平成28年3月定例会初日

平成28年3月森町議会定例会会議録
1
招 集 日 時
平成28年3月11日(金)
2
招 集 場 所
森町議会議事堂
3
開会・開 議
平成28年3月11日(金)
4
応 招 議 員
午前9時30分
午前9時30分
1番 議員
中根信一郎
2番議員
岡 野
3番 議員
伊 藤 和 子
4番議員
小 澤 哲 夫
5番 議員
筋 惠 治
6番議員
中 根 幸 男
7番 議員
鈴 木 托 治
8番議員
西 田
9番 議員
亀 澤
進
10番議員
山 本 俊 康
11番 議員
片 岡
健
12番議員
小 沢 一 男
5
不応招議 員
なし
6
出 席 議 員
応招議員に同じ
7
欠 席 議 員
なし
8
地方自治 法第121条の規定に基づき議場に出席した者の職氏名
町
豊
彰
長
太 田 康 雄
副 町 長
鈴 木 寿 一
教 育 長
比奈地敏彦
総 務 課 長
杉 山 眞 人
監
村 松 利 郎
企画財政課長
長 野
税 務 課 長
村松也寸志
住 民生活課長
幸 田 秀 一
防
災
- 1 -
了
9
保健福 祉 課長
村 松 富 夫
産 業 課 長
三 浦
建 設 課 長
村 松
弘
上下水道課長
大 場 満 明
学校教 育 課長
西谷ひろみ
社会教育課長
鈴木富士男
病院事務 局長
西 谷 勉 次
会計管理者
村 松 達 雄
職務のた め議場 に出席した事務局職員の職氏名
議 会事務局長
10
強
三 浦
健
議 会 書 記
鈴 木 芳 明
会議に付 した事 件
議 案第16号
森町農 業委員会委員の任命について
議 案第17号
森町農 業委員会委員の任命について
議 案第18号
森町長 の給料の特例に関する条例について
議 案第 1 9号
一般 職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条 例に
ついて
議 案第 2 0号
森町 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改 正す
る条例 につい て
議 案第 2 1号
森町 人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一 部を
改正す る条例 について
議 案第22号
森町職 員の退職管理に関する条例について
議 案第23号
森町行 政不服審査会条例について
議 案第 2 4号
行政 不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する 条例
につい て
議 案第 2 5号
森町 消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条 例に
ついて
議 案第 2 6号
森町 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一 部を
改正す る条例 について
議 案第 2 7号
森町 病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する 条例
につい て
議 案第 2 8号
森町 病院事業の使用料及び手数料条例の一部を改正す る条
- 2 -
例につ いて
議 案第 2 9号
公の 施設の指定管理者の指定について(森町園田総合 セン
ター)
議 案第 3 0号
公の 施設の指定管理者の指定について(森町飯田総合 セン
ター)
議 案第 3 1号
公の 施設の指定管理者の指定について(森町三倉総合 セン
ター)
議 案第 3 2号
公の 施設の指定管理者の指定について(森町大河内林 業セ
ンター )
議 案第 3 3号
公の 施設の指定管理者の指定について(森町一宮総合 セン
ター)
議 案第 3 4号
公の 施設の指定管理者の指定について(森町天方生活 改善
センタ ー)
議 案第35号
公の施 設の指定管理者の指定について(森町体験の里)
議 案第36号
公の施 設の指定管理者の指定について(森町児童館)
議 案第37号
平成2 8年度森町一般会計予算
議 案第38号
平成2 8年度森町国民健康保険特別会計予算
議 案第39号
平成2 8年度森町後期高齢者医療特別会計予算
議 案第40号
平成2 8年度森町介護保険特別会計予算
議 案第41号
平成2 8年度森町公共下水道事業特別会計予算
議 案第42号
平成2 8年度森町大久保簡易水道事業特別会計予算
議 案第43号
平成2 8年度森町三倉簡易水道事業特別会計予算
議 案第44号
平成2 8年度森町大河内簡易水道事業特別会計予算
議 案第45号
平成2 8年度森町水道事業会計予算
議 案第46号
平成2 8年度森町病院事業会計予算
< 議事の経 過>
議
長
(
片 岡
健
君
)出 席議 員が 定足 数に 達し てお りま すの で、
ただい まから平 成28年 3月、森町 議会定例会 を開会いたしま す。
これから本日 の会議を開 きます。
- 3 -
日程 に入 ります前 に、町長から発言を 求め られておりますの で 、
これを 許します 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)まず、東日 本大 震災 から5年 目を 迎え るに
当た り震 災によ り尊 い命を失わ れた 方々に哀悼の意を表しま すとと
もに 、今 なお、 厳し い生活を余 儀な くされている方々、心に 深い悲
しみ を抱 かれて いる 方々が一日 も早 く平安な生活を回復され ますこ
とをご祈念申し上げま す。
さて 、本 日は3月 定例会を開 催い たしましたところ、議員 の皆さ
ま方 にお かれま して は、年度末 の大 変お忙しい中を、お繰り 合わせ
の上、ご出席いただき ましたことを 厚く御 礼申し上げます。
議案 の上 程に先立 ちまして、 不肖 、私が、町長就任のご挨 拶と所
信を 述べ させて いた だきますこ とを お許しいただきたいと存 じます
とと もに 、その 機会 を得ました こと をうれしく思っていると ころで
ございます。
私は 、2 月14日に 執行されました森町 長選 挙におきまして、 多 く
の町 民の 皆様か ら力 強いご 支援 を賜り、ここに町政を担当させ て い
ただ くこ ととな りま した。 改め て身の引き締まる思いでいっぱ い で
ござい ます。
私は 、平 成の大合 併で森町が混乱し、 町民 の多くの人たちが 森 町
の 将 来 に 不 安 を 感 じ て い た と き 、「 今 こ そ 愛 す る 森 町 の た め に 働 き
たい 」と いう思 いか ら、平 成17年4月に行われました森町議会 議 員
選挙 に立 候補し 、初 当選さ せて いただきました。それ以来、町 議 会
議員 を務 めさせ てい ただき 、森 町のこと、町政のことを学ばせ て い
ただ きま した。 特に、その間、 平成 21年 度、 22年度に議会選出の 森
町監 査委 員をさ せて いただ いた ことは、監査を通じて町の事務 事 業
の進め 方を学ぶ ことが でき、貴重 な経験であ りました。
今回 の町 長選は、 16年間勤められた村 松藤 雄氏が引退され、 新 た
な町 長を 選ぶ選 挙で した。 私は かつて村松町長に対抗する形で 町 長
選に 挑ん だこと があ りまし たが 、今回はこれまでの森町の方向 性 を
- 4 -
大き く変 えるべ きで はない 、と いう考えから村松町政を継承す る と
いう 立場 で立候 補い たしま した 。そして、これまで先輩方が築 き 守
って きて くださ った 森町を 、今 度は私たちの世代が責任を持っ て 引
き継 ぎ、 次の世 代に 渡して ゆく というといことを選挙戦を通じ て 訴
えて 参り ました 。そ れが、 多く の方にお認めいただけたと考え て お
りま す。 これま では 議員と して 、町財政の厳しい状況を始め、 人 口
減少 対策 など森 町の 直面す る課 題については、理解をしている つ も
りで はあ りまし たが 、限ら れた 予算の中でいかに住民の期待に 応 え
るべ きか 、森町 の将 来をど のよ うに導くべきか、改めて責任の 大 き
さと 、課 せられ た責 務の大 きさ を痛感しております。森町が当 面 取
り組 まな ければ なら ない具 体的 な問題は、今更申し上げるまで も な
く、 議員 の皆さ まが 既によ くご 承知の通りではございますが、 ま ず
は、 前町 長から 引き 継いだ 事業 をいかに着実に遂行するかにあ る か
と存じ ます。
事業 実施 に当たり ましては、そのまま 継続 できるもの、計画 内 容
を見 直し ながら 進め るもの 、財 源等で課題となるもの等、いろ い ろ
