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資料編
Hyakugo Report 2015 (資料編)
2015
平成27年3月期ディスクロージャー誌
(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
CONTENTS
中期経営計画................................................. 2
リスク管理債権(連結)......................... 35
役員................................................................. 3
セグメント情報等................................... 35
組織................................................................. 4
時価情報(連結)..................................... 37
子会社等......................................................... 5
単体情報
コーポレート・ガバナンス........................... 6
貸借対照表.............................................. 39
コンプライアンス......................................... 7
損益計算書.............................................. 40
リスク管理..................................................... 8
株主資本等変動計算書........................... 41
金融円滑化.................................................. 10
注記事項.................................................. 42
中小企業の経営改善及び地域の
活性化のための取組み.............................. 12
損益.......................................................... 44
主要な業務の内容...................................... 14
時価情報.................................................. 49
商品・サービス一覧................................... 15
各種手数料等.............................................. 21
店舗一覧...................................................... 22
現金自動設備(ATM)一覧....................... 24
FRONTIER BANKING に込めた意味
平成26年度の業績について..................... 26
当行の創立125周年を機に、新しいコーポレートステートメントとして定めた
「FRONTIER BANKING」
は、
“最先端の銀行業務を切り拓く”
ことを意味します。
当行が将来にわたって社会的に価値ある存在であるために、最先端のビジネス
マインドによってお客さまのご期待にお応えすることができる、創造力あふれる銀行で
ありたいという決意を表明した“企業の宣言”です。
連結情報
連結貸借対照表....................................... 28
連結損益計算書及び
連結包括利益計算書............................... 28
連結株主資本等変動計算書................... 29
連結キャッシュ・フロー計算書............ 30
編集/株式会社 百五銀行 経営企画部
注記事項.................................................. 31
三重県津市岩田21番27号 電話059-227-2151
平成27年7月発行
http://www.hyakugo.co.jp/
本冊子は、
銀行法第21条に基づいて作成したディスクロ−ジャ−資料
(業務及び財産の状況に関する説明書類)
であり、財務データ、
自己
資本の充実の状況等について記載しています。
33634
経営効率.................................................. 48
デリバティブ取引.................................. 51
オフバランス取引.................................. 52
預金.......................................................... 53.
貸出金等.................................................. 54
証券.......................................................... 58
為替.......................................................... 60
資本金・株式........................................... 60
従業員等.................................................. 61
自己資本の充実の状況等........................... 62
報酬等に関する開示事項.........................104
開示項目一覧............................................105
開示項目一覧
当行の概要(平成27年3月31日現在)
称 株式会社 百五銀行
総
創
立 明治11(1878)年11月19日
預 金 残 高 4兆4,144億円
資
産 5兆3,007億円
貸 出 金 残 高 2兆8,180億円
代
単体自己資本比率 10.28%(国内基準)
表
者 取締役頭取 伊藤 歳恭
(平成27年4月1日就任)
資
本
舗
格
本支店 85.
出張所 27
環 境 に 関 す る ISO14001
国 際 規 格 (本店ビル、事務センター、
情報センター)
支 店 19
和歌山県 支 店 1
その他
け A(スタンダード&プアーズ)
A+(格付投資情報センター)
支 店 2
(東京都、大阪府)
海外拠点
3
(シンガポール、上海、バンコク)
店 舗 外ATM 192か所
コ ン ビ ニATM 32,462か所
(イーネット・セブン銀行)
企業理念
百五銀行の使命
百五銀行の経営
私たちの行動
信用を大切にする
公明正大で
良識ある社会人として
社会をささえます。
責任ある経営をします。
誠実に行動します。
1.
2.
3.
4.
経営の組織… …………………………………………………
持株数の多い順に十以上の株主に関する事項… …………
取締役及び監査役の氏名及び役職名… ……………………
営業所の名称及び所在地… ……………………………
~
銀行の主要な業務の内容
銀行の主要な業務の内容…………………………………………
銀行の主要な業務に関する事項
1. 直近の事業年度における事業の概況… ………………………
2. 直近の5事業年度における主要な業務の状況を示す指標………
3. 直近の2事業年度における業務の状況を示す指標
(1)主要な業務の状況を示す指標
① 業務粗利益及び業務粗利益率… …………………………
② 資金運用収支、役務取引等収支、特定取引収支及び
その他業務収支… …………………………………………
③ 資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、
利回り及び資金利鞘… ………………………………
、
④ 受取利息及び支払利息の増減… ……………………
~
⑤ 総資産経常利益率及び資本経常利益率… ………………
⑥ 総資産当期純利益率及び資本当期純利益率… …………
(2)預金に関する指標
① 流動性預金、定期性預金、譲渡性預金、
その他の預金の平均残高… ………………………………
② 固定金利定期預金、変動金利定期預金及び
その他の区分ごとの定期預金の残存期間別の残高… …
(3)貸出金等に関する指標
① 手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の
平均残高… …………………………………………………
② 固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の
残存期間別の残高… ………………………………………
③ 担保の種類別の貸出金残高及び支払承諾見返額… ……
④ 使途別の貸出金残高… ……………………………………
⑤ 業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合……
⑥ 中小企業等に対する貸出金残高及び貸出金の
総額に占める割合… ………………………………………
⑦ 特定海外債権残高の5%以上を占める国別の残高… …
⑧ 預貸率の期末値及び期中平均値… ………………………
(4)有価証券に関する指標
① 商品有価証券の種類別の平均残高… ……………………
② 有価証券の種類別の残存期間別の残高… ………………
③ 有価証券の種類別の平均残高… …………………………
④ 預証率の期末値及び期中平均値… ………………………
銀行の業務の運営に関する事項
1.
2.
3.
4.
リスク管理の体制… …………………………………………
法令遵守の体制… ……………………………………………
中小企業の経営改善及び地域活性化のための取組み状況……
金融ADR制度への対応… ……………………………………
銀行の直近の2事業年度における財産の状況に関する事項
1. 貸借対照表、損益計算書及び
株主資本等変動計算書… ………………………………
~
2. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権… ………………………………………………
② 延滞債権… …………………………………………………
③ 3カ月以上延滞債権… ……………………………………
④ 貸出条件緩和債権… ………………………………………
1
THE HYAKUGO BANK, LTD.
報酬等に関する事項
報酬等に関する開示事項…………………………………………
■連
結情報(銀行法施行規則第19条の3に基づく
開示事項)
銀行及びその子会社等の概況に関する事項
開示項目一覧
愛知県
付
発 行 済 株 式 数 254,119千株
数 134か店、海外駐在員事務所3拠点
内 訳 三重県
4
連結自己資本比率 10.67%(国内基準)
金 200億円
従 業 員 数 2,486名
店
1. 銀行及びその子会社等の主要な事業の内容及び
組織の構成… …………………………………………………
2. 銀行の子会社等に関する事項… ……………………………
銀行及びその子会社等の主要な業務に関する事項
1. 直近の事業年度における事業の概況… ………………………
2. 直近の5連結会計年度における主要な業務の
状況を示す指標… ………………………………………………
銀行及びその子会社等の直近の2連結会計年度における
財産の状況に関する事項
1. 連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結包括利益計算書、
連結株主資本等変動計算書… ……………………………
~
2. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権… ………………………………………………
② 延滞債権… …………………………………………………
③ 3カ月以上延滞債権… ……………………………………
④ 貸出条件緩和債権… ………………………………………
3. 自己資本の充実の状況… ………………………………
~
4. セグメント情報… ………………………………………
~
5. 会社法第396条第1項による会計監査人の
監査を受けている旨… …………………………………………
6.銀行が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本等
変動計算書について金融商品取引法第193条の2第1項の規
定に基づき監査法人の監査証明を受けている旨… …………
報酬等に関する事項
報酬等に関する開示事項…………………………………………
■金
融機能の再生のための緊急措置に関する法律
(第7条)
資産査定の公表����������������
、
■ 銀 行法施行規則第19条の2第1項第5号二等の規
定に基づき、自己資本の充実の状況等について金
融庁長官が別に定める事項(金融庁告示第15号)
1.
2.
3.
4.
定性的な開示事項(単体)………………………………
定量的な開示事項(単体)………………………………
定性的な開示事項(連結)………………………………
定量的な開示事項(連結)………………………………
~
~
~
~
ディスクロージャー誌 2013
報酬等に関する開示事項
本 店 所 在 地 三重県津市岩田21番27号
銀行の概況及び組織に関する事項
3. 自己資本の充実の状況… ………………………………
~
4. 次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、
時価及び評価損益
①有価証券… ……………………………………………
~
②金銭の信託… ………………………………………………
③デリバティブ取引… …………………………………
~
5. 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額… ………………
6. 貸出金償却の額… ……………………………………………
7. 会社法第396条第1項による会計監査人の監査を
受けている旨… ………………………………………………
8.銀行が貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書に
ついて金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき監
査法人の監査証明を受けている旨… ………………………
資料編
名
■単
体情報(銀行法施行規則第19条の2第1項に
基づく開示事項)
92
中期経営計画
中期経営計画
「進化への羅針盤 2015」
~新しい百五を、未来を創ろう。~
(計画期間 2013年4月~2016年3月)
■ ビジョン
地域で絶対的な信頼を得て、健全・堅固な経営体質のもと、
地域とともに成長・発展するエクセレントリージョナルバンク
■ 基本方針
■ 数値目標(2015年度)
1. お客さまを大切にしよう
総預金平残(譲渡性預金含む) 4兆5,000億円以上
2. 地域社会に貢献しよう
総貸出金平残
3. 百五の営業力を存分に発揮しよう
当期純利益
4. 経営基盤を確固たるものにしよう
不良債権比率
2.8%以下
5. 総合金融サービスを提供しよう
コア資本比率(自己資本比率)
10%以上
2兆8,000億円以上
70億円以上
■ 7つの基本戦略と主な施策
営業基盤の拡充
期待を
信頼につなぐ
サービスの実現
●
●
●
●
お客さま接点の
品質向上
新店頭体制の構築
高い専門性を有した
人材の育成
グループ総合力の
最適発揮
●
●
●
●
収益基盤の確立
広域戦略の加速
地域内シェアの拡大
チャネル営業力の強化
海外戦略の深化
●
●
●
●
預金の増強
リテール戦略の再構築
有価証券運用力の強化
新たな収益機会への挑戦
地域プレゼンスの向上
●
●
●
●
業務効率化の追求
● BPRの推進
● 新本館建設
プロジェクト
地域資源の再開発
起業支援・地域成長支援
企業再生支援
CSR 活動の充実
経営管理態勢の強化
● リスク管理態勢の高度化 ● ALM 運営の強化
● コンプライアンス態勢の定着化 ● 情報収集力の向上と共有化
魅力に満ちた職場づくり
● 人事制度の改定 ● ダイバーシティ推進プロジェクト
ディスクロージャー誌 2015 資料編
2
役員
(平成27年6月19日現在)
取締役頭取(代表取締役)
取締役会長(代表取締役)
上田 豪
伊藤 歳恭
取締役副頭取(代表取締役)
渡辺 義彦
常務取締役
常務取締役
杉浦 雅和
取締役
取締役
取締役
常勤監査役
太田 均
3
THE HYAKUGO BANK, LTD.
常勤監査役
釜森 伸明
取締役
取締役
小林 長久
柳谷 剛
笠井 貞男
取締役
長合 教実
取締役
竹中 章
寺尾 正紀
取締役
後藤 悦夫
濱田 康資
常務取締役
田中 秀人
監査役
渡邉 悌爾
川喜田 久
監査役
市川 秀
監査役
川端 康成
組織
(平成27年6月19日現在)
査
営 業 統 括 部
本 支 店
パーソナルプラザ
役員/組織
監
営 業 統 括 課
役
営 業 戦 略 部
営業本部
室
監査役/監査役会
支 社
営 業 戦 略 課
預 り 資 産 課
ダイレクト営業センター
ロ ー ン 企 画 課
ロ ー ン 統 括 部
営 業 渉 外 部
国 際 営 業 部
ロ ー ン 審 査 課
ローン業務センター
カ ー ド セ ン タ ー
コンサルティング課
地 域 創 生 室
国際ビジネス支援課
国 際 業 務 課
駐 在 員 事 務 所
(シンガポール・上海・バンコク)
事務本部
経 営 会 議
取 締 役 会
株 主 総 会
資金運用本部
資 金 証 券 部
東 京 営 業 部
大 阪 営 業 部
事 務 統 括 部
市 場 企 画 課
資 金 証 券 課
市 場 業 務 課
事 務 統 括 課
業務サポートセンター
B P R 推 進 室
シ ス テ ム 統 括 部
総 務 部
新本館建設統括部
融 資 統 括 部
サービス品質向上部
経 営 企 画 部
リ ス ク 統 括 部
人 事 部
コンプライアンス統括部
業
務
秘 書 室
監
査
業 務 監 査 部
シ ス テ ム 企 画 課
シ ス テ ム 開 発 課
シ ス テ ム 管 理 課
総 務 課
管 財 課
審 査 課
融 資 企 画 課
融 資 管 理 課
企 業 支 援 室
経 営 企 画 課
主 計 課
広 報 C S R 課
リ ス ク 統 括 課
内 部 統 制 課
信用リスク管理課
人 事 課
人 材 開 発 課
コンプライアンス課
法 務 課
お 客 さ ま 相 談 課
秘 書 課
東 京 事 務 所
監 査 企 画 課
監 査 課
会
ディスクロージャー誌 2015 資料編
4
子会社等
(平成27年3月31日現在)
百五銀行グループは、当行、連結子会社10社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務等の金融サービスにかかる事業
を行っています。
事業系統図
銀 行 業
株式会社 百五銀行
(本支店107、出張所27等)
百五ビジネスサービス株式会社
現金等の精査整理業務
百五管理サービス株式会社
文書・帳簿等の保管・管理業務
百五銀行グループ
連結子会社
百五不動産調査株式会社
担保不動産の調査及び評価業務
百五オフィスサービス株式会社
手形・債券等の集中保管・管理業務
百五スタッフサービス株式会社
職業紹介業務及び労務管理業務
リ ー ス 業
連結子会社
百五リース株式会社
リース業務
百五証券株式会社
金融商品取引業務
株式会社百五ディーシーカード
そ の 他
連結子会社
クレジットカード業務及び信用保証業務
株式会社百五経済研究所
地域産業調査及びコンサルティングに関する業務
百五コンピュータソフト株式会社
コンピュータによる情報処理業務
子会社等の状況
会 社 名
所 在 地
(株)百五ディーシーカード
資本金
当行
議決権比率
当行の子会社
の議決権比率
津市栄町3丁目123番地1 栄町ビル
昭和58年10月20日
50百万円
50%
――
津市栄町3丁目123番地1 栄町ビル
昭和59年10月15日
50百万円
20%
35%
津市船頭町津興1695番地7
昭和60年  7月29日
30百万円
23%
60%
百五コンピュータソフト(株)
津市羽所町375番地 百五・明治安田ビル
平成  2年  3月29日
30百万円
5%
95%
百五ビジネスサービス(株)
津市本町33番21号
昭和54年  7月14日
40百万円
100%
――
百 五 管 理 サ ー ビ ス(株)
津市高茶屋7丁目6番70号
昭和60年  7月29日
30百万円
100%
――
百 五 不 動 産 調 査(株)
津市本町33番21号
昭和63年10月25日
20百万円
100%
――
百五オフィスサービス(株)
津市船頭町津興1695番地7
平成13年  6月28日
20百万円
100%
――
百五スタッフサービス(株)
津市船頭町津興1695番地7
平成16年  6月28日
20百万円
100%
――
百
津市東丸之内33番1号 津フェニックスビル
平成21年  8月14日
3,000百万円
100%
――
百
五
リ
ー
ス (株)
(株) 百 五 経 済 研 究 所
5
設立年月日
五
証
券 (株)
THE HYAKUGO BANK, LTD.
コーポレート・ガバナンス
「信用を大切にする社会をささえます。」「公明正大で責
され、原則月1回開催しています。監査役会では、法令等
任ある経営をします。」「良識ある社会人として誠実に行動
に定められた事項を決議・協議するとともに、各監査役の
します。」という企業理念のもと、「内部統制システムの基
監査結果等について報告を受け、取締役の職務の執行全般
本方針」を定め、業務の健全性・適切性を確保するための
を監査しています。監査役及び監査役会をサポートするた
態勢の整備に努めています。
め、監査役室を設置し、専属スタッフ1名を配置しています。
取締役会は、取締役14名(うち社外取締役2名)で構成
さらに、次のような委員会を設置することにより、経営
され、原則月1回開催しています。取締役会では、法令ま
管理の強化・充実に努めています。
たは定款に定める事項並びに経営の基本方針その他特に重
委員会名
要な事項について評議決定するとともに、業務の執行状況
について報告を受け、取締役の職務の執行を監督していま
目 的
コンプライアンス委員会
す。
取締役会の下に、役付取締役をもって構成する経営会議
顧客保護等管理委員会
を設置し、原則週1回開催しています。経営会議では、取
締役会で決定した基本方針に基づき、業務の執行に関する
金融円滑化委員会
重要事項を審議し、執行の決定を行っています。
また、取締役会の下に、代表取締役と業務監査部長をも
リスク管理委員会
って構成する業務監査会を設置し、原則月1回開催してい
ます。業務監査会では、業務執行の適正性及び内部監査の
有効性を監視し、経営管理の強化・充実に努めています。
業務監査会直轄の業務監査部は、年次の基本監査計画に基
づき内部監査を実施し、必要に応じて改善を勧告していま
す。
顧客の保護、利便の向上に向けた改善・対
応策の検討
中小企業者等に対する金融円滑化の適切な
遂行
経営の健全性の維持及び各種リスクの把握
と適切な対応
IT戦略委員会
情報システム等の方針や投資の最適化
業績・ 報酬委員会
人事評価の納得性・公平性・透明性の向上
BPR戦略委員会
監査役会は、監査役5名(うち社外監査役3名)で構成
法令等遵守態勢の確立
経営の健全性の堅持及びさらなる生産性の
向上
コーポレート・ガバナンス体制:模式図
株主総会
連携
監査役会
監査
取締役会
連携
監査
業務監査部
コンプライアンス
委員会
経営会議
監視
監視
内部監 査
本部
支社
相談
助言
顧問弁護士
会計監査人
業務監査会
営業店等
ディスクロージャー誌 2015 資料編
6
子会社等/コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス体制(平成27年6月22日現在)
コンプライアンス
コンプライアンスへの取組み
(2)不当要求に対しては、平素から警察当局、暴力追放
コンプライアンスとは、法令やルールを遵守することは
運動推進センター等の外部専門機関、弁護士等と緊
もとより、さらには社会的規範を全うすることをいいま
密な連携関係を構築し、従業員の安全も確保してい
す。信用が最大の財産ともいえる銀行にとって、経営の健
ます。
全性を高め、社会からの信頼を揺るぎないものとするうえ
(3)反社会的勢力に関する情報については、統括部署が
での当然の原則であり、役職員一人ひとりが、日々の業務
一元的に収集、管理、分析を行い、データベースの
遂行のなかで着実に実践しなければならないものと考えて
構築及びその逐次更新を図っています。
います。
(4)反社会的勢力等との関係遮断に関し、営業部店長及
このため、当行ではコンプライアンスを経営の最重要課
びパーソナルプラザ長には「不当要求防止責任者講
題と位置づけ、遵守態勢の強化に取り組むとともに、倫
習」を必ず受講させるとともに、適宜、社内研修を
理・法務リスク の軽減に努めています。
実施しています。
※
具体的には、コンプライアンスに関する手引書として
(5)預金規定等に「暴力団排除条項」を盛り込み、反社
「コンプライアンス・マニュアル」を制定し行内の基本指
会的勢力との取引の謝絶・遮断に向けた具体的な取
針とするとともに、コンプライアンスを推進するため、主
組みをしています。
要施策を協議する全行的な組織として「コンプライアンス
委員会」を設置しています。また、コンプライアンスにつ
利益相反管理
いて一元的に統括・推進するため、「コンプライアンス統
当行または当行のグループ会社とお客さまの間、ならび
括部」を設置しています。
に当行またはグループ会社のお客さま相互間における利益
本部各部署、支社、営業部店及びパーソナルプラザには
相反のおそれのある取引に関し、銀行法、金融商品取引
各々コンプライアンス責任者・コンプライアンス担当者を配
法、その他関係法令等に基づき、お客さまの利益を不当に
置し、法令違反の未然防止と遵守状況のチェックを行って
害することのないよう適切に業務を遂行しています。
います。さらに、具体的な実践計画である『コンプライアン
「利益相反のおそれのある取引」とは、当行またはグルー
ス活動計画』を年度ごとに策定し、それに基づいた取組み
プ会社が行う取引のうち、「お客さまの利益が不当に害さ
も進めています。
れるおそれがある場合の取引」をいいます。
「利益相反」
今後もコンプライアンス態勢の一層の強化を図っていき
とは、当行またはグループ会社とお客さまの間、ならびに
ます。
当行またはグループ会社のお客さま相互間において利益が
※ 役職員が業務に関して法令・規則・社会的規範等に抵触する行為をする
ことや、規定・手続等がこれらに抵触していることを原因として、取引
先・株主等から法的あるいは道義的責任を追及され、損害賠償責任を負
うことや信用を失墜するリスクのことです。
相反する状況をいいます。利益相反管理の対象となる会社
反社会的勢力への対応
1. 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方
反社会的勢力に対しては、組織として断固たる態度で
関係を遮断し排除することにより、金融機関としての公
共の信頼を維持し、業務の適切性及び健全性を確保する
ことを基本方針としています。
2. 反社会的勢力排除に向けた整備状況
「コンプライアンス統括部お客さま相談課」を反社会
的勢力等との関係遮断に係る統括部署とし、以下のよう
な対応を行っています。また、すべての営業部店及び
パーソナルプラザには「不当要求防止責任者」を配置し
ています。
(1)
「反社会的勢力対応規定」を制定して組織としての対応
方針を明確にし、
「反社会的勢力対応マニュアル」によ
り具体的な対応方法の周知徹底を図っています。
7
THE HYAKUGO BANK, LTD.
は、当行ならびにグループ会社の株式会社百五経済研究所
及び百五証券株式会社です。
当行では、利益相反管理の対象となる取引を特定し、適
切に管理しています。
また、法令等に従い、「利益相反管理に関する指針」を
ホームページへの掲載、店頭への掲示等により公表してい
ます。
金融ADR制度への対応
銀行法上の指定紛争解決機関である一般社団法人全国銀
行協会と苦情対応手続及び紛争解決手続に関し、契約を締
結しています。
連絡先 全国銀行協会相談室
電 話 0570-017109 または 03-5252-3772
リスク管理
クに主管部署を定めて業務運営のなかで管理するととも
金融の自由化・国際化が進展し、金融サービスや業務が
に、リスク統括部署を設置してこれらを統合的に管理して
多様化するなか、銀行が直面するリスクは複雑化・多様化
います。また、頭取を委員長とする「リスク管理委員会」
しており、リスク管理の重要性はますます高まっていま
を毎月開催し、各リスクの発生状況や管理状況を総合的に
す。当行では、各リスクを正確に把握・認識するとともに、
把握・評価・監視するとともに、リスク管理に関する方針
適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切性を
や対応策を審議しています。
堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の
また、各リスクを共通の尺度で計量化し、経営体力に照
基本方針として、リスク管理の強化・充実に取り組んでい
らして適正な範囲内にリスク量をコントロールする「統合
ます。
リスク管理」の考え方のもと、信用、市場、オペレーショ
ナルの各リスク量及びその総量に限度枠を設定し、経営の
統合的なリスク管理体制
健全性・適切性確保と安定的な収益確保の両立を図ってい
当行では、銀行業務を行ううえで直面するさまざまなリ
ます。
スクを統合的に把握・管理する体制としています。
さらに、業務部門から独立した監査部門による内部監査
具体的には、リスクをそれぞれ「信用リスク」、「市場リ
を実施し、各部門の内部管理の適切性・有効性を検証し、
スク」、「オペレーショナル・リスク」等に区分し、各リス
改善を促す仕組みとしています。
リスク管理体制図
監査役会
取 締 役 会
経 営 会 議
リスク管理委員会
コン プライアンス 委 員 会
オペレーショナル・リスク
A L M 委 員 会
オペレーショナル・リスク管理委員会
リスクの
種類
リスク
主管部署
リスク
関連部署
市場リスク 流動性リスク 事務リスク
システム
リスク
リスク統括部
融資統括部 リスク統括部 リスク統括部
事務統括部
資金証券部 資金証券部
資金証券部
システム
統括部
信用リスク
情報資産
リスク
人的
リスク
有形資産
リスク
コンプ
ライアンス
統括部
人事部
総務部
システム統括部
その他の
オペレー
ショナル・
リスク
風評
リスク
倫理・法務
リスク
(研修・指導・モニタリング)
(部署別監査・ テーマ別監査等)
業務監査会
外部監査人
リスク統括部
コンプ
リスク統括部 ライアンス
統括部
コンプライアンス
統括部
各支社・各営業店・各パーソナルプラザ・本部各部室・関連会社
信用リスク管理
貸出等の資産の健全性を保つことは、銀行経営において
最も重要な課題のひとつです。そのため、当行では、貸出
先や個別案件の信用リスクを統一的な尺度により評価する
信用格付制度を導入し、信用度を勘案した融資取組方針の
策定や貸出金利の設定を行っています。また、融資の基本
方針を「百五銀行クレジットポリシー」に定め、特定の企
業や企業グループまたは業種に貸出が集中しないよう管理
するとともに、与信ポートフォリオ管理の観点から、貸出
金の業種別・地域別・信用格付別・与信額別等の分布状況
を把握し、貸出に係るリスクの分散に努めています。
自己資本比率の算定にあたっては、標準的手法を採用し
ていますが、金融取引の多様化・高度化を背景にリスク管
理の重要性が高まっていることから、基礎的内部格付手法
の考え方を取り入れて態勢整備を行い、リスク管理の高度
化に取り組んでいます。
また、内部管理においては、「統合リスク管理」の枠組
みのもと、自己資本比率の算定に含まれない「与信集中リ
スク」を含めた形で信用リスクをVaR(Value at Risk:
予想最大損失額)で計量化し、限度枠での管理等を通じて、
適正なリスクテイクと安定的な収益確保に努めています。
組織体制の面では、営業推進部門と貸出審査部門及び信
用リスク管理部門を明確に分離し、厳正な審査・管理を行
っています。
なお、業況が悪化する等の問題先に対しては、経営状況
等を適切に把握・管理し、必要に応じて再建計画の策定の
指導や整理・回収を行っています。
市場リスク・流動性リスク管理
金利・為替・株価等市場の変動が収益に与える影響はま
すます大きくなってきています。そのため、当行では、
ALM(Asset&Liability Management:資産負債の総合
管理)機能の強化を図り、安定的な収益確保をめざしてい
ます。具体的には、毎月開催する「ALM委員会」において、
ディスクロージャー誌 2015 資料編
8
コンプライアンス/リスク管理
リスク管理の基本方針
貸出金や有価証券等の資産と預金等の負債の構成やその変
化を分析し、向後の金利シナリオに基づく最適なポートフ
ォリオ運営を協議しています。
市場リスクは、「統合リスク管理」の枠組みのもと、自
己資本比率の算定に含まれない「銀行勘定の金利リスク」
のほか、「為替リスク」、「株価リスク」等の各種リスクを、
主にVaRで計量化し、リスク量をそれぞれのリスクに設定
した限度枠の範囲内にコントロールしています。
組織体制の面では、市場取引部署(フロントオフィス)
と市場事務管理部署(バックオフィス)を明確に分離して
いるほか、市場リスク管理部署(ミドルオフィス)を設置
し、相互に牽制が働く体制のもとでリスク管理を行ってい
ます。
流動性リスクに対しては、円貨・外貨の資金繰りの状況
及びその見通しを適切に把握・管理するとともに、不測の
事態に備え流動性の高い資産を一定水準以上確保していま
す。また、市場からの調達可能額を定期的に把握するとと
もに、資金繰り逼迫度に応じた対応策をあらかじめ定めて
います。
オペレーショナル・リスク管理
業務・商品・サービスの多様化、業務処理のシステム化
等金融業務を巡る環境は日々変化しています。そのため、
当行では、
「オペレーショナル・リスク管理規定」を制定し、
業務運営に伴う各種リスクを総合的に管理しています。毎
月開催する「オペレーショナル・リスク管理委員会」では、
これらのリスクを包括的に評価・分析し、リスク削減策を
組織横断的に協議しています。
オペレーショナル・リスクについては、
「事務リスク」
「シ
ステムリスク」
「情報資産リスク」
「倫理・法務リスク」
「人
的リスク」「有形資産リスク」「風評リスク」「その他のオ
ペレーショナル・リスク」からなる幅広いリスクとして捉
えており、定性的な管理と定量的な管理の両面からリスク
管理に取り組んでいます。
自己資本比率の算定にあたっては、粗利益配分手法を採
用していますが、内部管理においては、「統合リスク管理」
の枠組みのもと、オペレーショナル・リスクをVaRにより
計量化し、リスク管理の高度化を図っています。
用語解説
「信用リスク」とは?
貸出・投資先の経営悪化等により、元本や利息が予定どおりに返済さ
れなくなること等により損失を被るリスクのことです。
「市場リスク」とは?
様々な市場の変動により損失を被るリスクのことで、金利リスク、為
替リスク、株価等の価格変動リスク等があります。
「流動性リスク」とは?
予期しない資金の流出や市場の混乱等により、必要資金の確保や市場
での取引に支障をきたすこと等により損失を被るリスクのことです。
「オペレーショナル・リスク」とは?
内部手続き・人・システム等の内部管理上の問題や、地震等の外部要
9
THE HYAKUGO BANK, LTD.
組織体制の面では、事務リスク等の各リスクに主管部署
を定めるとともに、オペレーショナル・リスク統括部署を
設置し、相互に牽制が働く体制のもとでリスク管理を行っ
ています。
事務リスク管理
業務全般にわたり事務規定を整備するとともに、行内研修、
本部による事務指導、内部監査を充実し、事務の厳正化に努め
ています。また、業務のシステム化・機械化をはじめとした事
務プロセス改善により、事務リスク削減に取り組んでいます。
システムリスク管理
システム開発に際しては、事前に十分なテストを実施し、シ
ステム障害の未然防止に努めています。また、バックアップセ
ンターの設置等のインフラの二重化、危機管理計画の策定等に
より、システム障害や大災害等万が一の緊急事態に備えていま
す。
情報資産リスク管理
不正アクセス防止策等システムに各種セキュリティ対策を講
じるとともに、役職員に情報資産の適切な取扱を徹底し、お客
さまの情報や経営上の機密情報の管理に万全を期しています。
風評リスク管理
風評リスクにつながる誤報・風説等の情報を早期に入手し、
速やかに対策がとれるよう体制を整備しています。また、広
報・IR活動を通じて、当行に対する理解と信頼を得るよう努め
ています。
危機管理
これらのリスク管理体制に加え、銀行業務の公共性に鑑
み、地震等大規模災害の発生時や新型インフルエンザの流
行時にも、地域の社会・経済活動維持に必要な金融サービ
スを継続して提供し、あるいは早期に復旧できるよう、
「業
務継続計画書(Business Continuity Plan)」を定めてい
ます。また、各種コンティンジェンシー・プランを整備し、
定期的に訓練を実施する等、危機への対応力の強化に取り
組んでいます。
因により損失を被るリスクのことで、事務リスク、システムリスク、
情報資産リスク、風評リスク等があります。
「事務リスク」とは?
役職員が誤った事務処理を行う、あるいは事故・不正等を起こすこと
により、損失を被るリスクのことです。
「システムリスク」とは?
システムの停止や誤作動、不正使用等により、損失を被るリスクのこ
とです。
「情報資産リスク」とは?
情報の漏洩や紛失、改ざん等により、損失を被るリスクのことです。
「風評リスク」とは?
風評等により社会的信用が悪化し、損失を被るリスクのことです。
金融円滑化
地域金融機関として金融仲介機能を発揮するため、「金
融円滑化基本方針」を定め、体制を整備しています。
金融円滑化への取組みを社会的役割の一つととらえると
ともに、お客さまの相談相手として期待される役割を十分
認識し、お客さまが真に経営改善、事業再生等が図られる
よう積極的な支援を行っていきます。
金融円滑化基本方針
1 当行は、金融円滑化を最も重要な役割の一つととら
え、積極的に取り組みます。
6 お客さまに対する経営相談、経営改善支援および事業
再生に積極的に取り組み、お客さまの経営の改善を通じ
て地域経済の活性化に貢献いたします。
2 お客さまから新規お借入や借入条件変更等のお申込が
特に事業再生に関しては、地域経済活性化支援機構、
あった場合には、決算内容や業種等の外形的事実だけで
事業再生ADRにおける認証紛争解決事業者、中小企業
は判断せず、お客さまの経営実態や特性も踏まえた総合
再生支援協議会等の外部機関とも緊密に連携していきま
的な判断のもと対応いたします。
す。
3 お客さまから借入条件変更等のお申込があった場合に
7 金融円滑化に取り組んでいくために、行員一人一人が
は、ご事情をきめ細かくお聞きしたうえで、できる限り
お客さまの技術力や営業力、事業の採算性や成長力等の
返済負担の軽減に資する措置をとるよう真摯な対応に努
事業価値を適切に見極められるよう、能力の向上に努め
めます。
ます。
(1) 中小企業や個人事業主のお客さまに対しまして
は、現況および今後の経営改善や事業再生の可能
性等を十分に勘案します。
(2) 住宅ローンご利用のお客さまに対しましては、
財産および収入の状況等を十分に勘案します。
8 お客さまからの新規お借入や借入条件変更等のお申込
に対しては、迅速な回答に努めるとともに、契約内容等
についてお客さまにご理解いただけるよう丁寧に説明い
たします。また、やむをえずお申込をお断りさせていた
だく場合には、その理由を可能な限り具体的かつ丁寧に
4 他の金融機関等とも取引があるお客さまより借入条件
説明いたします。
変更等のお申込があった場合には、お客さまの同意を前
提に、当該他の金融機関等との間で相互に情報確認を行
9 新規お借入や借入条件変更等に関するお客さまからの
うなど緊密な連携を図るよう努めます。その際には守秘
お問い合わせ、ご相談、ご要望および苦情相談の申し出
義務に留意しつつ、独占禁止法等の法令違反とならない
については、取引店はもとより、本部関連部署も連携し
よう、適切な方法で情報確認を行います。
て、真摯に、適切に対応いたします。
(1) 中小企業や個人事業主のお客さまからの借入条
件変更等のお申込につきましては、日本政策金融
10 金融の円滑化に関する取り組みが適切に遂行されるよ
公庫や信用保証協会等の関係機関とも緊密な連携
う、営業店および本部関連部署が相互牽制を図る適切な
を図ります。
管理体制や、行員に対する研修・教育体制等、必要な体
(2) 住宅ローンご利用のお客さまからの借入条件変更
制を整備します。
等のお申込につきましては、住宅金融支援機構や保
証会社等の関係機関とも緊密な連携を図ります。
5 お客さまと保証契約を締結する場合は、
「経営者保証
に関するガイドライン」
(平成25年12月5日「経営者保
証に関するガイドライン研究会」により公表)を自発的
に尊重し、遵守します。
また、保証人のお客さまが本ガイドラインに則した保
証債務の整理を申し立てられた場合は、当該ガイドライ
ンに基づき、誠実に対応するよう努めます。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
10
リスク管理/金融円滑化
金融円滑化への取組み
当行の活動状況
貸付条件の変更等の相談・申込みへの真摯な対応をとお
して、お客さまの経営課題を把握し、ライフサイクルに応
じた支援に取り組んでいます。
また、お客さまが経営改善や事業の再構築等に自ら積極
的に取り組むことに対して、最大限の支援を行っています。
経営改善が必要な中小企業や個人事業主のお客さまに対
しては、返済計画の見直し等の具体的提案や財務体質強化
のための改善計画策定支援、ビジネスマッチングや技術開
事業の再構築が必要なお客さまには、地域経済活性化支
援機構や事業再生ADRにおける認証紛争解決事業者・中
小企業再生支援協議会等の外部機関とも緊密に連携し、お
客さまにとって最適な手法を活用した再生支援等を行って
います。
そのほか、M&Aや事業承継支援、ベンチャー企業の育
成や株式公開支援、国際ビジネス支援等の幅広いサービス
も提供しています。
発支援等のサポート活動に取り組んでいます。
金融円滑化にかかる貸付条件の変更等の実施状況(平成27年3月31日現在)
中小企業のお客さま
(単位:件/百万円)
件数
貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権
うち、実行に係る貸付債権
住宅資金をご利用のお客さま
金額
件数
36,101 765,951
貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権
34,561 731,235
うち、謝絶に係る貸付債権
825
(単位:件/百万円)
20,061
うち、実行に係る貸付債権
692
7,859
133
1,769
うち、審査中の貸付債権
345
7,951
うち、審査中の貸付債権
370
6,703
うち、取下げに係る貸付債権
お客さまからの借入条件の変更等のご相談やお申込みに
ついては、受付部署と本部が情報を共有し、連携すること
で、迅速かつ適切な対応の確保・回答に努めます。
10,705
うち、謝絶に係る貸付債権
うち、取下げに係る貸付債権
金融円滑化にかかる体制整備
金額
903
3
17
75
1,057
取引店の融資窓口、パーソナルプラザで承っているほか、
専用フリーダイヤル(0120-076-105 平日9時から17時)
を設けていますので、お気軽にご相談ください。
当行の対応にかかるご要望・苦情相談等については、お
金融円滑化体制概要
百五銀行
本部
◦新規お借入のご相談・
申込み
融資統括部
◦借入条件変更のご相談・
申込み
お
客
さ
ま
◦金融円滑化に関する
ご相談・ご要望・苦情相談
お客さま相談室
営業部店(出張所)
パーソナルプラザ
◦新規お借入や借入条件
変更への対応
◦「経営者保証に関する
ガイドライン」への対応
[金融円滑化責任者]
◦所属長
[金融円滑化担当役席]
◦融資業務を担当する役席者
その他関連部署
◦決議
◦指示
◦報告
◦案件協議
◦報告
[金融円滑化管理責任者]
◦融資統括部長
◦リスク統括部長
[金融円滑化管理担当者]
◦関連部署室長1名・課長9名
◦改善指示
◦審議結果のフィードバック
金融円滑化委員会
[委員長]頭取
[副委員長]融資統括部担当役員(金融円滑化担当役員)
[委員]役付取締役、監査役、融資統括部長ほか関連部署
部長10名
◦指導
◦支援
◦報告
◦付議
◦経営相談への対応・経営
改善のご支援
経営陣
◦報告
取締役会
◦指示
経営会議
金融円滑化担当役員
連携
中小企業支援ネットワーク
11 THE HYAKUGO BANK, LTD.
地域経済活性化支援機構
事業再生ファンド
中小企業再生支援協議会
認定支援機関
政府系金融機関
信用保証協会
中小企業の経営改善及び地域の活性化のための取組み
「総合金融サービスの提供を通じた地方創生への貢献」を基本方針として、次の活動を行うことにより、地域
密着型金融の推進に取り組んでいます。また、取組み内容および成果について、ニュースリリースやホームペー
ジでも情報発信しています。
1 地方版総合戦略策定への積極的な参画
銀行内の推進体制を整備し、地域経済や産業動向に関する調査・分析を行うなど、地方版総合戦略の策
定に積極的に参画しています。
2 地域の面的再生への積極的な参画
地域に根ざした産業への支援やPFI推進などにより、地域への貢献に努めています。
3 地域企業のライフステージに応じたコンサルティング機能の発揮
創業・新事業支援、事業性評価にもとづく融資、海外事業展開支援、M&A・事業承継支援、経営改善・
事業再生支援など、ライフステージに応じたさまざまなサポート活動を実践しています。
中小企業の経営支援にかかる態勢
創業期
成長期
成熟期
衰退期
創業・新事業支援(営業渉外部)
地域の持続的発展
お客さまのニーズ確認
経営課題の把握
事業性評価にもとづく融資(融資総括部)
多様な資金ニーズへの対応(営業渉外部・営業戦略部)
ビジネスマッチング・産学官連携(営業渉外部)
海外事業展開支援(国際営業部)
確定拠出年金など各種コンサルティング(営業渉外部)
M&A・事業承継支援(営業渉外部)
経営改善・事業再生支援(融資統括部)
円滑な廃業支援(融資統括部)
連携
外部機関・外部専門家とのネットワーク
地方公共団体・商工会議所・商工会・中小企業基盤整備機構・地域経済活性化支援機構・
中小企業再生支援協議会・事業再生ファンド・コンサルティング会社・弁護士・税理士 など
「平成26年度 地域密着型金融推進計画」で定めた数値目標に対する達成状況 取組み分野
顧客企業に対する
コンサルティング機能の発揮
目標項目
目標
実績
創業・新事業支援先数
15先
15先
医院・介護事業 新規開業支援件数
60件
96件
環境関連融資 実行額
80億円
52億円
海外事業展開サポート件数
事業承継 新規相談件数
商談会開催回数
地域の面的再生への
積極的な参画
農林水産業および観光関連産業への支援件数
コミュニティビジネスへの支援件数
200件
447件
60件
71件
5回
7回
14件
17件
3件
7件
※「地域密着型金融推進計画」の具体的な取組み内容と成果についてはホームページをご覧ください。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
12
金融円滑化/中小企業の経営改善及び地域の活性化のための取組み
地域密着型金融の推進
取組み事例
■ 創業・新事業の開拓をめざすお客さまへのサポート
「創業・新事業融資」を通じた創業支援
平成25年10月から取扱いを始めました
「創業・新事業融資」の第1号案件として、平成26年6月、チーズの生産過程で副産物とし
て残る
「ホエイ
(乳清)」を練りこんだ生パスタの生産・販売事業を営むお客さまにご融資を行いました。また、資金面でのサポート
だけでなく、食品商談会への出展サポートや、当行の社員食堂でオリジナルメニューとして提供するなど、販路開拓や新商品開発な
どさまざまな面での支援を実施しています。当行は今後も
「創業者のチャレンジする想い」を積極的に応援します。
■ 成長段階におけるさらなる飛躍をめざすお客さまへのサポート
確定拠出年金(企業型)
(通称:企業型DC)
運営管理業務の受託
企業型DCの受託企業数は、平成26年度には新たに5社が加わり、累計121社となりました。
平成26年6月には、今後、多数の解散が予想される厚生年金基金加入企業さまを対象として
「厚生
年金基金セミナー」を開催しました。当行では、厚生年金基金の有力な後継制度の一つとされる企業
型DCを導入される企業さまに、制度設計から導入後の運営管理まで、きめ細やかな新入社員説明会
や継続投資教育説明会の開催などをとおして総合的にサポートしています。
利子補給金制度の活用によるお客さまへのサポート
当行では、以前から環境省、経済産業省の利子補給金制度を活用したご融資を取り扱い、お客さまの環境投資に対する取組みを
サポートしてきました。
加えて、平成26年度においては、三重県が実施する総合特区利子補給金制度の取扱金融機関として、内閣府が指定する
「みえラ
イフイノベーション総合特区」
「アジア№1航空宇宙産業クラスター形成総合特区」の支援利子補給金制度を活用したご融資の取組
みを行い、地域のお客さまの事業拡大における金融面のサポートを実施しました。
■ 事業承継を必要とされるお客さまへのサポート
「事業承継・M&Aセミナー」の開催
平成26年6月、
「事業承継・M&Aセミナー」を開催し、事業承継にあたっての手続きや留意点のほ
か、M&Aによる新たな事業への展開手法について解説しました。
企業オーナーを中心に30名の方々のご出席があり、円滑な事業の承継やM&Aを活用した事業拡
大への関心の高さが感じられました。今後もお客さまと一緒になって資本戦略や経営戦略の策定を
サポートします。
■ 経営改善、 事業再生、 業種転換などを必要とされるお客さまへのサポート
地域経済活性化支援機構の活用
特定専門家派遣業務の活用 「地域経済活性化支援機構」による
専門家派遣を活用した定例ミーティング開催
地域経済活性化支援機構
(REVIC)
定例
ミーティング
百五銀行
再生支援が必要な事業者
その他の支援
M&A
第二会社方式
再生ファンド活用
DDS
平成26年1月に、事業再生支援の実効性向上
や態勢強化、ノウハウの蓄積などを目的に地方
銀行で初めて地域経済活性化支援機構の特定
専門家派遣契約を締結しました。同年3月の第
1回専門 家 派 遣ミーティング 以 降、定 期 的に
ミーティングを実施し、個社別に専門性の高い
アドバイスやノウハウを伝授いただくことで、再
生支援の実効性向上および案件の進展を図っ
ています。今までに計8回ミーティングを行い、
14先に対し、機構と協調して、想定される事業
再生手法を実行するまでの行動計画を作成し、
案件の進捗管理をするとともに、今後の対応策
など支援内容について協議を重ねています。
専門性の高いアドバイスやノウハウ伝授
およびスケジュール管理
再生支援の実効性向上
および案件の進展
■ 地域の活性化に関する取組み
農業者向けICTクラウドサービス導入支援
地域の農業者が規模拡大を図るうえで必要不可欠な
「農作業の見える化・マニュアル化」を実現するため、
百五コンピュータソフト、富士通と連携し、柑橘類の生産・加工・販売を手掛ける農事組合法人土実樹さまへ農
業者向けICTクラウドサービス
「食・農クラウドAkisai」の導入を支援しました。このサービス導入により、果樹
園においてスマートフォンなどの携帯端末から作業実績、生産履歴、生育情報を入力し、クラウドシステムにて
データを蓄積、管理が可能になります。蓄積されたデータは社内で共有して生産管理や経営判断に活かされ、
栽培ノウハウの継承が可能となるほか、適期作業による収益アップや作業の効率化が図られます。
13 THE HYAKUGO BANK, LTD.
主要な業務の内容
預金
当座預金、普通預金、決済用普通預金、通知預金、定期預金、
別段預金、納税準備預金、外貨預金、譲渡性預金等を取り扱
っています。
2. 貸出業務
貸付
手形貸付、証書貸付及び当座貸越を取り扱っています。
手形の割引
銀行引受手形、商業手形及び荷付為替手形の割引を取り扱っ
ています。
3. 商品有価証券売買業務
国債等公共債の売買業務を行っています。
4. 有価証券投資業務
預金の支払準備及び資金運用のため国債、地方債、社債、株
5. 内国為替業務
振込、送金及び代金取立等を取り扱っています。
6. 外国為替業務
輸出、輸入及び外国送金その他外国為替に関する各種業務を
7. 社債受託業務
公社債の受託業務を行っています。
8. 確定拠出年金運営管理機関の受託業務
確定拠出年金法に基づき、運営管理業務を行っています。
9. 付帯業務
式、その他の証券に投資しています。
行っています。
代理業務
日本銀行代理店、日本銀行歳入代理店業務、地方公共団体の
公金取扱業務、中小企業基盤整備機構等の代理店業務、株式
払込金の受入代理業務及び株式配当金、公社債元利金の支払
代理業務、住宅金融支援機構等の代理貸付業務
保護預り及び貸金庫業務
有価証券の貸付
債務の保証(支払承諾)
金の売買
公共債の引受
国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売
金融商品仲介業務
生命保険及び損害保険商品の窓口販売
クレジットカード業務
コマーシャル・ペーパー等の取扱い
店頭デリバティブ取引業務
ディスクロージャー誌 2015 資料編
14
中小企業の経営改善及び地域の活性化のための取組み/主要な業務の内容
1. 預金業務
商品・サービス一覧
(平成27年6月30日現在)
預金
種 類
しくみと特色
普通預金
総合口座
普通預金と定期預金をセットして、「貯める」「活用する」「借り
る」の3つの機能を備えています。もちろん給与・年金・配当金
等の自動受取や公共料金等の自動支払、またカードでの入出金
スーパーパール定期預金
もできて、家計管理の中心となる口座です。普通預金と定期預
金を1冊にまとめた総合口座通帳「にかもく」と、お子さま向け
スーパー定期
(自由金利型定期預金[M型]) のこども2科目(総合口座)通帳「ゆめ★ぽっけ」を取り扱って
います。「ゆめ★ぽっけ」については、お子さまの写真を通帳の
自由金利型定期預金
表紙に入れることができる、写真付通帳も取り扱っています。
(大口定期)
変動金利定期預金
※
「ゆめ★ぽっけ」は、未成年者向けの商品となりますので、一部機能に制
限があります。
期 間
預け入れ額
出し入れご自由
1円以上
最長預入期間5年
1万円以上
1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・
1万円以上
4年・5年
1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・
1千万円以上
4年・5年
2年・3年
1万円以上
自動受取、自動支払、カードでの入出金もできて気軽にご利用
いただけます。
出し入れご自由
1円以上
決済用普通預金
預金保険制度により全額保護の対象となる預金です。「無利息」
という点を除き、商品内容は普通預金と同じです。また、給与
出し入れご自由
振込・年金振込口座にご指定いただけるほか、各種公共料金の
引落口座等にもご利用いただけます。
1円以上
当座預金
小切手や手形のお支払いのために開設していただく預金です。
企業の効率的な資金管理にご利用いただけます。
出し入れご自由
1円以上
通知預金
まとまったお金を短期間運用されるのに最適です。お引き出し
は2日前までにご通知いただきます。
7日以上
5万円以上
納税準備預金
納税のために、あらかじめご準備いただく預金です。利息は非課
ご入金はいつでも
税です(納税以外の目的でお引き出しをされた場合を除きます)
。
1円以上
全自動積立定期預金
(ランクアップ付)
口座振替による自動積立を継続的に行う積立定期預金です。最
初に手続きすれば、あとはあらかじめご指定いただいた目標日 お申し出のない限り自動積立
が到来するごとに、積立金を自動的におまとめし、「おまとめ定
期を作成」または「指定口座へ入金」します。積立の途中で、 積立(目標日)サイクル1年・2年・3年
積立金の一部お引き出しが可能です。
1,000円以上
1,000円単位
積立定期預金
(満期指定型)
プランに合わせて満期日を自由にご指定できます。
6か月以上5年以内
1,000円以上
お申し出のない限り自動積立
5,000円以上
一般 3年以上
年金・住宅 5年以上
1円以上
積立預金
普通預金
ベスト積立定期預金
財形預金
一般財形預金
財形年金預金
財形住宅預金
スーパーパール定期預金
毎月の自動積立が独立したパール期日指定定期預金、または
スーパー定期2年ものや自由金利型定期預金となります。お申し
出により預金の一部お引き出しも可能です。ご家族やペットの
写真を通帳の表紙に入れることができる、写真付通帳「You&Me
(ゆめ)積立」も取り扱っています。
毎月の給与やボーナスから天引きにより積立てます。財形年金
及び財形住宅預金は合計550万円まで非課税でご利用でき大変
有利です。また、一般財形及び財形住宅の運用については、パー
ル期日指定定期預金とスーパー定期5年もののいずれかから選択
いただけます。
お利息は、6か月複利で計算しますので、有利な利回りです。6
か月経過後は、自由にお引き出しいただけます(1万円以上の金
額で、一部お引き出しができます。ただし、預入額300万円以
上の場合は、300万円を下回らない範囲で一部お引き出しがで
きます)。預入期間に応じて6段階に金利を設定しますので、預
入期間が長くなるほど有利です。お預け入れ金利は、金融情勢
により残高に応じた金利差がつかない場合もあります。
まとまった資金の運用に最適です。単利型と複利型があります
(個
スーパー定期
人の方で、3年以上のものは、6か月複利で運用します)
。期間3年
(自由金利型定期預金[M型])
超の複利型のものは、一部解約サービスがご利用いただけます。
最長預入期間5年
1円以上
据置期間6か月、6か月経過後はお引き 1千万円未満
出し自由
1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・
4年・5年の定型方式と、1か月超5年未 1円以上
満の期日指定方式
変動金利定期預金
時代の動きに合わせて6か月ごとに金利が変動する定期預金で
す。運用コースは2年ものと3年ものの2種類です。
2年・3年
自由金利型定期預金
(大口定期)
まとまった余裕資金の有利な運用におすすめします。お預け入
れ時に設定された金利は満期日まで変わりませんので安全確実
です。
1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・
4年・5年の定型方式と、1か月超5年未 1千万円以上
満の期日指定方式
まとまった資金を運用するのに有利な預金です。
2週間以上2年以内で期日指定方式
譲渡性預金(NCD)
