JTTO 霸 釡 癩 28 鳩 朮 柤 况 胞 琬瑇 愾 塀 愾塀 鉸 﨡 斃舛双﨤齊譜琨琬琤琤 UFM)1948*63.13690GBY)1948*63.5943 凅 149:.1835 饅 ェ 鳩 琨/齬 琨 琬/鼠 沸砿 襭浅 琰 琨珩鼠 琰 琬珩誓 琰 琯珩 襭浅 琯/詹丱刷苙 琰 鉐 琰 琨珩詹丱 ǽ 琰 琬珩遊 ☞ 琱 琯珩雍躾硫奴 瑄 琰/ 刷雍鏐 瑇 琨珩雍鏐刷Ⓜ満 瑇 琬珩釡鳩薙篶 瑋 琱/Ⓜ 満 琨琤 琨珩錂罰◥齪 琨琤 琬珩 黛 琨琤 ◥齪 琨琬 琹/制 儡 琨珩髀渡麑 琨琬 琬珩髀頓麑 琨琯 エ 釡鳩鉐 琨/ 琨琰 琨珩箭逸炒况帷 琨琰 琬珩膃 匆鬟 琨琰 琯珩 砌 琨琹 琰珩釡 琬/征 琬琨 釡 琬琯 琨珩广鉸斥攤篷 腎 琬珩⺋㋞陪壕考郊絞俗 弴征釡 琬琯 征釡 琬琱 琯珩碕策彩削琊瑳Ě 窗俗 琰珩鉸﨡采婚梱塞魂済咋沙察粐 琱珩Ⓧ詹 膃 琹珩 艷﨟﨡 琯/ 莫伹泌粐 詒征鳩盻膏貢 琨珩 遍粐 征釡 征釡 琱/ 琬琹 征釡 琬瑇 征釡 琬瑋 縟釡鳩 琯琤 縟釡鳩㌼ 琯琤 琬珩窩怡帑 琰/ 琬琱 琯琨 沸砿征釡貢厨 黛刷窩怡 善 頓昵 琯琱 琯瑋 琨珩 黛刷 珙凅塔珩 琬珩 嶌刷複 琯珩 杳刷彗谺満 琯瑋 琰琤 ╀ 琰琨 琰珩返Ě婚載策宰香貢複秤 琰琬 琱珩 琰琬 琹/ 艷貢 刷 丱 琨珩 琬珩 設 浩頓浩 弴◥齪 琰琯 舂 丱 窗 琰琯 弴沸砿 艷捜☞貢﨟﨡 琰琱 刷設労 鴪 〵 琰瑇 苙 ォ 労 琰瑋 癩釡鳩㌼ 琨/ ㌲ 琱琬 琨珩鼠 沸砿誓 琱琬 琬/詹丱 琯/遊 琱琬 ☞ 琱琬 琨珩椥☞ 琱琬 琬珩攤捜☞ 琱琯 琯珩苙 労 琱琯 琰珩窩巵☞亦 琱琰 琰/鴪〵伍鷲厦伍遑﨟 琱琱 琨珩鴪〵 琱琱 琬珩丱檍伍鷲厦 琱琱 琯珩遑﨟 琱琱 琱/ 刷雍鏐 琱琹 琨珩雍鏐伍Ⓜ満 琱琹 琬珩Ⓜ満貢錂罰 琱琹 琯珩薙篶征鳩 琱琹 琹/ 癩征釡 琱瑄 琨珩浩晃壕 琱瑄 琬珩 琱瑄 艷 琯珩 琰珩 弴 琱珩 貢星拍善韮柤 琱瑇 舂 琱瑋 弴 琹琬 琹珩 琹琰 瑄珩奮 不Ā遑伍斥攤篷 瑇珩 瑄/ 膏 琹瑄 弴 琹瑋 琨珩鉐 琹瑋 丱 ǽ壬砿行肉詹◥齪 琯珩☂彦労 琰珩 琹瑋 瑄琤 艷㌽與 瑄琨 琱珩苙 琹珩 琹琹 﨟◥齪 丱肉詹 琬珩 鬟遲 瑄琬 丱蠍范 瑄珩宰碕魂座察 瑄琬 ě朕◥齪 瑄琯 1. 沿 革 年 月 明39(1906)年 6月 山口県種畜場 山口県種鶏場 山口県育成牧場 (現 美祢市伊佐町河原) (防府市牟礼) (美東町大田) 山口県種畜育成所として創立 県有種雄牛育成、貸付事業開始 大 8(1919)年 9月 山口県種畜場と改称(農商務省 令による)種畜供給、肥育・畜 産製造・飼料作物に関する試験 講習講話等の事業開始 11(1922)年 1月 昭 9(1934)年 6月 普通講習生養成(1か月)開始 長期講習(6か月)開始 14(1939)年 5月 山口県種鶏場設置 農業試験場養鶏部の 業務受入れ 19(1944)年 牛の人工授精業務開始(主とし て場内) 23(1948)年 牛の人工授精試験開始 25(1950)年 4月 八坂牧場1)廃止に伴い、その施設 機能吸収 27(1952)年10月 本館、公舎、大農具舎等新築、 改築 29(1954)年 種鶏舎1棟増築 31(1956)年 バタリー鶏舎2棟新 築 33(1958)年 1月 草地改良事業センター併設、畜 産練習生養成期間(1か年) 36(1961)年 3月 草地改良事業センター閉鎖 (農林部集中管理) 6月 10月 機構の一部改正により、3係 肉用鶏の業務開始 (総務、種畜、経営)制 38(1963)年 4月 秋芳地域大規模草地改良調 査計画開始 9月 39(1964)年 8月 12月 種雄牛舎新築 家畜人工授精集中管理棟新築 機構改革により、次長、1係 (総務)4科(種畜第1、種畜第 機構の一部改正によ 2、繁殖、経営)制 り、1係(総務)、2科 (種鶏、経営)制 40(1965)年10月 大規模草地改良事業実施 42(1967)年 3月 岩永台団地看視舎、事務所 草地、牧柵他完成 1) 昭和18年 山口県種畜所として創立(徳地町八坂).22年 山口県立八坂牧場と改称 - 1 - 年 月 山口県種畜場 山口県種鶏場 山口県育成牧場 (現 美祢市伊佐町河原) (防府市牟礼) (美東町大田) 4月 育成牧場岩永団地開設、入 牧開始140頭 43(1968) 5月 山口県育成牧場開牧式 6月 秋吉台団地造成工事着工 3月 秋吉台団地草地造成 5月 秋吉台団地入牧開始53頭 44(1969)年 3月 産肉能力検定牛舎新築 大規模草地改良事業完了 岩永台団地草地造成10ha、 避難舎1棟、牧柵900m、乾草 舎1棟、秋吉台団地草地造成 、避難舎2棟、道路6,042m、 乾草舎1棟、農具庫1棟、車 庫、事務所完成 9月 秋吉台団地乳用雌子牛哺育 施設竣工式 10月 45(1970)年10月 濃厚飼料庫、分娩豚舎新築 大農機具庫新築 46(1971)年 4月 47(1972)年 4月 機構の一部改正によ 機構の一部改正により、次長、1 り、1課(総務)2科( 課(総務)、4科(種畜第1、種畜 種鶏、経営)制 第2、繁殖、経営)制、凍結精液 配布開始 48(1973)年 3月 秋吉台団地哺育堆肥舎完成 5月 岩永台団地肉用牛推進基地 事業開始(雌子牛40頭) 49(1974)年 3月 種雄豚舎、産肉能力検定豚舎新 秋吉台団地環境保全施設( 築 汚水貯留槽)完成 50(1975)年12月 秋吉台団地飲雑用水施設送 51(1976)年12月 雌分娩豚舎新築 水委管補修工事完了 52(1977)年 1月 種鶏場移転の用地造成、種畜場 種鶏場廃場、養鶏練 3月 秋吉台団地揚水機場新設工 事完了 8月 公共育成牧場整備事業着工 12月 岩永台団地住友セメント社 有地12ha返還 53(1978)年 3月 廃場、畜産練習生規則廃止 練習生規則廃止 草地整備改良13.73ha、用排 水施設2か所、隔障物整備3, 726m、飼料調整貯蔵施設300 ㎡、放牧用機械施設等完成 岩永団地農具庫1棟新設 - 2 - 年 月 昭53(1978)年 4月 山口県畜産試験場 山口県育成牧場 (山口県美祢市伊佐町河原) (美東町大田) 山口県畜産試験場と改称 機構改革により、1課(総務)、1室(企画連絡)、2部(大 家畜、中小家畜)制 5月 養鶏施設新築 54(1979)年 6月 本館棟新築 草地整備改良23.33ha、道路 55(1980)年 3月 種雄牛待機牛舎新築 整備4,517m、放牧基地等基 盤整備1か所、哺育舎内回収 1か所、避難舎新設1棟 草地整備改良16.0ha、道路 56(1981)年 3月 酪農施設新築 整備2,816m、哺育舎新設1 棟、堆肥舎新設1棟、飼料 庫新設1棟、飼料調整貯蔵 施設整備1基、農具庫新設 1棟、牧場用機械施設等完 成、公共育成牧場整備事業 完了 57(1982)年 3月 繁殖牛舎、間接検定牛舎新築 58(1983)年 4月 牛の受精卵移植技術事業の開始 61(1986)年 5月 系統豚「アキヨシL」(昭和53~60年造成)種豚登録 協会から認定 平 2(1990)年 3月 4月 飼料分析施設整備、受精卵供給棟新築 機構改革で秋吉台団地が総 機構改革により、山口県育成牧場岩永台団地を編入 務、哺育育成係、衛生係で 1課(総務)、2室(企画連絡、畜産生物工学)、2部(大家 再スタート 畜、中小家畜)制 4(1992)年 1月 畜産加工研究棟新築 公共育成牧場整備事業完了 6(1994)年 3月 調製加工処理施設新設(飼料用) 用排水施設整備2,031m、草 6(1994)年 3月 機構の一部改正により、生物工学班、繁殖班を新設 地整備改良19,2ha(旧岩永台 団地9.8ha含む)、哺育舎新 設1棟、看視舎新設1棟、堆 肥舎新設1棟、バンカーサイロ2基 牧場用機械等整備完了 9(1997)年 3月 11(1999)年 3月 汚水処理棟新設 酪農牛舎(フリーストール)及び自動搾乳処理施設新 設 11(1999)年 3月 室の改称、部の再編、科の廃止を行い、組織階層のフ ラット化を実施 13(2001)年 4月 育成牧場合併 機構改革により、33年間の 育成牧場の歴史を閉じる - 3 - 2.位置及び自然条件 1)位置 山口県美祢市伊佐町河原1200(東経131度15分 9秒、北緯34度11分 4秒) JR美祢線美祢駅から東北へ8キロ、山陽新幹線新山口駅から西北へ約20キロの地点にある。 2)交通 山口、小郡方面からは、定期バスで秋芳洞または秋吉行きで終点下車。秋芳洞からタクシーで10分また はJRバス美祢駅行きに乗り換え、岩永停留所で下車後徒歩15分。 美祢方面からは秋芳洞または山口駅行きバスに乗り、岩永停留所で下車後徒歩15分。タクシーは美祢駅 から15分。中国縦貫自動車道利用の場合、美祢インターから4キロ。 3)自然条件 地勢は、秋吉台から西方にのびる岩永台及びその南側山麓。標高90~380m。 地質は、古生層の石灰岩に由来するカルスト台地で、強い粘質土壌。 気象は、年平均気温14℃、年降水量2,000mm。 3.用地・施設概要 1)用地面積 総面積 5,079,366.66㎡ 県有地 193,198.66㎡ 敷地・宅地 33,237.23㎡ 畑 地 119,790.39㎡ 田 地 8,617.00㎡ 雑種地・山林 原 道 路 11,214.00㎡ 野 2,348.00㎡ 敷 17,992.04㎡ 借用地(原野ほか) 4,886,168.00㎡ - 4 - 2)営造物 (1) 建物 名 和舎 称 棟数 乳 牛 育 成 舎 1 面積(㎡) 年度 165.29 昭15 名 乾 牛 牛 粗 料 年度 庫 1 79.33 昭33 庫 1 340.20 〃39 舎 1 658.20 〃38 飼 乾 草 給 与 舎 1 54.00 〃44 畜・ 精 液 処 理 棟 1 263.71 〃39 料 濃 厚 飼 料 庫 1 102.01 〃44 精S 通 路 棟 1 94.70 〃39 庫 乾 庫 1 58.27 〃51 液 堆 肥 舎 1 58.32 〃39 飼 料 分 析 室 1 84.00 平元 舎 1 264.00 〃54 調製加工処理棟 1 150.00 〃 5 舎 1 54.00 〃55 7 867.81 機 牛 肥 草 小 計 繁 繁 殖 牛 舎 1 420.00 〃56 屋 外 育 成 舎 1 130.68 昭53 殖 哺 育 牛 舎 1 315.00 〃56 個 別 試 験 舎 1 366.12 〃53 牛 サイロ作業棟 1 28.00 〃56 給 温 育 す う 舎 1 321.34 〃53 舎 子 牛 分 離 舎 1 47.25 〃59 ケ ー ジ 育 成 舎 1 321.34 〃53 受供 受精卵供給棟 1 198.72 平元 単 雄 交 配 舎 1 115.20 〃53 精給 供 1 180.00 〃元 物 品 庫 1 48.00 〃53 便 所 棟 1 3.04 〃53 ボイラー発電棟 1 35.00 〃53 ふ 卵 処 理 棟 1 80.80 〃53 卵 牛 舎 鶏 舎 卵棟 棟 飼 面積(㎡) 種 機 舎 堆 舎 牛 燥 棟 数 家M 待 牛 待 雄 称 検牛 産肉能力検定舎 1 256.74 昭44 定舎 種雄牛育成舎 1 223.10 〃46 間接検定牛舎 1 274.71 〃56 検 棟 1 49.72 〃53 酪 酪 舎 1 985.92 〃55 鶏 ふ ん 処 理 棟 1 106.83 〃53 農 酪農舎(フリーストール)及 1 556.29 平11 仕 上 乾 燥 舎 1 135.00 〃53 舎 び自動搾乳処理施設 消 毒 棟 1 29.72 〃53 物 品 庫 1 97.20 〃53 14 1,839.99 群 農 棟 群 査 通 路 棟 1 17.67 昭55 搾 乳 舎 1 93.00 〃55 屋 外 給 飼 舎 1 60.80 〃55 農 農 庫 1 69.42 〃33 堆 肥 舎 1 56.00 〃55 機 大 農 機 具 庫 1 351.00 〃45 堆 肥 舎 1 25.00 平11 具 庇 蔭 舎 2 144.00 昭55 棟 2 420.42 小 計 機 具 群 小 計 25 5,440.42 小 豚 分 娩 豚 舎 1 68.47 〃44 舎 種 雄 豚 舎 1 306.36 〃48 棟 直 接 検 定 豚 舎 1 263.52 群 種 雌 分 娩 豚 舎 1 290.90 4 929.25 小 管 旧 理 本 棟 計 事 務 計 事 務 所 1 82.62 〃42 岩 事 務 所 1 28.89 〃44 〃48 永 看 視 舎 1 号 1 139.32 〃42 〃51 台 看 視 舎 2 号 1 50.22 〃42 管 飼 庫 1 16.20 〃42 料 所 1 203.30 〃27 理 飼 庫 1 80.00 〃55 棟 1 1,914.18 〃54 棟 大 舎 1 168.00 〃42 畜 産 加 工 研 究 棟 1 152.95 平 3 群 大 農 具 舎 2 号 1 200.00 〃54 乾 庫 1 192.00 〃42 乾 草 調 整 庫 1 102.00 〃43 館 群 小 計 3 2,270.43 - 5 - 料 農 具 草 名 岩管 文 称 書 棟数 倉 面積(㎡) 年度 19.44 昭42 庫 1 永理 車 庫 及 び 洗 車 場 1 98.00 〃42 台棟 車 1 139.00 〃52 庫 群 2 小 一 号 計 般 公 2 594.56 〃39 公棟 一 般 公 舎 倉 庫 舎群 場 長 公 舎 1 1 16.44 84.00 平16 〃43 場 長 公 舎 倉 庫 2 24.62 〃43 6 719.62 小 計 名 受 31.08 〃53 340.00 平元 の 肥 料 庫 1 30.38 〃16 他 堆 肥 庫 1 21.93 〃16 堆 乾 肥 燥 舎 舎 1 1 307.29 425.00 〃16 〃16 7 1,230.06 85 15,033.69 棟 数 面積(㎡) 小 所 1 162.15 平 3 飼 庫 1 196.80 昭43 舎 1 249.20 〃43 務群 大 農 具 舎 2 号 1 133.00 〃55 揚 課 庫 1 79.80 〃43 草 具 車 計 合 哺 農 哺 育 舎 1 1 613.34 〃43 哺 育 舎 2 1 181.50 〃55 昭27 1 昭43 業棟 大 74.38 1 75.19 成理 乾 1 舎 1 務 庫 棟 所 育管 事 年度 肥 年度 務 槽 面積(㎡) 堆 面積(㎡) 事 水 棟 数 そ 棟数 旧 称 称 車 13 1,315.69 舎 名 計 名 称 育 舎 年度 3 1 210.00 平 3 料 庫 1 149.40 昭43 育 成 舎 1 409.75 平 4 堆 肥 舎 1 432.05 〃 4 場 1 11.43 昭51 パ ド ッ ク 上 屋 4 518.90 平16 水 機 合 計 17 3,422.51 (2) 工作物 名 サ 称 数量 地 下 サ イ ロ 3 15.90 m3 昭39 タ ワ ー サ イ ロ 1 196.00 m3 〃39 バンカーサイロ イ ロ 〃 スチール気密サイロ 〃 小 計 名 称 数量 ふん尿処理施設 〃 Ⅱ 構造等 年度 1 バイオリアクターシステム 昭49 1 オゾン処理システム 平6 1 スクレーバー 〃10 45.00 m 〃40 2 286.00 m 3 〃51 梁 2 1 459.00 m3 〃55 汚水処理施設 1 コンクリート87.03㎡ 平9 1 259.00 m3 〃56 高 架 水 槽 1 4m×5m×2m 〃9 受 電 設 備 1 引き込み用キュービクル式 〃9 搾 乳 施 設 1 搾乳ロボット 平10 150.98㎡ 〃10 8 1 9 角型水槽 1 水 槽 角型水槽 防火水槽 10 1 計 年度 3 貯 小 構造物 1,260.90 m 3 18.00 m 3 〃 橋 昭39 16.80 m3 〃39 鉄筋コンクリート 〃50 巻上カーテン 汚水処理棟 12 合 計 1 1 昭53 32 (岩永台) 名 捕 称 数量 獲 建設年度 名 称 数量 柵 8か所 昭42.53 危 険 物 取 扱 所 バ ン カ ー サ イ ロ 3 〃42.53 汚 水 処 理 施 設 450m 柵 用 水 施 設 1基 〃54 舎 110㎡ 〃55 18,487m 〃42.52.53 避 難 舎 861.6㎡ 12基 〃42.52 プ ラ ッ ト ホ ー ム 1式 〃42 水 2基 〃51 銀 灯 昭51 肥 .55 雑 1基 堆 (6基) 牧 建設年度 〃42.43.54 (3棟) ピ ッ 門 - 6 - ト 1基 〃51 1基 〃42 (育成業務課) 名 称 捕 獲 柵 バ ン カ ー サ イ ロ 牧 柵 プ ラ ッ ト ホ ー ム 汚 水 貯 留 槽 避 難 舎 ピ ッ ト 門 雑 用 水 施 設 数量 7か所 250m3 17,241m 1式 2基 631.2㎡ 1基 1基 13基 建設年度 昭42.53 〃42. 平4 〃42.53 〃53 〃48. 平7 〃60 〃51 〃42. 平4 〃42 備考 5基 2棟 3)機械器具類(平成17年度内購入分) 品 名 型 式 購入年月 価格(千円) 備 考 トラクター ニューホランド TN60SA H17.12.27 4,620 飼料作物G ヘイメーカー タカキタ HM1602 H18. 1.26 273 飼料作物G レーザープリンター エプソン LP-2500 H18. 3.16 71 先端技術G 電動噴霧器(2台) フォッグマスター6208 H18. 3.17 88 環境保全G チェーンソー CSV375/40RL21 H18. 3.20 100 改良繁殖G デジタル台はかり HV-60KGV H18. 3.22 78 改良繁殖G 超音波肉質診断装置 HS2000及びプローブHLV4212M H18. 3.31 2,466 改良繁殖G はかり (30㎏) H18. 3.31 36 改良繁殖G 注)価格は、百円の位を四捨五入。 - 7 - 4.組織・機構 1)機構・職員 総務課 課長 杉村昭生 主査 岡澄和昭 専研 岡 主事 山根浩一 技術員兼畜産員 吉岡博文 企画情報室 室長 安部康人 浩司 畜産員 秋山利信 改良繁殖グループ 場長 改良増殖部 専研 冨岡郁夫 部長 松岡一仁 松延義弘 藤井陽一 松原直之 専研 西村隆光 〃 吉屋昭春 研 田頭明子 〃 福田一仁 研 山本幸司 〃 岡野奉文 〃 刀禰克司 〃 原田幸治 先端技術グループ 専研 〃 専研 小川賀雄 〃 山口龍夫 研 川崎友子 〃 森脇隆夫 〃 福田憲夫 〃 遠藤稔幸 〃 宮崎伸治 次長 岡田良順 放牧管理グループ 専研 惠本茂樹 専研 米屋宏志 〃 野村昭広 技 島田芳子 〃 田原靖司 〃 縄田美広 〃 山下宏樹 環境保全グループ 飼養技術部 専研 關谷正男 部長 宗綱良治 専研 太田壮洋 〃 國弘誠二 研 大賀友英 〃 山本靖雄 〃 出合正美 〃 横沼和義 家畜飼養グループ 専研 小林清敬 専研 岡崎 亮 〃 井原重己 技 伊藤理恵 〃 田中克巳 〃 河本伸弘 〃 瀧口昌起 〃 俵 竜一 〃 北村賢治 飼料作物グループ 専研 育成業務課 元永利正 技 菅原健介 (別記) 注:専研-専門研究員、研-研究員、技-技師、畜員-畜産員 - 8 - 2)業務分掌 課・室・部 総 務 課 企 画 情 報 室 改 良 改良繁殖 グル-プ 増 殖 分 掌 事 1.課内事務の総括に関すること。 2.公印の管守に関すること。 3.服務に関すること。 4.予算に関すること。 5.建物その他の公有財産に関すること。 6.他の部・室の所管に属さない事項に関すること。 7.税外諸収入に関すること。 8.歳出に関すること。 9.物品の出納及び管理に関すること。 10.給料、諸手当及び旅費に関すること。 11.文書の収受、発送及び保存に関すること。 12.職員の福利厚生及び健康管理に関すること。 13.庁用自動車の整備運転に関すること。 1.室内事務の総括に関すること。 2.試験研究及び研修の企画及び調整に関すること。 3.試験研究及び研修の成果の整理及び公表に関すること。 4.畜産経営の研究に関すること。 5.畜産に関する情報及び資料の収集及び管理に関すること。 6.畜産に関する広報及び普及に関すること。 1.部内事務の総括に関すること。 2.肉用牛の改良増殖及び育成技術の研究に関すること。 3.家畜衛生及び家畜防疫の研究に関すること。 4.試験場内の家畜保健衛生に関すること。 5.牛の能力の検定及び調査に関すること。 6.育種技術の研究に関すること。 7.繁殖牛及び肉牛の能力の研究に関すること。 8.家畜人工授精用精液の調整、保管及び配布に関すること。 9.種雄牛の管理に関すること。 10.遺伝形質の研究に関すること。 11.ミツバチの飼養管理、王台供給及び研究に関すること。 部 先端技術 グル-プ 放牧管理 グル-プ 1.受精卵移植技術及びその応用技術の研究に関すること。 2.受精卵移植技術の普及に関すること。 3.受精卵の調製、保管及び配布に関すること。 1.部内事務の総括に関すること。 2.放牧経営管理技術の研究に関すること。 3.放牧牛の育成技術及び飼養管理技術の研究に関すること。 4.放牧草地の管理技術の研究に関すること。 飼 環境保全 グル-プ 養 技 家畜飼養 グル-プ 術 部 飼料作物 グル-プ 1.家畜のふん尿処理技術及び飼養環境の研究に関すること。 2.種豚の維持に関すること。 3.豚の飼養管理技術の研究に関すること。 1.乳用牛の飼養管理技術の研究に関すること。 2.酪農の経営技術の研究に関すること。 3.鶏の飼養管理技術の研究に関すること。 4.種鶏の維持に関すること。 5.畜産物の品質管理及び加工の研究に関すること。 6.牛乳の品質改善技術及び生乳の管理技術の研究に関すること。 1.粗飼料の栽培、利用の研究に関すること。 2.飼料の品質、成分及び安全性の研究に関すること。 3.草地の造成及び管理技術の研究に関すること。 4.草地に関する施設及び作業機械の研究及び管理に関すること。 5.試験場内で使用する粗飼料の供給に関すること。 - 9 - 務 5.職 員 1)異動状況 異動年月日 (転 入) 17. 4. 1 (転 出) 17. 4. 1 (退 職) 18. 