おせち - Kateigaho

J apanese tex t
2013年 秋/冬号 日本語編
料理
おせち
金柑甘露煮
―新年 祝いの食卓
だて巻き ★
撮影=佐伯義勝、鈴木一彦(p.95)
魚のすり身をカステラのように甘くふんわりと蒸し上げたか
協力=古屋留美 料理=柳原一成
まぼこは、オランダから伝わった鶏卵菓子に由来。
p.095
一家揃って新しい年の始まりを祝って囲むのが、日本のおせ
ち料理。地方によって、また家庭によっても料理や味はさま
ざまだが、受け継がれる祝いの心や願いは皆同じだ。今こそ
見つめ直したい、日々の食への感謝の念と心豊かな生活へ
の願い。その原点を、江戸時代の料理としきたりを現代に伝
える近茶流・柳原家のおせちに見た。
黒豆 ★
数の子 ★
粒の多いにしんの卵は、子だくさん、子孫繁栄を祈願する
縁起物として祝いの膳に欠かせない。
照りごまめ ★
干した片口いわしが田んぼの肥料にも使われたことから、
(p.094)
このページ:おせち料理の代表格、黒豆には、「黒々と日焼けするほど
達者に働けるように」と、新たな年への願いが込められる。
反対ページ、中央:こちらも正月には欠かせない、雑煮。餅とさまざま
な具材を、だしたっぷりの汁とともに頂く。江戸湾の車海老に、浅草の
五穀豊穣への願いを表す。
紅白柿なます ★
大根の白、にんじんと柿の赤が縁起よく、華やかさを添える。
りなど、柳原家ならではの味だ。
p.096
★印は p98 99 にレシピあり
ぼたんゆり
八つ頭のうま煮
錦玉子 ★
裏ごししたゆで卵を蒸した、優しい甘さの口取り。
はぜの昆布巻き
はぜは江戸庶民の大好物。餌を発見するとすぐに腹に収め
紅白日の出かまぼこ
てしまう習性があることから、「すばやく目標を達成する」と
縁起のよい紅白 2 色のかまぼこは、祝いの膳に欠かせない。
いう縁起もある。
矢羽根羹
芽出しくわい
大和芋で作った羊羹に模様を描き矢羽根に見立てたもの。
くわいは最初に大きな芽を 1 本出すことから、出世への願
破魔矢を表し、魔よけの意味が込められる。
いが込められる。
豆きんとん
盾豆腐の含め煮
栗きんとん ★
陣笠しいたけと手綱こんにゃくのうま煮
砂糖をふんだんに使い、金銀財宝に見立てた黄色をしてい
煮含めた高野豆腐に焼き目をつけて盾に見立て、家が「守
る口取りは、江戸庶民にとって贅沢の象徴だった。
られる」よう祈りを込める。しいたけを陣笠に、こんにゃく
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Autumn / Winter 2013 Vol. 32[ 料理 ]
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を手綱に見立てた煮物は、戦勝を祈願。武勇を祈念する料
江戸おせちの縁起に込められた正月の心
理は、武士の世の名残を映す。
煮しめ ★
子いもがたくさんつく里いもには子孫繁栄を、穴のあいた
れんこんには「見通しがよい」とかけて家業の繁栄をと、縁
起を担いだ食材揃い。
p.097
「おせちの重箱は、料理の技術が詰まった宝箱です」と、近
茶流 現・宗家の柳原一成さん。確かな包丁さばき、季節感
を踏まえた材料の吟味――など、四段重に詰められた料理
のすべてに、柳原さんが指導する近茶流江戸懐石の技術の
基本が要される。「毎年おせち作りをすると、年を追うごと
ひらめの求肥昆布じめ
に少しずつ腕が上がったことがわかり、嬉しいものです。同
砂糖蜜で味付けされた昆布で、しょうがのせん切りとともに
じ材料でも年ごとの状態の違いに気づき、素材を吟味する
ひらめを巻いたもの。
力もつきます」
大漁や豊作に恵まれ、江戸時代においても特に平和な世
花れんこん ★
さわらの西京焼き
鶏の松風焼き ★
の中であった文化・文政期(1804 ∼ 1830 年)
。自由闊達
な町人文化が花開き、料理の指南書も大流行したこの時期
に、柳原家家伝の「近茶料理」は興った。
新年を寿ぐしきたりは、古くは中国から伝来し朝廷で行わ
れていた儀式が、江戸時代に広く町人の行事として広まった
わかさぎの南蛮漬け
ものといわれる。祖先の魂がその家の一年の平安を守る「年
神」であると信じ、年末に大掃除をして家中を清め、年神
なまこ柚香酢
こはだ粟漬け ★
こはだを酢でしめる調理法は江戸後期に考案され、庶民に
人気のおかずになった。財運や魔よけを意味する黄色に染
めた粟と合わせて、縁起のよい一品に。
を迎える準備をする。そのなかで、米や餅、昆布、熨斗鮑
