環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価方法) 7.17 温室効果ガス等 (1) 予測及び評価方法 1) 工事の実施 ア 予測事項 工事の実施に関する予測事項を表 7.17.1 に示す。 表 7.17.1 予測事項(工事の実施) 予測の対象となる要因 予測項目 資材等の搬入及び搬出 二酸化炭素 メタン 一酸化二窒素 建設機械の稼働等 二酸化炭素 メタン 一酸化二窒素 イ 予測地域 (ア) 資材等の搬入及び搬出 予測地域は事業実施範囲及びその周辺とした。 (イ) 建設機械の稼働等 予測地域は事業実施範囲とした。 ウ 予測対象時期 (ア) 資材等の搬入及び搬出 予測対象時期は工事の実施期間とした。 (イ) 建設機械の稼働等 予測対象時期は工事の実施期間とした。 エ 予測方法 (ア) 資材等の搬入及び搬出 資材等の搬入及び搬出に伴う温室効果ガスの総排出量については、工事期間中に比較 的継続して走行する主要な車両として、大型車(資材等の運搬用のダンプトラック、トレーラ ー、トラック等)及び小型車(通勤用車両)を対象とした。設定した活動量(燃料使用量又は 走行距離)及び排出係数を表 7.17.3(1)~(3)に示す。 ここで設定した活動量を基に、「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル Ver. 3.4」(平 成 25 年 5 月 環境省・経済産業省)に基づく、次の計算式により算定した。 (各温室効果ガスの排出量)=Σ {(活動区分毎の排出量)} (温室効果ガスの総排出量)=Σ {(各温室効果ガスの排出量)×(地球温暖化係数)} 上記、温室効果ガス排出量算定・報告マニュアルに示された地球温暖化係数 (GWP:Global Warming Potential)を、表 7.17.2 に示す。 7.17-1 - 657 - 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価方法) 表 7.17.2 地球温暖化係数(GWP) 温室効果ガス 地球温暖化係数 二酸化炭素 1 メタン 21 一酸化二窒素 310 表 7.17.3(1) 大型車の活動量及び排出係数 延べ走行台数 走行時間 (台/工事中) (時間/日) 車種 大型車(ダンプ、トラック等) 19,784 走行距離 (km/日) 燃料消費率 (L/時) 総走行距離 (km/工事中) 20 12.30 395,680 5.9 燃料使用量 (L/工事中) 1,435,725 注)1. 平成 24 年度版建設機械等損料表 2. 走行距離は片道 10km と仮定した。 表 7.17.3(2) 小型車の活動量及び排出係数 車種 規格等 延べ走行台数 (台/工事中) 小型車(通勤用車両) 普通車 55,656 走行距離 (km/日) 燃料消費率 (L/km) 20 総走行距離 (km/工事中) 0.12 燃料使用量 (L/工事中) 1,113,120 133,574 注)1. 燃料消費率は自動車輸送統計 自動車燃料消費量統計 年報 平成 24 年度分に基づく。 2. 日走行距離は片道 10km と仮定した。 表 7.17.3(3) 活動区分毎の活動量及び排出係数 活動区分 大型車 (ダンプ、トラック等) 資 材 等 の搬 入 活動量 小型車 (通勤用車両) メタン 一酸化二窒素 排出係数 排出係数 排出係数 - - 0.000015 0.000014 (kg-CH 4 /km) (kg-N 2 O/km) - - 0.000010 0.000029 (kg-CH 4 /km) (kg-N 2 O/km) 1,435,725 2.58 (L/工事中) (kg-CO 2 /L) 395,680 (km/工事中) 及び搬出 二酸化炭素 - 133,574 2.32 (L/工事中) (kg-CO 2 /L) 1,113,120 (km/工事中) - 注) 表中「-」は、温室効果ガスの発生が見込まれない、もしくは他の活動区分で設定していることを表す。 出典:「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル Ver. 3.4」(平成 25 年 5 月 環境省・経済産業省)、「温室効果ガス 排出量算定方法ガイドライン」(平成 23 年 10 月 環境省) (イ) 建設機械の稼働等 建設機械の稼働等に伴う温室効果ガスの総排出量については、工事計画に基づき、建 設機械の延べ稼働台数から工事中の燃料使用量を活動量として設定した。 ここで設定した活動量を基に、資材等の搬入及び搬出と同様の計算式で温室効果ガス 排出量を計算した。活動区分毎の活動量及び排出係数を表 7.17.4(1)~(2)に示す。 - 658 - 7.17-2 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価方法) 表 7.17.4(1) 活動区分毎の活動量及び排出係数 活動区分 延べ稼働台数 運行時間 燃料消費率 燃料使用量 (台/工事中) (時間/日) (L/時) (L/工事中) 規格等 杭打機 クローラ式アースオーガー 直結三点支持式(45kW) 96 5.9 7.82 4,429 SMW削孔機 油圧式杭圧入引抜機 72 6.0 21.32 9,208 バックホウ 0.7m 3 1,872 6.3 20.30 239,410 ブルドーザ 18t 936 6.5 23.80 144,799 クローラクレーン 150t 528 5.8 19.67 60,234 ラフタークレーン 50~51t 2,168 5.8 26.47 332,857 タイヤローラ 8~20t 96 5.4 7.10 3,681 マカダムローラ 10t 96 5.1 6.05 2,961 アスファルトフィニッシャ 2.0~4.5m 96 5.0 5.78 2,772 クローラクレーン 300t 700 5.8 22.61 91,780 コンクリートポンプ車 90-110m 3 /h 145 6.9 17.71 17,720 合 計 909,852 出典:「平成 24 年度版建設機械等損料表」 表 7.17.4(2) 建設機械の稼働に伴う活動量及び排出係数 活動区分 建設機械の稼働 活動量 軽油の使用 二酸化炭素 排出係数 909,852 2.58 (L/工事中) (kg-CO 2 /L) 出典:「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル Ver. 3.4」(平成 25 年 5 月 環境省・経済産業省) オ 評価方法 (ア) 環境影響の回避・低減に係る評価 資材等の搬入及び搬出に伴う環境影響が事業者により実行可能な範囲内で、できる限り 回避・低減されているか否かについて評価した。 建設機械 の稼働 等に伴 う環境影響 が事 業者により実行 可能な範囲内 で、できる限り回 避・低減されているか否かについて評価した。 7.17-3 - 659 - 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価方法) 2) 施設の供用 ア 予測事項 施設の供用に関する予測事項を表 7.17.5 に示す。 表 7.17.5 予測事項(施設の供用) 予測の対象となる要因 予測項目 ばい煙の排出 機械等の稼働 廃棄物等の搬入及び搬出 イ 予測地域 (ア) ばい煙の排出及び機械の稼働等 二酸化炭素 メタン 一酸化二窒素 二酸化炭素 メタン 一酸化二窒素 予測地域は事業実施範囲とした。 (イ) 廃棄物等の搬入及び搬出 予測地域は事業実施範囲及びその周辺とした。 ウ 予測対象時期 (ア) ばい煙の排出及び機械の稼働等 予測対象時期は新施設の稼働が通常の状況に達する時期(平成 31 年度)とした。 (イ) 廃棄物等の搬入及び搬出 予測対象時期は新施設の稼働が通常の状況に達する時期(平成 31 年度)とした。 なお、将来の廃棄物等の運搬車両は現状より増加することはない。 エ 予測方法 (ア) ばい煙の排出及び機械の稼働等 温室効果ガスの総排出量は、「地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく温室効果 ガス排出量算定・報告マニュアル」Ver.3.4(平成 25 年 5 月 環境省、経済産業省)に基づき、 次の計算式により算定した。 (各温室効果ガスの排出量)=Σ {(活動区分毎の排出量)} (温室効果ガスの総排出量)=Σ {(各温室効果ガスの排出量)×(地球温暖化係数)} 上記、「地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく温室効果ガス排出量算定・報告マ ニュアル」Ver.3.4 に示された地球 温 暖化 係 数(GWP: Global Warming Potential)を、表 7.17.2 に示す。 また、活動区分毎の排出量は、活動区分と活動量を事業計画から整理し、次式により算 出した。 (活動区分毎の排出量)=(排出係数)×(活動量) 新施設の稼働に伴う活動区分と活動区分毎の活動量及び排出係数を表 7.17.6 に示す。 なお、活動区分の電力消費、燃料の燃焼、廃棄物の焼却の推計値は次のとおりである。 - 660 - 7.17-4 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価方法) ア)電力消費 ごみ焼却施設 : 11,928,000kWh/年 休炉時購入電力量 : 50,000kWh/年 イ)燃料の燃焼 灯油 : 172kL/年 コークス : 2,240t/年 ウ)廃棄物の焼却 プラスチック類:52,420t/年×0.56(乾ベース)×0.22(プラ含有)=6,458t/年 一般廃棄物 :53,574t/年×0.56(乾ベース)=30,001t/年 表 7.17.6 活動区分毎の活動量及び排出係数 活動区分 活動量 電力消費 灯油 コークス プラスチック類 廃棄物の焼却 メタン 一酸化二窒素 排出係数 排出係数 排出係数 - - - - - - - - 0.00095 0.0567 (kg-CH 4 /t) (kg-N 2 O/t) 11,978,000 0.518 (kWh/年) (kg-CO 2 /kWh) 172 2.49 (kL/年) 燃料の燃焼 二酸化炭素 (t-CO 2 /kL) 2,240 3.17 (t/年) (t-CO 2 /t) 6,458 2.77 (t/年) (t-CO 2 /t) 一般廃棄物 30,001 (プラスチックを含む総量) (t/年) - 出典:「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」Ver.3.4(平成 25 年 5 月 環境省、経済産業省) 一般廃棄物焼却処理に伴う二酸化炭素排出量の算定では、活動量として非バイオマス 系廃棄物量のプラスチック類廃棄物量のみを対象とした。 なお、温室効果ガス削減量は、事業計画から発電量を整理し、発電量を活動量として電 力消費に係る排出係数を乗ずることにより算出した。 発電量に係る活動量及び排出係数を表 7.17.7 に示す。 表 7.17.7 発電量に係る活動量及び排出係数 活動区分 発電量 活動量 二酸化炭素排出係数 (kWh/年) (kg-CO 2 /kWh) 27,710,000 0.518 出典:「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」Ver.3.4(平成 25 年 5 月 環境省、経済産業省) (イ) 廃棄物等の搬入及び搬出 廃棄物等の搬入及び搬出に伴う温室効果ガスの総排出量については、施設供用時に運 行する主要な車両として、大型車(廃棄物等運搬車)及び小型車(通勤用車両)を対象とし た。活動区分毎の活動量及び排出係数を表 7.17.8(1)~(2)に示す。 ここで設定した活動量を基に、資材等の搬入及び搬出と同様の計算式で温室効果ガス 7.17-5 - 661 - 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価方法) 排出量を計算した。 表 7.17.8(1) 活動区分毎の活動量及び排出係数 活動区分(車種) 規格等 延べ台数 (台/日) 走行距離 (km/日) 燃料消費率 (L/km) 総走行距離 (km/日) 燃料使用量 (L/日) 大型車(廃棄物等運搬車) 特殊車 99 20 0.272 1,980 538.6 小型車(通勤用車両) 普通車 44 20 0.12 880 105.6 注)1. 燃料消費率は自動車輸送統計 自動車燃料消費量統計 年報 平成 24 年度分に基づく。 2. 日走行距離は以下のとおり仮定した。 廃棄物収集車:片道 10km と仮定した。 通勤車:片道 10km と仮定した。 表 7.17.8(2) 活動区分毎の活動量及び排出係数 活動区分 大型車 (廃棄物等運搬車) 廃 棄 物 等 の搬 活動量 小型車 (通勤用車両) メタン 一酸化二窒素 排出係数 排出係数 排出係数 - - 538.6 2.58 (L/日) (kg-CO 2 /L) 1,980 (km/日) 入及び搬出 二酸化炭素 - 105.6 2.32 (L/日) (kg-CO 2 /L) 880 (km/日) - 0.000013 0.000025 (kg-CH 4 /km) (kg-N 2 O/km) - - 0.000010 0.000029 (kg-CH 4 /km) (kg-N 2 O/km) 注) 表中「-」は、温室効果ガスの発生が見込まれない、もしくは他の活動区分で設定していることを表す。 出典:「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル Ver. 3.4」(平成 25 年 5 月 環境省・経済産業省)、「温室効果ガス 排出量算定方法ガイドライン」(平成 23 年 10 月 環境省) オ 評価方法 (ア) 環境影響の回避・低減に係る評価 ばい煙の排出及び機械等の稼働に伴う環境影響が事業者により実行可能な範囲内で、 できる限り回避・低減されているか否かについて評価した。 