3.31 職 名 氏 名 異動事由(課所) 場 長 次 長 改良増殖部長 飼養技術部長 専 門 研 究 員 主 査 技 師 技 師 技 師 冨 岡 松 宗 關 岡 伊 島 菅 岡 田 岡 綱 谷 澄 藤 田 原 郁 良 一 良 正 和 理 芳 健 夫 順 仁 治 男 昭 恵 子 介 農 政 課 東部高等産業技術学校 美 祢 農 林 事 務 所 美 祢 農 林 事 務 所 畜 産 課 山 口 農 林 事 務 所 新 規 採 用 新 規 採 用 新 規 採 用 次 長 改良増殖部長 専 門 研 究 員 専 門 研 究 員 専 門 研 究 員 主 任 研 究 員 研 究 員 研 究 員 運 転 士 吉 松 木 福 宮 深 佐 森 根 宮 田 崎 谷 倉 本 野 藤 重 岸 内 和 伸 直 一 和 義 正 祐 孝 満 夫 生 登 浩 之 朗 道 子 之 春 農 萩 田 萩 田 岩 農 畜 萩 宇 場 畜 冨 吉 岡 屋 郁 昭 夫 春 産 長 員 業 試 験 農 林 事 務 布 施 農 林 事 務 農 林 事 務 布 施 農 林 事 務 国 農 林 事 務 業 大 学 産 農 林 事 務 部 県 税 事 務 場 所 所 所 所 所 校 課 所 所 2) 研修 職 名 研 究 員 主任技師 技 師 〃 専門研究員 部 長 〃 専門研究員 技 師 研 究 員 技 師 研 究 員 〃 専門研究員 技 師 〃 〃 専門研究員 主任技師 研 究 員 専門研究員 氏 名 川崎友子 稲吉洋裕 菅原健介 伊藤理恵 小川賀雄 松岡一仁 宗綱良治 米屋宏志 伊藤理恵 大賀友英 伊藤理恵 川崎友子 大賀友英 元永利正 島田芳子 伊藤理恵 菅原健介 元永利正 稲吉洋裕 川崎友子 岡崎 亮 研 修 期 間 H17.6.27~7.1 H17.7.7 H17.7.19~22 H17.7.28~29 H18.8.18~19 H18.8.20~21 H17.8.30 〃 H17.9.7 H17.9.26~28 H17.9.28~29 H17.10.4~7 〃 H17.10.8~9 H17.10.13、17~21 〃 〃 H17.11.7~9 H17.11.7~11 H17.11.9 H17.11.10~11 場 所 福島県 岡山県 福島県 愛媛県 奈良県 小郡町 山口市 〃 防府市 福島県 愛媛県 場内ほか 〃 茨城県 場内ほか 〃 〃 茨木県 福島県 岡山県 茨城県 - 10 - 研 修 内 容 受精卵移植技術指導者研修 臨床関係獣医師等研修会 中央畜産技術研修会(飼料) 中国四国地区登録委員研修会 日本胚移植研究大会 山口県獣医学会 農作物鳥獣被害防止対策研修会 〃 乳用牛群検定研修会 中央畜産技術研修会(時事問題Ⅱ) 中国四国登録委員研修会 畜産関係職員研修(5年目以上) 〃 自給飼料品質評価研究会 畜産関係職員研修(初任者) 〃 〃 畜産草地問題別研究会 中央畜産技術研修会(酪農) あすか繁殖セミナー 食品関係技術研究会 職 名 部 長 専門研究員 研 究 員 〃 技 師 部 長 専門研究員 室 長 部 長 専門研究員 〃 部 長 専門研究員 〃 主任技師 研 究 員 部 長 専門研究員 〃 専門研究員 研 究 員 〃 主任技師 〃 専門研究員 〃 技 師 〃 部 長 〃 氏 名 松岡一仁 小川賀雄 川崎友子 大賀友英 島田芳子 松岡一仁 松延義弘 安部康人 宗綱良治 關谷正男 太田壮洋 松岡一仁 松延義弘 關谷正男 稲吉洋裕 山本幸司 宗綱良治 岡 浩司 松延義弘 岡崎 亮 大賀友英 大賀友英 稲吉洋裕 吾郷英昭 元永利正 元永利正 島田芳子 菅原健介 宗綱良治 宗綱良治 研 修 期 間 H17.11.11 H17.11.16~17 H17.11.16~17 〃 H17.11.28~12.2 H17.12.1 〃 H18.1.11 〃 〃 〃 H18.1.13 〃 〃 〃 H18.1.23 H18.1.30 H18.1.30~31 〃 H18.2.6 H18.2.10 H18.2.27~3.3 〃 〃 H18.3.6~7 H18.3.8 〃 〃 H18.3.23 H18.3.27 場 所 山口市 熊本県 山口市 〃 福島県 岡山県 〃 山口市 〃 〃 〃 山口市 〃 〃 〃 兵庫県 茨城県 山口市 〃 福島県 山口市 〃 〃 〃 埼玉県 島根県 〃 〃 岡山県 東京都 - 11 - 研 修 内 容 高病原性鳥インフルエンザ対策研修会 牛の繁殖に関する超音波画像診断セミナー 農林部職域業務研修会 〃 中央畜産技術研修会(肉用牛) 和牛改良講演会 〃 循環型農業土づくり推進大会 〃 〃 〃 家畜伝染病防疫研修会 〃 〃 〃 統計解析法研修 食品残さ飼料化行動会議全国シンポジウム 経済セミナー 〃 官能評価技術検討会 養豚技術研修会 畜産環境アドバイザー養成研修会 〃 〃 飼料イネの研究と普及に関する情報交換会 畜産草地問題別研究会 〃 〃 中国四国地域飼料自給率向上セミナー フォーラム「共生をめざした鳥獣害対策の実践」 6.予算執行状況 1)歳入決算 科 目 使用料及び手数料 使用料 総務使用料 財産管理費 県有土地建物 農林水産業使用料 畜 産 試 験 場 費 入 牧 牛 手数料 農林水産業手数料 畜 産 振 興 費 飼料分析 畜 産 試 験 場 費 人 工 授 精 家 畜 検 診 財産収入 財産売払収入 農林水産業財産売払収入 畜 産 振 興 費 検定不合格牛 検定生産物 廃 用 種 畜 廃用供卵牛 畜 産 試 験 場 費 畜産試験場生産物 諸 収 入 雑 入 雑 入 雑 入 雑 入 預託牛育成事業 雑入(畜産課分) 雑 入 自動販売機等手数料 調 定 額 53,988,985 52,837,940 729,570 729,570 729,570 52,108,370 52,108,370 52,108,370 1,151,045 1,151,045 28,280 28,280 1,122,765 437,960 684,805 71,272,607 71,272,607 71,272,607 15,964,666 2,201,850 7,722,380 443,936 5,596,500 55,307,941 55,307,941 702,949 702,949 702,949 702,949 553,482 429,643 123,839 149,467 149,467 収 入 済 額 53,988,985 52,837,940 729,570 729,570 729,570 52,108,370 52,108,370 52,108,370 1,151,045 1,151,045 28,280 28,280 1,122,765 437,960 684,805 71,272,607 71,272,607 71,272,607 15,964,666 2,201,850 7,722,380 443,936 5,596,500 55,307,941 55,307,941 702,949 702,949 702,949 702,949 553,482 429,643 123,839 149,467 149,467 125,964,541 125,964,541 (単位:円) 過 不 足 額 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 (畜産課分) 計 - 12 - 0 2)歳出決算 科 目 総務費 総務管理費 一般管理費 旅 費 職員管理費 旅 費 農林水産業費 農 業 費 農業大学校費 需 用 費 一 般 需 用 費 植 物 防 疫 費 旅 費 需 用 費 一 般 需 用 費 役 務 費 畜 産 業 費 畜 産 総 務 費 共 済 費 畜 産 振 興 費 賃 金 旅 費 需 用 費 一 般 需 用 費 役 務 費 委 託 料 備 品 購 入 費 家畜保健衛生費 需用費 一 般 需 要 費 畜 産 試 験 場 費 共 済 費 賃 金 旅 費 需 用 費 一 般 需 要 費 食 糧 費 役 務 費 委 託 料 使用料及び賃借料 原 材 料 費 備 品 購 入 費 負担金補助及び交付金 商工費 工 鉱 業 費 産業技術センター費 旅 費 需 用 費 一 般 需 用 費 役 務 費 計 予 算 額 211,648 211,648 110,421 110,421 101,227 101,227 196,537,783 320,783 198,450 198,450 198,450 122,333 80,000 39,333 39,333 3,000 196,217,000 65,000 65,000 53,574,000 3,035,000 1,264,000 34,070,000 34,070,000 2,396,000 1,000,000 11,809,000 337,000 337,000 337,000 142,241,000 1,555,000 21,669,000 3,255,000 86,800,000 86,768,000 32,000 7,738,000 6,978,000 637,000 303,000 13,230,000 76,000 187,000 187,000 187,000 80,000 100,000 100,000 7,000 196,936,431 - 13 - 決 算 額 211,648 211,648 110,421 110,421 101,227 101,227 194,784,052 320,783 198,450 198,450 198,450 122,333 80,000 39,333 39,333 3,000 194,463,269 64,564 64,564 53,530,917 3,033,100 1,243,169 34,069,615 34,069,615 2,377,353 1,000,000 11,807,680 335,790 335,790 335,790 140,531,998 1,507,622 21,383,003 3,248,765 86,799,824 86,767,855 31,969 7,457,166 6,041,250 509,572 294,976 13,222,120 67,700 186,976 186,976 186,976 80,000 99,976 99,976 7,000 195,182,676 (単位:円) 額 0 0 0 0 0 0 1,753,731 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1,753,731 436 436 43,083 1,900 20,831 385 385 18,647 0 1,320 1,210 1,210 1,210 1,709,002 47,378 285,997 6,235 176 145 31 280,834 936,750 127,428 8,024 7,880 8,300 24 24 24 0 24 24 0 残 1,753,755 1.試験研究 1)企画情報室 〇家畜の 家畜の能力を 能力を活かした動物介在活動 かした動物介在活動に 動物介在活動に関する調査研究 する調査研究( 調査研究(平成16 平成16~ 16~18年度 18年度) 年度) 山口県では全国平均を上回って高齢化が進んでいる中で、近年、高齢者福祉施設等において、犬や猫な どのペットを利用したいわゆるアニマルセラピーの取り組みが注目されているが、家畜を利用した例は少 ない。このため、畜産が高齢福祉分野で貢献できる可能性を探るため、家畜とのふれあいや牧場の風景に よる癒し等の効果を調査し、将来増加すると見込まれる「動物介在活動」での活用を図る。 JA山口美祢デイサービスセンターと連携し、平成17年6~9月に3回、当場においてふれあい研 修を実施した。参加者(デイサービス利用者)は延べ50人で、家畜は子牛(和牛、乳牛)を使用した。 研修時の興味度を、参加者の中から調査対象者を選定し、デイサービス職員が主体となって評価すると ともに、家族に対してアンケート調査を実施した。総合的に評価すると、全般的には「ふつう~やや興味 があるようだ」が多く、「興味がないようだ」は少なかった。また、研修後の家族アンケート結果による と、概ねプラス評価であったが、一部マイナス評価もあった。 2)改良増殖部 ○肉用子牛の 肉用子牛の発育性向上のための 発育性向上のための飼料給与方法 のための飼料給与方法の 飼料給与方法の検討( 検討(平成17 平成17~ 17~19年度 19年度) 年度) 本県で開催される子牛市場において、発育性の劣る子牛が20~30%出荷されており、これの改善に よる斉一化及び商品性の向上が求められている。そこで、子牛の育成について第一胃の発達(微生物の定 着と絨毛の発達)及び十分な栄養吸収の観点から、育成前期には濃厚飼料(人工乳)を、中・後期には粗 飼料給与を重視するという考え方をもとに、子牛の発育生理に合った濃厚飼料と粗飼料の給与方法につい て検討し、発育性の向上を図った。 (1)濃厚飼料給与量:人 工 乳 育成用飼料 (2)粗 飼 3か月齢まで飽食とした。 252日齢まで上限を4.0㎏として給与した。 料:3か月齢まで100~300gを給与し、その後飽食とした。 その結果、体高、体重ともに標準発育曲線の平均値以上の発育を示した。 ○やまぐち和牛品質向上 やまぐち和牛品質向上に 和牛品質向上に関する研究 する研究 -肥育前期の 肥育前期の給与飼料の 給与飼料の違いが発育 いが発育の 発育の改善及び 改善及び産肉性に 産肉性に及ぼす影響 ぼす影響-( 影響-(平成 -(平成16 平成16~ 16~17年度 17年度) 年度) 肥育素牛価格の高騰と枝肉相場特に上物相場が伸び悩む中、肥育牛の質量兼備を求められ、産肉能力の 高い素牛へと購買も集中し、肥育コストに占める素牛代の割合が大きな負担となっていることから、市場 評価の低い素牛(主に日齢体重の低い)の肥育前期における給与飼料を検討することによって、発育と産 肉性の改善を図り、肥育農家の経営安定に資することを目的に以下の試験に取り組んだ。 供試牛は、黒毛和種雌牛で試験区5頭、対照区5頭とし、ルーメンの働きの改善による発育と産肉性の 改善を目的に試験区には、肥育前期にバガスの給与とビール粕混合飼料(以下、混合飼料とする)を給与した。 (1)1頭当たり飼料摂取量:試験区では濃厚飼料3,814kgうち混合飼料611㎏、大豆粕303㎏、粗飼料988㎏の うち乾草431kg、稲ワラ483kg、バガス74㎏ 対照区では濃厚飼料4,029kgうち大豆粕309㎏、粗飼料1,073㎏のうち乾草511㎏ 稲ワラ562kgであった。 (2)発育状況:終了時の体重、体高、胸囲は、試験区で614.0±48.4kg、128.4±2.5㎝、218.2±5.4cm、 対照区で664.8±37.8kg、130.8±1.9cm、224.2±5.3cmとなり両区に差を認めなかった。 (3)枝肉成績:枝肉重量、ロース芯面積、バラの厚さ、皮下脂肪の厚さ、歩留基準値、BMSNo.は、 試験区で390.3±30.6kg、54.8±7.7c㎡、7.0±0.7cm、3.4±1.5cm、73.3±1.6%、6.4±3.1、 対照区で421.2±20.2㎏、58.4±9.6c㎡、7.0±0.3cm、2.6±0.4cm、74.1±1.3%,6.2±1.9 となり両区に差を認めなかった。 - 14 - 両区に統計的な有意差は認められなかったが、枝肉重量など量的な形質では、対照区がやや優れる傾向 にあり、試験区はバラツキの大きい結果となった。しかし、試験区では個体によっては、枝肉重量及び肉質、 特に脂肪交雑に優れた個体が見られた。そのため、試験区での混合飼料からの切り替え時期に飼料摂取量 が減少したことなどを考慮し、混合飼料の有効な給与方法を引き続き検討する。 ○肥育素牛の 肥育素牛の早期肉質判定技術の 早期肉質判定技術の開発( 開発(平成11 平成11年度 11年度~) 年度~) 肥育過程における肉質に及ぼす諸要因を検討するためには、経時的に肉質の変化を生体で把握する必要 がある。そこで、ス-パ-アイミ-ト家畜生体肉質測定装置を用いて経時的に肥育牛の皮下脂肪厚、脂肪 交雑等の肉質の推定を行うとともに、体型測定等を行い、肥育終了時の肉質の早期判定技術を検討した。 平成17年度は、16年度から引き続き農協や肥育農家の協力のもと、出荷4~6か月前の肥育牛を現 地調査し、その調査結果をもとに、現地では出荷先の検討、当場ではその枝肉成績の収集と判定画像の検 討を行った。 ○やまぐち和牛 やまぐち和牛の 和牛の肉質特性と 肉質特性とブランド化 ブランド化に関する研究 する研究 -肥育牛への 肥育牛への給与飼料 への給与飼料の 給与飼料の違いが産肉性及 いが産肉性及び 産肉性及び食味などに 食味などに及 などに及ぼす影響 ぼす影響-( 影響-(平成 -(平成17 平成17~ 17~21年度 21年度) 年度) 最近の消費者の牛肉に求めるものは食味に加え、安心、安全や機能性など多岐にわたっている。 そこで、県内の肉用牛、特に黒毛和種の牛肉としての特性を見い出し十分活用するとともに、給与飼料 などさらなる工夫によって、他の地域の黒毛和牛とは異なるやまぐち和牛としての地域ブランドを確立す るため、給与飼料などを検討する。 平成17年度から、肥育期間中の中期から後期にかけて混合ムギヌカを給与する試験区と給与しない対照区 の肥育試験を行い、混合ムギヌカの嗜好性及び採食量などを調査するとともに、肥育試験終了後の産肉成績に 加え、牛肉の肉質について調査する。 ○ウシ性判別胚 ウシ性判別胚の 性判別胚の凍結保存技術に 凍結保存技術に関する研究 する研究( 研究(平成9 平成9~19年度 19年度) 年度) ウシ性判別胚の凍結保存方法として、胚の生存性および受胎性が高いと報告されているガラス化保存法 を検討している。しかし、ガラス化保存した胚においては移植時に行う胚の融解操作(段階希釈法:従来法)が 煩雑であるため、現場への普及を目的に簡易融解法(ワンステップストロー法)について検討した。 胚をバイオプシー後3~5時間の培養を行った後、ガラス化保存した性判別胚を受胚牛に移植した。ワン ステップストロー法では、融解後に胚の生存確認した場合は57.8%(19頭中11頭受胎)、生存確認を行わなか った場合は33.3%(9頭中3頭受胎)の受胎率であった。 ○凍結胚の 凍結胚の受胎率向上に 受胎率向上に関する研究 する研究 ① 受胚牛への 受胚牛へのhCG へのhCG投与 hCG投与および 投与およびウシ およびウシ栄養膜小胞 ウシ栄養膜小胞との 栄養膜小胞との共移植 との共移植による 共移植による受胎率向上 による受胎率向上の 受胎率向上の検討( 検討(平成15 平成15~ 15~17年度 17年度) 年度) とも 胚と栄養膜小胞(TBV)との共移植による妊娠認識因子の補強や受胚牛へのホルモン剤投与による黄体機能 とも の亢進等の受胎率向上対策が研究されており、当場においてもTBVと胚の共移植試験あるいは受胚牛への胎 盤性性腺刺激ホルモン(hCG)投与による移植試験を行い一定の成果を得た。 とも そこで、さらなる受胎率向上を図るため、hCG投与後にTBVと胚の共移植試験を行い、これが凍結胚の受 胎率向上に及ぼす効果について検討した結果、10頭中8頭(80%)が受胎し、同時期に実施した対照区(無処置) の50%(10頭中5頭受胎)に比べ受胎率が高い傾向を示した。 また、作出したTBVの効率的活用方法について検討した結果、切断後短時間培養し小胞を形成する前の栄 養膜切断片の方が24時間培養により小胞を形成したTBVより、凍結融解後の生存性が高く、またTBVは再凍 結しても生存性が高いことが判明した。 そこで、切断片と胚を共移植した結果、10頭中4頭(40%)が受胎し、同時期に実施した対照区の60%(10頭 中6頭受胎)に比べ受胎率は低い傾向を示したことから、切断片の状態では受胎率向上効果は期待できない - 15 - ことが判明した。 以上のことから、通常の胚回収とTBVの作出の日程調整をすることなく、あらかじめ作出保存しておいた 切断片を胚回収前日に融解・培養して作出したTBVを胚と同時凍結することで、TBVの効率的活用が可能と なった。 ②膣内留置型黄体ホルモン 膣内留置型黄体ホルモン剤 ホルモン剤(CIDR) CIDR)が受胎に 受胎に及ぼす影響 ぼす影響( 影響(平成16 平成16~ 16~18年度 18年度) 年度) ウシ胚移植技術は実用化段階に入って久しいが、本県における移植頭数は横ばい傾向にあり、また受胎 率も50%を下回っていることから、ウシ胚移植の一層の推進のためにもさらなる受胎率向上が求められて いる。 また、ウシ胚移植の受胎率には多くの要因が関与しているが、その一つに受胚牛の黄体機能不全による 血中プロジェステロン濃度の低下が考えられる。 そこで、受胚牛の血中プロジェステロン濃度を上昇させるため、移植直後又は移植の5日後に膣内留置型 黄体ホルモン剤(以下CIDR)を挿入後7日間留置し、受胎率の向上に対する効果について検討した。 移植直後CIDRを挿入した1区の受胎率は63.6%(11頭中7頭受胎)、5日目に挿入した2区の受胎率は30.0% (10頭中3頭受胎)、及び無処置の対照区の受胎率は61.5%(13頭中8頭受胎)であり、2区において低い傾向を 示した。 3) 飼養技術部 ○中山間地域における 中山間地域における低利用農地 における低利用農地( 低利用農地(耕作放棄地、 耕作放棄地、樹園地) 樹園地)の放牧利用による 放牧利用による獣害回避 による獣害回避と 獣害回避と農用地管理システ 農用地管理システ ムの開発( 開発(平成15 平成15~ 15~19年度 19年度) 年度) 低利用農地(耕作放棄地、樹園地)の放牧利用による獣害回避効果と肉用牛生産技術を検討した。 (1) 獣害回避効果の検討 秋芳町朸田地区の禁猟区周辺で、特に獣害の発生が多く確認されている耕作放棄地に繁殖牛2頭を5月 ~9月まで放牧した結果、当該地区でのイノシシの捕獲頭数は17頭で平成16年度の80頭から減少した。 また、放牧地周辺の農地でイノシシ被害は見られなかった。 (2) 肉用牛生産技術の検討 ・超早期分離子牛の発育改善 分娩後3日以内に親子分離した子牛の発育(体重)を調査した結果、去勢子牛(8頭)及び雌子牛(16 頭)はいずれも発育標準付近で推移した。 給与粗飼料をチモシーとオーツヘイの混合(重量比1:1)からルーサンとオーツヘイの混合(重量比 1:1)に変更したところ、ルーサンを混合給与した個体で発育の向上が見られた。 ・超早期分離母牛の繁殖性の検討 超早期分離を行った母牛の繁殖性を調査した結果、空胎期間が短く、分娩間隔11か月を達成したものが 63%となった。分娩後15日及び30日目に灸を実施すると初回授精までの日数がやや短縮し、空胎期間も短 くなった。 (3) 農用地保全技術 ・放牧が環境に及ぼす影響 耕作放棄地へ放牧を実施し、放牧地周辺の水質調査を実施した。放牧による水質の変化は見られなかっ た。 ○搾乳システム 搾乳システムの いによる経営的評価に する研究( 平成16~ 18年度) システムの違いによる経営的評価 経営的評価に関する研究 研究(平成16 16~18年度 年度) 自動搾乳システムは国内に導入されてから年数が浅く、コスト面や耐用年数など不明な点が多い。 また、増加傾向にあるフリーストール牛舎においては、肢蹄疾患、乳房炎など経営に大きな障害となる 疾病の発生増加が懸念されている。 - 16 - そこで自動搾乳システムの経営コストや耐用年数など未解決な問題について調査し、他の搾乳システム との比較検討を行うとともに、特にフリーストール牛舎での肢蹄の疾患、乳房炎などの発生状況、対策に ついて調査・検討した。 (1) 管理作業時間 ・経産牛1頭当たりの所要時間が多い管理作業は、飼料調製・給餌、搾乳とその前後の作業、除糞及びた い肥処理であり、搾乳・飼養方式が異なってもほぼ同じ作業内容であった。 ・搾乳及びその前後の作業時間は、パーラー>パイプライン>自動搾乳の順となり、自動搾乳が短かった。 (2) 搾乳施設のトラブル ・搾乳が不可能となるようなトラブルの発生状況は、施設の経過年数にも関係していると考えられるが、 自動搾乳がパーラーに比べて極めて多く、パイプラインでは発生しなかった。 (3) 乳房炎の発生状況 ・経産牛1頭当たりの乳房炎の発生件数は、自動搾乳>パーラー>パイプラインの順であった。また、2年 目はパイプラインとパーラーは減少したが、自動搾乳は増加した。 (4) 肢蹄疾患の発生状況 ・経産牛1頭当たりの肢蹄疾患の発生件数は、フリーストール(自動搾乳)>フリーストール(パーラー)>繋 ぎ飼い(パイプライン)の順となり、繋ぎ飼いでは発生が認められず、フリーストールで発生が多い傾向 にあった。 ○高付加価値牛乳生産に 高付加価値牛乳生産に関する研究 する研究( 研究(平成13 平成13~ 13~17年度 17年度) 年度) きょうやく 抗ガン作用、抗動脈硬化作用、体脂肪減少作用があるとされている共 役リノール酸を多く含む高付加 価値牛乳の生産方法について検討した。 (1) アマニ油脂肪酸Ca及び大豆油脂肪酸Caを乳牛に給与することにより、乳脂肪中の共役リノール酸の 割合は、それぞれ1.31%、1.24%となり、脂肪酸Caを給与しない場合(0.68%)に比べて、約2倍の値と なった。 (2) アマニ油脂肪酸Ca、小麦粉及び糖蜜をベースに、乳牛用配合飼料、ふすま、大豆粕、大豆粉のいず れかひとつを配合してペレットを作製した場合、大豆粉を加えたペレットの嗜好性が良好であり、嗜好 性の劣る脂肪酸Caを乳牛に給与するには、大豆粉との組合せが有効と考えられた。 ○地どりの生産性 どりの生産性、 生産性、肉質向上及び 肉質向上及び加工利用に 加工利用に関する研究 する研究( 研究(平成14 平成14~ 14~18年度 18年度) 年度) 黒柏を活用した地どりの種鶏の育種改良と、地どりコマーシャルの栄養水準を検討した。 (1) 地どりの種鶏の育種改良 雄系種鶏は3世代、雌系種鶏は2世代を経過した。20週齢の体重は、17年は雄系雄が3,029g、同雌が 1,986g、雌系はそれぞれ2,985g、2,008gとなった。 初生雛の黒色羽装割合は、17年は雄系種鶏が87%、雌系種鶏が68%まで向上した。コマーシャル鶏は 77%で、雄系及び雌系種鶏の中間となった。 (2) 地どりコマーシャル鶏の産肉性、肉質 飼育期間は12週間、4~11週の飼料の栄養水準は、蛋白質含量19%でエネルギー3,130kcal/kgが生産 性及び肉質面から最も適正と判断された。 12週の体重は、3,220g(雄3,546g、雌2,911g)で、正肉歩留りは36.8%となり、イノシン酸含量は7.39 μmol/gであった。 ○制限給餌による 制限給餌によるブロイラー によるブロイラーの ブロイラーの暑熱事故抑制試験( 暑熱事故抑制試験(平成16 平成16~ 16~18年度 18年度) 年度) ブロイラーの肥育後期に昼間制限給餌(絶食)を行い、暑熱事故の発生を抑制するのに最適な制限給餌時 - 17 - 間を前年度と同様に生産性の面から検討した。 2005年6月22日~8月11日において肥育44日~50日の間24時間点灯とし、1区(対照;不断給餌)に対し、 2区;10時~16時30分、3区;10時~18時30分、4区;10時~20時絶食の制限給餌区を設け、44日~48日に体 温測定、49日に血清生化学検査(GOT、LDH、CPK)、50日に解体調査(正肉歩留、腹腔内脂肪割合)を行い、暑 熱の影響及び生産性を調査した。体温測定時間は9時、13時、15時30分、17時30分、19時、21時とした。 (1) 日中の絶食時間中の体温上昇は、4区の雄を除く全ての制限給餌区において不断給餌区より抑制され、 また、9時~21時の平均体温は全ての制限給餌区が不断給餌区より有意(p<0.05)に低くなった。 (2) 雄で、全ての制限給餌区のCPKは、不断給餌区より有意(p<0.05)に低値となった。 (3) 7週齢の体重は、雄では4区が1,2,3区よりも有意に(p<0.01)高かった。 (4) 育成率(%)は、試験区間に有意な差はなかった。 (5) 雌雄合計の生産指数は、4区250.0、2区249.1、3区239.5、1区223.6の順に高かった。 (6) 解体成績は、試験区間に有意差を認めなかった。 暑熱期のブロイラーの体温は、昼間の制限給餌により体温上昇が抑えられ、暑熱の影響を軽減できると 推察された。また、暑熱期における肥育44日以降の制限給餌は生産性への悪影響は認められず、生産性向 上に寄与する可能性があると推察された。 ○緊急時における 緊急時における鶏卵生産抑制試験 における鶏卵生産抑制試験( 鶏卵生産抑制試験(平成17 平成17年度 17年度) 年度) 家畜伝染病発生等の緊急事態に備えるため、絶食による強制換羽を行わず、維持飼料の定量給餌により 一時的に産卵を抑制しつつ鶏群を維持する方法を検討した。 (1) 採卵鶏各49羽を供試し、150日齢からMEを維持の70%とした制限給餌で2週間飼養した結果、4日目から産卵 率は有意に低下した。2週間の制限給餌の後、直ちに飼料を制限前の水準に戻せば、12日目以降は産卵率 の有意な低下は解消し、2週間で90%以上に回復した。なお、産卵率の低下のボトムは10%程度であった。 (2) 49羽を供試し、180日齢から同様の制限給餌をした結果、産卵率は150日齢開始の場合と同様に推移し た。 (3) 体重は、制限給餌により150日齢制限開始区では216g、180日齢開始区では165g減少したが、いずれも 制限終了後2週間で回復した。 (4) 卵重は、150及び180日齢制限開始区とも制限前<制限終了2週間後<5週間後と増加した。ハウユニット は、150日齢制限開始区の制限終了後2週で制限開始前及び終了後5週よりも高い値であった。 (5) この制限給餌開始から制限終了後5週までの7週間の試験期間中、斃死や疾病等は見られなかった。 ○やまぐち和牛 やまぐち和牛の 和牛の肉質特性と 肉質特性とブランド化 ブランド化に関する研究 する研究( 研究(平成17 平成17~ 17~21年度 21年度) 年度) -県産和牛肉の 県産和牛肉の肉質特性、 肉質特性、特に脂質の 脂質の特性及び 特性及び機能性成分含量とその 機能性成分含量とその利用 とその利用- 利用- 最近の消費者の牛肉に求めるものは食味だけでなく、安心、安全や機能性など多岐にわたっている。そ こで、黒毛和種、無角和種等の県産和牛について、牛肉としての付加価値特性を見い出し、これを活用す るため、肉質を調査・分析し、以下のような結果を得た。 (1) 共役リノール酸 共役リノール酸(CLA)を分析したところ、放牧無角の皮下脂肪中のCLA含量は、1.04%と黒毛和種 0.40%の約2.5倍であったが、腎脂肪中のCLAは放牧無角0.42%、黒毛0.40%と差はなかった。 (2) カルニチン 放牧利用肥育した無角和種(放牧無角)と黒毛和種肥育牛のロース肉中のカルニチン含量を分析したとこ ろ、放牧無角では125.8mg/100g、黒毛和種では92.4mg/100gであった。さらに継続調査中である。 (3) ビタミンE 放牧無角と一般肥育した無各和種(一般無角)及び黒毛和種肥育牛のロース肉中のビタミンE含量を分析 したところ、放牧無角では7.8nmol/g、一般無角では3.0nmol/g、黒毛和種では5.9nmol/gであった。 - 18 - (4) アミノ酸、ジペプチド等 グルタミン酸は、放牧無角が10.1mg/100g、黒毛和種が8.2mg/100g、ジペプチドのカルノシンは、放牧無 角が455.9mg/100g、黒毛和種が268.9mg/100gであった。 ○良質堆肥の 良質堆肥の生産と 生産と活用に 活用に関する研究 する研究( 研究(平成13 平成13~ 13~17年度 17年度) 年度) 近年、循環型社会に対する意識が高まる中で、廃棄物のリサイクル等、資源の有効利用が進められている。 こうした中で、家畜の敷料として一般的に利用されているオガクズは慢性的に不足しており、代替資材が 必要になっている。 そこで、森林の整備の一環として伐採された竹を、家畜の敷料やたい肥化副資材等、畜産分野で利用す るための調製方法を検討した。 (1) 竹材を3mmに粉砕した粉砕物の容積重はオガクズより重く、容水量はオガクズより低いことから、竹材 の家畜敷料としての利用性は低いと考えられた。 (2) 竹材単体での利用性はオガクズに劣るため、竹材とオガクズを混合(竹材容量:オガクズ容量=20%:80%、 40%:60%、60%:40%、以下、それぞれ「竹20%区」、「竹40%区」、「竹60%区」とする。)して、オガクズ及び竹材単 体の調査結果と比較した。 (3) その結果、容水量はオガクズ100%が499.0%、竹20%区が538.2%、竹40%区が502.9%、竹60%区が467.9%、 竹100%が408.5%となり、オガクズの混合量が多いほど容水量は高くなる傾向があった (4) また、敷料使用時の利用性を評価するため、混合物の水分含量を70%に調整して加圧保水性を調査し た結果、オガクズ100%が26.8%、竹20%区が12.3%、竹40%区が22.5%、竹60%区が26.3%となり、オガクズの混 合量が多いほど排汁の量は少なくなる傾向となった。 ○飼料作物の 飼料作物の夏冬同時播種による 夏冬同時播種による通年省力安定栽培技術 による通年省力安定栽培技術( 通年省力安定栽培技術(平成17 平成17~ 17~19年度 19年度) 年度) 低コストで省力的な飼料作物栽培を広く普及させるため、暖地型牧草と寒地型牧草の同時播種方法を検 討し、収量等への影響について調査した。 (1) 同時播種に適する夏作物の草種選定では、発芽良否は、オオクサキビ、カラードギニアグラス、イヌビ ビエが極めて悪く、栽培ヒエとローズグラスは良であったが、発芽直後に枯死した。 (2) 夏作物種子の発芽を遅延させるため、種子への被覆資材を検討することに先立って、厚さ2~3cmの厚め の覆土を試みた結果、発芽遅延が見られ、発芽は悪かった。 ○畜舎環境の 畜舎環境の改善に 改善に関する研究 する研究( 研究(平成17 平成17~ 17~19年度 19年度) 年度) 近年、畜産経営と地域住民との距離が近づく中で、悪臭に関する苦情は畜産業に係る苦情発生件数の上 位を占めており、臭気対策は畜産を営む上で不可欠な課題である。 臭気は粉塵に付着し拡散することが知られているため、乳化剤を使って水と油を混合した溶液を畜舎内 に散布することによる粉塵の抑制について検討した。 (1) 乳化剤を使って水と油の混合割合を変えた溶液を作製したところ、溶液の取扱の面から油の混合割合は 10%以下が適当であると考えられた。 ○飼料作物における 飼料作物における不耕起栽培技術 における不耕起栽培技術の 不耕起栽培技術の確立( 確立(平成15 平成15~ 15~17年度 17年度) 年度) 飼料作物栽培の省力化を目的に一連の耕起播種作業等の労働軽減を図るため、飼料作物(春夏作・秋冬作) の不耕起による栽培技術と収量の安定生産技術を検討した。 (1) 栽培ヒエ、スーダングラスを用いて、立毛の場合と前植生を除去した場合の収量への影響を検討した 結果、前植生除去による牧草収量の増加が認められた。 (2) 栽培ヒエ、スーダングラスを用いて、散播、マクロシードペレット方式で検討した結果、牧草の収量 は、スーダングラスではマクロ方式が多い傾向が認められたが、有意差はなかった。播種量については、 - 19 - 増量することにより牧草の収量がわずかに増加する傾向にあった。 (3) スーダングラス、イタリアンライグラスを用いて、鎮圧の効果を検討した結果、スーダングラスは鎮 圧による収量の増加はわずかに認められるが、イタリアンライグラスでは牧草収量の大幅な増加が認め られた。 (4) 飼料作物栽培に係る作業内容(時間)に対し、牧草のTDN収量に最も効果があるのは、播種後に鎮圧を取 り入れたイタリアンライグラスであった。 ○飼料用トウモロコシ 飼料用トウモロコシ、 トウモロコシ、ソルガム類及 ソルガム類及び 類及びイタリアンライグラスの イタリアンライグラスの品種比較試験( 品種比較試験(平成12 平成12年度 12年度~) 年度~) 本県に適する品種を選定するため、飼料用トウモロコシ、ソルガム類及びイタリアンライグラスの品種 の特性並びに収量性を調査した。 (1) 試験期間中の気象概要 平均気温は、4月上旬、6月下旬でかなり高かった。降水量は、7月上旬と9月上旬でかなり多かったが、 4~6月及び8月の降水量が平年の1/2以下となり、トウモロコシ、ソルガム類において減収が見られた。 日照時間は、4月から5月でかなり多く、7月と9月でかなり少なかった。 9月6日から7日にかけて台風14号(最大風速24m/s:宇部)が接近し、収穫直前のトウモロコシとソルガム 類が倒伏した。 (2) イタリアンライグラス 乾物収量は、極早生品種ではさちあおばが87.5kg/a、早生品種ではタチマサリが138.0kg/a、中生品種で はエクセレントが122.4kg/a、晩生品種ではジャンボが112.3kg/aでそれぞれ多収であった。 (3) 飼料用トウモロコシ 乾物収量は、早生品種ではNS118が236.6kg/a、中生品種ではゆめそだちが219.8kg/aで最も多収であっ た。TDN収量(推定)は、早生品種ではNS118が162.8kg/a、中生品種ではゆめそだちが158.1kg/aで最も多収 であった。 (4) ソルガム類 乾物収量は、スーダングラスではベールスーダンが209.2kg/a、スーダン型ではクミアイソルガムコモ ンが167.4kg/a、ソルゴー型では高糖分ソルゴーが281.2kg/a、兼用型ではナツイブキが219.8kg/aでそれぞ れ多収であった。 - 20 - 4)業績発表等 (1) 口頭発表 発 表 課 題 名 ・ガラス化保存したウシ性判別胚のストロー内希釈法の検討 発 会 名 (年月日) 第12回日本胚移植研究会大会 (小川賀雄) ・膣内留置型黄体ホルモン(CIDR)を利用したウシ胚移植の受胎率 表 (17.8. 18) 第44回山口県獣医学会 向上 (17. 8. 20) (藤井陽一) 日本獣医三学会中国地区大会 (17. 10.9) ・ウシ胚の効率的採取方法 第47回山口県家畜保健衛生業績発 (川崎友子) 表会 (18.1. 20) ・豚の放牧を利用した竹林の拡大抑制 (大賀友英) ・リサイクル飼料の肉豚への給与効果(第1報) 平成17年度農畜林試験研究成果発 (大賀友英) ・ウシ栄養膜小胞を利用した凍結胚の受胎性向上(第4報) (藤井陽一) ・膣内留置型黄体ホルモン(CIDR)を利用したウシ胚移植の受胎率 向上(第2報) (川崎友子) ・「黒毛和種」肥育牛における飼養管理と枝肉成績(第3報) ~肥育前期の給与飼料の違いが発育性及び産肉性に及ぼす影響~ (西村隆光) ・子牛市場における発育性、商品性向上 ~子牛市場成績がその枝肉形質に及ぼす影響~ (山本幸司) ・共役リノール酸を多く含む高付加価値牛乳の生産 (伊藤理恵) ・緊急時における鶏卵生産抑制技術 (關谷正男) ・飼料作物の品種比較試験とその活用 (菅原健介) - 21 - 表会 (18.2.27) (2)論文発表 著 者 名 論 文 表 題 登 載 誌 (巻、年) 小川賀雄 ほか ・ガラス化保存したウシ性判別胚の移植試験 山口県畜産試験場研究報告 (21, 2006) 〃 (21, 2006) 山本幸司 ほか ・大型肉用牛経営における子牛育成技術の検討 (第3報) 川崎友子 ほか ・膣内留置型黄体ホルモン剤(CIDR)を利用した ウシ胚移植における受胎率向上効果の検討 〃 (21, 2006) 伊藤理恵 ほか ・高付加価値牛乳生産に関する研究(第2報) 〃 (21, 2006) 太田壮洋 ほか ・良質たい肥の生産と活用に関する研究 (第2報) 〃 (21, 2006) 米屋宏志 ほか ・見島牛が持つ発育能力の把握 〃 (21, 2006) 米屋宏志 ほか ・カルスト台地における黒毛和種繁殖雌牛の舌刈 りによる防火帯作りの実証(第2報) 〃 (21, 2006) 菅原健介 ほか ・飼料用トウモロコシ、ソルガム類及びイタリア ンライグラスの品種比較試験 〃 (21, 2006) 菅原健介 ほか ・たい肥利用による飼料作物の安定生産 〃 (21, 2006) (3)特許等 発明の名称 「 発明の概要 脂肪代替物等を利用し、脂肪分3%未満の低脂肪ソーセージ製造技術を開発した。 特許番号 特許第3738305号 取得年月日 平成17年11月11日 特許権者 山口県 発 岡崎 明 者 低脂肪ソーセージとその製造方法 亮(畜産試験場)、佐伯 出願番号 特願2002-294709 出願年月日 平成14年10月8日 」 明比古、有馬 - 22 - 秀幸(産業技術センター) 2.事 業 1) 家畜人工授精集中管理事業 昭和39年12月に、家畜人工授精メインステーションを開設し、業務を推進してきたが、平成17年度末の けい養種雄牛等は下表のとおりで、優良精液の供給と精液性状の維持向上に努めた。 (1) けい養種雄牛 品 種 黒 毛 和 種 名 号 幸 鶴 (平成18年3月31日現在) 登録番号 (得点) 生年月日 産 地 黒原3209 (82.9) 7. 3.10 兵庫県 嘉高法 黒原3474 (84.1) 7. 9.28 景 清 黒原3500 (84.0) 東平福 血 統 母 父 取 得 年月日 種畜証明書 番 号 黒育 142 第2安鶴土井 ゆ き 黒高 ひ め 109314 8. 6.20 平17山口県 第15号 山口県 高 栄 黒原1412 や ま ざ く ら 黒原 760905 9. 9. 4 平17山口県 第16号 8. 5. 4 島根県 第7糸桜 黒原 65 か も ふ じ 3 黒高 128375 9. 8. 1 平17山口県 第17号 黒13219 (83.6) 10. 3. 6 山口県 平 茂 勝 黒原2441 は 黒 な え 1875571 11. 9.16 平17山口県 第18号 北乃勝閧 黒原4085 (84.5) 11. 4.29 〃 北国7の8 黒原1530 か 黒 ね こ 1911733 13. 3.30 平17山口県 第19号 平重福 黒原4157 (82.7) 11. 8.25 〃 平 茂 勝 黒原2441 とよとき12 黒原 910837 13. 7. 5 平17山口県 第20号 糸 幸 黒原4226 (82.9) 12. 6.10 〃 幸 春 黒 11795 よ 黒原 も 781737 14. 1.22 平17山口県 第21号 重糸高 黒原4638 (82.1) 14.12.28 〃 茂 重 桜 黒原2530 は る ひ か り 黒原 913756 16. 1.20 平17山口県 第26号 父 統 母 取 得 年月日 種畜証明書 番 号 し (2)けい養待機牛 品 種 黒 毛 和 種 名 号 登録番号 (得点) 生年月日 産 地 血 高平藤 黒原4356 (83.5) 13. 2. 7 〃 平 茂 勝 黒原2441 た か ち ぬ 黒原 1929895 14.10.25 平17山口県 第22号 北次郎 黒原4452 (83.6) 13. 9.22 〃 北国7の8 黒原1530 も ん す み 黒原 1047467 15. 3.26 平17山口県 第23号 常次郎 黒13784 (82.7) 14. 3. 4 〃 北 仁 黒原3413 つ ね じ ろ う 黒原 913778 15. 4. 1 平17山口県 第24号 美福栄 黒原4535 (83.4) 14. 5.21 〃 福 栄 黒原2886 な 黒 な こ 1185735 15. 9. 1 平17山口県 第25号 福美美 黒原4663 (83.2) 15. 6. 1 〃 福 栄 黒原2886 ふ 黒原 く み 1002574 16. 9. 9 平17山口県 第27号 益次郎 03子受卵山黒15035 15. 8. 6 〃 平 茂 勝 黒原2441 つ ね じ ろ う 黒原 913778 17. 1.20 平17山口県 第28号 豊次郎 04子受卵山黒15008 16. 1.26 〃 平 茂 勝 黒原2441 つ ね じ ろ う 黒原 913778 嘉 栄 04子受卵山黒15015 16. 4.13 〃 第 6 栄 黒原2514 た 黒 は な 1923513 17. 6.16 平17山口県 臨第 1号 嘉年晋 0 4 子 山 黒 1 0 75 8 16. 5.29 〃 平 茂 勝 黒原2441 きみひめ7の3 黒高 202081 17. 9.20 平17山口県 臨第 2号 安糸桜 04子受卵山黒15018 16. 