15 THE HYAKUGO BANK, LTD.
1円以上
5千万円以上
1円単位
(平成27年6月30日現在)
商品・サービス一覧
預金
種 類
しくみと特色
期 間
預け入れ額
外貨普通預金
短期の外貨資金運用に適した商品です。取扱通貨は米ドル、ユー
ロ、オーストラリアドル、中国・人民元、タイバーツです。(中
国・人民元、タイバーツ建口座は、法人のお客さまのみご利用い
ただけます)
米ドル、ユーロ、オーストラリアドルは百五ダイレクトバンキ
ング及びATMで入出金が可能で、為替手数料も引き下げとなり
ます。
予約なし外貨定期預金
米ドル:1か月・3か月・6か月
外貨でまとまった資金を預け入れる、為替予約のついていない (非自動継続または元利自動継続)/
オープン型の外貨定期預金です。取扱通貨は米ドル・オースト 1年(元利自動継続のみ)
ラリアドルです。
オーストラリアドル:3か月
(非自動継続または元利自動継続)
出し入れ自由
1通貨単位以上
米ドル:100米ドル以上
オーストラリアドル:
1,000オーストラリアド
ル以上
米ドル:1か月・3か月・6か月・
1年(元利自動継続のみ)
*満期後は同期間で自動継続し、自
1,000米ドル以上
動継続後の金利は、継続日におけ
る当行の予約なし外貨定期預金の
所定利率を適用いたします。
金利優遇型外貨定期預金
「ウエルカム105」
一定の預入条件を満たした予約なし外貨定期預金に限り、金利
優遇が受けられる商品です。なお、金利は金利優遇型外貨定期
預金「ウエルカム105」の所定利率を適用いたします。
新型為替特約付外貨定期預金
「メリットゾーン」
外貨定期預金に「消滅条件付為替特約」を組み合わせ、一定の
【募集型】
範囲内で為替変動リスクを軽減しつつ、円ベースでの高い利回
米ドル・ユーロ: 3か月
りを目指す商品です。
【個別約定型】
為替特約成立の場合は、満期時の元利金を円貨でお受取りいた
米ドル・ユーロ:
だき、為替特約消滅の場合は、元利金を外貨でお受取りいただ
1か月以上6か月以下
きます。
【募集型】
1万通貨単位以上
【個別約定型】
50万通貨単位以上
融資~法人・個人事業主のお客さま向け
種 類
お使いみち等
ご融資額
ご融資期間
担 保
地域の環
お客さまの事業資金ニーズに弾力的な金利でスピーディーに
対応することで、地域経済の活性化を応援します。
1億円以内
10年以内
当行所定のご融資
基準によります
百五中小企業応援ファンド
運転資金にご利用いただけます。当行所定の審査により、ご
返済期日に同額でのお借換えも可能です。
100万円~1,500万円
1年以内
当行所定のご融資
基準によります
百五農業応援ファンド
農業生産に直結する運転資金や設備資金にご利用いただけま
す。三重県農業信用基金協会の保証付きでのお取扱いとなり
ます。
100万円~3,000万円
運転資金2年以上5
年以内、設備資金 原則不要
2年以上10年以内
百五マイカード〈ビジネス〉
事業資金を簡便な手続きでタイムリーにご融資します。あら 100万円~3,000万円
不動産・有価証券等
1年または2年ごと
かじめ設定されたご融資枠を超えない範囲でご利用いただけ (信用保証協会保証付
(信用保証協会保証
に契約を自動更新
ます。
きは2,000万円以内)
付きは原則不要)
百五マイカードビジネス
〈スマート〉
極度枠に対する保証料が不要で、
「いざという時の資金繰りの
安全弁」として最適な事業者向けカードローンです。オリック
ス・クレジット株式会社の保証付きでのお取扱いとなります。
100万円型・200万円型・
1年
不要
300万円型・400万円型・
(1年ごとに更新)
500万円型の5コース
百五オーナーズローン
個人事業主・法人役員さまを対象としたお使いみち自由な
ローンです。担保・保証人不要、決算書・資金使途確認資料
不要でお気軽にお申込いただけます。
10万円~300万円
百五環境格付融資
「エコ・フロンティア」
環境保全のための企業活動を評価し、評価結果に応じてご融
資金利の引下げを行います。事業資金であればお使いみちは
自由です。
3,0 0 0 万 円 以 上 1 0
10年以内
億円以内
当行所定のご融資
基準によります
百五環境融資
「太陽光発電事業融資」
太陽光発電事業を行うお客さまを対象とした設備資金です。
環境配慮型社会の形成に貢献するお客さまを支援します。
1,0 0 0 万 円 以 上 1 0
20年以内
億円以内
不動産・動産譲渡等
外貨融資
(インパクトローン)
お使いみちの自由な、外貨によるご融資です。円に交換また
はそのまま海外へご送金いただくこともできます。為替予約
をご締結いただければ、相場変動の影響は受けません。
原則として
500万円相当額以上 1週間以上6か月
以内
不動産・有価証券等
7年以内
不要
ディスクロージャー誌 2015 資料編
16
(平成27年6月30日現在)
コンサルティング業務
種 類
しくみと特色
M&A・事業承継対策支援
事業承継問題を抱える企業、または成長拡大戦略にある企業の課題に対しトータルサポートを行います。
株式公開・ベンチャー支援
将来株式公開をめざす企業、新規性・成長性が高いベンチャー企業の各種ニーズに対応するため、外部機関等と連携し
て総合的なサポートに取り組んでいます。
確定拠出年金導入支援
企業年金コンサルティングや従業員説明会及び導入後のフォローアップ説明会開催等を通じて、確定拠出年金のスムー
ズな導入・運営をサポートしています。
国際ビジネス支援
シンガポール駐在員事務所、上海駐在員事務所、バンコク駐在員事務所等を活用して、中国・東南アジアの海外現地情報
の発信や、貿易・進出する際のサポートを行います。
シンジケートローン
当行が主幹事として協調融資団を組成し、お客さまの多額の資金ニーズに対応する資金調達手段として、積極的に取り
組んでいます。
PFI
PFI事業に対する各種勉強会・研究会の開催、提案書の作成支援、資金提供等さまざまなニーズに対応しています。
債権流動化
オフバランス化、債権の早期資金化等のニーズに対応するため、債権の流動化支援を行っています。
一括ファクタリング
企業の手形支払事務の合理化とコスト削減ニーズに対応するため、一括ファクタリングシステムの導入支援を行ってい
ます。
医療・介護事業支援
医療・介護事業に関する新規開業支援、市場調査、事業計画策定、収益改善等のコンサルティングを行っています。
紹介業務
種 類
しくみと特色
天候・地震デリバティブ
天候不順や異常気象または大規模地震による売上げ減少、建物損壊等のリスクを軽減するため、事前にオプション料を
保険会社にお支払いいただくことで、一定の気象の変動や地震が発生した場合、補償を受けることができます。
オペレーティングリース
航空機、海上コンテナ及び船舶等の大型リース案件に出資参加いただき、大型の償却資産を取得したのと同様の効果を
得ることにより計画納税を可能とする資金運用手段です。
融資~個人のお客さま向け
住宅プランの実現に
豊かなくらしに
種 類
お使いみち等
百五ホームローン
住まいのちから
住宅の新築、土地付住宅・マンション・中古物件
の購入、リフォーム、借換え等にご利用いただけ
ます。
100万円~1億円
3年~35年
ご融資対象の
土地・建物
百五ホームローン
「フラット35」
住宅金融支援機構の証券化支援事業(買取型)を
活用した全期間固定金利型のローンです。
100万円~8,000万円
15年~35年
ご融資対象の
土地・建物
百五ホームローン
フリープラン無担保型
マイホーム購入時の諸費用、またはリフォーム費
用やインテリア・エクステリア費用、さらには引
越費用と、幅広くご利用いただけます。
30万円~500万円
1年~15年
必要ありません
借換専用無担保
住宅ローン
公的融資及び他行住宅ローンの借換え資金として
ご利用いただけます。
50万円~1,000万円
1年~15年
必要ありません
百五多目的ローン
電話・FAX・インターネット(パソコン・スマー
トフォン)によるお申込みが可能なお使いみち自
由のローンです(事業性資金は除きます)
。お使い
みちによっては、低金利でお使いいただけます。
マイカー・リフォーム・教育
10万円~500万円
フリー
10万円~200万円
マイカー
リフォーム
教育
フリー
6か月~10年
6か月~15年
必要ありません
6か月~12年
6か月~7年
10万円~300万円
6か月~5年
必要ありません
100万円・200万円・
300万円・400万円・
500万円の5タイプ
在学期間中
必要ありません
住宅ローン利用者専用
無担保ローン
百五極度型学資ローン
マイカー購入、ご自宅のリフォーム、お子さまの
進学資金等幅広くご利用いただけます。
※当 行で住宅ローンをお借入中のお客さま専用の商品で
す(一部のローンを除きます)。
あらかじめ設定されたご融資枠内で、在学期間中
の教育費・生活費の仕送り等に、繰り返しご利用
いただけます。
17 THE HYAKUGO BANK, LTD.
ご融資額
ご融資期間
担 保
(平成27年6月30日現在)
商品・サービス一覧
融資~個人のお客さま向け
不意の出費に
種 類
お使いみち等
ご融資額
ご融資期間
担 保
そうごうパック
L-30(プラス)
給与振込または年金振込をご指定いただいたお客
さまや、公共料金等の口座振替契約をされている
お客さまが、30万円までのご融資をご利用いた
だけます。
30万円
1年ごとに自動更新
必要ありません
百五マイカード
「エクセレント」
給与振込をご指定いただいているお客さま専用
の、低金利の無担保カードローンです。住宅ロー
ンもご利用されているお客さまは、さらに有利な
融資利率でご利用いただけます。
50万円・100万円・
200万円・300万円・
500万円の5タイプ
2年ごとに自動更新
必要ありません
百五マイカード
「DREAM」
電話・FAX・インターネット(パソコン・モバイ
ル)によるお申込みが可能なお使いみち自由の
カードローンです(事業性資金は除きます)。
30万円・50万円・70万円・
100万円・150万円・200万円・
250万円・300万円・350万円・ 1年ごとに自動更新
400万円・450万円・500万円
の12タイプ
必要ありません
国際業務
種 類
しくみと特色
両替
外国送金
貿易取引
外国通貨(CASH)
約70の店舗で最大9通貨(うち27店舗では最大13通貨)の両替を取り扱っています。また、ど☆にちバンキング、どよ
う☆バンキングで7通貨の外国通貨の販売を取り扱っています。
旅行小切手(T/C)
平成26年3月をもって、T/Cの販売を終了しました。また、買取についても制限を設けさせていただいております。
電信送金
一般的な外国送金で電信により迅速に振込入金する方法です。
送金小切手
世界の主要銀行あてに小切手を作成し、お客さまから直接、海外のお受取人さまへ当該小切手を郵送していただく方法
です。
送金受取
海外からの送金受取の場合は、当行のお取引口座をご指定いただくことによりご利用が可能となります。
輸出関係
輸出信用状の通知、輸出手形・小切手の取立て、買取り等を取り扱っています。
輸入関係
輸入信用状発行・輸入ユーザンス・輸入手形決済等を取り扱っています。
証券業務等
種 類
しくみと特色
公共債の売買
長期利付国債・中期利付国債・個人向け国債・地方債を取り扱っています。なお、公共債の「口座管理手数料」は、無
料です。
投資信託の販売
幅広い商品を揃え、分散投資・長期投資を基本として適切な資産の配分を提案し、資金運用のアドバイスを行います。
社債受託業務
公社債の受託業務を行い、これに関する管理を行っています。
店頭デリバティブ取引業務
通貨・金利スワップ等のデリバティブ商品を提供し、お客さまのリスク回避等のニーズにお応えします。
金融商品仲介業務
提携証券会社での口座開設・外国債券取引・仕組債取引の仲介を行います。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
18
(平成27年6月30日現在)
生命保険代理店業務
種 類
しくみと特色
個人年金保険
将来の生活資金準備を目的とした保険で、ご契約時に受取金額が決まる定額個人年金と、ご契約後の運用実績により受
取金額が変動する変額個人年金を取り扱っています。
終身保険
一生涯(終身)の保障と貯蓄性を備えた保険で、死亡時に死亡保険金が支払われる商品を取り扱っています。
医療・がん保険
病気やケガで入院したり、所定の手術を受けた場合に給付金を受け取ることができる「医療保険」と、がんにより入院
したり所定の手術を受けた場合に保障を受けることができる「がん保険」を取り扱っています。
収入保障保険
万一の場合、毎月決められた金額を遺族等が受け取ることができます。
定期保険
一定の期間を保障する掛捨て型の生命保険であり、万一の場合、保険金を遺族等が受け取ることができます。
学資保険
お子さまの入学等に合わせて一時金や年金を受け取ることができます。
損害保険代理店業務
種 類
しくみと特色
長期火災保険
お客さまが当行で住宅ローンをお借入の際、同時にその場で長期火災保険をお申込みいただけます。
海外旅行傷害保険
当行のホームページから海外旅行傷害保険をお申込みいただけます。
エレクトロニックバンキングサービス
種 類
しくみと特色
百五法人ダイレクト
法人・個人事業主向けのインターネットバンキングです。残高・入出金明細照会、振込・振替、ペイジーサービスをご
利用いただける「基本サービス」、「基本サービス」に総合振込・給与振込・口座振替・代金回収・地方税納付をプラス
した「データ伝送サービス」をご利用いただけます。
百五外為WEBサービス
百五法人ダイレクトの契約先で本サービスを契約した場合に、インターネットを利用して31の豊富な通貨で外国送金の
お申込みができます。また、輸入信用状の開設・変更のお申込みも取り扱っています。
百五パソコンサービス
パソコンにより、給与振込・総合振込・口座振替等の受付、資金移動取引・残高等の各種照会ができます。
テレホンサービス
(ファクシミリサービスを含む)
電話やファクシミリから、振込等のご連絡や残高等の各種照会ができます。
定額自動送金サービス
毎月一定額を一定先にご指定口座から自動的に送金します。
資金集中配分サービス
当行本支店の口座で本社・支社間の資金の振替や残高管理を行え、資金の効率的な運用が図れます。
19 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(平成27年6月30日現在)
種 類
しくみと特色
百五ダイレクトバンキング
ご自宅やお勤め先からパソコン・携帯電話・電話でお取引ができるサービスです。振込・振替、残高照会、住所変更、
定期預金の預入・解約、外貨普通預金の入出金、投資信託の購入・換金等がご利用いただけます。
百五ポイントサービス
お客さまのお取引内容やお預り資産残高をポイントに換算し、そのポイント数に応じて第1ステージから最上級のゴー
ルドステージまで4段階のステージをご用意。ステージに応じてATM時間外手数料割引や定期預金金利上乗せ等、さま
ざまな特典が受けられるお得なサービスです。
メールオーダーサービス
105 BESTIO・積立定期預金・百五ダイレクトバンキングのお申込み、公共料金自動支払と住所変更届のお手続きを郵
送で受け付けるサービスです。
百五デビットカードサービス
現在ご使用になっている普通預金の百五キャッシュカードがそのままデビットカードとしてお買物等にご利用いただけ
ます。お申込み手数料は一切不要です。デビットカード機能を希望されないお客さまは、当行窓口にお申し出ください。
クレジットカード
(105 BESTIO)
暮らしに役立つさまざまな機能やサービスを備えたカードです。キャッシュカード機能とクレジットカード機能が一つ
になった一体型、クレジットカード機能のみの単体型からお選びいただけます。
クレジットカード
(百五DCカード)
法人カード、各種提携カード、ドライバーズカード等、105 BESTIOのラインアップにないクレジットカードを取り扱
っています。
総合振込サービス
毎月、定例先に振込を行います。
給与振込サービス
毎月、従業員さまの給与をご指定口座に振込みます。
口座振替サービス
当行とお取引のあるご集金先から各種代金を口座振替により回収して、ご指定口座に振込みます。
代金回収サービス
当行とお取引のないご集金先も含めて各種代金を口座振替により回収して、ご指定口座に振込みます。
地方税納付サービス
従業員さまの個人住民税について、当行が納付書を作成し、納付を代行します。
コンビニ収納サービス
各種料金の回収を必要とするお客さまが、百五コンピュータソフト株式会社とご契約いただくことでコンビニエンスス
トアを利用して24時間365日、資金の回収が可能となります。
記名判印刷サービス
当座取引先から届出を受けている記名判を手形・小切手の券面上に印刷するサービスです。お客さまは手形・小切手振
り出しのたびに記名判を押印する手間を省略することができるとともに、見た目もとてもきれいに仕上がり、企業のイ
メージアップにつながります。
夜間預金金庫
鍵と専用入金袋のご利用により、現金を24時間365日いつでも安全な金庫へお預け入れいただけるサービスです。
貸金庫・セーフティバッグ
実印・契約証書・公社債・権利証等の大切な財産や貴重品を安全に保管します。お客さま専用の金庫としてご利用いた
だける「貸金庫」と、お客さま専用のバッグを当行の金庫内にお預かりする「セーフティバッグ」があります。
リースのお取次ぎ
百五リース株式会社は事務機器から大型生産設備まで扱う総合リース会社です。当行の本支店の窓口でもお取次ぎして
いますので、皆さまの企業経営の近代化・合理化にお役立てください。
金の取扱い
長期の財産運用の方法として「金地金引渡し方式」(100g・500g・1kgの3種類のバー)、「金お預り証書方式」(100g
以上100g単位)を取り扱っています。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
20
商品・サービス一覧
各種サービス
各種手数料等
(平成27年6月30日現在)
※ 記載しました金額はすべて消費税8%込みの金額です。
振込手数料
3万円未満
窓口受付
108円
324円
当行本支店あて
216円
432円
他行あて
648円
864円
108円
216円
現金
当行同一店あて
ATM利用
キャッシュカード
現金
当行本支店あて
キャッシュカード
他行あて
インターネット・
モバイルバンキングサービス利用
DVD等電子媒体方式利用
FB端末機等利用
無料
無料
108円
324円
54円
216円
現金
432円
648円
キャッシュカード
324円
540円
108円
216円
当行同一店あて
テレホンバンキングサービス利用
3万円以上
当行同一店あて
当行本支店あて
108円
216円
他行あて
432円
648円
当行同一店あて、イーポケット支店あて
無料
無料
その他当行本支店あて
無料
108円
216円
432円
他行あて
当行同一店あて
無料
無料
当行本支店あて
216円
432円
他行あて
540円
756円
当行同一店あて
無料
無料
当行本支店あて
108円
324円
432円
648円
他行あて
(注)当行同一店あてのご本人口座への振込手数料は無料です。
両替手数料
取扱枚数
手数料額
1~100枚
101~500枚
501~1,000枚
1,001~2,000枚
2,001枚以上
無料
216円
432円
648円
1,000枚までごとに
324円を加算
(注)「持込紙幣・硬貨」と「持帰紙幣・硬貨」のいずれか多い方の取扱枚数によります。
各種発行手数料
通帳・証書・キャッシュカード再発行
1件につき
1,080円
残高証明書発行(制定帳票)
1通につき
540円
貸金庫
特大型
年間利用手数料
大型
38,880円以上
中型
小型
32,400円以上
19,440円以上
14,256円以上
25,920円
16,200円
12,960円
個人のお客さまでポイントサービス第3ステージ以上の方
年間利用手数料
32,400円
セーフティバッグ
年間利用手数料
大型バッグ
小型バッグ
14,256円以上
12,960円以上
12,960円
10,368円
個人のお客さまでポイントサービス第3ステージ以上の方
年間利用手数料
夜間預金金庫
基本契約料
専用入金帳発行手数料
21 THE HYAKUGO BANK, LTD.
年間 38,880円以上(月額3,240円以上)
1冊 3,240円
店舗一覧
区 分
平成24年度
平成25年度
平成26年度
本
支
店
106
107
107
出
張
所
27
27
27
合 計
133
134
134
地域別店舗数
区 分
三
重
県
愛
知
県
和 歌 山 県
そ
の
他
合 計
平成24年度
平成26年度
店舗設置市町村数
112
22
19
8
1
1
2
2
134
33
平成25年度
112
18
1
2
133
112
19
1
2
134
(平成27年6月30日現在)
本店営業部
三 重 県
〒514-8666 津市岩田21番27号
伊賀地区
059-227-2151
桑名地区
上野支店
〒518-8691 伊賀市上野恵美須町1689番地
0595-23-7105
上野支店
〒518-0825 伊賀市小田町219番地
0595-21-8105
ジョウホク
城北出張所
桑名支店
〒511-8691 桑名市中央町3丁目36番地
0594-22-1400
桑名支店
多度出張所
〒511-0102 桑名市多度町香取389番地の4
0594-48-5500
上野支店
〒518-0873 伊賀市上野丸之内116番地
伊賀市役所出張所
「伊賀市役所内」
0595-21-7500
桑名支店
桑名駅前出張所
桑名大山田支店
〒511-0061 桑名市寿町2丁目31番地の12
0594-22-6115
〒518-0834 伊賀市緑ケ丘中町4255番地の1
0595-24-4105
〒511-0903 桑名市大山田1丁目7番地の5
0594-31-0105
上野支店
緑ヶ丘出張所
矢田支店
〒511-0822 桑名市馬道1丁目29番地の4
0594-22-1900
佐那具支店
〒518-0001 伊賀市佐那具町924番地の2
0595-23-3025
江場支店
〒511-0834 桑名市大字大福426番地の3
0594-21-7105
上野中央支店
〒518-0861 伊賀市上野東町2961番地
0595-21-3311
蓮花寺支店
〒511-0851 桑名市大字西別所969番地の1
0594-22-2105
青山支店
〒518-0226 伊賀市阿保19番地
0595-52-1105
員弁支店
〒511-0223 いなべ市員弁町北金井1871番地の1 0594-74-2311
桔梗が丘支店
〒518-0621 名張市桔梗が丘1番町2街区11番地 0595-65-1105
員弁支店
〒511-0223 いなべ市員弁町北金井1871番地の1 0594-72-5151
名張支店
〒518-0441 名張市夏見3224番地の3
0595-63-2121
名張支店
木屋町出張所
〒518-0723 名張市木屋町1386番地の5
0595-61-3105
員弁支店
大安出張所
〒511-0272 いなべ市大安町高柳1945番地
イオン大安店1階
本店営業部
大門町出張所
〒514-0027 津市大門11番13号
本店営業部
津市役所出張所
〒514-0035 津市西丸之内23番1号「津市役所内」 059-226-4105
椋本支店
〒514-2211 津市芸濃町椋本762番地の2
059-265-3105
河芸支店
〒510-0306 津市河芸町一色27番地の1
059-245-0105
白塚支店
〒514-0101 津市白塚町3385番地の2
059-231-0105
一身田支店
〒514-0114 津市一身田町645番地
059-232-4105
安濃支店
〒514-2306 津市安濃町曽根567番地の1
059-268-1151
津駅前支店
〒514-0009 津市羽所町375番地
059-228-3106
津駅前支店
栗真出張所
〒514-0102 津市栗真町屋町1606番地の7
059-231-1113
津駅西口支店
〒514-0007 津市大谷町21番3
059-228-8151
県庁支店
〒514-0006 津市広明町13番地「三重県庁内」 059-225-4105
レン ゲ
ジ
イナ べ
ア
ゲ
キ
阿下喜出張所
トウイン
〒511-0242 員弁郡東員町大字六把野新田120番地 0594-76-8188
四日市支店
〒510-8691 四日市市沖の島町1番6号
059-352-4101
富田支店
〒510-8016 四日市市富州原町14番13号
059-365-1181
富田駅前支店
〒510-8014 四日市市富田1丁目26番21号
059-365-2238
阿倉川支店
〒510-0803 四日市市阿倉川町7番18号
059-331-3105
川原町支店
〒510-0032 四日市市京町1番1号
059-331-5141
生桑支店
〒512-0911 四日市市生桑町124番地の3
059-332-0198
四日市地区
カワ ラ マチ
イ クワ
ナ
グ
キ キョウ ガ オカ
0594-78-4105
東員支店
ア クラガワ
サ
生桑支店
〒512-8046 四日市市あかつき台3丁目1番地の157 059-337-1231
あかつき台出張所
桜支店
〒512-1212 四日市市智積町3454番地の2
059-326-7755
津地区
ムクモト
イ シンデン
ア ノウ
059-228-7105
四日市駅前支店
〒510-8691 四日市市諏訪栄町6番4号
059-353-7711
四日市西支店
〒510-0075 四日市市安島1丁目4番1号
059-353-7731
松本支店
〒510-0836 四日市市松本2丁目6番25号
059-353-2105
津新町支店
〒514-0042 津市新町1丁目11番15号
059-228-0321
日永支店
〒510-0885 四日市市日永4丁目1番48号
059-345-0448
〒514-0073 津市殿村385番地の16
059-237-0001
日永支店
笹川出張所
〒510-0944 四日市市笹川6丁目29番1号
059-321-5105
津新町支店
五軒町出張所
キョウナ ン
追分支店
〒510-0893 四日市市前田町20番3号
059-345-1223
橋南支店
〒514-0805 津市下弁財町津興3018番地
059-228-0291
楠支店
〒510-0105 四日市市楠町南川102番地の1
059-397-3175
津城山支店
〒514-0818 津市城山3丁目11番5号
059-234-7771
菰野支店
〒510-1233 三重郡菰野町大字菰野1101番地4 059-393-1241
高茶屋支店
〒514-0304 津市雲出本郷町1701番地の1
059-234-8105
久居支店
〒514-1191 津市久居二ノ町1850番地1
059-255-2105
久居支店
〒514-1138 津市戸木町7811番地1
059-256-6105
一志支店
〒515-2516 津市一志町田尻102番地の3
059-293-5151
香良洲支店
〒514-0323 津市香良洲町1829番の31
059-292-3105
家城支店
〒515-3133 津市白山町南家城907番地の2
059-262-0501
オイワケ
コモ ノ
鈴鹿地区
鈴鹿支店
〒513-8691 鈴鹿市西条4丁目138番地
059-382-1321
鈴鹿支店
かんべ出張所
〒513-0801 鈴鹿市神戸1丁目13番1号
059-369-1105
鈴鹿支店
若松出張所
〒510-0223 鈴鹿市若松北1丁目36番21号
059-385-3105
加佐登支店
〒513-0004 鈴鹿市加佐登4丁目24番30号
059-378-1325
平田町駅前支店
〒513-0806 鈴鹿市算所1丁目9番1号
059-378-3111
白子支店
〒510-0235 鈴鹿市南江島町10番15号
059-387-6105
白子支店
〒510-0205 鈴鹿市稲生3丁目5番15号
059-386-8111
カ
サ
ド
シロ コ
イ ノウ
稲生出張所
タカジャ ヤ
ヒサ イ
ヘ
キ
戸木出張所
イチ シ
カ
ラ
ス
イエ キ
松阪地区
松阪支店
〒515-0005 松阪市鎌田町103番地の1
0598-52-5105
松阪支店
中央市場出張所
〒515-2114 松阪市小津町800番地
0598-56-8105
嬉野支店
〒515-2325 松阪市嬉野中川新町1丁目89番地
0598-42-5215
六軒支店
〒515-2114 松阪市小津町277番地の3
0598-56-7105
松阪駅前支店
〒515-0084 松阪市日野町729番地の1
0598-26-0105
ウレシノ
ロクケン
白子支店
磯山出張所
旭が丘支店
〒510-0257 鈴鹿市東磯山2丁目23番1号
059-386-6105
〒510-0212 鈴鹿市中旭が丘2丁目7番1号
059-386-3105
松阪中央支店
〒515-0063 松阪市大黒田町227番地の16
0598-26-1105
亀山支店
〒519-0118 亀山市北町5番25号
0595-82-1511
松阪中央支店
〒515-0036 松阪市平生町16番地
0598-21-2341
亀山支店
〒519-0124 亀山市東御幸町219番地の4
0595-83-0155
梅村学園前支店
〒515-0044 松阪市久保町1336番地の2
0598-29-0105
関支店
〒519-1107 亀山市関町木崎588番地
0595-96-1511
大石支店
〒515-1204 松阪市小片野町1169番地の1
0598-34-1105
ヒガシミ ユキ
東御幸出張所
ヒラ オ マチ
平生町出張所
オ イシ
ディスクロージャー誌 2015 資料編
22
各種手数料等/店舗一覧
店舗数
(平成27年6月30日現在)
サイクウ
斎宮支店
〒515-0321 多気郡明和町大字斎宮3018番地の6 0596-52-5105
多気支店
三瀬谷支店
〒519-2191 多気郡多気町相可480番地の1
〒519-2404 多気郡大台町佐原638番地3
伊勢支店
〒516-8691 伊勢市岡本1丁目3番3号
東 京 都
0598-38-2005
0598-82-1515
東京営業部
〒103-8691 中央区日本橋1丁目2番6号
黒江屋国分ビル2階
0596-25-0105
大阪営業部
〒542-0076 大阪市中央区難波2丁目2番3号
御堂筋グランドビル15階
伊勢地区
伊勢支店
〒516-0037 伊勢市岩渕1丁目7番29号「伊勢市役所内」0596-23-6105
伊勢市役所出張所
03-3271-0151
大 阪 府
06-6213-5105
和歌山県
伊勢支店
楠部出張所
〒516-0014 伊勢市楠部町168番1
0596-28-1105
新宮支店
〒647-0004 新宮市大橋通2丁目4番地の1
0735-22-5111
宮川支店
〒519-0502 伊勢市小俣町相合484番地
0596-22-2126
コンビニ
ATM支店
〒515-0084 松阪市日野町729番地の1
0598-21-9004
イーポケット支店 〒515-0084 松阪市日野町729番地の1
0598-21-2460
宮川支店
〒515-0505 伊勢市西豊浜町141番地の1
伊勢志摩市場出張所
0596-37-5105
伊勢御薗支店
〒516-0802 伊勢市御薗町新開6番地の1
0596-36-0105
二見浦支店
〒519-0606 伊勢市二見町荘6番地
0596-43-3105
新道支店
〒516-0079 伊勢市大世古2丁目6番12号
0596-25-2105
河崎支店
〒516-0009 伊勢市河崎2丁目16番9号
0596-24-1105
筋向橋支店
筋向橋支店
〒516-0041 伊勢市常磐2丁目14番1号
0596-25-4105
〒519-0504 伊勢市小俣町宮前293番地の2
〒516-0025 伊勢市宇治中之切町46番地
イ
セ
ミ ソノ
スジカイバシ
ワタライバシ
度会橋出張所
内宮前支店
オ イヅ
20 Collyer Quay #10-01 A, Singapore
049319, Republic of Singapore
65-6227-6500
0596-23-2105
上海
駐在員事務所
Room 1002, Ruijin Building, 205 Maoming
Road South, Shanghai 200020, China
86-21-5466-1105
0596-22-3105
バンコク
駐在員事務所
11th Floor Unit 1111, Park Ventures Ecoplex 57 Wireless
Road,Lumpini,Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand
愛知支社
〒450-8691 名古屋市中村区名駅4丁目26番13号 052-581-2751
北勢支社
〒510-8691 四日市市沖の島町1番6号
059-351-1966
中勢支社
〒514-8666 津市岩田21番27号
059-223-2434
南勢支社
〒516-8691 伊勢市岡本1丁目3番3号
0596-29-1005
〒515-0302 多気郡明和町大字大淀2444番地の2 0596-55-2020
田丸支店
〒519-0491 度会郡玉城町田丸238番地
五ヶ所支店
〒516-0101 度会郡南伊勢町五ヶ所浦3910番地の2 0599-66-0105
鳥羽支店
〒517-0011 鳥羽市鳥羽3丁目17番27号
0599-25-3105
鳥羽東支店
〒517-0023 鳥羽市大明西町1番1号
0599-25-5105
磯部支店
〒517-0214 志摩市磯部町迫間1794番地
0599-55-0105
鵜方支店
〒517-0501 志摩市阿児町鵜方2982番地の2
0599-43-0105
鵜方支店
鵜方駅前出張所
〒517-0501 志摩市阿児町鵜方4057番地の3
0599-43-8105
浜島支店
〒517-0404 志摩市浜島町浜島1779番地の11
0599-53-0105
波切支店
〒517-0603 志摩市大王町波切3939番地の7
0599-72-0105
和具支店
〒517-0703 志摩市志摩町和具845番地の2
0599-85-0105
オ ワセ
紀州地区
尾鷲支店
長島支店
〒519-3691 尾鷲市朝日町12番25号
0597-22-0105
〒519-3204 北牟婁郡紀北町紀伊長島区東長島3511番地 0597-47-1515
海山支店
〒519-3406 北牟婁郡紀北町海山区相賀827番地3 0597-32-1122
熊野支店
〒519-4324 熊野市井戸町619番地の10
名古屋支店
〒450-8691 名古屋市中村区名駅4丁目26番13号 052-581-5101
中村支店
〒453-0017 名古屋市中村区則武本通3丁目38番地 052-471-8105
中部法人営業部
〒450-8691 名古屋市中村区名駅4丁目26番13号ちとせビル2階 052-581-3105
黒川支店
〒462-0843 名古屋市北区田幡2丁目13番6号
上前津支店
〒460-0011 名古屋市中区大須4丁目11番39号 052-262-6105
藤が丘支店
〒465-0032 名古屋市名東区藤が丘149番地
052-774-7105
八田支店
〒454-0877 名古屋市中川区八田町2001番地
052-361-8105
戸田支店
〒454-0985 名古屋市中川区春田5丁目45番地
052-301-2105
平針支店
〒468-0011 名古屋市天白区平針3丁目1504番地の3 052-805-3105
当知支店
〒455-0806 名古屋市港区明正2丁目203番地
052-381-7105
港支店
〒455-0002 名古屋市港区東海通3丁目3番地
052-653-8105
大高支店
〒459-8001 名古屋市緑区大高町字西植松38番地 052-621-6105
西春支店
〒481-0033 北名古屋市西之保青野東73番地
0568-23-0105
春日井支店
〒486-0844 春日井市鳥居松町7丁目57番地4
0568-82-6105
豊田支店
〒471-0027 豊田市喜多町5丁目2番地15
0565-35-6105
刈谷支店
〒448-0858 刈谷市若松町1丁目95番地
0566-21-0105
岡崎支店
〒444-0831 岡崎市羽根北町2丁目1番地5
0564-55-2105
富吉支店
〒497-0058 海部郡蟹江町富吉1丁目510番地
0567-95-5105
弥富支店
〒498-0027 弥富市鯏浦町南前新田67番地1
0567-65-0105
ミ ヤマ
カミマエ ヅ
ハッ タ
ヒラバリ
トウ チ
オオダカ
ヤ トミ
愛 知 県
23 THE HYAKUGO BANK, LTD.
66-2-108-7105
0596-58-2105
鳥羽志摩地区
ナ キリ
駐在員事務所
シンガポール
駐在員事務所
大淀支店
ウ ガタ
そ の 他
0597-85-2111
052-913-5105
支社
パーソナルプラザ
本山パーソナルプラザ 〒464-0821 名古屋市千種区末盛通5丁目10番地 052-761-8105
千種イーストビル3階
藤が丘パーソナルプラザ 〒465-0032 名古屋市名東区藤が丘149番地
052-772-1105
八田パーソナルプラザ 〒454-0877 名古屋市中川区八田町2001番地 052-361-3105
平針パーソナルプラザ 〒468-0011 名古屋市天白区平針3丁目1504番地の3 052-805-2050
大高パーソナルプラザ 〒459-8001 名古屋市緑区大高町字西植松38番地 052-621-6105
一宮パーソナルプラザ 〒491-0922 一宮市大和町妙興寺字北浦宮地2798番地3 0586-43-3105
春日井パーソナルプラザ 〒486-0844 春日井市鳥居松町7丁目57番地4 0568-82-6206
豊田パーソナルプラザ 〒471-0027 豊田市喜多町5丁目2番地15
0565-35-6105
刈谷パーソナルプラザ 〒448-0858 刈谷市若松町1丁目95番地
0566-21-0051
岡崎パーソナルプラザ 〒444-0831 岡崎市羽根北町2丁目1番地5
0564-55-9105
桑名パーソナルプラザ 〒511-0903 桑名市大山田1丁目7番地の5
0594-31-7105
四日市パーソナルプラザ 〒510-0075 四日市市安島1丁目4番1号
059-351-3105
鈴鹿パーソナルプラザ 〒513-8691 鈴鹿市西条4丁目138番地
059-369-2105
名張パーソナルプラザ 〒518-0441 名張市夏見3224番地の3
0595-64-6666
津パーソナルプラザ 〒514-0042 津市新町1丁目11番15号
059-223-7105
松阪パーソナルプラザ 〒515-0005 松阪市鎌田町103番地の1
0598-51-5105
伊勢パーソナルプラザ 〒516-8691 伊勢市岡本1丁目3番3号
0596-26-3105
現金自動設備(ATM)一覧
現金自動設備設置台数
区 分
地域別現金自動設備場所
区 分
三重県内
店舗内現金自動設備
平成24年度
389
平成25年度
392
平成26年度
393
店舗内現金自動設備
108
愛知県内
18
その他都道府県
1
合 計
127
店舗外現金自動設備
215
218
221
店舗外現金自動設備
180
12
0
192
コンビニATM(イーネット・セブン銀行)
30,837
32,514
34,260
コンビニATM(イーネット・セブン銀行) 555
1,687
30,220
32,462
合 計
31,441
33,124
34,874
合 計
1,717
30,221
32,781
843
店舗外現金自動設備
所在地
(平成27年6月30日現在)
設置場所
愛知県
名古屋市 ▪近鉄名古屋駅正面改札口 ▪近鉄名古屋駅地下改札口
▪フィール富田店 ▪イオンタウン熱田千年 ▪御器所 ▪大同病院
一 宮 市 ▪バロー一宮西店
稲 沢 市 ▪リーフウォーク稲沢
小 牧 市 ▪バロー小牧岩崎店
北名古屋市 ▪済衆館病院
岡 崎 市 ▪アピタ岡崎北店
蟹 江 町 ▪オークワ蟹江店
三重県
桑 名 市 ▪ジャズドリーム長島 ▪桑名市役所
▪イオン桑名ショッピングセンター
▪アピタ桑名店 ▪F1 マート桑名陽だまり店
▪バロー桑名東店 ▪サンファーレ ▪イオンタウン桑名新西方
▪星川サンシティ ▪スーパーサンシ桑名店
いなべ市 ▪マックスバリュ北勢店 ▪イオン大安店 ▪スーパーセンターオークワいなべ店 ▪阿下喜西
東 員 町 ▪ネオポリス ▪イオンモール東員
四日市市 ▪市立四日市病院 ▪四日市市役所
▪県立総合医療センター ▪サークルK 新正店
▪四日市港ポートビル ▪イオンモール四日市北
▪四日市大学 ▪ユーズ大矢知
▪フレスポ四日市富田ショッピングセンター
▪近鉄四日市駅 ▪日永カヨー ▪イオンタウン四日市泊
▪マックスバリュ笹川店 ▪スーパーサンシサンビーム店
▪マックスバリュ四日市店 ▪小山田記念温泉病院
▪アピタ四日市店 ▪イオン四日市尾平店
▪スーパーサンシいくわ店 ▪スーパーサンシ桜花台店
朝 日 町 ▪スーパーセンターオークワみえ朝日インター店
川 越 町 ▪スーパーサンシみえ川越インター店
菰 野 町 ▪ピアゴ菰野店 ▪イオンタウン菰野ショッピングセンター
▪スーパーサンシ菰野繁盛店
鈴 鹿 市 ▪マックスバリュ鈴鹿店 ▪鈴鹿市役所 ▪オークワ鈴鹿店
▪マックスバリュ鈴鹿中央店 ▪サンズ ▪F1 マートサーキット通り店 ▪アピタ鈴鹿店 ▪近鉄白子駅
▪バロー鈴鹿店 ▪鈴鹿ハンター ▪イオンモール鈴鹿
▪マックスバリュ岡田店 ▪イオンタウン鈴鹿
▪マックスバリュ鈴鹿住吉店 ▪ぎゅーとらラブリー平田店
亀 山 市 ▪亀山ショッピングセンター(エコー)▪亀山市役所
▪亀山サンシャインパーク ▪オークワ亀山店
▪マックスバリュ亀山みずほ台ショッピングセンター
▪名阪関ドライブイン
伊 賀 市 ▪アピタ伊賀上野店 ▪ジョイシティ伊賀上野店
▪イオンタウン伊賀上野 ▪オークワ伊賀新堂店
所在地
設置場所
津 市 ▪津松菱百貨店 ▪津市役所 ▪津センターパレス
▪三重会館 ▪津競艇場 ▪マックスバリュ港町店
▪ラッツ ▪近鉄江戸橋駅前 ▪イオン津店
▪三重大学医学部附属病院 ▪マックスバリュ津北店 ▪アスト津
▪近鉄津駅 ▪ぎゅーとらラブリー渋見店 ▪三重県庁
▪三重県警察本部 ▪近鉄津新町駅前
▪ぎゅーとらラブリー津神戸店 ▪アルテ津新町
▪マルヤス南が丘店 ▪マックスバリュ垂水店
▪ディーハウス加藤 ▪コスモス一身田店
▪マックスバリュ津東店 ▪豊里 ▪ぎゅーとらラブリー芸濃店 ▪ザ・ビッグ芸濃店 ▪スーパーセンターオークワ河芸店 ▪スーパーサンシ河芸店 ▪スーパーぜにや安濃店 ▪サンバレー
▪F1 マート津南店 ▪イオンタウン津城山 ▪イオン久居店
▪ポルタひさい ▪元町 ▪ぎゅーとら久居店 ▪榊原温泉病院
▪コスモス久居インター店 ▪ぎゅーとらラブリー持川店
▪ぎゅーとらラブリー一志店
松 阪 市 ▪ピアゴ嬉野店 ▪アピタ松阪三雲店
▪松阪ショッピングセンター(マーム)
▪済生会松阪総合病院 ▪松阪市役所
▪マックスバリュ松阪中央ショッピングセンター
▪松阪厚生病院 ▪コスモス川井町店
▪マックスバリュ川井町店 ▪アドバンスモール松阪
▪マックスバリュ学園前店 ▪マックスバリュサンフラワーショッピングセンター
▪コスモス松阪店
明 和 町 ▪マックスバリュ金剛坂店 ▪イオンモール明和
▪済生会明和病院
多 気 町 ▪多気クリスタルタウンショッピングセンター
▪グッディ多気店
大 台 町 ▪道の駅奥伊勢おおだい
伊 勢 市 ▪伊勢赤十字病院 ▪市立伊勢総合病院
▪伊勢市役所 ▪イオン伊勢店 ▪伊勢市駅前 ▪ぎゅーとら神田久志本店 ▪ぎゅーとら藤里店 ▪ベリー藤里店 ▪近鉄宇治山田駅
▪バローミタス伊勢店 ▪ベリー小俣店
▪ぎゅーとら小俣店 ▪伊勢みそのショッピングセンター
▪イオンタウン伊勢ララパーク
玉 城 町 ▪グッディ玉城店 ▪ザ・ビッグエクストラ玉城店
志 摩 市 ▪PLANT志摩店 ▪イオン阿児店 ▪志摩市役所 ▪ぎゅーとらラブリー鵜方店
尾 鷲 市 ▪プライスカット尾鷲店
熊 野 市 ▪オークワ有馬店
紀 宝 町 ▪ヤマザキショップ鵜殿店
(計174か所、企業内設置除く)
名 張 市 ▪名張市役所 ▪リバーナ ▪鴻之台
▪名張ガーデンプラザ ▪パークシティなばり
▪ザ・ビッグエクスプレス夏見橋店 ▪近鉄名張駅
▪マックスバリュ名張店 ▪スーパーヤオヒコ名張店 ▪オークワ西原店 ▪近鉄プラザ桔梗が丘
▪マックスバリュ桔梗が丘東店 ▪アピタ名張店
ディスクロージャー誌 2015 資料編
24
店舗一覧/現金自動設備(ATM)一覧
(平成27年3月31日現在)
(平成27年6月30日現在)
※ 記載しました手数料はすべて消費税8%込みの金額です。
取扱時間とご利用手数料
当行カードで当行ATMを利用する場合の取扱時間とご利用手数料は次のとおりです(振込の場合は別途振込手数料が必要
となります)。店舗により、お取扱内容やご利用いただける日時が異なります。
7:00
18:00
お引き出し
108円
土・日・祝日
※ 硬貨でのお引き出しは、平日8時から18時までです。
残高照会
お預け入れ・振替
通帳記入
通帳繰越
振 込
<現金>
振 込
<当行カード>
全日
無料
全日
無料
23:00
108円
無料
平日
※ 当座預金のお預け入れは、平日15時までです。
※ 硬貨でのお預け入れは、平日8時から18時までです。
※ 定期預金のお預け入れもできます。
※「振替」とは、当行カードから当行通帳へのお預け入れのことです。
8:00
平日
無料
平日
無料
別途振込手数料が必要
別途振込手数料が必要
108円
土・日・祝日
108円
※ 平日15時以降および土・日・祝日は、翌営業日扱いとなります。
暗証番号変更
支払限度額変更
全日
外貨振替
<米ドル>
平日
無料
10:00頃
16:00
無料
11:30頃
外貨振替
<ユーロ・オーストラリアドル>
無料
平日
※「外貨振替」とは、当行カードと外貨普通預金通帳を使用して国内預金との入出金を行うことです。
※ 本人口座(当行本支店の本人名義口座を含む)間のみ「外貨振替」が可能です。
当座預金をお預け入れ口座とする外貨普通預金のお引き出しは、平日15時までです。
12月31日~1月3日は祝日扱いとなります。
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特典
第1ステージ
第2ステージ
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ATM 時間外手数料
(注1)
[108円]
平日無料
(祝日を除く)
平日・土曜日無料
(祝日を除く)
ATM による当行本支店
あて振込手数料
(注2)
(キャッシュカードによる振込が対象です)
―――
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ゴールドステージ
平成26年度の業績について
主要な経営指標等の推移(連結)
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
80,860
連
結
経
常
収
益
83,171百万円
85,218
82,373
83,463
連
結
経
常
利
益
11,739百万円
14,070
15,510
19,390
16,854
連 結 当 期 純 利 益
7,433百万円
7,774
9,458
11,520
10,648
連
結
包
括
利
益
227百万円
17,395
35,523
15,102
58,768
連
結
純
資
産
額
234,019百万円
248,505
281,722
297,198
357,052
連
結
総
資
産
額
4,334,872百万円
4,513,102
4,785,068
5,072,120
5,334,540
1株当たり純資産額
889.22円
948.18
1,081.77
1,141.27
1,375.30
1株当たり当期純利益金額
28.95円
30.49
37.17
45.40
41.97
潜 在 株 式 調 整 後
1株当たり当期純利益金額
—円
30.48
37.15
45.36
41.92
5.23%
5.35
5.73
5.70
6.54
12.40%
12.58
12.11
11.06
10.67
自
己
資
本
比
率
連 結 自 己 資 本 比 率
(国
内
基
準)
連結自己資本利益率
3.25%
3.31
3.66
4.08
3.31
連 結 株 価 収 益 率
12.91倍
12.49
12.61
9.33
13.27
営業活動によるキャッシュ・フロー
127,237百万円
167,563
173,790
144,189
84,843
投資活動によるキャッシュ・フロー
△158,864百万円
△152,510
△130,827
△82,159
△39,953
財務活動によるキャッシュ・フロー
△3,664百万円
△1,915
△12,329
△12,059
△2,040
現金及び現金同等物の期末残高
72,681百万円
85,816
116,470
166,468
209,342
2,879人
(1,303人)
2,923
(1,275)
2,925
(1,262)
従
業
員
数
(外、平均臨時従業員数)
2,917
(1,281)
2,947
(1,312)
(注)
1. 当行及び連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
2.
