階段ノンスリップ施工について す。 スドリルネジで固定するとさらに丈夫になります。 階段の裏面の事情など 金属フラットエンドを使用するときは取付前に金台にセットしておきます。 で、タッピングネジ等が使用できないときは、ブラインドリベットを使用しま 277 すが,この場合はノンスリップの穴あけ方法を使用するリベットにあわせて指 タイヤの充填 定します。 ブラインドリベットは、 ステンレス製の皿頭の使用が一般的です。 タイヤを充填するタイプのノンスリップでは、次にタイヤを充填します。タイ このときも、金属用の接着剤を併用してください。 ヤのタイプにより充填方法が異なります。 段鼻部分の形状がアール状になっている鉄板階段では、最も負荷のか かる部分が空間になり危険を伴う場合がある為、できるだけ幅の広い 伸縮防止アルミベルト入りタイヤの場合 ノンスリップを選定してください。 タイヤを金台と同じ長さにカットします。 湯に浸すなどしてタイヤを柔らか くします。 タイヤは柔らかくしたあとは、引っ 張られたりひねられたりすると中のアルミベル なりますので、階段への穴あけに手間取る場合があります。 トが切れたり変形したりしますので、慎重に扱っ てください。 金台の端から、段鼻に近い方 絨 毯 等の柔らかい床 材の上から を先に入れて、後から蹴込みの方を摘むよう にして充填します。 鉄板階段の踏み面のモルタルの厚みの不十分な階段への施工は、鉄 板階段の場合に準じた方法になります。 ドリルの使い分けが必要に ISS-135 のノンスリップの施工 柔軟性のある床材の上に被せる方法でのノン スリップの取付は避けてください。 時間の経 アルミベルトのないタイヤの場合 タイヤを金台より長めにカットします。 季節にもよりますが、1m につき 30mmくらい長めにします。 湯に浸すなど 過とともに、ゆるみが生じて危険になることが あります。 床材を切り取るなどして、 ノンスリッ この様な取り付け方法は 危険なことがあります。 プをモルタル等の階段下地に直接取付してください。 してタイヤを柔らかくします。 伸びた部分も しごくようにして全部を金台に充填します。 J タイプや L タイプのように特殊な形状のタ イヤは蹴込み側から充填します。 ISS-135J 床 材を施工してからタイヤを充填する特殊な場合 STG-202 ISBD-135+BASE-B 絨毯専用ノンスリップの一部の製品では、金台を取付してから、絨毯を敷い て、その後でタイヤを金台に充填します。 このとき、ノンスリップと絨毯 の施工者が異なると、工程の調整が難しくなります。 この様なときには、 絨毯敷き込み前にタイヤを充填できるタイプが便利です。 (ISSD-135 + BASE-B 等) * 金台を取付したときに、木ネジなどの頭部が飛び出していると、タイヤの 表面が膨らんでしまいます。 歩行者の動線の方向がノンスリップに対して 垂直ではない曲がり階段や、階段の登り初め・終わりの 3 段ぐらいはタイヤ が内側から外側に蹴られますので、使用可能なノンスリップではロックリング で、使用できないノンスリップでは瞬間接着剤で固定したほうが安心です。 * 磁器タイル張りや石材張りの階段では、タイルや石材に穴あけが困難なこ とがあります。 このときにタイル等の目地の部分に穴あけをして固定する のは、穴の間隔の問題・目地の化粧モルタルには支持力が不足しがちでも るだけタイルなどに穴あけをして所定の位置に固定するほうが安心です。 低速回転で使用する磁器タイル用・石材用ドリルがありますが、試しに目立 たないところで穴あけをしてから施工してください。 水等で熱を奪いなが ら穴をあける方法もあります。 鉄 板階段への施工 鉄板階段への取付方法は、タッピングネジを使って施工します。 このとき も、耐食性に優れたステンレス製ネジを使用してください。 金属用の接 着剤を併用してください。 外階段などで歩行量の多い階段では、ステンレ 改修工事では、階段のリフォームといっても様々な状況があります。 ノンスリップを交換することになったときには、まず、旧ノンスリップの撤去 が可能かを調べます。 撤去できるときは、撤去後に下地調整が必要かど うかを確認します。 限界はありますが、幅の広いタイプのノンスリップ使用 は下地の悪いときにも有効です。 撤去がかなり困難なときでも、撤去後 の下地の補修が可能なときは、できるだけ撤去されることをお勧めします。 どうしても撤去不能なときは、旧ノンスリップ の金台を覆うように、大きめのノンスリップを 取付ることになります。 旧ノンスリップ・新 床材・新ノンスリップの納まりに十分配慮して ください。 旧ノンスリップにタイヤがあると きは、必ず撤去します。 この方法では、で ISA-75 きるだけ幅の広いノンスリップを使用して、旧ノンスリップより蹴込み側に木 ネジなどの取付金具の位置がなるようにすると、施工が比較的容易になりま す。 特に旧ノンスリップの材質がステンレス製のときは、必ず旧ノンスリッ プを避けて取り付けするようにしてください。 ステンレスとモルタルを一 緒に穴あけするのは困難です。 穴あけの間隔は狭めにして、接着剤の塗布 の量も多めにしてガタつきのでないように注意します。 選定・施工の手引き あり、あまり望ましい方法ではありません。 歩行量の多い階段では、でき 補修工事・特殊 形 状の階段への施工
© Copyright 2024 Paperzz