Akita Shinkin Bank DISCLOSURE ディスクロージャー 2 0 1 5 あきしんの現況 Akita Shinkin Bank DISCLOSURE 2015 大切にしたい あなたとのつながり 秋田信用金庫 ハギー(Huggy) ナミー(Nummy) 〒010 ー 0921 秋田県秋田市大町三丁目3−18 フリーダイヤル 0120−345−112 FAX 018−823−5110 URL http://www.akishin.com E-mail [email protected] この冊子は再生紙と 植物油インキを使用 しています。 1 ごあいさつ 皆様には、平素より秋田信用金庫をご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。 当金庫では皆様方のご理解を一層深めていただくため、ここに「あきしんの現況ディスクロー ジャー2015」を発刊いたし、秋田信用金庫の平成26年度の業績、経営、業務内容などをご紹介い たしますのでご高覧賜りますようお願い申し上げます。 平成26年度の国内経済は、消費増税後の駆け込み需要の反動や天候不順などから、個人消費と 設備投資が伸び悩み、国内総生産は4月以降、2四半期マイナス成長となりました。その後景気は やや持ち直し傾向にあり、円安・原油安の進行から輸出型大企業や運輸・観光関連企業が堅調で、 上場企業の業績は過去最高を更新する見通しにあります。 県内経済も、各経済指標は緩やかな回復基調を示していますが、全国一進行する人口減少や少子 高齢化の構造的課題を背景に、当金庫の主要取引先である中小零細企業・個人事業主の中には景気 回復を実感できない事業者も少なくありません。 このような状況下、当金庫の平成26年度決算は、貸出金利息は増加したものの有価証券利息配 当金及び預け金利息が減少したほか、前期に比べ国債等債券売却による益出しを抑制したことから 減収となりましたが、費用面の削減効果と有価証券および固定資産の減損費用の減少や法人税等の 戻入及び法人税等調整額の減少により、当期純利益は前期比76百万円増加し230百万円の計上とな りました。金融機関の健全性を示す自己資本比率は、利益計上による自己資本額の増加から、前期 比0.45ポイント増加し、 12.57%となりました。また、不良債権比率(金融再生法開示債権比率)は、 大口先のランクアップや償却による不良債権額の減少から0.64ポイント改善し5.97%となりました。 平成27年度は、今年度からスタートする3ヵ年長期計画の初年度となり、長期計画の理念であ る「地域社会において必要とされる金融機関であり続ける」ことを目指すこととしております。 地域社会は、人口減少や少子高齢化、経済のグローバル化への対応など多くの解決が難しい課題 を抱えており、本格回復への道のりは決して容易なものではありません。しかしながら、当金庫は、 創設以来、豊かで持続可能な地域社会づくりを目指して、長期的な視点のもとで中小企業の育成と 地域社会の発展に地道に取組んでまいりました。信用金庫の特徴である業界の「つなぐ力」を発揮 しながら、積極的に地域やお客様の課題を解決していくことに努めるとともに、政府の地方版総合 戦略の推進に協力し、地域の「成長・発展」に向けて取組むことで、地域経済に好循環をもたらし、 ひいては信用金庫制度の主たる目的である事業性貸出を増やしていくことを目指してまいります。 人口減少や少子高齢化の急速な進展等により、近い将来には預金の減少局面が到来し、余資運用 収益が期待できないことが予想されることから、地域経済規模の縮小が想定される状況の中で、敢 えて本業収益の元である貸出金の増強を喫緊の課題として捉え、信用金庫らしい事業性評価のでき る目利き力を持った人材の育成に取組んでまいります。 これらの取組みにより、当金庫は、これからも地域にしっかりと根を下ろし、真に皆様のお役に立 つ金融機関と言われるよう努力してまいりますので、変わらぬご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。 「あきしん」は地域のみなさまと共に 秋田信用金庫と地域社会 …… 02 地域密着型金融の取組み …… 04 平成27年7月 理事長 平 野 敬 悦 あきしんこの1年 …………… 08 秋田信用金庫と地域社会 Akita Aki A k ta Shinkin Shinki Shi Shinki n n Bank Bank ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 地域社会における当金庫の取組み 当金庫は、秋田市および男鹿市・南秋田郡を主要営業地区として、地元の中小企業や住民の皆様が会 員となってお互いに助け合い、お互いに地域の繁栄を図ることを目的として設立された相互扶助型の金 融機関です。 地元のお客様からお預かりした大切な資金(預金・積金)は、地元で資金を必要とするお客様に融資 を行って、事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として地元の中小企業や住民 の皆様と連携し、地域経済の活性化、更には持続的発展に貢献できるよう努力いたしております。 また、金融機能の提供にとどまらず、文化芸術の発信・支援、環境保護、青少年健全育成等「街づくり、 人づくり」に微力ながらもお役にたてるよう、日々取り組んでおります。 この街で と、 。 あなた 貸出金以外の運用 626億57百万円 預金・積金 出資金 12億 6 百万円 安全かつ効率的な資金運用 1,282億9百万円 常勤役職員数:169名 店舗数:18店舗 193億29百万円 個 人:1,067億 3百万円 金融機関: 11億40百万円 公 金: 10億35百万円 平成26年度の決算状況 貸出金以外の運用 業 務 純 益:2 億59百万円 当 期 純 利 益:2 億30百万円 自己資本比率:12.57% お客様からお預かりした資金の一部を、有価 証券等で運用しております。 なお、有価証券については安全性を重視し、 信用力の高い債券を中心に運用しております。 法 人: *預金積金に占める有価証券の割合 :27.262% 預 け 金:225億43百万円 有 価 証 券:396億94百万円 *預金積金に占める有価証券の割合:30.96% お客様 貸出金 うち会員数 634億64百万円 24,933人 法人・個人事業主:355億65百万円 個 人:236億18百万円 中小企業等 支援業務 金 融 の 推進 地方公共団体: 42億81百万円 地域貢献活動 密 地域 型 着 事業再生・中小企業金融円滑化を推進するため、取 引先企業の経営改善に積極的に取り組んでいます。 (詳細は、P4∼7をご覧下さい。) 環境自主行動計画の推進 当金庫は、平成20年6月、資源保護や大気汚染・温暖化防止など の環境問題の重要性を充分認識し、環境に配慮しながら、地域社会 の一員としてその社会的責任をはたしていくため、「環境自主行動 計画」を制定いたしました。 平成26年度は、クールビズ・ウォームビズ・古紙配合率70%の コピー用紙の使用などに取り組みました。 地域とのつながりを強めるため、種々の取組みを展開しています。 (詳細は、P8∼10をご覧下さい。) 2 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 3 地域密着型金融の取組み Akita Shinkin Bank ② 取引先企業の本部ヒアリング 地域密着型金融において、当金庫では通常の融資管理の強化に止まらず、重点的に経営改善を支援する対象 を抽出し経営改善支援先として取組みを行なっております。中小企業の様々な成長段階にあわせたきめ細かい 支援は、地域密着型金融の不可欠な要素であります。これまで、金融機関の有するコンサルティング機能や情 報提供機能を活用して財務改善指導や再生計画策定に関与した先のほか、公認会計士による企業経営相談先、 本部ヒアリング先等を対象に経営改善支援取組み先として支援してまいりました。 平成26年度は、経営改善支援先として50先を選定し、経営改善に取組みました。前年度制定した選定基準、 取組方法、モニタリング及び報告体制等をより具体的なものとした「経営改善支援取扱規程」に基づき、 「経 営改善計画のモニタリング報告書」等により、計画の進捗状況や今後の支援状況等を営業店及び本部担当部署 が一体となって管理するなど取組みを強化しております。 平成26年度の取組み実績は下表のとおりとなっております。 【26年4月∼27年3月】 正 常 先 ① うち αのうち期末に債務 αのうち期末に債務 αのうち再生 経営改善支援 者区分がランクアッ 者区分が変化しなか 計画を策定し 取組み先 α プした先数 β った先 γ た先数 δ 1,611 - うちその他要注意先 ② 489 35 うち要管理先 ③ 2 破綻懸念先 ④ 役職員が面談し、経営全般についてのヒアリングを実施しております。平成26年度は貸出残高の上位先等から 選抜した11社を実施しました。定期的ヒアリングの実施によりヒアリング先企業では自社の資金繰り管理や業 況管理を綿密に行なうようになるほか、経営者の経営改善に対する意識改革にもつながってきております。 ③ あきしん経営塾 若手経営者および企業後継者の方の自己啓発を支援し、取 引先企業の発展に寄与することを目的として開催してきまし た「あきしん経営塾」は、平成26年度までに184名の方が受 講しました。受講者企業に対し即効的な効果をもたらすもの ではありませんが、経営者としての意識改革や自己啓発を促 (単位:先数) 期初債務者数 A 資金繰りや業況の把握及び経営指導を目的に平成 8 年度より、代表者および経理担当の方々と当金庫融資部 されたとの評価を得ております。講座終了後も定期的に講演 経営改善支援 ランクアップ率 再生計画策定率 取組み率 =β / α =δ / α =α / A 者の皆様の人脈形成となり、また長期的視野に立った地域経 済活性化に寄与するものと考えております。 - - - 27 18 7.2% - 51.4% - - - - - - - 経営改善支援先のうち、複数の金融機関が協調して支援を実施する必要のある18社に関する金融機関の協 80 15 1 14 12 18.8% 6.7% 80.0% 調支援会議(バンクミーティング)に、営業店とともに金融円滑化の担当部署である融資部も参加するなどし 実質破綻先 ⑤ 47 - - - - - - - 破 綻 先 ⑥ 15 - - - - - - - 633 50 1 41 30 7.9% 2.0% 60.0% 経営改善支援企業の選定基準、経営改善への取組方法およびモニタリングの方法などを規定した経営改善支 2,244 50 1 41 30 2.2% 2.0% 60.0% 援取扱規程の選定基準に基づき、平成26年度は50先を選定して経営改善支援を行うこととし、選定した50先 要注意先 - 小計(②∼⑥の計) 合 計 - 会等を開催しフォローアップを行なう中で当金庫を介し受講 注) 期初債務者数及び債務者区分は26年4月当初時点で整理しております。 債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む。 )であり、個人ローン、住宅ローンのみの先を含みません。 βには、当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先数を記載しております。 なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαに含めるもののβに含めません。 期初の債務者区分が「うち要管理先」であった先が期末に債務者区分が「うちその他要注意先」にランクアップした場合はβに 含めます。 期初に存在した債務者で期中に新たに「経営改善支援取組み先」に選定した債務者については(仮に選定時の債務者区分が期初 の債務者区分と異なっていたとしても)期初の債務者区分に従って整理しています。 期中に新たに取引を開始した取引先については本表に含めません。 γには、期末の債務者区分が期初と変化しなかった先数を記載しています。 みなし正常先については正常先の債務者数に計上しています。 「再生計画を策定した先数」=「中小企業再生支援協議会の再生計画策定先」+「RCCの支援決定先」+「金融機関独自の再生計画策定先」 ④ 協調支援先に対する取組み て対応を強化いたしました。 ⑤ 経営改善支援への取組み の業績について訪問による業況把握や残高試算表に基づきモニタリングを強化しました。また、支援先のうち 経営改善計画策定支援の取組みにより、平成26年度は12先が経営改善計画を策定いたしました。 ⑥ 秋田県中小企業支援ネットワーク会議への参加 平成24年 4 月に各関係省庁(内閣府・金融庁・中小企業庁)より示された、 「中小企業の経営支援のための 政策パッケージ」における『各地域における中小企業の経営改善・事業再生・業種転換等の支援を実効あるも のとするため、金融機関、地方公共団体等からなる「中小企業支援ネットワーク」を構築』を踏まえ、秋田県 においても、秋田県信用保証協会が中心となり「中小企業支援ネットワーク会議」を開催しており、当金庫も 平成26年5月に行われた「中小企業支援ネットワーク会議」に参加いたしました。 「企業連携ワーキンググルー プ(以下WGという) 」 「集中支援WG」 「事業承継WG」の 3 つのWGを強化しており、当金庫は平成25年度か ら「集中支援WG」 「事業承継WG」に構成員として参加しております。両WGでは、地域中小企業全体の経営 2.地域密着型金融推進事項 1)ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化 〈経営改善支援〉 ① 公認会計士による企業経営相談 改善、再生スキルの向上、事業承継における課題等について情報交換会・研修会等を開催しており、今後も引 続き参加して行く予定としております。 ⑦ 秋田県中小企業再生支援協議会の活用 平成26年度の新たな取組みとして、秋田県中小企業再生支援協議会(以下再生協という)及び中小企業再 生支援全国本部の全面的なサポートを受け、経営改善が必要な取引企業12先に対して再生協の新スキームに 取引先の経営改善支援及びランクアップを目的として、財務の専門家である公認会計士による企業経営相談 沿った経営改善計画策定支援を実施し、計画の妥当性について再生協の検証を受けております。再生協の検証 を平成17年度より実施、平成26年度は27先が相談を受け、相談先はこれまで合計で333先となりました。取 を受けた先から順次バンクミーティングを開催し、資金繰り改善に急を要する先については、他の支援金融機 引先中小企業の中には、経営者が財務面に弱く相談相手が金融機関と税理士だけという企業も多くあります。 関に対して一定期間の元金返済猶予等の調整を図るなど取組みを強化しました。 公認会計士の客観的な視点が取引先の経営の一助となることを期待しております。 4 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 5 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 1.経営改善支援の取組み実績 ⑧ 中小企業経営力強化支援法への対応 3.地域金融円滑化に関する取組み 税理士法人等)を国が経営革新等支援機関として認定し、中小企業の活動を後押ししていくということを主旨 地域金融円滑化のための基本方針 とした中小企業経営力強化支援法が平成24年8月30日に施行されました。 当金庫では、同法に基づく経営革新等支援機関の認定基準について検討を重ね、平成24年12月21日付で「経 営革新等支援機関の認定」を取得いたしました。平成26年度は、認定支援機関の支援能力向上、認定支援機 関間の連携の活発化を目的として、東北経済産業局による「経営革新等支援機関における事業者支援研修会」 に金融円滑化担当役員が出席しました。また、他の認定支援機関との連携については、創業・新事業の展開に 係る事業計画から実行までの継続的な支援業務、金融面での支援協力を目的として、秋田商工会議所および湖 東3町商工会と「創業・新事業支援についての覚書」を締結し、商工会と金融機関双方が連携して、創業・新 事業の展開を支援することとしております。 ⑨ ビジネスマッチングへの参加 平成26年11月6日(木)宮城県の「夢メッセみやぎ」を会場 に東北地区信用金庫協会主催で開催された「ビジネスマッチ東 北2014」に当金庫推薦企業19社とバイヤー企業 1社が出展し、 当日は当金庫の職員4名がサポート職員として参加し、運営に 携わりました。推薦企業のうち、商談が行われたのは13社、 商談件数96件、商談成約が8件という成果がありました。 また、平成26年8月5日(火) ・6日(水)城南信用金庫主催 の「日本を明るく元気にする“よい仕事おこしフェア” 」が「東 京国際フォーラム」で開催され、 当金庫から推薦企業2社が出展したほか、 平成26年11月12日(水) ・13日(木) ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 中小企業の経営課題が多様化・複雑化している中で、事業計画策定などの支援事業を行う機関(金融機関、 秋田信用金庫は、地域の中小企業および個人のお客様に必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与 するため、以下の方針に基づき、地域金融の円滑化に全力を傾注して取り組んでまいります。 1.取組み方針 地域の中小企業および個人のお客様への安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である 信用金庫にとって、最も重要な社会的使命です。 私どもは、お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、これまでと同様、お客 様の抱えている問題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取り組みます。 2.金融円滑化措置の円滑な実施に向けた態勢整備 当金庫は、上記取組み方針を適切に実施するため、以下のとおり、必要な態勢整備を図っております。 (1)本基本方針のほか、金融円滑化管理方針および金融円滑化管理規程を策定し、金融円滑化に係る管理態勢 を整備しました。 (2)お客様へのきめ細やかな経営改善支援等を行うため、平成22年1月4日に金融円滑化チームを融資部内に 設置し、融資部担当理事を金融円滑化管理責任者に任命するとともに人員を配置しました。 (3)各営業店に貸付条件の変更等に関するご相談窓口を平成22年1月4日に設置し、各営業店長を営業店相 談窓口責任者に任命しました。 (4)職員に対し、お客様の事業価値を見極める能力(目利き力)を向上させるための研修を、継続して行ってお ります。 (5)より専門的な視点でお客様への経営改善支援等を行うため、公認会計士による企業診断および経営相談 (無料)を、定期的に開催しております。 東京都信用金庫協会主催の「信金発!地域発見フェア∼全国のイチオシ企業と物産が東京ドームに大集結」が 「東京ドーム」で開催され、当金庫から推薦企業1社が出展しました。 これからも、取引企業の販路拡大等、新たなビジネスの可能性に貢献することを目的に積極的に取組してま いります。 ⑩ 外部専門家派遣制度の活用 経済産業省中小企業庁が業務委託した中小企業・小規模事業者への支援ポータルサイト「ミラサポ」におい 3.他の金融機関等との緊密な連携 当金庫は、複数の金融機関から借入れを行っているお客さまから貸付条件の変更等の申し出があった場合な ど、他の金融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、お客様の 同意を得たうえで、これらの関係機関と情報の確認・照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑 化に努めてまいります。 ※ なお、お客さまからの貸付条件の変更等に関する苦情相談は、次の相談窓口をご利用ください。 て、専門家派遣を推薦できる地域プラットフォーム(あきた中小企業支援プラットフォーム)として参加し、 秋田信用金庫 総務部 フリーダイヤル 0120−345−112 平成26年度は、支援を必要とする金庫取引先 4先に、販路拡大、生産性向上、新分野進出等の経営課題への支 援を目的として専門家派遣を実施いたしました。また、秋田よろず支援拠点、信用保証協会等から支援を必要 とする当金庫取引先18先に対して専門家派遣を実施し、コンサルティング機能発揮に向けた取組みを強化し ております。 ⑪ 政府系金融機関との連携 平成26年 5 月に日本政策金融公庫秋田支店及び大館支店と、 平成27年1月に商工組合中央金庫とそれぞれ「業 務提携・協力に関する覚書」を締結し、双方の業務特性を活かして、営業地域における中小企業等の振興に資 するため、資金供給及び情報提供等連携を強化することとしております。 貸付条件の変更等の実施状況 当金庫では、金融機関による情報発信を通じてお客様が安心して経営改善等に取り組むことができるよう、平成 25年3月末の中小企業金融円滑化法の期限到来後においても「貸付条件の変更等の実施状況」につきまして、開示し ております。 平成25年度以降の実施状況は以下のとおりとなっております。なお、計数につきましては、平成21年12月の中小 企業金融円滑化法施行後の累計となっております。 〇貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数 [債務者が中小企業者である場合] 〇貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数 平成 (単位:件) 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 月末 年3月末 年 年6月末 2,217 2,317 2,439 2,583 2,667 貸付けの条件の変更等の申 込みを受けた貸付債権の数 187 191 195 198 199 202 2,241 2,363 2,517 2,593 うち、実行に係る貸付債権の数 138 140 143 147 148 149 9 25 27 月末 年9月末 年3月末 2,032 26 12 年3月末 貸付けの条件の変更等の申 込みを受けた貸付債権の数 26 年 26 26 年9月末 26 26 年6月末 26 25 2)事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底 年3月末 年9月末 平成 年9月末 (単位:件) [債務者が住宅資金借入者である場合] 26 12 27 〈担保・保証に過度に依存しない融資等への取組み〉 中小企業サポートローン うち、実行に係る貸付債権の数 1,967 2,151 地域中小企業の資金繰り円滑化および営業店長の目利き力向上を目的として、資金使途を運転資金に限定 うち、謝絶に係る貸付債権の数 24 24 24 24 25 25 うち、謝絶に係る貸付債権の数 7 8 8 8 9 し、第三者保証人及び担保不要の「中小企業サポートローン」を引き続き平成26年度も販売しました。多く うち、審査中の貸付債権の数 9 4 14 14 3 11 うち、審査中の貸付債権の数 1 1 2 1 0 2 の中小企業の皆様にご利用いただくよう、平成27年度も引き続き販売してまいります。 うち、取下げに係る貸付債権の数 32 38 38 38 38 38 うち、取下げに係る貸付債権の数 41 42 42 42 42 42 6 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 7 あきしんこの1年 7月 平成26年度 第1回モニター会議開催 幅広く会員のご意見・ご提言等を募り金庫経営に生かす取組みとして行っている モニター会議を7月4日開催致しました。 「第59回東北地区信用金庫野球大会」開催 「第59回東北地区信用金庫野球大会」が、男鹿市総合運動 公園野球場を会場に7月26日、27日の2日間にわたり開催 され、宮城第一信用金庫(宮城県)が優勝しました。 残念ながら当金庫は初戦敗退となりましたが、今大会は 19年ぶりに当金庫が幹事金庫として大会運営を行い、成功 裏に終えることができました。 26年 26 8月 秋田竿灯祭りに「スポンサー竿灯」 として参加 地域貢献の一環として「柳町」(大町4丁目)へ、 今年もスポンサー竿灯として参加しました。当金庫職 員も16名が参加し、会場の皆様から大きな声援をい ただきました。 あきしん北地区 ゆとり倶楽部親睦旅行 あきしん北地区ゆとり倶楽部親睦旅行 (北三陸の旅)が9月18日∼ 19日の日程 で行なわれ、三陸の豊かな恵みで宴会を楽 しみ、大いに懇親を深められました。 「特殊詐欺等の被害防止に関する協定書」締結 特殊詐欺被害防止のため、秋田県警本部と当金庫を含む4金融機関(秋田銀行、羽後信用金庫、秋田県信 用組合)が、9月24日特殊詐欺等の被害防止に関する協定を締結しました。 協定では、詐欺の手口の情報共有、窓口での声掛け強化、県警と連携した詐欺防止策の研修や模擬訓練な どを行うこととしており、相互の連携を強化し、特殊詐欺撲滅を目指します。 「船越支店男鹿出張所」閉店 9月26日をもちまして、船越支店男鹿出張所を閉店しました。 長年にわたるご高配とご愛顧に対し、深く感謝申し上げます。 26年 26 「秋田信用金庫理事長杯 第28回日本海ゲートボール親善大会」開催 10月 「秋田信用金庫理事長杯第28回日本海ゲートボール親善大会」が県内外18チーム参加の もと8月23日OGAマリンパークにて開催され、長寿宝チームが優勝しました。 26年 26 9月 あきしん中央地区ゆとり倶楽部親睦旅行 当金庫で年金をお受け取りのお客様の親睦旅行は、三陸鉄道震災学習列車と宮古市復興 応援の旅と称しまして10月9日・10日の日程で行なわれました。震災の説明と目の当た りにした景色で津波の恐ろしさを知る機会となりました。また、レトロな列車や温泉等を 楽しみ、大いに懇親を深められました。 「第18回あきしん杯争奪少年サッカー大会」開催 「第18回あきしん杯争奪少年サッカー大会(兼第44回秋田市秋季少年サッカー大会)」 が9月6日、7日、13日、15日の4日間にわたり予選リーグ、決勝トーナメントが開催 され、外旭川ホワイトサッカースポーツ少年団が優勝しました。 26年 26 11月 8 DISCLOSURE 2015 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 26年 26 Akita Shinkin Bank 平成26年度総代懇談会開催 総代懇談会を11月5日に開催し、仮決算の状況等を報告致しました。 DISCLOSURE 2015 9 26年 26 11月 あきしん文化講演会 11月18日、ヨネスケ(桂米助)さんが、「元気と笑 いのある人生」と題し、一般家庭の晩ご飯をリポート した自身の看板番組について、笑いを交えながら裏話 を紹介、会員ら約450人を話に引き込みました。あき しん文化講演会は1993年から毎年行っており、今回 で26回目。 2 あきしんの自己紹介 牛島支店が新装オープン 11月25日、牛島支店が新装オープン致しました。