灘鰯鰯灘 - 千里丘 FC

 ウ
ー戦術に関しては?
見守ることが大事だと思います。
な判断によるプレーを、たとえそれ
がミスにつながったとしても寛容に
す。ですから、指導者は選手の自由
断によって発揮できることも大切で
そして、それらの技術が自分の判
のが、何でもかんでもドリブルして
しいですね。ドリブラーによくいる
くても分かる﹁ゲーム勘﹂を養ってほ
ふうに動けばいいのか、指示されな
です。自分がゲームの中でどういう
ただ、ここでも大事なのは判断力
できれば十分だと思います。
突破するのが良いのか? そこまで
性だと思います。ただ、その影響で
サッカーです。それ自体は良い方向
ナの活躍もあり、現在の主流はパス
例えば、スペイン代表やバルセロ
す。それは﹁型にはめる﹂ことです。
けないと思うことがーつだけありま
吉澤 ジュニア年代で、やってはい
いといけないということですね。
こには必ず選手の判断が伴っていな
パス、ドリブルならドリブルしかで
きない選手が出てきたり、判断力に
−型にはめてしまうと、パスなら
吉澤 練習では、パスばかり、ある
は否めません。大事なのは、発達発
いはドリブルばかりやらせているわけ
ではないと思いますが、その可能性
するのです。
向があります。時代の流行に乗って、
まねδと
大人のサッカーの真似事をやろうと
欠けたりする可能性が高まります。
かなければならないと思います。
性を消してしまっていることに気づ
はめることで子供の判断を奪い、個
ててしまう。けれども、1つの型に
ッカーの真似事をすると、試合に勝
吉灘 ゲームの中での駆け引き、要
手は、ゲームの中で﹁今、何をした
プレーが詰まる選手。このような選
らいいか﹂という判断がないから、そ
は個人戦術ですね。どこにボールを
かドリブルすべきか? 同じドリブ
のようなプレーをしてしまうのでし
置いたらいい か ? 今 は パ ス す べ き
■ 一、
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蓑
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確かに、ジュニア年代で大人のサ
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灘鰯鰯灘
雛
灘
霧霧 菱 曝・ 一
今の日本では、カテゴリーに関係な
く子供にもパスだけを求めがちな傾
ルでも仕掛けたほうがいいのか、キ
ょう。
技術にしても戦術にしても、そ
鱒雪∼
嶋餐賢
諺
一誉β,
ープしたほうがいいのか、もしくは
慈論
舞
馨
襲
轟.
霧
一離・
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響 おH
蕪
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“・一 鐡 坤 韓 転 弱 旨
螂
娯・
味方のサポートを待ってグループで
.、巽雛
漁一
難獲
弼。.、
騰
飛ー
育過程の中で、そのときに何を習得
させれば良いかを考えることです。
ゴールデンエイジと呼ばれるジュニ
ア年代では、やはり技術や判断力を
習得しやすい時期ですからバランス
良くトレーニングすべきでしょう。
千里丘FCでは、全体的なレベルア
その上で、ジュニアユース年代の
吉澤 ここ数年は、子供たちのスキ
たちは、時代とともに変化している
と感じますか?
ルが上がってきていると感じます。
ドリブル一辺倒のような子もいます
にも自在に行けたり、細かく繊細な
−ず
桝d
力謝﹂
うまくな
が、顔が常に上がっていてどの方向
ところはありますか?