「1株当たり純資産額」
、「1株当たり当期純利益金額」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額」(以下「1株当たり情報」という。)の算定に当たっては、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業
会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
また、これら1株当たり情報の算定上の基礎は、P.35の「1株当たり情報」に記載しております。
3.平成22年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式がないので記載しておりません。
4.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末少数株主持分)を期末資産の部合計で除して算出しております。
5.連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。当行は、国内基準を採用しております。なお、平成25年度からバーゼルⅢを踏
まえた新国内基準を適用しております。
6.従業員数は就業人員数を記載しております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
26
26
年度の業績について
平成26年度の業績(連結)
このような経済情勢のなかで、当行の連結ベースでの業績は次
のようになりました。
預金等(譲渡性預金含む)は個人預金が堅調に推移したことな
どから、当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ1,661億
円増加し、4兆5,825億円となりました。
貸出金は中小企業向け貸出や個人向け貸出が増加したことなど
から、当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ1,081億円
増加し、2兆8,135億円となりました。
また、有価証券の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に
比べ947億円増加し、2兆1,401億円となりました。
損益状況につきましては、経常収益は貸出金利息や有価証券利
息配当金の減少により資金運用収益が減少したことや、株式等売
却益の減少によりその他経常収益が減少したことなどから、前連
結会計年度に比べ26億2百万円減少し、808億60百万円となりま
した。
一方、経常費用は国債等債券売却損やリース子会社の割賦原価
等のその他業務費用が減少したことなどから、前連結会計年度に
比べ66百万円減少し、640億6百万円となりました。
この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ25億36百万円減少
し、168億54百万円となりました。
また、当期純利益は前連結会計年度に比べ8億72百万円減少し、
106億48百万円となりました。
報告セグメントごとの損益状況は、銀行業セグメントにおいて
経常収益は前連結会計年度に比べ19億45百万円減少して691億97
百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ25億45百万円減
少して152億63百万円となりました。リース業セグメントにおい
て経常収益は前連結会計年度に比べ5億55百万円減少して87億
86百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ63百万円減少
して5億円となりました。また、報告セグメントに含まれていな
い事業セグメントにおいて経常収益は前連結会計年度に比べ1億
50百万円減少して46億10百万円、セグメント利益は前連結会計
年度に比べ1億2百万円増加して11億31百万円となりました。
キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フ
ローが、預金の増加などにより848億43百万円のプラス(前連結
会計年度比593億46百万円減少)
、投資活動によるキャッシュ・フ
ローは、有価証券の取得による支出などにより399億53百万円の
マイナス(前連結会計年度比422億6百万円増加)、財務活動によ
るキャッシュ・フローは、配当金の支払などにより20億40百万円
のマイナス(前連結会計年度比100億18百万円増加)となりました。
この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度に
比べ428億74百万円増加し、2,093億42百万円となりました。
平成
平成26年度の金融・経済の動き
当連結会計年度のわが国経済は、消費税率引上げにともなう駆
け込み需要の反動もあり、個人消費などに弱さがみられましたが、
緩やかな回復基調が続きました。先行きにつきましても、雇用・
所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあり、景気は回
復していくことが期待されます。
このような状況下、当行の主要な営業地域である三重・愛知両
県下の経済につきましても、着実に回復を続けています。今後に
つきましても、海外経済や為替動向などに留意する必要はありま
すが、堅調に推移している輸出や設備投資、さらに地方創生への
取組みによる地域経済活性化などを背景に、引き続き景気回復に
向かうことが期待されます。
現金自動設備(ATM)一覧
経営環境と業績
平成26年度の業績(単体)
預金は個人預金が堅調に推移したことなどから、当事業年度末
残高は前事業年度末に比べ1,793億円増加し、4兆4,144億円とな
りました。また、投資信託預り資産の当事業年度末残高は前事業
年度末に比べ191億円増加し、1,043億円となりました。公共債預
り資産の当事業年度末残高は前事業年度末に比べ493億円減少し、
526億円となりました。
一方、貸出金は中小企業向け貸出や個人向け貸出が増加したこ
となどから、当事業年度末残高は前事業年度末に比べ1,079億円増
加し、2兆8,180億円となりました。
また、有価証券の当事業年度末残高は前事業年度末に比べ946
億円増加し、2兆1,438億円となりました。
損益状況につきましては、経常収益は株式等売却益の減少によ
りその他経常収益が減少したことなどから、前事業年度に比べ19
億52百万円減少し、693億60百万円となりました。
一方、経常費用は役務取引等費用が増加したことなどから、前
事業年度に比べ5億62百万円増加し、543億57百万円となりまし
た。
この結果、経常利益は前事業年度に比べ25億15百万円減少し、
150億2百万円となりました。
また、当期純利益は前事業年度に比べ8億5百万円減少し、100
億25百万円となりました。
配当政策
当行は、銀行としての公共性に鑑み、健全経営の維持強化を図
るため内部留保の充実に意を払うとともに、株主の皆様に対し安
定的な利益還元を実施することを基本としております。
当行は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うこ
とを基本としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、中間
配当については取締役会、期末配当については株主総会であります。
この考え方に基づき、当期の配当金は当期の業績を鑑み1株当
たり年間8円(うち中間配当金4円)といたしました。
内部留保資金につきましては、業種・業態をこえた競争が激化
するなか、引き続き営業基盤の拡充や経営体質の強化を図るため、
より効率的な投資を行い、株主の皆様のご支援に報いるよう努め
てまいりたいと考えております。
当行は、「取締役会の決議によって中間配当を行うことができる
ものとし、その基準日は毎年9月30日とする。」旨を定款に定めて
おります。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日
配当金の総額
1株当たり配当額
平成26年11月10日
取 締 役 会 決 議
1,014百万円
4.00円
平成27年6月19日
定時株主総会決議
1,014百万円
4.00円
主要な経営指標等の推移(単体)
経
常
収
益
経
常
利
益
当 期 純 利 益
資
本
金
発 行 済 株 式 総 数
純
資
産
額
総
資
産
額
預
金
残
高
貸 出 金 残 高
有 価 証 券 残 高
1株当たり純資産額
1 株 当 た り 配 当 額
(内1株当たり中間配当額)
1株当たり当期純利益金額
潜 在 株 式 調 整 後
1株当たり当期純利益金額
自 己 資 本 比 率
単 体 自 己 資 本 比 率
(国
内
基
準)
自 己 資 本 利 益 率
株 価 収 益 率
配
当
性
向
従
業
員
数
(外、平均臨時従業員数)
(注)
平成22年度
71,856百万円
10,607百万円
7,400百万円
20,000百万円
255,225千株
224,576百万円
4,315,183百万円
3,817,869百万円
平成23年度
73,198
12,668
7,042
20,000
255,225
238,887
4,494,192
3,937,834
平成24年度
70,162
13,739
平成25年度
71,313
17,518
8,767
10,831
254,119
254,119
20,000
270,951
4,766,322
4,077,566
20,000
282,926
5,049,974
4,235,118
平成26年度
69,360
15,002
10,025
20,000
254,119
333,210
5,300,797
4,414,467
2,442,187百万円
2,459,081
2,535,432
2,710,066
2,818,004
880.79円
936.84
1,067.61
1,114.91
1,313.03
1,614,573百万円
7.50円
(3.50円)
1,777,563
7.50
(3.50)
1,958,927
7.50
(3.50)
2,049,171
8.00
(4.00)
2,143,824
8.00
(4.00)
28.83円
27.62
34.46
42.68
39.51
—円
27.61
34.43
42.65
39.47
5.20%
5.31
5.68
5.60
6.28
12.06%
12.22
11.69
10.64
10.28
3.26%
3.03
12.97倍
13.79
2,358人
(1,163人)
2,385
(1,142)
26.01%
27.15
3.44
13.60
21.76
2,408
(1,131)
3.91
9.93
18.74
2,378
(1,151)
3.23
14.09
20.24
2,409
(1,197)
1. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
2.平成26年度中間配当についての取締役会決議は平成26年11月10日に行いました。
3. 平成25年度の1株当たり配当額のうち50銭(1株当たり中間配当額のうち50銭)は創立135周年記念配当であります。
4.
「1株当たり純資産額」、「1株当たり当期純利益金額」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額」の算定に当たっては、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び「1株当たり
当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
5.平成22年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式がないので記載しておりません。
6.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権)を期末資産の部合計で除して算出しております。
7.単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。当行は、国内基準を採用しております。なお、平成25年度からバーゼルⅢを踏
まえた新国内基準を適用しております。
8. 従業員数は就業人員数を記載しております。
27 THE HYAKUGO BANK, LTD.
連結情報
連結財務諸表
(単位:百万円)
169,924
15,828
20,438
24
3,000
2,045,481
2,705,413
2,849
13,970
24,653
36,259
9,678
20,337
25
4,129
2,088
2,944
2,798
146
23,634
854
30,584
△23,741
5,072,120
212,089
13,183
16,180
43
3,000
2,140,190
2,813,548
3,584
14,109
28,012
42,527
9,370
20,221
14
10,419
2,501
2,726
2,581
145
38,191
739
29,700
△23,287
5,334,540
金
金
形
金
金
替
債
債
金
債
金
金
金
金
金
債
債
諾
計
4,230,272
186,036
133,034
27,058
58,851
67
15,000
49,057
202
7,023
77
819
255
533
0
32,981
3,066
30,584
4,774,922
4,409,357
173,148
65,552
103,639
68,836
45
15,000
52,400
203
2,964
86
910
260
546
0
52,058
2,775
29,700
4,977,488
20,000
7,557
183,316
△151
210,722
74,410
△1,980
3,980
2,409
78,819
73
7,582
297,198
5,072,120
20,000
7,557
195,042
△153
222,446
115,167
△3,841
4,262
10,879
126,467
94
8,043
357,052
5,334,540
(負債の部)
預
譲
渡
性
預
コールマネー及び売渡手
債 券 貸 借 取 引 受 入 担 保
借
用
外
国
為
社
そ
の
他
負
賞
与
引
当
退 職 給 付 に 係 る 負
役 員 退 職 慰 労 引 当
睡 眠 預 金 払 戻 損 失 引 当
ポ
イ
ン
ト
引
当
偶
発
損
失
引
当
特 別 法 上 の 引 当
繰
延
税
金
負
再評価に係る繰延税金負
支
払
承
負
債
の
部
合
(純資産の部)
資
本
金
資
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
自
己
株
式
株
主
資
本
合
計
その他有価証券評価差額金
繰
延
ヘ
ッ
ジ
損
益
土 地 再 評 価 差 額 金
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
新
株
予
約
権
少
数
株
主
持
分
純
資
産
の
部
合
計
負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計
科 目
経
常
収
益
金
運
用
収
益
貸
出
金
利
息
有 価 証 券 利 息 配 当 金
コールローン利息及び買入手形利息
預
け
金
利
息
そ の 他 の 受 入 利 息
役 務 取 引 等 収 益
そ の 他 業 務 収 益
そ の 他 経 常 収 益
償 却 債 権 取 立 益
そ の 他 の 経 常 収 益
経
常
費
用
資
金
調
達
費
用
預
金
利
息
譲 渡 性 預 金 利 息
コールマネー利息及び売渡手形利息
債券貸借取引支払利息
借
用
金
利
息
社
債
利
息
そ の 他 の 支 払 利 息
役 務 取 引 等 費 用
そ の 他 業 務 費 用
営
業
経
費
そ の 他 経 常 費 用
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
そ の 他 の 経 常 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
固 定 資 産 処 分 益
特
別
損
失
固 定 資 産 処 分 損
減
損
損
失
金融商品取引責任準備金繰入額
税金等調整前当期純利益
法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税
法 人 税 等 調 整 額
法
人
税
等
合
計
少数株主損益調整前当期純利益
少
数
株
主
利
益
当
期
純
利
益
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
平成25年4月 1日から
平成26年4月 1日から
( 平成26年3月31日まで )
( 平成27年3月31日まで )
83,463
54,182
34,154
19,729
135
24
138
10,118
14,736
4,425
0
4,425
64,072
4,717
2,723
171
228
48
120
199
1,225
3,694
8,687
44,236
2,737
2,157
579
19,390
0
0
586
189
397
0
18,803
5,828
1,047
6,876
11,927
406
11,520
資
連結包括利益計算書
科 目
少数株主損益調整前当期純利益
そ の 他 の 包 括 利 益
その他有価証券評価差額金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
土 地 再 評 価 差 額 金
退 職 給 付 に 係 る 調 整 額
包
括
利
益
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
80,860
52,526
33,364
18,863
55
108
135
11,451
14,044
2,837
0
2,837
64,006
4,925
2,562
178
454
63
104
199
1,363
4,049
7,908
44,537
2,585
1,930
654
16,854
0
0
88
82
5
0
16,766
4,472
1,203
5,675
11,090
442
10,648
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
平成26年4月 1日から
(
)
( 平成27年3月31日まで )
11,927
3,175
2,614
560
—
—
15,102
11,090
47,677
40,780
△1,861
287
8,470
58,768
14,694
407
58,302
466
ディスクロージャー誌 2015 資料編
28
26
連結貸借対照表/連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(資産の部)
現
金
預
け
金
コールローン及び買入手形
買
入
金
銭
債
権
商
品
有
価
証
券
金
銭
の
信
託
有
価
証
券
貸
出
金
外
国
為
替
リース債権及びリース投資資産
そ
の
他
資
産
有
形
固
定
資
産
建
物
土
地
リ
ー
ス
資
産
建
設
仮
勘
定
そ の 他 の 有 形 固 定 資 産
無
形
固
定
資
産
ソ
フ
ト
ウ
エ
ア
そ の 他 の 無 形 固 定 資 産
退 職 給 付 に 係 る 資 産
繰
延
税
金
資
産
支
払
承
諾
見
返
貸
倒
引
当
金
資
産
の
部
合
計
連結損益計算書
連結情報
平成26年度
(平成27年3月31日現在)
年度の業績について
平成25年度
(平成26年3月31日現在)
科 目
連結損益計算書及び連結包括利益計算書
平成
連結貸借対照表
連結株主資本等変動計算書
平成25年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
当
期
首
残
高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
(単位:百万円)
資本金
20,000
資本剰余金
7,557
20,000
7,557
株主資本
利益剰余金
173,581
―
173,581
△2,029
11,520
△1
245
―
20,000
―
7,557
9,734
183,316
自己株式
△134
△134
株主資本合計
201,005
―
201,005
△2,029
11,520
△31
12
245
△31
14
△17
△151
9,717
210,722
(単位:百万円)
当
期
首
残
高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
その他の包括利益累計額
その他
退職給付
その他の 新株予約権 少数株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ 土地再評価
有価証券
に係る
包括利益
損益
差額金
評価差額金
調整累計額 累計額合計
71,797
△2,541
4,226
―
73,482
55
7,179 281,722
―
71,797
△2,541
4,226
―
73,482
55
7,179 281,722
2,613
2,613
74,410
560
560
△1,980
△245
△245
3,980
2,409
2,409
2,409
5,337
5,337
78,819
17
17
73
402
402
7,582
平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
当
期
首
残
高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
(単位:百万円)
資本金
20,000
資本剰余金
7,557
20,000
7,557
株主資本
利益剰余金
183,316
3,102
186,418
自己株式
△151
△151
△2,029
10,648
―
7,557
8,623
195,042
株主資本合計
210,722
3,102
213,824
△2,029
10,648
△9
6
6
△9
7
△0
6
―
20,000
△2,029
11,520
△31
12
245
5,758
15,475
297,198
△2
△153
8,621
222,446
(単位:百万円)
当
期
首
残
高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
29 THE HYAKUGO BANK, LTD.
その他の包括利益累計額
その他
退職給付 その他の 新株予約権 少数株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ 土地再評価
有価証券
に係る
包括利益
損益
差額金
評価差額金
調整累計額 累計額合計
74,410
△1,980
3,980
2,409
78,819
73
7,582 297,198
3,102
74,410
△1,980
3,980
2,409
78,819
73
7,582 300,300
40,756
40,756
115,167
△1,861
△1,861
△3,841
281
281
4,262
8,470
8,470
10,879
47,647
47,647
126,467
21
21
94
461
461
8,043
△2,029
10,648
△9
6
6
48,130
56,752
357,052
科 目
(単位:百万円)
(
平成25年度
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
)
(
平成26年度
平成26年4月 1日から
平成27年3月31日まで
18,803
2,997
397
△523
25
△7,306
△20,345
7,446
△17
96
4
△392
△54,182
4,717
△4,514
51
△26
189
△174,424
157,408
33,042
31,429
△1,047
36,062
52,038
△2,607
△1,083
△13
△458
59,100
△6,353
20,424
150,938
△6,748
16,766
2,899
5
△453
0
―
△830
67
9
90
5
12
△52,526
4,925
△3,070
10
△24
82
△108,134
179,085
△12,888
9,984
709
5,975
△67,481
76,581
△735
△22
△138
57,170
△5,048
△12,117
90,911
△6,068
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
有 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 出
有 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 入
有 価 証 券 の 償 還 に よ る 収 入
金銭の信託の増加による支出
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の取得による支出
そ
の
他
△508,032
226,808
207,811
△2,051
△5,851
11
△849
△6
△624,915
339,972
254,058
△10
△8,266
12
△804
―
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
劣後特約付借入金の返済による支出
配
当
金
の
支
払
額
少数株主への配当金の支払額
自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支 出
自 己 株 式 の 売 却 に よ る 収 入
そ
の
他
△10,000
△2,023
△4
△31
0
0
―
△2,026
△4
△9
―
0
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
144,189
△82,159
△12,059
84,843
△39,953
△2,040
26
24
49,998
42,874
現金及び現金同等物の期首残高
116,470
166,468
現金及び現金同等物の期末残高
166,468
209,342
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
)
連結株主資本等変動計算書 /連結キャッシュ・フロー計算書
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
減
価
償
却
費
減
損
損
失
貸 倒 引 当 金 の 増 減(△)
賞 与 引 当 金 の 増 減 額(△ は 減 少 )
退職給付引当金の増減額(△は減少)
退職給付に係る資産の増減額(△は増加)
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
睡眠預金払戻損失引当金の増減(△)
ポイント引当金の増減額(△は減少)
偶 発 損 失 引 当 金 の 増 減(△)
資
金
運
用
収
益
資
金
調
達
費
用
有 価 証 券 関 係 損 益(△)
金銭の信託の運用損益(△は運用益)
為 替 差 損 益(△ は 益)
固 定 資 産 処 分 損 益(△ は 益 )
貸 出 金 の 純 増(△)減
預 金 の 純 増 減 ( △ )
譲 渡 性 預 金 の 純 増 減(△)
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減
コ ー ル ロ ー ン 等 の 純 増(△)減
コ ー ル マ ネ ー 等 の 純 増 減(△)
債券貸借取引受入担保金の純増減(△)
外 国 為 替( 資 産 ) の 純 増(△)減
外 国 為 替( 負 債 ) の 純 増 減( △ )
リース債権及びリース投資資産の純増(△)減
資 金 運 用 に よ る 収 入
資 金 調 達 に よ る 支 出
そ
の
他
小
計
法 人 税 等 の 支 払 額
連結情報
連結キャッシュ・フロー計算書
当行の連結財務諸表については、会社法第396条第1項の規定及び金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任あ
ずさ監査法人の監査を受けております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
30
注記事項(平成26年度)
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1. 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社 10社
会社名
百五ビジネスサービス株式会社 百五管理サービス株式会社
百五不動産調査株式会社 百五オフィスサービス株式会社
百五スタッフサービス株式会社 百五証券株式会社
株式会社百五ディーシーカード 百五リース株式会社
株式会社百五経済研究所 百五コンピュータソフト株式会社
(2) 非連結子会社 3社
会社名
一般社団法人フロンティア・アセット・ホールディングス
有限会社フロンティア・アセット・コーポレーション
百五6次産業化投資事業有限責任組合
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)、利益剰余
金(持分に見合う額)及びその他の包括利益累計額(持分に見合う額)等からみて、
連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を
妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲から除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の非連結子会社 ―社
(2) 持分法適用の関連会社 ―社
(3) 持分法非適用の非連結子会社 3社
会社名
一般社団法人フロンティア・アセット・ホールディングス
有限会社フロンティア・アセット・コーポレーション
百五6次産業化投資事業有限責任組合
持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)、利益剰余金(持
分に見合う額)及びその他の包括利益累計額(持分に見合う額)等からみて、持分
法の対象から除いても連結財務諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象か
ら除いております。
(4) 持分法非適用の関連会社 ―社
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は連結決算日と一致しております。
4. 開示対象特別目的会社に関する事項
該当事項はありません。
5. 会計処理基準に関する事項
(1) 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)に
より行っております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価
法(定額法)、その他有価証券については原則として連結決算日の市場価格等に
基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、ただし時価を把握
することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法に
より行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理
しております。
② 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運
用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
(4) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
当行の有形固定資産は、定率法を採用しております。また、主な耐用年数は次
のとおりであります。
建 物 15年~50年
その他 4年~15年
連結子会社の有形固定資産については、主として定率法により償却しており
ます。
② 無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウ
エアについては、当行及び連結子会社で定める利用可能期間(5年)に基づいて
償却しております。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固
定資産」中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法により償却して
おります。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがある
ものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
(5) 貸倒引当金の計上基準
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次のとおり計上して
おります。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」
という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」とい
う。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回
収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状
況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻
懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び
保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的
に判断し必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒
実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しております。 連結子会社の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、当行と同じ方
法により計上しております。
(6) 賞与引当金の計上基準
連結子会社の賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対
する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(7) 役員退職慰労引当金の計上基準
連結子会社の役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、
役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末までに発生してい
ると認められる額を計上しております。
(8) 睡眠預金払戻損失引当金の計上基準
睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者への払戻損失
に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。
(9) ポイント引当金の計上基準
ポイント引当金は、クレジットカード会員に付与したポイントが将来使用された
場合の負担に備え、将来使用される見込額を合理的に見積り、必要と認められる額
を計上しております。
(10)偶発損失引当金の計上基準
偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将
来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認められる額を計上しております。
(11)特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融商品取引法第46条の5第1項に定める金融商品取引責
任準備金であり、証券事故による損失に備えるため、連結子会社が金融商品取引業
等に関する内閣府令第175条の規定に定めるところにより算出した額を計上してお
ります。
(12)退職給付に係る会計処理の方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に
帰属させる方法については給付算定式基準によっております。また、過去勤務費用
及び数理計算上の差異の損益処理方法は次のとおりであります。
過去勤務費用 :そ の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(3
年)による定額法により損益処理
数理計算上の差異:各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一
定の年数(10年)による定額法により按分した額を、それぞ
れ発生の翌連結会計年度から損益処理
31 THE HYAKUGO BANK, LTD.
なお、連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付
に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用して
おります。
(13)外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
当行及び連結子会社の外貨建資産・負債は、連結決算日の為替相場による円換算
額を付しております。
(14)リース取引の処理方法
(貸手側)
リース取引開始日が「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号平成
19年3月30日)適用初年度開始前の所有権移転外ファイナンス・リース取引につい
ては、「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第16号平
成19年3月30日)第81項に基づき、同会計基準適用初年度の前連結会計年度末にお
ける固定資産の適正な帳簿価額(減価償却累計額控除後)をリース投資資産の期首
の価額として計上しております。なお、同適用指針第80項を適用した場合に比べ、
税金等調整前当期純利益は30百万円増加しております。
(15)収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準
リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法によっております。
(16)重要なヘッジ会計の方法
① 金利リスク・ヘッジ
「銀
当行の金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、
行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本
公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に規定する繰延ヘッジによって
おります。ヘッジ有効性評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジにつ
いて、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等
を一定の残存期間毎にグルーピングのうえ特定し評価しております。また、キャ
ッシュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段の金利変
動要素の相関関係の検証により有効性の評価をしております。
また、一部の資産・負債については、包括ヘッジ、あるいは金利スワップの特
例処理を行っております。
連結子会社のヘッジ会計の方法は、当行に準じた方法により行っております。
② 為替変動リスク・ヘッジ
当行の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の
方法は、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の
取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定する繰延ヘ
ッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債
務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ
取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッ
ジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有
効性を評価しております。
(17)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現
金預け金」のうち現金及び日本銀行への預け金であります。
(18)消費税等の会計処理
当行及び連結子会社の消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)の会計
処理は、税抜方式によっております。
ただし、有形固定資産等に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用に計
上しております。
会計方針の変更
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号平成24年5月17日。以下「退職給付会
計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第
25号平成27年3月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項
本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当連結会計年度より適用し、
退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額
基準から給付算定式基準へ変更するとともに、割引率の決定方法を従業員の平均残存勤務期
間に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単
一の加重平均割引率へ変更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱い
に従って、当連結会計年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に
伴う影響額を利益剰余金に加減しております。
この結果、当連結会計年度の期首の退職給付に係る資産が2,437百万円増加し、退職給付に
係る負債が2,340百万円減少し、利益剰余金が3,102百万円増加しております。また、当連結
会計年度の経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ87百万円減少しております。
なお、1株当たり情報に与える影響は当該箇所に記載しております。
未適用の会計基準等
企業結合に関する会計基準等(平成25年9月13日)
(1) 概要
当該会計基準等は、①子会社株式の追加取得等において支配が継続している場合の子
会社に対する親会社の持分変動の取扱い、②取得関連費用の取扱い、③暫定的な会計処
理の取扱い、④当期純利益の表示及び少数株主持分から非支配株主持分への変更を中心
に改正されたものであります。
(2) 適用予定日
当行は、改正後の当該会計基準等を平成27年4月1日に開始する連結会計年度の期首か
ら適用する予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
当該会計基準等の適用による影響は、評価中であります。
連結貸借対照表関係
1.非連結子会社の出資金の総額
出資金
8百万円
2.無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、「有価証券」
中の国債に含まれておりますが、その金額は次のとおりであります。 12,741百万円
使用貸借又は賃貸借契約により貸し付けている有価証券は該当ありません。
3. 貸出金等のうち破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。
破綻先債権額
2,725百万円
延滞債権額
56,581百万円
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金等(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金等」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号イからホ
までに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金等であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金等であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金等以外の貸出金等
であります。
4. 貸出金等のうち3カ月以上延滞債権額は次のとおりであります。
3カ月以上延滞債権額
22百万円
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以
上遅延している貸出金等で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5.貸出金等のうち貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。
貸出条件緩和債権額
9,740百万円
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる
取決めを行った貸出金等で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次
のとおりであります。
合計額
69,070百万円
なお、上記3.から6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7.手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理して
おります。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保
という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は次のとおりで
あります。
9,978百万円
8.担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
290,759百万円
担保資産に対応する債務
預金
42,157百万円
債券貸借取引受入担保金
103,639百万円
21,363百万円
109百万円
連結包括利益計算書関係
その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
その他有価証券評価差額金
当期発生額
57,209百万円
組替調整額
△3,167百万円
税効果調整前
54,042百万円
税効果額
△13,262百万円
その他有価証券評価差額金
40,780百万円
繰延ヘッジ損益
当期発生額
△3,940百万円
組替調整額
1,359百万円
税効果調整前
△2,580百万円
税効果額
719百万円
繰延ヘッジ損益
△1,861百万円
土地再評価差額金
当期発生額
―百万円
組替調整額
―百万円
税効果調整前
―百万円
税効果額
287百万円
土地再評価差額金
287百万円
退職給付に係る調整額
当期発生額
13,074百万円
組替調整額
△837百万円
税効果調整前
12,237百万円
税効果額
△3,766百万円
退職給付に係る調整額
8,470百万円
その他の包括利益合計
47,677百万円
連結株主資本等変動計算書関係
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度
期首株式数
当連結会計年度
増加株式数
当連結会計年度
減少株式数
(単位:千株)
当連結会計年度末 摘要
株式数
発行済株式
普通株式
254,119
―
―
254,119
合計
254,119
―
―
254,119
自己株式
普通株式
418
20
20
419
(注)1,2
合計
418
20
20
419
(注)1. 普通株式の自己株式の株式数の増加20千株は、単元未満株式の買取りによる増加
であります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少20千株は、ストック・オプションの権利行
使による減少であります。
2. 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の 新株予約権の
区分
目的となる 当連結会計 当連結会計年度 当連結会 当連結会計 摘要
内訳
年度末残高
株式の種類 年度期首 増加
計年度末
減少
ストック・
当行
オプションとしての
―
94百万円
新株予約権
合計
―
94百万円
3. 配当に関する事項
(1) 当連結会計年度中の配当金支払額
(決 議)
株式の種類
平成26年6月20日 普通株式
定時株主総会
平成26年11月10日 普通株式
取締役会
配当金の総額
1,014百万円
1,014百万円
1株当たり 基準日
配当額
平成26年
4.00円
3月31日
平成26年
4.00円
9月30日
効力発生日
平成26年
6月23日
平成26年
12月10日
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度
の末日後となるもの
株式の 配当金の
(決 議)
配当の原資 1株当たり
基準日
効力発生日
種類
総額
配当額
平成27年6月19日 普通株式 1,014百万円 その他
平成27年
平成27年
定時株主総会
利益剰余金 4.00円
3月31日
6月22日
リース取引関係
(借手側)
1. ファイナンス・リース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引
(1) リース資産の内容
有形固定資産
主として、車両であります。
(2) リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「5. 会計処理基準に関する事
項」の「(4) 固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
2. オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
1年内
465百万円
1年超
1,423百万円
合計
1,889百万円
(貸手側)
1. ファイナンス・リース取引
(1) リース投資資産の内訳
リース料債権部分
12,377百万円
見積残存価額部分
144百万円
受取利息相当額(△)
912百万円
合計
11,609百万円
(2) リース債権及びリース投資資産に係るリース料債権部分の回収予定額
リース債権
リース投資資産
1年以内
614百万円
3,830百万円
1年超2年以内
524百万円
2,957百万円
2年超3年以内
465百万円
2,243百万円
3年超4年以内
405百万円
1,576百万円
4年超5年以内
158百万円
915百万円
5年超
425百万円
853百万円
合計
2,594百万円
12,377百万円
2. オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
1年内
243百万円
1年超
196百万円
合計
440百万円
3. 転リース取引
利息相当額控除前の金額で連結貸借対照表に計上している金額
リース投資資産
190百万円
リース債務
190百万円
注記事項
連結損益計算書関係
1.
「営業経費」には、次のものを含んでおります。
給料・手当
2.
「その他の経常費用」には、次のものを含んでおります。
債権等売却損
連結キャッシュ・フロー計算書関係
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金預け金勘定
212,089百万円
日銀預け金を除く預け金 △2,746百万円
現金及び現金同等物
209,342百万円
連結情報
借用金
60,000百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保等として、次のものを差し入れております。
有価証券
35,095百万円
現金預け金
200百万円
また、その他資産には保証金が含まれておりますが、その金額は次のとおりであります。
保証金
1,075百万円
9.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申
し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額ま
で資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高
は次のとおりであります。
融資未実行残高
1,229,874百万円
うち原契約期間が1年以内のもの又は任意の時期に
無条件で取消可能なもの
1,181,871百万円
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実
行残高そのものが必ずしも当行及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響を与
えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及び
その他相当の事由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受けた融資の拒
絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契
約時において必要に応じて預金・不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も
定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の
見直し、与信保全上の措置等を講じております。
10.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当行の事業
用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再
評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評
価差額金」として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成10年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条
第4号に定める地価税法(平成3年法律第69号)第16条に規定する地価税の課税
価格の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表し
た方法により算定した価額に基づいて、奥行価格補正、不整形地補正等の合理的
な調整を行って算出しております。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用の土地の連結会計年度末における時価の
合計額と当該事業用の土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 6,539百万円
11. 有形固定資産の減価償却累計額
減価償却累計額
36,593百万円
12. 有形固定資産の圧縮記帳額
圧縮記帳額
4,764百万円
(当該連結会計年度の圧縮記帳額)
(27百万円)
13. 社債は、劣後特約付社債であります。
劣後特約付社債
15,000百万円
14.
「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社
債に対する保証債務の額
10,302百万円
金融商品関係
1. 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当行グループは、銀行業務を中心として金融サービスに係る事業を行っておりま
す。当行は、主に利息収入による収益獲得を目的として貸出金、有価証券及び買入
金銭債権等による運用を行っているほか、一定の限度を設け、価格変動による収益
獲得を目的として有価証券及び金銭の信託等による運用を行っております。また、
資産の流動性を高めるため、現金預け金を保有し、コールローン等の短期市場にお
ける資金運用等を行っております。これらの運用原資は、そのほとんどを預金及び
譲渡性預金により調達しておりますが、ALM(資産・負債の総合管理)の観点から、
必要に応じてコールマネー、借用金及び社債等の調達手段も利用しております。
また、当行は、顧客のリスク回避(ヘッジ)ニーズに応えるため、あるいは当行
自身のALMに活用するためにデリバティブ取引を利用しております。その他、一定
の限度を設け、売買等による収益獲得を目的としてデリバティブ取引を利用してお
ります。
なお、当行の連結子会社には、金融商品取引業務を行っている子会社、クレジッ
トカード業務を行っている子会社及びリース業務を行っている子会社があり、各社
の業務内容に応じてリース債権及びリース投資資産、割賦債権、会員未収金、現金
預け金等の金融資産を保有しており、また一部の連結子会社では借用金による調達
を行っております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当行グループが保有する金融資産は、主として当行営業地域内の法人及び個人顧
客等に対する貸出金、国内外の債券及び国内株式等の有価証券等であります。債券
については、国債、地方債のほか、政府関係機関債、信用力が高い金融機関、事業
法人及び外国政府等が発行する各種債券、金銭債権・不動産等を裏付資産とする証
券化商品等を保有しております。また、買入金銭債権として、有価証券に準じる信
託受益権、一括ファクタリングシステムに係る業務に伴い顧客から買取った金銭債
権等を保有しております。これらに加え、日本銀行等に対する預け金、金融機関に
対するコールローン等、連結子会社の事業に伴うリース債権及びリース投資資産等
を保有しております。これらは貸出先又は発行体等の信用リスクに晒されており、
またそのうち固定金利のものは金利変動により実質価値が変動するリスクに、市場
価格がある有価証券等は市場価格の変動リスクに晒されております。
金融負債の大半を占める預金及び譲渡性預金は、そのほとんどが当行営業地域内
の顧客から受け入れたものであり、満期の定めのない流動性預金及び残存期間1年
以内の固定性預金等、期間が短いものが高い割合を占めております。コールマネー
等の短期調達手段は、主に円貨及び外貨の資金ポジションの調整等を目的としたも
のであり、社債は、負債性資本調達手段としての期限付劣後債務であります。
金融資産及び金融負債を総合的に捉えたときに、資産と負債の間に金利更改期間、
資金決済期間又は取引通貨等に差異があることに起因し、金利あるいは為替相場等
の変動により、資産・負債の実質価値又は資金利鞘に変動が生じ、損失を被るリス
クがあります。また、資産の流動性が短期的に著しく損なわれる事態が発生した場
合には、これを補うために費用負担を伴う追加資金調達あるいは意図せざる価格で
の資産売却等を余儀なくされるリスクがあります。
デリバティブ取引については、金利関連では主に金利スワップ取引、通貨関連で
は主に通貨スワップ取引及び為替予約取引を利用しております。これらは主に当行
自身が市場リスクを回避(ヘッジ)する目的で、あるいは対顧客取引及びそのカバー
取引等として利用しており、デリバティブ取引全体の大半を占めております。その
他に、株式先物取引、債券先物取引、債券店頭オプション取引及びクレジットデリ
バティブ取引等について、売買等による収益獲得又はリスクのヘッジを目的として
利用しております。取引に伴うリスクについては、大部分がヘッジ目的の取引又は
カバー付の取引であること、契約の相手方はいずれも信用力の高い金融機関及び事
業法人等であることから、市場リスク及び信用リスクはともに限定されております。
なお、当行ではレバレッジ効果の著しい取引(対象物の価格変動に対して時価の変
動率が大きい特殊な取引)は行っておりません。
当連結会計年度にヘッジ会計を適用したヘッジ対象は債券及び貸出金であり、ヘ
ッジ手段は金利スワップ取引であります。ヘッジ方針については、当行では内部規
定に基づきヘッジ対象、ヘッジ手段、ヘッジ比率を半期ごとに決定のうえ毎月見直
しの必要性を判断しており、連結子会社でもその都度決定しております。ヘッジの
有効性評価については、「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会
計制度委員会報告第14号)等に定められた方法により確認しております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当行グループは、信用リスクの顕在化に伴う多額の損失を回避し、信用リスク
を自己資本対比で許容可能な範囲内にコントロールすることにより当行グループ
全体の資産の健全性を維持することを基本方針として、諸規定及び組織体制を
整備し、信用リスクを管理しております。
当行では、信用リスクを含めた各種リスクの状況は、頭取を委員長とする「リ
スク管理委員会」において、毎月、総合的に把握・評価・監視し、リスク管理
に関する方針や対応策を検討する体制としております。また、「統合リスク管理」
の枠組みのもと、自己資本比率の算定に含まれない「与信集中リスク」を含め、
信用リスクをVaR(Value at Risk:予想最大損失額)により計量化しており、
リスク量を限度枠に照らして管理すること等を通じて、適正なリスクテイクと安
定的な収益の確保に努めております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
32
信用リスクの管理にあたっては、貸出金については営業推進部門から独立した
貸出審査部門が厳正に審査・管理を行い、市場取引については市場リスク管理
部署(ミドルオフィス)が日々管理を行う体制としております。また、他部門か
ら独立したリスク管理部門に信用リスク管理部署及びリスク統括部署を設置し、
相互牽制機能を確保しております。
また、貸出先や個別案件の信用リスクを統一的な尺度により評価する信用格付
制度を整備し、信用度を勘案した融資取組方針の策定や貸出金利の設定に活用
しております。与信ポートフォリオの運営にあたっては、融資の基本方針を「百五
銀行クレジットポリシー」に定め、特定の企業や企業グループに貸出が集中しな
いよう管理するとともに、業種別・地域別・信用格付別・与信額階層別などの分
布状況を把握し、与信の分散に努めております。
なお、業況が悪化するなどの問題先に対しては、経営状況等を適切に把握・
管理し、必要に応じて再建計画の策定の指導や整理・回収を行っております。
連結子会社についても、諸規定を整備して各社において信用リスクを管理して
いるほか、当行の信用リスク管理部署においてグループ全体の信用リスクを管理
しております。また、各社に設置した「リスク管理委員会」の運営を通じ、信用
リスクを含めた各種リスクの状況を総合的に把握・評価・監視しております。
② 市場リスクの管理
当行グループは、市場変動が経営に与える影響を的確に把握・評価するとと
もに、適切なポートフォリオ運営を行い、経営体力に照らして適正な水準にリ
スクを制御しつつ、収益を安定的に確保することを基本方針として、諸規定及
び組織体制を整備し、市場リスクを管理しております。
当行では、市場リスクを含めた各種リスクの状況は、頭取を委員長とする「リ
スク管理委員会」において、毎月、総合的に把握・評価・監視し、リスク管理
に関する方針や対応策を検討する体制としております。また、
「統合リスク管理」
の枠組みのもと、自己資本比率の算定に含まれない「銀行勘定の金利リスク」
を含め、各種の市場リスクをVaR等により計量化しており、リスク量をそれぞ
れのリスクに設定した限度枠に照らして管理すること等を通じて、適正なリス
クテイクと安定的な収益の確保に努めております。
市場取引に係る市場リスクについては、市場取引部署(フロントオフィス)
と市場事務管理部署(バックオフィス)を明確に分離しているほか、市場リス
ク管理部署(ミドルオフィス)を設置して日々管理を行うことで、相互牽制機
能を確保しております。また、取引の状況、時価及びリスク量等を日次で計測・
管理しているほか、市場情報や価格変動等を監視し、状況に応じて適時に管理
態勢を強化するなど、不測の損失を被るリスクの低減を図っております。これ
に加え、売買等による収益獲得を目的とした取引については、ポジション限度
枠、ロスカットルール及び損失累計限度額等を設けるなど、投資対象の特性に
応じた管理態勢を整備し、そのもとで厳格な管理を行うことを通じ、損失を被
るリスクを限定しております。
また、預貸金等を含めた当行全体の金融資産及び金融負債に関する市場リス
クについては、各部署の相互牽制が働く体制のもとで、ALMの観点から管理し
ております。具体的には、資産・負債の構成に関する各種分析及び金利見通し
に基づき、半期ごとにALM委員会、リスク管理委員会及び意思決定機関である
経営会議においてリスクヘッジ方針を策定するとともに、毎月見直しの必要性
を判断し、また必要に応じて各種のリスク管理策を検討・実行しております。
ヘッジについては、主に固定金利の債券又は貸出金を対象として、金利上昇に
よる価値下落リスクを抑制するため、ヘッジ手段として金利スワップ取引を利
用しております。なお、外貨建外債等による運用、外貨預金等による調達等の
外貨建商品に係る為替相場の変動リスクは、コールマネー等による調達のほか、
通貨関連のデリバティブ取引等を利用し、通貨ごとの運用額と調達額をほぼ均
衡させることにより低減を図っております。
連結子会社についても、諸規定を整備して各社において市場リスクを管理して
いるほか、当行の市場リスク管理部署においてグループ全体の市場リスクを管理
しております。また、各社に設置した「リスク管理委員会」の運営を通じ、市場
リスクを含めた各種リスクの状況を総合的に把握・評価・監視しております。
(市場リスクに係る定量的情報)
(ア) 金利リスク
当行グループにおいて、金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、有価
証券のうち債券、貸出金、預金、譲渡性預金、借用金、社債、デリバティブ取
引のうちの金利スワップ取引であり、これらの金融資産及び金融負債について
の金利リスクをヒストリカル・シミュレーション法(保有期間3ヶ月、信頼区
間99%、観測期間3年間)で算定したVaRにより管理しております。
平成27年3月31日現在で当行の金利リスク量(損失額の推計値)は、全体で
25,050百万円であります。なお、当行では、モデルが算出するVaRと実際の損
益を比較するバックテスティングを実施しており、使用する計測モデルは十分
な精度により市場リスクを捕捉しているものと考えております。ただし、VaR
は過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク
量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下にお
けるリスクは捕捉できない場合があります。
なお、連結子会社の金利リスクは、影響を受ける金融商品残高が僅少であり
重要性が乏しいことから、算定対象外としております。
(イ) 株価リスク
当行グループにおいて、株価リスクの影響を受ける主たる金融商品は、有価
証券のうち上場株式であり、これらの金融資産についての株価リスクを、純投
資目的の投資株式についてはヒストリカル・シミュレーション法(保有期間3
ヶ月、信頼区間99%、観測期間3年間)で算定したVaRにより、純投資目的以
外の投資株式についてはその投資目的に鑑み、ヒストリカル・シミュレーショ
ン法(保有期間6ヶ月、信頼区間99%、観測期間3年間)で算定したVaR相当の
損失発生時に生じる評価損額により、管理しております。
平成27年3月31日現在で当行の株価リスク量(損失額の推計値)は、全体で
4,071百万円であります。なお、当行では、モデルが算出するVaRと実際の損
益を比較するバックテスティングを実施しており、使用する計測モデルは十分
な精度により市場リスクを捕捉しているものと考えております。
なお、連結子会社の株価リスクは、影響を受ける金融商品残高が僅少であり
重要性が乏しいことから、算定対象外としております。
(ウ) その他の価格変動リスク
当行グループにおいて、その他の価格変動リスクの影響を受ける主たる金融
商品は、有価証券のうち上場投資信託であり、これらの金融資産についての価
格変動リスクを、ヒストリカル・シミュレーション法(保有期間3ヶ月、信頼
区間99%、観測期間3年間)で算定したVaRにより管理しております。
平成27年3月31日現在で当行のその他の価格変動リスク量(損失額の推計値)
は、全体で7,569百万円であります。なお、当行では、モデルが算出するVaR
と実際の損益を比較するバックテスティングを実施しており、使用する計測モ
デルは十分な精度により市場リスクを捕捉しているものと考えております。
③ 流動性リスクの管理
当行グループは、運用・調達の状況及び市場動向を的確に把握し、安定的な
資金繰りを行うとともに、流動性危機にも適切に対応し得る態勢を整備するこ
とを基本方針として、諸規定及び組織体制を整備し、流動性リスクを管理して
おります。
当行では、流動性リスクの状況及びその管理状況は、頭取を委員長とする「リ
スク管理委員会」において、毎月、総合的に把握・評価・監視し、リスク管理
に関する方針や対応策を検討する体制としております。
資金繰りについては、円貨・外貨のそれぞれについて日々の状況及びその見
通しを適切に把握・管理しております。また、市場からの調達可能額を定期的
に把握するとともに、それに基づいた調達上限額を設け適宜見直しを行うなど、
不測の事態への対応策をあらかじめ定めることにより、流動性リスクに備えて
おります。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合
理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提
条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なるこ
ともあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、時
価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりませ
ん((注2)参照)。また、リース債権及びリース投資資産、当座貸越契約及び貸出コミッ
トメント、債務保証契約(支払承諾見返及び支払承諾)については、重要性が乏しいこ
とから、記載を省略しております。
33 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(1)
(2)
(3)
(4)
現金預け金
コールローン及び買入手形
買入金銭債権(*1)
商品有価証券
売買目的有価証券
(5) 金銭の信託
(6) 有価証券
その他有価証券
(7) 貸出金
貸倒引当金(*1)
連結貸借対照表
計上額
212,089
13,183
16,179
(単位:百万円)
時価
差額
212,089
13,183
16,179
―
―
―
43
3,000
43
3,000
―
―
2,136,530
2,813,548
△21,749
2,791,799
3,584
5,176,409
4,409,357
173,148
65,552
103,639
68,836
45
15,000
4,835,580
2,136,530
―
2,811,417
19,618
(8) 外国為替(*1)
3,584
―
資産計
5,196,028
19,618
(1) 預金
4,409,618
260
(2) 譲渡性預金
173,149
0
(3) コールマネー及び売渡手形
65,552
―
(4) 債券貸借取引受入担保金
103,639
―
(5) 借用金
68,715
△120
(6) 外国為替
45
―
(7) 社債
15,178
178
負債計
4,835,899
318
デリバティブ取引(*2)
ヘッジ会計が適用されていないもの
(990)
(990)
―
ヘッジ会計が適用されているもの
(5,631)
(5,631)
―
デリバティブ取引計
(6,621)
(6,621)
―
(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。なお、
買入金銭債権、外国為替に対する貸倒引当金については、重要性が乏しいため、
連結貸借対照表計上額から直接減額しております。
(*2)その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計
で正味の債務となる項目については、( )で表示しております。
金利スワップの特例処理を行っているデリバティブ取引の時価は、ヘッジ対象で
ある貸出金の時価に含めて記載しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法
資 産
(1) 現金預け金
当行が保有する預け金のうち、満期のない預け金については、時価は帳簿価額と
近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金及
び連結子会社が保有する預け金については、金額が僅少であり重要性が乏しいこと
から、帳簿価額を時価としております。
(2) コールローン及び買入手形
約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、
当該帳簿価額を時価としております。
(3) 買入金銭債権
買入金銭債権のうち、信託受益権については、取引金融機関から提示された価格
によっております。一括ファクタリングシステムに係る業務に伴い顧客から買取っ
た金銭債権については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似している
ことから、当該帳簿価額を時価としております。
(4) 商品有価証券
ディーリング業務のために保有している債券等の有価証券については、取引所の
価格又は取引金融機関から提示された価格等によっております。
(5) 金銭の信託
有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用
されている金融商品については、株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取
引金融機関から提示された価格等によっており、コールローン等は帳簿価額を時価
としております。
なお、保有目的ごとの金銭の信託に関する注記事項については「時価情報(連結)
金銭の信託」に記載しております。
(6) 有価証券
株式(時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式を除く)は、取
引所の価格によっております。
債券は、取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格等によっております。
このうち自行保証付私募債等は、事業性貸出に準じて、将来の元利金及び受取保証
料の合計額を、同様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引くことによ
り時価を算定しております。また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先が発行した
ものについても、事業性貸出における取扱と同様に、貸倒見積高に準じて実質価値
の減価を見積り、時価に反映しております。
投資信託は、公表されている基準価格によっております。
なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「時価情報(連結)
有価証券」に記載しております。
(7) 貸出金
当行の貸出金(クレジットデリバティブを内包する貸出金を除く)のうち、変動
金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後
大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
額を時価としております。
固定金利によるもののうち、消費者ローン及び地方公共団体等を対象とする貸出
商品は、商品の種類及び期間に基づく区分ごとに、将来の元利金の合計額を同様の
新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。事
業者向け貸出等は、内部格付及び期間に基づく区分ごとに、将来の元利金の合計額
を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しており
ます。なお、約定期間又は金利満期までの残存期間が短期間(1年以内)のものは、
時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
なお、クレジットデリバティブを内包する貸出金の時価は、取引金融機関から提
示された価格等によっております。
また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び
保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決
算日における連結貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金
額に近似しており、当該価額を時価としております。
なお、連結子会社の貸出金は、重要性が乏しいことから、帳簿価額を時価として
おります。
(8) 外国為替
外国為替は、他の銀行に対する外貨預け金(外国他店預け)、外国為替関連の短期
貸付金(外国他店貸)、輸出手形・旅行小切手等(買入外国為替)、輸入手形による
手形貸付等(取立外国為替)であります。これらは、満期のない預け金、又は約定
期間が短期間(1年以内)であり、それぞれ時価は帳簿価額と近似していることから、
当該帳簿価額を時価としております。
負 債
(1) 預金、及び (2) 譲渡性預金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時
価とみなしております。また、定期預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将
来の元利金の合計額を割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、新
規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。なお、預入期間又は金
利満期までの残存期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似してい
ることから、当該帳簿価額を時価としております。
(3) コールマネー及び売渡手形、及び(4)債券貸借取引受入担保金
これらは、約定期間が短期間(1年以内)であり、時価は帳簿価額と近似している
ことから、当該帳簿価額を時価としております。
(5) 借用金
借用金は、一定の期間ごとに区分して、将来の元利金の合計額を割り引いて現在
価値を算定しております。その割引率は、同様の新規借入を市場で行った場合に想
定される利率を用いております。なお、約定期間が短期間(1年以内)のものは、時
価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。連結
子会社の借用金は、重要性が乏しいことから、帳簿価額を時価としております。
(6) 外国為替
外国為替は、他の銀行から受け入れた外貨預り金及び非居住者円預り金(外国他
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
1年以内
1年超
3年以内
―
―
1,512
339,777
3年超
5年以内
―
―
1,352
493,518
5年超
7年以内
―
―
3,164
505,384
(単位:百万円)
7年超
10年以内 10年超
―
―
―
―
3,531
521
235,910
30,023
預け金
155,654
コールローン及び買入手形
13,183
買入金銭債権
6,099
有価証券
245,598
その他有価証券のうち
245,598
339,777
493,518
505,384
235,910
30,023
満期があるもの
うち国債
30,100
38,500
153,400
403,500
113,500
30,000
地方債
40,293
73,955
84,197
45,621
26,700
―
社債
124,923
153,460
207,904
49,372
15,008
―
貸出金(*)
759,270
562,810
470,724
223,903
230,320
511,771
合計
1,179,806
904,099
965,595
732,452
469,762
542,316
(*)貸出金のうち、期間の定めのないもの54,746百万円は含めておりません。
(注4)社債、借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
3年超
5年超
7年超
1年以内 1年超
3年以内 5年以内 7年以内 10年以内 10年超
預金(*)
3,727,613
589,292
92,451
―
―
―
譲渡性預金
172,984
164
―
―
―
―
コールマネー及び売渡手形
65,552
―
―
―
―
―
借用金
3,014
47,920
17,902
―
―
―
社債
―
―
―
15,000
―
―
合計
3,969,164
637,377
110,353
15,000
―
―
(*)預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
退職給付関係
1. 採用している退職給付制度の概要
当行は、確定給付型の制度として企業年金基金制度、退職一時金制度、確定拠出型の
制度として確定拠出年金制度を設けております。連結子会社は、確定給付型の制度とし
て退職一時金制度を設けております。また、当行において退職給付信託を設定しており
ます。
なお、連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び
退職給付費用を計算しております。
2. 確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
退職給付債務の期首残高
46,344百万円
会計方針の変更による累積的影響額
△4,778百万円
会計方針の変更を反映した期首残高
41,565百万円
勤務費用
1,449百万円
利息費用
480百万円
数理計算上の差異の発生額
51百万円
退職給付の支払額
△2,347百万円
過去勤務費用の発生額
―百万円
その他
0百万円
退職給付債務の期末残高
41,200百万円
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
年金資産の期首残高
62,954百万円
期待運用収益
858百万円
数理計算上の差異の発生額
13,125百万円
事業主からの拠出額
1,057百万円
退職給付の支払額
△1,569百万円
その他
0百万円
年金資産の期末残高
76,427百万円
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係
る負債及び退職給付に係る資産の調整表
積立型制度の退職給付債務
40,874百万円
年金資産
△76,427百万円
△35,553百万円
非積立型制度の退職給付債務
326百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△35,226百万円
退職給付に係る負債
2,964百万円
退職給付に係る資産
△38,191百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△35,226百万円
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
勤務費用
1,449百万円
利息費用
480百万円
期待運用収益
△858百万円
数理計算上の差異の損益処理額
△509百万円
過去勤務費用の損益処理額
△327百万円
その他
―百万円
確定給付制度に係る退職給付費用
234百万円
(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に含め
て計上しております。
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであ
ります。
過去勤務費用
―百万円
数理計算上の差異
△12,237百万円
その他
―百万円
合計
△12,237百万円
(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおり
であります。
未認識過去勤務費用
―百万円
未認識数理計算上の差異
△15,948百万円
その他
―百万円
合計
△15,948百万円
ストック・オプション等関係
1. ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名
営業経費
28百万円
2. ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
平成23年
平成24年
平成25年
ストック・オプション
ストック・オプション
ストック・オプション
付与対象者の
当行の取締役
当行の取締役
当行の取締役
区分及び人数
13名
13名
(社外取締役を除く)13名
株式の種類別の
当行普通株式
当行普通株式
ストック・オプション 当行普通株式
91,600株
94,000株
71,700株
の数(注)
付与日
平成23年7月25日
平成24年7月26日
権利確定条件は
権利確定条件は
定めていない
定めていない
対象勤務期間は
対象勤務期間は
対象勤務期間
定めていない
定めていない
平成23年7月26日~
平成24年7月27日~
権利行使期間
平成53年7月25日
平成54年7月26日
(注)株式数に換算して記載しております。
権利確定条件
平成25年7月24日
権利確定条件は
定めていない
対象勤務期間は
定めていない
平成25年7月25日~
平成55年7月24日
平成26年
ストック・オプション
当行の取締役
(社外取締役を除く)13名
当行普通株式
71,200株
平成26年7月31日
権利確定条件は
定めていない
対象勤務期間は
定めていない
平成26年8月1日~
平成56年7月31日
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(平成27年3月期)において存在したストック・オプションを対象
とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
①ストック・オプションの数
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
ストック・オプション ストック・オプション ストック・オプション ストック・オプション
権利確定前
前連結会計年度末
―
―
―
―
付与
―
―
―
71,200株
失効
―
―
―
―
権利確定
―
―
―
71,200株
未確定残
―
―
―
―
権利確定後
前連結会計年度末
72,600株
74,900株
71,700株
―
権利確定
―
―
―
71,200株
権利行使
7,300株
7,400株
5,600株
―
失効
―
―
―
―
未行使残
65,300株
67,500株
66,100株
71,200株
②単価情報
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
ストック・オプション ストック・オプション ストック・オプション ストック・オプション
権利行使価格
1円
1円
1円
1円
行使時平均株価
418円
418円
418円
―
付与日における
302円
300円
404円
396円
公正な評価単価
3. ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
当連結会計年度において付与された平成26年ストック・オプションについての公正な
評価単価の見積方法は以下のとおりであります。
(1) 使用した評価技法
ブラック・ショールズ式
(2) 主な基礎数値及び見積方法
平成26年ストック・オプション
株価変動性(注1)
28.31%
予想残存期間(注2)
2.49年
予想配当(注3)
8円/株
無リスク利子率(注4)
0.08%
(注)1.予想残存期間に対応する期間(平成24年2月から平成26年7月まで)の株
価実績に基づき算定しております。
2.過去10年間に退任した取締役の退任時年齢の平均と、現在の在任取締役の
現在年齢の平均との差を予想残存期間とする方法で見積もっております。
3.平成26年3月期の配当実績であります。
4.予想残存期間に対応する国債の利回りであります。
4. ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反
映させる方法を採用しております。
税効果会計関係
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金
6,631百万円
有価証券償却
1,310百万円
5,112百万円
その他
繰延税金資産小計
13,054百万円
△1,735百万円
評価性引当額
繰延税金資産合計
11,319百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△52,585百万円
△10,052百万円
その他
繰延税金負債合計
△62,638百万円
繰延税金資産(負債)の純額
△51,318百万円
(注)
繰延税金資産
(負債)
の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。
資産の部-繰延税金資産
739百万円
負債の部-繰延税金負債
52,058百万円
2.連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に
重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
当連結会計年度における法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差
異が、法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
34
注記事項
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
は次のとおりであり、金融商品の時価情報の「資産(6)有価証券」には含まれて
おりません。
(単位:百万円)
区分
連結賃借対照表計上額
① 非上場株式(*1)(*2)
2,608
1,050
② 組合出資金(*3)
合計
3,659
(*1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難
と認められることから時価開示の対象とはしておりません。
(*2)当連結会計年度において、非上場株式の減損処理はありません。
(*3)組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて
困難と認められるもので構成されているものについては、時価開示の対象と
はしておりません。
(7)年金資産に関する事項
① 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
債券
8%
株式
66%
現金及び預金
0%
一般勘定
14%
その他
12%
合計
100%
(注)年金資産合計には、退職一時金制度及び企業年金基金制度に対して設定した退職
給付信託が50%含まれております。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の
配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益
率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
企業年金基金制度 1.3%
割引率
退職一時金制度 0.7%
長期期待運用収益率
2.5%
3. 確定拠出制度
当行の確定拠出制度への要拠出額は、105百万円であります。
連結情報
店預り)、外国為替関連の短期借入金(外国他店借)、顧客に売り渡した外国為替に
係る未払債務(売渡外国為替)並びに顧客に仕向けられた外国為替に係る未払債務(未
払外国為替)であります。これらは、満期のない預り金又は約定期間が短期間(1年
以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価とし
ております。
(7) 社債
当行の発行する社債の時価は、市場価格によっております。
デリバティブ取引
デリバティブ取引は、金利関連取引(金利スワップ等)、通貨関連取引(通貨スワップ
等)であり、取引所の価格や割引現在価値等により算出した価額によっております。
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部
を改正する法律」(平成27年法律第2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月
1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げが行われることとなりました。
これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の
35.08%から、平成27年4月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異に
ついては32.55%に、平成28年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる
一時差異については31.78%となります。この税率変更により、繰延税金資産は41百万
円減少し、繰延税金負債は5,504百万円減少し、その他有価証券評価差額金は5,454
百万円増加し、繰延ヘッジ損益は185百万円減少し、退職給付に係る調整累計額は526
百万円増加し、法人税等調整額は334百万円増加しております。再評価に係る繰延税金
負債は287百万円減少し、土地再評価差額金は同額増加しております。
1株当たり情報
1株当たり純資産額
1,375.30円
1株当たり当期純利益金額
41.97円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
41.92円
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
純資産の部の合計額
357,052百万円
純資産の部の合計額から控除する金額
8,138百万円
うち新株予約権
94百万円
うち少数株主持分
8,043百万円
普通株式に係る期末の純資産額
348,914百万円
1株当たり純資産額の算定に用いられた
253,699千株
期末の普通株式の数
2.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定
上の基礎は、次のとおりであります。
1株当たり当期純利益金額
当期純利益
10,648百万円
普通株主に帰属しない金額
―百万円
普通株式に係る当期純利益
10,648百万円
普通株式の期中平均株式数
253,706千株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額
―百万円
普通株式増加数
256千株
うち新株予約権
256千株
希薄化効果を有しないため、潜在株式
調整後1株当たり当期純利益金額の算
―
定に含めなかった潜在株式の概要
3.