(P.14参照) 平成26年度第2回モニター会議開催 平成26年度2回目のモニター会議を11月27日に開催し、仮決算の状 況等を報告致しました。 27年 27 1月 27年 27 4月 商工組合中央金庫との業務連携 当金庫の営業地域における中小企業に係る金融の円滑化を図り、もって地域経済の発展 に寄与することを目的として、1月20日、商工組合中央金庫と「業務連携・協力に関す る覚書」を締結しました。双方の業務特性を活かして業務連携・協力をして参ります。 秋田信用金庫 入庫式 今年は10人の新入職員が入 庫しました。お取引先の皆様に もご指導いただきながら、一日 も早く独り立ちし皆様のお役に 立てるよう育成して参ります。 経営理念、沿革、組織図、役員氏名 …………………… 12 店舗一覧、主要な事業の内容、信金中央金庫 ………… 14 平成26年度の事業概況、業況および諸比率の推移 …… 18 27年 27 6月 総代会について …………………………………………… 20 信用金庫の日 全国の信用金庫では、信用金庫法が昭和26年6月15日に施行されたことから、毎年6 月15日を「信用金庫の日」と定め、信用金庫が地域社会で果たしている役割を広く国民 一般の方々に正しく理解いただく機会として、積極的な取り組みを展開しております。 リスク管理体制 …………………………………………… 24 コンプライアンス(法令等遵守)への取組み ………… 25 金融ADR制度への対応 …………………………………… 26 役職員の報酬体系の開示 ………………………………… 27 10 DISCLOSURE 2015 純利益の1%を遺児支援に リスク管理債権 …………………………………………… 28 東日本大震災で被災した子供の支援を目的に、平成24年度から各年度の期末決算で計 上した純利益の1%程度を「あしなが育英会」に寄付する取り組みを始めております。今 年度は平成26年3月期決算の純利益の1%に当たる230万円を寄付し、4年間の累計で 662万円となりました。この取り組みは、来年度まで続けることとしております。 金融再生法開示債権 ……………………………………… 29 営業のご案内 ……………………………………………… 30 経営理念 Akita Shinkin Bank 秋田信用金庫組織図 「あきしん」 は地域に親しまれ、 総 代 会 共生 信頼 理 事 会 常 勤 監 事 懲罰委員会 理 事 長 務 会 ALM 委 員 会 緊急対策本部 信頼される金融機関をめざしてまいります。 総 務 部 事 務 部 総合企画部 企画チーム 資金運用チーム 人事チーム コンプライアンスチーム 総務チーム システム開発チーム 事務集中チーム 業務推進チーム 広報チーム 本 店 牛 島 支 店 秋田駅前支店 横 手 支 店 船 越 支 店 脇 本 支 店 店 天 王 支 店 割 山 支 店 支 広 面 支 店 仁井田支 店 泉 土 崎 支 店 12 DISCLOSURE 2015 港 北 支 店 10年 9月 昭 和 支 店 9年 3月 常 務 理 事 業 務 部 審査チーム 8年 7月 23年 4月 23年 6月 24年 6月 24年 7月 24年 9月 25年 4月 25年 12月 26年 9月 26年 11月 27年 3月 27年 5月 新国道支 店 8年 4月 土崎信用金庫と合併 合併により生じた重複隣接店 (中通り支店、土崎支店、仁井 田中央支店)の統廃合を実施。 ジョイフルシティ男鹿出張所 開 設(キャッシュサービスコーナー) 横手市役所出張所 開設(キャッ シュサービスコーナー) 秋田駅出張所 開設(キャッシュ サービスコーナー) 将軍野支店廃止 17年 10月 19年 7月 20年 4月 20年 9月 20年 10月 20年 12月 21年 4月 22年 9月 自衛隊前支店 7年 4月 7年 8月 14年 9月 14年 10月 14年 12月 15年 10月 16年 7月 16年 10月 17年 4月 17年 9月 五城目支 店 平 成 4月 6月 5月 7月 八郎潟支 店 29年 10月 33年 8月 36年 1月 38年 11月 48年 7月 51年 9月 54年 12月 55年 12月 58年 11月 牛島支店 開設 組織変更により秋田共益信用組合となる。 秋田駅前支店 開設 組織変更により秋田信用組合となる。 船越支店 開設 組織変更により秋田信用金庫となる。 横手信用組合の事業全部を譲 り受け、横手支店を開設。 南通り支店 開設 脇本支店 開設 本店新築移転(現在地) 川尻支店 開設 天王支店 開設 割山支店 開設 土崎支店 開設 広面支店 開設 仁井田支店 開設 12年 13年 14年 14年 金融円滑化チーム 昭 和 17年 6月 18年 4月 24年 6月 25年 4月 26年 1月 26年 10月 27年 11月 11年 7月 管理チーム 信用事業を単営として、産業 組合法による有限責任秋田共 益信用組合設立。 本店所在地 秋田市茶町梅の町1番地 泉支店 開設 将軍野出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 秋田駅前支店にローンプラザを設置 飯島支店 廃止 飯島出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 秋田駅前支店ローンプラザの取扱い業務を拡大し、土・日営業センターを開設 創業90周年記念式典挙行 イオン秋田ショッピングセンター出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 秋田県中央信用組合の事業譲受 男鹿出張所 開設 ナイス仁井田南店出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 土崎支店が地元病院との併合店舗として新装オープン 秋田市民市場出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 五城目信用金庫と合併 秋田拠点センターアルヴェ出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 新国道支店 新装開店 秋田駅前支店に土・日相談センターを開設。 南通り支店・飯島支店(旧五城目信金)廃止 飯島北出張所開設(キャッシュサービスコーナー) イオン秋田ショッピングセンター出張所・将軍野出張所 廃止(キャッシュサービスコーナー) 自衛隊前支店 新装開店 本店新築 営業開始 本店・別館グランドオープン 横手市役所出張所 廃止(キャッシュサービスコーナー) ジョイフルシティ男鹿出張所 廃止(キャッシュサービスコーナー) 船越支店スーパーセンターアマノ男鹿店出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 土・日相談センター 廃止 川尻支店 廃止、本店川尻出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 割山支店 新装開店 飯島北出張所 廃止(キャッシュサービスコーナー) 創業100周年記念式典挙行 秋田拠点センターアルヴェ出張所 廃止(キャッシュサービスコーナー) エリアなかいち出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 若美支店 廃止、船越支店若美出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 八郎潟支店 新装開店 仁井田支店 新装開店 男鹿出張所 廃止、船越支店男鹿出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 牛島支店 新装開店 本店川尻出張所 廃止(キャッシュサービスコーナー) 天王支店潟上市役所出張所 開設(キャッシュサービスコーナー) 個人ローンチーム 44年 3月 融 資 部 10年 10月 部 長 会 専 務 理 事 常 勤 理 事 沿 革 明 治 監 査 室 常 常に幅広い知識で親身に相 に幅広 知識で親身に相 談に対応できる職員の教育 に努め、日々の行動をもっ て信頼を築きあげます。 時代の変化「いま」を豊か な感性で受けとめ常に創意 工夫、意識改革をもって新 しい発想で積極的に業務に 取り組みます。 モニター会議 監 事 会 あきしんの自己紹介 地域の人々との対話の中で 共感の和を広げ、「共に生き る」を第一とします。 変革 理事・監事の氏名及び役職名 理 事 長 (代表理事) 専務理事 (代表理事) 常務理事 (代表理事・総合企画部長) 常勤理事 (業務部長) 常勤理事 (融資部長) 常勤理事 ( 本 店 長 ) 平野 敬悦 非常勤理事 小玉真一郎(※1) 常 勤 監 事 五十嵐順一 柴田 卓 非常勤理事 木村 繁(※1) 非常勤監事 加藤 永久 鈴木 政芳 非常勤理事 西村 幸彦(※1) 非常勤監事 三浦 清(※2) 菊地 孝浩 金子 尚志 小松 均 ※1 理事 小玉真一郎、木村 繁、西村 幸彦の各氏は、信用金庫業界の「総代会の 機能向上策等に関する業界申し合わせ」に基づく職員外理事です。 ※2 監事 三浦 清氏は、信用金庫法第32条第5項に定める員外監事です。 DISCLOSURE 2015 13 〈あきしん〉店舗一覧 Akita Shinkin Bank 〒010−0921 本 店 秋田市大町三丁目 3 番18号 TEL 018−823−5116 FAX 018−823−5117 〒011−0946 港北支店 〒010−0062 牛島支店 秋田市牛島東一丁目 2 ー 5 TEL 018−833−3434 FAX 018−832−8104 〒011−0942 自衛隊前 支 店 〒010−0001 秋田市中通二丁目 5 ー 5 TEL 018−832−2140 FAX 018−832−8109 〒013−0022 横手支店 割山支店 船越支店 〒010−0041 広面支店 仁井田支店 秋田市広面字樋丿沖15ー 1 TEL 018−832−5551 FAX 018−832−5552 脇本支店 〒010−0201 潟上市天王字上江川47ー406 TEL 018−878−3135 FAX 018−878−5316 天王支店 支 店 昭和支店 五城目支店 秋田市 自衛隊前 泉 秋田駅前 本店 新国道 割山 牛島 横手 広面 仁井田 潟上市昭和大久保字堤丿上91 TEL 018−877−4120 FAX 018−877−4123 南秋田郡五城目町字下夕町64 TEL 018−852−2115 FAX 018−852−2117 〒011−0946 〒018−1612 秋田市土崎港中央一丁目17ー23 TEL 018−845−0131 FAX 018−846−6217 南秋田郡八郎潟町字昼根下93ー2 TEL 018−875−2544 FAX 018−875−4424 八郎潟支店 お客様の利便性の向上と金融サービス充実のため牛島支店を建替し、 平成26年11月25日(火)から営業を開始致しました。 新しくなった牛島支店を、これからもご愛顧くださいますようお願い 14 DISCLOSURE 2015 港北 土崎 〒018−1793 牛島支店 新装オープン 申し上げます。 天王 秋田市 ▲ 土崎支店 五城目 昭和 〒018−1401 〒010−0916 泉 男鹿市脇本脇本字段丿越6 ー8ー2 TEL 0185−25−3211 FAX 0185−25−3212 秋田市仁井田新田二丁目16ー3 TEL 018−839−7555 FAX 018−839−7551 秋田市泉北二丁目10ー1 TEL 018−867−2271 FAX 018−867−2273 脇本 男鹿市船越字船越279ー3 TEL 0185−35−3011 FAX 0185−35−3012 〒010−1427 秋田市八橋大畑一丁目 3 ー44 TEL 018−863−3315 FAX 018−863−3318 八郎潟 船越 〒010−0342 〒010−0962 新国道支店 横手市四日町4ー27 TEL 0182−32−6380 FAX 0182−32−6377 〒010−0341 〒010−1605 秋田市新屋勝平町 3 ー30 TEL 018−863−8100 FAX 018−824−3326 秋田市土崎港東四丁目6ー47 TEL 018−845−1151 FAX 018−845−1153 あきしんの自己紹介 秋田駅前 支 店 秋田市土崎港中央七丁目3ー14 TEL 018−845−0178 FAX 018−845−3411 店舗外キャッシュサービスコーナー ●秋田駅前支店 秋田駅出張所 秋田市中通七丁目1−2 トピコ内 ●船越支店 ●秋田駅前支店 秋田市民市場出張所 秋田市中通四丁目7−35 男鹿市船越字内子156 ●秋田駅前支店 エリアなかいち出張所 秋田市中通一丁目4−3 なかいち商業・駐車場棟1F スーパーセンターアマノ男鹿店出張所 ●船越支店 若美出張所 男鹿市角間崎字家の下330 ●船越支店 男鹿出張所 男鹿市船川港船川字新浜町6 ●仁井田支店 ナイス仁井田南店出張所 秋田市仁井田本町五丁目6−6 ●五城目支店 ●港北支店 飯島出張所 秋田市飯島松根西町9−62 南秋田郡五城目町大川字西野田屋前138 イオンスーパーセンター五城目店出張所 ●天王支店 潟上市役所出張所 潟上市天王字棒沼台226−1 DISCLOSURE 2015 15 金庫の主要な事業の内容 預金業務 ∼信用金庫のセントラルバンク∼ 有価証券投資業務 当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金、 預金の支払準備及び資金運用のため、国債、地 定期預金、定期積金、別段預金、納税準備預金 方債、社債及びその他の証券に投資しております。 等を取扱っております。 附帯業務 貸出業務 信金中央金庫(信金中金)は、全国の信用金庫を会員とする協同組織形態の金融機関で、信用金庫の 中央金融機関として昭和25年に設立されました。 信金中金は、「個別金融機関」と「信用金庫のセントラルバンク」という2つの役割を併せ持つ金融 機関であり、平成27年3月末現在の資金量は、信用金庫から預けられた資金と金融債を発行して調達し た資金等を合わせて約28兆円にのぼっています。信金中金は、わが国有数の規模を有する金融機関で あり、数少ない金融債発行機関でもあります。 日本銀行歳入代理店及び国債代理店業務、地方 公共団体の公金取扱業務、株式払込金の受入代理 取扱っております。 業務及び株式配当金・公社債元利金の支払代理業 務、日本政策金融公庫等の代理貸付業務、保護預 為替業務 地域金融に貢献 かり及び貸金庫業務、有価証券の貸付、債務の保証、 内国為替業務として送金為替、当座振込及び 公共債の引受、国債の窓口販売、保険業務、スポー 代金取立等を取扱っております。 ツ振興くじの払戻業務等を取扱っております。 信金中金 信用金庫 ●運用資産 …………約33兆円 ●単体自己資本比率 (新国内基準)…36.46% ●単体不良債権比率 ………………0.73% ●預金量……約131兆円 強固なネットワーク 上記計数は、平成27年3月末現在 ●役職員数 …約11万人 信用金庫のセントラルバンクとしての役割 機関投資家としての役割 信用金庫の余裕資金の効率運用 信用金庫の業務機能の補完 33兆円にのぼる巨大な運用資産 総合金融サービス提供機関としての役割 信用金庫取引先の経営改善支援・市場関連業務・ 融資業務・決済業務・国際業務付随業務等 信金中金グループとして 総合的な金融サービスを提供 信用金庫業界の信用力の維持・向上 地域金融機関としての役割 経営相談、ALM・リスク管理支援、 情報提供等 地公体向け融資・PFI・代理貸付など 総合力で地域金融をバックアップ 邦銀トップクラスの格付 信金中金グループ 信託・証券業務 ●信用金庫数…267金庫 上記計数は、平成27年3月末現在(速報) 個別金融機関としての役割 金融関連業務 格付機関 その他業務 信金中金ビジネス ︵株︶ ︵株︶ しんきん情報 システムセンター 信金キャピタル ︵株︶ 信金ギャランティ ︵株︶ しんきんアセット ︵株︶ マネジメント投信 信金インターナショナル ︵株︶ しんきん証券 ︵株︶ ︵株︶しんきん信託銀行 16 DISCLOSURE 2015 あきしんの自己紹介 手形割引、手形貸付、証書貸付、当座貸越を 長期格付 ムーディーズ(Moody's) A1 スタンダード&プアーズ(S&P) A+ 格付投資情報センター(R&I) A+ 日本格付研究所(JCR) AA 平成27年3月末現在 DISCLOSURE 2015 17 平成26年度の事業概況 Akita Shinkin Bank 業況および諸比率の推移 当金庫を取り巻く経営環境について 平成26年度の国内経済は、消費増税後の駆け込み需要の反動や天候不順などから、個人消費と設備投資が伸 び悩み、国内総生産は 4月以降、2四半期マイナス成長となりました。その後景気はやや持ち直し傾向にあり、 預金貸出金残高 預貸金の推移 貸出金残高 預金積金残高 (単位:百万円) 円安・原油安の進行から輸出型大企業や運輸・観光関連企業が堅調で、上場企業の業績は過去最高を更新する見 の増加や年金預金等個人預金が増加し、前期比1,933 通しにあります。 県内経済も、各経済指標は緩やかな回復基調を示していますが、全国一進行する人口減少や少子高齢化の構造 64,334 63,464 123,773 126,276 128,209 百万円増加の128,209百万円となりました。 貸出金は、再生可能エネルギー関連等の大口貸出や カードローンが増加しましたが、住宅ローンや事業先 今後、昨年末に政府が閣議決定した、 「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」 、「まち・ひと・しごと創 への貸出が減少し前期比870百万円減少の63,464百万 生総合戦略」が、早期に実行に移され、景気回復の動きが地域に波及することが強く期待されております。 円となりました。 24年度 25年度 26年度 当金庫の決算概況について 当金庫の平成26年度決算は、預金においては、個人定期性預金を主体に増加し、前期比1,933百万円増加し 128,209百万円となりました。貸出金においては、住宅ローンのほか、事業先や地方公共団体向け貸出も減少し たことなどにより、前期比870百万円減少し63,464百万円となりました。 不良債権額・比率(金融再生法開示債権)の推移 収益面では、貸出金利息は増加したものの有価証券利息配当金及び預け金利息の減少に加え、国債等債券売却 不良債権額 不良債権比率 (単位:百万円、 %) 益や国債等債券償還益が減少したことから、経常収益は、前期比33百万円の減収となり2,508百万円の計上とな 大口先のランクアップ等により不良債権総額が前期 4,277 3,808 3,650 の減損処理費用の減少や法人税等の戻入及び法人税等調整額の減少により、前期比76百万円増加し230百万円の 計上となりました。 比469百万円減少となり、前期比0.64ポイント改善 6.61 し、5.97%となりました。 5.97 5.67 また、不良債権の90.46%が貸倒引当金や担保・保 自己資本比率は、利益計上による自己資本額の増加から、前期比0.45ポイント増加し12.57%となりました。 証等により保全されており、万全の備えをしており また、不良債権比率は、大口先のランクアップや償却による不良債権額の減少から0.64ポイント改善し5.97%と なりました。 景気の回復の実感の乏しい中、取引先の財務内容 の劣化等によるランクダウンが散見されましたが、 りました。一方、経常費用は、国債等債券償却や経費の減少により前期比24百万円減少し、2,276百万円の計上 となりました。この結果、経常利益は前期比10百万円減少し231百万円の計上となり、当期純利益は、固定資産 不良債権 25年度 24年度 ます。 26年度 今後の方針について 平成27年度は、今年度からスタートする3ヵ年長期計画の初年度となり、長期計画の理念である「地域社会に 自己資本比率 自己資本比率の推移 おいて必要とされる金融機関であり続ける」ことを目指すこととしております。 (単位:%) 地域社会は、人口減少や少子高齢化、経済のグローバル化への対応など多くの解決が難しい課題を抱えており、 自己資本比率とは、総資産に占める自己資本の割 合のことで、金融機関の安全性・健全性を示す指標 本格回復への道のりは決して容易なものではありません。しかしながら、当金庫は、創設以来、豊かで持続可能 な地域社会づくりを目指して、長期的な視点のもとで中小企業の育成と地域社会の発展に地道に取組んできまし 12.50 12.12 12.57 の一つとされており、比率が高いほど経営が安定し た。信用金庫の特徴である業界の「つなぐ力」を発揮しながら、積極的に地域やお客様の課題を解決していくこ ているといえます。 とに努めるとともに、政府の地方版総合戦略の推進に協力し、地域の「成長・発展」に向けて取組むことで、地 信用金庫は、国内に特化する金融機関であること 域経済に好循環をもたらし、ひいては信用金庫制度の主たる目的である事業性貸出を増やしていくことを目指し 4.00 から、国内基準で 4 %以上の自己資本比率を維持す てまいります。 ることが義務付けられております。 人口減少や少子高齢化の急速な進展等により、近い将来には預金の減少局面が到来し、余資運用収益が期待で きないことが予想されることから、地域経済規模の縮小が想定される状況の中で、敢えて本業収益の元である貸 国内基準 24年度 25年度 26年度 当金庫の自己資本比率は、利益計上と一般貸倒引 当金の増加により自己資本総額が増加し、リスク・ 出金の増強を喫緊の課題として捉え、信用金庫らしい事業性評価のできる目利き力を持った人材の育成に取組ん アセットも減少したことから前期比0.45ポイント増 でまいります。 加し12.57%となり、引き続き高水準を維持しており ます。 なお、前年度から自己資本比率は新基準(バーゼ ルⅢ)を適用しております。 18 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 19 あきしんの自己紹介 63,979 的課題を背景に、当金庫の主要取引先である中小零細企業・個人事業主の中には景気回復を実感できない事業者 も少なくありません。 預金は、通年のキャンペーンによる個人定期預金 総代会について Akita Shinkin Bank 総代会制度について ●総代が選任されるまでの手続きについて 地区を5 区の選任区域に分け、各選任区域ごとに総代の定数を定める。 信用金庫は会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念とする協同組織金融機関です。 会員となるためには定款で定める一定額以上の出資をすることが必要ですが、出資口数に関係なく、会員は一人 一票の議決権を持っております。 会員は総会を通じて信用金庫の経営に参加しますが、当金庫では会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不 可能です。そこで、当金庫では総会に代えて総代会制度を採用しております。 ❶ 理事会の議決により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱 総代候補者選考 委員の選任 選考委員の氏名を掲示場に掲示 この総代会は、決算に関する事項、理事、監事の選任等の重要事項を決議する最高機関であり、会員ひとりひと また、当金庫では総代会に限定することなく、日常の営業活動を通じて、総代や会員の皆様をはじめとして、さ まざまなお声を営業施策に反映させるように努めております。 ❷ 理事長に報告 選考委員が総代候補者を選考 総代候補者の 選考 総代候補者の氏名を、 1週間掲示場に掲示 左記掲示について新聞紙上に公告 異議申出期間(公告後2週間以内) 会 員 選考委員 ② 選考基準に基づき総代候補者を選考 総代候補者 ❸ 総代の選任 ・異議の申出をした会員が、選任区域の 会員数の 1 / 3 に達しなかった場合 ・異議の申出をした会員が、選任区域の 会員数の 1 / 3 に達した場合 当該総代候補者が選任区域の総代定数の1/2未満 ① 理事会の議決に基づき理 事長が選考委員を委嘱し、 選考委員の氏名を店頭掲示 ③ 理事長は総代候補者氏 名を店頭掲示し、所定の 手続きを経て、 会員の代表 として総代を委嘱 他の候補者を選考 欠員(選考を行わない) (上記❷以下の手続きを経て) 理事長は総代に委嘱 総代の氏名を掲示場に1週間掲示 総代会 理 事 会 ○会員の総意を適正に反映するための制度 ○決算に関する事項、理事・監事の選任等 重要事項の決定 総 代 第66回通常総代会の決議事項 平成27年6月24日開催の第66回通常総代会にお いて次の事項が付議され、それぞれ原案のとおり 承認されました。 総代とその選任方法 報告事項 (注)総代候補者選考基準 1.総代の任期・定数 ⑴ 総代の任期は3年です。 ⑵ 総代の定数は100名以内で、会員数に応じて各選 1.資格要件 ⑴ 金庫の会員であること としております。 2.総代の選任方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫 の経営に反映させる重要な役割を担っております。 総代の選考は総代候補者選考基準(注)に基づき、右 図の手続きを経て選考されております。 20 DISCLOSURE 2015 日まで)業務報告、貸借対照表および損益計算書の 理事長開会挨拶 内容報告の件 ⑵ 満70歳に満たないこと 任区域ごとに定めております。 ⑶ 総代は満70歳を定年とし、重任は原則 3回まで 第105期(平成26年4月1日∼平成27年3月31 決議事項 2.適格要件 第1号議案 剰余金処分案承認の件 ⑴ 総代として相応しい見識を有している人 第2号議案 役員賞与の支給の件 ⑵ 良識をもって正しい判断ができる人 第3号議案 定款の一部変更の件 ⑶ 地域における信望が厚く、総代として相 第4号議案 理事9名選任の件 応しい人 ⑷ 人格、識見に秀れ、当金庫の発展に寄与 できる人 第5号議案 監事3名選任の件 第6号議案 退任理事および退任監事に対する退 職慰労金贈呈の件 平成26年度営業店総合業績評価表彰 DISCLOSURE 2015 21 あきしんの自己紹介 りの意見を適正に反映できるよう、会員の中から選任された総代により運営されております。 *氏名の後の数字は総代への就任回数 ⑥※は6期目以上 秋田信用金庫総代名簿(98名) 区 総代数 本 店 ② 小国 輝也 ⑤ 木村 昌永 ⑥※ 佐野 元彦 ⑥※ 田中 富男 ⑥※ 長谷川尚造 ⑥※ 渡辺 正宏 ⑥※ 小野泰太郎 ① 嵯峨 兼信 ⑥※ 進藤 文仁 ③ 辻 良之 ⑤ 平川 英男 ③ ③ ⑥※ ⑤ ⑥※ ③ 第 2 区 第3区 牛島支店 糸山 貴広 ③ 金山 智紀 ③ 吉川 宏悦 ⑥※ 千釜 米子 ④ 秋田駅前支店 境田 幸子 ② 西村 幸彦 ⑤ 平澤 孝夫 ② 藤原 聖山 ③ 割山支店 岡田 憲二 ③ 児玉 太志 ① 広面支店 河邊 宏之 ③ 髙貝 博美 ① 仁井田支店 堀井 正己 ② 松澤 茂 ① 泉 支 店 篠田 照子 ④ 新国道支店 神谷 博一 ⑥※ 中村 建吾 ① 畠山 亨 ① 脇屋 憲一 ⑥※ 土崎支店 穴山 一夫 小玉 久則 澤田石 晶 矢吹 達夫 港北支店 小林冨士雄 ② 澤井 司 ② 高田屋憲次 ⑥※ 土田 由仁 ⑤ 松田 鉱史 ⑥※ 宮腰 徹 ③ 自衛隊前支店 小玉 哲也 ① 横手支店 江上 雅敏 ① 熊谷 20名 3名 ③ 伊藤 源通 ① 川尻 孝紀 ① 佐々木雅朗 ⑤ 竹谷 繁 ⑥※ 野口 久榮 ⑤ 藤井 明 個人 5% 第 4 区 第 5 区 16名 30代 1% 総代業種別構成比 宿泊業 1% 教育・学習支援業 1% その他 8% 医療・福祉 3% 40代 15% 法人役員 9% 60代 53% 法人代表者 77% 50代 25% 製造業 13% 運輸業 2% 不動産業 4% 電気・ガス 熱供給・水道業 8% 卸売業 10% 建設業 25% 小売業 27% モニター会議について ② 安藤 晃 ⑤ 小宅 錬 ⑥※ 加賀谷 毅 ⑥※ ⑥※ 佐田雄一郎 ① 佐藤 嘉樹 ② 佐渡谷寿美子 ② ⑥※ 高安 恒夫 ② 西宮 公平 ① 林 明夫 ⑥※ ⑤ 当金庫では、コーポレートガバナンス(企業統治)の強化に向けた取組みとして、総代を定年で退いた方、年金 受給者、個人事業主、企業経営者などから、幅広く会員のご意見・ご提言等を募り金庫経営に生かしたいと平成 16年4月、秋田信用金庫モニター会議を発足いたしました。 任期は総代と同じ3年で、上期・下期の年2回モニター会議を開催いたしております。 秋田信用金庫 夫 ② 若林 勲 ⑤ 船越支店 板橋 広光 ③ 加藤 正己 ③ 鎌田 玄徳 ① 鎌田 仁麿 ② 小坂 隆成 ⑥※ 佐藤 誠 ① 清水 重輝 ⑥※ 村山 拓 ⑥※ 脇本支店 天野 重喜 ⑥※ 佐藤 均 ② 菅原 廣悦 ⑥※ 藤田 隆一 ② 吉田 宣行 ② 天王支店 加藤 裕一 ① 瀬下 正人 ① 西村 聖 ① 三浦 義弘 ② 昭和支店 小玉 敏央 ⑤ 佐藤 忠廣 ① 畠山順太郎 ⑥※ 平野 久貴 ⑥※ 安井 信英 ① 五城目支店 荒川 滋 ⑥※ 今村 恒夫 ③ 加藤 政光 ⑥※ 舘岡 正雄 ② 畠山 光 ① 半田 健喜 ⑥※ 宮田 正 ① 八郎潟支店 70代以上 6% 個人事業主 9% 総 代 会 17名 総代年齢別構成比 あきしんの自己紹介 第 1 区 42名 総代職業別構成比 氏 名 伊藤 健一 金子 敬司 佐川 俊英 大門 一平 布谷 賢 深澤 功 総代の属性別構成比 工藤 幸子 ④ 小浜 富一 ⑥※ 髙橋 秀一 ② 総代会とモニター会議は金庫経営の両輪です。 モニター会議 お 客 様 (会 員) 田 裕平 ⑥※ (平成27年6月末現在) ●選任区域は下記の通りとなっております。 第1区 第2区に定める地区を除く秋田市、由利本荘市のうち旧岩城町 第2区 秋田市のうち、土崎港中央、土崎港東、土崎港西、土崎港南、土崎港北、土崎港その他、将軍野東、将軍野南、将軍野その 他、港北、飯島、金足、下新城、上新城 第3区 横手市、湯沢市、雄勝郡、旧中仙町を除く大仙市、美郷町 第4区 男鹿市、潟上市のうち旧天王町、大潟村 第5区 大館市、潟上市のうち旧昭和町、旧飯田川町、井川町、五城目町、八郎潟町、北秋田市、北秋田郡、旧山本町を除く三種町 22 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 23 リスク管理体制 Akita Shinkin Bank オペレーショナル・リスクとは、金融機関の業務の過程、役職員の活動若しくはシ より複雑なリスクへの対応が求められております。 当金庫では、リスクの種類ごとに担当部署を設置し、担当部署が把握した各種リスクを一元管理する統合 オペレーショナル・ リスク オペレーショナル・リスクは、業務運営上、可能な限り回避すべきリスクであり、 当金庫では、事務リスク、システムリスク、法務リスク、風評リスク等の各リスクを 含む幅広いリスクと考え、組織体制、管理の仕組みを整備するとともに、リスクの顕 的なリスク管理体制を構築しているほか、リスク管理に関する基本方針を年度ごとに定め直面する様々なリ スクに対応するなど、経営の健全性と適切な業務運営を図る取組みを行っております。 ステムが不適切であること又は外生的な事象により損失を被るリスク等をいいます。 現化の未然防止及び発生時の影響度の極小化に努めております。 ○ 事務リスク 事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠ったり、あるいは事故・不正等を起こすことにより損失を被る リスクをいいます。 いいます。 事務リスク管理につきましては、「事務リスク管理要領」に基づき本部・営業店が一体となり、厳正な事 当金庫では、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、 務取扱要領の整備とその遵守を心掛けることはもちろんのこと、日頃の事務指導や研修体制の強化、更には 公共性、安全性、流動性、収益性、成長性の5原則に則った厳正な与信判断を行うべく、 牽制機能としての事務検証などに取組み、事務品質の向上に努めております。 与信業務の普遍的かつ基本的な理念・指針・規範等を明示した「クレジット・ポリ ○ システムリスク シー」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスク管理を徹底しております。 システムリスクとは、システム情報資産の事故、故障、破壊、不正利用、誤処理、又は漏洩により損失を 信用リスクの評価につきましては、小口多数取引の推進によるリスク分散の他、与信ポートフォリオ管 被るリスクをいいます。 理として自己査定による債務者区分別、業種別、さらには与信集中によるリスク抑制のため大口与信先の システムリスク管理につきましては、「システムリスク管理要領」に基づき、コンピュータシステムの安 管理など、様々な角度からの分析に注力しております。また、 統合リスク管理の一環としてVaR(バリュー・ 全性・信頼性を維持しています。また、万一業務遂行に重大な影響を及ぼすシステム障害等が発生した場合 アット・リスク:ポートフォリオの予想最大損失額を統計的に求めたもの)によりリスク量を計測するな は、緊急対策本部の指示のもと障害発生時の事務処理体制に入ることとなっており、危機管理にも万全を期 ど、リスク管理に万全を期しております。 しております。 個別貸出案件の審査・与信管理につきましては、審査管理部門と営業推進部門を互いに分離し、相互に ○ その他のリスク 牽制が働く体制としております。さらに、経営陣による常務会等を定期的に開催し、信用リスク管理・運 その他のリスクにつきましては、苦情相談部署の設置による苦情に対する適切な処理、厳正な個人情報管 営における重要事項を審議している他、与信監査部署が与信運営に係る妥当性の検証を実施することによ 理態勢の整備、さらには各種リスク商品等に対する説明態勢の整備など、お客様保護の観点を重要視した管 り、適切な与信運営を実施する監査態勢を構築しております。 理態勢の整備に努めております。 信用コストである貸倒引当金は、当金庫「自己査定基準」と「償却および引当に関する規程」に基づき、 自己査定における債務者区分ごとに算出された貸倒実績率を基に算定するとともに、その結果については 監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。 コンプライアンス(法令等遵守)への取組み 市場リスクとは、資産(貸出金、有価証券等) ・負債(預金等)双方の金利変動に伴 市場リスク い損失を被る金利リスク、株式や債券などの価格変動に伴い損失を被る価格変動リス コンプライアンス(法令等遵守)とは、法令やルールを厳格に遵守することはもとより、さらには社会的規範を ク、為替の変動に伴い損失を被る為替リスク、有価証券等の発行体の信用状況悪化等 全うすることをいいます。金融機関にはその社会的機能から高い公共性を求められており、コンプライアンスへの に伴い損失を被る市場信用リスク等をいいます。 取組みが一層重要となっております。 当金庫では、安定した収益を確保するためリスクテイクしながらも「市場リスク管 当金庫では、日々の業務活動のなかで地域社会、お客様に誠実に応えていくことこそコンプライアンスの「本質」 理要領」、 「資金運用規程」に基づき厳正なる管理を行っております。 であると捉え、当金庫が社会的責任と公共的使命を全うするためのすべての業務における共通の規範がコンプライ 具体的には、パーセンタイル値(バーゼルⅢに規定された金利リスク量の算出手法)やVaR(バリュー・ アンスであると考えております。全職員には、コンプライアンスの考え方、行動基準等を定めた「秋田信用金庫行 アット・リスク:ポートフォリオの予想最大損失額を統計的に求めたもの)等をリスク指標として使用し、 動基準」を配布し法令等遵守意識の醸成を図るとともに、研修や勉強会、毎月のコンプライアンステスト等を通じ 計測したリスク量をコントロールするなどリスク管理に万全を期しております。 て役職員一人ひとりの意識の向上とコンプライアンス行動の実践を啓発しております。 また、コンプライアンスを着実に実践するため、コンプライアンスに関する統括部署を定め、コンプライアンス の企画、推進ならびに各部署各営業店に対する支援機能を強化しているほか、各営業店にはコンプライアンス責任 流動性リスク 流動性リスクとは、資金繰りに支障をきたす場合又は通常よりも著しく高い金利で 者を配置し、法令や内部規程等の遵守状況を確認するなど体制の整備に努めております。 の資金調達を余儀なくされる場合に損失を被るリスク(資金繰りリスク)と、市場に 今後もより一層信頼され安心してお取引いただけるよう、法令等遵守態勢の確立と強化に全力で取組んでいくこ おいて取引が成立しない場合又は通常よりも著しく不利な条件での取引を余儀なくさ ととしております。 れる場合に損失を被るリスク(市場流動性リスク)をいいます。 当金庫では、「流動性リスク管理要領」により、平常時・懸念時・危機時と資金繰り の重要度に応じて管理を行っております。また、支払準備資産を主に信金中央金庫に預け入れることによ り、懸念時・危機時には信用金庫業界のバックアップ機能が発揮されます。 24 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 25 あきしんの自己紹介 信用リスク 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、損失を被るリスクを ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 金融の自由化・グローバル化・IT化の進展に伴い、金融機関の業務はますます多様化・高度化しており、 金融ADR制度への対応 Akita Shinkin Bank 連携 紛争解決の 取次ぎ依頼 4.当金庫のほかに、一般社団法人全国 信用金庫協会が運営する「全国しんき ん相談所」をはじめとする他の機関で も苦情等のお申し出を受け付けてい ます。詳しくは上記総務部にご相談く ださい。 名 称 住 所 電話番号 受付日時 受付媒体 全国しんきん相談所(一般社団法人全国信用金庫協会) 〒103−0028 東京都中央区八重洲 1− 3− 7 03−3517−5825 信用金庫営業日 9:00∼17:00 電話、手紙、面談 5.東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会(以下「東京三弁護士会」という)が設置運営する 仲裁センター等で紛争の解決を図ることも可能ですので、総務部または上記全国しんきん相談所へお申し出 ください。なお、各弁護士会に直接申し立てていただくことも可能です。 名 称 東京弁護士会 紛争解決センター 東 京 三 弁 護 士 会 第一東京弁護士会 仲裁センター 第二東京弁護士会 仲裁センター 住 所 〒100−0013 東京都千代田区霞が関1−1−3 〒100−0013 東京都千代田区霞が関1−1−3 〒100−0013 東京都千代田区霞が関1−1−3 電話番号 03−3581−0031 03−3595−8588 03−3581−2249 受 付 日 時 間 月∼金(祝日、年末年始除く) 9:30∼12:00、13:00∼15:00 月∼金(祝日、年末年始除く) 10:00∼12:00、13:00∼16:00 月∼金(祝日、年末年始除く) 9:30∼12:00、13:00∼17:00 6.東京三弁護士会の仲裁センター等は、 東京都以外の各地のお客さまにもご利用いただけます。その際には、 次の(1) 、(2)の方法により、お客さまのアクセスに便利な東京以外の弁護士会の仲裁センター等を利用 することもできます。 なお、ご利用いただける弁護士会については、あらかじめ、東京三弁護士会、全国しんきん相談所または 当金庫総務部にお尋ねいただくか、東京三弁護士会のホームページまたは当金庫ホームページ(http:// www.akishin.com)をご覧ください。 (1)現地調停 東京三弁護士会の調停人とそれ以外の弁護士会の調停人がテレビ会議システム等を用いて、共同して紛争 の解決にあたります。 例えば、お客さまは、秋田弁護士会にお越しいただき、当該弁護士会の調停人とは面談で、東京三弁護士 会の調停人とはテレビ会議システム等を通じてお話いただくことにより、手続きを進めることができます。 (2)移管調停 当事者間の同意を得たうえで、東京以外の弁護士会に案件を移管します。 例えば、仙台弁護士会や山形弁護士会の仲裁センター等に案件を移管し、当該弁護士会の仲裁センター等 で手続きを進めることができます。 7.当金庫の苦情等の対応 当金庫は、お客さまからの苦情等のお申し出に迅速・公平かつ適切に対応するため、以下のとおり金融 ADR制度も踏まえ、内部管理態勢等を整備して苦情等の解決を図り、もって当金庫に対するお客さまの信 頼性の向上に努めます。 (1)営業店および各部署に責任者をおくとともに、総務部がお客さまからの苦情等を一元的に管理し、適切な 対応に努めます。 26 DISCLOSURE 2015 役職員の報酬体系の開示 報酬体系について 1.対象役員 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象役員」は、常勤理事及び常勤監事をいいます。対象役員に対 する報酬等は、職務執行の対価として支払う「基本報酬」及び「賞与」 、在任期間中の職務執行及び特別功労の 対価として退任時に支払う「退職慰労金」で構成されております。 (1)報酬体系の概要 ①基本報酬及び賞与 非常勤を含む全役員の基本報酬につきましては、総代会において、理事全員及び監事全員の支払総額の最高限 度額を決定しております。 そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等を勘案し、当金庫の理事会において決定し ております。また、監事の基本報酬額につきましては、監事の協議により決定しております。 各理事及び監事の賞与額につきましては前年度の業績等を勘案し、毎期総代会において支払額の承認を得た後、 支払っております。 ②退職慰労金 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。 (2)平成26年度における対象役員に対する報酬等の支払総額 (単位:百万円) 区 分 支払総額 対象役員に対する報酬等 68 (注)1.対象役員に該当する理事は5名、監事は1名です。 (期中に退任した 者を含む) 2.左記の内訳は、 「基本報酬」52百万円、 「賞与」5百万円、 「退職慰労金」 10百万円となっております。なお、 「賞与」は当年度中に支払った賞与 のうち当年度に帰属する部分の金額(過年度に繰り入れた引当金分を 除く)と当年度に繰り入れた役員賞与引当金の合計額です。 「退職慰労 金」は、当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り入れた引当金 分を除く)と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金の合計額です。 (3)そ の 他 「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の 業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」(平成24 年3月29日付金融庁告示第22号)第3条第1項第3号及び第5号並びに第2項第3号及び第5号に該当する事 項はありませんでした。 2.対象職員等 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象職員等」は、当金庫の非常勤役員、当金庫の職員、当金庫の 主要な連結子法人等の役職員であって、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、当金 庫の業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。 なお、平成26年度において、対象職員等に該当する者はいませんでした。 (注)1.対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。 2.「主要な連結子法人等」とは、当金庫の連結子法人等のうち、当金庫の連結総資産に対して2%以上の資産を有する会社等を いいます。なお、平成26年度においては、該当する会社はありませんでした。 3.「同等額」は、平成26年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。 4.平成26年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はいませんでした。 DISCLOSURE 2015 27 あきしんの自己紹介 紛争解決 の取次ぎ 紛争解決への対応 検討・見直し *お客さまの個人情報は苦情等の解決を図るため、またお客さまとのお取引を適切かつ円滑に行うために利用いたします。 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 紛争解決の申立て 内部監査 苦情等のお申し出 話し合い 適切な説明・他機関の紹介 苦情等のお申し出 連携 連携 話し合い 秋田信用金庫 総務部 住 所:秋田県秋田市大町三丁目3−18 フリーダイヤル:0120−345−112 FAX:018−823−5110 受付時間:9:00∼17:00(信用金庫営業日) 受付媒体:電話、FAX、手紙、面談 報告・連絡 当金庫は、お客さまからの相談・苦情・紛争等(以下「苦情等」という。 )を営業店または総務部で受け付 けています。 1.苦情等のお申し出があった場合、 その内容を十分に伺ったうえ、 内部調査を行って事実関係の把握に努めます。 2.事実関係を把握したうえで、営業店、関係部署等とも連携を図り、迅速・公平にお申し出の解決に努めます。 3.苦情等のお申し出については記録・保存し、対応結果に基づく改善措置を徹底のうえ、再発防止や未然防 止に努めます。 苦情等は営業店または次の担当部署へお申し出ください。 報告・連絡 当金庫における苦情処理措置・紛争解決措置等の概要 (2)苦情等のお申し出については事実関係を把握し、営業店、関係部署 (10)苦情等への取組体制 および総務部が連携したうえ、速やかに解決を図るよう努めます。 お 客 さ ま (3)苦情等の対応にあたっては、解決に向けた進捗管理を行うととも に、苦情等のお申し出のあったお客さまに対し、必要に応じて手 続の進行に応じた適切な説明を総務部から行います。 連携 (4)お客様からの苦情等のお申し出は、全国しんきん相談所をは 営 業 店 関係部署 じめとする他の機関でも受け付けていますので、内容やご要 望等に応じて適切な機関をご紹介いたします。 (5)紛争解決を図るため、弁護士会が設置運営する仲裁センター 検証 等を利用することができます。その際には、当該仲裁センター 総 務 部(主管部署) 等の規則等も踏まえ、適切に協力します。 (6)お申し出のあった苦情等を記録・保存し、その対応結果に基づ き、苦情等に対応する態勢の在り方の検討・見直しを行います。 (7)苦情等への対応が実効あるものとするため、内部監査部門が 理 事 長 全国しんきん相談所 検証する態勢を整備しています。 (8)苦情等に対応するため、関連規程等に基づき業務が運営される よう、研修等により金庫内に周知・徹底します。 (9)お客さまからの苦情等は、業務改善・再発防止等に必要な措 弁護士会仲裁センター等 置を講じることにより、今後の業務運営に活かしていきます。 苦情等の お申し出 金融商品・サービスが多様化・複雑化する中で、金融機関と利用者との間のトラブルが紛争に発展する可能 性が大きくなっています。しかし、訴訟による解決では時間と費用の面で利用者にとって負担が大きいことか ら、平成22年10月1日から裁判外の紛争解決制度(金融ADR制度)が導入されました。 当金庫では、金融ADR制度へ以下のとおり対応することとしております。 リスク管理債権 金融再生法開示債権 1.破綻先債権・延滞債権に対する引当・保全状況 区 分 破 延 綻 先 滞 債 債 権 権 金融再生法開示債権 (単位:百万円) (単位:百万円) 平成26年 3 月期 平成26年 3 月期 平成27年 3 月期 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 1,521 1,054 3,665 危 額(A) 196 113 額(B) 4,044 4,240 3,779 担 2,602 2,387 正 回収に懸念がある債権 額(E)=(C)−(D) 1,638 1,392 合 個 別 貸 倒 引 当 金(F) 1,233 1,036 同 引 当 率(G)=(F)/(E) (%) 75.31 74.43 ・ 保 証 額(D) 険 管 債 理 常 債 債 権 2,720 2,724 権 34 28 権 60,364 59,917 計 64,641 63,726 (注)1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生法、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債 務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。 2.「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権 2.3ヵ月以上の延滞債権・貸出条件緩和債権に対する引当・保全状況 区 分 平成26年 3 月期 (単位:百万円) 平成27年 3 月期 3 ヵ 月 以 上 延 滞 債 権 額(H) − − 貸 出 条 件 緩 和 債 権 額(I) 34 28 合 計(J)=(H)+(I) 34 28 担 20 14 回収に管理を要する債権額(L)=(J)−(K) 14 13 貸 13 6 92.85 46.15 保 倒 ・ 保 引 証 当 額(K) 金(M) 同 引 当 率(N)=(M)/(L) (%) (単位:百万円) 平成26年 3 月期 険債権」、「要管理債権」以外の債権をいいます。 金融再生法開示債権の引当・保全状況 (単位:百万円) 4,275 平成26年 3 月期 平成27年3月期 4,277 3,808 破産更正債権及びこれらに準ずる債権 1,521 1,054 平成27年 3 月期 危 険 債 権 2,720 2,724 3,808 要 管 理 債 権 34 28 保 全 額(B) 3,871 3,445 貸 倒 引 当 金(C) 1,246 1,043 担 保 ・ 保 証 等(D) (注)1.「破綻先債権」 (A)とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により、元本又は利 息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(未収利息不計上貸出金)のうち、次 のいずれかに該当する債務者に対する貸出金です。 ①会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手続開始の申立てがあった債務者 ②民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者 ③破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった債務者 ④会社法の規定による特別清算開始の申立てがあった債務者 ⑤手形交換所による取引停止処分を受けた債務者 2.「延滞債権」(B)とは、未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出金です。 ①上記「破綻先債権」に該当する貸出金 ②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金 3.「3ヵ月以上延滞債権」 (H)とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で破 綻先債権及び延滞債権に該当しない貸出金です。 4.「貸出条件緩和債権」(I)とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、 債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当し ない貸出金です。 5.なお、これらの開示額(A、B、H、I)は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認められる額や 既に引当てている個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、全てが損失となるものではありません。 6.「担保・保証額」(D、K)は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認め られる額の合計額です。 7. 「個別貸倒引当金」(F)は、貸借対照表に記載した金額ではなく、破綻先債権額(A)・延滞債権額(B)に対して個 別に引当計上した額の合計額です。 8.「貸倒引当金」(M)には、貸借対照表上の一般貸倒引当金の額のうち、貸出条件緩和債権額(I)に対して引当てた 額を記載しております。 28 DISCLOSURE 2015 4.「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に問題ない債権であり、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、 「危 金融再生法上の不良債権(A) 3.リスク管理債権の合計 (C)+(J) の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。 3.「要管理債権」とは、「3ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金をいいます。 2,624 2,401 保 全 率(B)/(A)(%) 90.50 90.46 担保・保証等控除後債権に対する引当率 (C)/((A)−(D)) (%) 75.37 74.12 (注)貸倒引当金は、個別評価貸倒引当金及び要管理債権に対して引当している一般貸倒引当金の合計額です。 