NO,61＜平成 25,12,6＞２度目の「二分の一成人式」１２月３日(火)、雁宿ホールにて、「第２回二分の一成人式」を開催しました。半田市が推進しているキャリア教育の一環としての開催です。ならわ学園分校、半田養護学校を含む市内全小学校の４年生 1,242 名が一堂に集いました。第１部では、半田市長はじめ市議会文教厚生正副委員長、本年度成人を迎える新成人の皆様からお祝いの言葉をいただきました。続いて、子どもたちの進行による「これまでの自分・これからの自分」について、１５名の代表者が、それぞれの思いを語ってくれました。「両親の深い愛情やたくさんの人の助けによって成長し、二分の一成人式を迎えました。今では、周りの人のやさしさも親切な思いもわかるようになったので、自分がもらったやさしさや人を思いやる気持ちをみんなに分けてあげたい」（岩滑小）「私の夢がかなうように応援してくれる私の大好きな家族に、心からありがとうを言いたい」（半田小）「いつも、私が明るく元気に過ごせるのは両親のお陰です。穏やかで尊敬する父、私を支えてくれる母への感謝を忘れずにこれからも成長していきたい」（花園小）など、これまでの 10 年を振り返り、家族への感謝を語る姿に、思わず胸が熱くなりました。また、「私の夢は、母のような美容師になることです。住んでいる有脇が大好きです。地域に根付き、誰とでも心豊かに触れ合うことのできる美容師になりたい。二十歳の自分は美容専門学校で一生懸命学んでいると思う」（有脇小）「将来の夢は、デザイナーとチアリーダーになることです。自分でデザインした衣装を着て、チアリーダーとして踊りたいからです。素敵な衣装とパフォーマンスで、世界中の人たちをたくさんの笑顔にしたい。毎日たくさん努力をしていきます」（乙川東小）「しっかり仕事ができる会社に就職して、お客さんに喜ばれるような人になりたい。お客さんに喜ばれるとは、責任をもって働くということです。そんな大人になるために、今は係の仕事を頑張ったり、積極的に人の手伝いをしたりしています」（横川小）など、近い将来・遠い将来へ．．．．．．思いを馳せ、なりたい自分を夢いっぱいに語ってくれました。第２部では、職業人として活躍されている半田病院の看護師桑原伸明さん、ダンスインストラクターの永田恵美子さんとダンスチームの皆さん、パティシエの久村俊弥さん、声楽家の茶谷レイ子さんに、仕事への情熱や生きがいを熱く語っていただきました。子どもたちにとって、これまでの１０年を振り返るとともに、将来への夢や希望を育む機会になったと思います。以下は、私からのメッセージです。過去があって今がある！今があって未来がある！今年は、新美南吉さんの生誕100年の年でもありますが、1,242名の皆さんの生誕 10年の年でもあります。元気いっぱい、笑顔いっぱい、優しさいっぱいに成長している皆さん、二分の一成人おめでとうございます。皆さんは、宇宙飛行士の若田光一さんを知っていますね。11月７日、４度目の宇宙へ飛び立ちました。今回は、途中で船長をつとめます。若田さんは、幼いころから宇宙や大空が大好きで、ずっと宇宙飛行士になりたいという夢を持ち続けていたそうです。．．．．．．その夢を実現するために、「どんな勉強や仕事でも、その時、その時を一生懸命がんばりました。だから、今の自分があると思います。」とおっしゃっています。皆さんの「今の自分」は、これまでの10年の積み重ねの自分です。そして、「今の自分」は「未来の自分」へ必ずつながっていきます。一度きりの大切な人生を、自分らしくよりよく生きていくために、将来への夢を持ち、その実現に向かって「今、自分がすべきこと」を一生懸命がんばることが大切だと思います。ご家族も先生たちも地域の人たちもみんな、皆さんの夢をかなえる応援団です。でっかい夢に向かって、「Ｌｅｔ'ｓＧｏ！」 10年後（平成35年）、再びここで会いましょう。＜お詫び＞子どもたちと引率の先生方で会場が満席となり、ご家族の方にご参観いただけませんでした。たいへん申し訳なく思っております。当日の様子は、平成２６年１月にＣＡＣで以下の予定で放映されるそうですので、よろしくお願いいたします。 ○ 新年１月３日(金) ○ ○ ○ ○ 土曜日日曜日月曜日金曜日９:００～、１６:００～４・１１・１８日５・１２・２６日６・１３日１０・１７・２４・３１日１７:００～１２:００～１０:００～２０:３０～教育長加来正晴