STANDARD RAIDによる手動でのRAID復旧方法 Page 1 障害の症状:NAS使用中のパーティションが削除された場合、またはパーティション情報が破損している場合、手動 で復旧方法をご案内します。 例> BUFFALO-NAS /500GB X 4台/ MODEL:基準 STEP 1 NASで使用されているハードディスク4台を、復旧天使Standard RAIDがインストールされているコンピュータ に接続したところ、パーティション情報が損傷され、自動的にRAID構成をすることができなくなっていることが確 認された状態です。 STEP 2 「RAIDの構築」ボタンをクリックします。 STANDARD RAIDによる手動でのRAID復旧方法 STEP 3 NASで使用したハードディスク4台をすべて選択します。 STEP 4 ハードディスク4台をすべて仮想RAID構成画面で選択されるようにします。 Page 2 STANDARD RAIDによる手動でのRAID復旧方法 Page 3 STEP 5 パーティション情報が破損しているため、手動でRAID構成に必要な情報を一つずつ変更する必要があります。 重要:手動で設定するために必要な情報 RAID構成のNASを手動で設定するためには、実際のデータが保存されている開始SECTORの情報が必要です。 通常は、1400,8320 sector/14000001sectorが最も多く使用されます。 ブロック単位が必要です。通常のNASの場合、64KBを最も多く使用しています。 RAID構成情報が必要です。RAID構成が0,5,6ボリュームのどれを使用しているかを確認します。 通常のNASの場合、RAID6がサポートされていれば、RAID6に設定されていることがあります。 STANDARD RAIDによる手動でのRAID復旧方法 Page 4 ハードディスクの順序を正しく設定するために、RAIDで構成されたハードディスクの順番を知る必要があります。 通常、RAID5の場合はドライブベイに表示された1,2,3,4番ディスクの順序で構成します。 ※ディスクの順序をHEXビューアで確認が可能な場合もありますので、HEXビューアで確認してください。 ※ハードディスクのコンテキストメニューを使用して、HEXビューアメニューを選択します。 ※パーティション情報が破損していても、ハードディスクの順序は残っている場合があります。 データ保存のルールを確認します。 通常の場合、backward dynamicを使用して保存されます。 STANDARD RAIDによる手動でのRAID復旧方法 Page 5 STEP 6 STEP5で説明した項目について必要な情報を収集した後、手動で設定を行い仮想RAIDを構築してください。 RAIDボリュームを手動で選択する データストレージサイズを選択 STANDARD RAIDによる手動でのRAID復旧方法 ハードディスクの順序を設定します(「上に移動」または「下に移動」で順序を変更できます)。 データが開始されるセクターを選択します 4台のディスクの開始点を同じにします。 Page 6 STANDARD RAIDによる手動でのRAID復旧方法 Page 7 バッファロー製のNASの場合、Raid5であれば0、RAID6であれば1に変更します。 STEP 7 「RAIDの構築」を押すと、以下のように正常に構成された場合は、データ領域にアクセスが可能になります。 ※正常に表示されない場合は、①ハードディスクの順序 ②データストレージユニット ③RAIDボリューム ④保存ル ールを手動で変更し、復旧を再度行う必要があります。 STANDARD RAIDによる手動でのRAID復旧方法 データに正常にアクセスできれば、復旧完了です。 Page 8
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