DISCLOSURE 2015 29 あきしんの自己紹介 合 計(C)=(A)+(B) 要 保 平成27年3月期 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に リスク管理債権・延滞債権に対する引当・保全状況 Akita Shinkin Bank 営業のご案内 Akita Shinkin Bank 商品発売・この1年 事業資金 種 類 一 般 の ご 融 資 あきしん中小企業 サポートローン あきしんTKC 経 営 者 ロ ー ン あきしん事業応援ローン500 あきしん事業応援ローン1000 ご返済期間 1 年以内 7年以内 7年以内 「★」が表示されているローンは当金庫HPより事前審査がお申し込みいただけます。 種 類 10 年 固 定 金 利 住 宅 ロ ー ン スマート住宅ローン 教 育 プ ラ ン ★ あきしん教育ローン 子育て応援プラン 200万円以内 ▲ ▲ ▲ 5 年以内 3 ヵ月以上 8 年以内 3 年ごとの 自動更新 3 年ごとの 自動更新 3 年ごとの 自動更新 5 年以内 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 納税積金らくらく 50万円 ▲ ▲ 年金振込 10万円∼ 100万円 10万円∼ 500万円 ▲ 年金カードローンきゃっする 1 万円∼ ▲ きゃっする 即決ローン「でまえ」 10万円∼ 300万円 1 万円∼ 100万円 1 万円∼ 100万円 3 ヵ月以内 10年以内 6 ヵ月以上 7 年以内 3 ヵ月以上 10年以内 カードローン あ き し ん カ ー ド ロ ー ン しんきんカードローン ★ 「 き ゃ っ す る 」 年金カードローン 「 き ゃ っ す る 」 ★ 500万円以内 福祉プラン 福 祉 プ ラ ン 8 年以内 ▲ ▲ 子育て応援プラン シ ニ ア ラ イ フ ロ ー ン 1 万円∼ 500万円 ▲ ▲ シニアライフローン 大型スピードローン 当座貸越期間 5年以内 証書貸付期間 3ヵ月以上10年以内 ▲ 大型スピードローン ★ 50万円∼ 300万円 ▲ ワイドローン ワ イ ド ロ ー ン 6 ヵ月以上 13年以内 ▲ 教育カードローン ★ 10万円∼ 500万円 取扱商品ちらし あきしん教育ローン リピートプラン (マイカー・教育・ スマート住宅) 3 ヵ月以上 10年以内 3 ヵ月以上 10年以内 6 ヵ月以上 10年以内 6 ヵ月以上 10年以内 3 ヵ月以上 10年以内 (平成28年3月販売終了予定) 教育プラン あ き し ん 教 育 カ ー ド ロ ー ン 学校納付金、教材購入費、引越し代まで幅広くご利用いた だけます。借換資金にもご利用できます。 入学金、授業料、下宿費用等、学校への入学、在学中に必要 な費用にご利用いただけます。医科、歯科、薬科大学または、 学部の場合は、ご融資金額が1,000万円以内となります。 お子様等の在学中は学校納付金など必要な教育資金の借入を、一定限度額 の範囲内でATMでお借入できます。在学中のご返済は利息のみとなり ます。ご卒業時には証書貸付へ切替し、元利金の返済をしていただきます。 当金庫にてマイカーローン、教育ローン、スマート住宅ローンをお借入中 で返済実績が1年以上、または完済日から3年以内の方は、優遇金利にて マイカープラン、教育プラン、スマート住宅ローンをご利用いただけます。 旅行資金、結婚資金、冠婚葬祭、電化製品購入等、幅広く ご利用いただける「目的型」ローンです。 お使いみち自由のフリーローンです。最短60分のスピード審査です。ご 融資金額が500万円までに増えました。事業資金にもお使いいただけます。 当金庫にて年金をお受取の方がご利用できます。リフォーム、 自動車購入等さまざまなお使いみちにご利用いただけます。 出産、幼稚園、小学校入学準備、子育てに関する費用に幅 広くご利用いただけます。 お申込者のご家族の介護費用、老人ホーム入居一時金等にご利用 いただけます。 お使いみち自由です。カーライフプラン、教育プラン等と同時に事前審査ができま す。パート・アルバイト・専業主婦の方も極度額50万円までお申し込みできます。 初めての方にも安心の生活応援カードローンです。利用限度額の範 囲内でATMからお借入できます。いざという時に頼りになります。 年齢満60歳以上69歳以下で年金を受給されている方が対象 のカードローンです。利用限度額までのお借入が自由です。 お使いみちは自由です。 (事業資金にはお使いいただけま せん)保証料は必要ありません。 1 万円∼ 500万円以内 1 万円∼ 500万円以内 10万円∼ 500万円 10万円∼ 500万円 1 万円∼ 500万円 定期積金「ハッピー」を発売しました。 ナミーハギーエコカーローン ★ 新車でのエコカー購入の方におすすめです。 6 ヵ月以上 20年以内 35年以内 (平成27年9月販売終了予定) ロードサービス付マイカーローン ★ ご返済期間 カーライフプランエコ ★ カ ー ラ イ フ プ ラ ン・ エ コ ロードサービス付 マイカーローン ナ ミ ー・ ハ ギ ー エコカーローン 10万円∼ 1,000万円 平成27年4月 「あきしん住宅ローン」を発売しました。 「特別金利定期預金」を発売しました。 カーライフプラン カーライフプラン 3 ヵ月以上 20年以内 (平成27年3月販売終了) り美んぐプラス り美んぐプラスエコ ★ ご融資金額 10万円∼ 8,000万円 1万円∼ 1,000万円 平成27年1月 「金利上乗せ定期預金」を発売しました。 スマート住宅ローン リフォームローン 「り美んぐプラス」 (平成26年12月販売終了) 中小企業サポートローン ★ 特 徴 新築、増改築、住まいに関する費用に幅広くご利用いただけます。お借入時よ り10年間固定金利です。10年後は、固定金利または変動金利を選択できます。 不動産の購入、リフォーム、住宅ローンの借換資金にご利 用できます。担保は不要です。 増改築、キッチン、浴室等のリフォーム、外構工事資金の他、 省エネ電化、省エネガス化設備工事、耐震、免震工事、太陽光 発電設備等、エコ関連のリフォームにもご利用いただけます。 新車・中古車・オートバイの購入、免許取得、車庫の新築、 借換資金にご利用できます。 新車のエコカー購入資金、新車エコカー購入に伴うマイ カーローンの借換資金にご利用いただけます。 新車・中古車・オートバイの購入、免許取得、車庫の新築、借換資 金にご利用できます。お借入期間中、ロードサービスが受けられます。 平成26年10月 牛島支店リニューアル記念「金利上乗せ 定期預金」を発売しました。 1 年以内 ○ 国や県及び各市町村の制度融資 県小規模事業振興資金融資(小追、小設)・県経営活性化支援特別融資・商工貯蓄共済融資(貯共) 市町村中小企業振興資金融資(一般事業資金、特別小口資金、Aターン事業資金、独立等事業資金、中小企業近代化資金、 中小企業サービス業設備投資資金、マル市など) 個人ローン 平成26年7月 サマーキャンペーン「特別金利定期預金」 を発売しました。 (平成26年9月販売終了) あきしんの自己紹介 特 徴 ご融資金額 割引手形 …… 一般の商業手形の割引をいたします。 手形貸付 …… 仕入資金など短期運転資金をご融資いたします。 証書貸付 …… 設備資金など長期の資金需要にお応えいたします。 当座貸越 …… 約定金額まで当座決済資金をご融資いたします。 運転資金に限ります。 2,000万円以内 担保・第三者保証人は必要ございません。 TKC会員税理士と顧問契約を結んでいる中小企業、個人 事業主の方がご利用できます。 1,000万円以内 第三者保証人は必要ございません。 秋田県信用保証協会の保証で、法人・個人事業主の方がご 500万円以内 利用できます。 1,000万円以内 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 融資商品 *ローン商品ご利用の際は、次の点にご留意ください。 ① ご自分の資金ニーズにあったローン商品をお選びください。 ② ローンに関する約款、規約などは必ずお読みになり、商品の基本的なしくみ(金利、期間、返済方法等)や金利優遇措置等の諸条件についてご確認ください。 ③ 返済金額に無理が生じないよう、ご自分のライフステージにあった資金計画をおたてください。 30 DISCLOSURE 2015 DISCLOSURE 2015 31 Akita Shinkin Bank 種 類 各種サービス業務 特 徴 期 間 お預入額 サ ー ビ ス の 内 容 キャッシュカードサービス しんきんのキャッシュカード1枚で当金庫の本支店及び全国の提携金融機関およ び郵便局のATMから、お手軽に預け入れ、お引き出しができます。 個人向けインターネットバンキング 法人向けインターネットバンキング パソコンから、振込、振替、残高照会、入出金明細照会などが簡単に行えます。 テ レ フ ォ ン バ ン キ ン グ サ ー ビ ス お電話1本で残高照会、入出金明細照会、振込、振替ができるサービスです。 デビットカードサービス キャッシュカードで『ジェイデビット』取扱店でのお買い物、飲食等のご利用代 金をお客様の口座から即座に決済するサービスです。 情 ス アンサーサービス、ファーム(ホーム)バンキング等で、総合振込、口座振替、 資金移動、取引明細照会及び残高照会ができます。 給料、年金受取口座や自動振替口座としてご利用いただけます。 出し入れ自由 1 円以上 普通預金と同様、給料、年金受取口座や自動振替口座とし て利用できます。利息はつきません。 預金保険制度により、全額保護されます。 出し入れ自由 1 円以上 金 個人の方のみ利用できる有利な利回りの商品です。 出し入れ自由 座 1冊の通帳で普通預金と定期預金が利用でき、公共料金やクレ ジットカードの自動支払いや給与・年金、配当金などの自動 受取に便利です。普通預金の残高が不足の場合、定期預金の 90%以内、最高500万まで自動融資が受けられます。 しんきん安心一番 普通預金に一定の残高が貯まると自動的に貯蓄預金に移動 する商品です。 期日指定定期預金 満期は最長3年。預け入れから 1年を経過すれば、任意の 100円以上 最長 3年 日を満期日として指定できる他、元金の一部を払い出しす (据置期間1年) 300万円未満 ることができます。 自 動 振 替 サ ー ビ ス 公共料金(電気、電話、水道、ガス、NHK)や税金、社会保険料、公立学校授業料、火災 保険料、生命保険料、ローン、各種クレジットなどの自動振替のお取扱いをしています。 変動金利定期預金 6ヵ月ごとに金利が変わります。 3年 給 与 振 込 サ ー ビ ス 毎月の給料や賞与がお勤め先から自動的にご指定の預金口座へご入金されます。 安全で早く便利です。 スーパー定期預金 お預入時の金利は、満期日まで変わりません。 お預入れ額300万円以上は、さらに有利な利率が設定され ます。 年金自動受取サービス 厚生年金、国民年金等がお客様の口座へ自動的に振込まれます。 公金代理収納サービス 大 口 定 期 預 金 スーパー定期預金より金利が高く、大口余裕資金の運用に 適しています。 定型方式 100円以上 1ヵ月、3ヵ月、 1,000万円未満 6ヵ月、 1年、2年、 3年、4年、5年 満期日指定方式 1,000万円以上 1ヵ月超5年未満 事業税、住民税、固定資産税、自動車税などの公金を、当金庫の窓口で払込みで きます。 外国通貨両替サービス 円とドルの両替ができます。(本店・土崎支店にてお取扱いしています) 普 通 預 金 無利息型普通預金 貯 総 蓄 合 預 口 出し入れ自由 1 円以上 1 円以上 1 円以上 100円以上 報 サ ー ビ あ き し ん 年 金 定 期 預 金 当金庫へ年金振込されている方が対象です。 店頭表示金利プラス0.3%で預入できます。 1年 300万円以内 全自動貸金庫サービス 本店別階1階においては、全自動貸金庫を設置しております。コンピュータ管理 で、お客様の財産を守ります。 あ き し ん 福 祉 定 期 預 金 当金庫へ遺族年金などを振込されている方が対象です。 店頭表示金利プラス0.3%で預入できます。 1年 300万円以内 自 動 集 金 サ ー ビ ス 手間のかかる集金作業を迅速、正確に自動集金(集金代行)いたします。 秋田県少子化対策 応援ファンド協賛 定期預金「元気隊」 秋田県少子化対策応援ファンドに協賛している定期預金で す。秋田県と提携している公共施設等で優待サービスが受 1 年 けられる「サポーターパスポート」を申込むことができます。 10万円以上 当 座 預 金 小切手、手形により払い出しをする預金です。 出し入れ自由 1 円以上 通 知 預 金 まとまった資金の短期運用に適しています。 7 日以上 5,000円以上 納 税 準 備 預 金 納税に備え、普段からお積立いただく商品です。 利息は非課税です。 入金はいつでも 支払いは納税時 1 円以上 積 立 定 期 預 金 目標額やお預入期間を決めて積立てる商品です。 普通預金通帳から自動引落しもできます。 満期日指定型 エンドレス型 100円以上 6 ヵ月以上 毎月掛金 5 万円以上 納 税 積 金 「 ら く ら く 」 消費税納税事業先を対象とし、店頭表示金利プラス0.02% で預入れできます。 ス ー パ ー 積 金 将来のために満期時の受取金額が決まっている商品です。 店頭での掛込みや普通預金からの自動振替もできます。 6 ヵ月以上 5 年 積立期間が3年以上になると、より有利な利率になります。 1,000円以上 財 形 預 金( 一 般 ) (住 宅) (年 金) 企業との契約により給与、ボーナスからの天引きによる積立です。 満期日指定型 目的に併せて財産作りをお手伝いします。 エンドレス型 100円以上 *預金商品のご利用の際は、次の点にご留意ください。 ① 預金の種類により金利が異なります。店頭および当金庫HPにてご確認ください。 ② 平成25年 4月 1日からの「犯罪による収益の移転防止に関する法律」の改正法の施行に伴い、口座開設等に際して、従来の本人 確認に加えて、取引の目的、職業や事業内容等についてお取引時に確認をさせていただくことになりましたので何卒ご理解とご協 力をお願い致します。 ⑴ 取引時確認が必要な主なお取引について ・口座開設、貸金庫、保護預りの取引開始 ・10万円を越える現金振込、持参人払式小切手による現金の受け取り ・200万円を越える現金、持参人払式小切手の受払いを行う大口現金取引 ・融資取引 等 これらの取引以外にも、お客様に確認させていただく場合があります。 32 DISCLOSURE 2015 あきしんでんさいサービス (法人・個人事業主の方が対象です) パソコン等で「でんさいネット」の「記録原簿」に電子記録をすることで、でん さいの発生(手形でいう振出)や譲渡(手形でいう裏書)等ができる手形・売掛 債権の問題点を克服した新たな決済サービスです。 その他の業務 特 徴 保 険 窓 口 販 売 ( 損 害 保 険 商 品 ) 「しんきんグッドすまいる」:住宅ローンを利用しているお客様が対象の長期火 災保険です。 「標準傷害保険」:国内、国外を問わずさまざまな事故によるケガを補償します。 補償充実・手続き簡単・万全のサポート体制でご提供します。 「しんきんらいふ年金FS」 :一定期間の据え置き後、 5 年または10年にわたり 年金として受け取ることができる生命保険です。 保 険 窓 口 販 売 ( 生 命 保 険 商 品 ) 「しんきんらいふ終身FS」:万一の場合の保障が生涯続き、ご契約後何歳でお亡 くなりになられても保険金を受け取ることができ る保険です。 「夢みるこどもの学資保険」 :お子様の進学時期にあわせて「学資一時金」 「学資 年金」をお受け取りいただける貯蓄型の保険です。 t o t o( ト ト ) 当 せ ん 金 払 い 戻 し 日本スポーツ振興くじ(トト)の当せん金の払い出し業務を取扱店(本店、秋 田駅前支店、土崎支店、港北支店、横手支店、船越支店、五城目支店)窓口に て行っております。 個人向け国債窓口販売 個人の方のみを対象とした、1万円からご購入いただける、お求めやすい国債です。 詳しくは窓口におたずねください。 DISCLOSURE 2015 33 あきしんの自己紹介 サービスの種類 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 預金種類について Akita Shinkin Bank 振込手数料 振込区分 ATMお引き出し手数料 金 額 5万円以上 A T M 5万円未満 5万円以上 口 5万円未満 インターネットバンキング テレフォン・バンキング ホーム・バンキング ファーム・バンキング 5万円以上 5万円未満 5万円以上 自 動 送 金 5万円未満 当金庫同一店宛 当金庫本支店宛 他金融機関宛 会 員 無 料 無 料 432円 一 般 無 料 324円 648円 会 員 無 料 無 料 324円 一 般 無 料 108円 432円 会 員 216円 324円 756円 一 般 432円 540円 972円 会 員 無 料 108円 540円 一 般 216円 324円 756円 会 員 無 料 無 料 432円 一 般 無 料 324円 648円 会 員 無 料 無 料 324円 一 般 無 料 108円 432円 会 員 無 料 無 料 518円 一 般 無 料 378円 734円 会 員 無 料 無 料 410円 一 般 無 料 216円 518円 *窓口振込は電信扱・文書扱とも同一手数料です。 *ATMでの現金による振込の場合、会員の方でも一般扱いとなります。 *視覚障がいをお持ちの方の窓口受付振込手数料は、ATM利用時と同額 となります。(身体障害者手帳の提示が必要です) *その他基本手数料は下記の通りとなります。 テレフォン・バンキングは、基本手数料が無料です。 ホーム・バンキング基本手数料 /月1,080円 ファーム・バンキング基本手数料 /月3,240円 個人向けインターネットバンキングは基本手数料が無料です。 法人向けインターネットバンキング基本手数料/ オンライン取引のみ 月540円 オンライン取引・ファイル伝送サービス 月1,080円 日 8:00∼ 8:45 108円 108円 108円 216円 216円 8:45∼18:00 無料 無料 無料 108円 108円 108円 108円 108円 216円 216円 無料 無料 無料 108円 108円 14:00∼19:00 108円 108円 108円 216円 216円 9:00∼19:00 108円 108円 108円 216円 216円 18:00∼20:00 9:00∼14:00 土 曜 他の信用金庫 秋田あったかネット 他の銀行等の ゆうちょ銀行 カード 提携カード カード カード 日 日 曜 ・ 祝 日 「しんきんゼロネット」 しんきんのキャッシュカードで全国のしんきんATMを0円でご利用いただけます。 *平日所定時間以外は信用金庫により手数料が異なります。 *一部対象外となるATMがあります。 「秋田あったかネット」 秋田信用金庫、羽後信用金庫、秋田銀行、秋田県信用組合、JAバンクあきたは ATMで提携しており、通常他の金融機関ATM利用時にご負担いただく「利用手 数料」が無料となります。 ◎お取扱時間 平日 8:00∼20:00 土日祝日 9:00∼17:00 (1 月1 日∼3 日、5 月3 日∼5 月5 日はお取扱できません) *ATMコーナーによって営業時間が異なりますのでご注意ください。 *ステッカーの表示のないATMではサービス対象外となります。 「『全国キャッシュサービス』 (愛称:ミックス)および『ゆうちょ銀行』のご利用」 全国キャッシュサービス加盟の都市銀行、信託銀行、地方銀行、第二地方銀行、 信用組合、農協、漁協、労働金庫のほか「ゆうちょ銀行」のキャッシュカードで 「お引出し」、「残高照会」がご利用できます。 *お引出しには所定の手数料がかかります。 「当金庫ATMでのお引出し限度額」 当金庫のカードをご利用のお客様 *1回のお引出し限度額:50万円 *1日あたりのお引出し限度額:200万円 1 枚∼300枚 無 料 301枚∼500枚 216円 501枚∼1,000枚 324円 1,001枚∼2,000枚 540円 2,001枚∼ 34 DISCLOSURE 2015 平 当金庫カード ◎お取引業務 キャッシュカードによる「現金のお引出し」、「振込」、「残高照会」 *法人カードはサービスの対象外です。 両替手数料 円貨両替手数料・大量硬貨入出金手数料 (紙幣を除く) 利 用 時 間 他金融機関のカードをご利用のお客様 * カード発行金融機関により、1回および1日あたりのお引出し限度額が異な ります。詳しくはカード発行金融機関にご照会ください。 1,000枚ごとに216円加算 DISCLOSURE 2015 35 あきしんの自己紹介 窓 会員区分 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 各種手数料のご案内 3 融資手数料 融資関係書類 取引約定書 216円 借用証書 216円 借入手形用紙 不 動 産 担 保 貸付調査手数料 マ ル 専 当 座 108円 設定額1,000万円未満 10,800円 設定額1,000万円以上 21,600円 設定額1億円以上 32,400円 口座開設手数料 自己資本とリスク資産の状況等について 5,400円 マル専手形用紙 1枚 540円 その他手数料 制定帳票 端末作成 残高証明書 制定帳票 手書 制定帳票以外 発行手数料 216円 小切手帳(50枚 1 冊) 432円 小切手帳・手形帳 約束手形帳(50枚 1 冊) 1,080円 為替手形帳(25枚 1 冊) 1,080円 1,080円 住宅取得資金に係る借入金 の年末残高等証明書 無料 融資証明書 3,240円 代金取立手数料 再発行手数料 864円 同一手形交換所地域内及び 同一店内 216円 異なる手形交換所扱いで 当庫宛 432円 自己宛小切手 1,080円 異なる手形交換所扱いで 他行庫宛(普通) 648円 通帳・証書 1,080円 異なる手形交換所扱いで 他行庫宛(至急) 864円 キャッシュカード 1,080円 組戻手数料 648円 ローンカード 1,080円 不渡手形・小切手返却手数料 648円 貸金庫手数料(年間) 6,480円 全自動貸金庫(年間) 9,072円∼14,256円 でんさいネット利用手数料 (1件あたり) 項 目 基 発 譲 本 利 生 用 記 渡 記 記 録 内 容 料 録 保 変 証 記 更 記 1,080円 当金庫宛 216円 債権者請求 他金融機関宛 432円 当金庫宛 216円 他金融機関宛 432円 当金庫宛 216円 他金融機関宛 432円 録 金 期日決済 0円 録 録 債権内容 オンライン 書面 債権内容以外 支 払 等 記 録 割 示 引 請 利 求 自己資本の充実の状況等 ……………………………………………… 38 216円 信用リスクに関する事項 ……………………………………………… 40 1,080円 324円 オンライン 書面 通常開示 216円 0円 口座間送金決済以外の支払記録 支払不能情報照会 開 金 額 債務者請求 分 割( 譲 渡 )記 録 入 宛 先 1利用契約毎の月額手数料 オンライン 108円 2,160円 0円 書面 540円 特例開示 書面 2,160円 残高の開示(都度発行方式) 書面 3,240円 書面 1,080円 用 上記以外の利用者からの書面による受付(記録の変更・訂正・取消等) 108円 *でんさいネット利用にあたっては、あきしん法人インターネットバンキング(あきしん法人IB)をご利用いただくことにより、 月額基本利用料は無料といたします。 36 DISCLOSURE 2015 信用リスク削減手法に関する事項 …………………………………… 42 証券化エクスポージャーに関する事項 ……………………………… 42 出資等エクスポージャーに関する事項 ……………………………… 43 銀行勘定における金利リスクに関する事項 ………………………… 44 オペレーショナル・リスクに関する事項 …………………………… 44 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 … 45 用語解説 ………………………………………………………………… 45 自己資本の充実の状況等 自己資本の充実度に関する事項 当金庫の自己資本は、出資金及び利益剰 余金等により構成されています。 なお、当金庫の自己資本調達手段の概要 は次のとおりです。 発行主体 秋田信用金庫 資本調達手段の種類 普通出資 コア資本に係る基礎項目の額に算入された額 1,206百万円 自己資本の構成に関する事項 項 目 平成25年度 経過措置による不算入額 平成26年度 5,984 1,206 4,825 48 − 177 177 − − 6,167 1,206 5,008 47 − 210 210 − − − − − − 6,161 6,377 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 21 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 3 − 3 − − − − − − − − − − − − − − − − − 3 経過措置による不算入額 15 − 15 − − − − − − − − − − − − − − − − − 220 5,009 200 417 16 417 16 − 3,563 − − − − − − 21 − 142 − − − − − − 0 − 3,737 − − − − − − 15 − 149 − − − − − − 0 △3,307 △132 △2,905 △116 − − 3,485 50,803 − − 139 2,032 1 − 3,496 50,675 0 − 139 2,027 (注)1.所要自己資本の額=リスクアセット×4% 2. 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。 3. 「 3 ヵ月以上延滞等」とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我 が国の中央政府及び中央銀行向け」から「法人等向け」 ( 「国際決済銀行等向け」を除く)においてリスク・ウェイトが150%になったエク スポージャーのことです。 4.当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算出しています。 <オペレーショナル・リスク相当額(基礎的手法)の算定方法> 6,161 6,373 47,318 △3,286 21 − − △3,307 − 3,485 − − 50,803 47,179 △2,889 15 − − △2,905 − 3,496 − − 50,675 12.12% 12.57% (注) 自己資本比率の算出方法を定めた「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連 合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第21号)に基づき算出 しております。 