キャリアアップMOT スタートアップデザインコース (平成28年度 一期生

1
キャリアアップMOT
スタートアップデザインコース
(平成28年度 一期生)説明会
平成28年11月2日(水)19時30分∼
東京工業大学 田町キャンパス 7階 713教室
○ご挨拶
○CUMOT、コース概要説明
○カリキュラム・講師紹介(担当予定)
○受講イメージ紹介
○質疑応答
○アンケートのお願い
配布物のご確認
パンフレット、説明会資料、アンケート
2
ご挨拶
コースコーディネーター
立川 智也
よすが株式会社代表取締役社長
3
キャリアアップMOTとは?
CUMOT(キューモット)は、“Career Up MOT”の略称です。
社会人の方が働きながらMOT( Management of
Technology:技術経営)の学びを通じて、キャリアアップを図
ることを支援します。
本学の「社会人アカデミー」のプログラムの1つとして位置付け
られ、環境・社会理工学院(技術経営専門職学位課程)が事
業主体となり実施しております。学位等を認定する「degree
program」ではなく、プログラム受講の修了を認定する「
専門職大学院で
certificate program」という位置づけになります。
MOTを学ぶ
国立大学法人
東京工業大学
学院
(学士・修士・博士後期・
専門職学位課程)
Degree Program
環境・社会理工学院
技術経営
専門職学位課程
社会人アカデミー
Certificate Program
キャリアアップMOT
(CUMOT)
各コースの提供
スタートアップ
デザインコース
CUMOTで
MOTを学ぶ
4
スタートアップデザインコース
募集要項
スクリーンまたはパンフレットを
ご参照ください
スタートアップデザインコース
カリキュラム(1)
コースの目的
5
本コースはMOT(技術経営:Management of Technology)や
ソーシャルビジネスの学び、グループワークを通じて、キャリアの
スタートアップ期である20 代を中心とした社会人に自らのキャリ
アや社会課題の解決方法について考える、新たなワークキャリア、
ライフキャリアを形成する機会を提供します。
【受講対象者の例】
新卒就業後10 年未満の社会人の方、就職を予定している学生
※1上記条件に加え下記のような方を歓迎
・自らのワークキャリア、ライフキャリアを見直すきっかけを得たい方
・新事業、転職、起業などワークキャリアの視野や考え方を広めたい方
・結婚、育児などライフキャリアの変化に直面している方
・ソーシャルビジネスや社会問題の解決に興味のある方
・主体的に学び、自らのキャリアを変化させようと意欲的に取り組める方
・同じ志や意欲を持つ仲間との交流やディスカッションを楽しめる方
・経営学やMOT(技術経営)の学びを通じてキャリアの選択肢を広げたい方
※2 「大学生、大学院生の方で受講希望の場合は、 本コースは就職後のキャリアデザインを考える講座とお考
えください」「就職後を対象とした講座のため、就職対策講座ではありません」
スタートアップデザインコース
カリキュラム(2)
コースの学習目標
研究者からの「理論と事例」、実務家からの「情熱と行動力」、グループワーク
を通じた「課題解決の方法」を横断的に学ぶことで、自らの意思を持って新た
なキャリアの一歩を踏み出す知恵と行動力と人的ネットワークを得る。
コースの特徴
(1) ビジネスキャリアとライフキャリアのスタートアップの分野で活躍する研究
者や実務家による講義
(2) 講師とのディスカッションやグループワークなど自由に議論し、学び合える
学習環境
(3)自らのキャリアデザインや社会課題の解決に関するコースを通したグルー
プ研究
(4)受講生と同世代のコーディネーターによる学習支援
(5)平日夜開催、田町キャンパス利用、学習支援システム提供など、社会人の
受講環境に配慮したコース設計
6
スタートアップデザインコース
カリキュラム(3)
学習形態
7
スタートアップデザインコース
カリキュラム(4)
スケジュール
学習テーマ
月日
回
12/5(月)
1
12月7日
2
12月14日
3
水曜夜 19∼21時 @田町キャンパス713教室
科目(学習テーマ)
受講ガイダンス/GMSS演習
キャリアデザインとは
4
雇用システムのパラダイムシフトとパ
ラレルキャリア
イノベーションとリーダーシップ
データで見る若者の雇用・家族形成
の状況
5
ビジネスキャリアと創業
-
グループ課題テーマ発表
1月18日
6
NPOとキャリア
1月25日
7
グローバルとキャリア
2月1日