廃棄物等の搬入及び搬出に伴う環境影響が事業者により実行可能な範囲内で、できる 限り回避・低減されているか否かについて評価した。 - 662 - 7.17-6 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価結果) (2) 予測及び評価結果 1) 工事の実施 ア 予測結果 (ア) 資材等の搬入及び搬出 廃棄物等の搬入及び搬出に伴う各活動区分の温室効果ガス排出量及び温室効果ガス 総排出量を、表 7.17.9 に示す。 温室効果ガス総排出量は 4,026 t-CO 2 /工事中と予測された。 表 7.17.9 資材等の搬入及び搬出に伴う温室効果ガス排出量 二酸化炭素 活動区分 メタン 一酸化二窒素 排出量 排出量 排出量×GWP 排出量 排出量×GWP (t-CO 2 /工事中) (t-CH 4 /工事中) (t-CO 2 /工事中) (t-N 2 O/工事中) (t-CO 2 /工事中) 大型車 3,704 0.0059 0.12 0.0055 1.7 小型車 310 0.0111 0.23 0.0323 10.0 合 計 4,014 0.35 温室効果ガス 総排出量 (t-CO 2 /工事中) 11.7 4,026 注) 表中のメタン、一酸化二窒素の排出量の合計値は、温室効果ガス総排出量(t-CO2/工事中)の合計値に加算され ないため省略した。 (イ) 建設機械の稼働等 建設機械の稼働等に伴う各活動区分の温室効果ガス排出量及び温室効果ガス総排出 量を、表 7.17.10 に示す。 温室効果ガス総排出量は 2,347 t-CO 2 /工事中と予測された。 表 7.17.10 建設機械の稼働に伴う温室効果ガス排出量 活動区分 建設機械の稼働 二酸化炭素 排出量(t-CO 2 /工事中) 軽油の使用 2,347 合 計 イ 温室効果ガス総排出量 (t-CO 2 /工事中) 2,347 2,347 環境保全措置 工事の実施において、環境影響を実行可能な範囲でできる限り回避・低減するために実 施する環境保全措置を表 7.17.11 に示す。 7.17-7 - 663 - 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価結果) 表 7.17.11 環境保全措置 不確実性の程度 措置に伴い生ずる おそれのある影響 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 小さいと考える。 特になし。 事業者 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 小さいと考える。 特になし。 事業者 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 小さいと考える。 特になし。 小さいと考える。 特になし。 環境保全に関する措置 実施主体 資材 等 の運 搬 車両 の走 行 距 離 が最 小 限 となるよ うに適 宜 工 程 を再 検 討 す る。 急 加 速 の禁 止 等 のエコド ライブの徹底といった環境 に配 慮 した走 行 をするよう 努める。 建設機械 等の稼 働時間 が最小限となるように適宜 工程を再検討する。 作業待機中のアイドリング ストップを行 い、空 ぶかし を行 わないなど不 必 要 な 燃料の削減に努める。 事業者 事業者 効果及び措置による 環境の変化 ウ 評価結果 (ア) 環境影響の回避・低減に係る評価 廃棄物等の搬入及び搬出に伴う温室効果ガスの排出量については、環境保全措置を確 実に実施することにより、温室効果ガスに係る環境影響が事業者の実行可能な範囲内でで きる限り回避・低減が図られている。 建設機械等の稼働に伴う温室効果ガスの排出量については、環境保全措置を確実に実 施することにより、温室効果ガスに係る環境影響が事業者の実行可能な範囲内でできる限り 回避・低減が図られている。 - 664 - 7.17-8 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価結果) 2) 施設の供用 ア 予測結果 (ア) ばい煙の排出及び機械等の稼働 施設の供用時における各活動区分の温室効果ガス排出量及び温室効果ガス総排出量 を、表 7.17.12 に示す。温室効果ガス総排出量は 32,151t-CO 2 /年と予測された。 また、発電 による温室 効果ガス削減量 及び削減後の温室効果 ガス総排出 量を表 7.17.13 に示す。 発電による温室効果ガス削減量は、14,354t-CO2/年と予測された。これは削減前の温室 効果ガス総排出量(廃棄物等の搬入及び搬出に伴う温室効果ガス排出量を含む)の 44.6% にあたる。 