アイセック・ジャパン団体概要

特定非営利活動法人
アイセック・
アイセック・ジャパン団体概要
ジャパン団体概要
AIESEC in JAPAN Organization Profile
Presented by;
特定非営利活動法人アイセック・ジャパン
〒102-0072 東京都千代田区富士見2-15-5 ベルベデーレ九段 206号
Tel:
03-3288-1241 Fax: 03-3288-1246
Email: [email protected] URL:http://www.aiesec.jp/
©Copyright2007; All rights reserved by AIESEC in Japan
Contents
目次
目次
1
アイセック概要
アイセック概要
2
団体理念
3
アイセックの
アイセックのネットワーク
4
アイセックの
アイセックの組織
5
海外インターンシップ
海外インターンシップ受
インターンシップ受け入れ事業
6
海外インターンシップ
海外インターンシップ送
インターンシップ送り出し事業
10
スポンサーグループ
12
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AIESEC in Brief
アイセック概要
アイセック概要
アイセックとは
アイセックとは
アイセック(AIESEC)は、 1948年に設立され
た、世界最大の学生団体です。次代の国際社
会を担うリーダーを生み出すために、学生に自
己の可能性を発見し発展させる機会を提供す
る国際的なプラットフォーム(場)です。
アイセックは、学生に海外インターンシップ生
交換事業の運営及び参加の機会を提供するこ
とを通じて、社会的課題を解決に導く人材や、
次代の国際社会を牽引する人材の輩出を目指
しています。
世界最大規模の
世界最大規模の学生NPO
学生
国内24大学
大学、
人を超える大組織
国内
大学、1,000人
える大組織
50年以上一貫
年以上一貫した
年以上一貫した
海外インターン
海外インターン生交換
インターン生交換事業
生交換事業を
事業を運営
現在は世界100の国と地域にまたがり、 1,100大
学以上に委員会を持ち、約22,000人の学生が活
動を行っています。
日本国内においても、全国の主要24大学に設
置されております各大学委員会にて、総計1000
名程度の学生が活動を行っています。
設立以来、一貫して海外インターンシップ生
交換事業を行っています。「インターンシップ」
と「国際理解」の経験を通じ、国際社会を舞台
に活躍する若者を育成しております。
現在では、年間4000人程度の学生を交換し、
継続的に次代のリーダーを輩出し続けています。
アイセックの
アイセックの強み
アイセックの
アイセックの目指すもの
目指すもの
世界100カ国の広大なネットワーク
5,000を超える企業/NGOパートナー
主体的・意欲的な学生による運営
次代を担うグローバルリーダーの
育成及び輩出を通じた国際社会貢献
海外インターンシップ生交換事業
海外企業・NGO
事業・組織運営を通
じたリーダーシップ
及び学習の機会
日本人学生
Exchange
海外学生
日本国内企業
アイセック事業
アイセック事業モデル
事業モデル
海外インターンシップ
による「国際理解」と
「社会の現場経験」
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The AIESEC Way
団体理念
What is AIESEC
AIESEC is a global, non-political, independent, not-for-profit organization
run by students and recent graduates of institutions of higher education.
Its members are interested in world issues, leadership and management.
AIESEC does not discriminate on the basis of race, color, gender, sexual
orientation, creed, religion, national, ethnic or social origin.
我々、アイセックは、その活躍の場を国際社会とする、いかなる政治思想からも自由な、
独立した非営利組織であり、大学生を中心とする若者によって運営されている。我々は、
国際問題・リーダーシップ・マネージメントに興味を持つ学生によって組織されており、
人種や肌の色・性別・性的嗜好・信条・宗教・国・民族や社会的門地などから差別する
ことはない。
What we envision
Peace and Fulfillment of Humankind's Potential.
平和で人々の可能性が最大限発揮された社会の実現。
Our Impact
Our international platform enables young people to discover and develop their potential to provide
leadership for a positive impact on society.
私達の持つ国際的なプラットフォームによって、若者は、社会にポジティブな影響を
与える為のリーダーシップを発揮する可能性を拓いていく。
The Way We Do It
AIESEC provides its members with an integrated development experience comprised of leadership
opportunities, international internships and participation in a global learning environment.