なお、当金庫は国内基準を採用しております。 38 DISCLOSURE 2015 5,512 粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)×15% 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 5.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 自己資本の充実度に関しては、平成26年度の自己資本比率は国内基準である 4%を上回っており、経営の健 全性・安全性を充分保っております。また、当金庫は、各エクスポージャーが一分野に集中することなく、リ スク分散が図られていると評価しております。 (さらに、繰延税金資産につきましては、自己資本に占める割 合も低水準となっており、ほとんど依存しておりません。 ) 一方、将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから 得られる利益による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。なお、収支計画については、貸出 金計画に基づいた利息収入や市場状況を踏まえた運用収益など、足元の状況を十分に踏まえた上で策定された 極めて実現性の高いものであります。 DISCLOSURE 2015 39 自己資本とリスク資産の状況等について コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額(△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本 調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに 相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本の相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る15パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額((イ)−(ロ)) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、前払年金費用 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 自己資本比率 自己資本比率((ハ)/(ニ)) (単位:百万円) イ.信用リスクアセット・所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー 現金 我が国の中央政府及び中央銀行向け 外国の中央政府及び中央銀行向け 国際決済銀行等向け 我が国の地方公共団体向け 外国の中央政府等以外の公共部門向け 国際開発銀行向け 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け 地方三公社向け 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 法人等向け 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 3ヵ月以上延滞等 取立未済手形 信用保証協会等による保証付 株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付 出資等 出資等のエクスポージャー 重要な出資のエクスポージャー 上記以外 他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資 等に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー 信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調 整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー 特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー 上記以外のエクスポージャー ②証券化エクスポージャー 証券化(オリジネーター) (うち再証券化) 証券化(オリジネーター以外) (うち再証券化) ③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々の資産の把握が困難な資産 ④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 ⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る 経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 ⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑦中央清算機関関連エクスポージャー ロ.オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ) 平成26年度 リスク・アセット 所要自己資本額 47,179 1,887 50,067 2,002 − − − − − − − − − − − − − − 0 0 310 12 41 1 6,686 267 15,740 629 12,210 488 3,094 123 1,576 63 156 6 2 0 739 29 − − 344 13 344 13 − − 9,164 366 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 自己資本調達手段の概要 (単位:百万円) 平成25年度 リスク・アセット 所要自己資本額 47,318 1,892 50,604 2,024 − − − − − − − − − − − − − − 0 0 346 13 41 1 7,537 301 14,531 581 12,237 489 3,390 135 1,900 76 196 7 2 0 686 27 − − 239 9 239 9 − − 9,493 379 信用リスクに関する事項 一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 <地域別・業種別・残存期間別> エクスポージャー 区分 地域区分 業種区分 期間区分 国 内 国 外 地 域 別 合 計 製 造 業 農 業、 林 業 漁 業 鉱業、砕石業、砂利採取業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業、 郵 便 業 卸 売 業、 小 売 業 金 融 業、 保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医 療、 福 祉 その他のサービス 国・地方公共団体等 個 人 そ の 他 業 種 別 合 計 1 年 以 下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7 年 超10年 以 下 10 年 超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 25年度 128,933 6,197 135,131 8,093 68 17 30 7,350 2,588 855 3,108 8,889 43,047 3,724 51 95 229 1,296 512 167 4,798 3,557 20,257 21,362 5,028 135,131 17,882 13,709 11,051 11,371 28,307 36,810 15,998 135,131 26年度 130,060 7,000 137,060 7,160 65 18 28 6,993 3,712 841 3,041 8,039 44,268 4,585 74 97 220 1,227 507 481 4,364 3,878 21,083 20,972 5,396 137,060 19,313 10,157 12,575 12,157 23,216 38,066 21,573 137,060 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、コミットメント及 びその他のデリバティブ以 有 価 証 券 外のオフ・バランス取引 25年度 26年度 25年度 26年度 64,641 63,726 31,388 31,612 − − 6,197 7,000 64,641 63,726 37,586 38,613 3,108 2,578 4,984 4,581 68 65 − − 17 18 − − 30 28 − − 7,350 6,893 − 100 714 1,840 1,873 1,872 41 26 813 813 1,091 1,227 2,016 1,814 7,382 6,732 1,507 1,306 5,571 5,543 9,302 9,000 2,622 2,679 1,101 1,906 51 74 − − 95 97 − − 229 220 − − 1,296 1,227 − − 512 507 − − 167 481 − − 4,798 4,364 − − 3,541 3,862 15 15 4,587 4,282 15,670 16,801 21,362 20,972 − − − − 300 401 64,641 63,726 37,586 38,613 11,125 10,923 1,831 1,554 6,197 6,008 3,506 3,120 6,469 6,514 3,848 5,514 5,030 6,078 6,341 6,079 8,755 7,101 16,544 14,612 26,604 26,659 4,683 6,394 457 439 830 1,337 64,641 63,726 37,586 38,613 (単位:百万円) デリバティブ取引 25年度 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 26年度 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 3 ヵ 月 以 上 延 滞 エクスポージャー 25年度 742 − 742 180 9 − − 163 − 0 47 33 − 68 − − − 15 − − − 5 − 218 − 742 26年度 472 − 472 49 9 − − 131 − 0 0 43 − 65 − − − 13 − − − 14 − 145 − 472 (注)1.オフバランス取引は、デリバティブ取引を除く。 2.「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。 4.CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは、含まれておりません。 5.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 40 DISCLOSURE 2015 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 当期増加額 218 177 1,225 1,233 1,443 1,410 177 210 1,233 1,036 1,410 1,247 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 期末残高 177 210 1,233 1,036 1,410 1,247 (注)単体及び連結とも、同一の数値となります。 業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 個 期首残高 別 当期増加額 25年度 26年度 25年度 26年度 製 造 業 121 133 133 88 農 業、 林 業 9 9 9 9 漁 業 − − − − 鉱業、砕石業、砂利採取業 161 153 153 10 建 設 業 168 155 155 155 電気・ガス・熱供給・水道業 − − − − 情 報 通 信 業 − − − − 運 輸 業、 郵 便 業 49 49 49 84 卸 売 業、 小 売 業 195 227 227 276 金 融 業、 保 険 業 − − − − 不 動 産 業 120 103 103 87 物 品 賃 貸 業 − − − − 学術研究、専門・技術サービス業 − − − − 宿 泊 業 47 45 45 68 飲 食 業 72 106 106 114 生活関連サービス業、娯楽業 76 75 75 − 教 育、 学 習 支 援 業 − − − − 医 療、 福 祉 − − − − その他のサービス 20 36 36 36 国・ 地 方 公 共 団 体 等 − − − − 個 人 178 138 138 105 合 計 1,225 1,233 1,233 1,036 貸 (単位:百万円) 倒 引 当 金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 − 117 121 16 133 88 10 0 − − 9 9 9 9 − − − − − − − − − − − − 161 153 153 10 − − 25 4 143 151 155 155 4 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 49 49 49 84 − − 31 10 164 217 227 276 2 9 − − − − − − − − − − 120 103 103 87 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 47 45 45 68 − − − − 72 106 106 114 − − − 75 76 − 75 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 20 36 36 36 − − − − − − − − − − 13 12 165 126 138 105 0 5 70 219 1,154 1,014 1,233 1,036 18 16 (注)1.当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 2.オフ・バランス取引に対する個別貸倒引当金も含めて計上しております。 3.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 4.単体及び連結とも、同一の数値となります。 リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円) 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 0% 10 % 20 % 35 % 50 % 75 % 100 % 150 % 250 % 1,250 % そ の 他 合 計 エクスポージャーの額 平成25年度 平成26年度 格付有り 格付無し 格付有り 格付無し − 21,641 − 29,511 − 14,428 − 13,665 3,834 37,709 3,336 33,410 − 9,685 − 8,853 10,773 1,140 11,910 457 − 14,612 − 14,293 798 20,408 390 21,127 65 31 66 34 − − − 2 − − − − − − − − 15,472 119,658 15,705 121,355 (注)1.格付は適格格付機関が付 与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用 リスク削減手法適用後のリ スク・ウェイトに区分して います。 3.証券化エクスポージャー は、含まれておりません。 4.コア資本に係る調整項目 となったエクスポージャー (経過措置による不算入分を 除く) 、CVAリスクおよび 中央清算機関関連エクス ポージャーは含まれており ません。 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は、以下の5つの機関を採用しています。なお、エク スポージャーの種類ごとに適格格付機関の使分けは行っていません。 ① 株式会社格付投資情報センター( R & I ) ② 株式会社日本格付研究所( J C R ) ③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody s) ④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ( S & P ) ⑤ フィッチ・レーティングスリミテッド(Fitch) DISCLOSURE 2015 41 自己資本とリスク資産の状況等について 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、損失を被るリスクをいいます。 当金庫では、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、公共性、安全性、 流動性、収益性、成長性の5原則に則った厳正な与信判断を行うべく、与信業務の普遍的かつ基本的な理念・ 指針・規範等を明示した「クレジット・ポリシー」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、 信用リスク管理を徹底しております。 信用リスクの評価につきましては、小口多数取引の推進によるリスク分散の他、与信ポートフォリオ管 理として自己査定による債務者区分別、業種別、さらには与信集中によるリスク抑制のための大口与信先 管理など、様々な角度からの分析に注力しております。また、統合リスク管理の一環としてVaR(バリュー・ アット・リスク:ポートフォリオの予想最大損失額を統計的に求めたもの)によりリスク量を計測するな ど、リスク管理に万全を期しております。 個別貸出案件の審査・与信管理につきましては、審査管理部門と営業推進部門を互いに分離し、相互に 牽制が働く体制としております。さらに、経営陣による常務会等を定期的に開催し、信用リスク管理・運 営における重要事項を審議している他、与信監査部署が与信運営に係る妥当性の検証を実施することによ り、適切な与信運営を実施する監査態勢を構築しております。 信用コストである貸倒引当金につきましては、当金庫「自己査定基準」と「償却および引当に関する規程」 に基づき、自己査定における債務者区分ごとに算出された貸倒実績率を基に算定するとともに、その結果 については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。 期首残高 (単位:百万円) ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に リスク管理の方針及び手続の概要 当期減少額 目的使用 その他 − 218 − 177 70 1,154 219 1,014 70 1,373 219 1,191 信用リスク削減手法に関する事項 証券化取引に関する会計方針 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ソブリン向け 金融機関向け 法人等向け 中小企業等・個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 3ヵ月以上延滞等 適格金融資産担保 25年度 26年度 855 786 − − − − 80 80 761 690 − 0 14 13 0 0 保 証 25年度 26年度 15,422 15,477 − − − − 1,587 1,987 13,053 12,879 279 226 309 303 191 81 (単位:百万円) クレジット・デリバティブ 25年度 26年度 − − − − − − − − − − − − − − − − (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 証券化エクスポージャーに関する事項 オリジネーターの場合 該当ありません。 投資家の場合 該当ありません。 出資等エクスポージャーに関する事項 リスク管理の方針及び手続の概要 銀行勘定における出資等又は株式エクスポージャーには、上場株式、非上場株式、子会社・関連会社株式、 政策投資株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託、その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出 資金が該当します。 そのうち、上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託にかかるリスク認識については、時価評価 及び最大予想損失額(VaR)によるリスク計測によって把握するとともに、運用状況に応じてALM委員会、 常務会に諮り投資継続の是非を協議するなど、適切なリスク管理に努めております。また、株式関連商品 への投資は、証券化商品と同様、有価証券にかかる投資方針の中で定める投資枠内での取引に限定すると ともに、基本的には債券投資のヘッジ資産として位置付けており、ポートフォリオ全体のリスク・バラン スに配慮した運用に心掛けております。なお、取引にあたっては、当金庫が定める「資金運用規程」や投 資ガイドラインに基づいた厳格な運用・管理を行っております。 非上場株式、子会社・関連会社株式、政策投資株式、その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への 出資金に関しては、当金庫が定める「資産自己査定取扱規程」などに基づいた適正な運用・管理を行ってお ります。また、リスクの状況は、財務諸表や運用報告を基にした評価による定期的なモニタリングを実施 するとともに、その状況については、適宜、経営陣へ報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。 なお、当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める「有価証券会計処理基準」 、 「資産自己査定取 扱規程」及び日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、 適正な処理を行っております。 貸借対照表計上額及び時価 区 分 リスク管理の方針及び手続の概要 証券化とは、金融機関が保有するローン債権や企業が保有する不動産など、それらの資産価値を裏付け に証券として組み替え、第三者に売却して流動化をすることを指します。 一般的には証券の裏付けとなる原資産の保有者であるオリジネーターと、証券を購入する側である投資 家に大きく分類されますが、当金庫においては、有価証券投資の一環として購入しております。 当該証券投資にかかるリスクの認識については、市場動向、裏付資産の状況及び適格格付機関が付与す る格付情報などにより把握するとともに、必要に応じてALM委員会、常務会に諮り、適切なリスク管理に 努めております。また、証券化商品への投資は、有価証券にかかる投資方針の中で定める投資枠内での取 引に限定するとともに、取引にあたっては、当金庫が定める「資金運用規程」に基づき、投資対象を一定 の信用力を有するものとするなど、適正な運用・管理を行っています。 なお、証券化エクスポージャーに区分される投資の種類は、以下のとおりです。 <投 資> ① 貸付債権を裏付とする信託受益権 ② 債券を裏付とする信託受益権 上 場 株 式 等 非上場株式等 合 計 平成25年度 貸借対照表計上額 時 価 − − 450 − 450 − 42 DISCLOSURE 2015 (注)貸借対照表計上額は、期 末日における市場価格等に 基づいております。 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 売 売 償 却 却 益 損 却 平成25年度 − − − 平成26年度 − − − 貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 評 価 損 益 平成25年度 480 平成26年度 864 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称 当金庫は標準的手法を採用しております。 (単位:百万円) 平成26年度 貸借対照表計上額 時 価 − − 450 − 450 − 評 価 損 益 平成25年度 118 平成26年度 185 DISCLOSURE 2015 43 自己資本とリスク資産の状況等について 信用リスク削減手法とは、信用リスクを軽減化するための措置をいい、具体的には預金担保、有価証券 担保、保証などが該当します。当金庫では、融資の取上げに際し、資金使途、返済財源、財務内容、事業 環境、経営者の資質など、様々な角度から可否の判断をしており、担保や保証による保全措置は、あくま でも補完的な位置付けと認識しております。したがって、担保又は保証に過度に依存しないような融資の 取上げ姿勢に徹しております。ただし、与信審査の結果、担保又は保証が必要な場合には、お客様への十 分な説明と理解をいただいた上で、ご契約いただくなど適切な取扱いに努めております。 当金庫が扱う担保には自金庫預金積金、有価証券、不動産等、保証には人的保証、信用保証協会保証、 政府関係機関保証、民間保証等がありますが、その手続については、当金庫が定める「事務取扱要領」及 び「担保評価規定」等により、適切な事務取扱い及び適正な評価を行っております。 また、お客様が期限の利益を失われた場合には、すべての与信取引の範囲において、預金相殺等をする 場合がありますが、当金庫が定める「事務取扱要領」や各種約定書等に基づき、法的に有効である旨確認 の上、適切な取扱いに努めております。 なお、自己資本比率規制で定められている信用リスク削減手法には、適格金融資産担保として自金庫預 金積金、上場株式等、保証として信用保証協会保証、一般社団法人しんきん保証基金保証等が該当します。 そのうち保証に関する信用度の評価については、適格格付機関が付与している格付により判定しております。 また、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの 種類に偏ることなく分散されております。 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める「有価証券会計処理基準」及び日本公認会計士 協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適正な処理を行っております。 リスク管理の方針及び手続の概要 銀行勘定における金利リスクに関する事項 金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しま すが、当金庫においては、双方ともに定期的な評価・計測を行い、適宜、対応を講じる態勢としております。 