5.28 〃 安 糸 黒 11936 ふ 黒 や す 2016147 17. 6.16 平17山口県 臨第 3号 武久丸 0 4 子 山 黒 1 1 08 6 16. 7.27 〃 福 栄 黒原2886 いくきたふく 黒原 1030185 18. 1.17 平17山口県 臨第 4号 - 23 - か く 平17山口県 第29号 品 種 無角 登録番号 名 号 和宝駒 (得点) 無87 血 生年月日 産 10. 3.25 地 父 〃 泉 無高 正乃峰 14.12.12 〃 取 母 和 和種 和種 統 9 幸 峰 得 種畜証明書 年月日 たからこみこま 無原 番 11. 5. 7 1785 こ ゆ き 号 平17山口県 第30号 14.12.12 平17山口県 第31号 (3) 廃用種雄牛 品 種 名 黒毛 和種 永 〃 若 登録番号 (得点) 生年月日 産 井 黒原2954 (82.3) 5. 6.18 山口県 忠 黒 13284 10.9. 1 〃 号 土 父 血 統 母 廃 用 年 月 日 谷 安 土 井 黒高 952 よ し ざ く ら 黒原 483995 17. 5.16 牛 た 17. 5.25 地 (81.7) 若 丸 黒原 2542 黒原 (4) 精液採取処理状況 品 種 黒毛和種 だ ふ く 717415 (回、本) 種 雄 牛 名 採精回数(A) 製品合格採精回数(B) 製 品 本 数 嘉 高 法 4 3 ( 75.0 ) 266 東 平 福 27 21 ( 77.8 ) 2,275 北 乃 勝 閧 2 1 ( 50.0 ) 77 平 福 1 1 ( 100.0 ) 45 幸 2 1 ( 50.0 ) 93 重 糸 高 平 藤 8 5 ( 62.5 ) 580 北 次 郎 26 11 ( 42.3 ) 1,683 重 糸 高 1 0 ( 0.0 ) 0 福 美 美 52 43 ( 82.7 ) 3,612 益 次 郎 23 19 ( 82.6 ) 1,493 豊 次 郎 20 14 ( 70.0 ) 1,068 栄 16 13 ( 81.3 ) 1,079 1,404 嘉 嘉 年 晋 17 16 ( 94.1 ) 安 糸 桜 8 5 ( 62.5 ) 169 武 久 丸 6 4 ( 66.7 ) 188 213 157 ( 73.7 ) 計 注:( - 24 - 14,032 )は製品合格率[(B)/(A)×100(%)] (5) 精液利用状況 (本) 17年 品種 区分 計 4月 黒毛 18年 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 払下 190 310 640 220 200 80 250 180 220 1263 185 80 3,818 払下 0 0 6 0 0 0 25 0 120 10 0 0 161 払下 0 0 0 0 0 0 30 0 0 30 0 0 60 払下 190 310 646 220 200 80 305 180 340 1303 185 80 4,039 和種 無角 和種 和 種 計 注:他に場内使用、検査、廃棄した本数が 929本(黒毛 863本,無角 66本) 2) 高能力みつばち供給事業 県内養ほう農家の経営安定を図ることを目的として、県内の優良養ほう農家から導入した種蜂から女王 (王台)を養成し、県内養蜂農家へ供給した。 (1) 女王蜂(王台)の供給状況 年度 完王王台 17 1,741 (個) 王台供給数 移虫王台 145 合計 1,886 3) ランドレース種系統維持供給事業 昭和61年度から系統豚「アキヨシL」を維持・供給しており、系統豚の適正な管理、交配、育成雌豚の 譲渡を行った。 平成17年度の系統豚の飼養規模は雄10頭、雌30頭で、遺伝的寄与率変動係数1.66、近交係数20.5%、 血縁係数41%であった。 (1) 系統豚「アキヨシL」等の払下げ状況 (頭) 性別 岩国市 長門市 合計 雄 0 0 0 雌 1 3 4 計 1 3 4 - 25 - 4)畜産バイオテクノロジー推進事業 畜産試験場がメインセンターとなり、供卵牛の飼養管理、採卵、凍結保存を行い、受精卵を(社)山口県 畜産振興協会を通じ、県下へ有償配布を行った。 (1) 供卵牛 (平成18年3月31日現在) 品種 黒毛和種 名号 血統 登録番号 生年月日 かつこ 黒原1096887 H10. 2.16 福桜 糸秀 宮崎県 みつひめ93 黒 1919515 H 4. 5.15 神高福 第20平茂 鹿児島県 はるひめ 黒 1860536 H 2. 6. 5 糸晴 賢晴 徳地町 とくきたあさ 黒 1960301 H 6. 8. 1 北国7の8 安福165の9 阿東町 わたひめ 黒 1904422 H 3.12.25 紋次郎 第7糸桜 徳地町 ふくやす 黒 2016147 H 9. 5.11 福桜 糸秀 宮崎県 あさこ 黒 1988508 H 7. 5.20 朝美 平茂勝 鹿児島県 さくら4 黒原1030195 H 8. 6.14 糸福 福鶴57 大分県 なるみ 黒原1030196 H 8. 6. 5 糸福 八重福 大分県 ひさふく10 黒 2000305 H 8. 5.29 糸福 八重福 大分県 こがね63 黒原1030197 H 8. 4.25 糸福 八重福 大分県 ぎんざさつま6 黒原1002578 H 7. 4. 1 平茂勝 神高福 鹿児島県 わかめ 黒原1047450 H 9. 2.14 福桜 糸秀 宮崎県 るりみ 黒原1047451 H 9. 1.24 安平 糸秀 宮崎県 よしひら 黒原1047453 H 9. 2.18 安平 糸秀 宮崎県 のぶくみ2 黒原1047454 H 9. 3. 8 福桜 安平 宮崎県 さくら2 黒原1056260 H 9. 4. 3 安平 隆桜 宮崎県 とよあきひめ 黒原1096888 H10. 5.10 美津福 糸姫 田万川町 さちよ 黒原1096889 H10. 4. 2 安平 隆桜 宮崎県 さちこ 黒原1096890 H10. 3. 7 安平 隆桜 宮崎県 きみこ 黒原1096891 H10. 3.29 福桜 糸秀 宮崎県 きりしげ6 黒原1096892 H10. 5.10 茂重桜 糸光 島根県 たつひめ1 黒原1096893 H10. 4.13 茂重桜 糸光 島根県 さくらこ 黒原1131464 H11. 2.26 福桜 隆桜 宮崎県 まゆもと165 黒原1131465 H11. 2.12 隆桜 糸秀 宮崎県 ひでみ 黒原1131466 H11. 2.12 福桜 糸秀 宮崎県 まつはる2 黒原1131467 H11. 1.28 糸秀 安平 宮崎県 みたにざくら 黒原1131468 H11. 2.25 隆桜 糸秀 宮崎県 とくまつえい 黒原1185800 H12. 4.16 平茂勝 菊安土井 阿東町 よしひらてる 黒原1185801 H12. 4.26 平茂勝 菊安土井 阿東町 ひらよします 黒 2061729 H12. 6. 1 平茂勝 義久 周東町 ひらみ 黒原1210098 H12. 9.27 平茂勝 安福 防府市 よしまさしげ 黒 2082991 H12.12.24 平茂勝 安福栄 阿東町 かげはる 黒 2082992 H13. 1.26 幸春 景藤 周東町 かつさかえ 黒 2102776 H13. 4. 5 福栄 平茂勝 豊北町 はるな 黒原1216973 H13. 7. 5 平茂勝 安福165の9 むつみ村 - 26 - 父 母方祖父 産地 品種 黒毛和種 名号 血統 登録番号 生年月日 わかこ 黒原1131469 H11. 1.20 幸春 福桜 美祢市 みつひめ99 黒原1152085 H11. 7.21 美津福 神高福 美祢市 さちはる 黒原1210100 H12.11.21 幸春 糸晴 美祢市 えいこ 黒原1262548 H14. 5.20 平茂勝 高栄 豊北町 かつよし 黒原1255000 H14. 3.20 平茂勝 糸晴 油谷町 いくすい 黒原1255001 H14. 4.28 幸春 北国7の8 阿東町 ふくみつ 黒原1255002 H14. 6. 2 福栄 北国7の8 日置町 はるかつ 黒原1255003 H14. 6.24 平茂勝 糸晴 菊川町 はるふく 黒原1254999 H14. 1.14 幸春 福桜 三隅町 もえ 黒原1250393 H13.12. 7 平茂勝 安福 美祢市 ふくはる 黒原1255004 H14. 7.28 幸春 北国7の8 日置町 ひらしげ 黒原1262547 H14.11. 4 平茂勝 安福 阿東町 よしみつ 黒原1280780 H14.11.21 美津福 平茂勝 阿東町 しげなか 黒原1280781 H14.11.28 平茂勝 菊谷福 阿東町 こうか 黒 2156661 H15. 3.23 嘉高法 安福 美祢市 のりか 黒原1280782 H15. 4.13 嘉高法 幸春 美祢市 へきしげくに 黒原1292443 H15. 8.23 平茂勝 北国7の8 日置町 よしながさくら 黒原1309588 H15.12.17 茂重桜 平茂勝 阿東町 みつやすふく 04子山黒 20162 H16. 3.20 美津照 北国7の8 日置町 ひらなみ 04子山黒 20724 H16. 5.14 平茂勝 利幸土井 阿東町 たかしげ 05子山黒 20111 H17. 2. 9 平茂勝 高栄 阿東町 ゆみゆう 05子受卵山黒25009 H17. 2.23 平茂勝 北国7の8 長門市 かみよし 05子山黒 20628 H17. 5.26 美津神 北国7の8 美東町 登録番号 生年月日 みすず 黒原 706504 H 1. 4.15 賢治 菊照 H17.4.22 しかいと4 黒 1780334 S61.11. 3 糸光 第7糸桜 H17.4.22 ちくたにつる 黒原 942182 H 6. 5. 3 安平 隆美 H17.4.22 父 母方祖父 産地 (2) 廃用供卵牛 品種 黒毛和種 名号 血統 父 母方祖父 (3) 受精卵採取成績 廃 用 年月日 (頭、個) 卵回収 過剰排卵 処理頭数 実施頭数 成功頭数 黒毛和種(場内) 107 107 96 967 680 黒毛和種(現地) 5 5 5 138 102 ホルスタイン種(場内) 0 0 0 0 0 112 112 101 1,105 782 品種 計 - 27 - 回収卵数 正常卵数 (4) 受精卵供給状況 (個) 黒毛和種受精卵 供給先 新 鮮 無角和種 受 精 卵 凍 結 兄弟検定受精卵 新 鮮 凍 結 性判別受精卵 黒毛和種 ホルスタイン種 計 畜産試験場 0 25 0 0 0 13 3 41 東部家畜保健衛生所 0 0 0 4 15 0 0 19 中部家畜保健衛生所 0 0 0 1 35 0 0 36 西部家畜保健衛生所 0 0 0 1 28 0 0 29 北部家畜保健衛生所 0 0 11 0 6 0 0 17 育成業務課 0 2 9 0 0 1 0 12 13 330 0 0 0 0 0 343 13 357 20 6 84 14 3 497 畜産振興協会 計 注:無角和種受精卵は凍結、兄弟検定受精卵は黒毛和種。 5)肉用牛改良効率化推進事業 (1)-1 産肉能力直接検定 産肉能力の優れた種雄牛を選抜するため、「肉用牛改良効率化推進事業実施要領」に基づき種雄候補牛 の産肉能力直接検定を実施した。 ア 検定頭数及び期間 年 度-回 次 頭数 検定期間(112日間) 16- 5 1 17. 1.24~17. 5.16 16- 6~8 3 17. 3.31~17. 7.21 17- 9 1 17. 5.16~17. 9. 5 2 17- 1~3 3 17.10. 7~18. 1.27 3 17- 4,5 2 18. 1.13~18. 5. 5 平成16- 4 5 平成17- 1 イ 検定牛No 検定成績 検定牛 品種 (H18.3.31現在) 名 号 No. ● 16-5 黒 毛 和 種 ● -6 〃 -7 〃 -8 〃 -9 〃 17-1 〃 ● -2 〃 ● -3 〃 ○ -4 〃 ○ -5 〃 ◇ -6 〃 ◇ -7 〃 ◇ -8 〃 注) 安糸桜 生水栄 泰雅 信美津 玉福波 嘉桜 糸昭緑 竜雅 好照 安平義 美津博 吉憲弘 滝久 開 始 時 日 齢 日 241 247 257 212 220 252 209 201 257 200 体 重 180 日齢 補正 kg 180.4 189.1 207.5 214.4 235.0 196.7 205.0 236.1 365 日齢 補正 kg 378.3 373.4 415.1 384.9 422.0 367.9 361.1 462.0 飼料要求率 DG 濃 粗 kg 1.19 1.06 1.22 0.90 1.03 0.93 0.82 1.23 飼 kg 2.81 3.18 2.77 3.60 2.99 3.50 4.04 2.69 飼 kg 3.83 3.84 4.07 3.82 4.60 4.19 3.77 3.70 D C P kg 0.54 0.60 0.54 0.66 0.59 0.65 0.72 0.52 T D N kg 3.78 4.04 3.86 4.32 4.26 4.43 4.62 3.63 発 育 体 型 評 価 資 質 終了時 評 価 3(5) 3(5) 2(3) 3(5) 2(3) 3(5) 2(3) 3(5) ●:選抜牛 ○:検定中 ▲:検定中止 ◇:検定準備中 □:肥育又は調整でけい養中 - 28 - 点 82.6 82.4 82.8 81.9 81.5 81.8 81.6 83.3 (2)-2 産肉能力現場後代検定 産肉能力の優れた種雄牛を選抜するため、「肉用牛改良効率化推進事業実施要領」に基づき種雄候補牛 の産肉能力現場後代検定を実施した。 ア 検定牛 検定種雄牛 品 種 血 統 直接検定成績 現場検定期間 父 母 (DG) 平 重 福 黒毛和種 平 茂 勝 とよとき12 1.36 15. 9. 1~17. 4.12 糸 幸 黒毛和種 幸 春 よ し も 1.26 16. 2. 1~17. 9.30 イ 検定成績 検 項 検 枝 肉 成 績 目 定 種 雄 牛 平重福 定 頭 数(頭) 枝 肉 重 量(kg) 歩留基準値(%) 皮下脂肪厚(cm) バラの厚さ(cm) 脂肪交雑 (No) 2 ロース芯面積(cm ) 糸 幸 去勢 9 487.8 73.3 1.8 7.2 雌 8 435.1 74.1 1.9 7.5 去勢 6 425.9 72.9 2.7 6.9 雌 10 405.3 72.8 3.2 6.8 4.8 4.9 4.0 4.4 52.1 52.1 51.5 52.2 6) 自給飼料生産総合推進事業 農家などが生産する粗飼料成分を迅速・安価に分析し、飼料給与改善を進めるとともに、自給飼料生産 意欲を高めるための分析と指導を行った。 (1) 検量線作成飼料及び分析点数 形 態 草 種 依頼分析 左のうち検量線作成 点 数 更新用常法分析 イタリアンライグラス 6 0 サイレージ 飼 料 イ ネ 17 0 そ の 他 16 0 乾 草 ソ ル ガ ム 類 9 0 イタリアンライグラス 10 0 ト ー ル フ ェ ス ク 8 0 野 草 18 0 そ の 他 9 0 生 草 イタリアンライグラス 4 0 ソ ル ガ ム 類 1 0 そ の 他 食 品 残 渣 22 0 計 120 0 注)上記の草種以外は、常法分析により対応した。 (2) 検量線作成分析項目 水分、粗蛋白質、粗脂肪、粗繊維、粗灰分 - 29 - 3.農林事務所との連携業務 1) 連携業務課題 農林事務所 岩 田 国 布 周 施 南 山 口 美 祢 下 関 長 門 萩 課 題 名 担当グループ ・玖北地区サイレージ乾草技術共励会 飼料作物 ・耕作放棄地での山口型放牧の推進 放牧管理 ・自給飼料(優良品種展示圃)生産の推進 飼料作物 ・荒廃水田等での山口型放牧の推進 放牧管理 ・S牧場の肥育技術改善指導 改良繁殖 ・周南地域における肉用牛生産技術等の向上 改良繁殖 ・山口型放牧の推進 放牧管理 ・飼料作物栽培組織の育成 飼料作物 ・肉用牛肥育経営指導 改良繁殖 ・山口型放牧の推進 放牧管理 ・フリーストール方式を導入した酪農経営の指導 家畜飼養・環境保全 ・たい肥センターのたい肥化技術指導と利用促進 環境保全 ・女性組織の活動支援 企画情報・加工ほか ・山口型放牧の推進 放牧管理 ・飼料作物の作付け推進 飼料作物 ・肥育技術改善指導 改良繁殖 ・稲発酵粗飼料の生産拡大 飼料作物・改良繁殖 ・低未利用農地を活用した山口型放牧の促進 放牧管理 ・自給飼料(優良品種展示圃)生産の推進 飼料作物 ・耕作放棄地を活用した山口型放牧の促進 放牧管理 ・油谷和牛女性部会乾草・サイレージ共励会への支援 飼料作物 ・無角和種の低コスト生産と振興 飼料作物・放牧管理 ・見島ウシを活用した地域振興 放牧管理・改良増殖 ・荒廃農地等での山口型放牧の推進 放牧管理 ・阿中地域の需要に応じた飼料イネの安定供給 飼料作物 - 30 - 2) 指導実績 (1) 山口型放牧関係 指 導 内 容 出 席 者 実施場所 実施年月日 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17. 4.22 山口型放牧現地指導 米屋専研 秋芳町 17. 4.28 山口型放牧現地指導 米屋専研 秋芳町 17. 5. 2 山口型放牧現地指導 米屋専研 周南市 17. 5.12 山口型放牧現地指導 恵本専研 山陽小野田市 17.5.16 山口型放牧現地指導 恵本専研 むつみ村 17. 5.19 山口型放牧現地指導 恵本専研 むつみ村 17. 5.24 山口型放牧現地指導 米屋専研 宇部市 17. 5.24 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17. 5.26 山口型放牧現地指導 米屋専研 宇部市 17. 6. 1 山口型放牧現地指導 米屋専研 阿東町 17. 6.10 山口型放牧現地指導 恵本専研 山陽小野田市 17. 6.13 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17. 6.17 山口型放牧現地指導 米屋専研 阿東町 17. 6.22 山口型放牧現地指導 米屋専研 下関市 17. 6.24 山口型放牧現地指導 米屋専研 山口市 17. 6.24 山口型放牧現地指導 米屋専研 下関市 17. 6.27 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17. 6.28 山口型放牧現地指導 恵本専研 山陽小野田市 17. 6.29 山口型放牧現地指導 米屋専研 下松市 17. 7. 5 山口型放牧現地指導 恵本専研 むつみ村 17. 7. 6 山口型放牧現地指導 恵本専研 山陽小野田市 17. 7.13 山口型放牧現地指導 米屋専研 長門市 17. 7.22 山口型放牧現地指導 米屋専研 宇部市 17. 7.29 山口型放牧現地指導 米屋専研 阿東町 17. 8. 2 山口型放牧現地指導 恵本専研 防府市 17. 8. 3 山口型放牧現地指導 恵本専研 周防大島町 17. 8.12 山口型放牧現地指導 恵本専研 むつみ村 17. 8.25 山口型放牧現地指導 恵本専研 山陽小野田市 17. 9. 2 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17. 9.13 山口型放牧現地指導 恵本専研ほか 山口市 17. 9.15 山口型放牧現地指導 米屋専研 阿東町 17. 9.27 山口型放牧現地指導 恵本専研 宇部市 17. 9.29 山口型放牧現地指導 恵本専研 山陽小野田市 17.10. 5 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17.10. 5 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17.10. 6 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17.10.20 山口型放牧水質検査 恵本専研 山陽小野田市 17.10.27 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17.11. 1 山口型放牧現地指導 米屋専研 下松市 17.11.11 - 31 - 指 導 内 容 出 席 者 実施場所 実施年月日 山口型放牧現地指導 恵本専研 防府市 17.11.11 山口型放牧現地指導 恵本専研 防府市 17.11.15 山口型放牧現地指導 恵本専研 むつみ村 17.11.16 山口型放牧現地指導 恵本専研 周南市 17.11.18 山口型放牧現地指導 恵本専研 山口市 17.11.28 山口型放牧現地指導 恵本専研 周南市 17.12. 9 山口型放牧研究会協議 安部室長 周防大島町 17.12.13 山口型放牧現地指導 恵本専研 周防大島町 17.12.15 山口型放牧シンポジウム協議 安部室長 周南市 18. 3. 1 山口型放牧シンポジウム協議 安部室長 周南市 18. 3. 9 山口型放牧シンポジウム協議 安部室長 周南市 18. 3.13 (2) 山口型放牧以外 指 導 内 容 出 席 者 実施場所 実施年月日 肥育技術改善指導 西村専研 宇部市 17. 4. 1 肥育技術改善指導 西村専研 萩市 17. 4.18 汚水処理施設への技術指導 太田専研 長門市 17. 4.19 周南枝肉共励会指導 西村専研 福岡県太宰府市 17. 4.20 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17. 4.21 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17. 4.22 肥育技術改善指導 西村専研 美祢市 17. 4.25 酪農経営への技術指導 伊藤技師 宇部市 17. 4.26 肥育技術改善指導 西村専研 美和町 17. 4.27 肥育技術改善指導 西村専研 美祢市 17. 5.12 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17. 5.13 家畜排せつ物の管理適正化及び利用促進に係る会議 太田専研 錦町 17. 