アイセックは、そのメンバーに対して、リーダーシップ経験・海外インターンシッ
プ・国際的な学びの環境による統合された成長機会を提供していく。
Values
1.
2.
3.
4.
5.
6.
Demonstrating Integrity
Activating Leadership
Striving for Excellence
Enjoying Participation
Living Diversity
Acting Sustainably
1.
2.
3.
4.
5.
6.
自らの価値観に忠実に自らに正直に行動する。
役割を認識し、積極的にリーダーシップを取る。
常に最上級のクオリティを追求する。
参加する事に喜びを感じる。
常に「多様性」から学ぶ。
永続的に未来へ向かって行動する。
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Our Network
アイセック・
アイセック・ネットワーク
グローバル・
カ国)
グローバル・ネットワーク(100カ
ネットワーク
国際本部
オランダ・ロッテルダム
西欧(
西欧(14支部
14支部)
支部
アイルランド
オランダ
スペイン
ノルウェー
ベルギー
中南アフリカ
中南アフリカ(
アフリカ(15支部
15支部)
支部)
イギリス
スイス
デンマーク
フィンランド
ポルトガル
イタリア
スウェーデン
ドイツ
フランス
アルメニア
エストニア
ギリシア
クロアチア
セルビア
トルコ
ボスニアヘルツェゴビナ
マルタ
リトアニア
ウズベギスタン
オーストリア
キルギスタン
スロバキア
タジキスタン
ハンガリー
ポーランド
モルドバ
ルーマニア
中東・
中東・北部アフリカ
北部アフリカ(
アフリカ(8支部)
支部)
アフガニスタン
カタール
モロッコ
アラブ首長国連邦
チュニジア
ヨルダン
ガーナ
ケニア
セネガル
ナイジェリア
リベリア
カメルーン
コートジボワール
タンザニア
ボツワナ
ルワンダ
南北アメリカ
南北アメリカ(
アメリカ(18支部
18支部)
支部)
中東欧・
中東欧・中央アジア
中央アジア(
アジア(28支部
28支部)
支部)
アゼルバイジャン
ウクライナ
カザフスタン
グルジア
スロベニア
チェコ
ブルガリア
マケドニア
ラトビア
ロシア
ウガンダ
ガボン
ジンバブエ
トーゴ
南アフリカ共和国
エジプト
バーレーン
アメリカ合衆国
エクアドル
グアテマラ
チリ
プエルトリコ
ペルー
アルゼンチン
エルサルバドル
コスタリカ
ドミニカ共和国
ブラジル
ボリビア
ウルグアイ
カナダ
コロンビア
パナマ
ベネズエラ
メキシコ
アジア・
アジア・大洋州(
大洋州(17支部
17支部)
支部)
インド
韓国
タイ
ニュージーランド
フィリピン
日本
インドネシア
シンガポール
台湾
パキスタン
ベトナム
マレーシア
オーストラリア
スリランカ
中国
バングラデシュ
香港
国内ネットワーク
支部)
国内ネットワーク(
ネットワーク(24支部
支部)
北海道地区(
北海道地区(1支部)
支部)
中部地区(
中部地区(3支部)
支部)
北海道委員会
名古屋大学委員会
南山大学委員会
名古屋市立大学委員会
東北地区(
東北地区(1支部)
支部)
仙台委員会
関東地区(
関東地区(10支部
10支部)
支部)
東京大学委員会
一橋大学委員会
早稲田大学委員会
慶應義塾大学委員会
上智大学委員会
青山学院大学委員会
立教大学委員会
関西地区(
関西地区(7支部)
支部)
滋賀大学委員会
京都大学委員会
同志社大学委員会
大阪大学委員会
大阪市立大学委員会
神戸大学委員会
関西学院大学委員会
中国四国地区(
中国四国地区(1支部)
支部)
広島委員会
中央大学委員会
九州地区(
九州地区(1支部)
支部)
慶應湘南藤沢委員会
福岡委員会
明治大学委員会
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Organization
アイセックの
アイセックの組織について
組織について
プロフェッショナルとしての
プロフェッショナルとしての信頼
としての信頼
アイセックは国際的にも強固な組織基盤を有した学生団体です。国内においても、東京
