January 2016 Vol. 19, No. 1 Published by S&P Capital IQ Leveraged Commentary & Data www.lcdcomps.com 本リポートは2016年01月01日付英文リポート「LoanStats」を翻訳したものです。 レバレッジド・ローンは12月に1.05%の損失を記録し、インデックスは2015年に0.69%下落 レバレッジド・ローンのリターンという点 では既に不振に陥っていた1年間は、12月に 弱々しい締めくくりにたどり着いた。S&P/ LSTAインデックスは、弱気な需給条件に 囲まれて、11月に0.88%落ち込んだ後、12 月には1.05%下落した。2015年中の最悪の 月間パフォーマンスである。2015年全体で は、4.62%の利息の発生が5.31%の時価喪 失によって相殺され、S&P/LSTAインデック スは0.69%下落した。2015年の年間の損失 は、19年にわたるインデックスの歴史の中 でわずか2度目であり、もう1回は29.1%と いう2008年の破壊的な損失である。 第4四半期の新規発行額は、まだら模様の 条件の中で不振となり、3Qの1,132億ドル から735億ドルに減少したが、石油・ガス 価格の急落が株式とクレジットの市場に影 響を及ぼした4Q14の667億ドルよりは多か った。2015年全体の新規発行活動は、2014 年の5,281億ドルおよび過去最高だった2013 年の6,071億ドルから、4年間で最も少ない 4,207憶ドルまで落ち込んだ。 話を12月の活動に戻すと、バイサイドの消 極性は、システムにおける需要の欠如が続 いていることの反映であった。例えば、CLO の組成をみると、マネージャーは12月に69 億ドルの新規ビークルを売り出した。この 金額は、2年弱の間で最も少なかった11月の 48億ドルよりは多いが、年前半の月間平均 99億ドルを依然として下回っている。 しかし、ローン投資信託の解約の殺到 は、CLO発行の増加を相殺して余りある規模 に達した。Lipper FMIに毎週報告している ローンファンドの12月の最初の4週間の資金 流出額は、46億ドルであった。11月の21億 ドルを上回っただけでなく、4週間分として は年間で最大の値である。 その結果、3ページのグラフが示すように、 ローン価格が下落するとともに、フレック ス活動は投資家有利になった。 今後については、大半の市場参加者は、12 月の返済の増加の利益が市場に及ぶ可能性 があるものの、最近の需要の落込みが第1四 半期も続くと予想している。マネージャー は、CLOのエクイティの流通市場が軟調に推 移し、AAAの債務がL+150~185の範囲で印刷 され続けている間は、新規CLOのディールの 印刷が困難なままになると話している。加 えて、マネージャーが話すところでは、リ テール投資家および機関投資家は、ローン 市場を改めて受け入れる前に、連邦準備が 長らく待ち受けられた12月の金利引上げに 2016年にも追加的利上げを積み重ねるかど うか、見極めようとしている。 現状での希望の兆しは明らかである。2015 年の価格調整を経て、ローン価格には再び 価値が注ぎ込まれた。この価値が今後1年間 の力強いリターンをもたらすかどうかは、 経済と企業収益の反発力に依存することに なる。経済成長を見込む強気シナリオの中 では、ローンとハイイールドの市場が現在 の価格の下で割安に見えることから空間に 流動性が戻り、発行市場および流通市場の 色調を後押しするだろう。 もちろん、そうなる代わりに、原油価格が 続落し、経済成長が止まって(またはさら にマイナスに落ち込んで)、高まりつつあ る否定論者の合唱が正しかったことが証明 される、という経路もあり得る。 最後に、現在の水準が、98が新たなパーと なり、疑問のあるペーパーが財政困難に対 応する水準で取引されるというある種の新 たな常態だ、と考えているプレーヤーもあ る。こうしたプレーヤーは、2016年の変わ りやすい水面でかじ取りするには慎重なア プローチを保つ必要があると話している。 以上の3種類の選択肢を検討する際に、LCDが 20年を超える期間にわたってローン市場をフ ォローしてきたことに目を向けてみたとこ ろ、これほど確信度が低かったことはほとん どなかった。一部の粘り強い強気派および弱 気派を例外とすれば、大半のマネージャーが 予想しているように、デフォルト率がトレン ドを下回って推移するとしても、2016年に強 気、弱気または基準ケースのいずれかが展開 するという予想を市場参加者が容易に組み立 てることができる状況である。 㺐㺻㺛㺡㺆㺡㺋㺎㺚㺌㺣㺷ࡢຍ㔜ᖹᆒࢫࣉࣞࢵࢻ 600 550 4Q13 1Q14 2Q14 3Q14 4Q14 1Q15 2Q15 BB/BBL+395.0 500 450 3Q15 4Q15 B+/B L+451.8 400 350 300 250 200 ᖹᆒࣉࣟࣛࢱ࣭ࢫࣉࣞࢵࢻ 600 BB/BBN/A 500 B+/B L+368.8 400 300 200 100 ᖹᆒࣜࢸ࣮ࣝ᪂つⓎ⾜ሗ㓘 250 インスティテューショナル 200 159.9 bp 150 プロラタ N/A 100 50 0 ᪂つⓎ⾜㢠 100 インスティテューショナル: 80 $6.6 B プロラタ: $3.9 B 60 40 20 0 D J 2013 F M A M J J A S O N D J F M A M J 2014 J A S O N D 2015 市場統計 $40B 第一担保権付インスティテューショナルの月別ブレーク額 インスティテューショナル部門の需要 $30B $20B $20B $40B ローン投資信託への資金流入 