Title Author(s) 健康寿命および ADL,QOL低下に影響を与える要因の分 析と健康寿命危険度評価テーブル作成に関する研究 :NIPPON DATA80・90の19年、10年の追跡調査より 上島, 弘嗣; 岡村, 智教; 喜多, 義邦 Citation Issue Date 2005-03 URL http://hdl.handle.net/10422/7433 Type 研究報告書 Rights ●滋賀医科大学機関リポジトリに登録されているコンテンツの著作権は、執筆者、出 版社(学協会)などが有します。 ●滋賀医科大学機関リポジトリに登録されているコンテンツの利用については、著作 権法に規定されている私的使用や引用などの範囲内で行ってください。 Shiga University of Medical Science 厚生労働科学研究費補助金 長寿科学総合研究事業 健康寿命および A D L、Q O L低下に影響を与える要因の分析と 健康寿命危険度評価テーブル作成に関する研究 : N I P P O ND A T A 8 0・9 0の 1 9年、 1 0年の追跡調査より 総合研究報告書 主任研究者上島弘嗣 平成 17 ( 2 0 0 5 ) 年 3月 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 目次 長寿科学総合研究事業研究者名 ・ ・ 4 研究の概要 ・. 6 ・ ・ 8 ・ ・ 1 4 NIPPOND A T A 8 0 ) 血圧の脳卒中などに及ぼす健康影響 ( ・ ・ 2 0 喫煙習慣の全死因、がん、肺がん死亡への影響に関する研究 ・ ・ 3 1 (図表〉全死亡・脳卒中死亡・冠動脈疾患死亡別、危険度評価チャート 健康度評価チャートの作成 - NIPPONDATA80に基づく全死亡、 脳卒中および冠動脈疾患死亡一 NIPPONDATA80 日本人における総コレステロール値と死因別死亡の関連 36 耐糖能異常が病型別脳卒中死亡に及ぼす影響 NIPPONDATA80の 1 9年 間 の 追 跡 結 果 よ り - ・ ・ 4 9 安静時心拍数と死因別死亡、総死亡の関連 ・ ・ 5 7 鶏卵摂取量と総コレステロール値、総死亡率、疾患別死亡率の関連 ・. 6 7 血清アノレブミン値、総コレステロール値と総死亡の関連 ・ ・ 75 喫煙習慣が脳卒中、心筋梗塞、総循環器疾愚、総死亡に及ぼす影響 ・ ・ 8 4 国民の代表サンプルを用いた高齢者日常生活動作の 5年間の推移 ・ ・ 9 1 魚摂取と健康 ・ ・ 1 0 3 NIPPONDATA80を用いた健康評価チャート作成:脳卒中および冠動脈疾患 ・ ・ 一日本人の代表的集団 1 1 2 日本人代表集団における BMI別の脳梗塞死亡および脳出血死亡に対する 1 2 4 血圧の影響 心電図ミネソタコードと総死亡の関連 1 3 2 NIPPONDATAに関する印刷中および公表済み論文一覧 1 5 5 「長寿科学総合研究事業研究者名 j 主任研究者 上島弘嗣 滋賀医科大学福祉保健医学講座教授 分担研究者 岡村智教 滋賀医科大学福祉保健医学講座助教授 岡山明 国立循環器病センター予防検診部 部長 笠置文善 財団法人放射線影響研究所疫学部 副部長 喜多義邦 滋賀医科大学福祉保健医学講座講師 児玉和紀 財団法人放射線影響研究所疫学部'部長 斎藤重幸 札幌医科大学医学部内科学第二講座講師 J 坂田清美 岩手医科大学医学部衛生学公衆衛生学講座教授 谷原真一 島根大学医学部環境保健医学講座公衆衛生学助教授 中村好一 自治医科大学保健科学講座公衆衛生学部門 早川岳人 島根大学医学部環境保健医学講座公衆衛生学助手 堀部博 恵泉クリニック 筆輪虞澄 国立保健医療科学院疫学部 院長 部長 研究協力者 大木いずみ 自治医科大学保健科学講座公衆衛生学部門 小野田敏行 岩手医科大学医学部衛生学公衆衛生学講座 加賀谷みえ子 椙山女学園大学生活科学部食品栄養学科 門脇崇 滋賀医科大学福祉保健医学講座 川南勝彦 国立保健医療科学院公衆衛生政策部 清原裕 九州大学医学部附属病院第二内科 玉置淳子 近畿大学医学部公衆衛生学教室 中村保幸 京都女子大学家政学部生活福祉学科 松田智大 国立保健医療科学院疫学部 松谷泰子 椙山女学園大学生活科学部食品栄養学科 宮松直美 滋賀医科大学看護学科臨床看護学講座 -4- 教授 顧問 飯村攻 札幌医科大学名誉教授 上田一雄 医療情報健康財団 尾前照雄 ヘルス c&cセンター 柳川洋 埼玉県立大学学長 理事長 センター長 事務局 大原操 滋賀医科大学福祉保健医学講座 (敬称略五十音順) -5ー 研究の概要 【研究の目的】 NIPPON DATA(the N a t i o n a lI n t e g r a t e d P r o j e c tf o rP r o s p e c t i v e O b s e r v a t i o n o f Non-communicabled i s e a s eandi t st r e n d si nt h ea g e d )8 0・ 9 0は、それぞれ全国の約 3 0 0 地区から無作為抽出された厚生労働省の第 3次 ( 1 9 8 0 年)、第 4次 ( 1 9 9 0 年)の循環器疾 9 8 0 )および 8, 000人( 1 9 9 0 )の追跡調査であり、 9 5泊以上の高い 患基礎調査対象者 1万人(1 追跡率でそれぞれの死因と調査時の健診所見、生活習慣との関連を明らかにしてきた。さ らに 65 歳以上の高齢者に対して日常生活動作能力 (ADL)と生活の質 (QOL)の調査を実 施している。本研究は、 NIPPONDATAの追跡調査結果に基づいて、全国民で普遍的に利 用可能な健康寿命危険度評価テーブルを作成することを目的とした。現在、特定の地域や 基本健康診査の受診者に限定されない国民一般のデータを用いた危険度評価テーブル は本邦には存在しない。 【方法】 NIPPON DATA8 0では、 1 9年間追跡のエンドポイント評価指標は死亡であり、死亡とベ ースライン時の検査所見との関連付けは Cox の比例ハザードモ子、ルで行った。まず危険 因子 xを持っている個人の生存確率を推定した。 Cox 比例ハザードモデルの下では、要因 xを持っている人の時間 tにおける生存確率 S(t:x)は 、 S( t :x)=[ S o( t ) ]叫(向で与えられる。 ここで、 So(t)は、基準ハザードに対応する生存率で、ある。更に、集団での要因の平均 Xを 用いれば、 S(t:x)={ [ S o( t ) ]叫伊)} 叫(β(吋))となる。右辺の [ S o( t ) ]叫(仰は、対象集団での要 因の平均王を持っている人の時間 tにおける生存率になっている。従って、要因の平均王 S o( t ) ]叫(向を求めれば、それを e x p ( β(x-x ) )乗じた形で、要因 xに対応した の生存確率 [ t:x)となる。このようにして、要因 xに対 生存確率 S(t:x)が推定され、死亡確率は、 l-S( 。 応した死亡確率が推定される。回帰係数 βおよび基準ハザード λ( t )に対応する生存率 S o( t )は、統計ソフト SASを用いて推定した。 また NIPPONDATAでは 65藤以上の受検者を対象として、 ADLや QOLについての調査 を実施している。したがって高齢者については、健康寿命のリスクテーブルの作成が理論 的には可能であるが、 1 )イベントの発生時点が不明のため Cox モデルを使用できない、 2 ) 基礎調査時に測定されていないため観察期間が非常に短く統計学的検出力が弱いという 問題点があり、本研究では集団全体の ADL 低下者数の将来推計が可能なテーブルを作 成した。 -6- 【結果】 1 .死亡予測テーブル 1980年から 1 9 9 9年までの 1 9年間に、事故等の外因死を除くと、 1 , 859人が死亡し、 1 , 000 人年対 1 1 . 6、脳卒中死亡者は 1 , 000人年対 2 . 1、冠動脈心疾患死亡者は 1 , 000人年対 0 . 8 7 であった。各危険因子のあらゆる組み合わせで 1 0年以内の死亡率が計算され、算出され た死亡率のレベルに応じて危険度評価テーブルを作成した。例えば、男性の 1 0年以内の 冠動脈疾患死亡確率は、く0 . 5,0 . 5ー0 . 9 9、 1 .0-1 .9 9、2.0-4.99、5.0-9.99、1 0 . 0 %以上の 6 区分で色分けされ、個人ごとに自分の危険因子のレベルに応じて 1 0年以内の冠動脈疾患 率が一目でわかる。例えば、年齢 6 5識で喫煙者、収縮期血圧 170mmHg、総コレステロー 0年以内に 5-10%の確率で冠動 ル 210mg/dl、随時血精値 160mg/dlであったとすると、 1 脈疾患死亡が起こると推測される。さらに、このテーブルを使えば、個人の危険因子のレベ ルをどれだけ改善すればどれだけリスクが減少するのかを推測することも可能である。 2 . 日常生活動作能力 (ADL)低下者数予測テーブル 65歳以上の NIPPOND ATA対象者で 5年間の ADLの推移をみた。当初自立で 5年後も .1%、女性で 76.7%、自立から A DL低下に移行した者は、男性で 自立の割合は男性で 71 8.1%、女性で 13.2%であった。さらに自立者や A DL低下者の死亡率、 ADL低下から自立 への回復率(約 20%)などを考慮して、年齢別、性別の発症係数を算出し、 5年後の A DL 低下者数(要介護者数)を予測するためのテーブルを作成した。これを用いることにより、 6 5歳以上の者を対象に簡易な A DL調査を実施すれば、 5年後の集団全体の ADL低下者 数を予測することが可能である。 【考察】 ATAは地域的な偏りがなく、人口ベースで 70%以上の高い参加率を示し、ほ NIPPOND ぼすべての対象者が血圧や総コレスチロールなどの検査所見を実測値として持っていると いう点で非常に貴重な本邦のコホート研究である。今回、リスクテーブル作成に使用した主 ATA研究としてほぼすべてが学術論文として公表済み な危険因子については、 NIPPOND であり(血圧:JHumH y p e r t e n s2 0 0 3 ;1 7 : 8 5 1 8 5 7、コレステロール:JI n t e r nMed2 0 0 3 ;2 5 3 : t r o k e2 0 0 4 ;3 5 :1 8 3 6 4 1、耐精能:厚生の指標 2 0 0 4 ;51 (2 ) :10-16、日常生 169-180、喫'煙:S 活動作能力:厚生の指標 2 0 0 4 ;5 1( 1 3 ) :7 1 2 )、学術的な裏づけがなされている。また本研 究で作成された死因別の死亡に関するリスクテーブルも論文として公表する予定である。 疾患死亡に対する健康度評価チャートを実際の保健指導や外来診療の場で利用するに は、コンビュータ上での視覚的な表示が必要で、あり、そのために、本研究班では、マンツー マンの保健指導に供するシステムも作成した。生活習慣の改善や予防対策を講ずるという 個人への動機付けに、この健康度評価チャートシステムは強力な武器となるものと思われ る。一方、死亡だけでなく、 ADLやQOLも含めた真の健康寿命危険度評価テーブルの作 成については、現在の ADL、QOLの観察期間のみでは困難であり、無理に作成すると 個々の係数の誤差が非常に大きくなってしまうことが判明した。そのため対象者の追跡期 間を延長して再度 ADL等の調査を行い、統計学的な検出力を高める必要があり、一部の 調査を今年度実施したが、今後も継続的に研究を推進していく必要があると考えられた。 -7- 外国死を除く全死亡危険度評価チャート 男性における 10年以内の死亡率 1 0 く2 0% 20 ー く4 0% 一 40% く2 % く5 九 25く1 0 % 心電図 随時血糖値 1 6 0 未満 随時血糖値 1 6 0以 上 随時血糖値 1 6 0 未満 随時血糖値 1 6 0以 上 喫煙区分 4 12 3 4 喫煙区分 12 収 年齢縮 70-79 期 血 圧 異常 軽度異常 正常 随時血糖値 1 6 0 未満 喫煙区分 12341234 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 140-159 120-139 収2 00-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 年齢縮 60-69 期 血 圧 収2 00-219 180-199 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 年齢縮 50-59 期 血 圧 nudnvQMQMA3 守 FOnd 41QM I nL414i4141 nununununu nunUFOa斗 hL n441414141 MW 収縮期血圧 年 齢制 収 2 00-219 年齢縮 1 8 0 1 9 9 6 0 1 7 9 30-39 期 1 血 1 4 0 1 5 9 圧 1 2 0 1 3 9 喫煙区分 1=非 喫 煙 2=禁 煙 3=喫 煙 ( 2 0本以内) 4=喫 煙 ( 2 1本以上) 図 1 外因死を除く全死亡リスク評価チャート一男性一 -8ー 随時血糖値 1 6 0以上 外因死を除く全死亡危険度評価チャート 女性における 10年以内の死亡率 内 441414141 nunvnvnvnv 19753 nununununu nunonO 必 斗 内L nL41414141 収縮期血圧 年机川 齢刊 守 RU d 内 4lnud I 円 441414141 t E Q U 7 phuqu qι41414141 ヨ nvnununV n 41nU 吋 / 民d 司J nL41 イ 14141 , 凸ヨ nudnudnuunMM nununununu nununununuU 4lnHM 守 f E U 司J 司 L4141414l 243111 w 齢m 年m w 収縮期血圧 nununununu nunonO 凋斗 qL nununununu ・nL nunoP04 qL41414141 齢制 年 MW 収縮期血圧 nununununu nunocU 必斗 nL 44141414l 年時 齢叩 収縮期血圧 円 nununununu nunoaU8斗 nL n44141414l 収縮期血圧 齢制 年m w 1=非喫煙 2=禁煙 3=喫煙 ( 2 0本以内) 4 =喫煙 ( 2 1本以上) 喫煙区分 図2 .外因死を除く全死亡リスク評価チャート一女性一 -9- 喫煙区分 12341234 喫煙区分 12341234 喫煙区分 12341234 随時血糖値 160以上 随時血糖値 160 未満 随時血糖値 160以上 随時血糖値 160 未満 随時血糖値 160以上 随時血糖値 160 未満 異常 軽度異常 正常 1 0ー く2 0% ー く4 0 九 20 40%一 く1 % 1 -く4% 4-く1 0 九 心電図 脳卒中疾患死亡危険度評価チャート 0年以内の死亡率 男性における 1 く0 . 5 % 11 2 . 5ー く5 % 0 . 5 -く1 % 1 15く1 0 % く2 . 5 % 陸瑚 1 0 % 一 1 - 随時血糖値 1 1 0以上 非喫煙 喫煙 随時血糖値 1 1 0 未満 非喫煙 喫煙 収縮期血圧 総コレステロール区分 1234 1234 総コレステロール区分 12341234 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 年齢 7 0 7 9 収縮期血圧 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 60-69 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 5 0 5 9 年齢 年齢 収 縮 期 血 圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 収 縮 期 血 圧 200-219 1 8 0 1 9 9 年齢 30-39 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 総コレステロール区分 1=180-199,2=200-219,3=220-239,4=240-259 年齢 40-49 図5 .脳卒中疾患死亡危険度評価チャート 一男性一 4aA nU 脳卒中疾患死亡危険度評価チャート 女性における 1 0年以内の死亡率 < 0 . 5九 1 1 2 . 5 く5 % く1 % 1 I5-<10 九 0 . 5ー 1 -く2 . 5九 E 潤 1 0 % 一 随時血糖値 1 1 0 未満 非喫煙 喫煙 随時血糖値 1 1 0以上 非喫煙 喫煙 収縮期血圧 総コレステロール区分 12341234 総コレステロール区分 12341234 収縮期血圧 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 140-159 120-139 7 0 7 9 200-219 180-199 160-179 140-159 120-139 60-69 200-219 180-199 160-179 140-159 120-139 50-59 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 年齢 年齢 年齢 年齢 40-49 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 年齢 1 6 0 1 7 9 30-39 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 総コレステロール区分 1=180-199,2=200-219,3=220-239,4=240-259 図6 .脳卒中疾患死亡危険度評価チャート 一女性ー 噌EA 唱EA 冠動脈疾患死亡危険度評価チャート 男性における 1 0年以内の死亡率 く0 . 5 % I I 2-5% 0. 5-1% I I5-10% 1 2 % 陪酒I>10% 随時血糖値 1 6 0未 満 非喫煙 喫煙 総コレステロール区分 1234 1234 収 縮 期 血 圧 随時血糖値 1 6 0以よ 非喫煙 喫煙 総コレステロール区分 12341234 収縮期血圧 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 7 0 7 9 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 120-139 60-69 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 50-59 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 年齢 年齢 年齢 年齢 40-49 収縮期血圧 200-219 1 8 0-1 9 9 年齢 30-39 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 120-139 総コレステロール区分 1 =180-199,2=200-219,3=220-239,4=240-259 図3 .冠動脈疾患死亡危険度評価チャート 一男性一 qL 冠動脈疾患死亡危険度評価チャート 女性における 1 0年 以 内 の 死 亡 率 く0 . 5 % I I 2-5% 0 . 5 1九 I I5-10 九 1 2 % 臨調 >10% 随時血糖値 1 6 0 未満 非喫煙 喫煙 随時血糖値 1 6 0以 上 非喫煙 喫煙 総コレステロール区分 123 4 収 2 00-219 縮 1 8 0 1 9 9 期 1 6 0 1 7 9 血 1 4 0 1 5 9 圧 1 2 0 1 3 9 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 140-159 1 2 0 1 3 9 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 収縮期血圧 200-219 1 8 0 1 9 9 1 6 0 1 7 9 1 4 0 1 5 9 1 2 0 1 3 9 総コレステロール区分 1234 12341234 年齢 7 0 7 9 年齢 60-69 年齢 5 0 5 9 年齢 40-49 年齢 3 0 3 9 総コレステロール区分 1 =180-199,2=200-219,3=220-239,4=240-259 図4 .冠動脈疾患死亡危険度評価チャート 一女性一 -13- 健康度評価チャートの作成 NIPPONDATA80に基づく全死亡、脳卒中および冠動脈疾患死亡 NIPPONDATA研究班 【要旨】 日本を代表する集団の 1 9年に及ぶ死亡追跡調査成績 ( N I P P O NDATA8 0 ) に基づいて、外死因を 除く全死亡、脳卒中および冠動脈疾患死亡の健康度評価チャートを作成した。この健康度評価チ ャートは、年齢、性別、喫煙習慣、血圧水準、耐糖能異常の有無、血清総コレステロール値、心 電図所見等の個人が持っている要因の各レベルに応じて推定される 10年以内の死亡確率が色づ け表示されており、自らの健康度を見た目で容易に把握することができると共に、生活習慣の改 善や予防対策を講ずるという個人への動機付けに利用することもできる。 類似のチャートは、米国フラミンガム研究やニュージーランドのものが冠動脈疾患に関して存 在するが、これらは日本国民にそのまま当てはまるものではない。日本の代表集団約 1 0, 0 0 0人を 対象として追跡調査した N I P P O NDATA80は、日本人に起こっている要因と死亡との関連が適切に 表現されている調査であり、最もこのようなチャートを作成するに適した成績である。このチャ ートは広く国民の健康増進に役立つものと期待できる。 【はじめに] 個人が持っている要因の各レベルに対応して、ある疾患による死亡や発生確率を表示したチャ ートは、個人のそのものリスクあるいは個人のリスクの位置付けが見た目で容易に把握され、生 活習慣の改善や予防対策を講ずるという個人への動機付けの面で保健指導あるいは臨床現場で有 r a m i n g h a m研究に基づ 用なツールである。このような個別リスクを定量化したチャートとして、 F いた冠疾患スコア 表 1)や E u r o p e a nt a s kf o r c eo nc o r o n a r yp r e v e n t i o nによって作成された 冠リスクチャート 2) があるが、これらは欧米人を対象としたチャートであり我が国にそのまま適 用できるとは言い難い。 昭和 55年循環器疾患基礎調査をベースラインとして、その後の 1 9年間に亘って死亡追跡調査 が実施された。この追跡調査は N I P P O NDATA8 0と呼ばれている。日本の代表集団約 1 0, 0 0 0人を 対象とするこの N I P P O NDATA80は、日本人に起こっている要因と死亡との関連が適切に反映され ている調査であり、日本独自のチャートを作成するに適した成績である。 I P P O NDATA8 0 そこで、我々は日本人に適用できるチャートを作成するという観点から、この N に基づいて、全死亡、脳卒中および冠動脈心疾患死亡確率を表示する健康評価チャートを作成し た 。 [資料と方法 I NIPPONDATA8 0は 、 1 9 8 0年循環器疾患基礎調査 3) 対象者約 1 0,0 0 0人を 1 9 9 9年までの 1 9年間 にEって死亡追跡した調査成績である。循環器疾患基礎調査は、我が国における循環器疾患及び aaI その危険因子の実態を知り、循環器疾患の予防と治療に資することを目的として、ほぼ 1 0年おき に行われており、層化無作為抽出により選択された日本を代表する 3 0歳以上を対象とする横断調 査である。 NIPPONDATA は、この循環器疾患基礎調査を断面調査のみに終わらせることなく、対象者を死 亡追跡調査したものである 4、5)。この追跡調査によって、我が国を代表する若年者から高齢者に わたる広い範囲の年齢層において循環器疾患の危険因子を明らかにすることができ、循環器疾患 の疫学・予防研究にとって有用な情報源となっている。従って NIPPONDATA は、日本人に起こ っている危険要因と死亡との関連が適切に反映された成績であり、日本独自のチャートを作成す るに最も適している。なお、 NIPPONDATA は N ational I n t e g r a t e d Project f o r Prospective 9 8 0 Observationo fNon--communicableDiseaseAnd i t s Trends i nt h eAged の略称であり、 1 年の循環器基礎調査対象者の追跡調査である NIPPONDATA8 0と 1 9 9 0年の循環器基礎調査対象者 0とがある。 の追跡調査である NIPPONDATA9 本報告は、 NIPPONDATA8 0に基づいている。 1 9 8 0年の循環器基礎調査対象者を 1 9 9 9年まで死 6 3 8人のうち、 1 9 8 0年のベースライン時の、本報告が必 亡追跡調査を実施し生死が判明できた 9, 要とする検査項目に不明があった 3 3 5名を除外した。男性 4,1 0 7人(平均年齢 5 0 .7士 1 3 . 3歳 ) 、 , 2 2 6人(平均年齢 51 .O : : t13.4歳)が本解析対象者である。 女性 5 NIPPONDATA8 0では、 1 9年間追跡のエンドポイント評価指標は死亡であり、死亡とベ スラ イン時の要因との関連付けは C ox比例ハザードモデ、ルで、行った。ベースライン時に要因 xを持っ ox比例ハザード、モデ、ルの下 ている個人の死亡確率を求めるために、まず生存確率を推定した。 C では、要因 xを持っている人の時間 tにおける生存確率 S ( t :x )は 、 S ( t :x )= [ S o( t ) ]叫{向で与え o(t)は、基準ハザードに対応する生存率である。更に、集団での要因の平均王 られる。ここで、 S [ S o( t ) ]叫(fJX)白 }p(s(x-x)) となる。右辺の [S0(t)]叫{向は、対象集団での要因 を用いれば、 S ( t: x )={ の平均王を持っている人の時間 tにおける生存率になっている。従って、要因の平均王の生存確 S o( t ) ]叫(声)を求めれば、それを e x p ( β (xー王))乗した形で、要因 xに対応した生存確率 S(t:x ) 率[ が推定されることになる。死亡確率は、従って、 1-S( t :x )である。このようにして、要因 xに 。 対応した死亡確率が推定される。回帰係数 βおよび基準ノ、ザード λ ( t )に対応する生存率 S o ( t )は 、 A Sを用いて推定した。 統計ソフト S 考慮されたベースライン時の要因は、年齢、収縮期血圧、血清総コレステロール、随時血糖値、 喫煙、およひ寺全死亡をエンドポイントとする場合は心電図所見である。 1 9 8 0年の循環器基礎調査 時では血糖値の測定法はネオカプロン銅法で行われており、現在の酵素法に合わせるため、1.1 2 7 で除した値に換算し 6) 、脳卒中では 1 1 0 m g / d l をカットオフとするこ区分、冠動脈心疾患および 6 0 m g / d lをカットオフとする二区分に分割した。この 1 1 0および 1 6 0の選択は、脳卒 全死亡では 1 中、冠動脈心疾患、全死亡率に及ぼす随時血糖値の有意性の予備的検討に基づいて考慮された。 0年以内の死亡率の具体的計算方法を、男性における冠動脈心疾息死亡を例として示 以下に、 1 す。ベースライン時の要因である年齢 ( a g e )、収縮期血圧 ( s b p )、総コレステロール (t c )、随時 A Ed ・ 唱 血糖値 1 6 0以上の有無 ( b s c )、喫煙の有無 ( s m k c )の回帰係数 8は、。=( 0 .1 0 2 2,0 . 0 1 0 1,0 . 0 1 1 5, O .9836,o .3085)と推定された(表 2)。随時血糖値 160以上の有無と喫煙の有無は、有は l、無は 0の二値データである。更に、対象集団での各要因の平均 ( a g e , s b p, t c, b s c, s m k c )=(50.70,138.57, 1 8 5 . 9 7, 0 . 0 5 9, 0 . 6 3 0 )であり、この集団平均に対応する生存確率は、追跡 1 0年時点での生存率 .9972と推定された(表 1 )。従って、ある与えられた要因 x= ( a g e, s b p, t c, b s c, s m k c )を持つ は0 人の追跡 1 0年時点の生存率は、 S( 10 :x )=(0.99725)lexp(0.1022(age-50.10)+0.0101(SbP-138.51)+0.0115(IC-185.91)+0.9836(bsc-0.059)+0則 的mk叫 すれば求められる。追跡 1 0年内での死亡率は、従って、 . 6 3 0 ) ) 1を計算 I S ( 1 0 : x )である。 