業績一覧

別記様式第4号(その2)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
教
育
研
究
業
績
書
年 月 日
氏名 高根沢均 印
研
究
a) 西洋建築史
b) 世界遺産
c) 文化遺産の観光活用
教
育
分
上
野
の
研 究 内 容 の キ ー ワ ー ド
a) 初期中世キリスト教建築、空間の機能、部材の再利用、モザイク
b) 世界遺産条約、文化遺産の保全
c) 遺産のオーセンティシティ、文化的景観、歴史的町並み保全、
遺産の観光マネジメント、リビングヘリテージ
能
事項
1 教育方法の実践例
・調査研究能力とディスカッションスキルの向上
に関する取り組み
(神戸夙川学院大学観光文化学部「調査研究科
目」)
力
に
年月日
関
す
る
概
事
項
要
平成19年4月~ 各自でテーマを設定し、それに関わる情報を徹底
現在
的に調べてクラスで発表させる。それに対して質
疑応答を行い、答えられなかった質問はもう一度
調べ直す作業を繰り返すことで、調査手法と発表
方法の向上、および質疑における疑問発見と正し
い回答の仕方についてスキル向上に取り組んでい
る。
・プレゼンテーションスキルの向上に関する取り組み
平成22年4月~ 興味のある世界遺産についてパワーポイントに情
(神戸夙川学院大学観光文化学部「実践研究」) 現在
報を整理して発表し、それに対して質疑応答を行
う。相手に「理解させる」ために必要な情報の選
別および見せ方に関する能力の向上に取り組んで
いる。
・論理的思考力の育成に関する取り組み
平成22年4月~ 既往研究に関するレビューと質疑を踏まえつつ、
(神戸夙川学院大学観光文化学部「総合研究」) 現在
グループで一つの研究論文を作成することで、相
互に論理性の検証を行い能力を高めることに取り
組んでいる(平成24年にゼミ生の論文が学生観光
論文コンテストで優秀賞を受賞)。
・歴史的景観に関する理解力向上の取り組み
平成19年10月 歴史的な街並みの景観保全と観光活用の問題を経
(神戸夙川学院大学観光文化学部「文化遺産論」) ~
験的に理解させるため、さまざまな歴史的街区の
現在
フィールドワークを実施している。神戸・旧居留
地および北野異人館街、京都東山地区、奈良県今
井町等を訪問し、各自でスケッチ・観察・インタ
ビュー等を行いレポートを作成している。
・問題解決力の育成に関する取り組み
平成19年4月~ 学生の自発的活動を通じた問題発見・解決能力の
(神戸夙川学院大学観光文化学部「学生プロジェクト」 現在
育成を図るため、各自のアイディアの実現をサ
ポートする制度を整備した。神戸空港での挙式プ
レゼントや真珠婚式のプレゼント、空港でのキッ
ズファッションショーなどのプロジェクトのアド
バイザーを務めた。企画作成から企業への売り込
み、協賛金の獲得、対象者の募集、当日運営ま
で、数多くの課題を、学生が自ら考え、努力して
クリアして実現までたどり着く過程で、学生たち
の主体的な活動意欲と社会的能力の向上が見られ
た。
2 作成した教科書,教材
・観光研究のキーコンセプト
3 教育上の能力に関する大学等の評価
・学生プロジェクトに対する評価
・学生観光論文コンテストでのゼミ生の受賞
平成26年3月
本学の観光文化論で使用されている教科書。“Key
Concepts in Tourist Studies”の翻訳。
平成19年~26
年
学生のアイディアに基づく自発的活動の支援制度
の創設と整備を行い、かつアドバイザーとして3つ
のプロジェクトの成功をサポートした。
ゼミでの論理的思考力向上の取り組みの結果、指
導したゼミ生6名の論文が全国学生観光論文コンテ
ストで第2位を得た。
平成25年2月
4 実務の経験を有する者についての特記事項
・アル=ムフタール大学観光学部(リビア)での
講義
・ベンガジ大学考古学部(リビア)での講義
平成21年11月
・アレッポ大学考古学部(シリア)での講義
平成22年12月
・アレッポ大学考古学部(シリア)でのワーク
ショップ
平成23年2月
・芦屋川市民カレッジ大学院での講義
平成24年4月
・大阪日本トルコ協会での講演
平成26年2月
・大阪府堺市主催の世界遺産講演会での講演
平成26年3月
平成22年5月
国際交流基金によるプロジェクトで、世界遺産の
観光マネジメントについて講義した。
国際交流基金によるプロジェクトで、世界遺産と
観光マネジメントについての講義と遺跡での
フィールドワークを行った。