ローン投資信託への資金流入 CLO発行額 CLO発行額 $20B $30B $10B $10B $10B $20B $0B $0B $0B $10B $-10B $-10B Dec-14 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 Dec-14 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 Dec-14 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 $0B Dec-14 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 出所: S&P Capital IQ LCD, Lipper, EPFR S&P/LSTAレバレッジド・ローン指数-発行済み額面金額 出所: S&P Capital IQ LCD M&A予定表 $900B $900B $60B $600B $600B $40B $60B 12% 10% $20B $40B $300B $300B 8% $0B $0B Dec-14 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 Dec-14 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 出所:S&P/LSTAレバレッジド・ローン指数 12月には、Freescale(35億ドル)がトップを飾った一連の大型の退出がローン供給の 緩衝装置の役割を果たした。月中のS&P/LSTAインデックスの成長は、わずか62億ドルに 止まった。増加額としては8月以降で最も少なく、これとは対照的に、18カ月間での最 高を記録した11月には199億ドルであった。他方、需要は相変わらず失望させる展開と なった。第1四半期を先読みすると、発行市場では、イールド、高格付けおよび好まれ 6% $0B $20B 4% Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 出所: S&P Capital IQ LCD 2% $0B ているセクターの説得力のある組合せを誇示することができる発行体を除くすべての発 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 行体にとって、引き続き困難な風景が続くと予想される。結局のところ、クレジット・ 0% クランチ後のレンジの多い方の端に近い544億ドルのM&A関連ローンが発行予定に載って 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 いる状況で一年が開始した一方、ローンファンドの資金流出が(12月よりは遅いペース だとはいえ)継続しており、CLOの組成の見通しも力強さを欠いている。 発行体数で計算した後方12カ月デフォルト率 元本額で計算した後方12カ月デフォルト率 12% 9% 8% 10% 7% 8% 6% 5% 6% 4% 4% 3% 2% 2% 1% 0% 0% 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 出所:S&P/LSTAレバレッジド・ローン指数 12月には、石油部門のもう1件のデフォルト(Energy & Exploration Partners)が、金 額で見たデフォルト率の2015年の最後の値を9カ月間で最も高い1.54%に押し上げ、件 数で見た値は2年間で最も高い1.19%まで上昇した。マネージャーは、全般に2016年の 見通しに関して楽観的である。全体として、マネージャーは、(1) 現在の信用サイクル 9% が第4四半期ではないとしても後半に入っているが、(2) ゲームはまだ終わっていない 8% 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 出所:S&P/LSTAレバレッジド・ローン指数 と判断しており、実際、今後12カ月間の金額で見たローンのデフォルト率が、2017年末 までに過去の平均値である3.1%に上昇する前に、トレンドを下回って推移すると予想 している。確かに、12月上旬に行ったLCDの直近の四半期バイサイド・アンケートによ ると、マネージャーの回答の平均値は、金額で見たローンのデフォルト率が2016年末ま でに2.35%に、および2017年末までに3.24%に上昇するという姿になっている。 7% 6% 5% www.lcdcomps.com 4% 3% January 2016 LoanStats 2 市場統計 100.00 第一順位担保権付きローンの平均クリアリング・イールド: Bのロ ーンインスティテューショナル S&P/LSTAインデックスの平均価格と 8% 8% 100.00 6% 6% Bのローン Bのローン 4% 4% 92.00 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 BBのローン BBのローン Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 Jan-16 2% 2% 0% 0% 92.00 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Feb-14 Apr-14 Jun-14 Aug-14 Oct-14 Dec-14 Feb-15 Apr-15 Jun-15 Aug-15 Oct-15 Dec-15 Feb-14 Apr-14 Jun-14 Aug-14 