新株式発行並びに株式売出届出目論見書

新株式発行並びに株式売出届出目論見書
平 成 14 年 3 月
株式会社ティー・ワイ・オー
1.
この届出目論見書により行うブックビルディング方式による株式
715,200千円(見込額)の募集及び株式1,036,000千円(見込額)の売出
しについては、当社は証券取引法第5条により有価証券届出書を平
成14年3月25日に関東財務局長に提出しておりますが、その届出の
効力は生じておりません。
従って、募集の発行価格及び売出しの売出価格等については今後
訂正が行われます。
なお、その他の記載内容についても訂正されることがあります。
2.
この届出目論見書は、上記の有価証券届出書に記載されている内
容のうち、「第三部
ます。
特別情報」を除いた内容と同一のものであり
新株式発行並びに株式売出届出目論見書
株式会社ティー・ワイ・オー
東京都品川区上大崎二丁目21番7号
本ページ及びこれに続く写真・図表等は、当社グループの概況等を要約・作成したものです。
詳細は、本文の該当ページをご覧下さい。
1. TYOグループとは
当社グループは、当社(株式会社ティー・ワイ・オー)及び連結子会社6社及び非連結子
会社1社により構成されております。当社グループはTV−CM(テレビコマーシャル)制作
を中心とした広告映像事業を柱の一つとし、エンタテインメント事業、コンテンツ・ソリュ
ーション事業を展開しております。当社を中心とした8社のグループは、独創的な映像技術
を活用し、様々なコミュニケーションとエンタテインメントを提供し、グループ企業それぞ
れが属する映像マーケットにおいて高い評価を確立するとともに、グループ全体としてすべ
てのメディアに展開する、新しい映像コンテンツ・ビジネスモデルを実現する事を目標とし
ております。
TV−CM
インターネットHP
http://www.domomodo.com
コンテンツ
CGアニメ
絵本
ゲームソフト
TYOグループを支える三つのKEY WORD
○ Creative Engineering(クリエイティブ・エンジニアリング)
クリエイターの才能をビジネス化し、収益を上げる仕組み
○ One Content For All Media(ワンコンテンツ・オールメディア)
一つのコンテンツを様々なメディアに展開する能力
○ On Demand(オンデマンド)
顧客のニーズへの対応力
2. 当社グループのビジネスドメイン
当社グループのビジネスドメインの概念図を表すと以下の様になります。
広告映像分野
(TV−CM・Web等)
TYO
株式会社ティー・ワイ・オー
TYO
MUSIC
DAJ
PPC
デジタルアーカイブ
・ジャパン株式会社
株式会社ポスト・
プロダクション・センター
DF
MAZRI
株式会社デジタル
・フロンティア
株式会社 祭
SUZAK
株式会社 朱雀
株式会社ティー・ワイ
・オーミュージック
エンタテインメント映像分野
(ゲーム・音楽・テレビ番組等)
3. 主な事業内容
広告映像事業
当社
当事業は、主に広告代理店を介したTV−CMの企画・制作を行っております。
また、その他の広告映像事業として、当社MD部(メディアデザイン部)において、企業のインタ
ーネット上でのイベント広告に関するサイトの構築や広告映像の企画・制作を行っております。
キリンビール
ライオン
クラシックラガー
植物物語
キリンビバレッジ
JR東海
日本コカ・コーラ
聞茶
京都キャンペーン
コカ・コーラ ボクたちの同窓会
日本マクドナルド
日産自動車
NHK
FIFAワールドカップイベント
CIMA
BSキャラクター どーもくん
インターネット広告
NTTデータ
デスクトップ伝言メモ
NHK衛星ハイビジョン局
「MIND THE BANNER プロジェクト」
http://www.mindthebanner.com/
「ペタろう」
http://www.peta.gr.jp/
「BSデジタルon line」
http://www.nhk.or.jp/bs/
エンタテインメント事業
当事業は、音楽やゲーム等に代表されるエンタテインメント分野に関するデジタル映像コンテン
ツの企画・制作やゲームソフトの受託開発を行っております。
●株式会社祭
(ミュージック・クリップ制作)
「音が見え、画が聞こえる」
スピッツ
「さわって・変わって」pv
BUMP OF CHICKEN
「天体観測」pv
鬼束ちひろ
「流星群」pv
●株式会社デジタル・フロンティア
(CG、DVD、番組制作)
「デジタル映像ファクトリー」
「メカ生体戦記ZOIDS」TV番組
©「1983・1999 TOMY」
©「1999 SHO-PRO・MBS・JRK」
「ガメラ3」映画・CG制作
「零花」DVD
©大映 TNHN 1999
美樹本晴彦 デザイン
©2001 美樹本晴彦/零花パートナーズ
「アートカミオン芸術伝」ゲームソフト
「ぼのぼの」映画
SIGGRAPH2000 Electronic Theater入選作品
©TYO
∼クモモの木のこと∼
©2001 竹書房/いがらしみきお/IMO/DF
●株式会社朱雀
(ゲームソフト企画・開発)
「mediacratic game maker」
ゲームボーイアドバンス対応ソフト
カードeリーダー対応
「どーもくんの不思議てれび」
※ゲームボーイアドバンスは任天堂株式会社
の登録商標です。
※カードe及びカードeリーダーは任天堂株式
会社の商標です。
●株式会社ティー・ワイ・オーミュージック
(インディーズレーベル運営)
「The Road To Dreamsville」
ハース・マルティネス
ミスター・ドリームズヴィル∼夢の旅人
HIRTH MARTINEZ
I’M NOT LIKE I WAS BEFORE
YDCD–0001
ロビー・デュプリー
オール・ナイト・ロング∼ライブ・ウィズ・クラッキン
ROBBIE DUPREE
ALL NIGHT LONG
YDCD–0002
ジョン・ホール
スティル・ザ・ワン∼ジョン・ホール・クラシックス
JOHN HALL
RECOVERED
YDCD–0005
ガース・ハドソン
ガース・ハドソン
GARTH HUDSON
YDCD–0070
ネッド・ドヒニー
ライフ・アフター・ロマンス+5
NED DOHENY
LIFE AFTER ROMANCE
YDCD–0012
ジェイ・P・モーガン
ジェイ・P・モーガン
JAYE P.MORGAN
YDCD/YDLP–0023
カート・ベッチャー
ミスティ・ミラージュ
CURT BOETTCHER
MISTY MIRAGE
YDCD/YDLP–0024
ランディー・マイズナー
ダラス∼ライブ・イン・ダラス1982
DALLAS∼LIVE IN DALLAS 1982
YDCD–0076
リック・ダンコ
タイムズ・ライク・ジーズ+
ライブズ・オン・ブリーズ・ビル
RICK DANKO TIMES LIKE THESE
+LIVE ON BREEZE HILL
YDCD–0071/72
フル・ムーン
フル・ムーン
FULL MOON
YDCD/YDLP–0033
コンテンツ・ソリューション事業
当事業は、2つのビジネスモデルにより構成されております。一つは、映像コンテンツを取り扱
う各種プロダクション等に対し、映像コンテンツ編集に要する最先端のプラットホーム(編集スペ
ースや編集機材等)の提供や、優秀なエディター、ミキサーによる映像コンテンツのエディット技
術(画像処理技術や音声付加技術等)の提供を行う事により収益化するビジネスモデル。もう一つ
は、プロデザイナー等を中心としたユーザーを会員化し、アーカイブ(圧縮保存)された6万点以
上のデジタルコンテンツ(写真・CG等)をCD-ROM化し販売することや、インターネットを通じ
て、配信・課金するビジネスモデルであります。
●株式会社ポスト・プロダクション・センター
(映像ポスト・プロダクション業務)
「ハイクオリティな映像編集」
online room
entrance
MA room
●デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社
(CD-ROMやインターネットを通じたコンテンツ販売)
「ストックフォトをデジタルで」
KIMONO
CD-ROM ID:da089
BUSINESS
YOUNG PEOPLE02
CD-ROM ID:da108
SUSHI
CD-ROM ID:da110
ILLUSTRATION
YOUNG PEOPLE
CD-ROM ID:da093
4. 事業の概況
事業別売上高
(単位:千円)
10,000,000
単体
連結 広告映像事業 エンタテインメント事業 コンテンツ・ソリューション事業
8,039,712
7,814,104
8,000,000
743,229
7,093,228
636,641
1,081,955
6,390,805
6,230,700
942,656
6,263,905
6,000,000
5,457,301
4,000,000
6,234,806
6,214,572
2,000,000
0
第16期
第17期
第18期
第19期
第20期
(平成 9 年 9 月期) (平成10年 9 月期) (平成11年 9 月期) (平成12年 9 月期) (平成13年 9 月期)
(注) 1.
2.
当社は第19期より連結財務諸表を作成しております。
第16期の売上高は、消費税が含まれており、第17期以降の連結売上高及び売上高には消費税は含まれておりません。
5. 業績等の推移
最近5事業年度の業績の推移
回 次
第 16 期
第 17 期
第 18 期
第 19 期
第 20 期
決 算 年 月
平成9年9月
平成10年9月
平成11年9月
平成12年9月
平成13年9月
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
7,814,104
118,780
△98,767
641,973
6,970,267
1,428.51
8,039,712
641,252
165,912
838,894
6,300,243
1,783.36
―
―
―
△219.78
364.38
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
9.2
△13.6
―
13.3
22.4
―
―
―
―
608,311
167,398
¸ 連結経営指標等
売 上 高(千円)
経 常 利 益(千円)
(千円)
当期純利益又は当期純損失
(△)
純 資 産 額(千円)
総 資 産 額(千円)
1 株 当 た り 純 資 産 額 (円)
1株当たり当期純利益
又は当期純損失
(△)(円)
潜 在 株 式 調 整 後 (円)
1株当たり当期純利益
自 己 資 本 比 率 (%)
自 己 資 本 利 益 率 (%)
株 価 収 益 率 (倍)
営 業 活 動 に よ る
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー(千円)
投 資 活 動 に よ る
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー(千円)
財 務 活 動 に よ る(千円)
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期末残高(千円)
従 業 員 数 (人)
( 外 、臨 時 雇 用 者 数)
¹ 提出会社の経営指標等
売 上 高(千円)
経 常 利 益(千円)
(千円)
当期純利益又は当期純損失
(△)
資 本 金(千円)
発 行 済 株 式 総 数 (株)
純 資 産 額(千円)
総 資 産 額(千円)
1 株 当 た り 純 資 産 額 (円)
1 株 当 た り 配 当 額 (円)
(うち1株当たり中間配当額)(円)
1株当たり当期純利益 (円)
又は当期純損失
(△)
潜 在 株 式 調 整 後
1株当たり当期純利益 (円)
自 己 資 本 比 率 (%)
自 己 資 本 利 益 率 (%)
株 価 収 益 率 (倍)
配 当 性 向 (%)
従 業 員 数 (名)
( 外 、臨 時 雇 用 者 数)
(注) 1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
―
―
―
83,047
24,093
―
―
―
513,698
△1,335,411
―
―
(―)
―
―
(―)
―
―
(―)
2,212,356
198
(24)
1,072,148
210
(27)
6,230,700
348,548
204,649
30,000
60,000
897,428
5,382,771
14,957.13
666.66
(―)
5,457,301
275,703
35,847
164,000
140,800
1,062,275
5,130,719
7,544.56
500.00
(―)
6,390,805
13,853
△125,766
260,745
449,400
916,848
6,252,737
2,040.16
150.00
(―)
7,093,228
24,701
△124,981
260,745
449,400
724,457
6,323,077
1,612.05
50.00
(―)
6,263,905
515,802
165,066
295,755
470,402
938,162
5,490,141
1,994.38
95.00
(―)
444.66
△297.69
3,668.81
―
―
16.7
24.3
―
18.2
138
( 9)
20.7
3.7
―
112.4
190
( 8)
―
14.7
△12.7
―
―
228
( 12)
△278.10
―
11.5
△15.2
―
―
158
( 8)
362.52
―
17.1
19.9
―
26.2
139
( 9)
当社は第19期より連結財務諸表を作成しております。
第19期及び第20期の連結財務諸表ならびに財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき、監査法人トーマツの
監査を受けておりますが、第16期、第17期及び第18期については、当該監査を受けておりません。
第16期の売上高は、消費税が含まれており、第17期以降の連結売上高及び売上高には消費税は含まれておりません。
当社は新株引受権付社債を発行しておりますが、連結ベースの潜在株式調整後1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当
たり当期純利益については、当社株式は非上場・非登録でありますので、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
なお、第16期以前につきましては、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
株価収益率については、当社株式は非上場・非登録でありますので記載しておりません。
従業員は就業人員であり、
( )内に臨時雇用者(アルバイト)の期末人数を外数で記載しております。
提出会社は、平成10年11月20日付で普通株式1株を3株に分割しております。なお、第18期の1株当たり当期純損失は、期首に
分割が行われたものとして計算しております。また、平成13年12月25日開催の取締役会決議により、平成14年2月20日付で普通
株式1株を50株に分割いたしました。
そこで、日本証券業協会の公開引受担当者・引受審査担当者宛通知「登録申請のための有価証券報告書の作成上の留意点等につ
いて」(平成13年11月2日付日証協(店登)13第359号)に基づき、当該株式分割に伴う影響を加味し、遡及修正を行った場合の
1株当たりの指標の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなります。
なお、当該数値については監査法人トーマツの監査を受けておりません。
回 次
第 16 期
第 17 期
第 18 期
第 19 期
第 20 期
決 算 年 月
¸ 連結経営指標等
1 株 当 た り 純 資 産 額 (円)
1株当たり当期純利益
又は当期純損失
(△)(円)
潜 在 株 式 調 整 後 (円)
1株当たり当期純利益
¹ 提出会社の経営指標等
1 株 当 た り 純 資 産 額 (円)
1 株 当 た り 配 当 額 (円)
(うち1株当たり中間配当額)(円)
1株当たり当期純利益
又は当期純損失
(△)(円)
潜 在 株 式 調 整 後 (円)
1株当たり当期純利益
平成9年9月
平成10年9月
平成11年9月
平成12年9月
平成13年9月
―
―
―
28.57
35.67
―
―
―
△4.40
7.29
―
―
―
―
―
99.71
4.44
(―)
50.30
3.33
(―)
40.80
3.00
(―)
32.24
1.00
(―)
39.89
1.90
(―)
24.46
2.96
△5.95
△5.56
7.25
―
―
―
―
―
■売上高
(単位:百万円)
10,000
単体
連結
8,000
8,039
7,814
7,093
6,390
6,230
6,263
5,457
6,000
4,000
2,000
0
第16期
第17期
第18期
第19期
第20期
(平成 9 年 9 月期) (平成10年 9 月期) (平成11年 9 月期) (平成12年 9 月期) (平成13年 9 月期)
■経常利益
(単位:百万円)
800
単体
連結
641
600
515
348
400
275
118
200
24
13
0
第16期
第17期
第18期
第19期
第20期
(平成 9 年 9 月期) (平成10年 9 月期) (平成11年 9 月期) (平成12年 9 月期) (平成13年 9 月期)
■当期純利益
(単位:百万円)
300
204
165
165
200
100
35
0
-100
△125
-200
△98
△124
第16期
第17期
第18期
第19期
第20期
(平成 9 年 9 月期) (平成10年 9 月期) (平成11年 9 月期) (平成12年 9 月期) (平成13年 9 月期)
■純資産・総資産
8,000
単体純資産
単体総資産
5,382
6,000
(単位:百万円)
6,970
連結純資産
連結総資産
6,252
6,300
6,323
5,490
5,130
4,000
2,000
0
897
1,062
916
724
641
938
838
第16期
第17期
第18期
第19期
第20期
(平成 9 年 9 月期) (平成10年 9 月期) (平成11年 9 月期) (平成12年 9 月期) (平成13年 9 月期)
有 価 証 券 届 出 書
関東財務局長 殿
平成14年3月25日提出
本店の所在の場所
会社名
株式会社ティー・ワイ・オー
英訳名
TYO Productions Inc.
