組込みソフトウェアの収益化に関するガイド SENTINEL SOFT WARE MONETIZATION SOLUTIONS 組込みソフトウェア 収益化ガイド 本当に利益を生むための組込みソフトウェア管理方法 企業が直面している課題 高度なすり合わせが必要なアナログ技術に比べ、デジタル技術ではハードウェアによる差別化が難しくなっています。機器・デバイスメーカーが優れた製品 を作り、利益を上げるには「組込みソフトウェア次第」と言っても過言ではありません。その結果、組込み型システムの知的財産を構成する重要要素として、ソ フトウェアの重要性は徐々に高まっています。このようなトレンドを背景に、ハードウェア専門のベンダはソフトウェアを中心とした新たな形の収益モデルへ 転換する必要がでてきますが、その過程で次のようなさまざまな課題に直面しています。 • 在庫コスト 製品ライン毎に展開されている膨大なハードウェア SKU の、在庫、サポート、発送に伴うコストが発生しています。 • スパイ行為 企業秘密と知的財産は、盗難の危険にさらされてい ます。 • 知的財産の盗難 不正コピーや無断配布がコピー価格で出回る恐れ があります。 • デバイスの改ざん 悪意のある改ざんや過失による改ざんは、機能の 改変や法規制の違反につながる恐れがあります。 • 市場への普及が進まない 柔軟性に欠ける機能管理は、市場への普 及を阻む原因となっています。 • 低い顧客満足度と高いサポートコスト アップグレードと更新に伴う 作業が煩雑であることが原因です。 Sentinel 組込みソフトウェア 収益化ソリューションの特長: • Sentinelのライセンス供与および IP 保護テクノロジーは、デバイスとブラ ンドに対する信頼を保護し、リバースエンジニアリングのリスクを軽減し ながら、収益を守ります。本テクノロジーは、米国で数々の賞を受賞して います。 • 業界で最も幅広い柔軟なライセンスモデルとライセンス供与機能を使用 Sentinel をお勧めする理由: することにより、デバイスおよび機器メーカーは、エンドユーザーのあら ゆるニーズにきめ細かく対応したパッケージングを提供できます。 SafeNet の Sentinel ソフトウェア収益化ソリューションは、ハードウェ • モジュールの小型化とメモリ使用の効率化によって、多種多様な組込み アに組み込まれたソフトウェアを保護および管理するという目的に特 ソリューションの稼働環境にも対応可能になり、パフォーマンスが犠牲に 化したソリューションです。このソリューションは、ネットワークアプラ イアンスから医療機器、モバイルハンドセット、工業オートメーション 機器まで、あらゆるタイプのハードウェアに対応できることが特徴で なることもありません。 • 幅広いプラットフォームとオペレーティングシステムをサポートし、迅速 かつ簡単にカスタマイズできる設計が採用されています。 す。Sentinel ソリューションによって機器・設備メーカーは、改ざんや • Sentinel EMS は、エンタイトルメント管理を Web ベースで行うソリューシ リバースエンジニアリングから製品を確実に守る防御策だけでなく、 ョンです。Sentinel EMSによってソフトウェア開発会社は、製品のアクティ 全く新しいパッケージング方法への対応が可能となり、生産性を最大 ベーション、使用状況のトラッキング、エンドユーザーエンタイトルメント 限に高めることができます。 管理などの作業を一元化し、自動化することができます。 組込みソフトウェアの収益化に関するガイド 1 組込みソフトウェアの収益化に関するガイド 収益の大幅アップ • 市場ニーズに合ったビジネスモデルをタイムリーに提供することは、 収益アップのチャンスを増やします。 • 通常のライセンス保守更新と、機能の追加を区別することにより、 それぞれ異なる課金方法を適用できます。 • 同一プラットフォーム内で、機能とバージョンのライセンスを個別に 供与する機能をサポートします。 • エンドユーザーはそれまでに比べ簡単なリモートプロセスによるオペ レーションで作業を実行できるため、新機能の導入やバージョンの 更新率が向上し、エンドユーザーからの収益増へとつながります。 