などの縁起の良い食材を三方にのせ、床の間などに供える
「蓬莱飾り」が、おせち料理の起源である。供えた物を下げ
てそれを頂き、人が神と食事を共にすることを象徴する儀礼
から、美味しく食べることのできるおせちの形が生まれた。
「前年の秋の実りを感謝し、平安に新春を迎えられたという
車海老の酒塩いり ★
喜びと、また新しい年が豊かであるようにとの願いをおせち
にこめる。我が身我が家に対する福の感謝として、年神に
きすの風干し
供えるという考えから、お重にはおせちをたっぷり盛り込み
ます」と柳原さん。農作に関連した、五穀豊穣や健康を祈
願する祝い肴を筆頭に、子孫繁栄、財運、武勇などの祈り
(p.097)
漆の重箱にぎっしりと詰められた姿が賑々しい、江戸おせち。写真左下
から時計回りに:一の重には黒豆・数の子・ごまめなどの代表的な祝
を込めた料理の数々は、今に受け継がれる江戸の心といえ
る。
い肴を。二の重には甘さが楽しめる口取りを中心に。三の重には海の幸、
日常生活が多彩で豊かになった現代、日本は豊富な食物
四(与)の重には山の幸が並ぶ。
に恵まれる。医療や科学の発達も手伝って、神に心から平
安を願うこともなく、グルメを楽しむ傾向が強くなっている、
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と柳原さんは見る。「ささやかながら、祭事儀礼をせめてお
C
せちに残し、食を通して次の世代にこの国の文化を伝えた
れんこん ………………………………………………… 150g
いと思うばかりです」
こんにゃく ………………………………………………… 1 枚
だし ………………………………………………… 1½ カップ
柳原一成(やなぎはら・かずなり)
砂糖…………………………………………………… 大さじ 3
「江戸懐石近茶流」宗家。東京・赤坂にて「柳原料理教室」を主宰。
包丁さばきの技術、季節の素材選び、盛りつけ、器から膳組に至るまで、
薄口醤油……………………………………………… 大さじ 1
醤油・みりん ……………………………………… 各大さじ 2
質実剛健の様式美を旨とする料理道を今に伝授する。
酢………………………………………………………… 適量
A
❶ 里いもは六面むきにして乱切りにする。米のとぎ汁で下
四段重ねの晴れやかな柳原家の江戸おせちから、ここではそ
ゆでする。
の中でも基本の品々のレシピをご紹介する。二晩かけて準備
❷ にんじんは 4cm の長さに切り、それぞれ 8 等分する(写
が必要なものもあるが、丁寧に下ごしらえをしながら、年改
真下)。色目をよくするため、芯の色が白い部分は取り除く。
まる時への気分も引き締まるはず。
❸ 鍋にだしと、1の里いも、2のにんじんを入れて火にかけ、
煮立ったら砂糖を加え、落としぶたをする。
p.097
<特に記載のない限り全て4人分の分量>
❹ 4 ∼ 5 分ほどしてから醤油、みりんを加え、弱火で煮る。
❺ 絹さやは塩を加えた熱湯でさっとゆで、水にとる。里い
煮しめ (p.097 ⑱ )
もとにんじんの煮汁にさっとつけ、それぞれの煮しめを盛り
[ 材料 ]
つける際に添える。
A
B
里いも…………………………………………………… 120g
❶ ごぼうは包丁の背で皮をこそげ取り、乱切りにして米のと
にんじん …………………………………………………… 1 本
ぎ汁で下ゆでする。
だし ………………………………………………… 3 カップ l
❷ 干ししいたけは水に一晩つけてもどし、軸を除いて半分
砂糖…………………………………………………… 大さじ 5
に切る。
薄口醤油……………………………………………… 大さじ 2
❸ 鍋にだしと1のごぼう、2のしいたけを入れ、火にかけ
みりん ………………………………………………… 大さじ 1
て煮立ったら砂糖を加える。4 分ほど煮てから醤油、みりん
絹さや ……………………………………………………… 20g
を加えて弱火で色よく煮る。
塩………………………………………………………… 適量
C
B
❶ れんこんは 1cm 厚さの輪切りか半月切りにし、酢水でゆ
干ししいたけ ……………………………………………… 6 枚
でる。
ごぼう …………………………………………………… ½ 本
❷ こんにゃくは 1cm 幅の短冊に切り、中央に縦に小さく切
だし ………………………………………………… 1½ カップ
り目を入れて、一方の端をくぐらせ、手綱形にする。熱湯で