代表者の役職氏名
代表取締役社長
東京都品川区上大崎
二丁目21番7号
最寄りの連絡場所
同上
吉
田
博
昭
電話番号
03(5434)1586
連絡者
取締役
経営企画部長 繁
電話番号
同上
連絡者
同上
松
徹
也
届出の対象とした募集及び売出し
募集及び売出有価証券の種類
募集金額
売出金額
株式
入札による募集
―円
入札によらない募集
ブックビルディング
方式による募集
―円
入札による売出し
715,200,000円
―円
入札によらない売出し
―円
ブックビルディング
方式による売出し
1,036,000,000円
(注)
募集金額は、有価証券届出書提出時における見込額(商法上の発行価額の総額)であり、売出金額は
有価証券届出書提出時における見込額であります。
有価証券届出書の写しを縦覧に供する場所
名称
所在地
該当事項はありません。
目
次
頁
第一部
証券情報 ………………………………………………………………………………………………1
第1
募集要項 ………………………………………………………………………………………………2
第2
1
新規発行株式 ………………………………………………………………………………………2
2
募集の方法 …………………………………………………………………………………………2
3
募集の条件 …………………………………………………………………………………………2
4
株式の引受け ………………………………………………………………………………………4
5
新規発行による手取金の使途 ……………………………………………………………………5
売出要項 ………………………………………………………………………………………………6
1
売出株式 ……………………………………………………………………………………………6
2
売出しの条件 ………………………………………………………………………………………7
事業の概況等に関する特別記載事項 ………………………………………………………………………8
第二部
企業情報 ………………………………………………………………………………………………14
第1
企業の概況 ……………………………………………………………………………………………15
第2
第3
第4
1
主要な経営指標等の推移 …………………………………………………………………………15
2
沿革 …………………………………………………………………………………………………17
3
事業の内容 …………………………………………………………………………………………18
4
関係会社の状況 ……………………………………………………………………………………23
5
従業員の状況 ………………………………………………………………………………………24
事業の状況 ……………………………………………………………………………………………25
1
業績等の概要 ………………………………………………………………………………………25
2
生産、受注及び販売の状況 ………………………………………………………………………28
3
対処すべき課題 ……………………………………………………………………………………29
4
経営上の重要な契約等 ……………………………………………………………………………30
5
研究開発活動 ………………………………………………………………………………………30
設備の状況 ……………………………………………………………………………………………31
1
設備投資等の概要 …………………………………………………………………………………31
2
主要な設備の状況 …………………………………………………………………………………31
3
設備の新設、除却等の計画 ………………………………………………………………………32
提出会社の状況 ………………………………………………………………………………………33
1
株式等の状況 ………………………………………………………………………………………33
(1) 株式の総数等 ……………………………………………………………………………………33
(2) 発行済株式総数、資本金等の推移 ……………………………………………………………33
(3) 所有者別状況 ……………………………………………………………………………………34
(4) 議決権の状況 ……………………………………………………………………………………34
(5) ストックオプション制度の内容 ………………………………………………………………34
2
自己株式の取得等の状況 …………………………………………………………………………35
3
配当政策 ……………………………………………………………………………………………35
4
株価の推移 …………………………………………………………………………………………35
5
役員の状況 …………………………………………………………………………………………36
頁
第5
経理の状況 ……………………………………………………………………………………………38
[監査報告書] …………………………………………………………………………………………39
1
連結財務諸表等 ……………………………………………………………………………………41
(1) 連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………41
(2) その他 ……………………………………………………………………………………………62
[監査報告書] …………………………………………………………………………………………63
2
財務諸表等 …………………………………………………………………………………………65
(1) 財務諸表 …………………………………………………………………………………………65
(2) 主な資産及び負債の内容 ………………………………………………………………………85
(3) その他 ……………………………………………………………………………………………88
第6
提出会社の株式事務の概要 …………………………………………………………………………89
第7
提出会社の参考情報 …………………………………………………………………………………90
第四部
株式公開情報 …………………………………………………………………………………………91
第1
特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……………………………………………………………92
第2
第三者割当等の概況 …………………………………………………………………………………95
第3
1
第三者割当等による株式等の発行の内容 ………………………………………………………95
2
取得者の概況 ………………………………………………………………………………………96
3
取得者の株式等の移動状況 ………………………………………………………………………96
株主の状況 ……………………………………………………………………………………………97
第一部 証券情報
― 1 ―
第1 募集要項
1
新規発行株式
種類
発行数
摘要
株
普通株式
(注)
2
2,400,000(注)
平成14年3月25日開催の取締役会決議によっております。
発行数については、平成14年4月5日開催予定の取締役会において変更される可能性があります。
募集の方法
平成14年4月15日に決定される引受価額にて引受人は買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価
額(発行価格)で募集を行います。引受価額は平成14年4月5日開催予定の取締役会において決定され
る発行価額以上の価額となります。引受人は払込期日に引受価額の総額を当社に払込み、本募集にお
ける発行価格の総額との差額は引受人の手取金といたします。当社は引受人に対して引受手数料を支
払いません。
なお、本募集は、日本証券業協会(以下「協会」という。)の定める公正慣習規則第1号(以下「規
則」という。)第7条第1項第1号に規定されるブックビルディング方式(株式の取得の申込みの勧誘
時において発行価格又は売出価格に係る仮条件を投資家に提示し、株式に係る投資家の需要状況を把
握したうえで発行価格等を決定する方法をいう。)により決定する価格で行います。
区分
発行価額の
総額
発行数
株
資本組入額の
総額
円
円
入 入札による募集
札
方
式 入札によらない募集
―
―
―
―
―
―
ブックビルディング方式
2,400,000
715,200,000
357,600,000
計(総発行株式)
2,400,000
715,200,000
357,600,000
(注) 1
2
摘要
1
全株式を証券会社の買取引受
けにより募集いたします。
2 店頭登録前の公募増資等を行
うに際しての手続き等は、協
会の定める「規則」及び「規
則」に関する細則により規定
されております。
―
発行価額の総額は、商法上の発行価額の総額であり、有価証券届出書提出時における見込額であります。
資本組入額の総額は、発行価額の総額(見込額)の2分の1相当額を資本に組入れることを前提として算
出した見込額であります。
3 有価証券届出書提出時における想定仮条件(350円∼390円)の平均価格(370円)で算出した場合、本募集
における発行価格の総額(見込額)は888,000,000円となります。
3
募集の条件
(1) 入札方式
イ
入札による募集
該当事項はありません。
ロ
入札によらない募集
該当事項はありません。
― 2 ―
(2) ブックビルディング方式
申込
資本
申込株
申込期間
払込期日
証拠金
組入額
数単位
株 自 平成14年4月17日(水)
未定
未定
未定
未定
平成14年4月23日(火)
1,000
(注)1 (注)3 (注)3
至 平成14年4月19日(金) (注)2
1 申込みの方法は、申込期間内に後記申込取扱場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといたし
ます。
2 申込株式数が募集株式数に達しない場合は、引受人が引受価額にて買取ることといたします。
3 申込証拠金のうち引受価額相当額は、払込期日に新株式払込金に振替充当いたします。
4 申込証拠金には、利息をつけません。
5 株券受渡期日は、平成14年4月24日(水)であります。株券は財団法人証券保管振替機構(以下「機
構」という。)の業務規程第66条の3に従い一括して機構に預託されますので、店頭登録(売買開
始)日から売買を行うことができます。なお、株券の交付を希望する旨を事前に証券会社に通知さ
れた方には、店頭登録(売買開始)予定日(平成14年4月24日(水))以降に証券会社を通じて株券が交
付されます。
6 発行価格はブックビルディング方式によって決定いたします。
7 発行価格の決定に当たっては仮条件を提示し、その後発行価格を決定することとなります。その日
程等については、下記の(注)1をご参照下さい。
8 申込みに先立ち、平成14年4月9日から平成14年4月12日までの間で引受人に対して、当該仮条件
を参考として需要の申告を行うことが出来ます。当該需要申告は変更又は撤回することが可能であ
ります。
販売に当たりましては、協会の規則で定める株主数基準の充足、店頭登録後の株式の流通性の確保
等を勘案し、需要申告を行わなかった投資家に販売が行われることがあります。
需要申告を行った投資家への販売については、引受人は、各社の定める販売に関する社内規程等に
従い、発行価格若しくはそれ以上の需要の申告を行った者の中から、原則として需要申告への積極
的参加の程度、証券投資についての経験、知識、投資方針等を勘案した上で決定する方針でありま
す。
需要の申告を行わなかった投資家への販売については、引受人は、各社の定める販売に関する社内
規程等に従い、原則として証券投資についての経験、知識、投資方針、引受人との取引状況等を勘
案して決定する方針であります。
発行価格の決定に当たり、平成14年4月5日に、仮条件を提示する予定であります。
当該仮条件による需要状況、店頭登録日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、平成14年4
月15日に発行価格及び引受価額を決定いたします。
仮条件は、事業内容、経営成績及び財政状態、事業内容等の類似性が高い公開会社との比較、価格算定
能力が高いと推定される機関投資家等の意見その他を総合的に勘案して決定する予定であります。
需要申告の受付けに当たって、引受人は、当社株式が市場において適正な評価を受けることを目的に機
関投資家等を中心に行う予定であります。
申込証拠金は発行価格と同一の金額といたします。
平成14年4月5日開催予定の取締役会において、平成14年4月6日に公告する予定の発行価額及び資本
組入額を決定する予定であります。
引受価額が発行価額を下回る場合は新株式の発行を中止いたします。
「2 募集の方法」の冒頭に記載のとおり、発行価格と平成14年4月6日に公告する予定の発行価額及
び平成14年4月15日に決定する引受価額とは各々異なります。発行価格と引受価額との差額の総額は、
引受人の手取金となります。
新株式に対する配当起算日は、平成14年4月1日といたします。
発行価格 引受価額 発行価額
未定
(注)1
摘要
(注) 1
2
3
4
5
6
― 3 ―
申込取扱場所
後記「4 株式の引受け」欄の証券会社の全国の本支店及び営業所で申込みの取扱いをいたします。
払込取扱場所
店名
所在地
株式会社あさひ銀行
神谷町支店
東京都港区虎ノ門五丁目12番1号
株式会社ユーエフジェイ銀行
麻布支店
東京都港区麻布十番一丁目10番3号
株式会社東京三菱銀行
目黒支店
東京都品川区上大崎二丁目16番5号
株式会社富士銀行
赤坂支店
東京都港区赤坂四丁目1番33号
株式会社三井住友銀行
麻布支店
東京都港区西麻布四丁目1番3号
(注) 1 上記払込取扱場所での申込の取扱は行いません。
2 株式会社富士銀行は、平成14年4月1日付で、株式会社みずほ銀行に商号変更の予定であります。なお、
商号変更に伴い支店名が赤坂支店から赤坂見附支店となります。
4
株式の引受け
引受人の氏名又は名称
住所
株
新光証券株式会社
東京都中央区八重洲二丁目4番1号
UFJキャピタルマーケッツ
証券株式会社
東京都千代田区大手町一丁目1番3号
HSBC証券会社東京支店
東京都中央区日本橋三丁目11番1号
野村證券株式会社
東京都中央区日本橋一丁目9番1号
マネックス証券株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目11番1号
東京三菱証券株式会社
東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
みずほ証券株式会社
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
あさひリテール証券
株式会社
東京都中央区日本橋三丁目2番15号
ワールド日栄証券株式会社
東京都中央区日本橋兜町1番6号
水戸証券株式会社
東京都中央区日本橋三丁目13番5号
東海東京証券株式会社
東京都中央区京橋一丁目7番1号
計
引受けの条件
引受株式数
―
1
2
3
未定
2,400,000
買取引受けによりま
す。
引受人は新株式払込金
として、平成14年4月
23日までに払込取扱場
所へ引受価額と同額を
払込むこととします。
引受手数料は支払われ
ません。ただし、発行
価格と引受価額との差
額の総額は引受人の手
取金となります。
―
(注) 1 引受けの条件は、平成14年4月5日開催予定の取締役会において決定する予定であります。
2 上記引受人と発行価格決定日(平成14年4月15日)に元引受契約を締結する予定であります。
3 引受人は、上記引受株式数の内100,000株程度を上限として、全国の証券会社に委託販売する方針であ
ります。
― 4 ―
5
新規発行による手取金の使途
(1) 新規発行による手取金の額
払込金額の総額
発行諸費用の概算額
円
差引手取概算額
円
834,720,000
30,000,000
円
804,720,000
(注) 1
払込金額の総額は、引受価額の総額であり、有価証券届出書提出時における想定仮条件(350円∼390円)
の平均価格(370円)を基礎として算出した見込額であります。
2 発行諸費用の概算額には、消費税及び地方消費税(以下「消費税」という。)は含まれておりません。
3 引受手数料は支払わないこととされたため、発行諸費用の概算額は、これ以外の費用を合計したもので
あります。
(2) 手取金の使途
上記の手取概算額804,720千円については、100,000千円を子会社への投融資に、300,000千円を社
債の償還資金に、残額を広告映像事業の運転資金にそれぞれ充当する予定であります。
― 5 ―
第2 売出要項
1
売出株式
平成14年4月15日に決定される引受価額にて引受人は買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価
額(売出価格、発行価格と同一の価格)で売出しを行います。引受人は受渡期日に引受価額の総額を売
出人に支払い、本売出しにおける売出価格の総額との差額は引受人の手取金といたします。売出人は、
引受人に対して引受手数料を支払いません。
種類
計(総売出株式)
入札によ
る売出し
入札によ
らない売
出し
株
売出しに係る株式の所有者
の住所及び氏名又は名称等
円
摘要
店頭登録前の公募増
資等を行うに際して
の手続き等は、「規
則」及び「規則」に
―
―
―
関する細則により規
神奈川県鎌倉市浄明寺3-7-28
定されております。
吉 田 博 昭
650,000株 2 公募新株式の発行を
東京都国立市富士見台1-1-21
中止した場合には、
三 隅 研 二
525,000株
株式の売出しも中止
東京都大田区池上台4-18-21
いたします。
木 村 克 巳
350,000株
神奈川県三浦郡葉山町堀内1441-3
柿 本 秀 二
350,000株
東京都世田谷区東玉川2-8-20
早 川 和 良
200,000株
東京都三鷹市井の頭3-4-12
宇 井
実
125,000株
神奈川県藤沢市辻堂3-2-15
飯 田 浩 一
100,000株
東京都中央区京橋1-3-1
あさひ銀事業投資株式会社100,000株
東京都中央区京橋2-14-1
ブックビルデ
2,800,000 1,036,000,000 株式会社ユーエフジェイキャピタル
ィング方式
85,000株
東京都中央区日本橋茅場町1-6-10
東京ベンチャーキャピタル株式会社
75,000株
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町31-1
植 木 英 則
70,000株
東京都三鷹市大沢1-2-44
越 中 久 幸
67,000株
東京都新宿区神楽河岸1-1
富士銀キャピタル株式会社
50,000株
東京都千代田区神田鍛冶町3-6-3
ダイヤモンドキャピタル株式会社
38,000株
東京都千代田区丸の内2-6-2
明治生命キャピタル4号投資事業組合
15,000株
入
札
方
式
普通株式
売出価額
の総額
売出数
―
―
―
―
2,800,000 1,036,000,000
―
(注) 1
1
―
売出価額の総額は、有価証券届出書提出時における想定仮条件(350円∼390円)の平均価格(370円)で算
出した見込額であります。
2 売出数については今後変更される可能性があります。
3 東京ベンチャーキャピタル株式会社、富士銀キャピタル株式会社は、平成14年4月1日付で統合され、
みずほキャピタル株式会社に商号変更の予定であります。
― 6 ―
2
売出しの条件
(1) 入札方式
イ
入札による売出し
該当事項はありません。
ロ
入札によらない売出し
該当事項はありません。
(2) ブックビルディング方式
売出価格
未定
(注)1
引受価額
申込期間
未定
(注)1
自 平成14年
4月17日(水)
至 平成14年
4月19日(金)
1
2
3
摘要
4
5
6
申込
株数単位
申込
証拠金
株
1,000
未定
(注)1
申込
引受人の住所及び氏名
受付場所
又は名称
元引受契約
を締結する 東京都中央区八重洲
証券会社の 二丁目4番1号
本支店及び 新光証券株式会社
営業所
元引受契約
の内容
未定
(注)2
申込みの方法は、申込期間内に上記申込受付場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといた
します。
売出株式は全株を引受人が引受価額にて買取ることといたします。
株券受渡期日は、平成14年4月24日(水)であります。株券は「機構」の業務規程第66条の3に従
い、一括して「機構」に預託されますので、店頭登録日から売買を行うことができます。
なお、株券の交付を希望する旨を事前に証券会社に通知された方には、店頭登録予定日(平成14
年4月24日(水))以降に証券会社を通じて株券が交付されます。
申込証拠金には、利息をつけません。
売出価格の決定方法は、第1 募集要項 3 募集の条件 (2) ブックビルディング方式の摘要
6、7と同様であります。
上記引受人の販売方針は、第1 募集要項 3 募集の条件 (2) ブックビルディング方式の摘要
8に記載した販売方針と同様であります。
(注) 1
売出価格及び申込証拠金は、ブックビルディング方式による募集の発行価格及び申込証拠金と同一とい
たします。
2 元引受契約の内容、その他売出に必要な条件については、売出価格決定日(平成14年4月15日)において
決定いたします。
なお、元引受契約においては、引受手数料は支払われません。ただし、売出価格と引受価額との差額の
総額は引受人の手取金となります。
3 上記引受人と元引受契約を締結する予定であります。
― 7 ―
事業の概況等に関する特別記載事項
以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を
記載しております。また、当社グループとして必ずしも事業上のリスクとして考えていない事項につき
ましても、投資判断上重要と考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点
から記載しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発
生の回避及び発生時の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、以下の特別記載事
項及び本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があります。
1
当社グループの体制の変遷について
当社グループは、当社(株式会社ティー・ワイ・オー)、連結子会社6社及び非連結子会社1社によ
り構成されており、TV-CM(テレビコマーシャル)制作を中心とした広告映像事業を柱の一つとし、エン
タテインメント事業、コンテンツ・ソリューション事業を展開しております。
平成12年9月期中にはグループにおける事業部門の収益性の明確化や経営資源の集中化を意図した
分社化を行っており、分社前後のグループ体制の変遷は、以下の図のとおりであります。
(注) 1 CM:コマーシャル
2 CG:コンピュータ・グラフィックス
※上記以外に、非連結子会社が1社あります。
― 8 ―
2
当社グループの経営成績及び財政状態について
【連結経営指標等】
回次
第16期
決算年月
第17期
第18期
第19期
第20期
平成9年9月 平成10年9月 平成11年9月 平成12年9月 平成13年9月
売上高
(千円)
−
−
−
7,814,104
8,039,712
営業利益
(千円)
−
−
−
212,490
711,161
経常利益
(千円)
−
−
−
118,780
641,252
当期純利益又は当期純損失(△)
(千円)
−
−
−
△98,767
165,912
純資産額
(千円)
−
−
−
641,973
838,894
総資産額
(千円)
−
−
−
6,970,267
6,300,243
【提出会社の経営指標等】
回次
第16期
決算年月
第17期
第18期
第19期
第20期
平成9年9月 平成10年9月 平成11年9月 平成12年9月 平成13年9月
売上高
(千円)
6,230,700
5,457,301
6,390,805
7,093,228
6,263,905
営業利益
(千円)
387,047
329,890
121,030
105,041
543,991
経常利益
(千円)
348,548
275,703
13,853
24,701
515,802
当期純利益又は当期純損失(△)
(千円)
204,649
35,847
△125,766
△124,981
165,066
純資産額
(千円)
897,428
1,062,275
916,848
724,457
938,162
総資産額
(千円)
5,382,771
5,130,719
6,252,737
6,323,077
5,490,141
(注) 1 当社は第19期より連結財務諸表を作成しております。
2 第19期及び第20期の連結財務諸表ならびに財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づ
き、監査法人トーマツの監査を受けておりますが、第16期、第17期及び第18期については、当該監査を
受けておりません。
3 第16期の売上高は、消費税が含まれており、第17期以降の連結売上高及び売上高には消費税は含まれて
おりません。
(1)当社の連結業績について
当社は平成12年9月期から連結財務諸表を作成しており、平成11年9月期以前につきましては、個
別財務諸表のみの開示となっております。
平成12年9月期につきましては、広告映像事業及びコンテンツ・ソリューション事業は営業利益を
計上したものの、当社グループ全体では98,767千円の当期純損失を計上いたしました。これは主に平
成11年9月期より取り組んで参りましたエンタテインメント事業の自社開発販売型のプレイステーシ
ョン用ゲームソフト制作及びHAV制作(ヘルスケアに関する映像制作等)からの撤退に伴う特別損失
92,219千円、ゴルフ会員権の評価損に伴う特別損失82,640千円の計上等によるものであります。
平成13年9月期につきましては、分社化による事業領域の明確化による収益性の向上やプレイステ
ーション用ゲームソフト開発をはじめとする不採算事業からの撤退が完了したことにより、広告映像
事業、エンタテインメント事業及びコンテンツ・ソリューション事業ともに好調な結果となり、経常
利益641,252千円と前期比539.9%の増益を達成いたしましたが、特別損失としてゴルフ会員権評価損
(貸倒引当金繰入額を含む)95,363千円、過年度役員退職慰労引当金繰入額61,136千円等を計上した結
果、当期純利益165,912千円となりました。
― 9 ―
(2)当社の単体業績について
平成9年9月期につきましては、TV-CM制作やプレイステーション用ゲームソフト制作は順調に推移
いたしました。平成10年9月期につきましては、TV-CM制作の売上高計上基準の変更やプレイステーシ
ョン用ゲームソフト開発の遅延等により減収、減益となりました。平成11年9月期につきましては、
TV-CM制作は順調に推移したものの、プレイステーション用ゲームソフトの販売不振により125,766千
円の当期純損失を計上する結果となりました。平成12年9月期以降の業績につきましては、前述の通
り平成12年9月期中に分社化を行っておりますので、連結子会社に分散しております。なお、平成12
年9月期及び平成13年9月期の業績の概況は、「(1) 当社の連結業績について」に記載のとおりであ
ります。
(3)業績の季節変動について
当社グループの事業において、広告映像事業については、広告主の広告宣伝費及び販売促進費の予
算執行や広告出稿が各社の期末及び中間期末である3月及び9月に集中する傾向があることから、当
社グループの広告映像事業の売上高も3月及び9月に集中する傾向があります。また、受注案件の制
作規模や納期により当社グループの経営成績に変動が生じる可能性があります。
なお、平成13年9月期においては、当社単体のみが広告映像事業のセグメントに属しておりますの
で、以下に当社単体の月次売上高及び月次売上高の通期売上高に対する割合を示しております。
【平成13年9月期
月次売上高及び月次売上高の通期売上高に対する割合】
12年10月
売上高
通期=100%
通期=100%
12年12月
13年1月
13年2月
(単位:百万円)
13年3月
164
222
351
404
236
1,556
2.6%
3.5%
5.6%
6.5%
3.8%
24.8%
13年4月
売上高
12年11月
13年5月
13年6月
13年7月
13年8月
13年9月
355
248
833
357
444
1,088
5.7%
4.0%
13.3%
5.7%
7.1%
17.4%
(4)借入依存度について
平成13年9月30日現在、当社グループの連結有利子負債は3,564百万円あり、連結総資産に対する有
利子負債依存度が56.6%と比較的高い水準となっております。
