将来へ向けた施策 2007 メリルリンチ ジャパンコンファレンス 株式会社 新生銀行 2007年9月12日 代表執行役社長 ティエリー・ポルテ 0 アジェンダ ページ 2 3 4 6 9 16 20 21 22 23 ハイライト 主要な中期指標 3つの戦略業務分野 インスティテューショナルバンキング コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス リテールバンキング 米国住宅ローン市場におけるエクスポージャー 自己資本とリスク資本 2007年度業績予想 主要ポイント 1 ハイライト 持続的成長へのコミットメント • 3つの戦略業務分野を中心とするビジネスモデルの持続的かつ長期的な利益 成長へのコミットメント 2006年度に実施した断固たる施策による収益の回復 • 2007年度第1四半期の純利益は、前年同期比62.6%増の312億円 業績は堅調。消費者金融業界における不透明感への対応は 引き続き課題 • 過払い利息返還請求動向の不透明感は払拭できず 2007年度の業績予想達成に向け、 順調な滑り出し • 一時的な増益要因を除いたベースでは、2007年度第1四半期の純利益は 2007年度の連結予想純利益の33.7%に相当 2 主要な中期指標 長期的、安定的な成長を目指して 長期的、安定的な成長を目指して 自己資本比率 12% キャッシュベース 自己資本利益率 14%1 経費の増加率を上回る 業務粗利益の伸び率 2010年度までの 5つの主要指標 キャッシュベース 総資産利益率 1.5%1 1 4年後の税引前利益率 3 経費率 50%未満 3つの戦略業務分野 高 3つの戦略業務分野が構成する新生銀行のビジネスモデル お客さま コンシューマー アンド コマーシャルファイナンス1 (CCF) 41% 市場成長力 中 インスティテューショナル バンキング1,2 (IBG) 47% と 盤 基 化 客 : 顧 の強 G 力 RB 益 収 い 高 の 性 大 益 拡 収 の 層 G: IB 顧 客 CCF: 次世代型CCFモデルの構築 低 リテール バンキング1 (RBG) 12% リスク管理 コンプライアンス コーポレートガバナンス 弱 IT 平均 競争力 1 2 2007年度第1四半期の業務粗利益貢献率、経営管理ベース ALM/コーポレート/その他の利益を含む 4 強 3つの戦略業務分野: チャレンジと機会 革新性とシナジーを活用し、チャレンジを機会に インスティテューショナル バンキング チャレンジ 機会 コンシューマーアンド コマーシャルファイナンス リテールバンキング 厳しい競争 厳しい競争 人材の獲得競争 人材の獲得競争 グレーゾーン問題 グレーゾーン問題 クレジットコスト管理 クレジットコスト管理 市場の混迷 市場の混迷 アプラスのビジネス変革 アプラスのビジネス変革 国内外のパートナーの 国内外のパートナーの 活用 活用 テクノロジーの活用 テクノロジーの活用 顧客基盤とチャネル 次世代型信販会社の 顧客基盤とチャネル 次世代型信販会社の ネットワークの非有機的 ネットワークの非有機的 構築 構築 な拡大 な拡大 リテールバンキング業務 消費者金融ビジネスとの リテールバンキング業務 消費者金融ビジネスとの とのシナジー活用 とのシナジー活用 シナジー活用 シナジー活用 市場の混迷 市場の混迷 5 競争の激化 競争の激化 少ない店舗網 少ない店舗網 インスティテューショナルバンキング: IBG CCF 収益の状況 RBG 安定的成長を実現する収益源の多様化 商品別収益(業務粗利益)の内訳1 1 商品別収益(業務粗利益)の内訳 10億円 10億円 12ヶ月 120.0 100.0 116.7 117.3 12.8 為替、デリバティブ、 株式関連 17.8 ノンリコースローン 20.2 20.1 コーポレートローン 2 14.6 17.9 17.1 クレジットトレーディング 14.9 11.2 証券化 15.8 97.0 31.4 16.7 80.0 18.9 60.0 40.0 3ヵ月 10.7 12.6 12.9 7.8 7.7 2.6 5.8 5.0 8.3 20.8 2004年度 2005年度 2006年度 20.0 0.0 1 2 3 4 貸出需要の拡大と 資産効果により、好調な 第1四半期業績 6.3 プリンシパル・ インベストメンツ 3 その他キャピタルマーケッツ 60.0 40.0 33.6 24.5 20.0 その他 4 0.0 4.4 3.9 6.0 4.1 2.4 0.2 1.71.5 06年度第1四半期 経営管理ベース バランスシートとスペシャルティファイナンス貸出を含む プライベートエクイティ、不動産投信、企業再生の収益を含む 主に新生信託と、2006年度のブルーベイによる116億円の投資からの利益を含んだアセットマネージメントを含む 6 5.1 4.8 6.3 4.7 1.5 4.6 1.3 4.9 07年度第1四半期 インスティテューショナルバンキング: IBG