「会計方針の変更」に記載のとおり、退職給付会計基準等を適用し、退職給付会
計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っております。
この結果、当連結会計年度の期首の1株当たり純資産額が12.22円増加してお
ります。1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金
額はそれぞれ0.23円減少しております。
重要な後発事象
該当事項はありません。
(ご参考)
「金融機能の再生のための緊急措置に関す
る法律」による開示債権(連結)
(単位:百万円)
リスク管理債権(連結)
項 目
破 綻 先 債 権 額
延 滞 債 権 額
3カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合 計
平成25年度
2,371
61,697
25
10,587
74,682
項 目
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危
険
債
権
要 管 理 債 権
小
計
正
常
債
権
合 計
(単位:百万円)
平成26年度
2,725
56,581
22
9,740
69,070
平成25年度
10,612
54,222
10,612
75,447
2,697,466
2,772,914
平成26年度
12,321
47,820
9,763
69,905
2,812,550
2,882,456
(注)債権のうち外国為替、未収利息及び仮払金につきましては、資産の自己査定基準に基づき、債
務者区分を行っているものを対象としております。
セグメント情報等
セグメント情報
1.報告セグメントの概要
当行グループの報告セグメントは、当行グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績
を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当行グループは、銀行業務を中心に、リース業務等の金融サービスに係る事業を行っております。
したがって、当行グループは、金融サービスに係る事業内容を基礎とした業務区分別のセグメントから構成されており、「銀行業」及び「リース業」
の2つを報告セグメントとしています。
「銀行業」は、預金・貸出業務等を行っております。「リース業」は、リース業務等を行っております。
2. 報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であり、報告セグメント
の利益は経常利益をベースとした数値であります。
また、セグメント間の内部経常収益は市場実勢価格に基づいております。
3. 報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
(平成25年度)
(単位:百万円)
報告セグメント
銀行業
リース業
経
常
収
益
外 部 顧 客 に 対 す る 経 常 収 益
70,835
セグメント間の内部経常収益
308
計
71,143
セ
グ
メ
ン
ト
利
益
17,808
セ
グ
メ
ン
ト
資
産 5,052,381
そ
の
他
の
項
目
減
価
償
却
費
2,868
資
金
運
用
収
益
54,120
資
金
調
達
費
用
4,670
特
別
利
益
0
(固 定 資 産 処 分 益)
0
特
別
損
失
581
(固 定 資 産 処 分 損)
184
(減
損
損
失)
397
(金 融 商 品 取 引 責 任 準 備 金 繰 入 額)
―
税
金
費
用
6,271
有形固定資産及び無形固定資産の増加額
6,498
(注) 1.
2.
3.
4.
計
8,905
79,741
436
744
9,342
80,486
564
18,373
21,434 5,073,816
70
16
96
―
―
―
―
―
―
201
175
2,939
54,136
4,767
0
0
581
184
397
―
6,473
6,674
その他
合計
3,721
83,463
1,038
1,783
4,760
85,246
1,028
19,401
18,138 5,091,954
57
104
0
―
―
5
4
―
0
403
43
2,997
54,241
4,767
0
0
586
189
397
0
6,876
6,718
調整額
―
83,463
△1,783
―
△1,783
83,463
△11
19,390
△19,833 5,072,120
一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。また、差異調整につきましては、経常収益と連結損益計算書の経常収益計上額との差異について記載しております。
「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、クレジットカード業務及び金融商品取引業務等を含んでおります。
調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△11百万円は、セグメント間取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額△19,833百万円は、セグメント間取引消去であります。
(3)資金運用収益の調整額△58百万円は、セグメント間取引消去であります。
(4)資金調達費用の調整額△49百万円は、セグメント間取引消去であります。
セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
35 THE HYAKUGO BANK, LTD.
連結財務諸
表計上額
―
△58
△49
―
―
―
―
―
―
―
―
2,997
54,182
4,717
0
0
586
189
397
0
6,876
6,718
(単位:百万円)
報告セグメント
銀行業
リース業
常
収
益
外 部 顧 客 に 対 す る 経 常 収 益
68,952
セグメント間の内部経常収益
244
計
69,197
セ
グ
メ
ン
ト
利
益
15,263
セ
グ
メ
ン
ト
資
産 5,313,772
そ
の
他
の
項
目
減
価
償
却
費
2,741
資
金
運
用
収
益
52,507
資
金
調
達
費
用
4,885
特
別
利
益
0
(固 定 資 産 処 分 益)
0
特
別
損
失
87
(固 定 資 産 処 分 損)
81
(減
損
損
失)
5
(金 融 商 品 取 引 責 任 準 備 金 繰 入 額)
―
税
金
費
用
5,063
有形固定資産及び無形固定資産の増加額
8,717
(注) 1.
2.
3.
4.
その他
計
8,369
77,322
417
662
8,786
77,984
500
15,764
22,474 5,336,247
103
19
85
―
―
―
―
―
―
174
386
合計
調整額
3,538
80,860
1,071
1,733
4,610
82,594
1,131
16,895
19,003 5,355,250
2,844
52,526
4,970
0
0
87
81
5
―
5,238
9,104
55
83
0
―
―
1
0
―
0
437
30
―
80,860
△1,733
―
△1,733
80,860
△41
16,854
△20,709 5,334,540
2,899
52,610
4,971
0
0
88
82
5
0
5,675
9,135
一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。また、差異調整につきましては、経常収益と連結損益計算書の経常収益計上額との差異について記載しております。
「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、クレジットカード業務及び金融商品取引業務等を含んでおります。
調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△41百万円は、セグメント間取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額△20,709百万円は、セグメント間取引消去であります。
(3)資金運用収益の調整額△84百万円は、セグメント間取引消去であります。
(4)資金調達費用の調整額△45百万円は、セグメント間取引消去であります。
セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
―
△84
△45
―
―
―
―
―
―
―
―
2,899
52,526
4,925
0
0
88
82
5
0
5,675
9,135
関連情報
(平成25年度)
1. サービスごとの情報
(単位:百万円)
貸出業務
外部顧客に対する経常収益
34,682
有価証券投資業務
25,173
リース業務
8,907
その他
14,699
合計
83,463
(注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2. 地域ごとの情報
(1) 経常収益
当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3. 主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
(平成26年度)
1. サービスごとの情報
(単位:百万円)
貸出業務
外部顧客に対する経常収益
34,829
有価証券投資業務
22,562
リース業務
8,392
その他
15,076
合計
80,860
(注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2. 地域ごとの情報
(1) 経常収益
当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3. 主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
36
注記事項/リスク管理債権(連結)/(ご参考)「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」による開示債権(連結)/セグメント情報等
経
連結財務諸
表計上額
連結情報
(平成26年度)
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
(平成25年度)
(単位:百万円)
銀行業
397
減損損失
報告セグメント
リース業
―
計
397
その他
合計
―
397
(平成26年度)
(単位:百万円)
銀行業
減損損失
5
報告セグメント
リース業
―
計
その他
5
合計
―
5
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
該当事項はありません。
時価情報(連結)
有価証券
(注) 1. 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「商品有価証券」及び「買入金銭債権」中の信託受益権も含めて記載しております。
2.
「子会社株式及び関連会社株式」については、単体の時価情報に記載しております。
売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成25年度末
平成26年度末
当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
売買目的有価証券
0
0
満期保有目的の債券 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
その他有価証券
(単位:百万円)
平成25年度末
種 類
株
平成26年度末
差額
連結貸借対照表計上額
取得原価
差額
122,467
43,603
78,863
171,751
51,297
120,453
券
1,625,984
1,594,223
31,760
1,567,072
1,533,080
33,992
債
749,638
729,762
19,875
763,137
739,859
23,277
債
252,712
246,909
5,802
277,243
271,486
5,757
短 期 社 債
―
―
―
―
―
―
623,633
617,550
6,082
526,691
521,733
4,957
国
地
方
社
そ
債
他
181,613
178,679
2,934
300,918
287,307
13,610
小
計
1,930,065
1,816,506
113,558
2,039,741
1,871,685
168,056
株
式
3,532
3,858
△325
1,456
1,557
△100
債
券
47,016
47,107
△90
76,663
76,852
の
△188
債
―
―
―
42,094
42,220
△125
債
20,748
20,779
△30
25
25
―
短 期 社 債
―
―
―
―
―
―
26,268
26,328
△59
34,544
34,607
△62
△108
国
連結貸借対照表
計上額が取得原価を
超 え な い も の
地
方
社
そ
小
合
取得原価
式
債
連結貸借対照表
計上額が取得原価を
超 え る も の
連結貸借対照表計上額
計
37 THE HYAKUGO BANK, LTD.
債
の
他
74,020
74,466
△445
29,143
29,251
計
124,569
125,431
△861
107,263
107,661
△398
2,054,634
1,941,937
112,697
2,147,005
1,979,347
167,658
当連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
売却益の合計額
売却損の合計額
売却額
売却益の合計額
株
式
7,551
1,913
89
6,804
1,453
債
券
195,660
1,562
178
267,189
1,018
国
地
短
そ
社
合
期
方
社
の
債
131,568
債
―
債
27,521
債
189,447
―
―
―
17
111
20,520
計
129
―
36,570
他
1,451
31
1,647
223,732
260
5,123
527
160
売却損の合計額
47
0
720
―
―
―
761
114
0
77,581
297
338,885
3,233
64,891
0
0
163
保有目的を変更した有価証券 平成25年度、平成26年度ともに該当ありません。
減損処理を行った有価証券
(平成25年度)
売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時
価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって連結貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当連結会計年度
の損失として処理(以下「減損処理」という。
)しております。
当連結会計年度における減損処理額は、70百万円(うち、株式70百万円)であります。
なお、有価証券の減損処理にあたっては、連結会計年度末日における時価が取得原価に比べて30%以上下落している場合は原則として実施しておりますが、株
式については、連結会計年度末日における時価が30%以上50%未満下落している場合、一定期間の時価の推移や発行会社の財務内容等によって時価の回復可
能性を判断する基準を設け、時価の回復可能性があると認められないものについて実施しております。
(平成26年度)
売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時
価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって連結貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当連結会計年度
の損失として処理(以下「減損処理」という。
)しております。
当連結会計年度における減損処理はありません。
なお、有価証券の減損処理にあたっては、連結会計年度末日における時価が取得原価に比べて30%以上下落している場合は原則として実施しておりますが、株
式については、連結会計年度末日における時価が30%以上50%未満下落している場合、一定期間の時価の推移や発行会社の財務内容等によって時価の回復可
能性を判断する基準を設け、時価の回復可能性があると認められないものについて実施しております。
金銭の信託
運用目的の金銭の信託
種 類
(単位:百万円)
平成25年度末
平成26年度末
連結貸借対照表計上額 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 連結貸借対照表計上額 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
運用目的の金銭の信託
3,000
―
3,000
―
満期保有目的の金銭の信託 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)
その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成25年度末
平成26年度末
評価差額
113,789
167,831
その他有価証券
113,789
167,831
その他の金銭の信託
(△)繰延税金負債
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
(△)少数株主持分相当額
(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券
に係る評価差額金のうち親会社持分相当額
その他有価証券評価差額金
―
―
39,323
52,585
74,466
115,246
55
79
―
―
74,410
115,167
(注)評価差額には、組合等の構成資産であるその他有価証券に係る評価差額を含めております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
38
セグメント情報等/時価情報(連結)
売却額
連結情報
当連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券 平成25年度、平成26年度ともに該当ありません。
単体情報
財務諸表
貸借対照表
(単位:百万円)
科 目
平成25年度
平成26年度
(平成26年3月31日現在)
(平成27年3月31日現在)
金
預
け
現
預
け
金
166,700
209,536
金
55,152
56,433
金
111,547
153,102
コ
ー
ル
ロ
ー
ン
15,828
13,183
買
入
金
銭
債
権
20,438
16,180
商
品
有
価
証
券
24
43
商
商
金
品
品
銭
有
国
地
方
の
信
価
証
国
地
方
社
株
そ
の
他
貸
そ
有
無
24
39
債
―
4
託
3,000
3,000
券
2,049,171
2,143,824
債
749,638
805,231
債
273,460
277,268
債
649,902
561,235
式
132,231
179,450
券
243,938
320,637
金
2,710,066
2,818,004
引
手
形
9,531
9,958
手
形
貸
付
113,954
107,062
証
書
貸
付
2,239,846
2,351,437
当
座
貸
越
346,734
349,546
替
2,849
3,584
外
国
国
他
店
預
け
2,431
2,977
買
入
外
国
為
替
4
19
取
立
外
国
為
替
412
587
為
産
14,152
16,698
の
他
資
前
払
費
用
0
100
未
収
収
益
7,985
7,920
金
融
派
生
商
品
493
2,522
そ
の
他
の
資
産
5,673
6,155
産
35,620
41,568
建
物
9,400
9,115
土
地
20,117
20,001
形
固
定
資
リ
ー
ス
資
産
752
752
建
設
仮
勘
定
4,127
10,418
その他の有形固定資産
1,222
1,280
形
産
2,826
2,545
ア
2,677
2,401
産
7
3
その他の無形固定資産
141
139
20,345
24,402
リ
固
フ
払
年
支
払
承
倒
産
定
ト
ー
前
資
証
債
割
ソ
貸
の
出
外
科 目
平成25年度
平成26年度
(平成26年3月31日現在)
(平成27年3月31日現在)
(負債の部)
(資産の部)
現
(単位:百万円)
ウ
ス
金
諾
引
の
資
エ
資
費
見
当
部
合
39 THE HYAKUGO BANK, LTD.
用
返
30,584
29,700
金
△21,633
△21,474
計
5,049,974
5,300,797
預
金
4,235,118
4,414,467
当
座
預
金
123,566
128,668
普
通
預
金
1,933,033
2,046,513
貯
蓄
預
金
44,359
43,125
通
知
預
金
25,902
23,977
定
期
預
金
2,067,727
2,118,194
そ
譲
コ
の
他
渡
の
性
ル
マ
40,529
53,988
191,256
179,378
ー
133,034
65,552
27,058
103,639
借
金
52,531
60,835
替
67
45
替
6
5
債
15,000
15,000
債
39,231
43,096
用
4,350
4,197
益
1,210
1,134
品
3,487
9,143
務
808
805
用
借
国
売
未
渡
外
払
外
ネ
金
金
債券貸借取引受入担保金
外
ー
預
預
入
金
為
国
為
国
為
社
そ
の
未
他
払
未
法
人
払
前
融
リ
収
派
ー
税
費
受
金
負
生
ス
商
債
替
等
52,531
61
2,469
60,835
39
1,094
資
産
除
去
債
務
329
347
そ
の
他
の
負
債
26,575
26,373
職
給
付
引
当
金
7,192
4,851
睡眠預金払戻損失引当金
819
910
ポ
イ
ン
ト
引
当
金
182
188
偶
発
損
失
引
当
金
379
377
債
31,525
46,765
再評価に係る繰延税金負債
3,066
2,775
退
繰
延
税
支
負
金
払
負
諾
30,584
29,700
計
4,767,048
4,967,587
金
20,000
20,000
余
金
7,557
7,557
余
金
179,071
190,175
そ の 他 利 益 剰 余 金
161,693
172,797
金
149,214
158,214
繰 越 利 益 剰 余 金
12,479
14,583
債
承
の
部
合
(純資産の部)
資
資
利
本
本
資
本
益
利
益
別
自
株
剰
剰
途
己
主
準
備
準
備
積
立
株
資
本
合
金
金
延
ヘ
ッ
ジ
損
17,377
7,557
17,377
式
△151
△153
計
206,478
217,579
74,374
115,116
△1,980
△3,841
その他有価証券評価差額金
繰
7,557
益
土 地 再 評 価 差 額 金
3,980
4,262
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計
76,375
115,536
新
権
73
94
計
282,926
333,210
負債及び純資産の部合計
5,049,974
5,300,797
純
株
資
予
産
の
約
部
合
科 目
資
役
そ
そ
経
資
役
常
収
益
金 運 用 収 益
貸
出
金
利
息
有価証券利息配当金
コ ー ル ロ ー ン 利 息
預
け
金
利
息
そ の 他 の 受 入 利 息
務 取 引 等 収 益
受 入 為 替 手 数 料
そ の 他 の 役 務 収 益
の 他 業 務 収 益
外 国 為 替 売 買 益
商品有価証券売買益
国 債 等 債 券 売 却 益
金 融 派 生 商 品 収 益
そ の 他 の 業 務 収 益
の 他 経 常 収 益
株 式 等 売 却 益
そ の 他 の 経 常 収 益
常
費
用
金 調 達 費 用
預
金
利
息
譲 渡 性 預 金 利 息
コ ー ル マ ネ ー 利 息
債券貸借取引支払利息
借
用
金
利
息
社
債
利
息
金利スワップ支払利息
そ の 他 の 支 払 利 息
務 取 引 等 費 用
支 払 為 替 手 数 料
そ の 他 の 役 務 費 用
平成25年度
平成26年度
平成25年4月 1日から
平成26年4月 1日から
( 平成26年3月31日まで )
( 平成27年3月31日まで )
71,313
54,269
34,116
19,854
135
23
138
10,334
3,458
6,876
2,275
234
2
2,037
―
0
4,434
3,085
1,348
53,795
4,670
2,725
171
228
48
71
199
1,209
15
4,068
641
3,426
69,360
52,696
33,335
19,063
55
107
135
11,581
3,403
8,178
2,244
319
7
1,642
274
0
2,837
1,591
1,246
54,357
4,885
2,564
178
454
63
61
199
1,359
3
4,431
636
3,795
(単位:百万円)
科 目
そ
の 他 業 務 費 用
国 債 等 債 券 売 却 損
国 債 等 債 券 償 還 損
金 融 派 生 商 品 費 用
営
業
経
費
そ の 他 経 常 費 用
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
株 式 等 売 却 損
株
式
等
償
却
金 銭 の 信 託 運 用 損
そ の 他 の 経 常 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
固 定 資 産 処 分 益
特
別
損
失
固 定 資 産 処 分 損
減
損
損
失
税 引 前 当 期 純 利 益
法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税
法 人 税 等 調 整 額
法
人
税
等
合
計
当
期
純
利
益
平成25年度
平成26年度
平成25年4月 1日から
平成26年4月 1日から
( 平成26年3月31日まで )
( 平成27年3月31日まで )
448
438
2
8
42,075
2,532
1,972
89
78
51
340
17,518
0
0
581
184
397
16,936
5,065
1,040
6,105
10,831
115
115
―
―
42,276
2,648
2,016
47
―
10
574
15,002
0
0
87
81
5
14,916
3,856
1,034
4,890
10,025
ディスクロージャー誌 2015 資料編
40
貸借対照表/損益計算書
経
(単位:百万円)
単体情報
損益計算書
株主資本等変動計算書
平成25年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
当
期
首
残
高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
別 途 積 立 金 の 積 立
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
資本金
資本準備金
資本剰余金
合計
利益準備金
20,000
7,557
7,557
17,377
20,000
7,557
7,557
17,377
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益
別途積立金
剰余金
142,714
9,934
―
142,714
9,934
6,500
―
20,000
―
7,557
―
7,557
―
17,377
6,500
149,214
利益剰余金
合計
170,026
―
170,026
△2,029
10,831
△6,500
△2,029
10,831
―
△1
245
△1
245
2,545
12,479
9,045
179,071
(単位:百万円)
当
期
首
残
高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
別 途 積 立 金 の 積 立
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
株主資本
評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金
損益
差額金
差額等合計
△134 197,449
71,760
△2,541
4,226
73,445
55 270,951
―
―
△134 197,449
71,760
△2,541
4,226
73,445
55 270,951
△31
14
△17
△151
△2,029
10,831
―
△31
12
245
9,028
206,478
2,614
2,614
74,374
560
560
△1,980
平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
当
期
首
残
高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
別 途 積 立 金 の 積 立
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
資本準備金
2,929
2,929
76,375
資本剰余金
合計
利益準備金
20,000
7,557
7,557
17,377
20,000
7,557
7,557
17,377
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益
別途積立金
剰余金
149,214
12,479
3,102
149,214
15,582
9,000
―
20,000
―
7,557
17
17
73
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
資本金
△245
△245
3,980
△2,029
10,831
―
△31
12
245
2,946
11,975
282,926
―
7,557
―
17,377
9,000
158,214
利益剰余金
合計
179,071
3,102
182,173
△2,029
10,025
△9,000
△2,029
10,025
―
△0
6
△0
6
△998
14,583
8,001
190,175
(単位:百万円)
当
株主資本
評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金
損益
差額金
差額等合計
△151 206,478
74,374
△1,980
3,980
76,375
73 282,926
3,102
3,102
△151 209,580
74,374
△1,980
3,980
76,375
73 286,028
期
首
残
高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
△2,029
△2,029
当
期
純
利
益
10,025
10,025
別 途 積 立 金 の 積 立
―
―
自 己 株 式 の 取 得
△9
△9
△9
自 己 株 式 の 処 分
7
6
6
土地再評価差額金の取崩
6
6
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
40,741
△1,861
281
39,161
21
39,183
当 期 変 動 額 合 計
△2
7,999
40,741
△1,861
281
39,161
21
47,182
当
期
末
残
高
△153 217,579 115,116
△3,841
4,262 115,536
94 333,210
当行の財務諸表については、会社法第396条第1項の規定及び金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任あずさ監査法
人の監査を受けております。
41 THE HYAKUGO BANK, LTD.
注記事項(平成26年度)
貸借対照表関係
1.関係会社の株式又は出資金の総額
株式
4,423百万円
出資金
8百万円
2.無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、国債に含ま
れておりますが、その金額は次のとおりであります。
12,741百万円
使用貸借又は賃貸借契約により貸し付けている有価証券は該当ありません。
3.貸出金のうち破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。
破綻先債権額
2,443百万円
延滞債権額
55,606百万円
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と
いう。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号イからホま
でに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営
再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
4.貸出金のうち3カ月以上延滞債権額は次のとおりであります。
3カ月以上延滞債権額
22百万円
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以
上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5.貸出金のうち貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。
貸出条件緩和債権額
9,740百万円
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないもの
であります。
6.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次
のとおりであります。
合計額
67,812百万円
なお、上記3.から6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7.手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理してお
ります。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保と
いう方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は次のとおりであ
ります。
9,978百万円
8.担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
290,759百万円
担保資産に対応する債務
預金
42,157百万円
債券貸借取引受入担保金 103,639百万円
借用金
60,000百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保等として、次のものを差し入れております。
有価証券
35,095百万円
また、その他の資産には保証金が含まれておりますが、その金額は次のとおりであり
ます。
保証金
1,045百万円
9.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申
し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額ま
で資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高
は次のとおりであります。
融資未実行残高
1,231,073百万円
うち原契約期間が1年以内のもの又は
1,183,070百万円
任意の時期に無条件で取消可能なもの
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実
ディスクロージャー誌 2015 資料編
42
株主資本等変動計算書/注記事項
会計方針の変更
(「退職給付に関する会計基準」等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号平成24年5月17日。以下「退職給付会
計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第
25号平成27年3月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項
本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当事業年度より適用し、退
職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基
準から給付算定式基準へ変更するとともに、割引率の決定方法を従業員の平均残存勤務期間
に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一
の加重平均割引率へ変更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱い
に従って、当事業年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う
影響額を利益剰余金に加減しております。
この結果、当事業年度の期首の前払年金費用が2,437百万円増加し、退職給付引当金が
2,340百万円減少し、繰越利益剰余金が3,102百万円増加しております。また、当事業年度の
経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ87百万円減少しております。
なお、当事業年度の期首の1株当たり純資産額が12円22銭増加し、1株当たり当期純利益
金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額はそれぞれ23銭減少しております。
単体情報
重要な会計方針
1. 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)により
行っております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定
額法)、子会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については
原則として決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法によ
り算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動
平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理して
おります。
(2) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ
れている有価証券の評価は、時価法により行っております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産は、定率法を採用しております。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 :15年~50年
その他: 4年~15年
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウエア
については、行内における利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。
(3) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固定資
産」中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法により償却しておりま
す。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該
残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
5. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次のとおり計上しておりま
す。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者に係る債権及びそ
れと同等の状況にある債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。ま
た、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認めら
れる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断
し必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒
実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しております。
(2) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職
給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、退職給
付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方
法については給付算定式基準によっております。なお、過去勤務費用及び数理計算上
の差異の損益処理方法は次のとおりであります。
過去勤務費用 :その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(3年)
による定額法により損益処理
数理計算上の差異:各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の
年数(10年)による定額法により按分した額を、それぞれ発
生の翌事業年度から損益処理
(3) 睡眠預金払戻損失引当金
睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者への払戻損失
に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。
(4) ポイント引当金
ポイント引当金は、クレジットカード会員に付与したポイントが将来使用された
場合の負担に備え、将来使用される見込額を合理的に見積り、必要と認められる額
を計上しております。
(5) 偶発損失引当金
偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将
来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認められる額を計上しております。
7. リース取引の処理方法
所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年4月1日
前に開始する事業年度に属するものについては、通常の賃貸借取引に準じた会計処理に
よっております。
8. ヘッジ会計の方法
(1) 金利リスク・ヘッジ
金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業にお
ける金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協
会業種別監査委員会報告第24号)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ
有効性評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象と
なる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の残存期間毎に
グルーピングのうえ特定し評価しております。また、キャッシュ・フローを固定する
ヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段の金利変動要素の相関関係の検証によ
り有効性の評価をしております。
また、一部の資産・負債については、包括ヘッジ、あるいは金利スワップの特例
処理を行っております。
(2) 為替変動リスク・ヘッジ
外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本
公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定する繰延ヘッジによっており
ます。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスク
を減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、
ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当
額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
9. その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理の方
法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(2) 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)の会計処理は、税抜方式によ
っております。
ただし、有形固定資産等に係る控除対象外消費税等は当事業年度の費用に計上し
ております。
行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではあ
りません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事
由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をする
ことができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて預金・
不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続
に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講
じております。
10.有形固定資産の圧縮記帳額
圧縮記帳額
4,688百万円 (当該事業年度の圧縮記帳額)
( ―百万円) 11.社債は、劣後特約付社債であります。
劣後特約付社債
15,000百万円 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債
12.
に対する保証債務の額
10,302百万円 損益計算書関係
「その他の経常費用」には、次のものを含んでおります。
債権等売却損
108百万円 税効果会計関係
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金
6,097百万円
有価証券償却
1,304百万円
4,648百万円
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産(負債)の純額
12,050百万円
△1,689百万円
10,360百万円
△52,519百万円
△4,606百万円
△57,125百万円
△46,765百万円
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、
当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
35.08%
(調整)
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△4.75%
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
2.03%
0.42%
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
32.78%
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部
を改正する法律」(平成27年法律第2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月
1日以後に開始する事業年度から法人税率等の引下げが行われることとなりました。これ
に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の35.08%
から、平成27年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については
32.55%に、平成28年4月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異につ
いては31.78%となります。この税率変更により、繰延税金負債は4,963百万円減少し、
その他有価証券評価差額金は5,453百万円増加し、繰延ヘッジ損益は185百万円減少し、
法人税等調整額は304百万円増加しております。再評価に係る繰延税金負債は287百万円
減少し、土地再評価差額金は同額増加しております。
重要な後発事象
該当事項はありません。
43 THE HYAKUGO BANK, LTD.
損益
(単位:百万円)
平成25年度
種 類
国内業務部門
国際業務部門
平成26年度
合 計
国内業務部門
国際業務部門
51,177
3,233
54,269
資 金 調 達 費 用
4,364
445
資 金 運 用 収 支
46,812
役務取引等収益
10,202
103
49,551
3,248
52,696
4,667
4,342
643
4,882
2,788
49,601
45,208
2,605
47,814
131
10,334
11,431
150
11,581
142
103
役務取引等費用
4,007
60
4,068
4,363
68
4,431
役 務 取 引 等 収 支
6,195
71
6,266
7,068
81
7,150
その他業務収益
2,017
265
2,275
1,134
1,110
2,244
7
―
7
―
その他業務費用
178
278
448
0
114
115
そ の 他 業 務 収 支
1,839
△13
1,826
1,133
995
2,129
54,847
2,846
57,693
53,411
3,682
57,093
業
務
粗
利
益
業 務 粗 利 益 率
(注) 1.
2.
3.
4.
1.21%
1.24%
1.25%
1.13%
1.35%
(単位:百万円)
務
純
益
営業経費の内訳
料
・
手
平成25年度
平成26年度
16,850
14,959
(単位:百万円)
科 目
給
当
退 職 給 付 費 用
平成25年度
平成26年度
18,719
18,789
587
283
福
利
厚
生
費
2,830
3,009
減
価
償
却
費
2,984
2,811
土地建物機械賃借料
1,168
1,163
110
124
営
消
給
繕
耗
水
費
品
光
熱
旅
通
広
租
そ
合
1.17%
国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。
ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成25年度2百万円、平成26年度2百万円)を控除して表示しております。
資金運用収益及び資金調達費用、その他業務収益及びその他業務費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息等であります。
業務粗利益
業務粗利益率 =
×100
資金運用勘定平均残高
業務純益
業
注記事項/損益
142
資 金 運 用 収 益
合 計
信
告
宣
税
伝
公
の
費
729
541
費
407
431
費
119
122
費
993
981
費
373
389
課
1,620
1,762
他
11,430
11,864
計
42,075
42,276
ディスクロージャー誌 2015 資料編
単体情報
部門別粗利益の内訳
44
資金運用・調達勘定平均残高、利息、利回り
種 類
資 金 運 用 勘 定
平均残高
利
う ち 貸 出 金
うち商品有価証券
うち有価証券
うちコールローン
うち買入手形
うち買現先勘定
うち債券貸借取引
支 払 保 証 金
う ち 預 け 金
資 金 調 達 勘 定
ち
預
金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
うち売渡手形
うち売現先勘定
うち債券貸借取引
受 入 担 保 金
うちコマーシャル・ペーパー
う ち 借 用 金
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
う
(単位:百万円)
平成25年度
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
国内業務部門 国際業務部門
(128,338)
4,506,979
228,124
(142)
51,177
3,233
1.13
1.41
2,589,104
9,550
34,029
86
1.31
0.90
70
—
0
—
0.85
—
1,668,640
208,618
16,766
3,087
1.00
1.47
77,832
6,547
95
40
0.12
0.61
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
23,712
—
23
—
0.09
—
(128,338)
4,383,189
228,468
(142)
4,364
445
0.09
0.19
4,148,367
17,938
2,710
15
0.06
0.08
182,712
—
171
—
0.09
—
1,246
60,560
1
227
0.11
0.37
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
42
21,573
0
48
0.04
0.22
—
—
—
—
—
—
38,701
—
71
—
0.18
—
合計
4,606,765
54,269
1.17
2,598,654
34,116
1.31
70
0
0.85
1,877,259
19,854
1.05
84,380
135
0.16
—
—
—
—
—
—
—
—
—
23,712
23
0.09
4,483,319
4,667
0.10
4,166,305
2,725
0.06
182,712
171
0.09
61,806
228
0.36
—
—
—
—
—
—
21,616
48
0.22
—
—
—
38,701
71
0.18
平成26年度
国内業務部門 国際業務部門
(102,195)
4,694,692
271,451
(103)
49,551
3,248
1.05
1.19
2,704,441
38,697
32,964
371
1.21
0.95
42
―
0
―
0.69
―
1,738,252
227,142
16,228
2,834
0.93
1.24
23,437
1,245
34
21
0.14
1.70
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
107,480
―
107
―
0.09
―
(102,195)
4,575,687
271,485
(103)
4,342
643
0.09
0.23
4,298,205
17,475
2,541
23
0.05
0.13
203,919
―
178
―
0.08
―
1,026
100,190
1
453
0.10
0.45
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
51,571
―
63
―
0.12
―
―
―
―
―
―
60,435
―
61
―
0.10
―
(注) 1. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
平成25年度 国内業務部門 30,469百万円 国際業務部門 48百万円 合計 30,517百万円
平成26年度 国内業務部門 31,582百万円 国際業務部門 44百万円 合計 31,626百万円
2. 資金調達勘定は(a)金銭の信託運用見合額の平均残高、及び(b)利息をそれぞれ控除して表示しております。
(a)平成25年度 国内業務部門
2,999百万円 国際業務部門
―百万円 合計
2,999百万円
平成26年度 国内業務部門
2,999百万円 国際業務部門
―百万円 合計
2,999百万円
(b)平成25年度 国内業務部門
2百万円 国際業務部門
―百万円 合計
2百万円
平成26年度 国内業務部門
2百万円 国際業務部門
―百万円 合計
2百万円
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。
4. ( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
5. 合計欄において国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。
45 THE HYAKUGO BANK, LTD.
合計
4,863,948
52,696
1.08
2,743,138
33,335
1.21
42
0
0.69
1,965,394
19,062
0.96
24,683
55
0.22
―
―
―
―
―
―
―
―
―
107,480
107
0.09
4,744,977
4,882
0.10
4,315,680
2,564
0.05
203,919
178
0.08
101,217
454
0.44
―
―
―
―
―
―
51,571
63
0.12
―
―
―
60,435
61
0.10
平成25年度
種 類
取
利
残高による増減
平成26年度
利率による増減
純増減
残高による増減
利率による増減
純増減
息
2,617
△5,074
△2,456
1,981
△3,607
△1,626
う ち 貸 出 金
1,537
△2,961
△1,424
1,405
△2,471
△1,065
うち商品有価証券
△0
0
0
△0
△0
△0
う ち 有 価 証 券
462
△1,530
△1,067
649
△1,188
△538
うちコールローン
9
△1
8
△66
5
△60
う ち 買 入 手 形
―
―
―
―
―
―
うち買現先勘定
―
―
―
―
―
―
うち債券貸借取引支払保証金
―
―
―
―
―
―
う ち 預 け 金
21
0
21
83
0
83
息
231
△657
△426
182
△205
△22
金
133
△369
△236
88
△257
△169
うち譲渡性預金
28
△28
0
18
△11
7
うちコールマネー
0
0
0
△0
△0
△0
う ち 売 渡 手 形
―
―
―
―
―
―
うち売現先勘定
―
―
―
―
―
―
支
払
う
利
ち
預
うち債券貸借取引受入担保金
0
―
0
△0
―
△0
うちコマーシャル・ペーパー
―
―
―
―
―
―
う ち 借 用 金
17
△184
△167
22
△32
△9
損益
受
(単位:百万円)
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減に含めて記載しております。
受取利息・支払利息(国際業務部門)
種 類
受
取
利
(単位:百万円)
平成25年度
残高による増減
利率による増減
平成26年度
純増減
残高による増減
利率による増減
純増減
息
656
△180
475
518
△503
14
う ち 貸 出 金
48
△4
44
279
4
284
うち商品有価証券
―
―
―
―
―
―
う ち 有 価 証 券
519
△91
427
231
△483
△252
うちコールローン
31
△31
△0
△32
13
△19
う ち 買 入 手 形
―
―
―
―
―
―
うち買現先勘定
―
―
―
―
―
―
うち債券貸借取引支払保証金
―
―
―
―
―
―
う ち 預 け 金
支
払
う
利
ち
預
―
―
―
―
―
―
息
90
△129
△39
101
95
197
金
△2
△5
△7
△0
8
8
うち譲渡性預金
―
―
―
―
―
―
うちコールマネー
22
△71
△48
179
46
225
う ち 売 渡 手 形
―
―
―
―
―
―
うち売現先勘定
―
―
―
―
―
―
うち債券貸借取引受入担保金
4
△27
△23
36
△22
14
うちコマーシャル・ペーパー
―
―
―
―
―
―
う ち 借 用 金
―
―
―
―
―
―
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減に含めて記載しております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
単体情報
受取利息・支払利息(国内業務部門)
46
受取利息・支払利息(合計)
平成25年度
種 類
受
取
利
残高による増減
平成26年度
利率による増減
純増減
残高による増減
利率による増減
純増減
息
2,788
△4,798
△2,010
2,786
△4,358
△1,572
うち商品有価証券
△0
0
0
△0
△0
△0
う ち 貸 出 金
1,605
△2,985
△1,379
う ち 有 価 証 券
858
△1,498
△640
う ち 買 入 手 形
―
―
―
―
―
―
息
248
△743
うち譲渡性預金
28
△28
うちコールローン
21
うち買現先勘定
―
うち債券貸借取引支払保証金
支
(単位:百万円)
う ち 預 け 金
う
払
ち
利
預
21
金
132
うちコールマネー
22
う ち 売 渡 手 形
―
うち売現先勘定
―
うち債券貸借取引受入担保金
うちコマーシャル・ペーパー
―
0
△376
△1,646
△791
―
―
―
△95
―
―
15
―
―
―
△495
269
△54
0
18
21
△244
83
0
△80
―
―
83
214
88
△249
△160
48
225
△48
176
―
―
―
―
△780
854
8
△71
―
△2,536
―
△11
―
―
7
―
―
4
△27
△23
36
△22
14
17
△184
△167
22
△32
△9
―
う ち 借 用 金
△12
1,755
―
―
―
―
―
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減に含めて記載しております。
役務取引等収支の内訳
(単位:百万円)
平成25年度
種 類
国内業務部門
国際業務部門
平成26年度
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
役 務 取 引 等 収 益
10,202
131
10,334
11,431
150
11,581
う ち 為 替 業 務
3,344
113
3,458
3,290
113
3,403
うち預金・貸出業務
2,289
うち証券関連業務
1,261
う ち 代 理 業 務
305
うち保護預り・貸金庫業務
144
役 務 取 引 等 費 用
4,007
う ち 保 証 業 務
う ち 為 替 業 務
—
—
—
2,289
1,261
305
3,225
1,278
268
—
144
145
60
4,068
4,363
98
17
581
60
116
641
12
―
―
68
4,431
108
24
570
65
国内業務部門
(7)
国際業務部門
合計
国内業務部門
(―)
国際業務部門
265
2,275
1,134
1,110
商品有価証券売買益
2
―
2
7
―
国債等債券売却益
金融派生商品収益
他
―
他
2,244
319
7
623
1,642
0
―
0
0
―
0
7
178
―
―
―
―
(7)
―
107
278
448
0
2
2
―
8
―
260
438
―
―
―
―
15
(注)( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の金融派生商品収益・費用の相殺額(内書き)であります。
47 THE HYAKUGO BANK, LTD.
319
1,018
―
金融派生商品費用
―
2,037
国債等債券償還損
国債等債券償却
234
31
178
国債等債券売却損
234
合計
2,006
そ の 他 業 務 費 用
の
636
平成26年度
2,017
そ
132
(単位:百万円)
平成25年度
外国為替売買益
の
268
145
そ の 他 業 務 収 益
そ
1,278
―
その他業務収支の内訳
種 類
3,237
0
―
―
167
(―)
274
114
115
―
―
114
―
―
―
115
―
―
―
経営効率
単体情報
利益率
(単位:%)
種 類
平成25年度
平成26年度
0.36
0.29
資 本 経 常 利 益 率
8.70
7.05
総資産当期純利益率
0.22
0.20
資本当期純利益率
5.38
4.71
(注) 1.
2.
