STMicroelectronics Reports 2004 First Quarter

Press release
*2015 年 10 月 29 日にジュネーブで発表されたプレスリリースの抄訳です。
2015 年 10 月 29 日
PR No.C2789C
ST マイクロエレクトロニクス、
2015 年第 3 四半期ならびに 9 ヶ月累計の業績を発表
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2015 年第 3 四半期の純売上は 17.6 億ドル、売上総利益率は 34.8%
2015 年第 3 四半期の純利益は 9000 万ドル
2015 年第 3 四半期のフリー・キャッシュフローは 8500 万ドル、9 ヶ月累計は 1 億 7900 万ドルの
プラス*
ST マイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下 ST)は、本日、2015 年 9 月 26 日決算の第 3 四半期ならびに 9 ヶ月
累計の業績結果を発表しました。
2015 年第 3 四半期の純売上は 17.6 億ドル、売上総利益率は 34.8%、減損費および再構築費を除外した営業利益率
は 5.8%、純利益は 9000 万ドル、フリー・キャッシュフローは 8500 万ドルのプラスとなりました。
社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるカルロ・ボゾッティは、次の様にコメントしています。
「2015 年第 3 四半期において、我々は売上総利益率、営業利益率、1 株当り純利益およびフリー・キャッシュフローに
関し、前期比での改善を果たしました。第 3 四半期を通じて進んだ市況の軟化や、MEMS マイクロフォンの販売に影響
を及ぼした製造委託会社における製造に関する問題により、売上成長は限定的なものとなり、予想よりも低い結果とな
りました。
その一方で、我々の 5 製品グループの内、3 製品グループが前期比での売上成長を実現しました。マイクロコントロー
ラ製品グループは、STM32 ファミリの貢献により 6.1%成長し、過去最高の四半期売上を達成しました。オートモーティ
ブ製品グループは、車載用マイクロコントローラと、ST が主導的地位を確立している高度運転支援システム(ADAS)分
野の需要に牽引され、1.9%成長しました。さらに、デジタル製品グループの売上は、イメージング製品に牽引され、
2300 万ドル増加しました。
2015 年第 3 四半期を通して、市況は継続的に悪化しました。例えば、中国における個人消費の減少は当該地区のディ
ストリビューション・チャネルや、自動車に代表されるグローバルな産業のダイナミクスに対して大きく影響を及ぼしてい
ます。」
----(*)フリー・キャッシュフローは、non-U.S. GAAP 方式で計算されています。詳細は添付資料 A を参照ください。
財務ハイライト
U.S. GAAP
(百万ドル)
純売上
売上総利益率
営業利益 会計報告値
純利益 - ST 帰属分
1
2015 年
第 3 四半期
2015 年
第 2 四半期
2014 年
第 3 四半期
1,764
34.8%
91
90
1,760
33.8%
12
35
1,886
34.3%
37
72
Non-U.S. GAAP*
(百万ドル)
営業利益 - 減損費および再構築費計上前*
営業利益率 - 減損費および再構築費計上前*
2015 年
第 3 四半期
2015 年
第 2 四半期
2014 年
第 3 四半期
102
5.8%
33
1.9%
75
4.0%
----(*)減損費・再構築費計上前の営業利益および営業利益率は、は non-U.S. GAAP 方式で計算されています。詳細は添付資料 A を参照ください。
2015 年第 3 四半期のレビュー
2015 年第 3 四半期の純売上は、前期比で 0.3%増加の 17.6 億ドルとなりました。
販売地域別純売上は、前期比でアメリカ地区が 7.2%の成長、グレーターチャイナ&南アジア地区が 1.0%の成長となり
ました。日本・韓国地区は 5.3%の減少、EMEA 地区は 2.4%の減少となりました。
前年同期比において、純売上は 6.5%減少しました。為替のマイナス影響および旧 ST-エリクソン製品の影響を除くと、
純売上は前年同期比で 3.8%の減少となりました。
2015 年第 3 四半期の売上総利益は 6 億 1300 万ドル、売上総利益率は 34.8%となりました。売上総利益率は、前期
より 100 ベーシス・ポイントの改善となり、主に製造効率ならびに製品構成の改善とヘッジ分を除く為替のプラス影響を、
価格低下が大きく相殺しました。前年同期比では、売上総利益率は 50 ベーシス・ポイントの改善となり、ヘッジ分を除く
為替のプラス影響と製造効率の改善、余剰製造コストの改善を、価格低下が大きく相殺する結果となりました。