借入金の主な資金使途は、TV-CM制作業界の特徴である売上代金回収に先行して生じる制作費の支払
いのための短期借入金、社屋購入のための長期借入金等となっております。
平成12年9月期以降において、当社グループは財務体質の改善を行うべく有利子負債の削減に努め
て参りました。その結果、平成13年9月期末においては前期末対比で1,377百万円の借入金の圧縮を行
いましたが、今後も引き続き財務体質の改善に努めて参ります。
しかしながら、当社グループの経営成績は、金利情勢の変動により影響を受ける可能性があります。
(5)役員退職慰労引当金の設定について
役員退職慰労金は、従来、支出時の費用として処理しておりましたが、当社及び一部の連結子会社
においては、役員の在任期間の長期化に伴い、将来の支給金額の重要性が増してきたことから期間損
益計算のより適正化と財務内容のより健全化を計るため、平成13年9月連結会計年度から内規に基づ
く期末支給見込額を役員退職慰労引当金として計上する方法に変更いたしました。なお、過年度対応
額については、5年間にわたり均等額を特別損失として計上しており、平成13年9月連結会計年度末
における過年度対応額の未処理残高は244百万円となっております。
― 10 ―
3
当社グループの特定の取引先に対する依存度について
最近2連結会計年度における主な販売先に対する販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する
割合は、下記のとおりとなっております。特に株式会社電通及び株式会社博報堂に対する販売比率が
高くなっておりますが、当社グループの販売実績において、広告映像事業の占める割合(平成12年9月
期79.8%、平成13年9月期77.3%)が高いこと及び株式会社電通及び株式会社博報堂が広告マーケット
において大きなシェアを有していることによります。
当社グループといたしましては、映像制作会社として、広告主を含む業界全般の確固たる評価を獲
得することに長年注力してまいりましたが、今後もこれにより実質的な取引の安定性を確保できるよ
う努めてまいります。
しかしながら、株式会社電通及び株式会社博報堂とは長期契約や資本関係もなく、取引の継続性や
安定性が保証されていないため、両社の経営施策や取引方針の変更によっては当社グループの経営成
績が重要な影響を受ける可能性があります。
【最近2連結会計年度における主な販売先に対する販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割
合】
相手先
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
金額(千円)
㈱電通
㈱博報堂
(注)
4
自
至
割合(%)
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
金額(千円)
割合(%)
2,207,553
28.3
2,327,785
29.0
986,604
12.6
874,618
10.9
主な販売先は各連結会計年度の販売実績に対する割合が10%以上の取引先について記載しております。
当社グループの事業構造に関するリスクについて
(1) 企業の広告支出額が当社グループの事業に与える影響について
当社グループの事業構成は、現時点では広告映像事業を柱とした事業構成となっているため、企業
の広告支出額に大きな影響を受ける可能性があります。景況感と企業の広告支出の変動には少なから
ず相関性があり、景気の悪化局面においては支出を抑制し、好転期には支出を増加させる傾向があり
ます。従いまして、企業の広告支出額(特にTV-CM制作費)の動向によっては、当社グループの事業が影
響を受ける可能性があります。
当社グループといたしましては、広告映像分野のみならずエンタテインメント映像分野等にも進出
し、映像事業の領域拡大に努めております。
(2) 広告業界(TV-CM制作業界を含む)の取引慣行について
広告業界においては、契約書の取り交わしや発注書等の発行が行われないことが一般的であります
(知的所有権関連を除く)。これは広告計画等の変更に対応するために、関与当事者間での取引の柔軟
性や機動性を重視している等の要因によるものであります。当社グループといたしましては、企画変
更等により当初の予算金額に変動が生じ、利益率が大きく変動する場合があるため、適正な利益率を
確保すべく社内外での交渉や管理を徹底しておりますが、予定の利益率を大きく下回った場合には、
当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。なお、契約書の文書化未整備による不測
― 11 ―
の事故・紛争発生のリスクについては、現在広告代理店や大手制作会社を中心に取引慣行の改善や取
引の明確化が検討されておりますが、当社グループといたしましては、取引先より当社仕様の作品終
了確認書(検収書)を独自に入手することにより、売上金額等の明確化を図っております。
また、TV-CM制作において、制作完了後に売上代金の支払いが行われることから、代金回収よりも制
作費の支払いのほうが先行するため、受注案件の金額や本数によっては多額の資金需要が発生し、当
社の資金繰りに大きな影響を与える可能性があります。
5
当社グループの経営について
(1) 特定の人物への依存について
経営方針や戦略の決定をはじめ、各方面の事業推進においては当社の創業者であり代表取締役社長
である吉田博昭を始めとして、代表取締役専務 木村克巳、常務取締役 早川和良、常務取締役 柿本秀
二、常務取締役 宇井実、取締役 三隅研二(以上は大株主上位6名であり、発行済株式総数の74.4%を
保有しております)が重要な役割を果たしております。
当社グループといたしましては、企業価値の最大化における重要なファクターである人材の発掘・
育成や才能をビジネス化する仕組みづくりに注力しております。当社グループは、映像制作の第一線
で活躍する著名なディレクター、プロデューサー、カメラマン、ミュージシャン等のあらゆるクリエ
イターとかかわることによって、才能をビジネス化し、収益を上げる仕組みを構築してまいりました。
これはブランドの確立、社員クリエイターの公開システム(注)、プロデューサーの独立採算制、多様
でオープンな雇用契約、自由な就業ルール、成果を即時現金化する給与体系、そして市場原理による
評価システムに至るまで、目的合理性に徹した当社のノウハウであります。しかしながら、現時点で
各人に不測の事態が発生した場合、当社の事業戦略及び経営成績その他に重要な影響を与える可能性
があります。
(注)
当社社員クリエイターが業界他社の仕事についても部分的に請け負うことができる仕組みであります。
(2) 成功報酬型ワラントについて
当社は、成功報酬型ワラントを利用したインセンティブ・プランを導入するため、平成11年9月29
日及び平成13年8月24日に無担保社債(新株引受権付)を発行いたしました。当該成功報酬型ワラント
の概要は下記のとおりであります。なお、将来的に本ワラントの権利行使がなされた場合には、保有
株主の株式価値を希薄化させる可能性があります。また、当社は今後も企業価値を最大化すべく、必
要に応じてストック・オプション等を含む各種のインセンティブ・プランを実行していく方針であり
ます。
項目
第2回新株引受権付社債
第7回新株引受権付社債
161,480千円
86,400千円
平成11年9月29日
平成13年8月24日
行使により発行する株式
普通株式
普通株式
行使価格
69.70円
36円
2,316,780株
2,400,000株
平成11年9月29日∼平成16年9月28日
平成13年8月24日∼平成18年8月24日
社債の発行総額
発行年月日
取得可能株式数
権利行使請求期間
(注)
平成13年12月25日開催の取締役会決議により、平成14年2月20日付をもって1株を50株に分割いたしまし
た。この結果、第2回無担保社債[新株引受権付]の新株引受権の行使価格は3,483.20円から69.70円、取
得可能株式数は46,350株から2,316,780株に、第7回無担保社債[新株引受権付]の新株引受権の行使価格
は1,800円から36円、取得可能株式数は48,000株から2,400,000株に修正されております。
― 12 ―
(3) ゲーム子会社について
当社の連結子会社である株式会社朱雀は、主にゲームボーイアドバンス向けのゲームソフトを受託
開発しております。ゲームソフト制作は、制作期間が他の事業に比べ比較的長期間(9∼12ヶ月)であ
ること、ゲームソフトの人気により売上高が大きく変動する等の特徴があります。
当社グループといたしましては、様々な映像制作グループ会社があるメリットを活かし、他メディ
アと連動したゲームキャラクターのプロモーションや効率的かつ安定的な開発を行うことによりリス
クの軽減に努めておりますが、ゲームソフトの制作期間の長期化及び販売動向によっては当社グルー
プの経営成績が影響を受ける可能性があります。
(4) 設備及びサービスの陳腐化について
当社グループの事業において、コンテンツ・ソリューション事業については、優秀な人材の技術力
に加え、最新のデジタル映像機材、編集設備及びインターネット関連システムやソフトへの投資が必
要となります。当社グループでは、収益見込みを勘案しつつ、比較的短期のリース契約での設備投資
を行っております。しかしながら、デジタル映像編集設備やインターネット関連技術は、技術革新の
進歩が早く、業界標準や顧客ニーズが急速に変化するため、当社グループの提供するサービスやソフ
トが陳腐化し、競合他社に対する競争力の低下を招く可能性があり、当社グループの事業に影響を与
える可能性があります。
(5) 今後の事業展開について
当社グループは、当社を含む8社により構成されておりますが、グループ各社が各映像マーケット
における知名度を向上させることはもとより、グループ全体で様々なコミュニケーションとエンタテ
インメントを提供し、すべてのメディアに展開する、新しい映像コンテンツ・ビジネスモデルの実現
を目標としております。従いまして、今後も新会社の設立やM&Aに積極的に取り組み企業価値を拡大す
る方針であります。しかしながら、これらの事業戦略が計画どおりに機能しない場合、当社グループ
の経営成績が重要な影響を受ける可能性があります。
― 13 ―
第二部 企業情報
― 14 ―
第1 企業の概況
1
主要な経営指標等の推移
回次
第16期
第17期
第18期
第19期
第20期
決算年月
平成9年9月
平成10年9月
平成11年9月
平成12年9月
平成13年9月
(千円)
(千円)
―
―
―
―
―
―
7,814,104
118,780
8,039,712
641,252
(千円)
―
―
―
△98,767
165,912
(千円)
(千円)
(円)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
641,973
6,970,267
1,428.51
838,894
6,300,243
1,783.36
(円)
―
―
―
△219.78
364.38
(円)
―
―
―
―
―
(%)
(%)
(倍)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
9.2
△13.6
―
13.3
22.4
―
(千円)
―
―
―
608,311
167,398
(千円)
―
―
―
83,047
24,093
(千円)
―
―
―
513,698
△1,335,411
(千円)
―
―
―
2,212,356
1,072,148
(人)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
(1) 連結経営指標等
売上高
経常利益
当期純利益
又は当期純損失(△)
純資産額
総資産額
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
又は当期純損失(△)
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
自己資本比率
自己資本利益率
株価収益率
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
期末残高
従業員数
(外、臨時雇用者数)
(2) 提出会社の経営指標等
売上高
(千円)
経常利益
(千円)
当期純利益
(千円)
又は当期純損失(△)
資本金
(千円)
発行済株式総数
(株)
純資産額
(千円)
総資産額
(千円)
1株当たり純資産額
(円)
1株当たり配当額
(円)
(うち1株当たり
中間配当額)
1株当たり当期純利益
(円)
又は当期純損失(△)
潜在株式調整後
(円)
1株当たり当期純利益
自己資本比率
(%)
自己資本利益率
(%)
株価収益率
(倍)
配当性向
(%)
従業員数
(人)
(外、臨時雇用者数)
198
(24)
210
(27)
6,230,700
348,548
5,457,301
275,703
6,390,805
13,853
7,093,228
24,701
6,263,905
515,802
204,649
35,847
△125,766
△124,981
165,066
30,000
60,000
897,428
5,382,771
14,957.13
164,000
140,800
1,062,275
5,130,719
7,544.56
260,745
449,400
916,848
6,252,737
2,040.16
260,745
449,400
724,457
6,323,077
1,612.05
295,755
470,402
938,162
5,490,141
1,994.38
666.66
(―)
500.00
(―)
150.00
(―)
50.00
(―)
95.00
(―)
3,668.81
444.66
△297.69
△278.10
362.52
―
―
―
―
―
16.7
24.3
―
18.2
138
(9)
20.7
3.7
―
112.4
190
(8)
― 15 ―
14.7
△12.7
―
―
228
(12)
11.5
△15.2
―
―
158
(8)
17.1
19.9
―
26.2
139
(9)
(注) 1 当社は第19期より連結財務諸表を作成しております。
2 第19期及び第20期の連結財務諸表ならびに財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づ
き、監査法人トーマツの監査を受けておりますが、第16期、第17期及び第18期については、当該監査を
受けておりません。
3 第16期の売上高は、消費税が含まれており、第17期以降の連結売上高及び売上高には消費税は含まれて
おりません。
4 当社は新株引受権付社債を発行しておりますが、連結ベースの潜在株式調整後1株当たり当期純利益及
び潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、当社株式は非上場・非登録でありますので、期中
平均株価が把握できないため記載しておりません。なお、第16期以前につきましては、潜在株式が存在
していないため記載しておりません。
5 株価収益率については、当社株式は非上場・非登録でありますので記載しておりません。
6 従業員は就業人員であり、( )内に臨時雇用者(アルバイト)の期末人数を外数で記載しております。
7 提出会社は、平成10年11月20日付で普通株式1株を3株に分割しております。なお、第18期の1株当た
り当期純損失は、期首に分割が行われたものとして計算しております。また、平成13年12月25日開催の
取締役会決議により、平成14年2月20日付で普通株式1株を50株に分割いたしました。
そこで、日本証券業協会の公開引受担当者・引受審査担当者宛通知「登録申請のための有価証券報告書
の作成上の留意点等について」(平成13年11月2日付日証協(店登)13第359号)に基づき、当該株式分割
に伴う影響を加味し、遡及修正を行った場合の1株当たりの指標の推移を参考までに掲げると以下のと
おりとなります。
なお、当該数値については監査法人トーマツの監査を受けておりません。
回次
第16期
第17期
第18期
第19期
第20期
決算年月
平成9年9月
平成10年9月
平成11年9月
平成12年9月
平成13年9月
(円)
―
―
―
28.57
35.67
(円)
―
―
―
△4.40
7.29
(円)
―
―
―
―
―
99.71
50.30
40.80
32.24
39.89
(1) 連結経営指標等
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
又は当期純損失(△)
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(2) 提出会社の経営指標等
1株当たり純資産額
(円)
1株当たり配当額
(円)
(うち1株当たり
中間配当額)
1株当たり当期純利益
(円)
又は当期純損失(△)
潜在株式調整後
(円)
1株当たり当期純利益
4.44
(―)
3.33
(―)
3.00
(―)
1.00
(―)
1.90
(―)
24.46
2.96
△5.95
△5.56
7.25
―
―
―
―
―
― 16 ―
2
沿革
年月
事項
昭和57年4月
東京都港区六本木に株式会社ティー・ワイ・オー(資本金10,000千円)を設立。
昭和63年3月
業務拡大に伴い、東京都港区高輪に本社を移転。
平成2年9月
ポストプロダクション業務を主業とする、株式会社ポスト・プロダクション・センター(資本金
20,000千円、連結子会社)を設立。
平成6年9月
映像事業室業務拡大に伴い、東京都港区南青山にデジタルフロンティアセクションを設置。
コンピュータグラフィックス・ゲーム事業に進出。
平成9年4月
映像事業室デジタルフロンティアセクション業務拡大に伴い、東京都目黒区中目黒に代官山分室
を設置。
平成9年5月
TYO Hong Kong Limited(中国、非連結子会社)設立。
平成9年9月
業務拡大に伴い、東京都品川区上大崎に本社を移転。
平成10年1月
デジタルコンテンツ配信事業を主業とする、デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社(資本金
20,000千円、連結子会社)を設立。
平成12年5月
ミュージック・クリップ(音楽映像)の制作事業を主業とする、株式会社祭(資本金10,000千円、
連結子会社)を設立。
平成12年5月
コンピュータグラフィックスをコア技術とした映像制作事業を主業とする、株式会社デジタル・
フロンティア(資本金20,000千円、連結子会社)を設立。
平成12年5月
インディーズレーベル運営事業を行う、株式会社ティー・ワイ・オーミュージック(資本金
20,000千円、連結子会社)を設立。
平成12年6月
ゲームソフトの受託開発事業を主業とする、株式会社朱雀(資本金10,000千円、連結子会社)が営
業開始。
平成12年10月
東京都港区南麻布にクリエイティブ本部を移転。
― 17 ―
3
事業の内容
当社グループは、当社(株式会社ティー・ワイ・オー)及び連結子会社6社及び非連結子会社1社に
より構成されております。当社グループはTV-CM(テレビコマーシャル)制作を中心とした広告映像事業
を柱の一つとし、エンタテインメント事業、コンテンツ・ソリューション事業を展開しております。
当社を中心とした8社のグループは、独創的な映像技術を活用し、様々なコミュニケーションとエン
タテインメントを提供し、グループ企業それぞれが属する映像マーケットにおいての知名度を向上さ
せるとともに、グループ全体としてすべてのメディアに展開する、新しい映像コンテンツ・ビジネス
モデルを実現する事を目標としております。
当社の事業内容は次のとおりであります。
広告映像事業
エンタテインメント
事業
コンテンツ・
ソリューション事業
TV-CM企画・制作、インターネット広告企画・制作
ゲームソフト受託開発、ミュージック・クリップ企画・制作、インディーズレーベル運
営、コンピュータグラフィックス(以下「CG」という。)等のデジタルコンテンツ企画・
制作
デジタルコンテンツ(写真・CG等)インターネット配信、映像コンテンツ制作のプラット
ホーム(編集スペースや編集機材等)や編集技術の提供
― 18 ―
事業の系統図は、以下のとおりであります。
※
※
上記の矢印は主要な取引を示すものであり、取引のすべてを網羅したものではありません。
非連結子会社であるTYO Hong Kong Limitedにつきましては、その業容が複数の事業にまたがっているため、
図中での記載は行っておりません。
― 19 ―
(1) 広告映像事業
当社は、設立以来TV-CM制作を中心に行ってきた企業であり、広告映像事業は設立以来の基盤事業
であります。当事業は、主に広告代理店を介したTV-CMの企画・制作を行っております。
その他の広告映像事業として、当社MD部(メディアデザイン部)において、企業のインターネット
上でのイベント広告に関するサイトの構築や広告映像の企画・制作を行っております。
また、日本放送協会と共同で著作権を保有する日本放送協会衛星放送番組のキャラクター「どー
も君」に代表される広告キャラクタービジネスについても、今後グループ全体で拡大していく予定
であります。
広告映像事業のビジネスモデル概念図は、下記のとおりです。
― 20 ―
(2) エンタテインメント事業
エンタテインメント事業は、音楽やゲーム等に代表されるエンタテインメント分野に関するデジ
タル映像コンテンツの企画・制作やゲームソフトの受託開発を行っております。
当社グループは、小型ゲーム機マーケットのみならず、インターネットやPDA(小型情報端末)の定
着化によるゲームマーケットの拡大(ネットワークゲーム等)やデジタル放送時代に必要とされるデ
ジタル映像コンテンツのニーズに対応すべく、高度なクリエイティブ能力とデジタル化技術を活か
しながら、ゲームソフトの受託開発やデジタル映像コンテンツの企画・制作を行っております。
エンタテインメント事業に関連する当社連結子会社の主な事業は、以下の通りであります。
株式会社デジタル・フロンティアは、CG、ビデオ、DVD(デジタルビデオディスク)、BSデジタル
放送番組におけるデジタルコンテンツ等の企画・制作を主業務としております。
株式会社祭は、音楽制作物(CD、レコード等)に関連するミュージック・クリップ(音楽映像)の企
画・制作を行っております。また、株式会社ティー・ワイ・オーミュージックは、インディーズレ
ーベル運営(独立系レコード会社の運営)を行っております。株式会社朱雀は、ゲームソフトの受託
開発を中心に行っております。
各グループ会社の関連マーケット、ビジネスモデル概念図及び相関図は、下記のとおりです。
― 21 ―
(3) コンテンツ・ソリューション事業
現在、コンテンツ・ソリューション事業は、2つのビジネスモデルにより構成されております。
①
ポストプロダクション部門
映像コンテンツを取り扱う各種プロダクション等に対し、映像コンテンツ編集に要する最先端
のプラットホーム(編集スペースや編集機材等)の提供や、優秀なエディター、ミキサーによる映
像コンテンツのエディト技術(画像処理技術や音声付加技術等)の提供を行う事により収益化する
ビジネスモデル。
②
デジタルアーカイブ部門
プロデザイナー等を中心としたユーザーを会員化し、アーカイブ(圧縮保存)された6万点以上
のデジタルコンテンツ(写真・CG等)をインターネットを通じて、配信・課金するビジネスモデル。
ビジネスモデルの①に関連する当社連結子会社は、株式会社ポスト・プロダクション・センター
であり、②に関連する当社連結子会社は、デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社であります。
今後、インタラクティブ(双方向通信が可能)なメディア(BSデジタル番組放送等)の拡大やインタ
ーネット技術の進歩により、デジタル映像コンテンツの多様化や映像編集技術の高度化がさらに拡
大すると予想されます。
また、ストックフォト市場や素材CD-ROM市場は、デジタルコンテンツ市場の広がりとともに拡大
を続けており、更なる事業拡大を図っていく方針であります。さらにインターネット配信のプラッ
トホームを有効に活用し、新しいビジネスモデルの開発にも取り組んでおります。
当社グループは、保有するプラットホームや編集技術を有効に活用するだけでなく、様々な顧客
ニーズにクイックかつクリエイティブに対応し、映像コンテンツに関するソリューションを提供し
ていく方針であります。
コンテンツ・ソリューション事業のビジネスモデル概念図は、下記のとおりです。
― 22 ―
4
関係会社の状況
名称
連結子会社
㈱デジタル・
フロンティア
住所
資本金
(千円)
主要な事業内容
議決権の
所有割合
(%)
関係内容
東京都目黒区
20,000
エンタテイン
メント事業
100.0
オフィスの転貸、債務保証、役員の
兼任(3名)あり。
㈱ティー・ワイ・
オーミュージック
東京都目黒区
20,000
エンタテイン
メント事業
100.0
オフィスの転貸、債務保証、役員の
兼任(2名)あり。
㈱祭
東京都目黒区
10,000
エンタテイン
メント事業
100.0
オフィスの転貸、債務保証、資金貸
付、役員の兼任(2名)あり。
㈱朱雀
東京都目黒区
10,000
100.0
オフィスの転貸、債務保証、資金貸
付、役員の兼任(3名)あり。
デジタルアーカイブ・
ジャパン㈱
東京都目黒区
136,000
㈱ポスト・プロダクショ
東京都港区
ン・センター
40,000
エンタテイン
メント事業
コンテンツ・
ソリューショ
ン事業
コンテンツ・
ソリューショ
ン事業
78.2
債務保証、資金貸付、役員の兼任(2 (注)
名)あり。
2
67.0
当社制作物の編集作業等を行ってい
(注)
る。債務保証、役員の兼任(4名)あ
2
り。
(注) 1 主要な事業の内容欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載しております。
2 特定子会社に該当致します。
― 23 ―
摘要
5
従業員の状況
(1) 連結会社の状況
(平成14年2月28日現在)
事業の種類別セグメント名
従業員数(人)
広告映像事業
132(10)
エンタテインメント事業
42( 4)
コンテンツ・ソリューション事業
39(10)
全社(共通)
2(―)
合計
215(24)
(注) 1
従業員は就業人員であり、出向受け社員1名を含み、( )内に臨時雇用者の年間の平均人数を外数で記
載しております。
2 全社(共通)として、記載されている従業員数は、経営企画に関する部門等に所属しているものでありま
す。
(2) 提出会社の状況
(平成14年2月28日現在)
従業員数
134(10)人
平均年齢
平均勤続年数
33.0歳
5.9年
(注) 1
従業員は就業人員であり、出向受け社員1名を含み、(
載しております。
2 平均年間給与は、賞与を含んでおります。
6,607千円
)内に臨時雇用者の年間の平均人数を外数で記
(3) 労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
― 24 ―
平均年間給与
第2 事業の状況
1 業績等の概要
(1) 業績
当連結会計年度における日本経済は、前半は民間企業を中心とした自立回復の兆しが若干見られ
たものの、後半には依然続く個人消費の低迷に加え、米国における同時多発テロの発生により米国
経済の減速懸念が更に強くなり、景気の先行きは益々不透明感を増してきております。また、広告
業界におきましては、当連結会計年度後半より景気の低迷による広告需要の減速傾向が顕著となっ
てきております。
このような事業環境のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)は、各分野におけるトップブラ
ンドの確立と収益拡大に邁進して参りました。
この結果、当連結会計年度の連結売上高は8,039百万円(前期比2.9%増)、営業利益711百万円(前
期比234.7%増)、経常利益641百万円(前期比439.9%増)となったものの、ゴルフ会員権評価損(貸倒
引当金繰入額含む)95百万円、過年度役員退職慰労金引当61百万円等の計上を行った結果、当期純利
益は165百万円(前連結会計年度は当期純損失98百万円)となりました。
事業の種類別セグメントの業績は次のとおりであります。
①
広告映像事業
平成13年9月期
平成12年9月期
(単位:千円)
前年同期比
増減
売上高
6,224,492
6,243,269
△18,777
99.7%
(外部売上高)
6,214,527
6,234,806
△20,279
99.7%
9,964
8,462
1,502
117.7%
営業費用
5,579,977
5,237,701
342,276
106.5%
営業利益
644,514
1,005,567
△361,053
64.1%
(セグメント間売上高)
広告映像事業におきましては、上記のとおりの数値となりましたが、平成12年9月期から平
成13年9月期にかけての分社化による様々な影響によるものであり、実質的には概ね順調な結