国際交流基金のプロジェクトで、世界遺産と観光
マネジメントに関する講義を行った。
国際交流基金のプロジェクトで、世界遺産と観光
マネジメントに関するワークショップを開催し
た。
市民カレッジの大学院において、世界遺産に関す
る講義を行った。
在日トルコ人および日本人に対して、アヤソフィ
アの建築史について講義を行った。
堺市の主催する世界遺産講演会において、世界遺
産の保全と観光マネジメントについて講演を行っ
た。
5 その他
特になし。
職
務
上
の
実
事項
1 資格,免許
・教育職員免許状(高校一種:地歴)
・教育職員免許状(高校専修:世界史)
績
に
年月日
関
す
る
概
事
項
要
平成9年3月
平成11年3月
地理歴史科教育法(平八高一第797号)
世界史教育法、異文化理解の実践(平十高専第2
50号)
平成12年~現
在
日高健一郎教授(東京芸術大学客員教授)の率い
る学術調査に多年にわたり参加している。
・初期中世教会堂調査(イタリア)
平成20年~現
在
科研費の研究代表として、科研費に基づく教会建
築の海外調査を実施している。
・ジェラシュ遺跡の発掘および建築調査(ヨルダ
ン)
平成21年~現
在
科研費の分担者として、遺跡の三次元測量と発掘
調査を行っている。
・New Minority and Tourism. International
Scientific Workshop on New Minorities and
Tourism, EURAC Research, Bolzanoでの発表
平成22年1月
マイノリティと観光に関する国際ワークショップ
での発表(学内共同研究のメンバーとして)。
・神戸空港バックヤードツアーの立案・実施
平成22年3月~ 産官学連携事業として、神戸新聞旅行社および神
現在
戸市みなと総局と協力して神戸空港PRのバック
ヤードツアーを立案・実施。平成22年4月からは他
の旅行社にも開放し、現在まで延べ1000人以上が
参加する人気商品となた。
2 特許等
特になし。
3 実務の経験を有する者についての特記事項
・ハギア・ソフィア学術調査(トルコ)
4 その他
不明。
研
究
著書,学術論文等の名称
業
単著・
共著の別
(著書)
1. ハギア・ソフィア大聖 共著
堂学術調査報告書
績
発行又は
発表の年月
等
に
関
発行所,発表雑誌等
又は発表学会等の名称
す
る
概
事
項
要
平成15年2月 中央公論美術出版
発行、平成16
年8月改訂版
主要著者:日高健一郎、佐藤達生、花里利
一他。
執筆箇所:日高健一郎・高根沢均、第1章第
2節「補遺 ハギア・ソフィア大聖堂前
史」、pp.46-49.(本文執筆:高根沢、監
修:日高)
本の内容:文科省科学研究費補助金によっ
て実施された調査の報告書。6世紀にユス
ティニアヌス帝が建設したアヤソフィア
(ハギア・ソフィア大聖堂;イスタンブー
ル)の構造・装飾等について現状を記録
し、参加した研究者らがデータをもとに論
考をまとめた。
執筆箇所内容:ハギア・ソフィア大聖堂の
建築史について、4世紀にコンスタンティヌ
ス帝によって創建され、焼失の後、テオド
シウス帝によって5世紀に再建された過程と
その再建内容などについて、既往研究と発
掘報告をもとに整理した。
平成26年
現代図書
学内共同研究で進めてきた観光研究に関す
る基礎的な海外文献の翻訳のひとつ。海外
における観光研究の先端および伝統的なト
ピックについて、論点を整理した良書とし
て選択した。今後の日本の観光研究の入門
書として活用が期待される。担当部分:真
正性、デスティネーションマネジメント、
ガストロノミック・ツーリズム、ヘリテー
ジ・ツーリズム
単著
平成11年3月
学位論文(修士:教育 1910年の韓国併合当時、韓国人に対する日
学)
本人の蔑視は強烈であった。しかし、一部
の日本人は、韓国文化を尊重することに
よって韓国人と友好関係を持つことができ
た。将来の良好な日韓交流のモデルを検討
するうえで、民芸運動家の浅川巧を取り上
げ、彼の日記を元に、同時代の社会運動と
の比較および彼の思想の独自性を明らかに
した。また、ソウルで老人会を訪問し、当
時の一般人レベルでの日本人との関係につ
いて取材した。
単著
平成15年3月
学位論文(修士:学
術)
(翻訳)
M. Smith, N. Macleod 他 共訳
著、小槻文洋、原一樹、
伊多波宗周、高根沢均、
田中祥司、澤山明宏、戴
智軻、河本大地 共訳、
『観光研究のキーコンセ
プト』
:
(学術論文)
1 植民地期朝鮮の学習