Oct-14 Dec-14 Feb-15 Apr-15 Jun-15 Aug-15 Oct-15 Dec-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 Jan-16 出所:S&P/LSTAレバレッジド・ローン指数 出所: S&P Capital IQ LCD 価格(上方)改定のあった金額 金額(単位:10億ドル) 新規発行インスティテューショナル・ローンに占めるコベナン ト・ライトの比率 100% $40B $40B 75% $30B $30B 50% 100% $20B $20B 25% 75% $10B $10B $0B $0B 0% 50% Feb-14 Apr-14 Jun-14 Aug-14 Oct-14 Dec-14 Feb-15 Apr-15 Jun-15 Aug-15 Oct-15 Dec-15 Dec-14 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 Dec-14 Jan-15 Feb-15 Mar-15 Apr-15 May-15 Jun-15 Jul-15 Aug-15 Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 出所: S&P Capital IQ LCD 25% 出所: S&P Capital IQ LCD 需給の不均衡が継続していることを反映して、ローン資本市場の12月は結局、荒れ模様 0% の1カ月間となった。発行市場では、12月中のフレックスは11対0のスコアでバイヤー寄 Feb-14 Apr-14 Jun-14 Aug-14 Oct-14 Dec-14 Feb-15 Apr-15 Jun-15 Aug-15 Oct-15 Dec-15 りとなり、フレックスの比率は5カ月連続して投資家有利になった。その結果、12月中 のクリアリング・イールドも高水準で推移したが、アレンジャーが2015年の最終四半期 に少なくとも100億ドルのより複雑なシンジケーションを延期しなかったとすれば達し たと考えられる水準よりは低かった。前記の金額は、この分野の四半期の金額として は3年間で最も多い実績になったはずである。同様に、流通市場では全体で価格が下落 し、インデックスの平均ビッドは、11月末の92.63および2014年末の95.92に対して、4 暦年間で最も低い91.26で2015年を終えた。 Ratings Scorecard Dec-13 Dec-1412/31/15 December 2015 BB-/Ba3 B+/B1 B/B2BB-/Ba3B+/B1 B/B2BB-/Ba3B+/B1 B/B2 100.12 100.22 100.36 97.09 98.61 97.55 97.16 97.09 95.56 流通市場のスプレッド・トゥー・マチュリティー L+343 L+337 L+417 L+401 L+437 L+473 L+402 L+449 L+554 最終利回り 3.71% 3.65% 4.45% 4.24% 4.60% 4.96% 4.37% 4.84% 5.89% 4年コール利回り 3.70% 3.65% 4.43% 4.44% 4.66% 5.07% 4.50% 5.02% 6.13% 平均ローン残高規模 $2.1B $1.6B $1.8B $2.1B $1.5B $1.8B $1.7B $1.7B $2.0B 格付けスコアカード 価格レンジ 下限 99.5 98.8 99.4 77.3 96.9 93.5 86.7 91.1 84.4 上限 100.8 101.5 101.0 100.5 99.9 99.7 100.0 99.5 99.6 L+346 L+343 L+426 L+335 L+402 L+410 L+332 L+380 L+440 L+342 L+337 L+415 L+420 L+443 L+483 L+414 L+466 L+576 ノミナル・スプレッド 平均スプレッド ディスカウンテド・スプレッド 平均スプレッド *流通市場スプレッドと利回りは4年間の返済を前提とする **平均ビッド価格とノミナル・スプレッドは加重平均ではない www.lcdcomps.com January 2016 LoanStats 3 市場統計 平均新規発行スプレッド 平均クレジット統計値 銀行ローンの格付け別 メディア/小売除く Sep-15Oct-15Nov-15Dec-15 BB / BBプロラタ インスティテューショナル オールイン・インスティテューショナル インスティテューショナル オールイン・インスティテューショナル Sep-15Oct-15Nov-15Dec-15 負債比率の高いローン L+150.0 NA NA L+166.7 L+325.0 L+394.7 L+178.3 L+338.8 L+418.4 NA L+395.0 L+499.2 L+304.2 L+442.2 L+542.0 L+318.8 L+462.5 L+586.2 L+337.5 L+450.9 L+592.5 L+368.8 L+451.8 L+545.0 B+ / B プロラタ 第一担保権付債務経由のレバレッジ 第二担保権付債務経由のレバレッジ シニア債務経由のレバレッジ シニア債務経由のレバレッジ EBITDA/現金利息 EBITDA-CapEx/現金利息 第一担保権付債務経由のレバレッジ 新規発行インスティテューショナルの平均アップフロント・フィー 第二担保権付債務経由のレバレッジ $10Mドルのレバレッジド・ローン・コミットメントの場合 (bp) BB/BBNA 50.0 bp 87.5 bp B+/B 98.4 bp 170.5 