都認可の特定非営利活動法人格を取得して、特定非営利活動法人アイセック・ジャパンと
して活動しております。
理事・
理事・顧問・
顧問・諮問委員一覧
アイセック・ジャパンは学生から構成される会員団体の他、顧問・諮問委員という形で大
学教授、経済団体、企業の方々からの協力を得て活動しております。年3回の全国理事会、
顧問諮問委員会議等を通じて活動に対する指導・支援を頂くことで、より現実的な活動を
行っていこうと考えております。
【全国理事】
全国理事】
会長
副会長
会長 椿 弘次
(早稲田大学商学部教授)
椿 弘次
牛丸 元
早稲田大学商学部教授
明治大学経営学部教授
専務理事
常務理事
武山 慎吾
佐藤 悠一
東京大学経済学部4年
東京大学経済学部4年
理事
鴨池 治
各務 茂夫
國領 二郎
岸田 民樹
吉田 和男
米田 邦彦
小川 雄平
辻 正雄
小林 規威
東北大学大学院経済学研究科教授
東京大学教授産学連携本部事業化推進部長
慶應義塾大学総合政策学部教授
名古屋大学大学院経済学部教授
京都大学大学院経済学研究科教授
広島修道大学商学部教授
西南学院大学商学部教授
早稲田大学商学部教授
淑徳大学国際コミュニケーション学部長
慶應義塾大学名誉教授
監事
名誉会長
【顧問】
顧問】
中村 芳夫
渡邉 正太郎
植松 敏
石原 聰
工藤 孝夫
小路口 征也
赤坂 浩
木下 喜揚
柴山 忠範
岡部 年彦
工藤 尚武
社団法人日本経済団体連合会 事務総長
社団法人経済同友会 副代表幹事 専務理事
日本商工会議所 専務理事
北海道経営者協会 事務局長
北海道経済連合会 事務局次長
北海道経済同友会 事務局長
北海道商工会議所連合会 事務局次長
社団法人中部経済連合会 副会長待遇 専務理事
愛知県経営者協会 専務理事 兼 事務局長
中部経済同友会 常務理事 事務局長
名古屋商工会議所 専務理事
竹内
羽根
青柳
灘本
萩尾
山本
藤井
堀内
森本
古賀
弘之
博巳
明雄
正博
千里
憲治
昌平
日出夫
廣
武司
中部産業連盟 専務理事
中部生産性本部 専務理事
社団法人関西経済連合会 常務理事
大阪商工会議所 専務理事
社団法人関西経済同友会 常任幹事
関西経営者協会 専務理事
広島商工会議所 専務理事
中国経済連合会 専務理事
福岡経済同友会 事務局長
社団法人九州経済連合会 専務理事
事務局長
【諮問委員】
諮問委員】
今井 義典
大迫 政子
小尾 敏夫
加藤 幹雄
金子 正人
清本 修身
グレン・S・フクシマ
小島 明
小林 陽太郎
佐山 展生
篠原 興
篠原 欣子
鈴木 美伸
日本放送協会 解説委員長
フィッチレーティングス東京事務所
ストラクチャードファイナンス部ディレクター
早稲田大学大学院教授
財団法人国際文化会館常務理事
OBAIESEC会長
立命館大学国際関係学部教授
エアバス・ジャパン株式会社代表取締役社長
日本経済研究センター会長兼
株式会社日本経済新聞社論説顧問
富士ゼロックス株式会社会長
一橋大学大学院国際企業戦略研究科
金融戦略・経営財務コース教授
財団法人国際通貨研究所顧問
テンプスタッフ株式会社 代表取締役社長
有限会社ステージ・フォー・ワン 代表取締役
反町 勝夫
中原 伸之
南部 靖之
野呂 芙美子
萩 次郎
羽根 拓也
林 信太郎
前原 金一
松本 英一
松本 孝利
木島 正芳
村松 増美
安井 隆豊
株式会社東京リーガルマインド代表取締役社長
元日本銀行政策委員会審議委員
パソナグループ代表
社団法人国際芸術文化振興会 専務理事
元オマーン大使
株式会社アクティブラーニング代表取締役CEO
兼デジタルハリウッド大学院教授兼CLO
日中人材交流協会理事長
昭和女子大学副理事長
オクラホマ州立大学特別教授
アカデミーキャピタルインベストメンツ株式会社
代表取締役社長
財団法人国際研修協力機構 常務理事
NPO法人えむ・えむ国際交流協会代表
安井家具株式会社代表取締役社長
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In Coming Exchange
海外インターンシップ
海外インターンシップ受
インターンシップ受け入れ事業
海外インターンシップ
海外インターンシップ受入数
インターンシップ受入数の
受入数の推移
アイセックが世界的にその事業をインター