具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスクの計測や、金利更改を勘案し た期間収益シミュレーションによる収益の影響度、さらには新商品等の導入による影響など、ALM管理シ ステムや有価証券管理システムにより定期的に計測を行い、ALM委員会で協議・検討するとともに、定期 的に又は必要に応じて経営陣へ報告または付議するなど、資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロー ルに努めております。 オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法につきましては、当金庫では基礎的手法を採用 しております。 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に リスク管理の方針及び手続の概要 その他のリスクにつきましては、苦情相談部署の設置による苦情に対する適切な処理、厳正な個人情報管 理態勢の整備、さらには各種リスク商品等に対する説明態勢の整備など、お客様保護の観点を重要視した管 理態勢の整備に努めております。 オペレーショナル・リスクに関連するリスクの状況については、ALM委員会にて定期的に協議・検討を行う とともに、定期的に、又は必要に応じて常務会、理事会といった経営陣に対する報告態勢を整備しております。 内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定方法の概要 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 リスク管理の方針及び手続の概要 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、取引相手方が支払い不 能になることにより損失を受ける可能性のある信用リスクが内包されています。 当金庫では、直接的に派生商品取引を行ってはおりませんが、投資信託の一部について、派生商品取引 を含んでいる商品を保有しております。投資信託については、 「資金運用規程」 「資金運用細則」で定めて いる保有限度額の範囲内で適正に管理しております。なお、長期決済期間取引は該当ありません。 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 与信相当額の算出に用いる方式 カレント・エクスポージャー方式 カレント・エクスポージャー方式 グロス再構築コストの額 − 0 (単位:百万円) 運 用 勘 定 金利リスク量 区 分 26年3月期 27年3月期 貸 出 金 243 236 有 価 証 券 379 381 預 け 金 54 33 そ の 他 − − 合 計(A) 676 650 調 達 勘 定 金利リスク量 区 分 26年3月期 27年3月期 定期性預金 △69 △91 要求払預金 △51 △46 そ の 他 − − 合 計(B) △120 △137 (単位:百万円) 銀行勘定の金利リスク(A)+(B) 26年3月期 27年3月期 556百万円 513百万円 (注)1.金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショッ クにより発生するリスク量を見るものです。当金庫では、金利ショックを99パーセンタイル値または1パーセンタイル値として金利リスク を算出しています。 2.要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求払預金のうち、引き出されるこ となく長期間金融機関に滞留する預金をコア預金と定義し、 当金庫では、 普通預金等の50%相当額を0から5年の期間に均等に振り分けて(平 均2.5年)リスク量を算定しております。 3.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定しております。 銀行勘定の金利リスク(513百万円)=運用勘定の金利リスク量(650百万円)+調達勘定の金利リスク量(△137百万円) 派生商品の内容と与信相当額 平成25年度 平成26年度 外国為替関連取引 − 1 (注)担保による信用リスク削減手法については該当ありません。 用語解説 自己資本関係 オペレーショナル・リスクに関する事項 リ ス ク・ ア セ ッ ト 所 要 自 己 資 本 額 リスク管理の方針及び手続の概要 オペレーショナル・リスクは、業務運営上、可能な限り回避すべきリスクであり、当金庫では、事務リス ク、システムリスク、法務リスク、風評リスク等の各リスクを含む幅広いリスクと考え、組織体制、管理の 仕組みを整備するとともに、リスクの顕現化の未然防止及び発生時の影響度の極小化に努めております。 事務リスク管理につきましては、当金庫「事務リスク管理要領」に基づき本部・営業店が一体となり、厳 正な事務取扱要領の整備とその遵守を心掛けることはもちろんのこと、日頃の事務指導や研修体制の強化、 更には牽制機能としての事務検証などに取組み、事務品質の向上に努めております。 システムリスク管理につきましては、当金庫「システムリスク管理要領」に基づき、コンピュータシステ ムの安全性・信頼性を維持しています。また、万一業務遂行に重大な影響を及ぼすシステム障害等が発生し た場合は、緊急対策本部の指示のもと障害発生時の事務処理体制に入ることとなっており、危機管理にも万 全を期しております。 44 DISCLOSURE 2015 エクスポージャー オペレーショナル・リスク 基 コ 礎 ア 的 手 資 法 本 リスクを有する資産(貸出金や有価証券など)を、リスクの大きさに応じ て掛目を乗じ、再評価した資産金額のことをいいます。 各々のリスク・アセット×4 %(自己資本比率規制における国内基準)で 算出された金額のことをいいます。 リスクに晒されている資産のことを指しており、貸出金、外国為替取引、デ リバティブ取引などの与信取引と、有価証券などの投資資産が該当します。 業務上において不適切な処理等で生じる事象により損失を受けるリスクの ことをいいます。具体的には、不適切な事務処理により生じる事務リスク、 コンピュータシステムの誤作動等により生じるシステム・リスク、風説の 流布や誹謗中傷などにより企業イメージを毀損する風評リスク、裁判等に より賠償責任を負う法務リスク等が含まれます。 オペレーショナル・リスクにおけるリスク・アセット算出方法の一つで、 1年間の粗利益×15%の直近3年間の平均値÷8%で算出されます。 金融機関の経営の安定度を測る指標の一つ。会員から受け入れた出資金と 内部留保の合計額であり、返済の必要がない資本を指します。 DISCLOSURE 2015 45 自己資本とリスク資産の状況等について 金利リスク算定の前提は、以下の基準に基づいて算定しております。 ・計測手法 金利ラダー方式 ・コア預金 対 象:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等) 算定方法:対象預金残高の50%相当額 満 期:5年以内(平均2.5年) ・金利感応度資産・負債 預貸金、有価証券、預け金、その他の金利・期間を有する資産・負債 ・金利ショック幅 99パーセンタイル値または1パーセンタイル値 ・リスク計測の頻度 月次(前月末基準) コ ア 資 本 に 係 る 基 礎 項 目 コ ア 資 本 に 係 る 調 整 項 目 繰 延 税 金 資 産 出資金、剰余金、一般貸倒引当金、および負債性資本調達手段(劣後債・劣 後ローン)や土地の再評価差額の45%相当額のうち経過措置により算入され る額などから構成されます。 負債性資本調達手段(劣後債・劣後ローン)や土地の再評価差額の45%相当 額は、10年間の経過措置により段階的に算入不可となります。 無形固定資産、繰延税金資産(一時差異以外に係るもの)、前払年金費用、 その他調整項目のうちそれぞれの基準を超過する額などから構成されます。 金融機関が不良債権処理等に伴って支払った税金が、将来還付されること を想定して自己資本に算入する資産のことを指します。 信用リスク関係 信 用 リ ス ク クレジットポリシー リ ス ク・ ウ ェ イ ト A L M 適 格 格 付 機 関 信用リスク削減手法 4 数字で見る「あきしん」(資料編) 取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、損失を受けるリスクのことです。 与信業務の基本的な理念や手続等を明示したものを指します。 債権の危険度を表す指標で、自己資本比率規制で総資産を算出する際に、 保有資産ごとに分類して用います。 ALM(Asset Liability Management)は、資産・負債の総合的な管理のこ とをいい、主に金融機関において活用されているリスク管理手法です。 バーゼルⅢにおいて、金融機関がリスクを算出するに当たって、使用するこ とができる格付を付与する格付機関のことです。金融庁長官は、適格性の基 準に照らして適格と認められる格付機関を適格格付機関に定めています。 抱えている信用リスクを軽減するための措置をいい、預金担保、有価証券 担保、保証などが該当します。 市場リスク関係 市 場 リ ス ク 派 生 商 品 取 引 (デリバティブ取引) 証券化エクスポージャー オ リ ジ ネ − タ ー 金利、為替、株式などの相場が変動することにより、金融商品の時価が変 動し、損失を受けるリスクをいいます。 有価証券や通貨、金といった金融資産(原資産)の取引から派生し、原資 産の現物価格によってその価格が決定される金融商品を指します。先物、 先渡し、スワップ、オプション等の取引が該当します。 金融機関が保有するローン債権や企業が保有する不動産など、それらの資 産価値を裏付に証券として組替え、第三者に売却して流動化する資産のこ とを指します。 原資産の所有者のことを指します。 Value at Risk(バリュー・アット・リスク) 将来の特定の期間内に、ある一定の確率の範囲内でポートフォリオの現在 価値がどの程度まで損失を被るかを、過去のある一定期間毎のデータをも とに、理論的に算出した値です。 V a R 金利リスク関係 コ 金 ア 利 預 リ ス 明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される預金 のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する預金のことです。 金 ①過去5年間の最低残高、②過去5年間の最大年間流出量を現残高から差引 いた残高、③現残高の50%のうち、最小の額を上限とし、満期は 5 年以内 (平均2.5年)として金融機関が独自に定めます。 ク 市場における一般的な金利水準の変動に伴って当該金融資産の価値が変動 するリスクをいいます。 金利の変化(衝撃)のことで、上下200ベーシス・ポイントの平行移動 金 利 シ ョ ッ ク (200BPV)や、1パーセンタイル値と99パーセンタイル値といった算出方 法があります。 Basis Point Value(ベーシス・ポイント・バリュー) B P V 金利リスク指標の一つで、すべての期間の金利が1ベーシス・ポイント (0.01%)変化した場合における現在価値の変化額を表します。 金利ショック算出に用いる金利変化の計測値を順番に並べたうちのパーセ パーセンタイル値 ント目の値のことで、99パーセンタイル値は、99パーセント目の値のこと になります。 46 DISCLOSURE 2015 貸借対照表 ……………………………………………… 48 損益計算書 ……………………………………………… 52 直近の 5 事業年度における主要な事業の状況等 直近の 2 事業年度における主要な事業の状況 …… 53 ……… 54 子会社等の概況 ………………………………………… 58 連結基準における指標について ……………………… 58 資 料 編 (単位:百万円) 平成26年3月 現金 平成27年3月 2,168 預け金 27,405 29,273 300 − 債 債 債 式 券 38,138 3,074 5,077 22,825 29 7,132 39,694 3,541 5,344 21,967 29 8,810 形 付 付 越 64,334 555 5,057 52,952 5,769 63,464 414 3,923 52,754 6,371 金銭の信託 有価証券 国 地 方 社 株 そ の 他 の 証 引 形 書 座 手 貸 貸 貸 その他資産 未 決 済 為 替 信 金 中 金 出 資 前 払 費 未 収 収 そ の 他 の 資 2,562 貸 金 用 益 産 909 9 417 − 219 263 790 11 417 9 189 161 2,278 1,147 889 77 163 2,243 1,169 889 41 143 無形固定資産 ソ フ ト ウ ェ ア その他の無形固定資産 21 5 15 19 3 15 繰延税金資産 − − 債務保証見返 238 202 貸倒引当金 (個別貸倒引当金) △ 1,410 △ 1,247 (△ 1,233) (△ 1,036) 保証金引当金 △ 11 合 計 134,372 △ 11 136,991 差 額 平成27年3月 株 式 − − − 128,209 2,071 33,636 344 750 86,439 4,540 426 債 券 29,510 28,554 955 金 金 金 金 金 金 金 126,276 1,889 33,802 379 1,177 84,211 4,425 390 債 3,338 3,206 131 地 方 債 5,144 4,970 173 短期社債 − − − 21,027 20,377 650 借 用 金 等 益 金 金 務 債 418 19 175 2 16 41 7 40 77 37 444 14 249 2 4 40 12 37 41 41 賞与引当金 役員賞与引当金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 睡眠預金払戻損失引当金 偶発損失引当金 繰延税金負債 債務保証 負債の部合計 (純資産の部) 41 4 616 58 31 45 128 238 127,859 国 社 そ 債 の 他 小 計 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 純資産の部合計 合 計 1,206 4,825 1,072 3,753 3,450 (2,280) (1,170) 303 (154) 6,032 480 6,512 134,372 2.有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却 原価法(定額法) 、子会社株式については移動平均法による原価法、その他 有価証券については原則として決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原 価は主として移動平均法により算定) 、ただし時価を把握することが極めて 困難と認められるものについては移動平均法による原価法又は償却原価法に より、行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部 純資産直入法により処理しております。 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。こ れらには、 「国債」 、 「地方債」 、 「社債」 、 「株式」および「その他の証券」が 含まれております。 ⑴ 売買目的有価証券 当事業年度の損益に含まれた評価差額(百万円) 売買目的有価証券 該当ありません 国 時価が貸借 対照表計上 額を超える もの 34,423 33,160 1,263 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、融資部(営業関連部署) が資産査定を実施し、当該部署から独立した総合企画部(資産査定統括部署) − − 債 券 1,343 1,366 △ 23 債 202 205 △ 2 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債 地 方 債 199 199 △ 0 権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した 短期社債 − − − 債 940 961 △ 20 他 2,651 2,701 △ 50 国 社 の 小 計 合 計 3,994 4,068 △ 73 38,418 37,228 1,189 ります。 残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は236 百万円であります。 11.貸出金のうち、破綻先債権額は113百万円、延滞債権額は3,665百万円であ ります。 ることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないも のとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。 年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 該当ありません。 4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債 4.当事業年度中に売却したその他有価証券 務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出 6,214 864 7,078 136,991 売却額 売却益の合計額 売却損の合計額 金以外の貸出金であります。 12.貸出金のうち、3カ月以上延滞債権はありません。 なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日 株 式 − − − 債 券 2,968 84 14 債 509 9 − 13.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は28百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目 国 地 方 短 期 社 社 そ の 合 計 債 617 18 − 債 − − − 債 1,841 56 14 他 − − − 2,968 84 14 から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸 出金であります。 的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他 の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3ヵ月以上延滞債権に該当しない貸出金であります。 14.破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権 額の合計額は3,808百万円であります。 なお、10.から14.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額でありま 5.売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なも 差 額 は、当該時価をもって貸借対照表計上額とするとともに、時価差額を当事業 年度の損失として処理(以下「減損処理」という。 )しております。 当事業年度における減損処理はありません。 − − − − − − 10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法) 短期社債 − − − を採用しております。 6.有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成 す。 15.賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備える為、職員に対する賞与の支 給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。 16.役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるために、役員に対する 賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。 17.退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、企業会計基準適用指針 第25号「退職給付会計に関する会計基準の適用指針」に定める簡便法(退職 給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法)により、当事 業年度末における必要額を計上しております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 当金庫は複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合 債 − − − 建物 24年∼50年 設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の そ の 他 1,245 1,430 185 その他有形固定資産 3年∼6年 額を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職 小 計 1,245 1,430 185 ・平成19年3月31日以前に取得した有形固定資産については、償却可能限度 給付費用として処理しております。 額に達した事業年度以後、残存簿価を5年間で均等償却しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占 7.無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償却して める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次の通りであります。 債 − − − 地 方 債 − − − 短期社債 − − − 社 債 − − − 8.所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」 (及び「無 そ の 他 − − − 小 計 − − − 1,245 1,430 185 合 計 48 DISCLOSURE 2015 が査定結果を統括しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行ってお 以下「未収利息不計上貸出金」という。 )のうち、法人税法施行令(昭和40 3.当事業年度中に売却した満期保有目的の債券 債 国 時価が貸借 対照表計上 額を超えな いもの た貸倒実績率等に基づき計上しております。 − 地 方 債 社 し必要と認める額を計上しております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出し なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続してい 1,206 5,008 1,092 3,916 3,530 (2,350) (1,180) 386 (230) 時 価 収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断 式 そ (単位:百万円) 貸借対照表計上額 係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回 307 り、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについて 種 類 の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に 株 貸借対照 表計上額 が取得原 価を超え ないもの ⑵ 満期保有目的の債券 ■貸借対照表の注記 可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻 4,605 のを除く)のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べ著しく下落してお 1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 いる直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収 4,913 (単位:百万円) 普通出資金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 特別積立金 (うち特別積立金) (うち経営基盤強化積立金) 当期未処分剰余金 (うち当期純利益) 綻先」という。 )に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実 質破綻先」という。 )に係る債権については、以下のなお書きに記載されて 貸借対照 表計上額 が取得原 価を超え るもの 38 5 584 68 23 66 269 202 129,912 ております。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破 おります。なお、自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利 ① 制度全体の積立状況に関する事項(平成26年3月31日現在) 用可能期間(5年)に基づいて償却しております。 年金資産の額 1,549,255百万円 形固定資産」 )中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法によ 年金財政計算上の数理債務の額と 最低責任準備金の額との合計額 1,738,229百万円 り償却しております。なお、残存価額については、零としております。 差し引き額 △188,974百万円 9.外貨建資産・負債は、主として決算日の為替相場による円換算額を付して おります。 ② 制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成26年3月分) 0.1308% DISCLOSURE 2015 49 数字で見る﹁あきしん﹂︵資料編︶ 有形固定資産 建 物 土 地 リ ー ス 資 産 その他の有形固定資産 その他負債 未 決 済 為 替 未 払 費 給 付 補 填 備 未 払 法 人 税 前 受 収 払 戻 未 済 職 員 預 り リ ー ス 債 そ の 他 の 負 取得原価 平成26年3月 負債及び純資産 預金積金 当 座 預 普 通 預 貯 蓄 預 通 知 預 定 期 預 定 期 積 そ の 他 の 預 貸借対照表計上額 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 種 類 (単位:百万円) 資 産 貸出金 割 手 証 当 10.貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上し ⑶ その他有価証券 貸借対照表 資 料 編 ③ 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高 210,459百万円であります。 次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められ の総合的管理(ALM)をしております。 る非上場株式等は、次表には含めておりません。 ⑵ 金融商品の内容及びそのリスク 率償却であり、当金庫は、当事業年度の財務諸表上、当該償却に充てられ 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸 る特別掛金25百万円を費用処理しております。 出金です。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与 の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担 割合とは一致しません。 行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスクに晒され 18.役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員 に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生している と認められる額を計上しております。 ております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに晒 されております。 19.睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者か らの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り 必要と認める額を計上しております。 20.偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来 の負担金支払見込額を計上しております。 ⑶ 金融商品に係るリスク管理体制 を計上しております。 ⑴ 預け金(*1) ⑵ 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 ⑶ 貸出金(*1) 貸倒引当金(*2) 時 価 差 額 29,273 39,663 1,245 38,418 63,464 △ 1,246 29,535 39,848 1,430 38,418 261 185 185 − 62,218 63,759 1,540 133,142 1,987 個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設定、 預金積金(*1) 128,209 128,567 358 金融負債計 128,209 128,567 358 告を行っております。 23.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、総合企画部において、信 用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。 24.子会社等の株式又は出資金の総額 10百万円 ② 市場リスクの管理 25.子会社等に対する金銭債務総額 21百万円 金利リスクの管理 26.有形固定資産の減価償却累計額 2,033百万円 ります。 ⑴ 金融商品の時価等の算定方法 ① 金融資産 ALMに関する規則及び要領において、リスク管理方法や手続等の 預け金 詳細を明記しており、ALM委員会において決定されたALMに関す 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していること 担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額 る方針に基づき、常務会において実施状況の把握・確認、今後の対応 から、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金につい は414百万円であります。 等の協議を行っております。 ては、残存期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレート(市場金利 日常的には総合企画部において金融資産及び負債の金利や期間を総 である円LIBOR、スワップ金利のスポットレート)で割り引いた現在 定期預け金3,000百万円、有価証券50百万円を差入れております。 29.出資1口当たりの純資産額293円36銭 合的に把握し、金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次ベー スで常務会に報告しております。 企業会計基準適用指針第4号「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適 用指針」 (平成25年9月13日企業会計基準委員会)に準じて算出しております。 30.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの 融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がな 為替リスクの管理 価値を算定しております。 有価証券 算期の純資産から実勢価格を算出) 、債券は取引所の価格又は取引金 おります。 融機関から提示された価格によっております。投資信託は、公表され 有価証券を含む市場運用商品の保有については、常務会の方針に基 れらの契約に係る融資未実行残高は、24,242百万円であります。このうち契 づき、理事会の監督の下、資金運用規程に従い行われております。 約残存期間が1年以内のものが7,020百万円あります。 このうち、総合企画部では、市場運用商品の購入を行っており、事 記2.に記載しております。 貸出金 融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影 価格変動リスクの軽減を図っております。 引当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算出し、その算出結 響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、 これらの情報は総合企画部を通じ、理事会、常務会及びALM委員 果を時価に代わる金額として記載しております。 債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受 会において定期的に報告されております。 a.破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッ 市場リスクに係る定量的情報 保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧 「その他の資産」 )の金利リスク、為替リスク、価格変動リスク及び市 客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講 場信用リスクについては、VaRにより月次で計測し、取得したリス b.a以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額 じております。 ク量がリスク許容枠の範囲内となるよう管理しております。 c.a以外のうち、固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分 下のとおりであります。 99.0%、観測期間1年)により算出しております。 繰延税金資産 平成27年3月31日(当事業年度の決算日)現在で当金庫の市場リ スク量(損失額の推計値)は、全体で1,400百万円です。 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額) ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定 を時価とみなしております。また、定期預金の時価は一定期間ごとに区 減価償却額損金算入限度額超過額 30百万円 の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられない 分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定してお 賞与引当金損金算入限度額超過額 10百万円 ほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合が ります。その割引率は、リスクフリーレート(市場金利である円LIBOR、 あります。 スワップ金利のスポットレート)を用いております。 評価性引当額 繰延税金資産合計 △753百万円 当金庫は、ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手 55百万円 段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによっ 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 5,000 6,528 100 1,633 11,070 8,562 20,167 19,433 10,957 6,428 14,184 合 計 33,904 31,001 32,490 25,712 (*1)預け金のうち、要求払預け金は「1年以内」に含めて開示しており ます。 (*2)貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、 償還予定額が見込めないもの、期間の定めがないものは含めており ません。 ② 金銭債務の決算日後の返済予定額 (単位:百万円) 預金積金 合 計 1年以内 1年超 5年超 10年超 5年以内 10年以内 100,075 28,064 − 68 100,075 28,064 − 68 (*)預金積金のうち、要求払預金は「1年以内」に含めて開示しておりま す。 なお、残存期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近 似していることから、当該帳簿価額を時価としております。 ⑷ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 △325百万円 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場 繰延税金資産の純額(△は負債) △269百万円 合には合理的に算定された価額が含まれております。 32.金融商品の状況に関する事項 ⑴ 金融商品に対する取組方針 当金庫は、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金融業務を行っ 50 DISCLOSURE 2015 1,000 20,533 1,100 て、流動性リスクを管理しております。 △325百万円 繰延税金負債合計 ております。 2,072 8,762 200 LIBOR、スワップ金利のスポットレート)で割り引いた価額 119百万円 809百万円 21,201 1,633 − ② 金融負債(預金積金) 355百万円 繰延税金資産小計 預け金(*1) 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち 満期があるもの 貸出金(*2) ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレート(市場金利である円 退職給付引当金損金算入限度額超過額 293百万円 (単位:百万円) 1年超 5年超 10年超 1年以内 5年以内 10年以内 計上額」という。 ) 貸倒引当金損金算入限度額超過額 その他 ① 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 出金勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額。以下「貸出金 当金庫では、銀行勘定( 「貸出金」 、 「預金積金」 、 「有価証券」 、及び 当金庫のVaRは分散共分散法(保有期間120営業日、信頼区間 ⑶ 金融商品の償還・返済予定額 シュ・フローの見積りが困難な債権については、貸借対照表中の貸 れております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担 31.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ以 31 の対象とはしておりません。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については上 貸出金は、以下のa∼cの合計額から、貸出金に対応する一般貸倒 けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けら 合 計 ている基準価格によっております。 前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、 1 当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異な る前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。 33.金融商品の時価等に関する事項 平成27年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、 DISCLOSURE 2015 51 数字で見る﹁あきしん﹂︵資料編︶ い限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。こ 19 その他の証券 (ベンチャーファンド出資金) 株式は取引所の価格(非上場株式及び子会社株式については、各決 当金庫は、為替の変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理して 価格変動リスクの管理 10 非上場株式 出した時価に代わる金額」が含まれております。 (*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除してお ております。これにより受け入れた銀行引受手形、 商業手形は、 売却又は(再) 28.担保に供している資産は、為替決済および日銀歳入代理店等の取引として、 子会社株式 (*1)預け金、貸出金、預金積金の「時価」には、 「簡便な計算により算 当金庫は、ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 貸借対照表計上額 く、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示 131,154 これらの与信管理は、各営業店のほか融資部により行われ、また、定 区 分 (*)子会社株式、非上場株式及びその他の証券については、市場価格がな 金融資産計 22.消費税および地方消費税の会計処理は、税込方式によって行っております。 27.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理し 貸借対照表 計 上 額 当金庫は、信用リスクに関する管理諸規程等に従い、貸出金について、 期的に経営陣によるALM委員会や常務会、理事会を開催し、審議・報 63百万円 (単位:百万円) (単位:百万円) ① 信用リスクの管理 問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。 21.保証金引当金は、保証金に対する損失に備えるため、必要と認められる額 上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、 純投資目的及び事業推進目的で保有しております。これらは、それぞれ発 ⑵ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 本制度における過去勤務債務の償却方法は期間16年10ヵ月の元利均等定 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債 資 料 編 損益計算書 剰余金処分計算書 科 目 経 常 収 平成25年度 平成26年度 益 2,541,519 2,508,628 資 金 運 用 収 益 貸 出 金 利 息 預 け 金 利 息 有価証券利息配当金 その他の受入利息 2,199,562 1,483,678 210,619 492,744 12,520 2,188,012 1,503,007 194,368 478,115 12,521 役 務 取 引 等 収 益 受 入 為 替 手 数 料 その他の役務収益 119,170 63,187 55,983 122,321 62,463 59,857 そ の 他 業 務 収 益 外 国 為 替 売 買 益 国債等債券売却益 国債等債券償還益 その他の業務収益 200,526 325 155,567 36,170 8,463 そ の 他 経 常 収 益 貸倒引当金戻入益 償 却 債 権 取 立 益 株 式 等 売 却 金銭の信託運用益 その他の経常収益 科 目 平成25年度 特 別 利 益 固 定 資 産 処 分 益 そ の 他 の 特 別 利 益 平成26年度 − − − 失 損 失 失 48,977 21,394 27,582 − 14,401 7,051 4,955 2,395 税 引 前 当 期 純 利 益 198,879 217,254 法人税、住民税及び事業税 11,154 △ 13,276 105,346 796 84,223 12,520 7,806 法 人 税 等 調 整 額 32,950 △ 100 当 期 純 利 益 154,775 230,630 繰 越 金(当期首残高) 149,190 155,728 目 的 積 立 金 取 崩 額 − − 22,260 − 13,406 − 1,407 7,445 92,947 − 28,076 − 1,230 63,641 当 期 未 処 分 剰 余 金 303,965 386,358 用 2,300,227 2,276,972 資 金 調 達 費 用 預 金 利 息 給付補填備金繰入額 借 用 金 利 息 その他の支払利息 213,575 211,365 2,012 − 198 207,740 206,105 1,443 − 191 役 務 取 引 等 費 用 支 払 為 替 手 数 料 その他の役務費用 223,103 19,893 203,210 246,592 20,164 226,427 そ の 他 業 務 費 用 外 国 為 替 売 買 損 国債等債券売却損 国債等債券償還損 国 債 等 債 券 償 却 その他の業務費用 57,828 − 12,040 245 45,273 270 14,673 − 14,000 296 ー 376 1,717,412 951,880 737,522 28,009 1,672,580 933,667 709,137 29,774 経 経 常 人 物 税 費 件 件 費 費 費 金 そ の 他 経 常 費 用 貸倒引当金繰入額 貸 出 金 償 却 株 式 等 売 却 損 株 式 等 償 却 そ の 他 資 産 償 却 その他の経常費用 経 常 52 DISCLOSURE 2015 利 益 88,306 37,523 18,917 − − − 31,865 135,386 55,635 16,557 − − − 63,194 241,292 231,655 ■損益計算書の注意事項 1.記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2.子会社との取引による収益総額 − 千円 子会社との取引による費用総額 14,603千円 3.出資1口当り当期純利益 9円55銭 4.その他の業務収益 ⑴ 出向負担金戻り 3,000千円 ⑵ 団信配当金 1,754千円 ⑶ 年度時効配当金 1,793千円 ⑷ 雇用開発助成金 600千円 ⑸ 修繕保険金 351千円 ⑹ その他一括 307千円 5.その他の業務費用 ⑴ 出資金・配当金支払 200千円 ⑵ その他一括 176千円 6.その他の経常収益 ⑴ 睡眠預金雑益編入分 51,575千円 ⑵ 睡眠預金引当金戻入 7,868千円 ⑶ 建更満期返戻分 4,197千円 ⑷ その他一括 0千円 7.その他の経常費用 ⑴ 偶発損失引当金繰入額 20,377千円 ⑵ 責任共有制度に係る負担金の未払費用 34,959千円 ⑶ 睡眠預金雑益編入分支払 7,858千円 8.当期において、以下の資産について、減損損失を計上しております。 (単位:千円) 地 域 主な用途 男 鹿 市 所有土地 土地 にかほ市 所有土地 土地 合 計 種 類 減損損失 4,503 452 4,955 営業用店舗については、営業店毎に継続的な収支の把握を行っていること から各営業店を、遊休資産は各資産を、グルーピングの最小単位としており ます。本部は独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共有資産 としております。 時価の下落等により資産グループ2ヵ所の帳簿価額を回収可能価額まで減 額し、当該減少額の合計額4,955千円を「減損損失」として特別損失に計上し ております。 なお、回収可能価額は正味売却価額(路線価等を基礎に算定した評価額) です。 以 上 平成25年度 当期未処分剰余金 繰越金(当期首残高) 当期純利益 平成26年度 303,965,800 149,190,307 154,775,493 386,358,302 155,728,116 230,630,186 これを次の通り処分します。 科 目 (単位:円) 平成25年度 平成26年度 227,645,876 148,237,684 剰余金処分額 30,000,000 20,000,000 利益準備金 (4%)48,237,684 (4%)47,645,876 配当金 80,000,000 150,000,000 特別積立金 70,000,000 130,000,000 (特別積立金) (10,000,000) (20,000,000) (経営基盤強化積立金) 155,728,116 158,712,426 繰越金(当期末残高) 平成26年度における貸借対照表、損益計算書及び剰 余金処分計算書(以下、 「財務諸表」といいます。 )の 適正性、及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を 確認しております。 平成27年 6 月25日 秋 田 信 用 金 庫 理 事 長 会計監査法人による監査 平成25年度及び26年度の貸借対照表、損益計算書 及び剰余金処分計算書は、信用金庫法第38条の 2の規 定に基づき、新日本有限責任監査法人の監査を受けて おります。 直近の5事業年度における主要な事業の状況 経 常 収 益 (千円) 経 常 利 益 (千円) 当 期 純 利 益 (千円) 出 資 金 総 額 (百万円) 出 資 総 口 数 (百万口) 総 資 産 額 (百万円) 純 資 産 額 (百万円) 預 金 積 金 残 高 (百万円) 貸 出 金 残 高 (百万円) 有 価 証 券 残 高 (百万円) 単体自己資本比率 (%) 出 資 配 当 金 (1口当り)円 役 員 数 (人) うち常勤役員数 (人) 職 員 数 (人) 会 員 数 (人) 平成22年度 2,743,440 154,121 136,469 1,213 24 141,893 5,916 134,153 68,789 34,701 11.98 3 14 8 169 25,913 平成23年度 2,636,678 168,296 122,879 1,216 24 135,059 6,029 127,205 67,494 34,678 12.04 2 12 6 174 25,705 平成24年度 2,941,109 263,496 156,828 1,212 24 132,166 6,467 123,773 63,979 36,478 12.50 2 12 6 180 25,379 平成25年度 2,541,519 241,292 154,775 1,206 24 134,372 6,512 126,276 64,334 38,138 12.12 2 11 6 170 25,131 平成26年度 2,508,628 231,655 230,630 1,206 24 136,991 7,078 128,209 63,464 39,694 12.57 2 10 5 164 24,933 (注)単体自己資本比率は、信用金庫法第89条において準用する銀行法第14条の2の規定に基づく金融庁告示に定められた算式に基づき算出して おります。なお、当金庫は国内基準を採用しております。 