平成26年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

平成26年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
平成26年5月9日
上場取引所
東名札福
上場会社名 新日鐵住金株式会社
コード番号 5401
URL http://www.nssmc.com/
代表者
(役職名) 代表取締役社長
問合せ先責任者 (役職名) 広報センター所長
定時株主総会開催予定日
平成26年6月25日
有価証券報告書提出予定日 平成26年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 (証券アナリスト向け)
(氏名) 進藤 孝生
(氏名) 高橋 望
配当支払開始予定日
TEL 03-6867-2130
平成26年6月26日
(百万円未満切捨て)
1. 平成26年3月期の連結業績(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
(1) 連結経営成績
売上高
営業利益
百万円
26年3月期
25年3月期
(注)包括利益
%
百万円
(%表示は対前期増減率)
経常利益
%
当期純利益
百万円
%
百万円
%
5,516,180
25.7
298,390
―
361,097
369.4
242,753
―
4,389,922
7.3
20,110
△74.7
76,931
△46.2
△124,567
―
26年3月期 269,248百万円 (70.1%)
25年3月期 158,302百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益
総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益
益率
円銭
26年3月期
25年3月期
(参考) 持分法投資損益
円銭
26.67
―
△16.23
―
26年3月期 62,729百万円
%
%
%
9.6
△5.9
25年3月期 52,658百万円
5.1
1.3
5.4
0.5
(2) 連結財政状態
総資産
純資産
自己資本比率
百万円
26年3月期
25年3月期
(参考) 自己資本
百万円
7,082,288
7,089,498
26年3月期 2,683,659百万円
3,237,995
2,938,283
25年3月期 2,394,069百万円
1株当たり純資産
%
円銭
37.9
33.8
294.11
263.82
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー
26年3月期
25年3月期
現金及び現金同等物期末残高
百万円
百万円
百万円
百万円
574,767
313,317
△196,856
△327,336
△367,115
33,332
105,464
90,530
2. 配当の状況
第1四半期末
第2四半期末
円銭
25年3月期
26年3月期
27年3月期(予想)
―
―
―
年間配当金
第3四半期末
円銭
0.00
2.00
―
期末
円銭
―
―
―
―
配当金総額
(合計)
合計
円銭
円銭
百万円
1.00
3.00
1.00
5.00
9,090
45,705
―
配当性向 純資産配当
(連結)
率(連結)
%
%
18.7
0.4
1.8
―
―
(注)平成27年3月期の第2四半期末及び期末の配当については未定であります。配当予想額の開示が可能となった時点で速やかに開示する予定です。
3. 平成27年 3月期の連結業績予想(平成26年 4月 1日~平成27年 3月31日)
平成27年3月期の業績予想につきましては、現時点では当社として合理的な算定・予想を行うことができないため、記載しておりません。
※詳細は、4ページ「1.経営成績・財政状態に関する分析(1)経営成績に関する分析【次期の見通し】」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更
: 有
② ①以外の会計方針の変更
: 無
③ 会計上の見積りの変更
: 無
④ 修正再表示
: 無
(注)詳細は、17ページ「4.連結財務諸表(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更)」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む)
② 期末自己株式数
③ 期中平均株式数
26年3月期
26年3月期
26年3月期
9,503,214,022 株 25年3月期
378,513,168 株 25年3月期
9,101,625,645 株 25年3月期
9,503,214,022 株
428,564,671 株
7,675,024,126 株
(参考)個別業績の概要
平成26年3月期の個別業績(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
(1) 個別経営成績
売上高
営業利益
26年3月期
25年3月期
百万円
%
百万円
3,720,707
2,878,837
29.2
7.7
186,955
△43,214
(%表示は対前期増減率)
経常利益
%
―
―
百万円
224,965
△17,487
%
―
―
百万円
178,222
△150,005
%
―
―
潜在株式調整後1株当たり当期純
利益
1株当たり当期純利益
円銭
26年3月期
25年3月期
当期純利益
円銭
19.55
△19.51
―
―
(2) 個別財政状態
総資産
純資産
百万円
26年3月期
25年3月期
(参考) 自己資本
5,471,384
5,513,037
26年3月期 1,780,449百万円
自己資本比率
百万円
1,780,449
1,595,372
25年3月期 1,595,372百万円
1株当たり純資産
%
円銭
32.5
28.9
194.78
175.49
※ 監査手続の実施状況に関する表示
この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく財務諸表の監査手
