために」 2年 白枝咲希 「依存症の怖さ」 3年 村山彩菜 ■11月 第50回中学生の「税に ついての作文」 ■10月26日 第70回滋賀県児童生徒 科学研究発表会 県科学教育研究会長賞 科学部 「琵琶湖にいるプランクトンから1種類だけを選んで培養することはできるのか」 湖南地区納税貯蓄組合連合会 優秀賞 2年 久保愛華 優秀賞 2年 若林季京
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