RBG CCF 商品ミックスと戦略 RBG CCF 既存と新たなフランチャイズの成長を通じた持続可能な収益性を目指して 商品ミックスと潜在成長性 商品ミックスと潜在成長性 成長の牽引役: 潜在成長性 高い コーポレートビジネスソリューション (クレジットトレーディング、再生ビジネス、 プリンシパル・インベストメント他) キャッシュフロー キャピタルマーケッツ: 顧客へのソリューション提供を強化する ための経営資源の投入 不動産ファイナンス: 当行の専門能力を活用した、多様な サービスの提供 アセットマネジメント: 海外の運用会社や国内の販売ネット ワークを活用 ウェルスマネジメント: オーナー創業者向けの積極的な商品・ サービスの提供 アドバイザリー: 顧客に付加価値を提供するため当行の 知識と経験を活用 大きい 小さい 従来型銀行業務 不動産ファイナンス アドバイザリー 新生信託 アセット ウェルス マネージメント マネージメント キャピタルマーケッツ 低い 7 インスティテューショナルバンキング: IBG RBG CCF 2007年度の主要施策 RBG CCF 収益力の高い顧客との関係強化に注力 目標 施策 収益性の高い顧客層を拡大 •• 収益性の高い顧客層を拡大 顧客あたりの収益性を高めるため、一顧客あたり •• 顧客あたりの収益性を高めるため、一顧客あたり 提供商品数3つを目指す。現在、一顧客あたり1.3商品 提供商品数3つを目指す。現在、一顧客あたり1.3商品 顧客リレーションシップを強化 •• 顧客リレーションシップを強化 バランス・シートを積極管理 •• バランス・シートを積極管理 収益性の高い顧客を1,000社に拡大:現在600社 ––収益性の高い顧客を1,000社に拡大:現在600社 程度 程度 地域金融機関との取引基盤を強化 ––地域金融機関との取引基盤を強化 事業拡充による収益の増大 •• 事業拡充による収益の増大 新たな法人顧客の開拓 ––新たな法人顧客の開拓 キャピタルマーケッツ関連商品の主要な提供者となる •• キャピタルマーケッツ関連商品の主要な提供者となる 公共セクター向けビジネス、アセット・マネージメント、 •• 公共セクター向けビジネス、アセット・マネージメント、 アドバイザリー業務及びM&A業務を拡大 アドバイザリー業務及びM&A業務を拡大 40%未満の経費率 •• 40%未満の経費率 優先度の高い分野にITを積極的に活用 •• 優先度の高い分野にITを積極的に活用 8 コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス: IBG CCF 収益の状況 RBG 業界変革に対する断固たる施策による収益性の回復 子会社別収益(業務粗利益)状況1 1 子会社別収益(業務粗利益)状況 10億円 10億円 12ヶ月 119.7 11.7 120.0 112.2 25.0 100.0 アプラスはCCF収益の 多くを占める 昭和リース 22.8 80.0 3ヵ月 60.0 60.0 40.0 43.2 7.0 20.0 36.2 85.1 アプラス 40.0 2005年度 -6.0 その他子会社 2006年度 (シンキと関連会社を含む) -20.0 1 31.8 2.4 5.7 31.3 1.5 7.2 23.6 22.5 20.0 0.0 2004年度 93.2 0.0 06年度第1四半期 07年度第1四半期 -20.0 経営管理ベース、各項目の合計は四捨五入のため合計金額と合致しない 9 コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス: 子会社・関連会社の事業と対象顧客 IBG CCF RBG 顧客と商品の幅広いカバレッジ 一般個人消費者 一般個人消費者 個人事業主 個人事業主 中小企業 中小企業 中堅企業 中堅企業 消費者向けファイナンス 消費者向けファイナンス 提携先を通じた、消費者向けの信販、ローン、クレジットカード 事業者向けファイナンス 事業者向けファイナンス 無担保 ビジネスローン 一般リース・オートリース・割賦 不動産関連ファイナンス 不動産関連ファイナンス 住宅担保ローンと小規模不動産開発業者向け金融 消費者向けファイナンス 消費者向けファイナンス 1 1 無担保 消費者金融 持分法適用会社 10 大企業 大企業 コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス: アプラス – 戦略の方向性 IBG CCF RBG 次世代型の信販会社になるための戦略の方向性 戦略目標・決意: アプラスは、先進インフラとITを通じて消費者向けの与信や回収能力に基づく 優れたサービスを提携先に対し提供する、次世代型の信販会社となる 戦略の方向性: ¾提携先に必要な、与信スキルやサービスの提供 ¾評価の高いインフラ、与信・回収スキル、サービスを提携先に提供 ¾シングルカスタマービュー(顧客情報一元化)を開発 ¾買収や提携については合理的かつ慎重なアプローチ 