続は終了していません。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている将来に関する記述には、本資料の発表日現在の将来に関する前提・見通し・計画に基づく予測が含まれております。
実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
添付資料の目次
1.経営成績・財政状態に関する分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(1)経営成績に関する分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2)財政状態に関する分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
2.企業集団の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
3.経営方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
4.連結財務諸表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(1)連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(3)連結株主資本等変動計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(4)連結キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(5)連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
(会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
(セグメント情報等)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
(1株当たり情報)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
(重要な後発事象)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
1
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
1.経営成績・財政状態に関する分析
(1)経営成績に関する分析
【当期の経営成績】
(当期の概況)
当期の世界経済は、中国及びアセアン(東南アジア諸国連合)の経済成長は鈍化しながらも緩やかに拡大
が続き、欧州景気は底打ち後に回復の兆しが見られ、米国景気は回復基調にあることから、全体として緩
やかな成長が続きました。
日本経済は、堅調な公共投資や円高修正による企業収益の持ち直し、生産活動の回復に伴う設備投資の増
加、個人の消費マインド改善を背景に、景気は着実に持ち直すこととなりました。
国内鉄鋼需要は、復興需要の継続や経済政策効果の本格化により、土木・建築部門で需要が増加し、設備
投資の回復や景況感の好転等に伴い、製造業向けの需要も増加しました。また、輸出は海外経済の持ち直
しや円高の修正等により回復の動きが見られたものの、中国・韓国鉄鋼メーカーの供給圧力が依然強く、
鋼材需給の軟化が継続し、海外鋼材市況は引き続き厳しい状況にありました。
こうしたなか、当社グループは、平成 25 年3月に策定した中期経営計画に掲げた技術先進性の発揮、グ
ローバル競争を勝ち抜く世界最高水準のコスト競争力の実現、鉄源・圧延関連設備の休止による最適生産
体制の構築、グローバル戦略の推進、製鉄事業グループ会社の体質強化等の諸施策を着実に推進してまい
りました。
(当期のセグメント別の業績概況)
当社グループと致しましては、各セグメントにおいて各社がそれぞれの環境変化に対応しながら、最大限
の経営努力を重ねてまいりました。各セグメント別の業績の概況は以下のとおりです。
(単位:億円)
売上高
当期
製鉄
エンジニアリング
化学
新素材
システムソリューション
合計
調整額
連結損益計算書計上額
経常利益
前期
48,779
3,141
2,301
372
1,798
56,393
(1,231)
55,161
37,904
3,030
1,957
422
1,719
45,033
(1,134)
43,899
当期
3,212
177
100
13
127
3,631
(21)
3,610
前期
415
181
97
9
116
821
(52)
769
<製鉄>
製鉄セグメントにつきましては、八幡製鐵所の第4高炉改修等の設備更新投資を行うなど、国内製造基盤
の強化に徹底的に取り組むとともに、需要家との共同取組みによる高機能商品の開発や需要家へのソリュ
ーション提案等、製造・販売・技術・研究部門が一体となって技術先進性を発揮してまいりました。
2
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
また、最適生産体制の構築に向けて、新日本製鐵㈱と住友金属工業㈱がそれぞれ有していた技術を融合す
ることで競争力あるラインを一層強化するとともに、競争力の優れたラインへの集約を着実に推進してま
いりました。さらに、国内事業基盤の強化に向けて、製鉄所組織の統合・再編成を実施(平成 26 年4月1
日付)するとともに、主要グループ会社の統合・再編も推進してまいりました。
一方、海外の成長市場における需要の捕捉や需要家の海外展開に即応した事業体制の構築を図るなど、グ
ローバル戦略を推進してまいりました。当期には、米国南部での自動車用鋼板市場の拡大に対応するため、
アルセロールミッタル社(ArcelorMittal SA)と共同で米国アラバマ州のティッセンクルップスチールU
SA社(ThyssenKrupp Steel USA, LLC)を買収し、合弁会社AM/NSカルバート社(AM/NS Calvert