総資産経常(当期純)利益率 =
資本経常(当期純)利益率 =
経常(当期純)利益
×100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
損益/経営効率
総資産経常利益率
経常(当期純)利益
×100
純資産勘定平均残高
利鞘
(単位:%)
平成25年度
種 類
国内業務部門
国際業務部門
平成26年度
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
資 金 運 用 利 回 り
1.13
1.41
1.17
1.05
1.19
1.08
資 金 調 達 原 価
1.04
0.56
1.05
1.01
0.57
1.00
総
0.09
0.85
0.12
0.04
0.62
0.08
資
金
利
鞘
貸出金の預金に対する比率
(単位:%)
区 分
国 内 業 務 部 門
平成25年度
平成26年度
預貸率
預貸率
期末
期中平均
期末
期中平均
60.74
59.57
59.35
59.80
国 際 業 務 部 門
87.78
44.48
431.89
184.11
合
60.85
59.51
60.76
60.28
計
(注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
有価証券の預金に対する比率
(単位:%)
平成25年度
平成26年度
預証率
区 分
期末
預証率
期中平均
期末
期中平均
国 内 業 務 部 門
41.40
38.52
41.05
38.60
国 際 業 務 部 門
1,271.46
1,162.99
1,522.34
1,299.79
46.29
43.16
46.66
43.48
合
計
(注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
48
時価情報
有価証券
(注)貸借対照表の「有価証券」のほか、「商品有価証券」及び「買入金銭債権」中の信託受益権も含めて記載しております。
売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成25年度末
平成26年度末
当事業年度の損益に含まれた評価差額
当事業年度の損益に含まれた評価差額
売買目的有価証券
0
0
満期保有目的の債券 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
子会社株式及び関連会社株式
(単位:百万円)
平成25年度末
時価
―
―
―
貸借対照表計上額
子 会 社 株 式
―
関 連 会 社 株 式
―
合
計
―
差額
―
―
―
(注)時価を把握することが極めて困難と認められる子会社及び関連会社株式等
貸借対照表計上額
―
―
―
平成26年度末
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
4,424
4,424
関連会社株式及び出資金
―
―
4,424
4,424
計
差額
―
―
―
(単位:百万円)
平成25年度末
子会社株式及び出資金
合
平成26年度末
時価
―
―
―
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「子会社株式及び関連会社株式」には含めておりません。
その他有価証券
(単位:百万円)
平成25年度末
種 類
株
債
国
地
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
方
そ
51,224
120,257
券
1,625,984
1,594,223
31,760
1,567,072
1,533,080
33,992
債
749,638
729,762
19,875
763,137
739,859
23,277
債
252,712
246,909
5,802
277,243
271,486
5,757
―
―
―
―
―
―
623,633
617,550
6,082
526,691
521,733
4,957
181,613
178,679
2,934
300,918
287,307
13,610
1,929,849
1,816,433
113,416
2,039,472
1,871,612
167,859
株
式
3,484
3,808
△324
1,406
1,507
△100
券
47,016
47,107
△90
76,663
76,852
△188
債
―
―
―
42,094
42,220
△125
債
20,748
20,779
△30
25
25
―
短 期 社 債
―
―
―
―
―
―
26,268
26,328
△59
34,544
34,607
△62
△108
地
方
社
そ
小
債
の
他
74,020
74,466
△445
29,143
29,251
計
124,521
125,381
△860
107,213
107,611
△397
2,054,371
1,941,815
112,556
2,146,686
1,979,224
167,462
計
(注)時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券
合
差額
171,481
計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
の
取得原価
78,721
他
国
そ
貸借対照表計上額
43,530
小
債
株
差額
122,252
債
の
取得原価
式
短 期 社 債
社
合
貸借対照表計上額
平成26年度末
(単位:百万円)
平成25年度末
平成26年度末
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
式
2,071
2,137
他
1,871
1,049
計
3,942
3,187
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
49 THE HYAKUGO BANK, LTD.
当事業年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
売却益の合計額
平成26年度
売却損の合計額
売却額
売却益の合計額
株
式
7,551
1,913
89
6,804
1,453
債
券
195,660
1,562
178
267,189
1,018
国
地
短
そ
合
社
期
方
社
の
債
131,568
債
―
債
27,521
債
189,447
―
―
―
111
20,520
計
129
―
36,570
他
1,451
1,647
223,732
5,123
17
31
260
527
160
47
0
720
―
―
―
761
114
0
77,581
297
338,885
3,233
64,891
売却損の合計額
0
0
163
保有目的を変更した有価証券 平成25年度、平成26年度ともに該当ありません。
減損処理を行った有価証券
(平成25年度)
売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時
価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当事業年度の損失と
して処理(以下「減損処理」という。
)しております。
当事業年度における減損処理額は、70百万円(うち、株式70百万円)であります。
なお、有価証券の減損処理にあたっては、期末日における時価が取得原価に比べて30%以上下落している場合は原則として実施しておりますが、株式について
は、期末日における時価が30%以上50%未満下落している場合、一定期間の時価の推移や発行会社の財務内容等によって時価の回復可能性を判断する基準を
設け、時価の回復可能性があると認められないものについて実施しております。
(平成26年度)
売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時
価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当事業年度の損失と
して処理(以下「減損処理」という。
)しております。
当事業年度における減損処理はありません。
なお、有価証券の減損処理にあたっては、期末日における時価が取得原価に比べて30%以上下落している場合は原則として実施しておりますが、株式について
は、期末日における時価が30%以上50%未満下落している場合、一定期間の時価の推移や発行会社の財務内容等によって時価の回復可能性を判断する基準を
設け、時価の回復可能性があると認められないものについて実施しております。
金銭の信託
運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成25年度末
種 類
運用目的の金銭の信託
平成26年度末
貸借対照表計上額 当事業年度の損益に含まれた評価差額 貸借対照表計上額 当事業年度の損益に含まれた評価差額
3,000
―
3,000
―
満期保有目的の金銭の信託 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外) 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
その他有価証券評価差額金
貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成25年度末
評
価
差
平成26年度末
額
113,648
167,635
そ の 他 有 価 証 券
113,648
167,635
その他の金銭の信託
―
―
(△)繰 延 税 金 負 債
39,273
52,519
その他有価証券評価差額金
74,374
115,116
(注)評価差額には、組合等の構成資産であるその他有価証券に係る評価差額を含めております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
50
時価情報
平成25年度
売却額
単体情報
当事業年度中に売却した満期保有目的の債券 平成25年度、平成26年度ともに該当ありません。
デリバティブ取引
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引については、取引の対象物の種類ごとの決算日における契約額又は契約において定められ
た元本相当額、時価及び評価損益並びに当該時価の算定方法は、次のとおりであります。なお、契約額等については、その金額自体がデリ
バティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
金利関連取引
区分
(単位:百万円)
平成25年度末
種 類
金融商品取引所
金
金
店 頭
金
金
金
そ
合
契約額等
利
先
物
売
建
買
建
利 オ プ シ ョ ン
売
建
買
建
利 先 渡 契 約
売
建
買
建
利 ス ワ ッ プ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
利 オ プ シ ョ ン
売
建
買
建
の
他
売
建
買
建
計
―
―
―
―
―
―
―
―
―
6,310
2,948
3,362
―
―
―
―
―
―
―
うち1年超
―
―
―
―
―
―
―
―
―
3,816
1,908
1,908
―
―
―
―
―
―
―
平成26年度末
時価
―
―
―
―
―
―
―
―
―
3
43
△39
―
―
―
―
―
―
―
3
評価損益
契約額等
―
―
―
―
―
―
―
―
―
3
43
△39
―
―
―
―
―
―
―
3
―
―
―
―
―
―
―
―
―
18,176
9,088
9,088
―
―
―
―
―
―
―
うち1年超
―
―
―
―
―
―
―
―
―
16,176
8,088
8,088
―
―
―
―
―
―
―
(注) 1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定
金融商品取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。店頭取引については、割引現在価値等により算定しております。
時価
―
―
―
―
―
―
―
―
―
116
143
△27
―
―
―
―
―
―
―
116
通貨関連取引
区分
金融商品取引所
店 頭
合
通
通
為
通
そ
―
―
―
―
―
―
―
―
―
116
143
△27
―
―
―
―
―
―
―
116
(単位:百万円)
平成25年度末
種 類
通
評価損益
貨
先
売
買
貨 オ プ シ ョ
売
買
貨 ス ワ ッ
替
予
売
買
貨 オ プ シ ョ
売
買
の
売
買
契約額等
物
建
建
ン
建
建
プ
約
建
建
ン
建
建
他
建
建
計
―
―
―
―
―
―
82,251
1,627
1,040
587
―
―
―
―
―
―
うち1年超
―
―
―
―
―
―
47,751
―
―
―
―
―
―
―
―
―
平成26年度末
時価
(注) 1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
―
―
―
―
―
―
61
△8
△9
0
―
―
―
―
―
―
53
評価損益
契約額等
―
―
―
―
―
―
61
△8
△9
0
―
―
―
―
―
―
53
―
―
―
―
―
―
139,133
78,073
77,320
752
664
332
332
―
―
―
株式関連取引 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
債券関連取引 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
商品関連取引 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
クレジットデリバティブ取引 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
51 THE HYAKUGO BANK, LTD.
うち1年超
―
―
―
―
―
―
109,569
―
―
―
―
―
―
―
―
―
時価
評価損益
―
―
―
―
―
―
△695
△410
△413
2
―
△3
3
―
―
―
△1,106
―
―
―
―
―
―
△695
△410
△413
2
1
2
△0
―
―
―
△1,104
金利関連取引
ヘッジ会計の
方法
(単位:百万円)
平成25年度末
種 類
主なヘッジ対象
金利スワップ
受取固定・支払変動
原則的
受取変動・支払固定
金 利 先 物
処理方法
金利オプション
そ
の
他
金利スワップ
金利スワップ
受取固定・支払変動
の特例処理
受取変動・支払固定
合
計
貸出金等
貸出金
契約額等
平成26年度末
うち1年超
162,367
―
162,367
―
―
―
47,861
―
47,861
162,367
―
162,367
―
―
―
53,565
―
53,565
時価
△3,050
―
△3,050
―
―
―
△1,446
―
△1,446
△4,496
主なヘッジ対象
貸出金等
貸出金
契約額等
178,571
―
178,571
―
―
―
40,115
―
40,115
うち1年超
178,245
―
178,245
―
―
―
26,384
―
26,384
時価
△5,631
―
△5,631
―
―
―
△914
―
△914
△6,545
(注)1. 主として、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき、繰延ヘッジによっております。
2. 時価の算定
金融商品取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。店頭取引については、割引現在価値等により算定しております。
通貨関連取引 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
株式関連取引 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
債券関連取引 平成25年度末、平成26年度末ともに該当ありません。
オフバランス取引
金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:百万円)
平成25年度
種 類
契約額等
平成26年度
契約額等
与信相当額
金 利 ス ワ ッ プ
222,243
与信相当額
2,421
236,863
2,788
通 貨 ス ワ ッ プ
82,251
3,221
139,133
9,247
先物外国為替取引
1,031
13
77,399
1,018
金利オプション(買)
―
―
―
―
通貨オプション(買)
―
―
332
6
その他の金融派生商品
合
計
―
―
―
―
305,525
5,656
453,728
13,061
(注) 1. 上記計数は自己資本比率に基づくものであり、与信相当額の算出にあたっては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
2. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだすべてのオフバランス取引の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)は行っておりません。
3. なお、自己資本比率の対象となっていない金融商品取引所取引、原契約期間が5営業日以内の外国為替関連取引等の契約額等は次のとおりです。
(単位:百万円)
種 類
平成25年度
平成26年度
契約額等
契約額等
金 利 ス ワ ッ プ
―
―
通 貨 ス ワ ッ プ
―
―
先物外国為替取引
596
673
金利オプション(買)
―
―
通貨オプション(買)
―
―
その他の金融派生商品
―
―
596
673
合
計
与信関連取引
(単位:百万円)
平成25年度
種 類
契約額等
契約額等
1,246,036
1,287,395
引
30,584
29,700
他
―
―
計
1,276,621
1,317,096
コ ミ ッ ト メ ン ト
保
そ
合
証
取
の
平成26年度
ディスクロージャー誌 2015 資料編
52
デリバティブ取引/オフバランス取引
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごと、ヘッジ会計の方法別の決算日における契約額又は契約
において定められた元本相当額及び時価並びに当該時価の算定方法は、次のとおりであります。なお、契約額等については、その金額自体
がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
単体情報
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
預金
預金・譲渡性預金残高
平成25年度
種 類
流
動
性
国内業務部門
預
金
うち有利息預金
預 金
定
期
性
預
うち変動金利定期預金
の
他
合
譲
計
渡
性
総
(注) 1.
2.
3.
金
うち固定金利定期預金
そ
(単位:百万円)
預
合
国際業務部門
2,126,861
―
(50.43%)
1,817,385
―
2,067,727
―
(49.03%)
2,067,360
―
平成26年度
合 計
国内業務部門
2,126,861
2,242,285
(50.22%)
(51.00%)
1,817,385
1,921,185
2,067,727
2,118,194
(48.82%)
(48.17%)
2,067,360
2,117,864
国際業務部門
―
―
―
―
1,921,185
2,118,194
(47.98%)
2,117,864
367
―
367
329
―
329
17,592
40,529
36,572
17,415
53,988
(0.54%)
(100.00%)
(0.96%)
(0.83%)
(100.00%)
(1.22%)
4,217,525
17,592
4,235,118
4,397,051
17,415
4,414,467
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
191,256
―
191,256
179,378
―
179,378
計
4,408,782
17,592
4,426,375
4,576,430
17,415
4,593,846
( )内は構成比であります。
流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
定期性預金=定期預金
固定金利定期預金:預入時に満期日迄の利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
流
動
性
預 金
定
期
性
(単位:百万円)
平成25年度
国内業務部門
預
金
うち有利息預金
預
金
2,064,901
(49.78%)
1,773,061
2,074,200
(50.00%)
国際業務部門
―
―
―
平成26年度
合 計
国内業務部門
2,064,901
2,180,805
(49.56%)
(50.74%)
1,773,061
1,873,217
2,074,200
2,107,453
(49.79%)
(49.03%)
国際業務部門
―
―
―
合 計
2,180,805
(50.53%)
1,873,217
2,107,453
(48.83%)
うち固定金利定期預金
2,073,823
―
2,073,823
2,107,110
―
2,107,110
うち変動金利定期預金
376
―
376
342
―
342
そ
の
他
合
総
(50.80%)
金
種 類
(注) 1.
2.
3.
4.
2,242,285
22,937
預金・譲渡性預金平均残高
譲
合 計
渡
合
預
17,938
27,203
9,946
17,475
27,421
(100.00%)
(0.65%)
(0.23%)
(100.00%)
(0.64%)
4,148,367
17,938
4,166,305
4,298,205
17,475
4,315,680
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
金
182,712
―
182,712
203,919
―
203,919
計
4,331,080
17,938
4,349,018
4,502,125
17,475
4,519,600
計
性
9,265
(0.22%)
( )内は構成比であります。
流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
定期性預金=定期預金
固定金利定期預金:預入時に満期日迄の利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しております。
53 THE HYAKUGO BANK, LTD.
定
種 類
期
預
金
う ち 変 動 金 利
定 期 預 金
う ち そ の 他
期間
3 カ 月 未 満
3カ月以上6カ月未満
6カ月以上1年未満
1 年 以 上 2 年 未 満
2 年 以 上 3 年 未 満
3
年
以
上
合
計
3 カ 月 未 満
3カ月以上6カ月未満
6カ月以上1年未満
1 年 以 上 2 年 未 満
2 年 以 上 3 年 未 満
3
年
以
上
合
計
3 カ 月 未 満
3カ月以上6カ月未満
6カ月以上1年未満
1 年 以 上 2 年 未 満
2 年 以 上 3 年 未 満
3
年
以
上
合
計
3 カ 月 未 満
3カ月以上6カ月未満
6カ月以上1年未満
1 年 以 上 2 年 未 満
2 年 以 上 3 年 未 満
3
年
以
上
合
計
平成25年度
372,755
399,029
630,108
206,858
263,413
100,021
1,972,186
372,754
399,018
630,016
206,663
263,346
100,021
1,971,819
1
11
91
195
67
―
367
―
―
―
―
―
―
―
平成26年度
361,081
366,487
633,400
282,764
288,214
90,962
2,022,910
361,039
366,446
633,307
282,686
288,138
90,962
2,022,580
41
41
92
77
76
―
329
―
―
―
―
―
―
―
預金/貸出金等
う ち 固 定 金 利
定 期 預 金
(単位:百万円)
(注)本表の預金残高には、積立定期預金を含んでおりません。
1店舗当たり及び従業員1人当たり預金残高
区 分
国内店
(単位:百万円)
平成25年度
海外店
合 計
国内店
平成26年度
海外店
合 計
1店舗当たり預金
41,367
―
41,367
42,933
―
42,933
従業員1人当たり預金
1,866
―
1,866
1,908
―
1,908
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでおります。
2. 出張所を除いた店舗数により算出しております。
3. 従業員数は期中平均人員を使用しております。
貸出金等
科目別貸出金残高
種 類
手
証
当
割
合
形
書
座
引
貸
貸
貸
手
付
付
越
形
計
(単位:百万円)
国内業務部門
113,809
2,220,490
346,734
9,531
2,690,565
平成25年度
国際業務部門
145
19,355
―
―
19,500
合 計
113,954
2,239,846
346,734
9,531
2,710,066
国内業務部門
106,949
2,260,845
349,546
9,958
2,727,299
平成26年度
国際業務部門
113
90,591
―
―
90,704
科目別貸出金平均残高
種 類
手
証
当
割
合
形
書
座
引
貸
貸
貸
手
付
付
越
形
計
合 計
107,062
2,351,437
349,546
9,958
2,818,004
(単位:百万円)
国内業務部門
115,567
2,116,190
348,008
9,337
2,589,104
平成25年度
国際業務部門
260
9,289
―
―
9,550
合 計
115,828
2,125,480
348,008
9,337
2,598,654
国内業務部門
109,258
2,242,873
342,335
9,973
2,704,441
平成26年度
国際業務部門
711
37,985
―
―
38,697
単体情報
定期預金の残存期間別残高
合 計
109,970
2,280,859
342,335
9,973
2,743,138
(注)国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
54
業種別貸出金残高
(単位:百万円)
業 種 別
国
内
店
分
(除く特別国際金融取引勘定分)
製
造
業
農 業、 林 業
漁
業
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情 報 通 信 業
運 輸 業、 郵 便 業
卸 売 業、 小 売 業
金 融 業、 保 険 業
不動産業、物品賃貸業
学術研究、専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育、 学 習 支 援 業
医 療 ・ 福 祉
その他のサービス
国・地方公共団体
そ
の
他
特別国際金融取引勘定分
政
府
等
金
融
機
関
そ
の
他
合
計
貸出金残高
2,710,066
平成25年度
423,639
6,644
3,311
4,539
103,917
47,306
18,118
101,253
293,835
197,358
314,394
13,635
18,177
15,213
23,146
7,979
98,208
34,410
266,225
718,749
―
―
―
―
2,710,066
構成比
100.00%
貸出金残高
2,818,004
15.63
0.25
0.12
0.17
3.84
1.75
0.67
3.74
10.84
7.28
11.60
0.50
0.67
0.56
0.85
0.30
3.62
1.27
9.82
26.52
―
―
―
―
383,156
6,589
3,236
7,591
105,716
51,669
18,220
96,631
294,066
252,319
339,786
13,498
16,631
15,182
24,168
7,590
100,755
36,233
256,474
788,485
―
―
―
―
2,818,004
平成26年度
構成比
100.00%
13.60
0.23
0.11
0.27
3.75
1.83
0.65
3.43
10.43
8.95
12.06
0.48
0.59
0.54
0.86
0.27
3.58
1.29
9.10
27.98
―
―
―
―
貸出金使途別残高
(単位:百万円)
区 分
設
運
合
備
転
資
資
金
金
計
貸出金残高
1,094,025
1,616,040
2,710,066
平成25年度
構成比
40.37%
59.63
100.00
貸出金残高
1,184,604
1,633,399
2,818,004
平成26年度
構成比
42.04%
57.96
100.00
貸出金の残存期間別残高
貸
種 類
出
金
う ち 変 動 金 利
う ち 固 定 金 利
(単位:百万円)
期間
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7
年
超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7
年
超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7
年
超
期間の定めのないもの
合
計
(注)残存期間1年以下の貸出金については、変動金利、固定金利の区別をしておりません。
55 THE HYAKUGO BANK, LTD.
平成25年度
771,317
537,244
437,826
225,670
684,951
53,055
2,710,066
平成26年度
760,924
565,140
471,651
223,960
742,091
54,236
2,818,004
257,142
232,210
117,203
284,163
45,028
278,077
280,924
109,942
351,165
45,606
280,101
205,616
108,467
400,788
8,026
287,063
190,726
114,017
390,926
8,629
消費者ローン残高
(単位:百万円)
平成26年度
1,634,489
1,785,998
総貸出に占める割合
60.31%
63.37%
区 分
住
種 類
有
価
証
平成25年度
15,474
債
権
40,436
38,958
商
品
―
―
ン
平成25年度
平成26年度
656,251
727,908
41,605
40,795
計
697,856
768,703
総貸出に占める比率
25.75%
27.27%
支払承諾見返の担保別内訳
平成26年度
13,021
ー
合
(単位:百万円)
券
ロ
そ の 他 の ロ ー ン
(注) 1. 本表の貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分を含んでおりません。
2.中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、飲食業、物品賃貸業
等は5千万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業、物品賃貸業等
は100人、小売業、飲食業は50人)以下の企業等であります。
貸出金の担保別内訳
宅
種 類
有
価
証
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
券
117
112
債
権
66
82
商
品
―
―
不
動
産
451,191
516,123
不
動
産
520
534
そ
の
他
―
1,201
そ
の
他
―
―
504,649
571,758
704
729
計
計
保
証
1,026,864
1,034,026
保
証
12,373
10,082
信
用
1,178,552
1,212,219
信
用
17,506
18,888
合
計
2,710,066
2,818,004
合
計
30,584
29,700
1店舗当たり及び従業員1人当たり貸出金残高
区 分
(単位:百万円)
平成25年度
国内店
海外店
貸出金等
平成25年度
中小企業等貸出金残高
(単位:百万円)
平成26年度
合 計
国内店
1店舗当たり貸出金
25,327
―
25,327
26,336
海外店
―
26,336
従業員1人当たり貸出金
1,143
―
1,143
1,170
―
1,170
合 計
(注) 1. 出張所を除いた店舗数により算出しております。
2. 従業員数は期中平均人員を使用しております。
特定海外債権残高 平成25年度末、平成26年度末とも該当ありません。
貸出金償却額
貸 出 金 償 却 額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
—
—
ディスクロージャー誌 2015 資料編
単体情報
中小企業等に対する貸出金残高
56
リスク管理債権
(単位:百万円)
項 目
平成25年度
破 綻 先 債 権 額
延
滞
債
権
平成26年度
2,055
2,443
額
60,603
55,606
3カ月以上延滞債権額
25
22
貸出条件緩和債権額
10,586
9,740
合 計
73,271
67,812
延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出
金であります。
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
による開示債権
(単位:百万円)
項 目
平成25年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危
要
険
管
債
理
債
小
正
常
債
合
平成26年度
9,708
11,540
権
53,716
47,343
権
10,611
9,763
計
74,037
68,647
権
2,680,561
2,794,610
計
2,754,598
2,863,257
破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由
により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利
息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収
利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令
第97号)第96条第1項第3号イからホまでに掲げる事由又は同項第4号
に規定する事由が生じている貸出金であります。
(注)債権のうち、外国為替、未収利息、及び仮払金につきましては、資産の自己査定基準に基づき、
債務者区分を行っているものを対象としております。
3カ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している
貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利
息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権
に該当しないものであります。
資産の査定
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平
成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該
社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一
部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引
法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によ
るものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払
金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記す
ることとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券
(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状
態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
(1)破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手
続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥ってい
る債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
(2)危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政
状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利
息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
(3)要管理債権
要管理債権とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権のうち、
上記(1)及び(2)に掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
(4)正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないも
のとして、上記(1)から(3)までに掲げる債権以外のものに区分
される債権をいう。
貸倒引当金明細表
(単位:百万円)
平成25年度
区 分
期首残高
一般貸倒引当金
当期増加額
平成26年度
当期減少額
目的使用
その他
期末残高
期首残高
当期増加額
当期減少額
目的使用
その他
期末残高
6,925
5,314
―
6,925
5,314
5,314
4,434
―
5,314
4,434
個別貸倒引当金 15,304
16,319
2,568
12,736
16,319
16,319
17,040
2,175
14,143
17,040
うち非居住者向け
債
権
分
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
特定海外債権引当勘定
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
計 22,229
21,633
2,568
19,661
21,633
21,633
21,474
2,175
19,458
21,474
合
(注)当期減少額のその他は主として洗替による取崩額です。
57 THE HYAKUGO BANK, LTD.
証券
(単位:百万円)
種 類
債
地
短
方
期
債
社
—
—
債
社
債
株
式
そ の 他 の 証 券
合
国際業務部門
計
649,902
(35.60%)
132,231
(7.24%)
20,258
(1.11%)
1,825,490
(100.00%)
―
―
―
―
223,680
(100.00%)
223,680
(100.00%)
平成26年度
合 計
749,638
(36.58%)
273,460
(13.35%)
国内業務部門
805,231
(42.86%)
277,268
(14.76%)
国際業務部門
—
—
—
649,902
(31.72%)
132,231
(6.45%)
243,938
(11.90%)
2,049,171
(100.00%)
561,235
(29.87%)
179,450
(9.55%)
55,506
(2.96%)
1,878,692
(100.00%)
―
―
―
―
265,131
(100.00%)
265,131
(100.00%)
合 計
805,231
(37.56%)
277,268
(12.93%)
貸出金等/証券
国
平成25年度
国内業務部門
749,638
(41.07%)
273,460
(14.98%)
—
561,235
(26.18%)
179,450
(8.37%)
320,637
(14.96%)
2,143,824
(100.00%)
(注)( )内は構成比であります。
有価証券平均残高
種 類
国
債
地
短
方
期
債
社
債
株
式
そ の 他 の 証 券
う ち 外 国 債 券
う ち 外 国 株 式
計
平成25年度
国際業務部門
—
—
債
社
合
(単位:百万円)
国内業務部門
712,768
(42.72%)
266,452
(15.97%)
624,781
(37.44%)
53,941
(3.23%)
10,695
(0.64%)
―
―
1,668,640
(100.00%)
―
―
―
―
208,618
(100.00%)
208,450
―
208,618
(100.00%)
平成26年度
合 計
712,768
(37.97%)
266,452
(14.20%)
国内業務部門
761,173
(43.79%)
285,713
(16.44%)
国際業務部門
—
—
—
624,781
(33.28%)
53,941
(2.87%)
219,314
(11.68%)
208,450
―
1,877,259
(100.00%)
606,853
(34.91%)
56,172
(3.23%)
28,339
(1.63%)
―
―
1,738,252
(100.00%)
―
―
―
―
227,142
(100.00%)
226,765
―
227,142
(100.00%)
合 計
761,173
(38.73%)
285,713
(14.54%)
—
606,853
(30.87%)
56,172
(2.86%)
255,481
(13.00%)
226,765
―
1,965,394
(100.00%)
(注) 1. ( )内は構成比であります。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しております。
公共債引受額
種 類
国
債
地 方 債 ・ 政 保 債
合
計
(単位:百万円)
平成25年度
―
84,313
84,313
平成26年度
―
55,113
55,113
国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売 (単位:百万円)
種 類
国
地 方 債 ・ 政 保
合
証 券 投 資 信
債
債
計
託
平成25年度
8,993
2,000
10,993
29,875
商品有価証券売買高
商
商
商
そ
合
種 類
品
国
品
地
方
品
政
府
保
証
の 他 の 商 品 有 価 証
平成26年度
4,744
1,122
5,867
36,647
(単位:百万円)
債
債
債
券
計
平成25年度
20,630
23
―
―
20,653
平成26年度
5,874
58
―
―
5,932
ディスクロージャー誌 2015 資料編
単体情報
有価証券残高
58
商品有価証券平均残高
商
商
商
そ
合
(単位:百万円)
種 類
品
国
品
地
方
品
政
府
保
証
の 他 の 商 品 有 価 証
債
債
債
券
計
平成25年度
69
0
―
―
70
平成26年度
31
10
―
―
42
有価証券の残存期間別残高
国
種 類
地
短
方
期
債
債
社
債
社
債
株
式
そ の 他 の 証 券
う ち 外 国 債 券
う ち 外 国 株 式
59 THE HYAKUGO BANK, LTD.
期 間
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
(単位:百万円)
平成25年度
46,254
43,887
122,774
335,646
190,622
10,452
―
749,638
46,026
75,878
81,436
35,629
34,489
―
―
273,460
―
―
―
―
―
―
―
―
123,774
210,702
204,594
90,950
19,879
―
―
649,902
平成26年度
30,259
39,765
160,099
424,718
118,375
32,013
―
805,231
41,021
76,003
85,370
47,525
27,348
―
―
277,268
―
―
―
―
―
―
―
―
125,491
155,706
213,283
51,204
15,549
―
―
561,235
132,231
132,231
40,652
103,631
69,671
7,192
4,142
102
18,544
243,938
40,467
102,371
69,671
6,767
3,937
101
0
223,317
179,450
179,450
50,528
74,570
48,383
7,373
90,267
23
49,489
320,636
50,305
74,357
45,674
6,783
87,551
―
85
264,758
―
―
―
―
為替
(単位:百万米ドル)
区 分
仕
向
為
替
平成26年度
渡
為
替
904
1,149
買
入
為
替
131
585
支
払
為
替
279
311
取
立
為
替
51
51
計
1,366
2,098
合
内国為替取扱高
(単位:千口、百万円)
区 分
口 数
平成25年度
金 額
平成26年度
口 数
金 額
送
金
為
替
各地へ向けた分
17,906
14,492,470
18,601
14,203,519
各地より受けた分
20,286
14,192,578
20,830
14,060,822
代
金
取
立
各地へ向けた分
569
1,421,222
535
1,166,885
各地より受けた分
390
885,130
359
828,303
資本金・株式
資本金
資
(単位:百万円)
本
昭和54年2月
昭和57年4月
昭和58年11月
昭和61年10月
平成2年3月
7,776
10,000
10,500
13,700
20,000
金
所有者別株式状況
区 分
株
主
(平成27年3月31日現在)
株式の状況(1単元の株式数1,000株)
政府及び
地方公共団体
数
金融機関
— 単元
割
— %
合
その他の法人
外国法人等
個人以外 個人
個人その他
単元未満
株式の状況
計
66
23
668
194
―
7,813
8,764
90,258
2,104
53,266
34,759
―
72,654
253,041
35.67
0.83
21.05
13.74
―
28.71
100.00
— 人
所有株式数
金融商品
取引業者
1,078,000株
(注)自己株式419,302株は「個人その他」に419単元、
「単元未満株式の状況」に302株含まれております。
大株主
(平成27年3月31日現在)
氏名又は名称
所有株式数(千株)
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
株 式 会 社 三 菱 東 京 U F J 銀 行
10,128
3.98
明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社
10,093
3.97
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社
8,396
3.30
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
7,931
3.12
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
6,816
2.68
百 五 銀 行 従 業 員 持 株 会
5,895
2.31
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
4,368
1.71
CBNY DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク銀行株式会社)
4,297
1.69
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(トヨタ自動車口)
3,986
1.56
清
3,930
1.54
65,842
25.91
水
建
設
株
計
式
会
社
(注)前事業年度末に大株主であった日本興亜損害保険株式会社は、平成26年9月1日に株式会社損害保険ジャパンと合併し、商号を損害保険ジャパン日本興亜株式会社に変更しております。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
60
証券/為替/資本金・株式
被 仕 向 為 替
平成25年度
売
単体情報
外国為替取扱高
従業員等
従業員数
嘱託、臨時雇員及び海外の現地採用者数 (単位:人)
(単位:人)
区 分
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
男 性
1,506
1,514
51
52
女 性
952
972
合 計
2,458
2,486
従業員平均年齢、平均勤続年数及び平均給与月額
区 分
男女別
男 性
事 務 員
庶務行員等
平成25年度
平均年齢
平均勤続年数
41歳6月
17年5月
平成26年度
平均給与月額
平均年齢
平均勤続年数
501千円
41歳8月
17年6月
平均給与月額
497千円
女 性
37.7
13.11
256
37.10
13.9
254
合 計
40.0
16.1
406
40.1
16.0
401
男 性
52.2
9.7
263
52.2
9.1
263
女 性
―
―
―
合 計
52.2
9.7
263
52.2
9.1
263
40.1
16.0
404
40.3
15.1
399
合 計
―
(注)平均給与月額は、3月の時間外手当を含む平均給与月額であり、賞与を除くものであります。
61 THE HYAKUGO BANK, LTD.
―
―
自己資本の充実の状況等(平成25年度)(平成26年度)
自己資本の構成と単体自己資本比率
コア資本に係る基礎項目(1)
普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る株主資本の額
うち、資本金及び資本剰余金の額
うち、利益剰余金の額
うち、自己株式の額(△)
うち、社外流出予定額(△)
うち、上記以外に該当するものの額
普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る新株予約権の額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
適格旧非累積的永久優先株の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
経過措置による
不算入額
経過措置による
不算入額
205,463
27,557
179,071
151
1,014
―
73
5,314
5,314
―
―
15,000
216,564
27,557
190,175
153
1,014
―
94
4,434
4,434
―
―
13,500
―
―
3,171
2,850
コア資本に係る基礎項目の額
(イ) 229,022
コア資本に係る調整項目(2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額
―
うち、のれんに係るものの額
―
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
―
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
―
適格引当金不足額
―
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
―
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
―
前払年金費用の額
―
自己保有普通株式等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額
―
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
―
少数出資金融機関等の対象普通株式等の額
―
特定項目に係る十パーセント基準超過額
―
うち、その他金融機関等の対象普通株式等に該当するものに関連するものの額
―
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
―
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
―
特定項目に係る十五パーセント基準超過額
―
うち、その他金融機関等の対象普通株式等に該当するものに関連するものの額
―
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
―
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
―
コア資本に係る調整項目の額
(ロ)
―
自己資本
自己資本の額((イ)-(ロ))
(ハ) 229,022
リスク・アセット等(3)
信用リスク・アセットの額の合計額
2,047,933
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
△33,431
うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
1,835
うち、繰延税金資産
―
うち、前払年金費用
13,208
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
△47,857
うち、上記以外に該当するものの額
△618
マーケット・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額
―
237,444
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセントに相当する額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
1,835
―
1,835
―
―
―
―
13,208
1
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
自己資本の充実の状況等
項 目
従業員等
自己資本の構成に関する開示事項(第10条第2項)
単体情報
以下の開示項目は、銀行法施行規則第19条の2第1項第5号ニ等の規定に基づき作成しています。
なお、各項目に付記した第○条第○項第○号等は、平成26年金融庁告示第7号に基づいており、当行が該当する項目のみを記載してい
ます。
347
―
347
―
―
―
―
3,329
0
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
3,677
1,389
―
1,389
―
―
―
―
13,318
3
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
233,767
2,171,097
7,347
1,389
―
13,318
△7,461
101
―
ディスクロージャー誌 2015 資料編
62
平成25年度
項 目
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額
103,719
信用リスク・アセット調整額
―
オペレーショナル・リスク相当額調整額
―
リスク・アセット等の額の合計額
(ニ) 2,151,652
自己資本比率
自己資本比率((ハ)/(ニ))
10.64%
経過措置による
不算入額
平成26年度
102,459
―
―
2,273,557
経過措置による
不算入額
10.28%
自己資本の構成に関する事項(第2条第3項第1号)、自己資本の充実度に関する事項(第2条第3項第2号)
自己資本の構成と単体自己資本比率
単体自己資本比率(国内基準)
(単位:百万円)
項 目
基
本
的
(Tier 1)
項
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式申込証拠金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
その他
自己株式(△)
自己株式申込証拠金
社外流出予定額(△)
その他有価証券の評価差損(△)
新株予約権
営業権相当額(△)
のれん相当額(△)
企業結合により計上される無形固定資産相当額(△)
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△)
繰延税金資産の控除前の〔基本的項目〕計(上記各項目の合計額)
繰延税金資産の控除金額(△)
計
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券(注1)
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
補
完
的
項
目
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
(Tier 2)
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注2)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注3)
計
うち自己資本への算入額
控
除
項
目
控除項目(注4)
自
己
資
本
額
(A)+(B)-(C)
リスク・アセット等
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
信用リスク・アセットの額
オペレーショナル・リスク相当額に係る額((G)/8%)
(参考)オペレーショナル・リスク相当額
計(E)+(F)
単体自己資本比率(国内基準)= D/H×100
(参考)Tier 1 比率= A/H×100
単体総所要自己資本額=H×4%
平成24年度
目
(A)
(B)
(C)
(D)
(E)
(F)
(G)
(H)
20,000
―
―
7,557
―
17,377
152,648
―
134
―
1,014
―
55
―
―
―
―
―
―
196,490
―
―
3,341
6,925
25,000
―
25,000
35,266
35,266
0
231,757
1,820,066
57,626
1,877,692
103,623
8,289
1,981,316
11.69%
9.91%
79,252
(注) 1.告示第40条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付す等償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む。)であります。
2.告示第41条第1項第3号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものであります。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
3.告示第41条第1項第4号及び第5号に掲げるものであります。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られております。
4.告示第43条第1項第1号から第5号に掲げるものであり、他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額が含まれております。