5歳、収縮期血圧 1 7 0、総コレステロール 2 3 0、随時血糖 1 6 0以上、非喫煙、の人 例えば、年齢 6 の1 0年生存率を求めるならば、 a g e = 6 , 5 s b p = 1 7 ,o tc=23 , O b s c = Ls m k c = Oを代入して、 S( 10 :x )=(0.99725)[exp(0.1022(65-50.10)+0.0101(110-138.51)+0訓 15(230-185.91)+0.9836(1-0.059)+0.3085(00.630))J = 0.945 、 ・ 従って、 1 0年以内の死亡率 I -S( 10 : x )は 5.55%となる。 【結果 1 1 9 8 0年から 1 9 9 9年までの 1 9年間に、外死因を除く全死亡は 1 , 8 5 9人観測され、 1 , 0 0 0人年対 11 .5 8、脳卒中死亡者は 3 3 7人観測され 1 , 0 0 0人年対 2 .1 0、冠動脈心疾患死亡者は 1 3 9人観測さ , 000人年対 0 . 8 7であった。外死因を除く全死亡に対して考慮された要因である年齢、収縮期 れ1 血圧、心電図所見、随時血糖値、喫煙を表 1に、脳卒中および冠動脈心疾患死亡に対する年齢、 収縮期血圧、血清総コレステロール、随時血糖値、喫煙を表 2に 、 Cox比例ハザードモデ、ルに基 0年目における生存率をそれ づいたそれらの回帰係数および集団での要因の平均値に対応する 1 0年目における生存率を使って、ベースライ ぞれ性・疾愚別に示している。これらの回帰係数と 1 ン時年齢、収縮期血圧、心電図所見区分あるいは総コレステロール、随時血糖区分、喫煙区分、 のあらゆる組み合わせで 1 0年以内の死亡率が計算され、その計算された死亡率をレベルに応じて 適当に分割して色づけしリスク評価チャートを作成した。作成された健康評価チャートを性・疾 患別に図 1から図 6に示している。なお、随時血糖値は酵素法に換算された値として示している。 0年以内の冠動脈疾患死亡確率を%表示しており、く 0 . 5, 0 . 5 例えば、図 3は、男性における 1 .9 9、2.0-4.99、 5.0-9.99、 1 0 . 0 覧以上の 6区分で、パターン化した。個人が持っ -0.99、1.0-1 ている要因の各レベルに対応して 1 0年以内の冠動脈疾患死亡%が見た目で把握でき個人のリス クを知る上で容易なチャートとなっている。例えば、ある個人が年齢 6 5歳で喫煙者、収縮期血圧 1 7 0 m n 剖g、総コレステロール 2 1 0 m g / d l、酵素法による随時血糖値 1 6 0 m g / d lで、あったとすると、 1 0 年以内に 5-10%の確率で冠動脈疾患死亡が起こると推測される。これがこのリスク評価チャー トの利用法である。更に、このリスク評価チャートを用いれば、個人の持っている要因をどれだ け下げればどれだけのリスクが減少するのかを推測することができる。例えば、上記の個人が禁 6 0 0 m g / d l未満に下がれば死亡確率 煙すれば死亡確率は 2-5%に減少するし、更に随時血糖値が 1 は 1-2%へと減少することがみてとれる。確かに、要因のレベルを下げればそれがそのままリス クの減少に繋がるとしづ根拠があるとはいえないものの、少なくとも生活習慣の改善などの個人 への動機付けに利用することができるものと思われる。 -16一 【考察】 長期にわたる追跡調査に基づいて、ある特定の疾患の発症あるいは死亡に関わる因子の有意性 を検討するリスク因子解析の研究が種々の集団を対象にして行なわれてきた。このようなリスク 因子解析から、血圧、総コレステロール、喫煙の各要因は虚血性心疾患の発症に寄与する主要で 有意な危険因子であるという重要な知見が確認された 7)。 しかしながら、危険因子の有意性自体は種々に論じられてはきたが、危険因子のレベルに応じ た予後発症確率そのものを定量的に示す作業が残されている。これは、集団における有意性の議 論から個人個人の危険因子レベルに対応した個別リスク解析という個人を目的とする観点であり、 特に、生活習慣の改善や予防対策を講ずるという個人への動機付けの面で有用性は高いと考えら れる 6)。 そこで本論文では、 1 9 8 0年から 1 9年に及ぶ死亡追跡調査である N I P P O ND A T A8 0に基づいて、 外死因を除く全死亡、脳卒中および冠動脈心疾患の死亡リスク評価チャートを作成した。考慮さ れた要因は、年齢、収縮期血圧、血清総コレステロール、随時血糖値、喫煙、心電図所見であり、 これらの要因のレベルに応じて、 1 0年以内の死亡確率の%表示が図としてパターン化されている。 死亡率をどのように分割してパターン化するかは、このチャートを用いる場面を念頭に入れて作 成する必要があると思われる。本論文では、広い年齢層を 1つのチャートで表示したが、 1 0歳階 級、あるいは 5歳階級の年齢毎にチャートを作成すれば、もっと細かな死亡確率のパターン表示 が可能であり、生活習慣改善に向けて保健指導の場で更にインパクトのあるチャートとなるもの と思われる。 疾患死亡に対する健康度評価チャートを実際の保健指導の場で適用するには、コンヒ。ユータ上 での視覚的な表示が必要であり、そのために、本研究班では、マンツーマンの保健指導に供する システム化を作成している 8) 。生活習慣の改善や予防対策を講ずるとし寸個人への動機付けに、 この健康度評価チャートシステムは強力な武器となるものと思われる。 参考文献 1 ) WilsonP W ,D ' A g o s t i n oRB,LevyD,e ta1 .P r e d i c t i o no fc o r o n a r yh e a r td i s e a s eu s i n gr i s k f a c t o rc a t e g o r i e s .C i r c u l a t i o n1 9 9 8 ;9 7 :1837 1 8 4 7 . ← ta1 .Preventiono fc o r o n a r yh e a r td i s e a s ei nc l i n i c a l 2 ) WoodD,DeBackerG,Faergeman0,e p r a c t i c e . Recommendations o ft h e Second J o i n t Task F o r c eo fEuropean and o t h e r s o c i e t i e sonc o r o n a r yp r e v e n t i o n .EurHeartJ1 9 9 8 ;1 9 :1434-1503. 5年循環器疾患基礎調査報告.東京:日本心臓財団, 1 9 8 3 . 3 ) 厚生省公衆衛生局.昭和 5 4 ) 上島弘嗣. 1980年循環器疾息基礎調査の追跡研究 (NIPPONDATA). 日本循環器管理研究 協議会雑誌, 1997;31: 231-237. 5 ) 上島弘嗣,岡山 明,津井贋量,他.厚生省循環器疾患基礎調査の追跡調査の成果とその意 義 -NIPPONDATA80および 90-. 厚生の指標, 1999;46,7号 :17-20. 6 ) 小野田敏行、西信雄、岡山 明、粛藤重幸、上島弘嗣.耐糖能異常が病型別脳卒中死亡に -17- 及ぼす影響一日本人の代表的集団 NIPPOND ATA80の 1 9年間の追跡調査より一.厚生の指 標 , 2 0 0 4 ;5 1,2号:1 0 1 6 .. e a r tV i e w2 0 0 2 ;6 :6 5 9ー 7 ) 児玉和紀.健康者における心血管病リスクをし、かに評価するか. H 6 6 7 . 8 ) 片山博昭、笠置文善、児玉和紀、見正美保、山中一成、横山美香、早川岳人、岡山 島弘嗣、 明、上 NIPPONDATA研究班. NIPPONDATA80に基づく健康度評価チャートの生活習 l . 健康度評価チャートを利用した住民健診・保健指導システ 慣病地域予防事業への適用. l ムの構築.第 1 5回日本疫学会総会 ー 1 8一 表1 . 外死因を除く全死亡に対する要因の回帰係数 要因 男性 女性 年齢 0.11025 O .1 1 9 9 6 収縮期血圧 0.00450 0.00378 喫煙禁煙 0.22597 0.08739 ト 2 0本 O .3 7 5 1 9 0.23202 2 1本以上 O .5 8 2 6 6 0.68348 随時血糖値 1 6 0 m g / d l以上の有無 S 0.27979 0.27600 心電図軽度異常 0.20966 O .1 2 7 5 3 0 . 4 0 2 1 3 0.32106 0.96154 0 . 9 7 9 7 3 異常 平均値に対する 1 0年時点の生存率# $:酵素法による随時血糖値 #対象集団における要因の平均値を持 表 2. 脳卒中および冠動脈心疾患に対する要因の回帰係数 脳卒中 冠動脈心疾患 男 性 女 性 男 性 女 性 要因 年齢 O .1 2 5 9 5 O .1 2 2 3 4 O .1 0 2 2 4 O .1 4 8 3 1 収縮期血圧 0.01310 0.01513 0.01014 0 . 0 0 7 6 9 0 . 0 0 3 4 1 -0.00208 0 . 0 1 1 4 8 0.00190 0.98363 1 . 0 1 3 4 5 総コレステロール 1 0 m g / d l以上の有無S 随時血糖値 1 0 . 2 6 1 2 1 0.47846 1 6 0 m g / d l以上の有無 S 喫煙の有無 0.25358 0.40405 0 . 3 0 8 5 2 0.67652 平均値に対する 1 0年時点の生存率# 0.99569 0.99662 0 . 9 9 7 2 5 0.99915 $:酵素法による随時血糖値 # .対象集団における要因の平均値を持つ人の追跡 1 0年時点での生存率 口 ﹃d A 研究成果の要約 血圧の脳卒中などに及ぼす健康影響(NIPPONDATA80) e a r c hGroup(OkayamaA.):Impacto fe l e v a t e db l o o dp r e s s u r eon NIPPON DATA80Res m o r t a l i t yfroma l lc a u s e s, c a r d i o v a s c u l a rd i s e a s e s, h e a r td i s e a s eands t r o k eamong 田 l domlys e l e c t e dp o p u l a t i o nfromJapanese-NipponData80 J a p a n e s e : 1 4 y e a rf o l l o w u pofr 2003 J.HumanH y p e r t e n s .1 7 : 8 5 1857, ・ 【目的】血圧が脳卒中をはじめとする循環器疾患の重要な危険因子であることは広く知られているが、第 6次改 訂の高血圧区分と循環器疾患死亡や総死亡との関連に関する研究は我が国ではほとんど行われていない。 【方法】我々は 1 9 8 0 年の循環器疾患基礎調査受診者を対象としたコホート研究 ( NIPPONDATA8 0 )のデータ セットを用いて、血圧の健康影響を高血圧区分別に高血圧の循環器疾患や総死亡に及ぼす影響の強さにつ いて検討した。 【結果】男性では高血圧区分が高くなるほど、脳卒中、心疾患、循環器疾患および総死亡の相対危険度が有 意に高くなった。女性でも心疾患死亡をのぞ、いて有意に相対危険度が高くなった。以上から、血圧が高いこと は脳卒中や心疾患などの循環器疾患の危険因子であることが確認されたとともに、総死亡にも強く影響する因 子であることが明らかとなった。 図は最適血圧を基準とし高血圧区分別の脳卒中の相対危険度を求め、当該区分の有病率から脳卒中による 過剰死亡割合を求めたものである。最適血圧区分でないことによる脳卒中の過剰死亡割合は男性で 130%、女 であり男性の方が多く観察された。高血圧区分がもっとも高い群で脳卒中の多因子調整相対危険度 性で42% はもっとも高くなったが、対象者にしめる割合(有病率)が少ないために、過剰死亡割合は男性で22%、女性で 7%にとどまった。逆に軽症高血圧区分では脳卒中死亡の相対危険度は比較的小さくなるが、有病率が各区 分でもっとも高くために、過剰死亡率も男性では48%、女'性でも 18% ともっとも高い値を示した。 【メッセージ】我が国では 1 9 7 0 年以降、高血圧治療の普及や生活環境条件などの改善により脳卒中の年齢調 整死亡率は著しい改善を認め、先進国の中でもほぼ中程度の死亡率にまで改善している。今後我が国が更に 脳卒中死亡率の改善を図るには、脳卒中死亡の危険度の高い患者に対する適切な治療を行うとともに、軽症 高血圧や、正常高値血圧に対して積極的な対策が必要と考えられる。 -20- 図 最大血圧 ( S B P ) 120mmHg かつ最小血圧( DBP) <80mmHg を基準として男性 ( A ) および女性 ( B ) で各群の対象者の有病率(折れ線グラフ)および過剰死亡割合(棒グラフ)を示した。 ( 1 :SBP<120 1 :SBP<130mmHgandDBP<85mmHg,1 1 1 :SBP<140mmHg かっ mmHgandDBP<80mmHg,1 DBP<90mmHg,IV:SBP<160mmHg かつ DBP<100mmHg,V:SBP<180mmHg かつ DBP<110 V I :SBP=180 または DBP=110mmHg 以上). mmHg, ( A ) ( 8 ) (%) 5 0 模 十 1 時 t 躍 4 廃 . j q l : 3 0 ¥ 3 0 4 日 I q I : ¥ 高 0 4 D 2 U 町E U 記 日 事 喜 明 4 0 ぽ 高 1 0 明 。 1 m I V 2 0 1 0 。 v V I 1 高血圧区分 1 1 1 I V 高血圧区分 -21- v V I 研究成果の要約 喫煙習慣の全死因、がん、肺がん死亡への影響に関する研究:NIPPONDATA80 川南勝彦,筆輪虞澄,岡山明,早川岳人,上島弘嗣. 日本衛生学雑誌 2003;57:669-673. 【 目 的】我が国における喫煙とがん、肺がんとの関係を、全国的な前向き研究で明らかにしたもの は平山ら 1 )による厚生省コホート研究しかなく、他の研究によりこの関係を示すデータはなかった。 今回は、 1 9 8 0年に厚生省により実施された循環器疾患基礎調査の対象者約 1万人を基に 1 4年 間追跡調査し、追跡結果より喫煙状況と前死因、がん、肺がんによる死亡との関係を分析した。 I 方法】対象は、 1 9 8 0年に厚生省により実施された第 4回循環器疾患基礎調査客体を追跡対象 とした。調査客体は同年度国民栄養調査対象者 1 0, 546人であった。本調査では 1 9 8 0 ' " ' " ' 1 9 9 9年 1 1月に追跡できた対象者について、全死亡者、がん死亡者、肺がん死亡者における喫煙状況(非 喫煙、禁煙、現在喫煙、現在喫煙については 1日の平均喫煙本数別に分類)別 1 0万人年あたり の年齢調整死亡率を求めた。追跡人年および死亡数を 5歳階級ごとに計算し直接法による年齢 調整を行った。さらに、比例ノ、ザードモデ、ルにより年齢、飲酒習慣及び BMIなどを調整した相対危 険度(95%信頼区間)及び傾向性の検定結果を求めた。計算された相対危険度と本研究対象者の 喫煙状況を基に、各疾患(全死因、全がん、肺がん)による死亡者のうち、現在喫煙者が禁煙に転 じた場合に、社会全体に起こる各疾患による死亡を予防できる割合:人口寄与割合 (PAF: p o p u l a t i o na t t r i b u t a b l e仕a c t i o n )を求めた。 T a b l e 2M o r l a l i l yfr。皿同n田~田 0困 ng b a b i l 田r s i t e c a n e . : A I I剖 l Male Noo f d e a l h s M o r l a l i ly (l ) Re l a l i v er i s k ( 2 ) PAF(%) Female Noo f d e a l h . M o r l a l i l y (l ) Re l a l i v er i s k ( 2 ) 主主坐i L u n g : Male Noo f d e a l h s y (1 ) M o r t n l i l Re l a U v er i s k ( 2 ) PAF(%) D o n s 皿okers e x s 皿okers 1 0 1 0 1 ( 3 ) 2 0c i g / day s 田o k e r s 2 140c i g / d o y 4 8 6 7 3 3 5 423 1 .00 1 . 17 ( 0 . 8 0 -1 .7 0 ) 230 543 1 .62 2 9 . 5 1 5 0 515 1 .3 9 ( 0 . 9 9 -1 .9 3 ) 1 0 . 0 70 586 1 .7 7 (1 .2 1・2 . 5 8 ) 1 3 . 0 205 5 247 1 7 0 0 . 7 9 ( 0 . 3 2 -1 .9 4 ) 1 2 3 268 1 .09 2 . 7 22 275 1 . 15 ( 0 . 7 3 -1 .8 1 ) 2 . 8 1 1 3 4 0 . 7 5 ( 0 . 1 0 . 5. 45 ) 0. 0 5 自 3 2 3 5 1 1 . 00 2 .3 5 ( 0 . 6 2 8 . 9 1 ) 6 8 1 5 M 6 . 7 6 4 2 . 9 40 1 2 9 5 . 9 9 (1 .8 4 1 9 . 5 1 ) 2 3 . 3 ∞ 。 1 0 5 5 1 1 .7 0 ( 0 . 8 5 3. 40 ) 6 . 5 ∞ , ∞ -29- 。 24 4 225 2 2 1 11 . 16 ( 3 . 3 1 3 7 . 6 6 )1 3 . 1 0 ( 2 . 8 8 5 9 . 7 0 ) 1 6 . 5 3 . 1 Fe 田a l e 7 6 Noo f d e a l h s 20 M o r t a l i l y ( l ) 1 3 4 24 88 3 . 6 7 3 . 4 0 (1 1s k ( 2 ) .29 ・8 . 9 3 ) 1 0 . 2 5 (1 . 19 ・8 8 . 2 6 ) Re l a l i v er 1 . 00 PAF(%) 7 . 1 6 . 3 0 . 8 ( l ) R a t e i l Ope 田 町 ・y e a r sa d j 田t e df o ra g ea c c 田創刊1 0t h ep e r s o n y ,回 r d i s t r i b u l i o no fI h ee n t i r ec o h o r l ( 2 )Re l a t i v er i s kand95%c o n f i d e n 田 i n l e r v a l .a d j u s l e df o ro g e , b o d yma 田 i n d e x , p l a 問 。hesidenceandalcoholdrinkingh . b i t ( 3 )Re l a t i v er i . kw回 n o la d j u s l e df o rbody皿 a 田 i n d e x, p l a 情 。f田 sidenceo ra l c o h o ld r i n k i n gh a b i l PAF:pop 山 l i o na t t r l b u l a b l ef 量a c t i o n 。目 l o l a l s u b j 同 胞 4 1 -c i g / d a y 。 345 信e n d ( + ) 233 79 I r e n d ( + ) 2 7 I r e n d ( + ) [結 果】本調査では 1980~ 1 9 9 9年 1 1月に追跡できた対象者は 9, 6 2 9人、追跡率 91 .3%であっ た。その中で全死亡者数は 2, 0 1 1人、がん死亡者数 5 7 9人、肺がん死亡者数 1 0 6人であった。喫 煙状況別全死因及びがん年齢調整死亡率の相対危険度については、女性の全がんを除いて、 現在喫煙者が非喫煙者に比べて死亡リスクが高く、喫煙本数が多くなるほど死亡リスクが高くなる 傾向であった。肺がんについても、男女とも同様の傾向がみられた。各疾患(全死因、全がん、肺 がん)による死亡者のうち、現在喫煙者が禁煙に転じた場合による P o p u l a t i o na p p r o a c h効果は、全 死因については禁煙することにより男性 :9%、女'性 :2%、がんでは男性 :30%、女性 :3%、肺がん では最も高く男性 :43%、女性 :7%死亡を予防・回避することができると、本研究結果から明らかと なった(上記表を参照)。 [メッセージ】喫煙の影響を PAFにより判断したコホート研究は少なく、分娩時における死産への人 口寄与危険度の評価や、 HDLc h o l e s t e r o l値における虚血性心疾患死亡の危険度、喫煙による若 年者で、の入院による労働損失の危険度を評価するにとどまっている。また、日本において喫煙と肺 がんとの関係を人口寄与危険度を用いて分析した患者対照研究もある。しかし、コホート研究で、日 本を代表するサンプルデータを用いて、喫煙の影響を人口寄与危険度で評価した研究報告はな く、本研究結果の意義は高いと考えられる。 qJ n u 研究成果の要約 日本人における総コレステロール値と死因別死亡の関連 OkamuraT, KadowakiT, HayakawaT, e tal .Wha tc a u s eo f m o r t a l i t ycanwep r e d i c tby c h o l e s t e r o ls c r e e n i n gi nt h eJapaneseg e n e r a lp o p u l a t i o n ?J I n t e r nMed2 0 0 3 ;2 5 3 : 169・1 8 0 . 【研究の目的】総コレステロール値が低い集団で、は、総コレステロールのスクリーニング‘によって、ど のような疾患の死亡が予測できるかが不明確である。日本で、は総コレステロールの測定が広く行わ れているため、その意義を明らかにしておく必要がある。 【研究方法] 1 9 8 0年の循環器疾患基礎調査受検者 1 0, 5 4 6人から循環器疾忠の既往歴やデータ 欠損のある 4 6 0人を除外した 1 0, 0 8 6人を 1 9 9 4年まで追跡した。途中追跡不能となった 8 7 0人を 除く、男性 4, 0 3 5 人、女性 5, 1 8 1 人を解析対象とした。ベースライン時の総コレステロール値 (mg/d l ) で 1 6 0未満、 1 6 0 1 9 9、2 0 0 2 3 9、2 4 0以上の 4群に分けて、 1 6 0 1 9 9を基準とした死因別 の相対危険度を、年齢、高血圧、糖尿病、 BMI、喫煙、飲酒、血清アルブミン(男女計の場合は性 別も追加)を調整して求めた。 【研究結果 1 1 6 0未満群で総死亡率が高い傾向を認めたがこの関連はベースラインから 5年以内の死亡を 除くと消失した。総コレステロールと脳卒中、肝臓がん以外の悪性新生物、非がん非循環器疾患 死亡には有意な関連を認めなかった。総コレステロール値は、虚血性心疾患と正の関連を示し、 男性の 2 4 0以上で有意差を認めた。また 1 6 0未満群では有意に肝臓がん死亡が高く、これらの関 連は 5年以内の死亡を除いても同様であった。 表.血清総コレスチロール値と虚血性心疾患、肝臓がん死亡 総コレステロル値 虚血性心疾患 肝臓がん ) (mg/dl RR(95%CI ) RR(95%CI ) 男性 男女計 0.93(0.35,2. 48 ) 2. 40 ( 1 .1 1,5.18) 1.00 1.00 1.83( 0 .自1,4.13) 0.60( 0 . 1 9,1 . 8 8 ) 4.76( 1 . 9 1,1 1 . 9 ) 0.90(0.20,4.09) 女性 160未 満 0.89( 0 . 2 9,2.73) 160-199 1.00 200-239 1 . 1 6(0.55,2. 43 ) 1.99(0.79 5.03) 240以 上 注 )RRは 相 対 危 険 度 。 総 コ レ ス チ ロ ー ル 値 が 160-1990)グ ル ー プ の 死 亡 率を 1として計算している。 160未 満 160-199 200-239 240以 上 目 [メッセージ] 日本人集団でも総コレステローノレ値の測定は虚血性心疾患死亡の危険因子で、あった。なお肝 臓がんと低コレステロールの関連は、肝硬変や慢性肝炎の存在による因果の逆転によると考えら れた。 -36- 研究成果の要約 耐糖能具常が病型別脳卒中死亡に及ぼす影響 一日本人の代表的集団 N IPPONDATA8 0の 1 9年間の追跡結果より 小野田敏行,西信雄,岡山明,斎藤重幸,上島弘嗣厚生の指標 2 0 0 4 ;5 1 :1 0 1 6 . 【研究の目的】わが国の近年における脳卒中死亡率の低下は,成人における血圧の持続的な低下 傾向が大きく寄与していると考えられる。その一方で脳卒中の危険因子として注目される糖尿病 の有病率は上昇傾向にある。本研究では血糖値が総死亡および脳卒中死亡に及ぼす影響を明らか にするとともに,脳卒中の病型別の影響についても検討した。 【研究方法] 1980年,全国から無作為抽出された 300調査区の満 30歳以上の全住民を対象とす る循環器疾息基礎調査受診者を 19年間追跡した(NIPPONDATA80 )。受検時 3 0 ' " ' ' 7 4歳の者のう ち脳卒中既往がなく,随時血糖値を測定した 9,074人(男 3,984人,女 5, 090人)を解析対象と した。追跡期間中の死亡例は 1,524人(男 861人,女 663人)であった。ネオカプロン銅法によ る血糖値は血糖値階級別に 4等分した(亘 112,113-122,123-138,孟 139 (mg/dl))。糖尿病の既 往のある者は最も高い階級に分類し, Mantel-Haenszel法により年齢を調整して 112mg/dl以下群 に対する各群の全死亡,全脳卒中および型別死亡の相対危険度を求めた。また,血糖値が脳卒中 の型別死亡に及ぼす影響について Coxの比例ハザードモデ、ルを用いて多変量を調整して求めた。 [結果】男女ともに血精値が最も高い階級で全死亡および全脳卒中死亡の相対危険度が有意に上 昇し,線形トレンド検定においても有意であった。脳卒中の型別の検討では,女性において 123-138mg/dlの階級で脳梗塞死亡が有意に上昇したが、他の階級および男性では有意ではなかっ た。年齢調整および多変量調整の血糖 10mg/dl (真糖法換算値 8.9mg/dl) 上昇による全死亡,全 脳卒中死亡では男女の全死亡,全脳卒中死亡,男性の脳梗塞死亡および女性の脳出血死亡におい て有意な関連がみられた(下表参照)。 【メッセージ】本研究により血糖 表 随時血糖値 1 0 皿g / d l (真糖法換算 8 . 9 m g / d l ) 上昇あたりの全 o xハ ザ ー ド 比 (95%信頼区間) 脳卒中死亡と脳卒中型別死亡の C 年齢調整ハザード比+ 多変量調整ハザード比件 1 .0 4( 1 .0 3 -1 .0 5 ) 1 .0 4( 1 .0 3 -1 .0 5 ) 亡の危険因子となることが示さ れた。脳卒中死亡は減少傾向には 男 全死亡 全脳卒中死亡 脳梗塞死亡 脳出血死亡 他脳卒中死亡 1 . 0 6( 1 . 0 3 1 . 0 8 ) 1 . 0 5( 1 . 0 3 1 . 0 8 ) 1 .0 6( 1 .0 4 -1 .0 9 ) 1 .0 6( 0 .9 9 -1 .1 0 ) 1 .0 0( 0 . 9 1 -1 .1 1 ) 1 .0 7( 1 .0 4 -1 .1 0 ) 1 .0 5( 0 . 9 9 -1 .1 1 ) 0 . 9 8( 0 . 8 7 -1 .1 1 ) 全死亡 全脳卒中死亡 脳梗塞死亡 脳出血死亡 他脳卒中死亡 1 . 0 4( 1 . 0 2 1 . 0 6 ) 1 .0 6( 1 .0 2 -1 .1 0 ) 1 . 0 5( 0 . 9 9 1 . 1 2 ) 1 .0 9( 1 .0 6 -1 .1 4 ) 0( 0 . 9 0 -1 .1 1 ) 1 .0 1 . 0 4( 1 . 0 2 1 . 0 6 ) 1 . 0 4( 1 . 0 1 1 . 0 8 ) 1 .0 3( 0 . 9 7 -1 .1 0 ) 1 .0 8( 1 .0 4 -1 .1 3 ) 0 . 9 9( 0 . 8 9 1 . 1 0 ) 女 ~ 値の上昇が男女ともに脳卒中死 」匙 ++年齢,最高血圧,血圧治療状況, BMI,喫煙,飲酒, あるが、高齢者の生活の質を考え るとわが国で最も重要な疾息と 考えることができる。また、糖尿 病は増加傾向にあり、糖尿病が脳 卒中を介して要介護の要因とな っている可能性がある。今後糖尿 病の治療とともに予防に関する 対策を推進する必要がある。 血清総コレステロール値を調整 -49ー 研究成果の要約 安静時心拍数と死因別死亡、総死亡の関連 OkamuraT, HayakawaT, KadowakiT, e tal .R e s t i n gh e a r tr a t eandc a u s e s p e c i f i cd e a t h 6 . 5・y e a rc o h o r ts t u d yo f t h eJapaneseg e n e r a lp o p u l a t i o n .A皿 HeartJ2004;1 4 7 : i na1 1 0 2 4 1 0 3 2 . 