あろ うか と思い ます が、町 民の 皆さまの温かい見守りと期待を そ ぐ
こと のな いよう 、森 町を愛 する 気持ちと自ら立てた志をちから に 、
職員 とも ども課 題の 解決に 知恵 を出し、汗をかいて着実に事業 を 進
めてま いる覚悟 でござ います。
私は 、今 回の選挙 に臨むに当たり、対 話と 調和で大きな人の 輪 を
つ く る こ と を 土 台 に 、 次 の 3 つ の 取 組 を 掲 げ て ま い り ま し た 。「 人
口 減 少 に 立 ち 向 か う 」、「 財 源 を 確 保 す る 」、「 人 に や さ し い ま ち を
つ く る 」 以 上 3 つ の 取 組 の も と 、 具 体 的 施 策 を 構 築 し 、「 遠 州 の 小
京都 ・森 町」ま るご と「心 和ら ぐまち」を目指し、次世代の森 町 づ
くりを 進めてま いりた いと思って おります。
また 、地 方創生が 叫ばれている中、森 町に とって、重要な節 目 を
迎え てい ると考 えて おりま すの で、町民との対話を深めつつ、 住 民
の総 意を 集め、 町民 、事業 者、 行政、森町ファンで大きな人の 輪 を
つく り、 一丸と なっ て目標 の実 現に向けて努力をしてまいりた い と
- 5 -
思って おります 。
私は 、こ れらを推 進するに際しまして は、 当局のみでは到底 不 可
能で あり ますの で、 議会の 皆さ まのご意見を十分お伺いし、ご 協 力
をい ただ きなが ら、 住民と の対 話による信頼関係をもとに協働 を 進
め 、 私 自 ら 先 頭 に 立 っ て 職 員 と 一 体 と な り 、「 住 ん で い る 人 が 幸 せ
を 感 じ な が ら 住 み 続 け ら れ る 森 町 」、「 訪 れ た 人 が 住 み た く な る 森
町」 を目 指して 、全 力を傾 注し て参る覚悟であります。今後と も 、
ご指 導、 ご支援 を賜 ります よう 、心からよろしくお願い申し上 げ 、
私の 就任 のあい さつ 並びに 所信 とさせていただきます。どうも あ り
がとう ございま した。 よろしくお 願いいたし ます。
議
長
(
片 岡
健
君
)それでは日程に入 ります。
日程第 1、「会議 録署名 議員の指名」を行います。
会 議 録 署 名 議 員 は 、 森 町 議 会 会 議 規 則 第 127条 の 規 定 に よ り ま し
て、1 番中根信 一郎君 及び2番岡 野豊君を指 名します。
日程第2、「会期 の決定 」を議題と します。
お諮りします 。
本定 例会 の会期は 、本日から 3月 28日 まで の18日間にしたいと 思
います 。
ご異議ありま せんか。
議
長
(
「異議なし 」と言う者 多数
(
片 岡
健
君
)
)「異議なし」と認めます。
した がっ て会期は 、本日から 3月 28日 まで の18日間に決定しま し
た。
日 程 第 3 、「 報 告 事 項 」 に つ い て は 、 監 査 委 員 か ら 、 例 月 出 納 検
査の 結果 につい ての 報告が 来て おります。お手元に配布の通り で ご
ざいま すので、 ご了承 願います。
日程 第4 、議案第 16号「森町農業委員 会委 員の任命について 」 を
議題 とし ます。 本案 につき まし ては、亀澤進君の一身上に関す る 事
件であ ると認め られま すので、同 君の退場を 求めます。
(
退
場
)
- 6 -
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただ今上程 され まし た、議案 第16号「森 町
農業委 員会委員 の任命 について」 提案理由の 説明を申し上げ ます 。
本案 は農 業委員会 等に関する法律第8 条第 1項の規程に基づ く 森
町農 業委 員の任 命で ありま す。 同法律は農業委員が担い手への 農 地
集積 ・集 約化、 耕作 放棄地 の発 生防止・解消、新規農業者の参 入 促
進な ど、 農地利 用の最適化の推 進を 目的 に、平成27年8月28日に成
立し、9月4日 に公布さ れ、平成28年4月1日から施 行となりま す。
それ に伴 い、町も 平成27年12月の定例 会で ご審議いただき条 例 改
正を 行い ました が、 農業委 員会 委員の選出方法が選挙制と市町 村 長
の選 任制 の併用 から 、市町 村議 会の同意を要件とする市町村長 の 任
命制 のみ となっ たこ とから 、今 回委員任命についてお諮りする も の
であり ます。
提案 いた しました 亀澤進氏は、農業委 員会 等に関する法律第 8 条
6項 で、 委員の 任命 には「 農業 委員会の所掌に属する事項に関 し 利
害関 係を 有しな い者 が含ま れる ようにしなければならない」と 定 め
られ てい ること から 、森町 議会 からご推薦を頂いた候補者であ り ま
す。 この 亀澤氏 は、 農業者 以外 の者で、中立な立場で公正な判 断 を
するこ とができ る者で あり、委員として適任 であると存じますので、
任命す るもので ありま す。
以上 、提 案理由の 説明を申し上げまし た。 よろしくご審議を お 願
いを申 し上げま す。
議
長
(
片 岡
健
君
)これから質疑を行 いま す。
質疑はありま せんか。
議
長
(
発言する者 なし
)
(
片 岡
)「質疑なし」と認めます。
健
君
お諮りします 。
- 7 -
本案 は、 討論を省 略し、直ちに採決し たい と思います。ご異 議 あ
りませ んか。
議
長
(
「異議なし 」と言う者 多数
(
片 岡
健
君
)
)「異議なし」と認めます。
これから議案 第16号を採 決します。
本案は、これ に同意する ことに賛成 の方は、起立願います。
議
長
(
起
立
(
片 岡
全
員
)
健
君
)起 立全 員で す。 した がっ て議 案第 16号「森
町農 業委 員会委 員の 任命に つい て」は、同意することに決定し ま し
た。
亀澤進君の入 場を許しま す。
(
入
場
)
日程 第5 、議案第 17号「森町農業委員 会委 員の任命について 」 を
議題と します。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただ今 上程 され まし た、議案 第17号 「森 町
農業委 員会委員 の任命 について」 提案理由の 説明を申し上げ ます 。
本案 は、 前案と同 様に農業委員会等に 関す る法律の改正によ り 農
業委 員会 委員の 選出 方法が 、市 町村議会の同意を要件とする市 町 村
長の 任命 制のみ とな ったこ とか ら、委員任命に当たりお諮りす る も
のです 。
また 、同 法施行規 則第2条第1項第2 号の 規定により、委員 の 4
分の 1以 上を認 定農 業者等 とす ることについても、議会の同意 を 賜
りたく 併せて上 程する ものであり ます。
初め に委 員任命に ついてですが、ご提 案い たしました森町農 業 委
員会 委員 の候補 者は 、農業 委員 会等に関する法律、同施行令、 同 施
行規 則の ほか、 森町 農業委 員会 委員候補者の推薦、募集、選定 等 に
- 8 -
関す る規 則に従 い、 地区地 域・ 団体からの推薦や、公募により 自 ら
意欲を 持ち応募 された 方々であり ます。
議案 の名 簿順に申 しますと、富田規与 美氏 は三倉地区、澤口 久 雄
氏は 天方 地区、 花嶋 政美氏 は森 地区、石橋康利氏は一宮地区、 鈴 木
要一 氏は 園田地 区、 倉嶋讓 氏は 飯田地区からそれぞれ推薦をい た だ
いた地 区推薦の 候補者 であります 。
鈴木 剣氏 は、農業 団体である太田川上 流部 土地改良区からの 、 団
体推薦 の候補者 であり ます。
竹内 靖代 氏、佐野 敦子氏、石黒茂氏、 増田 多喜男氏の4名は 、 応
募によ る候補者 であり ます。
また 、締 切日まで に応募者が定数 を超 えた ため、2月25日に森 町
農業 委員 会委員 候補 者評価 委員 会を開催し、現農業委員会委員 に よ
り適 任で あるか の評 価をし てい ただきました。前案の亀澤進氏 を 含
めた 12名 は適任 であると評 価さ れた候補者であり、委員として 適 任
である と存じま すので 、任命する ものであり ます。
次に 、農 業委員会 等に関する法律施行 規則 第2条第1項第2 号 の
規定 によ る、委 員の 4分の 1以 上を認定農業者等とすることに つ い
ての議 会の同意 につい て申し上げ ます。法では 原則、認定農業者 が、