果となりました。今後は平成13年9月期の数値を基準とし、増収増益を目指して参ります。
しかしながら、利益率の高いプリント売上高構成比が低下したことやTV-CM制作に関する利益
率が若干低下したこともあり、今後利益率向上のために徹底した利益管理を行って参ります。
②
エンタテインメント事業
平成13年9月期
平成12年9月期
(単位:千円)
前年同期比
増減
売上高
1,119,331
942,656
176,675
118.7%
(外部売上高)
1,081,955
942,656
139,299
114.8%
(セグメント間売上高)
37,376
―
37,376
―
営業費用
1,051,806
1,729,797
△677,991
60.8%
営業利益
67,524
△787,140
854,664
―
エンタテインメント事業につきましては、売上高1,081百万円(前年同期比14.8%増)、営業利
益67百万円(前年は787百万円の営業損失)と好調な結果となりました。
前連結会計年度におきましては、ゲーム事業の損失(販売不振や開発中止による損失計上等)
により、大幅な営業損失となりました。
しかしながら、当連結会計年度につきましては、設立して間もないにもかかわらず、番組・
CG関連映像や音楽映像部門は、大幅な営業利益の計上となりました。また、ゲーム受託開発部
門につきましては、当連結会計年度は開発期間中のため営業損失となりました。レーベル及び
タレントマネージメント部門につきましては、販売が伸びず大幅な営業損失の計上となったた
め、タレントマネージメント部門からの撤退及びレーベル部門の事業再構築に着手しておりま
す。
― 25 ―
③
コンテンツ・ソリューション事業
平成13年9月期
平成12年9月期
(単位:千円)
前年同期比
増減
売上高
928,681
832,784
95,897
111.5%
(外部売上高)
743,229
636,641
106,588
116.7%
(セグメント間売上高)
185,452
196,142
△10,690
94.5%
営業費用
804,793
730,199
74,594
110.2%
営業利益
123,888
102,584
21,304
120.8%
コンテンツ・ソリューション事業につきましては、売上高743百万円(前年同期比16.7%増)、
営業利益123百万円(前年同期比20.8%増)と好調な結果となりました。
デジタル・アーカイブ部門は、前年同期比で売上高61百万円、営業利益35百万円の増加とな
り、設立以来始めての営業利益計上となりました。デジタル素材のインターネット配信の増加
及びCD−ROM(写真素材)の販売の増加によるものであります。
また、ポスト・プロダクション部門につきましては、積極的な営業活動の結果、売上高は微
増となりましたが、営業利益では若干の減少となりました。
― 26 ―
(2) キャッシュ・フロー
平成13年9月期
(単位:千円)
増減
平成12年9月期
営業活動によるキャッシュ・フロー
167,398
608,311
△440,913
投資活動によるキャッシュ・フロー
24,093
83,047
△58,954
財務活動によるキャッシュ・フロー
△1,335,411
513,698
△1,849,109
現金及び現金同等物に係る換算差額
3,711
918
2,793
△1,140,207
1,205,975
△2,346,182
現金及び現金同等物の期首残高
2,212,356
1,006,381
1,205,975
現金及び現金同等物の期末残高
1,072,148
2,212,356
△1,140,207
現金及び現金同等物の増減額
当連結会計年度における現金及び現金同等物期末残高は、1,072百万円(前年同期比1,140百万円
減)となりました。各区分毎のキャッシュ・フローは、営業活動におけるキャッシュ・フロー167百
万円(前年同期比440百万円減)、投資活動によるキャッシュ・フロー24百万円(前年同期比58百万円
減)、財務活動によるキャッシュ・フロー△1,335百万円(前年同期比1,849百万円減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動におけるキャッシュ・フローの減少は、たな卸資産の増加297百万円と売上債権の増加
318百万円が主な要因であります。また、前期はゲーム事業撤退に伴いたな卸資産が大幅に減少した
ため、営業キャッシュ・フローが増加しておりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動におけるキャッシュ・フローは、担保差入定期預金の解約157百万円により増加したもの
の、固定資産投資等への投資により減少いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動におけるキャッシュ・フローの減少要因は、金融機関の短期借入金返済(増減差額1,576
百万円)によるものであります。
― 27 ―
2
生産、受注及び販売の状況
(1) 生産実績
当社グループの制作物の内容及び金額は、それぞれの制作物により異なり、また、制作のプロセ
スも多岐にわたるため、生産実績の表示が困難であります。したがって、生産実績の記載はしてお
りません。
(2) 受注状況
当連結会計年度の受注実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
事業の種類別セグメントの名称
受注高
受注残高
前年同期比(%)
前年同期比(%)
広告映像事業
6,488,201
109.0
518,510
211.8
エンタテインメント事業
1,193,514
122.6
163,186
316.1
7,681,715
110.9
681,696
229.9
合計
(注)
金額には、消費税は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度の販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
当連結会計年度
自 平成12年10月1日
至 平成13年9月30日
事業の種類別セグメントの名称
前年同期比(%)
広告映像事業
6,214,527
99.7
エンタテインメント事業
1,081,955
114.8
743,229
116.7
8,039,712
102.9
コンテンツ・ソリューション事業
合計
(注) 1 金額には、消費税は含まれておりません。
2 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとお
りであります。
(単位:千円)
前連結会計年度
当連結会計年度
自 平成11年10月1日
自 平成12年10月1日
至 平成12年9月30日
至 平成13年9月30日
相手先
金額
㈱電通
㈱博報堂
割合(%)
金額
割合(%)
2,207,553
28.3
2,327,785
29.0
986,604
12.6
874,618
10.9
― 28 ―
3 対処すべき課題
(1) 当社グループの現状の認識について
当社グループは、広告映像事業、エンタテインメント事業及びコンテンツ・ソリューション事業
を行っております。
広告映像事業においては、TV-CM制作費(電通「日本の広告費」)が1998年(1,856億円)、1999年
(1,840億円)と前年割れになり、2000年においては2,013億円になり若干回復の兆しを見せました。
しかしながら、2001年に入り、依然続く個人消費の低迷に加え、米国における同時多発テロの発生
により米国経済の減速懸念が更に強くなり、景気の先行きは益々不透明感を増してきております。
また、広告業界におきましては、2001年9月期後半より景気の低迷による広告需要の減速傾向が顕
著となってきており、益々企業間競争が激化してきております。
エンタテインメント事業につきましては、様々な分野におけるCG技術のニーズ拡大や音楽業界に
おける音楽映像のニーズ拡大により業容が拡大致しましたが、音楽CDやゲームソフトの販売不振が
顕著であり、選りすぐれたコンテンツ(リッチコンテンツ)の制作が求められてきております。
また、コンテンツ・ソリューション事業につきましても、インターネットのブロードバンド化や
デジタル放送の普及により、デジタル映像コンテンツの多様化や高度な映像編集技術に対するニー
ズが高まってきております。
(2) 当面の対処すべき課題について
当社グループ全体と致しましては、各映像マーケットにおいて知名度を向上させることと、グル
ープ全体ですべてのメディアに展開する、新しい映像コンテンツ・ビジネスモデルの実現が最重要
課題であります。また各事業セグメントにおける当面対処すべき課題は以下のとおりであります。
(広告映像事業)
○インタラクティブ・メディア(インターネットやBSデジタル放送等)への対応
○TV-CM制作マーケットにおけるシェアの拡大
(エンタテインメント事業)
○各分野におけるマーケットシェアの拡大
○新規マーケットの開拓
(コンテンツ・ソリューション事業)
○編集技術を活用したパッケージビジネスの展開
○インターネット配信技術を活用した新たなるビジネスモデルの開発
また、財務面での課題と致しましては、企業規模対比が若干過大となっている借入金の圧縮を進
めるとともに、株主資本利益率の向上を目指しております。
(3) 対処方針
各事業の成長拡大を支えるための事業基盤の確立を最優先にし、グループ全体の企業価値を最大
化するため、各側面から優先順位を検討しながら対処していく方針であります。
(4) 具体的な取組状況
各事業分野での営業拡大(クライアントの獲得や多様化)に取り組むことはもとより、キャラクタ
ーを利用したメディア・ミックス事業(広告キャラクターのゲームソフト化)に着手し、事業化しつ
つあります。
広告映像事業においては、当社の基盤事業であるTV-CM制作マーケットでのシェア拡大のため、人
員の増強や資本的な提携も含めた他社とのアライアンス(協業)の検討を行っております。また、ブ
ロードバンド環境下におけるインターネット上での新しい広告映像形態への取り組みとして、ショ
ート・ムービー(販促用短編映画)等の制作にも着手しております。
エンタテインメント事業におきましては、映像原版権の獲得やCGキャラクターの著作権保有によ
るロイヤリティービジネス等にも小規模ながら着手しております。
コンテンツ・ソリューション事業におきましては、ポストプロダクション部門における編集設備
の増強(スペースの拡大や機材の拡充)や、デジタルアーカイブ部門における利便性の高いデジタル
コンテンツCD-ROMの企画・制作を開始しております。今後は動画コンテンツの販売にも取り組む予
定となっております。
― 29 ―
4
経営上の重要な契約等
該当事項はありません。
5
研究開発活動
該当事項はありません。
― 30 ―
第3 設備の状況
1
設備投資等の概要
当連結会計年度おいて、業容の拡大に伴いクリエイティブ本部(広告映像事業)を南麻布分室に移設
致しました。
なお、当連結会計年度中に重要な影響を及ぼす設備の売却、除却等はありません。
2
主要な設備の状況
当企業グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。
(1) 提出会社
(平成13年9月30日現在)
事業の種類別
セグメントの
名称
事業所名
(所在地)
本社
(東京都品川区)
南麻布分室
(東京都港区)
帳簿価額(千円)
設備の
内容
土地
(面積㎡)
530,920
(560.45)
―
(―)
建物
広告映像事
事務所
業、共通
439,159
広告映像事業 事務所
10,525
その他
従業
員数
(人)
合計
25,348
995,427
11,393
21,919
108
[9]
31
[―]
(2) 国内子会社
会社名
㈱ポスト・プロダ
クション・センタ
ー
帳簿価額(千円)
事業所名
(所在地)
事業の種類別
セグメントの
名称
設備の
内容
本社
(東京都港区)
コンテン
ツ・ソリュ
ーション事
業
事務所映像
編集設備
建物
土地
(面積㎡)
59,060
その他
―
(―)
13,330
合計
72,391
従業
員数
(人)
21
[14]
(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、機械及び装置、器具及び備品であります。
2 従業員は就業人員であり、[
]内に臨時雇用者の年間の平均人数を外数で記載しております。
3 提出会社の事業所である南麻布分室は、賃借契約により使用しているものであり、年間賃借料(共益費
を含む)は、26,070千円であります。
4 株式会社ポスト・プロダクション・センター及びその他の国内子会社の事業所は、すべて賃借契約によ
り使用しているものであり、年間賃借料(共益費含む)は、 次のとおりであります。
会社名
5
年間賃借料
㈱ポスト・プロダクション・センター
68,778千円
その他の国内子会社
30,160千円
上記の他、主要なリース設備として、以下のものがあります。
① 提出会社
(単位:千円)
事業所名
(所在地)
本社
(東京都品川区)
南麻布分室
(東京都港区)
②
事業の種類別
セグメントの名称
広告映像事業
共通
広告映像事業
設備の内容
年間リース料
リース契約残高
事務機器等
13,210
11,644
撮影機材等
17,420
34,989
国内子会社
会社名
事業所名
(所在地)
㈱ポスト・プロダク 本社
ション・センター
(東京都港区)
(単位:千円)
事業の種類別セ
リース契約
設備の内容 年間リース料
グメントの名称
残高
コンテンツ・
108,610
200,750
ソ リ ュ ー シ ョ 映像編集設備
ン事業
― 31 ―
3
設備の新設、除却等の計画(平成14年2月28日現在)
(1) 重要な設備の新設等
該当事項はありません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
― 32 ―
第4 提出会社の状況
1
株式等の状況
(1) 株式の総数等
種類
発
行
済
株
式
会社が発行する株式の総数
普通株式
89,880,000株
計
89,880,000株
種類
発行数
上場証券取引所名又
は登録証券業協会名
摘要
普通株式
23,520,100株
非上場・非登録
(注)
計
23,520,100株
―
―
(注) 1 発行済株式は、すべて議決権を有しております。
2 平成13年12月25日開催の取締役会決議により、平成14年2月20日付をもって1株を50株に分割いたしま
した。この結果、会社が発行する株式の総数は89,880,000株、発行済株式総数は23,520,100株となって
おります。
(2) 発行済株式総数、資本金等の推移
発行済株式総数
資本金
資本準備金
年月日
摘要
増減数
残高
株
増減額
株
残高
千円
増減額
千円
千円
平成9年12月17日
20,000
80,000
10,000
40,000
―
平成10年8月21日
40,000
120,000
20,000
60,000
―
平成10年9月25日
20,800
140,800
104,000
164,000
104,000
平成10年11月20日
―
140,800
47,200
211,200
△47,200
平成10年11月20日
281,600
422,400
―
211,200
―
平成11年9月30日
27,000
449,400
49,545
260,745
49,545
平成13年6月20日
21,002
470,402
35,010
295,755
35,689
平成14年2月20日
23,049,698
23,520,100
―
295,755
―
残高
千円
有償株主割当増資
3:1
― 発行株数 20,000株
発行価格
500円
資本組入額 500円
有償株主割当増資
2:1
― 発行株数 40,000株
発行価格
500円
資本組入額 500円
有償第三者割当増資
(注)1
104,000 発行株数 20,800株
発行価格 10,000円
資本組入額 5,000円
56,800 資本準備金の資本組入
56,800 1株を3株に分割
有償第三者割当増資
(注)2
106,345 発行株数 27,000株
発行価格 3,670円
資本組入額 1,835円
第1回無担保新株引受
権付社債の新株引受権
行使(注)3
142,034
発行株数 21,002株
発行価格 3,333円
資本組入額 1,667円
142,034 1株を50株に分割
(注) 1 主な割当先 株式会社三和銀行、日本生命保険相互会社、第一生命保険相互会社 他8社。
2 主な割当先 株式会社あさひ銀行、株式会社東京三菱銀行、株式会社富士銀行 他3社。
3 資本準備金増加額のうち、700千円は新株引受権の行使に伴う新株引受権勘定からの振替額であります。
― 33 ―
4
新株引受権付社債の新株引受権の残高、行使価格及び資本組入額は次のとおりであります。
平成13年9月30日現在
銘柄
<発行年月日>
摘要
新株引受権
新株引受権
行使価格 資本組入額
行使価格 資本組入額
の残高
の残高
第2回無担保社債
[新株引受権付]
(平成11年9月29日)
第7回無担保社債
[新株引受権付]
(平成13年8月24日)
(注)
平成14年2月28日現在
円
千円
円
161,480 3,483.20
千円
1,742
円
86,400
千円
円
1,800
900
円
161,480
円
69.70
35 成功報酬型ワラント
円
千円
86,400
円
36
18 成功報酬型ワラント
平成13年12月25日開催の取締役会決議により、平成14年2月20日付をもって1株を50株に分割い
たしました。この結果、第2回無担保社債[新株引受権付]の新株引受権の行使価格は69.70円、
資本組入額は35円に、第7回無担保社債[新株引受権付]の新株引受権の行使価格は36円、資本
組入額は18円に修正されております。
(3) 所有者別状況
(平成14年2月28日現在)
株式の状況(1単元の株式数1,000株)
区分
政府及び地
方公共団体
金融機関
その他の
法人
証券会社
外国法人等
個人その他
(うち個人)
単元未満
株式の状況
計
人
株主数
―
7
―
11
―
11
29
3,515
―
1,530
―
18,474
23,519
1,100
14.95
―
6.51
―
78.54
100.00
―
単元
所有株式数
―
割合
―
株
%
(4) 議決権の状況
(平成14年2月28日現在)
発
行
済
株
式
議決権のある株式数
議決権のない
株式数
単元未満株式数
自己株式等
株
株
―
―
株
株
23,519,000
所有者の氏名又は名称等
自
己
株
式
等
摘要
その他
1,100
発行済株式
総数に対す
る所有株式
数の割合
所有株式数
自己名義 他人名義
住所
―
―
―
―
―
―
―
計
―
―
―
―
―
―
株
(5) ストックオプション制度の内容
該当事項はありません。
― 34 ―
株
計
摘要
氏名又は名称
株
%
2
自己株式の取得等の状況
[定時総会決議による自己株式の買受け等、子会社からの自己株式の買受け等又は再評価差額金
による消却のための自己株式の買受け等の状況]
(1) 前決議期間における自己株式の取得等の状況
該当事項はありません。
(2) 当決議期間における自己株式の取得等の状況
該当事項はありません。
[資本減少、定款の定めによる利益による消却又は償還株式の消却に係る自己株式の買受け等の
状況]
(1) 前決議期間における自己株式の買受け等の状況
該当事項はありません。
(2) 当決議期間における自己株式の買受け等の状況
該当事項はありません。
3
配当政策
当社は、株主に対する利益還元を経営の重点課題の一つと認識し、安定的な経営基盤の確保と、株
主資本利益率の向上に努めるとともに、業績に対応した柔軟な配当(配当性向25%以上)を行うことを
基本方針としております。また、当社グループはグループ経営での企業価値の最大化を目標としてお
りますので、配当性向の基準を当社の当期純利益ではなく、連結ベースでの当期純利益で算出してお
ります。
このような基本方針に基づき、株主に対する還元として1株当たり95円(単体ベースの配当性向
26.2%、連結ベースの配当性向26.1%)の配当を実施致しました。
内部留保金につきましては、経営基盤の強化と将来の積極的な事業拡大に充当する所存であります。
4
株価の推移
当社株式は非上場であり、かつ、店頭登録もしておりませんので、該当事項はありません。
― 35 ―
5
役員の状況
役名及び職名
氏名
(生年月日)
略歴
所有株式数
株
昭和50年3月
昭和57年4月
吉
田
博
昭
代表取締役社長
平成10年1月
(昭和24年8月22日生)
平成12年5月
平成13年6月
昭和43年4月
昭和57年4月
木
村
克
巳
代表取締役専務
平成2年9月
(昭和20年9月10日生)
平成12年5月
常務取締役
(クリエイティブ
本部長)
早
川
和
良
昭和50年4月
昭和57年4月
(昭和27年1月18日生)
平成13年3月
常務取締役
(NBD室長)
柿
本
秀
二
(昭和25年11月9日生)
日本天然色映画株式会社入社
当社入社
常務取締役(現任)
デジタルアーカイブ・ジャパン株式会
社 取締役(現任)
平成13年3月 NBD室長(現任)
常務取締役
(制作本部長)
3,517,500
2,250,000
1,899,000
762,000
日本天然色映画株式会社入社
当社設立
常務取締役
平成2年9月 株式会社ポスト・プロダクション・セ
ンター 代表取締役(現任)
平成11年10月 当社 取締役(現任)
平成12年5月 株式会社デジタル・フロンティア
取締役(現任)
3,330,000
実
(昭和23年10月24日生)
5,745,100
株式会社葵プロモーション入社
当社入社
常務取締役(現任)
株式会社ポスト・プロダクション・セ
ンター 取締役(現任)
TYO Hong Kong Limited(中国)
代表取締役(現任)
株式会社ティー・ワイ・オーミュージ
ック 取締役(現任)
制作本部長(現任)
平成2年9月
井
日本天然色映画株式会社入社
当社設立
常務取締役(現任)
クリエイティブ本部長(現任)
昭和50年4月
昭和58年10月
昭和60年4月
平成10年1月
昭和53年10月
昭和60年10月
宇
日本天然色映画株式会社入社
当社設立
代表取締役社長(現任)
デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社
取締役 (現任)
株式会社朱雀 取締役(現任)
株式会社ティー・ワイ・オーミュージック
取締役(現任)
日本天然色映画株式会社入社
当社設立
代表取締役専務(現任)
株式会社ポスト・プロダクション・セン
ター 取締役(現任)
株式会社デジタル・フロンティア
取締役(現任)
株式会社朱雀 取締役(現任)
平成12年5月
平成12年5月
平成12年10月
昭和41年4月
昭和57年4月
三
隅
研
二
取締役
(昭和19年3月25日生)
― 36 ―
役名及び職名
氏名
(生年月日)
略歴
所有株式数
株
取締役
(管理本部長)
取締役
(経営企画部長)
飯
田
浩
一
(昭和32年5月23日生)
繁
松
徹
也
(昭和43年1月6日生)
昭和56年4月
昭和57年6月
平成6年4月
平成8年4月
平成10年10月
日本天然色映画株式会社入社
当社入社
制作部副部長
当社 取締役(現任)
株式会社ポスト・プロダクション・セ
ンター 取締役(現任)
平成12年5月 株式会社祭 取締役(現任)
平成13年3月 管理本部長(現任)
平成2年3月
平成2年4月
平成7年8月
平成9年8月
平成12年10月
平成13年1月
平成13年12月
筑波大学体育専門学群卒業
㈱富士銀行入社
㈱プラザクリエイト出向
富士証券㈱出向
みずほ証券㈱出向
㈱ティー・ワイ・オー入社
当社経営企画部長(現任)
当社取締役(現任)
―
平成4年12月
松
田
秀次郎
監査役
(昭和13年4月17日生)
森
島
慶
介
監査役
日本モレックス株式会社入社
北アジア地域担当ファイナンシャルデ
ィレクター兼日本モレックス株式会社
財務本部長
平成11年9月 当社 監査役(現任)
平成12年5月 株式会社ティー・ワイ・オーミュージ
ック 監査役(現任)
株式会社デジタル・フロンティア 監
査役(現任)
株式会社朱雀 監査役(現任)
株式会社祭 監査役(現任)
平成13年6月 花王株式会社 監査役(現任)
132,000
昭和47年4月
昭和51年1月
(昭和24年9月29日生)
平成5年11月
計
―
株式会社円谷エンタープライズ入社
株式会社婦人生活事業部入社
(現任)
当社 監査役(現任)
―
― 37 ―
―
―
17,635,600
第5 経理の状況
1
連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵
省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前連結会計年度(平成11年10月1日から平成12年9月30日まで)は、改正前の連結財務諸表
規則に基づき、当連結会計年度(平成12年10月1日から平成13年9月30日まで)は、改正後の連結財
務諸表規則に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第
59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、第19期事業年度(平成11年10月1日から平成12年9月30日まで)は、改正前の財務諸表等規
則に基づき、第20期事業年度(平成12年10月1日から平成13年9月30日まで)は、改正後の財務諸表
等規則に基づいて作成しております。
2
監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度(平成11年10月1日から平成12年
9月30日まで)及び当連結会計年度(平成12年10月1日から平成13年9月30日まで)の連結財務諸表並び
に第19期事業年度(平成11年10月1日から平成12年9月30日まで)及び第20期事業年度(平成12年10月1
日から平成13年9月30日まで)の財務諸表について、監査法人トーマツにより監査を受けております。
その監査報告書は、連結財務諸表及び財務諸表のそれぞれの直前に掲げております。
― 38 ―
─ 39 ─
─ 40 ─
1
連結財務諸表等
(1) 連結財務諸表
①
連結貸借対照表
期別
金額
科目
(単位:千円)
当連結会計年度
(平成13年9月30日現在)
前連結会計年度
(平成12年9月30日現在)
構成比
金額
構成比
%
%
(資産の部)
Ⅰ
Ⅱ
流動資産
1
現金及び預金
*1
2,783,613
1,598,953
2
受取手形及び売掛金
*3 *4
1,730,027
2,048,336
3
有価証券
100,004
―
4
たな卸資産
327,289
624,606
5
繰延税金資産
114,127
55,381
6
その他
51,354
73,238
7
貸倒引当金
△8,326
△5,529
流動資産合計
5,098,089
73.1
4,394,985
69.8
固定資産
1
有形固定資産
(1) 建物
*1
減価償却累計額
(2) 土地
222,053
*1
(3) その他
947,614
627,261
371,254
560,120
150,030
有形固定資産合計
576,359
560,120
228,904
減価償却累計額
2
849,314
252,062
78,873
1,266,255
171,817
18.2
80,245
1,216,725
無形固定資産
(1) 連結調整勘定
13,173
9,169
(2) その他
28,018
31,579
無形固定資産合計
3
19.3
41,191
0.6
40,749
0.6
投資その他の資産
(1) 投資有価証券
*1
(2) 長期貸付金
(3) 繰延税金資産
(4) 保険積立金
(5) その他
*1 *2
23,918
18,314
5,579
6,293
23,248
114,522
279,803
356,962
232,203
226,533
△22
△74,844
(6) 貸倒引当金
投資その他の資産合計
564,730
8.1
647,782
10.3
固定資産合計
1,872,177
26.9
1,905,257
30.2
資産合計
6,970,267
100.0
6,300,243
100.0
― 41 ―
期別
金額
科目
(単位:千円)
当連結会計年度
(平成13年9月30日現在)
前連結会計年度
(平成12年9月30日現在)
構成比
金額
構成比
%
%
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
買掛金
*1
1,021,490
3,584,221
2,134,786
39,240
269,760
2
短期借入金
3
未払法人税等
4
賞与引当金
107,466
116,824
5
その他
329,175
286,225
流動負債合計
Ⅱ
830,709
4,890,812
70.2
3,829,086
60.8
固定負債
社債
*1
353,670
353,670
2
長期借入金
*1
1,004,658
1,076,512