【研究の目的】臨床的には正常範囲内であっても心拍数の上昇は循環器疾患、特に虚血性心疾 患の危険因子として報告されているが、本邦での知見は少ない。本研究では安静時心拍数と死因 別死亡との関連を検討した。 【研究方法】全国 3 0 0地区から層化無作為抽出された 1 9 8 0年の循環器疾患基礎調査受診者を 1 9 9 8年まで追跡した。心拍数は標準 1 2誘導心電図の 4波形の間隔から算出し、頻拍性不整脈、 心房粗細動、循環器疾患の既往歴のある者は分析から除外した。 8, 8 0 0 人が追跡対象となり、死 因は 1 9 9 4年末まで ICD-9、それ以降は ICD-I0で同定した。本邦の死亡診断書では心不全と虚 血性心疾息の誤分類が認められるため、両者を一つにした心臓イベントについても検討した。男 女別、年代別 ( 3 0 5 9歳 、6 0歳以上)に4群に分けて、最も心拍数が少ない群を基準とした相対危 険度を他の要因を調整して求めた。 【結果 ] 3 0 5 9歳の男性では、最も心拍数の多い群(孟 7 4 /分)は、最も少ない群 (HR<6 0 )に比し、 有意に循環器疾患死亡、総死亡の相対危険度 (RR)が高かった (RR2 . 5 5、9 5 %C I1 .2 2 5 . 3 1、RR 1 .4 5、9 5 %C I1 .0 6 2 . 0 0 )。この傾向は女性で、もほぼ同様であった。心拍数は脳卒中とは関連を示 さず、心臓イベント死亡の増加と有意な関連を示した(下図参照)。 男性, 3 0 . . . . . 5 9歳 1 .00 最も心拍数が少ない 累積生存率 8 8 自 由 最も心拍数が多い -nu , a , , 10 1 5 20 観察期間(年) しかしながらこのような関連は 6 0歳以上では認めなかった。 【メッセ}ジ】安静時の心拍数は、日本人の壮年期男女の総死亡、心臓病死亡の危険因子である ことが明らかとなった。この背景として、交感神経機能の冗進、潜在的な心疾愚や代謝異常の存在 が想定されるため、日常診療で心拍数が多めの者には注意する必要がある。 -57- 研究成果の要約 鶏卵摂取量と総コレステロール値、総死亡率、疾患別死亡率の関連 NakamuraY, OkamuraT, TamakiSe tal .EggConsumption, SerumC h o l e s t e r o l, and l I C a u s eM o r t a l i t y :NIPPONDATA80, 19809 4 .Am e r i c a nJournal C a u s e S p e c i f i candA ・ o f C l i n i c a lN u t r i t i o n2 0 0 4 ;8 0 : 5 8 6 3 . 【背景、目的] 卵黄は多量のコレステローノレを含有するため先進工業国での栄養指導では鶏卵摂取は制限さ れている。事実米国のガイドライン ATP1 1 1では鶏卵摂取を週に 2個までに控えるように推奨してい る。しかし鶏卵摂取と血清脂質、予後の関連を調べた疫学研究は極めて少ない。 Framingham研 究では鶏卵摂取は血清総コレステロール値( TCH)と予後に影響を与えないと報告しているし、また 1 0万人以上を対象として Huらの研究でも鶏卵摂取量は虚血性心疾息(CHD) 発症および死亡に 影響を与えないとした。しかし前者の対象数は 9 1 2例と少なく、また後者の対象は看護婦と男性医 療従事者であるため研究結果が一般人全般に当てはまるかどうかに問題がある。さらにわが国で は鶏卵が総摂取コレステロールに占める割合が米国に比べて大きいため(これまでの報告によると 米国で、は鶏卵が総摂取コレステロールの 2 9 % 程度寄与するのに対し、わが国では約 4 8 % )わが国で の検討が必要である。そこでわれわれは一般住民 1万例以上を対象として長期追跡した NIPPON DATA8 0研究のデータベースを用いて検討した。 【方法 1 1 9 8 0年に全国保健所の中から 3 0 0カ所を無作為抽出し、 3 0才以上の男女を対象に検診、頻度 法による主要食品摂取に関する栄養調査と血液生化学検査を行い、その後 1 4年間追跡した。鶏 卵摂取量は 1日 2個以上、 1日 1個 、 2日に 1個、週に 1 ' " ' ' 2個、週に 1個未満の 5段階に分け て回答を得た。追跡開始時の脳梗塞、心筋梗塞既往例やデータに欠損のあった対象を除外した 計 9, 2 6 3例(女 5, 1 8 6男 4, 0 7 7 )について検討した。 【結果] 女性では鶏卵摂取量と TCH とに有意な関連があり、鶏卵摂取量が多いほど容量依存的に TCHが高かった。男性では鶏卵摂取量と TCHとの聞に有意な関連を認めなかった。 図には女性での背景因子の相違を調整して予後を解析する Cox多変量解析結果を示す。鶏卵を 1日 l個摂取する群を基準 ( 1とする)としたとき総死亡率は 1日 1個未満摂取する 3群で低く、特 ' " ' ' 2個摂取群では総死亡相対危険度が 0 . 7 8 ( 9 5 % 信頼区間 : 0 . 6 3 0 . 9 6 )と統計的に有意に に週に 1 低かった。また統計的に有意ではなかったが脳卒中一、 CHD 一、ガン死亡率も週に 1 ' " ' ' 2個摂取群 で、低い傾向にあった。一方男性においては鶏卵摂取と総死亡率、死因別死亡率にはなんら関連 は認めなかった。 -67- Cox解 析 一 女 性 別IPPONDATA80) (年齢、血圧低酉、喫煙他で調望号 相対危険度 脳卒中 相対危険度 総死亡 u E 4 1 . 5 z 。 。 E E 。 . I : + I " ' r : " " ' : r 1 /: 1 .白" l-l ( l I k CHD 相対危険度 司畠 l ( , 曲 ・ 田 ・ SM ガン •.. Saa--a-a--AU 。 , ' 事 4 z 。 r :1/:1., I- 1 / " ' , 相対危険度 . I : + I " ' r : s.圃園田 ,. 霊+ /d. . ・ ・ , I/d v 1/2d 5 1-2/ 1 1 1 < S剖 dom 2~げ曲v 、 Id 聞 1 1 2d a ' 胃 ・ 1-21 k Sel 曲賞由 [考案】 今回の研究結果で男女に差があったのは何故であろうか。代謝・吸収の研究では鶏卵摂取と血 清脂質の聞に男女差は認められていない。一般住民を対象としたある研究では女性に比べ男性 の方がより多種の食材からコレステロールを摂取しているとの報告もある。また、男性は女性に比べ て外食も多く、自身で料理をする男性も女性より少ないと相定できる。このため頻度法調査に際し て男性においては鶏卵摂取量に過誤が生じた可能性がある。従って男性において鶏卵摂取は制 限しなくても安全であるとの結論は危険を伴う可能性がある。 [結論】 鶏卵摂取をある程度制限することは健康上有用であることが想定された。 -68- 研究成果の要約 血清アルブミン値、総コレステロール値と総死亡の関連 OkamuraT,HayakawaT,KadowakiT,e tal .Ac o m b i n a t i o no fserumlowalbuminand a b o v e a v e r a g ec h o l e s t e r o ll e v e li sa s s o c i a t e dwithe 玄. c e s sm o r t a l i t ぁ JC l i nEpidemiol 2 0 0 4 ;5 7 :1 1 8 8 1 1 9 5 . 【研究の目的】欧米の追跡調査では、血清アルブ‘ミンの低値が、循環器疾患や総死亡の危険因子 とされているが、本邦での調査は少ない。また一般に血清アルブミン値が高い者は、総コレステロ ール値も高いが、両者の死亡への影響を同時に検討した研究はほとんどない。 【研究方法】全国から無作為抽出された 3 0 0地区に居住する 1 9 8 0年の循環器疾愚基礎調査受診 者を 1 4年間追跡した (NIPPONDATA80)。このうち 3 0 ' " ' ' 5 9歳の受検者のうち循環器疾患既往歴 のない 6, 9 5 7人(男'性 ; 3, 0 6 2人、女a性 ; 3, 895人)を分析対象とした。 1 9 8 0年当時のアルブミン値で、 男性は豆 4 3、4 4 4 6、 三 五4 7、女性は孟 4 2、4 3 4 5、 三 五4 6(g/L)の3グループに分けて、 1 4年間の死 亡との関連を検討した。アルブミンが最も高い群を 1とした時の各グソレープの死亡確率を、高血圧、 糖尿病、喫煙などを統計学的に補正して求めた。 【結果】男性では、血清アルブミン値が高いと、総死亡、悪性新生物死亡、非がん非循環器疾患死 亡が低くなる傾向を示した。総コレステロールの中央値(真ん中の値、男 a性:1 8 5m g / d l、女性 : 1 8 5 m g / d l )で対象者を2グル}プに分けると、アルブミンによる死亡低下作用は総コレステロールが高 いグ、ループでのみ認められた(下表参照)。 表.総コレステロール中央値以上の集団における血清アルブミン値と総死亡、循環器疾患死亡の関連 血清アルブミン値 総死亡 循環器疾患死亡 男性 女性 ( S t r a t u mmean,g/L) RR 4 8 .1 ) 47ー( 1 . 0 0 95%C. I . P吋 a l u e s RR 1 . 0 0 95%C I P-v a l u e s 44-46( 4 5 . 0 ) 2 . 3 7 1 . 13,4 . 9 7 。 . 0 2 4 . 0 9 0 . 9 2 .1 8 . 1 0 . 0 6 -43( 4 1 . 8 ) 3 . 3 7 1 .53,7 . 4 2 < 0 . 0 1 5 . 0 4 1 . 0 4 ,2 4 . 5 0 . 0 4 2 . 6 g/l i t e r( 1SD)の増加 0 . 6 8 0 . 5 3,0 . 8 7 < 0 . 0 1 0 . 6 8 .03 0 . 4 5 .1 0 . 0 7 46ー( 4 7 . 0 ) 1 .00 4 3 4 5 ( 4 4 . 0 ) 1 .54 . 9 1 0 . 8 1,2 0 . 4 1 1 .63 0 . 5 2,5 . 1 6 0 . 4 0 -42( 4 0 . 9 ) 1 .9 7 0 . 9 7,4 . 0 2 0 . 0 6 1 .8 7 0 . 4 3,8 . 5 5 0 . 4 8 2 . 4-g/l i t e r( 1SD)の増加 0 . 8 1 . 9 8 0 . 6 8,0 0 . 0 3 0 . 8 2 . 6 0,1 . 1 1 0 . 1 9 1 . 00 。 注) R Rは相対危険度。アルブ‘ミンが最も高いグ、ノレープの死亡率を 1 として計算している。 上の表に示した関連は総コレステロールが中央値未満の集団で、は明らかではなかった。 【メッセージ】高めの総コレステロール値を持ち、かっ血清アルブミン値が低い場合、壮年期日本人 の総死亡上昇を予測する要因で、あった。血清アルブミンは、コレステロ}ルの酸化を防ぐことによ って循環器疾患死亡に対する防御作用を示していると推測される。両者とも安価で簡便な検査で あるが、組み合わせによって死亡予測に有用な指標となり得る。 -75- 研究成果の要約 喫煙習慣が脳卒中、心筋梗塞、総循環器疾患、総死亡に及ぼす影響 UeshimaH, Choudh 凹 γSR ,OkayamaA,eta. 1Cigarettesmokingasariskfactorf o r t r o k edeathi nJapan.NIPPONDATA80. Stroke2004;35:1863-1841 . 自 【研究の目的】欧米では喫煙が脳卒中発症・死亡の危険因子であることはよく知られていたが、過 去のわが国での研究では、明瞭な成績に乏しかった。そこで、喫煙が脳卒中死亡に与える影響に ついて、国民を代表する集団において検討した。また、心筋梗塞死亡、総循環器疾患死亡、総死 亡に対する危険度についても検討した。 【研究方法】全国から無作為抽出された 3 00地区に居住する 1 9 8 0年の循環器疾患基礎調査受診 者を 1 4年間追跡した (NIPPONDATA80)。このうち 3 0歳以上の循環器疾息既往歴のない 8929 人(男 3 9 7 2人、女 4957人)を分析対象とした。 1 9 8 0年当時の喫煙習慣別に、コックス比例ハザ}ド モデ、ルを用い、喫煙のリスクを血圧、体格指数 ( B o d yMassIndex(BM , ) Ik g / r n2)、血清総コレステロ ール値、飲酒習慣、糖尿病既往歴を調整して算出した。分析は性別に行った。 . 2 6倍、脳卒中全 【結果】男性では、非喫煙者に対して、毎日 2箱以上の喫煙者では、脳梗塞は 3 17倍、心筋梗塞 4 . 2 5倍、総心疾患 2 . 1 5倍、総循環器疾患 2 . 0 0倍、総死亡1.5 5倍と有 体では 2. 意に高値であった。女性においても、脳卒中全体で 3 . 9 1 倍と有意であった。総死亡においても 1 .3 2倍と高い危険度を示したが、喫煙者の数が少ないため有意ではなかった(表)。また、毎日 l 箱の喫煙でも、男性では脳梗塞 2 . 9 7倍、総循環器疾患1.49倍と有意に高かった。心疾患は男女 とも高いが例数の関係で有意ではなかった。禁煙者の脳卒中死亡危険度は男1.5倍、女1.6倍と 高かったが、総心疾患、心筋梗塞では、男女とも非喫煙者の水準になっていた。 表喫煙習慣の総死亡、総循環器死亡、脳卒中・脳梗塞・総心疾患心筋桓塞死亡等への危険度 男性 女性 喫煙者 喫煙者 非喫煙者禁煙者 1 箱以内/目 2箱以上/白非喫煙者禁煙者 1 箱以内/日 2箱以上/目 蒋克E 1 1 . 1 7 1 .1 4 1 . 5 5 * 1 1 . 2 1 1 . 3 1 1 . 3 2 申 2 . 0 0 申 1 1 . 0 3 1 . 4 3 2 . 3 5 1 . 4 9 総循環器疾患 1 1 . 2 0 1 . 6 0 2 . 1 7 * 1 1 . 3 1 1 . 4 2 3 . 9 1本 1 1 . 5 6 総脳卒中 脳桓塞 1 3 . 0 6 2 . 9 7 * 3 . 2 6 * 1 1 . 6 0 1 . 7 5 2 . 3 1 脳出血 0 . 4 2 0 . 6 8 1 1 . 2 3 1 0 . 6 0 1 . 5 8 総心疾患 1 0 . 9 8 1 . 4 0 2 . 1 5 * 1 0 . 8 9 *評盤 1 1 . 0 0 1 . 5 6 4 . 2 5 * 1 0 . 8 7 1 . 2 7 【メッセ}ジ】喫煙が肺がん死亡のリスクを高めることは、すでに NIPPONDATAでも報告されてい るが、脳卒中死亡危険度も 1箱で1.5倍程度、 2箱以上で 2倍以上の脳卒中死亡危険度を認めた。 循環器疾患予防の点からも、喫煙対策の重要性が確認された。また、女性においても、喫煙すれ ば男性同様の危険度があることがわかった。 -84- 研究成果の要約 国民の代表サンプルを用いた高齢者日常生活動作の 5年間の推移 早川岳人、岡村智教、上島弘嗣、谷原真一、岡山明、喜多義邦、藤田委由厚生の (1 1 ) :7 1 2 . 指標 2004;51 【研究の目的】 日本人の代表集団において、高齢者の 5年間の日常生活動作 (ADL)の推移を明 らかにすることと、 5年後の ADL低下者数を算出できる簡易予測表の作成を試みることを目的とし た 。 【研究方法】 1 9 8 0年に厚生省が実施した循環器疾患基礎調査の受診者のうち、 1 9 9 4年の時点で 6 5歳以上の高齢者を対象として居住地域の保健所を通じて ADL調査を実施した。その後、 5年 経過した 1 9 9 9年に同様の ADLの追跡調査を実施し、 1 9 9 4年の ADL区分ごとに ADLの推移状 況を検討するとともに、 ADL低下者数を算出できる簡易予測表を作成した。 【結果】自立から5年の聞に新たに ADLが低下した者は、男性で 8.1%、女性 13.2%であり、本集 団における自立者からの 5年間の ADL低下の発症率は 10%で、あった。また、自立者のうち 5年間 で死亡した者の割合は、男性が女性に比べ 2倍高かった。 1 994 年時の ADL低下者のうち、 5年後 も ADLが低下し続けている者の割合は、女性が男性に比べ1.5倍高かったが、 1994 年時の ADL 低下者のうち死亡した者の割合は、男性が女性に比べ1.5倍高かった。 ADL低下者の 5年間の死 亡率は、自立者の死亡率に比べて 2 . 5倍から 3倍高かった。一方、 ADL低下者のうち、約 20%の 者が 5年間で自立状態まで回復することが明らかとなった。 本調査結果を利用し、年齢階級別に ADL自立者と ADL低下者の人数から、 5年後の ADL低 下者数(要介護者数)を計算するための表(簡易予測表)を作成した。 表 5年後におけるADL 低下者散を予測するための簡易予測表, NIPPONDATA90 自立者の人数 係数 自立者からの新規ADL 低下者数 ADL 低下者の人数 80-84 旗の人口 F事 0 . 0 4 7 0 . 0 9 2 0 . 2 0 4 0 ' "0 . 0 9 2 H事 0 . 2 0 4 0 . 3 0 8 0. 25 8 10 . 3 0 8 J事 0. 2 58 * v =: E :(F' "0 . 0 4 7+・・・+J" ' 0. 25 8 ) eoT' u 酎 0 . 0 4 7 ロ﹃ nu ロ円 目0-84. の人口 85 盤以よの人口 * . 1 0 6 C 0 . 2 0 8 0事 0 E辛 口1 4 3 5年後もADL 低下のままの敏 0 . 3 9 5 0 . 4 0 0 0 . 2 5 9 0 . 3 4 9 0 . 1 2 1 K事凪395 申 , . , 70-74.の人口 75-79畠の人口 Aホ 0 . 0 4 3 . 0 4 9 B市 0 係数 u =芝 (Aホ0.043+・・・ +E 0.143) E-nuuH 85-89 厳の人口 0 . 0 4 8 0 . 1 0 8 勺2 0 8 0 . 1 4 3 85.以よの人口 肘 女性 ロ043 KLMNO 70-74 患の人口 75-79.の人口 ABCDE 男性 65-89患の人口 . 4 0 0 L事 0 M事 0 . 2 5 9 . 3 4 9 N事 0 2 1 0寧凪 1 w =: E :(Kホ 0 . 3 9 5+・・・+0* 0 . 1 21 ) * 0 . 7 1 8 P 0 . 7 7 9 0 . 4 2 9 0 . 2 9 4 0 . 4 2 9 Q 0 . 1 1 9 ・ 0 . 4 2 9 R寧 0 . 2 9 4 S噌 0 . 4 2 9 T事 0 . 1 1 9 x =~(P 事 0.778 +・・・+T* 0 . 1 1 9 ) 【メッセージ】国民の代表集団の疫学資料を用いて、わが国における高齢者の ADLの状況を明ら かにし、さらにその 5年間の推移を明らかにすることができた。本研究において、現在の年齢階級 別の自立者と要介護者数から 5年後の要介護者数を推計する式が作成され、今後、各市町村、都 道府県における福祉保健計画の見直し等の基礎資料として活用することが可能である。 -91- 研究成果の要約 魚摂取と健康 NakamuraY, UeshimaH, OkamuraTe ta l .As s o c i a t i o nbetweenf i s hconsumptionand a l l c a u s eandc a u s e s p e c i 宣cm o r t a l i t yi nJ a p a n :NIPPONDATA80, 1980-99 Am e r i c a n J o u r n a lo fM e d i c i n e2005;1 1 8 :239・2 4 5 . 【背景】 男女ともわが国は世界最長寿国であり、健康で自立生活できる年齢=健康寿命もわが国が世界 1 位であることから判断して元気な高齢者が多いことも事実である。 日本人の魚摂取量が多いことは知られていて、これが長寿の秘訣の一つだという魚仮説は従来か らあった。世界の数地域・国の魚消費量と心筋梗塞死亡率を比較するような研究をエコロジカル (生態学的)研究というが、エコロジカル研究はわが国で心筋梗塞が少ない一因に豊富な魚摂取 があることを示唆したが、エコロジカル研究には大きな限界がある。一地域内での魚摂取と心筋梗 塞死亡率、総死亡率などの関係を検討する研究が必要であった。 【方法 l NIPPONDATA80研究のデータベースを用いてこの点を検討した。 1 9 8 0年に無作為抽出した全国 300ヵ所において 3 0才以上の男女を対象として検診を行い、食事栄養調査、生活習慣調査と血液 生化学検査を行った。その後 1 9年間追跡した。追跡開始時にすでに脳梗塞、心筋梗塞の既往の ある対象は除外した計 9, 2 5 2例(男 4, 070、女 5, 1 8 2 )を食事栄養調査結果によって魚摂取頻度を 5 段階に分け、各摂取群の総死亡率、心筋梗塞死亡率などを解析した。 【結果】 魚摂取頻度と性、年齢、血糖、総コレステロール値、血圧、肥満度、喫煙、飲酒などの因子で調整 した総死亡率は週に 1 " " ' 2 回魚摂取群を基準とすると 1 日 2 回以上魚摂取群の総死亡率は 0 . 9 9 ( 9 5 % 信頼区間:0 . 7 7 -1 .2 7 )と変わりがないことが判明した。また疾患別死亡においても有意差 を示すものはなかった。 【考案・結論】 今回の結果から魚仮説を証明することは出来なかった。その原因は恐らく日本人の大半が有効性 を示す闘値以上の魚摂取があり、比較基準とすべき月 1回程度の魚摂取をする対象が極めて少な く比較統計が不可能であったことに起因すると考えられる。 -103- t一 9i 官I 一円。一 仇一側一銅山 b l e R e l a t i v er i s k so fa l l c a u s e and c a u s e s p e c i f i cm o r t a l i t ya c c o r d i n gt of i s h consu 皿p t i o na T包. 皿o ng 8, 879 men and 一 一 women.-----NIPPONDATA80:1980-99 2+/day 1/ day 1/ 2days Tre ndP seldom T o t a lPerson-Years 9738 50488 50066 4433 A l l c a u s eDeath , N 138 584 496 ( t o t a l = 1, 7 4 5 ) 77 /1000p e r s o n y e a r s 1 4 . 2 11 .6 9 . 9 4 17. RR1(95%Cl ) 0 . 9 8( 0 . 7 6 ・ 1 .2 6 ) 1 .01( 0 . 8 7・ 1 .1 9 ) 0 . 9 6( 0 . 8 4 ・ 1 . 1 0 ) 1 .10( 0 . 8 6 ・ 1 .4 2 ) 0 . 8 7 RR2(95%Cl ) 1 .00( 0 . 7 7・ 1 .2 9 ) 1 .03( 0 . 8 8・ 1 .2 0 ) 0 . 9 8( 0 . 8 5・ 1 .1 2 ) 1 .12( 0 . 8 7 ・ 1 .4 4 ) 0 . 9 8 RR3(95%Cl ) 1 .2 7 ) 1 .03( 0 . 8 8 -1 .2 0 ) 0 . 9 8( 0 . 8 5 ・ 1 .1 2 ) 1 .12( 0 . 8 7・ 1 .4 4 ) 0 . 9 9( 0 . 7 7・ 0 . 9 4 ( t o t a l = 2 8 8 ) StrokeDeath ,N 14 26 101 80 /1000p e r s o n y e a r s 1 .6 2 . 7 2 3 . 2 1 .37( 0 . 7 5・2. 4 8 ) ) 1 .21( 0 . 6 7 2 . 1 9 ) 1 .17( 0 . 8 0 -1 .7 0 ) 1 .07( 0 . 7 6 1 . 5 0 ) RR1(95%Cl 0 . 9 6 1 .34( 0 . 7 4 ・2 . 4 4 ) RR2(95%Cl ) 1 .28( 0 . 7 1・ 2 . 3 2 ) 1 .20( 0 . 8 2・ 1 .7 5 ) 1 .10( 0 . 7 8 -1 .5 4 ) 0 . 5 0 1 .34( 0 . 7 3・2. 4 4 ) RR3(95%Cl ) ・ 2 . 2 9 ) 1 .20( 0 . 8 2・ 1 .7 5 ) 1 .09( 0 . 7 8 -1 .5 3 ) 1 . 2 6( 0 . 7 0 0 . 5 2 ( t o t a l = 6 3 ) 1 C e r e b r a lHemoπbageDe a t , hN 5 19 26 / 10 00p e r s o n y e a r s 0 . 2 4 0 . 5 0 . 5 0. 0 . 6 0( 0 . 0 8・4 . 7 3 ) 0 . 9 4( 0 . 2 1 ) ・ 4 . 2 0 ) 1 .00( 0 . 3 9 2 . 5 7 ) 1 .73( 0 . 8 3 3 . 6 1 ) 0 . 9 8 RR1(95%Cl 0 . 5 6( 0 . 0 7・4. 41 ) 0 . 9 3( 0 . 2 0 4 . 2 8 ) 0 . 9 9( 0 . 3 8 2 . 5 5 ) 1 RR2(95%Cl ) .74( 0 . 8 4 3 . 6 4 ) 0 . 9 7 .77( 0 . 8 4・3 . 6 9 ) 0 . 5 5( 0 . 0 7 4 . 3 7 ) 0 . 9 2( 0 . 2 0 4 . 2 3 ) 0 . 9 9( 0 . 3 8 2 . 5 6 ) 1 0 . 9 8 RR3(95%Cl ) ( t o t a l = 1 6 5 ) CerebralI n f a r c t i o nDeath , N 15 60 40 7 1 .6 1 .5 1 .2 0 . 8 /1000p e r s o n y e訂 S 0 . 9 7 1 .00( 0. 4 3 2 . 3 0 ) RR1(95%Cl ) 1 .06( 0. 4 8・ 2 . 3 4 ) 1 .08( 0 . 6 7 -1 .7 9 ) 0 . 8 5( 0 . 5 4 ・ 1 .3 4 ) 1 .01( 0 . 4 4 ・2 . 3 3 ) 0 . 7 0 1 .11( 0 . 5 0 ・ 2. 47 ) 1 .1 1( 0 . 6 7・ 1 .8 5 ) 0 . 8 7( 0 . 5 5・ 1 .3 7 ) RR2(95%Cl ) 1 . 0 0 ( 0 . 4 3 ・ 3 . 2 3 ) 1 .09( 0. 4 8 2. 4 3 ) 1 .11( 0 . 6 7・ 1 .8 4 ) 0 . 8 6( 0 . 5 4 -1 .3 6 ) 0 . 7 2 RR3(95%Cl ) CoronaryHeartDi s e a s eDeath , ( t o t a l = 1 4 2 ) 32 7 37 39 9 m u - - 1一 1 1 1一 U M I - -一位 U 1 1 1 lHOAF- N /1000p e r s o n y e a r s 0 . 9 0 . 7 0 . 8 0 . 8 1 .6 0. 4 2 ) 0 . 8 0( 0 . 3 1 2 . 0 6 ) 0 . 8 6( 0. 4 8 -1 .5 4 ) 1 .06( 0 . 6 5 -1 .7 4 ) 1 1 .48( 0 . 6 3 3. 4 3 ) RR1(95%Cl 0 . 5 1 ) 0 . 8 6( 0 . 3 3 2 . 2 3 ) 0 . 9 0( 0 . 5 0 -1 .6 1 ) 1 .10( 0 . 6 7 -1 .8 0 ) 1 1 .45( 0 . 6 2 3 . 3 7 ) RR2(95%Cl 0 . 5 4 RR3(95%Cl ) 0 . 9 1( 0 . 3 5 2 . 3 5 ) 0 . 9 1( 0 . 5 1 -1 .6 2 ) 1 .07( 0 . 6 6 -1 .7 6 ) 1 1 .47( 0 . 6 3 3 . 3 9 ) deathc a s enu 皿b er( N ), m o r t a l i t yper1000p e r s o n y e a r s( 11000p e r s o n y e a r s ), r e l a t i v e τ b t a lp e r s o n y e a r so ff o l l o w u p, r i s k s(RR)and95%c o n f i d e n c ei n t e r v a l s(95%Cl)訂eshown.RR1( 皿o d e 1 1 ) :ageands e xa d j u s t e d .RR2( 皿o d e 1 2 ) : s e x, smoking , a l c o h o ldrinking , hypertension , bodymassinde 玄 a ndd i a b e t e s .RR3( 皿o d e l3 ) :a d j u s t e d a d j u s t e dbyage, bymodel2c o v a r i a t e sandt o t a lc h o l e s t e r o l 研究成果の要約 NIPPONDATA80を 用 い た 健 康 評 価 チ ャ ー ト 作 成 : 脳 卒 中 お よ び 冠 動 脈 疾 患 KasagiF .,KodamaK . , HayakawaT,e tal .Healthassessmentc h a r t sbasedonNIPPON 7 . DATA80:Coronaryh e a r td i s e a s eands t r o k e . 