2015 年第 3 四半期の研究開発費と販売および一般管理費の合計は 5 億 4900 万ドルとなり、前期は 5 億 9900 万ド
ル、前年同期は 6 億 300 万ドルでした。前期比では、研究開発費と販売および一般管理費の合計は 8.3%の減少とな
りました。これは主に季節要因と、ヘッジ分を除く為替のプラス影響、EPS 再構築プランに基づくコスト削減によるもので
す。
2015 年第 3 四半期のその他の収入および支出の合計は、前期の 3700 万ドル、前年同期の 3200 万ドルから、純額
で 3800 万ドルの収入となりました。これは主に Nano2017 研究開発プログラムの助成金によるものです。
2015 年第 3 四半期の減損費および再構築費は 1100 万ドルで、第 2 四半期は 2100 万ドルでした。これは主に一部
無形資産の減損に関連するものです。前年同期の減損費、再構築費および関連閉鎖費用は 3800 万ドルでした。
減損費および再構築費計上前の営業利益率は、前期の 1.9%、前年同期の 4.0%から 5.8%に改善しました。*
2015 年第 3 四半期の法人税利得は 800 万ドルでした。これは、一部地域の税務当局との合意による一時金 1400 万
ドルを含みます。これにより、2015 年第 3 四半期の純利益は 9000 万ドル、1 株当り純利益は 0.10 ドルとなりました。
前期の純利益は 3500 万ドル、1 株当り純利益 0.04 ドル、前年同期の純利益は 7200 万ドル、一株当り純利益は 0.08
ドルでした。関連する税金控除後の調整ベースでは、減損費・再構築費計上前の non-U.S. GAAP 方式の 1 株当り純
利益は、第 3 四半期は 0.12 ドルとなり、前期は 0.06 ドル、前年同期は 0.13 ドルでした。*
有効平均為替レートは、2015 年第 3 四半期は 1 ユーロ=約 1.16 ドルで、2015 年第 2 四半期は 1 ユーロ=約 1.17 ド
ル、2014 年第 3 四半期は 1 ユーロ=約 1.34 ドルでした。
----(*)減損費・再構築費計上前の営業利益率および調整済み一株当り純利益は、non-U.S. GAAP 方式で計算されています。詳細は添付資料 A を参照
ください。
2
四半期別 純売上サマリー
製品・セグメント別 純売上
(百万ドル)
アナログ & MEMS (AMS)
オートモーティブ (APG)
インダストリアル & パワー・ディスクリート (IPD)
2015 年
第 3 四半期
233
447
437
2015 年
第 2 四半期
273
438
448
2014 年
第 3 四半期
268
464
486
1,117
1,159
1,218
230
412
642
5
1,764
207
388
595
6
1,760
286
377
663
5
1,886
センス&パワー / オートモーティブ (SP&A)
(a)
デジタル (DPG)
マイクロコントローラ / メモリ / セキュア MCU (MMS)
その他 EPS
エンベデッド・プロセッシング ソリューション (EPS)
その他
合計
(a) 2015 年 1 月 1 日付けで、デジタル・コンバージェンス・グループ (DCG)とイメージング / Bi-CMOS ASIC / シリコン・フォトニクス (IBP)グループは
デジタル製品グループ (DPG)に統合されました。
販売チャネル別純売上
2015 年
第 3 四半期
2015 年
第 2 四半期
2014 年
第 3 四半期
直販売上
67%
67%
68%
ディストリビューション・チャネル経由売上
33%
33%
32%
販売チャネル別純売上 (%)
四半期別 製品事業部門別 売上・営業利益(損失)
事業部門
(百万ドル)
センス&パワー /
オートモーティブ製品
(SP&A)
エンベデッド・プロセッシ
ング ソリューション
(EPS)
その他
合計
(a)
2015 年
第 3 四半期
純売上
2015 年
第 3 四半期
営業利益
(損失)
2015 年
第 2 四半期
純売上
2015 年
第 2 四半期
営業利益
(損失)
2014 年
第 3 四半期
純売上
2014 年
第 3 四半期
営業利益
(損失)
1,117
102
1,159
76
1,218
111
642
-
595
(42)
663
(38)
5
1,764
(11)
91
6
1,760
(22)
12
5
1,886
(36)
37
(a)「その他」の項目の純売上には、サブシステム・グループ、組立サービスの売上やその他の収入が含まれています。「その他」の項目の営業利益
(損失)には、減損費用や再構築費、工場の閉鎖や立ち上げ関連費用、その他の配分できない費用(戦略的もしくは特別な研究開発プログラム、企業
レベルでの営業経費、特許に関する使用料ならびに収入、各製品グループに配分できないその他のコストなど)やサブシステム・グループやその他の
製品グループの営業利益および損失が含まれています。「その他」の項目には、減損費用ならびに再構築費、閉鎖関連費用として 2015 年第 3 四半