ンシップに一本化した1998年から2000年にか
けて、アイセックのインターンシップを導入
する企業が増加しました結果、現在は規模を
問わず、50社を超える企業が導入しています。
近年のめまぐるしい外部環境の変化が人材市
場の需給バランスに大きな影響をもたらし、
アイセックに対する社会ニーズが高まったた
めだと考えられています。今後も蓄積された
ノウハウを糧にさらに充実したインターン
シップの運営を目指しています。
来日海外インターンシップ生数の推移
100
89
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
海外インターンシップ
海外インターンシップ導入
インターンシップ導入の
導入のメリット
アイセックは、企業における海外イン
ターンシップ導入のメリットを以下のよう
に考えています。
■社内の国際化、社員への語学教育
■インターン生の働きによる成果
■社会貢献、および学生の教育育成
■インターン生の将来的な採用
■海外との人的ネットワーク構築
特に、現地市場調査や企業内での異文化
理解促進を通じ、企業の海外市場進出をサ
ポートする役割を担うことで、海外イン
ターンシップ生が企業に貢献しています。
来日海外インターンシップ生国別割合
研修生出身国名
中国
イギリス
カナダ
アメリカ
ドイツ
韓国
トルコ
ハンガリー
フィリピン
ベトナム
ポーランド
ロシア
その他
総計
人数
33
16
6
4
4
3
2
2
2
2
2
2
11
89
アイセックの
アイセックの目指す
目指す海外インターンシップ
海外インターンシップ
アイセックでは、その理念に則り、海外
インターンシップ生とアイセックメンバー
にとって有意義な学習の場となるような海
外インターンシップ事業の運営を目指して
おります。そのため、企業にアイセックが
企画するイベントなどへのご協力をお願い
させて頂くことがあります。
その他、アイセックの海外インターン
シップの特徴として以下があげられます。
■世界100カ国以上とのネットワーク
■2ヶ月から6ヶ月の研修期間
■非実務研修VISAの取得手配
■インターンシップ生の生活ケア
(滞在先・携帯電話手配、外国人登録等)
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In Coming Exchange
海外インターンシップ
海外インターンシップ受
インターンシップ受け入れ事業 - インターンシップ実例
インターンシップ実例
■企業/研修生
企業 研修生プロフィール
研修生プロフィール
■研修タイムライン
研修タイムライン
企業名
事業内容
受け入れ部署
受け入れ期間
キヤノン株式会社
事務機、カメラ、光学機器の製造
インクジェット立上推進部
2006年3月~2006年9月
第1週
オリエンテーション
第2週~第6週
インクジェット立上推進課にて生産革新の勉強
福島工場見学 (日帰り )
第7週~第14週
生産革新を勉強
小集団活動マニュアルの翻訳
研修生氏名
年齢
国籍/大学
Du Thi Xuyen / ズ・ティ・スエン
22歳 (研修時)
ベトナム /ハノイ外国語大学日本語専攻
ベトナム語(Native)、
日本語(Excellent)、英語(Good)
第15週
取手工場見学
キヤノンサビース&サポートに関する研究
新宿 QR センターと新宿コールセンターを見学
語学スキル
第7週
第16週~第17週
第18週~第28週
ベトナム語や生活習慣の注意点を教える
研修発表会
ベトナムとととと日本をををを結結結結ぶぶぶぶ架架架架けけけけ橋橋橋橋 にににに
海外インターンシップ
海外インターンシップ生
インターンシップ生を受け入れるということ
キヤノンは国際社会貢献の目的で毎年10数名のインターン研修生を世界各国から受け入れています。アジアは
アイセックのご協力を頂いて、キヤノンの工場がある中国、タイ、ベトナムからの研修生を推薦してもらっています。
来日の時期も期間もそれぞれの学校の事情でまちまちであり、受け入れ部門も本人の希望、専門性と受け入れ部
門の要望をマッチングさせてバラバラに受け入れます。
研修の最初の2日間は研修センターでのオリエンテーションで、会社の概要、組織、ホスト部門の位置付けと役