日循予防誌 2005;40:22・2 I 研究の目的】個人が持っている要因の各レベルに対応して、ある疾患による死亡や発生確率を 表示したチャートは、個人そのもののリスクあるいは個人のリスクの位置付けが見た目で容易に把 握され、保健指導あるいは臨床現場で有用なツールである。欧米には、このようなチャートは存在 するが、日本人に適用できるチャートはない。そこで、日本人を代表する追跡調査である NIPPON DATA8 0 に基づいて、脳卒中および冠動脈心疾患死亡確率を表示する日本独自の健康評価チ ャートを作成することを目的とした。 【研究方法]全国から無作為抽出された 3 0 0地区に居住する 1 9 8 0年の循環器疾患基礎調査受診 者を対象に 1 9 9 9年まで死亡追跡調査 (NIPPONDATA80)を実施し生死が判明できた 9, 6 3 8人の 9 8 0年時の検査項目に不明があった 4 7名を除外し、更に、脳卒中及び冠動脈疾患に既往 う ち 、 1 歴のある 2 5 6名を除いた 9, 3 3 5名、男性 4, 0 9 1人(平均年齢 5 0 . 3: t1 3 . 1歳)、女性 5, 2 4 4人(平均 年齢 5 0 . 8: t1 3 . 3歳)を対象にして統計解析した。 【結果]健康評価チャートを作成する上で考慮された要因である年齢、収縮期血圧、総コレステロ ール、随時血糖値、喫煙のあらゆる組み合わせで 1 0年以内の死亡率を計算し、その計算された 死亡率をレベルに応じ分割して色づけした脳卒中および冠動脈疾患の健康度評価チャートを下 図に示している。冠動脈疾患を例にして、例えば、ある男性が年齢 6 5歳で喫煙者、収縮期血圧 170mmHg、総コレステロール 2 1 0 m g / d I、随時血糖値 2 2 0 m g / d Iで、あったとすると、 1 0年以内に 5-10%の確率で冠動脈疾患死亡が起こると推測され、もし、この男性が禁煙すれば死亡確率は 2-5%に減少するし、更に随時血糖値が 2 2 0 m g / d I未満に下がれば死亡確率は 1-2%へと低下す ることがみてとれる。 I メッセージ]本健康評価チャートは、年齢、性別、喫煙習慣、血圧水準、耐糖能異常の有無、血清 総コレステロール値、等の個人が持っている要因の各レベルに対応した死亡確率が色づけで、示さ れており、自らの健康度を見た目で容易に把握することができると共に、生活習慣の改善や予防 i 部噛朝:~. 5 留日圧習犀害関泊。 闘い一圃圃閉盟一吋 i j E j 醐 圃n圃圃 i 磁掴闘拡園園 RJ⋮圃圃輔盟問 ⋮ ⋮口凶丸一圃圃曹関山 町 間 ⋮ ⋮ 一 澗 摺 組 閣 制 対策を講ずるという個人への動機付けに利用することができる。 i 噌 4EA ?“ 研究成果の要約 MI別の脳梗塞死亡および脳出血死亡に対する血圧の影響 日本人代表集団における B MiyamatsuN, KadowakiT, OkamuraTe tal .D i f f e r e n tE f f e c t so fBloodPressureon nt h e M o r t a l i t yfromS t r o k eSubtypesDependingonBMIL e v e l s :a19yearCohortStudyi ・ n e r a lPopulation-NIPPONDATA80-Jo fHumanHypertension2005, JapaneseGe Volume19,Number4, Pages285291 . ・ 【研究の目的】高血圧が脳卒中の最も重要な危険因子のひとつであることは数多くの研究で示されて きたが、肥満が脳卒中に及ぼす影響については報告により異なる。これは、肥満が血圧と脳卒中との 関連に影響を与えていること、次に同じ脳卒中で、あっても脳出血と脳梗塞とで、は病態や発症機序が 異なっており病型別の検討が必要で、あることを示している。また、欧米人と日本人では脳卒中の病型 分布や肥満度が大きく異なっており、日本における脳卒中予防対策のためには日本人対象の調査 に基づいた上記の危険度評価が必要である。 【研究方法】全国から無作為抽出された 3 0 0地区に居住する 1 9 8 0年の循環器疾患基礎調査受診者 1 0 5 4 6人を 1 9年間追跡した (NIPPONDATA80)。このうち、脳卒中の既往がなく、かっ情報に欠損の ない 9 3 3 8人を解析対象とした。 1 9 8 0年当時の BMI値で 3分し、各 BMI階級別に収縮期・拡張期血 圧 10mmHg上昇による総脳卒中死亡・脳梗塞死亡・脳出欠死亡の相対危険度を性・年齢・血清総コ レステロール値、血清アルブミン値、血糖値、 BMI、喫煙習慣、飲酒習慣、降圧剤内服、糖尿病の既 往を統計学的に補正し算出した。 7 . 3年であり、追跡期間中に観察された脳卒中死亡は 3 1 1 【結果】解析対象者の平均観察年数は 1 人、うち脳梗塞死亡は 1 7 6人、脳出血死亡は 6 8人で、あった。 BMI3分位による肥満度別の分析では、 中 高 BMI階級で収縮期血圧上昇が総脳卒中死亡と関連していたのに対し、低 BMI階級では有 意な関連を認めなかった。しかし病型別の検討では、収縮期血圧上昇は低 中 BMI階級で脳出血 死亡を、中 高 BMI階級では脳梗塞死亡を有意に上昇させた(下表参照)。この結果は拡張期血圧 についても同様で、あった。 別にみた収縮期血圧と総脳卒中死亡、脳卒中病型別死亡との関連 表.BMI 脳梗塞死亡 総脳卒中死亡 BMI RR 9 5覧C I pv a l u e 2 1 . 2 1 . 0 9( 1 .0 0 -1 . 18 ) 0 . 0 6 . 15 ( 1 . 0 6 -1 . 2 6 )< 0 . 0 1 2 1 . 3 2 3 . 8 1 2 3 . 9 1 .2 0( 1 . 0 9 1 . 3 3 ) く0 . 0 0 1 RR a l u e 9 5九C I pv 0 . 9 6( 0 . 8 5 1 . 0 7 ) 0 . 4 2 1 . 1 9( 1 . 0 6 -1 . 3 3 ) く0 . 0 0 1 1 .2 1 ( 1 0 6 -1 .3 8 ) 0 . 0 1 脳出血死亡 RR 9 5見C I pv a l u e 1 . 3 8( 1 . 17 -1 .6 2 )< 0 . 0 0 1 1 .0 3 -1 .4 7 ) 0 . 0 2 1 . 2 3( 1 . 2 3( 0 . 9 9 1 . 5 2 ) 0 . 0 7 注)RRは収縮期血圧 10mmHG上昇による相対危険度。 [メッセージ】血圧上昇が関連する脳卒中死亡は肥満度によって病型が異なるものの、脳卒中死亡 の予防のためには全ての肥満度において血圧管理が重要である。 一 124 研究成果の要約 心電図ミネソタコードと総死亡の関連 HoribeH., KasagiF ., Ka gayaM e tal .ANineteen-YearCohortStudyoftheR e l a t i o n s h i p ongS u b j e c t si n官 官 N a t i o n a l o f E l e c t r o c a r d i o g r a p h i cF i n d i n g st oA l lCauseM o r t a l i t yAm NIPPONDATA80. SurveyonC i r c u l a t o r yD i s o r d e r s, 【研究の目的】 日本の代表集団について、ミネソタコードによる客観的な心電図所見を有す る者の 19年間にわたる長期生命予後を明らかにする。 【研究の方法】│日厚生省による 1980 年に実施した循環器基礎調査の受診者のうち心電図 検査を受けた 9,629人を研究対象とした。心電図所見はミネソタコードにより客観的に把握 し 、 1980 年から 1999 年にわたる 19 年間生死の追跡調査を実施した。生命予後は、年齢、 収縮期血圧、血糖、喫煙習慣を同時に考慮し、コックス比例ハザード比として計算により求め た。対照は主な心電図所見のいずれもない者とした。 【結果】心電図上 Q・ QS所見を有する者の死亡危険は、対照者の1.57 倍(コード 1-3)か ら3 .71倍(コード 1-1)であった。電気軸については、1.37( コード 2-1)倍から4 .16(コ ード 2-5)、左R波増高については、1.34( コード 3-1)倍から1.35(コード~3-3) 倍であっ た 。 ST 下降については、1.63( コード4-3)倍から、 2.59( コード4-1)倍 、 T異常について は、1.54( コード4-3)倍から 2.33( コード 5ー 1 )倍で、あった(表参照)。 【メッセージ】心電図異常は総死亡上昇を予測する因子であり、各ミネソタコード、ごとの 19年 間の総死亡危険度を、他の因子も同時に考慮しながら数量的に明確に示した。 表 一例として、 T異常を示す者の総死亡との関連をコックスハザード比として示す。 (括弧内は 95% 信頼限界、***p <O.OOl ミネソタコード 男十女 p<O.05 *p<O.Ol * 男 +p < O . 1 0 ) 女 2 . 2 7( 1 . 2 4 4 . 1 6 ) 2 . 5 3( 1 . 3 4 4 . 7 8 ) 1 .54( 1 . 2 4 1 . 9 1 )* 紳 * * 2 . 5 2( 1 . 8 6 3. 42 )* * * 1 . 6 2( 1 . 14 2 . 3 1 )* * 5-4 1 . 3 5( 0 . 9 6 1 . 8 8 )+ 1 . 4 5( 0 . 9 0 2 . 3 2 ) 1 . 2 6( 0 . 7 8 2 . 0 3 ) 5 5 1 . 0 6( 0 . 8 4 1 . 3 4 ) 1 . 0 2( 0 . 6 8 1 . 5 2 ) 1 .05( 0 . 7 9 1 . 4 1 ) T 5 1 2 . 3 3( 1 . 5 1 3 . 6 1 )* 榊 T 5 2 1 . 8 2( 1 . 4 9 2 . 2 2 )* 紳 T 5 3 T T * * 1 . 43( 1 . 0 9 1 . 8 7 )* * 1 . 5 6( 1 . 1 8 2 . 0 5 )* * 'EA d 内 qJ AN i n e t e e n Y e a rCohorlStudyont h eR e l a t i o n s h i po fE l e c t r o c a r d i o g r a p h i cF i n d i n g s旬All CauseM o r t a l i t yA皿 ongS u b j e c t si nTh eNa t i o n a lSurveyonC i r c 叫a 旬 ryD i s o r d e r s, NIPPON DATA80. 2, MiekoKagaya3,YasukoMatsutani3,AkiraOkayama , 4 H i r o s h iH o r i b e1,FumiyoshiKasagi H廿o t s u g uUeshima6;f o rTheNIPPONDATA80ResearchGroup(Appondix1 )andf o rt h e Working Group o fE l e c t r o c a r d i o g r a p h i c Coding f o rt h e Na t i o n a l Survey o fC i r c u l a t o η D i s o r d e r s,1980(Appendix1 1 ) . 1 A i c h iM e d i c a lU n i v e r s i t y 2 R a d i a t i o nE f f e c t sResearchFoundation, Hiroshima 3 SugiyamaJogakuenU n i v e r s i t y 4 Na t i o n a lC a r d i o v a s c u l a rC e n t e r 6 ShigaUn i v e r s i t yo fM e d i c a lS c i e n c e Runningt i t l e : ECGandm o r t a l i t yi nNIPPONDATA80 M a n u s c r i p t :1 7p a g e si n c l u d i n gt h i st i t l epage T a b l e s :5t a b l e s Addressf o rc o r r e s p o n d e n c e :H i r o s h iHOI 也e , M.D. c / oKeisenC l i n i c, 3 1 0 1 1Ohkubo, Ohkubo-cho, AkashiC i t y , HyogoP r e f e c t u r e, 6 7 4 0 0 5 1J a p a n . h h o r i b e @ h o t m a i l . c o m F a c s i m i l e& T e l e p h o n enumber:0 7 8 9 3 6・8300 唱 qJ q a 'A A b s t r a c t BACKGROUND:E l e c t r o c a r d i o g r a m(ECG)i soneo ft h emostp o p u l a rt o o l sf o rd a i l yc l i n i c s andh e a l t hcheckupandhasbeenusedf o rt h eN a t i o n a lSurveyonC i r c u l a t o r yD i s o r d e r s加 a s s e s st h eh e a l t hs t a t u si nJapanesep e o p l e .Thes i g n i f i c a n c et op r e d i c tm o r t a l i t yfroma l l c a u s e samongp e o p l ew i t hECGa b n o r m a l i t yi st obec l a r i f i e du s i n gn a t i o n a ls a m p l e s . METHODS:ECGf i n d i n g sr e c o r d e damong9, 629s u b j e c t sf o rN a t i o n a lSurveyonC i r c u l a t o r y D i s o r d e r s1980i nJapan, werec l a s s i f i e du s i n gt h eMinnesotaCodes( m c ) .T h e i rr e l a t i o n s h i p s t oa l lc a u s em o r t a l i t yo v e r1 9y e a r swereexaminedu s i n gaCoxp r o p o r t i o n a lhazardmodel a d j u s t e df o rs e x, a g e, s y s t o l i cb l o o dp r e s s u r e, b l o o dg l u c o s e, andsmokingh a b i t s . RESULTS: S u b j e c t sw i t habnormalQ-QSf i n d i n g s showeds i g n i f i c a n th i g hd e a t hhazard r a t i o s( t o3 . 7 1 ( m c 1 1 )t o1 .57( m c 1 3 ) )t ot h es u b j e c t swhoweref r e efromanymajorECG f i n d i n g s . Hazardr a t i o s were 1 .37 (mc2・1 )t o4 . 1 6 (mc2・5 )f o ra x i sd e v i a t i o n,and 1 .34 )t o1 .35(mc3・3 )f o rl e f th i g hRw a v e s .Thosewere1 .6 3(mc4・3 )t o2 . 5 9( m c 4 1 )f o rST (mc3・1 d e p r e s s i o n, and1 .54(mc5・3 )t o2 . 3 3(mc5・1 )f o rTa b n o r m a l i t y .Thel o w e rt h es e c o n dnumber o ft h eMinnesotaCodeswas, t h eh i g h e rhazardr a t i owaso b s e r v e di nt h eQ-QS,ST ,Tc o d e s . ・4 ), andlowTwaves(mc5・4, 5・5 )were Thehazardr a t i o so fj u n c t i o n t y p eSTd e p r e s s i o n(mc4 n o ts i g n i f i c a n t . CONCLUSIONS:E l e c t r o c a r d i o g r a p h i cf i n d i n g sd e f i n e dbyt h eMinnesotaCodeswereu s e f u l rr i s k t op r e d i c tt h er i s kf o rm o r t a l i t yfroma l lc a u s e sevena f t e ra d j u s t i n gf o rt h eo t h e rm吋o andt h er e s u l t ss u p p o r t e dau s e f u l n e s so ft h ee l e c t r o c a r d i o g r a mf o rh e a l t hc h e c k u p s . f a c t o r s, Keywords :E l e c t r o c a r d i o g r a p h i cf i n d i n g s,Minnesota c o d e s,E p i d e m i o l o g y ,Cohort study , M o r t a l i t y -134- I n t r o d u c t i o n Themajorc a u s e so fd e a t hhasbeenneoplasm,c e r e b r o v a s c u l a rd i s e a s e,andi s c h e m i c J a p a n .Thee l e c t r o c a d i o g r a p h i ce x a m i n a t i o ni so n eo ft h emost h e a r td i s e a s ei nt h e s ey e a r s, e f f i c i e n tand n o n i n v a s i v e methods used t oc h e c ka c o n d i t i o no ft h eh e a r t .I no r d e rt o oimplementa s e r i e so f d e c r e a s et h o s ed e a t h s,Japanesegovernmenthadworkedhardt m u l t i p h a s i ch e a l t hc h e c k u p st h r o u g h o u tt h ec o u n t r y ,i n c l u d i n gECGe x a m i n a t i o n(1). The r e l e v a n tm e d i c a ls t a f f sandt h ep a r t i c i p a n t smustbei n t e r e s t e di nt h ei m p l i c a t i o n so fa s p e c i f i cECGf i n d i n gf o rt h ep a r t i c i p a n t ' sp r o g n o s i s . Forane p i d e m i o l o g i c a lp u r p o s e, t h eMinnesotaCodes y s旬 m wasd e v e l o p e dbyHenry e v i s e dbyRonaldP r i n e a sando t h e r si n 1982(3). Blackburnando t h e r si n 1960(2),andr R e c e n t l yt h er e v i s e dc o d esystemwasusedworldwidet oc o n f i r mt h eo b j e c t i v i t yo fECG f i n d i n g s . TheJapaneseGovernmentperformedas e r i e so fN a t i o n a lS u r v e y sont h eC i r c u l a t o r y e s e a r c hgrouphadbeeno r g a n i z e dt of o l l o w u pt h o s e D i s o r d e r sa l m o s te v e r yt e ny e a r s(1). Ar u c ha so b e s i t y(4),smoking(5),serumu r i c p a r t i c i p a n t st oc l a r i f yt h er e l a t i o no fr i s kf a c t o r s,s a c i d(6), t o t a lc h o l e s t e r o l, ) 7 ( bloodpressure(8),r e s t i n gh e a r tr a t e(9) ands of o r t h(10)(11). These ー ,not p a r t i c i p a n t swerefroman a t i o n a ls t r a t i f i e drandomsamplet h r o u g h o u tt h ec o u n t r y merely n a t i o n w i d ep o o l e d samples by r e l e v a n tr e s e a r c h e r s .I t was an e p o c h making achievementt of o l l o wt h e s en a t i o n a l l ysampledp a r t i c i p a n t s andt oe v a l u a t et h e i rECG f i n d i n g so b j e c t i v e l yw i t ht h ebyMinnesotaCodes y s t e m .Thea t t e m p tc o u l dbea c h i e v e dby Labor ,and s u p p o r to fM i n i s t r yo fHealthandW e l f a r e( p r e s e n t l ynewM i n i s t r yo fHealth, W e l f a r e ) and e x t e n s i v ec o o p e r a t i o no fn e a r l y 300 l o c a l Health C e n t e r sa l o n g with c o l l a b o r a t o r sl i s t e di nAppendix1and1 1 .S i m i l a rt y p en a t i o n a lsampleswerea v a i l a b l ei nt h e UnitedS t a t e sf o rN a t i o n a lHealthandN u t r i t i o nSurveys1 9 7 1 7 5, 1 9 7 6 8 0, and1 9 8 8 9 4, and many v a l u a b l er e p o r t sp r e s e n t i n gy e a r b y y e a r (12)べ1へbutn o ty e tf o re x t e n s i v e ECG -13Sー f i n d i n g s . Thep u r p o s eo ft h i ss t u d ywast oi n v e s t i g a t et h er e l a t i o n s h i po fECGf i n d i n g sc o d e dby t h eMinnesotac o d es y s t e mt od e a t h so fa l lc a u s ebyf o l l o w i n g u p1 9y e a r so fn a t i o n a l s a m p l e sp a r t i c i p a t e di nt h eN a t i o n a lSurveyonC i r c u l a t o r yD i s o r d e r sdonei n1 9 8 0 . MaterialsandMethods TheJapaneseM i n i s t r yo fH e a l t handW e l f a r ec a r r i e do u tt h eN a t i o n a lSurveyon C i r c u l a t o r yD i s o r d e r si no r d e rt oc l a r i f yt h er e c e n ts t a t u so fJapanesep e o p l ebyexamining a l lr e s i d e n t sr e s i d e di nt h e300s t r a t i f i e drandomsamplea r e a ss e l e c t e dt h r o u g h o u tt h e c o u n t r yi n1 9 8 0 .AWorkingCommitteec h a r g e dl o c a lh e a l t hc e n t e r sonh e a l t hc h e c k u pi n t h ea s s i g n e da r e a sundert h eg u i d a n c ef o rt h eN a t i o n a lSurvey( t h ed e t a i l sd e s c r i b e di nan O f f i c i a lR e p o r tbyt h eM i n i s t r yはけ. I n 1980,1 0, 546p e o p l ep a r t i c i p a t e di nt h e Survey ( R e s p o n s er a t ewas7 9 . 1 % ),andt h eC o h o r tStudyGrouponA c t i v i t yi nD a i l yL i v i n gand P r e v e n t i o no fD e g r a d a t i o ni nQ u a l i t yo fL i f eamongt h eE l d e r l yf o l l o w e dthemupt o1 9 9 9 . TheC o h o r tStudyGroupi d e n t i f i e d9, 629( 4, 1 0 3malesand5, 535f e m a l e s )a l i v eo r deadp e o p l ew i t hECGr e c o r ds u c c e s s f u l l yby1 5th September1 9 9 9 .Amongthem,1 1 8were u tt h e ywered e f i n i t e l ya l i v et i l lt h et i m eo fmovingo u t l o s ta f t e rt h ed a t eo fmoving,b a c c o r d i n gt ot h e i ro f f i c i a lr e c o r d s, “r e s i d e n c er e g i s t r a t i o nr e c o r d "k e p ti nanyo n eo fl o c a l a d m i n i s t r a t i v eo f f i c e st h r o u g h o u tt h ec o u n t r y .Thenumbero fd e a t h swas1 , 327(13 . 8 % ), i n . 