LLC)として事業を開始致しました。
さらに、安価原料の使用比率の拡大、歩留向上、固定費圧縮の徹底等、最大限のコスト改善に引き続き取
り組むとともに、鋼材価格につきましては、需要家の皆様に御理解いただけるよう丁寧な対応に努めてま
いりました。製鉄セグメントとして、売上高は4兆 8,779 億円、経常利益は 3,212 億円となりました。
<エンジニアリング>
新日鉄住金エンジニアリング㈱におきましては、製鉄プラント、環境、エネルギー、海洋、パイプライン
及び建築の各事業分野がそれぞれ独自性を発揮できるマーケットを絞り込み、事業を展開しております。
回復基調にある国内需要や旺盛な海外エネルギー需要のなかで、着実にプロジェクトを実行し、コスト削
減や収益改善に努めてまいりました。円高修正の影響等もあり増収となったものの、受注・売上案件の構
成差等により、エンジニアリングセグメントとして、売上高は 3,141 億円、経常利益は 177 億円となりま
した。
<化学>
新日鉄住金化学㈱におきましては、国内外での電極需要の低迷によりニードルコークスの販売量が減少し、
市場競争が激化している電子機器向けの回路基板材料及びエポキシ樹脂の販売量も減少しました。一方で、
スチレンモノマー等の一般化学品市況が改善し、品質優位性を有するディスプレイ材料の需要も堅調に推
移したほか、有機EL材料のスマートデバイス向け採用が本格化しました。化学セグメントとして、売上
高は 2,301 億円、経常利益は 100 億円となりました。
<新素材>
新日鉄住金マテリアルズ㈱におきましては、電子材料部材分野では金ワイヤの代替品である表面処理銅ワ
イヤ等の製品の需要が堅調に推移するとともに、産業基礎部材分野における社会インフラ向け補修・補強
材の需要及び環境・エネルギー分野における新興国向けメタル担体の需要が増加しました。さらに、海外
への生産シフトを加速し、新商品の開発・拡販を進めてまいりました。金ワイヤの減少等による減収はあ
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新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
るものの、販売構成の改善等により、新素材セグメントとして、売上高は 372 億円、経常利益は 13 億円と
なりました。
<システムソリューション>
新日鉄住金ソリューションズ㈱におきましては、幅広い業種の顧客に対し、システムの企画、構築、運
用・保守を一貫して提供するとともに、顧客の事業環境変化に対応した先進的なソリューション・サービ
スを展開しています。当期は、クラウド事業等のサービスビジネスの強化・拡充を図るとともに、タイに
おいて、現地のシステム開発会社パルシスソフトウェア社(PALSYS Software Co., Ltd)の全株式を取得
するなど、アジア地域の事業拡大を進めました。システムソリューションセグメントとして、売上高は
1,798 億円、経常利益は 127 億円となりました。
(売上・収益)
当期の連結業績につきましては、土木・建築向けや、自動車等製造業向けを主体とした鉄鋼需要の増加及
び統合効果を含めたコスト改善等により、売上高は5兆 5,161 億円、営業利益は 2,983 億円、経常利益は
3,610 億円、当期純利益は 2,427 億円となりました。
【次期の見通し】
世界経済は、中国経済の先行きの不透明感やアセアン経済の成長鈍化があるものの、欧州景気は底打ち後
の回復傾向にあり、米国においては景気回復が継続していることから、全体として緩やかな成長が続くと
見込まれます。
日本経済は、消費税増税により一時的に停滞しつつも、企業の設備投資や、雇用環境及び所得の改善を受
けた個人消費が底堅く推移することが期待され、回復基調を維持する見込みです。
国内鉄鋼需要は、消費税増税による一時的な反動減影響があるものの、第2四半期以降の持ち直しの動き
も見え始めています。海外鉄鋼需要は、世界経済の回復により堅調に推移すると見込まれるものの、東ア
ジア地域における鋼材需給の緩和が継続しています。
足下のアジア市況の動向については底打ちの兆しも見え始めていますが、引き続き鋼材需給動向、原料価
格動向等に注意を払うとともに、最大限のコスト改善を実行してまいります。そのうえで、需要家への提
案力の強化や、海外における供給体制の充実を図るとともに、鋼材価格の改定につきまして、需要家の皆
様に御理解いただけるよう丁寧な対応を継続していく所存です。
平成 26 年度の業績見通しにつきましては、主原料価格及び鋼材価格の動向が不透明であること等から、
現時点では当社として合理的な算定・予想を行うことができません。従いまして、平成 26 年度の業績予想
は未定とし、合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示致します。
4
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
(2)財政状態に関する分析
(資産、負債、純資産及びキャッシュ・フローの状況に関する分析)
当期末の連結総資産は、たな卸資産の増加(680 億円)や、現金及び預金の増加(159 億円)があるもの
の、繰延税金資産の減少(964 億円)等により、前期末(7兆 894 億円)から 72 億円減少し、7兆 822 億
円となりました。
負債につきましては、有利子負債が、事業収益及び資産圧縮の着実な推進等により、2兆 2,963 億円と前
期末(2兆 5,430 億円)から 2,467 億円減少したこと等により、前期末(4兆 1,512 億円)から 3,069 億
円減少し、3兆 8,442 億円となりました。
純資産につきましては、当期純利益の 2,427 億円等により、前期末(2兆 9,382 億円)から 2,997 億円増
加し、3兆 2,379 億円となりました。なお、当期末の自己資本は2兆 6,836 億円となり、有利子負債自己
資本比率(D/Eレシオ)は 0.86 倍と、中期経営計画における早期に実現すべき目標である 1.0 倍程度を