bp 235.5 bp シニア債務経由のレバレッジ 192.5 bp 135.0 bp 新規発行ディールのフロー 17.40 18.17 35.57 プロラタ インスティテューショナル 合計 シニア債務経由のレバレッジ EBITDA/現金利息 EBITDA-CapEx/現金利息 第一担保権付債務経由のレバレッジ 14.15 22.59 36.74 4.70 21.54 26.24 3.94 6.56 10.49 第二担保権付債務経由のレバレッジ シニア債務経由のレバレッジ シニア債務経由のレバレッジ EBITDA/現金利息 EBITDA-CapEx/現金利息 月間のローン件数 インスティテューショナル・ペーパーを伴うもの 30 36 すべてのローン 30 44 30 36 18 23 年初来金額(単位:10億ドル) プロラタ インスティテューショナル 合計 第一担保権付債務経由のレバレッジ シニア債務経由のレバレッジ 140.1 207.2 347.3 154.2 229.8 384.0 158.9 251.3 410.2 162.9 257.9 420.7 435 553 465 597 495 633 513 656 年初来ローン件数 すべてのローン LCDが追跡しているレバレッジド・ローン。条項修正とアドオンの既存トランシェを除く。 シニア債務経由のレバレッジ EBITDA/現金利息 EBITDA-CapEx/現金利息 第一担保権付債務経由のレバレッジ 第二担保権付債務経由のレバレッジ シニア債務経由のレバレッジ シニア債務経由のレバレッジ EBITDA/現金利息 ネガティブ・アメンドメント EBITDA-CapEx/現金利息 10 33.3 NA 11 28.3 NA 11 36.9 NA 5 NA 175.0 スプレッド($100M以上のディール) インスティテューショナルの変化 3.4x 3.8x 4.8x 4.9x 4.0x 3.1x 3.8x 4.4x 4.8x 4.9x 3.8x 2.8x 3.6x 4.2x 4.5x 4.8x 3.7x 2.2x 4.2x 5.8x 5.8x 6.1x 3.0x 2.0x 4.3x 5.8x 5.8x 5.8x 2.6x 2.0x 4.4x 5.9x 5.9x 5.9x 2.6x 2.0x 4.4x 5.7x 5.7x 5.7x 3.2x 2.6x 4.5x 5.3x 6.3x 6.3x 2.7x 2.4x 4.3x 5.5x 5.8x 5.8x 2.7x 2.1x 4.0x 5.4x 5.4x 5.4x 2.9x 1.9x 4.1x 5.1x 5.1x 5.1x 3.2x 2.3x Sep-15 Oct-15 Nov-15 Dec-15 (下/上) (下/上) (下/上) (下/上) 25%/50% 9%/65% 0%/33% 10%/60% -$25 $325 $1760 4.2x 5.8x 5.8x 6.1x 3.0x 2.0x 4.3x 5.8x 5.8x 5.8x 2.6x 2.0x 4.3x 5.8x 5.8x 5.8x 2.6x 2.0x 4.2x 5.5x 5.6x 5.6x 3.2x 2.6x 市場フレックス・スプレッドとドル建て金額 スプレッド($100M以上のディール) 市場フレックス・スプレッドと金額 Tlaの変化 3.7x 4.2x 4.8x 4.8x 4.0x 3.3x ミドルマーケットLBO(EBITDA $50M以下およびバイアウト関連 インスティテューショナル・ペーパーを伴うもの RCの変化 3.8x 4.5x 4.8x 5.0x 3.6x 2.3x 大型コーポレートLBO(EBITDA $50M超およびバイアウト関連) 第二担保権付債務経由のレバレッジ 金額(単位:100万ドル) 3.9x 4.7x 5.0x 5.1x 3.6x 2.6x ミドルマーケット(EBITDA $50M以下) 月次新規発行ローン金額 (十億米ドル) BB/B、又はそれ以上 B 格付けなし 総計 3.5x 4.1x 4.9x 5.0x 3.8x 2.9x 大型コーポレート(EBITDA $50M超) インスティテューショナル・スプレッド プラス 3年償却の前払い報酬 件数 平均アメンドメント報酬 平均スプレッド増加 3.8x 4.6x 5.1x 5.1x 3.7x 2.9x 60% / 20% 11% / 44% 0% / 100% 7% / 53% 0% / 28% 0% / 29% 0% / 0% 0% / 0% 0% / 0% 27% / 38% 3% / 31% 0% / 33% $300 $300 $288 $2641 フレックス・アップされたプロラタの% 5.6 7.3 4.8 6.9 フレックス・ダウンされたプロラタの% 0.0 0.0 0.0 0.0 -3.8 -6.6 フレックス・アップされたインスティテューショナルの% -2.8 -1.6 フレックス・ダウンされたインスティテューショナルの%t BWIC 2.8 5.7 1.0 0.3 0.4 0.7 0.9 1.8 -$50 -$200 $320 出所:S&P Capital IQ レバレッジド・ローン市場情報サービス(LCD) www.lcdcomps.com January 2016 LoanStats 4 用語集 AUM - 運用資産額 投資マネージャーが投資家に代わって運用しているすべての資産の時価。 Go-Anywhereファンド グローバル・アロケーション・ファンドは、許容される投資の種類に関して 非常にフレキシブルなので、「go-anywhere」ファンドとも呼ばれる。これ らのファンドは、運用チームの判断に基づいてあらゆる地域と資産クラスに わたる投資を行うことを許されている。 