割などを会社カタログとビデオで説明し、挨拶の仕方、オフィスマナー、機密情報取り扱いなどのワーキングルー
ルを理解してもらいます。また本社のショールームでキヤノンの商品系列の説明もします。3日目からそれぞれの
ホスト部門で研修を始めます。研修の内容は研修生の語学あるいは専門知識を生かして、ホスト部門の実際の仕
事を手伝ってもらうかたちとなります。
研修生を
研修生を受け入れるメリット
れるメリット
今年アイセックの紹介で来た、ベトナム・ハノイ外語大からのスエンさんにはインクジェット事業部でベトナム工場
での新製品立ち上げ準備を手伝ってもらいました。それぞれの部門で自分の得意能力を生かした仕事の成果を
あげると同時に、キヤノンの社員向けにそれぞれの国の文化を紹介してもらう異文化交流会を開催し、また各事業
所での納涼祭に参加して多くの社員との交流も深め、草の根国際化に大いに貢献してくれました。
受け入れの負荷もありますが、研修生の仕事上の成果と共に彼等が私達の職場に運んで来てくれた爽やかな
異文化の風を考えると十分に受け入れのメリットがあったと言えます。来社した研修生は皆、極めて優秀でモラル
の高い若者達で、彼等が将来世界のどこかで活躍するだろうことは容易に想像できます。その時に日本のこと、キ
ヤノンのことを少しでも思い出してくれれば幸いです。このような素晴らしい若者達を毎年紹介してくれるアイセック
にも感謝しますし、また彼等を世話している日本のアイセックの学生達の爽やかさも私たち社会人にいい刺激にな
りました。
海外インターンシップ
海外インターンシップ生
インターンシップ生の声(志望理由、
志望理由、今後の
今後の展望)
展望)
職場ではもちろん業務だけでなく、課内のコミュニケーションも楽しく、今回私にとっても有益な研修だったと思っ
ています。毎朝、課内の方々と8時半に朝礼して、生産革新の資料を勉強していました。またはキヤノンマニュアル
本を日本語からベトナム語に翻訳しました。更に、キヤノンのサービスとサポート(S vs S)のチャンスもできて、私のS
vs S 知識が向上できました。一方、困ったこともあって翻訳の際、専門用語と専門的な日本語の表現がいっぱい
出てきました。
今、私は今回の研修プログラムの御蔭で、体験を活かして、夢を描いて前に進みます。
今は学校に通っていて、2007年6月に卒業します。特に経済法に対する私の興味あるいは、日本企業の中心の
外国投資企業の科目も勉強しております。もし、近い将来日本でそのことを募集する企業があれば、もう一度参加
する機会を期待しております。
ベトナム学生は日本学生及び世界の各国学生とのますます友好関係を強化して頂くことを期待しています。
ベトナムにて、学生に向けてキヤノンでの
インターンを報告している様子
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In Coming Exchange
海外インターンシップ
海外インターンシップ受
インターンシップ受け入れ事業 - インターンシップ実例
インターンシップ実例
■企業/研修生
企業 研修生プロフィール
研修生プロフィール
第1週~第2週
プログラムの基礎の理解
第3週~第4週
中国の人名・地名の調査
第5週~第8週
デ変研監査ライブラリの中国版の開発
第9週
Linux World2006 にて研修内容のプレゼン
テーション
莫云生(モユンシュン)
24歳(研修時)
第10週~第13週
中華人民共和国/中国人民大学情報学部
修士課程
英語(Excellent)
引き続き、開発
東京、長野、富山への出張を通し、製品の
プレゼンテーション
第14週~第16週
社内の課題をこなす
研修報告会
企業名
事業内容
受け入れ部署
受け入れ期間
株式会社データ変換研究所
ソフトウェア開発
抽出事業部
2006年4月~2006年7月
研修生氏名
年齢
国籍/大学
語学スキル
■研修タイムライン
研修タイムライン
海外インターンシップ
海外インターンシップ生
インターンシップ生を受け入れるということ
東東東東 アジアのののの友好をををを目指すすすす
国際的な人材により構成される会社を作っていきたいと考えています。日本人は英語を話せない人が多いことを