5.17 肥育技術改善指導 西村専研 玖珂町 17. 5.18 肥育技術改善指導 西村専研 阿知須町 17. 5.19 見島牛シンポジウムに係る協議 安部室長 萩市 17. 5.23 汚水処理施設への技術指導 太田専研 長門市 17. 5.26 肥育技術改善指導 西村専研 防府市 17. 6. 3 見島牛シンポジウム幹事会 安部室長ほか 萩市 17. 6. 7 見島牛シンポジウムに係る協議 米屋専研 萩市 17. 6. 8 肥育技術改善指導 西村専研 美祢市 17. 6.17 三隅肥牛部会への技術指導 西村専研 長門市 17. 6.17 見島牛シンポジウムに係る協議 安部室長 萩市 17. 6.22 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17. 6.24 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17. 6.27 肥育技術改善指導 西村専研 美和町 17. 7. 5 良質たい肥生産指導 太田専研 長門市 17. 7. 6 家畜排せつ物の管理適正化及び利用促進に係る会議 太田専研 錦町 17. 7. 8 酪農経営への技術指導 小林専研 防府市 17. 7.26 - 32 - 指 導 内 容 出 席 者 実施場所 実施年月日 汚水処理施設への技術指導 太田専研 長門市 17. 7.29 肥育技術改善指導 西村専研 阿知須町 17. 8. 3 肥育技術改善指導 西村専研 萩市 17. 8. 5 肥育技術改善指導 西村専研 阿知須町 17. 8. 8 飼料作物栽培指導 元永専研 萩市 17. 8.17 良質たい肥生産指導 太田専研 錦町 17. 8.18 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17. 8.24 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17. 8.25 肥育技術改善指導 西村専研 玖珂町 17. 8.26 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17. 8.31 肥育技術改善指導 西村専研 徳地町 17. 9. 1 良質たい肥生産指導 太田専研 山口市 17. 9. 8 良質たい肥生産指導 太田専研 下関市 17. 9.12 酪農経営への技術指導 伊藤技師 下関市 17. 9.20 肥育技術改善指導 西村専研 宇部市 17. 9.22 肥育技術改善指導 西村専研 美和町 17. 9.26 肥育技術改善指導 西村専研 萩市 17.10. 5 環境保全指導 太田専研 美祢市 17.10.12 環境保全指導 太田専研 防府市 17.10.13 肥育技術改善指導 西村専研 阿東町 17.10.18 無角和種低コストプロジェクト指導 元永専研 阿武町 17.10.20 酪農経営への技術指導 小林専研 防府市 17.10.27 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17.11. 8 無角和種低コストプロジェクト指導 宗綱部長ほか 阿武町 17.11. 8 周南枝肉共励会指導 西村専研 福岡県太宰府市 17.11.18 肥育技術改善指導 西村専研 美川町 17.11.28 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 17.11.30 肥育技術改善指導 西村専研 萩市 17.12. 7 良質たい肥生産指導 太田専研 下関市 17.12.12 環境保全指導 太田専研 萩市 17.12.14 肥育技術改善指導 西村専研 宇部市 17.12.22 肥育技術改善指導 西村専研 玖珂町 18. 1.12 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 18. 1.18 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 18. 1.19 環境保全指導 太田専研 下関市 18. 1.19 肥育技術改善指導 西村専研 美祢市 18. 1.23 無角和種低コストプロジェクト指導 元永専研ほか 萩市 18. 2 肥育技術改善指導 西村専研 美祢市 18. 2.10 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 18. 2.16 汚水処理施設への技術指導 太田専研 長門市 18. 2.16 食肉加工業者への支援 岡崎専研 萩市 18. 2.16 女性組織への活動支援 小林専研ほか 山口市 18. 2.21 - 33 - 7 指 導 内 容 出 席 者 実施場所 実施年月日 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 18. 2.24 無角和種低コストプロジェクト指導 元永専研 萩市 18. 2.28 肥育技術改善指導 西村専研 萩市 18. 3. 1 肥育技術改善指導 西村専研 山口市 18. 3. 2 無角和種低コストプロジェクト指導 宗綱部長ほか 阿武町 18. 3. 3 良質たい肥生産指導 太田専研 下関市 18. 3. 3 環境保全指導 太田専研 防府市 18. 3.22 女性組織への活動支援 元永専研ほか 長門市 18.3.23 肥育技術改善指導 西村専研 美祢市 18. 3.24 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 18. 3.30 肥育技術改善指導 西村専研 長門市 18. 3.31 - 34 - 4.試験研究及び事業の主要会議出席 会 議 名 出 席 者 開催場所 開催年月日 全国和牛共進会出品対策協議会 冨岡場長 山口市 17. 4. 8 ほか 見島牛保存会総会 冨岡場長ほか 萩市 17. 4.11 養豚関連事業に関する説明会 大賀研究員 小郡町 17. 4.22 やまぐち和牛の里づくり増頭推進プロジェクト会議 松岡部長 山口市 17. 4.25 畜産関係業務打ち合わせ会議 冨岡場長ほか 山口市 17. 4.25 畜産経営総合対策協議会 安部室長 山口市 17. 5. 9 飼料増産推進会議、畜産担い手確保推進会議ほか 元永専研 山口市 17. 5.11 農林事務所畜産部との連携業務推進計画検討会 冨岡場長ほか 場内 17. 5.13 無角和種低コスト生産技術開発プロジェクト会議 元永専研ほか 阿武町 17. 5.18ほか 試験設計検討会 冨岡場長ほか 場内 17. 5.23~26 無角和種振興公社総会 冨岡場長 阿武町 17. 5.24 平成18年度新規要望課題検討会 冨岡場長ほか 場内 17. 6. 1ほか 山口県鳥獣害防止対策協議会 宗綱部長 山口市 17. 6. 6ほか 受精卵移植普及定着化事業共同試験推進会議 藤井専研 熊本県 17. 6. 9~10 近畿中国四国地域肉用牛研究員会議 恵本専研ほか 和歌山県 17. 6. 9~10 全国和牛登録中国四国地区審査委員合同会議 松岡部長 京都府 17. 6.14~15 受精卵移植共同試験検討会 小川専研 福島県 17. 6.15~16 優秀畜産技術者表彰授賞式 澤井課長 東京都 17. 6.16 山口県農林業・農山村研究連携推進会議 冨岡場長 山口市 17. 6.16 飼料検査実務担当者会議 菅原技師 山口市 17. 6.20~21 「見島ウシ」シンポジウム 冨岡場長ほか 萩市 17. 7. 3 畜産経営環境保全研究課題検討会 太田専研 長門市 17. 7. 6 中国四国畜産関係場所長会議 冨岡場長 出雲市 17. 7. 7~ 8 山口県資源循環型畜産推進指導協議会ほか 太田専研 山口市 17. 7. 7 近畿中国四国養鶏地域担当者会議 關谷専研 愛媛県 17. 7.11~12 試験研究機関技術交流協議会場所長会議 冨岡場長ほか 長門市 17. 7.11 酪農・肉用牛生産近代化計画策定検討会 安部室長 山口市 17. 7.12 山口県和牛共進会枝肉区(前期)枝肉審査ほか 松岡部長ほか 大阪市 17. 7.13~15 食品共同研究特産品開発グループ会議 岡崎専研 宇部市 17. 7.13 近畿中国四国地域飼料イネ評価委員会 冨岡場長 福山市 17. 7.21 地域養豚振興特別対策事業推進会議 大賀研究員 小郡町 17. 7.22 山口県養豚協会総会 宗綱部長 小郡町 17. 7.27 竹製品開発等研究調査事業推進委員会 宗綱部長ほか 宇部市 17. 8. 2ほか 畜産専門部会 冨岡場長ほか 場内 17. 8. 4 全日本ホルスタイン共進会山口県出品対策委員会 小林専研 山口市 17. 8.18 農・畜・林・試験研究ウォッチング 冨岡場長ほか 山口市 17. 8.20 近畿中国四国地区養豚関係試験研究担当者会議 大賀研究員 和歌山県 17. 8.25~26 山口県家畜人工授精師会総会・研修会 松岡部長ほか 山口市 17. 8.26 みんなの専門高校プロジェクト地域協議会 安部室長 長門市 17. 8.31 無角和種低コスト生産技術開発プロジェクト会議 惠本専研ほか 阿武町 17. 8.31 受精卵移植普及定着化事業技術検討会(中間) 川崎研究員 青森県 17. 9. 1~ 2 - 35 - 会 議 名 出 席 者 開催場所 開催年月日 全共出品対策協議会 冨岡場長 山口市 17. 9.15 中国地域和牛主任者会議 松延専研 松江市 17. 9.15~16 放牧サミット 冨岡場長ほか 山口市 17. 9.21 近中四地区養豚担当者会議 大賀研究員 和歌山県 17. 9.21~22 畜産環境整備委託調査検討委員会 太田専研 東京都 17. 9.28ほか 鶏病研究会山口県支部通常総会及び鶏病技術研修会 關谷専研 山口市 17. 9.27 山口県和牛共進会枝肉区(後期)枝肉調査 松岡部長ほか 大阪市 17. 9.30 肉用牛産肉能力平準化事業県推進会議 松延専研 山口市 17.10. 3 酪肉近計画策定意見交換会 安部室長 山口市 17.10. 5 高品質肉用鶏部会 關谷専研 兵庫県 17.10. 7 黒毛和種待機種雄候補牛選定会議 冨岡場長ほか 場内 17.10. 7 畜産環境整備委託調査現地調査 太田専研 山口市ほか 17.10.12~13 山口県畜産共進会 冨岡場長ほか 阿知須町 17.10.15~16 強い農業づくり交付金説明会 安部室長 山口市 17.10.19 くみあい配合飼料利用者枝肉研究会 西村専研 大阪市 17.10.27 研究評価会議(事前評価) 冨岡場長ほか 山口市 17.10.28 やまぐち畜産ふれあい体験交流推進会議 安部室長 山口市 17.11. 2 全日本ホルスタイン共進会 冨岡場長ほか 栃木県 17.11. 3~ 6 山口県供用種雄牛協議会 冨岡場長ほか 山口市 17.11. 9 ほか 無角和種プロジェクト会議 宗綱部長ほか 阿武町 17.11.10 山口農高120周年記念式典 冨岡場長 山口市 17.11.11 乳用種雄牛後代検定推進事業推進会議 小林専研 下関市 17.11.11 西日本草地飼料協会連絡協議会 元永専研 大分市 17.11.14~15 秋季周南地区肉牛枝肉共進会 西村専研ほか 福岡県 17.11.18 グリーンライン女性の集い 冨岡場長ほか 阿武町 17.11.18 山口大学との共同研究試験報告会 小林専研ほか 場内 17.11.22 飼料増産推進会議 元永専研 山口市 17.11.22 山口阿武農協枝肉共励会、中国5県全農肉牛共励会 西村専研 大阪市 17.11.24~25 中国四国地域乳牛関係研究担当者会議 伊藤技師 高松市 17.11.24~25 見島ウシ保護・振興対策委員会 安部室長 萩市 17.11.24 飼料検査実務担当者会議 菅原技師 福岡市 17.11.28~29 近畿中国四国試験研究推進会議本会議 冨岡場長 福山市 17.12. 2 試験研究中間成績検討会 冨岡場長ほか 場内 17.12. 6ほか ピーチクラブ総会 川崎研究員ほか 下関市 17.12. 8 JA山口宇部枝肉研究会 西村専研 大阪市 17.12.14~15 特許事務協議 岡崎専研ほか 宇部市 17.12.16 豊北町和牛生産組合研修会 松岡部長 下関市 17.12.19 畜産担い手確保推進会議 安部室長 山口市 17.12.20 低脂肪ソーセージ特許取得発表会 岡崎専研ほか 山口市 17.12.21 第9全共子牛評価委員会 松岡部長ほか 山口市 18. 1.11 種雄牛選定会議 冨岡場長ほか 山口市 18. 1.18 第47回山口県家畜保健衛生業績発表会 冨岡場長ほか 山口市 18. 1.20 - 36 - 会 議 名 出 席 者 開催場所 開催年月日 近中四農業試験研究推進会議外部評価会議 冨岡場長 福山市 18. 1.24 肉用牛入門講座 安部室長 山口市 18. 1.25 畜産経営技術発表会打ち合わせ 元永専研 山口市 18. 1.26 やまぐち畜産ひろば編集委員会 岡専研ほか 山口市 18. 1.26 近中四農業試験研究推進会議食品流通推進部会 岡崎専研 福山市 18. 1.30~31 近中四農業試験研究推進会議畜産草地推進部会 安部室長ほか 福山市 18. 2. 2~ 3 近中四農業試験研究推進会議鳥獣害分科会 恵本専研 福山市 18. 2. 2 中部地区家畜改良委員会 小林専研 山口市 18. 2.13 みんなの専門高校プロジェクト会議 安部室長 長門市 18. 2.13 職場体験発表会 岡専研 秋芳町 18. 2.13 受精卵移植実働者協議会 藤井専研 下関市 18. 2.14 共同試験(雌雄産み分け)技術検討会 小川専研 横浜市 18. 2.16~17 畜産ふれあい体験交流推進協議会 安部室長 山口市 18. 2.17 資源循環型畜産推進指導協議会 太田専研 山口市 18. 2.20 肉用牛増頭プロジェクト準備会 松延専研 山口市 18. 2.20 全共子牛評価委員会 松岡部長ほか 山口市 18. 2.22 畜産経営技術発表会 安部部長ほか 山口市 18. 2.22 肉用牛振興大会 冨岡場長ほか 山口市 18. 2.23 病性鑑定協議会 松延専研 山口市 18. 2.24 農畜林試験研究成果発表会 冨岡場長ほか 山口市 18. 2.27 中部地域受精卵移植推進協議会 藤井専研 山口市 18. 2.28 全共出品対策会議 松岡部長ほか 場内 18. 3. 1 種雄牛選定会議 松延専研 場内 18. 3. 1 酪農語る多会 伊藤技師 山口市 18. 3. 2 無角プロジェクト会議 惠本専研ほか 阿武町 18. 3. 3 現場後代検定合同調査会 松岡部長ほか 鳥取県 18. 3. 3~ 6 待機種雄候補牛選定会議 松延専研 場内 18. 3. 6 肉用牛改良担当者会議 松延専研 場内 18. 3. 6 竹製品開発等研究調査事業推進委員会 宗綱部長ほか 宇部市 18. 3. 8 全共第2回説明会 松岡部長ほか 山口市 18. 3. 8 ふれあい体験編集委員会 山本研究員 山口市 18. 3. 9 畜産新技術実用化対策事業技術検討会 川崎研究員 静岡県 18. 3. 9~10 山口型放牧シンポジウム 冨岡場長ほか 周南市 18. 3.10 中国四国地域肉用牛増頭推進会議 松延専研 新見市 18. 3.10 研究評価会議(中間・完了評価) 冨岡場長ほか 山口市 18. 3.17 肉用牛入門講座 宗綱部長 長門市 18. 3.21 全共第3回子牛評価委員会 松岡部長ほか 山口市 18. 3.22 東部家畜改良委員会 西村専研 柳井市 18. 3.23 中国四国地域食品残さ飼料化推進協議会 宗綱部長 岡山市 18. 3.23 肉用牛育種推進会議 松岡部長ほか 山口市 18. 3.23 見島ウシ保護振興対策委員会 安部室長 萩市 18. 3.27 損害評価家畜共済部会 冨岡場長 山口市 18. 3.28 - 37 - 会 議 名 出 席 者 開催場所 開催年月日 鶏卵需給調整協議会 關谷専研 山口市 18. 3.28 食の安心・安全研修会(公開セミナー) 冨岡場長ほか 場内 18. 3.29 - 38 - 5. 研修・指導 1) 研修・講習(場内) 研 修 名 対 象 韓国晋州産業大学校最高養豚経営者課程班視察 海外農家 中学生職場体験学習(秋芳北中学校) 者 講 師 年 月 日 27 冨岡場長ほか 17. 5.20 中学生 1 安部室長ほか 17. 5.25 岡山県JAびほく備中和牛部会視察研修 農家等 11 惠本専研ほか 17. 5.25~27 精液貯蔵所調査指導担当者研修会 県職員 8 松岡部長ほか 17. 5.26 山口大学獣医学科臨床実習 学生 8 澤井課長ほか 17. 5.26 山口大学獣医学科臨床実習 学生 8 澤井課長ほか 17. 6. 2 学校農業クラブ家畜審査競技事前審査練習 生徒等 80 安部室長ほか 17. 6. 8 JA山口美祢デイサービスふれあい研修 利用者 22 安部室長ほか 17. 6. 9 山口大学獣医学科臨床実習 学生 8 澤井課長ほか 17. 6. 9 山口大学獣医学科2年生研修 学生 30 松岡部長ほか 17. 6.14 学校農業クラブ家畜審査競技大会 生徒等 84 冨岡場長ほか 17. 6.16 山口大学獣医学科臨床実習 学生 9 澤井課長ほか 17. 6.16 家畜人工授精師養成講習会 農家等 14 冨岡場長ほか 17. 6.20~7. 8 新任農業普及指導員施設見学研修 県職員 10 安部室長ほか 17. 6.22 預託牛研究会幹事会 農家等 18 澤井課長ほか 17. 6.24 山口大学獣医学科5年生研修 学生 30 藤井専研ほか 17. 6.27 角島和牛生産組合視察研修 農家等 5 松延専研ほか 17. 6.27 宮崎県国富町議会視察研修 農家等 7 安部室長ほか 17. 7.12 JA山口美祢デイサービスふれあい研修 利用者 26 安部室長ほか 17. 7.22 山口県草地研究会総会及び研究会 農家等 33 宗綱部長ほか 17. 7.28 家畜人工授精師研修会(長門農林管内) 農家等 4 松岡部長ほか 17. 8. 8 JA山口美祢繁殖飼育農家視察研修 農家等 26 松岡部長ほか 17. 8.10 佐賀県畜産試験場視察研修 県職員 2 惠本専研ほか 17. 8.10 高校生職場体験学習(美祢工業高校) 高校生 4 安部室長ほか 17. 8.22~26 夏休み、親子で家畜とのふれあい・体験ツアー 小学生等 110 安部室長ほか 17. 8.23 徳山国際カントリークラブ視察研修 社員 4 惠本専研ほか 17. 8.26 肉用牛入門講座 農家等 7 冨岡場長ほか 17. 9. 3 山口県牛削蹄競技大会 農家等 20 宗綱部長ほか 17. 9. 6 中国広西水産牧畜業訪日団視察研修 海外農家 6 安部室長ほか 17. 9. 8 JA山口美祢デイサービスふれあい研修 利用者 25 安部室長ほか 17. 9.12 牧場・乳業ふれあい体験(神田小学校) 小学生等 23 安部室長ほか 17.10. 1 高校生職場体験学習(日置農業高校) 高校生 1 安部室長ほか 17.10. 3~7 畜産関係職員研修(5年目以上) 県職員 5 安部室長ほか 17.10. 4~6 家畜繁殖技術研修会 県職員 7 松岡部長ほか 17.10.12~13 JICA獣医技術研修員視察研修 海外農家 9 冨岡場長ほか 17.10.13 牧場・乳業ふれあい体験(大内小学校) 小学生等 50 小林専研ほか 17.10.14 畜産関係職員研修(初任者) 県職員 6 冨岡場長ほか 17.10.17~21 見島ウシ飼養者先進地視察研修 県職員 8 惠本専研ほか 17.10.18 中学生職場体験学習(川上中学校) 中学生 5 安部室長ほか 17.10.20 中学生職場体験学習(秋芳南中学校) 中学生 1 安部室長ほか 17.10.20~21 - 39 - 研 修 名 対 象 者 講 師 年 月 日 長崎県壱岐市認定農業者協議会芦辺支部視察研修 農家等 33 米屋専研ほか 17.10.28 大分県豊後大野市畜産農家視察研修 農家等 15 松岡部長ほか 17.11. 7 家畜繁殖技術講習会 人工授精師等 14 松岡部長ほか 17.11. 9~10 職場インタビュー(秋芳南中学校) 中学生 3 安部室長ほか 17.11.15 搾乳ロボット見学 国職員 2 小林専研ほか 17.11.16 受精卵移植研究会第1回研修会 農家等 22 藤井専研ほか 17.11.16 受精卵移植研究会総会 農家等 25 藤井専研ほか 17.11.24 中国地区稲作経営者研究会視察研修 農家等 14 安部室長ほか 17.11.25 日置和牛生産組合婦人部視察研修 農家等 16 松岡部長ほか 17.12. 5 美東町和牛女性部食肉加工研修 農家等 7 岡崎専研ほか 17.12.6,12.20 受精卵移植研究会第2回研修会 農家等 12 藤井専研ほか 17.12. 7 阿東町和牛改良組合視察研修 農家等 38 松岡部長ほか 17.12.15 長門市東部和牛生産組合視察研修 農家等 15 松岡部長ほか 18. 1.17 日置農高研修 高校生 11 松延専研ほか 18. 1.18 鹿児島県姶良農業改良普及センター視察研修 県職員 1 惠本専研ほか 18. 1.26 油谷和牛女性部会視察研修 農家等 22 松岡部長ほか 18. 1.27 酪農舎見学 大学職員 2 小林専研ほか 18. 2. 8 家畜改良センター鳥取牧場視察研修 国職員 3 惠本専研ほか 18. 2.14 山口農高研修 高校生 20 松延専研ほか 18. 2.16 長崎県県北地域農業振興協議会視察研修 農家等 20 惠本専研ほか 18. 2.16 佐賀県杵島地区畜産振興協議会視察研修 農家等 14 惠本専研ほか 18. 2.17 大分県佐伯市肉用牛部会女性部視察研修 農家等 20 惠本専研ほか 18. 2.22 三重県「家畜を活用した豊かな農村づくりチーム」視察研修 県職員 5 米屋専研ほか 18. 2.22 山形県視察研修 県職員 1 松岡部長ほか 18. 2.24 静岡県農業水産部視察研修 県職員等 7 米屋専研ほか 18. 3. 2 愛媛県宇和島地方局視察研修 県職員 3 惠本専研ほか 18. 3. 2 大分県宇佐地区食料農業農村振興対策協議会視察研修 県職員 6 米屋専研ほか 18. 