達成しました。さらに、国際A格に十分に達する水準(0.8 倍程度)の達成に向け、収益力及び財務体質の
強化に取り組んでまいります。
当期における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益 3,991 億円に減価償却費の
加算(3,318 億円)や仕入債務の増加(630 億円)等の調整を加えた収入に対し、持分法による投資損益
(627 億円)と投資有価証券売却損益(566 億円)の控除に加え、たな卸資産の増加(535 億円)、法人税
等の支払い(525 億円)等があり、5,747 億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、
設備投資支出(3,194 億円)がある一方、投資有価証券の売却収入(1,322 億円)もあり、1,968 億円の支
出となりました。この結果、フリーキャッシュ・フローは 3,779 億円の収入となりました。財務活動によ
るキャッシュ・フローは、前期末及び当第2四半期末の配当(273 億円)に加え、有利子負債の減少
(2,467 億円)等により、3,671 億円の支出となりました。以上により、当期末における現金及び現金同
等物は 1,054 億円となりました。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
平成 22 年 3 月期
平成 23 年 3 月期
平成 24 年 3 月期
平成 25 年 3 月期
平成 26 年 3 月期
自己資本比率(%)
36.9
37.2
37.1
33.8
37.9
時価ベースの自己資本比率(%)
46.2
33.4
29.0
30.1
36.3
3.2
3.6
5.6
8.1
4.0
22.0
20.0
14.6
12.2
22.1
債務償還年数(年)
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)
(注) 自己資本比率
:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率
:株式時価総額/総資産
債務償還年数
:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利息の支払額
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式を除く)により算出しております。
※ 有利子負債は、利子を支払っているすべての負債(短期借入金、コマーシャル・ペーパー、1年内償還予定の社債、
1年内償還予定の転換社債、社債、転換社債、長期借入金、リース債務等)を対象としております。
※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しており、
利息の支払額については、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
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(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、業績に応じた利益の配分を基本として、企業価値向上に向けた投資等に必要な資金所要、先行き
の業績見通し、連結及び単独の財務体質等を勘案しつつ、第2四半期末及び期末の剰余金の配当を実施す
る方針と致しております。「業績に応じた利益の配分」の指標としては、連結配当性向年間 20%程度を基
準と致します。
なお、第2四半期末の剰余金の配当は、中間期業績及び年度業績見通しを踏まえて判断することとしてお
ります。
当期の剰余金の配当につきましては、上記方針に従い、第2四半期末の配当として、1株につき2円の配
当を実施致しました。期末の配当につきましては、第3四半期決算発表時(平成 26 年1月 30 日)に公表
致しましたとおり、1株につき3円(年間配当金としては、1株につき5円、連結配当性向 18.7%)とし、
定時株主総会に御提案させていただく予定でおります。
次期の剰余金の配当につきましては、業績の見通しがつかないこと等から未定です。配当予想額の開示が
可能となった時点で速やかに開示致します。
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新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
2.企業集団の状況
[事業系統図]
当社企業集団は、当社及び377社の連結子会社並びに109社の持分法適用関連会社により構成され、その事業は製鉄事業、
エンジニアリング事業、化学事業、新素材事業及びシステムソリューション事業の5事業です。
各事業を構成している当社及び当社の主要な関係会社の位置付けを事業系統図によって示すと、次のとおりです。
◎主要な連結子会社、○主要な持分法適用関連会社
製鉄事業
(当社を含め396社)
◎東アジア連合鋼鐵㈱
◎日鉄住金鋼鉄和歌山㈱
◎日鉄住金鋼板㈱
製品等の売買
◎大阪製鐵㈱
◎日鐵住金建材㈱
◎日鉄住金テックスエンジ㈱
◎新日鐵住金ステンレス㈱
◎日鉄住金鋼管㈱
加工及び
◎日鉄住金物流㈱
原料・製品
◎鈴木金属工業㈱
等の輸送・
◎日鉄住金エレクトロデバイス㈱
荷役の委託
◎ジオスター㈱
◎日鉄住金スチール㈱
◎日鐵住金溶接工業㈱
◎日鉄住金ドラム㈱
◎日鉄住金高炉セメント㈱
◎日鉄住金セメント㈱
◎日鉄住金ファイナンス㈱
◎日鉄住金ステンレス鋼管㈱
◎日鉄住金鋼線㈱
◎日鉄住金プラント㈱
◎日鉄住金環境㈱
◎NS Preferred Capital Limited
◎NIPPON STEEL AND SUMIKIN
TUBOS DO BRASIL LTDA.
◎The Siam United Steel
(1995) Company Limited
◎National Pipe Company Limited
◎Standard Steel,LLC
◎NIPPON STEEL & SUMITOMO METAL
U.S.A., Inc.