改めて認識しています。英語で話をする力を、会社のみんなに広めたいという思いがあります。また海外研修生を
受け入れるということは、社外の人に、会社での活動をアピールするひとつの手法であると考えます。その情報は、
相手先に好感度を与えるとともに、日本国民という共通視点から国際的に日本のあるべき立場を考える場を提供
し将来の方向を相手先のお客様と共に考える時間を持つことができます。研修は弊社の独自技術であるWORD
などからテキストを抽出するDocCatの中国語対応が課題の一つでした。莫さんには、あらかじめ考えていたこの
開発課題を進めてもらいました。5月ぐらいには、完成し、6月に発表することができました。開発だけではなく東京
での展示会で研究成果を発表したこと、お客様への訪問に同行してもらったことなどの社内全般の活動、またいろ
んなリレーション(日中麻雀大会や伊賀上野への忍者ツアー)など大いにお互いの理解も深めることができました。
研修生を
研修生を受け入れるメリット
れるメリット
研修生の莫さんは英語の能力は十分で、かえって私たちが理解不足の点がありましたが、何よりも同じ漢字文化
ということで漢字の筆談やコンピュータ言語による理解も含め国の違いを大きく感じることがありませんでした。また
彼は、コンピュータプログラムの能力も持っていました。それに加えてプレゼンテーションが巧みでした。それは、
展示会や客先での活動でも良い面を出すことが出来たと思います。
プログラムについては、技術者同士の共通言語でもありましたので特に不都合なくお互い理解できたと思います
し、研究課題を成し遂げ発表もできたことは良かったと思っています。研修終了までの対応全般では、アイセック
には多くのお世話をいただきました。ボランティア活動に感謝しています。また、アイセックメンバーと行ったことで
印象に残ったものとして、莫さんの積極性もあり事前訪問で中国に行ったときには各地への観光にもよく案内して
いただき助かりました。また息抜きの麻雀大会ではお互いが近い国であるとの印象を深めました。
海外インターンシップ
海外インターンシップ生
インターンシップ生の声(志望理由、
志望理由、今後の
今後の展望)
展望)
日本・日本人について理解できる機会だと思ったからです。日中間における相互理解や意思疎通には世界の
平和と発展にとって大きな意味があると信じています。中国には、日本に対する異なった意見や態度が存在しま
す。何が真実なのか、1人の人間として理解することが最善の方法だと思ったのです。また、同時にITスキルの向
上にもつながると思ったのも理由の一つです。
1つ目に、本当の日本・日本人を理解できたこと。かつて私は日本人は中国人に対して友好的ではないと思って
いました。しかし、日本人はよく働き、協力的で、礼儀正しい上に、奉仕精神があり、心が暖かいということを知りま
した。日本人は、国籍や人種、性に関係なく、助けが必要な人に喜んで助力するのである。
2つ目に、ITスキルが大変向上したことです。私はこの研修で、初めてソフトウェアを開発しました。プログラミング、
データ分析、プレゼンテーション等を通して専門的な知識を広げることができました。
技術面に加えて、日本での経験は私の視野を広げてくれ、多様な文化を理解する力を高め、国際的な意思疎
通をする力もつきました。あらゆる経験や技術のおかげで、就職活動が順調に進みました。将来には、日本人と協
力したり働いたりするより多くの機会を持ちたいと考えています。
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Our Clients
過去インターンシップ
過去インターンシップ受
インターンシップ受け入れ企業一覧(2006年度
2006年度)
年度)
製造業
JSR株式会社
アクトファイブ株式会社
宇都宮製作株式会社
エイシンフーズ株式会社
オプトトライオード株式会社
オムロン株式会社
株式会社エレクトロラックス・ジャパン
株式会社槌屋
株式会社パイオニア風力機
株式会社日立製作所
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー
株式会社堀場製作所
株式会社吉田SKT
キヤノン株式会社
