科 目 名 貿易実務英語 科目区分 国際経営 教 員 長光 正明(非常勤) 名 履修区分 教職 選択 配当年次 3 単位数 2 開講区分 前期 キーワード: 英語、国際ビジネス、交渉プレゼン技法 授業の概要 国際ビジネスの中心である貿易に必要な英語を貿易取引の一連の流れに従ってわかりやすく簡潔で 素直な英文を用い、実務に重点を置いて学習します。一般ビジネス英語、ビジネス・レター及び Email の構成要素とその形式を踏まえた上で、貿易取引の基本的な英文を学習するとともに、輸出入におい て必要な英文ビジネス文書について、貿易取引の中でどういう役割を果たしているのかを理解しなが ら商業送り状、梱包明細書、信用状,船荷証券などの各種の英文文書類の基本的な内容や書き方につ いて学習します。 インターネットの使用ができる教室にて、講師の WEB サイトにあるテキスト及び演習問題をダウンロ ードしながら、進めていきます(従って市販のテキストや参考書は使用しません)。インターネット を活用して、様々な情報収集や調査も行います。毎回の授業ごとに与えた演習課題をパソコンなどで 作成し提出して実施する場合もあります。授業の最終回には、その期に学習したことの総まとめとし てテストをします。テストの範囲は毎回の授業ごとに与えた演習課題が中心となります。 到達目標 諸君が国際社会で活躍する国際ビジネスパースンとしての基礎英語を身に付け、毎回実施する演習 問題によるグループ討論やプレゼンテーションにより、貿易英語の諸問題を思考し判断し解決する 及び交渉する能力を身に付け、もってその国際ビジネスパースンの育成を目指します。学習成果を 確認するため、日商ビジネス英語検定試験3級の合格を目指します。貿易関係科目として、「アジア 交易とビジネス取引」及び「国際金融の実務」を併せて受講することを勧めます。 授業計画 1.オリエンテーション:テキストとして使用するネット上のサイトとパスワードを案内し、授業 概要について説明し、国際取引の全体の流れとそれに登場する英語の用語を理解します。 2.ビジネス一般英語(1):ビジネスでよく使用されるレター及びEメールでのやり取りの基本を 学習します。 3.ビジネス一般英語(2):ビジネスでよく使用されるFAX及び会話でのやり取りの基本を学習 します。 4.ビジネス・レターの構成:ビジネス・レターの形式を学習します。 5.英文船積書類(1):貿易業務で必ず作成される信用状,商業送り状 INVOICE 及び梱包明細書 IPACKING LIST を読みます。 6.英文船積書類(2):貿易決済の一つ信用状 L/C と海上輸送において船会社が発行する船荷証券 B.L を読みます。 7.貿易取引の流れに沿った英文事例(1):取引先の紹介依頼と取引先の紹介の英語を学習します。 8.貿易取引の流れに沿った英文事例(2):商品の売り込み、引合、オファー、カウンターオファーの 英語を学習します。 9.貿易取引の流れに沿った英文事例(3):価格、決済の英語を学習します。 10.貿易取引の流れに沿った英文事例(4):売約書送付状、契約書の英語を学習します。 11.貿易取引の流れに沿った英文事例(5):信用状開設、信用状受領の英語を学習します。 12.貿易取引の流れに沿った英文事例(6):船舶の手配と船積情報通知の英語を学習します。 13.貿易取引の流れに沿った英文事例(7):船積遅延通知、信用状変更依頼の英語を学習します。 14.貿易取引の流れに沿った英文事例(8):船積通知、荷為替手形の決済依頼の英語を学習します。 15.貿易取引の流れに沿った英文事例(9):クレーム提起、クレーム処理の英語を学習します。 16.定期試験 評価方法 各講義における英文和訳の発表や演習課題の提出・適宜実施する場合の小テストによる英文内容の 理解度(50%)、最終回に実施する定期テスト結果(50%)で評価します。最終回の定期テスト の結果、基準点に満たない場合は、不可となります。定期テストは電子機器以外の持ち込みは可とし ます。電子辞書の持ち込みも可とします 講義外での 学 習 講義で使用するテキストは、http://www.nagamitsu.com にアップしています。パスワードと場所は 最初の授業で案内します。いつでも、どこでも、ネットで閲覧可能です。授業中において、各自、 英文和訳の発表や演習課題をしてもらいますので予習をし、前回授業内容に係る小テストを実施する 場合もありますので復習をしてください。 履修上の 注意事項 パソコンを使用しますので、各自パソコンを持参してください。英語能力として、英検(実用英語技 能検定)3級程度以上が望ましい。留学生諸君は、さらに日本語能力試験2級以上が必要です。講師 の WEB サイト http://www.nagamitsu.com にあるテキスト及び演習問題は、予めアップしていますの で、授業計画に応じた毎回の授業の予習(予習時間は少なくとも 1.5 時間)と毎回各授業で提出した レポートの復習(復習時間は少なくとも 1.5 時間)をする必要があります。 教 材 ◆教科書:http://www.nagamitsu.com にあるテキストを使用します。
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