11 コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス: IBG CCF アプラス – 商品ミックスと戦略 RBG アプラスの強みを活用し、次世代型の信販会社に 商品ミックスと潜在成長性 商品ミックスと潜在成長性 潜在成長性 商品戦略: バックオフィス再構築+新生の持つ 機能を活かしたテクノロジープラット フォーム 高いレベルの効率的な業務フロー 加盟店向けの商品力 + プロセス ソリューション力により従来の信販 会社と差別化 高い 決済サービス クレジットカード キャッシュフロー 小さい 大きい ショッピングクレジット 消費者向けローン 低い 12 コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス: アプラス – 過払い利息返還額と引当 アプラス 過払い利息返還額と引当 過払い利息返還額と引当 アプラス 10億円 10億円 10.8 10.3 10.0 9.7 “ホワイトゾーン”ポートフォリオの積み上げ ポートフォリオの積み上げ “ホワイトゾーン” 8.0 新規顧客 新規顧客 • 2006年12月の与信基準厳格化を遵守 • 2006年12月の与信基準厳格化を遵守 • “ホワイトゾーン” 金利の導入 • “ホワイトゾーン” 金利の導入 6.0 4.0 既存顧客 既存顧客 • 信用状況やその他要素の見極め • 信用状況やその他要素の見極め 1.9 2.4 0.3 0.4 0.6 0.7 06年度第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 2.0 1.1 0.0 過払い利息返還額(連結) 07年度第1四半期 利息返還損失引当金(連結) 13 CCF RBG 過払い利息返還額の推移を注視しつつ、適正な引当水準を検証 12.0 IBG コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス: IBG 昭和リース RBG 顧客基盤の強化と収益源の多様化 リース資産と割賦債権の推移1 1 リース資産と割賦債権の推移 商品戦略: 10億円 10億円 国内リース・割賦販売: 従来型主力商品; リスクに基づいた価格 設定とリレーションによる差別化 オートリース: 連結子会社SARL2経由の主力商品; リー ス契約、メンテナンスその他のサービスと のセットで提供 オペレーティングリース: 国内リース会計基準の変更に伴い拡大; リース資産、残余価値管理スキル強化; 税対策の国内オペリースの展開 ローン商品: 動産や医療保険などの売掛債権に対する 有担保ローンと、中小企業向け無担保 ローン(新生ビジネスファイナンス経由) 信用保証: 動産有担保ローンへの保証を通じパート ナーへのソリューションを拡大 600 新生銀行の買収後 449 400 140 435 428 139 137 464 464 464 160 161 174 200 0 309 296 291 303 302 290 04年9月 05年3月 05年9月 06年3月 06年9月 07年3月 リース資産 割賦債権 出所:昭和リース 1 2 CCF 上記の数字は昭和リースの単体数値(数字は四捨五入) SARL: 昭和オートレンタリース(Showa Auto Rental & Leasing Co., Ltd.) 14 コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス: IBG CCF 2007年度の主要施策 RBG 適正なリスク管理と成長を実現する事業変革 施策 目標 アプラスの新しいビジネスモデルの確立 • • アプラスの新しいビジネスモデルの確立 • 信販業界をリードする企業になるためのアプラス事業の • 信販業界をリードする企業になるためのアプラス事業の 再編促進 再編促進 – 選別された加盟店を中核として、B2B2Cのビジネス・モデル – 選別された加盟店を中核として、B2B2Cのビジネス・モデル の戦略を展開 の戦略を展開 – 無担保及び有担保の“ホワイトゾーン”顧客向け金融事業を – 無担保及び有担保の“ホワイトゾーン”顧客向け金融事業を 展開するための、提携先、パートナーとなりうる金融機関の 展開するための、提携先、パートナーとなりうる金融機関の 拡大 拡大 – 顧客リレーションシップ(CRM)及びリスク選択の改善を – 顧客リレーションシップ(CRM)及びリスク選択の改善を 通じたB2Cマーケティング戦略の向上 通じたB2Cマーケティング戦略の向上 • 業界再編におけるM&Aの機会の選択的追求 • 業界再編におけるM&Aの機会の選択的追求 • 柔軟かつ拡張性のあるシステムの早期導入 • 柔軟かつ拡張性のあるシステムの早期導入 • リスク管理態勢を検証するため、新生銀行と同水準の • リスク管理態勢を検証するため、新生銀行と同水準の コンプライアンス体制を導入 コンプライアンス体制を導入 