8 % )and616d e a t h sweref e m a l e s( 1 1. 4 % ) .Thed e t a i lc a u s e which7 1 1d e a t h sweremales(16 o fd e a t h samongt h i sc o h o r ta p p e a r e di nt h ep r e v i o u sp a p e r s倒 的 仰 andas e r i e so fannual r e s e a r c hr e p o r t s(11). Thef r e q u e n c yd i s t r i b u t i o no fd e a t h sd i dn o td i f f e rfromt h en a t i o n a l f i g u r e si n1 9 8 0・9 0 .AWorkingGroupo fECGCodingf o rt h eN a t i o n a lSurveyonC i r c u l a t o r y D i s o r d e r sc a r e f u l l yc o d e dt h e i re l e c t r o c a r d i o g r a m st w i c ebyi n d e p e n d e n tc o d e r swhob e l o n g e d t ot h ed i f f e r e n tu n i v e r s i t yo ri n s t i t u t i o ni n1980( A p p e n d i x1 1 ) .I ft h e r ewereanyd i s c r e p a n c y -136- i nt h e i rc o d e s, t h et h i r dw e 1 1 e x p e r i e n c e dc o d e r( o n eo ft h ea u t h o r s, HH)madef i n a ld e c i s i o n s t r i c t l ya p p l y i n gt h eo r i g i n a lc o d i n gr u l e(MinnesotaCodes1982(3). M可o rECGf i n d i n g swereabnormalQ-QS( m c 1 1t o1 ・3 ), a x i sd e v i a t i o n(mc2・1t o2・5 ), high R ( m c 3 1t o3 4 ),ST d e p r e s s i o n( m c 4 1t o4 4 ),T a b n o r m a l i t y (mc5・1 t o 5・5 ), a t r i o v e n t r i c u l a rc o n d u c t i o nd e f e c t( m c 6 1t o6 8 ), i n t r a v e n t r i c u l a rc o n d u c t i o nd e f e c t(mc7・1 ), arrhythmia( m c 8 1句 8・9 1 ), andm i s c e 1 1 a n e o u sf i n d i n g s( m c 9 1t o9・3, 9・5 ) .Thec o d e t o7・8 fa d d i t i o n a lJapanesef i n d i n gf o rminorTa b n o r m a l i t y( Ta m p l i t u d el e s sthan 5・5wasoneo o d e8 9 1wasa s s i g n e dt o onet e n t hbuto v e ronet w e n t i e t ho ft h eR a m p l i t u d e )(18).Thec fr e c o r d e db e a t sd e f i n e df o rt h eS u r v e y .Ad e f i n e dc o n t r o lgroup e c t o p i cb e a t sl e s sthan1 0% o wasf r e en o to n l yfromt h er e l e v a n tc o d et obea n a l y z e d, buta l s of r e efromanymajorECG c o d e s .Anabnormale l e c t r o c a r d i o g r a m(ECG)groupc o n s i s t e do fs u b j e c t swithanyo fmajor andi twasusedt oa n a l y z et h eo v e r a 1 1abnormalECGf i n d i n g s . ECGc o d e s, I no r d e rt oa p p l yam u l t i v a r i a t ea n a l y s i s, t h eCoxp r o p o r t i o n a lhazardmodel(19), t h e whichweres e x, a g ea so f1980, bodymass a u t h o r sc o n s i d e r e dt h emajorc o n f o u n d i n gf a c t o r s, y s t o l i cb l o o dp r e s s u r e,t o t a l serum c h o l e s t e r o l,b l o o dg l u c o s e,smoking and i n d e x,and s ,thehazardr a t i o so fbodymassi n d e x,d r i n k i n gh a b i t s,andt o t a l d r i n k i n gh a b i t s .However serum c h o l e s t e r o ld i dn o tshows t a t i s t i c a ls i g n i f i c a n c ebya s e r i e so fp r e t e s t s andwere e x c l u d e dfromf u r t h e ra n a l y s e s .Thenumbero fc i g a r e t t e sd i v i d e dsmokingh a b i t si n t o4 l e v e l s, sucha s3f o ro v e r40c i g a r e t t e s/ d a ぁ 2f o r21t o40,1f o r1t o20c i g a r e t t e s/ d a ぁ and0 f o rnon-smoker , t h el a s tofwhichi n c l u d e de 玄 ・s m o k e r s . I no r d e rt oc l a r i f yt h ee f f e c to fd e a t h sc l o s et ot h ed a t eo fexamination, t h eCoxd e a t h i n1983t o1999, andi n 1 9 8 5t o1 9 9 9 . hazardr a t i o swerec a l c u l a t e df o rd e a t h si n1980t o1999, As t a t i s t i c a lpackage, D r 'SPSS1 1(whichwasas u b s e to ft h eSPSSs e t s )wasusedf o rt h i s a n a l y s i s(20).Thehazardr a t i o sd e s c r i b e di nt h er e s u l ts e c t i o nwerea 1 1s t a t i s t i c a 1 1 ys i g n i f i c a n t b e s i d e so t h e r w i s es p e c i f i e d . ( p < 0 . 0 5 ), -137- Results Thenumbero fs u b j e c t sw i t hECGf i n d i n g sandd e a t h so fa l lc a u s eshowedi nT a b l e1 , a l o n gw i t ht h ed e a t hp e r c e n t a g e si n19y e a r s .Numbero fs u b j e c t si nt h er e f e r e n c egroupwas 535andt h ed e a t h swere836( 15 . 1 % )d u r i n gt h ef o l l o w u pp e r i o d .Numbero fs u b j e c t sw i t h 5, anymajorECGc o d ewas4, 1 0 3, andt h enumbero fd e a t h swas1 , 174d e a t h s( 2 8 . 6 % ) Thehazardr a t i o sof5T I s k血 c t o r sa 皿o ngs u b j e c t sa 1 0ngw i t h四 : yo neo fmajorECGc o d e s ( T a b l e2 ) t h ed e a t hhazardr a t i oo fs u b j e c t s Witha n a l y s i su s i n gCoxp r o p o r t i o n a lhazardmodel, d j u s t e df o rs e x,a g e, w i t hanyoneo fmajorECGf i n d i n g sweref o r m u l a t e di nT a b l e2,a s y s t o l i cb l o o dp r e s s u r e, b l o o dg l u c o s e, andsmokingh a b i t s . Thehazardr a t i oo f f e m a l e st omaleswas0 . 6 5 .Bys e p a r a t ea n a l y s i sbys e x, t h ehazard r a t i oo fs u b j e c t sw i t habnormalECGamongmaleswas1 .34, andt e n d e dt obeh i g h e rthan t h o s e( 1 .1 9 )i nf e m a l e s .Thehazardr a t i ot e n d e dt obeh i g h e ri nf e m a l e sthant h o s ei nmales 1 .29v s1 .1 8 ) . f o rsmokingh a b i t s( Thee f f e c tbyex c 1 u s i o no f t h ed e a t h sc l o s et ot h edateofe x a m i n a t i o n( T a b l e3 ) TheCoxhazardr a t i o so fm o r t a l i t yfroma l lc a u s e sweree s s e n t i a l l ys i m i l a rf o rt h e 1 .2 8 )anda f t e re x c l u d i n gt h ed e a t h sw i t h i n5 s u b j e c t sw i t habnormalECGf i n d i n gb e f o r e( y e a r sa f t e rt h ee x a m i n a t i o n( 1 .2 1 ) .Thoseo fs e x,s y s t o l i cb l o o dp r e s s u r e,b l o o dg l u c o s e,o r smokingd i dn o tchangea p p r e c i a b l y . Basedont h e s er e s u l t s,t h ef u r t h e ra n a l y s i sbyCoxp r o p o r t i o n a lhazardmodelwas performedw i t ha l ld e a t h st h r o u g h o u tt h ef o l l o w u pp e r i o d . Thehazardr a t i oofs u b j e c t sw i t h組 yoneofQ-QS , aKI sd e v i a t i o n, andh i g hRc o d e s( T a b l e4 ) 1 ) Q-QSc o d e s : TheCoxdeathhazardr a t i o so fs u b j e c t sw i t heachMinnesotac o d e s y s t o l i cb l o o dp r e s s u r e, b l o o dg l u c o s e, smokingh a b i t s, ands e xi fa p p l i c a b l e, a d j u s t e df o ra g e, wereshowni nT a b l e4 .Ther a t i o sf o rQ-QSc o d e1 ・1w eres i g n i f i c a n t l yh i g hi nb o t hs e x e s . ・ 3a l s oshowedas i g n i f i c a n te l e v a t i o n . Ther a t i of o rminorQ-QSc o d e1 一 138ー 2 ) A耳sd e v i a t i o nc o d e s : Thehazardr a t i of o ra x i sc o d e2・1( le f ta x i sd e v i a t i o n )was1 .3 7f o r 1 .19), c o n t r a r yt ot h a ti n maleandf e m a l ec o m b i n e d . Ther a t i owasn o ts i g n i f i c a n ti nmales( 1 .8 1 ) . f e m a l e s( i g h ta x i sd e v i a t i o n )weres i g n i f i c a n t l y Ther a t i o so fs u b j e c t switha x i sc o d e2・3(minorr highamongmalesandf e m a l e scombinedandamongm a l e s . Thehazardr a t i of o ra x i sc o d e 玄t remea 玄i sd e v i a t i o n,2 . 8 5 ) and 2・5( 4 . 1 6 ) was s i g n i f i c a n t l yhigh among t h es e x 2 4( e andtendedt ob eh i g h e rthant h o s ec o d e sf o r2・1, 2・2, o r2・3 . combinedandamongmales, 3 )High R c o d e s : The hazard r a t i o sf o rc o d e s 3・1 and 3 3( l e f t high R c o d e s ) were s i g n i f i c a n t l yhigha tt h esamel e v e l s . Thehazardr a t i of o rc o d e3 2wass i g n i f i c a n t l yhigh o d e3 3 o n l yi nm a l e s .Ther a t i of o rc o d e3 2tendedt obeh i g h e rthant h o s ef o rc o d e3・1andc i nm a l e s . Thehazardr a t i oofs u b . 附t swith 姐~y o neofSTd e p r e s s i o nandTabnorma 1 i t yc o d e s( ' 1 油l e4 ) 1 )STd e p r e s B I o nc o d e s : Am ong t h e hazard r a t i o sf o rc o d e4 1,4・2,4・3,and 4 4 (ST t h o s ef o rc o d e4 1andc o d e4・2weres i g n i f i c a n t l yhighi nt h es e xcombined, i n d e p r e s s i o n ), males and i nf e m a l e s . The hazard r a t i o so fs u b j e c t s with ST d e p r e s s i o n were o r d e r e d i nmalesandi nf e m a l e s . i n v e r s e l ybyt h es e c o n dc o d enumbersi nt h es e xcombined, 2 )Tabnorm a 1 i t yc o d e s : Amongt h ehazardr a t i o so fs u b j e c t swithT a b n o r m a l i t y ,thatf o r h eh i g h e s ti nf e m a l e sandi nt h es e xc o m b i n e d .Ther a t i oo fc o d e5 2wast h e c o d e5・1wast h i g h e s ti nm a l e s . Thehazardr a t i o sf o rc o d e5 4andf o rc o d e5・5weren o ts t a t i s t i c a l l y s i g n i f i c a n t . Thehazardr a t i oofs u b j e c t swith 四~y oneofa加・o v e n t r i c u 1 . ar血 dv e n加 i c u 1 . arc o n d u c t i ・ on d e f e c tc o d e s( T a b l e4 ) 1 )A t r i o v e n 加i c u 1 . arc o d e s : Amongt h e deathhazardr a t i o so fs u b j e c t swithi n c o m p l e t e t h a to fc o d e6・2wast h eh i g h e s ti nmalesandi nf e m a l e s . The a t r i o v e n t r i c u l a rb l o c k, s h o r tPQi n t e r v a Dwasa l s os i g n i f i c a n t l yhighi nmaleso rf e m a l e s . hazardr a t i of o rc o d e6・5( Ther a t i of o rc o d e6 3(PQp r o l o n g a t i o n )wass i g n i f i c a n t l yhigho n l yi nm a l e s . -139- 2 )ぬ n t r i c u 1 arc o d e s : A皿 ongt h ed e a t hh a z a r dr a t i o so fs u b j e c t sw i t hi n t r a v e n t r i c u l a rb l o c k c o d e( c o d e7 ・1 , 7 ・2 , 7 ・3 , 7 4and 7 ・5 ),t h o s ef o rc o d e7 ・1a nd 7・2were s i g n i f i c a n t l yh i g h . Al thought h er a t i of o rc o d e7 4wasa l s oh i g hb u tn o ts i g n i f i c a n ti nmalesandi nt h es e x e s c o m b i n e d .Thehazardr a t i oo fs u b j e c t sw i t hc o m p l e t er i g h tbund . leb r a n c hb l o c k( c o d e7 ・2 ) wass i g n i f i c a n to n l yi nf e m a l e sandi nt h es e x e scombined Theb azardr a t i oo fs u b j e c t sw i t banyoneo fa r r b y t b . m i aandDlIs c e l 1 a n e o u sc o d e s( T a b l e4 ) a t i oo fs u b j e c t sw i t hf r e q u e n te c t o p i cb e a t s( c o d e8 ・1 ) 1 )E c t o p i cb e a t s : Thedeathhazardr waso v e rd o u b l eb u tn o ts i g n i f i c a n ti nmalesandc l o s et od o u b l ei nt h es e xc o m b i n e d . The hazardr a t i ow i t hl e s sf r e q u e n te c t o p i cb e a t s( c o d e8 9・1 , Ano p t i o n a lc o d ef o rt h eN a t i o n a l S u r v e y )wasa l s oo v e rd o u b l eands i g n i f i c a n ti nm a l e s . “ 2 )A t r i a lf i b r i l l a t i o no rf l ue r : Amongt h eh a z a r dr a t i o so fs u b j e c t sw i t ha r r h y t h m i a, c o d e 8・3( a t r i a lf i b r i l l a t i o no rf l u t t e r )wast h eh i g h e s ti nf e m a l e sandi nt h es e x e sc o m b i n e d .The ( s i n u st a c h y c a r d i a )andc o d e8・8weres i g n i f i c a n t l yh i g ho n l yi n hazardr a t i o sf o rc o d e8・7 males, b u tn o ti nf e m a l e sa ta l l . 3 )Misce l 1 aneoU8c o d e s : Thedeathhazardr a t i oo fs u b j e c t sw i t hlowv o l t a g e( c o d e9・1 )was s i g n i f i c a n t l yh i g ho n l yi nt h es e xc o m b i n e d . Thehazardr a t i oo fs u b j e c t sw i t hSTe l e v a t i o n ( c o d e9・2 )wass i g n i f i c a n t l yh i g hi nt h es e x e scombinedandi nmales, b u tn o ti nf e m a l e s . ) was The h a z a r dr a t i oo fs u b j e c t sw i t hc o u n t e rc l o c k w i s er o t a t i o n( c o d e 9・4・1 s i g n i f i c a n t l yh i g ho n l yi n males,and t h a tw i t hc l o c k w i s er o t a t i o n( c o d e9 4・2 ) was s i g n i f i c a n t l yh i g hi ne a c hs e xandi nb o t hs e x e sc o m b i n e d . Ther a t i ow i t hh i g hTwave( c o d e9 ・5 )wass i g n i 白c a n t l yh i g hi nmalesandi nt h es e x e s c o m b i n e d . Thed e a t b s企' o mb e a r td i s e a s eamongt b es u b j e c t sw i t bECGc o d e s( T a b l e5 ) 1 ) AbnormalECGg r o u p :Thep r o p o 此i o no fh e a r td i s e a s ed e a t hi nt h eabnormalECGg r o u p i nf e m a l e st e n d e dt ob eh i g h e rthant h a ti nmales( 21 .9v s1 7 . 2% ) . 2) B yeacbECGc o d eg r o u p s -140一 Thep r o p o r t i o n so fd e a t hfromh e a r td i s e a s e st e n d e dt obeh i g h e ri nmaleswithQ-QS ,atrio-ventricularconduction d e f e c t ,andventricularcodes thani nf e m a l e s . a b n o r m a l i t y i twast r u eo ft h ed e a t h sfromi s c h e m i ch e a r t Althought h enumbero fc a s e swasl i m i t e d, d i s e a s e . Butt h ep e r c e n t a g ep r o p o r t i o n so fd e a t hfromh e a r td i s e a s e st e n d e dt obeh i g h e ri n e s p e c i a l l yl e f th i g hR, STd e p r e s s i o n, Ta b n o r m a l i t y , f e m a l e sw i t ht h eo t h e rECGc o d eg r o u p s, e c t o p i cb e a t s,a t r i a lf i b r i l l a t i o no rf l u t t e r ,lowv o l t a g e,o revenc o u n t e rc l o c ko rc l o c k w i s e r o t a t i o nc o d e s .Thed e a t hp r o p o r t i o no fd e a t h sfromc e r e b r a li n f a r c t i o ntendedt obeh i g hi n , butn o ts oh i g hi nmales(25.9%v s1 2 . 