3
退職給与引当金
15,843
―
4
退職給付引当金
―
42,669
5
役員退職慰労引当金
―
84,016
6
その他
―
9,017
1
固定負債合計
1,374,171
19.7
1,565,885
24.8
負債合計
6,264,984
89.9
5,394,972
85.6
63,309
0.9
66,376
1.1
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
Ⅰ
資本金
260,745
3.7
295,755
4.7
Ⅱ
資本準備金
106,345
1.5
142,034
2.2
Ⅲ
連結剰余金
274,883
4.0
400,695
6.4
Ⅳ
その他有価証券評価差額金
―
―
408
0.0
641,973
9.2
838,894
13.3
6,970,267
100.0
6,300,243
100.0
資本合計
負債、少数株主持分
及び資本合計
― 42 ―
②
連結損益計算書
期別
(
科目
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
金額
)
(
百分比
(単位:千円)
当連結会計年度
自 平成12年10月1日
至 平成13年9月30日
)
金額
百分比
%
Ⅰ
Ⅱ
売上高
売上原価
売上総利益
Ⅲ 販売費及び一般管理費
1 貸倒引当金繰入額
2 役員報酬
3 給与賞与
4 賞与引当金繰入額
5 退職給与引当金繰入額
6 役員退職慰労引当金
繰入額
7 退職給付費用
8 その他
営業利益
Ⅳ 営業外収益
1 受取利息
2 貸倒引当金戻入益
3 貯蔵品売却収入
4 保険返戻金
5 為替差益
6 その他
Ⅴ 営業外費用
1 支払利息
2 売上債権売却損
3 為替差損
4 その他
経常利益
Ⅵ 特別利益
1 関係会社株式売却益
Ⅶ 特別損失
1 固定資産除却損
*1
2 投資有価証券評価損
3 過年度役員退職慰労
引当金繰入額
4 役員退職慰労金
5 会員権評価損
6 貸倒引当金繰入額
*2
7 事業整理に伴う損失
*3
8 その他
税金等調整前当期純利益
又は税金等調整前
当期純損失(△)
法人税、住民税
及び事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益又は
当期純損失(△)
7,814,104
6,012,872
1,801,231
%
100.0
76.9
23.1
―
329,002
471,589
95,914
2,953
9,585
369,175
478,132
53,850
―
―
22,880
―
689,281
3,960
2,133
2,339
―
―
7,794
104,469
―
260
5,207
78,648
1,588,741
212,490
16,228
20.4
2.7
0.2
109,937
118,780
1.4
1.5
78,648
1.0
42,178
676,876
2,681
―
―
24,350
8,833
7,574
89,131
12,024
―
12,192
―
109,454
―
7,556
5,999
―
61,136
―
82,640
―
92,219
4,709
9,015
32,923
62,440
―
―
289,024
3.7
△91,595
△1.2
100.0
70.6
29.4
1,652,678
711,161
20.6
8.8
43,439
0.6
113,348
641,252
1.4
8.0
―
―
179,071
2.3
462,180
5.7
279,440
16,827
3.4
0.2
165,912
2.1
312,265
59,938
△60,404
8,039,712
5,675,872
2,363,839
△466
7,637
0.0
0.1
△98,767
△1.3
― 43 ―
△32,824
③
連結剰余金計算書
期別
(
科目
Ⅰ
連結剰余金期首残高
Ⅱ
連結剰余金減少高
1
配当金
2
役員賞与
Ⅲ
当期純利益又は
当期純損失(△)
Ⅳ
連結剰余金期末残高
前連結会計年度
自 平成11年10月1日
至 平成12年9月30日
)
(
(単位:千円)
当連結会計年度
自 平成12年10月1日
至 平成13年9月30日
)
441,060
67,410
―
― 44 ―
274,883
22,470
67,410
17,630
40,100
△98,767
165,912
274,883
400,695
④
連結キャッシュ・フロー計算書
期別
(
前連結会計年度
自 平成11年10月1日
至 平成12年9月30日
金額
科目
Ⅰ
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は
税金等調整前当期純損失(△)
減価償却費
)
金額
△91,595
462,180
118,737
96,072
投資有価証券評価損
―
5,999
保険返戻金
―
△24,350
貸倒引当金の増減額
△2,133
72,025
受取利息及び受取配当金
△3,986
△2,707
支払利息
104,469
89,131
固定資産除却損
109,454
7,556
82,640
32,923
事業整理に伴う損失
72,119
―
関係会社株式売却益
△78,648
―
退職給与引当金の増減額
5,430
△15,843
退職給付引当金の増加額
―
42,669
役員退職慰労引当金の増加額
―
84,016
会員権評価損
賞与引当金の増加額
売上債権の増加額
たな卸資産の増減額
仕入債務の増加額
未払金の減少額
役員賞与の支払
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
Ⅱ
) (
(単位:千円)
当連結会計年度
自 平成12年10月1日
至 平成13年9月30日
18,033
9,357
△277,095
△318,309
599,171
△297,316
87,943
190,780
△66,242
△24,319
―
△25,000
25,961
△56,324
704,260
328,542
8,566
3,020
△103,330
△82,419
法人税等の還付額
30,499
―
法人税等の支払額
△31,685
△81,744
営業活動によるキャッシュ・フロー
608,311
167,398
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払戻による収入
8,500
55,023
定期預金の預入による支出
△16,874
△68,239
投資有価証券の取得による支出
△23,000
―
関係会社株式の売却による収入
279,000
―
有形固定資産の取得による支出
△42,571
△40,587
無形固定資産の取得による支出
―
△15,680
定期預金の担保差入による支出
△78,612
―
定期預金の担保解約による収入
―
157,674
保険積立金の積立による支出
△41,272
△121,575
保険積立金の戻入による収入
8,091
68,441
△10,214
△10,961
83,047
24,093
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
― 45 ―
期別
(
前連結会計年度
自 平成11年10月1日
至 平成12年9月30日
金額
科目
Ⅲ
) (
(単位:千円)
当連結会計年度
自 平成12年10月1日
至 平成13年9月30日
)
金額
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入
短期借入金の返済による支出
長期借入れによる収入
9,038,518
7,933,850
△8,640,084
△9,510,034
500,000
673,500
△325,356
△474,897
株式の発行による収入
―
69,999
社債の発行による収入
150,000
86,400
社債の償還による支出
△157,810
△86,400
△67,410
△22,470
―
△5,360
長期借入金の返済による支出
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
少数株主からの払込による収入
15,840
―
財務活動によるキャッシュ・フロー
513,698
△1,335,411
Ⅳ
現金及び現金同等物に係る換算差額
918
3,711
Ⅴ
現金及び現金同等物の増減額
1,205,975
△1,140,207
Ⅵ
現金及び現金同等物の期首残高
1,006,381
2,212,356
Ⅶ
現金及び現金同等物の期末残高
2,212,356
1,072,148
― 46 ―
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
期別
項目
1 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社
(2) 非連結子会社
(3) その他
2
持分法の適用に関する事
項
3
連結子会社の事業年度等
に関する事項
4 会計処理基準に関する事
項
(1) 重要な資産の評価基準
及び評価方法
①有価証券
②たな卸資産
③デリバティブ
(2) 重要な減価償却資産の
減価償却の方法
①有形固定資産及び
賃貸用不動産
(投資その他の資産)
②無形固定資産
(
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
連結子会社は、6社です。
連結子会社名は、「第1企業の概況
4関係会社の状況」に記載しておりま
す。
TYO Hong Kong Limited(中国)
非連結子会社の総資産・売上高・当期
純損益及び剰余金はいずれも小規模で
あり、連結財務諸表に与える影響が軽
微なため、連結の範囲から除外してお
ります。
㈱井出プロダクションは前期末に議決
権の51.1%を取得しましたが、当連結
会計年度末に全株式を売却いたしまし
た。同社株式の所有は一時的であった
ことから、連結財務諸表作成初年度で
ある当連結会計年度においては、期首
時点から連結対象外として取り扱って
おります。
持分法を適用した会社はありません。
また、持分法を適用しない会社は非連
結 子 会 社 で あ る TYO Hong Kong
Limited(中国)1社であります。当該
非連結子会社は小規模であり、連結純
損益及び連結剰余金に与える影響が軽
微なため、持分法を適用しておりませ
ん。
すべての連結子会社の決算日は連結決
算日と一致しております。
取引所の相場のある有価証券
移動平均法による低価法(洗替え法)
取引所の相場のない有価証券
移動平均法による原価法
製品
イ)デジタルコンテンツ
個別法による原価法
ロ)CD製品
総平均法による原価法
原材料
総平均法による原価法
仕掛品
個別法による原価法
貯蔵品
最終仕入原価法
―――――
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
同左
同左
―――――
同左
同左
その他有価証券
時価のあるもの
連結決算日の市場価格等に基づく
時価法(評価差額は全部資本直入
法により処理し、売却原価は移動
平均法により算定しております)
時価のないもの
移動平均法による原価法
製品
総平均法による原価法
原材料
総平均法による原価法
仕掛品
個別法による原価法
原則として時価法
法人税法に規定する方法と同一の基準
による定率法
定率法
主な耐用年数
自社利用のソフトウェアは利用可能期
間(5年)に基づく定額法
定額法
耐用年数
ソフトウェア(自社利用分)
― 47 ―
)
建物
6年∼50年
賃貸用不動産
47年
5年
期別
(
項目
(3) 重要な引当金の計上基
準
①貸倒引当金
②賞与引当金
③退職給与引当金
④退職給付引当金
⑤役員退職慰労引当金
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
債権の貸倒による損失に備えるため、
法人税法の規定に基づく繰入限度相当
額(法定繰入率)を計上しております。
従業員の賞与の支給に備えるため、賞
与の翌期支給見込額のうち、当連結会
計年度に帰属する部分に相当する額を
計上しております。
従業員の退職給与の支給に備えるた
め、自己都合退職による退職金期末要
支給額から適格退職年金により支給さ
れる額を控除した金額の100%相当額
を計上しております。
―――――
―――――
― 48 ―
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
債権の貸倒による損失に備えるため、
一般債権については貸倒実績率によ
り、貸倒懸念債権等特定の債権につい
ては個別に回収可能性を勘案し、回収
不能見込額を計上しております。
同左
―――――
従業員の退職給付に備えるため、当連
結会計年度末における退職給付債務見
込額及び年金資産残高に基づき計上し
ております。
なお、会計基準変更時差異(9,456千
円)については当連結会計年度に全額
を一括費用処理し、販売費及び一般管
理費の「退職給付費用」に含めて表示
しております。
連結財務諸表提出会社及び一部の連結
子会社は、役員の退職慰労金の支払に
備えるため、内規に基づく期末支給見
込額を計上しております。
なお、過年度対応額は、当連結会計年
度より5年間にわたり均等額を特別損
失として計上しております。
(会計処理の変更)
役員退職慰労金は、従来、支出時の費
用として処理しておりましたが、連結
財務諸表提出会社及び一部の連結子会
社においては、役員の在任期間の長期
化に伴い、将来の支給金額の重要性が
増してきたことから、期間損益計算の
より適正化と財務内容のより健全化を
図るため、当連結会計年度から内規に
基づく期末支給見込額を役員退職慰労
引当金として計上する方法に変更いた
しました。
なお、過年度対応額については、5年
間にわたり均等額を特別損失として計
上しております。
この結果、従来と同一の基準を適用し
た場合に比べ、営業利益及び経常利益
はそれぞれ22,880千円減少し、税金等
調整前当期純利益は84,016千円減少し
ております。
期別
(
項目
(4) 重要な外貨建の資産及
び負債の本邦通貨への
換算基準
(5) 重要なリース取引の処
理方法
(6) 重要なヘッジ会計の方
法
①ヘッジ会計の方法
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の
直物為替相場により円貨に換算し、換
算差額は損益として処理しておりま
す。
―――――
繰延ヘッジ処理を採用しております。
なお、金利スワップの特例処理の対象
となる取引については、特例処理を適
用しております。
ヘッジ手段…金利スワップ取引
ヘッジ対象…借入金
一部の借入金について金利スワップ取
引により金利変動リスクをヘッジして
おります。
ヘッジ対象及びヘッジ手段について、
それぞれのキャッシュフロー総額の変
動額を比較し、両者の変動額を基準に
して検証しておりますが、特例処理の
適用が可能なものについては、本検証
を省略しております。
―――――
④ヘッジ有効性評価の方
法
―――――
②消費税の会計処理
5 連結子会社の資産及び負
債の評価に関する事項
(
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
外貨建短期金銭債権債務は、連結決算
日の直物為替相場により円貨に換算
し、換算差額は損益として処理してお
ります。
外貨建長期金銭債権債務は、取得時又
は発生時の直物為替相場により円貨に
換算しております。
リース物件の所有権が借主に移転する
と認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理に
よっております。
②ヘッジ手段とヘッジ対
象
③ヘッジ方針
(7) その他連結財務諸表作
成のための重要な事項
①適格退職年金制度
)
自
至
―――――
親会社は、従業員退職者について適格
退職年金制度を採用しております。
税抜方式によっております。
連結子会社の資産及び負債の評価方法
は、全面時価評価法を採用しておりま
す。
連結調整勘定の償却について、5年間
にわたり均等償却を行っております。
同左
―――――
同左
同左
同左
6
連結調整勘定の償却に関
する事項
7
利益処分項目等の取扱い
に関する事項
連結剰余金計算書は連結会社の利益処
分又は損失処理について、連結会計年
度中に確定した利益処分又は損失処理
に基づいて作成しております。
同左
8
連結キャッシュ・フロー
計算書における資金の範
囲
連結キャッシュ・フロー計算書におけ
る資金(現金及び現金同等物)は、手許
現金、随時引き出し可能な預金及び容
易に換金可能であり、かつ、価値の変
動について僅少なリスクしか負わない
取得日から3か月以内に償還期限の到
来する短期投資からなっております。
同左
― 49 ―
表示方法の変更
(
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
1
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
貯蔵品売却収入
前連結会計年度まで区分掲記しておりました「貯蔵品
売却収入」は営業外収益の百分の十以下であり、か
つ、重要性がないため営業外収益の「その他」に含め
て表示する方法に変更いたしました。
なお、当連結会計年度における「貯蔵品売却収入」は
166千円であります。
2 法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フローの「法人税等の還
付額」は、当連結会計年度において金額的重要性が乏
しくなったため「法人税等支払額」と相殺して表示し
ております。
なお、当連結会計年度において「法人税等の支払額」
と相殺した「法人税等の還付額」は7,798千円であり
ます。
― 50 ―
追加情報
(
1
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
ソフトウェアの会計処理
1 退職給付会計
従来、長期前払費用に計上していた自社利用のソフト
当連結会計年度から退職給付に係る会計基準(「退職
ウェア(当期末21,143千円)については「研究開発費及
給付に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会
びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」(日本
計審議会 平成10年6月16日))を適用しております。
公認会計士協会・会計制度委員会報告第12号平成11年
この結果、従来の方法によった場合に比べ、退職給付
3月31日)における経過措置の適用により、従来の会計
に係る費用が22,719千円増加し、経常利益及び税金等
処理方法を継続して採用しております。
調整前当期純利益はそれぞれ22,241千円減少しており
但し、同報告により上記に係るソフトウェアの表示に
ます。
ついては投資その他の資産の「その他(長期前払費 2 金融商品会計
用)」から無形固定資産の「その他(ソフトウェア)」
当連結会計年度から金融商品に係る会計基準(「金融
に変更し、減価償却方法については、社内における利
商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会
用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
計審議会 平成11年1月22日))を適用し、時価のある
なお、前期の投資その他の資産の「その他(長期前払
その他有価証券については時価法に、一般債権に対す
費用)」に含まれる自社利用のソフトウェアは、
る貸倒引当金については貸倒実績率による回収不能見
46,144千円であります。また、この変更が損益に与え
込額を計上する方法に、支払割引料については割引時
る影響はありません。
に損失処理する方法に変更し、ゴルフ会員権等につい
ては、必要に応じた減損処理をおこなっております。
この結果、従来の方法によった場合に比べ、経常利益
が 1,577 千 円 増 加 し 、 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 は
96,941千円減少しております。なお、期首時点で保有
する有価証券の保有目的を検討し、その他有価証券の
うち、預金と同様な性格を有するものは流動資産の有
価証券とし、それ以外は投資その他の資産の投資有価
証券といたしましたが、期首時点で勘定科目の振替を
要するものはありませんでした。
また、支払割引料については、従来「支払利息」に含
めて表示しておりましたが、同基準の適用により当連
結会計年度より「売上債権売却損」として表示してお
ります。なお、前連結会計年度における支払割引料は
18,016千円であります。
3 外貨建取引等会計処理基準
当連結会計年度から改訂後の外貨建取引等会計処理基
準(「外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見
書」(企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用して
おります。この変更による連結財務諸表への影響は軽
微であります。
― 51 ―
注記事項
(連結貸借対照表関係)
*1
前連結会計年度
(平成12年9月30日現在)
担保に供している資産
*1
現金及び預金(定期預金)
652,988千円
建物
503,505千円
土地
556,895千円
投資有価証券
600千円
投資その他の資産その他
33,000千円
(差入保証金)
合計
1,746,988千円
上記に対応する債務は次のとおりであります。
短期借入金
922,537千円
長期借入金
956,260千円
社債
200,000千円
当連結会計年度
(平成13年9月30日現在)
担保に供している資産
現金及び預金(定期預金)
495,314千円
建物
470,921千円
土地
556,895千円
投資その他の資産その他
33,000千円
(差入保証金)
合計
1,556,130千円
上記に対応する債務は次のとおりであります。
短期借入金
625,740千円
長期借入金
910,574千円
社債
200,000千円
合計
2,078,797千円
合計
1,736,314千円
非連結子会社出資金
92千円 *2 非連結子会社出資金
92千円
受取手形割引高
211,054千円
3
――――――
期末日満期手形
*4 期末日満期手形
期末日満期手形の会計処理について手形交換日を
期末日満期手形の会計処理について手形交換日を
もって決済処理しております。
もって決済処理しております。
なお、当期末日が金融機関の休日であったため、
なお、当期末日が金融機関の休日であったため、
次の期末日満期手形が期末残高に含まれておりま
次の期末日満期手形が期末残高に含まれておりま
す。
す。
受取手形
57,922千円
受取手形
48,132千円
5
――――――
5 当座貸越契約に係る未使用借入枠 1,148,600千円
*2
*3
*4
(連結損益計算書関係)
(
*1
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
固定資産除却損
有形固定資産
無形固定資産
*3
(
*1
建物
その他
その他
合計
*2
)
10,576千円
85,256千円
13,622千円
109,454千円
――――――
事業整理に伴う損失
事業整理に伴う損失は撤退事業部門に係るたな卸
資産評価減 72,119千円及びゲーム事業の整理・
再編に伴い発生した経費20,100千円であります。
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
固定資産除却損
有形固定資産
無形固定資産
建物
その他
その他
)
1,126千円
2,587千円
3,841千円
合計
7,556千円
*2 貸倒引当金繰入額
貸倒引当金繰入額はゴルフ会員権の預託保証金に
対するものであります。
*3
――――――
― 52 ―
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記
されている科目の金額との関係
されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
2,783,613千円
現金及び預金勘定
1,598,953千円
預入期間3か月を超える定期預金
△18,274千円
預入期間3か月を超える定期預金
△31,490千円
担保提供定期預金
△652,988千円
担保提供定期預金
△495,314千円
取得日から3か月以内に償還期限
現金及び現金同等物
1,072,148千円
100,004千円
の到来する短期投資(MMF)
現金及び現金同等物
2,212,356千円
(リース取引関係)
(
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引
もの以外のファイナンス・リース取引
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相
当額及び期末残高相当額
当額及び期末残高相当額
取得価額 減価償却累 期末残高
取得価額 減価償却累 期末残高
相当額
計額相当額
相当額
相当額
計額相当額
相当額
1
千円
千円
千円
千円
千円
千円
有形固定資
産(その他)
558,062
350,367
207,695
有形固定資
産(その他)
495,238
296,479
198,759
無形固定資
産(その他)
66,190
18,794
47,395
無形固定資
産(その他)
91,681
32,563
59,117
合計
624,252
369,161
255,090
合計
586,920
329,042
257,877
(2) 未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
121,442千円
145,379千円
(2) 未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
100,793千円
166,973千円
合計
266,821千円
合計
267,767千円
(3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相
(3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相
当額
当額
支払リース料
145,500千円
支払リース料
147,624千円
減価償却費相当額
135,048千円
減価償却費相当額
137,220千円
支払利息相当額
10,967千円
支払利息相当額
8,578千円
(4) 減価償却費相当額の算定方法
(4) 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする
同左
定額法によっております。
(5) 利息相当額の算定方法
(5) 利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との
同左
差額を利息相当額とし、各期への配分方法につい
ては、利息法によっております。
2 オペレーティング・リース取引
2 オペレーティング・リース取引
未経過リース料
未経過リース料
1年内
1,860千円
1年内
1,860千円
1年超
2,790千円
1年超
930千円
合計
4,650千円
― 53 ―
合計
2,790千円
(有価証券関係)
前連結会計年度(平成12年9月30日現在)
有価証券の時価等
(単位:千円)
前連結会計年度(平成12年9月30日現在)
種類
連結貸借対照表計上額
時価
評価損益
流動資産に属するもの
株式
―
―
―
債券
―
―
―
その他
―
―
―
小計
―
―
―
株式
918
3,482
2,564
債券
―
―
―
その他
―
―
―
918
3,482
2,564
固定資産に属するもの
小計
合計
918
3,482
時価の算定方法は次のとおりであります。
上場有価証券:東京証券取引所の最終価格
2 開示の対象から除いた主な有価証券の連結貸借対照表計上額
前連結会計年度(平成12年9月30日)
流動資産に属するもの
MMF
100,004千円
固定資産に属するもの
非上場株式(店頭売買株式を除く)
23,000千円
2,564
(注) 1
当連結会計年度(平成13年9月30日現在)
有価証券
1
その他有価証券で時価のあるもの
種類
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
取得原価
(1) 株式
(2) 債券
(3) その他
小計
(1) 株式
(2) 債券
(3) その他
小計
608千円
―
―
608千円
―
―
―
―
608千円
合計
2
差額
705千円
―
―
705千円
―
―
―
―
705千円
時価評価されていない主な有価証券
内容
その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
3
連結決算日における
連結貸借対照表計上額
1,314千円