3.22 合 計 延べ1,106人 2)見学・参観等 (人) 月 区 17年 分 一 般 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 19 42 30 37 4 31 137 21 249 学生・生徒 農 18年 家 114 11月 80 3 37 33 30 27 8 90 官公庁・団体 4 8 10 5 2 3 20 2 計 23 71 326 75 150 61 245 95 - 40 - 1月 2月 1 52 1 354 11 20 498 37 54 382 4 11 16 85 104 86 16 1,319 66 67 3月 合 計 12月 3) 講師・審査員等派遣 (1) 研修会・講習会等 会 議 名 講師等 開催地 年月日 油谷和牛生産組合総会 日置畜牛生産組合研修会 人工授精師阿武萩支部研修会 松延専研 松延専研 松延専研 長 門 市 長 門 市 萩 市 17. 4.20 17. 4.21 17. 4.28 JA山口阿武肥育部会総会 西村専研 萩 市 17. 6.10 人工授精師大津支部研修会 西村専研 長 門 市 17. 6.22 肉用牛入門講座 惠本専研ほか 場 内 17. 9. 3 和牛子牛育成研修会 松岡部長ほか 美 祢 市 17.11.14 理科教育研修講座 太田専研 山 口 市 17.11.15 食肉加工学習(県立農業大学校) 岡崎専研 防 府 市 17.11.16ほか 配合飼料基金協会事務担当者会議 松岡部長 山 口 市 17.12. 9 子牛育成研修会 松岡部長 下 関 市 17.12.19 山口県循環型農業土づくり推進大会 太田専研 山 口 市 18. 1.11 JA豊関和牛部会研修会 岡崎専研 下 関 市 18. 2. 3 肉用牛振興大会 松岡部長ほか 山 口 市 18. 2.23 家畜人工授精師会中部支部研修会 藤井専研 山 口 市 18. 2.28 あぶの郷栽培研修 元永専研 阿 武 町 18. 3.10 家畜排せつ物処理研修 太田専研 下 関 市 18. 3.23 畜産試験場公開セミナー 岡専研ほか 場 18. 3.29 内 (2) 山口型放牧関係研修会・講演会 テ ー マ 講師等 開催地 年月日 中央畜産技術研修会 米屋専研 福 島 県 17. 9. 7 栃木県公共牧場広域利用協議会 米屋専研 栃 木 県 18. 2.21 (3) サイレージ・乾草共励会審査 会 名 審査員等 開催地 年月日 玖北地区サイレージ・乾草技術共励会 元永専研 本 郷 村 18. 2.17 油谷和牛女性部会乾草サイレージ共励会 元永専研ほか 長 門 市 18. 3.23 審査員等 開催地 年月日 県枝肉共進会「枝肉区」 松岡部長ほか 大 阪 市 17. 7.15 阿武萩畜産共進会「肉用牛」 冨岡場長ほか 萩 市 17. 8.23 玖珂郡畜産共進会「肉用牛」 冨岡場長ほか 本 郷 村 17. 8.24 阿東町畜産共進会「肉用牛」 島田技師ほか 阿 東 町 17. 8.24 (4) 家畜審査 会 名 美祢郡畜産共進会「肉用牛」 冨岡場長ほか 美 東 町 17. 8.31 長門大津畜産共進会「肉用牛」 松岡部長ほか 長 門 市 17. 9. 1 豊関畜産共進会「乳用牛、肉用牛」 冨岡場長ほか 下 関 市 17. 9. 9 県枝肉共進会「枝肉区」 松岡部長ほか 大 阪 市 17. 9.30 県和牛共進会 冨岡場長ほか 山 口 市 17.10.16 県ホルスタイン共進会 冨岡場長ほか 山 口 市 17.10.17 - 41 - 4) 各種イベントへの参加 夏休み、親子で家畜との 名称 農畜林試験研究ウォッチング ふれあい・体験ツアー きらら物産・交流フェア (山口県酪農乳業協会主催) 期日 8月20日(土) 8月23日(火) 10月15日(土)~16日(日) 場所 農業試験場(山口市) 畜産試験場(美祢市) きらら浜(山口市阿知須) 内容 ・バター作り体験及びアイス ・乳牛と酪農についてのお話 ・家畜(子牛、子豚、ヒヨコ)と クリーム試食 ・家畜(子牛、子豚、ヒヨコ)と のふれあい牧場 ・家畜との記念ミニ写真撮影 と無料配布 ・牛乳無料配布 ・酪農舎・搾乳ロボットの見学 ・ふれあい牧場 ・子牛のほ乳体験 ・記念ミニ写真無料配布 ・巨大トラクタ試乗 ・アイスクリーム作り体験 ・牛精子(映像)、試験研究 パネル等展示 5) 資料の貸し出し 各地域の催しに試験研究等を紹介した展示パネル等を貸し出した。 - 42 - のふれあい牧場 ・家畜との記念ミニ写真撮影 と無料配布 6. 飼養・草地管理状況 1) 飼養頭数 (1) 肉用牛 年度 項 目 初め 区 分 頭数 先端技術グループ 84 黒 うち供卵牛 78 改良繁殖グループ 82 うち種雄牛 7 毛 うち待機牛 8 うち育成牛 0 和 うち直検牛 9 うち現検牛 25 うち試験牛 33 種 家畜飼養グループ 0 放牧管理グループ 69 小 計 235 先端技術 グループ 0 無 改良繁殖グループ 1 角 うち種雄牛 0 うち待機牛 1 和 家畜飼養グループ 0 種 放牧管理グループ 24 小 計 25 先端技術グループ 0 見 うち供卵牛 0 改良繁殖グループ 1 島 うち種雄牛 0 うち待機牛 1 牛 家畜飼養グループ 0 放牧管理グループ 7 小 計 8 先端技術グループ 13 交 改良繁殖グループ 1 雑 家畜飼養グループ 1 放牧管理グループ 0 種 小 計 15 先端技術グループ 97 改良繁殖グループ 85 計 家畜飼養グループ 1 放牧管理グループ 100 合 計 283 増 減 生産 購入 組替 20 3 3 27 1 1 17 2 5 1 8 11 8 5 30 55 4 34 9 18 転換 8 2 6 8 10 10 2 2 2 2 20 7 42 69 3 27 1 17 8 4 34 18 8 計 廃用 24 4 52 2 5 1 8 13 23 5 34 115 0 0 0 0 0 10 10 0 0 0 0 0 0 2 2 0 0 2 0 2 24 52 7 46 129 3 3 3 2 1 - 43 - 払下 淘汰 2 29 斃死 組替 計 3 3 1 16 2 20 24 8 53 2 3 0 10 15 23 1 26 104 0 0 0 0 0 11 11 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 0 4 25 54 3 37 119 2 1 5 6 7 1 7 5 9 15 1 24 56 1 5 36 4 4 6 6 1 1 1 1 2 3 3 5 11 4 3 30 3 30 66 0 3 1 16 20 2 6 36 (頭) 年度 末 頭数 84 74 81 7 10 1 7 23 33 4 77 246 0 1 0 1 0 23 24 0 0 1 0 1 0 9 10 12 0 1 0 13 96 83 5 109 293 (2) 乳用牛 (頭) 項目 区分 頭 成 育 成 子 年度初 牛 数 増 生産 購入 減 組替 計 払下 4 牛 21 2 2 牛 3 7 7 ♀ 6 3 3 ♂ 2 4 4 6 32 7 16 10 計 0 9 淘汰 0 年度末 斃死 0 組替 計 数 4 19 2 2 8 7 7 2 6 0 19 29 9 (3) 豚 (頭) 項目 区分 年度初 頭 成 育 頭 成 子 数 増 生産 購入 減 組替 計 払下 淘汰 年度末 斃死 豚 44 21 21 19 5 豚 95 267 267 272 3 豚 44 364 183 364 計 364 0 288 652 291 0 組替 計 頭 数 24 41 21 296 66 21 267 288 120 29 288 608 227 注)ランドレース種系統維持供給事業分を含む。 (4) 鶏 (羽) 項目 区分 採 羽 卵 種 肉 年度初 用 計 数 鶏 395 鶏 459 鶏 230 1,084 増 生産 購入 減 組替 100 100 893 払下 淘汰斃死 394 3 397 98 1,090 1,090 262 6,350 0 7,837 360 893 6,120 893 計 6,220 0 6,120 6,004 346 7,113 6,398 1,439 - 44 - 検査 年度末 0 組替 0 計 羽 数 2) 草地維持管理及び飼料作物の生産 (1) 圃場の概要 ほ場は、岩永台の中南部に位置するカルスト台地と同台地の南端部の西高南低の傾斜面の2団地に分か れ、台地上はドリーネが発達し、カレン等の障害物が随所に散在した極めて起伏に富む丘陵地で、土壌は 一部粘板岩を含み、石灰岩を母岩とする赤色粘質土壌である。南部の河原は一部の平坦地と中央の2か所 に14.5haの飼料畑があり、土質はやや腐植に富む粘質土壌である。 台上の草地は114.5haで、内訳は採草利用24.3ha、放牧利用90.2haであり、南部の河原ほ場は42.5haで、 内訳は採草利用29.5ha、放牧利用等13haとなっている。 (2) 牧草・飼料作物の生産と利用仕向け 草 岩 種 利用面 総 量 青刈用 放牧用 埋草用 乾草用 23.8 793 0 514 133 146 53 26 イタリアンライグラス 10.8 524 0 0 116 408 46 72 7.8 85 0 0 85 0 34 0 60.0 683 0 683 0 0 0 0 102.4 2,085 0 1,197 334 554 133 98 台 野草 計 計 471 0 222 103 146 41 26 746 0 0 504 242 202 43 ミレット 12.7 305 0 0 305 0 122 0 3.5 36 0 34 0 2 0 0 49.7 1,558 0 256 912 390 365 69 混播牧草 39.3 1,264 0 736 236 292 94 52 野草(ノシバなど) イタリアンライグラス 28.8 1,270 0 0 620 650 248 115 ミレット 20.5 390 0 0 390 0 156 0 野草(ノシバなど) 63.5 719 0 717 0 2 0 0 152.1 3,643 0 1,453 1,246 944 498 167 分 原 合 計 供 給 (生草換算量;t) 量 供 給 放牧用 1,197 4月 1日~ 3月31日 埋草用 334 4月 1日~ 3月31日 乾草用 554 4月 1日~ 3月31日 計 河 草 15.5 区 台 乾 18.0 (3) 牧草・飼料作物の利用と供給 永 草 混播牧草(牧草地のみ) 計 岩 埋 イタリアンライグラス 計 合 製 品 量 積(ha) ミレット 原 利用仕向け別生草量 混播牧草(牧草地のみ) 永 河 (t) 2,085 放牧用 256 4月 1日~ 3月31日 埋草用 912 4月 1日~ 3月31日 乾草用 390 4月 1日~ 3月31日 計 1,558 放牧用 1,453 埋草用 1,246 乾草用 944 計 3,643 - 45 - 期 間 (4) 圃場の管理と利用 ア 岩永台 利用区分 面 積 ( h a ) ほ場名 牧草地 野草地 計 飼 7-2 2.2 0 2.2 料 10-3 5.6 0 5.6 畑 小計 7.8 0 7.8 8-1 1.4 0 1.4 採 8-3 1.5 0.9 2.4 9-1 1.0 0 1.0 草 10-4 1.5 0 1.5 10-6 3.7 0 3.7 地 13-5 1.8 0 1.8 小計 10.9 0.9 11.8 7-1 1.5 1.0 2.5 7-4 0.7 1.0 1.7 9-2 1.1 1.0 2.1 9-3 1.3 2.3 3.6 放 9-4 1.2 0 1.2 9-5 2.0 0 2.0 9-6 2.0 1.0 3.0 10-1 0.5 5.8 6.3 10-2 0 1.5 1.5 牧 10-5 0 2.6 2.6 10-7 0 1.5 1.5 作 付 草 16秋作 17夏作 イタリアン ミレット イタリアン ミレット 種 17秋作 イタリアン イタリアン 混 播 混 播 混 播 イタリアン 混 播 混 播 → → → → → → 混 播 イタリアン 混 播 イタリアン → → 混 混 混 混 混 混 混 野 野 野 野 播 播 播 播 播 播 播 草 草 草 草 → → → → → → → → → → → → → → → → → → → → → → 11-1 0.3 0 0.3 野 草 → → 11-2 3.0 9.0 12.0 野 草 → → 12-1 4.9 2.0 6.9 混 播 → → 地 12-2 1.2 0 1.2 混 播 → → 12-3 3.0 0 3.0 野 草 → → 13-1 2.2 0 2.2 野 草 → → 13-2 2.0 2.0 4.0 野 草 → → 13-3 5.9 0 5.9 野 草 → → 13-4 0 0.6 0.6 野 草 → → 15-1 2.0 5.7 7.7 野 草 → → 15-2 0 4.5 4.5 野 草 → → 15-3 0 3.9 3.9 野 草 → → 16-1 1.5 4.5 6.0 野 草 → → 小計 36.3 47.9 84.2 計 55.0 48.8 103.8 注) →:前作と同じ草種 - 46 - 管 理 備 考 更新 更新 ヒタチヒカリ、グリーンミレット アキアオバ、白ヒエ 簡易更新 更新 オーチャード、トールフェスク アキアオバ、ヒタチヒカリ オーチャード、トールフェスク アキアオバ オーチャード、トールフェスク 更新 更新 整理刈り 整理刈り 整理刈り イ 河原 利用区分 面積 作 ほ場名 (a) 16秋作 付 草 17夏作 種 管 理 備 17秋作 下 2 220 イタリアン → イタリアン 更新 さちあおば 飼 下 4 280 イタリアン ミレット イタリアン 更新 ワセユタカ、白ヒエ、ワセユタカ 下 5 35 試験地 → → 料 下 6 20 野 → → 下 7 畑 山 1 270 310 イタリアン イタリアン ミレット ミレット イタリアン イタリアン 更新 更新 ワセユタカ、白ヒエ、さちあおば ワセユタカ、白ヒエ、ワセユタカ 造 4 310 イタリアン ミレット イタリアン 更新 ワセユタカ、白ヒエ、ワセユタカ 小 計 下14 草 試験ほ場 1,445 80 イタリアン → イタリアン 更新 アキアオバ、ヒタチヒカリ 100 イタリアン ミレット イタリアン 更新 ワセユタカ、白ヒエ、ワセユタカ 造 3 460 混 → 混 簡易更新 オーチャード、トールフェスク 草 造 5 平 230 イタリアン → イタリアン 更新 アキアオバ、白ヒエ、ヒタチヒカリ 採 山 7・8 播 播 造 5 東 250 混 播 → 混 播 簡易更新 オーチャード、トールフェスク 地 造 5 西 200 混 播 → 混 播 簡易更新 オーチャード、トールフェスク 造 6 180 混 播 → 混 播 更新 オーチャード、トールフェスク 小 計 1,500 下 3 15 シ バ → → 下 8 35 センチピード → → 下 9 40 野 草 → → 小 計 90 下10 170 シ バ → → 下13 160 シ バ → → 山 4 8 パドック → → 山 5 15 パドック → → 放 山 6 兼 用 地 70 野 草 → → 造 1-2 60 混 播 → → 牧 造 1-4 60 混 播 → → 造 2-1 60 混 播 → → 地 造 2-2 50 混 播 → → 造 2-3 造 7-1 40 90 混 混 播 播 → → → → 造 7-2 50 混 播 → → 造 8-1 50 混 播 → → 造 9 90 林 木 → → 小 計 973 下 11 50 林 木 → → そ 下 12 70 林 木 → → 造 8-2 60 野 草 → → の 造 8ー3 20 林 木 → → 造10-1 20 ロール置場 → → 20 造成地 → → 他 造10-2 小 計 計 展示圃 240 4,248 - 47 - 考 〔付表・付図〕気象表 区 分 年 月 4 5 6 7 17 8 9 10 11 12 1 18 2 3 最高気温 最低気温 平均気温 降水量 日照時間 旬 本年 平年 本年 平年 本年 平年 本年 平年 本年 平年 上 18.5 14.9 7.7 7.0 12.5 7.9 33 124 41.0 37.4 中 18.5 18.6 6.7 9.2 12.4 13.6 33 26 65.6 59.5 下 22.1 19.5 9.8 11.0 15.8 15.0 0 40 74.0 56.7 上 20.8 22.5 11.1 12.8 15.8 17.4 80 74 57.7 54.8 中 21.6 22.7 10.8 13.5 15.9 17.7 26 126 70.7 52.3 下 23.5 22.5 10.9 12.5 16.9 17.4 0 52 85.7 64.8 上 25.3 23.1 15.0 15.1 19.8 18.7 8 100 29.1 32.1 中 26.6 25.4 15.6 16.3 20.9 20.7 64 48 30.2 50.4 下 29.6 25.1 19.9 18.8 24.3 21.7 6 205 22.3 20.6 上 25.9 26.7 20.6 20.2 22.9 23.2 393 139 5.1 35.0 中 29.0 26.4 20.9 19.8 24.4 22.9 120 63 21.7 33.8 下 29.5 27.9 21.3 21.8 24.9 24.4 26 102 44.6 29.3 上 31.0 29.5 22.7 22.9 26.4 25.7 0 93 44.3 38.6 中 31.2 29.2 22.1 22.7 26.0 25.5 21 65 46.3 43.5 下 28.1 28.2 20.0 20.4 23.6 24.0 39 46 32.9 58.8 上 28.4 27.3 20.8 19.7 23.9 23.0 280 75 31.6 51.8 中 27.4 26.4 19.9 19.7 23.2 22.6 39 38 34.3 45.5 下 25.1 24.0 16.7 16.9 20.5 20.1 0 91 57.5 36.9 上 24.0 22.7 16.4 13.3 19.6 17.7 46 17 39.3 62.5 中 21.7 20.5 12.8 12.7 17.2 16.4 1 55 73.8 42.0 下 17.9 19.1 7.5 9.2 12.4 13.9 17 6 51.5 65.4 上 18.9 16.8 8.0 6.2 13.0 11.2 47 28 57.5 59.5 中 13.8 15.2 5.0 6.1 9.5 10.6 42 36 37.7 42.6 下 14.1 13.5 2.5 5.3 7.8 9.5 6 70 57.8 29.3 上 6.7 10.8 -0.9 3.0 2.7 6.8 52 21 19.3 32.0 中 3.2 9.9 -3.0 1.4 0.4 5.5 14 10 30.2 41.6 下 5.8 10.0 -3.1 0.7 1.5 4.9 13 21 47.8 57.4 上 4.8 8.5 -3.3 0.0 0.8 3.2 8 24 36.8 34.5 中 8.7 7.0 0.7 0.2 4.7 3.8 36 27 22.1 29.4 下 8.6 5.8 -1.4 -1.8 3.5 2.0 9 39 45.1 41.1 上 5.1 6.9 -0.9 -1.9 1.9 2.8 34 14 25.2 40.7 中 8.8 8.9 -1.2 -0.1 4.0 4.2 26 19 29.9 40.0 下 10.7 8.4 1.7 0.0 6.2 6.2 40 31 36.2 33.4 上 11.2 11.5 1.6 2.1 6.2 7.5 42 18 46.7 54.9 中 10.6 12.1 1.0 3.2 5.5 8.3 39 76 46.0 42.4 下 12.3 12.2 2.3 4.4 7.1 6.4 21 49 62.5 50.0 注)気象データは、秋吉台地域気象観測所の数値 - 48 - 至 施 設 配 置 図 岩永台管理棟(放牧管理グループ) (放牧管理グループ 放牧管理グループを グループを除く) 飼料物品庫 ケージ育成舎 屋外飼育舎 鶏 舎 給温育すう舎 個別試験舎 乾草庫 単位交配舎 鶏ふん処理棟 再利用水 受水槽 堆肥舎 高架水槽 消毒棟 堆肥舎 種雄豚舎 種雌分娩豚舎 検定豚舎 種雄牛舎 粗飼料庫 受精卵供給棟 精液処理棟 繁殖牛舎 待機牛舎 供卵牛舎 分離舎 隔離豚舎 研修館 濃厚飼料庫 産肉能力検定舎 肥育試験牛舎 大農機具庫 育成舎 直接検定牛舎 受水槽 旧事務所 本館棟 畜産加工研究棟 車庫 酪農舎 放牧地 グランド テニスコート 調製加工処理棟 車庫 公舎 場長公舎 公舎 - 49 - 汚水処理施設 ほ 場 の 略 図 (岩永台分を 岩永台分を除く) - 50 - 放牧管理グループ施設 及び岩永台ほ場の略図 ※ - 51 - 1.総 説 1)位置及び交通 当課は、山口県のほぼ中心にあるカルスト台地秋吉台(標高 260m~ 375m)の美東町内にあり、中国自 動車道小郡インターより北20kmに位置する。 なお、牧草地の一部を利用する旧岩永台団地は美祢市内にあり、中国自動車道美祢インターより東へ約 8kmの位置にある。 2.用 地 区 分 面 積(ha) 牧 草 地 48.0 野 草 地 182.6 そ の 他 0.1 合 3.