○北海道警察通信指令室等運用要綱の制定について 平成22年3月19日 道本通第667号 /警察本部各部、所属の長/警察学校長/各方面本部長/各警察署長/あて 北海道警察における通信指令業務に関する運用については、北海道警察通信指令室等運 用要綱の制定について(平15.3.7道本通第174号。以下「旧通達」という。)の通達に 基づき実施してきたところであるが、この度、警察通信指令に関する規則(平成21年国家 公安委員会規則第9号)の施行に伴い、新たに別添のとおり「北海道警察通信指令室等運 用要綱」を定め、平成22年4月1日から実施することとしたので、所属職員に周知徹底す るとともに、適正な運用に努められたい。 なお、旧通達は、平成22年4月1日付けで廃止する。 記 1 主な改正事項 ⑴ 通信指令室等の活動を、1 1 0番通報等の受理、情報の集約、指令活動、無線統制及 び緊急配備等の実施と明示した。(第3の事項関係) ⑵ 警察署に指令係及び指令当直等警察署通信担当者の配置並びにマン・ロケータ・シ ステム等の整備により、警察署における通信指令機能が強化されたことから、警察署 における通信指令業務に従事する警察職員の職務について明らかにした。(第5の事項 関係) ⑶ 通信指令システムを始め、通信指令業務関連機器の機能拡充に伴い、これらの効果 的な活用による事案の早期解決を図るとともに、通信指令業務で取り扱う情報の適正 管理に努めることとした。(第6の事項関係) ⑷ 通信指令システム等の障害発生時の措置について明確にした。(第7の事項関係) 別添 北海道警察通信指令室等運用要綱 第1 趣旨 この要綱は、北海道警察における通信指令業務の効率的な運用を図り、迅速かつ的確 な初動警察活動を行うため、警察通信指令に関する規則(平成21年国家公安委員会規則 第9号)第8条の規定に基づき、警察本部地域部通信指令課通信指令室及び方面本部の 地域課通信指令室(以下「通信指令室」という。)並びに警察署通信室(以下「通信指 令室等」という。)の行う指令等の範囲その他の警察通信指令に関し必要な事項を定め るものである。 第2 用語の意義 この要綱において、次の各事項に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各事項に定める ところによる。 ⑴ 通信指令業務 通信指令室等において行う1 1 0番通報その他緊急通報(以下「110 番通報等」という。)の受理並びに無線通信等により行う指令及び緊急事案等の手 配、報告、通報、連絡、照会等(以下「指令等」という。)並びに通信指令システ ム及び通信指令支援システム(以下「通信指令システム等」という。)の運用管理に 関する業務をいう。 ⑵ その他緊急通報 非常通報及び消防通報並びに加入電話、ファクシミリ及び電子 メールによる事件・事故その他の警察事象の通報並びに警察職員からの飛び越え報 告等をいう。 ⑶ 警察署通信室 警察署において通信指令業務を行うため、車載通信系固定局及び 署活系基地局を運用する場所をいう。 ⑷ 緊急事案 北海道警察緊急配備規程(平成4年警察本部訓令第3号。以下「緊急 配備規程」という。)に規定する緊急配備対象事件及び北海道警察初動警察活動実 施要領の制定について(平20.12.25道本務第4079号)で規定する「重大事案」並 びにこれらの事案に発展するおそれのある事案をいう。 ⑸ 初動警察活動 平時における警察の態勢を前提として、事件事故等に即応した、 多種の警察力による応急的かつ一時的な警察活動で、その指揮に当たる通信指令を 含むものをいう。 ⑹ 初動措置 緊急事案が発生した場合において、警察本部(方面本部を含む。)の 関係所属(以下「本部関係所属」という。)及び関係警察署が態勢を整え、総合的 に指揮を執るまでの間に通信指令室が行う初期的な指令等をいう。 ⑺ 無線自動車等 車載通信系無線機を搭載した警察用車両、警察用船舶及び警察用 航空機をいう。 ⑻ 通信指令システム 通信指令室に設置し、1 1 0番通報概要及び処理結果を記録す る情報処理システムをいう。 ⑼ 通信指令支援システム 通信指令システムを適正かつ効果的に運用するためのシ ステムで、通信指令支援サーバ、指示・指揮端末装置、地図端末装置、緊急配備支 援端末装置、警察署等端末装置、カー・ロケータ・システム、マン・ロケータ・シ ステム等を総称していう。 ⑽ 署端末システム 通信指令室の通信指令支援サーバと警察署等端末装置を専用回 線で結び、1 1 0番事案情報、緊急配備発令情報等の送受信を行うシステムをいう。 ⑾ 1 1 0番公衆迂回網 NTT局から通信指令室までの1 1 0番回線に障害が生じ不通 となったときに、受理方法の切替えにより警察署に通報される1 1 0番通報をいう。 第3 通信指令室等の活動 1 通信指令室等においては、次の活動を行うものとする。 ⑴ ⑵ ⑶ ⑷ ⑸ 2 1 1 0番通報等の受理を行うこと。 事件事故その他警察事象の通報に対する初動措置に必要な情報を集約すること。 1 1 0番通報等に係る指令等の活動を行うこと。 無線通話の統制を行うこと。 緊急配備規程に規定する緊急配備、先行配備、重点警戒、広域緊急配備及び広域 協定配備(以下「緊急配備等」という。)の発令及び解除を行うこと。 通信指令室等は、無線又は有線による通信手段を通じて、初動警察活動に関する迅 速かつ的確な指令等を行い、通信指令の中枢としてその機能を十分に発揮するよう努 めなければならない。 第4 1 通信指令室の運用 主管課長の責務 警察本部通信指令課長及び方面本部の地域課長(以下「主管課長」という。)は、 通信指令室において通信指令業務に従事する警察職員(以下「指令係員」という。) を指揮して、次に掲げる事項を行うとともに、指令係員に対して通信指令業務の遂行 に必要な専門的な知識及び技能に関する教養訓練を行い、その結果を検証するものと する。 ア 1 1 0番通報等を的確に受理し、当該1 1 0番通報等に係る処理に必要な指令等を 迅速かつ適切に行うこと。 イ 緊急事案を認知したときは、初動警察活動に必要な指令等を徹底し、事案の早 期解決に努めること。 ウ 諸般の警察事象に即応した迅速かつ的確な受理及び指令等を行うため、通信指 令業務に係る施設及び資機材を適正に保守管理すること。 2 通信指令官等の任務 ⑴ 警察本部通信指令課通信指令官(以下「通信指令官」という。)は、執務時間外 において警察本部通信指令課長の職務を代行するものとする。 ⑵ 方面本部の地域課通信指令室長は、当該方面本部の地域課長の命を受け、1の事 項各号に掲げる事項を行うものとする。 ⑶ 方面本部の地域課通信指令室の統括官(以下「方面指令統括官」という。)は、 執務時間外において通信指令室長の職務を代行するものとする。 ⑷ 通信指令官又は方面指令統括官に事故あるときは、通信指令官にあっては警察本 部通信指令課長が、方面指令統括官にあっては方面本部の地域課長が指定した警部 以上の階級にある者にその職務を代行させることができる。 3 指令係員の勤務時間等 ⑴ 指令係員の勤務時間の配分基準は、おおむね次表に掲げるとおりとする。 区 分 当直勤務日 日勤勤務日 勤務の種別 勤務時間の配分 受理・指令 13時間 待機 2時間 教養・訓練 30分 受理・指令 5時間 待機 教養・訓練 2時間 45分 ⑵ 通信指令官及び指令係員は、別に定める勤務日誌を作成し、勤務状況を明らかに しておくものとする。 4 1 1 0番通報等の受理 ⑴ 聴取事項 指令係員は、通信指令室において、1 1 0番通報等を受理する場合は、おおむね次 に掲げる事項について聴取するものとする。 