委員 の過 半数を 占め ること とな っておりますが、区域内の認定 農 業
者の 数が 委員定 数の 8倍を 下回 る場合には、委員の少なくとも 4 分
の1 を認 定農業 者及 び準ず る者 とすることができ、議会の同意 が 必
要と なり ます。 森町の認定農業 者数 は68名で あり委員定数12名の 8
倍を 下回 ってお りま すので 、森 町は該当いたします。12名の委員 候
補者の 内、花嶋氏、佐野氏、石黒氏 の3名 が認定農業 者で、石 橋氏、
竹内 氏の 2名が 認定 農業者 に準 ずる者で、合わせて5名であり 、 過
半数 を満 たして おり ません ので 、議会の同意を併せて上程する も の
であり ます。
以上 、提 案理由の 説明を申し上げまし た。 よろしくご審議を お 願
い申し 上げます 。
議
長
(
片 岡
健
君
)これから質疑を行 いま す。
- 9 -
質疑はありま せんか。
8番、西田彰 君。
8 番議員
(
西 田
彰
君
)今回議会の 任命 制と なる、ま た、 定数 も減
った とい うこと で担 当部署でも 人選 に苦労したのではないか と思い
ます 。そ ういっ た中 で、この人 たち 全員は適任だと思います 。しか
し、地域別に見ると非 常に差があり ます。
例え ば、 森地区に おいては、 亀澤 氏を含めて4名。そして 、園田
地区において4名。飯田地区、一宮地区は1名でありま す。そ して、
天方 ・三 倉で各 1名 。というこ とで 、この人数にしたという ところ
に、私は少し疑問があ ります。
今ま で、 どの地域 においても 少な くとも2人はいました。 農業委
員の 果た す役割 は、 そのそれぞ れの 地区において、土地利用 や農業
の活 性化 にどの よう に資するか とい うことで、委員の皆さん に頑張
って いた だく。 そし て、その権 利や そういったものを守ると いうこ
とでも、その役割は大 きいものがあ ると思 います。
町の 中に おいて4 名というの は、 今町の中でどれだけの農 業者が
おら れる 、農業 ので きる土地が ある か。そういった面積的な 面も考
えま すと 、一宮 や飯 田地区を1 名ず つ増やすべきではないか 、と私
は思います。
三倉 や天 方地区も 範囲は広い 中で 、その委員の方も担当地 域とし
て大 変で はある と思 いますが、 森町 が農業をやはり、主産業 として
権利 など を守っ てゆ くことにな りま すと、やはり地域に割り 振る人
選と いう ものを 、見 直すべきで はな いかと思いますが、どう でしょ
うか。
議
長
(
片 岡
健
君
)産業課長。
産 業課長
(
三 浦
強
君
)産業課長で す。 ただ 今の、地 区の 推薦 とい
うこ とで ありま すが 、あくまで もこ れは公募・推薦をいただ いた方
々です。
地区 の推 薦に関し ましては、 部農 会それぞれ6地区ござい ますの
で、 それ ぞれ6 地区 からご推薦 をい ただいております。また 、先ほ
- 10 -
ど提 案理 由でも ご説 明申し上げ まし たが、利害関係のない方 1名、
認定農業者を最低でも過半数入れなさいという法律がございます
が、 それ には今 回到 達しません でし たので、認定農業者ある いは認
定農 業者 に準ず る者 として、応 募い ただいた方が2名ござい ます。
その 中に 、飽く まで も女性を中 に入 れたいと、今現在、現農 業委員
の方 も4 名ござ いま す。何とか これ を上回りたいというかた ちで考
えて いた わけで すけ れども、実 際に は応募された方が2名と いうこ
とで す。 そして 、農 業団体の推 薦を いただいた方が1名。と いうこ
とで 、全 体で12名と いう ことで、あくまでも 地区推薦、また 応募さ
れた 方と いうこ とに なっており ます ので、すべて地区割りを したと
いうことではございま せんので、ご理解をいただきたいと思います 。
以上です。
議
長
(
片 岡
健
君
)8番、西田彰君。
8 番議員
(
西 田
彰
君
)先ほど、公 募が 定数 を上回っ たと いう こと
でご ざい ました が、 その中で公 募か ら漏れた方も何人おられ て、ま
たそ の人 たちは 、当 然応募をし てき たということですので、 委員と
して意欲があったもの だと、とらえますがその辺はど うでし ょうか 。
議
長
(
片 岡
健
君
)産業課長。
産 業課長
(
三 浦
強
君
)産業課長で す。 ただ 今のご質 問で ござ いま
すが、全体で13名の応 募があ りまし た。
その 中で 、1名は 袋井市春岡 在住 の行政書士さんでありま す。あ
くま でも 、選考 に対 しまして、 評価 委員会というものを、農 業委員
会の 中で 、農業 委員 会終了後に 開催 しまして、その中で評価 をしま
して 、そ の1名 の方 は今回 、選 に漏れ たと いうことでござい ま す。
以上です。
議
長
(
片 岡
健
君
)よろしいでしょう か。
他に質疑はご ざいません でしょうか 。
7番、鈴木托 治君。
7 番議員
(
鈴 木 托 治
君
)鈴木です。 西田 議員 の質問と 若干 重複 する
点があるかと思います が、お許し願 いたい と思います。
- 11 -
確か に農 業委員が 、かつては20名近く いた かと思いますけど 、 そ
れが少 し減った と、それは 問題はないし 、良いことだと思います し、
選挙 制度 という こと をとっ てい た訳ですけども、形骸化してほ と ん
ど選 挙ら しい選 挙が ない選 挙と いうことになっておりましたの で 、
今の 新し いやり 方そ のもの は賛 成しているわけであります。今 、 西
田議 員の 方から 地域 性に問 題が あるという発言がありまして、 一 応
推薦 と公 募とい うこ とでし たけ ども、やっぱり選挙制度じゃな い で
すけ ど、 反別と かそ ういう もの を加味した中で、私は農業委員 は 当
然進 める べきで あっ て、幾 ら公 募制だからといって、6名以外 の 全
部の 人が 一定地 区の 場合だ った ら全部その地区の人になってし ま う
ことも あります ので、これを農業委員の 中で、あるい は行政 の中 で、
この 地域 からは 多く の人が 出て いるので、という話合いをして い く
べき だと 思うん です けど、 園田 飯田とかいろいろな地区での反 別 で
すね 、ど のくら いの 反別の 違い があるか、ちょっとご説明願い た い
と思い ます。主 に田ん ぼで結構で すんで。
議
長
(
片 岡
健
君
)産業課長。
産 業課長
(
三 浦
強
君
)産業課長で す。 詳し くは今資 料を 持ち 合わ
せて いま せんけ れど も、太田川 上流 部土地改良区の圃場整備 をした
ところ、約400ヘクタールあると理解しております。
先ほ どの 地区別と いうことで すが 、あくまで農業委員会等 に関す
る法律に基づいて、先ほど申し上 げました、利害 関係、認定農 業者、
女性 等々 はすべ て法 律に決まっ て、 それに基づいて公募いた だいて
いる とい うこと でご ざいますの で、 よろしくお願いしたいと 思いま
す。
議
長
(
7 番議員 (
片 岡
健
鈴 木 托 治
君
君
)7番、鈴木托治君 。
)この中に確かに農業だと 思うんですけども、
温室 とい うかハ ウス をやってお られ る方が2名見受けられる ようで
すけ れど も、農 業そ のものであ りま すので問題はないかと思 います
けど 、私 はしっ かり 反別とかの 中で 、園田地区とかが非常に 多いの
は分 かり ますが 、他 の飯田地区 や一 宮地区も農業として一生 懸命や
- 12 -
って いる わけで あり ますので、 そう いうとこの人数を2名く らいに
増やすべきではないか と私は思って おりま す。
また 、森 町の中の 反別そのも のが 少ないわけですから、そ れが4
名と いう ことは 農業 委員会で決 まっ たことですが、差し戻し てとは
できないですか。
議
長
(
片 岡
健
君
)産業課長。
産 業課長
(
三 浦
強
君
)差し戻しと かど うこ うってこ とは 難し いと
思い ます 。あく まで も評価委員 会で 評価をし、町長に答申し 、町長
が任 命を すると いう ものでござ いま すので、ご理解をいただ きたい
と思います。
議
長
(
片 岡
健
君
)よろしいでしょう か。
他に質疑はご ざいません でしょうか 。
(
発言する者 なし
)
「質疑なし」 と認めます 。
お諮りします 。