-
グループ課題中間発表
2月8日
8
アカデミックキャリアと産学連携
2月22日
9
スタートアップデザイン
3/11(土)
10
特別講義「情熱がキャリアをつくる」
グループ課題発表会
1月11日
8
サブタイトル
学びを通じてキャリアを開く
担当
古俣升雄
立川智也
パラレルキャリアで人生の選
石山恒貴
択肢が広がる
リーダーシップの理論と実践 仙石慎太郎
充実したワーク・ライフプランを
久我尚子
設計するための現状把握
こんな人生・キャリアで大丈
夫!?クレイジー起業家から 工藤 博樹
のキャリア論
立川智也
働きながらNPOでキャリアを拓
松井 孝憲
く
海外で働く若者のリアル!グ
濱田 真里
ローバルでキャリアを築く
立川智也
大学の研究/知財の仕組み
を知り、キャリアデザインに活 本多智
用しよう
人のために働くことが自らの
キャリアを拓く∼スタートアップ 田辺孝二
に必要な心構え∼
山川咲
立川智也
所属・役職
東工大CUMOT特任助教
本コースコーディネーター
法政大学大学院 政策創造研究
科 教授
東工大環境社会理工学院准教授
ニッセイ基礎研究所 生活研究
部 主任研究員
メリービズ株式会社
代表取締役
本コースコーディネーター
NPO法人 二枚目の名刺 理事/
ディレクター
なでしこVoice 代表
ABROADERS 代表
本コースコーディネーター
東京大学大学院総合文化研究
科 広域科学専攻 助教
東工大環境社会理工学院教授
crazy wedding 創業者
本コースコーディネーター
9
スタートアップデザインコース
カリキュラム(5)
講師紹介
CUMOT Webサイトにて紹介
http://www.academy.titech.ac.jp/cumot/sud/lecturer.html
スタートアップデザインコース
学習テーマ別
カリキュラム(6)
学習目標
月日
回
科目(学習テーマ)
12/5(月)
1
受講ガイダンス/GMSS演習
キャリアデザインとは
2
雇用システムのパラダイムシフトとパ アを理解する。パラレルキャリアとは、人生の複数の役割を組み合わせることを意味し、変
化の激しい時代を乗り切るヒントとなる考え方である。ただし、生き方、働き方に大きな影響
ラレルキャリア
学習目標
本コースの受講にあたり、学習方法やカリキュラム全体の流れ、受講にあたっての心構え
を理解する。
自らのキャリアの選択肢を広げる足掛かりとして、キャリアデザインにおけるパラレルキャリ
12月7日
がある日本の雇用システムの変化の方向性についても基本的な理解をする。
12月14日
3
イノベーションとリーダーシップ
12月21日
4
データで見る若者の雇用・家族形成 雇用状況、家族形成、消費動向など、若年層のデータを用いて、同年代の働き方や生活に
関するキャリアの現状や若者支援の政策といった世の中の動向を理解する。
の状況
5
ビジネスキャリアと創業
キャリアの選択肢に起業があることを理解し、その可能性について考える。具体的には、メ
リービズ社の創業に至る経緯を例に、起業家としてのキャリアに対する考え方を紹介する。
-
グループ課題テーマ発表
テーマ選定と理由、それに対するアドバイスを行う
1月18日
6
NPOとキャリア
キャリアの選択肢にNPOなど社会活動家があることを理解し、その可能性について考え
る。具体的には、現在のキャリア(職業)を維持しながら、NPOなどで活躍する事例を基に、
「2枚目の名刺」としてキャリアを構築する考え方や方法を紹介する。
1月25日
7
グローバルとキャリア
キャリアの選択肢に海外があることを理解し、その可能性について考える。具体的には、海
外で活躍する女性のインタビューの経験や事例から、多様な働き方について考える。
2月1日
-
グループ課題中間発表
最終発表に向けてのマイルストーンとして進捗確認をする
2月8日
8
アカデミックキャリアと産学連携
キャリアの選択肢にアカデミックキャリアがあることを理解し、その可能性について考える。
具体的には、大学の研究や知的財産などの成果を活用した産学連携の事例を基に、大学
を活用したキャリア形成について紹介する。
2月22日
9
スタートアップデザイン
キャリアを積んでいった先に何があるのか、一つのロールモデルを知る。
3/11(土)
10
特別講義 「情熱がキャリアをつくる」
グループ課題発表会
1月11日
イノベーションとリーダーシップに関係を理解する。
10
11
スタートアップデザインコース
受講イメージ ご紹介
■
■
■
■
■
■
シラバス(例)
教材レジュメ
推薦図書
講義の様子