期は 1100 万ドル、2015 年第 2 四半期は 2100 万ドル、2014 年第 3 四半期は 3800 万ドルが含まれています。
センス&パワー / オートモーティブ製品(SP&A)部門の 2015 年第 3 四半期の純売上は、前期比で 3.6%の減少となりま
した。これは APG のデジタル製品の成長を、ディスクリートとパワー・トランジスタ製品が市況の影響を受けた IPD や、
製造委託会社の製造に関わる問題によって MEMS マイクロフォンの販売に影響を受けた AMS が相殺したことにより
ます。前年同期比では、SP&A 部門の売上は 8.3%の減少となりました。これは主に、AMS および IPD の売上減少と、
特に APG に影響を及ぼした為替のマイナス影響によるものです。
3
2015 年第 3 四半期の SP&A 部門の営業利益率は、売上減少にも関わらず、前期の 6.6%から 9.2%へと改善しました。
これは主に、ヘッジ分を除く為替レートのプラス影響、季節要因に伴う営業経費の減少、製造効率の改善を通常の価格
低下が一部相殺したことによるものです。前年同期の SP&A 部門の営業利益率は 9.1%でした。
エンベデッド・プロセッシング ソリューション (EPS)部門の 2015 年第 3 四半期の純売上は、MMS の汎用マイクロコント
ローラや DPG の近接センサに牽引され 7.8%の成長となりました。前年同期比では、EPS 部門の純売上は 3.2%の減
少となりました。これは主に為替のマイナス影響、旧 ST-エリクソン製品、従来のセット・トップ・ボックス用 IC や汎用カメ
ラ・モジュールを含む DPG の売上が 19.6%減少した一方で、MMS が 9.1%の成長を記録したことによるものです。
EPS 部門の 2015 年第 3 四半期の営業利益率は前期の-7.0%からブレーク・イーブンへ改善しました。これは主に、製
品構成の改善、季節要因による営業経費の大幅な減少、ヘッジ分を除く為替レートのプラス影響によるものです。前年
同期と比べて、EPS の営業損失は 3800 万ドル改善しました。これは主に、製品構成の改善、ヘッジ分を除く為替のプ
ラス影響、営業経費の大幅な減少によるものです。
キャッシュフローとバランスシートの抜粋
2015 年第 3 四半期の営業活動から得られた純現金は 2 億 2500 万ドルでした。前期は 2 億 2300 万ドル、前年同期
は 2 億 8100 万ドルでした。
2015 年第 3 四半期の設備投資額(資産売却収入後の純額)は 1 億 2800 万ドルとなり、9 ヶ月累計は 3 億 7800 万ド
ルでした。
2015 年第 3 四半期のフリー・キャッシュフローは、プラス 8500 万ドルとなりました。前期はプラス 5300 万ドル、前年同
期は 1 億 4000 万ドルでした。2015 年 9 ヶ月累計のフリー・キャッシュフローは大幅に転換し、プラス 1 億 7900 万ドル
となりました。2014 年 9 ヶ月累計はマイナス 1100 万ドルでした。*
2015 年第 3 四半期末時点の在庫は 1100 万ドル増加し、12.5 億ドルとなりました。2015 年第 3 四半期の在庫回転率
は 3.7 回転(97 日)となり、前期の 3.8 回転(95 日)と同等レベルでした。
2015 年第 3 四半期の株主への配当金支払い額は 8300 万ドルでした。
2015 年 9 月 26 日時点の ST の純財務ポジション*は前期と同じ 4 億 5900 万ドルでした。2015 年 9 月 26 日時点の
ST の金融資産の総額は 22.1 億ドル、負債総額は 17.5 億ドルでした。
2015 年 9 月 26 日時点の株主資本合計は、非支配持分を含め、47.3 億ドルとなりました。
----(*)フリー・キャッシュフローおよび純財務ポジションは non-U.S. GAAP 方式で計算されています。詳細は添付資料 A を参照ください。
2015 年 9 ヶ月累計の結果
2015 年 9 ヶ月累計の純売上は、前年同期の 55.8 億ドルから 6.2%減少し、52.3 億ドルとなりました。為替のマイナス
影響と旧 ST-エリクソン製品を除いた場合は、2.6%の減少となりました。MMS の売上は 4.9%増加したものの、その他
の全製品グループは売上減少となりました。
売上総利益率は 2014 年 9 ヶ月累計の 33.7%から改善し、2015 年 9 ヶ月累計は 33.9%となりました。これは主に、製
造効率ならびに製品構成の改善、ヘッジ分を除く為替のプラス影響を、価格低下が大幅に相殺した結果です。
センス&パワー / オートモーティブ製品 (SP&A)部門の 2015 年 9 ヶ月累計の純売上は 33.9 億ドルとなり、全製品グル
ープの売上が減少したことから、2014 年 9 ヶ月累計より 6.0%低下しました。SP&A 部門の営業利益率は、2014 年 9
