サーバを増やす? 回線を太くする?

BIG-IP :「アプリケーションを高速で配信する」ための、ちょっとイイ話
®
ネットワークで使うと、アプリケーションが遅くなる…
サーバを増やす? 回線を太くする? それとも…?
近ごろ『ネットワークで配信するアプリケーションの動きが遅くて、ビジネスに支障をきたす』という声をよく耳にします。
こうした遅延に対処するため、多くの企業はサーバの台数を増やしたり、回線を太くしたり、アプリケーションのバー
ジョンアップを図ったり…、さまざまな方法で問題解決に努めているようです。あなたの会社はどうですか?
サーバの台数を増やすしか方法がないのでは?
通信速度が遅いなら帯域幅をもっと広げるべきかな?
アプリケーションのバージョンを新しくすべきだよね。
アプリケーションが
遅いなぁ…
サーバ
クライアント
…と、その前に、チェック& チェック
いま使っているサーバに
回線の帯域は
ネットワークには
余計な仕事を
本当にフルに
遅延やパケットロスが
させていませんか?
使われていますか?
あるのを知っていますか?
サーバや回線の増強、アプリケーションのアップグレードなどは、
根本的な解決にならないって、ホント?
答えは裏面を
ご覧ください。
[BIG-IP]にありました
BIG-IP :「アプリケーションを高速で配信する」ヒントは、
®
まずは、回線の帯域をフルに活用!
そして、サーバにはサーバの仕事をさせよ!
アプリケーションの遅延は、その原因となっているボトルネックを解消することが近道です。たとえば、プロトコルを最適
化する。たとえば、データを圧縮する…などなど。サーバへの余計な負荷が減れば、アプリケーションの動きが見違える
ように良くなります。それを可能にするトラフィック管理製品が「BIG-IP」なのです。設置はいたって簡単、導入や管理
のコストも大幅削減とくれば、いち早く導入しない手はありません。
遅延やパケットロスを解消する
POINT
1
サーバの負荷を劇的に減らす
POINT
2
「TCPプロトコルの最適化」
「HTTPコネクションの集約化」
TCPプロトコルはもともと、IPネットワークの信頼性を重視して開発されている
HTTP1.1のKeepAliveを活用することで、多数のHTTPリクエストをできる限り
ため、近年のブロードバンド環境にそぐわない面があります。そこで、TCP自体に
少ないコネクションにまとめてサーバに送信します。
「OneConnect」と呼ばれる
起因するトラフィックの遅延ロスを「TCP Express」機能で最適化し、アプリケー
この集約化機能の搭載により、サーバがコネクションを管理する負荷が劇的に減り、
ション配信の高速化を実現します。RFC標準に完全準拠して、クライアントやサー
アプリケーション配信のパフォーマンスが見違えるほど向上します。また、v9では
バ側に特別なソフトウェアを一切必要としないのもウレシイ。
HTTP1.0のリクエストもKeepAlive化できるようになりました。
POINT
POINT
3
帯域の無駄遣いを解消する
4
「HTTP圧縮」
一度受けたリクエストは忘れない
「メモリベースのキャッシング」
ブラウザとの対応圧縮形式のネゴシエーションから実際の圧縮処理まで、HTTP
繰り返される同一のHTTPリクエストに、その都度対応していては、サーバに負荷が
圧縮のすべての処理をBIG-IPが肩代わり。送出データが削減され、接続帯域の無
かかり過ぎます。オプションで提供する「Fast Cache」機能を使えば、伝送されるデー
駄遣いが解消されることから、応答速度も向上します。Application-TypeやURI
タをRAMにキャッシュとして蓄積することで、2回目以降の通信で修正部分は差分の
ベースで圧縮対象を設定できるため、不要な圧縮処理を避け、BIG-IP自身のリソー
みを伝送するだけ。圧縮済みコンテンツもキャッシュの対象となることから、圧縮機能
スも無駄遣いしません。専用カードによるハードウェアの圧縮も可能です。
(オプ
との併用で飛躍的な応答速度向上が期待できます。また、キャッシュからの応答は圧
ション)
縮ライセンスを消費しないので、
コスト低減にも絶大な効果があります。
(オプション)
データ量
その他サービスの負荷
Webサーバの負荷
ブラウザ
・アプリケーションサービス
ブラウザ
・DBサービス
Webサーバ
ブラウザ
・各種システムサービス
ブラウザ
Content encoding方法(GZIP)を交換
ホントにホント?「データ送出量は3倍・パケット流量は半分」
<第三者機関の調査でも実証された「BIG-IP」の効果>
■ エンタープライズアプリの高速化
100
ネットワーク最適化機能の効果を検証するため、F5ネットワークスで
90
は第三者機関である「Gomez Performance Network」に効果測定
80
を依頼。実際にインターネットを経由した現実の使用環境に基づいた
調査を行った結果、主要なWebサーバやアプリケーション利用時に大
幅な高速化が見られることが証明されました。例えば、BIG-IPを利用
BIG-IPを使用しない場合
BIG-IPにより最適化した場合
70
60
秒 50
2.3倍
40
30
したシステムでは、データ送出量が平均で約3.2倍(224%)増加し、
20
パケット流量は平均で約半分(50%)に減少しています。総合すると、
10
1.3倍
1.7倍
2.2倍
2.2倍
0
帯域の利用効率は約4倍(322%)向上することが実証されています。
IIS 6.0
OWA 2003
SharePoint
2003
Siebel 7.7
WebLogic 8.1
● お問い合わせ先
お問い合わせは F5 First Contact まで:www.f5networks.co.jp/fc/
©2006 F5 Networks, Inc. All rights reserved. F5、F5 Networks、F5のロゴ、
および本文中に記載されている製品名は、米国および
他の国におけるF5 Networks, Inc.の商標または登録商標です。
● 本文中に記載されている製品名、
および社名はそれぞれ各社の商標、
または登録商標です。
●
2006年5月A