海外における鉄道関係国際組織

海外における鉄道関係国際組織
1.欧州における鉄道関係国際組織の連携
組 織 名
欧州鉄道庁(ERA)
所 在 地
内 容
ヴァレンシエンヌ(フランス) ・欧州法により2005年1月1日に設立された政府関連組織
・主要業務:安全と各国間の相互乗入れに関する基準制定と許認可
欧州鉄道・インフラ会社共同体
(CER)
ブリュッセル(ベルギー)
・1988年に設立
・構成:欧州連合(EU)とその周辺国(ブルガリア、クロアチア、ボスニア・ヘルツエ
ゴビナ、セルビア・モンテネグロ)における45の鉄道事業者及びインフラ事業者・
主要業務:鉄道事業及びインフラ計画に関する欧州輸送施策に広範囲に関わり
を持ち、外部コストを含めた鉄道輸送事業者間の適正な輸送配分を達成するこ
とを目的としたロビー活動
欧州鉄道インフラ管理者(EIM)
ブリュッセル(ベルギー)
欧州鉄道産業連合(UNIFE)
ブリュッセル(ベルギー)
欧州鉄道貨物協会(ERFA)
ブリュッセル(ベルギー)
・2001年11月の覚書により設立
・構成:欧州の11のインフラ管理事業者
・主要業務:事業者間の情報交換や事業者の興味や利益を欧州法に反映させる
ロビー活動
・1991年に設立
・構成:66の鉄道産業関連業企業・団体(各国の大きな12団体で約900社の鉄
道関連製造業者を代表している。)・主要業務:鉄道関連製造業者の代表組織と
して製品規格、基準から製品開発までの広い範囲にわたって鉄道事業者や政府
機関に意見を主張する機関
・2002年に設立
・構成:22の貨物事業者・主要業務:欧州における鉄道貨物市場の拡大を目指
し、貨物専用回廊の構築や他の輸送分野からの貨物輸送への移行の推進活動
国際公共交通連合(UITP)
ブリュッセル(ベルギー)
・1885年に設立
・構成:世界88ヶ国2700もの都市交通や地域内交通に関連した公共事業者
・主要業務:世界各国で地域の特性やニーズに応じた大小の国際会議を開催し
て情報・意見交換を行っている。
パリ(フランス)
・1992年に設立・構成:世界中の主要鉄道会社がメンバーで177メンバー
・主要業務:鉄道に関する技術、管理面のほぼ全ての分野に対して基準作りや
技術・運営の標準化、経営改善の支援となる幅広い活動
国際鉄道連合(UIC)
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2.北米における鉄道関係国際組織
組 織 名
アメリカ鉄道協会(AAR)
所 在 地
ワシントンDC(アメリカ)
内 容
・1934年に設立
・構成:USA,カナダやメキシコの主要貨物鉄道会社も含む75の会員(オーストラ
リアの研究機関も賛助会員で加盟)
・主要業務:米国鉄道会社の調整役であるほか、会員鉄道会社の代弁者として
のロビー活動
所 在 地
ブエノスアイレス
(アルゼンチン)
内 容
・1964年に設立
・構成:南米各国、カナダ、メキシコ、ポルトガル、スペイン等ラテンアメリカに関係
ある21ヶ国の鉄道事業者
・主要業務:UICの会員として具体的活動に参加
所 在 地
ハラーレ(ジンバブエ)
内 容
3.南米における鉄道関係国際組織
組 織 名
ラテンアメリカ鉄道協会(ALA
F)
4.アフリカにおける鉄道関係国際組織
組 織 名
南アフリカ鉄道協会(SARA)
・1996年に設立
・構成:16の鉄道事業者(唯一先進国と肩を並べる会社は、南アフリカ共和国のS
poornet)
・主要業務:南アフリカ共和国を軸として積極的に国際会議に参加
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