本案 は、 討論を省 略し、直ちに採決し たい と思います。ご異 議 あ
りませ んか。
議
長
(
「異議なし 」と言う者 多数
(
片 岡
健
君
)
)「異議なし」と認めます。
これから議案 第17号を採 決します。
本案は、これ に同意する ことに賛成 の方は、起立願います。
議
長
(
起
立
(
片 岡
多
数
)
健
君
)起立多数です。
した がっ て、議案 第17号「森町農業委 員会 委員の任命につい て 」
は、同 意するこ とに決 定しました 。
日程 第6 、議案第 18号「森町長の給料 の特 例に関する条例に つ い
て」を 議題とし ます。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
- 13 -
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただいま、上程されました、議案 第18号「森
町長 の給 料の特 例に 関する 条例 について」提案理由の説明を申 し 上
げます 。
前町 長の 任期中、 当町においては、人 件費 の削減を含めた様 々 な
行財政 改革を進 められ て参りまし た。
私自身、更なる行財政改 革を推 進したいと の思いがありますの で、
町長 自身 の給料 及び 退職手 当の 1割を削減する前町長の政策に な ら
い、 本条 例を上 程し 、議員 の皆 様のご賛同をお願いするもので あ り
ます。
なお 、施 行日につ いては、平成28年4 月1 日からとするもの で あ
ります 。
以上 、提 案理由の 説明を申し上げまし たが 、よろしくご審議 を お
願い申 し上げま す。
議
長
(
片 岡
健
君
)続 きま して、日 程第 7、 議案 第19号 「一 般
職の 職員 の給与 に関 する条 例の 一部を改正する条例について」 か ら
日程第 10、議案 第22号「 森町職員の退 職管理に関 する条例に つい て」
まで議 案4件を 一括議 題とします 。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただい ま、 一括 して 上程 され まし た議 案第
19号 「一 般職の 職員の給与 に関 する条例の一部を改正する条例 に つ
いて 」か ら、議 案第 22号「 森町 職員の退職管理に関する条例に つ い
て」ま での4議 案につ いて、提案 理由の説明 を申し上げます 。
今回 の改 正は、地 方公務員法の改正に 伴い 、それぞれの条例 に つ
いて所 要の改正 等を行 うものでご ざいます。
はじ めに 、議案第 19号「一般職の職員 の給 与に関する条例の 一 部
を改 正す る条例 」の 改正内 容で ございますが、平成28年4月から 職
- 14 -
員の 人事 評価制 度を 導入す るに 当たり、職務給原則の徹底を図 る た
め、 職員 の給与 は、 その職 務と 責任に応ずるものとして、国か ら 基
準が 示さ れてい るこ とから 、そ の基準に沿って級別職務分類表 を 等
級別基 準職務表 に改め るものであ ります。
医療 職給 料表(2 )を適用する職務に つい ては、それぞれの 医 療
に係 る有 資格に 基づ くため 、基 準となる職務を掲げ、それ以外 に つ
いては 規則で定 めるこ とといたし ます。
また 、第 17条の3 第2項 は、 行政不服審査法の全部改正によ り 法
律番号 及び引用 条項を 改めるもの であります 。
次に 、議 案第20号 「森町職員の勤務時 間、 休暇等に関する条 例 の
一部 を改 正する 条例 」の改 正内 容でございますが、地方公務員 法 の
改正 に伴 い引用 条文 に項ず れが 生じたので、それを改めるもの で あ
ります 。
次に 、議 案第21号 「森町人事行政の運 営等 の状況の公表に関 す る
条例 の一 部を改 正す る条例 」の 改正内容でございますが、人事 行 政
の運 営等 の公表 項目 として 新た に職員の休業に関する状況及び 職 員
の退 職管 理の状 況を 設ける とと もに、職員の人事評価の状況に つ い
て、改 正前の項 目から 分け、新た に規定する ものであります 。
また 、第 5条第2 号は、行政不服審査 法の 全部改正により字 句 を
改める ものであ ります 。
最後に、議案 第22号「 森町職員の退 職管理に関 する条例に つい て」
申し上 げます。
本案 は、 元職員の 退職管理の適正を確 保す るため、必要な措 置 を
求め られ ている こと から、 課長 相当職及び院長であった者は、 離 職
後2 年間 、再就 職先 の情報 の届 け出について規定するものであ り ま
す。
なお 、施 行日につ いては、いずれ の条 例も 平成28年4月1日か ら
とする ものであ ります 。
以上 、提 案理由の 説明を申し上げまし たが 、よろしくご審議 を お
願い申 し上げま す。
- 15 -
議
長
(
片 岡
健
君
)次 に日 程第 11、議 案第 23号「 森町 行政 不服
審査会 条例につ いて」 を議題とし ます。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただいま上 程さ れま した 議案 第23号 「森町
行政不 服審査会 条例に ついて」提 案理由の説 明を申し上げま す。
本 案 は 、「 行 政 不 服 審 査 法 」 が 平 成 26年 6 月 に 全 面 改 正 さ れ た こ
とに伴 う条例制 定でご ざいます。
この 法律 は、昭和 37年に制定・施 行さ れて 以来、50年以上本格 的
な改 正は ありま せん でした 。し かし、その間に国民意識の変化 や 行
政 手 続 法 な ど の 関 連 法 制 度 の 整 備 が な さ れ た こ と か ら 、「 公 正 性 の
向 上 」、「 使 い や す さ の 向 上 」、「 救 済 手 段 の 充 実 ・ 拡 大 」 な ど の 観
点か ら、 時代に 即し た抜本 的な 見直しがなされ、平成28年4月1 日
から施 行される ことと なりました 。
本 案 は 、「 公 正 性 の 向 上 」 を 図 る た め の 大 き な 柱 で あ る 「 第 三 者
機関 」に 関する もの で、法 律に おいては、町の判断の妥当性を チ ェ
ック する ための 第三 者機関 の設 置を求めていることから、新た に 設
置す る「 森町行 政不 服審査 会」 に関する組織体制や運営方法な ど を
規定す るもので ござい ます。
また 、今 回の法改 正により、審査請求 人や 関係者は、審査請 求 手
続に おい て提出 され た書類 を閲 覧するのみでなく、その写しを 請 求
で き る よ う に な っ た こ と か ら 、「 森 町 情 報 の 公 開 に 関 す る 条 例 」 に
倣い、 交付手数 料を定 めることと いたしまし た。
なお 、行 政不服審 査法第9条第1項に 規定 する委員会、委員 、 執
行機関 について は、審理員 及び森 町行政不服 審査会の手続を経ずに、
各機 関で 審議い たし ますの で、 当審査会の諮問の適用除外とな る も
のであ ります。
なお 、施 行期日は 、行政不服審査 法の 施行 日である平成28年4 月
- 16 -
1日か らとする もので あります。
以上 、提 案理由の 説明を申し上げまし たが 、よろしくご審議 の ほ
どお願 い申し上 げます 。
議
長
(
片 岡
健
君
)日 程第 12、議 案第 24号「行政 不服 審査 法の
施行に 伴う関係 条例の 整備に関す る条例につ いて」を議題とします。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただいま上 程さ れま した 議案 第24号 「行政
不服 審査 法の施 行に 伴う関 係条 例の整備に関する条例について 」 提
案理由 の説明を 申し上 げます。
本案は、「行政不服審査 法」の改正 に伴い「森 町行政手続条 例」、
「 森 町 情 報 の 公 開 に 関 す る 条 例 」、「 森 町 個 人 情 報 の 保 護 に 関 す る
条 例 」、「 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 条 例 」、「 森 町 営 老 朽 た め 池 土 地
改 良 事 業 の 経 費 の 賦 課 徴 収 に 関 す る 条 例 」、「 森 町 営 土 地 改 良 事 業
の 経 費 の 賦 課 徴 収 に 関 す る 条 例 」、「 森 町 民 有 林 林 道 開 設 事 業 分 担