サーマエンジニアリング株式会社
清水電設工業株式会社
シャープ化学工業株式会社
住友電気工業株式会社
東レ・デュポン株式会社
富士テクノ工業株式会社
マツバラ金網株式会社
ラミネート工業株式会社
IT・
IT・ソフトウェア・
ソフトウェア・通信
インタセクトコミュニケーションズ株式会社
ウィンワークス株式会社
エクスジェン・ネットワークス株式会社
株式会社アールラーニング
株式会社アックス
株式会社ガイアックス
株式会社教保情報システムズ
株式会社クララオンライン
株式会社ソフィア・クレイドル
株式会社ドリコム
株式会社マインドウェア
株式会社ナカシャクリエイテブ
株式会社ビービット
株式会社神戸デジタルラボ
ソフトバンクテレコム株式会社
リアルコム株式会社
サービス・
サービス・コンサルティング
株式会社オデッセイコミュニケーションズ
株式会社三恵
株式会社東都
中部電力株式会社
株式会社エコヒルズ
株式会社プラン・ドゥ・シー
株式会社ラストリゾート
東亜キャピタル株式会社
株式会社日吉
百貨店・
百貨店・ストア・
ストア・専門店
株式会社小樽オルゴール堂
株式会社センソユニコ
株式会社ワイン・アクセアリーズ・クリエイション
みやぎ生活協同組合
安井家具株式会社
その他
その他
株式会社林田順平商店
トヨフジ海運株式会社
野村信託銀行株式会社
文京区教育委員会
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Out Going Exchange
海外インターンシップ
海外インターンシップ送
インターンシップ送り出し事業
海外インターンシップ
海外インターンシップとは
インターンシップとは
海外インターンシップ参加者数の推移
180
海外インターンシップとは、学生が一定期間
海外の企業、NGOで働くことです。
近年、国内学生の間でのインターンシップに
対する認知の拡大とキャリア意識の向上に伴い、
アイセックの海外インターンシッププログラム
を選択肢の一つとして活用しようとする学生が
着実に増えてきています。2006年度は、153名の
学生がアイセックの海外インターンに参加し、
4年連続で海外インターンシップ参加者数は増加
しております。近年のインターンシップ熱の高
まりが表れた結果と言えるでしょう。
―国内インターンシップとの違い―
■外国語で仕事をこなすという
チャレンジングな学習環境
■国際的視野を身につける機会
―留学との違い―
■責任を負って「働く」という経験
■企業・社会の一員として求められる
自律的・自覚的な行動
■有給(一部除く)による、費用負担軽減
アイセックの
アイセックの海外インターンシップ
海外インターンシップの
インターンシップの特徴
■世界100カ国以上とのネットワーク
■営利を目的としない、安価な参加費
■オンラインデータベースにより、
学生のニーズに合ったマッチングを実現
■アイセックが出国まで事前準備をサポート
■インターン中、現地アイセックによるサポート
■世界各国から集うインターンシップ生との交流
153
160
140
120
100
80
60
40
20
0
2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年
海外インターンシップ先国別割合
送り出し地域
インド
中国
ポーランド
トルコ
マレーシア
フィリピン
ウクライナ
ケニア
香港
ロシア
その他
総計
人数
61
16
10
9
9
8
4
4
4
3
25
153
海外インターンシップタイプ別割合
教育系
11%
開発
・
NGO系
35%
ビジネス系
54%
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Out Going Exchange
海外インターンシップ
海外インターンシップ送
インターンシップ送り出し事業 -インターンシップ実例
インターンシップ実例
名前
大学
インターン先
インターン期間
インターン概要
吉原 智文(よしはら ともふみ)
慶応義塾大学4年
REVA Electric Car Company (India)
2006.9.1~10.31
電気自動車普及戦略の立案
国際シンポジウムでの説明員