◎PT PELAT TIMAH NUSANTARA TBK.
◎NIPPON STEEL & SUMITOMO METAL
Australia Pty. Limited
◎NIPPON STEEL & SUMIKIN
設計、工事、
管理等の委託
エンジニアリング事業
(35社)
◎新日鉄住金エンジニアリング㈱
等
製品等の売買
化学事業
(21社)
◎新日鉄住金化学㈱
製品等の売買
新素材事業
(12社)
◎新日鉄住金マテリアルズ㈱
新
日
等
鐵
住
金
㈱
等
(
システムの
開発、維持、
運用等の委託
システムソリューション事業
(21社)
◎新日鉄住金ソリューションズ㈱
等
製品等の売買
)
事
業
持
株
会
社
・
製
鉄
事
業
その他
(2社)
○㈱SUMCO
等
Steel Processing (Thailand) Co.,Ltd.
◎WESTERN TUBE & CONDUIT CORPORATION
※「その他」に区分されている会社は、
○合同製鐵㈱
上記の5事業に含まれない会社である。
○トピー工業㈱
○山陽特殊製鋼㈱
○共英製鋼㈱
○日鉄住金物産㈱
○日本電工㈱
○日亜鋼業㈱
○住友精密工業㈱
○NSユナイテッド海運㈱
○㈱大阪チタニウムテクノロジーズ
○日本コークス工業㈱
○日本鋳鍛鋼㈱
○黒崎播磨㈱
○中央電気工業㈱
○大和製罐㈱
○三晃金属工業㈱
○㈱サンユウ
○Usinas Siderúrgicas de Minas
Gerais S.A.-USIMINAS
○VALLOUREC & SUMITOMO
TUBOS DO BRASIL LTDA.
○宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司
○UNIGAL Ltda.
○Companhia Nipo-Brasileira
De Pelotizacao
○広州太平洋馬口鐵有限公司 等
なお、期末時点で保有する子会社のうち、国内の証券市場に上場している会社は次のとおりです。
会社名
上場市場
大阪製鐵㈱
東京証券取引所第1部
日鉄住金テックスエンジ㈱
東京証券取引所第1部
鈴木金属工業㈱
東京証券取引所第2部
ジオスター㈱
東京証券取引所第2部
新日鉄住金ソリューションズ㈱
東京証券取引所第1部
7
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
3.経営方針
(会社の経営の基本方針、目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略)
平成 25 年3月期決算短信(平成 25 年5月 10 日開示)により開示を行った内容から重要な変更がないため開
示を省略しております。
当該開示資料は、次のURLから御覧いただくことができます。
(当社ホームページ)
http://www.nssmc.com/
の「株主・投資家情報」より御覧ください。
(東京証券取引所ホームページ(上場会社情報検索ページ))
http://www.tse.or.jp/listing/compsearch/index.html
(中期経営計画等の進捗状況、目標とする経営指標の達成状況)
中期経営計画の進捗については、次のURLから御覧いただくことができます。
(当社ホームページ)
http://www.nssmc.com/
の「株主・投資家情報」より御覧ください。
8
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
4.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
有価証券
たな卸資産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具(純額)
工具、器具及び備品(純額)
土地
リース資産(純額)
建設仮勘定
有形固定資産合計
無形固定資産
のれん
リース資産
特許権及び利用権
ソフトウエア
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
長期貸付金
退職給付に係る資産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
9
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
89,350
579,562
8,024
1,156,934
81,729
196,594
△1,461
2,110,734
105,303
589,802
8,025
1,225,014
107,015
239,750
△1,540
2,273,371
734,222
1,127,239
36,741
594,824
9,689
182,782
2,685,500
725,473
1,078,995
37,545
582,389
10,021
177,854
2,612,280
48,065
385
7,370
40,106
95,928
41,476
366
8,006
44,230
94,079
1,825,664
58,088
178,127
139,283
△3,829
2,197,335
4,978,763
7,089,498
1,836,196
59,368
111,958
56,429
41,928
△3,324
2,102,557
4,808,916
7,082,288
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
コマーシャル・ペーパー
1年内償還予定の社債
リース債務
未払金
未払法人税等
工事損失引当金
その他
流動負債合計
固定負債
社債
長期借入金
リース債務
繰延税金負債
土地再評価に係る繰延税金負債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
特別修繕引当金
退職給付に係る負債
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
10
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
596,230
494,903
26,000
135,100
13,561
405,777
20,329
2,991
286,230
1,981,124
661,267
435,357
32,000
65,000
8,278
336,425
36,894
3,078
232,835
1,811,137
504,659
1,346,219
19,411
29,745
8,567
192,635
5,403
10,499
52,948
2,170,090
4,151,215
425,668
1,313,248
14,592
43,327
8,562
5,132
8,607
157,373
56,643
2,033,155
3,844,293
419,524
362,321
1,430,876
△70,490
2,142,233
419,524
371,465
1,652,054
△62,882
2,380,162
168,611
359
2,592
80,273
251,836
544,213
2,938,283
7,089,498
189,831
△3,099
2,554
71,565
42,644
303,496
554,335
3,237,995
7,082,288
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
【連結損益計算書】
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
その他
営業外費用合計
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