金 徴 収 条 例 」、「 森 町 山 村 地 域 農 林 漁 業 特 別 対 策 事 業 分 担 金 徴 収 条
例 」、「 森 町 林 業 集 落 基 盤 総 合 事 業 分 担 金 徴 収 条 例 」、「 県 営 土 地 改
良事 業分 担金徴 収条 例」及 び「 森町山村林業構造改善事業分担 金 徴
収条例 」の11条 例につ いて規定の 整備を行う ものでございま す。
主な改正点は 、今回の法改正 により「異議申立て」と「審査 請求」
の2 種類 あった 不服 申立制 度が 「審査請求」に一元化されたこ と に
伴 う 字 句 の 訂 正 及 び 審 査 請 求 期 間 が 、「 60日 」 か ら 「 3 箇 月 」 に 延
長され たことに よる改 正でござい ます。
また、第2条 の「森町情 報の公 開に関する 条例」及び第3条の「森
町個 人情 報の保 護に 関する 条例 」につきましては、双方とも専 門 性
の高 い審 査会制 度を 有して おり 、審理員が行う審理手続と同等 の 審
理が 可能 である こと から、 行政 不服審査法の適用除外を設け、 審 査
会への 諮問手続 を維持 するもので あります。
- 17 -
第4 条の 「固定資 産評価審査委員会」 につ きましては、地方 自 治
法で 規定 されて いる 委員会 であ るため、委員会において不服申 立 の
手続き を行うも のであ ります。
なお 、施 行期日は 、行政不服審査 法の 施行 日である平成28年4 月
1日か らとする もので あります。
以上 、提 案理由の 説明を申し上げまし たが 、よろしくご審議 の ほ
どお願 い申し上 げます 。
議
長
(
片 岡
健
君
)次 に日 程第 13、議 案第 25号「 森町 消防 団員
等公 務災 害補償 条例 の一部 を改 正する条例について」を議題と し ま
す。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただ今上程 され まし た、 議案 第25号 「森町
消防 団員 等公務 災害 補償条 例の 一部を改正する条例について」 提 案
理由の 説明を申 し上げ ます。
今回 の改 正は、行 政不服審査法が 平成 28年 4月1日に施行さ れ る
ことに 伴う「異議申立」の表現を「審査請求」へと 改正する事 項 と、
非常 勤消 防団員 等に 係る損 害補 償の基準を定める政令の一部を 改 正
する 政令 が平成 28年 4月1 日施 行されることに伴う、非常勤消 防 団
員等 の公 務上の 災害 等に対 する 損害補償に関し、同一の事由に よ り
他の 法律 による 年金 たる給 付が 支給される場合における傷病補 償 年
金及 び休 業補償 の額 に乗じ る調 整率が改正されたことにより、 当 該
法令 を引 用する 森町 消防団 員等 公務災害補償条例につきまして も 、
所用 の条 例整備 を行 い、同 様に 給付水準を確保するものでござ い ま
す。
以上 、提 案理由の 説明を申し上げまし たが 、よろしくご審議 を お
願い申 し上げま す。
議
長
(
片 岡
健
君
)次 に日 程第 14、議 案第 26号「 森町 企業 職員
- 18 -
の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例につい
て」を 議題とし ます。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただいま、 上程 され まし た議 案第 26号「森
町企 業職 員の給 与の 種類及 び基 準に関する条例の一部を改正す る 条
例につ いて」提 案理由 の説明を申 し上げます 。
今回 の改 正は、平 成26年人事院勧告の 給与 制度の総合的見直 し に
基づ く、 管理職 員特 別勤務 手当 等の改定について、水道企業職 員 に
おいて も一般職 に準じ て改正する ものでござ います。
管理 職員 特別勤務 手当については、災 害へ の対処等の臨時・ 緊 急
の必 要に よりや むを 得ず勤 務し た管理職に対して支給する手当 で あ
りま して 、新た に平 日深夜 の午 前0時から午前5時までの間に 勤 務
した場 合に支給 するも のでありま す。
なお 、施 行日につ いては、平成28年4 月1 日からとするもの で あ
ります 。
以上 、提 案理由の 説明を申し上げまし たが 、よろしくご審議 を お
願い申 し上げま す。
議
長
(
片 岡
健
君
)次 に日 程第 15、議 案第 27号「 森町 病院 事業
の設 置等 に関す る条 例の一 部を 改正する条例について」を議題 と し
ます。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただいま、 上程 され まし た議 案第 27号「森
町病 院事 業の設 置等 に関す る条 例の一部を改正する条例につい て 」
提案理 由を申し 上げま す。
- 19 -
本案 は、 第3条の 表に規定しています 公立 森町病院の診療科 目 に
「精神 科」を追 加し、 13科 とするもの であります。
森町 病院 では、精 神疾患の患者の診察 につ いては「内科」外 来 に
て行 って きまし たが 、近年 、患 者数は増加傾向にあり、現在、 非 常
勤精 神科 医師1 名が 月2回 、第 2、第3水曜日の午後、診察を 行 っ
ており ます。
今回 、診 療科目と して「精神科」を新 たに 標榜することで、 こ れ
まで 算定 できな かっ た診療 報酬 項目が算定可能となり、安定的 な 外
来収益 の確保に 努めて まいります 。
以上 、提 案理由を 申し上げましたが、 よろ しくご審議をお願 い 申
し上げ ます。
議
長
(
片 岡
健
君
)次 に日 程第 16、議 案第 28号「 森町 病院 事業
の使 用料 及び手 数料 条例の 一部 を改正する条例について」を議 題 と
します 。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただ今上程 され まし た議 案第 28号「 森町病
院事 業の 使用料 及び 手数料 条例 の一部を改正する条例について 」 提
案理由 を申し上 げます 。
本案 は、 第2条に 定める「使用料及び 手数 料」のうち、同条 第 8
号に 規定 する「 往診 時にお ける 自動車の使用」について、従来 、 片
道のキロ数が1キロメートル増すごとに加算していた使用料を改
め 、 訪 問 診 療 並 び に 往 診 時 1 回 に つ き 、 町 内 の 場 合 300円 、 町 外 の
場 合 500円 の 一 律 の 額 に 消 費 税 を 乗 じ て 得 た 額 と す る も の で あ り ま
す。
高齢 化の 進行とと もに、在宅医療のニ ーズ は今後、ますます 増 加
する こと が予想 され る中、 森町 病院では早くから訪問診療や往 診 を
行っ てお ります が、 長距離 の患 者宅の負担は大きく、地域によ る 公
- 20 -
平性に も問題が あるこ とから、今 回、改正す るものでありま す。
以上 、提 案理由を 申し上げましたが、 よろ しくご審議をお願 い 申
し上げ ます。
議
長
(
片 岡
健
君
)ここでしば らく 休憩 をし ます。再 開を 10時
40分からにいた します 。
議
長
(
午前10時28分
(
片 岡
健
君
~
午前10時40分
休憩
)
)休憩前に引き続き 会議 を開 きま す。
日程第 17、議案第29号「 公の施設の指定管理者 の指定につ いて(森
町 園 田 総 合 セ ン タ ー )」 か ら 日 程 第 24、 議 案 第 36号 「 公 の 施 設 の 指
定 管 理 者 の 指 定 に つ い て ( 森 町 児 童 館 )」 ま で 議 案 8 件 を 一 括 議 題
としま す。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
)ただ今 一括 して 上程 され ました、 議案 第29
号か ら議 案第36号ま での「 公の 施設の指定管理者の指定につい て 」
提案理 由の説明 を申し 上げます。
本町の公の施 設について は、平成 18年4月か ら「指定管理者制 度」
によ り、 それぞ れの 管理者 と管 理に関する協定を締結して、適 切 に
各施設 の管理を 行って きたところ でございま す。
本案 は、 指定管理 者の指定期 間が 平成 23年 4月から平成28年3 月