f逆に、少し物足りないと感じる
吉澤 あえて言うならば、ヘディン
ただ、ドリブルが好きな子がいつま
グの技術はやや不足しています。単
純に練習機会が少ないのでしょう。
﹃緒で、ヘディングが好きな子は繰
でも飽きずにドリブルしているのと
のーつだと受け止めています。
り返し練習しますから、それも個性
そういう意味では、個性的な選手
たくさ
えられています。
パスorドリブル
突被orキープ
個人orグループ
正確に蹴る
が少ないのかもしれません。基本は
常生活に
タッチができたり、スピードに乗っ
たドリブルができたり、基本は押さ
ー良い変化が見られるのですね。
送り出していただいているジュニア
吉澤 それは、千里丘FCに子供を
の指導者の方々が、考えながら指導
から私たちは、ジュニア年代で大切
されている成果だと思います。です
に育てられたチfムの宝を3年間、
責任を持って面倒を見て、次のユー
あたっています。
ス年代に送るという気持ちで指導に
また、千里丘FCはジュニアチー
ムを持っていないのですが、年中か
ら小学6年生までを対象とした週2
ら、千里丘FCのテクニックメソッ
回のスクールを2009年から展開
しています。他クラブに在籍しなが
騰ジュニア年代で習得すべき3本柱
できているけれど、そこに独創性や
自分の判断がない。画一的になって
十
干里丘FCでは、ジュニア年代で身につけたスキ
脳”ハートをつくる
って指導してほしいですね。
長を望むのであれば、個人にこだわ
せます。本当に子供一人ひとりの成
つながり、選手の個性や判断を失わ
それはつまり﹁型にはめる﹂ことに
せようとしてしまうのです。
その年代でーつのサッカーを完成さ
がぼやけてしまいます。その結果、
自分が何をやらなければいけないか
強すべきでしょう。そうしなければ、
く、上の年代、下の年代のことも勉
する年代だけを知れば良いのではな
そのためには、やはり自分が指導
iニングは決まるからです。
きて、何ができないかによってトレ
ら、目の前にいる子供たちに何がで
し込むのは良くありません。なぜな
れをそっくりそのままチームに落と
学ぶのは非常に良いことですが、そ
ます。そういう場や機会を利用して
しょう﹂というような指針も出てい
は﹁こういうトレーニングをやりま
習会があり、日本サッカー協会から
方でしょうか。最近は、数多くの講
吉濯 iつは、トレーニングのやり
と考えますか?
者がどうアプローチしていくと良い
その点は、ジュニア年代の指導
いるのかな、とは感じています。
今、何をすれば良いカ
t最後に、メンタルの部分は、ジ
雛
ップは当然目指しますが、その中で
ドリブルがうまい子はドリブルを、
パスのうまい子はパスを追求すると
ドによって技術を高めるために、約
130人が参加してくれています。
スクールの卒業生が千里丘FCでサ
いうように、個性、ストロングポイ
ントを伸ばそうと取り組んでいます。
ッカーを続けたいと入団するケース
に感じています。
が増えており、スクールの成果もチ
ームを良い方向へと導いているよう
個に二泥わった指導
ー千里丘FCに入団してくる選手
灘
鑑
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雛難
駿
灘
響
灘
羅
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灘
蕪欝
麗
鍵灘嚢
難灘。
欝灘
灘 置.
灘
子供の個性を消していることに気づかなければならない」
∼
ボールの置きどころ
運ぶ
ただ、1つの型にはめることによって
夷、F鼎鶴01
蟻脳
吉澤秀樹・監督(千里丘FC/大阪
止める
「大人のサッカーの真似事をすれば試合に勝てる.
難鍵
灘
蝶灘
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齢鰻総欝灘
灘
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璽壕δ
今、どう動けばいし,、力
ルのレベルアップに加え、個性を伸ばしていく
、 D V V V ,o
吉澤秀樹・監督(千駈FC/大阪
分に自信を持たせることが大事で
なっています。そのため、まずは自
のことを愛せない子供が、今は多く
吉濯 劣等感を持っていたり、自分
思い通りにはならないのが普通なの
は二瞬一瞬で状況が変化し、自分の
なのが難しいところです。サッカー
何でも﹁ハイ﹂と従うばかりではダメ
すから。ただ、指導者の言うことに
ユニア年代ではどのようなアプロー
す。指導者には、子供の可能性の限
が必要だからです。
チをしておくべきですか?