事業再編益
特別利益合計
特別損失
減損損失
設備休止関連損失
投資有価証券売却損
事業整理損
特別損失合計
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当
期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期純利益又は少数株主
損益調整前当期純損失(△)
少数株主利益
当期純利益又は当期純損失(△)
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
4,389,922
3,982,362
407,559
387,449
20,110
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
5,516,180
4,760,308
755,872
457,482
298,390
3,869
13,802
52,658
70,749
141,079
4,516
16,578
62,729
62,491
146,316
23,539
60,719
84,258
76,931
25,297
58,311
83,609
361,097
5,024
5,024
56,650
56,650
132,818
75,307
10,800
218,926
18,600
18,600
△136,970
399,147
49,446
△75,045
△25,599
71,162
69,405
140,568
△111,371
258,579
13,196
△124,567
15,826
242,753
11
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
【連結包括利益計算書】
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
少数株主損益調整前当期純利益又は少数株主
損益調整前当期純損失(△)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
包括利益
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
12
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
△111,371
258,579
94,610
1,828
110,206
63,028
269,673
158,302
18,017
△2,933
△3,586
△828
10,668
269,248
132,868
25,433
250,295
18,952
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
419,524
114,546
1,552,826
△262,573
1,824,324
当期変動額
剰余金の配当
△6,302
△6,302
当期純利益又は当期
純損失(△)
△124,567
△124,567
自己株式の取得
△65,828
△65,828
自己株式の処分
127
258,536
258,663
合併による増加
247,647
247,647
連結及び持分法適用
範囲の変動等に伴う
増加高(△は減少)
8,875
△624
8,250
土地再評価差額金の
取崩
45
45
在外会社の退職給付
に係る調整累計額の
組替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
―
―
247,775
△121,949
192,083
317,909
419,524
362,321
1,430,876
△70,490
2,142,233
その他の包括利益累計額
その他
有価証券
評価差額金
繰延ヘッジ
損益
土地再評価
差額金
当期首残高
70,834
△1,698
12,770
△77,327
当期変動額
為替換算
調整勘定
退職給付
に係る
調整累計額
―
その他の 少数株主持分 純資産合計
包括利益
累計額合計
4,578
518,440
2,347,343
剰余金の配当
△6,302
当期純利益又は当期
純損失(△)
△124,567
自己株式の取得
△65,828
自己株式の処分
258,663
合併による増加
247,647
連結及び持分法適用
範囲の変動等に伴う
増加高(△は減少)
8,250
土地再評価差額金の
取崩
45
在外会社の退職給付
に係る調整累計額の
組替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
―
97,777
2,057
△10,177
157,600
―
247,257
97,777
2,057
△10,177
157,600
―
247,257
25,772
590,939
168,611
359
2,592
80,273
―
251,836
544,213
2,938,283
13
25,772
273,030
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
419,524
362,321
1,430,876
△70,490
2,142,233
当期変動額
剰余金の配当
△27,373
△27,373
当期純利益又は当期
純損失(△)
242,753
242,753
自己株式の取得
△737
△737
自己株式の処分
9,143
8,366
17,509
合併による増加
―
連結及び持分法適用
範囲の変動等に伴う
増加高(△は減少)
926
△21
904
土地再評価差額金の
取崩
―
在外会社の退職給付
に係る調整累計額の
組替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
4,871
4,871
―
9,143
221,177
7,607
237,929
419,524
371,465
1,652,054
△62,882
2,380,162
その他の包括利益累計額
その他
有価証券
評価差額金
繰延ヘッジ
損益
土地再評価
差額金
当期首残高
168,611
359
2,592
80,273
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益又は当期
純損失(△)
自己株式の取得
為替換算
調整勘定
退職給付
に係る
調整累計額
―
その他の 少数株主持分 純資産合計
包括利益
累計額合計
251,836
544,213
2,938,283
△27,373
242,753
△737
自己株式の処分
17,509
合併による増加
―
連結及び持分法適用
範囲の変動等に伴う
増加高(△は減少)
904
土地再評価差額金の
取崩
―
在外会社の退職給付
に係る調整累計額の
組替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
4,871
21,220
△3,458
△37
△8,708
42,644
51,660
10,122
61,782
21,220
△3,458
△37
△8,708
42,644
51,660
10,122
299,712
189,831
△3,099
2,554
71,565
42,644
303,496
554,335
3,237,995
14
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前
当期純損失(△)
減価償却費
減損損失
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損益(△は益)
のれん及び負ののれんの償却額
持分法による投資損益(△は益)
投資有価証券売却損益(△は益)