営 計 造 備 考 揚水機場敷、農場 230.7 物 1)建物 名 称 棟 数 面積(㎡) 建 事 務 所 1 162.15 診 療 所 1 75.19 昭43 〃 飼 料 庫 1 149.40 〃 〃 乾 草 庫 1 196.80 〃 〃 大農具舎1号 1 249.20 昭44 〃 大農具舎2号 1 133.00 昭55 〃 車 庫 1 79.80 昭43 〃 育 舎 1 613.34 〃 〃 哺 育 舎 1 181.50 昭55 〃 哺 育 舎 1 210.00 平 3 〃 舎 1 409.75 平 4 〃 舎 1 432.05 〃 〃 場 1 11.43 昭51 〃 牛舎パドック 4 518.90 昭43 〃 計 17 3,422.51 成 堆 揚 牛 肥 水 機 年 度 平 3年度建築 哺 育 物 - 52 - (昭44年度増築) 2)工作物 名 捕 称 獲 数 柵 7か所 バンカーサイロ 牧 量 600m 建設年度 備 考 昭42,53 3 昭42,55,平4 6基 柵 17,241m 雑 用 水 施 設 13基 昭42 プラットホーム 1式 昭46 汚 水 貯 留 槽 2基 昭48 コンクリート、FRP 舎 631.2㎡ 昭43 2棟 牛舎パドック屋根 518.9㎡ 平16 4棟 避 難 昭42,53,55 3)施設設置図 県 道 至 長 登 堆 肥 舎 哺 育 第 3牛 舎 至 長 者 が 森 哺 育 第 1牛 舎 哺 育 第 2牛 舎 乾 草 庫 揚 水 機 場 育 成 牛 舎 大 農 具 舎 牛 舎 パ ドッ ク 飼 料 庫 診 療 所 事 務 所 車 庫 5号 パ ドック 町 道 - 53 - 至 鳶 ノ巣 4号 パ ドック 4)指定物品 機械器具名 形 式 取得年月日 価格(千円) 備 考 普通自動車 (ワゴン) スズキエスクード H13.12.07 1,572 山口300ち458 普通貨物自動車 (ダンプ) トヨタ 2t H10.02.18 2,048 山口11み9200 〃 (平ボデイ)いすず 4t H03.02.13 6,900 山口11ま5446 小型貨物自動車 (バ ン) 三菱パジェロ H09.08.22 2,536 山口45な8937 〃 (バ ン) ランドクルーザー H10.04.28 2,079 山口45に3885 〃 (バ ン) ニッサン S60.04.19 855 山44ぬ 305 〃 (バ ン) 三菱デリカ H02.08.07 1,500 山口45せ6289 特殊自動車(トラクタ) フォードスーパー4 S56.03.05 8,116 美東町特3636 〃 (トラクタ) フォードスーパー6 H03.10.07 8,879 美東町特3635 〃 (トラクタ) フォード8240 H05.05.02 8,620 美東町特3637 〃 (マルチローダ) トヨタマルチローダ0.6t H02.09.28 2,540 2SDK8型2年式 〃 (フォークリフト)TCMフォークリフト H05.08.05 2,009 FD15 Z 17 搬出車 (バキュームカー) ダイハツ 1.8t S48.09.06 1,300 山88そ881 〃 (バキューム) H05.08.05 1,710 尿散布 建設機械車(ショベルローダ)小松メック H03.03.25 5,800 山口00ち218 ロールベーラ Rivierre Casalis RC-125 H05.08.05 3,935 牧草梱包 ベールラッパ ニューホランド NR-251 H05.08.05 2,060 牧草梱包 スキッドステアローダー トヨタマルチローダ H14.07.16 2,192 4SDK8 14年式 ロールベーラー フェラボリSP165 H15.07.30 4,158 牧草梱包 カタキタ3-3870WY(3800) - 54 - 4.気象、土壌、植生 1)気象 年 月 旬 上 H17 4 中 下 上 5中 下 上 6中 下 上 7中 下 上 8中 下 上 9中 下 上 10 中 下 上 11 中 下 上 12 中 下 上 H18 1 中 下 上 2中 下 上 3中 下 年間平均気温 年間降水量 年間日照時間 最高 18.1 18.0 21.7 20.6 21.4 22.9 24.9 26.4 28.9 25.6 28.5 29.1 30.6 30.7 27.7 28.1 27.2 24.8 23.6 21.5 17.5 18.7 13.6 13.8 5.8 3.0 5.6 4.4 8.2 8.3 4.7 8.7 10.6 10.9 10.4 12.1 気 温 最低 平均 7.9 12.5 6.9 12.4 10.1 15.8 11.3 15.8 11.0 15.9 11.0 16.9 15.4 19.8 15.7 20.9 20.1 24.3 20.8 22.9 21.0 24.4 21.5 24.9 23.0 26.4 22.3 26.0 20.2 23.6 21.0 23.9 20.1 23.2 17.1 20.5 16.7 19.6 13.1 17.2 7.8 12.4 8.2 13.0 5.6 9.5 2.9 7.8 -0.7 2.7 -2.3 0.4 -2.9 1.5 -3.0 0.8 0.4 4.7 -0.9 3.5 -0.7 1.9 -0.5 4.0 2.0 6.2 1.7 6.2 1.2 5.5 2.7 7.1 13.7℃ 1,662.0mm 1,559.1時間 平年 10.5 12.0 14.2 15.7 16.3 17.5 19.1 20.1 21.0 22.4 23.7 25.1 25.0 24.9 24.3 22.6 20.8 18.7 17.0 15.6 13.1 12.0 10.1 8.2 6.4 4.9 4.3 3.8 2.7 2.3 2.3 3.8 3.9 5.4 6.9 8.4 降 水 量 本年 平年 33.0 64.7 33.5 51.8 0.0 49.8 79.5 57.3 26.5 84.0 0.0 48.5 7.5 61.8 64.5 80.8 6.0 184.7 393.0 134.9 119.5 110.9 26.0 70.1 0.0 50.7 21.5 63.8 38.5 77.0 280.5 77.4 38.5 67.1 0.0 82.9 46.0 36.2 0.5 41.0 17.0 25.6 47.5 33.5 42.0 28.4 5.5 35.7 52.0 23.1 14.5 19.5 13.0 20.8 7.5 29.6 36.0 32.1 9.5 30.9 33.5 25.0 26.5 33.7 40.5 33.5 42.5 47.3 39.0 55.6 21.0 60.3 (平年13.5℃) (平年2,030mm) (平年1,660.1時間) (単位:℃、mm、時間) 日 照 時 間 本年 平年 41.0 54.9 65.6 60.3 74.0 56.2 57.7 54.8 70.7 52.2 85.7 60.6 29.1 49.4 30.2 40.6 22.3 23.5 5.1 35.2 21.7 35.8 44.6 53.5 44.3 57.8 46.3 51.5 32.9 57.2 31.6 52.2 34.3 46.6 57.3 48.6 39.3 56.5 73.8 53.6 51.5 62.5 57.5 52.2 37.7 40.9 57.8 37.1 19.3 39.3 30.2 35.9 47.1 42.2 36.8 32.2 22.1 29.4 45.1 37.2 25.2 38.5 29.9 40.5 36.2 32.8 46.7 47.7 46.0 43.5 62.5 47.2 注) アメダス(秋吉台) 気温は日平均 降水量、日照時間は積算 2)地形、土壌 カルスト台地のドリーネ、カーレン等の障害物が随所に散在した極めて起伏に富む丘陵地で、草地管理を 阻害する大きな要因となっている。土壌は石灰岩を母剤とする赤色粘土土質土壌である。 3)植生 草地は、オーチャードグラスを基幹草種とし、ペレニアルライグラス、イタリアンライグラス等を導入し ている。 自然草地は火入れの慣行により、ススキ、ネザサ等にコハギが混生する草原をなしている。 - 55 - 5.組織・機構 1)機構、職員(平成17.4.1現在) 運転士兼畜産員 烏田 祐一 主任技師(技) 稲吉 洋裕 課 長(技) 沢井 利幸 主任技師(技) 吾郷 英昭 2)職員の異動 異動無し 3)分掌事務 育成業務課 分 掌 事 務 1.育成業務課の総括に関すること。 2.哺育・育成牛の飼養管理に関すること。 3.入退牧の手続きに関すること。 4.飼料の需要計画に関すること。 5.草地の利用及び維持管理に関すること。 6.機械、施設の維持管理に関すること。 7.哺育、育成技術の指導に関すること。 8.入牧牛の人工授精に関すること。 9.衛生医薬品の管理に関すること。 10.家畜共済に関すること。 11.衛生の技術指導に関すること。 12.運転業務。 - 56 - 畜産員 松井 茂生 畜産員 上利 博志 畜産員 川本 幸夫 畜産員 村田 裕之 畜産員 秋枝 典仁 畜産員 黒瀬 陽平 6.預託育成事業 1)しくみ 乳、肉 育 成 体 系 用 牛 飼 養 入牧手続 (申請書) 入牧日 入牧 基準 毎月 哺 育 牛 生後7日から210日齢まで 農 家 農林事務所 育成業務課 5日、15日、25日 入牧 基準 育 成 牛 生後8か月~24か月齢まで 哺育部門 育成部門 生後7か月齢まで 哺育育成 生後8か月齢から妊娠5か月まで 放牧育成 (受精卵移植、人工授精、妊娠鑑定) 退牧日 毎月25日 2)預託料 種 (1頭1日当たり:円) 類 夏期(4月~10月) 冬期(11月~3月) 哺 乳用牛 630 630 育 肉用牛 630 630 備 考 精液料、授精料、診療及び 予防注射、検査料、搬出入 育 乳用牛 510 630 成 肉用牛 410 510 - 57 - の経費は別とする。 3)預託者の互助会制度 ○ 山口県畜産試験場預託牛研究会規約 (名称) 第1条 本会は、山口県畜産試験場預託牛研究会と称する。 (事務局) 第2条 本会の事務局は、山口県畜産試験場育成業務課内におく。 (目的および事業) 第3条 本会は、山口県畜産試験場育成業務課内に入牧している牛の育成に関する事項を研究する と共に入牧牛の死廃、盗難、失踪および幹事会が認めた事故(以下「事故等」という)に よる損害の軽減を図ることを目的として必要な事項を行う。 (会員) 第4条 本会の会員は、畜産試験場育成業務課に牛を預託した農業者をもって構成する。 (会費) 第5条 第3条の目的を達するため、会員は、家畜の預託時に預託家畜1頭につき乳用種ー哺育牛 2,000円、一般入牧 1,000円、肉用種ー哺育牛 1,500円(種付希望 3,000円)、一般入牧 1,500円を拠出するものとする。 2. その他の収入をもって当てる。 (会費の運用) 第6条 会費の運用は次の各号に掲げるとおりとする。 (1)研究会に要する経費。 (2)入牧牛に事故等が発生した場合は幹事会において認めた見舞金を支払うものとする。 (3)年度内の収入額から研究会費、見舞金および事務費を減じた残金は、次年度研究会に 繰越しするものとする。 (4)見舞金の受領資格者は、事故等の発生以前に会費を納入しているものとする。 (5)会費は、山口銀行秋吉支店に預金するものとする。 (研究会) 第7条 研究会は、会長(会長事故あるときは副会長)が必要と認めたとき開催する。 (幹事会) 第8条 本会の内に幹事会を置き、会長(会長事故あるときは副会長)が必要と認めたとき開催す る。 2. 会員の属する農林事務所から幹事17名以内を選出する。 3. 特別幹事として畜産試験場長をもってあてる。 4. 幹事は、次に掲げる事項を行う。 (1)会長および副会長の互選。 (2)本会運営上必要と認めた事項。 5. 幹事の幹事会出席については、幹事以外の会員または幹事の属する市町村および農林事務 所職員に委任することができる。 (任期) 第9条 幹事の任期は原則として当該年度とし、再任を妨げない。 2.幹事は任期満了後であっても後任の幹事が選出されるまでその職務を行わなければならな い。 (決算) 第10条 本会の決算は、毎年3月31日をもって行うものとする。 2.決算終了後は、決算書を会員に通知するものとする。 附則 この規約は、平成13年6月19日より実施する。(最終改正) - 58 - 4)管理頭数 (1) 哺育牛 牧場の開設当初は育成部門のみで受託事業をスタートした。しかし、県下酪農家の経営規模の拡大に伴 い、哺育育成に関する諸問題が一層深刻化し、これを集団育成施設を設置することで解消を図った。この ため、昭和44年度より哺育部門の受託事業を開始し、平成17年度末までに通算6,416頭の乳用雌子牛の哺育 入牧を行った。 また、酪農家での受精卵移植(ET)が定着したことにともない、酪農家で生産された黒毛和種ET産 子の人工哺育を開始し、平成17年度末で52頭の哺育入牧を行った。 本年度、乳用牛については、前年度からの繰越牛74頭に新規入牧した133頭を加え、延25,707頭(1日平 均70.4頭)を飼養管理した。また、肉用牛は、本年度新規入牧した牛はなかった。 (2) 育成牛 乳用牛、肉用牛を前年度からの繰越187頭(乳用牛179頭、肉用牛8頭)に、哺育満了牛132頭(乳用牛1 32頭、肉用牛0頭)及び新規入牧50頭(乳用牛39頭、肉用牛11頭)を加えて、合計で夏期(4~10月)に 延39,084頭(1日平均182.6頭)、冬期(11~3月)に延25,814頭(1日平均171.0頭)の育成を行った。 (3) 入牧状況 ア 市町村別利用状況 (単位:頭) 利用戸数 繰入頭数 新規入牧頭数 退牧頭数 死亡頭数 3月末受託頭数 乳用牛肉用牛乳用牛肉用牛乳用牛肉用牛乳用牛肉用牛乳用牛肉用牛乳用牛肉用牛 計 周南市 (徳山) 1 1 1 0 0 岩国・周南 岩国市 (岩国) 1 12 6 10 8 8 ・田布施 (錦) 1 12 3 5 10 10 (東部) (美川) 1 1 1 0 0 0 柳井市 (柳井) 1 4 4 4 4 4 小計 4 1 29 0 13 1 20 1 0 0 22 0 22 宇部市 (宇部) 0 0 0 (楠) 2 12 3 4 11 0 11 山口市 (山口) 6 12 5 8 9 0 9 (徳地) 1 2 2 0 0 0 山口・美祢 防府市 4 13 4 10 7 0 7 (中部) 山陽小野田市 (山陽) 3 18 8 12 14 0 14 美東町 4 7 10 11 0 6 6 秋芳町 1 1 1 0 0 0 阿東町 1 3 1 3 1 0 1 小計 17 5 60 8 21 10 39 12 0 0 42 6 48 下関市 (下関) 3 23 20 20 23 0 23 (菊川) 4 7 1 5 3 0 3 (豊田) 3 21 20 12 29 0 29 下関・長門 (豊北) 3 53 29 34 2 46 46 (西部) (豊浦) 1 12 22 23 11 0 11 長門市 (三隅) 1 6 3 9 0 0 0 小計 15 0 122 0 95 0 103 0 2 0 112 0 112 萩 萩 市 (萩) 2 34 33 31 36 0 36 (北部) 阿武町 1 8 10 7 11 0 11 小計 3 0 42 0 43 0 38 0 0 0 47 0 47 合 計 39 6 253 8 172 11 200 13 2 0 223 6 229 農林事務所 (家保) イ 市 町 村 月別品種別入牧頭数 区 分 乳 用 牛 肉 用 牛 そ の 他 計 4月 10 2 5月 9 2 6月 16 7月 17 8月 24 2 9月 18 10月 14 2 11月 22 1 12月 18 1月 6 2 2月 11 12 11 16 17 26 18 16 23 18 8 11 - 59 - (単位:頭) 3月 合計 7 172 11 7 183 (4) 月別管理頭数 ア 哺育牛 (単位:頭) 年 月 入 牧 乳用牛 繰 越 肉用牛 乳用牛 期間中退牧 肉用牛 乳用牛 死 亡 肉用牛 乳用牛 肉用牛 74 月末頭数 乳用牛 肉用牛 74 17年 4月 6 11 5月 9 10 63 6月 13 13 63 7月 17 10 70 8月 15 14 71 9月 8 12 67 10月 14 9 72 11月 14 7 79 12月 18 9 88 18年 1月 6 17 77 2月 7 17 67 3月 6 3 70 207 132 計 イ 哺育満了 5 64 5 育成牛 (単位:頭) 年 月 繰 越 17年 4月 一般入牧 179 8 4 2 11 16 1 2 10 17 13 8月 9 肉用牛 179 8 177 9 2 170 9 13 1 173 8 10 20 1 163 7 14 17 2 169 7 9月 10 12 12 179 7 10月 2 9 19 169 6 11月 8 1 7 18 165 7 9 16 1 158 6 17 17 2 158 6 2 12月 18年 1月 計 2 乳用牛 肉用牛 乳用牛 1 3 1 肉用牛 月末頭数 乳用牛 7月 肉用牛 死 亡 肉用牛 3 乳用牛 退 牧 乳用牛 5月 6月 育成編入 2月 4 17 17 162 6 3月 1 3 13 153 6 132 195 218 19 - 60 - 13 2 (5) 延頭数及び平均頭数 ア 哺育牛 (単位:頭) 延 頭 数 年 月 乳用牛 17年 4月 合計 乳用牛 肉用牛 合計 2,048 0 2,048 68.3 0.0 68.3 5月 1,928 0 1,928 62.2 0.0 62.2 6月 1,832 0 1,832 61.1 0.0 61.1 7月 1,996 0 1,996 64.4 0.0 64.4 8月 2,236 0 2,236 72.1 0.0 72.1 9月 2,135 0 2,135 71.2 0.0 71.2 10月 2,083 0 2,083 67.2 0.0 67.2 11月 2,162 0 2,162 72.1 0.0 72.1 12月 2,645 0 2,645 85.3 0.0 85.3 18年 1月 2,591 0 2,591 83.6 0.0 83.6 2月 1,945 0 1,945 69.5 0.0 69.5 3月 2,106 0 2,106 67.9 0.0 67.9 25,707 0 25,707 70.4 0.0 70.4 合 計 イ 肉用牛 1 日 平 均 育成牛 (単位:頭) 延 頭 数 年 月 乳用牛 肉用牛 1 日 平 均 合計 乳用牛 肉用牛 合計 17年 4月 5,389 269 5,658 179.6 9.0 188.6 5月 5,422 288 5,710 174.9 9.3 184.2 6月 5,183 267 5,450 172.8 8.9 181.7 7月 5,315 237 5,552 171.5 7.6 179.1 8月 5,231 217 5,448 168.7 7.0 175.7 9月 5,249 210 5,459 175.0 7.0 182.0 10月 5,596 211 5,807 180.5 6.8 187.3 37,385 1,699 39,084 174.7 7.9 182.6 11月 5,150 193 5,343 171.7 6.4 178.1 12月 5,110 207 5,317 164.8 6.7 171.5 18年 1月 4,986 186 5,172 160.8 6.0 166.8 2月 4,647 168 4,815 166.0 6.0 172.0 3月 4,981 186 5,167 160.7 6.0 166.7 冬 期 計 24,874 940 25,814 164.7 6.2 171.0 合 計 62,259 2,639 64,898 170.6 7.2 177.8 夏 期 計 - 61 - 5)飼養管理 (1) 哺育牛 哺育牛は概ね日齢別に2~3頭群飼とし、基準量の代用乳を7倍量の温湯(40℃)に溶解し、1日2 回バケツ哺乳した。50日齢・体重75kg以上を目標に離乳し、離乳後は、月齢及び発育を考慮して6~8 頭に群別し、飼料は下表のとおり給与した。 自家産の乾草は不断給与とし、併せてアルファルファ乾草を少量給与した。なお、育成用配合飼料に はデハイペレット(20%程度)と大豆粕(7%程度)を添加して給与した。 除角は1~2か月齢時に焼烙法(電気ゴテ)で実施し、パーネットは約12か月齢で投与した。 糞尿の搬出、敷料の交換は、哺乳牛舎では毎日、育成牛舎では週1回程度行い、床面の乾燥及び牛舎 内の換気に努めた。 衛生面では、毎朝夕の検温と健康状態の観察を励行し、疾病の発生予防及び治療に努めた。 ア 飼料給与量(乳用牛1日1頭当たり) 日齢 7~ 14~ 21~ 28~ 35~ 42~ 49~ 56~ 63~ 70~ 77~ 84~ 91~ 121~ 131~ 141~ 151~ ~210 イ 代用乳 750 750 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000 スターター (単位:g) 粗 飼 料 育成用配合飼料 鉱塩 アルファルファ乾草 乾草(自家産) 100 200 300 500 600 1,000 1,500 2,000 2,000 1,500 1,000 500 500 1,000 1,500 2,000 2,500 2,500 2,600 2,600 2,700 50 50 100 200 200 500 500 500 750 750 750 750 1,000 1,000 自 自 由 由 採 舐 食 食 給与飼料の栄養価 (単位:%) 成分 代用乳 スターター 育成用配合飼 料(前期) 育成用配合飼料 (後期) CP DCP TDN 26.0 105.0 18.0 16.0 75.0 18.0 68.0 15.0 70.0 - 62 - 備考 (2) 育成牛 ア 飼養管理 乳用育成牛は月齢・発育・受胎状況により10~35頭の群編成を行い、主にパドック付き開放牛舎で飼養 管理した。 授精時期前後の乳用牛群(約50頭)は、周年放牧飼養とした。 飼料は1頭当たり平均2.5~2.7kg/日の配合飼料及び1.0kg/日のデハイペレットを給与し、粗飼料とし て乾草又はロールベールサイレージを不断給与した。なお、肉用牛はパドック付き開放牛舎で飼養した。 イ 衛生検査 毎週1~2回衛生検査を実施した。特に、春~夏期は、放牧牛の小型ピロプラズマ病、眼及び肢蹄の疾 病に、冬期は呼吸器病・消化器病に重点をおいて実施した。 