ヶ月累計の 8.9%から 2015 年 9 ヶ月累計は 7.4%に低下しました。2014 年 9 ヶ月累計に含まれる遡及助成金を除くと、
これは主に売上減少による影響を為替のプラス影響が一部相殺したことによるものです。
エンベデッド・プロセッシング ソリューション(EPS)部門の 2015 年 9 ヶ月累計の純売上は、18.2 億ドルとなりました。
MMS の売上が 4.9%成長し 11.7 億ドルとなった一方、旧 ST-エリクソン製品、セット・トップ・ボックス用 IC の従来品や
汎用カメラ・モジュールを含む DPG の純売上が大幅に減少しました。2015 年 9 ヶ月累計の EPS 部門の営業利益率は、
4
2014 年 9 ヶ月累計の-9.8%から改善し、-5.8%になりました。2014 年 9 ヶ月累計に含まれる遡及助成金を除くと、これ
は主に製品構成の改善、為替のプラス影響、営業経費の減少によるものです。
2015 年 9 ヶ月累計の純利益は 1 億 200 万ドルとなり、1 株当り純利益は 0.12 ドルとなりました。9700 万ドルの遡及
助成金を含む 2014 年 9 ヶ月累計の純利益は 8500 万ドル、1 株当り純利益は 0.10 ドルでした。関連する税金控除後
の調整ベースでは、減損費・再構築費・一時特別費計上前の non-U.S. GAAP 方式の 1 株当り純利益は、2015 年 9 ヶ
月累計は 0.18 ドルでした。2014 年 9 ヶ月累計は 0.23 ドルでした。*
有効平均為替レートは、2015 年 9 ヶ月累計は 1 ユーロ=約 1.19 ドルで、2014 年 9 ヶ月累計は 1 ユーロ=約 1.35 ド
ルでした。
----(*)調整済み 1 株当り純利益は non-U.S. GAAP 方式で計算されています。詳細は添付資料 A を参照ください。
2015 年 9 ヶ月累計 製品事業部門別売上・営業利益(損失)
事業部門
(百万ドル)
センス&パワー /
オートモーティブ製品
(SP&A)
エンベデッド・プロセッシング
ソリューション(EPS)
(a)
その他
合計
2015 年
9 ヶ月累計
純売上
2015 年
9 ヶ月累計
営業利益 (損失)
2014 年
9 ヶ月累計
純売上
2014 年
9 ヶ月累計
営業利益 (損失)
3,395
250
3,610
337
1,818
(106)
1,947
(110)
16
5,229
(60)
84
18
5,575
(97)
130
(a)「その他」の項目の純売上には、サブシステム・グループ、組立サービスの売上やその他の収入が含まれています。「その他」の項目の営業利益
(損失)には、減損費用や再構築費、工場の閉鎖や立ち上げ関連費用、その他の配分できない費用(戦略的もしくは特別な研究開発プログラム、企業
レベルでの営業経費、特許に関する使用料ならびに収入、各製品グループに配分できないその他のコストなど)やサブシステム・グループやその他の
製品グループの営業利益および損失が含まれています。
2015 年第 4 四半期の見通し
カルロ・ボゾッティは、今後の見通しとして次の様にコメントしています。
「2015 年第 3 四半期の需要の軟化により、第 4 四半期における当社の生産計画を下方調整することになりました。
当社は、2015 年第 4 四半期の売上が、前期比で約 6.0%を中間値とする減少になると予測しています。2015 年第 4
四半期の売上総利益率は、中間値で約 33.5%になると予測しています。この売上利益率見通しの中間値については、
およそ 2%に相当する工場の稼働率の低下や、基本的な売上総利益率の改善などが組み込まれています。
我々はデジタル製品グループに関する様々な選択肢の絞込みを進めており、2016 年初期には最終的な決定を発表す
る方針です。」
当社は、2015 年第 4 四半期の売上が、前期比で約 6.0%±3.5%の減少になると予測しています。2015 年第 4 四半期
の売上総利益率は、約 33.5%±2.0%になると予測しています。
この見通しは、2015 年第 4 四半期の有効平均為替レートを 1 ユーロ=約 1.13 ドルとした推測と現存のヘッジ契約の
影響に基づいています。2015 年第 4 四半期の決算日は、2015 年 12 月 31 日です。
最近の企業発表

8 月 20 日、国際財務報告基準(IFRS)に基づく 2015 年上半期レポート(2015 年 6 月 27 日決算、期間:6 ヶ月)を
発行すると共に、オランダ金融市場庁(Netherlands Authority for the Financial Markets)へ提出したことを発表し
ました。
2015 年第 3 四半期 製品およびテクノロジーのハイライト
5
エンベデッド・プロセッシング ソリューション(EPS)
マイクロコントローラ / メモリ / セキュア MCU(MMS)
 超低消費電力 32bit マイクロコントローラ(マイコン)の STM32L4 をマス・マーケット向けに展開すると共に、大手顧