プレ講義の評価
学習支援システム(GMSS)
シラバス
東京工業大学 CUMOT
コース名
テーマ
スタートアップデザインコース
雇用システムのパラダイムシフトとパラレルキャリア
∼パラレルキャリアで人生の選択肢が広がる∼
平成28年12月7日(水) 19:00∼21:00
石山 恒貴 法政大学大学院 政策創造研究科 教授
日時
テーマ、スケジュール
担当講師プロフィール
学習目標
担当講師
12
eメールアドレス
http://chiikizukuri.gr.jp/pop_ishiyama.html
HPアドレス等
1. 学習目標
自らのキャリアの選択肢を広げる足掛かりとして、キャリアデザインにおけるパラレルキャリアを理
解する。パラレルキャリアとは、人生の複数の役割を組み合わせることを意味し、変化の激しい時
代を乗り切るヒントとなる考え方である。ただし、生き方、働き方に大きな影響がある日本の雇用
システムの変化の方向性についても基本的な理解をする。
2. 事前知識 または 授業の前後に学習してもらいたい知識
事前・事後の学習案内
事前
日本的雇用とキャリア理論の基本的な理解をしておくことが望ましい。推薦図書を事前に読
むか、もしくはダイヤモンドオンライン、「本業×社会活動」パラレルキャリアを始めよう!――
「2枚目の名刺」があなたの可能性を広げる、http://diamond.jp/category/s-pararellcareerな
どの参照を推奨する。
事後
・授業で説明するパラレルキャリアを実践する団体(企業、NPO、コミュニティカフェ、地域な
ど)の活動を、実際に調べてみる
・自らの能力開発目標とパラレルキャリアの実践内容を照らし合わせて、計画してみる
3. 学習内容
学習内容の詳細
形態
時間
講義
19:00-20:15
休憩
20:15-20:20
テーマ、補足説明
①日本的雇用システムの特徴と変化 ②パラレルキャリアとは ③パラレルキャ
リアと企業の人材育成 ④パラレルキャリアで個人の選択肢を増やす具体論
グループ討議 20:20-20:50 講師から提示された討議テーマにもとづいて、グループ討議を行う
発表/解説 20:50-21:05 グループ発表および講師からの総評、質疑応答
質疑応答
推薦図書
4. 推薦図書
図書名
時間と場所を選ばない パ
ラレルキャリアを始めよ
う! 「2枚目の名刺」があ
なたの可能性を広げる
キャリアという言葉に抵抗
を感じるあなたへ∼1時間
で読めるキャリア理論の実
践と応用∼ 「人と組織の未
来」Eブックシングル・シリー
ズ
失業なき雇用流動化
キャリア開発論
シラバスの配布により、
出版社
備考
著者
価格(¥)
受講前に学習内容や学習目標を
ダイヤモンド社
石山 恒貴 (著)
1,620
確認してイメージ。
学習テーマに関する予習や事後
ヒューマンバリュー社
石山 恒貴 (著)
410 電子書籍のみ
学習、推薦図書など、自己学習に
必要な情報も掲載。
慶應義塾大学出版会
山田久(著)
2,700
注. 番号の前に★印がついているものは授業にて使用する。
中央経済社
武石恵美子(著)
2,700
13
教材・レジュメ
• A4、上下2段、両面、白黒印刷で
プレゼンテーション資料を配布
冊子形式で、
ファイリング可
推薦図書
• 学習テーマに関連した自習用の図書を提示
• 教室内に参照用として用意(一部貸出可)
イメージ
講義の様子(イメージ)
ゼミ形式の少人数で
密度の高い講義と議論を想定
ほか、画面にてご紹介
14
15
学習支援システム(GMSS)の導入
プログラムに参加する社会人の学習環境
■異なる企業に属する
■勤務先や住居の場所も異なる
■顔をあわせた議論の場は週に1度の講義の日のみ
■発表などグループワークの課題がある
■時間を合わせてグループワークを行うには制約がある
■講義終了後の対応では時間も限られる
グループ内で意見交換やコミュニケーションを行う機会が少ないと、
グループワークによる学習効果も期待できない
Web上でディスカッションや意見交換ができる
GMSS(グループメモリーサポートシステム)を導入し、
学習利便性を向上
16
GMSSのイメージ画面
発言時に発言対象と発言種別
(メッセージタイプ)を選択すること
で議論全体の構造化と可視化を
実現
分散環境下のコミュニケーション
支援とグループ内の知識蓄積を
実現するシステム
参考
17
エッセンシャルMOT秋季コース
修了生の評価(平成27年度)
プログラム修了生へのアンケート
有効回答n:修了生21名
※5段階評価
Q 「エッセンシャルMOT」授業の総合的な満足度は?