5% ) . f e m a l e sw i t ha t r i a lf i b r i l l a t i o no rf l u t t e r Discussion Oneo fmajorc o n t r i b u t i o n so ft h i ss t u d ycomesfromt h ee x t e n s i v en a t i o n a lsamples r e s i d i n gi ne x a c t l y300s t r a t i f i e drandomlysampleda r e a swhichweres u b s a m p l e sde 白n ed M i n i s t r yo fHealthandW e l f a r e( M i n i s t r yo fHealth, byt h eS t a t i s t i c a lI n f o r m a t i o nBureau, Labor ,andW e l f a r ea f t e rr e o r g a n i z a t i o ni n2 0 0 1 )f o rs e v e r a ln a t i o n a ls u r v e y si n1962,1972, 1980,1990,and2 0 0 0 .Theo v e r a l lr e s p o n s er a t ewaso v e r79%i nt h er e l e v a n tN a t i o n a l SurveyonC i r c u l a t o r yD i s o r d e r si n1980(1), butt h er e s p o n s er a t e si nm u n i c i p a la r e awere l o w e rthant h o s ei nr u r a la r e a s . The h i g h hazard r a t i oo ft h es u b j e c t sw i t h abnormal Q-QS f i n d i n g s showingt h e g e, p o s s i b l ep a s th i s t o r yo fm y o c a r d i a li n f a r c t i o nwaso b s e r v e devenc o n s i d e r i n gf o rs e x,a s y s t o l i cb l o o dp r e s s u r e,b l o o dg l u c o s e,andsmokingh a b i t s .I nt h es u b j e c t swithQ-Sf i n d i n g, p r o p o r t i o no fd e a t hfromh e a r td i s e a s eweretwot h i r do fa l ld e a t h sandt h a twasa l m o s t d o u b l et ot h o s ei nt h er e f e r e n c es u b j e c t s( T a b l e5 ) . T h i sr e s u l tc o r r e s p o n d st ot h ef a c tt h a ta s u b j e c tw i t hh i s t o r yo f m y o c a r d i a li n f a r c t i o nhast h eh i g h e rr i s ko f r e c u r r e n c e . Althoughp r e v a l e n c eo ft h eextremea x i sd e v i a t i o n( c o d e2 4, n = 5 )o ri n d e t e r m i n a t ea x i s -141- ( c o d e2・5,n = 6 )werer e l a t i v e l yr a r e、t h eo b s e r v e dh i g hh a z a r dr a t i o so fe a r l yd e a t hmight comefromanyd i s p o s i t i o no ft h eh e a r to rabnormalp r o p a g a t i o no ft h ee x c i t a t i o nduet oany s e r i o u sh e a r td i s e a s e . Theg e n e s i so fi n d e t e r m i n a t ea x i s was s u g g e s t e da sa p o s t e r i o r , r i g h t w a r dands u p e r i o ro r i e n t a t i o no ft e r m i n a lQRSf o r c e s, whichmightr e s u l tfromnumber byaq u a n t i t a t i v ev e c t o r c a r d i o g r a p h i ca n a l y s i sbyG o l d b e r g e rAL(21) o fc a u s e s, Theh i g hCoxh a z a r dr a t i o so fs u b j e c t sw i t hl e f th i g hR ( c o d e3・1o rc o d e3 ・3 ), duet o h y p e r t e n s i o n, c a r d i o m y o p a t h ぁv a l v u l a rd i s e a s e, o rs p o r t sh e a r ta sw e l la smerelyt h i nc h e s t , showst h es i g n i f i c a n c eo fm y o c a r d i a lh y p e r t r o p h yf o rp r e v e n t i o no fe a r l yd e a t h s .TheCox hazardr a t i oo fs u b j e c t sw i t hr i g h th i g hR ( c o d e3 ・2 )wast h eh i g h e rthant h o s eo fc o d e3 ・1 andc o d e3 3,thoughs i g n i f i c a n c ewasl o w e rmaybeduet of e w e rc a s e sw i t h3・2c o d e .The h i g h e s tb u tn o ts i g n i f i c a n thazardr a t i owaso b s e r v e df o rs u b j e c t sw i t hb i v e n t r i c u l a rh i g hR ( c o d e3 4 )whichwasaddedi nt h er e v i s e dMinnesotaCodes1982(3). Theh a z a r dr a t i oo fs u b j e c t sw i t hSTd e p r e s s i o nwash i g h e rthant h a to ft h o s ew i t hT a b n o r m a l i t y .S i n c e ST d e p r e s s i o nc o d es h o u l d be w i t hT a b n o r m a l i t y by d e f i n i t i o ni n t h ehazardr a t i oo fs u b j e c t sw i t hSTd e p r e s s i o nmayshowac o m b i n a t i o n Minnesotac o d e s2), e f f e c to fSTandT a b n o r m a l i t i e s .B e s i d e sc o r o n a r ya t h e r o s c l e r o s i s,STd e p r e s s i o nw i t hT a b n o r m a l i t ymightb ed e v e l o p e di nh y p e r t e n s i o n . STd e p r e s s i o nmightbeassumeda sa d/ o rh y p e r t e n s i v es t r e s sl e a d i n gt ot h er e l e v a n tc o m p l i c a t i o nsuch s i g no fa r t e r i o s c l e r o s i san f i n a l l yt od e a t h, a sshowni nT a b l e a sn o to n l yh e a r td i s e a s eb u ta l s oc e r e b r o v a s c u l a rd i s e a s e, 5 . Oneo fs t r i k i n gf a c t swast h a tt h eTa b n o r m a l i t ywasa l w a y smoref r e q u e n ti nf e m a l e s ,thehazardr a t i o so fs u b j e c t s thanmalesi na l m o s ta l lo fJapanesec o m m u n i t i e s . However ・3 )wereh i g hi nmalesandi nf e m a l e s .Thehazard w i t hT a b n o r m a l i t y( c o d e5 1t oc o d e5 r a t i oo fs u b j e c t sw i t hTa b n o r m a l i t yc o d e5 4wash i g hb u tn o ts i g n i f i c a n ti nt h i sa n a l y s i s . Thec o d e5・5,m i n i m a l l yl o wT,wasaddeda c c o r d i n gt oJapaneses c i e n t i s t st oMinnesota , t h i ss t u d yc o u l dn o ts u p p o r tt h es i g n i f i c a n c ea tt h emoment. c o d e s(18).However -142- Theh a z a r dr a t i oo fs u b j e c t sw i t hc o m p l e t el e f tb u n d l ebranchb l o c kwash i g h e rthan t h a to fc o m p l e t er i g h tb u n d l ebranchb l o c ki nm a l e s .However ,t h er a t i oo fc o m p l e t er i g h t b u n d l ebranchb l o c ki r if e m a l ewass i g n i f i c a n t l yh i g handl a r g e rthant h a to fc o m p l e t el e f t b u n d l ebranchb l o c k . I twasr e a s o n a b l et h a tt h ehazardr a t i oo fs u b j e c t sw i t hf r e q u e n te c t o p i cb e a t swas q u e n te c t o p i cb e a t s( c o d e8 9・1 ) .Thef r e q u e n te c t o p i cb e a t smight h i g h e rthant h a to fl e s s仕e andv e n t r i c u l a rf i b r i l l a t i o ni nc a s e l e a dt oa t r i a lf i b r i l l a t i o ni nc a s eo fs u p r a v e n t r i c u l a rb e a t s, o fv e n t r i c u l a rb e a t s . Theh a z a r dr a t i oo fa t r i a lf i b r i l l a t i o nwasc o m p a r a b l ew i t hmajor h i g h r i s kc o d e sa sQ-QS, STd e p r e s s i o n, Ta b n o r m a l i t ぁands oo n . R e s t i n gh e a r tr a t ewas ani n d e p e n d e n tp r e d i c t o ro f1 6 . 5・y e a rd e a t hi nt h i s same Japanesec o h o r tr e p o r t e dbyOkamuraTe ta l(10).Thes i g n i f i c a n tr e l a t i o nwaso b s e r v e do n l y i nmalesi nt h i ss t u d y , a sshowni nT a b l e4 .Thea s s o c i a t i o no fh e a r tr a t ew i t hc o r o n a r yh e a r t p a r t i c u l a r l ys t r i k i n gi nb l a c kwomena c c o r d i n g d i s e a s ewasr e p o r t e di nmalesandf e m a l e s, GillumRFe ta lw i t h o u tanys p e c i f i ce x p l a n a t i o n(16). TheCoxh a z a r dr a t i oo fs u b j e c t sw i t hSTe l e v a t i o nc o d e9・2wass i g n i f i c a n t l yh i g hi n u tn o ti nf e m a l e sa sshowni nT a b l e4 .R e c e n t l yBrugada malesandi nt h es e xcombined,b syndromewhichi n c l u d e dat y p eo fSTe l e v a t i o nhasbeenp r e s e n t e da sanewi n s i g h t(22), and s of u r t h e ra n a l y s i so fs u b j e c t sw i t hc o d e9 ・2s h o u l dbedonef o rt h e i rp r o g n o s e si nd e t a il . I ti sn o t e w o r t h yt h a tt h ehazardr a t i oo fs u b j e c t sw i t hc l o c k w i s er o t a t i o nc o d e9 ・4 ・2w as s i g n i f i c a n t l yh i g handc l o s et ot h a to fl o wv o l t a g e, a t r i a lc o n d u c t i o nd e f e c t s, o rh i g hTw a v e . Theo b s e r v e ds i g n i f i c a n t l yh i g hhazardr a t i of o rc o d e9 4 ・ 2wasas u r p r i s e, f o rt h ea u t h o r sd i d n o te x p e c tanyp r o g n o s t i cs i g n i f i c a n c ei nt h i sc o d eb e f o r e h a n d .Themechanismo rt h er e a s o n s h o u l dbec l a r i f i e dbyaf u r t h e ra n a l y s i sa sf a ra sp o s s i b l e . A c c o r d i n gt ot h ed e f i n i t i o no fCoxp r o p o r t i o n a lhazardmodel(20), t h ec a l c u l a t e dhazard r a t i o swouldg oupo rdownbyt h o s ec o n f o u n d i n gf a c t o r s,s u c ha ss e x,a g e,s y s t o l i cb l o o d p r e s s u r e, b l o o dg l u c o s e, smokingh a b i t s, andt h eo t h e rf a c t o r s .N a t u r a l l yt h ehazardr a t i ot o -143ー e a r l yd e a t h ss h o u l dbee v a l u a t e dbyc o n s i d e r i n ga l lo ft h o s er i s kf a c t o r si n c l u d e di nt h i s a n a l y s i s .Theonep r a c t i c a lwayt oa p p l yt h e s er e s u l t swast oe v a l u a t eo v e r a l ld e a t hr i s k doned i r e c t l ybyacomputerando n eo ft h eo t h e rwayswouldbew i t hu s i n gm u l t i d i m e n s i o n a l whichw i l lappeari nal a t e rp a p e r . t a b l ei n c l u d i n gt y p i c a l l e v e l so ft h e s er i s kf a c t o r s, Na t u r a l l yt h es e xd i f f e r e n c eo ft h er e s u l t scomesfromt h eb i o l o g i c a ld i f f e r e n c ea sw e l l a st h e i rs o c i a l l i f edi f I e r e n c e, sucha ss o c i a ls t r e s s, e a t i n gh a b i t s, e d u c a t i o nands oo n . Thee f f e c to ft h eremovalo fd e a t h sw i t h i n5y e a ra f t e rt h ee x a m i n a t i o nont h ehazard r a t i o swas e x a m i n e d . Thought h eo t h e rc o n f o u n d i n gf a c t o r s,sucha sa g e,s y s t o l i cb l o o d p r e s s u r e, b l o o dg l u c o s e, andsmokingh a b i t s,showedat r i v i a lo rnos i g n i f i c a n te f f e c t, anyo f majorECGf i n d i n g smightc o n t r i b u t emorei nsomec a s e so fd e a t h si nt h ee a r l yphaseo f o b s e r v e dp e r i o d . Thec a u s eo fd e a t h samongt h es u b j e c t sw i t hanyECGc o d emightbei n t e r e s t i n gand wasdemonstrateda st h ep e r c e n t a g ep r o p o r t i o ni nT a b l e5 . Theh i g h e s td e a t hhazardr a t i o s h e nw i t hT o fh e a r td i s e a s e s were o b s e r v e di nt h es u b j e c t sw i t h Q-QS f i n d i n g s,and t a b n o r m a l i t yanda l s ow i t hSTd e p r e s s i o n . I twasi m p r e s s i v et h a tt h ehazardr a t i o so f s u b j e c t sw i t hSTe l e v a t i o nwerecomparablew i t ht h o s eo fSTd e p r e s s i o nc o d e4 4, c o n s i d e r i n g r e c e n tr e p o r t so fBurgadasyndrome(22). I twasworthn o t et h a tt h ed e a t hp r o p o r t i o n sfrom , though t h eo t h e rc a u s eo fd e a t h samongt h es u b j e c t sw i t hlowv o l t a g ewerer e l a t i v e l yh i g h e r x e sc o m b i n e d . Thea u t h o r sa r eg o i n gt o t h ehazardr a t i o sweres i g n i f i c a n to n l yi nt h e目e a n a l y z eandt od i s c u s st h er e l a t i o n s h i pi nd e t a i l sandw i l lp u b l i s ht h er e s u l t sb e f o r el o n g . T h i ss t u d ydemonstratedas e r i e so fs t r i k i n gr e s u l t su s i n gn a t i o n a lsamplest og i v e c l e a rd a t at h er e l a t i o n s h i po fECGf i n d i n g so b j e c t i v e l yd i a g n o s e dt od e a t h sfroma l lc a u s e s . Thesed a t awouldbet h eb a s et op r e v e n te a r l yd e a t h sbyi n t e r v e n i n ga san a t i o n a lp r o j e c t , s u c ha st h eHealthJapan21o rHealthyp e o p l e2010i nt h eUSA.A lthought h ea u t h o r sc o u l d t h e r ewouldbeas t a r t i n gp o i n tf o r n o td i s c u s smucha b o u tt h es u b j e c t sg r o u po fs m a l ls i z e, f u r t h e rs t u d i e s . 一 144- Them o r b i d i t yhazardr a t i oo fs p e c i f i cd i s e a s e,sucha sc e r e b r a ls t r o k eo rm y o c a r d i a l n t e r e s t i n ga l o n gw i t hm o r t a l i t ぁ however ,i twasv e r yhard i n f a r c t i o n,wouldbemuchmorei t og e tsuchm o r b i d i t yd a t ao ft h es u b j e c t st h r o u g h o u tc o u n t r ya tt h emoment. 玄 p r o p o r t i o n a lhazardf o r I nt h i sa n a l y s i s,e a c hs p e c i f i cECGf i n d i n ge v a l u a t e dbyCo o m b i n a t i o no fECGf i n d i n g s would show a muchh i g h e r d e a t h so fa l lc a u s e,and anyc s i g n i f i c a n th a z a r d .Someo ft h ef u r t h e ra n a l y s i sonc o m b i n a t i o no fECGf i n d i n g sw i l lcomei n o u rl a t e rp a p e r s . Acknowledgement T h i ss t u d yc o n d u c t e d under t h ea u s p i c e so ft h e Japanese A s s o c i a t i o nf o r C e r e b r o・C a r d i o v a s c u l a rD i s e a s eC o n t r o lw i t har e s e a r c hg r a n tfromt h eM i n i s t r yo fHealth ,andW e l f a r e ),J a p a n .I no r d e rt og e tan andW e l f a r e( R e c e n t l yM i n i s t r yo fHealth,Labor o f f i c i a lp e r m i s s i o nt ou s et h en a t i o n a ld a t a b a s eo fd e a t h sfromt h eJapaneseGovernment, MasumiMinowa, M.D.( N a t i o n a lI n s t i t u t eo fP u b l i cH e a l t h )workedhardandd e s e r v e dt h e a 剖u 且t h o 町r 乍 s p e c i a la p p r e c i a t i o n . The a u t h o r s would l i k et oe 玄p r e s smany thanks t ot h e c o n t r i b u t i o nbymanyl i s t e dandu n l i s t e dc o l l a b o r a t o r sw i t ht h ep r i n c i p a li n v e s t i g a t o r sand a s s o c i a t e sl i s t e di nAppendix1 1and1 . Appendix1 NIPPONDATA80ResearchG r o u p .I na l p h a b e t i c a lo r d e rbyt h ef a m i l yname o fp r i n c i p a li n v e s t i g a t o r s, butn o tbyt h ea s s o c i a t e s ) NIPPONDATA80:A b b r e v i a t i o no f“ N a t i o n a lI n t e g r a t ePr 吋e c t sf o rP r o s p e c t i v eO b s e r v a t i o n basedont h ed a t ao ft h eN a t i o n a l o fNon-communicableD i s e a s e sAndi t sTr endi nt h eAged, Surveyi n1 9 8 0 " u 唱EA d a τ 、 戸 1 . C h a i r p e r s o n :H i r o t s u g uUeshima(Departmento fH e a l t hS c i e n c e,S h i g aU n i v e r s i t yo f M e d i c a lS c i e n c e, Otsu, S h i g a ) 2 . Consultant:Osamul i m u r a( H o k k a i d oJRS a p p o r oH o s p i t a l, S a p p o r o, H o k k a i d o ) 3 . P r i n c i p a 1i n v e s t i g a t o r s :TsutomuH a s h i m o t o .