平成27 年 12 月発行 №18 全保育所がお見送り「ななつ星 in 九州」運行開始より2年 10 月 13 日、運行開始2周年を迎えるクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」を祝福しようと、 市内全保育所の年長児約 230 名がJRうきは駅と山春保育所で小旗を振って歓迎しました。地域 をあげた取組に、外国人を含めた乗客も感動されたようで、笑顔で歓迎に応えていました。現在、 毎週火曜日の午後0時 23 分から 14 分間「ななつ星」が停車する JR うきは駅と、午後0時 39 分 にそばを通過する山春保育所で、園児をはじめ市内外のみなさんでお見送りを続けています。 運行から2年間も自然な形で歓迎が続き、うきはのおもてなしの心が世界に発信されています。 うきは市出身の皆様、うきは市にゆかりのある皆様、お元気でしょうか。 今年は、平成 17 年 3 月に旧吉井町と旧浮羽町が合併し 10 周年を迎えました。 “フルーツ王国うきは”とキャッチコピーを掲げ、恵まれた自然と歴史、文化 などの地域資源を活かしながら「うきは市」としての存在感を高める取組に力 を入れてきました。また、平成 24 年 7 月の九州北部豪雨災害から 3 年目に当た り、 “復旧”から“復興”に取組の軸を移すべく、4 月に地域資源活用にむけた 連携の横軸を入れるため「うきはブランド推進課」を立上げ、県下最大の “地 域おこし協力隊” 9 人の力も加え、ブランド化と情報発信に取り組んできまし た。さらに、国が推進する「地方創生」については、 「うきは市ルネッサンス計 画」を作成しながら、人口減少時代にむけて取組の青写真を描きました。 発行 うきは市役所総務課広報係 〒839-1393 福岡県うきは市吉井町新治 316 番地 電話 0943-75-3111 ファクス 0943-75-5509 うきは市ホームページアドレス http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/ うきは市ホームページに元気にしちょるねバックナンバーを掲載しています。※送付先は、知人・友人・家族等からご紹介いただいております。 デュアルライフ推進大使 新たに2人を任命 うきは市では、都市部で仕事をしながらも居 住地を都市部だけに限定しないライフスタイル 「デュアルライフ」を推進するための大使を任 命しています。5 月 18 日、愛知県在住の平川尚 生さん(浮羽町新川に「長岩城歴史資料館【問 註所】」を開設、写真右端)と、福岡市在住の加 藤正二さん(吉井町福益に購入した古民家を改 修し、 「加藤美術館」を開設)の2人を新たに大 使に任命しました。 大正時代に誕生した農民劇団の足跡が蘇る 「野外円形劇場」発掘成果の現地説明会 7月 18 日、道の駅うきは敷地内に大正 14 年に造られた、野外円形劇場の発掘調査の現 地説明会を教育委員会が行いました。この円 形劇場は、山春村の医師安元知之氏の下に集 まった青年たちが結成した農民劇団「嫩葉会 (わかばかい)」と地元有志が完成させたもの です。傾斜地を客席として利用した劇場は平 野を一望する開放的な作りとなっています。 市内外から集まった約 100 名が説明に耳を傾 け、今後の活用に期待を示していました。 九州北部豪雨の教訓を胸に 「7.14を忘れない防災訓練」 市内3団体が棚田学会賞を県内で初受賞 ▲彼岸花めぐりや棚田オーナー制度等を通し、棚田の保全や 地域を元気にする取組を続けている3団体のみなさんと髙 木市長(左より 坂本昭市会長、関健児塾長、髙木市長、 米川更生さん【つづら棚田を守る会】 ) 7月 14 日、田篭の注連原集落で、九州北部豪 雨災害から3年を踏まえ、災害の教訓を風化さ せず、今後の災害に備えるための防災訓練が注 連原区、中村区の住民により開催されました(参 加機関:浮羽消防署、うきは警察署、市消防団)。 警察官の誘導で、はぐれないようにロープを握 りながら集団で公民館に避難しました。 また、豪雨で浸水した住宅で火災もあったこ とから、消火訓練、放水訓練も実施されました。 棚田保全に取り組む、うきは夢酔塾(塾長 関 健児)、つづら棚田保全協議会(会長 坂本昭 市)、つづら棚田を守る会(会長 堤寿夫)の 3団体に第 11 回棚田学会賞(業績名:多様な 担い手による棚田・景観の保全とこれらを活 かしたまちおこし)が授与され、8月3日、 3団体の代表が受賞報告に髙木市長を訪れま した。福岡県内の受賞は初で、豪雨災害を受 けて棚田の復興に取り組む関係者にとって、 朗報となりました。 