有形及び無形固定資産除却損
有形及び無形固定資産売却損益(△は益)
貸倒引当金の増減額(△は減少)
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
有形及び無形固定資産の取得による支出
有形及び無形固定資産の売却による収入
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
15
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
△136,970
399,147
288,770
132,818
△17,671
23,539
△11,780
6,054
△52,658
75,307
4,437
△7,576
△366
△32,630
157,786
△86,297
26,972
369,735
26,347
△25,727
△57,038
313,317
331,801
△21,095
25,297
△12,627
9,712
△62,729
△56,650
4,932
△8,775
△370
△5,308
△53,562
63,056
9,183
622,012
35,614
△26,058
△56,800
574,767
△80,728
101,005
△349,817
13,206
△11,001
△327,336
△44,702
132,294
△319,413
17,211
17,753
△196,856
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は
減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
社債の発行による収入
社債の償還による支出
自己株式の取得による支出
配当金の支払額
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物
の増減額(△は減少)
合併に伴う現金及び現金同等物の増加額
現金及び現金同等物の期末残高
16
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
△16,286
△72,220
△68,000
6,000
278,698
△165,864
30,000
△65,000
△563
△6,302
46,651
33,332
22,229
41,542
55,747
234,812
△258,383
△149,455
△731
△27,373
△99,763
△367,115
3,983
14,779
90,530
△19,735
153
12,975
90,530
105,464
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項なし。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
子会社のうち377社を連結の範囲に含めている。主要な連結子会社名については、
「2.
企業集団の状況」
に記載している。
なお、当連結会計年度より31社を新たに連結の範囲に加えている。その要因は新規設立(16社)等であ
る。また、当連結会計年度より24社を連結の範囲から除外している。その要因は合併(16社)
、清算(4
社)等である。
2.持分法の適用に関する事項
関連会社109社に持分法を適用している。主要な持分法適用会社名については、「2.企業集団の状況」
に記載している。
なお、当連結会計年度より関連会社5社を新たに持分法適用の範囲に加えている。また、関連会社3社
を持分法適用の範囲から除外している。
上記以外は(会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更)に記載の内容を除き、最近の有価証券報告書
(平成25年6月25日提出)における記載から重要な変更はない。
(会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更)
「退職給付に関する会計基準」
(企業会計基準第26号。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職
給付に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第25号。以下「退職給付適用指針」という。)
を、当連結会計年度末より適用し(ただし、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本
文に掲げられた定めを除く。
)
、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を退職給付に係る資産及び負
債として計上する方法に変更し、未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用を退職給付に係る資産
及び負債に計上した。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っており、
当連結会計年度末において、当該変更に伴う影響額をその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計
額に加減している。
この結果、当連結会計年度末において、退職給付に係る資産が111,958百万円計上され、退職給付に係
る負債が157,373百万円計上されている。また、その他の包括利益累計額が42,644百万円増加している。
なお、1株当たり情報に与える影響は当該箇所に記載している。
17
新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社は製鉄事業を推進する事業会社であると同時に、エンジニアリング、化学、新素材、システムソリ
ューションの各事業の運営を行う事業セグメント会社の持株会社である。各事業セグメント会社は新日鐵
住金グループ経営戦略を共有し、独立的・並列的に事業を推進しており、これらの5つの事業セグメント
を報告セグメントとしている。
なお、従前は、報告セグメント区分を「製鉄」、「エンジニアリング」、「都市開発」、「化学」、「新素材」
及び「システムソリューション」に区分していたが、平成24年10月1日の株式会社新日鉄都市開発と興和
不動産株式会社の合併に伴い事業セグメント区分を変更し、前連結会計年度より「都市開発」を「調整額」
に含めて開示している。
報告セグメント
概要
製鉄
鉄鋼製品の製造販売
エンジニアリング
産業機械・装置、鋼構造物等の製造販売、建設工事の請負、廃棄物処
理・再生処理事業、電気・ガス・熱等供給事業
化学
石炭化学製品・石油化学製品・電子材料の製造販売
新素材
半導体・電子部品用材料、炭素繊維・複合材、金属加工品・接合技術
応用商品の製造販売
システムソリューション
コンピュータシステムに関するエンジニアリング・コンサルティング
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一である。報告セグメントの利益は経常利益、負債は有利子負債残高である。
なお、セグメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づいている。
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新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
エンジニア
リング
製鉄
化学
システム
ソリュー
ション
新素材
合計
連結財務諸
表計上額
調整額
売上高
外部顧客への売上高
3,745,491
248,215