IRR-内部収益率 投資の費用の正味現在価値(マイナスのキャッシュフロー)と商品がもたら す利益(プラスのキャッシュフロー)の正味現在価値が一致することとなる 水準を示す収益率。 アメンド・トゥー・エクステンド この技法は、発行体が、全面的借り換えではなく条項の修正を通じてローン の満期の一部を延期することを可能にする。この種の案件には2つのフェー ズがある。第一は、既存のローンの一部または全部をより長期のペーパーに 発行体が乗り換えることを銀行グループの50.1%以上が承認する、契約条項 の修正である。新たなペーパーは既存のペーパーとpari passuであるが、期 間がより長いため、より高い利率となり、より有利な条項が付けられること もある。第二フェーズは、貸し手が既存ローンを新規ローンと交換すること が可能な転換手続きである。 インスティテューショナル・ファシリティー 主に機関投資家向けに販売されるトランシェである。伝統的に途中償還がほ とんどないか(年当たり1%)かまったくないブレット型の償還で、償還期 限は8~9年であり、+250~325のスプレッドが付く。価格グリッドが適用さ れることがしばしばあり、コール・プレミアム/繰り上げ償還手数料が課さ れる場合もある。 ウォッチ・リスト S&Pのクレジット・ウォッチ・リストに指定された発行体。 エグジット・ファイナンス 米国で、破産から発行体を回復させるための資金を提供するローンのこと。 典型的には、この種のローンの交渉が予め行われ、会社の再生計画の一部と なる。 FLD対EBITDA 第一順位抵当権付き債務対EBITDA SLD対EBITDA 第二順位抵当権付き債務対EBITDA S&P/LSTAレバレッジド・ローン指数(LLI) 市場ウエイト、スプレッドおよび金利支払いに基づいて米国のローン市場に 追従する時価加重インデックス。LLIは、S&Pと、米国のローン市場の業界団 体であるローン・シンジケーションズ・アンド・トレーディング・アソシエ ーション(LSTA)との提携によって運営されている。 S&Pヨーロッパ・レバレッジド・ローン指数(ELLI) 市場ウエイト、スプレッドおよび金利支払いに基づいてヨーロッパのローン 市場に追従する時価加重インデックス。 LBO(ヨーロッパ型) 発行体がプライベート・エクイティー企業(スポンサー)に所有されてい る案件。スポンサーによる会社のバイアウト、追加取得、スポンサーへの配 当、借り換えなどが含まれる。 LBO(米国型) スポンサーによる会社のバイアウトのみを対象にする。リキャピタリゼーシ ョン、借り換え、および追加取得は除かれる。 LCDフロー・ネーム・コンポジット ディーラーおよび市場の投資家とのLCDの議論に従い、流通市場で幅広く取 引されているトランシェで構成したローン市場のサンプル。ヨーロッパ市場 だけでなく、米国市場についても編集されている。 Loan 100 Index S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 Indexは、レバレッジド・ローン市場 のもっとも大型のファシリティのパフォーマンスを反映するように設計され ている。 オファー・ウォンテド・イン・コンペティション(OWIC) BWICの逆。ディーラーは、ビッドを求めるのではなく、ペーパーのポートフ ォリオの購入依頼を受け、潜在的な買い手から最良のオファー価格を募る。 www.lcdcomps.com オリジナル・イシュー・ディスカウント(OID) 額面に対するディスカウントで募集することによって、発行市場の貸し手、 通常は機関投資家に報酬を提供する1つの方法。対象ディールに対する需要 に従って様々である。 事業開発会社(BDC) 中小規模の会社への投資を唯一の事業目的とする米国の公開会社。 買戻し 発行体またはそのプライベート・エクイティー・スポンサー/所有者が、負 債総額を削減するために、流通市場においてそのシニア債務を額面未満で買 い戻す場合。 加重平均インスティテューショナル・スプレッド 各トランシェの規模によって加重されたTLbおよびTLcトランシェの平均スプ レッド。 加重平均ビッド 残存金額で加重された、投資家がローンを購入する意思のある価格。定義 上、より大きなディールがより強い影響を平均値に及ぼすことになる。 合併および買収(M&A) ハイイールド債市場は、合併および買収すなわちM&A活動を機動力にしてい る。この市場では、他の会社を買収しまたは他の会社と合併するための資金 を会社が調達しようとする。 拠出資本比率 スポンサーがLBOの資金調達のためにどの程度の金額を投資したかを示す。 スポンサーの資本額を案件総額で除して計算する。 繰り上げ弁済ペナルティー 期限前に債務を弁済する場合に発行体が支払う料金。 コベナント・ライト 通常のローン契約で不可欠な部分とされる伝統的財務維持条項でなく、債券 のような追加負担制限条項が付けられたローン。 財務制限条項の修正/放棄/免除 発行体は、財務制限条項に違反した場合に、該当する要件を免除し、当該財 務制限条項の遵守をその間放棄するよう、貸し手にアピールすることができ る。それに加えてあるいは代えて、財務制限の水準を従来ほど厳格ではない ものにする修正を求めることもできる。 CCC格下げ率 ある12カ月間中に自社のコーポレート信用格付けがCCCに引き下げられた発 行体の数を、当該期間初現在のコーポレート信用格付けの件数で除した値。 シャドー・デフォルト率 ある12カ月間中に (1) デフォルト利息を支払っていた、(2) 差し控え合意(所 定の長さの期間にわたり支払い要求を減額しまたは停止することを認める、債 権者の合意)の下にあった、または (3) リストラクチャリング・アドバイザ ー(発行体の財務諸表の整理に関する専門家)が代理人となっていた発行体に 対するローンの件数を、当該期間初現在のローンの件数で除した値。 