P2 ~うきはのブランド化の取組~ 「博多阪急でうきはの物産をPR」 福岡市の百貨店「博多阪急」で、うきはのフ ルーツのブランド化にむけて、人気スイーツ 店とコラボして製作した「うきはあまおう苺 のマドレーヌ」などのスイーツが8月 12 日~ 18 日の期間限定で販売され連日好評でした。 また、パンやジャムなど、うきは産品を販売 する「うきはフェア」も開催され、初日は髙 木市長が来店しトップセールスしました。 自転車競技の世界選手権 今村駿介さん優勝 巨峰の“自然体栽培”の研究で 特許取得“うき峰”と命名 国武弘さん(畑中)が巨峰の露地栽培で成 長促進剤を使わない“自然体栽培”により、 一粒が約 20gという大きさの巨峰を生産する 技術の研究で、今年5月に特許を取得されま した。9月に髙木市長へ報告に訪れた国武さ んは、 「試行錯誤を繰り返し独自の栽培法を研 究してきました。 “フルーツ王国うきは”のイ メージアップやブランド化の一助になれば」 と話されていました。 「うきはレインボーファーム」始動 農業研修施設でトマト定植式 9 月 12 日、祐誠高校3年の今村駿介さん(東 市とJAにじが新規就農者育成のための研 橘田)が市役所を訪れ、自転車競技の UCI ジュ 修施設として共同で建設したハウスで9月 24 ニアトラック世界選手権(カザフスタン共和国 日、トマトの定植式が行われ、研修生2人も で開催)の男子ポイントレースでの優勝を髙木 手助けし髙木市長、JA川原組合長らがポッ 市長へ報告されました。今村さんは「競輪選手 トのトマト苗を定植しました。この施設は地 だった父親に憧れて自転車競技を始めました。 域農業の担い手育成めざし、市とJAが建設 高校の自転車競技部では、久留米競輪場で練習 したもので、9連棟で2883㎡、袋培地栽 に打ち込んでいます。2020 年東京オリンピック 培方式で6300株を栽培します。 出場を目指したいです」と抱負を語りました。 これからも国内外を舞台に活躍を期待してい ます。優勝おめでとうございます。 P3 これからの 50 年にむけて!吉井中学校 50 周年 記念式典と齋藤孝さんによる記念講演に参加者感動 江戸時代、約2㎞のトンネル 小学生が「袋野隧道探検」 袋野隧道は江戸時代に地元の大庄屋田代重 栄、重仍親子が私財を投じ完成させた全長約2 ㎞の灌漑用の地下トンネルで、筑後川から取水 した水は今も約 200ha の田畑を潤しています。 10月4日、その偉業を地元小学生に伝えよう と隧道の中を歩く3年に1度の探検が行われま した。子どもたちは、機械もない時代にどのよ うにして、これだけ長いトンネルが掘られたの かに驚きながら、暗闇を歩いていました。 吉井中学校が、昭和 41 年に旧生葉中学校と 統合新設され今年で 50 周年を迎えるに当た り、11 月 14 日、体育館で記念式典が開催さ れました。記念式典では、これまでの歩みが スライドで紹介されるなど感慨深く歴史を振 り返りました。また、テレビでもおなじみの 齋藤孝さん(明治大学文学部教授・教育学者) は、記念講演「日本語力と身体をきたえよう」 で、ユーモアあふれる分かりやすい語り口で 生徒、卒業生などを魅了しました。 フランス料理の世界コンクール日本代表で 世界 5 位うきは出身髙山シェフ 「味覚の授業」 ふるさと・うきは へ 「まごころ寄付」(ふるさ と納税)を行っています! うきは市では「ふるさと納税制度」を活 用したまごころ寄付を募集しています。 みなさまからのご寄付はうきは市の自然 環境・景観の保全やイベント振興、子育て 支援などの事業に活用させていただきま す。また、寄付のお礼としてうきは市の特 産品を贈呈しております。本年 11 月から品 数を大幅に増やし、充実した内容となって おります。担当課へのお申込みで、ご寄付 用の納付書や記念品カタログをお届けしま す。 詳しくはお問い合わせください。 また、ホームページもぜひご覧ください。 今年 1 月、フランス料理の世界コンクール「ボ キューズ・ドール国際料理コンクール 2015」の 日本代表で世界 5 位を受賞したうきは市吉井町 出身で、兵庫県芦屋市のレストラン料理長の髙 山英紀シェフが、10 月 19 日、姫治小学校で全 校児童 11 人を対象に、食や料理への関心を高め ようと「味覚の授業」を行いました。子どもた ちと一緒に給食(鶏もも肉の香草焼き、なす、 赤ピーマン、ズッキーニのラタトゥイユ、ジャ ガイモと玉ねぎのさっぱりスープ、栗のバター ライス)も調理し、食事を楽しみました。 うきは市役所うきはブランド推進課 TEL:0943-76-9029 FAX:0943-77-5557 P4
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