(Departmento fP u b l i cH e a l t h, Wakayama M e d i c a lC o l l e g e, Wakayama), H i r o s h iH o r i b e( A i c h iM e d i c a lU n i v e r s i t y ), Minorul i d a(Osaka M e d i c a lC e n t e rf o r Cancer and C a r d i o v a s c u l a rD i s e a s e s,Osaka),Kazunori Kodama (Departmento fH e a l t hS c i e n c e, I n s t i t u t eo fHealthS c i e n c e, HiroshimaU n i v e r s i t yo fS c h o o l o f M e d i c i n e, H i r o s h i m a ), MasumiMinowa( N a t i o n a lI n s t i t u t eo f P u b l i cH e a l t h, T o k y o ), A k i r a Okayama(Departmento fP r e v e n t i v eC a r d i o l o g y ,NationalCardiovascularCenter),Koryo Sawai ( J a p a n e s eA s s o c i a t i o nf o rC e r e b I ・ o c a r d i o v a s c u l a rD i s e a s eC o n t r o l,T o k y o ),S h i g e o S h i b a t a( C l i n i c a lN u t r i t i o n,KagawaN u t r i t i o nU n i v e r s i t y ,Saitama),ShigemichiTanaka (Departmento fC a r d i o l o g ぁC a r d i o v a s c u l a rC e n t e r , T e i n eK e i j i n k a i, H o k k a i d o ), KazuoUeda n i v e r s i t yS c h o o lo fHealthS c i e n c e "Fukuoka), ( D i v i s i o no fI n t e r n a lM e d i c i n e,KyushuU H i r o s h iYanagawa( S a i t a m aP r e f e c t u r eU n i v e r s i t y , S a i t a m a ) 4 . A s s o c i a t eMembers:KatsuhikoKawaminami(Departmento fE p i d e m i o l o g y ,National I n s t i t u t eo fP u b l i cH e a l t h, T o k y o ), T o s h i h i r oT a k e u c h i, MitsuruHasebe, FumitsuguKusano, w i t hs t a f f si n 300 P u b l i cH e a l t hC e n t e r s,Japan,Fumiyoshi K a s a g i( R a d i a t i o nE f f e c t s R e s e a r c hF o u n d a t i o n,H i r o s h i m a ),Y o s h i k u n i Ki t a " Takehiko Hayakawa,S o h e lR . Choudhury , (DepartmentofHealthS c i e n c e, S h i g aU n i v e r s i t yo f M e d i c a lS c i e n c e, S h i g a ) AppendixI I( L i s to fp r i n c i p a lc o l l a b o r a t o r sandh i sa s s o c i a t e si nt h eWorkingGroupf o r ECGc o d i n gi nt h eN a t i o n a lSurveyonC i r c u l a t o r yD i s o r d e r s,1980i na l p h a b e t i c a lo r d e rby t h ef a m i l ynameo fp r i n c i p a lc o l l a b o r a t o r sw i t ht h e i ri n s t i t u t i o ni n1 9 8 0 ) 1 . Modera ω' r :H i r o s h iH o r i b e( N a t i o n a lC a r d i o v a s c u l a rC e n t e ri n1 9 8 0 ) -146- 2 .P r i n c i p a 1C o U a b o r a t o r s :M i t u n o r iD o i (Tosa-Yamada H e a l t hC e n t e r ,Kochi ),S y u i c h i o n i s h i( N a t i o n a lC a r d i o v a s c u l a r Hatano( N a t i o n a lI n s t i t u t eo fP u b l i cH e a l t h ),MasamitsuK C e n t e r ),Y a s u s h i Morisawa (Dokkyo U n i v e r s i t yS c h o o lo fM e d i c i n e ),C h i a k i Sasade (Takikawa Health C e n t e r , Hokkaido), Koryo Sawai (Japanese Association f o r C e r e b r o ・ C a r d i o v a s c u l a rD i s e a s eC o n t r o , ) l ShigeoShibata(KagawaN u t r i t i o nU n i v e r s i t y ), T a k a s h iShimamoto( U n i v e r s i t yo fTsukubaS c h o o lo fM e d i c i n e ), H i r o n o r iToshima(Kurume i r o s h i Yanagawa ( J i c h iM e d i c a lU n i v e r s i t y ),Tsutomu U n i v e r s i t yS c h o o lo fM e d i c i n e ),H l ) Hashimoto( J i c h iM e d i c a lS c h o o 3 . A s s o c i a t eC o U a b o r a t o r s :Takashi Kato ( A i c h iM e d i c a lU n i v e r s i t y ),T a k a h i r o Usami (DokkyoU n i v e r s i t yS c h o o lo fM e d i c i n e ), KazuakiShimamoto( S a p p o r oM e d i c a lU n i v e r s i t y ), Kazuo Suzuki( A k i t aI n s t i t u t eo fC e r e b r o v a s c u l a rD i s e a s e ),Y o s h i h i k oWatanabe(Fu j i t a H e a l t hU n i v e r s i t yS c h o o lo fM e d i c i n e ),T a k a s h i Watanabe ( N a t i o n a l Ohta H o s p i t a l, Sh 祖 国n e ) References 1 .M i n i s t r yofHealthandW e l f a r e, J a p a n :R e p o r to f t h eN a t i o n a lSurveyonC i r c u l a t o r y D i s o r d e r s1 9 8 0 .JapanHeartF o u n d a t i o n, Tokyo, 1 9 8 3 .( l nJapanesew i t hE n g l i s hsummary) 2 .BlackburnH,KeysA,SimonsonE,Rautaha 吋uP,PunsarS :Thee l e c t r o c a r d i o g r a mi n 7 5 . p o p u l a t i o ns t u d i e s ;Ac l a s s i f i c a t i o ns y s t e m .C i r c u l a t i o n1 9 6 0 ;2 1 : 1 1 6 0・1 3 .P r i n e a sRJ, CrowRS, BlackburnH:TheMinnesotaCodeManualo fE l e c t r o c a r d i o g r a p h i c F i n d i n g s .StandardandP r o c e d u r e sf o rMeasurementandC l a s s i f i c a t i o n .Wrigh t I P SGI n c . B o s t o n, 1 9 8 2 . .,HayakawaT,Ki t aY, UeshimaH . :Changesi nBody 4 .L i uL,ChoudhurySR,OkayamaA MassI n d e xandi t sR e l a t i o n s h i p sωOtherC a r d i o v a s c u l a rR i s kF a c t o r samongJapanese P o p u l a t i o n :R e s u l t sfromt h e1980and1990N a t i o n a lC a r d i o v a s c u l a rS u r v e y si nJ a p a n .J -147- E p i d e m i o l1 9 9 9 ; 9 : 1 6 3・7 4 . t aY,HayakawaT, 5 . LiuL,UeshimaH,OkayamaA,NakamuraY,ChoudhurySR,Ki KadowakiT . andWatanabeM:D i f f e r e n c e si nD i e t a r yH a b i t sandR e l a t i v eBodyWeight o SmokingS t a t u s :R e s u l t sfromt h e 1990Na t i o n a lC a r d i o v a s c u l a rSurveyi n A c c o r d i n gt J a p a n .CVDP r e v e n t i o n1 9 9 8 ; 1 : 2 8 2・8 9 . 6 .SakataK,HashimotoT,UeshimaH.OkayamaA .f o rt h eNIPPONDATA80Research G r o u p .Absenceo fana s s o c i a t i o nbetweenserumu r i ca c i dandm o r t a l i t yfromc a r d i o v a s c u l a r d i s e a s e :NIPPONDATA80, 1980・1 9 9 4 .EurJE p i d e m i o 1 2 0 0 1 ; 1 7 : 4 6 1 6 8 t aY,OkayamaA,UeshimaH.f o rt h eNIPPON 7 .OkamuraT,KadowakiT,HayakawaT,Ki DATA80 RESEARCH GROUP: What c a u s eo fm o r t a l i t y can we p r e d i c t by c h o l e s t e r o l 0 . s c r e e n i n gi nt h eJapaneseg e n e r a lp o p u l a t i o n ?JI n tMed2 0 0 3 ; 2 5 3 : 1 6 9・8 ) :I mpacto fb l o o dp r e s s u r eons t r o k e, 8 .NIPPONDATA80ResearchGroup(OkayamaAe tal h e a r td i s e a s e and c a r d i o v a s c u l a rd i s e a s e s among p o p u l a t i o n randomly s e l e c t e d from lnp r e s s ) J a p a n e s e .JHumHypertens2 0 0 3 .( 9 .OkamuraT,HayakawaT,KadowakiT,Ki t aY,OkayamaA,E l l i o t tP,UeshimaH,f o rt h e NIPPONDATA80ResearchG r o u p :R e s t i n gh e a r tr a t eandc a u s e s p e c i f i cd e a t hi na1 6 . 5 y e a r c o h o r ts t u d yo f t h eJapaneseg e n e r a lp o p u l a t i o n .AmHeartJ2 0 0 4 ; 1 4 7 : 1 0 2 4 3 2 . OkayamaA, UeshimaH, Ki t aY, ChoudhurySRandTamakiJ .onb e h a l fo f 1 0 .HayakawaT, t h eNIPPONDATA80ResearchG r o u p .P r e v a l e n c eo fImpairedA c t i v i t i e so fD a i l yL i v i n gand t h eImpacto fS t r o k eandLowerLimbF r a c t u r ei nE l d e r l yP e r s o n si nJ a p a n .CVDP r e v e n t i o n 2 0 0 0 ; 3 : 1 8 7・9 4 . 1 1 .TheC o h o r tStudyGrouponA c t i v i t yi nD a i l yL i v i n gandP r e v e n t i o no fD e g r a d a t i o ni n Q u a l i t yo fL i f eamongt h eE l d e r l yi nt h eN a t i o n a lSampleA r e a s :Researchr e p o r t1999o f c o h o r ts t u d yona c t i v i t yi nd a i l yl i v i n gandp r e v e n t i o no fd e g r a d a t i o ni nq u a l i t yo fl i f eamong 0 0 0 .( l n t h ee l d e r l yi nt h en a t i o n a lsamplea r e a s .P u b l i s h e dbyt h eStudyGroup,Ohtsu,2 J a p a n e s e ) . -148ー 1 2 .ZackPM, WiensRD, KennedyHL:L e f ta x i sd e v i a t i o nanda d i p o s i t y :t h eU n i t e dS t a t e s a r d i o I 1 9 8 4 ; 5 3 : 1 1 2 9 3 4 . HealthandN u t r i t i o nExaminationS u r v e y .AmJC 1 3 .G i l l u m RF: E p i d e m i o l o g yo fr e s t i n gp u l s er a t eo fp e r s o n ' sa g e ' s2 5 7 4 d a t a from NHANES1 9 7 1・7 4 .P u b l i cHealthRep1 9 9 2 ; 1 0 7 : 1 9 3・2 0 1 . 1 4 .GillumRF , MakucDM, FeldmanJ J :Heartr a t e, c o r o n a r yh e a r td i s e a s e, andd e a t h :The NHANES1E p i d e m i o l o g i cf o l l o w u ps t u d y .AmHeartJ1 9 9 1 ;1 2 1 : 1 7 2 7 7 . 1 5 .G i l e sW H,C r o f tJB,GreenlundKJ,FordES,K i t t n e rS J :A s s o c i a t i o nbetweent o t a l h o m o c y s t ( e ) i n eandt h el i k e l i h o o df o rah i s t o r yo fa c u t em y o c a r d i a li n f a r c t i o nbyr a c eand e t h n i c i t y :R e s u l t sf r o mt h eT h i r dN a t i o n a lH e a l t handN u t r i t i o nExaminationS u r v e y .Am HeartJ2 0 0 0 ; 1 3 9 : 4 4 6・5 3 . 1 6 .BrownD W ,G i l e sW H,GreenlundKJ,V a l d e zR,C r o f tJ B :I m p a i r e df a s t i n gg l u c o s e, d i a b e t e sm e l l i t u s, andc a r d i o v a s c u l a rd i s e a s er i s kf a c t o r sa r ea s s o c i a t e dw i t hp r o l o n g e dQTc d u r a t i o n .R e s u l t sfromt h eT h i r dN a t i o n a lH e a l t handN u t r i t i o nExaminationS u r v e y .J C a r d i o v a s cR i s k2 0 0 1 ; 8 : 2 2 7・3 3 . i l e sWH:Changesi np r e v a l e n c eo fn o n f a t a lc o r o n a r yh e a r td i s e a s ei nt h e 1 7 .FordES,G U n i t e dS t a t e s企om1 9 7 1 1 9 9 4 .EthnD i s2 0 0 3 ; 1 3 : 8 5 9 3 . 1 8 .H o r i b eH:Ac l a s s i f i c a t i o no fe l e c t r o c a r d i o g r a p h i cf i n d i n g s .I nFukudaA :Ahandbookf o r c a r d i o v a s c u l a rd i s e a s ec o n t r o l .P242 ・6 2, I s h i y a k uP u b l i s h i n gC o ., Tokyo, 1 9 8 3 .( I nJ a p a n e s e ) 1 9 .CoxDR:R e g r e s s i o nmodelsandl i f et a b l e s .J o u r n a lo ft h eR o y a lS t a t i s t i c a lS o c i e t y , S e r i e s 2 0 . B1 9 7 2 ; 3 4 : 1 8 7・2 D r 'SPSS1 1 " . 2 0 .A Coxp r o p o r t i o n a lhazardr e g r e s s i o nmodeli nt h es t a t i s t i c a lp a c k a g e“ Nankodo, Tokyo, 1 9 9 9 . 21 .G o l d b e r g e rAL:Theg e n e s i so fi n d e t e r m i n a t ea x i s :aq u a n t i t a t i v ev e c t o r c a r d i o g r a p h i c . a n a l y s i s .JE l e c t r o c a r d i o l1 9 8 2 ;1 5 : 2 2 1・6 BrugadaP, BrugadaJ, BrugadaR, TowbinJA, NademaneeK :Brugada 2 2 .A n t z e l e v i t c hC, o l lC a r d i o l2 0 0 3 ; 4 1 : 1 6 6 5 7 1 . s y n d r o m e :1 9 9 2 2 0 0 2 .JA皿 C -149- Ta b l e1 .Numbero fs u b j e c t sandd e a t h s( inp a r e n t h e s i s )amongthemw i t he l e c t r o c a r d i o g r a p h i cf i n d i n g sbyM i n n e s o t acode,1 9 y e a rf o l l o wup, 1980-1999,NIPPONDATA 80( t h ed e a t hp e r c e n t a g e si nboldfacei t a l i ct y p e ) 2 ECGcode 1Q-QScode 2A x i s -H 切 。 │ 3Rwave 3 -4 16(11) 6 8 . 8 3 6 ( 1 9 ) 136(5 1 ) 5 2 . 8 . 5 37 160(7 1 ) 44 . 4 8(1 ) 1 4 1(2 5 ) 1 2 . 5 . 7 17 5(4 ) 8 0 . 0 903(293) 32 . 4 26(8 ) 598( 1 4 2 ) 3 0 . 8 23. 7 2(1 ) 5 0 . 0 R J V ECGsub-code -6 ー7 -8 9 Total 1 8 8(8 1 ) 4 3 . 1 6( 3 ) 5 0 . 0 3 5 1( 1 0 4 ) 2 9 . 6 1 5 1 8( 4 4 4 ) 292 7 ) 278( 2 0( 7 0 ) 72(3 528( 2 4 3 ) 6 1(4 9 ) 1 8 7 ) 80 . 3 5 8 . 3 4 6 . 0 3 51. 4 31. 25(2 2 ) 240( 9 9 ( 3 8 ) 276( 7 8 ) 849( 3 5 7 ) 1 0 3 ) 1 1 6 ) 226( 5Ta b n o r m a l i t y 4 5 . 6 48 4 2 . 0 8 8 . 0 . 3 38 . 4 28 . 3 6 3 ) 237(7 6 ) 3(2 ) 3(2 ) 187( 34(7 ) 1 2(2 ) 6A-Vc o n d u c t i o n 3 2 . 1 66 . 7 33 66 2 0 . 6 . 7 . 7 . 7 1 6 558( 1 9 0 ) 20( 6 3 ) 1 5(2) 2 8 8( 6 6 ) 3 ) 1 28( 4 6 ) 7V e n t r i c u l a rc o n d u c t i o n 20(1 0 0 3 4 . 1 65 . 0 . 1 40. 0 202 35 5 2 . 5 ) 1 3 0 2 ) 2(2 ) 62( 4 3 ) 2(0) 3 3( 2 8 ) 1 6 2( 4 3 ) 4 9 6 ( 1 4 8 ) 984( 120(3 3 ) 8A r r h y t h m i a 0 7(5 30 . 7 2 1 . 1 2 6 . 5 2 9 . 8 1 0 0 . 0 0 0 7 1. 4 2 7 . 5 69 . 4 9(5 ) 4647( 97(4 1 ) 343(74) 1 1 7 ) 9M i s c e l l a n e o u s 5 6 0 1 ( 1 1 6 4 ) 9 2 7 ) 505( 20.8 1 9 . 9 2 1 . 6 232 5 5 . 6 42 . 3 4STd e p r e s s i o n 8 9 1Prematureb e a t sく1 0 % :2 3 9 ( 1 0 4 )4 3 . 5% Seet e x tf o rcode5-5 % 9-4-2C l o c k w i s er o t a t i o n :6 9 3 ( 2 1 8 )312% 9 4 1Counterc l o c k w i s er o t a t i o n :3 9 5 4 ( 7 0 9 )1 7 . 9, Thec o n t r o lg r o u pw i t h o u tm a j o rECGc o d e s :5, 535( 8 3 6 ) 15 . 1 % T a b l e2 Coxh a z a r dr a t i o so fm司o rr i s kf a c t o r st oa l lc a u s emo代 a l i t yamongt h es u b j e c t si nt h e1 9y e a r so f f o l l o w u pp e r i o d,1 9 8 0t o1 9 9 9,NIPPONDAT A8 0 . R i s kf a c t o r si n c l u d e d lHUH- Sex( M a l e sv sF e m a l e s ) Y e a r so fa g e g ) S y s t o l i cBP(mmトI B l o o dg l u c o s e(m g/d l ) Smokingh a b i t s( 0 3 ) + A b n o r m a lECG( 0, 1 )++ M a l e sa n dF e m a l e s M a l e s F e m a l e s * * * * * * 1.11(1.11-1.12) * * * * 1.004(1.001-1.007)* 1 . 0 0 3( 1 . 0 0 2 1 . 0 0 4 )* * 本 1 . 1 8 ( 1 . 1 0 1 . 2 8 ) * 紳 * * * 1 . 34( 1 . 18 ー1 . 5 2 )* * * 0 . 6 5( 0 . 5 2 0 . 7 4 ) 1 . 12( 1 . 1 1 1 . 1 2 ) 1 . 0 0 4( 1 . 0 0 2 1 . 0 0 6 ) 1 .0 0 3( 1 .0 0 2ー1 . 0 0 4 )* 林 1 . 22( 1 . 14-1 . 3 1 8 ) 1 .2 8( 1 .1 7 -1 .4 0 8 )本** * ヰキキ pく0 . 0 0 1 林 pく0 . 0 1 pく0 . 0 5 +Seet e x t T h i swasam u l t i v a r i a t ea n a l y s i sb yCoxp r o o p o r t i o n a lh a z a r dm o d e l,doneb ys e x s . ++Number( d e a t h s )i nAbnormalECGg r o u pw i t ha n ym司o rECGc o d e :4, 1 0 3( 1, 1 7 4 ) :2 8 . 6 %d i e d . o n f i d e n c ei n t e r v a l so ft h er a t i oi np a r e n t h e s i s 9 5%c *林 * * * * * * * * * .1 3 ) 1 . 1 2( 1 . 1 2 -1 1 . 0 0 4( 1 . 0 0 1 1 . 0 0 7 )本 1 . 0 0 3( 1 . 0 0 2 -1 .0 0 5 ) 1 . 29( 1 . 0 8 1 . 5 4 ) 1 . 1 9( 1 . 0 4 1 . 