ア イ 発生日時 発生場所及び現場臨場のための目標物 ウ エ オ 事案の概要 被疑者の住所、氏名、年齢、人相、着衣、風体特徴及び携行品等 被疑者の人数、逃走時間、逃走手段(車両の場合は、車種、車名、年式、塗色、 登録番号、その他の特徴等)及び逃走方向等 カ 凶器の有無、種類、形状等 キ 被害及び負傷の有無、程度等 ク 救急車等の必要性の有無 ケ 関係者(通報者等)の住所、氏名、電話番号等の連絡先及び事案との関係 コ その他当該事案処理上必要と認められる事項 ⑵ 1 1 0番通報等の登録 指令係員は、1 1 0番通報等を受理したときは、受理概要及び処理結果等を通信指 令システムに登録すること。 5 1 1 0番通報等に対する措置 ⑴ 主管課長は、1 1 0番通報等を受理したときは、次により措置するものとする。 ア 警察署並びに交番その他の派出所及び駐在所(以下「交番等」という。)並び に無線自動車等に対する指令 イ 事案を管轄する所属長に対する通報 ウ 関係機関に対する通報 エ その他必要な手配、通報、照会等 ⑵ 指令係員は、指令等に当たり、事件・事故等の現場に臨場する警察官等に対し、 事案の概要及び現場を明確に指令するとともに、おおむね次に掲げる事項を具体的 に指示するものとする。 6 ア 被害者及び関係者の保護又は救護 イ 事案概要の迅速な把握並びに第一報及び追加報告 ウ 現場保存の措置 エ 現場付近の検索及び指定する地点での検問 オ 応援の必要性の有無 カ 受傷事故防止、緊急走行の実施、交通事故防止等に関する注意事項 緊急事案に対する初動措置 主管課長は、1 1 0番通報等により緊急事案の発生を認知し、又は発生するおそれが あると認めた場合は、緊急配備等の発令及び指揮、当該無線通信の統制等を行うほか、 事案管轄警察署、隣接警察署等の警察職員及び無線自動車等並びに関係所属に対する 初動警察活動上必要となる総合的な指揮運用を行うものとする。 7 指令係員の留意事項 指令係員は、通信指令業務を行うに当たり、次の事項に留意すること。 ア 通信指令業務の重要性を認識し、迅速かつ的確な事案処理に当たること。 イ 1 1 0番通報等の受理に当たっては、通報者の立場、心情等を理解するとともに、 先入観を排し、緊急事案の発生を念頭に、冷静沈着かつ迅速的確に必要事項を聴 取すること。 ウ 指令は、簡潔かつ明瞭に行い、通信時間の短縮に努めること。 エ 1 1 0番通報等に係る事案について、関係者の生命及び身体に重大な危害が迫っ ていると思料される場合で、通報者及び通報場所が特定できないときは、速やか に通信事業者等に発信元の照会を行うなど、事実の確認に必要な措置を執ること。 オ 指令に当たっては、第6の事項に定める通信指令システム等を効果的に活用し て、警察職員及び無線自動車等の早期現場臨場に配意すること。 カ 緊急走行の指示をするとき又は緊急走行の報告を受けたときは、その要否を判 断するとともに、事故防止に配意した具体的な指令を行うこと。 キ 指令した事項については、その処理結果の報告を求め、到着時間、処理状況等 を確認すること。 ク 1 1 0番の通報内容が、警察相談又は他の行政機関の所管にかかわるものである 場合は、速やかに、関係所属又は関係行政機関に適切に引き継ぐための措置を講 ずること。 ケ 通信の秘密の保持に努めること。 コ 管轄区域及び周辺の地理の精通に努めること。 サ 通話技能の向上と法令の研さんに努めること。 シ 通信指令関係機器の取扱い及び通信要領の習熟に努めること。 第5 警察署通信室の運用 1 通信取扱責任者 ⑴ 警察署に通信取扱責任者を置き、次に掲げる者をもって充てる。 