新規発行額 一定の期間中にローン発行市場で発行されたペーパーの額面金額。 スプレッド/コール利回り(STC/YTC) スプレッド/コール利回りは、ブレーク価格による調整を加えた後の、ファ シリティーの所定のコールまでの期間、通常は3~4年にわたる発行市場スプ レッド。流通市場スプレッド/最終利回りは、各時点の流通市場価格で調整 した後の、所定のコールまでの期間にわたる各時点のスプレッド。 スプレッド/最終利回り(STM/YTM) スプレッド/最終利回りは、ブレーク価格による調整を加えた後の、ファシ リティーの所定の満期までの発行市場スプレッド。流通市場スプレッド/最 終利回りは、各時点の流通市場価格で調整した後の、ローンの残存期間にわ たる各時点のスプレッド。 設備投資 (CapEx) 工場、不動産または設備などの物理的資産への投資。 占有継続債務者(DIP) DIPローンは、米国の破産企業に供与されるものである。これらのローン は、破産分配の仕組み上超優先債権であり、申立て前のすべての債券の前に 位置付けられる。DIPは、債務者のコラテラルに対する先取り特権を種担保 とすること、または申立て前のあらゆる先取り特権に優先するコラテラル先 取特権を取得することによって、追加的に担保されることが多い。 January 2016 LoanStats 5 用語集 第一担保付権債務 (FLD) 担保に対する第一優先権を有するシニア債務。 第二担保権付 (SLD) 担保に対する第二順位の持分をもつローン。シニア・ローン (TLa、TLb、TLcなど)に対しては劣後するが、メザニン、ハイイール ド、PIK債券および株式に対してはシニアである。変動利付証券のようなシ ニア・ローンであり、シニア・ローンよりも概ね200から300bps 高い価格 付けが行われる。第二担保権の多数では、当初の2年間について繰り上げ弁 済ペナルティーが定められているので、第二担保権付の繰り上げ弁済を行う ことはシニア債務よりも高価に付く。償還期限は通常、TLcより半年から1年 長い。 ターム・ローン(TLa、TLb、TLc) このファシリティーは、自動車購入の際に利用するローンのような、要する に分割弁済ローンである。借手は、短期のコミットメント期間中ローンを受 けることができ、予定された一連の返済または満期時点での一括支払い(ブ レット型支払い)に従ってそれを返済する。ターム・ローンA(TLa)はプロ ラタ・ファシリティで、銀行投資家の要求事項を満たすようにストラクチャ ーが行われる。インスティテューショナル・ターム・ローンはターム・ロー ンB、Cおよびそれ以上(TLb、TLcなど)で、機関投資家のニーズに適するよ うにストラクチャーが行われる。 チャプター7 企業とその資産を清算する手続きに適用される米国の破産法。 チャプター11 企業とその資産を再生させる手続きに適用される米国の破産法。 治癒期間 デフォルトの治癒のために借り手に与えられる期間。 デフォルト 率ローンの件数または元本額のいずれかにもとづいて計算される。算式は 同様である。ローン件数によるデフォルト率は、ある12カ月間にデフォルト を起こしたローンの数を、当該期間初に存在したローンの件数で割って求め る。元本額によるデフォルト率は、ある12カ月間中にデフォルトを起こした ローンの金額を、当該期間初に存在したローン総額で割って求める。スタン ダード&プアーズは、デフォルト率の計算に関するデフォルトを、次のいず れかに該当するローンと定義している。スタンダード&プアーズが「D」の格 付けを付与したもの。破産を申し立てた発行体に対して融資されたもの,利 息または元本の支払いデフォルト中のもの 貸し手に重要な損失をもたらす方法で整理されたもの デフォルトローン のデフォルトには、テクニカルデフォルトとそれよりはるかに深刻な支払 いデフォルトという、2つの基本的類型がある。テクニカル・デフォルトと は、発行体がローン契約のある規定に違反した場合である。例えば、ある発 行体が財務制限条項テストを満たさない場合や、貸し手に財務情報を提供し ない場合、あるいは支払いが関係しないその他の違反である。支払いデフォ ルトとは、名前が示すように、会社が利息と元本のいずれかの支払いを行わ ない場合である。多くの場合、発行体がデフォルトを治癒するための、例え ば30日などの期間が予め定められる(「治癒」または「猶予」期間)。貸し 手はその後に、ローンの期限の利益喪失または買い取り請求までのかつこれ を含む、適切な措置を講じることができる。 トータル・レート・オブ・リターン・スワップ(TRS) TRSプログラムの下では、参加者は、ローンによって創出される差金のイン カム流列をカウンターパーティーから購入する。この場合に参加者は、ロー ンから金融費用とその担保アカウントの基準レートを差し引いたスプレッド を受け取る。参照ローンのデフォルトが起こった場合、参加者は、額面でそ れを買い取るか、オークション価格による時価に基づいた損失額を現金決済 する義務を負う。 乗換え資本比率 旧所有者の下で会社に拠出されていた資金のうち、新たな所有者の下にある 「新」会社に再投資された資金。 パブリック・トゥー・プライベート(P2P) プライベート・エクイティー企業が上場公開会社のバイアウトを行った結 果、取引所から上場廃止になること。 パー 裏付け商品の額面または想定元本額をいい、通常はパーセント率で表示され る。 ビッズ・ウォンテド・イン・コンペティション(BWIC) ローンまたは債券のポートフォリオの流通市場入札。