東工大蔵書目録DB講習会 - 東京工業大学附属図書館

★ 東京工業大学蔵書目録データベース講習会 ★
2003年6月実施
図書館ホームページ:http://www.libra.titech.ac.jp/
概要:
東京工業大学で所蔵する和洋図書・和洋雑誌・電子ジャーナル・会議録・学位論文が
検索できる、目録データベースのこと。
一般にOPAC (オパック: Online Access Public Catalog) ともいう。
書名や著者名、出版者から検索できる(図書の内容から検索するのは難しい)。
★演習その1
相澤益男先生が書かれた本を、簡易検索モードから探してみましょう。
★演習その2
授業で次の本を薦められました。
「計算機の歴史:パスカルからノイマンまで」ハーマン・H・ゴールドスタイン著、
末包良太・米口肇・犬伏茂之訳、共立出版(1979年)
コンピュータの歴史の古典として有名な本だということですが、古い資料のため書店では入
手できません。そこで東工大の図書館に所蔵がないか、詳細検索モードから調べてみましょ
う。
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★ 東京工業大学蔵書目録データベース講習会 ★
★演習その3
狂牛病について関心があります。
狂牛病に関する図書を、簡易検索モードから探してみましょう。
★演習その4
堀田厚生さんが2000年11月に出版した図書「半導体の基礎理論 : 入門技術解説 」の174
ページに、こんな参考文献が載っていました。
[Rabaey] J.M. Rabaey 「 Digital Integrated Circuits 」 Chap. 4, Prentice Hall, 1996年
この参考文献を、詳細検索モードを使って探してみましょう。
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★ 検索課題のヒント:演習その1 ★
★解答例
著者名に「相澤益男」と入力します。
「相澤[スペース]益男」と入力しても同様の結果になります。
スペースは半角でも全角でも構いません。
★もっと詳しく
「あいざわ[スペース]ますお」、「アイザワ[スペース]マスオ」と入力しても結構です。ひらがな・カタカナは、
全角・半角を問いません。
この時ヒット件数は、漢字で「相澤益男」と入力した時より多くなります。これは日本語で書かれた資料に
加えて、英語で書かれた資料までヒットするためです。
ただしひらがな・カタカナで名前を入力・検索しても、必ず英語で書かれた資料までヒットするとは限りま
せん。相澤先生が英語で書かれた資料をもれなく検索したい場合は、「Aizawa」と姓のみ入力してみて
下さい。
なお「あいざわますお」「アイザワマスオ」とスペースを入れず検索すると、ヒットはゼロ件になります。
ひらがな、カタカナで著者名から検索するときは、かならずスペースが必要です。
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★ 検索課題のヒント:演習その2 ★
★解答例
書名キーワードに「計算機の歴史」、
著者名に「ゴールドスタイン」、
出版者に「共立出版」と入力します。
★もっと詳しく
・書名フルタイトルに「計算機の歴史」と入力しても結構です。
ただしこの入力欄は、正確な書名が始めから終わりまで完全に判る場合のみ利用してください。
書名フルタイトル欄から検索してヒットが無かった場合には、書名キーワードから再検索することをお薦めします。
・正確な書名:著者名・出版者が判らない時は、単語の途中まで入力して、検索してください。入力した単語を書名として含
む資料がヒットします。
例えば出版者に「共立」と入力すると、共立出版や共立社が出版した資料がヒットします。
・著者が外国人の時は、姓のみ入力することをお薦めします。
・ヒットが0件の時は、検索項目を減らしてみて下さい。
その際、書名キーワードか著者名、どちらか一方は残しておくことをお薦めします。資料を特定する有力な項目だからです。
逆にヒットが多すぎる場合は、検索語や検索項目を増やしてみて下さい。
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★ 検索課題のヒント:演習その3 ★
★解答例
フリーワード欄に、 狂牛病 、 BSD”、 プリオン
など、思いつく単語を入力します。
単語と単語の間は、スペース|[縦棒:シフトキーを押しながら
¥キーを打ちます]スペースで結びます。
これで書名、著者名、出版者に、
狂牛病 または BSD”または プリオン を
含む資料がヒットします。
★もっと詳しく
・図書の内容から検索することは難しいです。
おおよそ図書のカバーに記載されている事項が、検索対象となります(書名、著者名、出版者、出版年、ISBNなど)。
・内容から図書を探す場合は、請求記号を手がかりにして下さい。
まずフリーワード欄等から図書を検索し、自分の興味あるテーマ(主題)に相応しい図書を1冊特定します。
次に所蔵情報を確認して、請求記号をチェックします。それから、その請求記号が振られた図書が並ぶ書架へ行きます。
請求記号はテーマ(主題)ごとに振られますので、その書架には自分の興味あるテーマにちなんだ本が並んでいる筈です。
ただし貸出中等、書架にない本はチェックできませんから注意して下さい。
その他、図書の内容から検索できるデータベースもあります。
*Book Contents(東京大学情報基盤センター提供):http://contents.lib.u-tokyo.ac.jp/contents/top.html
*Webcat plus(国立情報学研究所提供):http://webcatplus.nii.ac.jp/
・回答例にあるように、入力した単語のいずれかを含む資料を探す検索をOR検索と言います。OR検索では沢山のヒット
が発生しますが、自分のテーマから外れたヒットも多くなります。検索結果をよく吟味して、自分にとって必要なものをふる
いわける作業が必要です。
スペース|スペース なしで検索した場合は、AND検索(入力した単語すべてを含む資料がヒットする)になります。
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★ 検索課題のヒント:演習その4 ★
★解答例
書名フルタイトルに、 DIGITAL INTEGRATED CIRCUITS 、著者
名に RABAEY 、出版者に PRENTICE HALL と入力します。
大文字でも小文字でも、あるいは大文字・小文字混合で入力しても
検索結果は同様です。
ヒットが0件の場合は、検索対象項目を減らして再検索して下さい。
★もっと詳しく
・参考文献の書き方は人によって多少異なりますが、およその構成要素や並び方には世界的な統一基準があります。
<図書から引用する場合の例>
[Rabaey] J.M. Rabaey 「 Digital Integrated Circuits 」 Chap. 4, Prentice Hall, 1996年
赤字→著者名 緑字→図書タイトル 青字→章など(記載がないことも多い) ピンク字→出版者 紫字→出版年
<雑誌から引用する場合の例>
Kobayashi A, Takatori R, Kikuchi I, et al. Formation of novel 1 : 1 adducts accompanied by regioselective hydride
transfer from transition-metal hydrido complexes to NAD(P) models, ORGANOMETALLICS 20 (16): 3361-3363
AUG 6 2001
赤字→文献著者名。著者が複数いる場合は、最初の3人までを記載することが多い。「 et al.(省略という意味) 」は、その
他にも著者がいることを表している。参考:その他によく目にする単語に「 Ibid (同上書、同上論文という意味)」がある。直
前の参考文献と同一であることを表す。 緑字→文献タイトル。 ” ”でくくられていたり、省略されていたりすることも多い。
茶色字→雑誌名。イタリック体や略称で記載されていることが多い。例:J. Phys. Chem. B Æ Journal of Physical
Chemistry. B 青字→掲載巻号。Volume, number の順に記載される。 ピンク字→掲載ページ 紫字→該当巻号が発
行された日付
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