188,442
42,211
134,388
4,358,749
31,173
4,389,922
44,959
54,787
7,277
-
37,592
144,615
△144,615
-
3,790,450
303,002
195,719
42,211
171,980
4,503,364
△113,442
4,389,922
セグメント利益
<経常利益>
41,522
18,189
9,778
984
11,673
82,148
△5,217
76,931
セグメント資産
6,557,868
253,789
157,308
31,447
145,081
7,145,495
△55,996
7,089,498
セグメント負債
<有利子負債>
2,526,725
3,472
7,043
16,771
681
2,554,693
△14,838
2,539,855
277,622
3,303
6,674
2,366
3,239
293,207
△4,436
288,770
のれんの償却額
5,892
△3
-
-
165
6,054
-
6,054
受取利息
3,740
143
9
0
241
4,136
△267
3,869
支払利息
23,101
47
38
95
25
23,309
229
23,539
持分法投資利益又は
損失(△)
52,576
540
601
-
△2
53,716
△1,058
52,658
持分法適用会社への
投資額
977,973
1,874
15,788
-
15
995,651
85,043
1,080,694
有形固定資産及び無
形固定資産の増加額
359,287
2,920
9,390
1,929
5,151
378,678
△22,805
355,873
セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
その他の項目
減価償却費
地域ごとの売上高情報
(単位:百万円)
日本
2,796,951
海外
1,592,971
アジア
1,108,468
その他
484,502
合計
4,389,922
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、地域に分類している。
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新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
当連結会計年度(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
エンジニア
リング
製鉄
化学
システム
ソリュー
ション
新素材
合計
連結財務諸
表計上額
調整額
売上高
外部顧客への売上高
4,827,826
284,803
223,082
37,241
143,225
5,516,180
-
5,516,180
50,082
29,370
7,047
-
36,631
123,132
△123,132
-
4,877,909
314,174
230,130
37,241
179,856
5,639,312
△123,132
5,516,180
セグメント利益
<経常利益>
321,287
17,702
10,057
1,391
12,760
363,199
△2,101
361,097
セグメント資産
6,495,381
255,702
163,913
30,544
162,127
7,107,670
△25,381
7,082,288
セグメント負債
<有利子負債>
2,281,573
3,325
6,449
15,465
2,147
2,308,961
△14,816
2,294,145
321,140
3,194
5,962
2,161
3,758
336,217
△4,415
331,801
のれんの償却額
9,439
0
-
0
272
9,712
-
9,712
受取利息
4,352
166
13
0
260
4,793
△277
4,516
支払利息
25,187
117
45
103
120
25,575
△277
25,297
持分法投資利益又は
損失(△)
59,691
486
660
-
△23
60,815
1,913
62,729
持分法適用会社への
投資額
1,013,128
2,326
18,502
-
△7
1,033,949
105,972
1,139,921
有形固定資産及び無
形固定資産の増加額
244,493
2,508
7,685
1,871
4,278
260,836
△3,816
257,019
セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
その他の項目
減価償却費
地域ごとの売上高情報
(単位:百万円)
日本
3,323,375
海外
2,192,805
アジア
1,469,320
その他
723,485
合計
5,516,180
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、地域に分類している。
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新日鐵住金㈱(5401)
平成26年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
263円82銭
294円11銭
△16円23銭
26円67銭
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
又は当期純損失金額(△)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していない。
(会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更)に記載のとおり、退職給付会計基準等を適用し、退
職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っている。
この結果、当連結会計年度の1株当たり純資産額が、4 円 67 銭増加している。
(注)算定上の基礎
1.1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
△124,567百万円
242,753百万円
――
――
普通株式に係る当期純利益又は当期純損失(△)
△124,567百万円
242,753百万円
普通株式の期中平均株式数
7,675,024,126株
9,101,625,645株
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期
純損失金額(△)
当期純利益又は当期純損失(△)
普通株主に帰属しない金額
2.1株当たり純資産額
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
純資産の部の合計額
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
2,938,283百万円
3,237,995百万円
544,213百万円
554,335百万円
(うち少数株主持分)
(544,213百万円)
(554,335百万円)
普通株式に係る期末の純資産額
2,394,069百万円
2,683,659百万円
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の
普通株式の数
9,074,649,351株
9,124,700,854株
純資産の部の合計額から控除する金額
(重要な後発事象)
該当事項なし。
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