客のリストバンド型ウェアラブル端末向けに量産を開始しました。
 日本の大手コンスーマ機器メーカーより、STM32F0 マイコンの受注を獲得しました。
 STM32L4 向け開発キット、国際規格に基づいた認証済みファームウェア・ライブラリおよび STM32F3 搭載 MotorControl Nucleo Pack をリリースし、STM32 マイコンの開発エコシステムを継続的に拡張しました。
 大手アジア・メーカーの民生用ドローン向けに、STM32F0 および STM32F4 の量産を開始しました。
 セキュア・マイコンである ST31H320 が、接触型銀行カード・ID カード・ペイ TV 用カード向けの認定・認証を取得しま
した。
 中国のデジタル TV 市場向けにリリースされているペイ TV 用スマートカードに採用されました。
 EMV 対応セキュア・ソリューション STPay の事前検証が可能になる Entrust Datacard 社の Card Validation
Program(CVP)へ参加しました。
デジタル製品(DPG)
 ToF法を採用したフォトニック・センサが、主要な複数のアジア・メーカーのスマートフォン(20機種以上)に採用され、
継続的に成長しています。
 DOCSIS3.1対応チップセットを発表しました。
 放送・インターネットに対応したエントリ・レベルのHEVC対応HDセット・トップ・ボックス(STB)向けに、新しいシステ
ム・オン・チップ(SoC)ファミリを発表しました。
 Wi-Fi通信機能を内蔵し、HDRに対応した世界初のSTB用ICを発表しました。
センス & パワー / オートモーティブ(SP&A)
アナログ / MEMS & センサ(AMS)
 OnePlus 社の主力スマートフォンである OnePlus2 の光学手ブレ補正機能向けに、ジャイロ・センサが採用されたこ
とを発表しました。
 Samsung 社のスマートフォン Galaxy の最新フラッグシップ・モデル向けに、Fingertip、圧力センサおよび超低消費
電力 6 軸 MEMS センサ(加速度センサ / ジャイロ・センサ)の量産出荷を継続しています。
 低ノイズのジャイロ・センサが、トップ・メーカーのタブレットに採用されました。
 複数のコンピュータ・メーカーの Perceptual Computing 向けに、超小型 MEMS ミラーの追加量産を行いました。
 業界最小クラスの消費電力とパッケージ・サイズで、ジェスチャ認識と手ブレ補正を同時に実現するデュアル・チャネ
ル搭載 6 軸モーション・センサ(ジャイロ・センサ / 加速度センサ)を発表しました。
 埋込型医療デバイスを含む、医療アプリケーション向けに、メディカル・グレード対応の超低消費電力 3 軸加速度セン
サを発表しました。
 中国において、大手車載機器メーカーより、エアバッグ用の高 G 加速度センサの受注を獲得しました。
 検出データの評価と補助拘束装置の適切な起動を行う車載エアバッグ制御ユニット向けに衝突センサをリリースし、
エアバッグ用キットを完成させました。
 中国メーカーの車載テレマティクス機器ならびに主要アクティビティ・モニタ・メーカーのウェアラブル機器向けに、
Bluetooth Low Energy を使用したデータ通信を可能にする BlueNRG-MS の量産を開始しました。
 ヨーロッパ・メーカーの空調装置向けに、Sub-1GHz 通信用 IC(SPIRIT1)の受注を獲得しました。
 TV 用リモコン向けに高性能 MEMS マイクロフォンおよびアナログ IC の量産を開始し、同製品の世界的メーカーとし
ての地位を強化しました。
 BiCMOS 技術を採用した新しいオペアンプ(36V)の発表により、アナログ製品ポートフォリオを充実させました。
オートモーティブ(APG)
 ハイブリッド車の電力変換ユニット向けに、Power Architecture搭載の車載用32bitマイコンの量産出荷を開始しまし
た。
 世界的メーカーの高度運転支援システム(ADAS)向けに、24GHz ミリ波レーダー用の次世代プラットフォームの受
注を獲得しました。
 中国の大手車載機器メーカーより、中国の次世代環境規制に適合するエンジン制御アプリケーション向けに、アクチ
ュエータ・ドライバ、アナログ信号処理IC、32bitマイコンを含むチップセットの受注を獲得しました。
6
 中国・日本の車載インフォテインメント機器メーカーのカーオーディオ(純正・アフターマーケット)向けに、アプリケーシ
ョン・プロセッサ Accordファミリの量産を開始した他、韓国の主要メーカーからも重要な受注を獲得しました。
インダストリアル / パワー・ディスクリート(IPD)
 世界的メーカーの新しい生活家電プラットフォーム向けに、SLLIMM™-nanoモジュールの受注を獲得しました。
 主要メーカーの電気自動車用充電器向けに、ダイオードおよびサイリスタの受注を獲得しました。
 アイドリング・ストップ機能に最適で、ドイツの自動車業界の最も厳しい規格に適合する業界初の車載用ハイサイド・
