1. 概要 2. ソフトウェアの証明 3. 接続性 4. アクセス保護

NTRsupport セキュリティ資料
1. 概要
NTRsupport は皆さまにご安心してお使いいただけるよう、機能の細部に至るまでセキュリティ
に配慮しております。256bit AES 暗号化により通信を保護し、リモートコントロールはエンド
ユーザーが承認操作するまで開始されません。また、管理者機能でオペレータの操作権限の設定
やログ出力などセキュリティポリシーに沿った細かい対応が可能です。
2. ソフトウェアの証明
NTRsupport は、Verisign 社発行の証明書による認証を利用しています。同社のコードサイニ
ング証明書は、NTRsupport の提供する各種ソフトウェアが NTR 社による真正なコピーである
ことを保証します。また第三者によって改竄されてないことも保証します。各種ソフトウェアと
は、NTRsupport が提供するインストーラや実行ファイル、および ActiveX を指します。 NTR
社は、これらソフトウェアにウイルスが含まれていないことを確認した後にリリースしています。
3. 接続性
NTRsupport は、インターネットで標準的に使用されているポートを利用してリモート接続を確
立します。そのために、ネットワーク・アドレス・トランスレート(NAT)、ファイアウォールや
ルータ下にある機器であっても、高い接続性と短時間での接続を実現しています。
4. アクセス保護
a
オペレータは、管理者が許可した NTRsupport の特定の機能のみ利用することができます。
管理者画面にて、接続モードの制限、ファイル転送の有効・無効等をオペレータ ID ごとに
設定が可能です。
b
リモート接続は、ユーザによる接続承認の操作の後にリモート操作ならびに PC 画面の閲覧
を開始します。
これは「セッション割当」または「NTRsupport ボタン」での接続時に有効で、「インストール
型リモートコントロール」においてはこの限りではありません。
c
NTRsupport サーバを介してリモート接続中のデータは送受信されますが、それらのデー
タはサーバ内に蓄積されません。管理者が通信記録を取得するよう設定した場合(セッショ
ン録画:オプション機能)のみ、通信内容を保存します。
d
管理者は、ログイン可能な IP アドレスまたは MAC アドレスの範囲を指定することで、オ
ペレータが利用するパソコンや、サポートを行う環境の制限ができます。
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e
全てのパスワードはインターネット上に流出することはありません。
パスワードは全て暗号
化され、さらには暗号化されたデータからパスワードに復号できない方式で NTRsupport
サーバに送られ、保管しています。
f
管理者とオペレータは、
128bit SSL 通信にて NTRsupport にログインする方法があります。
5. データの暗号化
NTRsupport は、インターネットで標準として認められている安全性の高い規格の暗号化を実装
しています。通信の暗号化に加えて、NTRsupport サーバが蓄積するデータも暗号化を行ってい
ます。
a
リモートコントロール、ファイル転送、および「オペレータの画面を共有する」モードでは、
必ず 256bit AES 暗号化を行っています。
b
c
ユーザとオペレータのチャットは SSL 暗号化を利用可能です。
NTRsupport は以下のケースでも暗号化しています:
チャット画面
: チャットのすべて会話内容を暗号化します
インストール型 RC : リモート接続を開始するために使用する手順と、リモート接続
の間に送受信したすべてのデータを暗号化します
データ
: NTRsupport サーバが蓄積するすべてのデータを暗号化した形
式で記録し、外部へ送信する際にも暗号化を維持します
6. サーバの安全性
a
NTRsupport の SaaS/ASP サーバは、安全性の高い日本国内のデータセンターで運用しています。
24 時間・365 日オペレータに監視された耐震性の高い施設内で、電源の冗長、空調設備の
二重化などの安全対策が取られています。
b
オペレータとユーザとの接続は、256bit AES 暗号化により第三者による盗聴を防いでいま
す。
c
NTR 社は、内部的/外部的に利用するソフトウェアを NTRsupport サーバに登録する前に、
ウイルスや悪意のあるコードの検査を行っています。オペレータおよびユーザは、リモート
サポート時にファイル転送を行った場合に限り、
ファイルに含まれるウイルスに感染する可
能性があります。ファイル転送を行う場合は、両者のパソコンにウイルス対策ソフトウェア
の導入をすることが推奨されます。
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