―
―
1,314千円
―
―
―
―
1,314千円
連結貸借対照表計上額
17,000千円
当連結会計年度中に売却したその他有価証券
売却額
956千円
売却益の合計額
646千円
売却損の合計額
―
(脚注)
その他有価証券の減損処理にあたっては、時価が取得価格に比べ50%以上下落したものについて一律減損処理を
行い、時価が取得価格に比べ30%以上50%未満下落したものについては回復可能性を検討し、回復する可能性が
明らかでない銘柄について減損処理を行っております。
― 54 ―
(デリバティブ取引関係)
期別
項目
1
取引の状況に関する事項
(1) 取引の内容
(2) 取引に対する取組方針
(3) 取引の利用目的
(4) 取引に係るリスクの内
容
(5) 取引に係るリスク管理
体制
(6) 取引の時価等に関する
事項についての補足説
明
(
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
当社の利用しているデリバティブ取引
は、通貨関連では為替予約及び通貨オ
プション、金利関連では金利スワップ
及び金利キャップ取引であります。
当社のデリバティブ取引は、将来の為
替・金利の変動によるリスクのヘッジ
を目的としており、投機的な取引は行
わない方針であります。
当社のディバティブ取引は、通貨関連
では外貨建金銭債権債務の為替変動リ
スクをヘッジする目的で、また、金利
関連で借入金の将来の金利市場におけ
る利率上昇による変動リスクをヘッジ
する目的で利用しております。
為替予約等は為替相場の変動によるリ
スクを、金利スワップ及び金利キャッ
プは市場金利の変動によるリスクを有
しております。しかし、各取引は、ヘ
ッジを目的としていることから、これ
らが経営成績に与える影響は限定的で
あると考えております。また、当社
は、取引先が契約不履行に陥る信用リ
スクを有しています。しかし、当社
は、デリバティブ取引の相手方を長期
債務に関する信用格付けが高い金融機
関に限定しているため、実質的な信用
リスクは無いものと判断しておりま
す。
デリバティブ取引の執行・管理につい
ては、取引権限及び取引限度額等を定
めた社内ルールに従い、財務部が決裁
担当者の承認を得て行っております。
取引の時価等に関する事項の契約額等
は、あくまでもデリバティブ取引にお
ける名目的な契約額、または計算上の
想定元本であり、当該金額自体がデリ
バティブ取引のリスクの大きさを示す
ものではありません。
― 55 ―
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
当社の利用しているデリバティブ取引
は、金利スワップ及び金利キャップ取
引であります。
当社のデリバティブ取引は、将来の金
利の変動によるリスクのヘッジを目的
としており、投機的な取引は行わない
方針であります。
当社のディバティブ取引は、借入金の
金利変動リスクをヘッジする目的で利
用しております。
金利スワップ及び金利キャップは市場
金利の変動によるリスクを有しており
ます。しかし、各取引は、ヘッジを目
的としていることから、これらが経営
成績に与える影響は限定的であると考
えております。また、当社は、取引先
が契約不履行に陥る信用リスクを有し
ています。しかし、当社は、デリバテ
ィブ取引の相手方を長期債務に関する
信用格付けが高い金融機関に限定して
いるため、実質的な信用リスクは無い
ものと判断しております。
同左
同左
2
取引の時価等に関する事項
デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
(1) 金利関連
(単位:千円)
前連結会計年度(平成12年9月30日現在)
区
分
種類
当連結会計年度(平成13年9月30日現在)
契約額等
契約額等
うち
1年超
市
金利スワップ取引
場
取
受取固定・
引
固定支払
以
外 金利キャップ取引
の
取
買建
引
合計
512,500
500,000
450,000 300,000
(4,099) (1,661)
962,500
800,000
時価
評価損益
△10,818
△10,818
836
△3,263
△9,982
△14,081
うち
1年超
―
時価
―
―
―
300,000
(1)
―
(―)
1
―
300,000
―
1
(注) 1 時価は、取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
2 上記契約額等欄の(
)内の金額はオプション料であります。
(退職給付関係)
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
1
制度の概要
確定給付型の制度として、当社及び一部の連結子会社は総合設立型厚生年金基金
制度、適格退職年金制度及び退職一時金制度を設けております。厚生年金基金制
度は東京都報道事業厚生年金基金に加入していますが、当該厚生年金基金制度は
退職給付会計実務指針33項の例外処理を行う制度であります。同基金の年金資産
残高の内、掛金拠出割合に基づく年金資産残高は620,445千円であります。
2
退職給付債務に関する事項
退職給付債務
133,429千円
年金資産残高
90,760千円
退職給付引当金
42,669千円
(注) 退職給付債務の算定に当り、簡便法を採用しております。
3
退職給付費用に関する事項
勤務費用
会計基準変更時差異の費用処理額
総合型設立厚生年金基金制度の掛金
退職給付費用合計
4
37,149千円
9,456千円
35,441千円
82,046千円
退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
会計基準変更時差異の処理…当期に一括費用処理しております。
― 56 ―
評価損益
(税効果会計関係)
(
1
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
繰延税金資産の主な発生原因別の内訳
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の主な発生原因別の
繰延税金資産
内訳
繰延税金資産
賞与引当金繰入限度超過額
14,436千円
繰越欠損金
186,017千円
賞与引当金繰入限度超過額
23,813千円
器具及び備品除却損否認
17,530千円
繰越欠損金
114,476千円
その他
13,159千円
器具及び備品除却損否認
17,530千円
未払事業税損金不算入額
22,655千円
小計
231,143千円
役員退職慰労引当金否認
35,329千円
評価性引当額
△93,766千円
会員権評価損否認
13,844千円
繰延税金資産合計
137,376千円
退職給付引当金繰入限度超過額
15,451千円
貸倒引当金繰入限度超過額
29,366千円
その他
12,211千円
小計
評価性引当額
繰延税金資産計
繰延税金負債
投資有価証券評価差額金
繰延税金負債計
繰延税金資産の純額
2
)
284,676千円
△114,476千円
170,200千円
296千円
296千円
169,904千円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の主な原因別内訳
率との差異の主な原因別内訳
法定実効税率
42.1%
法定実効税率
42.1%
(調整)
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない
交際費等永久に損金に算入されない
△21.9%
5.4%
項目
項目
連結子会社の繰越欠損金
△20.0%
連結子会社の繰越欠損金
7.6%
その他
0.3%
留保金課税
5.6%
その他
△0.2%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
0.5%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
60.5%
― 57 ―
(セグメント情報)
1
事業の種類別セグメント情報
(単位:千円)
前連結会計年度(自 平成11年10月1日
至 平成12年9月30日)
コンテンツ・
エンタテイン
広告映像事業
ソリューショ
メント事業
ン事業
Ⅰ
計
消去又は全社
連結
売上高及び営業損益
売上高
(1) 外部顧客に
対する売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
6,234,806
942,656
636,641
7,814,104
8,462
―
196,142
204,605
(204,605)
―
6,243,269
942,656
832,784
8,018,709
(204,605)
7,814,104
5,237,701
1,729,797
730,199
7,697,698
(96,083)
7,601,614
1,005,567
△787,140
102,584
321,011
(108,521)
212,490
5,255,874
437,182
727,474
6,420,531
549,736
6,970,267
減価償却費
61,404
29,822
24,251
115,478
2,568
118,046
資本的支出
9,851
21,591
13,850
45,292
―
45,292
計
営業費用
Ⅱ
営業利益
又は営業損失(△)
資産、減価償却費
及び資本的支出
資産
―
7,814,104
(単位:千円)
当連結会計年度(自 平成12年10月1日
広告映像事業
Ⅰ
至 平成13年9月30日)
コンテンツ・
エンタテイン
ソリューショ
メント事業
ン事業
計
消去又は全社
連結
売上高及び営業損益
売上高
(1) 外部顧客に
対する売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
6,214,527
1,081,955
743,229
8,039,712
9,964
37,376
185,452
232,793
(232,793)
―
6,224,492
1,119,331
928,681
8,272,505
(232,793)
8,039,712
営業費用
5,579,977
1,051,806
804,793
7,436,577
(108,026)
7,328,550
営業利益
644,514
67,524
123,888
835,928
(124,766)
711,161
4,595,939
513,429
773,577
5,882,946
417,296
6,300,243
減価償却費
51,227
16,203
24,776
92,207
3,207
95,415
資本的支出
26,721
1,344
29,091
57,157
―
57,157
計
Ⅱ
―
8,039,712
資産、減価償却費
及び資本的支出
資産
(注) 1
事業区分の方法
事業区分は、事業の性質及び販売市場の類似性を考慮して区分しております。
2 各事業に属する主要な事業内容
広告映像事業
TV-CM企画・制作、インターネット広告企画・制作
ゲームソフト受託開発、ミュージック・クリップ企画・制作、インディー
エンタテインメント事業 ズレーベル運営、コンピュータグラフィックス(以下「CG」という。)等の
デジタルコンテンツ企画・制作
コンテンツ・
デジタルコンテンツ(写真・CG等)インターネット配信、映像コンテンツ制
ソリューション事業
作のプラットホーム(編集スペースや編集機材等)や編集技術の提供
― 58 ―
3
「消去又は全社」の項目に含めた配賦不能営業費用及び全社資産は以下のとおりであります。
前連結
会計年度
配賦不能営業費用
全社資産
当連結
会計年度
主な内容
親会社の経営企画に関する部門等に係る費用であり
ます。
親会社の余剰資金(有価証券)、保険積立金及び親会
571,349千円 463,612千円 社の経営企画に関する部門等に係る資産でありま
す。
110,558千円 133,181千円
4
会計処理基準等の変更
(1) 役員退職慰労引当金の計上
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおり,当連結会計年度より、役員退職
慰労引当金を計上しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ営業費用は、広告映
像事業が10,100千円、コンテンツ・ソリューション事業が7,580千円、全社が5,200千円それぞれ増加し、
営業利益は、広告映像事業が10,100千円、コンテンツ・ソリューション事業が7,580千円、全社が5,200
千円それぞれ減少しております。
(2) 退職給付会計
「追加情報」に記載のとおり、当連結会計年度より、退職給付会計を適用しております。この変更に伴
い、従来の方法によった場合に比べ広告映像事業の営業費用は22,241千円増加し、広告映像事業の営業
利益は同額減少しております。
2
所在地別セグメント情報
前連結会計年度(自平成11年10月1日
至平成12年9月30日)においては、本邦以外の国又は地域に
所在する連結子会社及び在外支店がないため、該当事項は有りません。
当連結会計年度(自平成12年10月1日
至平成13年9月30日)においては、本邦以外の国又は地域に
所在する連結子会社及び在外支店がないため、該当事項は有りません。
3
海外売上高
前連結会計年度(自平成11年10月1日
至平成12年9月30日)においては、海外売上高は、連結売上
高の百分の十未満であるため、海外売上高の記載を省略しております。
当連結会計年度(自平成12年10月1日
至平成13年9月30日)においては、海外売上高は、連結売上
高の百分の十未満であるため、海外売上高の記載を省略しております。
― 59 ―
(関連当事者との取引)
前連結会計年度(自平成11年10月1日
至平成12年9月30日)
役員及び個人主要株主等
属性
役員及
び個人
主要株
主
役員及
び個人
主要株
主
(注)
会社等
の名称
住所
資本金又 事業の内容
は出資金 又は職業
関係内容
議決権等
の所有
事業上
(被所有)割合 役員の
兼任等
の関係
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
吉田博昭
(被所有)
当社代表取
直接
締役
21.56%
当社銀行借
入に対する 3,858,153
債務被保証
―
―
木村克巳
(被所有)
当社代表取
直接
締役
15.65%
当社銀行借
入に対する 2,922,289
債務被保証
―
―
当社は、銀行借入に対して代表取締役吉田博昭及び代表取締役木村克巳より、債務保証を受けています。
なお、保証料の支払は行っておりません。
当連結会計年度(自平成12年10月1日
至平成13年9月30日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
(
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
1株当たり純資産額
(
1,428円51銭
1株当たり当期純損失
219円78銭
なお、当社は新株引受権付社債を発行しておりますが、
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
当社株式は非上場であり、かつ、店頭登録もしていない
ため、期中平均株価が把握できませんので、記載してお
りません。
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
1株当たり純資産額
1,783円36銭
1株当たり当期純利益
364円38銭
なお、当社は新株引受権付社債を発行しておりますが、
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
当社株式は非上場であり、かつ、店頭登録もしていない
ため、期中平均株価が把握できませんので、記載してお
りません。
(重要な後発事象)
(
自
至
前連結会計年度
平成11年10月1日
平成12年9月30日
――――――
)
(
自
至
当連結会計年度
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
平成13年12月25日開催の取締役会により、平成14年2月
20日をもって、商法第218条の規定に基づき株式の分割
をする決議を致しました。
その概要は次の通りであります。
①分割により増加する株式数
23,049,698株
②分割の方法
平成13年12月25日現在の株主名簿及び実質株主名簿
に記載された株主の所有株式数を、1株につき50株
の割合をもって分割する。
③配当起算日
平成13年10月1日
― 60 ―
⑤
連結附属明細表(平成13年9月30日現在)
a
社債明細表
(単位:千円)
会社名
銘柄
発行年月日 前期末残高 当期末残高
利率
担保
償還期限
㈱ティー・ワイ・
オー
第1回物上担保付
社債
平成10年
10月30日
200,000
㈱ティー・ワイ・
オー
第2回無担保新株
引受権付社債
平成11年
9月29日
㈱ティー・ワイ・
オー
第4回無担保社債
㈱ティー・ワイ・
オー
200,000
1.60%
担保付
平成17年
10月28日
3,670
3,670
TIBOR
+1.55%
無担保
平成16年
9月29日
平成12年
6月30日
50,000
50,000
1.80%
無担保
平成18年
6月30日
第5回無担保社債
平成12年
7月25日
50,000
50,000
1.62%
無担保
平成17年
7月25日
㈱ティー・ワイ・
オー
第6回無担保社債
平成12年
8月31日
50,000
50,000
2.28%
無担保
平成16年
8月31日
㈱ティー・ワイ・
オー
第7回無担保新株
引受権付社債
平成13年
8月24日
長期プラ
イムレー
ト
+1.00%
無担保
―
(注)1、
2
合計
―
―
―
―
―
―
―
353,670
353,670
―
摘要
(注)2
あさひ銀行・
東京信用保証
協会共同保証
東京三菱銀
行・東京信用
保証協会共同
保証
富士銀行・東
京信用保証協
会共同保証
(注) 1 第7回無担保新株引受権付社債については、平成13年9月7日に繰上償還致しました。
2 新株引受権付社債に関する記載は次のとおりであります。
3
銘柄
新株引受権行使期間
第2回無担保新
株引受権付社債
第7回無担保新
株引受権付社債
平成11年9月29日∼
平成16年9月28日
平成13年8月24日∼
平成18年8月24日
発行価格
発行価額の総額
発行株式
付与割合
3,483.20円
161,480千円
普通株式
100%
1,800円
86,400千円
普通株式
100%
なお、新株引受権は本社債と分離して譲渡することができます。
また、上記の新株引受権の行使により、発行した株式はありません。
連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。
(単位:千円)
1年以内
―
b
1年超2年以内
2年超3年以内
3年超4年以内
4年超5年以内
―
53,670
50,000
250,000
借入金等明細表
(単位:千円)
区分
短期借入金
前期末残高
当期末残高
返済期限
平均利率(%)
3,260,934
1,684,750
1.52
―
1年以内に返済予定の長期借入金
323,287
450,036
1.76
―
長期借入金(1年以内に返済予定
のものを除く。)
1,004,658
1,076,512
1.87
平成14年∼28年
計
4,588,879
3,211,298
―
―
摘要
―
(注) 1 平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下のと
おりであります。
(単位:千円)
1年超2年以内
長期借入金
2年超3年以内
278,666
143,876
― 61 ―
3年超4年以内
121,640
4年超5年以内
57,580
(2) その他
該当事項はありません。
― 62 ―
─ 63 ─
─ 64 ─
2 財務諸表等
(1) 財務諸表
① 貸借対照表
期別
金額
科目
(単位:千円)
第20期
(平成13年9月30日現在)
第19期
(平成12年9月30日現在)
構成比
金額
構成比
%
%
(資産の部)
Ⅰ
Ⅱ
流動資産
1
現金及び預金
*2 *3
2,400,988
1,237,372
2
受取手形
*5 *9
281,478
698,799
3
売掛金
*1 *3
1,206,537
995,163
4
有価証券
100,004
―
5
製品
1,695
279
6
原材料
2,556
1,222
7
仕掛品
198,428
421,296
8
貯蔵品
107
―
9
前払費用
16,085
13,355
10
繰延税金資産
111,094
42,490
11
未収入金
*1
70,592
16,037
12
その他
*1
20,309
55,539
13
貸倒引当金
△7,106
△2,943
流動資産合計
4,402,774
*4
69.6
3,478,613
63.4
固定資産
1
有形固定資産
(1) 建物
*2
減価償却累計額
158,470
(2) 機械及び装置
68,886
(3) 器具及び備品
2
540,815
194,581
69,079
*2
517,594
75,756
6,869
70,204
104,564
減価償却累計額
有形固定資産合計
712,175
75,756
減価償却累計額
(4) 土地
699,286
5,551
105,550
35,485
74,360
557,379
1,140,550
31,189
557,379
18.0
1,111,715
20.2
無形固定資産
(1) ソフトウェア
(2) 電話加入権
無形固定資産合計
12,641
7,333
4,699
4,699
17,341
― 65 ―
0.3
12,033
0.2
期別
金額
科目
(単位:千円)
第20期
(平成13年9月30日現在)
第19期
(平成12年9月30日現在)
構成比
金額
構成比
%
3
%
投資その他の資産
(1) 投資有価証券
*2
17,918
18,314
205,400
206,400
92
92
85,579
156,293
(5) 長期前払費用
7,791
3,590
(6) 繰延税金資産
22,599
100,425
(2) 関係会社株式
(3) 関係会社出資金
(4) 関係会社長期貸付金
(7) 賃貸用不動産
減価償却累計額
(8) 保険積立金
(9) ゴルフ会員権等
(10) 差入保証金
44,132
7,997
44,132
36,134
投資その他の資産合計
35,476
240,451
309,364
99,323
66,300
47,464
46,068
―
8,095
△342
△62,642
(11) その他
(12) 貸倒引当金
8,655
762,411
12.1
887,778
16.2
固定資産合計
1,920,303
30.4
2,011,527
36.6
資産合計
6,323,077
100.0
5,490,141
100.0
― 66 ―
期別
金額
科目
(単位:千円)
第20期
(平成13年9月30日現在)
第19期
(平成12年9月30日現在)
構成比
金額
構成比
%
%
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
買掛金
777,151
920,652
2
3
4
短期借入金
一年内返済予定
長期借入金
未払金
*2
2,990,934
1,451,400
*2
222,295
391,956
71,871
82,806
5
未払消費税
69,639
14,632
6
未払費用
26,120
18,143
7
未払法人税等
690
194,887
8
前受金
47,253
2,362
9
預り金
22,402
26,046
10
賞与引当金
94,902
100,157
11
その他
4,601
3,286
流動負債合計
Ⅱ
4,327,862
68.4
3,206,331
58.4
固定負債
1
社債
*2
353,670
353,670
2
長期借入金
*2
903,260
877,574
3
退職給与引当金
13,828
―
4
退職給付引当金
―
40,547
5
役員退職慰労引当金
―
65,760
6
その他
―
8,095
固定負債合計
1,270,758
20.1
1,345,646
24.5
負債合計
5,598,620
88.5
4,551,978
82.9
260,745
4.1
295,755
5.4
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本準備金
106,345
1.7
142,034
2.6
Ⅲ
利益準備金
27,146
0.5
29,393
0.5
Ⅳ
その他の剰余金
1
任意積立金
(1) 別途積立金
2
Ⅴ
*7
216,000
216,000
当期未処分利益
114,221
その他の剰余金合計
330,221
その他有価証券評価差額金
資本合計
負債資本合計
116,000
116,000
354,570
5.2
―
470,570
8.6
408
724,457
11.5
938,162
17.1
6,323,077
100.0
5,490,141
100.0
― 67 ―
②
損益計算書
期別
科目
( 自至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
金額
百分比
( 自至
(単位:千円)
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
金額
百分比
%
Ⅰ
Ⅱ
売上高
7,093,228
製品期首たな卸高
2
当期制作原価
3
製品期末たな卸高
4
他勘定振替高
*1
132,426
1,695
5,738,690
4,639,903
5,871,117
4,641,598
1,695
279
104,784
売上総利益
1
広告宣伝費
5,764,637
81.3
1,328,590
18.7
―
71,293
―
2
役員報酬
227,558
210,535
3
給与賞与
464,950
377,908
4
賞与引当金繰入額
43,893
49,154
5
退職給与引当金繰入額
2,953
―
6
福利厚生費
87,803
60,249
7
支払手数料
79,093
88,374
8
減価償却費
24,744
22,502
9
10
退職給付費用
役員退職慰労引当金
繰入額
その他
―
42,178
―
15,300
221,258
営業利益
Ⅴ
100.0
4,641,319
74.1
1,622,586
25.9
1,078,595
17.2
543,991
8.7
73,326
1.1
101,515
1.6
515,802
8.2
販売費及び一般管理費
11
Ⅳ
6,263,905
売上原価
1
合計
Ⅲ
%
100.0
1,223,549
17.2
105,041
1.5
212,391
営業外収益
1
受取利息
2
受取配当金
3
受取手数料
4
貸倒引当金戻入益
5
保険返戻金
6
貯蔵品売却収入
7
為替差益
8
その他
5,464
6,156
*2
26
13,666
*2
7,575
14,495
2,795
―
―
21,737
2,339
―
―
8,857
4,473
22,675
0.3
8,413
営業外費用
1
支払利息及び割引料
92,833
―
2
支払利息
―
74,343
3
社債利息
5,022
6,206
4
為替差損
259
―
5
売上債権売却損
―
12,024
6
その他
経常利益
4,900
103,015
1.5
24,701
0.3
― 68 ―
8,940
期別
(
科目
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
金額
構成比
( 自至
(単位:千円)
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
金額
構成比
%
Ⅵ
1
Ⅶ
%
特別利益
関係会社株式売却益
76,216
76,216
1.1
―
―
―
157,253
2.5
358,548
5.7
193,482
3.1
165,066
2.6
特別損失
1
固定資産除却損
2
器具及び備品売却損
3
4
5
会員権売却損
過年度役員退職慰労
引当金繰入額
役員退職慰労金
6
会員権評価損
7
貸倒引当金繰入額
8
事業整理に伴う損失
税引前当期純利益又は
税引前当期純損失(△)
法人税、住民税
及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
又は当期純損失(△)
前期繰越利益
当期未処分利益
*4
109,337
6,429
2,506
―
82,640
―
―
50,460
―
5,000
―
32,923
*5
―
62,440
*6
92,219
*3
286,703
4.0
△185,786
△2.6
690
△61,494
―
203,000
△60,804
△0.8
△124,981
△1.8
△9,518
239,202
189,504
114,221
354,570