界を決めつけないで、選手に自信を
持たせるような指導をしてほしいで
いところですね。
ーそこのさじ加減は、確かに難し
》
ことです。伸びる子は絶対に素直で
1ドリブルステップワーク
鰻㌧イィ 蟄
15紺5(シュートゲーム)
進め方=2等分したグリッドでそれぞれGK2人を伴った5対5を行なう
《
almn
ボイント:フィニッシュは必ずシュートで終える意識を強く持って、ゴ
ールヘ向かう
廓∼舞》
Ψ
翻サーキットトレーニング①朗面パス
進め方二2グループに分かれて、可タッチ、2タッチ、ワンツー(図)で
パスをつないでいく。パスを出したら、対面の列へ並ぶ。移動はダッシュ
》
》GK
囎
蟹
纏
繰
灘
鍵
灘
購羅
灘
ぽ
・灘
懇
繋鐡
蕃
鱗懸
人間性の面で言えば、素直である
《
で、自分で判断してプレーすること
aImn
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雛
鍵
雛
灘鐵
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鞍騒
鱗
灘
難.
鐵灘
い気持ちを身につけることも非常に
曾脳
、︵ ︵︾︷︾︷︾
一 猷 猟
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小
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Ψ
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︽ ︽ Ψ ︽
H
Ψ
す。あとは、粘り強さやあきらめな
黙
ジグザグにドリブル。守備役はクロスステップとサイドステップを使
Ψ
大切です。
隻 》
〆 ゆ、
い分けながら、攻撃役のドリブルに対してしっかりとついて行く
《
るだけなら誰でもできますからね。
千里丘FCの取材日の練習メニュー紹介
Menu一
進め方:2人1組になって、攻撃役と守備役に分かれる。攻撃役は
《
できませんが、﹁育てる﹂ことはでき
かと言ったら、﹁脳﹂、つまりハート
るんです。じゃあ、どこを育てるの
です。
1日24時間のうち、サッカーにあ
てる時間はせいぜい2時問。ごくわ
ずかです。でも例えば、学校の勉強、
ご飯の食べ方、睡眠のとり方、友達
とのヨ、、ユニケーションのとり方、
》 )メ
あるこうしたものすべてが、サッカ
冷今、
ぜ曳 》》
人間関係づくりー日常生活の中に
ポートの角度やタイミングを考える
’(、鳶
駄シ亀メ
避㌧
ご
切 ’
プレーになったら攻守交代
ポイント=パスとドリブルの使い分け。局面を打開するプレーをイメージして・サ
曳)》ナ
ます。
ンをドリブルで通過したら1ポイント。守備側がボールを奪ったり、アウト・オブ・
ーがうまくなれる要素だと思ってい
進め方:4等分したグリッドで5対5を行なう。ボールを保持したチームがライ
『 西、
蔓 亀)
えてあげられるか、指導者としては
training
aImn
15対5(ライン通過ゲーム)
そういうものの考え方をいかに教
湛
ム
島
思います。ひょんなことがきっかけ
ードでドリブル。以上、3種のドリブルを願番に回りながら10周する
難しいけれども﹄番大切なことだと
薗ドリブル各種
で、子供は目覚めたり、レベルアッ
alnln
プすることができますからね。
ず㌔
奪
為
灘
吉澤 変な話、サッカー技術を教え
畠③
進め方二①緩やかなジグザグドリブルを、インサイド、アウトサイド、足
の裏を使って行なう。②細かなジグザグドリブルをインサイドとアウトサ
イドを巧みに使い分けて行なう。③決められたスペース内を、トップスピ
①蝕
けれど、選手を﹁つくる﹂ことは
畠 畠
息 畠
目の前にいる子供たちに何ができて、何ができ
ないかによってトレーニングは決まる
講
轟
.翻講魏
灘
・蓄
進め方;GKが守るゴールに対して、左右と中央の3個所からドリブルシュート
ボイント=相手選手はいないが・試合をイメージしながら狙って打つ
舘
ざ彰
1サー串ットトレーニング②ドリブルシュート
8
轟
’舟
ai自m
鱗
撒議
灘
馨
蒙