各事業分野における実質業務純益の増加 • • 各事業分野における実質業務純益の増加 収益性向上のためのリスク管理 • • 収益性向上のためのリスク管理 1 15 Customer Relationship Management リテールバンキング: IBG CCF 収益の状況 RBG 安定的な業績へ向けた収益源の多様化 商品別収益状況1 1 商品別収益状況 10億円 10億円 12ヶ月 50.0 収益源の多様化により、 仕組み預金への依存を軽減 42.4 40.0 37.5 36.1 18.3 30.0 9.6 16.5 預金・債券関連 非金利収入 3ヶ月 20.0 14.6 13.3 預金・債券関連ネット 金利収入 20.0 12.9 10.5 10.0 7.4 9.3 1.9 3.2 2.6 2004年度 2005年度 2006年度 6.0 0.0 1 アセットマネージメント 貸出 経営管理ベース、各商品の合計は四捨五入のため合計金額と合致しない 16 10.0 0.0 3.3 2.1 1.2 9.1 0.7 4.0 3.0 1.3 06年度第1四半期 07年度第1四半期 3.7 リテールバンキング: IBG CCF 事業基盤の拡大 RBG 顧客基盤・預り資産とローンの持続的成長 預り資産1 の伸びと “パワーフレックス” 口座数 預り資産1 の伸びと “パワーフレックス” 口座数 住宅ローンの伸び 住宅ローンの伸び 兆円 兆円 口座 (千) 口座 (千) 5.0 2,500 4.0 2,000 3.0 1,500 2.0 600 30,000 500 25,000 400 20,000 300 15,000 200 10,000 100 5,000 1,000 1.0 500 0.0 02年3月 03年3月 04年3月 預り資産合計 05年3月 06年3月 0 0 0 01年3月 1 顧客数 顧客数 10億円 10億円 07年3月 04年3月 05年3月 残高 口座数 仕組み預金、外貨預金、投資信託 17 06年3月 住宅ローン顧客 07年3月 リテールバンキング: IBG CCF 商品ミックスと戦略 RBG 付加価値のある商品提供による顧客収益性の向上 商品ミックスと潜在成長性 商品ミックスと潜在成長性 収益性向上へ向けた商品戦略 : 潜在成長性 高い 預金: 当行にとって重要な資金調達源である が、仕組み預金への依存を軽減する 投資信託: 海外の運用会社との関係を活用し、 最高の商品を提供 年金 / 保険: コンサルテーションとインターネットで の展開強化による保険商品の販売を 促進 住宅ローン: リテールの資産を増やす持続的な 残高の積み上げ 消費者向けローン: リテールの資産を積み上げる消費者 向けローン商品の提供 国内投信 住宅ローン 円定期預金 消費者向けローン キャッシュフロー 小さい 大きい 外貨預金 外国投信 年金/保険 その他仕組み預金 債券 パワードワン仕組み預金 低い 18 リテールバンキング: IBG CCF 2007年度の主要施策 RBG 収益性向上と顧客基盤の整備 施策 目標 顧客リレーションシップの強化と、預り資産残高の増加 •• 顧客リレーションシップの強化と、預り資産残高の増加 今後の顧客リレーションシップ •• 今後の顧客リレーションシップ コア顧客の別枠管理(サービス面、管理面) ––コア顧客の別枠管理(サービス面、管理面) マネー・コンサルテーションの強化 ––マネー・コンサルテーションの強化 コア顧客向け特別サービスの提供 ––コア顧客向け特別サービスの提供 ローンアセットの積み上げ •• ローンアセットの積み上げ 住宅ローン販売プロセスの改善 •• 住宅ローン販売プロセスの改善 審査基準の見直し ––審査基準の見直し 経費のコントロール及びコスト効率の高いITソリューション •• 経費のコントロール及びコスト効率の高いITソリューション の活用 の活用 更にスピードの速い審査・契約プロセス ––更にスピードの速い審査・契約プロセス 見込み客発掘からフォローアップまでの新生 ––見込み客発掘からフォローアップまでの新生 フィナンシャルセンター(店舗)での住宅ローン フィナンシャルセンター(店舗)での住宅ローン 販売活動の仕組みと意識の改革を実施 販売活動の仕組みと意識の改革を実施 •• •• 19 固定費の抑制及び変動費の増加を管理 固定費の抑制及び変動費の増加を管理 2007年度は再び黒字化へ 2007年度は再び黒字化へ 米国住宅ローン市場におけるエクスポージャー 米国住宅ローン市場における限られたサブプライム関連エクスポージャー 米国住宅ローンにおけるエクスポージャーの状況 米国住宅ローンにおけるエクスポージャーの状況 百万ドル 百万ドル 2007年6月末現在 248 (295億円1) 連結総資産の 0.5%以下 52 (61億円 ) 1 一部に サブプライム ローンが 含まれる 1 154 (183億円1 ) 投資適格の米国住宅ローンを担保とする 資産担保証券(RMBS) → 2007年6月までの6か月間に 