まで の5 年間で ある 8施設 につ きまして、新たに指定管理者の 指 定
を行う ものでご ざいま す。
初め に、 議案第29号「公の施設の指定 管理 者の指定について ( 森
町 園 田 総 合 セ ン タ ー )」 か ら 議 案 第 34号 「 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 の
指 定 に つ い て ( 森 町 天 方 生 活 改 善 セ ン タ ー )」 ま で の 6 議 案 に つ い
て申し 上げます 。
森 町 園 田 総 合 セ ン タ ー の 指 定 管 理 者 は 「 森 町 谷 中 513番 地 の 1 、
園 田 地 区 町 内 会 長 会 」、 森 町 飯 田 総 合 セ ン タ ー の 指 定 管 理 者 は 「 森
- 21 -
町 飯 田 4040番 地 の 28、 飯 田 地 区 町 内 会 長 連 絡 協 議 会 」、 森 町 三 倉 総
合セン ターの指 定管理 者は「森町 三倉826番地 の2、森町森 林 組合 」、
森町 大河 内林業 センターの指定 管理 者は 「森町三倉2218番地の6、
大 河 内 町 内 会 」、 森 町 一 宮 総 合 セ ン タ ー の 指 定 管 理 者 は 「 森 町 一 宮
1845番 地 の 10、 一 宮 地 区 町 内 会 長 連 絡 協 議 会 」、 森 町 天 方 生 活 改 善
セン ター の指定 管理 者は「 森町 大鳥居96番地の2、天方地区町 内 会
長連 絡協 議会」 をそ れぞれ 指定 することについて議会の議決を お 願
いする ものでご ざます 。
また 、今 回提案の 指定管理者が、現在 も指 定管理者としてこ れ ら
の施設 を管理し ており ます。
指定 の理 由につき ましては、これらの 施設 の設置目的は地域 住 民
の連 帯意 識を高 揚し 、地域 や町 内会の自治活動を積極的に推進 す る
こと を目 的とし て設 置され た、 地域や町内会のための集会等の 施 設
であ り、 それら 施設 の管理 は対 象地区内の町内会の連合組織や 町 内
会及 び施 設内に 事務 所を置 き、 施設の運営にも参画している団 体 で
ある こと から、 住民 の平等 な使 用と施設の設置目的が発揮され 、 地
域の発 展のため に最も 適した団体 と考えられ ます。
指定 期間 は、安定 した継続的な管理が 行わ れることを考慮し て 平
成28年 4 月1日 から平成33年3月31日ま での 5年間とするもの で ご
ざいま す。
次に 、議 案第35号 「公の施設の指定管 理者 の指定について( 森 町
体 験 の 里 )」 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。「 森 町 体 験 の 里 」 の 指 定 管 理
者は 「森 町問詰 1115番地の1、株式会社 アク ティ森」を指定い た し
たく議 会の議決 をお願 いするもの でございま す。
森町 体験 の里は、 町の観光振興及び地 域の 活性化を図るため の 拠
点とし て大きな 役割を 果たしてお ります。
株式 会社 アクティ 森は、町が50パーセ ント 出資する第三セク タ ー
とし て、 これま での 実績と 経験 、培われたノウハウを基に、地 域 住
民と の協 働によ る各 種の事 業展 開を行い、また、地域振興を目 指 し
た事 業運 営がな され ており 、安 定した管理を行う能力を有して い る
- 22 -
と判断 されます 。
平成 23年 度からは 全国公 募に より就任した支配人や職員の努 力 に
より 、来 場者数 の増 加や指 定管 理料の削減にも成功しておりま す 。
指定 期間 は業務 の継 続運営 と投 資的な経緯を考慮して、平成28年 4
月 1 日 か ら 平 成 33年 3 月 31日 ま で の 5 年 間 と い た し た い と 存 じ ま
す。
最後 に、 議案第36号「公の施設の指定 管理 者の指定について ( 森
町 児 童 館 )」 に つ い て 申 し 上 げ ま す 。「 森 町 児 童 館 」 の 指 定 管 理 者
は「 森町 森50番地の 1、社 会福 祉法人森町社会福祉協議会」を 指 定
いたし たく議会 の議決 をお願いす るものでご ざいます。
森町 社会 福祉協議 会は、ご案内のとお り、 公共性を持った地 域 福
祉の 中核 団体と して 広範な 福祉 事業を実施している社会福祉法 人 で
ありま す。
森町 児童 館の運営に関しましては 、森 町社会福祉協議会が平 成 18
年度 から 指定管 理者 として 事業 運営を行ってきておりますが、 子 ど
もの 発達 段階や 利用 者のニ ーズ に基づいた講座や教室を年間を 通 じ
て実 施し ている こと ととも に、 主体的な遊びの環境づくりや子 ど も
どうし や保護者 を含め た交流の場 となってお ります。
また 、児 童館と離 れた4つの小学校に 出向 いての移動児童館 も 実
施し てお り、地 域と の関わ りを 大切にする事業も実施している と こ
ろでも あります 。
更に、母親ク ラブの 育成や子ど も会の事務 局の機能も担ってお り、
これ らの 子育て 支援 活動に も併 せて取り組んでおります。児童 館 の
職員 に関 しまし ても 、これ まで の事業運営の中での経験や研修 に 参
加す る中 で資質 向上 に努め 、子 どもの健全育成への積極的な活 動 へ
の取組 が図られ ており ます。
加え まし て、児童 館は、保健福祉セン ター 内の施設であり、 土 曜
日、 日曜 日等の 休日 で保健 福祉 課が業務を行っていない日にも 開 館
して いる ことか らも 、適切 な管 理運営実績を持つ森町社会福祉 協 議
会が最 も適した 指定管 理者である と考えてお ります。
- 23 -
指定 期間 につきま しては、児童厚生員 の専 門職員の配置や事 業 の
継続 性を 考慮し て、平成28年4 月1 日か ら平成33年3月31日までの
5年間 といたし たいと 存じます。
各総 合セ ンター等 、体験の里、児童館 のい ずれの施設におき ま し
ても 、指 定の手 続に つきま して は、公募によらず指定管理者の 候 補
者 を 随 意 選 定 す る こ と か ら 、 判 断 基 準 と し ま し て 、「 当 該 公 の 施 設
が地 域に 密着し た施 設で、 その 管理を地域の団体に特定する合 理 的
な理 由が ある場 合」 及び「 観光 施設や児童福祉施設で、現受託 団 体
の実 績か ら当該 団体 を引き 続き 指定管理者として指定すること の 妥
当性 が相 当程度 認め られる 場合 」これらの基準により部内の森 町 指
定管 理者 候補者 選定 委員会 の審 議を経まして、今回提案する各 施 設
の指 定管 理者に つき まして は、 最も適切にこれらの施設の管理 を 行
う能 力を 有する 団体 及び法 人と 認められますので、引き続き随 意 選
定に より 指定管 理者 として 指定 することが適当であると判断し た と
ころで ございま す。
なお 、管 理を行う 上での詳細な事項に つき ましては、協定書 に よ
り管 理の 徹底と 円滑 な事業 運営 がなされるようにし、事業報告 書 の
提出 、運 営委員 会の 開催等 によ りまして、公の施設の設置者と し て
の指導 監督を図 ってい くこととし ております 。
以上、よろし くご審議の ほど、お願 いを申し上げます。
議
長
(
片 岡
健
君
)日 程第 25、議 案第 37号「 平成 28年度 森町一
般会 計予 算」か ら日程第34、議 案第 46号 「平 成28年度森町病院事 業
会計予 算」まで 議案10件を一括議 題とします 。
職員に議案を 朗読させま す。
議
長
(
職
員
(
片 岡
朗
読
)
健
君
)本案について提案 理由 の説 明を 求めます 。
町長、太田康 雄君。
町
長
(
太 田 康 雄
君
) ただ今一括 して 上程 され ました、 議案 第37
号か ら、 議案第 46号 までの10件につきま して 、提案理由の説明 を 申
し上げ ます。
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始め に、 議案第37号「平成28年度森町 一般 会計予算」につい て 、
編成概 要をご説 明申し 上げます。
まず、平成27年度の我が国経済を みると、安倍内閣の取り組む「大
胆 な 金 融 政 策 」、「 機 動 的 な 財 政 政 策 」、「 民 間 投 資 を 喚 起 す る 成 長