⇒平均4.1 (非常に満足 5 ⇔ 1 満足していない)
Q 「エッセンシャルMOT」の授業で学んだことが今後自分の
業務に役立つと考えていますか。
⇒平均4.4 (非常に役立 5 ⇔ 1 役立たない)
Q 今後も「エッセンシャルMOT」の授業テーマに関する学習
を継続していきますか。
⇒平均4.5 (継続する 5 ⇔ 1 継続しない)
17
18
参考
エッセンシャルMOTコース
修了生の評価(平成24∼27年度)
プログラム修了生へのアンケート
Q 「エッセンシャルMOT」で学んだこと、得たことは何ですか。
いままで意識していなかった分野
の学問の存在を知ることができ,
また,物事を思考する際の視野が
広がったと思います.
MOTが俯瞰できるようになり、
自分の会社への適用が考え
られるようになった。
自身の先入観により取捨
選択を無意味にするのでは
なく、よく吟味してから取り
組む姿勢が身についた。
講義内容が多岐に渡っていたため、視野が
広がったと実感している。受講した講義の
中で興味を持った分野に関しては、知識を
深めるために学習を継続している。
講義内容も良かったですが、自ら学ぶ姿勢を持った仲間
を得て刺激を受けたことが良かったと感じています。先生
方とお酒を飲みながら発展的な議論も他の講座では経
験できない視野を広げる良い機会となったと思います。こ
れを機会に学びを深めたいとの気持ちが強くなりました。
このコースの受講が様々な分野への興味のきっかけとなり
学習意欲が増しましたが、何より「つながり」を得たと思います。
講義中、講義後、またはGMSSで様々な経歴、職種、年代の方
と議論し合うことで、今まで経験のなかった価値観を感じること
18
ができたのが大きな財産となっていると思います。
19
参考
エッセンシャルMOT秋季コース
修了生の評価(平成27年度)
コース修了生へのアンケート
質問
受講期間中の
学習行動を提示
有効回答n:21名
選択肢
5
4
3
2
1
「エッセンシャルMOT」授業以外の1科目(月)
当たりの自習時間(ディスカッション、情報収
集、読書、など)についてお聞きします。
平均20時間
以上
平均10∼20
時間くらい
平均5∼10
時間くらい
平均5時間
未満
授業以外で
は学習して
いない
回答数
4
6
7
4
0
平均20時間
以上
平均10∼20
時間くらい
平均5∼10
時間くらい
平均5時間
未満
変化してい
ないor減った
回答数
0
3
6
7
5
「エッセンシャルMOT」修了後の学習について
お聞きします(複数回答可)
引き続き学
習する機会
を探している
他の講座に
申し込んだ
大学院の進
学を検討し
ている
大学院に進
学した
その他
回答数
16
1
1
0
0
読書など自己学習の時間は受講前と比べて
1月あたりどのくらい増えましたか?
