学校だより(H26.1.29)

学校だより
第12号
輝く瞳をもつ子ども
平成26年1月29日発行
郡家東小学校
http://www.torikyo.ed.jp/kogee-e/
学而不厭
きさらぎ
2月は如月。寒さがまだまだ厳しいので「さらに衣を着る」という意味が
あるそうです。しかし、暦の「立春」の文字や教室に注ぐ窓辺の日ざしから、
そこはかとなく春の到来を感じます。
本年度も残り2ヶ月となりました。中学校への進学や上学年への進級を前
にして、今までの学習を振り返り、不十分なところを補うように指導の充実
に努めたいと思います。
さて、今月号のタイトル「学而不厭」は、日本で最初にノーベル賞を受賞
した 湯 川 秀樹博士が好んで使った言葉です。博士はこれについて、「学んでも
学んでも決して飽きることなく、それは私にとっての日常である」という意
し いわ
もく
これ
しる
まな
いと
ひと
おし
で、『 論 語』の中の一節「子曰く、黙して之を識し、学びて厭わず、人を誨え
う
なに
われ
あ
て倦 ま ず 。何か我に有らんや。」から引用したと述べています。郡家東小が目
指す子どもの学びはまさにこのような姿であり、そのためには私たち教師が
日々学び続けなければならないと意を強くしているところです。
2月は1年で日数の最も少ない月です。また、寒さと暖かさが繰り返す月
です。健康に注意しながら、一日一日を大切に過ごしたいものです。
梅一輪一輪ほどの暖かさ
嵐雪
2月の行事予定
1
土
3
4
月
火
5
7
8
10
水
金
土
月
11
12
13
火
水
木
14
金
参観日、学年懇談、弁当
下校 15:00、
振替休業日
安全点検、全校集会、
地区学習会
3年校外学習(県立博物館)
放課後学習クラブ(5・6年)
輝く東っ子デー
中学校の先生による授業(6年)
代表委員会
建国記念の日
スキー教室(5・6年)
スキー教室(5・6年)
全校俳句
放課後学習クラブ(5・6年)
17
18
月
火
防災訓練、クラブ
輝く東っ子デー
貯金日、中学校体験入学(6年)
下校 1年 15:15 2~6年 16:15
学校保健委員会、地区学習会
21 金 卒業写真、学校評議員会
放課後学習クラブ(5・6年)
24 月 委員会、新入児学用品販売
25 火 地区学習会閉校式
28 金 輝く東っ子デー
放課後学習クラブ(5・6年)
3月の主な行事
4日(火) 6年生を送る会
6日(木)・7日(金) 個別教育懇談会
19日(水) 第33回卒業証書授与式
24日(月) 修了式、離任式
2/1(土)
○授業参観
参観日・学年懇談
13:55~14:40
○学年懇談
15:00~16:00
本年度最後の授業参観および学年(学級)懇談会を行
います。授業は、1年間のお子さんの成長を確認して
いただくよい機会になると思われます。また、担任は
授業改善の成果を分かりやすくご覧いただけように努
めます。学年懇談も本年度の成果や進学・進級につい
て話し合われることと思います。
多数のご参加をお待ちしています。
衛生・健康管理をしっかりと
全国各地でインフルエンザやノロウイルスが猛威をふるっています。学校では手洗い・
うがいの指導を行い、子どもが意識して自分の衛生・健康の管理をするようにはたらきか
けています。ご家庭でも手洗い・うがいの徹底をお願いします。
また、手洗いの後に、ハンカチがなくて手を拭いていない
子どもがいます。毎日新しいハンカチを持って学校に行って
いるか、今一度ご確認をお願いします。
忘れ物に注意!!
教科書やノートなどの忘れ物が目立ちます。忘れ物をしたときは隣の人に見せてもらっ
ていますが、やはりその時間は自分の力になっていないようです。夜の準備、朝の点検を
行って忘れ物をなくしてほしいと思います。また、学習に必要のない物は持ってこないよ
うにさせてください。
初瀬先生の「ドイツの冬」体験談
冬が終わりを告げるこの時期のドイツでは、
「ファッシング」と呼ばれるカーニバル(謝
肉祭)が行われます。カトリック教徒は、キリストが復活するイースターまでの間は肉
を断ち、慎ましい生活に入るのですが、その前におなかいっぱいごちそうを食べ、歌っ
て踊ろうというお祝いだったそうです。今ではあちらこちらで仮装行列が行われたり、
春の到来を楽しもうとお祭りが行われたりしています。
私が勤務していたハンブルグ日本人学校でも、毎年学
校行事で「ファッシング」をします。教員も子どもも保
護者も仮装をして登校し、そのままの格好で一日を過ご
します。職員室に、ルパン三世・魔女・ペンギン・忍者
などがいるのです。もちろん通常通り、職員会議も授業
も行います。その日は家を出てから帰るまで、何人もの
ド イ ツ 人 に「 楽 し ん で ね 。」 と 声 をか け ら れ ま し た 。 生活 を 楽 し む 文 化 が ド イ ツ に は あ
るのだなあと感じながら、楽しんだ行事の一つです。