― 69 ―
制作原価明細書
期別
( 自至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
金額
科目
( 自至
)
構成比
(単位:千円)
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
金額
構成比
%
Ⅰ
制作費用
Ⅱ
Ⅲ
*2
%
4,012,962
78.3
4,026,383
82.8
労務費
759,103
14.8
570,294
11.7
経費
353,659
6.9
266,094
5.5
5,125,725
100.0
4,862,772
100.0
当期総制作費用
仕掛品期首たな卸高
合計
仕掛品期末たな卸高
他勘定振替高
*3
当期制作原価
861,808
198,428
5,987,533
5,061,200
198,428
421,296
50,415
―
5,738,690
4,639,903
(脚注)
(
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
1
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
原価計算の方法
1 原価計算の方法
作品別個別原価計算を採用しております。
作品別個別原価計算を採用しております。
*2 制作費用の内訳
*2 制作費用の内訳
制作費用は、各作品の制作に直接要した外部人件
制作費用は、各作品の制作に直接要した外部人件
費等であり、主な内訳は次のとおりであります。
費等であり、主な内訳は次のとおりであります。
外部技術人件費
639,315千円
外部技術人件費
543,281千円
編集費
561,544千円
編集費
509,897千円
*3 他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。
*3
――――――
19,069千円
事業整理に伴う損失(特別損失)
分社化に伴う子会社への譲渡
31,345千円
合計
50,415千円
― 70 ―
③
利益処分計算書
期別
科目
Ⅰ
当期未処分利益
Ⅱ
任意積立金取崩額
1
別途積立金取崩額
114,221
100,000
合計
Ⅲ
Ⅳ
(単位:千円)
第20期
株主総会承認年月日
(平成13年12月25日)
第19期
株主総会承認年月日
(平成12年12月22日)
100,000
354,570
―
214,221
―
354,570
利益処分額
1
利益準備金
2
配当金
3
役員賞与金
(うち監査役賞与金)
2,247
8,818
22,470
44,688
―
(―)
次期繰越利益
24,717
189,504
― 71 ―
43,500
(500)
97,007
257,563
重要な会計方針
期別
(
項目
1
有価証券の評価基準及び
評価方法
2
たな卸資産の評価基準及
び評価方法
3
デリバティブの評価基準
及び評価方法
固定資産の減価償却の方
法
4
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(1) 取引所の相場のある有価証券
移動平均法による低価法
(洗替え法)
(2) 取引所の相場のない有価証券
移動平均法による原価法
(1)
(2)
(3)
(4)
製品……総平均法による原価法
原材料…総平均法による原価法
仕掛品…個別法による原価法
貯蔵品…最終仕入原価法
―――――
(1) 有形固定資産及び賃貸用不動産
法人税法に規定する方法と同一の
基準による定率法
(2) 無形固定資産
自社利用のソフトウェアは利用可
能期間(5年)に基づく定額法
5
外貨建の資産及び負債の
本邦通貨への換算基準
6
引当金の計上基準
外貨建短期金銭債権債務については、
決算日の直物為替相場により円貨に換
算し、換算差額は損益として処理して
おります。
外貨建長期金銭債権債務については、
取得時又は発生時の直物為替相場によ
り円貨に換算しております。
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるた
め、法人税法の規定による繰入限
度相当額(法定繰入率)を計上して
おります。
(2) 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるた
め、賞与の翌期支給見込額のう
ち、当期に帰属する部分に相当す
る額を計上しております。
― 72 ―
(
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
(1) 子会社株式
移動平均法による原価法
(2) その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価
法(評価差額は全部資本直入法に
より処理し、売却原価は移動平均
法により算定しております)
時価のないもの
移動平均法による原価法
(1) 製品……総平均法による原価法
(2) 原材料…総平均法による原価法
(3) 仕掛品…個別法による原価法
原則として時価法
(1) 有形固定資産及び賃貸用不動産
定率法
主な耐用年数
建物
6年∼50年
器具及び備品
3年∼15年
賃貸用不動産
47年
(2) 無形固定資産
定額法
利用可能期間
ソフトウェア(自社利用分) 5年
外貨建金銭債権債務については、決算
日の直物為替相場により円貨に換算
し、換算差額は損益として処理してお
ります。
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるた
め、一般債権については貸倒実績
率により、貸倒懸念債権等特定の
債権については、個別に回収可能
性を勘案し、回収不能見込額を計
上しております。
(2) 賞与引当金
同左
期別
(
項目
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(3) 退職給与引当金
従業員の退職給与の支給に備える
ため、自己都合退職による退職金
期末要支給額から適格退職年金に
より支給される額を控除した金額
の100%相当額を計上しておりま
す。
(4)
7
リース取引の処理方法
8
ヘッジ会計の方法
―――――
リース物件の所有権が借主に移転する
と認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については、通常の賃
貸借取引に係る方法に準じた会計処理
によっております。
―――――
― 73 ―
(
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
(3) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、
当期末における退職給付債務見込
額及び年金資産残高に基づき計上
しております。なお、会計基準変
更 時 差 異 (9,456 千 円 ) に つ い て
は、当期において全額を一括費用
処理し、販売費及び一般管理費の
「退職給付費用」に含めて表示し
ております。
(4) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払に備える
ため、内規に基づく期末支給見込
額を計上しております。
なお、過年度対応額は、当期より
5年間にわたり均等額を特別損失
として計上しております。
(会計処理の変更)
役員退職慰労金は、従来、支出時
の費用として処理しておりました
が、役員の在任期間の長期化に伴
い、将来の支給金額の重要性が増
してきたことから期間損益計算の
より適正化と財務内容のより健全
化を図るため、当期から内規に基
づく期末支給見込額を役員退職慰
労引当金として計上する方法に変
更いたしました。
なお、過年度対応額については、
5年間にわたり均等額を特別損失
として計上しております。
この結果、従来と同一の基準を適
用した場合に比べ、営業利益及び
経常利益はそれぞれ15,300千円減
少し、税引前当期純利益は65,760
千円減少しております。
同左
(1) ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しておりま
す。なお、金利スワップの特例処
理の対象となる取引については、
特例処理を適用しております。
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
① ヘッジ手段
金利スワップ取引
② ヘッジ対象
借入金
期別
(
項目
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
(3) ヘッジ方針
一部の借入金について金利スワッ
プ取引により金利変動リスクをヘ
ッジしております。
(4) ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ対象及びヘッジ手段につい
て、それぞれのキャッシュフロー
総額の変動額を比較し、両者の変
動額を基準にして検証しておりま
すが、特例処理の適用が可能なも
のについては、本検証を省略して
おります。
9
その他財務諸表作成のた
めの基本となる重要な事
項
(1) 適格退職年金制度
① 平成元年7月1日より退職金制
度の一部につき適格退職年金制
度を採用しております。
② 年金資産の合計額
平成12年6月30日現在
86,465千円
③ 過去勤務費用の掛金期間
5年3か月
(2) 消費税の会計処理
税抜方式によっております。
― 74 ―
(1) 消費税の会計処理
税抜方式によっております。
表示方法の変更
(
1
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
1 広告宣伝費
未収入金
前期まで区分掲記しておりました「広告宣伝費」は
前期まで流動資産の「その他」に含めて表示してお
販売費及び一般管理費の合計額の百分の五以下であ
りました「未収入金」は、資産の総額の百分の一を
り、かつ、重要性がないため販売費及び一般管理費
超えたため区分掲記する方法に変更いたしました。
の「その他」に含めて表示する方法に変更いたしま
なお、前期の「未収入金」の残高は49,410千円であ
した。
ります。
なお、当期における「広告宣伝費」は13,161千円で
あります。
2 貯蔵品売却収入
前期まで区分掲記しておりました「貯蔵品売却収
入」は営業外収益の百分の十以下であり、かつ、重
要性がないため営業外収益の「その他」に含めて表
示する方法に変更いたしました。
なお、当期における「貯蔵品売却収入」は156千円
であります。
3 貸倒引当金戻入益
前期まで区分掲記しておりました「貸倒引当金戻入
益」は営業外収益の百分の十以下であり、かつ、重
要性がないため営業外収益の「その他」に含めて表
示する方法に変更いたしました。
なお、当期における「貸倒引当金戻入益」は4,303
千円であります。
― 75 ―
追加情報
(
1
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
ソフトウェアの会計処理
1 退職給付会計
従来、長期前払費用に計上していた自社利用のソフ
当期から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係
トウェア(当期末12,641千円)については「研究開発
る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議
費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」
会 平成10年6月16日))を適用しております。
(日本公認会計士協会・会計制度委員会報告第12号
この結果、従来の方法によった場合に比べ、退職給
平成11年3月31日)における経過措置の適用によ
付に係る費用が22,719千円増加し、経常利益及び税
り、従来の会計処理方法を継続して採用しておりま
引前当期純利益はそれぞれ22,241千円減少しており
す。
ます。
但し、同報告により上記に係るソフトウェアの表示
については投資その他の資産の「長期前払費用」か 2 金融商品会計
ら無形固定資産の「ソフトウェア」に変更し、減価
当期から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係
償却方法については、社内における利用可能期間
る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議
(5年)に基づく定額法によっております。
会 平成11年1月22日))を適用し、時価のあるその
なお、前期の投資その他の資産の「長期前払費用」
他有価証券については時価法に、一般債権に対する
に含まれる自社利用のソフトウェアは、39,536千円
貸倒引当金については貸倒実績率による回収不能見
であります。また、この変更が損益に与える影響は
込額を計上する方法に、支払割引料については割引
ありません。
時に損失とする方法に変更し、ゴルフ会員権等につ
いては必要に応じた減損処理を行っております。
この結果、従来の方法によった場合に比べ、経常利
益が466千円、税引前当期純利益は95,830千円それ
ぞれ減少しております。なお、期首時点で保有する
有価証券の保有目的を検討し、その他有価証券のう
ち、預金と同様な性格を有するものは流動資産の有
価証券とし、それ以外は投資その他の資産の投資有
価証券といたしましたが、期首時点で勘定科目の振
替を要するものはありませんでした。
また、支払割引料については、従来「支払利息及び
割引料」に含めて表示しておりましたが、同基準の
適用により当期より「売上債権売却損」として表示
しております。
なお、前期における支払割引料は18,016千円であり
ます。
3
― 76 ―
外貨建取引等会計処理基準
当期から改訂後の外貨建取引等会計処理基準(「外
貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見書」
(企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用してお
ります。
この変更による財務諸表への影響は、軽微でありま
す。
注記事項
(貸借対照表関係)
第19期
第20期
(平成12年9月30日現在)
(平成13年9月30日現在)
*1 関係会社に係る注記
*1 関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で関係会社に対する資産
区分掲記されたもの以外で関係会社に対する資産
は、売掛金、未収入金及びその他の流動資産(立
は、売掛金、未収入金及びその他の流動資産(立
替金及び短期貸付金)に含まれており、この金額
替金及び短期貸付金)に含まれており、その金額
は、54,378千円であります。
は、79,722千円であります。
*2 担保に供している資産
*2 担保に供している資産
現金及び預金
495,314千円
現金及び預金
632,988千円
(定期預金)
(定期預金)
建物
503,505千円
建物
470,921千円
土地
556,895千円
土地
556,895千円
投資有価証券
600千円
合計
1,523,130千円
合計
1,693,988千円
上記に対応する債務は次のとおりであります。
上記に対応する債務は次のとおりであります。
短期借入金
271,400千円
短期借入金
805,900千円
一年内返済予定長期借入金
354,340千円
一年内返済予定長期借入金
116,637千円
長期借入金
877,574千円
長期借入金
903,260千円
社債
200,000千円
社債
200,000千円
*3
合計
主な外貨建資産
現金及び預金
売掛金
合計
2,025,797千円
*3
1,703,314千円
――――――
59,917千円
(543,700US$他)
21,769千円
(201,572US$)
*4
――――――
製品残高の減少
CM事業以外の事業部門の分社化及び撤退に伴う減
少であります。
*5 受取手形割引高
211,054千円
5
――――――
6 当座貸越契約に係る未使用借入枠
6
――――――
*4
*7
会社が発行する株式及び発行済株式の総数
*7
授権株式総数
1,797,600株
発行済株式総数
449,400株
― 77 ―
1,148,600千円
会社が発行する株式及び発行済株式の総数
授権株式総数
1,797,600株
発行済株式総数
470,402株
第19期
(平成12年9月30日現在)
第20期
(平成13年9月30日現在)
8
保証債務
関係会社の銀行借入等に対し以下の保証を行って
おります。
① 銀行借入
株式会社ポスト・プロダクション・センター
79,500千円
デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社
120,000千円
合計
②
8
199,500千円
リース契約(未経過リース料期末残高)
デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社
30,902千円
合計
30,902千円
この他、関係会社である株式会社朱雀の取引先に
対して、同社との取引に対する保証を行っており
ます。
保証債務
関係会社の銀行借入等に対し以下の保証を行って
おります。
① 銀行借入
株式会社ポスト・プロダクション・センター
333,220千円
株式会社朱雀
30,000千円
デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社
120,000千円
②
合計
483,220千円
リース契約(未経過リース料期末残高)
株式会社朱雀
735千円
株式会社祭
428千円
株式会社デジタル・フロンティア
22,028千円
株式会社ティー・ワイ・オーミュージック
339千円
デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社
18,360千円
合計
41,892千円
この他、関係会社である株式会社朱雀の取引先に
対して、同社との取引に対する保証を行っており
ます。
*9 期末日満期手形
*9 期末日満期手形
期末日満期手形の会計処理について手形交換日を
期末日満期手形の会計処理について手形交換日を
もって決済処理しております。
もって決済処理しております。
なお、当期末日が金融機関の休日であったため、
なお、当期末日が金融機関の休日であったため、
次の期末日満期手形が期末残高に含まれておりま
次の期末日満期手形が期末残高に含まれておりま
す。
す。
受取手形
47,718千円
受取手形
42,675千円
― 78 ―
(損益計算書関係)
(
*1
*2
*3
*4
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
*6
(
他勘定振替高の内訳は、次のとおりであります。 *1
事業整理に伴う損失(特別損失)
53,049千円
分社化に伴う子会社への譲渡
51,734千円
合計
関係会社に係る営業外収益
受取手数料
関係会社に係る特別損失
会員権売却損
固定資産除却損
建物
機械及び装置
器具及び備品
ソフトウェア
合計
*5
)
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
――――――
104,784千円
*2
5,971千円
関係会社に係る営業外収益
受取配当金
受取手数料
*3
――――――
13,640千円
14,152千円
82,640千円
*4
10,576千円
9,317千円
75,821千円
13,622千円
固定資産除却損
器具及び備品
ソフトウェア
合計
2,587千円
3,841千円
6,429千円
109,337千円
――――――
*5
事業整理に伴う損失
事業整理に伴う損失は撤退事業部門に係るたな卸
資産の評価減72,119千円及びゲーム事業の整理・
再編に伴い発生した費用20,100千円であります。
貸倒引当金繰入額
貸倒引当金繰入額はゴルフ会員権の預託保証金に
対するものであります。
*6
――――――
― 79 ―
(リース取引関係)
(
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
(
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの
以外のファイナンス・リース取引
以外のファイナンス・リース取引
1 リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当 1 リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額及び期末残高相当額
額及び期末残高相当額
取得価額 減価償却累 期末残高
取得価額 減価償却累 期末残高
相当額
計額相当額
相当額
相当額
計額相当額
相当額
器具及び
備品
2
千円
116,751
千円
53,798
未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
千円
器具及び
備品
62,953
2
27,980千円
37,692千円
千円
94,860
千円
56,290
未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
千円
38,569
16,826千円
24,061千円
合計
65,672千円
合計
40,887千円
支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当 3 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当
額
額
支払リース料
29,085千円
支払リース料
28,534千円
減価償却費相当額
27,631千円
減価償却費相当額
26,690千円
支払利息相当額
2,072千円
支払利息相当額
1,572千円
4 減価償却費相当額の算定方法
4 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定
同左
額法によっております。
5 利息相当額の算定方法
5 利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差
同左
額を利息相当額とし、各期への配分方法について
は、利息法によっております。
3
― 80 ―
(税効果会計関係)
(
1
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
繰延税金資産の主な発生原因別の内訳
繰延税金資産
賞与引当金繰入限度超過額
繰越欠損金
器具及び備品除却損否認
その他
繰延税金資産合計
2
)
(
1
14,156千円
92,250千円
17,530千円
9,757千円
133,694千円
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
繰延税金資産及び繰延税金負債の主な発生原因別の
内訳
繰延税金資産
賞与引当金繰入限度超過額
21,229千円
未払事業税損金不算入額
16,196千円
器具及び備品除却損否認
17,530千円
退職給付引当金繰入限度超過額
14,801千円
貸倒引当金繰入限度超過額
25,162千円
役員退職慰労引当金否認
27,652千円
会員権評価損否認
13,844千円
その他
6,795千円
繰延税金資産合計
143,212千円
繰延税金負債
投資有価証券評価差額金
296千円
繰延税金資産の純額
142,915千円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の主な原因別内訳
率との差異の主な原因別内訳
法定実効税率
42.1%
法定実効税率
42.1%
(調整)
(調整)
交際費等永久に損金に
交際費等永久に損金に
△9.6%
5.7%
算入されない項目
算入されない項目
その他
0.2%
留保金課税
6.5%
その他
△0.3%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
32.7%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
54.0%
― 81 ―
(1株当たり情報)
(
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
)
1株当たり純資産額
(
1,612円05銭
1株当たり当期純損失
278円10銭
なお、当社は新株引受権付社債を発行しておりますが、
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
当社株式は非上場であり、かつ、店頭登録もしていない
ため、期中平均株価が把握できませんので記載しており
ません。
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
1株当たり純資産額
1,994円38銭
1株当たり当期純利益
362円52銭
なお、当社は新株引受権付社債を発行しておりますが、
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
当社株式は非上場であり、かつ、店頭登録もしていない
ため、期中平均株価が把握できませんので記載しており
ません。
(重要な後発事象)
(
自
至
第19期
平成11年10月1日
平成12年9月30日
――――――
)
(
自
至
第20期
平成12年10月1日
平成13年9月30日
)
平成13年12月25日開催の取締役会により、平成14年2月
20日をもって、商法第218条の規定に基づき株式の分割
をする決議をいたしました。
その概要は次の通りであります。
①分割により増加する株式数
23,049,698株
②分割の方法
平成13年12月25日現在の株主名簿及び実質株主名簿
に記載された株主の所有株式数を、1株につき50株
の割合をもって分割する。
③配当起算日
平成13年10月1日
― 82 ―
④
附属明細表(平成13年9月30日現在)
a
有価証券明細表
投資有価証券
(単位:千円)
銘柄
株式数
そ
㈱三井住友銀行
の
他
株
有
㈱みずほホールディングス
式
価
証
㈱スタジオぴえろ
券
計
b
貸借対照表計上額
1,000株
854
1株
460
10,000株
17,000
11,001株
18,314
有形固定資産等明細表
(単位:千円)
資産の種類
前期末残高
当期増加額
当期減少額
当期末残高
減価償却累計額又は
償却累計額
当期償却額
建物
有 機械及び装置
形
固
器具及び備品
定
資
産 土地
計
無 ソフトウェア
形
固
電話加入権
定
資
産
計
長期前払費用
繰延資産
差引
当期末残高
699,286
12,889
―
712,175
194,581
36,110
517,594
75,756
―
―
75,756
70,204
1,317
5,551
104,564
11,300
10,315
105,550
74,360
13,009
31,189
557,379
―
―
557,379
―
―
557,379
1,436,986
24,190
10,315
1,450,861
339,146
50,437
1,111,715
19,611
2,531
7,300
14,843
7,509
3,997
7,333
4,699
―
―
4,699
―
―
4,699
24,310
2,531
7,300
19,542
7,509
3,997
12,033
7,791
―
4,200
3,590
―
―
3,590
―
―
―
―
―
―
―
― 83 ―
摘要
―
―
―
c
資本金等明細表
(単位:千円)
区分
前期末残高
資本金
当期増加額
260,745
額面普通株式
うち既発行株式
計
資本準備金及び
その他の資本剰余金
利益準備金及び
任意積立金
(資本準備金)
株式払込剰余金
当期減少額
35,010
―
当期末残高
295,755
摘要
―
(449,400株)
260,745
(21,002株)
35,010
(―株)
―
(470,402株)
295,755
(注)1
(449,400株)
260,745
(21,002株)
35,010
(―株)
―
(470,402株)
295,755
―
106,345
35,689
―
142,034
(注)1
106,345
35,689
―
142,034
―
(利益準備金)
27,146
2,247
―
29,393
(注)2
(任意積立金)
別途積立金
216,000
―
100,000
116,000
(注)2
243,146
2,247
100,000
145,393
―
計
計
(注) 1
発行済株式、資本金及び資本準備金の当期増加額は、第1回無担保新株引受権付社債の行使によるもの
であります。
なお、資本準備金の当期増加額のうち700千円は新株引受権の行使に伴う新株引受権勘定(流動負債その
他)からの振替額であります。
2 利益準備金及び別金積立金の、当期増減額は前期決算の利益処分によるものであります。
d
引当金明細表
(単位:千円)
当期減少額
区分
前期末残高
当期増加額
当期末残高
目的使用