米国住宅ローンを担保とする資産担保 証券(RMBS)を裏付け資産の太宗として 29百万米ドルの適切な評価減を 実施済み 保有するファンドへの投融資 住宅ローンやそれに関連する事業を営む 法人向けエクスポージャー 1ドル118.99円(2007年7月末) 20 自己資本とリスク資本 強固な資本の積極的な運営 規制上の自己資本 規制上の自己資本 リスクカテゴリー・ビジネス別 リスク資本の配賦 リスク資本の配賦 リスクカテゴリー・ビジネス別 % % 10億円 10億円 25% 04/9: アプラス買収 05/3: 昭和リース買収 700 21.1% 06/8: 乙種優先株式の 一斉取得 20.1% 20% 16.2% 15% 600 配賦可能資本 1 163 500 15.5% 14.3% 13.1% 11.7% 10.3% 13.0% 自己資本比率 目標 (12%) 400 300 10% 8.1% 7.0% 7.9% Tier I 目標 (7-8%) Tier 1 620 その他リスク 51 ストラクチャー ドクレジット/ その他投資 リスク 170 200 5% 100 0% 信用リスク 234 配賦可能資本 2 163 その他 46 コン シューマーアン ド コマーシャル ファ イ ナン ス 119 インスティ テューショナル バンキング 291 0 03年3月 04年3月 05年3月 Tier 1比率 06年3月 07年3月 07年6月 自己資本比率 その他リスクはオペレーショナルリスク(220億円)、資金流動性リスク(190億円)、金利 リスク(50億円)、市場リスク(40億円)から成る 2 その他はリテールバンキングのリスク資本活用と ALM/コーポレート/その他を含む 1 21 2007年度業績予想 収益成長が可能な巡航速度に 連結業績予想 (10億円) 2006年度実績 3つの戦略業務分野において 実質業務純益の伸長を見込む 2006年度におけるコンシューマー ファイナンス関連の特殊要因を 除いた利益(650億円)比較でも 2007年度は増益予想 2007年度は収益成長が可能な 巡航速度に 2007年度予想 130.0 72.0 80.0 83.0 35.3 30.0 -20.0 -70.0 -60.9 当期純利益 キャッシュベース純利益 22 主要ポイント 持続的成長へのコミットメント 3つの戦略業務分野を中心とするビジネスモデルの持続的かつ長期的な利益成長に対する コミットメントを維持 インスティテューショナルバンキング z z z 収益性の高い顧客及び提携に注力 事業基盤の拡充 キャピタルマーケッツの事業強化 コンシューマーアンドコマーシャルファイナンス z z z アプラスの新しいビジネスモデルの確立 各事業分野における粗利益の成長 収益性向上のためのリスク管理 リテールバンキング z z z 顧客リレーションシップ及び顧客収益性の向上 ローン及びアセットビジネスの拡大 経費抑制 23 Disclaimer 本資料には、当行および当行の子会社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目 標などが記載されています。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動 向に関する現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定は不正確であることがあり得 ます。様々な要因により、実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。 別段の記載がない限り、本資料に記載されている財務データは日本において一般に認 められている会計原則に従って表示されています。当行は、将来の事象などの発生に かかわらず、必ずしも今後の見通しに関する発表を修正するとは限りません。尚、特別 な注記がない場合、財務データは連結ベースで表示しております。 当行以外の金融機関とその子会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠してい ます。 本資料はいかなる有価証券の申込みもしくは購入の案内、あるいは勧誘を含むもので はなく、本資料および本資料に含まれる内容のいずれも、いかなる契約、義務の根拠と なり得るものではありません。 24 お問い合わせ先 株式会社新生銀行 グループIR部 電話: 03-5511-8303 ファックス: 03-5511-5505 IRサイトURL: http://www.shinseibank.com/investors/en/ir/ レイモンド・スペンサー グループIR部長 [email protected] 藤木 康寛 グループIR部次長 [email protected] 石井 博司 グループIR部次長 [email protected] 25
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