典型的には、あるアカ ウントがディーラーを通じてファシリティのポートフォリオを売りに出す。 次にディーラーは、個々の銘柄またはポートフォリオ全体への入札を潜在的 購入者に求めるBWICを告示する。ディーラーはその後、入札を照合し、それ ぞれのファシリティーの最高価格入札者を落札者に決定する。 負債比率の高いローン 1996年より前については、L+250以上のマージンのあるローン、1996年から 現在までについては、L+225以上のものを指す。 フレックス マージンフレックス文言は、現在の流動性水準に合わせて価格を調整するた めに、アレンジャーがシンジケーション中にスプレッドを変更することを認 めるものである。より多数の投資家をクレジットの購入に引き付けようとす る場合には、スプレッドが引き上げられ、これを「フレックス・アップ」と いう。流動性が十分にあり需要が供給を上回る場合には、スプレッドが縮小 され、これを「リバース・フレックス」という。ストラクチャーにおけるフ レックスは、現在の流動性の水準を反映してアレンジャーがシンジケーショ ン中にトランシェの規模を調整する際に行われる。このため、流動性が高水 準にある時期には、アレンジャーが、メザニンなどのより高価なトランシェ から、第二担保権または第一担保権付きなどの、より安価なトランシェへ債 務を移すことがある。 ブレーク・プライス ローンまたは債券がプライマリー市場でローンチ後、初めて流通市場で取引 された価格。ブレーク・プライスと呼ばれるのは、当該ファシリティーが流 通市場で初めて取引「ブレーク」された位置を示すからである。 プラットフォーム買収 プライベート・エクイティのグループが、同一の独特の事業分野における その後の買収を行うために、その事業分野に属する会社を買収する行動を指 す。最初の買収がプラットフォームになり、追加的な購入がその後続けて行 われる。 プロラタ 銀行に販売されるファシリティー(リボルビング・クレジット、TLa、買収 ファシリティー、設備投資ファシリティー)。これらのトランシェは通常 段階的に償還され(リボルバーは除く)、償還期限は6~8年である。通常は +200以上のスプレッドが付き、価格グリッドにもとづいて2~4回のステッ プダウンが定められる場合もある。 プロラタ・スプレッド リボルビング・クレジットとTLaのトランシェの平均スプレッド(通常は同 一)。 プライシング・グリッド(別名マージン・ラチェット) ファシリティーに対してより低い金利を発行体が支払うことが認められる、 財務指標のセット。例えば、発行体の負債EBITDAレシオが3倍未満であれ ば、プライシングがLIBOR+275となるが、このレシオが2.5倍に低下すると プライシングがLIBOR+250になる、など。 プライミング・リーエン DIPの貸し手は、破産手続き中、プライミング・リーエンすなわち既存のあ らゆる担保権者と同等またはより高順位となる担保権の形式の、この追加的 担保を請求することがある。 平均新規発行決済水準 直近のLIBORまたはもしあればLIBORフロアを含む、フレックス後の最終総合 スプレッドの単純平均。 平均ブレーク価格 ローンまたは債券が、クロージングと割当ての後最初に流通市場で取引され た価格の平均。ブレーク価格と呼ばれるのは、当該ファシリティーが流通市 場に「侵入」した位置を示すからである。 平均プロラタ・スプレッド リボルバーとタームローンAトランシェの平均スプレッド。 平均リテール新規発行報酬 アレンジャーからシンジケートに参加する貸し手に支払われる平均報酬をい い、より多額のコミットメントにより大きな報酬が生じるように階層化され ている。プロラタ・トランシェの報酬は通常、インスティテューショナル・ トランシェに支払われるものとは異なる。 弁済額 S&P/LSTAレバレッジド・ローン指数に含まれるローンのうち、ある具体的 な期間中に弁済された額面の総額。 www.lcdcomps.com January 2016 LoanStats 6 用語集 ペイメント イン・カインド(PIK) 既存の債務に対して発生する追加的債務の形式で利払いが行われるタイプの 債務。 ローン・クレジット・デフォルト・スワップ(LCDS) 担保付ローンを参照証券とする標準的なデリバティブ。 ポルトガル、アイルランド、ギリシャ、スペイン(PIIGS) ユーロゾーンの南ヨーロッパ諸国とアイルランド。 ロンドン銀行間出し手レート(LIBOR) 銀行ローンに支払われる利息を計算するための標準的な基準レート。銀行が 他の銀行から借入可能な利率。 フォー B ローン スタンダード&プアーズのBB+からBB-またはムーディーズのBa1からBa3ま での格付けを付与されているローン。 ローン・シンジケーションズ・アンド・トレーディング・アソシエーション (LSTA) レバレッジド・ローン市場を代表する米国の業界団体。 フリー・アンド・クリア・トランシェ コベナント・ライト・ローンの1つであり、債務負担制限基準が適用されな い追加的なローンを発行体が市場で調達することを許容する。 ハイイールド・テイクアウト ローン借換え(返済)のために発行されたハイイールド債。 前払い報酬 アレンジャーからシンジケートに参加する貸し手に支払われる報酬をいい、 より多額のコミットメントにより大きな報酬が生じるように階層化されてい る。新規発行報酬ともいう。 ハードル・レート 要求される最低限のリターンレート。 クリアリング・イールド 金融商品が市場で最初に売り切れたイールド。 メザニン 二番目の位置付けの担保が付いた、または、資本構成に第二担保権も含まれ る場合には三番目の位置付けの担保が付いた、劣後証券。 