63 THE HYAKUGO BANK, LTD.
自己資本の充実の状況等(平成25年度)
自己資本調達手段(その全部又は一部が、告示第37条
の算式におけるコア資本に係る基礎項目の額に含まれ
る資本調達手段をいう。)の概要(第10条第3項第1号)
自己資本調達手段
発行主体
株式会社百五銀行
資本調達手段の種類
普通株式
コア資本に係る基礎項目
の額に算入された額
27,406百万円
発行主体
株式会社百五銀行
資本調達手段の種類
期限付劣後債務(劣後特約付社債)
コア資本に係る基礎項目
の額に算入された額
15,000百万円
利率
当初5年間
年1.33%
5年経過以降6ヶ 月 ユ ー ロ 円
LIBOR+2.23%
償還期限の有無
有
その日付
平成33年6月7日
ステップアップ金利等に
係る特約
ステップアップ金利特約付
期間10年(期日一括返済・償還)
但し、5年経過以降に、金融庁の
承認を条件に期限前返済・償還が
可能
銀行の自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(第10条第3項第2号)
当行では、統合リスク管理を基本に、複数の視点から自己資本
充実度を評価し、懸念がないことを確認しています。
当行では、統合リスク管理の枠組みのもとで、信用リスク、市
場リスク、オペレーショナル・リスクを計量化するとともに、各
リスクにリスク限度枠及びアラームポイントを設定し、経営体力
に見合った適正な水準にリスクをコントロールしています。平成
26年3月末において、当行の自己資本には十分なバッファー(自
己資本からリスク量の合計額相当を減算した残額)が確保されて
おり、万一リスク量の合計額相当の損失が発生しても、国内基準
行の最低所要自己資本比率4%を十分確保できると試算していま
す。
また、統合的リスク管理の観点から、流動性リスク・風評リス
クの影響、今後の事業拡大の影響、ストレステストの結果を、統
合リスク管理におけるリスク量に加味して自己資本充実度を評価
しています。統合リスク管理及び統合的リスク管理の視点での自
己資本充実度の評価は、国内基準行の規制自己資本であるコア資
本に基づいて実施しています。
このほか、自己資本比率、早期警戒制度の枠組みにおける「銀
行勘定の金利リスク」量及び「信用集中リスク」量を基準として、
規制資本の視点から自己資本充実度を評価しています。
なお、統合リスク管理における信用リスク、市場リスク及びオ
ペレーショナル・リスクの計測手法は、各リスクに関する「リス
ク管理の方針及び手続の概要」又は「リスクの算定手法の概要」
に記載しています。自己資本比率は「自己資本の構成に関する事
項」に記載しています。
信用リスクに関する事項(第10条第3項第3号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
(リスク管理の方針等)
当行では、信用リスク管理に関する基本的な方針として「信用
リスク管理方針」及び「百五銀行クレジットポリシー」を制定し、
資産の健全性を維持し、信用リスク量を適正な水準にコントロー
ルするとともに、リスクに見合った収益を確保するため、信用リ
スク管理体制を整備しています。
与信先又は与信案件の信用リスクを統一的な尺度により評価す
る「信用格付制度」、及び保有するすべての資産を個別に検討し
回収の危険性又は価値の毀損の危険性の度合を区分する「自己査
定制度」を通じて、信用リスクを適切に評価・管理する枠組みを
構築しています。
与信ポートフォリオ管理の観点から、特定の企業や企業グルー
プに与信が集中しないように管理するとともに、業種別・地域
別・信用格付別・与信額別等の分布状況を把握し、与信の分散に
努めています。
また、当行では、デフォルト確率等に基づき統計的な手法によ
り信用リスクを計測する「信用リスク計量化」に取り組んでいま
す。計測した信用リスク量については、統合リスク管理の枠組み
において限度枠管理を行うとともに、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における信用リスクの計測手法の概要は次のとおりです。
① 保有期間:1年
② 信頼区間:99%
③ デフォルト確率:当行実績値等に基づくデフォルト確率
④ デフォルト相関:帝国データバンクの統計値から推計
⑤ デフォルト時損失率:保全状況に応じて設定
⑥ 計測方法:モンテカルロ・シミュレーション法等
(貸倒引当金の計上基準)
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次
のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権につい
ては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額を計上しています。また、現在は経
営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認
められる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分
可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額の
うち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上
しています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署
が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定
結果を監査しています。
(信用リスク・アセット額の計測手法)
信用リスク・アセット額の算出には、「標準的手法」を使用し
ています。
ロ 標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項
(1)リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
(2) エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使
用する適格格付機関等の名称
リスク・ウェイトの判定においては、内部管理との整合性を考
慮し、エクスポージャーの種類ごとに、次の適格格付機関を採用
しています。
a. 中 央政府及び中央銀行向けエクスポージャー、中央政府の格
付によりリスク・ウェイトを判定するエクスポージャー(我が
国の地方公共団体向けエクスポージャー、外国の中央政府等以
外の公共部門向けエクスポージャー、地方公共団体金融機構向
けエクスポージャー、我が国の政府関係機関向けエクスポージ
ャー、地方三公社向けエクスポージャー、金融機関向けエクス
ポージャー、第一種金融商品取引業者向けエクスポージャー)、
国際開発銀行向けエクスポージャー
①株式会社格付投資情報センター(R&I)
②株式会社日本格付研究所(JCR)
ディスクロージャー誌 2015 資料編
64
自己資本の充実の状況等
(単体自己資本比率を算出する銀行における事業年度の開示項目)
③ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’s)
④スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サー
ビシズ(S&P)
b. 法人等向けエクスポージャー
(ア) 国内の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
(イ) 海外の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ム ーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody’s)
④ ス タンダード・アンド・プアーズ・レーティング・
サービシズ(S&P)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
手続の概要(第10条第3項第4号)
(リスク管理の方針等)
信用リスク削減手法とは、当行が抱える信用リスクを軽減する
ための措置であり、担保、保証、貸出金と自行預金の相殺等が該
当します。当行では、主に、自行預金、有価証券、手形、不動産
等の担保や、信用保証協会、地方公共団体、優良な保証会社等の
保証を取得することにより、信用リスクの軽減を図っています。
当行では、「担保・保証管理規則」及び「不動産担保評価規則」
を制定し、担保価値を認識する適格担保の要件、保証効果を認識
する適格保証の要件、担保・保証の取扱基準、担保掛目、不動産
担保の評価方法を定め、担保・保証の適切な取得、評価、管理に
努めています。
なお、信用リスク・アセット額の算出における信用リスク削減
手法としては、適格金融資産担保、適格保証、貸出金と自行預金
の相殺の効果を勘案しています。また、適格金融資産担保の勘案
方法は、「包括的手法」を使用しています。
(担保の評価方法)
当行の内部管理における担保の評価方法は次のとおりです。
① 金融資産担保のうち預金等・・・預金額により評価する
② 金融資産担保のうち手形を除く有価証券…時価により評価する
③ 債権担保(手形及び電子記録債権)…額面により評価する
④ 債権担保(売掛金)…売掛金額により評価する
⑤ 土地…公示価格等の公的価格を基準として評価する
⑥ 建物…間接原価法により得られる再調達価格により評価する
⑦ 在庫品…市場価格により評価する
⑧ 機械設備…償却残存額または市場価格により評価する
⑨ 船舶…償却残存額により評価する
(金融資産担保)
金融資産担保のうち有価証券(債券、上場株式)については、
定期的に時価評価を行い、担保価格が不足する場合又は不足する
おそれがある場合には、必要に応じて増担保もしくは内入金を徴
する等適切な処置を取っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、自行預金、
債券(一定の条件を満たすもの)、上場株式を適格金融資産担保
として取り扱っています。
(不動産担保)
不動産担保については、年一回以上の頻度で不動産の担保価値
を評価するとともに、担保物件の所有権の移転又は賃借権、質
権、抵当権等の設定や不動産の現形の変更等に注意し、債権の保
全に影響を及ぼす場合には必要に応じて適切な処置を取っていま
す。
65 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(保証)
保証人の信用度の評価については、毎年決算書等を徴求のう
え、当行所定の格付基準に基づき格付・自己査定を行っており、
相応の信用力を有していることを確認しています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、中央政府、
地方公共団体、地方公共団体金融機構、政府関係機関、金融機
関、第一種金融商品取引業者、事業法人(外部格付が一定以上の
先)による保証を適格保証として取り扱っています。
(貸出金と自行預金の相殺)
貸出金と自行預金の相殺については、定期預金の適切な期日管
理を行うとともに、コンピュータシステムにより貸出金及び預金
の残高を随時把握することにより管理しています。また、回収の
実務においては、経済合理性の面から検討を行い適当と判断され
た場合に、所定の手続により貸出金と自行預金の相殺による回収
を図っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、貸出金(商
業手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越)と担保登録のない定期
預金を相殺の対象としています。
(信用集中リスク)
有価証券担保のうち債券担保については、ほとんどが国債担保
です。また、上場株式担保についても、与信全体に占める有価証
券担保貸出の割合が小さく、信用リスク削減手法におけるリスク
の集中は特に認められません。
保証については、一保証会社から当行が受ける保証の総額の限
度を定め管理しています。
(派生商品取引等)
派生商品取引及びレポ取引については、信用リスク削減の観点
から必要に応じて相対ネッティング契約を締結しています。派生
商品取引のなかで対象となる取引の範囲は、金利スワップ、通貨
スワップ等です。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、相対ネッテ
ィング契約の効果を勘案していません。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス
クに関するリスク管理の方針及び手続の概要
(第10条第3項第5号)
(リスク管理の方針等)
当行では、派生商品取引を主として自己のALMポジションの
ヘッジ手段として利用するほか、顧客の財務ニーズに応えるた
め、顧客との取引を行っています。
当行の派生商品取引にかかる取引相手の信用リスクに関して
は、オンバランス取引と合算し、オン・オフ一体で管理していま
す。なお、派生商品取引の信用リスク算出に当たっては、カレン
ト・エクスポージャー方式を使用しています。
また、有価証券等の決済に関しては、原則として約定日から3
営業日目を受渡日とし、長期決済期間取引にかかる信用リスクが
発生しない業務運営を行っています。例外的にファンド(投資信
託等)の解約時等に5営業日を超える場合がありますが、取引相
手はクレジットライン先等の信用力の高い先に限られています。
(与信限度枠等)
金融機関向けの与信方針については、「クレジットライン規則」
にて定めています。内部格付等に基づいて定められたクレジット
ライン額を与信額の上限としています。クレジットラインは毎年
3月末に更改するとともに、内部格付が低下した場合等には、そ
の都度変更を行います。
顧客向けの与信については、通常の貸出と同様の与信審査を行
っています。
(CSA契約等)
一部の相手先とは、ISDA CREDIT SUPPORT ANNEX(CSA
契約)を締結しています。当行の信用力悪化等により格付が低下
した場合、CSA契約における無担保与信枠が減額されるという影
響があります。なお、派生商品取引に係る保全や引当の算定は
行っていません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第10条第3項第6号)
イ リスク管理の方針及びリスク特性の概要
当行は、投資家として証券化取引に対する投融資を行っていま
す。また、当行の非連結子会社である有限会社フロンティア・ア
セット・コーポレーションが顧客の手形債権等を購入する金銭債
権流動化プログラムにおいて、スポンサー及び投資家として関与
していますが、スポンサーとしてのエクスポージャーは保有して
いません。なお、当行は、オリジネーターとして保有資産の証券
化に関与しておらず、また、関与する予定はありません。
当行が保有する証券化取引は、シニアの証券化取引であり、信
用リスクや金利リスク等のリスクを有しています。これは、貸出
金や有価証券等の取引により発生するものと基本的に変わるもの
ではありません。また、証券化取引は、一般の債券に比べ流動性
に劣り、マーケットの状況が悪化した際は、適正な価格で売却す
ることが困難になるという流動性リスクを有しています。
当行の証券化取引に対する投資は、半期毎に作成する「資金運
用方針及び計数計画」に定める運用方針に則り行っています。信
用リスクの管理については、外部格付、裏付資産の状況、トリ
ガー条件の抵触状況等を調査し、モニタリングを行っています。
証券化取引に対する融資は、一般貸出と同様の決裁権限による
与信審査を行っています。与信審査にあたっては、外部格付、オ
リジネーター、信用補完状況、優先劣後構造、アレンジャーや
サービサーの信用リスク等を考慮しています。また、与信取組後
は、当行所定の格付基準に基づき、格付・自己査定を行い管理し
ています。
なお、再証券化取引に対する投融資については、裏付資産とな
る一次証券化取引の裏付資産の状況等も十分に分析した上で、一
般の証券化取引と同様のモニタリングを行っています。
また、証券化取引の信用リスクについては、通常の与信と同様
に「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リスク量を計測
し、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告していま
す。
ロ 証券化取引における格付の利用に関する基準に規定する体制
の整備及びその運用状況の概要
当行では、証券化エクスポージャーの包括的なリスク特性等を
継続的に把握するための手続や体制を整備し、適切なモニタリン
グを実施しています。
具体的には、案件の仕組上のリスク特性や裏付資産のリスク特
性を十分に把握した上で、モニタリングすべきリスク指標を案件
ごとに設定し、定期的にモニタリングを行っています。なお、再
証券化取引については、裏付資産となる一次証券化取引の裏付資
産のリスク特性も勘案した上でリスク指標を設定しています。
モニタリングの結果、信用リスク悪化の兆候が見られた場合
は、信用格付の見直し及び今後の対応方針の検討を行う等、適切
に対応しています。
ハ 信用リスク削減手法として証券化取引を用いる場合の方針
当行では、信用リスク削減手法として証券化取引を用いておら
ず、また、用いる予定はありません。
ニ 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの
額の算出に使用する方式の名称
証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額の算出に
は、「標準的手法」を使用しています。
原則として、適格格付機関の付与する外部格付に基づき信用リ
スク・アセット額を算出していますが、一部の無格付の証券化エ
クスポージャーについては、平成18年金融庁告示第19号第249
条第7項を適用しています。
ホ 証券化エクスポージャーのマーケット・リスク相当額の算出
に使用する方式の名称
当行は、平成18年金融庁告示第19号第39条のマーケット・リ
スク相当額不算入の特例を適用しており、マーケット・リスク相
当額を算出していません。
ヘ 銀行が証券化目的導管体を用いて第三者の資産に係る証券化
取引を行った場合には、当該証券化目的導管体の種類及び当
該銀行が当該証券化取引に係る証券化エクスポージャーを保
有しているかどうかの別
当行では、当行の非連結子会社である有限会社フロンティア・
アセット・コーポレーションを用いて顧客の手形債権等を購入す
る証券化取引を行っています。当該証券化エクスポージャーにつ
いて、当行は優先部分かつオンバランスのエクスポージャーを保
有しています。
なお、有限会社フロンティア・アセット・コーポレーションは
顧客の金銭債権を購入する金銭債権流動化プログラムを行うため
に設立された特別目的会社(SPC)です。
ト 銀行の子法人等及び関連法人等のうち、当該銀行が行った証
券化取引に係る証券化エクスポージャーを保有しているもの
の名称
該当ありません。
チ 証券化取引に関する会計方針
オリジネーターとしての証券化取引は該当ありません。また、
証券化エクスポージャーへの投資については、有価証券及び貸出
金の会計方針に従って処理しています。
リ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判
定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定において
は、内部管理との整合性を考慮し、次の適格格付機関を採用して
います。
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’s)
④ ス タンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービ
シズ(S&P)
オペレーショナル・リスクに関する事項(第10条第3項第8号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行では、適切なオペレーショナル・リスク管理により健全な
業務運営を行い、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評
価し、組織横断的にリスクを削減するための方策を企画・実施す
ることを、オペレーショナル・リスク管理の基本方針としていま
す。
当行では、オペレーショナル・リスクを、①事務リスク、②シ
ステムリスク、③情報資産リスク、④倫理・法務リスク、⑤人的
リスク、⑥有形資産リスク、⑦その他のオペレーショナル・リス
ク、⑧風評リスクの8つに区分し、それぞれのリスクを各リスク
主管部署が専門的な立場から管理するとともに、オペレーショナ
ディスクロージャー誌 2015 資料編
66
自己資本の充実の状況等
また、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、派生商品取引
を含めた信用リスク量を計測し、限度枠管理を行っています。
ル・リスク統括部署が全体を一元的に把握・管理することによ
り、相互に牽制が働く体制としています。また、リスクの発生状
況や対応策等については、原則月次で開催するオペレーショナ
ル・リスク管理委員会において組織横断的に協議し、対応方針等
を含め、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告してい
ます。
このような方針・体制のもと、当行では、定性的な管理と定量
的な管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。また、顕在
リスクへの対応だけでなく、潜在リスクへの予防的なリスク削減
活動にも努めています。
具体的には、リスクシナリオの作成(将来発生する可能性のあ
る潜在リスク事象を予見すること)を含めたCSA(コントロール
の自己評価)を実施し、オペレーショナル・リスクを包括的に把
握・評価・計測・分析し、リスク削減策を講じています。そのう
えでリスク削減策実施後の効果検証を定量的に行うことにより、
着実にリスクを極小化する仕組みとしています。
なお、オペレーショナル・リスクの計量化にあたり、内部管理
においては統合リスク管理の枠組みのもと、先進的計測手法に準
じた計量モデルで計測したVaRによりオペレーショナル・リスク
を管理しています。また、この計量モデルで業務やリスク事象等
の詳細な単位でリスク量を計測することで、実態リスク量の削減
活動に取り組んでいます。
ロ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出
にあたっては、平成18年金融庁告示第19号「銀行法第14条の2
の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の
充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」に定め
る「粗利益配分手法」を採用しています。
銀行勘定における出資等に関するリスク管理の方針
及び手続の概要(第10条第3項第9号)
(リスク管理の方針等)
当行では、リスク・コントロールを行いながら収益を獲得する
ことを目的として、債券、株式、外部委託等、リスク分散効果を
活かしたポートフォリオを構築しています。
当行の株式等に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用方
針及び計数計画」に定める運用方針に則り行っており、「市場取
引規定」において株式投資の限度額を定めています。
また、株式等の価格変動リスク(株価リスク)の管理につい
ては、統一的なリスク指標であるVaRにより計量化を行うととも
に、統合リスク管理の枠組みにおいて株価リスクの限度枠及びア
ラームポイントを設定・管理し、経営陣によるリスク管理委員会
等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における株価リスク(VaR)の計測手法の概要は次のとお
りです。
① 保有期間:純投資株式は3ヵ月、政策投資株式は6ヵ月
② 信頼区間:99%
③ 観測期間:3年
④ 計測方法:ヒストリカル・シミュレーション法
政策投資株式のVaRは、VaR相当の損失発生時にポートフォリ
オにおいて生じる評価損額をもってリスク量としています。
なお、投資事業組合等一部の有価証券については、保有簿価金
額の一定割合をリスク量として認識しています。また、非上場株
式については、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リ
スク量を計測しています。
67 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(株式等の評価方法)
株式等の評価については、子会社株式については移動平均法に
よる原価法、その他有価証券については原則として決算日の市場
価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算
定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるもの
については移動平均法による原価法により行っています。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入
法により処理しています。
銀行勘定における金利リスクに関する事項
(第10条第3項第10号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切
性を堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の基
本方針としており、ALMの一環として、株価リスク等他の市場リ
スクとともに、銀行勘定における金利リスクを把握・管理してい
ます。
当行では、金利リスクの計量はVaR及び50BPV等のリスク指
標により行っています。そのうえで、円建及び外貨建の資産・負
債等のVaRについて、統合リスク管理の枠組みにおいて、株価リ
スク等他の市場リスク、信用リスク及びオペレーショナル・リス
クとともにリスク量に限度枠を設定・管理することにより、リス
クを経営体力に照らして適切な水準にコントロールしています。
また、VaRによる管理の適切性を確保するため、計量モデルの
妥当性を検証するためのバックテスト、想定を超える市場変動に
よる影響を評価するためのストレステストを他の市場リスクとと
もに定期的に実施しているほか、VaRを補完するため、50BPV
等のリスク指標を併せてモニタリングしています。保有債券等に
かかる金利リスク量については、他の市場取引にかかるリスク量
とともに日次で把握・管理し、預貸金等を含めた円金利リスク量
については、月次で把握・管理しています。
計量された金利リスクは、原則月次で開催する経営陣によるリ
スク管理委員会等に報告しています。委員会は、金利リスクを含
めた各種リスクの状況をモニタリングするとともに、その管理・
運営における重要事項を審議しています。
ロ 銀行が内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算
定手法の概要
銀行勘定の金利リスクは、当行の預貸金等及び円貨・外貨保有
債券等を計量の対象とし、保有期間3ヵ月、観測期間3年、信頼
区間99%でヒストリカル・シミュレーション法により計測され
るVaR(この場合、過去3年間の市場変動に基づき推計した、向
後3ヵ月内に99%の確率の範囲内でポートフォリオに生じ得る経
済価値減少額)をリスク量として、保有債券等(円貨建・外貨建
の各々)については日次で、預貸金等を含めた円金利リスクにつ
いては月次で算定しています。
なお、いわゆるコア預金については、円貨流動性預金(当座預
金、決済用を含む普通預金、貯蓄預金、通知預金、別段預金、納
税準備預金)のうち、預金者が個人または法人であるものを対象
として、過去の残高推移から残高変動率等を統計的に求め、将来
の残高減少を推計することで各期日に配分を行い、金利リスクの
算定に活用しています。ただし、コア預金残高の期日配分等の推
計により、金利リスク量が大きく変動することから、バックテス
ト等による検証を定期的に行っております。
また、保有債券等にかかる期限前償還リスク等については、仕
組債のオプション性リスクについて、金利変化に対する感応度に
基づき金利リスクを算定しています。預貸金等にかかる期限前解
約リスクについては原則として考慮せず、契約上の満期を基礎と
して金利リスクを算定しています。
自己資本の充実の状況等(平成26年度)
自己資本調達手段(その全部又は一部が、告示第37条
の算式におけるコア資本に係る基礎項目の額に含まれ
る資本調達手段をいう。)の概要(第10条第3項第1号)
自己資本調達手段
発行主体
株式会社百五銀行
資本調達手段の種類
普通株式
コア資本に係る基礎項目
の額に算入された額
27,404百万円
発行主体
株式会社百五銀行
資本調達手段の種類
期限付劣後債務(劣後特約付社債)
コア資本に係る基礎項目
の額に算入された額
13,500百万円
利率
当初5年間
年1.33%
5年経過以降6ヶ 月 ユ ー ロ 円
LIBOR+2.23%
償還期限の有無
有
その日付
平成33年6月7日
ステップアップ金利等に
係る特約
ステップアップ金利特約付
期間10年(期日一括返済・償還)
但し、5年経過以降に、金融庁の
承認を条件に期限前返済・償還が
可能
銀行の自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(第10条第3項第2号)
当行では、統合リスク管理を基本に、複数の視点から自己資本
充実度を評価し、懸念がないことを確認しています。
当行では、統合リスク管理の枠組みのもとで、信用リスク、市
場リスク、オペレーショナル・リスクを計量化するとともに、各
リスクにリスク限度枠及びアラームポイントを設定し、経営体力
に見合った適正な水準にリスクをコントロールしています。平成
27年3月末において、当行の自己資本には十分なバッファー(自
己資本からリスク量の合計額相当を減算した残額)が確保されて
おり、万一リスク量の合計額相当の損失が発生しても、国内基準
行の最低所要自己資本比率4%を十分確保できると試算していま
す。
また、統合的リスク管理の観点から、流動性リスク・風評リス
クの影響、今後の事業拡大の影響、ストレステストの結果を、統
合リスク管理におけるリスク量に加味して自己資本充実度を評価
しています。統合リスク管理及び統合的リスク管理の視点での自
己資本充実度の評価は、国内基準行の規制自己資本であるコア資
本に基づいて実施しています。
このほか、自己資本比率、早期警戒制度の枠組みにおける「銀
行勘定の金利リスク」量及び「信用集中リスク」量を基準として、
規制資本の視点から自己資本充実度を評価しています。
なお、統合リスク管理における信用リスク、市場リスク及びオ
ペレーショナル・リスクの計測手法は、各リスクに関する「リス
ク管理の方針及び手続の概要」又は「リスクの算定手法の概要」
に記載しています。自己資本比率は「自己資本の構成に関する事
項」に記載しています。
信用リスクに関する事項(第10条第3項第3号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
(リスク管理の方針等)
当行では、信用リスク管理に関する基本的な方針として「信用
リスク管理方針」及び「百五銀行クレジットポリシー」を制定し、
資産の健全性を維持し、信用リスク量を適正な水準にコントロー
ルするとともに、リスクに見合った収益を確保するため、信用リ
スク管理体制を整備しています。
与信先又は与信案件の信用リスクを統一的な尺度により評価す
る「信用格付制度」、及び保有するすべての資産を個別に検討し
回収の危険性又は価値の毀損の危険性の度合を区分する「自己査
定制度」を通じて、信用リスクを適切に評価・管理する枠組みを
構築しています。
与信ポートフォリオ管理の観点から、特定の企業や企業グルー
プに与信が集中しないように管理するとともに、業種別・地域
別・信用格付別・与信額別などの分布状況を把握し、与信の分散
に努めています。
また、当行では、デフォルト確率等に基づき統計的な手法によ
り信用リスクを計測する「信用リスク計量化」に取り組んでいま
す。計測した信用リスク量については、統合リスク管理の枠組み
において限度枠管理を行うとともに、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における信用リスクの計測手法の概要は次のとおりです。
① 保有期間:1年
② 信頼区間:99%
③ デフォルト確率:当行実績値等に基づくデフォルト確率
④ デフォルト相関:帝国データバンクの統計値から推計
⑤ デフォルト時損失率:保全状況に応じて設定
⑥ 計測方法:モンテカルロ・シミュレーション法等
(貸倒引当金の計上基準)
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次
のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権につい
ては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額を計上しています。また、現在は経
営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認
められる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分
可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額の
うち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上
しています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署
が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定
結果を監査しています。
(信用リスク・アセット額の計測手法)
信用リスク・アセット額の算出には、「標準的手法」を使用し
ています。
ロ 標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項
(1)リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
(2) エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使
用する適格格付機関等の名称
リスク・ウェイトの判定においては、内部管理との整合性を考
慮し、エクスポージャーの種類ごとに、次の適格格付機関を採用
しています。
a. 中央政府及び中央銀行向けエクスポージャー、中央政府の格付
によりリスク・ウェイトを判定するエクスポージャー(我が
国の地方公共団体向けエクスポージャー、外国の中央政府等以
外の公共部門向けエクスポージャー、地方公共団体金融機構向
けエクスポージャー、我が国の政府関係機関向けエクスポージ
ャー、地方三公社向けエクスポージャー、金融機関向けエクス
ポージャー、第一種金融商品取引業者向けエクスポージャー)、
国際開発銀行向けエクスポージャー
①株式会社格付投資情報センター(R&I)
②株式会社日本格付研究所(JCR)
ディスクロージャー誌 2015 資料編
68
自己資本の充実の状況等
(単体自己資本比率を算出する銀行における事業年度の開示項目)
③ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サー
ビシズ(S&P)
b. 法人等向けエクスポージャー
(ア) 国内の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
(イ) 海外の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ム ーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody’
s)
④ ス タンダード・アンド・プアーズ・レーティング・
サービシズ(S&P)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
手続の概要(第10条第3項第4号)
(リスク管理の方針等)
信用リスク削減手法とは、当行が抱える信用リスクを軽減する
ための措置であり、担保、保証、貸出金と自行預金の相殺などが
該当します。当行では、主に、自行預金、有価証券、手形、不動
産などの担保や、信用保証協会、地方公共団体、優良な保証会社
などの保証を取得することにより、信用リスクの軽減を図ってい
ます。
当行では、「担保・保証管理規則」及び「不動産担保評価規則」
を制定し、担保価値を認識する適格担保の要件、保証効果を認識
する適格保証の要件、担保・保証の取扱基準、担保掛目、不動産
担保の評価方法を定め、担保・保証の適切な取得、評価、管理に
努めています。
なお、信用リスク・アセット額の算出における信用リスク削減
手法としては、適格金融資産担保、適格保証及びクレジット・デ
リバティブ、貸出金と自行預金の相殺の効果を勘案しています。
また、適格金融資産担保の勘案方法は、
「包括的手法」を使用し
ています。
(担保の評価方法)
当行の内部管理における担保の評価方法は次のとおりです。
① 金融資産担保のうち預金等…預金額により評価する
② 金融資産担保のうち手形を除く有価証券…時価により評価する
③ 債権担保(手形および電子記録債権)…額面により評価する
④ 債権担保(売掛金)…売掛金額により評価する
⑤ 土地…公示価格等の公的価格を基準として評価する
⑥ 建物…間接原価法により得られる再調達価格により評価する
⑦ 在庫品…市場価格により評価する
⑧ 機械設備…償却残存額または市場価格により評価する
⑨ 船舶…償却残存額により評価する
(金融資産担保)
金融資産担保のうち有価証券(債券、上場株式)については、
定期的に時価評価を行い、担保価格が不足する場合又は不足する
おそれがある場合には、必要に応じて増担保もしくは内入金を徴
するなど適切な処置を取っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、自行預金、
債券(一定の条件を満たすもの)、上場株式を適格金融資産担保
として取り扱っています。
(不動産担保)
不動産担保については、年一回以上の頻度で不動産の担保価値
を評価するとともに、担保物件の所有権の移転又は賃借権、質
権、抵当権などの設定や不動産の現形の変更などに注意し、債権
の保全に影響をおよぼす場合には必要に応じて適切な処置を取っ
ています。
69 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(保証)
保証人の信用度の評価については、毎年決算書等を徴求のう
え、当行所定の格付基準に基づき格付・自己査定を行っており、
相応の信用力を有していることを確認しています。なお、信用リ
スク・アセット額の算出においては、中央政府、地方公共団体、
地方公共団体金融機構、政府関係機関、金融機関、第一種金融商
品取引業者、事業法人(外部格付が一定以上の先)による保証を
適格保証として取り扱っています。
(貸出金と自行預金の相殺)
貸出金と自行預金の相殺については、定期預金の適切な期日管
理を行うとともに、コンピュータシステムにより貸出金及び預金
の残高を随時把握することにより管理しています。また、回収の
実務においては、経済合理性の面から検討を行い適当と判断され
た場合に、所定の手続により貸出金と自行預金の相殺による回収
を図っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、貸出金(商
業手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越)と担保登録のない定期
預金を相殺の対象としています。
(信用集中リスク)
有価証券担保のうち債券担保については、ほとんどが国債担保
です。また、上場株式担保についても、与信全体に占める有価証
券担保貸出の割合が小さく、信用リスク削減手法におけるリスク
の集中は特に認められません。
保証については、一保証会社から当行が受ける保証の総額の限
度を定め管理しています。
(派生商品取引等)
派生商品取引及びレポ取引については、信用リスク削減の観点
から必要に応じて相対ネッティング契約を締結しています。派生
商品取引のなかで対象となる取引の範囲は、金利スワップ、通貨
スワップ等です。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、相対ネッテ
ィング契約の効果を勘案していません。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス
クに関するリスク管理の方針及び手続の概要
(第10条第3項第5号)
(リスク管理の方針等)
当行では、派生商品取引を主として自己のALMポジションのヘ
ッジ手段として利用するほか、顧客の財務ニーズに応えるため、
顧客との取引を行っています。
当行の派生商品取引にかかる取引相手の信用リスクに関して
は、オンバランス取引と合算し、オン・オフ一体で管理していま
す。なお、派生商品取引の信用リスク算出に当たっては、カレン
ト・エクスポージャー方式を使用しています。
また、有価証券等の決済に関しては、原則として約定日から3
営業日目を受渡日とし、長期決済期間取引にかかる信用リスクが
発生しない業務運営を行っています。例外的にファンド(投資信
託等)の解約時等に5営業日を超える場合がありますが、取引相
手はクレジットライン先等の信用力の高い先に限られています。
(与信限度枠等)
金融機関向けの与信方針については、「クレジットライン規則」
にて定めています。内部格付等に基づいて定められたクレジット
ライン額を与信額の上限としています。クレジットラインは毎年
3月末に更改するとともに、内部格付が低下した場合等には、そ
の都度変更を行います。
顧客向けの与信については、通常の貸出と同様の与信審査を行
っています。
(CSA契約等)
一部の相手先とは、ISDA CREDIT SUPPORT ANNEX(CSA
契約)を締結しています。当行の信用力悪化等により格付が低下
した場合、CSA契約における無担保与信枠が減額されるという影
響があります。なお、派生商品取引に係る保全や引当の算定は行
っていません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第10条第3項第6号)
イ リスク管理の方針及びリスク特性の概要
当行は、投資家として証券化取引に対する投融資を行っていま
す。また、当行の非連結子会社である有限会社フロンティア・ア
セット・コーポレーションが顧客の手形債権等を購入する金銭債
権流動化プログラムにおいて、スポンサー及び投資家として関与
していますが、スポンサーとしてのエクスポージャーは保有して
いません。なお、当行は、オリジネーターとして保有資産の証券
化に関与しておらず、また、関与する予定はありません。
当行が保有する証券化取引は、シニアの証券化取引であり、信
用リスクや金利リスクなどのリスクを有しています。これは、貸
出金や有価証券等の取引により発生するものと基本的に変わるも
のではありません。また、証券化取引は、一般の債券に比べ流動
性に劣り、マーケットの状況が悪化した際は、適正な価格で売却
することが困難になるという流動性リスクを有しています。
当行の証券化取引に対する投資は、半期毎に作成する「資金運
用方針及び計数計画」に定める運用方針に則り行っています。信
用リスクの管理については、外部格付、裏付資産の状況、トリ
ガー条件の抵触状況等を調査し、モニタリングを行っています。
証券化取引に対する融資は、一般貸出と同様の決裁権限による
与信審査を行っています。与信審査にあたっては、外部格付、オ
リジネーター、信用補完状況、優先劣後構造、アレンジャーや
サービサーの信用リスクなどを考慮しています。また、与信取組
後は、当行所定の格付基準に基づき、格付・自己査定を行い管理
しています。
なお、再証券化取引に対する投融資については、裏付資産とな
る一次証券化取引の裏付資産の状況等も十分に分析した上で、一
般の証券化取引と同様のモニタリングを行っています。
また、証券化取引の信用リスクについては、通常の与信と同様
に「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リスク量を計測
し、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告していま
す。
ロ 証券化取引における格付の利用に関する基準に規定する体制
の整備及びその運用状況の概要
当行では、証券化エクスポージャーの包括的なリスク特性等を
継続的に把握するための手続や体制を整備し、適切なモニタリン
グを実施しています。
具体的には、案件の仕組上のリスク特性や裏付資産のリスク特
性を十分に把握した上で、モニタリングすべきリスク指標を案件
ごとに設定し、定期的にモニタリングを行っています。なお、再
証券化取引については、裏付資産となる一次証券化取引の裏付資
産のリスク特性も勘案した上でリスク指標を設定しています。
モニタリングの結果、信用リスク悪化の兆候が見られた場合
は、信用格付の見直し及び今後の対応方針の検討を行うなど、適
切に対応しています。
ハ 信用リスク削減手法として証券化取引を用いる場合の方針
当行では、信用リスク削減手法として証券化取引を用いておら
ず、また、用いる予定はありません。
ニ 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの
額の算出に使用する方式の名称
証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額の算出に
は、「標準的手法」を使用しています。
原則として、適格格付機関の付与する外部格付に基づき信用リ
スク・アセット額を算出していますが、一部の無格付の証券化エ
クスポージャーについては、平成18年金融庁告示第19号第249
条第7項を適用しています。
ホ 証券化エクスポージャーのマーケット・リスク相当額の算出
に使用する方式の名称
当行は、平成18年金融庁告示第19号第39条のマーケット・リ
スク相当額不算入の特例を適用しており、マーケット・リスク相
当額を算出していません。
ヘ 銀行が証券化目的導管体を用いて第三者の資産に係る証券化
取引を行った場合には、当該証券化目的導管体の種類及び当
該銀行が当該証券化取引に係る証券化エクスポージャーを保
有しているかどうかの別
当行では、当行の非連結子会社である有限会社フロンティア・
アセット・コーポレーションを用いて顧客の手形債権等を購入す
る証券化取引を行っています。当該証券化エクスポージャーにつ
いて、当行は優先部分かつオンバランスのエクスポージャーを保
有しています。
なお、有限会社フロンティア・アセット・コーポレーションは
顧客の金銭債権を購入する金銭債権流動化プログラムを行うため
に設立された特別目的会社(SPC)です。
ト 銀行の子法人等及び関連法人等のうち、当該銀行が行った証
券化取引に係る証券化エクスポージャーを保有しているもの
の名称
該当ありません。
チ 証券化取引に関する会計方針
オリジネーターとしての証券化取引は該当ありません。また、
証券化エクスポージャーへの投資については、有価証券及び貸出
金の会計方針に従って処理しています。
リ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判
定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定において
は、内部管理との整合性を考慮し、次の適格格付機関を採用して
います。
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ ス タンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービ
シズ(S&P)
オペレーショナル・リスクに関する事項(第10条第3項第8号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行では、適切なオペレーショナル・リスク管理により健全な
業務運営を行い、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評
価し、組織横断的にリスクを削減するための方策を企画・実施す
ることを、オペレーショナル・リスク管理の基本方針としていま
す。
当行では、オペレーショナル・リスクを、①事務リスク、②シ
ステムリスク、③情報資産リスク、④倫理・法務リスク、⑤人的
リスク、⑥有形資産リスク、⑦その他のオペレーショナル・リス
ク、⑧風評リスクの8つに区分し、それぞれのリスクを各リスク
主管部署が専門的な立場から管理するとともに、オペレーショナ
ディスクロージャー誌 2015 資料編
70
自己資本の充実の状況等
また、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、派生商品取引
を含めた信用リスク量を計測し、限度枠管理を行っています。
ル・リスク統括部署が全体を一元的に把握・管理することによ
り、相互に牽制が働く体制としています。また、リスクの発生状
況や対応策等については、原則月次で開催するオペレーショナ
ル・リスク管理委員会において組織横断的に協議し、対応方針等
を含め、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告してい
ます。
このような方針・体制のもと、当行では、定性的な管理と定量
的な管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。また、顕在
リスクへの対応だけでなく、潜在リスクへの予防的なリスク削減
活動にも努めています。
具体的には、リスクシナリオの作成(将来発生する可能性のあ
る潜在リスク事象を予見すること)を含めたCSA(コントロール
の自己評価)を実施し、オペレーショナル・リスクを包括的に把
握・評価・計測・分析し、リスク削減策を講じています。そのう
えでリスク削減策実施後の効果検証を定量的に行うことにより、
着実にリスクを極小化する仕組みとしています。
なお、オペレーショナル・リスクの計量化にあたり、内部管理
においては統合リスク管理の枠組みのもと、先進的計測手法に準
じた計量モデルで計測したVaRによりオペレーショナル・リスク
を管理しています。また、この計量モデルで業務やリスク事象な
どの詳細な単位でリスク量を計測することで、実態リスク量の削
減活動に取り組んでいます。
ロ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出
にあたっては、平成18年金融庁告示第19号「銀行法第14条の2
の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の
充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」に定め
る「粗利益配分手法」を採用しています。
銀行勘定における出資等に関するリスク管理の方針
及び手続の概要(第10条第3項第9号)
(リスク管理の方針等)
当行では、リスク・コントロールを行いながら収益を獲得する
ことを目的として、債券、株式、外部委託など、リスク分散効果
を活かしたポートフォリオを構築しています。
当行の株式等に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用方
針及び計数計画」に定める運用方針に則り行っており、「市場取
引規定」において株式投資の限度額を定めています。
また、株式等の価格変動リスク(株価リスク)の管理につい
ては、統一的なリスク指標であるVaRにより計量化を行うととも
に、統合リスク管理の枠組みにおいて株価リスクの限度枠及びア
ラームポイントを設定・管理し、経営陣によるリスク管理委員会
等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における株価リスク(VaR)の計測手法の概要は次のとお
りです。
① 保有期間:純投資株式は3ヵ月、政策投資株式は6ヵ月
② 信頼区間:99%
③ 観測期間:3年
④ 計測方法:ヒストリカル・シミュレーション法
政策投資株式のVaRは、VaR相当の損失発生時にポートフォリ
オにおいて生じる評価損額をもってリスク量としています。
なお、投資事業組合等一部の有価証券については、保有簿価金
額の一定割合をリスク量として認識しています。また、非上場株
式については、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リ
スク量を計測しています。
71 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(株式等の評価方法)
株式等の評価については、子会社株式については移動平均法に
よる原価法、その他有価証券については原則として決算日の市場
価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算
定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるもの
については移動平均法による原価法により行っています。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入
法により処理しています。
銀行勘定における金利リスクに関する事項
(第10条第3項第10号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切
性を堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の基
本方針としており、ALMの一環として、株価リスク等他の市場リ
スクとともに、銀行勘定における金利リスクを把握・管理してい
ます。
当行では、金利リスクの計量はVaR及び50BPV等のリスク指
標により行っています。そのうえで、円建及び外貨建の資産・負
債等のVaRについて、統合リスク管理の枠組みにおいて、株価リ
スク等他の市場リスク、信用リスク及びオペレーショナル・リス
クとともにリスク量に限度枠を設定・管理することにより、リス
クを経営体力に照らして適切な水準にコントロールしています。
また、VaRによる管理の適切性を確保するため、計量モデルの
妥当性を検証するためのバックテスト、想定を超える市場変動に
よる影響を評価するためのストレステストを他の市場リスクとと
もに定期的に実施しているほか、VaRを補完するため、50BPV
等のリスク指標を併せてモニタリングしています。保有債券等に
かかる金利リスク量については、他の市場取引にかかるリスク量
とともに日次で把握・管理し、預貸金等を含めた円金利リスク量
については、月次で把握・管理しています。
計量された金利リスクは、原則月次で開催する経営陣によるリ
スク管理委員会等に報告しています。委員会は、金利リスクを含
めた各種リスクの状況をモニタリングするとともに、その管理・
運営における重要事項を審議しています。
ロ 銀行が内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算
定手法の概要
銀行勘定の金利リスクは、当行の預貸金等及び円貨・外貨保有
債券等を計量の対象とし、保有期間3ヵ月、観測期間3年、信頼
区間99%でヒストリカル・シミュレーション法により計測され
るVaR(この場合、過去3年間の市場変動に基づき推計した、向
後3ヵ月内に99%の確率の範囲内でポートフォリオに生じ得る経
済価値減少額)をリスク量として、保有債券等(円貨建・外貨建
の各々)については日次で、預貸金等を含めた円金利リスクにつ
いては月次で算定しています。
なお、いわゆるコア預金については、円貨流動性預金(当座預
金、決済用を含む普通預金、貯蓄預金、通知預金、別段預金、納
税準備預金)のうち、預金者が個人または法人であるものを対象
として、過去の残高推移から残高変動率等を統計的に求め、将来
の残高減少を推計することで各期日に配分を行い、金利リスクの
算定に活用しています。ただし、コア預金残高の期日配分等の推
計により、金利リスク量が大きく変動することから、バックテス
ト等による検証を定期的に行っております。
また、保有債券等にかかる期限前償還リスク等については、仕
組債のオプション性リスクについて、金利変化に対する感応度に
基づき金利リスクを算定しています。預貸金等にかかる期限前解
約リスクについては原則として考慮せず、契約上の満期を基礎と
して金利リスクを算定しています。
イ 信用リスクに対する所要自己資本の額
オン・バランス項目
(単位:百万円)
項 目
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
現金
我が国の中央政府及び中央銀行向け
外国の中央政府及び中央銀行向け
国際決済銀行等向け
我が国の地方公共団体向け
外国の中央政府等以外の公共部門向け
国際開発銀行向け
地方公共団体金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
取立未済手形
信用保証協会等による保証付
株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付
出資等
(うち出資等のエクスポージャー)
(うち重要な出資のエクスポージャー)
21. 上記以外
(うち他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通株式等に該当するもの
以外のものに係るエクスポージャー)
22.
23.
24.
25.
26.
(うち特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー)
(うち右記以外のエクスポージャー)
証券化(オリジネーターの場合)
(うち再証券化)
証券化(オリジネーター以外の場合)
(うち再証券化)
複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々の資産の把握が困難な資産
経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額
他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置により
リスク・アセットの額に算入されなかったものの額
オン・バランス項目 計
所要自己資本額
平成25年度
平成26年度
―
―
―
―
18
18
―
―
24
24
45
155
―
―
63
57
334
297
54
45
2,432
2,742
39,116
39,771
16,951
18,229
2,860
3,274
8,859
9,258
363
312
―
―
273
292
―
―
2,228
2,492
2,228
2,492
―
―
5,963
4,001
3,198
1,214
1,496
1,268
―
―
222
4
790
577
1,277
1,509
―
―
450
2
2,027
592
△1,914
△298
79,266
83,749
(注)所要自己資本額とは、信用リスク・アセット額に4%を乗じて算出した額です。
「21.上記以外」の「(うち右記以外のエクスポージャー)」には、平成18年金融庁告示第19号において「右記以外のエクスポージャー」としてリスク・ウェイトを100%と定めているエクスポージャーを記載してお
ります。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
72
自己資本の充実の状況等
自己資本の充実度に関する事項(第10条第4項第1号)
オフ・バランス項目
(単位:百万円)
任意の時期に無条件で取消可能又は自動的に取消可能なコミットメント
原契約期間が1年以下のコミットメント
短期の貿易関連偶発債務
特定の取引に係る偶発債務
(うち経過措置を適用する元本補てん信託契約)
5. NIF又はRUF
6. 原契約期間が1年超のコミットメント
7. 内部格付手法におけるコミットメント
8. 信用供与に直接的に代替する偶発債務
(うち借入金の保証)
(うち有価証券の保証)
(うち手形引受)
(うち経過措置を適用しない元本補てん信託契約)
(うちクレジット・デリバティブのプロテクション提供)
9. 買戻条件付資産売却又は求償権付資産売却等(控除後)
買戻条件付資産売却又は求償権付資産売却等(控除前)
控除額(△)
10. 先物購入、先渡預金、部分払込株式又は部分払込債券
11. 有価証券の貸付、現金若しくは有価証券による担保の提供又は有価証券の買戻条件付売却若しくは売戻条件付購入
12. 派生商品取引及び長期決済期間取引
カレント・エクスポージャー方式
派生商品取引
(1) 外為関連取引
(2) 金利関連取引
(3) 金関連取引
(4) 株式関連取引
(5) 貴金属(金を除く)関連取引
(6) その他のコモディティ関連取引
(7) クレジット・デリバティブ取引(カウンター・パーティー・リスク)
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果(△)
長期決済期間取引
標準方式
期待エクスポージャー方式
13. 未決済取引
14. 証券化エクスポージャーに係る適格流動性補完及び適格なサービサー・キャッシュ・アドバンス
15. 上記以外のオフ・バランスの証券化エクスポージャー
オフ・バランス項目 計
所要自己資本額
平成25年度
平成26年度
―
―
67
74
6
4
98
97
―
―
―
―
517
538
―
―
963
937
396
344
―
―
5
1
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
391
233
91
210
91
210
91
210
70
179
20
30
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
377
676
2,513
2,773
項 目
CVAリスクに対する所要自己資本の額(簡便的リスク測定方式)
中央清算機関関連エクスポージャーに対する所要自己資本の額
合 計
平成25年度
136
0
81,917
項 目
1.
2.
3.
4.
(注)所要自己資本額とは、信用リスク・アセット額に4%を乗じて算出した額です。
自己資本の充実度に関する事項(第10条第4項第1号)
ホ オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額及びこのうち当行が使用する手法ごとの額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本
4,148
4,098
うち粗利益配分手法
4,148
4,098
(注)オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本額は、告示の定めにより「オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た
額」に、国内基準行として4%を乗じて得た額を記載しております。
73 THE HYAKUGO BANK, LTD.
平成26年度
319
1
86,843
自己資本の充実の状況等
ヘ 単体総所要自己資本額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
86,066
90,942
信用リスクに関する事項(第10条第4項第2号)
イ、ロ 信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高(出資等、証券化エクスポージャー、複数の資産を裏付とする資産を除く)
(平成25年度)
種類別、地域別、業種別、残存期間別
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
国
内
国
地
計
外
域
別
製
合
造
農
業、
林
漁
5,030,835
派生商品取引
以外のオフ・
バランス取引
貸出金等
債券等
2,707,831
1,905,990
290,324
派生商品取引
5,226
その他(左記の
いずれにも該当
しない資産)
121,462
計
102,577
9,365
92,782
―
429
―
計
5,133,412
2,717,196
1,998,773
290,324
5,656
121,462
業
464,444
428,644
16,615
18,927
256
―
業
6,857
6,647
―
6
202
―
業
3,323
3,311
―
11
―
―
鉱業、採石業、砂利採取業
4,579
4,540
―
38
―
―
107,535
104,036
831
2,667
―
―
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
46,646
46,065
580
0
―
―
情
20,148
18,142
1,602
403
―
―
報
通
信
業
運
輸
業、
郵
便
業
333,891
103,011
229,736
1,119
23
―
卸
売
業、
小
売
業
308,021
294,840
5,149
7,056
975
―
金
融
業、
保
険
業
1,099,981
194,086
658,508
243,224
4,162
―
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
329,541
314,562
9,840
5,102
36
―
学術研究、専門・技術サービス業
13,765
13,675
―
89
―
―
宿
泊
業
18,649
18,323
100
225
―
―
飲
食
業
15,334
15,222
100
11
―
―
生活関連サービス業、娯楽業
23,534
23,158
100
275
―
―
教 育、 学 習 支 援 業
7,980
7,980
―
―
―
―
祉
98,347
98,244
70
32
―
―
そ の 他 の サ ー ビ ス
46,699
34,548
2,201
9,950
―
―
国 ・ 地 方 公 共 団 体
医
療
そ
業
1
・
福
の
種
別
年
合
以
1,311,786
266,503
1,044,102
1,180
―
―
他
872,342
721,646
29,233
0
―
121,462
計
5,133,412
2,717,196
1,998,773
290,324
5,656
121,462
下
755,248
296,926
349,836
108,045
440
―
1 年 超 3 年 以 下
733,348
323,495
396,930
10,952
1,970
―
3 年 超 5 年 以 下
892,371
419,910
468,191
3,077
1,192
―
5 年 超 7 年 以 下
691,593
199,566
489,025
2,643
357
―
7 年 超 10 年 以 下
542,925
262,461
279,109
41
1,313
―
超
886,793
867,900
10,004
8,505
382
―
期間の定めのないもの
10
年
631,131
346,936
5,673
157,058
―
121,462
残 存 期 間 別 合 計
5,133,412
2,717,196
1,998,773
290,324
5,656
121,462
【参考】「複数の資産を裏付とする資産」に相当するエクスポージャーの期末残高 19,756百万円
ディスクロージャー誌 2015 資料編
74
(平成26年度)
種類別、地域別、業種別、残存期間別
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金等
債券等
派生商品取引
以外のオフ・
バランス取引
派生商品取引
その他(左記の
いずれにも該当
しない資産)
国
内
計
5,153,422
2,786,236
1,878,369
350,578
11,758
126,478
国
外
計
206,570
31,932
166,689
6,646
1,302
―
計
5,359,992
2,818,168
2,045,058
357,225
13,061
126,478
業
417,627
387,059
11,305
18,862
400
―
地
域
別
製
合
造
農
業、
林
漁
業
6,669
6,593
―
36
39
―
業
3,257
3,236
―
20
―
―
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
7,691
7,604
―
87
―
―
110,766
105,829
1,174
3,762
―
―
電気・ガス・熱供給・水道業
49,726
46,118
240
1,202
2,165
―
情
業
20,084
18,244
1,551
288
―
―
業
293,575
98,304
194,181
1,080
8
―
運
報
輸
通
業、
信
郵
便
卸
売
業、
小
売
業
309,205
295,206
5,938
7,372
687
―
金
融
業、
保
険
業
1,183,862
248,431
616,261
309,441
9,728
―
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
358,029
338,790
14,400
4,811
26
―
学術研究、専門・技術サービス業
13,547
13,543
―
3
―
―
宿
泊
業
16,987
16,770
100
117
―
―
飲
食
業
15,286
15,196
80
10
―
―
生活関連サービス業、娯楽業
24,911
24,182
325
403
―
―
教 育、 学 習 支 援 業
7,593
7,593
―
―
―
―
祉
100,903
100,803
70
29
―
―
そ の 他 の サ ー ビ ス
医
療
47,739
36,353
2,847
8,537
―
―
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
業
1
・
福
の
種
別
年
合
以
1,430,173
256,678
1,172,341
1,153
―
―
他
942,351
791,628
24,239
0
4
126,478
計
5,359,992
2,818,168
2,045,058
357,225
13,061
126,478
下
851,825
284,395
396,364
169,633
1,432
―
1 年 超 3 年 以 下
662,042
337,055
314,087
9,509
1,390
―
3 年 超 5 年 以 下
941,818
441,405
492,314
5,788
2,309
―
5 年 超 7 年 以 下
725,530
209,102
513,516
2,120
790
―
7 年 超 10 年 以 下
554,845
255,870
297,736
450
788
―
10
984,279
940,589
30,105
7,234
6,350
―
年
超
期間の定めのないもの
639,650
349,750
934
162,486
―
126,478
残 存 期 間 別 合 計
5,359,992
2,818,168
2,045,058
357,225
13,061
126,478
【参考】「複数の資産を裏付とする資産」に相当するエクスポージャーの期末残高 46,397百万円
75 THE HYAKUGO BANK, LTD.
種類別、地域別、業種別
(単位:百万円)
貸出等
国
内
計
国
外
計
地
域
別
合
計
製
造
業
農
業、
林
業
漁
業
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運 輸 業、 郵 便 業
卸 売 業、 小 売 業
金 融 業、 保 険 業
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
学術研究、専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育、 学 習 支 援 業
医
療
・
福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
業
種
別
合
計
12,677
―
12,677
6,907
18
13
―
397
―
66
76
2,843
0
1,155
40
185
129
20
―
8
20
―
794
12,677
平成25年度
派生商品取引以外の
オフ・バランス取引
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
派生商品取引
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
貸出等
10,838
―
10,838
4,795
20
81
―
954
―
66
123
2,825
―
616
55
167
41
3
117
173
8
―
788
10,838
平成26年度
派生商品取引以外の
オフ・バランス取引
0
―
0
―
―
0
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
0
派生商品取引
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
(注)
「3カ月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャー又は引当金勘案前でリスク・ウェイトが150%であるエクスポージャーです。
ニ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金、特定海外債権引当勘定の期末残高及び期中増減額
一 般 貸 倒 引 当 金
個 別 貸 倒 引 当 金
特定海外債権引当勘定
期首残高
6,925
15,304
―
平成25年度
当期増加額 当期減少額
―
1,610
5,033
4,019
―
―
期末残高
5,314
16,319
―
(単位:百万円)
期首残高
5,314
16,319
―
平成26年度
当期増加額 当期減少額
―
879
4,645
3,924
―
―
期首残高
16,319
―
16,319
7,614
31
140
65
1,392
―
100
230
4,421
―
815
121
352
309
128
55
174
269
―
94
16,319
平成26年度
当期増加額 当期減少額
4,645
3,924
―
―
4,645
3,924
2,778
1,941
12
1
23
11
―
1
223
224
1
―
0
11
51
100
740
893
―
―
225
534
11
24
249
13
125
49
14
11
2
9
78
9
19
40
―
―
86
46
4,645
3,924
個別貸倒引当金の地域別、業種別内訳
国
内
計
国
外
計
地
域
別
合
計
製
造
業
農
業、
林
業
漁
業
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運 輸 業、 郵 便 業
卸 売 業、 小 売 業
金 融 業、 保 険 業
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
学術研究、専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育、 学 習 支 援 業
医
療
・
福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
業
種
別
合
計
期首残高
15,304
―
15,304
6,885
51
167
67
1,844
―
66
231
3,090
―
1,526
100
444
154
154
47
137
262
―
71
15,304
期末残高
4,434
17,040
―
(単位:百万円)
平成25年度
当期増加額 当期減少額
5,033
4,019
―
―
5,033
4,019
2,307
1,578
―
20
16
43
―
1
515
968
―
―
34
0
31
32
1,742
411
―
―
6
717
29
7
21
113
179
24
3
28
9
0
69
32
26
19
―
―
39
16
5,033
4,019
期末残高
16,319
―
16,319
7,614
31
140
65
1,392
―
100
230
4,421
―
815
121
352
309
128
55
174
269
―
94
16,319
期末残高
17,040
―
17,040
8,451
42
151
64
1,390
1
90
181
4,268
―
507
108
588
385
131
49
243
248
―
134
17,040
ディスクロージャー誌 2015 資料編
76
自己資本の充実の状況等
ハ 3カ月以上延滞エクスポージャーの期末残高
ホ 業種別又は取引相手の別の貸出金償却の額
業種別
製
造
業
農
業 、
林
業
漁
業
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運 輸 業、 郵 便 業
卸 売 業、 小 売 業
金 融 業、 保 険 業
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
学術研究、専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育、 学 習 支 援 業
医
療
・
福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
合
計
貸出金償却額
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
(単位:百万円)
平成25年度
構成比(%)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
貸出金償却額
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
平成26年度
構成比(%)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
ヘ リスク・ウェイトの区分ごとの信用リスク削減手法の効果を勘案した後の残高並びに自己資本比率告示の規定により1250%のリス
ク・ウェイトが適用されるエクスポージャーの額(出資等、証券化エクスポージャー、複数の資産を裏付とする資産を除く)
オン・バランス項目
合
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
250%
350%
1250%
計
(単位:百万円)
外部格付あり
59,963
―
468,469
―
266,929
―
100,166
3,013
―
―
―
898,541
エクスポージャーの額(信用リスク削減手法の効果勘案後)
平成25年度
平成26年度
外部格付なし
外部格付あり
1,875,771
124,173
141,738
―
8,918
449,514
204,297
―
2,563
250,728
561,419
―
1,006,951
120,673
1,859
3,008
11,898
―
―
―
―
―
3,815,418
948,098
外部格付あり
―
―
52,145
―
4,786
―
1,439
―
―
―
―
58,371
エクスポージャーの額(信用リスク削減手法の効果勘案後)
平成25年度
平成26年度
外部格付なし
外部格付あり
外部格付なし
153,833
―
155,952
―
―
―
―
40,114
―
―
―
―
―
4,263
0
692
―
697
37,203
2,008
37,591
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
191,729
46,386
194,241
オフ・バランス項目
合
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
250%
350%
1250%
計
(単位:百万円)
(注)「外部格付あり」 とは、外部格付を使用してリスク・ウェイトを判定したエクスポージャーです。
77 THE HYAKUGO BANK, LTD.
外部格付なし
1,907,120
142,167
5,725
233,906
533
604,672
1,004,751
4,709
16,012
―
―
3,919,598
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(単位:百万円)
平成25年度
現
金
及
び
自
行
預
金
平成26年度
64,022
金
137,938
―
―
券
15,000
10,000
式
27,081
38,249
託
―
―
適 格 金 融 資 産 担 保 合 計
106,104
186,187
適
格
適
債
格
適
格
株
投
適
資
格
信
保
自己資本の充実の状況等
信用リスク削減手法に関する事項(第10条第4項第3号)
証
583,448
522,594
適格クレジット・デリバティブ
―
30
適格保証、適格クレジット・デリバティブ合計
583,448
522,624
貸 出 金 と 自 行 預 金 の 相 殺
46,928
48,441
(注)信用リスク削減手法の効果が勘案された部分に限定しています。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(第10条第4項第4号)
イ 与信相当額の算出に用いる方式
平成25年度、平成26年度とも先渡、スワップ、オプションその他の派生商品取引及び長期決済期間取引の与信相当額はカレントエクス
ポージャー方式にて算出しています。
ロ グロス再構築コストの額(零を下回らないものに限る)の合計額
平成25年度511百万円、平成26年度2,554百万円
ハ 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額(派生商品取引にあっては、取引の区分ごとの与信相当額を含む)
(単位:百万円)
種類及び取引の区分
派
生
外
為
品
10,272
2,421
2,788
引
―
―
引
―
―
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
―
―
その他のコモディティ関連取引
―
―
クレジット・デリバティブ
―
―
関
関
株
期
連
連
式
関
決
連
引
3,235
金
関
取
引
利
替
平成26年度
引
金
長
商
国
平成25年度
与信相当額
取
取
連
済
取
期
取
間
取
合
引
―
―
計
5,656
13,061
(注)原契約期間が5営業日以内の外為関連取引の与信相当額は上記記載から除いています。
ニ ロに掲げる合計額及びグロスのアドオンの合計額からハに掲げる額を差し引いた額
平成25年度―百万円、平成26年度―百万円
ホ 担保の種類別の額
信用リスク削減手法に用いた担保の種類及び金額
(単位:百万円)
担保の種類
平成25年度
現金及び自行預金
—
平成26年度
―
金
—
―
適
格
債
券
—
―
適
格
株
式
—
―
適 格 投 資 信 託
—
―
適格金融資産担保合計
—
―
ディスクロージャー誌 2015 資料編
78
ヘ 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額
種類及び取引の区分
派
生
商
品
取
引
外 国 為 替 関 連 取 引
金
利
関
連
取
引
金
関
連
取
引
株
式
関
連
取
引
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
その他のコモディティ関連取引
クレジット・デリバティブ
長 期 決 済 期 間 取 引
合
計
平成25年度
与信相当額
(単位:百万円)
平成26年度
3,235
2,421
―
―
―
―
―
―
5,656
10,272
2,788
―
―
―
―
―
―
13,061
(注)原契約期間が5営業日以内の外為関連取引の与信相当額は上記記載から除いています。
ト 与信相当額算出の対象となるクレジット・デリバティブの想定元本額をクレジット・デリバティブの種類別、かつ、プロテクションの
購入又は提供の別に区分した額
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
チ 信用リスク削減手法の効果を勘案するために用いているクレジット・デリバティブの想定元本額
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第10条第4項第5号)
イ 当行がオリジネーターである証券化エクスポージャー
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
ロ 当行が投資家として保有する証券化エクスポージャーに関する事項
(1) 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
オン・バランス項目
原資産の種類
住 宅 ロ ー ン 債 権
ア パ ー ト ロ ー ン
オ ー ト ロ ー ン 債 権
消 費 者 ロ ー ン 債 権
割 賦 ・ カ ー ド 債 権
キ ャ ッ シ ン グ 債 権
リ
ー
ス
債
権
企業・組合向けローン債権
手
形
債
権
診 療 報 酬 債 権
調 剤 報 酬 債 権
介 護 報 酬 債 権
そ の 他 金 銭 債 権
不
動
産
そ
の
他
合
計
79 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(単位:百万円)
平成25年度
エクスポージャーの額
うち再証券化
8,507
269
463
―
4,676
―
―
―
158
―
1,300
―
411
―
98
―
648
―
104
―
799
―
104
―
―
―
―
―
1,259
―
18,531
269
平成26年度
エクスポージャーの額
うち再証券化
6,486
172
104
―
3,082
―
―
―
2,212
―
―
―
168
―
―
―
887
―
105
―
910
―
112
―
―
―
―
―
7,388
―
21,459
172
オフ・バランス項目
原資産の種類
住 宅 ロ ー ン 債 権
ア パ ー ト ロ ー ン
オ ー ト ロ ー ン 債 権
消 費 者 ロ ー ン 債 権
割 賦 ・ カ ー ド 債 権
キ ャ ッ シ ン グ 債 権
リ
ー
ス
債
権
企業・組合向けローン債権
手
形
債
権
診 療 報 酬 債 権
調 剤 報 酬 債 権
介 護 報 酬 債 権
そ の 他 金 銭 債 権
不
動
産
そ
の
他
合
計
自己資本の充実の状況等
(単位:百万円)
平成25年度
エクスポージャーの額
うち再証券化
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
7,940
―
7,940
―
平成26年度
エクスポージャーの額
うち再証券化
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
16,625
―
16,625
―
(2) 保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額
オン・バランス項目
リスク・ウェイト
合
0%
20%
40%
50%
100%
225%
350%
650%
1250%
計
オフ・バランス項目
リスク・ウェイト
合
0%
20%
40%
50%
100%
225%
350%
650%
1250%
計
(単位:百万円)
平成25年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
うち再証券化
うち再証券化
―
―
―
―
15,994
―
127
―
269
269
4
4
―
―
―
―
2,267
―
90
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
18,531
269
222
4
平成26年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
うち再証券化
うち再証券化
―
―
―
―
12,769
―
107
―
172
172
2
2
―
―
―
―
8,517
―
340
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
21,459
172
450
2
(単位:百万円)
平成25年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
うち再証券化
うち再証券化
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
7,940
―
377
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
7,940
―
377
―
平成26年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
うち再証券化
うち再証券化
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
2,403
―
48
―
14,221
―
628
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
16,625
―
676
―
ディスクロージャー誌 2015 資料編
80
(3) 自己資本比率告示第247条第1項の規定により1250%のリスク・ウェイトが適用されるエクスポージャーの額
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
(4) 保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
銀行勘定における出資等に関する事項(第10条第4項第7号)
イ 貸借対照表計上額、時価及び次に掲げる事項に係る貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成25年度
貸借対照表額
平成26年度
時 価
貸借対照表額
上 場 し て い る 出 資 等
127,577
175,906
上記に該当しない出資等
6,656
6,722
合
計
134,233
ロ 出資等の売却及び償却に伴う損益の額
売
償
却
損
却
益
額
134,233
182,629
時 価
182,629
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
1,814
1,393
額
78
―
売却及び償却に伴う損益額
1,736
1,393
ハ 貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
78,397
120,156
ニ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
銀行勘定における金利リスクに関して銀行が内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は経済的価値の
増減額(第10条第4項第9号)
VaR(ヒストリカル・シミュレーション法、保有期間3カ月、観測期間3年、信頼区間99%)