スイッチを発表しました。
 ヨーロッパ・メーカーの車載用ドア・モジュール向けに、低耐圧パワーMOSFETの受注を複数獲得しました。
 米国の大手メーカーのタブレット・プラットフォーム向けに、ディスプレイ用電源制御ソリューションの受注を獲得しまし
た。
 Kingston Technology 社の HyperX Savage SSD(Solid-State Drive)向けに、電源制御用 IC の受注を獲得しまし
た。
 スマートフォン、ノート PC、タブレットおよび IoT 機器向けに ESD 保護機能内蔵コモンモード・フィルタおよび高速
ESD 保護素子の受注を多数獲得しており、同製品のビジネスが継続的に成長しています。
 複数のアジア・メーカーより、デジタル電源の制御用 IC の受注を獲得しました。
 空調設備のモータ、無停電電源装置、太陽光発電システム用コンバータなど、最大 20kHz の周波数で駆動するハ
ードスイッチング・トポロジの電力変換アプリケーションにおける電力効率を高める 650V 耐圧 IGBT を発表しました。
 PowerFlat パッケージで提供されるダイオードが、ヨーロッパの主要通信機器メーカーからの受注により、好調を維持
しました。
 Samsung 社製スマートフォン Galaxy の有機 EL 用コンバータ IC の受注を獲得しました。
 スマートフォンのアンテナとパワー・アンプ間の信号から電力への変換効率を最適化し、ダウンロード速度や通話品
質の最大化に役立つチューナブル・キャパシタを発表しました。
将来予測に関する記述
本リリースの記述のうち過去の事実以外の記述には、経営陣の現時点での見解および推測に基づく将来の見込みおよび将来予測に関する記述
(1933年米国証券法第27A条または1934年米国証券取引所法21E条(いずれも修正後)に該当する)があり、とりわけ以下の要因によって当該記述
と著しく異なる結果、業績または状況を引き起こす既知または未知のリスクおよび不確定要因に左右され、且つ本記述にはこれらのリスクおよび不確
定要因が含まれています。















不確実なマクロ経済状況および業界動向
当社が設計・製造・販売する製品に対する顧客の需要ならびに支持
計画されている純営業経費削減の実施ならびに(もしくは)公的資金の支援を受けている研究開発プログラムの目的を達成する当社の能力に影
響をおよぼす可能性のある予測不能なイベントや状況
当社の大手販売代理店の経営難、もしくは主要顧客による購買数の大幅な削減
当社の生産設備の稼働力、製品構成および製造能力
製造・財務・販売を含む当社の極めて重要な事業活動を支える当社のITシステムの機能性および性能、ならびに当社、または当社の顧客もしく
は納入業者のITシステムの不具合
外国為替市場や、特に当社が事業に使用するユーロおよびその他の主要通貨との比較における米ドル為替レートの変動性
競合他社もしくはその他第三者からの知的財産権に関する請求による影響、および必要とされるライセンスを適正な期間と条件で入手できる当
社の能力
不採算事業の再編を成功させる能力、ならびに関連する再構築費およびコスト削減の当社の予測した金額、時期からの変動
税法の改正もしくは税務監査結果による当社の総合的な税務状況の変化、もしくは当社の業績に影響を及ぼす可能性のある国際租税条約の改
正、および税額控除・免除、必要経費、引当金を正確に予測し、繰延税金資産を実現する能力
進行中の訴訟および当社が被告となる可能性がある新たな訴訟の結果
当社の部材を搭載した製品に関する当社顧客からの製造物責任もしくは品質保証の請求、またはリコールの実施
当社、顧客もしくは納入業者が事業を行う地域における異常気象、地震、津波、火山の噴火もしくはその他天災、健康リスク、伝染病などの自然
現象
当社、当社の顧客もしくは納入業者が事業を行う地域における経済、社会、労働、政治もしくはインフラ環境の変化(マクロ経済もしくは地域的な
事象、軍事衝突、社会不安、労働争議またはテロ活動が原因となるものを含む)
原材料、設備、第三者への製造委託サービスもしくは当社の事業運営で必要とされるその他供給品の調達およびその費用
将来予測に関するこれらの記述は、様々なリスクや不確定要因の影響を受けます。そうした様々なリスクや不確定要因は、当社の事業の実績と効率
が将来予測に関する記載と大きく異なる要因となりえます。将来予測に関するいくつかの記述は、「思います」、「期待します」、「可能性があります」、
「予期されます」、「はずです」、「でしょう」、「しようとします」、「見込まれます」もしくは同様の表現、またはその否定表現もしくはその他の表現の変化、
類似する専門用語、あるいは戦略、計画、または意向に関する議論により識別することができます。これらのリスク要因は、2015年3月3日に米国証
券取引委員会に提出された当社の2014年12月31日終了年度フォーム20-Fに関する年次報告書に含まれる「第3項 主要情報 - リスク要因」に記
