微生物を見てみよう (ファイル名:627_1 サイズ:511.15 KB)

微生物を見てみよう
≪原生動物の仲間たち≫
−負荷の状態が低い時に発生しやすい微生物−
(活性汚泥中の微生物に対して入ってくる汚水がそれほど汚れていない時)
(アルケラ)
【分 類】肉質虫類 アルケラ目 アルケラ科
【大きさ】長さ0.03∼0.25mm 高さ0.025∼0.08mm
【特 徴】アメーバの仲間で丸い殻をもっている。食べ物は0.001mmぐらいの細菌
などを食べている。
(スピロストムム)
【分 類】繊毛虫類 異毛目 スピロストムム科
【大きさ】長さ0.4∼0.5mm 幅0.02∼0.05mm
【特 徴】すいすい泳いで移動する。かなり大きな部類なので簡単に見つけられる。
(アキネタ)
【分 類】繊毛虫類 吸管虫目 アキネタ科
【大きさ】長さ0.055∼0.06mm 【特 徴】吸管以外は動かない。小さい原生動物を吸管で捕まえる。
−負荷の状態が標準の時に発生しやすい微生物−
(活性汚泥中の微生物に対して入ってくる汚水の汚れが釣り合いのとれている時)
(ボルティケラ)
【分 類】繊毛虫類 縁毛目 ボルティケラ科
【大きさ】長さ0.025∼0.05mm 【特 徴】お寺の釣鐘に似ているので、ツリガネムシとよばれている。いつも一匹でいる。
伸縮運動をする。
(エピスティリス)
【分 類】繊毛虫類 縁毛目 エピスティリス科
【大きさ】長さ0.025∼0.05mm 【特 徴】ツリガネムシに似ている。虫全体としては動くことはほとんどない。
(オペルクラリア)
【分 類】繊毛虫類 縁毛目 エピスティリス科
【大きさ】長さ0.15∼0.4mm 【特 徴】柄は分岐し、郡体を作る。郡体の細胞が多いほど処理水はきれいな事が多い。
−負荷の状態が高い時に発生しやすい微生物−
(活性汚泥中の微生物に対して入ってくる汚水の汚れが高いとき)
(リトノツス)
【分 類】繊毛虫類 側口目 アンフィレプツス科
【大きさ】長さ0.08∼0.1mm 【特 徴】全体に短い毛があり、前後にすべるように移動する。
(ブレファリスマ)
【分 類】繊毛虫類 異毛目 ブレファリスマ科
【大きさ】長さ0.15∼0.3mm 【特 徴】体は薄いピンク色である。毛を動かしながら、ゆっくり移動する。
≪後生動物の仲間たち≫
(ロタリア)
【分 類】袋形動物 輪虫類 ヒルガタワムシ目 ヒルガタワムシ科
【大きさ】長さ0.3∼0.5mm 【特 徴】伸びちぢみしながら移動する。小さな細菌類を食べる。
(カエトノッス)
【分 類】袋形動物 腹毛類 毛遊目 イタチムシ科
【大きさ】長さ0.2∼0.5mm 【特 徴】滑るように遊泳し、速度も速い。
(レパデラ)
【分 類】袋形動物 輪虫類 遊泳目 ハオリワムシ科
【大きさ】長さ0.2∼0.3mm 【特 徴】卵円形のものが多い。遊泳することは少ない。
いろいろな疑問や質問を受け付けています!
―お問い合わせ―
都市整備部 下水道室 東宇治浄化センター
TEL 0774−39−9306
E−Mail higashiujijouka@city.uji.kyoto.jp