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
円
貨
建
15,426
18,179
外
貨
建
2,931
6,871
計
18,357
25,050
合
81 THE HYAKUGO BANK, LTD.
自己資本の充実の状況等(連結)(平成25年度)(平成26年度)
自己資本の構成と連結自己資本比率
項 目
コア資本に係る基礎項目(1)
普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る株主資本の額
うち、資本金及び資本剰余金の額
うち、利益剰余金の額
うち、自己株式の額(△)
うち、社外流出予定額(△)
うち、上記以外に該当するものの額
コア資本に算入されるその他の包括利益累計額
うち、為替換算調整勘定
うち、退職給付に係るものの額
普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る新株予約権の額
コア資本に係る調整後少数株主持分の額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
適格旧非累積的永久優先株の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
経過措置による
不算入額
経過措置による
不算入額
209,472
27,557
183,316
151
1,250
―
―
―
―
73
―
5,931
5,931
―
―
15,000
221,136
27,557
195,042
153
1,310
―
2,175
―
2,175
94
―
4,903
4,903
―
―
13,500
―
―
3,171
2,850
少数株主持分のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
7,526
コア資本に係る基礎項目の額
(イ) 241,175
コア資本に係る調整項目(2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額
―
うち、のれんに係るもの(のれん相当差額を含む。)の額
―
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
―
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
―
適格引当金不足額
―
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
―
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
―
退職給付に係る資産の額
―
自己保有普通株式等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額
―
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
―
少数出資金融機関等の対象普通株式等の額
―
特定項目に係る十パーセント基準超過額
―
うち、その他金融機関等の対象普通株式等に該当するものに関連するものの額
―
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
―
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
―
特定項目に係る十五パーセント基準超過額
―
うち、その他金融機関等の対象普通株式等に該当するものに関連するものの額
―
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
―
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
―
コア資本に係る調整項目の額
(ロ)
―
自己資本
自己資本の額((イ)-(ロ))
(ハ) 241,175
リスク・アセット等(3)
信用リスク・アセットの額の合計額
2,068,522
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
△31,220
うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
1,911
うち、繰延税金資産
―
うち、退職給付に係る資産
15,343
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
△47,857
うち、上記以外に該当するものの額
△618
7,167
251,829
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセントに相当する額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
1,911
―
1,911
―
―
―
―
15,343
1
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
371
―
371
―
―
―
―
5,210
0
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
5,583
1,487
―
1,487
―
―
―
―
20,843
3
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
246,245
2,196,821
14,971
1,487
―
20,843
△7,461
101
ディスクロージャー誌 2015 資料編
82
自己資本の充実の状況等
自己資本の構成に関する開示事項(第12条第2項)
平成25年度
項 目
マーケット・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額
―
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額
110,120
信用リスク・アセット調整額
―
オペレーショナル・リスク相当額調整額
―
リスク・アセット等の額の合計額
(ニ) 2,178,642
連結自己資本比率
連結自己資本比率((ハ)/(ニ))
11.06%
経過措置による
不算入額
平成26年度
―
108,996
―
―
2,305,817
経過措置による
不算入額
10.67%
自己資本の構成に関する事項(第4条第3項第2号)、自己資本の充実度に関する事項(第4条第3項第3号)
自己資本の構成と連結自己資本比率
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:百万円)
項 目
基
本
的
(Tier 1)
項
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式申込証拠金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式(△)
自己株式申込証拠金
社外流出予定額(△)
その他有価証券の評価差損(△)
為替換算調整勘定
新株予約権
連結子法人等の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
営業権相当額(△)
のれん相当額(△)
企業結合等により計上される無形固定資産相当額(△)
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△)
繰延税金資産の控除前の〔基本的項目〕計(上記各項目の合計額)
繰延税金資産の控除金額(△)
計
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券(注1)
補
完
的
項
目
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
(Tier 2)
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注2)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注3)
計
うち自己資本への算入額
控
除
項
目
控除項目(注4)
自
己
資
本
額
(A)+(B)-(C)
リスク・アセット等
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
信用リスク・アセットの額
オペレーショナル・リスク相当額に係る額((G)/8%)
(参考)オペレーショナル・リスク相当額
計(E)+(F)
連結自己資本比率(国内基準)= D/H×100
(参考)Tier 1 比率= A/H×100
連結総所要自己資本額=H×4%
平成24年度
目
(A)
(B)
(C)
(D)
(E)
(F)
(G)
(H)
20,000
―
―
7,557
173,581
134
―
1,179
―
―
55
7,124
―
―
―
―
―
―
―
207,006
―
3,341
7,496
25,000
―
25,000
35,838
35,838
0
242,844
1,837,802
57,639
1,895,441
109,622
8,769
2,005,064
12.11%
10.32%
80,202
(注) 1.告示第28条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付す等償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む。)であります。
2.告示第29条第1項第3号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものであります。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
3.告示第29条第1項第4号及び第5号に掲げるものであります。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られております。
4.告示第31条第1項第1号から第6号に掲げるものであり、他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額、及び第2号に規定するものに対する投資に相当する額が含まれております。
83 THE HYAKUGO BANK, LTD.
自己資本の充実の状況等(連結)(平成25年度)
連結の範囲に関する事項(第12条第3項第1号)
イ 自己資本比率告示第26条の規定により連結自己資本比率を算
出する対象となる会社の集団(以下「連結グループ」という。
)
に属する会社と連結財務諸表規則に基づき連結の範囲(以下
「会計連結範囲」という。
)に含まれる会社との相違点及び当該
相違点の生じた原因
相違点はありません。
ロ 連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会
社の名称及び主要な業務の内容
当行の連結子会社は10社です。
名 称
主要な業務の内容
自己資本調達手段(その額の全部又は一部が、告示第
25条の算式におけるコア資本に係る基礎項目の額に含
まれる資本調達手段をいう。)の概要(第12条第3項第2号)
自己資本調達手段
発行主体
株式会社百五銀行
資本調達手段の種類
普通株式
コア資本に係る基礎項目
の額に算入された額
27,406百万円
発行主体
株式会社百五銀行
資本調達手段の種類
期限付劣後債務(劣後特約付社債)
コア資本に係る基礎項目
の額に算入された額
15,000百万円
株式会社百五ディーシーカード
クレジットカード業務、ローン業務、
信用保証業務
利率
当初5年間
年1.33%
5年経過以降6ヶ 月 ユ ー ロ 円
LIBOR+2.23%
百五リース株式会社
事務用機器その他各種動産のリース業
務、乗用車・トラック等のオートリー
ス業務、割賦販売業務
償還期限の有無
有
その日付
平成33年6月7日
株式会社百五経済研究所
経営コンサルティング業務(経営診断、
賃金人事制度、ISO認証取得支援)
、調
査業務(受託調査、経済・産業調査)
、
各種経営情報の発信、ビジネスマッチ
ング、セミナー・研修の開催、講師派遣
ステップアップ金利等に
係る特約
ステップアップ金利特約付
期間10年(期日一括返済・償還)
但し、5年経過以降に、金融庁の
承認を条件に期限前返済・償還が
可能
百五コンピュータソフト株式会社
コンピュータシステム企画・設計・開発業
務、ハード・汎用ソフトウェアの販売業務、
金融システムの開発業務、エレクトロニック
バンキングサービス、代金回収・コンビニ
収納サービス
百五ビジネスサービス株式会社
当行の現金整理業務、現金自動設備の
保守業務
百五管理サービス株式会社
当行の文書・帳簿等保管・管理業務、
帳票・物品類の受発注業務
百五不動産調査株式会社
当行の担保不動産の現地調査・評価業
務、債権書類の集中保管業務
百五オフィスサービス株式会社
当行の手形等の集中保管・管理業務、
内国為替等の帳票精査・整理業務
百五スタッフサービス株式会社
職業紹介業務、教育・研修業務、給与
計算・労務管理業務
百五証券株式会社
有価証券の売買、有価証券売買の媒介、
取次または代理業務
ハ 自 己資本比率告示第32条が適用される金融業務を営む関連
法人等の数並びに当該金融業務を営む関連法人等の名称、貸
借対照表の総資産の額及び純資産の額並びに主要な業務の内
容
該当ありません。
ニ 連結グループに属する会社であって会計連結範囲に含まれな
いもの及び連結グループに属しない会社であって会計連結範
囲に含まれるものの名称、貸借対照表の総資産の額及び純資
産の額並びに主要な業務の内容
該当ありません。
ホ 連結グループ内の資金及び自己資本の移動にかかる制限等の概
要
制限等はありません。
連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(第12条第3項第3号)
当行グループでは、当行における統合リスク管理を基本に、複
数の視点から自己資本充実度を評価しています。連結子会社のリ
スクは自己資本に比して限定的と見積もっており、連結グループ
の自己資本充実度は単体同様に懸念がないと評価しています。
また、自己資本の充実度に関する評価に加え、連結自己資本比
率を基準として、規制資本の視点から自己資本充実度を評価して
います。
なお、連結自己資本比率は、「自己資本の構成に関する事項」
に記載しています。
信用リスクに関する事項(第12条第3項第4号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
(リスク管理の方針等)
当行では、信用リスク管理に関する基本的な方針として「信用
リスク管理方針」及び「百五銀行クレジットポリシー」を制定し、
資産の健全性を維持し、信用リスク量を適正な水準にコントロー
ルするとともに、リスクに見合った収益を確保するため、信用リ
スク管理体制を整備しています。また、与信業務を行っている
百五リース株式会社及び株式会社百五ディーシーカードについて
も、当行と同様に信用リスク管理に関する規定等を制定し、信用
リスク管理体制を整備するとともに、法令に抵触しない範囲で、
当行と一体として信用リスク管理を行っています。
与信先又は与信案件の信用リスクを統一的な尺度により評価す
る「信用格付制度」、及び保有するすべての資産を個別に検討し
回収の危険性又は価値の毀損の危険性の度合を区分する「自己査
定制度」を通じて、信用リスクを適切に評価・管理する枠組みを
構築しています。
与信ポートフォリオ管理の観点から、特定の企業や企業グルー
プに与信が集中しないように管理するとともに、業種別・地域
別・信用格付別・与信額別等の分布状況を把握し、与信の分散に
努めています。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
84
自己資本の充実の状況等
(連結自己資本比率を算出する銀行における事業年度の開示項目)
また、当行では、デフォルト確率等に基づき統計的な手法によ
り信用リスクを計測する「信用リスク計量化」に取り組んでいま
す。計測した信用リスク量については、統合リスク管理の枠組み
において限度枠管理を行うとともに、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における信用リスクの計測手法の概要は次のとおりです。
① 保有期間:1年
② 信頼区間:99%
③ デフォルト確率:当行実績値等に基づくデフォルト確率
④ デフォルト相関:帝国データバンクの統計値から推計
⑤ デフォルト時損失率:保全状況に応じて設定
⑥ 計測方法:モンテカルロ・シミュレーション法等
(貸倒引当金の計上基準)
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次
のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権につい
ては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額を計上しています。また、現在は経
営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認
められる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分
可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額の
うち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上
しています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署
が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定
結果を監査しています。
連結子会社の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準によ
り、当行と同じ方法により計上しています。
(信用リスク・アセット額の計測手法)
信用リスク・アセット額の算出には、「標準的手法」を使用し
ています。
ロ 標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項
(1) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
(2) エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使
用する適格格付機関等の名称
リスク・ウェイトの判定においては、内部管理との整合性を考
慮し、エクスポージャーの種類ごとに、次の適格格付機関を採用
しています。
a. 中央政府及び中央銀行向けエクスポージャー、中央政府の格付
によりリスク・ウェイトを判定するエクスポージャー(我が国
の地方公共団体向けエクスポージャー、外国の中央政府等以外
の公共部門向けエクスポージャー、地方公共団体金融機構向け
エクスポージャー、我が国の政府関係機関向けエクスポージ
ャー、地方三公社向けエクスポージャー、金融機関向けエクス
ポージャー、第一種金融商品取引業者向けエクスポージャー)
、
国際開発銀行向けエクスポージャー
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
85 THE HYAKUGO BANK, LTD.
④ ス
タンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシ
ズ(S&P)
b. 法人等向けエクスポージャー
(ア) 国内の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
(イ) 海外の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービ
シズ(S&P)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
手続の概要(第12条第3項第5号)
(リスク管理の方針等)
信用リスク削減手法とは、当行グループが抱える信用リスクを
軽減するための措置であり、担保、保証、貸出金と自行預金の相
殺等が該当します。当行では、主に、自行預金、有価証券、手形、
不動産等の担保や、信用保証協会、地方公共団体、優良な保証会
社等の保証を取得することにより、信用リスクの軽減を図ってい
ます。また、百五リース株式会社及び株式会社百五ディーシー
カードでは、不動産担保を取得しています。
当行では、「担保・保証管理規則」及び「不動産担保評価規則」
を制定し、担保価値を認識する適格担保の要件、保証効果を認識
する適格保証の要件、担保・保証の取扱基準、担保掛目、不動産
担保の評価方法を定め、担保・保証の適切な取得、評価、管理に
努めています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五
ディーシーカードにおいても、不動産担保評価方法を定め適切な
担保管理を行っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出における信用リスク削減
手法としては、適格金融資産担保、適格保証、貸出金と自行預金
の相殺の効果を勘案しています。また、適格金融資産担保の勘案
方法は、「包括的手法」を使用しています。
(担保の評価方法)
当行の内部管理における担保の評価方法は次のとおりです。
①金融資産担保のうち預金等…預金額により評価する
②金融資産担保のうち手形を除く有価証券…時価により評価
する
③債権担保(手形及び電子記録債権)…額面により評価する
④債権担保(売掛金)…売掛金額により評価する
⑤土地…公示価格等の公的価格を基準として評価する
⑥建物…間接原価法により得られる再調達価格により評価す
る
⑦在庫品…市場価格により評価する
⑧機械設備…償却残存額または市場価格により評価する
⑨船舶…償却残存額により評価する
(金融資産担保)
金融資産担保のうち有価証券(債券、上場株式)については、
定期的に時価評価を行い、担保価格が不足する場合又は不足する
おそれがある場合には、必要に応じて増担保もしくは内入金を徴
する等適切な処置を取っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、自行預金、
債券(一定の条件を満たすもの)、上場株式を適格金融資産担保
として取り扱っています。
(保証)
保証人の信用度の評価については、毎年決算書等を徴求のう
え、当行所定の格付基準に基づき格付・自己査定を行っており、
相応の信用力を有していることを確認しています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、中央政府、
地方公共団体、地方公共団体金融機構、政府関係機関、金融機
関、第一種金融商品取引業者、事業法人(外部格付が一定以上の
先)による保証を適格保証として取り扱っています。
(貸出金と自行預金の相殺)
貸出金と自行預金の相殺については、定期預金の適切な期日管
理を行うとともに、コンピュータシステムにより貸出金及び預金
の残高を随時把握することにより管理しています。また、回収の
実務においては、経済合理性の面から検討を行い適当と判断され
た場合に、所定の手続により貸出金と自行預金の相殺による回収
を図っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、貸出金(商
業手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越)と担保登録のない定期
預金を相殺の対象としています。
(信用集中リスク)
有価証券担保のうち債券担保については、ほとんどが国債担保
です。また、上場株式担保についても、与信全体に占める有価証
券担保貸出の割合が小さく、信用リスク削減手法におけるリスク
の集中は特に認められません。
保証については、一保証会社から当行が受ける保証の総額の限
度を定め管理しています。
(派生商品取引等)
派生商品取引及びレポ取引については、信用リスク削減の観点
から必要に応じて相対ネッティング契約を締結しています。派生
商品取引のなかで対象となる取引の範囲は、金利スワップ、通貨
スワップ等です。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、相対ネッテ
ィング契約の効果を勘案していません。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス
クに関するリスク管理の方針及び手続の概要
(第12条第3項第6号)
(リスク管理の方針等)
当行グループでは、派生商品取引を主として自己のALMポジ
ションのヘッジ手段として利用するほか、顧客の財務ニーズに応
えるため、顧客との取引を行っています。
当行の派生商品取引にかかる取引相手の信用リスクに関して
は、オンバランス取引と合算し、オン・オフ一体で管理していま
す。なお、派生商品取引の信用リスク算出に当たっては、カレン
ト・エクスポージャー方式を使用しています。
また、有価証券等の決済に関しては、原則として約定日から3
営業日目を受渡日とし、長期決済期間取引にかかる信用リスクが
発生しない業務運営を行っています。例外的にファンド(投資信
託等)の解約時等に5営業日を超える場合がありますが、取引相
手はクレジットライン先等の信用力の高い先に限られています。
(与信限度枠等)
金融機関向けの与信方針については、「クレジットライン規則」
にて定めています。内部格付等に基づいて定められたクレジット
ライン額を与信額の上限としています。クレジットラインは毎年
3月末に更改するとともに、内部格付が低下した場合等には、そ
の都度変更を行います。顧客向けの与信については、通常の貸出
と同様の与信審査を行っています。
また、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、派生商品取引
を含めた信用リスク量を計測し、限度枠管理を行っています。
(CSA契約等)
一部の相手先とは、ISDA CREDIT SUPPORT ANNEX(CSA
契約)を締結しています。当行の信用力悪化等により格付が低下
した場合、CSA契約における無担保与信枠が減額されるという影
響があります。なお、派生商品取引に係る保全や引当の算定は行
っていません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第12条第3項第7号)
イ リスク管理の方針及びリスク特性の概要
当行グループは、主に投資家として証券化取引に対する投融資
を行っています。また、当行の非連結子会社である有限会社フロ
ンティア・アセット・コーポレーションが顧客の手形債権等を購
入する金銭債権流動化プログラムにおいて、スポンサー及び投資
家として関与していますが、スポンサーとしてのエクスポージ
ャーは保有していません。
なお、百五リース株式会社において、保有するリース債権の流
動化に取り組んでおりますが、当該取引には優先劣後構造がない
ため、自己資本比率算定上の証券化エクスポージャーには該当し
ません。
当行が保有する証券化取引は、シニアの証券化取引であり、信
用リスクや金利リスク等のリスクを有しています。これは、貸出
金や有価証券等の取引により発生するものと基本的に変わるもの
ではありません。また、証券化取引は、一般の債券に比べ流動性
に劣り、マーケットの状況が悪化した際は、適正な価格で売却す
ることが困難になるという流動性リスクを有しています。当行の
証券化取引に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用方針及
び計数計画」に定める運用方針に則り行っています。信用リスク
の管理については、外部格付、裏付資産の状況、トリガー条件の
抵触状況等を調査し、モニタリングを行っています。
証券化取引に対する融資は、一般貸出と同様の決裁権限による
与信審査を行っています。与信審査にあたっては、外部格付、オ
リジネーター、信用補完状況、優先劣後構造、アレンジャーや
サービサーの信用リスク等を考慮しています。また、与信取組後
は、当行所定の格付基準に基づき、格付・自己査定を行い管理し
ています。
なお、再証券化取引に対する投融資については、裏付資産とな
る一次証券化取引の裏付資産の状況等も十分に分析した上で、一
般の証券化取引と同様のモニタリングを行っています。
また、証券化取引の信用リスクについては、通常の与信と同様
に「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リスク量を計測
し、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告していま
す。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
86
自己資本の充実の状況等
(不動産担保)
不動産担保については、年一回以上の頻度で不動産の担保価値
を評価するとともに、担保物件の所有権の移転又は賃借権、質
権、抵当権等の設定や不動産の現形の変更等に注意し、債権の保
全に影響を及ぼす場合には必要に応じて適切な処置を取っていま
す。
ロ 証券化取引における格付の利用に関する基準に規定する体制
の整備及びその運用状況の概要
当行では、証券化エクスポージャーの包括的なリスク特性等を
継続的に把握するための手続や体制を整備し、適切なモニタリン
グを実施しています。
具体的には、案件の仕組上のリスク特性や裏付資産のリスク特
性等を十分に把握した上で、モニタリングすべきリスク指標を案
件ごとに設定し、定期的にモニタリングを行っています。なお、
再証券化取引については、裏付資産となる一次証券化取引の裏付
資産のリスク特性も勘案した上でリスク指標を設定しています。
モニタリングの結果、信用リスク悪化の兆候が見られた場合
は、信用格付の見直し及び今後の対応方針の検討を行う等、適切
に対応しています。
ハ 信用リスク削減手法として証券化取引を用いる場合の方針
当行グループでは、信用リスク削減手法として証券化取引を用
いておらず、また、用いる予定はありません。
ニ 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの
額の算出に使用する方式の名称
証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額の算出に
は、「標準的手法」を使用しています。
原則として、適格格付機関の付与する外部格付に基づき信用リ
スク・アセット額を算出していますが、一部の無格付の証券化エ
クスポージャーについては、平成18年金融庁告示第19号第249
条第7項を適用しています。
ホ 証券化エクスポージャーのマーケット・リスク相当額の算出
に使用する方式の名称
当行グループは、平成18年金融庁告示第19号第27条のマーケ
ット・リスク相当額不算入の特例を適用しており、マーケット・
リスク相当額を算出していません。
ヘ 連結グループが証券化目的導管体を用いて第三者の資産に係
る証券化取引を行った場合には、当該証券化目的導管体の種
類及び当該連結グループが当該証券化取引に係る証券化エク
スポージャーを保有しているかどうかの別
当行では、当行の非連結子会社である有限会社フロンティア・
アセット・コーポレーションを用いて顧客の手形債権等を購入す
る証券化取引を行っています。当該証券化エクスポージャーにつ
いて、当行は優先部分かつオンバランスのエクスポージャーを保
有しています。
なお、有限会社フロンティア・アセット・コーポレーションは
顧客の金銭債権を購入する金銭債権流動化プログラムを行うため
に設立された特別目的会社(SPC)です。
ト 連結グループの子法人等及び関連法人等のうち、当該連結グ
ループが行った証券化取引に係る証券化エクスポージャーを
保有しているものの名称
該当ありません。
チ 証券化取引に関する会計方針
オリジネーターとしての証券化取引は該当ありません。
また、証券化エクスポージャーへの投資については、有価証券
及び貸出金の会計方針に従って処理しています。
87 THE HYAKUGO BANK, LTD.
リ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判
定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定において
は、内部管理との整合性を考慮し、次の適格格付機関を採用して
います。
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ
(S&P)
オペレーショナル・リスクに関する事項(第12条第3項第9号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行では、適切なオペレーショナル・リスク管理により健全な
業務運営を行い、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評
価し、組織横断的にリスクを削減するための方策を企画・実施す
ることを、オペレーショナル・リスク管理の基本方針としていま
す。
当行では、オペレーショナル・リスクを、①事務リスク、②シ
ステムリスク、③情報資産リスク、④倫理・法務リスク、⑤人的
リスク、⑥有形資産リスク、⑦その他のオペレーショナル・リス
ク、⑧風評リスクの8つに区分し、それぞれのリスクを各リスク
主管部署が専門的な立場から管理するとともに、オペレーショナ
ル・リスク統括部署が全体を一元的に把握・管理することによ
り、相互に牽制が働く体制としています。また、リスクの発生状
況や対応策等については、原則月次で開催するオペレーショナ
ル・リスク管理委員会において組織横断的に協議し、対応方針等
を含め、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告してい
ます。
このような方針・体制のもと、当行では、定性的な管理と定量
的な管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。また、顕在
リスクへの対応だけでなく、潜在リスクへの予防的なリスク削減
活動にも努めています。
具体的には、リスクシナリオの作成(将来発生する可能性のあ
る潜在リスク事象を予見すること)を含めたCSA(コントロール
の自己評価)を実施し、オペレーショナル・リスクを包括的に把
握・評価・計測・分析し、リスク削減策を講じています。そのう
えでリスク削減策実施後の効果検証を定量的に行うことにより、
着実にリスクを極小化する仕組みとしています。
なお、オペレーショナル・リスクの計量化にあたり、内部管理
においては統合リスク管理の枠組みのもと、先進的計測手法に準
じた計量モデルで計測したVaRによりオペレーショナル・リスク
を管理しています。また、この計量モデルで業務やリスク事象等
の詳細な単位でリスク量を計測することで、実態リスク量の削減
活動に取り組んでいます。
ロ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出
にあたっては、平成18年金融庁告示第19号「銀行法第14条の2
の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の
充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」に定め
る「粗利益配分手法」を採用しています。
(リスク管理の方針等)
当行では、リスク・コントロールを行いながら収益を獲得する
ことを目的として、債券、株式、外部委託等、リスク分散効果を
活かしたポートフォリオを構築しています。また、百五リース株
式会社及び株式会社百五ディーシーカードにおいて、政策投資を
目的とした株式等を限定的に保有し、他の連結子会社においては
グループ内の会社の株式を保有しています。
当行の株式等に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用方
針及び計数計画」に定める運用方針に則り行っており、「市場取
引規定」において株式投資の限度額を定めています。
また、株式等の価格変動リスク(株価リスク)の管理につい
ては、統一的なリスク指標であるVaRにより計量化を行うととも
に、統合リスク管理の枠組みにおいて株価リスクの限度枠及びア
ラームポイントを設定・管理し、経営陣によるリスク管理委員会
等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における株価リスク(VaR)の計測手法の概要は次のとお
りです。
① 保有期間:純投資株式は3ヵ月、政策投資株式は6ヵ月
② 信頼区間:99%
③ 観測期間:3年
④ 計測方法:ヒストリカル・シミュレーション法
政策投資株式のVaRは、VaR相当の損失発生時にポートフォリ
オにおいて生じる評価損額をもってリスク量としています。
なお、投資事業組合等一部の有価証券については、保有簿価金
額の一定割合をリスク量として認識しています。また、非上場株
式については、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リ
スク量を計測しています。
(株式等の評価方法)
株式等の評価については、その他有価証券については原則とし
て連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として
移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困
難と認められるものについては移動平均法による原価法により行
っています。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入
法により処理しています。
標により行っています。そのうえで、円建及び外貨建の資産・負
債等のVaRについて、統合リスク管理の枠組みにおいて、株価リ
スク等他の市場リスク、信用リスク及びオペレーショナル・リス
クとともにリスク量に限度枠を設定・管理することにより、リス
クを経営体力に照らして適切な水準にコントロールしています。
また、VaRによる管理の適切性を確保するため、計量モデルの
妥当性を検証するためのバックテスト、想定を超える市場変動に
よる影響を評価するためのストレステストを他の市場リスクとと
もに定期的に実施しているほか、VaRを補完するため、50BPV
等のリスク指標を併せてモニタリングしています。保有債券等に
かかる金利リスク量については、他の市場取引にかかるリスク量
とともに日次で把握・管理し、預貸金等を含めた円金利リスク量
については、月次で把握・管理しています。
計量された金利リスクは、原則月次で開催する経営陣によるリ
スク管理委員会等に報告しています。委員会は、金利リスクを含
めた各種リスクの状況をモニタリングするとともに、その管理・
運営における重要事項を審議しています。
ロ 連結グループが内部管理上使用した銀行勘定における金利リス
クの算定手法の概要
銀行勘定の金利リスクは、当行の預貸金等、円貨・外貨保有債
券等及び連結子会社の保有債券を計量の対象とし、保有期間3ヵ
月、観測期間3年、信頼区間99%でヒストリカル・シミュレーシ
ョン法により計測されるVaR(この場合、過去3年間の市場変動
に基づき推計した、向後3ヵ月内に99%の確率の範囲内でポート
フォリオに生じ得る経済価値減少額)をリスク量として、保有債
券等(円貨建・外貨建の各々)については日次で、預貸金等を含
めた円金利リスクについては月次で算定しています。
なお、いわゆるコア預金については、円貨流動性預金(当座預
金、決済用を含む普通預金、貯蓄預金、通知預金、別段預金、納
税準備預金)のうち、預金者が個人または法人であるものを対象
として、過去の残高推移から残高変動率等を統計的に求め、将来
の残高減少を推計することで各期日に配分を行い、金利リスクの
算定に活用しています。ただし、コア預金残高の期日配分等の推
計により、金利リスク量が大きく変動することから、バックテス
ト等による検証を定期的に行っております。
また、保有債券等にかかる期限前償還リスク等については、仕
組債のオプション性リスクについて、金利変化に対する感応度に
基づき金利リスクを算定しています。預貸金等にかかる期限前解
約リスクについては原則として考慮せず、契約上の満期を基礎と
して金利リスクを算定しています。
銀行勘定における金利リスクに関する事項
(第12条第3項第11号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切
性を堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の基
本方針としており、ALMの一環として、株価リスク等他の市場リ
スクとともに、銀行勘定における金利リスクを把握・管理してい
ます。
連結子会社では、主に株式会社百五ディーシーカード及び百五
リース株式会社が金利感応性を有する資産・負債等を有してお
り、両社では、新規取得債権と新規借入との期間の近似を図る
等、業務運営において、金利リスクを適切に管理しています。
当行では、金利リスクの計量はVaR及び50BPV等のリスク指
ディスクロージャー誌 2015 資料編
88
自己資本の充実の状況等
銀行勘定における出資等に関するリスク管理の方針
及び手続の概要(第12条第3項第10号)
自己資本の充実の状況等(連結)(平成26年度)
(連結自己資本比率を算出する銀行における事業年度の開示項目)
連結の範囲に関する事項(第12条第3項第1号)
イ 自己資本比率告示第26条の規定により連結自己資本比率を算
出する対象となる会社の集団(以下「連結グループ」という。
)
に属する会社と連結財務諸表規則に基づき連結の範囲(以下
「会計連結範囲」という。
)に含まれる会社との相違点及び当該
相違点の生じた原因
相違点はありません。
ロ 連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会
社の名称及び主要な業務の内容
当行の連結子会社は10社です。
名 称
主要な業務の内容
自己資本調達手段(その額の全部又は一部が、告示第
25条の算式におけるコア資本に係る基礎項目の額に含
まれる資本調達手段をいう。)の概要(第12条第3項第2号)
自己資本調達手段
発行主体
株式会社百五銀行
資本調達手段の種類
普通株式
コア資本に係る基礎項目
の額に算入された額
27,404百万円
発行主体
株式会社百五銀行
資本調達手段の種類
期限付劣後債務(劣後特約付社債)
コア資本に係る基礎項目
の額に算入された額
13,500百万円
株式会社百五ディーシーカード
クレジットカード業務、ローン業務、
信用保証業務
利率
当初5年間
年1.33%
5年経過以降6ヶ 月 ユ ー ロ 円
LIBOR+2.23%
百五リース株式会社
事務用機器その他各種動産のリース業
務、乗用車・トラック等のオートリー
ス業務、割賦販売業務
償還期限の有無
有
その日付
平成33年6月7日
株式会社百五経済研究所
経営コンサルティング業務(経営診断、
賃金人事制度、ISO認証取得支援)
、調
査業務(受託調査、経済・産業調査)
、
各種経営情報の発信、ビジネスマッチ
ング、セミナー・研修の開催、講師派遣
ステップアップ金利等に
係る特約
ステップアップ金利特約付
期間10年(期日一括返済・償還)
但し、5年経過以降に、金融庁の
承認を条件に期限前返済・償還が
可能
百五コンピュータソフト株式会社
コンピュータシステム企画・設計・開発業
務、ハード・汎用ソフトウェアの販売業務、
金融システムの開発業務、エレクトロニック
バンキングサービス、代金回収・コンビニ
収納サービス
百五ビジネスサービス株式会社
当行の現金整理業務、現金自動設備の
保守業務
百五管理サービス株式会社
当行の文書・帳簿等保管・管理業務、
帳票・物品類の受発注業務
百五不動産調査株式会社
当行の担保不動産の現地調査・評価業
務、債権書類の集中保管業務
百五オフィスサービス株式会社
当行の手形等の集中保管・管理業務、
内国為替等の帳票精査・整理業務
百五スタッフサービス株式会社
職業紹介業務、教育・研修業務、給与
計算・労務管理業務
百五証券株式会社
有価証券の売買、有価証券売買の媒介、
取次または代理業務
ハ 自 己資本比率告示第32条が適用される金融業務を営む関連
法人等の数並びに当該金融業務を営む関連法人等の名称、貸
借対照表の総資産の額及び純資産の額並びに主要な業務の内
容
該当ありません。
ニ 連結グループに属する会社であって会計連結範囲に含まれな
いもの及び連結グループに属しない会社であって会計連結範
囲に含まれるものの名称、貸借対照表の総資産の額及び純資
産の額並びに主要な業務の内容
該当ありません。
ホ 連結グループ内の資金及び自己資本の移動にかかる制限等の概
要
制限等はありません。
89 THE HYAKUGO BANK, LTD.
連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(第12条第3項第3号)
当行グループでは、当行における統合リスク管理を基本に、複
数の視点から自己資本充実度を評価しています。連結子会社のリ
スクは自己資本に比して限定的と見積もっており、連結グループ
の自己資本充実度は単体同様に懸念がないと評価しています。
また、自己資本の充実度に関する評価に加え、連結自己資本比
率を基準として、規制資本の視点から自己資本充実度を評価して
います。
なお、連結自己資本比率は、「自己資本の構成に関する事項」
に記載しています。
信用リスクに関する事項(第12条第3項第4号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
(リスク管理の方針等)
当行では、信用リスク管理に関する基本的な方針として「信用
リスク管理方針」及び「百五銀行クレジットポリシー」を制定し、
資産の健全性を維持し、信用リスク量を適正な水準にコントロー
ルするとともに、リスクに見合った収益を確保するため、信用リ
スク管理体制を整備しています。また、与信業務を行っている
百五リース株式会社及び株式会社百五ディーシーカードについて
も、当行と同様に信用リスク管理に関する規定等を制定し、信用
リスク管理体制を整備するとともに、法令に抵触しない範囲で、
当行と一体として信用リスク管理を行っています。
与信先又は与信案件の信用リスクを統一的な尺度により評価す
る「信用格付制度」、及び保有するすべての資産を個別に検討し
回収の危険性又は価値の毀損の危険性の度合を区分する「自己査
定制度」を通じて、信用リスクを適切に評価・管理する枠組みを
構築しています。
与信ポートフォリオ管理の観点から、特定の企業や企業グルー
プに与信が集中しないように管理するとともに、業種別・地域
別・信用格付別・与信額別などの分布状況を把握し、与信の分散
に努めています。
(リスクの計測)
当行における信用リスクの計測手法の概要は次のとおりです。
① 保有期間:1年
② 信頼区間:99%
③ デフォルト確率:当行実績値等に基づくデフォルト確率
④ デフォルト相関:帝国データバンクの統計値から推計
⑤ デフォルト時損失率:保全状況に応じて設定
⑥ 計測方法:モンテカルロ・シミュレーション法等
(貸倒引当金の計上基準)
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次
のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権につい
ては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額を計上しています。また、現在は経
営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認
められる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分
可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額の
うち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上
しています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署
が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定
結果を監査しています。
連結子会社の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準によ
り、当行と同じ方法により計上しています。
(信用リスク・アセット額の計測手法)
信用リスク・アセット額の算出には、「標準的手法」を使用し
ています。
ロ 標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項
(1) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
(2) エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使
用する適格格付機関等の名称
リスク・ウェイトの判定においては、内部管理との整合性を考
慮し、エクスポージャーの種類ごとに、次の適格格付機関を採用
しています。
a. 中央政府及び中央銀行向けエクスポージャー、中央政府の格付
によりリスク・ウェイトを判定するエクスポージャー(我が国
の地方公共団体向けエクスポージャー、外国の中央政府等以外
の公共部門向けエクスポージャー、地方公共団体金融機構向け
エクスポージャー、我が国の政府関係機関向けエクスポージ
ャー、地方三公社向けエクスポージャー、金融機関向けエクス
ポージャー、第一種金融商品取引業者向けエクスポージャー)
、
国際開発銀行向けエクスポージャー
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
s)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
④ ス
タンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシ
ズ(S&P)
b. 法人等向けエクスポージャー
(ア) 国内の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
(イ) 海外の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービ
シズ(S&P)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
手続の概要(第12条第3項第5号)
(リスク管理の方針等)
信用リスク削減手法とは、当行グループが抱える信用リスクを
軽減するための措置であり、担保、保証、貸出金と自行預金の相
殺などが該当します。当行では、主に、自行預金、有価証券、手
形、不動産などの担保や、信用保証協会、地方公共団体、優良な
保証会社などの保証を取得することにより、信用リスクの軽減を
図っています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五デ
ィーシーカードでは、不動産担保を取得しています。
当行では、「担保・保証管理規則」及び「不動産担保評価規則」
を制定し、担保価値を認識する適格担保の要件、保証効果を認識
する適格保証の要件、担保・保証の取扱基準、担保掛目、不動産
担保の評価方法を定め、担保・保証の適切な取得、評価、管理に
努めています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五デ
ィーシーカードにおいても、不動産担保評価方法を定め適切な担
保管理を行っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出における信用リスク削減
手法としては、適格金融資産担保、適格保証及びクレジット・デ
リバティブ、貸出金と自行預金の相殺の効果を勘案しています。
また、適格金融資産担保の勘案方法は、
「包括的手法」を使用し
ています。
(担保の評価方法)
当行の内部管理における担保の評価方法は次のとおりです。
① 金融資産担保のうち預金等…預金額により評価する
② 金融資産担保のうち手形を除く有価証券…時価により評価する
③ 債権担保(手形および電子記録債権)…額面により評価する
④ 債権担保(売掛金)…売掛金額により評価する
⑤ 土地…公示価格等の公的価格を基準として評価する
⑥ 建物…間接原価法により得られる再調達価格により評価する
⑦ 在庫品…市場価格により評価する
⑧ 機械設備…償却残存額または市場価格により評価する
⑨ 船舶…償却残存額により評価する
(金融資産担保)
金融資産担保のうち有価証券(債券、上場株式)については、
定期的に時価評価を行い、担保価格が不足する場合又は不足する
おそれがある場合には、必要に応じて増担保もしくは内入金を徴
するなど適切な処置を取っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、自行預金、
債券(一定の条件を満たすもの)、上場株式を適格金融資産担保
として取り扱っています。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
90
自己資本の充実の状況等
また、当行では、デフォルト確率等に基づき統計的な手法によ
り信用リスクを計測する「信用リスク計量化」に取り組んでいま
す。計測した信用リスク量については、統合リスク管理の枠組み
において限度枠管理を行うとともに、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
(不動産担保)
不動産担保については、年一回以上の頻度で不動産の担保価値
を評価するとともに、担保物件の所有権の移転又は賃借権、質
権、抵当権などの設定や不動産の現形の変更などに注意し、債権
の保全に影響をおよぼす場合には必要に応じて適切な処置を取っ
ています。
(保証)
保証人の信用度の評価については、毎年決算書等を徴求のう
え、当行所定の格付基準に基づき格付・自己査定を行っており、
相応の信用力を有していることを確認しています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、中央政府、
地方公共団体、地方公共団体金融機構、政府関係機関、金融機
関、第一種金融商品取引業者、事業法人(外部格付が一定以上の
先)による保証を適格保証として取り扱っています。
(貸出金と自行預金の相殺)
貸出金と自行預金の相殺については、定期預金の適切な期日管
理を行うとともに、コンピュータシステムにより貸出金及び預金
の残高を随時把握することにより管理しています。また、回収の
実務においては、経済合理性の面から検討を行い適当と判断され
た場合に、所定の手続により貸出金と自行預金の相殺による回収
を図っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、貸出金(商
業手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越)と担保登録のない定期
預金を相殺の対象としています。
(信用集中リスク)
有価証券担保のうち債券担保については、ほとんどが国債担保
です。また、上場株式担保についても、与信全体に占める有価証
券担保貸出の割合が小さく、信用リスク削減手法におけるリスク
の集中は特に認められません。
保証については、一保証会社から当行が受ける保証の総額の限
度を定め管理しています。
(派生商品取引等)
派生商品取引及びレポ取引については、信用リスク削減の観点
から必要に応じて相対ネッティング契約を締結しています。派生
商品取引のなかで対象となる取引の範囲は、金利スワップ、通貨
スワップ等です。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、相対ネッテ
ィング契約の効果を勘案していません。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス
クに関するリスク管理の方針及び手続の概要
(第12条第3項第6号)
(リスク管理の方針等)
当行グループでは、派生商品取引を主として自己のALMポジ
ションのヘッジ手段として利用するほか、顧客の財務ニーズに応
えるため、顧客との取引を行っています。
当行の派生商品取引にかかる取引相手の信用リスクに関して
は、オンバランス取引と合算し、オン・オフ一体で管理していま
す。なお、派生商品取引の信用リスク算出に当たっては、カレン
ト・エクスポージャー方式を使用しています。
また、有価証券等の決済に関しては、原則として約定日から3
営業日目を受渡日とし、長期決済期間取引にかかる信用リスクが
91 THE HYAKUGO BANK, LTD.
発生しない業務運営を行っています。例外的にファンド(投資信
託等)の解約時等に5営業日を超える場合がありますが、取引相
手はクレジットライン先等の信用力の高い先に限られています。
(与信限度枠等)
金融機関向けの与信方針については、「クレジットライン規則」
にて定めています。内部格付等に基づいて定められたクレジット
ライン額を与信額の上限としています。クレジットラインは毎年
3月末に更改するとともに、内部格付が低下した場合等には、そ
の都度変更を行います。顧客向けの与信については、通常の貸出
と同様の与信審査を行っています。
また、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、派生商品取引
を含めた信用リスク量を計測し、限度枠管理を行っています。
(CSA契約等)
一部の相手先とは、ISDA CREDIT SUPPORT ANNEX(CSA
契約)を締結しています。当行の信用力悪化等により格付が低下
した場合、CSA契約における無担保与信枠が減額されるという影
響があります。なお、派生商品取引に係る保全や引当の算定は行
っていません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第12条第3項第7号)
イ リスク管理の方針及びリスク特性の概要
当行グループは、主に投資家として証券化取引に対する投融資
を行っています。また、当行の非連結子会社である有限会社フロ
ンティア・アセット・コーポレーションが顧客の手形債権等を購
入する金銭債権流動化プログラムにおいて、スポンサー及び投資
家として関与していますが、スポンサーとしてのエクスポージ
ャーは保有していません。
なお、百五リース株式会社において、保有するリース債権の流
動化に取り組んでおりますが、当該取引には優先劣後構造がない
ため、自己資本比率算定上の証券化エクスポージャーには該当し
ません。
当行が保有する証券化取引は、シニアの証券化取引であり、信
用リスクや金利リスクなどのリスクを有しています。これは、貸
出金や有価証券等の取引により発生するものと基本的に変わるも
のではありません。また、証券化取引は、一般の債券に比べ流動
性に劣り、マーケットの状況が悪化した際は、適正な価格で売却
することが困難になるという流動性リスクを有しています。当行
の証券化取引に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用方針
及び計数計画」に定める運用方針に則り行っています。信用リス
クの管理については、外部格付、裏付資産の状況、トリガー条件
の抵触状況等を調査し、モニタリングを行っています。
証券化取引に対する融資は、一般貸出と同様の決裁権限による
与信審査を行っています。与信審査にあたっては、外部格付、オ
リジネーター、信用補完状況、優先劣後構造、アレンジャーや
サービサーの信用リスクなどを考慮しています。また、与信取組
後は、当行所定の格付基準に基づき、格付・自己査定を行い管理
しています。
なお、再証券化取引に対する投融資については、裏付資産とな
る一次証券化取引の裏付資産の状況等も十分に分析した上で、一
般の証券化取引と同様のモニタリングを行っています。
また、証券化取引の信用リスクについては、通常の与信と同様
に「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リスク量を計測
し、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告していま
す。
ハ 信用リスク削減手法として証券化取引を用いる場合の方針
当行グループでは、信用リスク削減手法として証券化取引を用
いておらず、また、用いる予定はありません。
ニ 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの
額の算出に使用する方式の名称
証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額の算出に
は、「標準的手法」を使用しています。
原則として、適格格付機関の付与する外部格付に基づき信用リ
スク・アセット額を算出していますが、一部の無格付の証券化エ
クスポージャーについては、平成18年金融庁告示第19号第249
条第7項を適用しています。
ホ 証券化エクスポージャーのマーケット・リスク相当額の算出
に使用する方式の名称
当行グループは、平成18年金融庁告示第19号第27条のマーケ
ット・リスク相当額不算入の特例を適用しており、マーケット・
リスク相当額を算出していません。
ヘ 連結グループが証券化目的導管体を用いて第三者の資産に係
る証券化取引を行った場合には、当該証券化目的導管体の種
類及び当該連結グループが当該証券化取引に係る証券化エク
スポージャーを保有しているかどうかの別
当行では、当行の非連結子会社である有限会社フロンティア・
アセット・コーポレーションを用いて顧客の手形債権等を購入す
る証券化取引を行っています。当該証券化エクスポージャーにつ
いて、当行は優先部分かつオンバランスのエクスポージャーを保
有しています。
なお、有限会社フロンティア・アセット・コーポレーションは
顧客の金銭債権を購入する金銭債権流動化プログラムを行うため
に設立された特別目的会社(SPC)です。
ト 連結グループの子法人等及び関連法人等のうち、当該連結グ
ループが行った証券化取引に係る証券化エクスポージャーを
保有しているものの名称
該当ありません。
チ 証券化取引に関する会計方針
オリジネーターとしての証券化取引は該当ありません。
また、証券化エクスポージャーへの投資については、有価証券
及び貸出金の会計方針に従って処理しています。
リ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判
定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定において
は、内部管理との整合性を考慮し、次の適格格付機関を採用して
います。
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ
(S&P)
オペレーショナル・リスクに関する事項(第12条第3項第9号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行では、適切なオペレーショナル・リスク管理により健全な
業務運営を行い、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評
価し、組織横断的にリスクを削減するための方策を企画・実施す
ることを、オペレーショナル・リスク管理の基本方針としていま
す。
当行では、オペレーショナル・リスクを、①事務リスク、②シ
ステムリスク、③情報資産リスク、④倫理・法務リスク、⑤人的
リスク、⑥有形資産リスク、⑦その他のオペレーショナル・リス
ク、⑧風評リスクの8つに区分し、それぞれのリスクを各リスク
主管部署が専門的な立場から管理するとともに、オペレーショナ
ル・リスク統括部署が全体を一元的に把握・管理することによ
り、相互に牽制が働く体制としています。また、リスクの発生状
況や対応策等については、原則月次で開催するオペレーショナ
ル・リスク管理委員会において組織横断的に協議し、対応方針等
を含め、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告してい
ます。
このような方針・体制のもと、当行では、定性的な管理と定量
的な管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。また、顕在
リスクへの対応だけでなく、潜在リスクへの予防的なリスク削減
活動にも努めています。
具体的には、リスクシナリオの作成(将来発生する可能性のあ
る潜在リスク事象を予見すること)を含めたCSA(コントロール
の自己評価)を実施し、オペレーショナル・リスクを包括的に把
握・評価・計測・分析し、リスク削減策を講じています。そのう
えでリスク削減策実施後の効果検証を定量的に行うことにより、
着実にリスクを極小化する仕組みとしています。
なお、オペレーショナル・リスクの計量化にあたり、内部管理
においては統合リスク管理の枠組みのもと、先進的計測手法に準
じた計量モデルで計測したVaRによりオペレーショナル・リスク
を管理しています。また、この計量モデルで業務やリスク事象な
どの詳細な単位でリスク量を計測することで、実態リスク量の削
減活動に取り組んでいます。
ロ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出
にあたっては、平成18年金融庁告示第19号「銀行法第14条の2
の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の
充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」に定め
る「粗利益配分手法」を採用しています。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
92
自己資本の充実の状況等
ロ 証券化取引における格付の利用に関する基準に規定する体制
の整備及びその運用状況の概要
当行では、証券化エクスポージャーの包括的なリスク特性等を
継続的に把握するための手続や体制を整備し、適切なモニタリン
グを実施しています。
具体的には、案件の仕組上のリスク特性や裏付資産のリスク特
性等を十分に把握した上で、モニタリングすべきリスク指標を案
件ごとに設定し、定期的にモニタリングを行っています。なお、
再証券化取引については、裏付資産となる一次証券化取引の裏付
資産のリスク特性も勘案した上でリスク指標を設定しています。
モニタリングの結果、信用リスク悪化の兆候が見られた場合
は、信用格付の見直し及び今後の対応方針の検討を行うなど、適
切に対応しています。
銀行勘定における出資等に関するリスク管理の方針
及び手続の概要(第12条第3項第10号)
(リスク管理の方針等)
当行では、リスク・コントロールを行いながら収益を獲得する
ことを目的として、債券、株式、外部委託など、リスク分散効果
を活かしたポートフォリオを構築しています。また、百五リース
株式会社及び株式会社百五ディーシーカードにおいて、政策投資
を目的とした株式等を限定的に保有し、他の連結子会社において
はグループ内の会社の株式を保有しています。
当行の株式等に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用方
針及び計数計画」に定める運用方針に則り行っており、「市場取
引規定」において株式投資の限度額を定めています。
また、株式等の価格変動リスク(株価リスク)の管理につい
ては、統一的なリスク指標であるVaRにより計量化を行うととも
に、統合リスク管理の枠組みにおいて株価リスクの限度枠及びア
ラームポイントを設定・管理し、経営陣によるリスク管理委員会
等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における株価リスク(VaR)の計測手法の概要は次のとお
りです。
① 保有期間:純投資株式は3ヵ月、政策投資株式は6ヶ月
② 信頼区間:99%
③ 観測期間:3年
④ 計測方法:ヒストリカル・シミュレーション法
政策投資株式のVaRは、VaR相当の損失発生時にポートフォリ
オにおいて生じる評価損額をもってリスク量としています。
なお、投資事業組合等一部の有価証券については、保有簿価金
額の一定割合をリスク量として認識しています。また、非上場株
式については、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リ
スク量を計測しています。
(株式等の評価方法)