載され、詳細に議論されています。これらのリスク要因または不確定要因の1つ以上が具体化した場合や、基礎となる前提が誤りであることが判明し
た場合、実際の結果が予測、確信、期待によって本リリースに記載した結果と大きく異なる可能性があります。当社は、後発事象や状況を反映させる
ために本リリースに含まれる業界情報または将来予測の記述を更新する意向はなく、かつ更新する責任を一切負いません。
7
STマイクロエレクトロニクスのコンファレンス・コールおよびウェブキャストに関する情報
STマイクロエレクトロニクスの経営陣は、2015年10月29日に2015年第3四半期の業績に関するコンファレンス・コール
を行います。
コンファレンス・コールは、2015年10月29日 木曜日 日本時間17時30分(中央ヨーロッパ標準時 9時30分 / 英国標準時
8時30分 / 米国東部標準時 4時30分 / 米国太平洋標準時 1時30分)より行われる予定です。このコンファレンス・コール
はライブ・ウェブキャスト(http://investors.st.com)で配信されます。コンファレンス・コールにアクセスするには、事前にこ
のURLに接続し、必要なオーディオソフトをダウンロード&インストールする必要があります。(この作業に15分程度要し
ます。)また、このコンファレンスコールの内容は同ウェブサイト上に記録され、2015年11月13日まで聴くことができます。
ST マイクロエレクトロニクスについて
ST は、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体
を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍する ST の製品は、お客様が開発する次世代モバ
イルや IoT 機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。ST は、生活をより豊かにする技
術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。ST は、10 万社を超えるお客様に半導体を提供しており、
2014 年の売上は 74.0 億ドルでした。さらに詳しい情報は ST のウェブサイト(http://www.st-japan.co.jp)をご覧ください。
◆ IR 関係お問い合わせ先
◆ 報道関係者お問い合わせ先
Tait Sorensen
〒108-6017 東京都港区港南 2-15-1
Group VP, Investor Relations
品川インターシティ A 棟
STMicroelectronics
ST マイクロエレクトロニクス(株)
TEL : +1 602 485 2064
コーポレートコミュニケーション部 迫(さこ)/内芝
MAIL : [email protected]
TEL: 03-5783-8220 FAX: 03-5783-8229
8
(添付資料 A)
ST マイクロエレクトロニクス
Non-U.S. GAAP 方式による財務情報に関する補足
U.S. GAAP と Non-U.S. GAAP 会計方式情報の調整
(1 株当りデータ以外は 100 万 US ドル単位)
このプレスリリースに記載されたNon-U.S. GAAP会計情報に関する補足は、未監査であり、固有の制限を受けることがあります。こ
のようなNon-U.S. GAAP会計方式の情報は、いかなる包括的な会計規則もしくは原則に基づくものではなく、また、U.S. GAAP会計
方式の代用であるとみなすべきではありません。また、当社が提示するNon-U.S. GAAP会計方式の財務情報に関する補足は、他
社によって使用された同様のタイトルを持つNon-U.S. GAAP会計方式の情報と比較可能ではありません。個々のNon-U.S. GAAP
会計方式に対する特定の制限、およびNon-U.S. GAAP会計方式の財務情報を提示する理由については、以下に詳しく説明します。
このような制限を補うために、Non-U.S. GAAP会計方式の財務情報に関する補足は、単独ではなく、U.S. GAAP会計方式に沿って
準備された連結決算書と連動して読解する必要があります。
減損費・再構築費・一時特別費計上前営業利益(損失)は、経営陣が進行中の事業への理解を深め、除外項目の影響を検討するた
めに使用しており、再構築費ならびに減損費用、その他の閉鎖費などを除外しています。調整済み純利益および1株当り利益は、経
営陣が進行中の事業への理解を深め、除外項目の影響を検討するために使用しており、STの減損費ならびに再構築費、その他の
閉鎖費、その他一時特別費、相当する税金の純影響などを除外しています。
当社は、Non-U.S. GAAP会計方式は、買収効果や進行中の事業結果の一部と考慮されない活動や事業所の合理化に関連する費
用を除きビジネスから収益性を得る能力を測定するため、投資家や当社の経営陣にとって有益な情報であると考えています。U.S.
