各デイサービス通信 - 片倉温泉くぼたデイサービスセンター

平成24年8月
各デイサービス通信
片倉温泉くぼたデイサービスセンター
管理者
小山
卓三
8月に入り、夏本番となりました。
「毎日暑いですね」
「暑いですね」が合言葉のように飛び交ってい
ます。
この暑さの中でもお客様はみなさま積極的に外出レクに参加
され応用歩行訓練を頑張られています。
「夏は暑くてあたりまえ!」
と何度も夏を乗り越えられた先輩方は余裕のコメント。お客様
のパワーにスタッフも圧倒されるほどです。
スタッフ一同、室内の温度、水分補給、お客様のバイタルサ
インのチェックに日々気を遣いつつ、これからの残暑にも負け
ないようにガンバリます!
管理者 川村
千枝子
海の近くのデイサービスなので、デッキからはサーフィンやヨット、
潮干狩りの光景を楽しむことができます。そんな風景から昔のことを
いろいろと思い出されたお客様同士で話が弾むこともあります。
デッキに出てお茶を飲んだり、ハーモニカやギター演奏で歌を歌ったり
みなさま充実した一日をお過ごしいただいています。
潮の香りただよう“波雁ケ浜”へぜひ一度お越しください。
演奏家の方々に
披露して頂きました
第 1号
片倉温泉くぼた通信
管理者
木村 勝枝
夏の暑さにも負けず、朝の送迎時より会話がはずんでいます。
あっという間に到着した後も、みなさま笑顔が絶えない
毎日です。
午前中は外出レクに行き、緑豊かな自然を楽しみながら心地よ
い運動(応用歩行訓練)をしていただきます。運動の後の昼食は
食が進むようで、皆さま完食されています。入浴もとても喜ばれ
ています。
最近の室内レクでは、ビーチボールブームが巻きおこり
オリンピックさながらの白熱した展開が繰り広げられてます。
とても楽しいコスモスですよ。(木村)
短歌(野木 冨美子様 作)
ひとひ
今日一日
デイサービスに
参加して
緑の高原
はくじょう
白杖に歩く
デイサービス湯田朝倉荘
管理者
岡本
隆史
4年に一度のオリンピックが非常に盛り上がり、お客様皆さま
寝不足気味でご到着。
しかし、温泉入浴と湯田温泉の有名ホテルの元総料理長が造る
昼食・3時のおやつで元気回復。
お客様の笑顔と笑い声に包まれた湯田朝倉荘です。
人生の大先輩でありますお客様に職員一同日々元気をいただき
ながら学ばせて頂いております。
片倉温泉くぼた通信
エッセイ
ふたつの原爆
介護の仕事をしていて楽しみのひとつが、
高齢者のお話をじっくり聞けることです。人生
の大先輩として、それぞれに違った道を何十
年と歩んで来られ、様々な体験談や生きる
知恵、長寿の秘訣などをお持ちです。中でも
戦争体験は戦後 67 年が経過した今、伝聞
ではなく実体験としてお話が聞けるのも、あと
わずかであり貴重なものです。
A さんのお話を伺った時、ふたつの原爆を
逃れた希少な運命に人生の不思議を思い
ました。A さんは広島で生まれ育たれました。
戦争が激しさを増すなか、親戚を頼って大
分県の国東半島の小さな村に疎開されまし
た。
広島は大都会、それに比べ国東の村は
大田舎。まずは言葉遣いから違うので、よく
からかわれたそうです。学校で田植えや稲刈
りの手伝いをさせられるが、もともと農家の子
が多く、彼らは慣れている。自分は腰が痛く
て死にそうだったと。
そうこうしている内に、学徒勤労動員で小
倉の兵器工場で働くことになり、小倉の寮に
移り住んだそうです。最初の晩、食事をみる
と赤飯が用意してあり、さすが軍の近辺は食
べ物も豊富だと思った。ところが実は赤飯で
はなくコウリャン飯でがっかりした。家族に手
紙を書き、缶詰を送ってくれるよう頼んだが、