貸倒引当金
7,449
62,440
―
4,303
65,586
賞与引当金
94,902
100,157
94,902
―
100,157
退職給与引当金
13,828
―
―
13,828
―
―
65,760
―
―
65,760
役員退職慰労引当金
摘要
その他
(注) 1 貸倒引当金の当期減少額の「その他」欄の金額は、一般債権に係る取崩額であります。
2 退職給与引当金の当期減少額の「その他」欄の金額は、退職給付引当金への振替によるものであります。
― 84 ―
(2) 主な資産及び負債の内容(平成13年9月30日現在)
①
流動資産
イ
現金及び預金
(単位:千円)
区分
金額
現金
摘要
5,982
当座預金
86,097
預
金 普通預金
の
種 定期預金
類
49,053
1,096,239
小計
合計
ロ
1,231,389
―
1,237,372
―
受取手形
相手先別内訳
(単位:千円)
相手先
金額
摘要
㈱博報堂シーアンドディ
363,646
㈱アサツーデイ・ケイ
118,513
ビーコンコミュニケーションズ㈱
58,022
㈱グレイワールドワイド
47,678
㈱アイアンドエス・
ビービーディオー
43,812
その他
67,125
合計
698,799
―
期日別内訳
(単位:千円)
期日別
平成13年
平成14年
金額
摘要
10月
132,356
11月
420,957
12月
94,679
1月
50,806
合計
698,799
― 85 ―
―
ハ
売掛金
相手先別内訳
(単位:千円)
相手先
金額
摘要
㈱電通
305,577
㈱博報堂シーアンドディ
176,119
㈱博報堂
161,634
㈱マッキャンエリクソン
81,135
㈱レマン
64,870
その他
205,826
合計
995,163
―
売掛金の発生及び回収並びに滞留状況
前期繰越高
当期発生高
当期回収高
次期繰越高
(A)
(B)
(C)
(D)
1,206,537
6,573,117
6,784,491
(注)
回収率
(C)
×100
(A)+(B)
995,163
87.2%
(単位:千円)
滞留期間
(A)+(D)
2
(B)
365
61.1日
当期発生高には消費税が含まれております。
ニ
製品
(単位:千円)
品名
金額
コンパクトディスク製品
279
合計
ホ
摘要
279
―
原材料
(単位:千円)
品名
金額
摘要
CM撮影用生フィルム
1,222
合計
1,222
ヘ
―
仕掛品
(単位:千円)
品名
金額
広告映像
摘要
421,296
合計
421,296
― 86 ―
―
②
固定資産
イ
保険積立金
(単位:千円)
区分
金額
摘要
養老保険
185,332
終身保険
81,552
長期平準定期保険
39,599
普通傷害保険
2,879
合計
③
309,364
―
流動負債
イ
買掛金
(単位:千円)
相手先
金額
摘要
㈱サウンドシティー
72,857
㈱イマージュ
57,777
㈱ポスト・プロダクション・
センター
42,114
㈱アーク・システム
35,083
㈱サンク・アール
26,869
その他
685,949
合計
ロ
920,652
―
短期借入金
(単位:千円)
相手先
金額
摘要
㈱東京三菱銀行
400,000
㈱三和銀行
361,400
㈱あさひ銀行
350,000
㈱富士銀行
340,000
合計
1,451,400
― 87 ―
―
ハ
一年内返済予定長期借入金
(単位:千円)
相手先
金額
摘要
㈱三和銀行
165,256
㈱あさひ銀行
118,800
㈱東京三菱銀行
107,900
合計
④
391,956
―
固定負債
イ
社債
(単位:千円)
銘柄
発行年月日
金額
第1回物上担保付社債
平成10年10月30日
200,000
第2回無担保社債(新株引受権付)
平成11年9月29日
3,670
第4回無担保社債
平成12年6月30日
50,000
第5回無担保社債
平成12年7月25日
50,000
第6回無担保社債
平成12年8月31日
50,000
合計
ロ
―
353,670
長期借入金
(単位:千円)
相手先
金額
摘要
㈱三和銀行
425,074
㈱あさひ銀行
409,800
㈱東京三菱銀行
42,700
合計
877,574
(3) その他
該当事項はありません。
― 88 ―
―
第6 提出会社の株式事務の概要
決算期
9月30日
株主名簿閉鎖の期間
―
1,000株券
10,000株券
株券の種類
取扱場所
代理人
株式の名義書換え
取次所
代理人
単元未満株式の買取り
9月30日
中間配当基準日
3月31日
1単元の株式数
1,000株
ユーエフジェイ信託銀行株式会社
無料
新券交付手数料
取次所
ユーエフジェイ信託銀行株式会社
買取手数料
無料(注)
日本経済新聞
株主に対する特典
該当事項はありません。
証券代行部
全国各支店
東京都千代田区丸の内一丁目4番3号
ユーエフジェイ信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目4番3号
ユーエフジェイ信託銀行株式会社
公告掲載新聞名
(注)
基準日
東京都千代田区丸の内一丁目4番3号
ユーエフジェイ信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目4番3号
ユーエフジェイ信託銀行株式会社
名義書換手数料
取扱場所
営業年度末日の
翌日から3か月以内
定時株主総会
無料
証券代行部
全国各支店
単元未満株式の買取手数料は、当社株式が日本証券業協会に店頭登録された日から、「株式の売買の委託
に係る手数料相当額として別途定める金額」に変更されます。
― 89 ―
第7 提出会社の参考情報
該当事項はありません。
― 90 ―
第四部 株式公開情報
― 91 ―
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況
移動前所有者
移動
年月日
移動後所有者
移動内容
移動理由
氏名又は名称
住所
提出会社
との関係等
住所
提出会社
との関係等
吉田博昭
神奈川県鎌
倉市浄明寺
3-7-28
特別利害関
係者
(大株主上
位10名)
(当社代表
取締役)
小林稔忠
東京都文京
区小石川
2-19-2-502
当社顧問
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
氏名又は名称
移動株数
株
平成13年
6月20日
―
―
―
特別利害関
係者
(大株主上
位10名)
(当社代表
取締役)
特別利害関
係者等
(証券会社
の人的・資
本的関係会
社)
平成13年
6月28日
吉田博昭
神奈川県鎌
倉市浄明寺
3-7-28
平成13年
8月24日
新光インベス
トメント㈱
取締役社長
山村正幸
東京都日本
橋一丁目
17-10
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
吉田博昭
神奈川県鎌
倉市浄明寺
3-7-28
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
木村克巳
東京都大田
区池上台418-21
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
早川和良
東京都世田
谷区東玉川
2-8-20
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
宇井実
東京都三鷹
市井の頭34-12
東京都品川
区上大崎221-7
当社
飯田浩一
神奈川県藤
沢市辻堂32-15
東京都品川
区上大崎221-7
当社
繁松徹也
東京都江東
区豊洲5-610-1113
東京都品川
区上大崎221-7
当社
福田和重
東京都品川
区上大崎221-7
当社
東京都品川
区上大崎221-7
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
21,002
3,000
摘要
価格
(単価)
円
新株引受権
69,999,666 新株引受権の
の行使条件
(3,333) 行使
による
30,000,000
関係強化
(10,000)
(注)3
480
ワラント
864,000
(1,800)
(注)4
(注)9
198
ワラント
356,400
(1,800)
(注)5
(注)9
100
ワラント
180,000
(1,800)
(注)5
(注)9
60
ワラント
108,000
(1,800)
(注)5
(注)9
35
ワラント
63,000
(1,800)
(注)5
(注)9
25
ワラント
45,000
(1,800)
(注)5
(注)9
当社の従業
員
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)6、10
(注)9
世田谷区上
馬1-34-11403
当社の従業
員
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)6
(注)9
岸本高由
東京都目黒
区上目黒522-10
当社の従業
員
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)6
(注)9
当社
渡邊勝仁
東京都江東
区本一色317-21-105
当社の従業
員
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)6
(注)9
東京都品川
区上大崎221-7
当社
真田敦
東京都渋谷
区恵比寿南
2-28-4-301
当社の従業
員
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)6
(注)9
東京都品川
区上大崎221-7
当社
岡崎俊彦
茨城県取手
市 西 1-4023
当社の従業
員
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)6
(注)9
― 92 ―
特別利害関
係者
(大株主上
位10名)
(当社代表
取締役)
特別利害関
係者
(大株主上
位10名)
(当社専務
取締役)
特別利害関
係者
(大株主上
位10名)
(当社常務
取締役)
特別利害関
係者
(大株主上
位10名)
(当社常務
取締役)
特別利害関
係者
(当社取締
役)
移動前所有者
移動
年月日
氏名又は名称
住所
移動後所有者
提出会社
との関係等
氏名又は名称
移動内容
移動理由
摘要
9,000
(1,800)
(注)7
(注)9
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)7
(注)9
7
ワラント
12,600
(1,800)
(注)7
(注)9
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)7
(注)9
住所
提出会社
との関係等
東京都目黒
区中目黒11-71
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
5
ワラント
東京都目黒
区中目黒11-71
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
移動株数
株
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
東京都品川
区上大崎221-7
当社
東京都品川
区上大崎221-7
当社
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
平成13年
8月24日
㈱ティー・ワ
イ・オー
代表取締役
吉田博昭
東京都品川
区上大崎221-7
当社
東京都目黒
区中目黒11-71
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
東京都目黒
区中目黒11-71
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
平成13年
8月24日
㈱デジタル・
フロンティア
代表取締役社
長
植木英則
㈱ティー・ワ
イ・オーミュ
ージック
代表取締役社
長
小川雅巳
㈱祭
代表取締役社
長
千葉広二
㈱祭
代表取締役社
長
千葉広二
㈱朱雀
代表取締役社
長
米澤正弘
デジタルアー
カイブ・ジャ
パン㈱
代表取締役社
長
山田仁
㈱ポスト・プ
ロダクショ
ン・センター
代表取締役社
長
三隅研二
東京都目黒
区中目黒11-71
東京都目黒
区中目黒11-71
東京都目黒
区中目黒11-71
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
㈱デジタル・
フロンティア
代表取締役社
長
植木英則
㈱ティー・ワ
イ・オーミュ
ージック
代表取締役社
長
小川雅巳
㈱祭
代表取締役社
長
千葉広二
㈱朱雀
代表取締役社
長
米沢正弘
デジタルアー
カイブ・ジャ
パン㈱
代表取締役社
長
山田仁
㈱ポスト・プ
ロダクショ
ン・センター
代表取締役社
長
三隅研二
東京都目黒
区中目黒11-71
東京都目黒
区中目黒11-71
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
価格
(単価)
円
東京都目黒
区中目黒18-1
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)7
(注)9
東京都港区
南 麻 布 411-30
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)7
(注)9
植木英則
神奈川県横
浜市鶴見区
豊岡町31-1
特別利害関
係者
(子会社の
取締役)
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)8
(注)9
小川雅巳
神奈川県横
浜市港北区
三ノ輪町214-19-506
特別利害関
係者
(子会社の
取締役)
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)8
(注)9
千葉広二
東京都世田
谷区松原511-13
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)8
(注)9
谷中史幸
東京都目黒
区上目黒328-4-107
2
ワラント
3,600
(1,800)
(注)8
(注)9
米沢正弘
東京都渋谷
区代官山
町-7-903
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)8
(注)9
特別利害関
係者
(子会社の
取締役)
特別利害関
係者
(子会社の
取締役)
特別利害関
係者
(子会社の
取締役)
東京都目黒
区中目黒18-1
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
山田仁
東京都世田
谷区瀬田116-26
特別利害関
係者
(子会社の
取締役)
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)8
(注)9
東京都港区
南 麻 布 411-30
特別利害関
係者
(当社の子
会社)
守田尊詞
東京都墨田
区 八 広 654-11
特別利害関
係者
(子会社の
取締役)
5
ワラント
9,000
(1,800)
(注)8
(注)9
― 93 ―
(注) 1
日本証券業協会(以下「協会」という。)の定める公正慣習規則第1号「店頭売買有価証券の登録等に関
する規則」(以下「規則」という。)第5条及び「登録前の第三者割当増資等及び特別利害関係者等の株
式等の移動に関する細則」(以下「第三者割当増資等に関する細則」という。)第9条により、特別利害
関係者等(社員持株会を除く。)が、登録申請日の直前決算期日の2年前の日の翌日(平成11年10月1日)
から登録日の前日までの間に登録申請会社(以下「当社」という。)の発行する株式等(株式、転換社債、
新株引受権付社債(転換又は権利行使による新株式を含む。)、特定株式、成功報酬型ワラント債及び成
功報酬型ワラントをいう。)の譲受け又は譲渡(以下「株式等の移動」という。)を行っている場合(規則
第6条に規定する株式の公開に係る株式等の移動及び証券会社が特別利害関係社等以外の者との間で行
った株式等の移動(協会が別に定める規則に規定する気配公表銘柄に限る。)を除く。)、当該株式等の
移動の内容が規則第4条第1項第3号(1)に規定する「登録申請のための有価証券報告書」において記
載されていないときには、その登録を認めないこととされております。なお、規則第3条及び「『店頭
売買有価証券の登録等に関する規則』に関する細則」第2条第1項2号(6)により当社は当該株式等の移
動の内容に関する資料を登録日から5年間保存するものとされております。
2 特別利害関係者等の範囲は次のとおりであります。
(1) 当社の特別利害関係者…役員、その配偶者及び二親等内の血族(以下「役員等」という。)、役員等に
より発行済株式総数の過半数を所有されている会社並びに関係会社及びその
役員。
(2) 当社の大株主上位10名。
(3) 当社の人的関係会社及び資本的関係会社並びにこれらの役員。
(4) 証券会社(外国証券会社も含む。)及びその役員並びに証券会社の人的関係会社及び資本的関係会社。
3 純資産方式による算定方式を参考として、当事者間で協議の上決定した価格です。
4 移動の対象となった株式等は、当社が平成13年8月24日に発行した第7回無担保新株引受権付社債に付
された新株引受権証券で、「第三者割当増資等に関する細則」第2条第11号に定める成功報酬型ワラン
ト債から分離された新株引受権証券(以下、「本成功報酬型ワラント」という。)であります。当社は、
当社役員、従業員及び子会社役員に本成功報酬型ワラントを支給又は譲渡する目的で、当該ワラントの
全てを買い戻しております。
5 当社は、当社役員を対象として、本成功報酬型ワラントを役員報酬の一部として支給しております。
6 当社は、当社従業員を対象として、本成功報酬型ワラントを譲渡し、譲渡代金相当額を当社より特別賞
与として支給しております。
7 当社は、当社子会社を通じて当該子会社役員に対して役員報酬の一部として支給することを目的として、
本成功報酬型ワラントを譲渡しております。
8 当該子会社は、当該子会社役員を対象として、本成功報酬型ワラントを役員報酬の一部として支給して
おります。
9 本成功報酬型ワラントの行使価格は1,800円であり、行使により発行すべき株式は1ワラント当たり100
株であります。
10 平成13年12月25日付で、繁松徹也は当社の取締役に選任されております。
11 平成13年12月25日開催の取締役会決議に基づき、平成14年2月20日付をもって1株を50株に分割いたし
ました。
― 94 ―
第2 第三者割当等の概況
1
第三者割当等による株式等の発行の内容
項目
株式
転換社債
新株引受権付社債
発行年月日
―
―
平成13年8月24日
種類
―
―
第7回無担保新株引受権付社債
発行数
―
―
―
発行価格
―
―
額面金額100円につき100円
資本組入額
―
―
―
発行価額の総額
―
―
86,400,000円
資本組入額の総額
―
―
―
発行方法
―
―
第三者割当
保有期間等に関する確約
―
―
(注)2
摘要
(注) 1
2
3
4
(利率)長期プライムレート+1.0%
(新株引受権の内容)
①発行すべき株式
当社普通株式
②発行価格 1,800円 (注)3
③新株引受権の付与割合 100%
(行使期間)
平成13年8月24日∼平成18年8月24日
(譲渡に関する事項)
新株引受権は、本社債と分離して譲渡すること
ができる。
協会の定める「規則」第5条により、登録前の第三者割当増資等が適正に行われていない場合は、その
登録を認めないこととされております。また、協会の定める「第三者割当増資等に関する細則」第3条
により、登録前の第三者割当増資等について制限期間(登録申請日の直前決算期日の1年前の日の翌日
から登録日の前日までの間)が定められております。
当社は、取得者より、無担保新株引受権付社債から分離された新株引受権付証券(以下「本ワラント」
という。)のすべてを平成13年8月24日に買い戻し、かつ、同日付で当社の役員、従業員及び子会社役
員(以下「役職員」という。)に支給又は譲渡しております。
当該支給又は譲渡に際しましては、役職員が本ワラントに係る新株引受権を行使するまでの期間に関し、
本ワラントを当社に継続預託し、かつ、店頭登録日の前日までに新株引受権の行使により当社株式を取
得した場合、店頭登録日の前日まで本株式の全部または一部を第三者に譲渡しない旨及び本株式の全部
を申請会社に預託する旨の確約を行っております。
役職員に対するインセンティブの付与を目的とする発行であり、類似会社比準方式により算出した価格
といたしました。
平成13年12月25日開催の取締役会決議に基づき、平成14年2月20日付をもって1株を50株に分割いたし
ました。
― 95 ―
2
取得者の概況
取得者の氏名又は名称等
氏名又は名称等
住所
職業又は
事業の内容等
割当数量
価格
(単価)
取得者と提出
会社との関係
割当金額の
100%
特別利害関係者等
(証券会社の人的・資本
的関係会社)
円
新光インベストメン
ト株式会社
取締役社長
山村 正幸
資本金82百万円
3
東京都日本橋1-17-10
ベンチャー
キャピタル
86,400,000
取得者の株式等の移動状況
「第1
特別利害関係者等の株式等の移動状況」に記載のとおりであります。
― 96 ―
第3 株主の状況
氏名又は名称
株式総数に
対する
所有株式数
の割合
所有
株式数
住所
株
%
吉
田
博
昭
神奈川県鎌倉市浄明寺3-7-28
7,261,642
(1,516,542)
25.72
(5.37)
木
村
克
巳
東京都大田区池上台4-18-21
4,544,042
(1,026,542)
16.09
(3.64)
三
隅
研
二
東京都国立市富士見台1-1-21
3,330,000
11.79
早
川
和
良
東京都世田谷区東玉川2-8-20
2,707,962
(457,962)
9.59
(1.62)
柿
本
秀
二
神奈川県三浦郡葉山町堀内
1441-3
2,056,962
(157,962)
7.28
(0.56)
宇
井
実
東京都三鷹市井の頭3-4-12
1,094,962
(332,962)
3.88
(1.18)
株式会社あさひ銀行
東京都千代田区大手町1-1-2
745,000
2.64
日本生命保険相互会社
東京都千代田区有楽町1-2-2
日本生命証券管理部内
600,000
2.12
第一生命保険相互会社
東京都千代田区有楽町1-13-1
600,000
2.12
株式会社ユーエフジェイ
銀行
大阪府大阪市中央区伏見町
3-5-6
495,000
1.75
株式会社富士銀行
東京都千代田区大手町1-5-5
475,000
1.68
植
木
英
則
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町
31-1
飯
田
浩
一
神奈川県藤沢市辻堂3-2-15
415,462
(182,962)
414,962
(282,962)
1.47
(0.65)
1.47
(1.00)
東京都中央区京橋1-3-1
330,000
1.17
東京都品川区上大崎2-21-7
325,000
1.15
東京都千代田区丸の内1-4-3
300,000
1.06
株式会社東京三菱銀行
東京都千代田区丸の内2-7-1
300,000
1.06
越
東京都三鷹市大沢1-2-44
289,962
(157,962)
1.03
(0.56)
株式会社ユーエフジェイ
キャピタル
東京都中央区京橋2-14-1
285,000
1.01
住銀3号投資事業組合
東京都中央区日本橋2-7-9
225,000
0.80
富士銀キャピタル
株式会社
東京都新宿区神楽河岸1-1
225,000
0.80
小
東京都文京区小石川2-19-2-502
150,000
0.53
ニッセイ・キャピタル
1号投資事業組合
東京都千代田区有楽町1-2-2
120,000
0.42
山
東京都世田谷区瀬田1-16-26
77,654
(77,654)
0.28
(0.28)
あさひ銀事業投資
株式会社
ティー・ワイ・オー
社員持株会
ユーエフジェイ信託銀行
株式会社
中
林
田
久
稔
幸
忠
仁
― 97 ―
摘要
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
(当社の代表取締役社長)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
(当社の代表取締役専務)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
(当社の取締役)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
(当社の取締役)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
(当社の取締役)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
(当社の取締役)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
特別利害関係者等
(大株主上位10名)
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
特別利害関係者等
(当社の取締役)
当社の従業員
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
氏名又は名称
株式総数に
対する
所有株式数
の割合
所有
株式数
住所
株
ダイヤモンドキャピタル
株式会社
東京ベンチャーキャピタ
ル株式会社
東京都千代田区神田鍛冶町
3-6-3
東京都中央区日本橋茅場町
1-6-10
日興キャピタル株式会社
%
75,000
0.27
75,000
0.27
東京都品川区東五反田2-2-3
75,000
0.27
DSC−1号
投資事業組合
東京都千代田区有楽町1-13-1
75,000
0.27
遠
藤
誠
司
東京都板橋区熊野32-17
権
藤
和
幸
神奈川県川崎市中原区上小田中
1-32-8
蛯
原
潤
神奈川県茅ヶ崎市赤松6-32-104
吉
田
大
八
埼玉県さいたま市常盤10-8-18
陸
川
雅
之
千葉県船橋市前原西5-8-16
52,654
(52,654)
52,654
(52,654)
52,654
(52,654)
52,654
(52,654)
52,654
(52,654)
0.19
(0.19)
0.19
(0.19)
0.19
(0.19)
0.19
(0.19)
0.19
(0.19)
30,000
0.11
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
25,000
(25,000)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
0.09
(0.09)
15,000
0.05
日本アジア投資株式会社
東京都千代田区麹町2-4
福
田
和
重
東 京 都 世 田 谷 区 上 馬 1-34-11403
岸
本
高
由
東京都目黒区上目黒5-22-10
渡
邊
勝
仁
真
田
岡
崎
俊
彦
茨城県取手市西1-40-23
繁
松
徹
也
東京都江東区豊洲5-6-10-1113
米
沢
正
弘
東京都渋谷区代官山町2-7-903
千
葉
広
ニ
東京都世田谷区松原5-11-13
小
川
雅
己
神奈川県横浜市港北区
三ノ輪町2-14-19-506
守
田
尊
詞
東京都墨田区八広6-54-11
敦
東京都江戸川区本一色3-17-21105
東京都渋谷区恵比寿南2-28-4301
明治生命キャピタル4号
投資事業組合
東京都千代田区丸の内2-6-2
谷
東京都目黒区上目黒3-28-4-107
中
史
幸
計
46名
(25名)
10,000
(10,000)
28,236,880
(4,716,780)
摘要
0.04
(0.04)
100.00
(16.70)
特別利害関係者等
(証券会社の人的・
資本的関係会社)
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
当社の従業員
当社の従業員
当社の従業員
当社の従業員
当社の従業員
当社の従業員
当社の従業員
当社の従業員
当社の取締役
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
特別利害関係者等
(子会社の取締役)
(注) 1 株式総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。
2 ( )内は第2回及び第7回無担保新株引受権付社債発行に伴う潜在株式数及びその割合を内書きしてお
ります。
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新株式発行並びに株式売出届出目論見書
平 成 14 年 3 月
株式会社ティー・ワイ・オー