表 7.17.12 施設の供用時における温室効果ガス排出量 二酸化炭素 活動区分 メタン 排出量 (t-CO 2 /年) 電力消費 灯油 排出量 (kg-CH4/年) 一酸化二窒素 排出量× GWP (t-CO2/年) 排出量 (kg-N2O/年) 温室効果ガ 排出量× GWP (t-CO 2 /年) 6,205 - - - - 428 - - - - 7,101 - - - - 17,889 29 1 1,701 527 ス総排出量 (t-CO 2 /年) 燃料の燃焼 コークス 廃棄物の焼却 一般廃棄物 合 計 31,623 1 527 32,151 注) 四捨五入の関係で、合計値が一致しない。 表 7.17.13 温室効果ガス削減量等 活動区分 二酸化炭素削減量 削減後の温室効果ガス総排出量 (t-CO 2 /年) (t-CO 2 /年) 14,354 17,797 発電量 (イ) 廃棄物等の搬入及び搬出 廃棄物等の搬入及び搬出に伴う各活動区分の温室効果ガス排出量及び温室効果ガス 総排出量を表 7.17.14 に示す。 温室効果ガス総排出量は 1.6 t-CO 2 /日と予測された。 表 7.17.14 廃棄物等の搬入及び搬出に伴う温室効果ガス排出量 二酸化炭素 活動区分 排出量 (t-CO 2 /日) メタン 排出量 (t-CH 4 /日) 一酸化二窒素 排出量×GWP (t-CO 2 /日) 排出量 (t-N 2 O/日) 排出量×GWP (t-CO 2 /日) 大型車 1.39 0.000026 0.00054 0.000050 0.0153 小型車 0.24 0.000009 0.00018 0.000026 0.0079 合 計 1.6 0.00072 7.17-9 0.0232 温室効果ガス 総排出量 (t-CO 2 /日) 1.6 - 665 - 環境影響の調査、予測及び評価 温室効果ガス等(予測及び評価結果) イ 環境保全措置 施設の供用において、環境影響を実行可能な範囲でできる限り回避・低減するために実 施する環境保全措置を表 7.17.15 に示す。 表 7.17.15 環境保全措置 小さいと考える。 措置に伴い生ずる おそれのある影響 特になし。 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 小さいと考える。 特になし。 事業者 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 小さいと考える。 特になし。 事業者 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 小さいと考える。 特になし。 事業者 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 小さいと考える。 特になし。 事業者 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 小さいと考える。 特になし。 環境保全に関する措置 実施主体 燃料(灯油)によるCO 2 発 生 量 の削 減 を図 るため、 都 市 ガス利 用 の可 能 性 を 検討する。 廊下、トイレ等の照 明につ いて、感 応 式 の自 動 点 滅 式 を採 用 し、消 し忘 れ防 止を図り、節電に努める。 事業者 事業者 建 屋 屋 根 等 を利 用 した太 陽 光 発 電 を設 置 し、管 理 棟 などでの消 費 電 力 を賄 い、また、場内外灯への 太 陽 電 池 等 の併 用 タイプ の採用を図り、自然エネ ルギーの活用に努める。 急 加 速 の禁 止 等 のエコド ライブの徹底といった環境 に配 慮 した走 行 をするよう 努める。 作業待機中のアイドリング ストップを行 い、空 ぶかし を行 わないなど不 必 要 な 燃料の削減に努める。 LED等 の高 効 率 照 明 の 採 用 な ど、高 効 率 設 備 の 導入について検討する。 効果及び措置による 環境の変化 温室 効果 ガスの排 出の低減が期待で きる。 ウ 評価結果 (ア) 環境影響の回避・低減に係る評価 不確実性の程度 ばい煙の排出及び機械の稼働等に伴う温室効果ガスの排出量については、環境保全措 置を確実に実施することにより、温室効果ガスに係る環境影響が事業者の実行可能な範囲 内でできる限り回避・低減が図られている。 廃棄物等の搬入及び搬出に伴う温室効果ガスの排出量については、環境保全措置を確 実に実施することにより、温室効果ガスに係る環境影響が事業者の実行可能な範囲内でで きる限り回避・低減が図られている。 - 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