主要な諸比率・諸効率・諸係数 総 資 産 経 常 利 益 率(%) 総資産当期純利益率(%) 総 資 金 利 鞘(%) 業 務 純 益(千円) 期 期 期 預 証 率 期 預 1 店 舗 当 り(百万円) 貸 預 役 職 員 1 人 当 り(百万円) 貸 預 貸 率 中 平 末 残 中 平 末 残 出 出 残(%) 高(%) 残(%) 高(%) 金 金 金 金 平成24年度 0.19 0.11 0.07 597,809 50.47 51.69 27.12 29.47 6,514 3,367 665 343 平成25年度 0.17 0.11 0.17 367,049 48.98 50.94 28.78 30.20 6,646 3,386 717 365 平成26年度 0.16 0.16 0.25 259,984 47.96 49.50 28.70 30.96 7,122 3,525 758 375 経常(当期純)利益 (注) 総資産経常(当期純)利益率 = × 100 総資産(除く債務保証見返)平均残高 DISCLOSURE 2015 53 数字で見る﹁あきしん﹂︵資料編︶ 6,564 6,564 − 特 別 損 固 定 資 産 処 分 減 損 損 そ の 他 の 特 別 損 (単位:円) 科 目 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に (単位:千円) 資 料 編 貸出金等に関する指標 直近の 2 事業年度における主要な事業の状況 ■ 業 務粗利益 資金運用収益 資金調達費用 資金運用収支 役務取引等収益 役務取引等費用 役務取引等収支 その他業務収益 その他業務費用 その他業務収支 業 務 粗 利 益 業務粗利益率 (単位:千円) 平成25年度 2,199,562 213,211 1,986,351 119,170 223,103 △ 103,933 200,526 57,828 142,698 2,025,116 1.54% 平成26年度 2,188,012 207,398 1,980,614 122,321 246,592 △ 124,271 105,346 14,673 90,673 1,947,016 1.49% ■利 鞘 (単位:%) 資 金 運 用 利 回 資金調達原価率 総 資 金 利 鞘 平成25年度 1.67 1.50 0.17 平成26年度 1.68 1.43 0.25 金 金 他 付 52,725 平成25年度 平成26年度 830 758 当金庫預金積金 有 52,506 5,205 価 証 券 2 6 動 産 − − 6,673 当 座 貸 越 4,504 割 引 手 形 473 489 不 動 産 6,741 62,309 62,207 そ の 他 − − 信用保証協会・信用保険 16,934 16,964 保 証 15,049 14,806 信 用 24,775 24,255 64,334 63,464 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 合 計 変 動 金 利 23,387 23,308 固 定 金 利 40,946 40,156 ■ 債務保証見返の担保別内訳 64,334 63,464 平成25年度 平成26年度 11 0 平均残高 131,077 62,309 31,733 36,615 127,019 127,206 平成25年度 利 息 2,199 1,483 210 492 213 213 利回り 1.67% 2.38% 0.66% 1.34% 0.16% 0.16% 平均残高 129,998 62,207 30,142 37,228 129,527 129,701 平成26年度 利 息 2,188 1,503 194 478 207 207 − 利回り 1.68% 2.41% 0.64% 1.28% 0.16% 0.16% (単位:千円) 平成25年度 残高による増減 利率による増減 △ 30,807 58,163 △ 54,148 1,297 △ 1,626 28,575 25,106 26,069 △ 139 2,222 △ 1,519 △ 58,478 △ 1,530 △ 58,473 11 △ 5 純増減 27,356 △ 52,851 26,949 51,175 2,083 △ 59,997 △ 60,003 6 平成26年度 残高による増減 利率による増減 △ 4,182 △ 7,368 △ 2,417 21,746 △ 10,340 △ 5,911 8,575 △ 23,204 0 1 5,118 △ 10,953 5,125 △ 10,953 △ 7 0 純増減 △ 11,550 19,329 △ 16,251 △ 14,629 1 △ 5,835 △ 5,828 △ 7 有 ■ 使途別残高 (単位:百万円) 価 証 券 − 動 産 − − 平成26年度 残 高 構成比 不 動 産 120 98 そ の 他 − − 設備資金 11,895 18.5% 12,990 20.5% 信用保証協会・信用保険 12 11 運転資金 28,871 44.9% 27,382 43.1% 保 証 2 1 消費資金 4,620 7.2% 5,348 8.4% 信 用 91 90 住宅資金 18,946 29.4% 17,743 28.0% 238 202 合 計 64,334 100.0% 63,464 100.0% 合 計 ■ 預貸率(貸出金の預金に対する比率) (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 貸出金 (A) 64,334 63,464 預 金 (B) 126,276 128,209 預 貸 率(A) /(B) 50.94% 49.50% 期 48.98% 47.96% 中 平 均 (注)1.預金には定期積金および譲渡性預金を含んでおります。 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 ■ 貸倒引当金の内訳 (単位:百万円) ■ 貸出金償却 平成25年度 平成26年度 ■ 流動性預金・定期性預金・譲渡性預金・その他の平均残高 ■ 定期預金残高 (単位:百万円) 平成25年度 35,083 33,793 91,869 91,865 4 253 − 127,206 平成26年度 35,863 34,627 93,589 93,588 0 248 − 129,701 (単位:百万円) 固定金利定期預金 変動金利定期預金 そ の 他 定期預金残高 平成25年度 84,202 0 8 84,211 一般貸倒引当金 平成26年度 86,429 0 8 86,439 個別貸倒引当金 *その他=別段預金+納税準備金 (注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金=定期預金+定期積金 固定自由金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期預金 変動自由金利定期預金:預金期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期預金 3.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 (単位:百万円) 平成25年度 残 高 構成比 預金に関する指標 54 DISCLOSURE 2015 4,006 (単位:百万円) 当金庫預金積金 (単位:百万円) (注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、増減割合に応じて按分する方法にて算出しております。 流 動 性 預 金 うち有利息預金 定 期 性 預 金 うち固定自由金利定期預金 うち変動自由金利定期預金 そ の 他 譲 渡 性 預 金 合 計 平成26年度 4,605 ■ 貸出金担保別残高 数字で見る﹁あきしん﹂︵資料編︶ 金 金 券 他 貸 合 計 ■ 受取利息及び支払利息の増減 取 利 息 う ち 貸 出 う ち 預 け う ち 有 価 証 う ち そ の 支 払 利 息 う ち 預 金 積 う ち そ の 平成25年度 付 ■ 金利区分別残高 (注)資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成25年度192百万円、平成26年度3,602百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残 高(平成25年度227百万円、 平成26年度213百万円)及び利息(平成25年度1百万円、 平成26年度1百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 受 書 貸 (注)国際業務部門の取扱いはありません。 ■ 資金運用収支の内訳 金 金 券 証 形 合 計 (注)1.「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合費用(平成25年度 364千円、平成26年度341千円)を控除して表示しております。 2.業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高×100 資 金 運 用 勘 定 う ち 貸 出 う ち 預 け う ち 有 価 証 資 金 調 達 勘 定 う ち 預 金 積 手 (単位:百万円) ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に ■ 貸出金科目別平均残高 損益に関する指標 期首残高 218 177 当期増加額 177 210 目的使用 − − そ の 他 218 177 当期減少額 期末残高 177 210 期首残高 1,225 1,233 当期増加額 1,233 1,036 目的使用 70 219 そ の 他 1,154 1,014 期末残高 1,233 1,036 期首残高 1,443 1,410 1,410 1,247 当期減少額 当期増加額 合 計 当期減少額 期末残高 目的使用 70 219 そ の 他 1,373 1,191 1,410 1,247 (単位:千円) 平成25年度 貸出金償却 18,917 平成26年度 16,557 DISCLOSURE 2015 55 資 料 編 ■ 貸出金業種別内訳 (単位:百万円) 製 造 業 農 業、 林 業 漁 業 鉱 業、 砕 石 業、 砂 利 採 取 業 建 設 業 電 気・ ガ ス・ 熱 供 給・ 水 道 業 情 報 通 信 業 運 輸 業 、 郵 便 業 卸 売 業 、 小 売 業 金 融 業 、 保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生 活 関 連 サ ー ビ ス 業、 娯 楽 業 教 育、 学 習 支 援 業 医 療、 福 祉 そ の 他 の サ ー ビ ス 小 計 地 方 公 共 団 体 個 人 合 計 平成25年度 残 高 3,044 35 0 30 6,593 705 36 1,046 6,868 5,530 2,544 51 67 224 994 314 163 4,292 3,127 35,674 4,585 24,074 64,334 構成比 4.7% 0.1% 0.0% 0.1% 10.3% 1.1% 0.1% 1.6% 10.7% 8.6% 3.9% 0.1% 0.1% 0.3% 1.5% 0.5% 0.2% 6.7% 4.9% 55.5% 7.1% 37.4% 100.0% 1.売買目的有価証券 該当ありません。 平成26年度 残 高 2,519 32 0 28 6,147 1,831 21 1,179 6,239 5,507 2,622 74 68 219 908 320 470 3,934 3,436 35,565 4,281 23,618 63,464 貸出先数 132 17 1 1 436 10 5 23 409 10 76 6 11 9 96 43 8 47 218 1,558 6 7,516 9,080 構成比 3.9% 0.0% 0.0% 0.0% 9.6% 2.8% 0.0% 1.8% 9.8% 8.6% 4.1% 0.1% 0.1% 0.3% 1.4% 0.5% 0.7% 6.1% 5.4% 56.0% 6.7% 37.2% 100.0% 2.満期保有目的の債券 (単位:百万円) 平成25年度 種 類 債 貸借対照表 計 上 額 − − − 貸借対照表 計 上 額 − − − 債 − − − − − − 短 期 社 債 − − − − − − 社 債 − − − − − − 他 1,345 1,464 119 1,245 1,430 185 1,345 1,464 119 1,245 1,430 185 国 時価が貸借 対照表計上 額を超える もの 地 方 そ の 小 計 国 時価が貸借 対照表計上 額を超えな いもの 平成26年度 時 価 差 額 時 価 差 額 債 − − − − − − 債 − − − − − − 短 期 社 債 − − − − − − 社 債 − − − − − − 他 200 199 △ 0 − − − 200 199 △ 0 − − − 1,545 1,663 118 1,245 1,430 185 地 方 そ の 小 計 合 計 ﹁あきしん﹂は地域のみなさまと共に 貸出先数 137 23 1 1 450 8 6 23 427 10 74 6 11 9 100 40 8 46 209 1,589 6 7,444 9,039 ■ 有価証券等の時価情報 3.子会社・子法人等株式及び関連法人等様式 当金庫が保有する子会社・子法人等株式及び関連法人等株式は、下記「5.時価を把握することが極めて困難と認 有価証券に関する指標 められる有価証券」に記載し、本項では記載を省略しております。 ■ 有価証券の種類別平均残高 (単位:百万円) 平成26年度 3,133 4,752 − 2,905 3,069 810 14,667 29 6,483 1,375 1 37,228 平成25年度 平成26年度 有価証券 (A) 38,138 39,694 預 (B) 126,276 128,209 預 証 率(A)/(B) 金 30.20% 30.96% 期 28.78% 28.70% 中 平 均 (注)1.預金には定期積金および譲渡性預金を含んでおります。 2.国際業務部門の取扱いはありません。 3年以下 5年以下 7年以下 10年以下 期間の定め のないもの 合計 1年以下 1年超 3年超 5年超 7年超 3年以下 5年以下 7年以下 10年以下 10年超 期間の定め のないもの 債 110 2 − 105 2,856 − − 3,074 2 − − 740 2,173 626 − 3,541 地 方 債 232 62 262 371 3,578 569 − 5,077 32 64 264 374 3,741 867 − 5,344 短期社債 − − − − − − − − − − − − 政府保証債 215 153 320 212 2,220 − − 3,121 101 198 294 167 2,255 8 − 3,024 公社公団債 − 100 516 205 1,950 777 − 3,550 100 − 617 421 1,148 824 − 3,111 金 融 債 200 201 300 − − − 702 100 100 700 − − − 901 事 業 債 902 2,557 2,255 5,026 4,396 310 938 2,545 2,351 3,728 4,642 724 株 式 − − − 外国証券 200 402 306 − − − − − − 15,449 − 29 29 − 421 1,558 3,209 − 6,099 299 − − − − − 206 1,301 649 − − 29 29 948 3,733 − 7,139 投資信託 − 101 − 106 − − 823 1,031 − 100 109 − 104 その他の証券 − − − − − − 1 1 − − − − − 56 DISCLOSURE 2015 − 1,354 − 1 1,669 1 取得原価 差 額 − − − − − − 券 28,496 27,893 603 29,510 28,554 955 国 債 2,974 2,912 62 3,338 3,206 131 地 方 債 4,507 4,427 79 5,144 4,970 173 貸借対照表 計上額が取 得原価を超 えるもの 短期社債 社 債 の 他 − − − − − − 21,014 20,553 460 21,027 20,377 650 3,915 3,802 112 4,913 4,605 307 32,411 31,695 715 34,423 33,160 1,263 株 式 − − − − − − 債 券 2,480 2,503 △ 23 1,343 1,366 △ 23 国 債 99 100 △ 0 202 205 △ 2 地 方 債 569 573 △ 4 199 199 △ 0 短期社債 社 そ の − − − − − − 債 1,811 1,830 △ 19 940 961 △ 20 他 1,670 1,698 △ 28 2,651 2,701 △ 50 4,150 4,202 △ 52 3,994 4,068 △ 73 36,562 35,898 663 38,418 37,228 1,189 小 計 合 計 5.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券 − 14,930 − 貸借対照表 計 上 額 差 額 式 貸借対照表 計上額が取 得原価を超 えないもの 合計 取得原価 債 小 計 平成26年度 10年超 貸借対照表 計 上 額 平成26年度 株 そ 平成25年度 国 種 類 (単位:百万円) 1年超 3年超 5年超 7年超 (単位:百万円) 平成25年度 ■ 預証率(有価証券の預金に対する比率)(単位:百万円) ■ 有価証券の残存期間別残高 1年以下 4.その他有価証券 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 子会社・子法人等株式 10 10 非上場株式 19 19 1 1 その他の有価証券 DISCLOSURE 2015 57 数字で見る﹁あきしん﹂︵資料編︶ 平成25年度 3,354 4,179 − 2,792 3,424 590 14,629 29 6,603 1,006 5 36,615 国 債 地 方 債 短 期 社 債 政 府 保 証 債 公 社 公 団 債 金 融 債 事 業 債 株 式 外 国 証 券 投 資 信 託 そ の 他 の 証 券 合 計 ■ 商品有価証券の種類別の平均残高 該当ありません。 資 料 編 ■ 金銭の信託の時価情報 信用金庫法第89条において準用する銀行法第21条に基づく 1.運用目的の金銭の信託 該当ありません。 各項目は以下のページに記載しています。 2.満期保有目的の金銭の信託 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 貸借対照表 計 上 額 時 価 差 額 うち時価 が貸借対 照表計上 額を超え るもの 300 300 0 0 うち時価 が貸借対 照表計上 額を超え ないもの 貸借対照表 計 上 額 時 価 − − − 差 額 うち時価 が貸借対 照表計上 額を超え るもの うち時価 が貸借対 照表計上 額を超え ないもの − − − (注) 「うち時価が貸借対照表計上額を超えるもの」 「うち時価が貸借対照表計上額を超えないもの」はそれぞれ差額の内訳です。 3.その他の金銭の信託 該当ありません。 ■ デリバティブ取引の時価情報 該当ありません。 子会社等の概況 グループの主要な事業の内容 当金庫グループは、当金庫、株式会社あきしんビジネスで構成され、信用金庫業務を中心に、事務処理の受託業務及 び周辺業務の受諾業務などを行っております。 当金庫グループの組織の構成 秋田信用金庫 国内 本店ほか支店17店舗 子会社 株式会社あきしんビジネス 子会社の状況 会 社 名 所 在 地 主要業務内容 設立年月日 資 本 金 当金庫の出資比率 ㈱あきしんビジネス 秋田市大町3丁目3−18 事務の受託業務 平成6年4月1日 1,000万円 100% 連結基準における指標について 当金庫では、子会社は当信用金庫グループの財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を誤らせない程度に重要性 が乏しいと認められるため、連結財務諸表は作成しておりません。 なお、資産基準、経常収益基準、利益基準及び利益剰余金基準による割合は下記のとおりであります。 記 下記の算式において、当金庫と子会社間の債権債務及び相互の取引による収益・費用は相殺消去しておりません。 資 産 基 準 = 経常収益基準 = 利 益 基 準 = 利益剰余金基準 = 58 DISCLOSURE 2015 開示項目 子会社の総資産額の合計額 当金庫の総資産額 子会社の経常収益の合計額 当金庫の経常収益 子会社の当期利益の額のうち持分の合計額 当金庫の当期利益 子会社の剰余金のうち持分の合計額 当金庫の剰余金 = = = = 29百万円 136,991百万円 18百万円 2,508百万円 0百万円 230百万円 18百万円 5,118百万円 ×100%= 0.02% ×100%= 0.74% ×100%= 0.10% ×100%= 0.35% 単体開示項目(信用金庫法施行規則第132条) 単体開示項目(信用金庫法施行規則第132条) 事業の組織………………………………………………………… 13 理事・監事の氏名及び役職名…………………………………… 13 事務所の名称及び所在地………………………………………… 14 主要な事業の内容………………………………………………… 16 直近の事業年度における事業の概況…………………………… 18 直近の5事業年度における主要な事業の状況 ◆経常収益………………………………………………………… 53 ◆経常利益………………………………………………………… 53 ◆当期純利益……………………………………………………… 53 ◆出資総額及び出資総口数……………………………………… 53 ◆純資産額………………………………………………………… 53 ◆総資産額………………………………………………………… 53 ◆預金積金残高…………………………………………………… 53 ◆貸出金残高……………………………………………………… 53 ◆有価証券残高…………………………………………………… 53 ◆単体自己資本比率……………………………………………… 53 ◆出資に対する配当金…………………………………………… 53 ◆職員数…………………………………………………………… 53 直近の2事業年度における事業の状況 ◆業務粗利益及び業務粗利益率………………………………… 54 ◆資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支……… 54 ◆資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、 利息、利回り………………………………………………… 54 ◆資金利鞘………………………………………………………… 54 ◆受取利息及び支払利息の増減………………………………… 54 ◆総資産経常利益率……………………………………………… 53 ◆総資産当期純利益率…………………………………………… 53 ◆流動性預金、定期性預金、譲渡性預金 その他の預金の平均残高…………………………………… 54 ◆固定金利定期預金、変動金利定期預金及び その他の区分ごとの定期預金の残高……………………… 54 ◆手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高 … 55 ◆固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高………… 55 ◆担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額…………… 55 ◆使途別の貸出金残高…………………………………………… 55 ◆業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合……… 56 ◆預貸率の期末値及び期中平均値……………………………… 55 ◆商品有価証券の期末残高・平均残高………………………… 56 ◆有価証券の種類別の平均残高………………………………… 56 ◆有価証券の残存期間別残高…………………………………… 56 ◆預証率の期末値及び期中平均値……………………………… 56 ◆リスク管理の体制………………………………………… 24∼25 ◆法令遵守の体制………………………………………………… 25 ◆金融ADR制度への対応………………………………… 26∼27 ◆報酬等に関する事項であって、金庫の業務の運営又は財産の状況に 重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるもの … 27 直近の2事業年度における財産の状況 ◆貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書……… 48∼53 ◆破綻先債権に該当する貸出金………………………………… 28 ◆延滞債権に該当する貸出金…………………………………… 28 ◆3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金……………………… 28 ◆貸出条件緩和債権に該当する貸出金………………………… 28 ◆有価証券の時価等及び評価損益……………………………… 57 ◆金銭の信託の時価等及び評価損益…………………………… 58 ◆デリバティブ取引等の時価等及び評価損益………………… 58 ◆貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額…………………… 55 ◆貸出金償却の額………………………………………………… 55 金融再生法開示債権および保全状況…………………………… 29 連結開示項目(信用金庫法施行規則第133条) 金庫の子会社等の概況 ◆グループの主要な事業の概要………………………………… ◆グループの組織の構成………………………………………… ◆名称……………………………………………………………… ◆主たる営業所及び事務所の所在地…………………………… ◆資本金又は出資金……………………………………………… ◆事業の内容……………………………………………………… ◆設立年月日……………………………………………………… ◆出資状況………………………………………………………… 58 58 58 58 58 58 58 58 自己資本の充実の状況について 金融庁長官が別に定める事項 自己資本の構成に関する事項…………………………………… 自己資本の充実度に関する事項………………………………… 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) ◆信用リスクに関するエクスポージャー及び 主な種類別の期末残高……………………………………… ◆一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び 期中の増減額………………………………………………… ◆業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等………… ◆リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 … 信用リスク削減手法に関する事項……………………………… 証券化エクスポージャーに関する事項………………………… 出資等エクスポージャーに関する事項………………………… 金利リスクに関する事項………………………………………… オペレーショナル・リスクに関する事項……………………… 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の リスクに関する事項…………………………………………… 38 39 40 41 41 41 42 42 43 44 44 45 任意開示項目 秋田信用金庫と地域社会……………………………………… 2∼3 地域密着型金融の取組み……………………………………… 4∼7 あきしんこの1年…………………………………………… 8∼10 経営理念、沿革…………………………………………………… 12 信金中央金庫……………………………………………………… 17 業況および諸比率の推移………………………………………… 19 総代会について……………………………………………… 20∼23 営業のご案内………………………………………………… 30∼36 DISCLOSURE 2015
© Copyright 2025 Paperzz