戦略 」を 柱とす る経 済財政 政策 の推進により、緩やかな回復基 調 が
続い てい ますが 、新 興国経 済の 景気減速等の影響もあり、個人 消 費
及び民 間設備投 資の回 復に遅れが みられてい ます。
これ によ り政府は 、これまでの経済政 策を 一層強化し、経済 の 好
循環 を確 立する ため 「希望 を生 み出す強い経済」を掲げ、その 成 長
の 果 実 を 活 用 し て 「 夢 を つ む ぐ 子 育 て 支 援 」、「 安 心 に つ な が る 社
会 保 障 」 を 推 進 し 、「 一 億 総 活 躍 社 会 」 の 実 現 に 向 け 、 緊 急 に 実 施
す べ き 対 策 に 取 り 組 む こ と に よ り 名 目 G D P 600兆 円 経 済 実 現 に 向
けた 動き を加速 する ととも に、 デフレ脱却を確実のものとし、 足 下
の景気 をしっか り下支 えするとし ています。
また 、T PP協定 についても「総合的 なT PP関連政策大綱 」 を
決定 し、 TPP を真 に我が 国の 経済再生、地方創生に直結する も の
とする ための取 組を進 めていると ころであり ます。
こう した 中、平成 28年度の国の一般会 計予 算規模は、予算規 模 に
し て 96兆 7,218億 円 と 、 27年 度 当 初 予 算 に 対 し て 3,799億 円 、 0.4パ
ーセン トの増加 となっ ております 。
また 、平 成28年度 の地方財政対策にお いて は、東日本大震災 分 を
除く通 常収支分 におき まして、地方税については、38兆7,022億円、
前年 度比 プラス 3.2パーセ ント、地方交付 税については16兆7,003億
円 、 前 年 度 比 マ イ ナ ス 0.3パ ー セ ン ト と 見 込 み 、 地 方 財 政 計 画 の 規
模を 85兆 7,700億円程度、 前年度比プラス0.6パーセントとして お り
ます。
他方 、県 において は「富国有徳の理想 郷
世界にはばたく” ふ じ
の く に ”」 を 掲 げ 、 一 般 会 計 予 算 総 額 を 対 前 年 度 比 プ ラ ス 0.1パ ー
セント の1兆 2,410億円とし ております 。
歳入 では 、法人2 税の平成26年度税制 改正 による税率引上げ 影 響
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の平 年度 化等に よる 増に伴 い、 法人2税や個人県民税を含む県 税 に
ついて 対前年度 比プラ ス2.9パーセント と見込んでおります。
ま た 、 歳 出 で は 、” ふ じ の く に ” づ く り の 総 仕 上 げ に 向 け た 重 点
的な 取り 組みと 、将 来を見 据え た戦略的な行政運営を方針に掲 げ 、
投資 的経費につ いては、対前年度比 2.7パーセント減の169,905,000
千円を 計上して おりま す。
こう した 中にあっ て、本町といたしま して も、国・県の施策 を 注
視し つつ 、将来 にわ たって 安定 的な行財政運営をしていくため 、 よ
り一 層の 財政の 健全 化に努 める とともに、平成27年度に策定しま し
た「 森町 人口ビ ジョ ン及び まち ・ひと・しごと創生総合戦略」 の 具
体化 に取 り組み 、地 域資源 をい かしたまちづくりを推進してい き た
いと考 えており ます。
この 3月 議会に臨 むに当たり、町の各 課事 務事業及び予算編 成 業
務等々 について、各課 課長から数 日間ヒアリ ングを実施しました が、
事務 事業 の多様 化と 町財政 の厳 しさについて、認識を新たにし た と
ころで ございま す。
今回 の予 算編成に 関しましては、ご承 知の とおり任期満了に 伴 う
町長 選挙 が2月 に執 行され た関 係上、日程的にみても政策的な 予 算
の編 成は 不可能 であ りまし たの で、提案させていただいている 今 回
の当 初予 算につ いて は、骨 格予 算として行政運営に支障を来さ な い
範囲で 編成した ところ でございま す。
した がっ て、この ような状況の中で編 成し ていることから、 平 成
28年 度 一 般 会 計 予 算 の 予 算 規 模 に つ い て は 6,249,000千 円 、 前 年 度
当 初 予 算 に 比 べ 1,166,000千 円 の 減 、 伸 び 率 で マ イ ナ ス 15.7パ ー セ
ントと 大幅な減 少とな っておりま す。
歳出 予算 について は、人件費を始め義 務的 経費を主体とし、 物 件
費、 扶助 費及び 一部 事務組 合等 への分担金を含めた補助費等の 経 常
経費 、ま た、政 策的 な意味 合い を持ちながらも、空白の期間が あ っ
ては なら ない継 続し た事業 や、 そうした事業への拠出金操出金 等 、
ある いは 債務負 担行 為とし て既 に議決をされている事業等に係 る 経
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費等 を計 上する とと もに、 第8 次森町総合計画が平成27年度で終 了
する こと から、 次期 森町総 合計 画を策定する費用を計上してい る と
ころで あります 。
次に 、こ れらを賄 う財源の主なものに つき まして、ご説明申 し 上
げます 。
まず 、自 主財源の 大半を占める町税に つい てでありますが、 企 業
業 績 の 状 況 等 を 考 慮 し 、 個 人 住 民 税 を 対 前 年 度 比 0.6パ ー セ ン ト 減
の 858,500千 円 と し 、 法 人 税 は 本 年 度 の 実 績 等 を 考 慮 し 、 対 前 年 度
比 3.3パ ー セ ン ト 減 の 145,001千 円 、 固 定 資 産 税 は 、 対 前 年 度 比 0.2
パ ー セ ン ト 減 の 1,134,000千 円 、 軽 自 動 車 税 は 、 対 前 年 度 比 19.5パ
ー セ ン ト 増 の 58,770千 円 、 た ば こ 税 は 対 前 年 度 比 4.2パ ー セ ン ト 増
の 100,000千 円 と し 、 町 税 全 体 で 前 年 度 当 初 予 算 比 1,728千 円 、 0.1
パーセ ント増の 2,358,988千円としま した。
また 、地 方交付税 につきましては 、平 成27年度の算定額を基 に 、
昨年と 同額の1,330,000千円を計 上いたしま した。
国庫 支出 金につき ましては、参議院議 員選 挙にかかる執行経 費 の
交付 金及 び森小 学校 防災機 能強 化工事への学校教育施設整備費 等 補
助金 など により 前年度に比べ10,912千円 、2 パーセントの増と な る
もの の、 県支出 金に おいて は、 県議会議員選挙経費交付金の減 額 及
び 政 策 的 予 算 に 対 す る 補 助 金 の 減 に よ り 20,157千 円 、 4.9パ ー セ ン
トの 減額 となり 、国県支出金全 体で 944,625千円、前年度比 9,245千
円、1 パーセン ト減の 計上となっ ております 。
他方 、繰 入金につ きましては、財政調 整基 金繰入金を対前年 度 比
150,000千 円 減の200,000千円を 含め、対前 年度比241,425千円減の2
66,561千 円 と し 、 町 債 に つ き ま し て は 、 臨 時 財 政 対 策 債 324,000千
円を含 め、対前 年度比 830,200千円減 の380,200千円としてい ます 。
以上、平成28年度一 般会計予算 についてご 説明申し上げました が、
今後 は、 一目も 早く 政策的 事業 を精査し、先ほど所信表明で述 べ さ
せて いた だきま した 目標を 実現 するための補正予算のお願いを し て
参りた いと考え ており ます。
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次に 、議 案第38号 から議案第44号まで の特 別会計予算でござ い ま
すが 、議 案第38号「 国民健 康保 険特別会計予算」では、過去3 箇 年
の療養 給付費等 を基礎 として年間 予算を推計 しており、予算総額は、
2,326,641千円で、対前年度比0.8パーセント の増となっておりま す。
次に 、議 案第39号 「後期高齢者医 療特 別会 計予算」は、75歳以 上
を対 象と した後 期高 齢者医 療制 度を運営するため、医療機関の 窓 口