ア 担当次長が配置されている警察署にあっては、地域担当次長 イ 担当次長が配置されていない警察署にあっては、地域課長又は地域・交通課長 ウ 前2事項に該当しない警察署にあっては、地域係長 ⑵ 通信取扱責任者は、警察署長の命により当該警察署における通信指令業務を処理 し、指令係、指令当直その他通信指令業務に従事する警察職員(以下「指令係等」 という。)を指揮し、次に掲げる事項を行うとともに、指令係等の通信指令技能向 上に必要な知識・技能を習得させるための教養訓練を行い、その結果を検証するも のとする。 ア 固定電話、携帯電話その他の方法による緊急通報等の受理及び指令に関するこ と。 イ ウ 通信指令室からの指令の処理及び結果報告に関すること。 所属の警察官、交番等、警察用車両及び警察用船舶に対する指令等に関するこ と。 エ 通信指令室及び所属の関係各課(係)に対する報告、連絡等に関すること。 オ 関係機関に対する連絡、通報、手配等に関すること。 カ 署活系無線通信の統制に関すること。 キ 署端末システムが配置されている所属にあっては、同システムの運用に関する こと。 ク その他警察署における通信指令業務の実施に関すること。 2 通信取扱責任者の代行 警察署の当直の責任者は、執務時間外において通信取扱責任者の職務を代行すると ともに、指令係等を指揮して通信指令業務に当たるものとする。 3 指令係等の留意事項 指令係等は、第4の7の事項に定めるもののほか、次に掲げる事項に留意するもの とする。 ア 無線通信に関し、応答の遅延又は受信漏れ等が生じることがないように無線の 聴取体制を確保すること。 イ マン・ロケータ・システムを活用するなどして、所属の警察職員、警察用車両 及び警察用船舶の活動状況を常に掌握すること。 ウ 通信指令室と連携を密にし、情報共有を積極的に行うこと。 4 1 1 0番通報等処理票の作成 ⑴ 指令係等は、通信指令室から1 1 0番通報等の処理に関する指令を受理したときは、 1 1 0番通報等処理票(別記様式)を作成して受理概要、処理結果等を明らかにして おくものとする。ただし、署端末システムを運用している警察署通信室にあっては、 処理結果等を署端末システムに登録しておくものとし、1 1 0番通報等処理票の作成 は要しない。 ⑵ 指令係等は、通信指令室の指令に関する処理状況及び結果について、速やかに通 信指令室に報告するものとする。 ⑶ 指令係等は、警察署において直接緊急通報等を受理したときは、第4の4の事項 に準じて受理し、1 1 0番通報等処理票を作成して受理概要、処理結果等を明らかに しておくものとする。 5 署活系無線機の運用 ⑴ 署活系無線機を運用する警察署の通信取扱責任者は、署活系無線機の機能を最大 限に発揮するよう努めなければならない。 ⑵ 指令係等は、指令、手配、通報等があった事案のうち必要があると認められる事 案について、署活系無線により事案内容等を伝達するものとする。 ⑶ 指令係等は、指令を受けて現場急行した警察職員から、署活系無線により到着時 間、現場状況等の報告を受けたときは、その旨を通信指令室に報告するものとする。 6 緊急事案認知時の措置 ⑴ 警察職員は、緊急事案の発生を認知した場合は、通信指令室に飛び越え報告する ものとする。 ⑵ 通信取扱責任者は、警察署通信室において緊急事案の発生を認知した場合は、通 信指令室に即報し、次に掲げる措置を講ずるものとする。 ア 直ちに警察署長に報告し、必要な指揮を受けること。 イ 本部関係所属の長に(執務時間外は当直責任者に)報告、通報等すること。 ウ 出動した警察職員の中から現場の状況を逐次報告させる者を指定し、必要な情 報の収集と報告を指示すること。 エ オ 速やかに管内の交番等及び無線自動車等に必要な情報を手配すること。 緊急配備(自署配備に限る。)の発令等に必要な措置を講ずるとともに、所要 の人員を現場等に臨場させること。 カ 通信指令室又は隣接署への応援要請等を行うこと。 