運用コストの大幅削減 • ライセンスをプリインストールして製 品を出 荷 することにより、 ユーザーは製品購入後、コア機能をすぐに利用できるようになり ます。アドオン機能についても、購入後、機能はすぐに追加され使用 を開始できます。また、アクティベーション、アップデート、ライセンス 更新についても、必要に応じて直ちに提供されます。 • 注文入力と顧客サービスを処理するシステムにエンドユーザーの エンタイトルメントデータを簡単に統合できるので、サポート、アップ グレード、更新のプロセスが簡素化されます。 • ハードウェアSKU を統合し種類を減らすことで、在庫コストを縮小 できます。 製品とブランドに対する信頼 • コードの改ざんを防止することによって、仕様通りに稼働する製品を 提供できます。これは、製品への信頼とブランドイメージを保護する ことへとつながり、継続的な法規制コンプライアンスも可能になり ます。 • ソフトウェアの模倣品を回避し、正規の提供元以外の名前で製品が 出回らないようにします。 顧客満足度の向上 • 製品のアクティベーション、更新、アップグレードをエンドユーザー がソフトウェア開発会社を介さず「タッチレス」で実行します。 • エンドユーザーが拡張機能や新機能の購入を簡単に、かつ自動的に 行うことができるライセンスオプションが提供されます。 • ソフトウェア機能のライセンシング発行とそのほかの保守作業を 分離することにより、エンドユーザーはエンタイトルメントを明確に 意識することができます。 • 配信チャネルや販売店チャネルを通じて、エンドユーザーの詳細情報 知的財産 (IP) の保護 • コード盗難やリバースエンジニアリングなどの悪意のある行為を 防止し、ソフトウェアとハードウェアの知的財産 (IP)を競合他社や ハッカーから守ります。 を把握できます。 • エンドユーザーの 製 品 機 能の 利 用状 況について、データを収 集 します。これにより、的確な製品開発のターゲットを明確にし、それ に基づいて製品管理を実施できます。 • 製 品 機 能 へ の ア ク セ ス と 利 用 を 許 可 す る 対 象 を 、料 金 を 支 払っているエンドユーザーと技 術 者など正 規 ユーザーの みに 限定します。 • ソフトウェアに 内 在 するアルゴリズ ム 、企 業 秘 密 、ノウハウを ハッカーから守ります。 お気軽にお問い合わせください: 日本セーフネット株式会社 SRM ソリューション事業部 東京都港区新橋6-17-17 御成門センタービル 8F Tel: 03-5776-2751 Email: [email protected] www.safenet-inc.jp/sentinel SafeNet について 日本セーフネットについて SafeNet は、1983年に設立された、情報セキュリティ業界における世界的なリーダー企業です。 日本セーフネット株式会社(http://jp.safenet-inc.com 代表取締役社長:酒匂 潔、本社: SafeNet は、お客様の貴重な資産であるIDや、トランザクション、通信、データ、ソフトウェアライセンス 東京都港区)は、米国 SafeNet, Inc. の日本法人で、2001年の設立以来、ネットワークや をITセキュリティの視点から、情報ライフサイクル全般にわたり保護しています。SafeNet のお客様は、 アプリケーションのセキュリティ製品の日本国内での販売、マーケティング、サポートを 100 カ国以上、2 万5 千を超える企業や政府機関に及び、その情報セキュリティの保護をSafeNet に 提供しています。 委ねています。 本書の内容は予告なく変更されることがございます。 ©2013 SafeNet, Inc. All rights reserved. SafeNet および SafeNet のロゴは、 SafeNet の登録商標です。 その他のすべての製品名は、 各社が所有する商標です。 QRG (EN) 2.21.2013 組込みソフトウェアの収益化に関するガイド 2
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