における日韓友好の視点
の導入-浅川巧にみる異
文化理解を中心に-
2 初期ビザンティン建
築におけるドームつきバ
シリカの形成
ユスティニアヌス帝が建設したハギア・ソ
フィア大聖堂は、従来のバシリカ式平面に
ドーム架構を接続した「ドーム付きバシリ
カ形式」という独自の形態を持つ。この形
態の形成過程を明らかにするために、主に
東地中海地域にみられる「階上廊」(教会
堂の二階部分)と「擬似正方形バシリカ式
平面」の関係から検討を進めた。本論文で
は、身廊部分を3方から取り囲む階上廊が、
教会堂全体に求心的な影響を及ぼし、ドー
ム架構がもつ集中形式の特性との調和を容
易にしたことを明らかにした。また、典礼
の観点から階上廊の機能についても明らか
にした。
3 サンタニェーゼ・
フォーリ・レ・ムーラ聖堂
の建築的特徴と階上廊の
意義(査読付き)
単著
平成18年12月 『日本建築学会計画系 7世紀初頭にローマ郊外に建設されたサンタ
論文集』、610号、
ニェーゼ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂につ
pp.194-196.
いて、建築調査に基づき、階上廊を含む建
築全体の特徴とともに、同時代史料に基づ
いて同教会堂における階上廊の機能と意義
について検討を行った。身廊中央に向かっ
て階上廊コーニスが意図的に湾曲されてい
ることを指摘するとともに、史料の記述か
ら階上廊が当初修道女の空間であるととも
に、垂直の空間の階層性が存在したことを
示した。
4 サンタニェーゼ・
フォーリ・レ・ムーラ聖
堂におけるスポリアの配
置とその意味(査読付
き)
単著
平成19年6月
『日本建築学会計画系 初期中世に創建されたサンタニェーゼ聖堂
論 文 集 』 、 616 号 、 で実施した建築調査を通じて、スポリア
pp.191-197.
(古代の部材の再利用)にみられる配置計
画の意図について検討した。地上階および
階上廊(2階)の空間で再利用されているさ
まざまな古代の部材について、デザインと
材料の色や仕上げを細かく分類することに
よって、視覚的に空間区分を明示する手法
を明らかにした。また組み合わせや配置の
特徴が、地上階および階上廊で異なる内部
空間の用途・意義に応じたものである可能
性を指摘した。
1 ラヴェンナとコンス
タンティノポリスにおけ
る初期中世のバシリカ式
教会堂-ハギア・ソフィ
ア大聖堂とユスティニア
ヌス帝時代の教会堂建築
(2)-
共著
平成14年8月
日本建築学会大会、金 高根沢均・日高健一郎
沢
内容:ユスティニアヌス帝時代の教会堂建
築の特性を明らかにするために、ラヴェン
ナとコンスタンティノポリスにおけるバシ
リカ式教会堂の平面の比例について、比較
検討を行った。その結果、ラヴェンナの教
会堂には、アプシス外壁面の処理や装飾に
コンスタンティノポリスの影響が認められ
る一方で、平面の奥行と間口の比例が異な
ることを指摘した。ラヴェンナはローマの
伝統を残し、コンスタンティノポリスは東
地中海地域の伝統に基づいていることが明
らかになった。
2 キリキア地方におけ
る初期中世の教会堂につ
いて-ハギア・ソフィア
大聖堂とユスティニアヌ
ス帝時代の教会堂建築
(4)-
共著
平成15年2月
日本建築学会関東支部 高根沢均・日高健一郎
研究報告会、東京
内容:ユスティニアヌス帝時代のドームつ
きバシリカ形式の研究の一環として、5世紀
のキリキア地方(南トルコ)に残る教会堂
遺構の特性を検討した。キリキア地方の教
会堂は、奥行と間口がほぼ等しい擬似正方
形のバシリカ式平面をもち、身廊東端・ア
プシス前の空間にドーム(もしくは4角錐屋
根)が架構されていた。検討の結果、その
特性がコンスタンティノポリスの初期教会
堂と共通することを明らかにし、ゼノ帝の
即位によって首都に伝播した可能性を指摘
した。
3 サンタ・アニェー
ゼ・フォーリ・レ・ムー
ラ聖堂の調査報告 初期
中世教会堂研究(1)
単著
平成18年3月
日本建築学会関東支部 内容:2005年度にローマにおいて実施した
研究報告会、東京
サンタ・アニェーゼ・フォーリ・レ・ムー
ラ聖堂の調査結果について報告した。地上
階と階上廊を、トータルステーションを用
いて測量し、精密な平面図を作成した。さ
らに列柱について目視調査を行った。調査
の結果、地上階と階上廊の列柱と壁体の位
置が異なり、また柱身と柱頭の配置構成も
異なることから、2つの空間が異なる目的
をもって建設された可能性を指摘した。
:
(その他)
【学会発表】
4 ハギア・ソフィア大
聖堂におけるモザイクの
現状記録について-現地
調査中間報告-
共著
平成19年8月
日本建築学会大会、福 佐々木淑美、高根沢均、日高健一郎
岡
内容:2006年12月に実施したハギア・ソ
フィア学術調査で実施したモザイク現状記
録の報告。測色計を使用し、主に金テッセ
ラの反射スペクトルを解析するとともに、
イスタンブール博物館での金コインと金沢
の金箔の反射スペクトルの解析データを併
せて比較し、分光測色計による現状記録の
手法について報告した。
5 ハギア・ソフィア大
聖堂のモザイク現状記録
-現地調査中間報告その
2-
共著
平成21年8月
日本建築学会大会、仙 佐々木淑美、高根沢均、日高健一郎
台
ハギア・ソフィア大聖堂で実施しているモ
ザイクの保存に関する研究報告。分光測色
計を使用して反射スペクトルを分析し、モ
ザイクの金テッセラの年代計測の新しい非
破壊調査の手法の開発に取り組んでいる。
今回は、マイクロスコープで確認した赤い
斑点と金テッセラの金箔成分について考察
し、また11世紀モザイクの金テッセラの分
光波形についての比較分析結果を報告し
た。
6 The Overseas
Chinese and their Role
on Creating a
Destination Image
Nankin-machi (Kobe
Chinatown Shopping
District), Kobe, Japan
共著
平成22年1月
New Minority and
Tourism.
International
Scientific Workshop
on New Minorities
and Tourism, EURAC
Research, Bolzano
7 ジェラシュ遺跡・三
連教会堂における建築調
査報告(1) : 三次元測量
による実測報告
共著
平成24年8月
日本建築学会大会、名 高根沢均、日高健一郎、原隆、瀬田麗子、
古屋
山岡幸太
ヨルダンのジェラシュ遺跡において実施し
ている建築・考古学調査の報告。調査対象
のビザンティン時代の教会堂に対して実施
した三次元計測の結果として、円柱および
床面の傾斜が一致しており、円柱の倒壊を
防ぐ処置が必要であること、そしてこれま
で一般的に使用されてきた1930年代の発掘
図面の円柱の位置がずれていることを明ら
かにした。このズレは復元案を検討する上
で大きな意味を持つことを指摘した。
8 ジェラシュ遺跡・三
連教会堂における建築調
査報告(2) : ナルテック
スの試掘結果
共著
平成25年8月
日本建築学会大会、札 高根沢均、日高健一郎、原隆、瀬田麗子、
幌
山岡幸太
ヨルダンのジェラシュ遺跡において実施し
ている建築・考古学調査の報告。教会堂の
ナルテックスで試掘を行った結果、先行建
築の基礎遺構を発見した。出土した舗床モ
ザイクの意匠を検討した結果、同地域の他
の教会堂モザイクと類似しており、古代
ローマではなくより近い時代の遺構ではな
いかという仮説を提示した。
9 Report of Threedimensional Laser
Scanning
of the Triple Church
Complex in Jerash
共著
平成25年9月
The World Congress
on Advances in
Structural
Engineering and
Mechanics (ASEM13)、
Jeju, Korea
小槻文洋、小磯学、蛯名大助、高根沢均
学内共同研究の一環として実施した調査に
ついての海外ワークショップ報告。故地を
離れて新しい新天地で定着し固有の共同体
を形成してきた人々をニュー・マイノリ
ティと定義し、その人々と観光現象との関
わりをテーマとした国際ワークショップに
おいて、共同研究の一環として実施した神
戸南京町における地域コミュニティの地域
イメージ形成の取り組みを報告した。
高根沢均、日高健一郎、原隆
ヨルダンのジェラシュ遺跡において実施し
ている建築・考古学調査の報告。調査対象
のビザンティン時代の教会堂に対して実施
した三次元計測の結果として明らかになっ
た円柱および床面の傾斜から補強の必要性
を訴え、かつ歴史的建造物としての構造補
強にむけた詳細な建築調査の意義を提示し
た。
【紀要等】
1 「ポレチュの大聖堂
複合施設について:ユス
ティニアヌス帝期のアド
リア海沿岸における教会
堂」(査読付き)
共著
平成14年3月
『芸術学研究』、第6
号、pp.83-94.