電気自動車をををを社会 にににに普及させる。。。。
インターンシップの
インターンシップの実現に
実現に向けて
「電気自動車を社会に普及させる。」
吉原さんはそんなビジョンを持って、アイセックのインターンシップへの参加を決めた。アイセックメンバーとして
活動する傍ら、電気自動車の開発をしている研究会にも所属。もともと環境問題と自動車の両方に興味を持って
いた彼は、環境問題に取り組んでおり、電気自動車の開発・研究を行なっている企業でインターンシップをしようと
考えていた。しかし、吉原さんがインターンシップに参加しようとした当時、アイセックでは電気自動車を扱う企業で
のインターンシップは用意されていなかった。
そんな彼が取った行動は実に積極的だった。自ら現地へと赴き、前々から興味を持っていたインド・ベンガルー
ルの「REVA Electric Car Company」に対して、自身をインターン生として受け入れてくれるよう交渉したのだった。
そして、現地アイセックの協力もあり、吉原さんの受け入れが決まった。
知識と
知識と現実との
現実とのギャップ
とのギャップ
吉原さんのインターン先「REVA Electric Car Company」は、イギリス、アメリカ、スペインなどの11カ国に商品を輸
出している。彼の業務内容は、未成熟な日本市場のマーケティングや新しい販売代理店の開拓、横浜で開催さ
れる国際電気自動車シンポジウム出展の準備など多岐にわたった。結果として、詳細なマーケティングレポートを
完成させることができ、販売代理店の開拓も軌道に乗ったそうだ。吉原さんはインターンを振り返ってこのように
語っている。
「自動車が製造される過程というのは頭では分かっていましたが、実際に自分の目で見てみると想像していたよ
りも小さな工場で生産されていたりと、今までの知識がより深まったり逆に裏切られたりということがたくさんありまし
た。また、今までインターネットや本を通して世界の電気自動車に関する情報はそれなりに知っていると思ってい
ましたが、今回の研修を通してまだまだ自分の知らないことがたくさんあること実感しました。」
自 ら道を 切り拓 く
彼はインターンに参加したことによって、今までの「電気自動車に関わる」といった漠然とした将来像が、「電気自
動車の経営、イノベーションに関する分野」に定まったそうだ。
確かに彼のインターンは困難を伴うものだったに違いない。しかし、彼はインターンを始めるために、自分の力で
己の道を切り拓いてきた。彼は今後もアイセックに関わり、そんな彼のあとに続く人たちの手助けをしたいと言って
いる。彼がインドで経験したことがアイセックのインターンシッププログラム自体の質を高め、これからインターン
シップに挑戦する学生たちの助けとなっていくことは間違いないだろう。
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Our Sponsor
ナショナル・
ナショナル・スポンサー
ナショナル・
ナショナル・スポンサー・
スポンサー・グループ(2006
グループ(2006年度
(2006年度)
年度)
アイセックは主に学生のボランティアにより運営されていますが、その他諸経費に関しては、
我々の理念にご賛同いただいた企業から賛助金をいただいてまかなっております。中でも一
定額以上の賛助をいただいております企業様をナショナル・スポンサー・グループとして、
国内学生向け広報などに協力させていただいております。
Advanced Sponsor
トヨタ自動車株式会社
野村證券株式会社
Standard Sponsor
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富士ゼロックス株式会社
テンプスタッフ株式会社
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日本ゼネラル・エレクトリック株式会社
Media Partner
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株式会社クララオンライン
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