それは没収されることが分かったので、食べ
難い雑穀を食べやすくするために、塩を送
ってもらって塩を振りかけて食べたそうです。
兵器工場では流れ作業で手榴弾を組み
立てるのですが、作り終わったあと、ひとつで
も部品が残っていれば、全て解体して最初
から作り直すのだそうです。「手榴弾は兵士
が敵と至近距離で使うもので、不発であった
ら、その兵士を死に至らせることになる」ときつ
く叱られたそうです。
久保田 克秀
さてまず広島に原爆が投下されました。A さ
んが通っていた学校は中心地にあったた
め、同級生はほとんど壊滅。戦後訪ねて行
っても、消息が分かり会えたのはふたりぐらい
だったそうです。
続いて長崎に原爆が投下され、日本はほど
なく 8 月 15 日の終戦を迎えました。後に判明
したことですが、長崎への原爆投下は当初の
予定を変更したもので、実は小倉が第二の
原爆投下予定地だった。
今の北九州市である八幡、小倉あたりは
一大軍需産業地帯で製鉄所や兵器工場
や弾薬庫などが配備された地域でした。原
爆の標的にされたわけです。ところが、前夜
隣の八幡に行われた集中爆撃で、煙が翌
日になっても消えず小倉方面に流れてきて
いた。原爆を積んだ爆撃機が小倉上空に
差し掛かったとき、雲や煙で投下目的地が
確認できないと、長崎へ計画が変更された
のです。
A さんは広島から疎開されていなければ、
原爆の犠牲になられたでしょう。小倉の上空
に煙や雲がなければ、兵器工場の中で跡
形も無く散っていかれたことでしょう。
他の方の戦争体験をお聞きしても、ほんの
わずかなずれが生死を分けています。それは
何なのか。運命として片付けられるのでしょう
か。
A さんはふたつの原爆を逃れて、戦後や
はり親戚のある宇部に移り住まれ、ここで平
穏に一生を過ごされています。
そうそう、私が小さいころ憧れだったあの美
味しいケーキ、A さんが原爆にあわれていた
ら、口に入らなかったことになります。因果は
つながって行くものです。
片倉温泉くぼた通信
各デイサービス空き状況
定員
片倉温泉くぼた
デイサービスセンター
デイサービス
湯田朝倉壮
デイサービス
小野湖畔リゾート
デイサービスコスモス
(万倉)
デイサービス
波雁ヶ浜(はかりがはま)
65人
15人
17人
10人
10人
特色
温泉入浴
外出レク
温泉入浴
外出レク
創作活動
外出レク
爆笑レク
海浜散歩
月
火
水
木
金
土
△
〇
〇
○
△
〇
×
○
○
○
×
〇
〇
〇
〇
〇
△
〇
×
〇
△
×
〇
○
〇
○
☆
☆
お問い合わせ先
定員が 17 名へ増員
各曜日とも 新規受
になっています
け入れ可能です
お待ちしています
片倉温泉くぼたデイサービスセンター
デイサービス小野湖畔リゾート
〒755-0151 宇部市大字西岐波 5345 番地
TEL:0836-51-9360
〒754-1311 宇部市大字小野字松永 10352-8
TEL:0836-64-5080
10月より要支援
月に1回
デイサービス湯田朝倉壮
のお客様もご利用
外出レクを
デイサービスコスモス
始めました
〒753-0064 山口市神田町 1-14
TEL:083-934-0220
〒757-0215 宇部市大字東万倉 675-7
TEL:0836-69-0820
はかりがはま
デイサービス波雁ケ浜
〒757-0241 宇部市大字東岐波 1466-6
TEL:0836-59-0050
可能です
デイサービス波雁ケ浜では
要支援のお客様もご利用可能
です
URL : http://daykubota.web.fc2.com/