ポレチュ(ポレチュ;クロアチア)は、4世
紀の初期教会堂に始まる歴史ある教区で、
現在の教会堂は、6世紀に司教エウフラシウ
スによって建設された。当時の状況をよく
残していることから、世界遺産に認定され
ている。本稿では、考古学資料および同時
代史料をもとに、4世紀から6世紀に至る教
会堂建築の変遷と特徴を明らかにした。ま
た、ユスティニアヌス帝の西方再征服によ
る初期ビザンティン建築の伝播との関連性
を明らかにした。
2 アグリツーリズモ事
例報告~イル・バスティ
オーネ
単著
平成23年3月
神戸夙川学院大学紀要 学内共同研究で実施したイタリアのアグリ
第2号、pp.9-12。
ツーリズモを基点とする広域観光システム
と世界遺産のインタープリテーションに関
する事例報告。スペッロ市(ウンブリア
州)にある歴史的な建造物を活かしたアグ
リツーリズモを訪問し、運営者に対するイ
ンタビューをもとに、運営に関する法規制
等含む問題点および運営者の心理について
報告した。
3 アグリツーリズモに
関する日本語・外国語文
献
共著
平成23年3月
神戸夙川学院大学紀要 小磯学、蛯名大助、高根沢均、小槻文洋
第2号、pp.13-17。
学内共同研究で実施したイタリアのアグリ
ツーリズモを基点とする広域観光システム
と世界遺産のインタープリテーションに関
する調査報告の一つ。海外研究におけるア
グリツーリズモ(エコツーリズム・グリー
ンツーリズム含む)に関する文献報告のう
ち、外国語文献を担当した。
4 The Overseas
Chinese and their Role
on Creating a
Destination Image
Nankin-machi (Kobe
Chinatown Shopping
District), Kobe, Japan
共著
平成23年3月
神戸夙川学院大学紀要 小槻文洋、小磯学、蛯名大助、高根沢均
第2号、pp.62-71。
共同研究の一環として実施した神戸南京町
における地域コミュニティの地域イメージ
形成の取り組みに関する研究報告。神戸の
開港以来、神戸に定住した中国系移民(旧
華僑)は、日本人・日本文化との融和を考
慮した中華街「南京町」の形成を進めてき
た。それに対して、日中国交平常化以降に
来日し、あらたに経済活動を開始した新華
僑がどのような関係を構築し、南京町の状
況にコミットしているかについて、インタ
ビューと都市計画の変化をもとに調査し
た。
5「(続)観光研究の主
要概念-“Key Concepts
in Tourist Studies”抄
訳」
共訳
平成25年3月
神戸夙川学院大学紀要 澤山明宏、小槻文洋、戴 智軻、高根沢均、
第4号、pp.1-72.
河本大地、原一樹、伊多波宗周、田中祥司
学内共同研究の一環として、海外の観光研
究文献の翻訳を行った。社会学や人類学の
手法を援用しつつ観光研究が早くから進ん
でいる欧米において、どのようなトピック
が研究対象とされているのか、また各ト
ピックにおける論争などをまとめた良書と
して当書を選び、翻訳した。担当部分:真
正性、デスティネーションマネジメント、
ガストロノミック・ツーリズム、ヘリテー
ジ・ツーリズム
(注)
1 この書類は,学長(高等専門学校にあっては校長)及び専任教員について作成すること。
2 医科大学又は医学若しくは歯学に関する学部若しくは学部の学科の設置の認可を受けようとする場合,附属病院の長について
もこの書類を作成すること。
3 「研究業績等に関する事項」には,書類の作成時において未発表のものを記入しないこと。
4 「氏名」は,本人が自署すること。
5 印影は,印鑑登録をしている印章により押印すること。ただし,やむを得ない事由があるときは,省略することができる。
この場合において,「氏名」は,旅券にした署名と同じ文字及び書体で自署すること。