ウ 飼料給与量(乳用牛1日1頭当たり) 月 齢 8 10 12 14 16 19 標準体重(kg) 220 270 330 380 420 470 飼 料 給与量(kg) 乾草(自家産) 4.0 アルファルファ乾草 2.0 配合飼料 2.7 デハイペレット 1.0 サイレージ 14.0 配合飼料 2.7 デハイペレット 1.0 サイレージ 16.0 配合飼料 2.7 デハイペレット 1.0 サイレージ 18.0 配合飼料 2.7 デハイペレット 1.0 サイレージ 20.0 配合飼料 2.5 デハイペレット 1.0 サイレージ 22.0 配合飼料 2.5 デハイペレット 1.0 - 63 - 6)発育 (1) 乳用牛 ア 月齢別の発育 (単位:kg、cm) 体 重 月 齢 平均 (n) 体 高 標準偏差 平均 (n) 胸 囲 標準偏差 平均 (n) 標準偏差 入牧時 (12.8日齢) 47.8 (104) 6.3 79.6 (104) 3.0 82.7 (103) 3.6 1 61.4 (268) 9.4 83.2 (33) 3.6 88.0 (33) 7.5 2 82.7 (326) 11.8 87.7 (118) 3.2 97.4 (117) 4.6 3 108.3 (331) 13.5 88.8 (6) 3.1 100.8 (6) 6.7 4 134.1 (338) 15.7 88.5 (2) 6.4 102.5 (2) 12.0 5 159.4 (319) 17.5 6 186.2 (293) 17.8 108.0 (4) 1.8 133.8 (4) 5.4 7 214.3 (283) 20.0 109.0 (253) 3.3 138.2 (253) 5.4 8 239.8 (274) 22.4 113.2 (153) 3.2 145.1 (153) 5.1 9 263.0 (267) 23.3 115.8 (206) 3.4 149.7 (206) 4.6 10 288.1 (248) 26.5 118.8 (236) 3.5 153.8 (236) 5.4 11 306.5 (243) 25.2 121.4 (240) 3.5 157.5 (240) 5.5 12 324.6 (251) 24.2 123.9 (250) 3.7 161.6 (250) 5.8 13 340.8 (267) 27.0 126.1 (267) 3.7 164.9 (267) 5.8 14 362.5 (259) 29.3 128.4 (259) 3.7 168.2 (259) 5.8 15 383.7 (245) 29.9 130.5 (245) 3.5 171.4 (245) 5.7 16 404.1 (229) 32.5 132.3 (229) 3.5 174.2 (229) 5.8 17 427.1 (210) 33.3 133.9 (210) 3.6 177.5 (210) 5.9 18 447.2 (181) 30.5 135.5 (181) 3.0 180.4 (181) 5.2 19 467.6 (148) 32.2 137.0 (148) 3.2 183.3 (148) 5.7 20 485.6 (108) 35.0 138.2 (108) 3.1 185.5 (108) 5.8 21 503.6 (61) 36.8 138.9 (61) 2.9 188.1 (61) 5.7 22 517.0 (32) 36.0 140.6 (32) 2.5 190.6 (32) 5.5 23 528.4 (20) 36.9 141.5 (20) 3.2 191.4 (20) 5.9 24 541.8 (13) 35.3 141.2 (13) 2.5 196.2 (13) 7.5 25 558.9 (7) 39.8 142.4 (7) 3.6 198.6 (7) 4.2 (0) (0) 注)入牧時の成績は、20日齢以内で入牧した哺育牛の成績を示した。( )内の数字は、調査頭数。 注)入牧時の成績は、20日齢以内で入牧した哺育牛の成績を示した。 ( )内数字は調査頭数。 - 64 - イ 退牧牛の発育 区 分 全 退 牧 牛 退牧頭数 200 (単位:頭、日、月齢、kg、cm) 定 期 退 牧 牛 48 滞牧日数 482.0 ± 183.6 600.0 ± 38.0 受胎月齢 15.4 ± 1.7 14.8 ± 1.2 退牧時月齢 18.9 ± 3.8 体 高 体 重 哺育入牧時 ※ 20.2 ± 1.2 体 高 体 重 6.3 79.6 ± 3.0 82.7 ± 3.6 109.0 ± 3.2 138.9 ± 5.3 130.9 ± 4.1 171.7 ± 6.7 383.8 ± 34.7 130.3 ± 4.0 170.7 ± 6.3 136.3 ± 6.3 183.0 ± 11.8 494.4 ± 34.2 138.4 ± 3.0 186.7 ± 6.5 456.7 ± 93.1 49.6 ± 胸 囲 発 哺育満了時 ※ 216.5 ± 18.7 育 最終授精時 389.1 ± 40.0 退 牧 時 47.8 ± 胸 囲 5.5 80.5 ± 2.9 83.4 ± 3.3 221.4 ± 16.6 109.4 ± 2.3 139.4 ± 4.4 哺 育 期 ※ 0.86 0.87 DG 育 成 期 ※ 0.67 0.68 通 算 ※ 0.74 0.74 注)・定期退牧牛は、20日齢以内で哺育入牧をし、妊娠4.5~6カ月で退牧した牛をいう。 ・※:全退牧牛200頭のうち、20日齢以内に哺育入牧した104頭(52.0%)の成績を示した。 定期退牧牛の発育目標 退牧月齢 20.0 受胎月齢 体 重 発 育 DG 15.0 体 高 胸 囲 哺育入牧時 - - - 哺育満了時 198.4 ± 24.5 108.2 ± 3.8 135.0 ± 4.5 最終授精時 397.5 ± 34.7 128.2 ± 4.0 172.8 ± 5.1 退 牧 時 484.0 ± 37.5 134.7 ± 4.0 186.7 ± 6.5 哺 育 期 0.77 育 成 期 0.72 通 算 0.73 注) 発育目標値:ホルスタイン登録協会標準発育値 - 65 - 7)受精卵移植、人工授精と繁殖検診 (1) 受精卵移植 (単位:頭、%) 移植頭数 受胎頭数 受胎率 47 30 63.8 9 6 66.7 56 36 64.3 4 2 50.0 有 償 卵 無 角 卵 計 兄弟検定卵 目 標 受胎率 50.0 ※不受胎牛22頭は、その後2回目の受精卵移植または人工授精に切り替え20頭受胎、1頭は人工授精済み、 1頭は不受胎で退牧 (2) 人工授精 家畜別 授精頭数 乳用牛 141 (単位:頭、%) 受 胎 不受胎 頭 数 受胎率 128 90.8 13 目 標 受胎率 72.5 肉用牛 10 8 80.0 2 ※乳用牛:不受胎牛13頭のうち、7頭は人工授精済み(6頭受胎)、6頭は不受胎で退牧。 ※肉用牛:不受胎牛2頭は人工授精済み(2頭受胎)。 (3) 授精回数別受胎成績 授 精 回 数 別 家 畜 別 乳用牛 1回 92 71.9 頭 数 構成比 2回 25 19.5 3回 3 2.3 4回≦ 8 6.3 計 128 100.0 (単位:頭、%、回) 目 標 平 均 平 均 延頭数 授精回数 授精回数 183 1.43 1.55 頭 数 4 3 0 1 8 13 1.63 構成比 50.0 37.5 0.0 12.5 100.0 注)(1)~(3)の各目標数値は、山口県繁殖技術共励会(乳用牛)過去7年間の平均値 肉用牛 (4) 繁殖検診及び治療状況(延頭数) (単位:頭) 17年 18年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 168 160 計 乳 検診頭数 276 286 266 359 303 312 298 280 239 237 牛 治療頭数 肉 検診頭数 3 22 3 12 4 11 6 21 1 15 3 12 2 13 2 8 2 7 2 5 0 3 0 6 28 135 牛 治療頭数 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 (5) 退牧牛の授精状況 家 畜 別 乳用牛 肉用牛 (単位:頭、%) 不受胎 その他 退牧頭数 受胎 200 176 4 20 構成比 100.0 88.0 2.0 10.0 頭数 構成比 13 100.0 13 100.0 0 0.0 0 0.0 頭数 注)乳用牛のその他は北海道預託等 - 66 - 3,184 8)疾病発生状況 (1) 哺育牛 ア 乳用子牛 (単位:頭、%) 月別 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 平均管理頭数 67 60 59 63 67 65 66 72 80 79 68 65 811 伝染病及び寄生虫病 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 小型ピロプラズマ病 0 伝染性角結膜炎 0 寄生虫 0 0 その他 消化器病 32 37 37 36 63 49 37 40 47 40 15 19 452 呼吸器病 48 54 35 55 57 59 44 22 28 26 54 19 501 泌尿生殖器病 0 運動器病 0 神経系病 0 眼病 0 0 皮膚病 外傷不慮 1 外傷 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 踏創 0 その他 1 その他 合計 発生率(%) イ 1 1 81 91 72 91 120 108 81 63 75 66 69 38 120.9 151.7 122.0 144.4 179.1 166.2 122.7 87.5 93.8 83.5 101.5 58.5 955 肉用牛 (単位:頭、%) 月別 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 平均管理頭数 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 伝染病及び寄生虫病 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 小型ピロプラズマ病 0 伝染性角結膜炎 0 寄生虫 0 その他 0 消化器病 0 呼吸器病 0 泌尿生殖器病 0 運動器病 0 神経系病 0 眼病 0 皮膚病 0 外傷不慮 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 外傷 0 踏創 0 その他 0 0 その他 合計 発生率(%) 0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0 注)発生率:発生頭数/平均管理頭数×100 - 67 - (2) 乳用育成牛 (単位:頭、%) 月別 平均管理頭数 伝染病及び寄生虫病 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 181 178 176 172 170 178 178 171 166 162 164 162 2,058 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 小型ピロプラズマ病 0 伝染性角結膜炎 0 寄生虫 0 0 その他 消化器病 1 1 2 0 呼吸器病 1 泌尿生殖器病 4 5 3 6 1 運動器病 6 5 1 2 1 1 3 34 5 神経系病 0 眼病 0 0 皮膚病 外傷不慮 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 外傷 0 踏創 0 その他 0 その他 0 合計 発生率(%) 1 1 4 6 3 6 8 7 2 3 0 0 0.6 0.6 2.3 3.5 1.8 3.4 4.5 4.1 1.2 1.9 0.0 0.0 41 (3) 肉用育成牛及び成牛 (単位:頭、%) 月別 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 平均管理頭数 9 9 9 8 7 7 7 7 7 6 6 6 88 伝染病及び寄生虫病 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 小型ピロプラズマ病 0 伝染性角結膜炎 0 寄生虫 0 その他 0 消化器病 0 呼吸器病 0 1 泌尿生殖器病 1 2 運動器病 0 神経系病 0 眼病 0 0 皮膚病 外傷不慮 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 外傷 0 踏創 0 その他 0 0 その他 合計 発生率(%) 0 0 0 1 0 1 0 0.0 0.0 0.0 12.5 0.0 14.3 0.0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2 注)発生率:発生頭数/平均管理頭数×100 - 68 - 7.草地利用管理 1)概要 今年の天候は高温・小雨で全体的に天候不順であったが、サイレージと乾草をあわせた収穫量は昨年 の実績を下回り、総収量はロールベールサイレージ1,882個(生草換算:1,863t)、ロールベール乾草633 個(生草換算:696t)、生草換算で総計2,559tを生産した。 2)草地面積並びに利用状況 牧 区 面 積 採-1 0.8 2 0.7 3 0.8 4 1.5 5 2.0 6 1.5 7 1.5 8 1.5 9 1.0 10 1.8 11 1.4 12 1.5 13 1.2 2-1 2.5 2 1.1 3-1 1.4 2 1.8 3 1.8 4 1.6 5 1.7 6 2.3 4-2 1.4 3 1.2 4 1.7 5、6 1.5 5-1 1.7 2 1.2 3 0.7 4 0.7 5 0.3 6 3.2 7-1 1.5 3 1.5 合 計 48.0 草 地 管 理 状 況 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 S F S R F F S F S F S R F F S F S F S R F S F S R S R F S F S R S R F H F S F S R F S F S F S R F S F S F S R F F S R RS F F S F S F R F S S S S S S S F S F R S RS F F S F SF R F F S F SF R F F S F SF R F F R S F SF R R F F S F SF R F F S F SF R F S F S S F R F S F S F CW SF R F S F S F CW SF R F S F S F CW SF R F S F CW S F RS F S F SF R F F SF F SF R F F S F SF R F F S F SF R F F S F SF R F S CW S RS F S F S F S R S F RS F H F S F S F S R F 4月 5月 H R S S H F H F H F S F S F S H H H H H R H H H S H H S F H F H F H F S F S F H S S S F:施肥 H:乾草 S:サイレージ RS:追播 - 69 - R:更新 CW:除草剤散布 3)牧区図 - 70 - 4)貯蔵飼料調製 (単位:個、t) 仕 向 別 生 産 実 績 牧 区 草地面積 サイレージ (水分:約 45%) 乾 草 (水分:約 12%) ロールベール 生草換算 ロールベール 生草換算 合 計 採-1 2 3 4 5 6 7 8 0.8 0.7 0.8 1.5 2.0 1.5 1.5 1.5 43 53 57 101 123 34 81 94 43.0 52.7 56.8 99.8 122.0 33.3 80.4 92.9 1 0 0 31 67 52 0 0 1.5 0.0 0.0 33.9 73.9 57.0 0.0 0.0 44.5 52.7 56.8 133.7 195.9 90.2 80.4 92.9 9 10 11 12 13 採草地 計 2- 1 2 3-1,2 3 4,5 6 4-2,3,4 5,6 5 -1 1.0 1.8 1.4 1.5 1.2 17.2 2.5 1.1 3.2 1.8 3.3 2.3 4.3 1.5 1.7 63 76 53 17 32 827 104 18 67 104 60 63 245 105 49 62.4 74.8 52.7 16.6 31.9 819.1 102.6 18.0 66.5 102.6 59.6 62.4 242.6 104.0 48.5 0 91 43 14 32 332 28 15 57 0 69 6 56 0 0 0.0 100.1 47.7 15.4 35.4 365.0 30.8 16.9 63.1 0.0 75.5 6.2 61.6 0.0 0.0 62.4 174.9 100.4 32.0 67.3 1184.1 133.4 35.0 129.7 102.6 135.1 68.5 304.2 104.0 48.5 32.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 44.7 331.1 696.1 58.7 31.9 41.6 29.1 26.3 33.3 93.2 1374.8 2558.9 2 3 4 5 1.2 27 26.3 29 0.7 32 31.9 0 0.7 42 41.6 0 0.3 29 29.1 0 6 3.2 27 26.3 0 7- 1 1.5 34 33.3 0 3 1.5 49 48.5 41 その他 計 30.8 1,054 1043.7 301 合 計 48.0 1,882 1862.8 633 ※ ロールベールサイレージ:平均360kg/個、ロールベール乾草:平均250kg/個 生草の水分:約80% - 71 - 5)施肥 (単位:kg) 施 肥 成 分 量 施肥対象面積 (ha) 48.0 採草地 ha当 たり 放牧地 施 肥 量 8,653 289 1,610 123 8,653 289 化成 (16-0-16) 44,020 1,034 168 32 168 852 N P K 化成 (14-14-14) 11,500 881 228 (注)草地更新用肥料を除く 6)草地更新 更新牧区 面 積 (ha) 採-1 2 3 0.8 0.7 0.8 4 1.5 5 2 6 7 8 9 10 2-1 2 3-1,2 1.5 1.5 1.5 1 1.8 2.5 1.1 3.2 3 1.8 4,5 6 4-2,3,4 5,6 5-1 2 3 4 5 7-1 3 計 3.3 2.3 4.3 1.5 1.7 1.2 0.7 0.7 0.3 1.5 1.5 40.7 播種量(kg) 施肥量(kg) 化成肥料 320 240 280 700 1,500 700 2,000 600 520 500 420 1,500 1,300 400 1,000 620 540 1,200 1,380 1,400 800 580 600 240 240 100 200 520 20,400 夏作 ミレット 秋作 スーダングラス イタリアン オーチャード 27 21 24 45 160 69 220 69 45 45 45 75 61 33 96 76 38 77 69 109 32 31 36 21 15 10 20 70 400 - 72 - 45 1,033 111 7)トラクター等稼働状況 (1) 特殊作業車稼働状況(月別) (単位:時間) 車 種 月 別 フォードS-6 フォード82 132PS 112PS フォードS-4 ショベルローダ マルチローダ 73PS マルチローダ 2SDK8型 4SDK8型 フォークリフト ファーガソン 計 (本場借受) 4 19.0 51.0 17.0 32.0 16.5 24.5 16.0 176.0 5 75.0 79.5 58.5 35.0 17.0 13.5 36.5 315.0 6 34.0 41.0 16.0 19.0 10.0 20.0 34.0 174.0 7 29.0 36.0 14.0 25.0 14.0 17.0 29.0 164.0 8 59.0 74.0 31.0 24.0 24.0 31.0 24.0 267.0 9 74.0 82.0 26.0 36.0 12.0 10.0 31.0 10 49.0 61.0 29.0 38.0 9.0 8.0 19.0 6.0 219.0 11 31.0 7.0 11.0 14.0 16.0 27.0 106.0 12 9.0 7.0 23.0 19.0 28.0 104.0 18.0 271.0 1 7.0 18.0 2.0 8.0 6.0 11.0 13.0 65.0 2 11.0 15.0 7.0 14.0 12.0 13.0 18.0 90.0 3 14.0 36.0 10.0 19.0 20.0 16.0 16.0 131.0 計 371.0 533.5 217.5 268.0 158.5 201.0 271.5 2,082.0 マルチローダ フォークリフト (2) 特殊作業車稼働状況(作業別) (単位:時間) 車 種 作業名 フォードS-6 フォード82 132PS 112PS フォードS-4 ショベルローダ マルチローダ 73PS 耕 起 78.5 65.0 27.5 整地・鎮圧 33.0 71.5 14.0 施 肥 13.0 35.0 5.0 播 種 8.5 5.0 刈取・整理刈 93.0 83.0 15.0 反転・集草 3.0 48.0 119.5 梱 包 2SDK8型 2.0 2.0 6.0 175.0 5.0 133.5 13.5 20.0 13.0 106.5 7.0 80.5 191.0 25.0 堆 肥 散 布 11.0 114.0 106.5 13.5 布 211.0 170.5 餌 散 4.0 53.0 ロ-ル積み 尿 計 (本場借受) 101.0 ロ-ル積込 給 4SDK8型 ファーガソン 101.0 191.0 25.0 17.0 28.0 除草剤散布 ボロ出・切返 そ の 計 他 2.0 32.0 254.0 141.5 168.0 47.5 48.0 31.5 12.0 1.5 3.0 371.0 533.5 217.5 268.0 145.0 190.5 - 73 - 597.5 19.0 215.0 162.5 2,082.0
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