受講終了後の
学習意欲を提示
学習行動を提示
19
20
参考
キャリア形成への影響
平成22年度修了生(ES、ES秋季)を対象にアンケート(N=34)
オリジナル質問項目
キャリアアップMOT として働きながら
技術経営を学ぶことは、ご自身のキャ
リア形成※に影響があったと思います
か。
※昇進や転職などに限らず、職業や働
き方に対する考え方の変化も含めます
平均
4.41
標準偏差
0.60
平成23年度は平均4.3
Q 受講により、今後、ご自身のキャリアに関連して習得していきたい能力
や学びたい分野について、受講前に比べて明確になりましたか(見えてき
ましたか)。
⇒平均4.2 (非常になった 5 ⇔ 1 ならなかった)
自らの職業キャリアに関連させて、仕事および学習に関する意識が変容
意識の変容は、職業キャリアに関連した仕事や学習の行動・結果も変容
20
21
参考
具体的にどのような変化があったか(N=32、複数選択可)
分類
選択肢
多様な企業や職種の人と接し、仕事(キャリア)に対する視野が広がった
仕事意識
今後の仕事の方向性について以前より考えるようになった
転職や開業など現在の職務以外の仕事にも関心をもつようになった
MOT(マネジメント)を学んだことで会社に貢献したいという意欲が高まった
学習意識
自らが必要とする能力やスキルを意識するようになった
学習意欲が受講前より高まった
多様な企業や職種の人と接し、仕事への取り組み方が変わった
仕事行動
学習内容と業務との関連が高く、学んだことで仕事への取り組み方が変わった
転職や独立も視野にいれた活動をするようになった
学習行動
仕事結果
その他
(自由回答)
回答
17
19
8
11
26
12
11
10
3
勉強会など仕事以外での社外活動への参加や交流が増えた
9
職種(職務)が変わった
1
転職・起業をした
0
昇進した
1
・MOT受講後、転職を考えましたが、さらに勉強したくなったので大学院に進学
することにしました
・MOTに対する理解が深まり、体系的に整理できたため、今後業務に生かせる
2
21
22
参考
平成22年度修了生(ES、ES秋季)を対象にインタビュー(N=19)
学習意識
◆通ってみてもっと深く勉強したいという思いも生じてきた。非常に意味、効果があったと
思う。実際に通ってみて、勉強と仕事と家庭の両立についてやっていけるという実感も
つかめた(大学院進学者)
◆単純に受けたことを鵜呑みにするのではなく、途中から疑問を持って考えていく
機会が増えていったと思う。そこがあるか無いかで、考える立ち位置も異なってくる。
考え方の気づきがあった(技術企画職 30代男性)
◆本を読んで勉強するのが今までで、これからは人と接しながら勉強するなど外向きに
活動はしていきたいと思うようになった。(コンサルタント 40代女性)
仕事意識
◆職務が受講の途中で変わったが、それまでは何となく技術企画という仕事をやりたい
ということでかかわっていたのが、今の職務を含めて、以前よりも自分のキャリアに
対して前向きにしっかり考えて取り組むようになったと思う。
今の仕事も、自分のキャリアにつながるような仕事の仕方をしようという、ポジティブに
考えられるようになった(技術企画職 30代男性)
◆実際にまわりを見まわしたときにはイノベーションの種があちこちにあって、
自分の仕事の進め方などちょっとした改善の積み重ねが効いてくると思えるように
なったのは気づきだと思う。自分の中では、認識が変わってちょっとした習慣として
22
身についた。(エンジニア、30代男性)
23
参考
平成22年度修了生(ES、ES秋季)を対象にインタビュー(N=19)
学習行動
◆本を読む量は増えており、受講後の現在も続いている。2つ思っていて、
1つは会計・ファイナンスを引き続き勉強していきたい(研究職20代男性)
◆プログラムでの学びがなければ進学することもなかったと思う。いきなり働きながら
大学院に行くのは受験勉強も含めてハードルが高い(大学院進学者)
◆今は科目履修生として履修している授業でレポートを書いており、卒業論文や
修士論文を書いていたことを思いだしている(取締役30代男性)
仕事行動
◆批判的に見たり、深く考えたりすることが習慣になった。自分の研究テーマを
アピールして他とコラボレーションをしたり、他社のコンサルタントを使ってみたりなど、
今までよりも自分で考えて行動するようになった。 (研究職20代男性)
◆これまで現場の最先端で仕事をやっていたのが、一歩引いた立場で考えて取り組む