株式等の評価については、その他有価証券については原則とし
て連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として
移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困
難と認められるものについては移動平均法による原価法により行
っています。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入
法により処理しています。
銀行勘定における金利リスクに関する事項
(第12条第3項第11号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切
性を堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の基
本方針としており、ALMの一環として、株価リスク等他の市場リ
スクとともに、銀行勘定における金利リスクを把握・管理してい
ます。
連結子会社では、主に株式会社百五ディーシーカード及び百五
リース株式会社が金利感応性を有する資産・負債等を有してお
り、両社では、新規取得債権と新規借入との期間の近似を図る
等、業務運営において、金利リスクを適切に管理しています。
当行では、金利リスクの計量はVaR及び50BPV等のリスク指
93 THE HYAKUGO BANK, LTD.
標により行っています。そのうえで、円建及び外貨建の資産・負
債等のVaRについて、統合リスク管理の枠組みにおいて、株価リ
スク等他の市場リスク、信用リスク及びオペレーショナル・リス
クとともにリスク量に限度枠を設定・管理することにより、リス
クを経営体力に照らして適切な水準にコントロールしています。
また、VaRによる管理の適切性を確保するため、計量モデルの
妥当性を検証するためのバックテスト、想定を超える市場変動に
よる影響を評価するためのストレステストを他の市場リスクとと
もに定期的に実施しているほか、VaRを補完するため、50BPV
等のリスク指標を併せてモニタリングしています。保有債券等に
かかる金利リスク量については、他の市場取引にかかるリスク量
とともに日次で把握・管理し、預貸金等を含めた円金利リスク量
については、月次で把握・管理しています。
計量された金利リスクは、原則月次で開催する経営陣によるリ
スク管理委員会等に報告しています。委員会は、金利リスクを含
めた各種リスクの状況をモニタリングするとともに、その管理・
運営における重要事項を審議しています。
ロ 連結グループが内部管理上使用した銀行勘定における金利リス
クの算定手法の概要
銀行勘定の金利リスクは、当行の預貸金等、円貨・外貨保有債
券等及び連結子会社の保有債券を計量の対象とし、保有期間3ヵ
月、観測期間3年、信頼区間99%でヒストリカル・シミュレーシ
ョン法により計測されるVaR(この場合、過去3年間の市場変動
に基づき推計した、向後3ヵ月内に99%の確率の範囲内でポート
フォリオに生じ得る経済価値減少額)をリスク量として、保有債
券等(円貨建・外貨建の各々)については日次で、預貸金等を含
めた円金利リスクについては月次で算定しています。
なお、いわゆるコア預金については、円貨流動性預金(当座預
金、決済用を含む普通預金、貯蓄預金、通知預金、別段預金、納
税準備預金)のうち、預金者が個人または法人であるものを対象
として、過去の残高推移から残高変動率等を統計的に求め、将来
の残高減少を推計することで各期日に配分を行い、金利リスクの
算定に活用しています。ただし、コア預金残高の期日配分等の推
計により、金利リスク量が大きく変動することから、バックテス
ト等による検証を定期的に行っております。
また、保有債券等にかかる期限前償還リスク等については、仕
組債のオプション性リスクについて、金利変化に対する感応度に
基づき金利リスクを算定しています。預貸金等にかかる期限前解
約リスクについては原則として考慮せず、契約上の満期を基礎と
して金利リスクを算定しています。
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
自己資本の充実度に関する事項(第12条第4項第2号)
イ 信用リスクに対する所要自己資本の額
オン・バランス項目
(単位:百万円)
項 目
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
現金
我が国の中央政府及び中央銀行向け
外国の中央政府及び中央銀行向け
国際決済銀行等向け
我が国の地方公共団体向け
外国の中央政府等以外の公共部門向け
国際開発銀行向け
地方公共団体金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
取立未済手形
信用保証協会等による保証付
株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付
出資等
(うち出資等のエクスポージャー)
(うち重要な出資のエクスポージャー)
21. 上記以外
(うち他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通株式等に該当するもの
以外のものに係るエクスポージャー)
(うち特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー)
(うち右記以外のエクスポージャー)
22. 証券化(オリジネーターの場合)
(うち再証券化)
23. 証券化(オリジネーター以外の場合)
(うち再証券化)
24. 複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々の資産の把握が困難な資産
25. 経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額
26. 他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置により
リスク・アセットの額に算入されなかったものの額
オン・バランス項目 計
所要自己資本額
平成25年度
平成26年度
―
―
―
―
18
18
―
―
24
24
45
155
―
―
63
57
334
297
54
45
2,462
2,771
39,784
40,493
17,013
18,278
2,860
3,274
8,867
9,267
361
312
―
―
273
292
―
―
2,082
2,346
2,082
2,346
―
―
6,079
4,064
3,198
1,214
1,564
1,315
―
―
222
4
790
665
1,276
1,572
―
―
450
2
2,027
897
△1,914
△298
80,089
84,778
(注)所要自己資本額とは、信用リスク・アセット額に4%を乗じて算出した額です。
「21.上記以外」の「(うち右記以外のエクスポージャー)」には、平成18年金融庁告示第19号において「右記以外のエクスポージャー」としてリスク・ウェイトを100%と定めているエクスポージャーを記載してお
ります。
ディスクロージャー誌 2015 資料編
94
自己資本の充実の状況等
その他金融機関等(告示第29条第6項第1号に規定するその他金融機関等をいう。)であって銀行の子法人等である
もののうち、規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額(第12条第4項第1号)
オフ・バランス項目
(単位:百万円)
任意の時期に無条件で取消可能又は自動的に取消可能なコミットメント
原契約期間が1年以下のコミットメント
短期の貿易関連偶発債務
特定の取引に係る偶発債務
(うち経過措置を適用する元本補てん信託契約)
5. NIF又はRUF
6. 原契約期間が1年超のコミットメント
7. 内部格付手法におけるコミットメント
8. 信用供与に直接的に代替する偶発債務
(うち借入金の保証)
(うち有価証券の保証)
(うち手形引受)
(うち経過措置を適用しない元本補てん信託契約)
(うちクレジット・デリバティブのプロテクション提供)
9. 買戻条件付資産売却又は求償権付資産売却等(控除後)
買戻条件付資産売却又は求償権付資産売却等(控除前)
控除額(△)
10. 先物購入、先渡預金、部分払込株式又は部分払込債券
11. 有価証券の貸付、現金若しくは有価証券による担保の提供又は有価証券の買戻条件付売却若しくは売戻条件付購入
12. 派生商品取引及び長期決済期間取引
カレント・エクスポージャー方式
派生商品取引
(1) 外為関連取引
(2) 金利関連取引
(3) 金関連取引
(4) 株式関連取引
(5) 貴金属(金を除く)関連取引
(6) その他のコモディティ関連取引
(7) クレジット・デリバティブ取引(カウンター・パーティー・リスク)
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果(△)
長期決済期間取引
標準方式
期待エクスポージャー方式
13. 未決済取引
14. 証券化エクスポージャーに係る適格流動性補完及び適格なサービサー・キャッシュ・アドバンス
15. 上記以外のオフ・バランスの証券化エクスポージャー
オフ・バランス項目 計
所要自己資本額
平成25年度
平成26年度
―
―
67
74
6
4
98
97
―
―
―
―
517
538
―
―
963
937
396
344
―
―
5
1
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
391
233
91
210
91
210
91
210
70
179
20
30
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
0
0
―
―
―
―
―
―
―
―
377
676
2,514
2,774
項 目
CVAリスクに対する所要自己資本の額(簡便的リスク測定方式)
中央清算機関関連エクスポージャーに対する所要自己資本の額
合 計
平成25年度
136
0
82,740
項 目
1.
2.
3.
4.
(注)所要自己資本額とは、信用リスク・アセット額に4%を乗じて算出した額です。
自己資本の充実度に関する事項(第12条第4項第2号)
ホ オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額及びこのうち当行グループが使用する手法ごとの額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本
4,404
4,359
うち粗利益配分手法
4,404
4,359
(注)オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本額は、告示の定めにより「オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た
額」に、国内基準行として4%を乗じて得た額を記載しております。
95 THE HYAKUGO BANK, LTD.
平成26年度
319
1
87,872
自己資本の充実の状況等
ヘ 連結総所要自己資本額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
87,415
92,232
信用リスクに関する事項(第12条第4項第3号)
イ、ロ 信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高(出資等、証券化エクスポージャー、複数の資産を裏付とする資産を除く)
(平成25年度)
種類別、地域別、業種別、残存期間別
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金等
債券等
派生商品取引
以外のオフ・
バランス取引
派生商品取引
その他(左記の
いずれにも該当
しない資産)
国
内
計
5,057,150
2,730,048
1,905,990
290,337
5,226
125,546
国
外
計
102,577
9,365
92,782
―
429
―
計
5,159,727
2,739,414
1,998,773
290,337
5,656
125,546
業
468,830
433,030
16,615
18,927
256
―
地
域
別
製
合
造
農
業、
林
業
7,067
6,857
―
6
202
―
業
3,327
3,315
―
11
―
―
鉱業、採石業、砂利採取業
4,612
4,573
―
38
―
―
業
108,281
104,783
831
2,667
―
―
電気・ガス・熱供給・水道業
47,073
46,492
580
0
―
―
漁
建
情
設
業
21,547
19,541
1,602
403
―
―
運
輸
報
業、
通
郵
信
便
業
336,214
105,334
229,736
1,119
23
―
卸
売
業、
小
売
業
309,992
296,810
5,149
7,056
975
―
金
融
業、
保
険
業
1,103,211
197,309
658,508
243,230
4,162
―
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
327,106
312,127
9,840
5,102
36
―
学術研究、専門・技術サービス業
14,524
14,434
―
89
―
―
宿
泊
業
18,708
18,382
100
225
―
―
飲
食
業
15,641
15,529
100
11
―
―
生活関連サービス業、娯楽業
24,497
24,122
100
275
―
―
教 育、 学 習 支 援 業
8,092
8,092
―
―
―
―
祉
100,556
100,454
70
32
―
―
そ の 他 の サ ー ビ ス
医
療
46,887
34,735
2,201
9,950
―
―
国 ・ 地 方 公 共 団 体
1,311,849
266,542
1,044,102
1,180
―
23
そ
業
1
・
福
の
種
別
年
合
以
他
881,706
726,943
29,233
7
―
125,523
計
5,159,727
2,739,414
1,998,773
290,337
5,656
125,546
下
757,084
298,749
349,836
108,058
440
―
1 年 超 3 年 以 下
737,001
327,147
396,930
10,952
1,970
―
3 年 超 5 年 以 下
897,165
424,704
468,191
3,077
1,192
―
5 年 超 7 年 以 下
694,174
202,147
489,025
2,643
357
―
7 年 超 10 年 以 下
543,408
262,943
279,109
41
1,313
―
超
887,360
868,468
10,004
8,505
382
―
期間の定めのないもの
10
年
643,532
355,253
5,673
157,058
―
125,546
残 存 期 間 別 合 計
5,159,727
2,739,414
1,998,773
290,337
5,656
125,546
【参考】「複数の資産を裏付とする資産」に相当するエクスポージャーの期末残高 19,756百万円
ディスクロージャー誌 2015 資料編
96
(平成26年度)
種類別、地域別、業種別、残存期間別
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
国
内
国
地
計
外
域
別
製
合
造
農
業、
林
漁
設
債券等
2,808,919
1,878,369
350,592
派生商品取引
11,758
その他(左記の
いずれにも該当
しない資産)
135,625
計
206,570
31,932
166,689
6,646
1,302
―
計
5,391,836
2,840,852
2,045,058
357,238
13,061
135,625
業
421,942
391,374
11,305
18,862
400
―
業
6,912
6,835
―
36
39
―
業
3,313
3,292
―
20
―
―
鉱業、採石業、砂利採取業
建
5,185,266
派生商品取引
以外のオフ・
バランス取引
貸出金等
業
7,820
7,732
―
87
―
―
111,694
106,757
1,174
3,762
―
―
電気・ガス・熱供給・水道業
50,138
46,529
240
1,202
2,165
―
情
業
21,545
19,705
1,551
288
―
―
業
296,235
100,964
194,181
1,080
8
―
運
報
輸
通
業、
信
郵
便
卸
売
業、
小
売
業
311,080
297,082
5,938
7,372
687
―
金
融
業、
保
険
業
1,187,506
252,068
616,261
309,448
9,728
―
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
356,202
336,962
14,400
4,811
26
―
学術研究、専門・技術サービス業
14,298
14,294
―
3
―
―
宿
泊
業
17,038
16,821
100
117
―
―
飲
食
業
15,611
15,520
80
10
―
―
生活関連サービス業、娯楽業
25,743
25,014
325
403
―
―
教 育、 学 習 支 援 業
7,675
7,675
―
―
―
―
祉
102,871
102,771
70
29
―
―
そ の 他 の サ ー ビ ス
47,975
36,590
2,847
8,537
―
―
国 ・ 地 方 公 共 団 体
医
療
そ
業
1
・
福
の
種
別
年
合
以
1,430,228
256,733
1,172,341
1,153
―
―
他
956,001
796,123
24,239
7
4
135,625
計
5,391,836
2,840,852
2,045,058
357,238
13,061
135,625
下
853,276
285,831
396,364
169,647
1,432
―
1 年 超 3 年 以 下
665,247
340,259
314,087
9,509
1,390
―
3 年 超 5 年 以 下
948,372
447,960
492,314
5,788
2,309
―
5 年 超 7 年 以 下
728,234
211,806
513,516
2,120
790
―
7 年 超 10 年 以 下
555,112
256,137
297,736
450
788
―
10
984,819
941,129
30,105
7,234
6,350
―
年
超
期間の定めのないもの
656,774
357,727
934
162,486
―
135,625
残 存 期 間 別 合 計
5,391,836
2,840,852
2,045,058
357,238
13,061
135,625
【参考】「複数の資産を裏付とする資産」に相当するエクスポージャーの期末残高 46,397百万円
97 THE HYAKUGO BANK, LTD.
種類別、地域別、業種別
(単位:百万円)
貸出等
国
内
計
国
外
計
地
域
別
合
計
製
造
業
農
業、
林
業
漁
業
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運 輸 業、 郵 便 業
卸 売 業、 小 売 業
金 融 業、 保 険 業
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
学術研究、専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育、 学 習 支 援 業
医
療
・
福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
業
種
別
合
計
13,977
―
13,977
7,229
18
13
―
405
―
71
104
2,880
0
1,155
42
185
133
38
―
8
27
―
1,661
13,977
平成25年度
派生商品取引以外の
オフ・バランス取引
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
派生商品取引
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
貸出等
11,982
―
11,982
5,090
20
81
―
959
―
66
127
2,829
―
616
55
167
45
13
117
174
10
―
1,605
11,982
平成26年度
派生商品取引以外の
オフ・バランス取引
0
―
0
―
―
0
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
0
派生商品取引
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
(注)
「3カ月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャー又は引当金勘案前でリスク・ウェイトが150%であるエクスポージャーです。
ニ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金、特定海外債権引当勘定の期末残高及び期中増減額
一 般 貸 倒 引 当 金
個 別 貸 倒 引 当 金
特定海外債権引当勘定
期首残高
7,496
16,767
―
平成25年度
当期増加額 当期減少額
―
1,565
6,202
5,160
―
―
期末残高
5,931
17,809
―
(単位:百万円)
期首残高
5,931
17,809
―
平成26年度
当期増加額 当期減少額
―
1,027
5,712
5,138
―
―
期首残高
17,809
―
17,809
7,885
31
140
65
1,402
―
114
236
4,463
―
815
124
352
324
146
55
175
277
―
1,198
17,809
平成26年度
当期増加額 当期減少額
5,712
5,138
―
―
5,712
5,138
2,804
1,982
12
1
23
11
―
1
228
229
1
―
0
19
52
102
741
928
―
―
225
534
17
27
252
13
125
52
14
19
2
9
78
9
19
45
―
―
1,110
1,146
5,712
5,138
個別貸倒引当金の地域別、業種別内訳
国
内
計
国
外
計
地
域
別
合
計
製
造
業
農
業、
林
業
漁
業
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運 輸 業、 郵 便 業
卸 売 業、 小 売 業
金 融 業、 保 険 業
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
学術研究、専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育、 学 習 支 援 業
医
療
・
福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
業
種
別
合
計
期首残高
16,767
―
16,767
7,180
51
167
67
1,852
―
85
236
3,125
―
1,526
103
444
175
173
47
138
274
―
1,116
16,767
期末残高
4,903
18,383
―
(単位:百万円)
平成25年度
当期増加額 当期減少額
6,202
5,160
―
―
6,202
5,160
2,342
1,637
―
20
16
43
―
1
523
973
―
―
34
6
32
32
1,751
413
―
―
6
717
31
9
21
113
189
41
3
29
9
0
69
32
29
26
―
―
1,140
1,058
6,202
5,160
期末残高
17,809
―
17,809
7,885
31
140
65
1,402
―
114
236
4,463
―
815
124
352
324
146
55
175
277
―
1,198
17,809
期末残高
18,383
―
18,383
8,707
42
151
64
1,402
1
94
185
4,276
―
507
114
591
396
141
49
244
250
―
1,162
18,383
ディスクロージャー誌 2015 資料編
98
自己資本の充実の状況等
ハ 3カ月以上延滞エクスポージャーの期末残高
ホ 業種別又は取引相手の別の貸出金償却の額
業種別
製
造
業
農
業 、
林
業
漁
業
鉱 業、 採 石 業、 砂 利 採 取 業
建
設
業
電 気・ガ ス・熱 供 給・水 道 業
情
報
通
信
業
運 輸 業、 郵 便 業
卸 売 業、 小 売 業
金 融 業、 保 険 業
不 動 産 業、 物 品 賃 貸 業
学術研究、専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生 活 関 連 サ ー ビ ス 業、 娯 楽 業
教 育、 学 習 支 援 業
医
療
・
福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
合
計
貸出金償却額
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
(単位:百万円)
平成25年度
構成比(%)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
貸出金償却額
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
0
0
平成26年度
構成比(%)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
100.00
100.00
ヘ リスク・ウェイトの区分ごとの信用リスク削減手法の効果を勘案した後の残高並びに自己資本比率告示の規定により1250%のリス
ク・ウェイトが適用されるエクスポージャーの額(出資等、証券化エクスポージャー、複数の資産を裏付とする資産を除く)
オン・バランス項目
合
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
250%
350%
1250%
計
(単位:百万円)
外部格付あり
59,963
―
472,253
―
267,373
―
100,168
3,013
―
―
―
902,771
エクスポージャーの額(信用リスク削減手法の効果勘案後)
平成25年度
平成26年度
外部格付なし
外部格付あり
1,875,819
124,173
141,738
―
8,919
453,137
204,289
―
2,683
251,811
563,474
―
1,024,781
120,674
1,763
3,008
12,531
―
―
―
―
―
3,836,000
952,804
外部格付あり
―
―
52,152
―
4,786
―
1,439
―
―
―
―
58,377
エクスポージャーの額(信用リスク削減手法の効果勘案後)
平成25年度
平成26年度
外部格付なし
外部格付あり
外部格付なし
153,833
―
155,952
―
―
―
―
40,121
―
―
―
―
―
4,263
0
692
―
697
37,209
2,008
37,598
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
191,735
46,393
194,249
オフ・バランス項目
合
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
250%
350%
1250%
計
(単位:百万円)
(注)「外部格付あり」 とは、外部格付を使用してリスク・ウェイトを判定したエクスポージャーです。
99 THE HYAKUGO BANK, LTD.
外部格付なし
1,907,142
142,167
5,725
233,900
642
606,303
1,028,898
4,644
15,951
―
―
3,945,378
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(単位:百万円)
平成25年度
現
金
及
び
自
行
預
金
平成26年度
64,022
金
137,938
―
―
券
15,000
10,000
式
27,081
38,249
託
―
―
適 格 金 融 資 産 担 保 合 計
106,104
186,187
適
格
適
債
格
適
格
株
投
適
資
格
信
保
自己資本の充実の状況等
信用リスク削減手法に関する事項(第12条第4項第4号)
証
583,448
522,594
適格クレジット・デリバティブ
―
30
適格保証、適格クレジット・デリバティブ合計
583,448
522,624
貸 出 金 と 自 行 預 金 の 相 殺
46,928
48,441
(注)信用リスク削減手法の効果が勘案された部分に限定しています。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(第12条第4項第5号)
イ 与信相当額の算出に用いる方式
平成25年度、平成26年度とも先渡、スワップ、オプションその他の派生商品取引及び長期決済期間取引の与信相当額はカレントエクス
ポージャー方式にて算出しています。 ロ グロス再構築コストの額(零を下回らないものに限る)の合計額
平成25年度511百万円、平成26年度2,554百万円
ハ 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額(派生商品取引にあっては、取引の区分ごとの与信相当額を含む)
(単位:百万円)
種類及び取引の区分
派
生
外
国
金
為
利
金
品
替
関
関
関
株
長
商
式
連
連
連
取
取
取
3,235
10,272
引
2,421
2,788
引
―
―
引
―
―
―
その他のコモディティ関連取引
―
―
クレジット・デリバティブ
―
―
引
13
13
計
5,669
13,075
済
期
取
引
―
決
連
平成26年度
引
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
期
関
平成25年度
取
与信相当額
間
取
合
(注)原契約期間が5営業日以内の外為関連取引の与信相当額は上記記載から除いています。
ニ ロに掲げる合計額及びグロスのアドオンの合計額からハに掲げる額を差し引いた額
平成25年度―百万円、平成26年度―百万円
ホ 担保の種類別の額
信用リスク削減手法に用いた担保の種類及び金額
(単位:百万円)
担保の種類
平成25年度
現金及び自行預金
—
平成26年度
―
金
—
―
適
格
債
券
—
―
適
格
株
式
—
―
適 格 投 資 信 託
—
―
適格金融資産担保合計
—
―
ディスクロージャー誌 2015 資料編 100
ヘ 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額
種類及び取引の区分
派
生
商
品
取
引
外 国 為 替 関 連 取 引
金
利
関
連
取
引
金
関
連
取
引
株
式
関
連
取
引
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
その他のコモディティ関連取引
クレジット・デリバティブ
長 期 決 済 期 間 取 引
合
計
平成25年度
与信相当額
3,235
2,421
―
―
―
―
―
13
5,669
(単位:百万円)
平成26年度
10,272
2,788
―
―
―
―
―
13
13,075
(注)原契約期間が5営業日以内の外為関連取引の与信相当額は上記記載から除いています。
ト 与信相当額算出の対象となるクレジット・デリバティブの想定元本額をクレジット・デリバティブの種類別、かつ、プロテクションの
購入又は提供の別に区分した額
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
チ 信用リスク削減手法の効果を勘案するために用いているクレジット・デリバティブの想定元本額
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第12条第4項第6号)
イ 当行グループがオリジネーターである証券化エクスポージャー
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
ロ 当行グループが投資家として保有する証券化エクスポージャーに関する事項
(1) 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
オン・バランス項目
原資産の種類
住 宅 ロ ー ン 債 権
ア パ ー ト ロ ー ン
オ ー ト ロ ー ン 債 権
消 費 者 ロ ー ン 債 権
割 賦 ・ カ ー ド 債 権
キ ャ ッ シ ン グ 債 権
リ
ー
ス
債
権
企業・組合向けローン債権
手
形
債
権
診 療 報 酬 債 権
調 剤 報 酬 債 権
介 護 報 酬 債 権
そ の 他 金 銭 債 権
不
動
産
そ
の
他
合
計
101 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(単位:百万円)
平成25年度
エクスポージャーの額
うち再証券化
8,507
269
463
―
4,676
―
―
―
158
―
1,300
―
411
―
98
―
648
―
104
―
799
―
104
―
―
―
―
―
1,259
―
18,531
269
平成26年度
エクスポージャーの額
うち再証券化
6,486
172
104
―
3,082
―
―
―
2,212
―
―
―
168
―
―
―
887
―
105
―
910
―
112
―
―
―
―
―
7,388
―
21,459
172
(単位:百万円)
原資産の種類
住 宅 ロ ー ン 債 権
ア パ ー ト ロ ー ン
オ ー ト ロ ー ン 債 権
消 費 者 ロ ー ン 債 権
割 賦 ・ カ ー ド 債 権
キ ャ ッ シ ン グ 債 権
リ
ー
ス
債
権
企業・組合向けローン債権
手
形
債
権
診 療 報 酬 債 権
調 剤 報 酬 債 権
介 護 報 酬 債 権
そ の 他 金 銭 債 権
不
動
産
そ
の
他
合
計
平成25年度
エクスポージャーの額
うち再証券化
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
7,940
―
7,940
―
平成26年度
エクスポージャーの額
うち再証券化
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
16,625
―
16,625
―
(2) 保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額
オン・バランス項目
リスク・ウェイト
合
0%
20%
40%
50%
100%
225%
350%
650%
1250%
計
オフ・バランス項目
リスク・ウェイト
合
0%
20%
40%
50%
100%
225%
350%
650%
1250%
計
(単位:百万円)
平成25年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
うち再証券化
うち再証券化
―
―
―
―
15,994
―
127
―
269
269
4
4
―
―
―
―
2,267
―
90
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
18,531
269
222
4
平成26年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
うち再証券化
うち再証券化
―
―
―
―
12,769
―
107
―
172
172
2
2
―
―
―
―
8,517
―
340
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
21,459
172
450
2
(単位:百万円)
平成25年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
うち再証券化
うち再証券化
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
7,940
―
377
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
7,940
―
377
―
平成26年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
うち再証券化
うち再証券化
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
2,403
―
48
―
14,221
―
628
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
16,625
―
676
―
ディスクロージャー誌 2015 資料編 102
自己資本の充実の状況等
オフ・バランス項目
(3) 自己資本比率告示第247条第1項の規定により1250%のリスク・ウェイトが適用されるエクスポージャーの額
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
(4) 保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
銀行勘定における出資等に関する事項(第12条第4項第8号)
イ 連結貸借対照表計上額、時価及び次に掲げる事項に係る連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成25年度
連結貸借対照表額
上 場 し て い る 出 資 等
計
時 価
2,927
130,768
償
却
損
却
益
額
時 価
176,225
2,982
130,768
ロ 出資等の売却及び償却に伴う損益の額
売
連結貸借対照表額
127,841
上記に該当しない出資等
合
平成26年度
179,208
179,208
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
1,814
1,393
額
78
―
売却及び償却に伴う損益額
1,736
1,393
ハ 連結貸借対照表で認識され、かつ、連結損益計算書で認識されない評価損益の額
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
78,537
120,352
ニ 連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額
平成25年度、平成26年度とも該当ありません。
銀行勘定における金利リスクに関して連結グループが内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は
経済的価値の増減額(第12条第4項第10号)
VaR(ヒストリカル・シミュレーション法、保有期間3カ月、観測期間3年、信頼区間99%)
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
円
貨
建
15,426
18,179
外
貨
建
2,931
6,871
子 会 社 保 有 債 券
―
―
18,357
25,050
合
計
103 THE HYAKUGO BANK, LTD.
報酬等に関する開示事項
取締役会
開催回数(平成26年4月~平成27年3月)
2回
制度を設計しております。具体的な役員報酬制度といたしまし
ては、取締役の報酬等の構成を、「確定金額報酬」、「業績連動
型報酬」、
「株式報酬型ストック・オプション」としております。
「確定金額報酬」は役員としての役割や責任等を勘案し、「業
績連動型報酬」は、当行の単年度の業績に応じて決定しており
ます。「株式報酬型ストック・オプション」は、中長期の企業
価値向上と株価上昇への意欲や士気高揚を期待し、一定の権利
行使期間を設定し、役員の職位に応じた新株予約権を付与して
おります。
また、監査役の報酬については、中立性及び独立性を高める
ため、「確定金額報酬」のみとし、株主総会で決議された報酬
限度額の範囲内で、社外監査役を含む監査役の協議により決定
しております。
3 当行の対象役職員の報酬等の体系とリスク管理の整合性なら
びに報酬等と業績の連動に関する事項
対象役員の報酬等の決定に当たっては、株主総会で役員全
体の報酬上限額が決議され、決定される仕組みになっており
ます。
また、対象従業員等の報酬等の決定に当たっては、当行の
財務状況等を勘案のうえ、予算措置を行う仕組みになってお
ります。
対象役職員の報酬等の決定における業績連動部分について
なお、当行は対象役職員の報酬等の額のうち業績連動部分
の占める割合は小さく、また、リスク管理に悪影響を及ぼす
可能性のある報酬体系は採用しておりません。
4 当行の対象役職員の報酬等の種類、支払総額及び支払方法に
関する事項
対象役員の報酬等の総額
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:百万円)
人数 報酬等 固定
変動
(人) の総額 報酬の 基本 株式報酬型 報酬の 基本 業績
総額 報酬 ストック
総額 報酬 連動型 賞与
報酬
オプション
取締役 15
498
368 340
28
130
―
90
40
監査役 6
61
61
―
―
―
―
―
―
区分
(注)1.上記には、平成26年6月20日をもって退任した取締役1名および監査役1名に対する報酬
等が含まれております。
2.上記には、使用人兼務役員に対する使用人給与、使用人賞与が含まれております。
3.株式報酬型ストック・オプションの権利行使時期は以下のとおりであります。
なお、当該ストック・オプション契約では、行使期間中であっても権利行使は役職員の
退職時まで繰延べることとしております。
株式会社 百五銀行
第4回 新株予約権
行使期間
平成26年8月 1 日から
平成56年7月31日まで
5 当行の対象役職員の報酬等の体系に関し、その他参考となる
べき事項
特段、前項までに掲げたもののほか、該当する事項はござ
いません。
(注)報酬等の総額については、報酬委員会等の職務執行に係る対価に相当する部分のみを切り離して
算出することができないため、報酬等の総額は記載しておりません。
2 当行の対象役職員の報酬等の体系の設計及び運用の適切性の
評価に関する事項
(1)報酬等に関する方針について
①「対象役員」の報酬等に関する方針
当行は、中長期的な企業価値の向上という観点から役員報酬
ディスクロージャー誌 2015 資料編 104
報酬等に関する開示事項
1 当行の対象役職員の報酬等に関する組織体制の整備状況に関
する事項
(1)「対象役職員」の範囲
開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象役員」及
び「対象従業員等」
(合わせて「対象役職員」)の範囲については、
以下のとおりであります。
①「対象役員」の範囲
対象役員は、当行の取締役及び監査役であります。
②「対象従業員等」の範囲
当行では、従業員ならびに主要な連結子法人等の役職員のう
ち、「高額の報酬等を受ける者」で当行及びその主要な連結子
法人等の業務の運営または財産の状況に重要な影響を与える者
等を「対象従業員等」として、開示の対象としております。な
お、従業員ならびに主要な連結子法人等の役職員で、対象従業
員等に該当する者はおりません。
(ア)「主要な連結子法人等」の範囲
主要な連結子法人等とは、銀行持株会社または銀行の連結
総資産に対する当該子法人等の総資産の割合が2%を超える
もの及びグループ経営に重要な影響を与える連結子法人等で
あり、当行においては該当ありません。
(イ)「高額の報酬等を受ける者」の範囲
「高額の報酬等を受ける者」とは、当行の有価証券報告書
記載の「役員区分ごとの報酬の総額」を同記載の「対象とな
る役員の員数」により除すことで算出される「対象役員の平
均報酬額」以上の報酬等を受ける者を指します。
なお、退職一時金につきましては、報酬等の金額から退職
一時金の全額を一旦控除したものに「退職一時金を在職年数
で除した金額」を足し戻した金額をもって、その者の報酬等
の金額とみなし、「高額の報酬等を受ける者」の判断を行っ
ております。
(ウ)「グループの業務の運営又は財産の状況に重要な影響を
与えるもの」の範囲
「グループの業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与
えるもの」とは、その者が通常行う取引や管理する事項が、
当行、当行グループ、主要な連結子法人等の業務の運営に相
当程度の影響を与え、または取引等に損失が発生することに
より財産の状況に重要な影響を与える者であります。当行に
おいては該当ありません。
(2)対象役職員の報酬等の決定について
対象役員の報酬等の決定について
当行では、株主総会において役員報酬の総額(上限額)を
決定しております。株主総会で決議された取締役の報酬の個
人別の配分については、取締役会に一任されております。ま
た、監査役の報酬の個人別の配分については、監査役の協議
に一任されております。
(3)報酬委員会等の構成員に対して払われた報酬等の総額及び
報酬委員会等の会議の開催回数
自己資本の充実の状況等
以下の開示項目は、銀行法施行規則第19条の2第1項第6号(単体)及び第19条の3第4号(連結)の規定に基づき作成しています。
なお、本項目は平成24年3月29日 金融庁告示第21号に基づいており、当行が該当する項目のみを記載しています。
開示項目一覧
■単
体情報(銀行法施行規則第19条の2第1項に
基づく開示事項)
銀行の概況及び組織に関する事項
4
1.
2.
3.
4.
5.
経営の組織… …………………………………………………… 4
持株数の多い順に十以上の株主に関する事項… ………… 60
取締役及び監査役の氏名及び役職名… ……………………… 3
会計監査人の氏名又は名称… ……………………………… 41
営業所の名称及び所在地… …………………………… 22~23
銀行の主要な業務の内容
銀行の主要な業務の内容………………………………………… 14
銀行の主要な業務に関する事項
1. 直近の事業年度における事業の概況… …………………… 27
2. 直近の5事業年度における主要な業務の状況を示す指標…… 27
3. 直近の2事業年度における業務の状況を示す指標
(1)主要な業務の状況を示す指標
① 業務粗利益及び業務粗利益率… ………………………… 44
② 資金運用収支、役務取引等収支、特定取引収支及び
その他業務収支… ………………………………………… 44
③ 資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、
利回り及び資金利鞘… ……………………………… 45、48
④ 受取利息及び支払利息の増減… …………………… 46~47
⑤ 総資産経常利益率及び資本経常利益率… ……………… 48
⑥ 総資産当期純利益率及び資本当期純利益率… ………… 48
(2)預金に関する指標
① 流動性預金、定期性預金、譲渡性預金、
その他の預金の平均残高… ……………………………… 53
② 固定金利定期預金、変動金利定期預金及び
その他の区分ごとの定期預金の残存期間別の残高… … 54
(3)貸出金等に関する指標
① 手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の
平均残高… ………………………………………………… 54
② 固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の
残存期間別の残高… ……………………………………… 55
③ 担保の種類別の貸出金残高及び支払承諾見返額… …… 56
④ 使途別の貸出金残高… …………………………………… 55
⑤ 業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合…… 55
⑥ 中小企業等に対する貸出金残高及び貸出金の
総額に占める割合… ……………………………………… 56
⑦ 特定海外債権残高の5%以上を占める国別の残高… … 56
⑧ 預貸率の期末値及び期中平均値… ……………………… 48
(4)有価証券に関する指標
① 商品有価証券の種類別の平均残高… …………………… 59
② 有価証券の種類別の残存期間別の残高… ……………… 59
③ 有価証券の種類別の平均残高… ………………………… 58
④ 預証率の期末値及び期中平均値… ……………………… 48
銀行の業務の運営に関する事項
1.
2.
3.
4.
リスク管理の体制… ……………………………………… 8~9
法令遵守の体制… ……………………………………………… 7
中小企業の経営改善及び地域活性化のための取組み状況…… 12~13
金融ADR制度への対応… ……………………………………… 7
銀行の直近の2事業年度における財産の状況に関する事項
1. 貸借対照表、損益計算書及び
株主資本等変動計算書… ……………………………… 39~41
2. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権… ……………………………………………… 57
② 延滞債権… ………………………………………………… 57
③ 3カ月以上延滞債権… …………………………………… 57
④ 貸出条件緩和債権… ……………………………………… 57
3. 自己資本の充実の状況… ……………………………… 62~81
105 THE HYAKUGO BANK, LTD.
4. 次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、
時価及び評価損益
①有価証券… …………………………………………… 49~50
②金銭の信託… ……………………………………………… 50
③デリバティブ取引… ………………………………… 51~52
5. 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額… ……………… 57
6. 貸出金償却の額… …………………………………………… 56
7. 会社法第396条第1項による会計監査人の監査を
受けている旨… ……………………………………………… 41
8.銀行が貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書に
ついて金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき監
査法人の監査証明を受けている旨… ……………………… 41
報酬等に関する事項
報酬等に関する開示事項………………………………………… 104
■連
結情報(銀行法施行規則第19条の3に基づく
開示事項)
銀行及びその子会社等の概況に関する事項
1. 銀行及びその子会社等の主要な事業の内容及び
組織の構成… …………………………………………………… 5
2. 銀行の子会社等に関する事項… ……………………………… 5
銀行及びその子会社等の主要な業務に関する事項
1. 直近の事業年度における事業の概況… …………………… 26
2. 直近の5連結会計年度における主要な業務の
状況を示す指標… …………………………………………… 26
銀行及びその子会社等の直近の2連結会計年度における
財産の状況に関する事項
1. 連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結包括利益計算書、
連結株主資本等変動計算書… ………………………… 28~29
2. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権… ……………………………………………… 35
② 延滞債権… ………………………………………………… 35
③ 3カ月以上延滞債権… …………………………………… 35
④ 貸出条件緩和債権… ……………………………………… 35
3. 自己資本の充実の状況… …………………………… 82~103
4. セグメント情報… ……………………………………… 35~37
5. 会社法第396条第1項による会計監査人の
監査を受けている旨… ……………………………………… 30
6.銀行が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本等
変動計算書について金融商品取引法第193条の2第1項の規
定に基づき監査法人の監査証明を受けている旨… ……… 30
報酬等に関する事項
報酬等に関する開示事項………………………………………… 104
■金
融機能の再生のための緊急措置に関する法律
(第7条)
資産査定の公表���������������� 35、57
■ 銀 行法施行規則第19条の2第1項第5号二等の規
定に基づき、自己資本の充実の状況等について金
融庁長官が別に定める事項(金融庁告示第7号)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
自己資本の構成に関する開示事項(単体)…………… 62~63
定性的な開示事項(単体)……………………………… 64~71
定量的な開示事項(単体)……………………………… 72~81
自己資本の構成に関する開示事項(連結)…………… 82~83
定性的な開示事項(連結)……………………………… 84~93
定量的な開示事項(連結)…………………………… 94~103
開示項目一覧
当行の概要(平成27年3月31日現在)
称 株式会社 百五銀行
総
創
立 明治11(1878)年11月19日
預 金 残 高 4兆4,144億円
資
産 5兆3,007億円
貸 出 金 残 高 2兆8,180億円
代
単体自己資本比率 10.28%(国内基準)
表
者 取締役頭取 伊藤 歳恭
(平成27年4月1日就任)
資
本
舗
格
本支店 85.
出張所 27
環 境 に 関 す る ISO14001
国 際 規 格 (本店ビル、事務センター、
情報センター)
支 店 19
和歌山県 支 店 1
その他
け A(スタンダード&プアーズ)
A+(格付投資情報センター)
支 店 2
(東京都、大阪府)
海外拠点
3
(シンガポール、上海、バンコク)
店 舗 外ATM 192か所
コ ン ビ ニATM 32,462か所
(イーネット・セブン銀行)
企業理念
百五銀行の使命
百五銀行の経営
私たちの行動
信用を大切にする
公明正大で
良識ある社会人として
社会をささえます。
責任ある経営をします。
誠実に行動します。
1.
2.
3.
4.
経営の組織… …………………………………………………
持株数の多い順に十以上の株主に関する事項… …………
取締役及び監査役の氏名及び役職名… ……………………
営業所の名称及び所在地… ……………………………
~
銀行の主要な業務の内容
銀行の主要な業務の内容…………………………………………
銀行の主要な業務に関する事項
1. 直近の事業年度における事業の概況… ………………………
2. 直近の5事業年度における主要な業務の状況を示す指標………
3. 直近の2事業年度における業務の状況を示す指標
(1)主要な業務の状況を示す指標
① 業務粗利益及び業務粗利益率… …………………………
② 資金運用収支、役務取引等収支、特定取引収支及び
その他業務収支… …………………………………………
③ 資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、
利回り及び資金利鞘… ………………………………
、
④ 受取利息及び支払利息の増減… ……………………
~
⑤ 総資産経常利益率及び資本経常利益率… ………………
⑥ 総資産当期純利益率及び資本当期純利益率… …………
(2)預金に関する指標
① 流動性預金、定期性預金、譲渡性預金、
その他の預金の平均残高… ………………………………
② 固定金利定期預金、変動金利定期預金及び
その他の区分ごとの定期預金の残存期間別の残高… …
(3)貸出金等に関する指標
① 手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の
平均残高… …………………………………………………
② 固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の
残存期間別の残高… ………………………………………
③ 担保の種類別の貸出金残高及び支払承諾見返額… ……
④ 使途別の貸出金残高… ……………………………………
⑤ 業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合……
⑥ 中小企業等に対する貸出金残高及び貸出金の
総額に占める割合… ………………………………………
⑦ 特定海外債権残高の5%以上を占める国別の残高… …
⑧ 預貸率の期末値及び期中平均値… ………………………
(4)有価証券に関する指標
① 商品有価証券の種類別の平均残高… ……………………
② 有価証券の種類別の残存期間別の残高… ………………
③ 有価証券の種類別の平均残高… …………………………
④ 預証率の期末値及び期中平均値… ………………………
銀行の業務の運営に関する事項
1.
2.
3.
4.
リスク管理の体制… …………………………………………
法令遵守の体制… ……………………………………………
中小企業の経営改善及び地域活性化のための取組み状況……
金融ADR制度への対応… ……………………………………
銀行の直近の2事業年度における財産の状況に関する事項
1. 貸借対照表、損益計算書及び
株主資本等変動計算書… ………………………………
~
2. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権… ………………………………………………
② 延滞債権… …………………………………………………
③ 3カ月以上延滞債権… ……………………………………
④ 貸出条件緩和債権… ………………………………………
1
THE HYAKUGO BANK, LTD.
報酬等に関する事項
報酬等に関する開示事項…………………………………………
■連
結情報(銀行法施行規則第19条の3に基づく
開示事項)
銀行及びその子会社等の概況に関する事項
開示項目一覧
愛知県
付
発 行 済 株 式 数 254,119千株
数 134か店、海外駐在員事務所3拠点
内 訳 三重県
4
連結自己資本比率 10.67%(国内基準)
金 200億円
従 業 員 数 2,486名
店
1. 銀行及びその子会社等の主要な事業の内容及び
組織の構成… …………………………………………………
2. 銀行の子会社等に関する事項… ……………………………
銀行及びその子会社等の主要な業務に関する事項
1. 直近の事業年度における事業の概況… ………………………
2. 直近の5連結会計年度における主要な業務の
状況を示す指標… ………………………………………………
銀行及びその子会社等の直近の2連結会計年度における
財産の状況に関する事項
1. 連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結包括利益計算書、
連結株主資本等変動計算書… ……………………………
~
2. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権… ………………………………………………
② 延滞債権… …………………………………………………
③ 3カ月以上延滞債権… ……………………………………
④ 貸出条件緩和債権… ………………………………………
3. 自己資本の充実の状況… ………………………………
~
4. セグメント情報… ………………………………………
~
5. 会社法第396条第1項による会計監査人の
監査を受けている旨… …………………………………………
6.銀行が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本等
変動計算書について金融商品取引法第193条の2第1項の規
定に基づき監査法人の監査証明を受けている旨… …………
報酬等に関する事項
報酬等に関する開示事項…………………………………………
■金
融機能の再生のための緊急措置に関する法律
(第7条)
資産査定の公表����������������
、
■ 銀 行法施行規則第19条の2第1項第5号二等の規
定に基づき、自己資本の充実の状況等について金
融庁長官が別に定める事項(金融庁告示第15号)
1.
2.
3.
4.
定性的な開示事項(単体)………………………………
定量的な開示事項(単体)………………………………
定性的な開示事項(連結)………………………………
定量的な開示事項(連結)………………………………
~
~
~
~
ディスクロージャー誌 2013
報酬等に関する開示事項
本 店 所 在 地 三重県津市岩田21番27号
銀行の概況及び組織に関する事項
3. 自己資本の充実の状況… ………………………………
~
4. 次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、
時価及び評価損益
①有価証券… ……………………………………………
~
②金銭の信託… ………………………………………………
③デリバティブ取引… …………………………………
~
5. 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額… ………………
6. 貸出金償却の額… ……………………………………………
7. 会社法第396条第1項による会計監査人の監査を
受けている旨… ………………………………………………
8.銀行が貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書に
ついて金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき監
査法人の監査証明を受けている旨… ………………………
資料編
名
■単
体情報(銀行法施行規則第19条の2第1項に
基づく開示事項)
92
資料編
Hyakugo Report 2015 (資料編)
2015
平成27年3月期ディスクロージャー誌
(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
CONTENTS
中期経営計画................................................. 2
リスク管理債権(連結)......................... 35
役員................................................................. 3
セグメント情報等................................... 35
組織................................................................. 4
時価情報(連結)..................................... 37
子会社等......................................................... 5
単体情報
コーポレート・ガバナンス........................... 6
貸借対照表.............................................. 39
コンプライアンス......................................... 7
損益計算書.............................................. 40
リスク管理..................................................... 8
株主資本等変動計算書........................... 41
金融円滑化.................................................. 10
注記事項.................................................. 42
中小企業の経営改善及び地域の
活性化のための取組み.............................. 12
損益.......................................................... 44
主要な業務の内容...................................... 14
時価情報.................................................. 49
商品・サービス一覧................................... 15
各種手数料等.............................................. 21
店舗一覧...................................................... 22
現金自動設備(ATM)一覧....................... 24
FRONTIER BANKING に込めた意味
平成26年度の業績について..................... 26
当行の創立125周年を機に、新しいコーポレートステートメントとして定めた
「FRONTIER BANKING」
は、
“最先端の銀行業務を切り拓く”
ことを意味します。
当行が将来にわたって社会的に価値ある存在であるために、最先端のビジネス
マインドによってお客さまのご期待にお応えすることができる、創造力あふれる銀行で
ありたいという決意を表明した“企業の宣言”です。
連結情報
連結貸借対照表....................................... 28
連結損益計算書及び
連結包括利益計算書............................... 28
連結株主資本等変動計算書................... 29
連結キャッシュ・フロー計算書............ 30
編集/株式会社 百五銀行 経営企画部
注記事項.................................................. 31
三重県津市岩田21番27号 電話059-227-2151
平成27年7月発行
http://www.hyakugo.co.jp/
本冊子は、
銀行法第21条に基づいて作成したディスクロ−ジャ−資料
(業務及び財産の状況に関する説明書類)
であり、財務データ、
自己
資本の充実の状況等について記載しています。
33634
経営効率.................................................. 48
デリバティブ取引.................................. 51
オフバランス取引.................................. 52
預金.......................................................... 53.
貸出金等.................................................. 54
証券.......................................................... 58
為替.......................................................... 60
資本金・株式........................................... 60
従業員等.................................................. 61
自己資本の充実の状況等........................... 62
報酬等に関する開示事項.........................104
開示項目一覧............................................105