砂糖…………………………………………………… 大さじ 4
ゆがく。
醤油…………………………………………………… 大さじ 3
❸ 鍋にだしと1のれんこん、2のこんにゃくを入れ、火にか
みりん ………………………………………………… 大さじ 2
けて煮立ったら砂糖を加え、落としぶたをする。4 ∼ 5 分ほ
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ど煮てから醤油、みりんを加えて弱火で色よく煮る。
黒豆 (p.094, 096 ⑧ )
[ 材料 ]
照りごまめ (p.096 ⑩ )
[ 材料 ]
ごまめ ……………………………………………………… 50g
砂糖…………………………………………………… 大さじ 3
醤油………………………………………………… 大さじ 2½
❶ ごまめを厚手の鍋に入れて頭や尾が少し色づく程度に煎
り、半紙に広げて冷ます。
❷ 鍋に砂糖と醤油を入れ、火にかけて砂糖を溶かし、すくっ
たとき糸のようにぽとりと落ちる程度の堅さになるまで煮つ
める ( 写真左 )。火からおろし、蜜が熱いうちにごまめを入
れてまんべんなくからませる。
❸ 鍋の端にごまめを寄せ、蜜の部分に細かい泡が立つまで
弱火にかける ( 写真右 )。こうしておくと、からんだ蜜が溶
け出すのを防げる。火からおろし、もう一度軽くからめる。
数の子 (p.096 ⑨ )
[ 材料 ]
塩数の子……………………………………………… 4 ∼ 5 本
だし …………………………………………………… ½ カップ
酒……………………………………………………… 大さじ 1
薄口醤油…………………………………………… 大さじ 1½
❶ 塩数の子は半日から 1 日くらい水につけて塩抜きし、細
い竹串などで白い薄皮を丁寧に取り除く( 写真左 )。
❷ 鍋にだしと調味料を合わせてひと煮立ちさせ、冷めてか
ら数の子の水気をきって浸し、1 ∼ 2 日ほどおいて味を含ま
せる。
❸ 2の数の子を、くし目がばらばらにならないように、そぎ
切りにして盛りつける。
黒豆…………………………………………………… 3 カップ
重曹…………………………………………………… 小さじ 1
熱湯………………………………………………… 約 8 カップ
《蜜》 砂糖………………………………………………… 3 カップ
醤油……………………………………………… 小さじ 1½
水…………………………………………………… 2 カップ
凍みこんにゃく …………………………………………… 1 枚
醤油………………………………………………………… 少々
ちょろぎの赤梅酢漬け ………………………………… 適量
❶ 黒豆は洗って鍋に入れ、重曹と熱湯を加えて一晩おく。
翌朝、そのまま強火にかけ、沸騰してきたところで一度あく
をすくい(写真左)
、弱火にして 3 ∼ 4 時間あくをすくいな
がら煮る。汁が少なくなったら湯をたす。
❷ 豆を指で軽く押さえてつぶれるようになったら(写真右)、
さらに煮つめて色をもどし、火を止めて人肌になるまでおく。
豆を取り出して別の鍋で水からゆでて、軽く沸騰したらざる
に上げる。
❸ 蜜用の砂糖と醤油、水を鍋に入れて火にかけ、砂糖を溶
かして人肌ぐらいまで冷ます。
❹ 2をぬるま湯で洗い、煮汁を流し、豆の皮を破らぬように、
水がきれいになるまで洗い流す。皮の破れた豆は取り除く。
❺ 4の豆の水気をきって3の蜜に入れ、紙ぶたをし、弱火
で 3 ∼ 4 分静かに煮てから火を止め、一晩おく。
❻ 翌日、蜜から黒豆を取り出し、蜜だけを火にかけて軽く
煮つめる。黒豆を戻して、さらに甘みを含ませる。
❼ 凍みこんにゃくはぬるま湯でもどし、黒豆を取り出した蜜
で下煮をした後、醤油少々を加えて煮含める。ちょろぎとと
もに黒豆に添える。
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柳原家の江戸雑煮 (p.095)
ぜ合わせる。
[ 材料〈4 人分〉]
❸ 流し缶に裏ごしした白身を入れて平らにならし、その上
とり ささ身 ………………………………………………… 80g
に
車海老……………………………………………………… 4 尾
んわりとのせる。
小松菜…………………………………………………… 150g
❹ 湯気のたった蒸し器に3を入れ、少しずらしてふたをし、
のし餅 ……………………………………………………… 4 個
中火で 4 ∼ 5 分蒸す。