3 6 ) a z a r dr a t i oo fm a j o rr i s kf a c t o r st oa l lc a u s em o r t a l i t yb e f o r ea n da f t e re x c l u s i o no ft h ed e a t h s T a b l e3 Coxh TA8 0 . w i t h i n3a n d5y e a r sj u s ta f t e rt h ee x a m i n a t i o ni n1 9 8 0,NIPPONDA Sex( M a l e sv sF e m a l e s ) Y e a r so fa g e S y s t o l i cBP(mmHg ) B l o o dg l u c o s e(m g/d l ) Smokingh a b i t s( 0 3 ) + AbnormalECG( 0, 1 ) + + ドd CJ1 、 E3 * * 1 9 8 5t o1 9 9 9 1 9 8 3t o1 9 9 9 1 9 8 0t o1 9 9 9 0 . 6 4 5( 0 . 5 8 2 0 . 7 1 4 )キ** 1 . 11 7( 1 . 11 2 -1 . 12 2 )*キ* 1 . 0 0 4( 1 . 0 0 2 1 . 0 0 6 )*林 1 . 0 0 3( 1 . 0 0 2 1 . 0 0 4 )*料 1 .2 19( 1 . 1 3 6 -1 .3 0 8 )林 * 1 . 2 7 6( 1 . 1 6 5 -1 . 3 9 8 ) * * * 0 . 6 3 1( 0 . 5 6 4 0 . 7 0 6 )* * * * * * 1.117(1.111-1.122)林 * 1 .0 04( 1 . 0 0 2 -1 .0 0 7 )* * * 1 . 0 0 3( 1 . 0 0 2 1 . 0 0 4 )* * * 1 . 2 1 7( 1 . 1 2 7 1 . 3 1 5 )* * * * * 1.210(1.096-1.335)* 0 . 6 4 8( 0 . 5 8 3 0 . 7 2 1 )* * 本 1 .1 1 7( 1 . 11 2 -1 . 12 2 ) 1 . 0 0 4( 1 . 0 0 2 1 . 0 0 7 )本** 1 . 0 0 3( 1 . 0 0 2 1 . 0 0 4 )ヰヰ* 1 . 2 1 6( 1 . 129-1 .3 0 9 )本 * 本 1 . 2 4 5( 1 . 11 3 1 . 3 6 8 ) ホ**pく0 . 0 0 1 . 0 5 pく 0 . 0 1 *pく0 +Seet e x t ++AbnormalECG:Anym a j o re l e c t r o c a r d i o g r a p h i cf i n d i n gb yM i n n e s o t aC o d e :O=no,l = ye s T a b l e4 Coxh a z a r dr a t i o so ft h es u b j e c t sw i t hm司j o re l e c t r o c a r d i o g r a p h i cf i n d i n g sf o ra l lc a u s e m o r t a l i t yi n1 9 8 0t o1 9 9 9,NIPPONDAT A 8 0 . M i n n e s o t acode M a l e sa n dF e m a l e s Q-QS 1 1 Q-QS 1 2 Q-QS 1 3 * * * * * * * * 1 . 8 1( 1 . 5 7 2 . 6 5 )* * 3 . 7 1( 1 . 7 8 7 . 7 0 1 . 7 5( 1 . 1 0 2 . 7 8 ) 1 . 5 7( 1 . 1 8 2 . 0 9 ) 3 . 7 1( 1 . 7 8 7 . 71 ) 2 . 2 2( 1 . 2 7 3 . 8 6 ) 1 . 5 9( 1 . 0 8 2 . 3 4 ) 4. 46( 1. 41 1 4 . 0 5 ) 1 . 2 4( 0 . 5 1 2 . 9 9 ) 1 . 5 4( 1 . 0 1 2 . 3 5 ) 0 . 6 9( 0 . 1 0 4 . 9 2 ) 1 . 8 0( 1 . 2 1 2 . 6 9 )* 本 2 . 8 5( 1 . 0 6 7 . 6 7 ) 4 . 1 6( 1 .3 2 5 1 3 . 0 5 ) 1 . 1 9( 0 . 8 6ー1 . 6 6 ) 1 . 2 2( 0 . 1 7 8 . 6 8 ) 1 . 8 3( 1 . 1 2 2 . 9 8 ) 3 . 3 6( 1 . 2 4 9 . 0 9 ) 4 . 5 6( 1 .4 5 1 4 . 4 ) 1 . 7 1( 0 . 8 4 3. 47 ) 司 内 司 内 司 斗 * * * * * * * 1 .34( 1 . 16-1 .5 4 )* * * 1.33(1.08-1.56)* 1 . 9 1( 0 . 9 5 3 . 8 4 ) 3 . 3 9( 1 .0 8 1 0 . 6 )* 1 . 3 5( 1 . 1 2 -1 .6 2 )* * 1.30(1.03-1.55)* 3 . 5 6( 0 . 5 0 2 5 . 3 8 ) * * * 6 . 3 1( 0 . 8 7 4 5 . 6 8 )+ 1 . 4 0( 1 . 11 -1 .7 5 )* 本 1 . 4 5( 0 . 6 0 3 . 5 0 ) 1 .4 5( 1 .0 8 1 . 9 4 ) * * * * * * * * 4 1 4 2 4 3 4-4 2 . 5 9( 1 . 9 1 3 . 5 2 ) 2 . 0 0( 1 . 5 5 2 . 5 7 )キ** 1 . 6 3( 1 . 1 6 2 . 2 9 )* 本 1 . 1 5( 0 . 9 2 1. 4 4 ) 2 . 7 9( 1 . 8 5 4 . 2 2 )*ホ* 2 . 3 8( 1 . 5 6 3 . 6 1 )* * ホ 1 . 5 5( 0 . 9 0 2 . 6 5 ) 1 . 3 5( 0 . 9 7 1 . 8 7 )+ 5 1 5 2 5 3 5-4 5 5 2 . 3 3( 1 . 5 1 3 . 6 1 )* 本 本 1 . 8 2( 1. 49 2 . 2 2 )牢本* 1 . 5 4( 1 . 2 4 1 . 9 1 )*本* 1 . 3 5( 0 . 9 6 1 . 8 8 )+ 1 . 0 6( 0 . 8 4 1 . 3 4 ) 2 . 2 7( 1 . 2 4 4 . 1 6 ) 2 . 5 2( 1 . 8 6 3. 42 ) 1 . 6 2( 1 . 14 2 . 3 1 ) 1 . 45( 0 . 9 0ー2 . 3 2 ) 1 . 0 2( 0 . 6 8 1 . 5 2 ) 2 . 5 3( 1 . 3 4 4 . 7 8 ) 1 . 43( 1 . 0 9 1 . 8 7 ) 1 . 5 6( 1 . 1 8 2 . 0 5 ) 1 . 2 6( 0 . 7 8 2 . 0 3 ) 1 .0 5( 0 . 7 9 1 . 4 1 ) 2 . 0 1( 0 . 5 0 8 . 1 0 )、 7 . 8 2( 1 . 9 5 3 1 . 3 9 )* キ 1 . 2 3( 0 . 9 5 1 . 6 0 ) 1 . 1 6( 0 . 2 9 4 . 6 5 ) 2 . 2 1( 1 . 0 5 4 . 6 6 ) 4 . 1 6( 0 . 5 8 2 9 . 9 3 ) 1 4 . 2 9( 1 .9 7 1 0 4 . 0 )* 本 1 .3 8( 1 . 0 2 1 . 8 7 ) 1 . 3 3( 0 . 3 3 5 . 3 6 ) 3 . 7 1( 1 . 3 8 9 . 9 7 ) 1 . 2 2( 0 . 1 7 8 . 7 0 ) 5 . 3 7( 0 . 7 5 3 8 . 2 5 )+ 0 . 9 8( 0 . 5 8 1 . 6 4 ) 1 .44( 1 . 1 1 1 . 8 8 )キ* 1 . 2 0( 0 . 9 3 1 . 5 5 ) 2 . 2 0( 0 . 5 5 8 . 8 7 ) 1 . 0 3( 0 . 7 6 1 . 3 8 ) 1 . 2 1( 0 . 8 7 -1 .6 8 ) 1 . 3 7( 0 . 9 7 1 . 9 2 )+ 3 . 2 3( 0 . 8 0 1 3 . 1 3 ) 1 . 16( 0 . 7 8 1 . 7 1 ) 1 .9 2( 1. 45 2 . 5 4 )* キ ホ 2 . 1 4( 0 . 5 3 8 . 6 4 ) 2. 4 2( 1 . 7 7 3 . 3 1 ) 1 . 3 1( 0 . 5 4 3 . 1 6 ) 1 . 3 4( 0 . 9 7 1 . 9 7 ) 1 . 2 9( 0 . 9 4 1 . 7 5 ) 41( 1 . 6 7 2. 49 ) 2. 2. 41( 0 . 5 9 9 . 8 0 ) 1 . 9 4( 1 . 1 6 3 . 2 2 ) 0 . 9 2( 0 . 1 3 6 . 5 7 ) 2 . 7 3( 1 . 5 1 4 . 9 3 ) 1 . 4 8( 1 . 0 6 2 . 0 7 ) 内 4Ent d a EU -一一mononomono vvvvv vvvvv ququcucu TETETaT'TE A A A A A TTTT H i g hR H i g hR H i g hR H i g hR 4E L d a 一 一一一 d O dnd 2 1 2 2 2 3 2-4 2 5 A x i s A x i s A x i s A x i s A x i s * * * * * * 1 . 3 7( 1 . 0 7 -1 .7 6 )* F e m a l e s M a l e s 斗 ロ H口H 口 Hロ H D H D H AAAAAA 7 1 7 2 7 3 7-4 7 5 8 1 8 2 8 3 8 6 8 7 8 8 MMMMMMM AR 8 9 1 9 1 9 2 9 3 1 9-3-2 9 4 1 9-4-2 9 5 * 2 . 1 1( 1 . 2 2 3 . 6 7 )* * * * * * * * * * * * 3 . 0 6( 1 . 5 0 6 . 2 4 )* * 1 . 4 5( 1 . 1 8 ー1 . 7 9 ) * * * * * * * * 2 . 0 7( 1 . 5 8 2 . 7 2 )* * * 1 . 7 6( 0 . 7 3 4 . 2 7 ) 1 . 45( 0 . 9 0 2 . 3 6 ) 1 . 0 8( 0 . 9 6 1 . 2 2 ) 1 .4 7( 1 . 2 6 ー1 . 71 ) 1 . 2 8( 1 . 0 5 1 . 5 6 ) 1 .7 0( 0 . 9 3 3 . 1 1 )+ 1 . 3 2( 1 . 0 2 -1 .7 1 ) 1 . 8 9( 0 . 7 8 4 . 5 9 ) 1 . 3 6( 0 . 7 7 2 . 4 2 ) 1 . 18( 1 . 0 1 -1 .3 9 ) 1 .5 5( 1 . 2 6 -1 .9 0 ) 1 . 2 98 1 . 0 4 1 . 6 0 ) * * * * * * 1 . 47( 1 . 0 7 2 . 0 3 )* 1 .3 3( 1 . 0 4 1 . 7 1 )* * * * * * * *pく0.001 * *pく0.01 *pく0.05 +pく0.1 2. 46( 1 . 5 6 3 . 8 6 ) 1 .9 1( 1 . 3 9 2 . 6 4 ) 1 .7 2( 1 . 1 0 2 . 6 7 ) 1 . 0 0( 0 . 7 3ー1 . 3 7 ) * * * * * * 1 .4 1( 0 . 4 5 4 . 4 1 ) 1 .4 7( 0 . 6 1 3 . 5 7 ) * * 1 . 8 5( 1 . 1 9 2 . 8 9 ) 1 . 0 2( 0 . 7 0 1 . 5 0 ) ー1 . 2 7 ) 0 . 8 0( 0 . 5 0 . 4 4( 0 . 9 2 2 . 2 3 ) 1 * * * 2 . 7 6( 1 .8 5 4 . 1 1 ) 1 . 3 6( 0 . 5 0 3 . 6 7 ) 0 . 9 9( 0 . 6 0 1 . 6 4 ) 0 . 6 3( 0 . 2 6 1 . 5 3 ) 0 . 9 1( 0 . 6 4 1 . 2 8 ) * 1 . 2 8( 0 . 8 7 1 . 8 7 ) 0 . 9 8( 0 . 3 7 2 . 6 4 ) * * * * * 2 . 0 7( 0 . 8 6 5 . 0 1 ) 0 . 9 7( 0 . 8 2 1 . 1 4 ) 1 .3 6( 1 .0 7-1 .7 2 ) 1 .1 1( 0 . 6 2 -1 .9 9 ) * A V :A t r i o v e n t r i c u l a rV :V e n t r i c u l a rA R :A r r h y t h m i a ;M :M i s c e l l a n e o u sc o d e s y s t o l i cp r e s s u r e,b l o o dg l u c o s e,s m o k i n gh a b i t s,a n ds e xi fa p p l i c a b l e . A d j u s t e df o ra g e,s 9 5%c o n f i d e n c ei n t e r v a lo ft h er a t i oi np a r e n t h e s i s i 唱 qJ Ed T a b l e5 .D e a t hp r o p o r t i o n samongs u b j e c t sw i t hs e l e c t e dECGc o d e sbys e l e c t e dd i s e a s ec a t e g o r i e s, 1980-1999,NIPPONDATA80. 一 .aw 仏 司 4fS444,44-, 司 ﹃ 司﹄司 U i 守 且 T 1H 守,守 4044kdEd 司 d44 Y155308823 0200 ・ 8 640558223 a8a quqd4J404dd f,nL441E4'fE4444f,kd 90229082130030 2a676a1713a6.6 臥 首aqι 4 司L=' 司4 世 , 普 ' q u f , ぜ ' e ' 4 4 暗 4 YD78992300240 一 9 63Z&5873.a 丘 7一乱 f't't't,唱'=,訓49ι 20531 D81900230 ・ 30 1 7 9乱 吋 3 7 5 0 2沼 034 10088330520 9 6 6・9 8 0 0 2 3 3 a o a & 444eqL94944'世'ququqL44449dqd tats噌,唱,4,444' ヨ 3 ゆ 4 2 4 2 3 3 丘 949a 93111011Y30430 3 0 . 9 2 1 . 1 9uqu qua守 qdqU40ndqU4dqud守 quqU949U 司 7hス 司 r 72 82 J S一 θ981Y083553656 3 4一 4 3 4 5 4 ι 2 4 Z 5 4 5息4 'i・‘., 4444qdqL 司4 9 u H川 暗49uqLququququ 3 3一 003515F3330883 5i一 肌 Z0327i917a6.18 一 ' d 恥 Y 3一 ρ9883581006987 '4R d h ・' ・ -4as G u n u Z L d守 GV7I729ι マI R M R 一qu,,fs 8 2一 θ10Y32028141'03 3 7一 475145 3a18912.zo 44qLf' ー lE4'ajaiai---J-iaI4i i J i EJ Rd 、、,,、 1 6 . 7 21.9 ﹄ -154ー 一7 6 9 2 7 1 8ι 12 1516562 段段丘&ス凡 11 げ同一之げゆゆげ同げ崎喧沼司司噂崎 8 9一 oJSJ3322523518 E1Mho-aHU41 守FEunUFO o 骨 nUFO4tnυnO 内 4 4 山 。 札 3 1 30 1 4 8 1 2 8 207 2 0 7 4 5 8 27 30 4 3 6 1 86 1 0 Q-QSa b n o r m a l i t y( m c 1 1t o1 3 ) A a x i sd e v i a t i o n( m c 2 1t o2 5 ) LH i g hR ( m c 3 1, 3 3 ) STd e p r e s s i o n( m c 4 1t o4 4 ) Ta b n o r m a l i t y( m c 5 1t o5 5 ) A t r i o v e n t r i c u l a rc o d e s( m c 6 1t o6 5 ) V e n t r i c u l a rcodes( m c 7 1t o7 5 ) E c t o p i cb e a t s( m c 8 1, 8 9 1) A t r i a lf i b r i l l a t i o n( m c 8 3 ) Lowv o l t a g e( m c 9 1 ) STe l e v a t i o n( m c 9 2 ) C o u n t e rc l o c kr o t a t i o n( m c 9 4 1 ) C l o c kr o t a t i o n( m c 9 4 2 ) H i g hT( m c 9 5 ) 0 8一 54815519117430 4 6一 2111311 .、, 一 一)ト 一q u s 唱 No fd e a t h s Cereb0 ( CI n f )H e a r t0 ( I . 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D . ) Cancer O t h e r s No fd e a t h s Cereb0 ( CI n f )H e a r t0 ( M a l e s 公表済論文 著者名 論文題目 雑誌名 2 著 論 者 文 題 名目 雑誌名 3 著者名 論文題目 雑誌名 4 著者名 論文題目 雑誌名 H o r i b eH,K a s a g iF,KagayaM,M a t s u t a n iY,Okayama, A UewshimaH ;f o rTheNIPPONDATA80 ResearchGroup( A p p e n d i x1 )andf o rt h eW o r k i n gGroupt oE l e c t r o c a r d i o g r a p h i cCodingf o r t h eN a t i o n a lSurveyo fC i r c u l a t o r yD i s o r d e r s,1980( A p p e n d i x n) AN i n t e e n Y e a rCohortStudyont h eR e l a t i o n s h i po fE l e c t r o c a r d i o g r a p h i cF i n d i n g st oA I ICause M o r t a l i t yAmongS u b j e c t si nTheN a t i o n a lSurveyonC i r c u l a t o r yD i s o r d e r s,NIPPONDATA80 J o u r n a lo fE p i d e m i o l o g y( i np r e s s ) A80研究班 笠置文善、児玉和紀、早川岳人、岡山明、上島弘嗣、 NIPPONDAT NIPPONDAT A80 を用いた健康評価チャート作成:脳卒中および冠動脈疾患 日循予防誌 2 0 0 5 . 1; 4 0 (1 ) : 2 2 2 6 MiyamatsuN,KadowakiT,OkamuraT,HayakawaT,K i t aY,Okayama, A NakamuraY,O k i1and UeshimaH .f o rt h eNIPPONDA TA80ResearchGroup D i f f e r e n te 仔: e c t so fb l o o dp r e s s u r eonm o r t a l i t yfroms t r o k es u b t y p e sd e p e n d i n gonBMIl e v e l s : a1 9 y e a rc o h o r ts t u d yi nt h eJapaneseg e n e r a lpopulation-NIPPONDATA80 J o u r n a lo fHumanH y p e r t e n s i o n2 0 0 5 ; 1 9 ( 4 ) : 2 8 5 2 9 1 NakamuraY,UeshimaH,OkamuraT,KadowakiT,HayakawaT,K i t aY,TamakiS,OkayamaA . f o rt h eNIPPONDAT A80ResearchGroup A s s o c i a t i o nbetween朽s hconsumptionanda l l c a u s eandc a u s e s p e c i f i cm o r t a l i t yi nJ a p a n : NIPPONDAT A80,1980-99 AmericanJ o u r n a lo fM e d i c i n e2 0 0 5 ;1 1 8 : 2 3 9 2 4 5 5 著者名 論文題目 雑誌名 早川岳人表、岡サ村ン智プ教ル、を上用島い弘た嗣高、i 谷原真一、活岡動山作明の、5 喜 年 多 間 義 の 邦 推 、 移 藤田委由 国民の代 齢者日常生 0 0 4 ; 5 1( 1 3 ) : 7 1 2 厚生の指標 2 6 筆頭著題者 目 論文 関川暁、早川岳人 P r e v a l e n c eo fh y p e r t e n t i o n,i t sawarenessandc o n t r o li na d u l tp o p u l a t i o ni nJapan(ベースライン ResearchL e t t e r . 所見を用いた断面研究), Joumal o fHumanH y p e r t e n s i o n2 0 0 4 ; 1 8 : 9 1 1 9 1 2 雑誌 1 著者名 論文題目 雑誌名 8 著者名 論文題目 雑誌名 9 著者名 論文題目 雑誌名 1 0 者者名 論文題目 雑誌名 1 1 著論者 文題目 雑誌名 UeshimaH,ChoudhurySR,Okayama, A HayakawaT,K i t aY,KadowakiT,OkamuraT,MinowaM, I i m u r a0 ;NIPPONDAT A80ResearchG r o u p . C i g a r e t t eSmokinga saR i s kF a c t o rf o rS t r o k eDeathi nJ a p a n :NIPPONDATA80 S t r o k e 2004A u g ; 3 5 ( 8 ) : 1 8 3 6 4 1 OkamuraT,HayakawaT,KadowakiT,K i t aY,OkayamaA,E l l i o t tP,UeshimaH . f o rt h eNJPPONDATA80ResearchG r o u p . Ac o m b i n a t i o no fseruml o wa l b u m i nandabove-average c h o l e s t e r o ll e v e li sa s s o c i a t e dw i t h excessm o r t a l i t y . J o u r n a lo fC l i n i c a lE p i d e m i o l o g y2 0 0 4 ; 5 7 : 1 1 8 8 1 1 9 5 NakamuraY,OkamuraT,TamakiS,KadowakiT,HayakawaT,K i t aY,Okayama, A UeshimaH . f o rt h eNIPPONDA TA80ResearchG r o u p . EggConsumption,SerumC h o l e s t e r o l,andC a u s e S p e c i f i candA I I C a u s eM o r t a l i t y : NIPPON DATA80,1 9 8 0 9 4 . AmericanJ o u r n a lo fC l i n i c a lN u t r i t i o n2 0 0 4 ; 8 0 : 5 8 6 3 OkamuraT,HayakawaT,KadowakiT,K i t aY,Okayama, AE l l i o t tP,UeshimaH .f o rt h e NIPPONDATA80ResearchG r o u p . R e s t i n gh e a r tr a t eandc a u s e s p e c i f i cd e a t hi na1 6 . 5 y e a rc o h o r ts t u d yo ft h eJapanese g e n e r a lp o p u l a t i o n . AmericanH e a r tJ o u r n a l2 0 0 4 ; 1 4 7 : 1 0 2 4 1 0 3 2 小野能田異敏行常、西信雄、岡山 明、に斎及藤ぼ重す幸影 、上島弘嗣 耐糖 が病型別脳卒中死亡 響一日本人の代表的集団 NJPPONDATA80の 1 9年間の追跡結果よりー 0 0 4 ; 51 (2 ) :10-16 厚生の指標 2 L . . . . ー ー -155- 1 2 著者 論文題目 雑誌名 笠置文善、児玉和紀 冠動脈疾患死亡のリスク評価チャート -NIPPONDATAからの知見 0 0 3 ; 2 0 7 ( 7 ) : 4 6 3 4 6 7 医学のあゆみ 2 1 3│著者名 OkamuraT,K a d o w a k iT,HayakawaT,K i t aY,OkayamaA .UeshimaH .f o rt h eNIPPONDATA80 RESEARCHGROUP. Whatcauseo fm o r t a l i t ycanwep r e d i c tbyc h o l e s t e r o ls c r e e n i n gi nt h eJapaneseg e n e r a l p o p u l a t i o n ? Joumalo fI n t e r n a lM e d i c i n e .2 0 0 3 ; 2 5 3 : 1 6 9 1 8 0 論文題目 雑誌名 1 4 │ 著 論 者 文 名 題目 雑誌名 川南勝彦の、筆全輪死虞臣澄、岡山明、早川岳人、上島弘嗣、 NIPPONDATA80研究グループ 園、がん、肺がん死亡への影響に関する研究:NIPPONDATA80 日本衛生学雑誌 2 0 0 3 ; 5 7 ( 4 ): 6 6 9 6 7 3 喫煙習慣 1 5 著者名 論文題目 雑誌名 早川岳人、上島弘嗣 NIPPONDATAと高齢者ADL 総合臨床 2 0 0 3 ; 5 2 ( 7 ) : 2 1 7 4 2 1 7 8 1 6 NIPPONDATAResearchGroup(Okayama A .e tal . ) I m p a c to fe l e v a t e db l o o dp r e s s u r eonmo はa l i t yfroma l lcauses,c a r d i o v a s c u l a rd i s e a s e s, h e a r td i s e a s eands t r o k eamongJ a p a n e s e : 1 4 y e a rf o l l o w u po fr a n d o m l ys e l e c t e dp o p u l a t i o n 什omJ apanese-N i p p o nd a句 80 J o u r n a lo fHumanH y p e r t e n s i o n2 0 0 3 ;1 7 : 8 5 1 8 5 7 i 著 論 者 文題目 雑誌名 -156 厚生労働科学研究費補助金 長寿科学総合研究事業 健康寿命およびADL、QOL 低下に影響を与える要因の分析と 健康寿命危険度評価テープ、/レ作成に関する研究 :NIPPONDATA80・9 0の 1 9 年 、1 0 年の追跡調査より 総合研究報告書 年 3月 3 1日発行 平成 17 発行者 「健康寿命およびADL 、QOL 低下に影響を与える要因の分析と 健康寿命危険度評価テーブル作成に関する研究 :NIPPONDATA80・ 90の 1 9 年 、 1 0 年の追跡調査より J 研究班 発行所 滋賀医科大学福祉保健医学講座教授上島弘嗣 く郵便番号 520-2192> 滋賀県大津市瀬田月輪町 電話 0 77-548-2191 FP O < 077-543-9732
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