で支 払う 分を除 き、 公費が 約5 割、現役世代が約4割を負担し 、 残
りの 約1 割を被 保険 者から 保険 料として徴収し、後期高齢者医 療 制
度の 運営 主体で ある 静岡県 後期 高齢者医療広域連合に納付する も の
で、 予算 総額は 、199,048千円で、対前年度比0.4パーセントの増 と
なって おります 。
次に 、議 案第40号 「介護保険特別会計 予算 」でございますが 、 対
前年 度比 で3.1パーセント 増の 1,936,736千円の予算となってお りま
す。
歳入 では 、65歳以 上の第1号被保険者 から 徴収する保険料は 、 対
前年 度比 2.8パ ーセン ト増 の377,720千円 の計 上となっておりま す 。
また 、国 ・県等 の支 出金で は、 保険給付費及び地域支援事業費 に 係
る、そ れぞれの 負担割 合を乗じて 計上してお ります。
歳出 では 、全体の 93.1パーセントに当 たる 保険給付費につい て 、
前 年 度 の 推 移 に 伴 う 増 加 を 見 込 ん だ 1,803,109千 円 と 、 地 域 支 援 事
業に係 る事業費 として 105,662千円の 予算計上となっておりま す。
次に 、議 案第41号 「公共下水道事業特 別会 計予算」でござい ま す
が 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 483,712千 円 で 対 前
年 度 比 マ イ ナ ス 6.9パ ー セ ン ト の 計 上 と な っ て お り ま す 。 マ イ ナ ス
にな った 主な要 因と しては 、管 渠築造工事の整備計画区域が、 旧 森
市街地 の住宅密 集地の 整備となっ てきたため でございます。
歳入 の主 なものと しましては、水の安 全・ 安心基盤整備総合 交 付
金、 一般 会計繰 入金 、町債 、受 益者負担金と下水道使用料等々 で ご
ざいま す。
歳出 の主 なものと しまして、人件費4 名分 を含む事務的経費 、 森
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町浄化センター維持管理業務委託料と浄化センター増設工事委託
料、 汚水 管渠実 施設 計業務 委託 料と築造工事費、この工事に関 わ る
上水道 管補償費 及び町 債元利償還 金等でござ います。
なお 、浄 化センタ ー増設工事につ きま して は、27年度の実施設 計
に基 づき 来年度 から 3年計 画で 予定しており、28年度は初年度で 増
築部分 の土木工 事の施 工を予定し ております 。
また 、工 事につき ましては、地方共同 法人 日本下水道事業団 と 委
託協定 を締結し 工事を 実施いたし ます。
そ の 他 、 議 案 第 42号 「 大 久 保 簡 易 水 道 事 業 特 別 会 計 」、 議 案 第 43
号「 三倉 簡易水 道事 業特別 会計 」及び、議案第44号「大河内簡易 水
道事業 特別会計」とも 事業執行に 必要な経費 を計上させていただ き、
住民 サー ビスの 向上 と本会 計の 趣旨に沿った健全経営に努めて 参 り
ます。
次に 、議 案第45号 「水道事業会計予算 」で ございますが、収 益 的
支出 と資 本的支 出の総額は 539,478千円で対前年度比マイナ ス6.3パ
ーセン トの計上 となっ ております 。
マイ ナス になった 主な要因としまして は、 建設改良費の工事 請 負
費の減 額による もので ございます 。
水道 事業 につきま しては、安心して飲 める 水を安全かつ安定 的 に
供給 する ことが 使命 でござ いま すので、健全経営が不可欠でご ざ い
ます。 今後も引 き続き 最大の努力 をして参る 所存でございま す。
最 後 に 、 議 案 第 46号 「 病 院 事 業 会 計 予 算 」 で ご ざ い ま す が 、「 収
益 的 収 入 及 び 支 出 」 で は 、 病 院 事 業 収 益 予 定 額 を 2,656,048千 円 、
病 院 事 業 費 用 予 定 額 を 3,041,119千 円 見 込 み 、「 資 本 的 収 入 及 び 支
出」では、収入を216,843千円、支出を 337,521千円見込んでいます。
「収 益的 収入及び 支出」では、病院事 業費 用予定額が病院事 業 収
益予定 額を385,071千 円上回る収 支不均衡の 予算となっていま す。
病院 の経 営状況で ありますが、平 成27年度 は内科医師1名減 と い
う診 療体 制でス ター トし、 9月 に減員分を確保したものの、前 回 の
診療 報酬 改定等 の影 響もあ り、 前年度同様、厳しい状況が続い て い
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ます。
入院 患者 数につい ては、平成26年6月 から 急性期病棟の一部 で 取
り入 れた 地域包 括ケ ア病床 の導 入効果もあり、昨年並み又はそ れ 以
上の 入院 患者数 を持 続して きま した。しかし、外来患者数の減 少 も
あり 、入 院・外 来の 全体収 益を 見ますと、楽観できない状況で あ り
ます。
なお 、家 庭医療ク リニック、訪問看護 ステ ーションの実績で は 、
患者数 や利用者 数の増 加により、 収益は増加 傾向にあります 。
病院 を取 り巻く状 況を見ますと、医師 確保 につきましては、 引 き
続き 厳し い状況 下に あり、 内科 医、整形外科医等の増員を、大 学 の
医局 等へ お願い して おりま すが 、平成28年度から外科常勤医1 名 を
増員 する 予定で ある ことか ら、 収益確保に向けた新たな診療体 制 の
構築に 努めて参 ります 。
一方 、看 護師の確 保につきましては、 東海 アクシス看護専門 学 校
卒の新 規採用予 定者3 名に加え、近年、他院 からの就職 希望もあり、
充足さ れつつあ ります 。
平成 28年 度におき まして は、 病棟の一部で導入しておりまし た 地
域包 括ケ ア病床 を、 本年3 月に 「地域包括ケア病棟」として病 棟 単
位で 取得 したこ とか ら、よ り一 層地域のニーズに応じた有効的 な 運
用を 図り 、安定 的な 病床稼 働率 を図ることで収益確保に繋げて い き
たいと 考えてい ます。
また 、平 成26年2 月の電子カルテ導入 によ り、業務の効率化 、 迅
速化 、院 内の情 報の 共有化 が進 んだことで、今後は経費等の見 直 し
を積極 的に行い 、費用 の削減を目 指します。
本年 度ス タートし た第3次経営改革プ ラン につきましては、 昨 年
3月 に総 務省か ら示 された 「新 公立病院ガイドライン」の指針 に 合
わせ 、平 成28年度中 に見直 しを する予定であり、経営の安定を 目 指
し、 より 実効性 のあ る経営 改革 プランとなるよう努力する所存 で ご
ざいま す。
今後 とし ましても 、在宅医療への対応 を図 るべく、訪問診療 等 の
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充実 とと もに、 地域 包括ケ アシ ステムの構築に向けて、引き続 き 医
療とし ての関わ りを強 め、地域と の連携を進 める予定であり ます 。
以上で、森町の平成28年 度当初 予算の概要 の説明を終わります が、
対話 、調 和、人 の輪 をまち づく りの心構えとし、人口減少に立 ち 向
か い 「 誰 も が 幸 せ を 感 じ な が ら 住 み 続 け ら れ る 森 町 」「 持 続 可 能 な
地域 づく り」を 目指 してい きた いと考えておりますので、議員 各 位
のご 支援 ・ご協 力を 賜りま すよ う、お願い申し上げまして、概 要 説
明と させ ていた だき 、よろ しく ご審議を賜りまして、ご議決く だ さ
います よう重ね てお願 い申し上げ ます。
議
長
(
片 岡
健
君
)しばらく休憩いた します。
休憩 のの ち全員協 議会を開催し、各当初予 算の補足説明を 受けま
すので 、委員会 室にお 集まりくだ さい。
議
長
(
午前11時15分
(
片 岡
健
君
~
午後3時25分
休憩
)
)休憩前に引き続き 会議 を開 きま す。
以上で、本日 の日程は全 部終了しま した。
次回の議事日 程の予定を 報告します 。
3月 15日 午前9時 30分、本会議を開会 し、 議案に対する質疑 及 び
委員会 付託を行 います 。
本日は、これ で散会しま す。
(
午後3 時16分
閉会
- 31 -
)