PDFファイル - HopeTree(ホープツリー)パパやママががんになったら

CANCERCARE for Kids
Helping Children Understand Cancer: Talking to Your Kids About Your Diagnosis
子どもががんを
どもががんを理解
ががんを理解するのを
理解するのを助
するのを助ける:
ける:診断結果
診断結果を
結果を子どもに伝
どもに伝える
あなたががんと診断されることは、家族全員にとって深い衝撃となります。新たに学ぶこ
とも多く、治療方針も決断しなければなりません。あなたに子どもがいれば、その診断に
ついて、また、この先の闘病について、どのくらい子どもに伝えるべきか気がかりになる
ことでしょう。
子どもを安心させるためには、子どもにどのような情報を伝えればいいのでしょう?
このような難しい状況であなたが子どもにしてあげられる最も良い方法は、がんにつ
いて話をすること、そして子どもたちの気持ちを支えてあげることです。
がんについて子どもと話をするときの CancerCare からの 10 の秘訣を紹介します。
1. 子どもの
どもの年齢に
年齢に合わせて、
わせて、適切かつ正確
かつ正確な
正確な情報を
情報を伝えましょう。
えましょう。
「がん」という言葉を使うのにためらいは無用です。がんが体のどの部分にあるか伝
え、可能なら見せて示しましょう。落ち着いて説明できるように、事前に練習してお
くと良いでしょう。子どもにがんのことを隠していると、子どもたちは想像をふくら
ませて、事実よりももっと恐ろしいことを考えてしまう場合もあります。
2.治療計画と
治療計画と、これからの
これからの生活
らの生活に
生活に及ぼす影響
ぼす影響を
影響を説明しましょう
説明しましょう。
しましょう。
治療を受けることであなたに起こるかもしれないからだの変化(例えば、脱毛、極度
の疲労感、体重減少など)を、子どもたちが受け止められるように備えましょう。子
どもたちには、これまでどおり面倒を見てくれる人がいることを伝えましょう(例え
ば「お母さんの代わりに、お父さんがサッカーの練習に連れて行ってくれる」など)。
3.子どもの質問
どもの質問には
質問には、
には、可能な
可能な限り正確に
正確に答えましょう。
えましょう。
子どもの年齢や、これまでに家族の中で深刻な病気を経験したことがあるかどうかも
考慮してください。質問に対する答えが分からなくても決して慌てないで。
「分からな
いわ。でも、よく調べてあとで教えるわね」という答えでも良いのです。
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4.子どもを安心
どもを安心させましょう
安心させましょう。
させましょう。
子どもたちのこれまでの行いや考えは、がんを引き起こした原因とはまったく関係が
ないことを説明してあげてください。風邪がうつるように、がんが「うつる」ことは
絶対ないことを知らせましょう。
5.サポートシステムの誰
サポートシステムの誰もが頼りになることを
りになることを子
ことを子どもに伝
どもに伝えましょう。
えましょう。
サポートシステムとは、配偶者やパートナー、親戚、友人、聖職者、教師、コーチ、
あなたの治療チームのメンバーなどです。子どもたちには、これらの大人たちに質問
をしても良いし、自分の気持ちを聞いてもらえることを伝えましょう。
6.あなたのケアに加
あなたのケアに加わってもらいましょう。
わってもらいましょう。
例えば、コップ1杯の水を持ってきてもらったり、毛布を持ってきてもらうなど、年
齢に適した仕事を手伝ってもらいましょう。
7.気持ちを
気持ちを表出
ちを表出することを
表出することを励
することを励ましましょう。
ましましょう。
子どもたちはどのような気持ちも(不快な気持ちであっても)表現していいことを伝
えましょう。「今は話したくない」と感じるなら、そういう気持ちさえも言葉にしてか
まわないのだと伝えましょう。
8.子どもたちの世話
どもたちの世話はきちんとみてもらえることを
世話はきちんとみてもらえることを保障
はきちんとみてもらえることを保障しましょう
保障しましょう。
しましょう。
あなたが直接の世話をできるわけではなくなっても、子どもたちのニーズを大切に思
い、必ず誰かが代わりに世話をしてくれることを伝えましょう。
9.子どもたちとのコミュニケーションを、
どもたちとのコミュニケーションを、できる限
できる限り最優先に
最優先に考えましょう。
えましょう。
がん治療のためにどんなに疲れていたとしても、子どもたちの言うことをできる限り
聞くように心がけましょう。そうすることで、子どもたちは愛され大切にされている
と感じ、安心して感情を表現するようになります。
10.
10.いつもと
いつもと同じように、
じように、子どもたちにいっぱいの愛情
どもたちにいっぱいの愛情を
愛情を示しましょう。
しましょう。
状況は変わっても、子どもたちに対するあなたの愛は変わっていないことを伝えまし
ょう。
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気持ちについて
気持ちについて話
ちについて話すこと
子どもたちは、
どもたちは、親や親戚ががんになった
親戚ががんになったこと
ががんになったことを
ことを聞くと、
くと、皆違った
皆違った反応
った反応を
反応を見せます。
せます。
子どもたちは、
どもたちは、恐れや混乱、
混乱、罪の意識や
意識や怒りを感
りを感じたりすることもあるでしょう
じたりすることもあるでしょう。
こともあるでしょう。
子どもに次
どもに次のことを知
のことを知らせましょう・・・
どんな気持
どんな気持ち
気持ちにも間違い
間違いはないという
ないということ
ということ
どんな感情
どんな感情が
感情が起こっても大丈夫
こっても大丈夫、
大丈夫、普通だという
普通だということ
だということ
日によって全
によって全く違う考えになっても、
えになっても、それは普通
それは普通のことなのです
普通のことなのです。
のことなのです。
あなたもまた
あなたもまた、
また、さまざまな思
さまざまな思いに揺
いに揺れていることを子
ていることを子どもたちに伝
どもたちに伝えましょう。
えましょう。
あなたの診断を子どもたちが受け入れるのを助けるとき、全ての状況を想定して準備する
のはほとんど不可能です。時には、何を言うべきか分からなくなるでしょう。がんと立ち
向かっているときは、気持ちが弱くなることもあります。それでも良いのです。
でも、覚
覚えておいてください。
えておいてください。
あなたの子
あなたの子どもの最
どもの最も良き理解者は
理解者は、あなたなのです
あなたなのです。
です。
がんはとても抗し難く、絶望的になることもありますが、子どもたちのことを一番良く知
っているのはあなただという事実に変わりはありません。この難しいときに子どもたちを
支えるにはどうするのが一番良いか、あなたの感覚を信じてください。
*この資料は、米国 CancerCare(キャンサーケア)Inc.の資料を許可を得て日本語に訳し
たものです(Copyright 2008)www.cancercare.org/(英語のみ)をご覧下さい。
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