浅草のり(あれば)もしくは のり …………………… ½ 枚
❺ 人肌に冷めてから、形をくずさぬよう取り出し、好みの寸
《煮汁》 量の黄身を入れてもう一度軽く押さえ、残りの黄身をふ
法に切る。
だし ………………………………………………… 4 カップ
塩・薄口醤油…………………………………… 各小さじ 1
酒、塩………………………………………………… 各適量
栗きんとん (p.096 ⑤ )
黄柚子…………………………………………………… 適量
[ 材料 ]
栗の甘露煮……………………………………………… 12 個
❶ とりささ身はそぎ切りにして薄塩をし、熱湯で霜ふりにす
甘露煮の蜜…………………………………………… 大さじ 2
る。車海老は酒と塩を加えた熱湯でゆでる。小松菜は塩ゆ
さつまいも ………………………………………………
でする。のし餅はマッチ箱大に角切りにしてこんがり焼き、
焼きみょうばん ……………………………………… 小さじ 1
浅草のりはさっと焙って、小さく四角に切る。
水……………………………………………………… 4 カップ
❷ 鍋でだしを温め、塩と薄口醤油で味をととのえる。ささ
くちなしの実 ……………………………………………… 2 個
身を加えてひと煮立ちさせる。
砂糖……………………………………………………… 230g
❸ お椀に1とささ身を盛りつけ、だしを注ぎ、細く切った柚
塩……………………………………………………… 小さじ
子の皮を添える。
みりん ………………………………………………… 大さじ 2
個
❶ さつまいもは 1cm の輪切りにして皮を厚くむき、みょう
錦玉子 (p.096 ① )
ばんを溶いた水に 30 分浸す。
[ 材料 14 × 12cm の流し缶 1 個分 ]
❷ 1を水洗いして鍋に入れ、かぶるくらいの水(分量外)
卵…………………………………………………………… 8 個
をはり、半分に割ったくちなしの実を入れて火にかけ、竹串
砂糖………………………………………………………… 80g
が通るまでゆでる。熱いうちに裏ごしする。
塩……………………………………………………… 小さじ ½
❸ 2を鍋に入れ、砂糖と甘露煮の蜜を加え、中火で焦がさ
砂糖…………………………………………………… 大さじ 2
ないように手まめに練る。
みりん ………………………………………………… 小さじ 1
❹ 鍋底に木じゃくしの筋が残る程度になったところで塩とみ
りんを加え、栗を混ぜ入れて、つやよく練り上げる。
❶ 卵を堅ゆでにし、水に浸してから殻をむき、黄身と白身
に分ける。
❷ 黄身と白身を別々に裏ごしにかける。砂糖と塩を混ぜて
ふるいにかけ、黄身と白身に半量ずつふり込んで、軽く混
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だて巻き (p.096 ⑦ )
ら火を止め、冷ます。
[ 材料 24 × 20cm の天板 1 枚分 ]
❸ 1の大根とにんじん、干し柿を混ぜて2の甘酢であえる。
魚のすり身 ……………………………………………… 150g
細いせん切りにした柚子の皮をふる。
卵…………………………………………………………… 6 個
砂糖……………………………………………………… 100g
酒、みりん ………………………………………… 各大さじ 1
花れんこん (p.097 ⑳ )
薄口醤油……………………………………………… 小さじ 1
[ 材料 ]
れんこん ………………………………………………
❶ 魚のすり身をすり鉢でのばし、砂糖と溶きほぐした卵を少
しずつ入れ、酒・みりん・薄口醤油を加えてさらにすり混ぜ
カップ
赤唐辛子……………………………………………… 小 2 本
《甘酢》 る。
米酢………………………………………………… 大さじ 2
❷ 天板にクッキングシートを敷き、1を流し入れ、200 ∼
だし ………………………………………………… 大さじ 2
240 度のオーブンの上段でゆっくりと焼く。
砂糖……………………………………………… 大さじ 2
❸ ほどよい焼き目がついたところで鬼すだれにとって形よく
塩………………………………………………………… 少々
巻き、紐でしばって冷ます。
❹ すだれをはずし、好みの厚さに切る。
❶ れんこんは水洗いし、皮目の穴と穴の間に包丁目を入れ、
穴にそって皮を深くむき、花形にする。薄く切り、酢水に漬
ける。
紅白柿なます (p.096 ⑪ )