GAAP会計方式による数字とあわせてこれらの指標を読解することにより以下を提供します。
(i)
進行中の事業結果の四半期単位の比較をより価値あるものとする能力
(ii)
当社のビジネス傾向を識別したり傾向分析を実行する能力
(iii)
当社の事業結果を投資家や分析家の財務モデルや評価とより簡単に比較する手法
2015年第3四半期
(百万ドル、1株当りセント)
U.S. GAAP
売上総利益
営業利益
純利益
1株当り利益
613
91
90
0.10
11
11
減損費・再構築費
法人税等(予測値)
Non-U.S GAAP
2015年第2四半期
(百万ドル、1株当りセント)
U.S. GAAP
613
102
101
0.12
売上総利益
営業利益
純利益
1株当り利益
595
12
35
0.04
21
21
減損費・再構築費
法人税等(予測値)
Non-U.S GAAP
2014年第3四半期
(百万ドル、1株当りセント)
U.S. GAAP
(1)
595
33
55
0.06
売上総利益
営業利益
純利益
1株当り利益
646
37
72
0.08
38
38
減損費・再構築費
法人税等(予測値)
Non-U.S GAAP
7
646
75
117
0.13
(次ページへ続く)
9
(添付資料 A – 続き)
財務状況の純変動(資産・負債)は、当社全体の財務資産と財務負債の差額を表したものです。当社の財務資産には、現金および現
金等価物、有価証券、短期預金および制限付き現金が含まれ、財務負債には、短期借入金、長期借入金の内の 1 年内の返済分お
よび長期借入金が含まれており、それら全ては当社の連結貸借対照表で報告されています。財務状況の純変動は、現金、現金等価
物および有価証券、そして財務負債全体のレベルに基づいて当社の資本資源を評価することで、純債務もしくは純現金の観点から
当社のグローバルなポジションの証明となるため、投資家にとって有用な情報であると考えています。財務状況の純変動は、U.S.
GAAP 会計方式ではありません。
財務状況の純変動(純財務ポジション)
(単位:百万ドル)
2015 年
9 月 26 日
2015 年
6 月 27 日
2014 年
9 月 27 日
1,869
1,887
2,130
-
20
-
有価証券
338
334
330
短期預金
-
-
-
財務資産合計
2,207
2,241
2,460
短期借入金
(191)
(201)
(223)
長期借入金
(1,557)
(1,581)
(1,743)
財務負債合計
(1,748)
(1,782)
(1,966)
459
459
494
フリー・キャッシュフロー
(単位:百万ドル)
2015年
第3四半期
2015年
第2四半期
2014年
第3四半期
営業活動による純現金
225
223
281
投資活動による純現金
(120)
(190)
(424)
有価証券の売買による受取・支払金、短期預金による投
資、制限付現金、合弁会社非連結化による現金変動(純
額)
(20)
20
283
85
53
140
現金および現金等価物
制限付現金
財務状況の純変動
フリー・キャッシュフロー
フリー・キャッシュフローは、営業活動による純現金から、有価証券の売買による受取・支払金、合弁会社非連結化による現金変動
(純額)を除く投資活動による純現金を差し引いたものと定義されています。フリー・キャッシュフローは、企業運営を支えるための営
業活動ならびに投資活動の現金を生み出す能力を評価することができるため、投資家や経営者に有用な情報であると当社は考えて
います。フリー・キャッシュフローは、U.S. GAAP 会計方式ではありません。また、財務活動によるキャッシュフローを含んでいないた
め、キャッシュフロー全体を表すものではありません。さらに、当社のフリー・キャッシュフローの定義は、競合他社の定義と異なる可
能性があります。
(終わり)
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