習慣もついたと思う。結果としてはまだ出ていないが、常識を疑うというか、チャレンジ
した実験もやってみた(エンジニア、30代男性)
23
24
参考
平成22年度修了生(ES、ES秋季)を対象にインタビュー(N=19)
学習結果
◆考え方にしても、考えて何かをするにしても、何かを評価をするにしても切り口が
増えたと思う。先生がどのような方法で教えているのかも参考になった。受講前は、
学習内容についてまったく知らないとどのような差があるのかという違いも分からなかった。
(管理職40代男性)
◆1年間であるが、やったという自信もつき、学んだことも蓄積になっており、今後の
キャリアにプラスになったのは間違いないと思う。MOTは直接の業務というわけではないが、
視野を広く持つという点でも、一介のビジネスマンとしても学んでおいて損にはならない。
(技術企画職30代男性)
仕事結果
◆受講中に昇進はしたが、プログラムの受講とは直接的に評価には関係はない。
ただ、社長にはプログラムを受講することについてインパクトはあったと思う。
・・・中略・・・結果的に一目置かれるだけではなく、受講した結果を活用して自社の
経営において中心的に活動できていると思う。(取締役30代男性)
◆昇進など結果そのものはないが、役割を期待されるようにはなった。
(エンジニア、30代男性)
24
25
学びによるキャリア形成の好循環
仕事や生活での問題意識
学習機会の
発見と行動!
社会人学習(CUMOT)の
キャリア形成に
つながる学びの循環
経験と学びの習慣化
学びの目利き力の形成
学び方の理解
学びのネットワークの形成
学びのネットワークの開拓
26
参考
よくある質問①
◆CUMOTを受講して本科に進学した場合、単位互換はあるか?
単位互換についてはありません。
本科の入試では、CUMOT修了生に対するMOT専攻入試推薦枠などの特別待遇は
ありません。 ただ、入試はMOTに関する小論文と面接が中心ですので、 修了生は、
他の受験生よりも受験準備が整っていることになります。従って、その点で有利になる
と言えるかと思います。
◆出張などで講義に出席できないとき、eラーニングなどで講義内容を補完するものが
あるか?
講義資料は次回講義時にお配りしますが、講義内容の動画コンテンツなどはありませ
ん。科目によってはeラーニングコンテンツがあります。
◆学割等はあるか?
CUMOTは公開講座にあたるため、受講者の身分は学生ではありません。
そのため、大学の図書館なども使用できません。
参考
27
よくある質問②
◆受講前に、事前に必要な知識はあるのか?
学習テーマによって、事前に資料を読んだり、インターネットで調べてくださいというもの
もあります。ただ、事前に知識を増やすよりも、その場でしっかり学習して受講後にも学
習を継続していただきたいと考えています。
◆ほかの講座について教えてください(平成28年度実績)。
エッセンシャルMOT (4月∼3月)、エッセンシャルMOT秋季コース(10月∼3月)
知的財産戦略コース(4ヶ月コース、5月∼)、サービスイノベーション集中(1ヶ月
コース、7月)、エグゼクティブMOT集中セミナー(4日間、6月)などがあります。
◆グループを組む際に、メンバーにばらつきがあると思うがメンバーのシャッフルはある
のか
グループ編成はメンバーのバックグランドなどバランスを考慮して、コーディネーターが
編成します。
◆起業家育成プログラムなのか?
ワークキャリアとライフキャリアについてのプログラムです。「若手社会人のキャリアの
スタートアップ期をデザインする」ことを意図したコース名です。
27
28
参考
よくある質問③
◆個人で会社をやっているが、受講しても大丈夫か?
大丈夫です。いままでの受講生にもいらっしゃいます。
◆小論文で選考するのか?
志望動機に基づいて、プログラムの趣旨とあっているかを審査させていただきます。
◆企業派遣になるが受講料の支払い方法はどうなるのか?
受講案内に振込方法について記載しておりますが、指定の口座に
お振込いただきます。法人払いでも大丈夫です。振込期日は初回講義前の指定期日が
ありますが、法人払いなどの場合、個別に配慮しますのでご相談ください。領収書は希望
の連絡をいただければ発行いたします。
◆東工大生向けのプログラムなのか?自分は理系ではないのですが、受講できるか?
社会人向けのプログラムです。受講は東工大卒業生でなくても可能です。
学生時代の専攻は不問です。