❷ 鍋に酢水ごとれんこんを入れて火にかけ、透明感が出る
[ 材料 ]
までゆでてざるに上げる。
大根……………………………………………………… 400g
❸ 甘酢用のだしと調味料を小鍋に入れ、火にかけてひと煮
にんじん …………………………………………………… 30g
立ちさせる。
《甘酢》 米酢…………………………………………………
❹ ボウルに2のれんこんと種を抜いた赤唐辛子を入れ、3
カップ
の甘酢を注ぎかけて味を含ませる。
砂糖……………………………………………… 大さじ 2
塩………………………………………………………… 少々
干し柿 ……………………………………………………… 2 個
鶏の松風焼き (p.097
黄柚子……………………………………………………… 少々
[ 材料 14 × 12cm の流し缶 1 個分 ]
塩………………………………………………………… 適量
とり ひき肉 ……………………………………………… 200g
)
卵………………………………………………………… ½ 個
❶ 大根とにんじんは 4cm 長さの縦の細いせん切りにし、ボ
味噌………………………………………………………… 20g
ウルに入れて水が出るくらいに塩もみする。塩気を少し残す
砂糖…………………………………………………… 小さじ 2
程度に水洗いして、堅く絞る。干し柿はへたと種を取り、小
醤油…………………………………………………… 小さじ 1
口切りにする。
サラダ油 ………………………………………………… 適量
❷ 甘酢の調味料を合わせて火にかけ、ひと煮立ちさせてか
けしの実 ………………………………………………… 適量
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A
はだにふりかけて一晩漬ける。
醤油・みりん …………………………………… 各 カップ
砂糖………………………………………… 大さじ 1½ ∼ 2
車海老の酒塩いり (p.097
❶ とりひき肉に卵、味噌、砂糖、醤油を加え、よくすり混ぜ
る。
)
[ 材料 ]
車海老……………………………………………………… 8 尾
❷ 流し缶に入れて 12 分程度蒸す。
《酒塩》 ❸ 蒸しあがった2を缶から抜き、油を薄くひいたフライパン
酒…………………………………………………… 大さじ 4
で両面を焼く。A を加えてさらに焼き、照りをつける。仕上
水…………………………………………………… 大さじ 3
げにけしの実をふり、適当な大きさに切る。
塩………………………………………………………… 少々
薄口醤油…………………………………………………… 6 個
砂糖……………………………………………………… 100g
こはだ粟漬け (p.097
)
酒、みりん ………………………………………… 各大さじ 1
[ 材料 ]
薄口醤油…………………………………………………… 少々
こはだ …………………………………………………… 12 尾
《三杯酢》 ❶ 車海老は頭と胴のつけ根に竹串を刺して背わたを取り、
酢……………………………………………………
カップ
胴の腹側に縦に包丁目を入れる。
砂糖……………………………………………… 大さじ 1
❷ 小鍋に酒と水、塩を入れて火にかけ、煮立ったら車海老
薄口醤油…………………………………………… 小さじ 2
を入れて赤く色づくまで煎る。火を止めるとき、少量の薄口
粟……………………………………………………… 大さじ 3
醤油を落とす。
くちなしの実 ……………………………………………… 1 個
水……………………………………………………… 2 カップ
赤唐辛子…………………………………………………… 1 本
塩、酢………………………………………………… 各適量
❶ こはだはうろこを取って頭と内臓を取り、水洗いしてから
三枚におろし、腹骨をすき取る。
❷ 小鍋に三杯酢用の材料を入れて火にかけ、砂糖が溶けた
ところで火からおろし、冷ましておく。
❸ 1のこはだを盆ざるに皮を下にして並べ、薄塩をして約
20 分おき、さっと生酢で洗い、2の
量に浸す。
❹ 半分に割ったくちなしの実を 2 カップの水に入れ、火に
かけて色を出し、こす。その汁に粟を入れてゆでる。
❺ 粟をさらしにとって冷まし、残りの三杯酢に漬けて、ぬる
ま湯につけて種を抜いた赤唐辛子の小口切りとともに3のこ
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