キ 臨場を指令する際は、状況に応じて装備資機材の活用等各種事故防止に必要な 指示を具体的に行うこと。 第6 通信指令システム等の運用 1 通信指令システム ⑴ 主管課長は、当該方面の通信指令システムに係る運用について総括的に管理する ものとする。 ⑵ 指令係員は、1 1 0番通報等の処理について、次に掲げる措置を執るものとする。 ア 受理内容を通信指令システムに登録し、署端末システムが整備されている管轄 警察署等の通信指令端末装置へ遅滞なく送信すること。 イ 警察署等が行う署端末システムへの処理結果の入力状況を確認し、未入力箇所 の入力指導を行うこと。 ウ 統計処理を行うこと。 2 通信指令支援システム ⑴ 指令係員は、1 1 0番通報等の処理にあたっては、通信指令支援システムを効果的 に活用し、事案現場の迅速かつ的確な特定を行うとともに、その周辺で活動中の無 線自動車等及び警察職員に対する直接指令を行い、事案の早期対応に努めるものと する。 ⑵ 指令係員は、緊急配備対象事件の発生に際しては、緊急配備支援端末の活用によ り、緊急配備網の早期形成、緊急配備発令情報等の署端末システムとの送受信等を 行い、事件の早期解決を図るものとする。 ⑶ 署端末システムが整備されている警察署等の指令係等は、署端末システムで受信 した1 1 0番通報等の迅速な事案処理に当たるとともに、処理結果を署端末システム に速やかに入力するほか、署端末システムを用いて次に掲げる業務を行うものとす る。 ア 出動区分、現場到着時間及び警察車両、交番又は専務警察官に関する入力 イ 処理結果及び回答者の入力 ウ 緊急配備等の発令情報の受信及び配備完了時刻、人員、車両台数、事件情報、 指令記録等の入力 エ 地図機能を活用した目標物検索等の支援 オ 指示指揮機能を活用した1 1 0番事案検索 カ その他、通信指令業務の支援 3 情報の適正管理 主管課長は、通信指令システムに係る情報(通信指令システムへの登録に必要な情 報及びこれを登録した電磁的記録をいう。)を適正に管理しなければならない。 第7 障害発生時の措置 1 通信指令室の措置 ⑴ 指令係員は、通信指令システム等の障害を認知したときは、直ちに主管課長に報 告するとともに、応急措置を執り、通信指令業務への影響を最小限にとどめること。 ⑵ 主管課長は、速やかに障害状況を確認して必要な復旧措置を講ずるものとする。 署端末システム配置所属の措置 2 ⑴ 指令係等は、署端末システム配置所属において署端末システムの障害を認知した ときは、直ちに通信取扱責任者に報告するものとする。 ⑵ 通信取扱責任者は、速やかに主管課長に報告するものとする。 ⑶ 主管課長は、障害状況を確認して必要な復旧措置を講ずるものとする。 3 1 1 0番集中回線障害時の措置 1 1 0番集中回線に障害が発生し、通信指令室において1 1 0番通報の受理が不可能と なった場合、当該1 1 0番通報は、1 1 0番公衆迂回網により警察署に接続されることか ら、1 1 0番通報を受理した警察署の通信取扱責任者は指令係等を指揮して、第4の4 の事項に基づき迅速的確に通報内容を聴取し、適切な判断の下に次に掲げる措置を執 るものとする。 ⑴ 警察署の管轄区域のいかんを問わず、緊急を要するときは、無線により直ちに通 信指令室、関係警察署等に対し1 1 0番通報事案の概要及び必要な事項を通報するこ と。 ⑵ 前事項以外の事案で警察措置を必要とするときは、速やかに通信指令室及び関係 警察署等に通報すること。 ⑶ 前2事項の通報を受けた警察署等は、通信指令室から指令を受理した場合に準じ て措置すること。 第8 広報活動 主管課長及び警察署長は、1 1 0番の正しい利用方法について、あらゆる機会を通じ、 積極的な広報に努めなければならない。 ※ 別記様式省略
© Copyright 2024 Paperzz