イプソスニュースレター 2014. 3 No.30 イプソス、グローバル自動車産業に関するリサーチノートを発表～Eco Cars And Key Developments Within The Global Auto Industry～イプソスのビジネス・コンサルティング部門では、エコカーとグローバル自動車産業が取り組む開発に関するリサーチノートを発表しました。近年、先進国市場では、ハイブリッド車、電気自動車などのいわゆる「エコカー」の需要が増加しています。また、高齢化問題などへの対応策や最新技術に後押しされる形で、自動運転の機能を搭載する次世代のスマートカー開発も進んでいます。今後、世界の自動車市場をけん引するまでに成長した新興国で、エコカーやスマートカーのニーズが増大すれば、より大きな変化が見込まれます。イプソスビジネス・コンサルティングは、自動車分野における豊富な経験を基に、実践的なアドバイスを提供することで、自動車産業でビジネスをおこなう企業の皆様への支援を続けています。皆様のビジネス戦略に今回のリサーチノートをぜひお役立てください。リサーチノートには以下のようなトピックが含まれています：  グローバルでの自動車販売をけん引する新興国市場  動力源はさまざま・・・・エコカーの多様性  自動運転技術を搭載するスマートカー  異業種間のパートナーシップや提携・・・など表題のレポートから一部を抜粋してご紹介します。グローバルでの自動車販売をけん引する新興国市場世界の自動車業界は、2008年から2009年にかけて世界的な経済危機の影響で大きな打撃を受け、自動車販売台数が急減しました。しかし新興国市場での自動車販売台数は、2009年に初めて先進国市場を上回る結果となり、 2010年にグローバル全体で販売台数が増加に転じた2010年以降も世界の自動車市場の成長をけん引し続けています。イプソスビジネス・コンサルティングでは、2015年には世界の自動車販売台数は9000万台となり、その3分の2は新興国での販売になるだろうと予測しています。図表 1: 新興国市場と先進国市場における自動車販売台数（2006 年～2015 年）百万台 100 90 80 70 60 Emerging 50 Developed 40 30 20 10 0 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 出所：2012 年まで国際自動車工業連合会、2013 年以降イプソス推定自動運転技術を搭載するスマートカー自動車の安全性に関する技術開発は、シートベルトやエアバッグなど“事故が起こったとき”に備えるパッシブセーフティーから、横滑り防止機能や自動ブレーキ機能等の“事故を起こさないように”するプロアクティブセーフティーに進化してきました。自動車メーカー各社は、さらに一歩進んで各種のセンサーなどにより周囲の状況を検知して運転の相当部分を自動化して補助する自動車、いわゆるスマートカーの開発を進めています。日産は2020年までの市販化を表明し、ゼネラルモーターズも2017年をめどに高速道路に限定した自動運転車の実用化を目指しています。このレポート(英語）は、イプソスビジネスコンサルティングのウェブサイトからご覧いただくことができます。 http://www.ipsosconsulting.com/ja/Ipsos-Publications 日本語レポートの発行は3月下旬を予定しております。ご希望の方は下記担当までご連絡ください。イプソスについて 1975年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。世界86カ国の拠点では、16,000人以上のスタッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の調査プロジェクト数は10万件以上、実施インタビュー数は7,000万件以上に上ります。 GreenBook Research Industry Trend Survey 2014で最もイノベイティブなリサーチ会社の第3位に選ばれました。 Ipsos in Japanホームページ： http://www.ipsos.jp/ イプソスビジネス・コンサルティングについてビジネス・コンサルティングは戦略的ビジネスユニットで、事実に基づいた市場分析を通じて、お客様の新興市場や先進国市場への新規参入、事業展開やそのビジネス拡大をグローバルに支援しています。 Ipsos Business Consulting ホームページ： http://www.ipsosconsulting.com/en/Japanese このニュースリリースについてのお問い合わせ：古川尚子 Ipsos in Japan 03 6867 8351 [email protected]