ブリュッセル現地レポート 12月22日(火) 曇り 日中の気温約8℃ 本日は朝からグランプラス周辺では日本人の姿も時折見かけるようになってきました。 グループは少ないですが、個人のお客様が多く来られています。スーツケースを持ってお られる人も多く、観光客はかなり戻ってきているように感じます。 本日は再びブリュッセル市内を確認、視察する事にいたしました。 ツアーではあまり取り入れられていないのですが、ブリュッセルには博物館や美術館が多 数あります。その代表格ともいえる王立美術館とマグリット美術館を見学しました。 両美術館、建物は違うのですが、王立美術館の入口から入ってもマグリット美術館に行け るような造りになっています。両美術館を見学できる共通チケット 13€を購入しました。 (片方のみだと 8€)もちろんセキュリティーチェックはあり、大きな荷物はコインロッカ ーに預けます。 王立美術館外観 チケット売り場 コインロッカー 王立美術館は14世紀頃から現代までの絵画が展示されており、ルーベンスとブリューゲ ルの作品が豊富なのが特色です。中は大変広々としていて、写真撮影OKです。 館内はとても広々 ルーベンスの黒人画 ブリューゲル「ベツㇾヘムの戸籍調査」 続いてマグリット美術館へ。ルネ・マグリットはベルギーを代表する「シュルレアリスム (超現実主義) 」の画家です。無意識や夢、偶然などを重視した作風で知られています。こ ちらの美術館は写真撮影禁止です。独特な世界観で描かれた作品を見ることができました。 両美術館とも見学者は多くおられましたが、込み合う事もなく、ゆっくりと絵画鑑賞でき ますので、ルーベンスやブリューゲル、マグリットがお好きな方にはおすすめです。 見学後、アールヌーヴォーの巨匠といわれるヴィクトル・オルタの自邸兼アトリエ、世界 遺産にも登録されているオルタ美術館に向かいました。市内移動には、慣れると地下鉄よ りも様々な場所に路線が走っているトラムの方が便利です。オルタ美術館はトラム janson 駅より徒歩数分のところにありました。ブリュッセルでは犬と散歩している人の姿をよく 見かけます。 オルタ美術館は午後の 14 時~17 時 30 分という短い時間のみ見学できます。 内部の写真撮影は禁止で、中は邸宅ということもあり狭く、階段の幅は人がすれ違える程 ですが、モザイク装飾や、家具など、アールヌーヴォーの芸術を感じる事ができました。 世界遺産オルタ美術館 荷物とジャケットはクロークに預けます その後、アールヌーヴォーの街並みが楽しめるイクセル地区を回り、ルイーズ通りへ。 途中、こちらも世界遺産に登録されているソルヴェイ邸があります。入場は事前の団体予 約のみに制限されている模様です。ルイーズ通りは沢山のお店があり、多くのショッピン グを楽しまれる人たちで混雑していました。 イクセル地区 ソルヴェイ邸 ルイーズ通り この時期はおおよそ 16 時 30 分頃には辺りが暗くなります。 その後、ライトアップされたアル門を通り、まだ視察していなかった南駅周辺へ。 アル門 南駅周辺の路地 ブリュッセル南駅 南駅周辺はあまり治安が良くないと聞いていましたが、乗降客は多く、構内もきれいに整 備されており、不安は感じませんでした。 その後、市内中心部へ戻り、再びグランプラス周辺を視察しました。本日も、夜は昼以上 に多くの人で賑わっております。 ベルギーといえばワッフルが有名ですが、ここでおすすめの店を2軒ご紹介します。 1軒目が「ダンドワ」です。スペキュロスというお菓子でも有名なお店で、1Fではその お菓子類を販売しています。2Fがカフェになっていて、美味しいワッフルがいただけま す。2軒目は「ゴーフル・ド・ブリュッセル」です。ワッフルの種類まで選ぶことができ、 その他メイン料理も充実しています。2軒ともグランプラスからすぐの場所ですので、フ リータイムの時に訪れるにはピッタリです。 ダンドワ スペキュロス等のお菓子 日本語メニューあります 美味しそうなワッフル ゴーフル・ド・ブリュッセル 本日で駐在も5日目となりますが、全く不穏な空気は感じられません。現在のところ弊社 のベルギーツアーは問題なく安全に運行できております。引き続き、情報収集に努めたい と思います。 以上、本日の報告とさせていただきます。
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