LIBORフロア あるローンの基準レートに係わる利子率のフロア。 ジャンボローン 10億ドルを上回る案件。 利払、税および償却前利益(EBITDA) キャッシュフローの代理変数として用いられることが多い。 クーポン・クリッピング 投資家が、資産価値の上昇も損失もない状況で利回りからのインカムを期待 することができる期間。 リーグ・テーブル リーグ・テーブルは、たとえばリード・アレンジャーまたはスポンサーなど の、ローン市場における特定の計数の順位を示す表である。 ソフト・コール 発行体が繰上償還のために支払うプレミアム。 正常債権 債務不履行を起こしていないローン。 S&P Capital IQ Leveraged Commentary & Data www.lcdcomps.com • [email protected] 55 Water Street, 43rd Floor • New York, New York 10041 20 Canada Square, Canary Wharf, London E14 5LH, United Kingdom LCD Global Research Steven Miller, Managing Director, (212) 438-2715, [email protected] Robert Polenberg, Vice President, (212) 438-2717, [email protected] Marina Lukatsky, Director, (212) 438-2709, [email protected] Ruth McGavin, Associate Director, 44 (0)20 7176 3924, [email protected] Kelly Thompson, Associate Director, (312) 233-7054, [email protected] Miyer Levy, Senior Index Manager, (212) 438-2714, [email protected] Cuong Huynh, Senior Analyst, (212) 438-5202, [email protected] Darren Maharaj, Senior Analyst, 44 (0)20 7176 7213, [email protected] Faisal Sharif, Senior Analyst, 44 (0)20 7176 6025, [email protected] Nidhi Tulli, Assistant Manager, (212) 438-1970, [email protected] Angelica Aldana, Analyst, (212) 438-5511, [email protected] Nicholas BoekelAnalyst, (212) 438-3847, [email protected] Nicole Corazza, Analyst, (212) 438-3039, [email protected] Daniel Mena, Analyst, (212) 438-2712, [email protected] Priscilla Sheng, Analyst, (212) 438-6604, [email protected] Timothy Stubbs, Analyst, (212) 438-3034, [email protected] Tyler Udland, Analyst, (212) 438-0296, [email protected] Yvonne Wang, Analyst, (212) 438-5837, [email protected] LCD News Christopher Donnelly, Managing Director, (212) 438-5094, [email protected] Matthew Fuller, Director, (212) 438-2050, [email protected] Kerry Kantin, Director, (212) 438-4097, [email protected] John Atkins, Associate Director, (212) 438-1961, [email protected] Jonathan Hemingway, Associate Director, (212) 438-0192, [email protected] Sarah Husband, Associate Director, 44 (0)20 7176 3928, [email protected] Luke Millar, Associate Director, 44 (0)20 7176 3926, [email protected] Alan Zimmerman, Associate Director, (646) 415 8143, [email protected] Joy Ferguson, Associate, (212) 438-0537, [email protected] Nina Flitman, Sr. Editor, 44 (0)20 7176 3995, [email protected] Gayatri Iyer, Associate, (212) 438-2726, [email protected] Rachelle Kakouris, Sr. Editor, (212) 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